JP2014048565A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数人の同時観察が可能な画像表示装置において、観察者の要望に応じた画像表示が可能な画像表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像表示装置1は、複数の領域に分割可能な画像表示部20と、前記画像表示部20を観察する観察者の数及び位置を検出する検出部40,51bと、前記検出部40,51bによって検出された観察者の数及び位置に対応させて前記画像表示部20,20Aを複数の領域に分割する領域分割部51cと、前記分割された領域ごとに画像を表示する表示制御部51aと、前記分割された領域のうちの第1の領域に対応していた第1観察者が、前記検出部40,51bにより所定時間検出されなくなった場合、前記第1の領域においてスクリーンセーバを起動させる第1制御を行なうスクリーンセーバ制御部51dと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像表示装置に関するものである。
デジタル画像等を表示する画像表示装置として、半球状の全周囲型の表示装置が知られている。このような半球状の表示装置として、観察者の位置に応じて画像を表示し、観察者の人数に応じた分割領域ごとに画像を表示するものがある。
一方、コンピュータ等の表示装置においては、観察者が離席した場合に、画面の焼き付き防止やセキュリティ上の観点から、スクリーンセーバと呼ばれるプログラムが自動的に起動できるようになっている。しかし、従来のスクリーンセーバは一画面の適用が前提となっている。
また、複数に分割された個別領域について電力消費を抑制するように制御する技術も開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−117152号公報
しかし、この個別領域についての電力消費抑制に関する従来技術は、制御領域が固定されている。このため、全周囲表示装置のように利用者の位置が不特定となる場合には対応できない。
本発明の課題は、複数人の同時観察が可能な画像表示装置において、観察者の要望に応じた画像表示が可能な画像表示装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、複数の領域に分割可能な画像表示部(20,20A)と、前記画像表示部(20,20A)を観察する観察者の数及び位置を検出する検出部(40,51b)と、前記検出部(40,51b)によって検出された観察者の数及び位置に対応させて前記画像表示部(20,20A)を複数の領域に分割する領域分割部(51c)と、前記分割領域ごとに画像を表示する表示制御部(51a)と、前記分割された領域のうちの第1の領域に対応していた第1観察者が、前記検出部(40,51b)により所定時間検出されなくなった場合、前記第1の領域においてスクリーンセーバを起動させる第1制御を行なうスクリーンセーバ制御部(51d)と、を備えることを特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置(1)であって、前記スクリーンセーバ制御部(51d)は、前記スクリーンセーバの起動後の時間を計時する計時部(51e)を有し、前記領域分割部(51c)は、前記スクリーンセーバの起動後の時間が一定時間を超えても前記第1観察者が検出されない場合、前記検出部(40,51b)により現在検出されている観察者の数及び位置に対応させて前記領域の分割を再度行なうこと、を特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示装置(1)であって、前記検出部(40,51b)が、前記スクリーンセーバの起動中に、前記第1の領域に対応して第2観察者を検出し、且つ、前記第2観察者と前記第1観察者とが異なると判断した場合、前記スクリーンセーバ制御部(51d)は、前記スクリーンセーバを停止させ、前記表示制御部(51a)は、前記第1の領域に前記第2観察者に対応させた画像を表示すること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像表示装置(1)であって、前記スクリーンセーバを起動させるか否かを観察者ごとに選択可能な選択部(101)を備えること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像表示装置(1)であって、前記画像表示部(20,20A)は、球面又は平面であること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
本発明によると、複数人の同時観察が可能な画像表示装置において、観察者の要望に応じた画像表示が可能な画像表示装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態である画像表示装置の外観斜視図である。 画像表示装置の概念的な縦断面図である。 画像表示装置の機能ブロック構成図である。 画像投影部における表示素子およびバックライトの説明図である。 画像撮影部で撮影された画像の例である。 スクリーンに表示された画像を示したものであり、(a)は、人物が一人観察している場合、(b)は、人物が二人観察している場合、(c)は、人物が三人観察している場合である。 第2実施形態を説明する図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の画像表示装置1の外観斜視図である。図2は、画像表示装置1の概念的な縦断面図である。図3は、画像表示装置1の機能ブロック構成図である。
画像表示装置1は、半球状のスクリーン20の周方向全周(周囲360°)に画像を表示可能な表示装置である。
図1から図3に示すように、画像表示装置1は、直方体状の中空部材である基部筐体1Aに、表示部10と、画像撮影部40と、制御装置50と、を備えて構成されている。
表示部10は、スクリーン20と、画像投影部30と、を備えている。
スクリーン20は、所定厚さの透明素材(アクリル等の樹脂やガラス)によって中空半球面体のドーム状に形成され、その内周面に、内部から照射される画像光を乱反射するスクリーン層(図示せず)を備えている。
また、スクリーンの外周面には、タッチパネル21(図3参照、図1および2には示さず)も設けられている。
タッチパネル21は、観察者がスクリーン20の表面を指で接触することによって、画像表示装置1を操作するための操作信号を出力する。タッチパネル21は、後述する画像投影部30による画像の投影範囲(スクリーン20の表示領域)上に格子状に区切られた微細な入力領域を有しており、観察者がこのタッチパネル21上を指やタッチペンで接触(タッチ操作、なぞり操作)すると接触位置にある入力領域がオンされる。
タッチパネル21は、オンされた入力領域のタッチパネル21上における位置を特定する情報、たとえば座標値をタッチパネル21の操作信号として後述する制御回路51へ出力する。
画像投影部30は、投影レンズ31と、表示素子32と、バックライト33と、投影駆動部34とが一体に構成され、基部筐体1Aの内部の、スクリーン20の半球面体の中心軸上付近に配置されている。
投影レンズ31は、たとえば投影角がほぼ180°の魚眼レンズであり、後述する表示素子32が生成した光像をスクリーン20の内壁面に向けて投影する。
表示素子32は、たとえば透過型の液晶パネル等により構成され、投影駆動部34からの駆動信号によって駆動されて、画素ごとの液晶層の光の透過率を変化させた画像を形成する。
図4は画像投影部における表示素子およびバックライトの説明図である。バックライト33は、図4に示すように、基板33b上に複数のLED33aを全体として均一な発光量の面光源となるように二次元に配列して構成されている。
バックライト33は、表示素子32の背面側に、表示素子32に照射光を照射するように隣接して配設されている。そして、バックライト33は、制御装置50における制御回路51からの制御信号に応じて投影駆動部34により供給される電流に応じた明るさで、表示素子32を照明する。
投影駆動部34は、後述する制御回路51からの制御信号に応じて、表示素子32を制御駆動(画像処理部51aにより生成された投影画像データに応じて表示素子32の駆動信号を生成)する。また、投影駆動部34は、制御回路51からの制御信号に応じてバックライト33を制御駆動する。
上記構成の画像投影部30は、制御回路51からの情報に基づいて投影駆動部34によって制御駆動され、バックライト33の照明光を表示素子32が画像信号に応じて変調して光像を生成し、その光像を投影レンズ31がスクリーン20の内壁面の略全域(後述する画像撮影部40におけるPALレンズ41部分を除いて)に投影する。
そして、上記スクリーン20と画像投影部30とから成る表示部10は、画像投影部30から投影された光像を、スクリーン20が、内周面のスクリーン層で画像投影部30から投影された光像を外部から観察可能な画像として表示する。
画像撮影部40は、画像表示装置1の外部を全方位(水平方向に360度)撮影可能な光学系、たとえばPAL(Panoramic Annual Lens)を備える小型カメラであり、スクリーン20の半球面体の頂部に設けられている。
画像撮影部40は、PALレンズ41と、撮影レンズ42と、撮像素子43とを備えている。
PALレンズ41は、たる型の透明体からなり、一点鎖線で示す軸線Zのまわりに凸形状に形成された外周面41aと、上端面41bと下端面41cとを有している。上端面41bは凹状の湾曲面で、透明体内を通過してこの到達する光に対しては凸形状の反射面として作用する。下端面41cは軸線Zと垂直な平面で、透明体内を通過してこの面に到達する光に対してレンズ面(屈折面)として作用する。
外周面41aは軸線Zと垂直な平面によって、上方外周面41rと下方外周面41mとに分割され、上方外周面41rは周囲の3次元像が入射する面でレンズ面(屈折面)として作用し、下方外周面41mは上方外周面41rから入射し透明体内を通過してこの面に到達する光に対して凹面状の反射面として作用する。
上記構成のPALレンズ41では、その周囲の360度の円筒空間Pの3次元像は、上方外周面41rのなす空間角の幅で取り込まれる。上方外周面41rを通ってPALレンズ41内に入射した光は、対向する下方外周面41mで反射して、次に上端面41bで反射して、下端面41cより射出される。このとき、下端面41cから射出された光束はPALレンズ41内に虚像を結ぶ。
撮影レンズ42は、たとえばリレーレンズにより構成され、後述するようにPALレンズ41により虚像を結んだ画像表示装置1の周囲の360度方向からの光束を正立像として撮像素子43に結像させる。
撮像素子43は、たとえばCCDやCMOS等により構成され、PALレンズ41および撮影レンズ42を介して撮像面に結像した像を撮像して、画像信号をケーブル60を介して後述する制御装置50に出力する。
また、上記画像撮影部40は、画像投影部30からスクリーン20へ画像投影を極力妨げないように小型に構成されている。
制御装置50は、図3に示すように、制御回路51と、画像メモリ52と、外部インタフェース53と、カードインタフェース54と有している。
制御回路51は、図示しないCPU、ROM、RAMなどを有し、制御プログラムに基づいて、画像表示装置1の各構成要素を制御したり、各種のデータ処理を実行する演算回路である。制御プログラムは、制御回路51内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。制御回路51は、画像撮影部40および表示部10(画像投影部30)の駆動を制御する。
制御回路51は、画像処理部51aと、人物検出部51bと、領域分割部51cと、スクリーンセーバ制御部51dと、を機能的に備える。
画像処理部51aは、画像撮影部40から入力した画像信号に対して種々の画像処理を行なう。また、画像処理部51aは、画像メモリ52に記録されている画像データに基づいて、表示部10による表示画像データ(画像投影部30によりスクリーン20に画像を投影するための投影画像データ)を生成する。
人物検出部51bは、公知の顔検出処理等により、画像表示装置1の外部周辺の人物(観察者)の人数及び位置等を検出する。
領域分割部51cは、人物検出部51bの検出結果に基づいて、スクリーン20の領域を分割する。
スクリーンセーバ制御部51dは、計時部51eを有し、人物検出部51bにより人物が所定時間検出されない場合、スクリーンを黒くしたり、簡単なアニメーションを表示したりするスクリーンセーバ制御を行なう。スクリーンセーバ制御は、画面に表示されている文字などや、その画像が画面に焼きつくのを防止するためのものであり、また、画像表示装置1の使用者が席を離れる際、画像表示装置1を他人に利用されるのを防止する機能も有する。
なお、このスクリーンセーバ制御は、制御部51に接続されたスイッチ101(図3)の操作によってオンオフが選択できるようになっている。この選択は、例えば、人物ごとにそれぞれ可能である。
外部インタフェース53は、たとえば画像表示装置1に電子カメラやパーソナルコンピュータなどの外部機器を接続するUSBインタフェースである。画像表示装置1は、外部インタフェース53を介して外部機器から画像ファイルなどを入力する。カードインタフェース54は、メモリカード70が着脱可能なインタフェースである。カードインタフェース54は、制御回路51の制御に基づいて、画像ファイルをメモリカード70に書き込んだり、メモリカード70に記録されている画像ファイルを読み出すインタフェース回路である。メモリカード70はコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードなどの半導体メモリカードである。
画像メモリ52は、たとえばハードディスク等の不揮発性メモリである。画像メモリ52には、外部インタフェース53やカードインタフェース54を介して外部機器やメモリカード70から入力した画像ファイルなどが記録されている。
上記のように構成された制御装置50は、観察者による前述したタッチパネル21の操作入力に基づいて、投影駆動部34を制御して記録媒体等(画像メモリ52、外部インタフェース53を介した外部機器、カードインタフェース54に接続されたメモリカード等)が保持する種々画像を表示部10におけるスクリーン20に表示する。また、画像撮影部40によって画像表示装置1の外部周辺を撮像し、その撮像をスクリーン20に表示し、指令に応じて記録媒体等に記録する。
本実施形態において、スクリーン20は図1に示すように円周方向に複数(本実施形態ではR1からR8の8つ)の領域に分割されている。
本実施形態によると、上述の画像撮影部40で撮影された画像は図5のようになる。
この画像を、画像処理部51aが画像処理し、処理画像は人物検出部51bによって解析され、画角内に人物が存在するか否かが判定される。人物検出部51bは、人物が存在する場合、さらに、その人数と座標を算出する。例えば、図5の場合は、人物Aが一人、180°の位置にいると算出される。
算出された座標と人数に基づいて、領域分割部51cは、スクリーン20の領域を分割し、画像投影部30に指示し、分割領域ごとに、スクリーン20上において人物Aが存在する位置に最も近い位置を中心として画像を表示させる。
図6は、スクリーン20に表示された画像を示したものである。
図6(a)は、図5に示すように人物Aが一人で観察している場合のスクリーン表示例である。この場合、人物Aに最も近いスクリーン上の位置aを中心として画像(インターフェース)が1組表示される。
図6(c)は、人物Aと、画像表示装置1を挟んで人物Aと対面する人物Bが観察している場合である。
この場合、領域分割部51は、人物A、Bが存在する位置aとa’とを結んで、スクリーンの中心Oを通る曲線a−a’とスクリーンの中心Oで直交する曲線b−b’(太い鎖線)に沿ってスクリーンを分割する。
そして、画像処理部51aは、分割された一方の領域(R1からR4)に、人物Aに対する画像(インターフェース)を表示し、分割された他方の領域(R5からR8)に、人物Bに対する画像(インターフェース)を表示する。
図6(e)は、人物Aと人物Bがスクリーンを観察しているときに、人物Cが位置bに加わった場合の表示例である。
この場合、画像表示装置1は、人物Cを画像撮影部40により撮影し、画像処理部51a及び人物検出部51bが、人物Cの存在及び位置を検出する。領域分割部51cは人物A及び人物Bの表示領域を狭めて、表示領域の新しい境界線を構成し、人物Cの前に新たに領域(R4,R5)を確保して、画像処理部51aは個々の領域に画面(インターフェース)を表示する。
すなわち、人物Cが存在する位置bと人物Aの位置aとの間の位置c、人物Cが存在する位置bと人物Bの位置a’との間の位置d、のそれぞれとスクリーンの中心Oとを結ぶ曲線c−O、曲線d−Oという分割線(太い鎖線)が出来る。
図6(b)の曲線b−b’のうちの曲線b−Oは、分割線ではなくなるが、曲線b’−Oは分割線のままである。
そして、曲線b’−Oと曲線c−Oとの間の領域R1−R3は人物Aに対する画像(インターフェース)が表示され、曲線c−Oと曲線d−Oとの間の領域R4、R5は人物Cに対する画像(インターフェース)が表示され、曲線d−Oと曲線b’−Oとの間の領域R6−R8は人物Bに対する画像(インターフェース)が表示される。
すなわち、人数が増えた場合、人数分の画像(インターフェース)が、それぞれの人の正面に位置するように表示される。
ここで、画像撮影部40は画像表示装置1の外周を観察し、人物検出部51bは、その観察画像に基づく人物の検出を継続して行なっている。図6(a)の場合において、この人物Aが離席し、計時部51eにより計測された人物Aの離席時間が所定時間を超えた場合、スクリーンセーバ制御部51dは、図6(b)に示すように、スクリーン20の全領域すなわちR1〜R8の領域においてスクリーンセーバを起動する。以下、図面において、スクリーンセーバが動作している部分を斜線で示す。
スクリーンセーバを起動した後も画像撮影部40による人物の検出は継続して行なわれている。そして、再度、人物Aが現れた場合、人物検出部51bはその出現を検出し、スクリーンセーバ制御部51dはスクリーンセーバを中止して、図6(a)の状態に戻る。
図6(c)の場合は、スクリーンを観察している人物は人物Aと人物Bとの二人であるが、例えばそのうちの一人の人物Aが所定時間離席した場合、人物検出部51bはそれを画像撮影部40の画像解析に基づいて検出する。そうすると、スクリーンセーバ制御部51dは、図6(d)に示すように、人物Aの表示領域すなわちR1〜R4の領域においてスクリーンセーバを起動する。
この場合も、スクリーンセーバを起動した後も画像撮影部40による人物の検出は継続して行なわれている。そして、再度、人物Aが現れた場合にはスクリーンセーバを中止して、図6(c)の状態に戻る。
なお、スクリーンセーバ起動後に一定時間経過しても人物が現れなかった場合、立ち去った人物Aに向いていた表示内容は消去され、画像処理部51aは、残った人物B向けの表示画面と領域の境界が新たに設定し直してもよい。
また、人物の位置のみならず、人物検出部51bにおいて人物の個人判別が可能な構成においては、人物Aが立ち去った後に別の人物が現れた場合、画像処理部51aは、人物A向けの表示内容を消去し、新たな人物向けの表示を行うようにしてもよい。
図6(e)の場合は、スクリーンを観察している人物は人物Aと人物Bと人物Cとの三人であるが、例えば、人物Aが所定時間離席した場合、人物検出部51bはそれを画像撮影部40の画像解析に基づいて検出する。そうすると、スクリーンセーバ制御部51dは、図6(f)に示すように、人物Aの表示領域すなわちR1〜R3の領域においてスクリーンセーバを起動する。
なお、スクリーンセーバ起動後に一定時間経過しても人物が現れなかった場合、立ち去った人物Aに向いていた表示内容を消去し、領域分割部51cにより残った人物B向けの表示画面と領域の境界を新たに設定し直してもよい。
また、人物の位置のみならず、人物検出部51bにおいて人物の個人判別が可能な構成においては、人物Aが立ち去った後に別の人物が現れた場合、画像処理部51aは、人物A向けの表示内容を消去し、新たな人物向けの表示を行うようにしてもよい。
なお、人物が2人、所定時間離席した場合、スクリーンセーバ制御部51dは、その離席した人物の表示領域においてスクリーンセーバを起動する。そして、一人だけ戻った場合はその部分のみ画像が表示され、他の部分のスクリーンセーバは継続される。
以上、本実施形態によると、一つの全周囲表示装置を複数の領域にわけ、各領域を使用している利用者が立ち去ったことに連動して各領域にそれぞれ独立にスクリーンセーバを起動するように構成したため、利便性が向上する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態基本的な構造は第1実施形態と同様である。第1実施形態と異なるのは、スクリーン20Aが平面である点である。また画像撮影部は、第1実施形態と同様に、スクリーン20A中央に設けても良く、また、筐体の内部に画像撮影部を備え、スクリーン20Aの隙間から人物を撮影して検知するような構造であっても良い。
図7は第2実施形態におけるスクリーン20Aの表示状態を示した図である。
図7(a)は、人物Aが一人観察している場合のスクリーン20Aの表示例である。この場合、人物Aに最も近いスクリーン上の位置aを中心として画像(インターフェース)を1組表示される。
画像撮影部40は画像表示装置1の外周を観察し、人物検出部51bは、その観察画像に基づく人物の検出を継続して行なっている。ここで、人物Aが離席し、計時部51eにより計測された人物Aの離席時間が所定時間を超えた場合、スクリーンセーバ制御部51dは、図7(b)に示すように、スクリーン20Aの全領域においてスクリーンセーバを起動する。
スクリーンセーバを起動した後も画像撮影部40による人物の検出は継続して行なわれている。そして、再度、人物Aが現れた場合にはスクリーンセーバを中止して、図7(a)の状態に戻る。
図7(c)は、人物Aの他に、画像表示装置1を挟んで人物Aと対面する人物Bが、スクリーン20Aを観察している場合である。
この場合、スクリーン20Aは人物bA側とB側とで2分割される。分割されたA側の領域には、人物Aに対する画像(インターフェース)が表示され、分割されたB側の領域には、人物Bに対する画像(インターフェース)が表示される。
ここで、人物Bが所定時間離席した場合、人物検出部51bはそれを画像撮影部40の画像解析に基づいて検出する。そうすると、スクリーンセーバ制御部51dは、図7(d)に示すように、人物Bの表示領域においてスクリーンセーバを起動する。
図7(e)は、人物Aと人物Bがスクリーンを観察しているときに、人物Cが人物Aと人物Bとの間の位置b’に加わった場合の表示例である。
この場合、スクリーンは3分割される。図7(c)の状態より狭くなったA側の領域に、人物Aに対する画像(インターフェース)が表示され、図7(c)の状態より狭くなったB側の領域に人物Bに対する画像(インターフェース)が表示される。そして、C側の領域には、人物Cに対する画像(インターフェース)が表示される。
ここで、人物B,Cが所定時間離席した場合、人物検出部51bはそれを画像撮影部40の画像解析に基づいて検出する。そうすると、スクリーンセーバ制御部51dは、図7(f)に示すように、人物B,Cの表示領域においてスクリーンセーバを起動する。
以上、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、一つの全周囲表示装置を複数の領域にわけ、各領域を使用している利用者が立ち去ったことに連動して各領域にそれぞれ独立にスクリーンセーバを起動するように構成したため、利便性が向上する。
(変形形態)
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
(1)第1実施形態では、スクリーン表面を8つの領域に分割したが、これに限定されず、8以上でも、また8以下であってもよい。
(2)本実施形態では、半球状又は平面のスクリーンについて説明したが、これに限定されず、他の形状、例えば円錐、円柱、角柱、多面体等どのような形状であっても良い。
R:分割領域、1:画像表示装置、10:表示部、20:スクリーン、20A:スクリーン、21:タッチパネル、30:画像投影部、31:投影レンズ、32:表示素子、50:制御装置、51:制御回路、51a:画像処理部、51b:人物検出部、51c:領域分割部、51d:スクリーンセーバー部、51e:計時部、101:スイッチ

Claims (5)

  1. 複数の領域に分割可能な画像表示部と、
    前記画像表示部を観察する観察者の数及び位置を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された観察者の数及び位置に対応させて前記画像表示部を複数の領域に分割する領域分割部と、
    前記分割された領域ごとに画像を表示する表示制御部と、
    前記分割された領域のうちの第1の領域に対応していた第1観察者が、前記検出部により所定時間検出されなくなった場合、前記第1の領域においてスクリーンセーバを起動させる第1制御を行なうスクリーンセーバ制御部と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記スクリーンセーバ制御部は、
    前記スクリーンセーバの起動後の時間を計時する計時部を有し、
    前記領域分割部は、前記スクリーンセーバの起動後の時間が一定時間を超えても前記第1観察者が検出されない場合、前記検出部により現在検出されている観察者の数及び位置に対応させて前記領域の分割を再度行なうこと、
    を特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像表示装置であって、
    前記検出部が、前記スクリーンセーバの起動中に、前記第1の領域に対応して第2観察者を検出し、且つ、前記第2観察者と前記第1観察者とが異なると判断した場合、
    前記スクリーンセーバ制御部は、前記スクリーンセーバを停止させ、
    前記表示制御部は、前記第1の領域に前記第2観察者に対応させた画像を表示すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記スクリーンセーバを起動させるか否かを観察者ごとに選択可能な選択部を備えること、
    を特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記画像表示部は、球面又は平面であること、
    を特徴とする画像表示装置。
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