JP2014048469A - 楽器演奏評価装置、カラオケ装置、楽器演奏評価システム - Google Patents

楽器演奏評価装置、カラオケ装置、楽器演奏評価システム Download PDF

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Abstract

【課題】採点専用のデータベースを用いなくても、楽器の演奏の評価を行うことができるようにする。
【解決手段】評価用チャンネル決定手段75は、演奏に用いられる楽器26に対応する、評価用のMIDIチャンネルを決定する。変換手段76は、カラオケDB75に記憶されているカラオケ楽曲のMIDIデータにおける、評価用のMIDIチャンネルに属するノート情報に従い、前記ノート情報を所定形式の評価基準データに変換する。離散評価手段77は、楽器26から入力される楽器音の周波数解析結果から得られる音の特徴量と、MIDIデータから変換された評価基準データで示される音の特徴量とを比較することで、楽器音に対する離散評価を行う。演奏評価手段80は、前記離散評価において判定された音及びその出力タイミングと、カラオケ楽曲の演奏に係るMIDIデータで定められた音及びその出力タイミングとを比較し、楽器26の演奏の巧拙を評価する。
【選択図】図2

Description

本発明は、楽器の演奏を評価する楽器演奏評価装置に関する。
楽器の演奏を評価するための従来技術として、特許文献1に記載の撥弦楽器演奏評価装置が知られている。特許文献1に記載の従来技術では、電気信号に変換した撥弦楽器の演奏音と、予め定められた評価基準との比較により、撥弦楽器の演奏を評価することができるとされている。そのために、カラオケ装置に、カラオケの伴奏音楽を出力するための曲データを記憶するデータベースとは別に、撥弦楽器のコード(和音)に関する各種情報を記憶するコードデータベースを、演奏評価用の情報として備えることが開示されている。
特開2011−69900号公報
上記従来技術では、撥弦楽器のコードの評価を行うために、専用に設計されたコードデータベースを用いる構成となっている。このような従来技術では、評価対象となる楽器の種類を増やすごとに、その楽器に対応する評価用のデータベースを設計する必要がある。
しかしながら、膨大な数の曲について、複数種類の楽器にそれぞれ対応する評価用のデータベースを用意するとなれば、多大な開発リソースが必要になるという問題が発生する。加えて、採点用のデータベースを保有する楽器演奏採点装置の記憶容量を多く消費するといった問題もある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。その目的は、採点専用のデータベースを用いなくても、様々な楽器による演奏の評価を行うことができるようにするための技術を提供することである。
上記目的を達成するためになされた本発明の楽器演奏評価装置は、MIDI記憶手段と、第1決定手段と、第2決定手段と、変換手段と、評価手段とを備えることを特徴とする。MIDI記憶手段は、曲の演奏情報を示すMIDIデータを記憶する。第1決定手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器を決定する。第2決定手段は、第1決定手段により決定された楽器に対応するMIDIチャンネルを決定する。変換手段は、MIDI記憶手段に記憶されているMIDIデータにおける、第2決定手段により決定されたMIDIチャンネルに属するノート情報に従って、ノート情報を所定形式の評価基準データに変換する。評価手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う。
MIDIデータで示される演奏情報は複数のMIDIチャンネルに割振られている。そして、一般的には、1又は複数のMIDIチャンネルが音楽演奏上の1パート(1つの楽器)に対応している。そこで、本発明では、楽器演奏評価装置に接続された楽器に対応するMIDIチャンネルを決定し、そのMIDIチャンネルに属するMIDIデータのノート情報を評価基準データに変換することで、楽器の演奏の評価を行うことができる。このように、曲の演奏に用いられるMIDIデータを楽器の演奏の評価に利用することができ
るので、評価専用のデータを必要とせず、データの開発リソースや楽器演奏採点装置の記憶容量を節約できる。また、評価対象となる楽器の種類を増やす場合であっても、MIDIチャンネルに割当てられている楽器であれば、新しく評価専用のデータを追加したりせずに、既存のMIDIデータを用いて楽器演奏の評価を行うことができる。
なお、MIDIデータのノート情報から変換される評価基準データとして、請求項2に記載のように、所定の解析方法によって導出される音の特徴量を示すデータが挙げられる。あるいは、MIDIデータのノート情報から変換される評価基準データとして、請求項3に記載のように、音の波形を示すデータが挙げられる。
ところで、ギター等の撥弦楽器によって、コード(和音)とソロ(単音)の両方を演奏可能である場合の演奏の評価方法として、請求項4に記載のように構成することが考えられる。すなわち、楽器演奏評価装置は、コード記憶手段と、判定手段とを更に備える。コード記憶手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器により演奏されたコードを評価するためのコード評価基準データを記憶する。判定手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器により入力された楽器音がコードであるか、単音であるかを判定する。
そして、判定手段によりコードであると判定された場合、評価手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、コード記憶手段に記憶されているコード評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う。一方、判定手段により単音であると判定された場合、評価手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う。
このような構成によれば、楽器により単音でソロパートが演奏された場合には、ソロパート採点専用のデータを必要とせず、曲の演奏に用いられるMIDIデータを楽器の演奏の評価に利用することができる。一方、楽器によりコードが演奏された場合には、別途用意されているコード評価基準データを用いて楽器の演奏を評価する。例えばギターによりコードを演奏する場合、そのギターに備えられた複数の弦を所定の方向に連続的に弾くことで、それぞれの弦から音が順次発音され、それらの音が重なって和音となる。このように、ギター等の撥弦楽器におけるコードの発音過程は、単音よりも複雑である。しかし、MIDIデータの演奏情報ではコードの複雑な発音過程までは再現されていない場合がある。そこで、楽器によりコードが演奏された場合には、専用に用意された精度の高いコード評価基準データを演奏の評価に用いることで、MIDIデータから変換した評価基準を用いるよりも精度よく演奏の評価を行うことができる。
あるいは、リードギター(ソロ)及びサイドギター(コード)のように、楽器の種類によってコードとソロとがパートとして明確に別れている場合には、請求項5に記載のように構成してもよい。すなわち、楽器演奏評価装置は、楽器演奏評価装置に接続された楽器により演奏されたコードを評価するためのコード評価基準データを記憶するコード記憶手段を更に備える。また、第1決定手段は、楽器演奏評価装置に接続される楽器として、メインギターと、サブギターとを決定する機能を備える。
そして、第1決定手段によりメインギターが決定された場合、評価手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う。一方、第1決定手段によりサブギターが決定された場合、評価手段は、楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、コード記憶手段に記憶されているコード評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う。
このような構成によれば、演奏する楽器としてメインギター(単音専用のギター:リードギター)が決定された場合には、ソロパート採点専用のデータを必要とせず、曲の演奏に用いられるMIDIデータを楽器の演奏の評価に利用することができる。一方、演奏する楽器としてサブギター(コード専用のギター:サイドギター)が決定された場合には、別途用意されているコード評価基準データを用いて楽器の演奏を評価することで、MIDIデータから変換した評価基準を用いるよりも精度よく演奏の評価を行うことができる。
なお、本発明の楽器演奏評価装置の具体的な用途としては、請求項6に記載のように、MIDIデータに基づいてカラオケ曲の演奏を行うカラオケ装置が挙げられる。本発明が適用されたカラオケ装置によれば、カラオケ曲の演奏で用いられる多数のMIDIデータの資源を活用して、様々な曲に対応した楽器の演奏を評価することができる。
つぎに、請求項7に係る発明は、情報処理装置と評価サーバとを備える楽器演奏評価システムに関する。情報処理装置は、情報処理装置に接続された楽器を決定する第1決定手段と、第1決定手段により決定された楽器を評価サーバに通知する通知手段と、情報処理装置を用いて入力された楽器音の入力信号を評価サーバに送信する送信手段とを備える。
一方、評価サーバは、曲の演奏情報を示すMIDIデータを記憶するMIDI記憶手段と、情報処理装置から通知された楽器に対応するMIDIチャンネルを決定する第2決定手段と、MIDI記憶手段に記憶されているMIDIデータにおける、第2決定手段により決定されたMIDIチャンネルに属するノート情報に従って、ノート情報を所定形式の評価基準データに変換する変換手段と、情報処理装置から送信されてきた楽器音の入力信号と、変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う評価手段とを備える。
このように構成された楽器演奏評価システムでは、情報処理装置が、演奏される楽器の決定と、楽器音の入力とを担う。また、評価サーバが、演奏される楽器に対応するMIDIチャンネルの決定と、決定されたMIDIチャンネルに基づくMIDIデータから評価基準データへの変換と、変換された評価基準データに基づく演奏の評価とを担う。このように情報処理装置と評価サーバとが演奏の評価に関する役割を分担する構成により、請求項1に記載の楽器演奏評価装置と同様の効果を得ることができる。
あるいは、情報処理装置と評価サーバとを備える楽器演奏評価システムとしては、請求項8に記載のように構成してもよい。情報処理装置は、楽器演奏評価装置に接続された楽器を決定する第1決定手段と、第1決定手段により決定された楽器に対応するMIDIチャンネルを決定する第2決定手段と、第2決定手段により決定されたMIDIチャンネルを評価サーバに通知する通知手段と、情報処理装置を用いて入力された楽器音の入力信号を評価サーバに送信する送信手段とを備える。
一方、評価サーバは、曲の演奏情報を示すMIDIデータを記憶するMIDI記憶手段と、MIDI記憶手段に記憶されているMIDIデータにおける、情報処理装置から通知されたMIDIチャンネルに属するノート情報に従って、ノート情報を所定形式の評価基準データに変換する変換手段と、情報処理装置から送信されてきた楽器音の入力信号と、変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う評価手段とを備える。
このように構成された楽器演奏評価システムでは、情報処理装置が、演奏される楽器の決定と、決定された楽器に対応するMIDIチャンネルの決定と、楽器音の入力とを担う。また、評価サーバが、決定されたMIDIチャンネルに基づくMIDIデータから評価基準データへの変換と、変換された評価基準データに基づく演奏の評価とを担う。このよ
うに情報処理装置と評価サーバとが演奏の評価に関する役割を分担する構成により、請求項1に記載の楽器演奏評価装置と同様の効果を得ることができる。
カラオケシステム1の概略構成を示すブロック図。 カラオケ装置10の演奏評価機能の要部を示す機能ブロック図。 楽器−MIDIチャンネル対応表の一例を示す説明図。 演奏評価処理の手順を示すフローチャート。 評価基準データ変換の手順を示すフローチャート。 楽曲解析の手順を示すフローチャート。 入力音解析の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケシステム1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケシステム1は、カラオケボックス等のカラオケ店舗内に設置されるカラオケ装置10と、外部のカラオケサーバ30とを備える。カラオケ装置10は、カラオケボックス内LAN(以下、単に「LAN」という)40に接続されている。LAN40は、ルータ50に接続されている。これにより、カラオケ装置10は、LAN40、ルータ50を介し、インターネット60によって、カラオケサーバ30とのデータ通信が可能となっている。なお、図1では、理解を容易にするため、1台のカラオケ装置10のみを図示しているが、カラオケ店舗内のLAN40に複数のカラオケ装置10が接続されていてもよい。また、複数のカラオケ店舗にそれぞれ設備されたカラオケ装置10、LAN40、及びルータ50からなるカラオケ店舗内ネットワークがインターネット60に接続されていてもよい。
カラオケ装置10は、装置全体を統括制御するコンピュータである制御部11を中心に構成されている。制御部11は、CPU,ROM,RAM,I/O等を中心に構成された情報処理デバイスであり、HDD19から読込んだプログラムやデータに基づき、カラオケサービスに関する種々の処理を実行する。カラオケ装置10の主な機能として、操作部14aを介してユーザからリクエストされたカラオケ楽曲の伴奏音楽を演奏する。このとき、制御部11は、演奏対象の楽曲に対応する背景画像や歌詞テロップをディスプレイ25に表示する。また、制御部11は、カラオケ楽曲の演奏時に、楽器音入力部21を介してカラオケ装置10に接続された楽器26から入力された楽器音を評価する演奏評価処理を実行する。この演奏評価処理の詳しい内容については後述する。
制御部11はバスライン12に接続されており、また、制御部11には音声制御部13が接続されている。バスライン12には、操作処理部14、インターフェース部16、ビデオRAM17、映像再生部18、及びハードディスクドライブ(HDD)19が接続されている。また、音声制御部13には、マイク20、MIDI音源22、及びスピーカ23が接続されている。操作処理部14は、操作部14aからの信号を処理する。操作部14aからは、演奏する楽曲データを特定する曲番号、楽曲データの演奏速度、演奏キーなどの情報がユーザによって入力される。操作部14aは、例えば、装置本体と無線通信を行うリモコンとして具現化される。インターフェース部16は、カラオケ装置10をLAN40に接続するための構成である。これにより、上述したように、インターネット60によるカラオケサーバ30とのデータ通信が可能となる。
ビデオRAM17は、映像情報を一時的に記憶する。このビデオRAM17は、映像再生部18に接続されている。映像再生部18は、ビデオRAM17からの映像情報及びバ
スライン12を介して送信されてくる映像データに基づく映像の再生を行う。映像再生部18が再生する映像としては、カラオケ演奏と共に表示する背景及び歌詞画像等がある。映像再生部18には、映像制御部24が接続されている。また、映像制御部24には、ディスプレイ25が接続されている。ディスプレイ25は、モニタ装置として具現化される。このような構成により、映像制御部24は、映像再生部18から出力される映像をディスプレイ25に表示可能となっている。
HDD19は、いわゆるハードディスクドライブ装置でありカラオケの楽曲データを多数収録したカラオケデータベースや、カラオケ装置10の動作を制御するシステムプログラムやアプリケーションプログラム、各種の情報コンテンツの再生に用いられるデータ等の各種データを記憶する。
次に、音声制御部13に接続される構成について述べる。マイク20は、利用者によるカラオケの歌唱音を入力するための入力装置である。MIDI音源22は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データに基づくオーディオ信号を発生する。HDD19に記憶される楽曲データは、曲の演奏情報を示すMIDIデータを含む。スピーカ23は、音声制御部13から出力されるオーディオ信号を音に変えて出力する。
音声制御部13は、HDD19に記憶されている楽曲データを、MIDI音源22を介してオーディオ信号に変換する。また、音声制御部13は、マイク20からの外部入力音や、制御部11を通じて入力される楽器26からの外部入力音をオーディオ信号に変換する。そして、音声制御部13は、変換されたオーディオ信号をスピーカ23に出力する。
制御部11には、楽器音入力部21が接続されている。これにより、制御部11は、ユーザが楽器26を用いて演奏した楽器音を取得する。楽器音入力部21は、マイクや楽器26に直接接続する端子、アンプ71、A/Dコンバータ72等で構成される。楽器音入力部21に接続される楽器26は、弦楽器・打楽器・管楽器・鍵盤楽器等を含む。また、楽器音入力部21は、カラオケ装置10とは別体の装置として構成してもよいし、カラオケ装置10と組込まれた一体の装置として構成してもよい。なお、カラオケ装置10のその他の機能や構成については公知技術に従っているのでここでは詳細な説明を省略する。
つぎに、カラオケサーバ30の構成について説明する。カラオケサーバ30は、適宜な情報処理能力を有する周知のサーバ装置である。カラオケサーバ30は、インターネット60を介して、カラオケ装置10との間で情報通信を行い、カラオケ装置10からの要求に応じて、所定のサービス(処理)を実行する。また、カラオケサーバ30は、データベース31を有している。このデータベース31に、カラオケ楽曲のMIDIデータを保有している。カラオケサーバ30が行う処理の詳しい内容については後述する。
[演奏評価機能の要部の説明]
つぎに、カラオケ装置10の演奏評価機能の要部について、図2を参照しながら説明する。図2に示す各部構成のうち、アンプ71及びA/Dコンバータ72は、楽器音入力部21が備える構成である。また、楽器音解析手段73、評価用チャンネル決定手段74、評価基準データ変換手段76、離散評価手段77(基準ストローク期間参照手段78、楽器音評価手段79)、演奏評価手段80、及び、評価結果表示手段81は、制御部11が備える制御機能によって実現される構成である。
楽器音入力部21を介してカラオケ装置10に接続された楽器26から入力される楽器音の電気信号は、アンプ71により増幅された後、A/Dコンバータ72によりデジタルオーディオ信号に変換される。デジタルオーディオ信号に変換された楽器音は、楽器音解析手段73に供給される。
楽器音解析手段73は、楽器音のデジタルオーディオ信号に対する周波数解析を行い、楽器音の特徴量を算出する。ここでは、楽器音の周波数解析として、周知の高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transformation)及びクロマベクトル特徴量(Chroma Vector)の算出を行う。その手順として、まず、A/Dコンバータ72から供給される楽器音のデジタルオーディオ信号を高速フーリエ変換により周波数成分に展開する。つぎに、その展開された周波数成分を所定の櫛形フィルタ(各音階の中心の周波数が通過するようにしたフィルタ)にかけて、ある程度音階ごとのパワースペクトルに分離する。そして、各音階ごとにパワースペクトルを複数オクターブ間で足し合わせることで、周波数解析結果としてのクロマベクトル特徴量を求める。なお、このような周波数解析の手法は周知の技術である(例えば、特許文献1参照)。
一方、評価用チャンネル決定手段74は、楽器の演奏の評価基準として用いるMIDIチャンネルを決定する。HDD19のカラオケデータベース75に格納されているカラオケ楽曲のMIDIデータには、複数のMIDIチャンネルに割振られた演奏情報が含まれている。そして、一般的には、1又は複数のMIDIチャンネルが音楽演奏上の1パート(1つの楽器)に対応している。本実施形態では、カラオケ装置10に接続可能な楽器26と、カラオケ楽曲のMIDIデータを構成する複数のMIDIチャンネルとが対応付けられていることを前提としている。評価用チャンネル決定手段74は、演奏に使用する楽器として決定された楽器26の種類に対応するMIDIチャンネルを、評価基準用のMIDIチャンネルとして決定する。
なお、演奏に使用される楽器とMIDIチャンネルとの対応関係は、図3に示すような楽器−MIDIチャンネル対応表で予め定義されており、HDD19等の所定の記憶領域に記憶されている。この楽器−MIDIチャンネル対応表は、図3に示すとおり、楽器の種類ごとに、その楽器で演奏されるパートに相当するMIDIチャンネルが対応付けられて記述されている。評価用チャンネル決定手段74は、楽器−MIDIチャンネル対応表に基づいて、演奏に使用される楽器に対応する評価基準用のMIDIチャンネルを決定する。
図2の説明に戻る。評価基準データ変換手段76は、HDD19のカラオケデータベース75に保存されている楽曲データに基づくカラオケ演奏の出力に際して、所定形式の評価基準データを生成する。具体的には、評価基準データ変換手段76は、演奏されるMIDIデータの中から、評価用チャンネル決定手段74によって決定されたMIDIチャンネルに属するノート情報を評価基準データに変換する。評価基準データ変換手段76は、評価基準用のMIDIチャンネルのノート情報から生成されるカラオケ楽曲のデジタルオーディ信号に対する周波数解析を行い、カラオケ楽曲の演奏音の特徴量を評価基準データとして算出する。本実施形態では、演奏音の周波数解析として、上述の高速フーリエ変換及びクロマベクトル特徴量の算出を行う。また、評価基準データ変換手段76は、カラオケ楽曲の演奏音のストロークタイミング、ストローク時間、安定時点を判定する。
離散評価手段77は、楽器音の周波数解析の結果から求められる音の特徴量と、評価基準データで示される音の特徴量とを比較することにより、単位演奏ごとに所定の時間間隔で複数回の離散評価を行う。このうち、基準ストローク期間参照手段78は、カラオケ楽曲のMIDIデータに基づく演奏について、1ストローク分の単位演奏に相当する期間を示す基準ストローク期間を参照する。そして、基準ストローク期間参照手段78により参照された基準ストローク期間に対応する楽器音について、楽器音解析手段73により所定の時間間隔(例えば、0.1秒ごと)で複数回の周波数解析を行う。そして、それぞれ時点における周波数解析結果と、その基準ストローク期間に該当の評価基準データにおける周波数解析結果との対応関係を、楽器音評価手段79が比較する。比較の結果、楽器音評
価手段79は、それぞれの時点におけるコード又は単音を判定する。そして、これら複数回の離散評価におけるそれぞれの音の判定結果に基づいて、その基準ストローク期間に演奏されたコード又は単音を判定する。例えば、複数回の離散評価の結果として得られるコード又は単音のうち、最も判定回数の多かったコード又は単音を、その基準ストローク期間において演奏されたコード又は単音として判定する。
演奏評価手段80は、離散評価手段77において判定されたコード又は単音、及びその出力タイミングと、カラオケ楽曲の演奏に係るMIDIデータにおける評価基準のMIDIチャンネルに属するノート情報に定められたコード又は単音、及びその出力タイミングとを比較する。その比較結果に基づいて、その基準ストローク期間での楽器26の演奏の巧拙を評価する。なお、このような演奏評価の手法は周知の技術である(例えば、特許文献1参照)。
評価結果表示手段81は、演奏評価手段80による評価結果に関する映像を、映像制御部24を介してディスプレイ25に表示させる。評価結果表示手段81は、演奏評価手段80による評価結果に関する映像として、楽曲のMIDIデータに基づく正解の音(コードや単音)と、演奏者が楽器26で実際に演奏したコードや単音とを比較可能な態様にて表示させることが一例として挙げられる。このような評価結果に関する映像は、カラオケ演奏に同期して表示されるものであってもよいし、カラオケ演奏の終了後に評価結果に係るタイミングや歌詞等と対応付けられて表示されるものであってもよい。また、カラオケ演奏が終了した時点で、1曲分の評価結果を総合して算出した点数を表示してもよい。
[演奏評価処理の説明]
カラオケ装置10の制御部11が実行する演奏評価処理の手順について、図4のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、楽器演奏の評価を行うモードが指定された条件下において、利用者からリクエストされたカラオケ楽曲のMIDIデータに基づく演奏を行う処理と並行して実行される処理である。
S100では、制御部11は、演奏に使用される楽器の種類を決定する。具体的には、楽器音入力部21に接続されている楽器26の種類を判定して、演奏に使用される楽器として決定してもよいし、操作部14aを通じて利用者から入力された楽器の種類から、演奏に使用される楽器を決定してもよい。なお、本実施形態では、楽器1(メインギター)、楽器2(サブギター)、楽器3(ベース)、楽器4(ドラム)の何れかが、演奏に使用される楽器として決定されることを一例として挙げる。
次のS101では、制御部11は、S100で決定した楽器の種類に応じて処理を分岐する。演奏に使用される楽器を楽器1(メインギター)に決定した場合、制御部11は、上述の評価用チャンネル決定手段74及び評価基準データ変換手段76の動作に対応するS102に進む。S102では、制御部11は、楽器−MIDIチャンネル対応表(図3参照)に基づき、演奏対象のカラオケ楽曲のMIDIデータのうち、楽器1(メインギター)に対応するMIDIチャンネルのノート情報を評価基準データに変換する処理を行う。また、演奏に使用される楽器を楽器2(サブギター)に決定した場合、制御部11は、演奏対象のカラオケ楽曲のMIDIデータのうち、楽器2(サブギター)に対応するMIDIチャンネルのノート情報を評価基準データに変換する処理を行う(S104)。演奏に使用される楽器を楽器3(ベースギター)に決定した場合、制御部11は、演奏対象のカラオケ楽曲のMIDIデータのうち、楽器3(ベース)に対応するMIDIチャンネルのノート情報を評価基準データに変換する処理を行う(S106)。演奏に使用される楽器を楽器4(ドラム)に決定した場合、制御部11は、演奏対象のカラオケ楽曲のMIDIデータのうち、楽器4(ドラム)に対応するMIDIチャンネルのノート情報を評価基準データに変換する処理を行う(S108)。なお、MIDIデータから評価基準データ
に変換する処理の詳しい手順については、後述する。
以降のS110〜S116の処理は、カラオケ楽曲の演奏中に継続して実行される上記S102〜S108の処理と並行して実行される。S110では、制御部11は、MIDIデータに基づくカラオケ楽曲の演奏が終了したか否かを判定する。カラオケ楽曲の演奏が終了していない場合(S110:NO)、制御部11はS112に進む。一方、カラオケ楽曲の演奏が終了した場合(S110:YES)、制御部11はS118に進む。
カラオケ楽曲の演奏が終了していない場合に進むS112では、制御部11は、楽器音入力部21から、楽器26により演奏された楽器音の入力があるか否かを判定する。楽器音の入力がある場合(S112:YES)、制御部11はS114に進む。一方、楽器音の入力がない場合(S112:NO)、制御部11はS110に戻る。
楽器音の入力がある場合に進むS114では、制御部11は、上述の離散評価手段77に対応する動作として、入力された楽器音に対する入力音解析処理を実行する。この入力音解析処理の詳しい手順については後述する。
次のS116では、制御部11は、演奏評価手段80に対応する動作として、入力音解析処理における解析結果に基づいて楽器の演奏を評価する。ここでは、入力音解析処理で判定された楽器音のコード又は単音、及びその出力タイミングと、評価基準のMIDIチャンネルに属するノート情報に定められたコード又は単音、及びその出力タイミングとを比較する。その比較結果に基づいて、例えば、正しい演奏が行われた場合は加点をしたり、間違った演奏が行われた場合は減点するなどして、演奏の巧拙を評価する。S116の後、制御部11はS110に戻る。
一方、S110でカラオケ楽曲の演奏が終了したと判定した場合に進むS118では、制御部11は、上述の評価結果表示手段81に対応する動作として、S116での評価結果に関する映像を生成し、ディスプレイ25に表示させる。ここでは、楽曲のMIDIデータに基づく正解の音(コードや単音)と、演奏者が楽器26で実際に演奏したコードや単音とを比較可能な態様にて、評価結果に係るタイミングや歌詞等と対応付けて表示することが考えられる。また、1曲分の演奏を通しての総合評価を行った結果を表示してもよい。S118の後、制御部11は本処理を終了する。
[評価基準データ変換処理の説明]
カラオケ装置10の制御部11が実行する評価基準データ変換処理の手順について、図5のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、制御部11が、上述の演奏評価処理のS102〜S108(図4)において、上述の評価基準データ変換手段76に対応する動作として実行する処理である。この処理は、上述の演奏評価処理において、カラオケ楽曲の演奏中に継続して実行されるS110〜S116と並行して実行される。
S200では、制御部11は、MIDIデータに基づくカラオケ楽曲の演奏が終了したか否かを判定する。カラオケ楽曲の演奏が終了していない場合(S200:NO)、制御部11はS202に進む。S202では、制御部11は、楽器音入力部21から、楽器26により演奏された楽器音の入力があるか否かを判定する。楽器音の入力がある場合(S202:YES)、制御部11はS204に進む。一方、楽器音の入力がない場合(S202:NO)、制御部11はS200に戻る。
楽器音の入力がある場合に進むS204では、制御部11は、楽器音が入力された時点で演奏されたMIDIデータであって、使用中の楽器26に対応する評価基準用のMIDIチャンネルに属するノート情報を解析するカラオケ楽曲解析処理を実行する。このカラ
オケ楽曲解析処理では、演奏に用いられる楽器26に対応する評価基準のMIDIチャンネルのノート情報に基づく演奏音から、楽器音が入力されたタイミングに対応する評価基準の演奏音について、ストロークタイミング、ストローク時間、安定時点を判定する。
S204で実行されるカラオケ楽曲解析処理の詳しい手順について、図6のフローチャートに基づいて説明する。S300では、制御部11は、楽器音が入力されたタイミングで評価基準のMIDIチャンネルのノート情報に基づいて出力された演奏音の出始めのタイミング(ストロークタイミング)、すなわち、その演奏音がいつ奏でられたかを示す基準となるタイミングを判定する。具体的には、制御部11は、評価基準のMIDIチャンネルのノート情報に基づいて出力された演奏音について、その演奏音の出力波形のレベルが瞬間的に増大した時点を、その演奏音の出始めのタイミング(ストロークタイミング)として判定する。
S302では、制御部11は、楽器音が入力されたタイミングで評価基準のMIDIチャンネルのノート情報に基づいて出力された演奏音に対応する演奏時間(ストローク時間)を判定する。例えば、ギター等の撥弦楽器におけるコード演奏の場合、所定の複数の弦を1ストローク掻き鳴らす単位演奏に要する時間が、ストローク時間に相当する。撥弦楽器によるコードの演奏音のストローク時間を判定する方法の一例として、次のような方法がある。すなわち、制御部11は、評価基準のMIDIチャンネルのノート情報に対応する前述のクロマベクトル特徴量を求めること等により、単位演奏に複数の音階の発生を検出する。単位演奏に複数の音階の発生が検出された場合、制御部11は、それら2つ以上の音階の発生時点の時間間隔から、その単位演奏に相当するストローク時間を判定する。具体的には、単位演奏に含まれる複数の音階の発生時点の時間間隔が小さければ、比較的速いストロークであると考えられる。一方、時間間隔が大きければ比較的遅いストロークであると考えられる。そこで、制御部11は、音階の発生時点の時間間隔に比例する値としてストローク時間を算出する。
S304では、制御部11は、楽器音が入力されたタイミングで評価基準のMIDIチャンネルのノート情報に基づいて出力された演奏音が安定した時点を検出する。演奏音が安定した状態においても音は静かに消えてゆき、そのように音が安定した状態では比較的シャープな周波数スペクトルを呈することが一般的に知られている。本実施形態では、演奏音に係る周波数スペクトルが所定の安定状態に達したか否かを判定するための情報が記憶されているものとする。そして、この情報を利用して、制御部11は、評価基準のMIDIチャンネルのノート情報に基づく演奏音の周波数解析結果が、所定の先鋭な(各成分が明確に分離した)状態となった時点をその演奏音が安定した時点として検出する。
図5のフローチャートの説明に戻る。S206では、制御部11は、入力された楽器音に対応する評価基準データを離散評価手段77に入力する。この評価基準データには、楽器音が入力された時点で演奏された評価基準のMIDIチャンネルに属するノート情報に基づいて、周波数解析により求めた前述のクロマベクトル特徴量が含まれる。また、この評価基準データには、S204のカラオケ楽曲処理で判定した各特徴量が含まれる。S206の後、制御部11はS200に戻る。そして、S200でカラオケ楽曲の演奏が終了したと判定した場合(S200:YES)、制御部11は本処理を終了する。
[入力音解析処理の説明]
カラオケ装置10の制御部11が実行する入力音解析の手順について、図7のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、制御部11が、上述の演奏評価処理のS114(図4)において、上述の離散評価手段77に対応する動作として実行する処理である。
S400では、制御部11は、上述の基準ストローク期間参照手段78に対応する動作
として、評価対象の単位演奏について基準ストローク期間の開始タイミングであるか否かを判定する。基準ストローク期間の開始タイミングである場合(S400:YES)、制御部11はS402に進む。一方、基準ストローク期間の開始タイミングではない場合(S400:NO)、制御部11はS400に戻る。
基準ストローク期間の開始タイミングである場合に進むS402では、制御部11は、上述の楽器音評価手段79に対応する動作として、評価対象の単位演奏に対応する基準ストローク期間において入力された楽器音に対し、評価基準データを用いて所定の時間間隔での離散評価を開始する。ここで、好適には、制御部11は、上述のカラオケ楽曲解析処理のS302(図6)で判定された単位演奏のストローク時間に応じて、その単位演奏に対する離散評価の時間間隔を変更するように構成してもよい。例えば、ストローク時間が比較的長い場合には、離散評価の時間間隔を長くする。一方、ストローク時間が比較的短い場合には、離散評価の時間間隔を短くする。
次のS404では、制御部11は、上述の基準ストローク期間参照手段78に対応する動作として、評価対象の単位演奏について基準ストローク期間の終了タイミングであるか否かを判定する。基準ストローク期間の終了タイミングではない場合(S404:NO)、制御部11はS406に進む。S406では、制御部11は、所定間隔での離散評価を継続する。S406の後、制御部11はS404に戻る。
一方、基準ストローク期間の終了タイミングになった場合(S404:YES)、制御部11はS408に進む。S408では、制御部11は、評価対象の単位演奏に対応する基準ストローク期間に係る離散評価を終了する。次のS410では、制御部11は、上述の楽器音評価手段79に対応する動作として、複数回の離散評価におけるそれぞれの判定結果に基づいて、評価対象の基準ストローク期間に演奏されたコード又は単音を判定する。ここで好適には、制御部11は、S402及びS406での複数回の離散評価のうち、上述のカラオケ楽曲解析処理のS304(図6)で判定された、演奏音が安定した時点付近における離散評価による判定結果を、評価対象の基準ストローク期間に演奏されたコード又は単音として採用するように構成してもよい。
[効果]
実施形態のカラオケ装置10によれば、以下の効果を奏する。
カラオケ楽曲の演奏に用いられるMIDIデータを楽器の演奏の評価に利用することができるので、評価専用のデータを必要とせず、データの開発リソースやカラオケ装置10の記憶容量を節約できる。また、評価対象となる楽器の種類を増やす場合であっても、MIDIチャンネルに割当てられている楽器であれば、新しく評価専用のデータを追加したりせずに、既存のMIDIデータを用いて楽器演奏の評価を行うことができる。
[変形例]
上述の実施形態の変形例について、以下に説明する。
〈変形例1〉上述の実施形態では、MIDIデータのうち、評価基準となるMIDIチャンネルに属するノート情報を、クロマベクトル特徴量等の音の特徴量に変換した評価基準データを用いて、楽器26により演奏された楽器音の評価を行う事例について説明した。これに限らず、MIDIデータのうち楽器演奏の評価基準となるMIDIチャンネルに属するノート情報を、例えば、デジタルオーディオ信号等の音の波形を示す評価基準データに変換して、楽器音の評価を行うように構成してもよい。この場合、入力された楽器音の波形と、評価基準データが示す音の波形との一致度合に基づいて、楽器音の評価を行うことが考えられる。
〈変形例2〉ギター等の撥弦楽器によってコードと単音の両方を演奏可能である場合、
以下のような評価方法を採用してもよい。すなわち、カラオケ装置10は、接続された楽器26により演奏されたコードを評価するためのコード評価基準データを記憶したコードデータベースをHDD19等に備える。なお、コードデータベースは、例えば、各種コードを実際に演奏した模範的な演奏音から予め実験的に得られた周波数解析結果を、コード評価基準データとして各コードごとに記憶したものが考えられる。ただし、比較的単純なコードについては、カラオケ楽曲のMIDIデータからコード評価基準データを作成することもできると考えられる。
制御部11は、楽器音の評価を行う際に、楽器26により入力された楽器音がコードであるか、単音であるかを判定する。楽器音がコードであるか、単音であるかを判定する具体的な方法として、以下の方法が例示される。カラオケ楽曲の楽曲データで示される演奏情報に対応付けて、コード又は単音のパートを示すマーカを予め付与した楽曲データを、HDD19のカラオケデータベース75に記憶させておく。制御部11は、出力される楽曲データに付与されているマーカに従って、入力された楽器音がコードであるか単音であるかを判定する。そして、楽器26により入力された楽器音がコードであると判定された場合、制御部11は、コードデータベースに記憶されているコード評価基準データを用いて、入力された楽器音の評価を行う。なお、コードデータベースを用いたコードの演奏音の評価方法については公知であるので、ここでの詳しい説明は省略する(例えば、特許文献1参照)。一方、楽器26により入力された楽器音が単音であると判定された場合、上述の実施形態と同様に、MIDIデータから変換された評価基準データを用いて楽器音の評価を行う。このようにして、楽器26によりコードが演奏された場合のみ、専用に用意された精度の高いコード評価基準データを演奏の評価に用いることで、複雑な発音過程を呈するコードの演奏音を精度よく評価できる。その一方で、単音の演奏音に対する評価は、既存のMIDIデータから変換された評価基準データを用いることで、評価専用のデータの開発リソースやカラオケ装置10の記憶容量を節約できる。
〈変形例3〉メインギター(ソロ)及びサブギター(コード)のように、楽器の種類によってコードとソロとがパートとして明確に別れている場合には、以下のような評価方法を採用してもよい。すなわち、カラオケ装置10は、上記〈変形例2〉と同様に、コードを評価するためのコード評価基準データを記憶したコードデータベースをHDD19等に備える。
制御部11は、演奏に使用される楽器26としてメインギターが決定された場合、上述の実施形態と同様に、MIDIデータから変換された評価基準データを用いて楽器音の評価を行う。一方、演奏に使用される楽器26としてサブギターが決定された場合、上記〈変形例2〉と同様に、コードデータベースに記憶されているコード評価基準データを用いて楽器音の評価を行う。なお、どの楽器の種類がコード又はソロのパートに対応しているかについては、HDD19等に記憶されているものとする。
このように、演奏に使用される楽器26としてコードのパートを演奏するサブギターが決定されたときに、専用に用意された精度の高いコード評価基準データを演奏の評価に用いるようにしたことで、コードの演奏音を精度よく評価できる。その一方で、演奏に使用される楽器26としてソロパートに対応するメインギターが決定されたときに、既存のMIDIデータから変換された評価基準データを演奏の評価に用いるようにしたことで、評価専用のデータの開発リソースやカラオケ装置10の記憶容量を節約できる。
〈変形例4〉上述の実施形態では、カラオケ装置10が単体で、楽器音の入力、評価基準用のMIDIチャンネルの決定、MIDIデータの評価基準データへの変換、及び、入力された楽器音の評価を行う事例について説明した。これに限らず、本発明の演奏の評価に係る一連の機能の一部を、カラオケ装置10とネットワークを介して通信可能な外部の
カラオケサーバ30(本発明の評価サーバに相当)が担う構成であってもよい。
具体的には、図2に示す機能ブロック図における各部構成のうち、例えば、楽器音解析手段73、評価用チャンネル決定手段74、カラオケデータベース75、評価基準データ変換手段76、離散評価手段77、及び、演奏評価手段80に相当する機能を、カラオケサーバ30が備えるようにすることが考えられる。
その場合、カラオケ装置10は、演奏に使用される楽器26の種類を示す情報を、制御部11がインターフェース部16を介してカラオケサーバ30に送信する手段を備える。また、カラオケ装置10は、楽器26から入力される楽器音の入力信号を、制御部11がインターフェース部16を介してカラオケサーバ30に送信する手段を備える。また、カラオケ装置10は、カラオケサーバ30において行われた演奏音の評価結果を、制御部11がインターフェース部16を介してカラオケサーバ30から取得する手段を備える。カラオケ装置10の制御部11は、カラオケサーバ30から取得した演奏音の評価結果に基づいて、楽器の演奏の評価結果をディスプレイ25に表示させる。
〈変形例5〉あるいは、上記〈変形例4〉とは異なる形態で、本発明の演奏の評価に係る一連の機能の一部を、カラオケ装置10とネットワークを介して通信可能な外部のカラオケサーバ30(本発明の評価サーバに相当)が担う構成であってもよい。
具体的には、図2に示す機能ブロック図における各部構成のうち、例えば、楽器音解析手段73、カラオケデータベース75、評価基準データ変換手段76、離散評価手段77、及び、演奏評価手段80に相当する機能を、カラオケサーバ30が備えるようにすることが考えられる。
その場合、カラオケ装置10は、制御部11が評価用チャンネル決定手段74の機能により決定した評価基準のMIDIチャンネルを示す情報を、制御部11がインターフェース部16を介してカラオケサーバ30に送信する手段を備える。また、カラオケ装置10は、楽器26から入力される楽器音の入力信号を、制御部11がインターフェース部16を介してカラオケサーバ30に送信する手段を備える。また、カラオケ装置10は、カラオケサーバ30において行われた演奏音の評価結果を、制御部11がインターフェース部16を介してカラオケサーバ30から取得する手段を備える。カラオケ装置10の制御部11は、カラオケサーバ30から取得した演奏音の評価結果に基づいて、楽器の演奏の評価結果をディスプレイ25に表示させる。
なお、上記〈変形例4〉,〈変形例5〉として記載した楽器演奏評価システムにおいて、楽器音が入力される側の装置は、業務用のカラオケ装置に限らず、パソコンや高機能携帯電話端末(いわゆるスマートフォン)等の汎用的な情報処理装置であってもよい。
〈変形例6〉
上述の評価基準データ変換処理(図5)では、S204のカラオケ楽曲解析(図6)において、ギターのストローク演奏に対応したストロークタイミング、ストローク時間等の評価基準を判定する事例について説明した。これに限らず、ベースやドラムといった他の楽器の特徴に応じた音色や発音タイミング等の指標を楽曲データから判定して、それらの楽器に対応する評価基準データとして用いてもよい。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態のカラオケシステム1の構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
HDD19のカラオケデータベース75が、MIDI記憶手段に相当する。制御部11が第1決定手段に相当する。制御部11の評価用チャンネル決定手段74が、第2決定手段に相当する。制御部11の評価基準データ変換手段76が、変換手段に相当する。制御部11の離散評価手段77及び演奏評価手段80が、評価手段に相当する。
一方、上記〈変形例3〉では、HDD19のコードデータベースが、コード記憶手段に相当し、制御部11が判定手段に相当する。また、上記〈変形例4〉では、HDD19のコードデータベースが、コード記憶手段に相当する。
上記〈変形例4〉では、カラオケサーバ30のデータベース31が、請求項7のMIDI記憶手段に相当し、カラオケサーバ30の制御部が、請求項7の第2決定手段、変換手段、及び、評価手段に相当する。また、上記〈変形例4〉では、カラオケ装置10の制御部11が、請求項7の通知手段及び送信手段に相当する。
上記〈変形例5〉では、カラオケサーバ30のデータベース31が、請求項8のMIDI記憶手段に相当し、カラオケサーバ30の制御部が、請求項8の変換手段、及び、評価手段に相当する。また、上記〈変形例5〉では、カラオケ装置10の制御部11が、請求項8の通知手段及び送信手段に相当する。
1…カラオケシステム、10…カラオケ装置、11…制御部、12…バスライン、13…音声制御部、14…操作処理部、14a…操作部、16…インターフェース部、17…ビデオRAM、18…映像再生部、19…ハードディスクドライブ(HDD)、20…マイク、21…楽器音入力部、22…MIDI音源、23…スピーカ、24…映像制御部、25…ディスプレイ、26…楽器、30…カラオケサーバ、31…データベース、40…カラオケボックス内LAN、50…ルータ、60…インターネット、71…アンプ、72…A/Dコンバータ、73…楽器音解析手段、74…評価用チャンネル決定手段、75…カラオケデータベース、76…評価基準データ変換手段、77…離散評価手段、78…基準ストローク期間参照手段、79…楽器音評価手段、80…演奏評価手段、81…評価結果表示手段。

Claims (8)

  1. 曲の演奏情報を示すMIDIデータを記憶するMIDI記憶手段と、
    楽器演奏評価装置に接続された楽器を決定する第1決定手段と、
    前記第1決定手段により決定された楽器に対応するMIDIチャンネルを決定する第2決定手段と、
    前記MIDI記憶手段に記憶されているMIDIデータにおける、前記第2決定手段により決定されたMIDIチャンネルに属するノート情報に従って、前記ノート情報を所定形式の評価基準データに変換する変換手段と、
    前記楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、前記変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う評価手段と、
    を備えることを特徴とする楽器演奏評価装置。
  2. 請求項1に記載の楽器演奏評価装置において、
    前記変換手段は、前記評価基準データとして、前記ノート情報を音の特徴量を示すデータに変換すること
    を特徴とする楽器演奏評価装置。
  3. 請求項1に記載の楽器演奏評価装置において、
    前記変換手段は、前記評価基準データとして、前記ノート情報を音の波形を示すデータに変換すること
    を特徴とする楽器演奏評価装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の楽器演奏評価装置において、
    楽器演奏評価装置に接続された楽器により演奏されたコードを評価するためのコード評価基準データを記憶するコード記憶手段と、
    楽器演奏評価装置に接続された楽器により入力された楽器音がコードであるか、単音であるかを判定する判定手段とを更に備え、
    前記判定手段によりコードであると判定された場合、前記評価手段は、前記楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、前記コード記憶手段に記憶されているコード評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行い、
    前記判定手段により単音であると判定された場合、前記評価手段は、前記楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、前記変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行うこと
    を特徴とする楽器演奏評価装置。
  5. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の楽器演奏評価装置において、
    楽器演奏評価装置に接続された楽器により演奏されたコードを評価するためのコード評価基準データを記憶するコード記憶手段を更に備え、
    前記第1決定手段は、楽器演奏評価装置に接続される楽器として、メインギターと、サブギターとを決定する機能を備え、
    前記第1決定手段によりメインギターが決定された場合、前記評価手段は、前記楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、前記変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行い、
    前記第1決定手段によりサブギターが決定された場合、前記評価手段は、前記楽器演奏評価装置に接続された楽器から入力される楽器音の入力信号と、前記コード記憶手段に記憶されているコード評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行うこと
    を特徴とする楽器演奏評価装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の楽器演奏評価装置を備えたカラオケ装置であって、
    前記MIDI記憶手段に記憶されているMIDIデータは、前記カラオケ装置によって演奏されるカラオケ曲の演奏情報を示すMIDIデータであり、
    前記第2決定手段は、前記第1決定手段により決定された楽器に対応する、カラオケ曲のMIDIデータにおけるMIDIチャンネルを決定すること
    を特徴とするカラオケ装置。
  7. 情報処理装置と評価サーバとを備え、前記情報処理装置と前記評価サーバとが通信を行う楽器演奏評価システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記情報処理装置に接続された楽器を決定する第1決定手段と、
    前記第1決定手段により決定された楽器を前記評価サーバに通知する通知手段と、
    前記情報処理装置を用いて入力された楽器音の入力信号を前記評価サーバに送信する送信手段と、を備え、
    前記評価サーバは、
    曲の演奏情報を示すMIDIデータを記憶するMIDI記憶手段と、
    前記情報処理装置から通知された楽器に対応するMIDIチャンネルを決定する第2決定手段と、
    前記MIDI記憶手段に記憶されているMIDIデータにおける、前記第2決定手段により決定されたMIDIチャンネルに属するノート情報に従って、前記ノート情報を所定形式の評価基準データに変換する変換手段と、
    前記情報処理装置から送信されてきた楽器音の入力信号と、前記変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う評価手段と、
    を備えること楽器演奏評価システム。
  8. 情報処理装置と評価サーバとを備え、前記情報処理装置と前記評価サーバとが通信を行う楽器演奏評価システムであって、
    前記情報処理装置は、
    楽器演奏評価装置に接続された楽器を決定する第1決定手段と、
    前記第1決定手段により決定された楽器に対応するMIDIチャンネルを決定する第2決定手段と、
    前記第2決定手段により決定されたMIDIチャンネルを前記評価サーバに通知する通知手段と、
    前記情報処理装置を用いて入力された楽器音の入力信号を前記評価サーバに送信する送信手段と、を備え、
    前記評価サーバは、
    曲の演奏情報を示すMIDIデータを記憶するMIDI記憶手段と、
    前記MIDI記憶手段に記憶されているMIDIデータにおける、前記情報処理装置から通知されたMIDIチャンネルに属するノート情報に従って、前記ノート情報を所定形式の評価基準データに変換する変換手段と、
    前記情報処理装置から送信されてきた楽器音の入力信号と、前記変換手段により変換された評価基準データとに基づいて、楽器の演奏の評価を行う評価手段と、
    を備えること楽器演奏評価システム。
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