JP2014045341A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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    • H04N19/66Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using error resilience involving data partitioning, i.e. separation of data into packets or partitions according to importance

Abstract

【課題】記憶媒体や伝送媒体に障害が発生した場合でも当該媒体上の映像が補完処理により復元される確率を高めること。
【解決手段】情報処理装置は、符号化部と出力部とを有する。上記符号化部は、映像データを構成する複数のピクチャを、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化可能である。上記出力部は、上記符号化された複数のブロックを、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散させて出力可能である。
【選択図】図3

Description

本技術は、動画像データを複数の符号化ブロック毎に処理可能な情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、インターネットやその他の伝送路を経由して、マルチメディアデータを低遅延に伝送するという需要が高まっている。例えば、遠隔の2つの医療拠点がインターネット等で接続され、一方の地点(遠隔手術室)から手術風景が動画像として伝送され、他方の地点でその映像に基づいて手術器具が遠隔操作されるといった、いわゆる遠隔手術のアプリケーションでは、数フレーム間隔以下の遅延で動画像が伝送されることが望ましい。
このような要求から、下記特許文献1では、動画像の各ピクチャの数ライン毎を一つの圧縮符号化ブロックとしてウェーブレット変換による圧縮符号化を行う方式が開示されている。この方式では、ピクチャ内のデータ全てが入力されるまで待つことなく圧縮符号化が開始可能である。また、圧縮データがネットワーク伝送され、受信側の装置が復号化を行う場合においても、受信側の装置は、ピクチャ内の全てのデータを受信する前に復号処理を開始できる。したがってネットワーク伝播遅延が十分小さければ、フレーム間隔以下の遅延でのリアルタイム動画像伝送が可能となる。
ところで、映像制作現場において、特許文献1に開示されるような低遅延コーデックによって圧縮符号化された映像データを記憶媒体(ディスク)に保存したいという要求が高まりつつある。しかし、特許文献1に開示されるような低遅延コーデックでは、フレーム間予測符号化を行わないため、圧縮符号化された映像データは膨大なデータ量となる。
膨大なデータをリアルタイムに保存可能な補助記憶装置として、非特許文献1で開示されているRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)装置レベル0などが存在する。データの一時的なリアルタイム記憶処理では、高速なFlash SSD(Solid State Drive)装置を用いることも考えられるが、この装置は半導体メモリであるフラッシュメモリを使用したものであるため、書き換え回数に上限があり、長期間の利用に適さない。いずれの装置も、ディスクの持続的データ転送速度を向上することを目的としたストライピング・システム(Striping System)の一種である。
しかし、ストライピング・システムには、耐故障性の問題を抱えている。RAID装置レベル0のように、複数のディスクから構成される単純なストライピング・システムでは、一つのディスクが故障するだけで全体が読めなくなるという欠点がある。
そこで、RAID装置を利用したストライピング・システムは、RAID装置レベル1+0(0+1)、レベル5、レベル6等を用いることで耐故障性能を高めている。RAID装置レベル1+0(0+1)は、ストライピングのために2台以上、ミラーリングのために少なくともその2倍の数のディスクを用いて冗長化を行う。また、RAID装置レベル5、6は、データの書き込み時に誤り訂正符号データ(パリティ)を生成し、複数のディスクに分散して記憶する。
格納されるデータは「Chunk(チャンク)」と呼ばれる一定サイズのデータに分割され、連続した複数のチャンクがRAIDを構成する各ディスクに分散して配置される。この分散配置により、連続したデータが読み書きされる際に、同時に複数のディスクに対して読み書きが行われる。よって、RAID装置レベル5、6等は、単位時間当たりで、RAIDを構成するディスクの数に比例した量のデータを読み書きできる。このため、データアクセス性能が向上する。
特開2007−311924号公報 特開2008−288833号公報
Patterson et al., "A case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks(RAID)", Proceedings of the 1988 ACM SIGMOD international conference on Management of data, pp.109-116 永井義満, "環境ストレスと同時故障を考慮した競合リスクモデルにおけるマスクされたデータに基づくパラメータ推定", 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 J85-A(9), pp1014-1021, 2002年9月1日
しかしながら、RAID装置レベル5、6のいずれの冗長化構成が用いられるとしても、各構成で許容されている以上のディスクが同時に故障することで、全ての映像データが再生不可能になるという問題がある。例えば、レベル5では1台、レベル6では2台までの同時故障が許容されているが、それぞれ2台、3台が同時に故障した際には、誤り訂正符号データを用いて復元することができない。一般的には、RAIDを構成する複数のディスクが同時に故障するという可能性は極めて低いと考えられているが、実際には同一条件下において各ディスクは同じ環境ストレスを受けているため、同時に故障する確率が高くなるという仮定が非特許文献2に示されている。
以上のような理由から、従来のストライピング・システムを用いた冗長化構成を用いて映像データを記憶することはあまり推奨されない。
そこで本技術は、記憶媒体や伝送媒体に障害が発生した場合でも、当該媒体上の映像が補完処理により復元される確率を高めることが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上述の課題を解決するため、本技術の一形態に係る情報処理装置は、符号化部と出力部とを有する。上記符号化部は、映像データを構成する複数のピクチャを、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化可能である。上記出力部は、上記符号化された複数のブロックを、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散させて出力可能である。
これにより情報処理装置は、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックを異なる媒体上に出力することで、1つの媒体に障害が発生した場合でも、当該媒体上の映像データが補完処理により復元される確率を高めることができる。
ここで、ピクチャとは、1枚の画面を表す用語であり、フレーム構造として符号化・復号化する場合は1枚のフレームを意味し、フィールド構造として符号化・復号化する場合は1枚のフィールドを意味する。また出力部によるブロックの出力先は、情報処理装置の内部であってもよいし外部であってもよい。
上記出力部は、1つのピクチャ内で隣接する2つのブロックが、上記複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように上記複数のブロックを出力してもよい。
これにより情報処理装置は、1つの媒体に障害が発生した場合に、1つのピクチャ内で消失する可能性のあるブロックの面積を最小限に留めることができる。
上記情報処理装置は、再生部をさらに有してもよい。再生部は、上記複数の媒体のうち1つ以上の媒体に障害が生じた場合に、上記複数のピクチャのうち、当該障害が生じた媒体上に存在する、第1のピクチャの第1の位置のブロックを、上記第1のピクチャに時間的に最も近い第2のピクチャの上記第1の位置のブロックによって補完して上記映像データを再生可能である。
これにより情報処理装置は、消失したブロックを、それが存在するピクチャに最も相関が高い他のピクチャのブロックから補完することで、補完処理による映像の劣化を最小限に留めることができる。
上記符号化部は、上記隣接する2つのブロックを含む複数のブロック毎に誤り訂正符号を生成可能であってもよい。この場合上記出力部は、上記誤り訂正符号及び当該誤り訂正符号の生成元である各ブロックが同一の媒体上に出力されないように上記複数のブロックを出力してもよい。またこの場合上記再生部は、上記複数の媒体のうち1つ以上の媒体に障害が生じた場合であってかつ、上記第1のピクチャの第1の位置のブロックが上記誤り訂正符号によって復元できない場合に、当該第1のピクチャの第1の位置のブロックを上記第2の第2のピクチャの上記第1の位置のブロックによって補完してもよい。
これにより情報処理装置は、例えば障害が発生した媒体が1つのみの場合には誤り訂正符号(パリティ)によって元のブロックを完全に復元することができる。
上記符号化部は、上記ピクチャの1以上のラインを上記ブロックとして符号化してもよい。
一般的に映像データはライン単位で入力されることから、上記構成により、情報処理装置は、1以上のライン単位で映像データを符号化することで、ピクチャ単位で処理する場合に比べて処理遅延を短縮することができる。ブロックが複数のラインで構成される場合、それらのラインは1つのピクチャの垂直方向において隣接していてもよいし離れていてもよい。
上記符号化部は、上記ピクチャの一部を占める所定形状の1以上の画素領域を上記ブロックとして符号化してもよい。
ここで所定形状とは、正方形、長方形、円、楕円等の任意の形状である。またブロックが複数の画素領域で構成される場合、それらの画素領域は1つのピクチャ内で隣接していてもよいし離れていてもよい。また符号化処理ごとに画素領域の画素数や形状が可変されても構わない。
上記複数の媒体は複数の記憶媒体であってもよい。この場合上記出力部は、上記符号化された複数のブロックを、当該複数のブロックが上記複数の記憶媒体に分散して記憶されるように当該複数の記憶媒体へ出力してもよい。
上記複数の媒体は複数の伝送媒体であってもよい。この場合上記出力部は、上記符号化された複数のブロックを、当該複数のブロックが上記複数の伝送媒体上に分散して伝送されて1つの受信装置によって受信されるように当該複数の伝送媒体上へ出力してもよい。またこの場合上記受信装置は、上記複数の伝送媒体のうち1つ以上の伝送媒体に障害が生じた場合に、上記複数のピクチャのうち、当該障害が生じた伝送媒体上に伝送された、第1のピクチャの第1の位置のブロックを、それ以外の伝送媒体上に伝送されて受信された、上記第1のピクチャに時間的に最も近い第2のピクチャの上記第1の位置のブロックによって補完して上記映像データを再生してもよい。
これにより情報処理装置は、符号化されたブロックを複数の伝送媒体上に分散させて伝送することで、いずれかの伝送媒体に障害が発生してデータが消失した場合でも、受信装置側において他の伝送媒体を介して正しく受信されたブロックによって上記消失したデータを補完させることができる。
ここで伝送媒体とは、インターネット、LAN(Local Area Network)等のあらゆるネットワーク媒体であり、有線媒体であってもよいし無線媒体であってもよい。
本技術の他の形態に係る情報処理方法は、映像データを構成する複数のピクチャを、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化すること、及び、上記符号化された複数のブロックを、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散させて出力することを含む。
本技術のまた別の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、符号化ステップと出力ステップとを実行させる。上記符号化ステップでは、映像データを構成する複数のピクチャが、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化される。上記出力ステップでは、上記符号化された複数のブロックが、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散されて出力される。
以上のように、本技術によれば、記憶媒体や伝送媒体に障害が発生した場合でも、当該媒体上の映像が補完処理により復元される確率を高めることができる。
本技術の第1の実施形態における記録再生装置のハードウェア構成を示した図である。 上記記録再生装置のソフトウェアモジュール構成を示したブロック図である。 図2の符号化部による符号化ブロックの生成例及び図2の情報蓄積部によるパリティブロックの生成例を示した図である。 図2の情報蓄積部による符号化ブロックの蓄積処理の流れを示したフローチャートである。 上記情報蓄積部により補助記憶装置アレイに蓄積される符号化ブロック及びパリティブロックの分散例を示した図である。 図2の情報取得部による符号化ブロックの取得処理の流れを示したフローチャートである。 上記情報蓄積部により1枚のピクチャが符号化ブロックとして蓄積される様子を模擬的に示した図である。 上記情報蓄積部により、図7で示したピクチャの次のピクチャが符号化ブロックとして蓄積される様子を模擬的に示した図である。 図2の補助記憶装置アレイの1つが故障した場合にピクチャの一部が読み込み不可能になる様子を模擬的に示した図である。 図9の場合における上記情報取得部による補完処理の様子を模擬的に示した図である。 本技術の第2の実施形態における符号化ブロックの生成例を示した図である。 上記第2の実施形態におけるパリティブロックの生成例を示した図である。 上記第2の実施形態における符号化ブロック及びパリティブロックの蓄積処理の流れを示したフローチャートである。 上記第2の実施形態において補助記憶装置アレイに蓄積される符号化ブロックの分散例を示した図である。 本技術の第3の実施形態におけるネットワーク構成及び符号化ブロックの伝送ルートを示した図である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
まず、本技術の第1の実施形態を説明する。本実施形態では、本技術が記録再生装置に適用された例を説明する。
[記録再生装置のハードウェア構成]
図1は、本実施形態に係る記録再生装置のハードウェア構成を示した図である。
同図に示すように、記録再生装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じて、主記憶装置としてのRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら記録再生装置100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース15には、表示装置16、操作受付部17、通信部18、補助記憶装置19等が接続される。
表示装置16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた装置である。表示装置16は、例えば補助記憶装置19に記憶されて当該補助記憶装置19から読み出された映像データを表示する。表示装置16は、記録再生装置100に内蔵されていてもよいし、記録再生装置100に例えばケーブルを介して接続されていてもよいし、記録再生装置100とは物理的に離れた場所に存在してネットワークを介して記録再生装置100と接続されていてもよい。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネルその他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示装置16と一体となり得る。また操作受付部17は、リモートコントローラからのコントロール信号(赤外線)を受信する受光部であってもよい。
補助記憶装置19は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)等の不揮発性メモリである。当該補助記憶装置19には、上記OSや後述するソフトウェアモジュールやアプリケーション等のプログラム、映像データ等の各種データが記憶される。上記プログラムは、記録再生装置100にネットワークを介して提供されてもよいし、記録再生装置100で読み取り可能な記録媒体を介してインストールされてもよい。
本実施形態では、補助記憶装置19は、映像データの符号化ブロック毎の分散記憶に対応して、複数設けられる。以下の説明では、これら複数の補助記憶装置19をまとめて補助記憶装置アレイとも称する。上記OSやプログラムは、当該補助記憶装置アレイとは別の記憶装置に記憶されてもよい。すなわち補助記憶装置アレイは、映像データの符号化ブロックの分散記憶専用に設けられてもよい。本実施形態において、補助記憶装置19は、「ディスク」とも称される。
通信部18は、外部機器との間の通信処理を担う。当該通信は有線と無線のどちらによってもよい。通信部18が有線により通信する場合、通信部18は例えばEthernet(登録商標)ケーブルに接続可能なNIC(Network Interface Card)等である。通信部18が無線により通信する場合、通信部18は無線LANモジュール等である。
[記録再生装置のモジュール構成]
図2は、上記記録再生装置100が有するソフトウェアモジュールの構成を示した機能ブロック図である。同図に示したソフトウェアモジュールは、撮像装置200で撮影された映像データが記録再生装置100の補助記憶装置19に順次記憶された後、ユーザからの再生トリガによって映像データが冒頭から再生され表示装置16に出力されるという流れに必要なモジュールである。実際には、記録再生装置100は、自身が有する機能に応じて、同図に示した以外のソフトウェアモジュールを有していてもよい。
同図に示すように、記録再生装置100は、映像取得部110、符号化部120、情報蓄積部130、補助記憶装置制御部140、情報取得部150、復号化部160、映像再生部170の各ソフトウェアモジュールを有する。
映像取得部110は、撮像装置200から撮影された映像データを所定のインタフェースを介して取得し、それを符号化部120が処理可能なデータ形式へと変換して符号化部120へ渡す。撮像装置200は例えばビデオカメラ等の映像撮影機能を有する装置である。
符号化部120は、映像取得部110が取得した映像データを構成する各ピクチャを所定の方式で圧縮符号化して符号化データ(ストリーム)を生成する。この際、符号化部120は、上記各ピクチャを所定の符号化単位で符号化し、符号化ブロックを生成する。この処理の詳細については後述する。この符号化ストリームは情報蓄積部130へ渡される。
情報蓄積部130は、上記符号化部120が生成した符号化データを、それが補助記憶装置アレイを構成する複数の補助記憶装置19に所定の順序で分散して記憶させるように、書き込み命令とともに補助記憶装置制御部140へ出力する。この処理の詳細も上述する。
補助記憶装置制御部140は、情報蓄積部130からの書き込み命令に従って、複数の補助記憶装置19へ符号化データを書き込む。また補助記憶装置制御部140は、情報取得部150からの読み出し命令に基づいて、複数の補助記憶装置19に記憶されている符号化データを読み出し、情報取得部150へ渡す。
情報取得部150は、ユーザからの再生トリガに基づいて、補助記憶装置制御部140を介して、補助記憶装置アレイから所定の順序で符号化データを上記符号化ブロック単位で取得し(読み出し)、それを復号化部160へ渡す。この際、情報取得部150は、後述する誤り訂正処理や補完(コンシールメント)処理も実行する。これらの処理の詳細についても後述する。上記再生トリガは例えば、ユーザによる物理的な押ボタン(リモートコントローラの操作も含む)の押下操作や、ネットワーク経由の再生要求等である。
復号化部160は、情報取得部150からの符号化データを所定の方式で復号化し、映像再生部170へ渡す。
映像再生部170は、復号化部160で復号化された符号化データを、表示装置16で適切に表示されるよう、同期処理やデータ変換処理等を実行して表示装置16へ出力する。
[記録再生装置の動作]
次に、以上のように構成された記録再生装置100の動作について説明する。本実施形態において、記録再生装置100における動作は、CPU11と、その制御下において実行される上記各ソフトウェアモジュールとで協働して行われる。
(記録再生装置の動作の概要)
まず、記録再生装置100の動作の概要について説明する。
上述したように、撮像装置200で撮影された映像データは、映像取得部110に入力され、符号化部120が扱えるデータに変換される。例えば撮像装置200からの入力信号がアナログビデオ信号である場合は、映像取得部110によってA/D(アナログ‐デジタル変換)が行われ、変換後の映像データが符号化部120に渡される。
続いて符号化部120は、当該変換後の映像データを、所定の方式、例えば上記特許文献1に開示されているような方式で圧縮符号化し、符号化データ(符号化ストリーム)とする。また符号化部120は、その際、映像データを構成する各ピクチャの複数のラインを1つの符号化ブロックとして、複数の符号化ブロックを生成する。生成された複数の符号化ブロックは、情報蓄積部130へ渡される。
ここでピクチャとは、1枚の画面を表す用語であり、上記映像データがフレーム構造として符号化・復号化される場合は1枚のフレームを意味し、フィールド構造として符号化・復号化される場合は1枚のフィールドを意味する。
続いて情報蓄積部130は、上記符号化ブロックを基に誤り訂正符号化ブロック(パリティブロック)を生成する。
図3は、符号化部120による符号化ブロックの生成例及び情報蓄積部130によるパリティブロックの生成例を示した図である。
同図に示すように、符号化部120は、1つのピクチャのうち、連続した複数のライン(例えば数ライン、数十ライン)を1つの単位として、当該ピクチャを複数のブロック(B1’〜B12’)に分割する。同図の例ではピクチャは12のブロックに分割されているが、その数はこれに限られない。そして符号化部120は、それらのブロックをそれぞれ符号化し、符号化ブロック(B1〜B12)を生成する。
この際、符号化部120は、ピクチャの先頭のラインを含むブロックから順に下方向へ符号化ブロックを作成していき、作成毎に、符号化ブロックのヘッダに昇順でブロックNoを書き込む。同図の例では、1枚のピクチャにおけるブロックNoは例えば001〜012である。またヘッダには、映像データにおけるピクチャの位置を示すピクチャNoも書き込まれる。したがって1つの映像コンテンツにおける符号化ブロックの位置は、ピクチャNoとブロックNoとによって識別可能となる。
また情報蓄積部130は、所定数の符号化ブロック毎に、1つのパリティブロックを生成する。例えば、ディスクの数から1を引いた数のブロック毎に1つのパリティブロックが生成される。本実施形態では、ディスクは例えば4台設けられており、そのうち3台が符号化ブロックの記憶に用いられ、1台がパリティブロックの記憶に用いられる。したがって情報蓄積部130は、3つの符号化ブロックを基に1つのパリティブロックを生成する。同図の例では、符号化ブロックB1〜B3からパリティブロックP1が、符号化ブロックB4〜B6からパリティブロックP2が、符号化ブロックB7〜B9からパリティブロックP3が、符号化ブロックB10〜B12からパリティブロックP4が、それぞれ生成される。
パリティブロックの生成には、例えば単純なビット毎のXOR(eXclusive OR)が用いられる。
続いて情報蓄積部130は、当該符号化ブロック及びパリティブロックを記憶させる補助記憶装置及びその記憶順序を決定する。すなわち情報蓄積部130は、補助記憶装置アレイの中から、それら符号化ブロック及びパリティブロックを記憶すべき補助記憶装置19を選択し、選択された補助記憶装置19に関する情報を含む書き込み命令とともに、符号化ブロック及びパリティブロックをブロック単位で補助記憶装置制御部140へ渡す。
続いて補助記憶装置制御部140は、情報蓄積部130からの書き込み命令に基づいて、渡された符号化ブロック及びパリティブロックを、上記補助記憶装置アレイを構成している複数の補助記憶装置19へ書き込む。
映像データの再生トリガが発生した場合、情報取得部150は、補助記憶装置アレイの中から、読み出すべき符号化ブロックが記憶されている補助記憶装置19を選択し、補助記憶装置制御部140を介して当該選択された符号化ブロックを所定の順序で読み出す。読み出された符号化ブロックは復号化部160へ渡される。
この際、情報取得部150は、いずれかの補助記憶装置19が故障している場合には、その故障の程度によって、上記パリティブロックを用いた誤り訂正処理と、補完処理のいずれかを実行する。
続いて復号化部160は、符号化部120と対応する所定の方式で符号化ブロックを復号化し、映像再生部170へ渡す。
映像再生部170は、上記復号化された符号化ブロックについて、表示装置16で表示するために必要な同期処理や変換処理等を実行して、処理後のデータを表示装置16へ出力する。
(情報蓄積部の動作)
次に、上記情報蓄積部130の動作の詳細について説明する。図4は、情報蓄積部130による符号化ブロックの蓄積(書き込み)処理の流れを示したフローチャートである。同図では、補助記憶装置アレイを構成するディスクの数をmとする。
同図に示すように、情報蓄積部130は、符号化部120から符号化ブロックを渡されると、当該符号化ブロックの蓄積ループ処理(ステップ41〜49)を開始する。
当該ループ処理において、まず情報蓄積部130は、蓄積した(補助記憶装置制御部140へ渡した)符号化ブロックの数がm−1個に達したか否かを判断する(ステップ42)。
蓄積した符号化ブロックの数がm−1個に満たないと判断した場合(No)、情報蓄積部130は、符号化部120から符号化ブロックを取得する(ステップ43)。
一方、蓄積した符号化ブロックの数がm−1個に達したと判断した場合(Yes)、情報蓄積部130は、当該m−1個のブロックを用いてパリティブロックを生成する(ステップ44)。
続いて情報蓄積部130は、取得した符号化ブロックがピクチャの先頭のブロックであるか否かを、そのヘッダ中の上記ブロックNoを参照して判断する(ステップ45)。
上記符号化ブロックがピクチャの先頭のブロックであると判断した場合(Yes)、情報蓄積部130は、ディスクの選択に用いるカウンタdの値をインクリメントし、同じくディスクの選択に用いるカウンタiの値を初期化する(ステップ46)。ここでカウンタdの初期値は1であり、カウンタiの初期値は0である。
上記符号化ブロックがピクチャの先頭でないと判断した場合(No)及び上記ステップ46の処理が完了した場合、情報蓄積部130は、d+i番目のディスクに上記取得した符号化ブロックを蓄積するよう、補助記憶装置制御部140へ書き込み命令を発する(ステップ47)。
続いて情報蓄積部130は、上記カウンタiの値をインクリメントし(ステップ48)、上記ステップ42に戻って以降の処理を繰り返す。
すなわち情報蓄積部130は、得られた符号化ブロックからm−1個単位でパリティブロック1個を生成し、計m個のブロックをd番目のディスクからd+m−1番目のディスクに順に記憶させる。また情報蓄積部130は、1ピクチャの全てのブロックをディスクに記憶させると、次のピクチャのブロックをd+1番目のディスクから順に記憶させる。
このようにして、情報蓄積部130は、符号化部120から符号化ブロックを受け取るたびに、以上のステップ42〜48の処理を繰り返し、補助記憶装置制御部140を介して符号化ブロック及びパリティブロックを複数のディスクへ分散させて記憶する。
ここで、情報蓄積部130は、処理速度向上のために、パリティブロックの生成処理とブロックの蓄積処理とを並行して行ってもよい。
図5は、以上の処理によって4台のディスクD1〜D4に記憶されたブロックの分散配置例を示した図である。
同図に示すように、先頭のピクチャについては、3つの符号化ブロックと1つのパリティブロックがそのブロックNoに従って、ディスクD1からD2→D3→D4の順に記憶されている。また次のピクチャについては、上記各ブロックがそのブロックNoに従ってディスクD2からD3→D4→D1の順に記憶されている。
このような分散記憶処理により、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つの符号化ブロックが、異なるディスクに記憶されていることが分かる。例えば、先頭のピクチャの符号化ブロックB1はディスクD1に記憶されている一方、2枚目のピクチャにおける同一位置の符号化ブロックB1は、ディスクD2に記憶されている。
これにより、いずれかのディスクが故障した場合に、故障したディスクに記憶されていたあるピクチャの符号化ブロックが、それと同じ位置の前後のピクチャの符号化ブロックによって補完(コンシールメント)され得る。
また同図に示すように、1つのピクチャ内で隣接する2つの符号化ブロックが、異なるディスクに記憶されていることが分かる。例えば、先頭のピクチャにおいて隣接する符号化ブロックB2とB3についてみると、符号化ブロックB2はディスクD2に記憶されている一方、符号化ブロックB3はディスクD3に記憶されている。
これにより、いずれかのディスクが故障した場合に、1つのピクチャ内において、消失してしまい読み込めなくなる(それにより補完処理や誤り訂正処理が必要となる)符号化ブロックの面積が最小限に抑えられる。
(情報取得部の動作)
次に、上記情報取得部150の動作の詳細について説明する。図6は、情報取得部150による符号化ブロックの取得(読み込み)処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、情報取得部150は、上記再生トリガに基づいて、補助記憶装置アレイからの符号化ブロックの取得ループ処理(ステップ61〜71)を開始する。
当該ループ処理において、情報取得部150はまず、d+i番目のディスクから符号化ブロックを取得するにあたり、当該d+i番目のディスク1台のみが故障しているか否かを判断する(ステップ62)。カウンタdの初期値は1であり、カウンタiの初期値は0である。当該ディスクが故障しているか否かは符号化ブロックが読み込み不能か否かで判断される。
d+i番目のディスクのみが故障していると判断した場合(Yes)、情報取得部150は、他の故障していないm−1台のディスクに記憶されている符号化ブロック及びパリティブロックを用いて、上記d+i番目のディスクに記憶されていた符号化ブロックを回復する(ステップ66)。
d+i番目のディスクに加えて他のディスクも故障していると判断した場合(ステップ63のYes)、情報取得部150は、d+i−c番目のディスクから、d+i番目のディスクに記憶されていた符号化ブロックが属するピクチャよりもcの数だけ前のピクチャにおける、同一位置の符号化ブロックを取得する(ステップ65)。
ここでcは1以上の整数であり、その値が小さいほど好ましい。例えば情報取得部150は、d+i−1番目のディスクが故障していない場合には、そのディスクから、読み込み不能となったピクチャの1つ前のピクチャの符号化ブロックを取得する。d+i−1番目のディスクが故障している場合には、情報取得部150は、d+i−2番目のディスクから、2つ前のピクチャの符号化ブロックを取得する。すなわち、情報取得部150は、読み込み不能となった符号化ブロックを、それが属するピクチャよりも前の、時間的に極力近いピクチャにおける同一位置の符号化ブロックによって補完する。
一方、いずれのディスクも故障していないと判断した場合(ステップ63のNo)、情報取得部150は、d+i番目のディスクから符号化ブロックを取得する(ステップ64)。
続いて情報取得部150は、取得した符号化ブロックが、1つのピクチャの終端の符号化ブロックであるか否かを判断する(ステップ67)。
取得した符号化ブロックがピクチャの終端の符号化ブロックでないと判断した場合(No)、情報取得部150は、上記カウンタiをインクリメントし(ステップ68)、取得した符号化ブロックを復号化部160へ渡す(ステップ70)。その後は同じピクチャに関する符号化ブロックの取得処理が繰り返される。
一方、取得した符号化ブロックがピクチャの終端の符号化ブロックであると判断した場合(Yes)、情報取得部150は、上記カウンタdをインクリメントし、カウンタiを初期化する(ステップ69)。その後は、d+i+1番目のディスクから順に、次のピクチャの符号化ブロックの取得処理が、ピクチャの先頭から実行される。
このようにして、情報取得部150は、映像データの再生命令にしたがって、所定の位置のピクチャ(通常は先頭のピクチャ)から順に、補助記憶装置制御部140を介して符号化ブロックを取得し、復号化部160へ渡していく。また情報取得部150は、ディスクが故障した場合には、故障したディスクが1台のみであればパリティブロックを用いて読み込み不能な符号化ブロックを回復し、故障したディスクが2台以上であれば読み込み不能な符号化ブロックをそれが属するピクチャの前のピクチャの同じ位置の符号化ブロックによって補完する。
ここで、情報取得部150は、処理速度向上のために、符号化ブロックの取得処理(ステップ64)と、符号化ブロックの回復処理(ステップ66)及び補完処理(ステップ65)とを並行して行ってもよい。
また同図では、1台のディスクの全てが故障する例が示されたが、ディスクの一部が故障して一部だけ読み込み不能となった場合にも同様の処理が実行される。
(補完処理の例)
次に、上記補完処理の具体例について説明する。図7は、上記情報蓄積部130により1枚のピクチャが符号化ブロックとして蓄積される様子を模擬的に示した図である。また図8は、図7で示したピクチャの次のピクチャが符号化ブロックとして蓄積される様子を模擬的に示した図である。また図9は、ディスクが故障した場合にピクチャの一部が読み込み不可能になる様子を模擬的に示した図である。また図10は、図9の場合における情報取得部150による補完処理の様子を模擬的に示した図である。
上述したように、ディスクが1台のみ故障した場合には、パリティブロックによる回復処理が実行されるが、ここでは、説明を簡単にするため、パリティブロックによる回復処理は行わずに、ピクチャ間での補完処理が実行されるものとする。
図7及び図8に示すように、情報蓄積部130は、図4及び図5で示したように、連続するピクチャP及びPn+1のブロックB1’〜B12’に対応する符号化ブロックB1〜B12を、それぞれディスクD1〜D3に順に記憶する。上述したように、ピクチャPとピクチャPn+1との間で同じ位置に存在する符号化ブロックは、異なるディスクに記憶される。
図9に示すように、例えばディスクD2が故障した場合には、そこに記憶されていたピクチャPn+1の符号化ブロックB1、B4及びB7が読み込み不能となる。
この場合、それらの符号化ブロックは、図10に示すように、ディスクD1に記憶されている、ピクチャPの対応する位置に存在する符号化ブロックB1、B4及びB7によって補完される。
一般に、映像データにおいて、連続するピクチャ間での画像の相関性は高く、ピクチャ間で同じ位置に存在するラインの画像も相関性が高い。したがって、情報取得部150は、ディスクの故障により、あるピクチャの符号化ブロックが読み込み不能となった場合、そのブロックを、その1つ前のピクチャの同じ位置の符号化ブロックによって補完することで、読み込み不能となった画像によく似た画像を出力することができる。つまり、情報取得部150は、例えば予め用意された所定の画像のダミーデータを補完処理に用いる場合と比べて、補完処理による画質劣化を低減させることができる。
そして本実施形態では、情報蓄積部130が、1つのピクチャにおいて隣接する符号化ブロックを異なるディスクに記憶し、かつ、ピクチャ間で同じ位置に存在する符号化ブロックを異なるディスクに記憶することで、上述の高品質な補完処理を実現している。
さらに本実施形態では、符号化部120は、各ピクチャの複数のラインを1つの符号化ブロックとして定義している。一般的に、映像データはライン単位で入力さえるため、複数ライン単位でデータが処理されることで、ピクチャ単位の処理に比べて処理遅延が短縮される。
上記いずれかのディスクが故障したことが判明した場合、当該ディスクは正常な空のディスクに交換され、他のディスクから回復または補完された符号化ブロックが当該交換後のディスク上で再構築されてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本技術の第2の実施形態を説明する。本実施形態においては、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。特に説明のない点については上記第1の実施形態と同様である。
上記第1の実施形態では、符号化ブロックは複数のラインで構成されていた。しかし、符号化ブロックの単位はこれに限られず、例えば正方形または長方形の複数ピクセルによって1つの符号化ブロックが定義されてもよい。
図11は、本実施形態における符号化ブロックの生成例を示した図である。また図12は、本実施形態におけるパリティブロックの生成例を示した図である。
図11及び図12に示すように、本実施形態では、符号化部120は、1つのピクチャを例えば16の矩形ピクセルブロックB1’〜B16’に分割し、それら矩形ピクセルブロックを基に符号化ブロックB1〜B16を生成する。この際、符号化部120は、同図に示すブロックの序数に対応したブロックNoを符号化ブロックB1〜B16のヘッダに付加する。
そして情報蓄積部130は、基本的には、3つの符号化ブロックから1つのパリティブロックを生成する。すなわち、符号化ブロックB1〜B3からパリティブロックP1が、符号化ブロックB4〜B6からパリティブロックP2が、符号化ブロックB7〜B9からパリティブロックP3が、符号化ブロックB10〜B12からパリティブロックP4が、符号化ブロックB13〜B15からパリティブロックP5がそれぞれ生成される。ただし、最後の符号化ブロックB16についてはそれのみからパリティブロックP6が生成される。
図13は、本実施形態における符号化ブロック及びパリティブロックの蓄積処理の流れを示したフローチャートである。同図において、mはディスクの数を示し、nは1つのピクチャにおいて符号化ブロックが属する列(縦方向)の序数を示す。各ピクチャの左端の列が第1列目とされ、この場合のnは1である。
同図に示すように、情報蓄積部130は、符号化部120から符号化ブロックを渡されると、当該符号化ブロックの蓄積ループ処理(ステップ131〜141)を開始する。
当該ループ処理において、まず情報蓄積部130は、蓄積した符号化ブロックの数がm−1個に達したか否かを判断する(ステップ132)。
蓄積した符号化ブロックの数がm−1個に満たないと判断した場合(No)、情報蓄積部130は、符号化部120から符号化ブロックを取得する(ステップ133)。
一方、蓄積した符号化ブロックの数がm−1個に達したと判断した場合(Yes)、情報蓄積部130は、当該m−1個のブロックを用いてパリティブロックを生成する(ステップ134)。
続いて情報蓄積部130は、取得した符号化ブロックがピクチャの先頭のブロックであるか否かを、そのヘッダ中の上記ブロックNoを参照して判断する(ステップ135)。
上記符号化ブロックがピクチャの先頭のブロックであると判断した場合(Yes)、情報蓄積部130は、カウンタdの値をインクリメントし、カウンタiの値を初期化する(ステップ136)。ここでカウンタdの初期値は1であり、カウンタiの初期値は0である。
上記符号化ブロックがピクチャの先頭でないと判断した場合(No)及び上記ステップ136の処理が完了した場合、情報蓄積部130は、d+i番目のディスクに上記取得した符号化ブロックを蓄積するよう、補助記憶装置制御部140へ書き込み命令を発する(ステップ137)。
続いて情報蓄積部130は、列の序数nがm−1と等しく、かつ、直前に記憶した符号化ブロックが列の最後(最も下)に位置するブロックであるか否かを判断する(ステップ138)。
列の序数nがm−1と等しくない、または、取得した符号化ブロックが列の最後でないと判断した場合(No)、情報蓄積部130は、カウンタiを1回インクリメントする(ステップ139)。
一方、列の序数nがm−1と等しく、かつ、記憶した符号化ブロックが列の最後に位置するブロックであると判断した場合(Yes)、情報蓄積部130は、カウンタiを2回インクリメントする(ステップ140)。
情報蓄積部130は、以上のステップ132〜140の処理を、符号化部120から符号化ブロックを受け取るたびに繰り返し、補助記憶装置制御部140を介して符号化ブロック及びパリティブロックを複数のディスクへ分散させて記憶する。
図14は、以上の処理によって4台のディスクD1〜D4に記憶されたブロックの分散配置例を示した図である。
同図に示すように、上記第1の実施形態と同様に、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つの符号化ブロックが、異なるディスクに記憶されていることが分かる。
さらに、上記第1の実施形態と同様に、1つのピクチャ内で隣接する2つの符号化ブロックが、異なるディスクに記憶されていることが分かる。すなわち、本実施形態では、第1の実施形態と異なり、符号化ブロックが矩形であるため、ある符号化ブロックに隣接する符号化ブロックは、上下方向と左右方向の両方に存在する場合がある。そこで本実施形態では、情報蓄積部130は、上記図13に示したような、上下左右全ての方向における隣接関係を考慮したアルゴリズムを採用することで、隣接する符号化ブロックが同一のディスクに記憶されないようにしている。
<第3の実施形態>
次に、本技術の第3の実施形態を説明する。
上述の第1及び第2の実施形態では、符号化ブロックが複数のディスクに分散記憶される例が示された。しかし本技術の思想は、符号化ブロックのディスクへの記憶処理のみならず、符号化ブロックのネットワーク伝送処理にも適用可能である。
図15は、本実施形態におけるシステムのネットワーク構成及び符号化ブロックの伝送ルートを示した図である。
同図に示すように、本実施形態では、送信端末300で生成された符号化ブロックが、複数(例えば4つ)の伝送媒体(ルート、チャンネル)を介して、受信端末400へ送信される。
これら伝送媒体はEthernet(登録商標)のような有線ネットワークであってもよいし、無線LANやアドホックネットワークといった無線ネットワークであってもよい。
ここで、第1の実施形態と同様に、送信端末300の符号化部は、符号化ブロックを、例えば複数のライン毎に生成し(B1〜B12)、送信端末300の情報蓄積部は、パリティブロックを、例えば3つの符号化ブロック毎に生成する(P1〜P4)。そして情報蓄積部は、上記符号化ブロック及びパリティブロックを複数の伝送媒体上へ出力する。もちろん、符号化ブロックは、複数のライン毎ではなく例えば複数の矩形ピクセル毎に生成されても構わない。
符号化ブロック及びパリティブロックが伝送されるルートまたはチャンネルを選択するためのアルゴリズムは上記第1の実施形態の図4で示したのと同様である。すなわち、符号化ブロック及びパリティブロックは、1つのピクチャについて、d番目のルートから順にd+m−1番目のルートに1つずつ伝送され、1つのピクチャのブロックが全て伝送されると、次のピクチャのブロックがd+i番目のルートから順に伝送される。
また受信端末400では、上記複数のルートを介して受信された符号化ブロックを基に映像データを再生する。この際、いずれか1つのルートに障害が発生し、そのルートの符号化ブロック(のパケット)が欠損した場合には、受信端末400は、他のルートを介して受信したパリティブロックを用いて上記欠損した符号化ブロックを回復する。2つ以上のルートに障害が発生した場合には、受信端末400は、欠損した符号化ブロックを、それが属するピクチャの前のピクチャの符号化ブロック(他のルートを介して受信されている)によって補完する。この回復及び補完処理のアルゴリズムは、上記第1の実施形態の図6で示したのと同様である。
また受信端末400は、いずれかのルートに障害が発生したことを検知した場合には、当該ルート以外のルートによって符号化ブロック及びパリティブロックを伝送するように送信端末300へ要求してもよい。
本実施形態に係る伝送システムは、例えばライブ映像データのストリーミング配信等に用いられる。
ここで、パリティブロックは、損失された符号化ブロックを回復するための重要なブロックであるため、複数のルートのうち、極力信頼性の高いルートで伝送されてもよい。また、例えば無線ネットワークにおいては、データ容量を極力削減するため、パリティブロックは生成及び伝送されなくてもよい。この場合でも、損失された符号化ブロックは、上記補完処理によってほぼ復元される。
[変形例]
本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の第1及び第3の実施形態においては、符号化ブロックは複数のライン毎に生成され、第2の実施形態においては、符号化ブロックは複数の矩形ピクセル毎に生成された。しかし、符号化ブロックは、楕円等の任意の図形領域毎に生成されてもよい。またブロックが複数のピクセル領域で構成される場合、それらのピクセル領域は1つのピクチャ内で隣接していてもよいし、離れていてもよい。また符号化処理ごとにピクセル領域のピクセル数や形状が可変されても構わない。さらに、符号化ブロックは、Y、Cb、Crのように色空間で細分化されて定義されてもよい。このように細分化して定義されることで、エラーが発生した際の補間処理が柔軟になる。
上述の各実施形態では、ディスク故障時の補完処理において、読み込み不能になった符号化ブロックは、それが属するピクチャの前のピクチャの符号化ブロックから補完されていた。しかし、読み込み不能となった符号化ブロックは、前のピクチャではなく後のピクチャの符号化ブロックから補完されてもよい。また情報取得部150は、前のピクチャからの補完処理を原則としつつも、例えば1つ前及び2つ前のピクチャからの補完処理が不可能な場合には、1つ後のピクチャからの補完処理を実行してもよい。
上述の第1の実施形態で示した記録再生装置100の符号化部120と情報蓄積部130との間、または、情報蓄積部130と補助記憶装置制御部140との間は、ネットワークで接続されていてもよい。すなわち、符号化処理を実行する装置とディスクへの記憶処理を実行する装置とが別個に存在し、前者からネットワーク経由で伝送された符号化ブロックが後者によって複数のディスクへ分散記憶されてもよい。
上述の第1及び第2の実施形態では、本技術が記録再生装置に適用された例が示された。しかし、本技術は、それ以外にも、例えばスマートフォン、携帯電話機、タブレットPC(Personal Computer)、デスクトップPC、ノートブックPC、TV、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型AVプレイヤー、電子ブック、デジタルスチルカメラ、カムコーダ、テレビジョン装置、ゲーム機器、プロジェクター、カーナビゲーションシステム等のあらゆる情報処理装置に適用され得る。
[その他]
本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)
映像データを構成する複数のピクチャを、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化可能な符号化部と、
前記符号化された複数のブロックを、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散させて出力可能な出力部と
を具備する情報処理装置。
(2)
上記(1)に記載の情報処理装置であって、
前記出力部は、1つのピクチャ内で隣接する2つのブロックが、前記複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように前記複数のブロックを出力可能である
情報処理装置。
(3)
上記(1)または(2)に記載の情報処理装置であって、
前記複数の媒体のうち1つ以上の媒体に障害が生じた場合に、前記複数のピクチャのうち、当該障害が生じた媒体上に存在する、第1のピクチャの第1の位置のブロックを、前記第1のピクチャに時間的に最も近い第2のピクチャの前記第1の位置のブロックによって補完して前記映像データを再生可能な再生部をさらに具備する
情報処理装置。
(4)
上記(1)〜(3)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記符号化部は、前記隣接する2つのブロックを含む複数のブロック毎に誤り訂正符号を生成可能であり、
前記出力部は、前記誤り訂正符号及び当該誤り訂正符号の生成元である各ブロックが同一の媒体上に出力されないように前記複数のブロックを出力可能であり、
前記再生部は、前記複数の媒体のうち1つ以上の媒体に障害が生じた場合であってかつ、前記第1のピクチャの第1の位置のブロックが前記誤り訂正符号によって復元できない場合に、当該第1のピクチャの第1の位置のブロックを前記第2の第2のピクチャの前記第1の位置のブロックによって補完可能である
情報処理装置。
(5)
上記(1)〜(4)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記符号化部は、前記ピクチャの1以上のラインを前記ブロックとして符号化可能である
情報処理装置。
(6)
上記(1)〜(4)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記符号化部は、前記ピクチャの一部を占める所定形状の1以上の画素領域を前記ブロックとして符号化可能である
情報処理装置。
(7)
上記(1)〜(6)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記複数の媒体は複数の記憶媒体であり、
前記出力部は、前記符号化された複数のブロックを、当該複数のブロックが前記複数の記憶媒体に分散して記憶されるように当該複数の記憶媒体へ出力可能である
情報処理装置。
(8)
上記(1)〜(6)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記複数の媒体は複数の伝送媒体であり、
前記出力部は、前記符号化された複数のブロックを、当該複数のブロックが前記複数の伝送媒体上に分散して伝送されて1つの受信装置によって受信されるように当該複数の伝送媒体上へ出力可能であり、
前記受信装置は、前記複数の伝送媒体のうち1つ以上の伝送媒体に障害が生じた場合に、前記複数のピクチャのうち、当該障害が生じた伝送媒体上に伝送された、第1のピクチャの第1の位置のブロックを、それ以外の伝送媒体上に伝送されて受信された、前記第1のピクチャに時間的に最も近い第2のピクチャの前記第1の位置のブロックによって補完して前記映像データを再生可能である
情報処理装置。
11…CPU
13…RAM
16…表示装置
17…操作受付部
18…通信部
19…補助記憶装置
100…記録再生装置
110…映像取得部
120…符号化部
130…情報蓄積部
140…補助記憶装置制御部
150…情報取得部
160…復号化部
170…映像再生部
200…撮像装置
300…送信端末
400…受信端末

Claims (10)

  1. 映像データを構成する複数のピクチャを、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化可能な符号化部と、
    前記符号化された複数のブロックを、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散させて出力可能な出力部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記出力部は、1つのピクチャ内で隣接する2つのブロックが、前記複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように前記複数のブロックを出力可能である
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記複数の媒体のうち1つ以上の媒体に障害が生じた場合に、前記複数のピクチャのうち、当該障害が生じた媒体上に存在する、第1のピクチャの第1の位置のブロックを、前記第1のピクチャに時間的に最も近い第2のピクチャの前記第1の位置のブロックによって補完して前記映像データを再生可能な再生部をさらに具備する
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記符号化部は、前記隣接する2つのブロックを含む複数のブロック毎に誤り訂正符号を生成可能であり、
    前記出力部は、前記誤り訂正符号及び当該誤り訂正符号の生成元である各ブロックが同一の媒体上に出力されないように前記複数のブロックを出力可能であり、
    前記再生部は、前記複数の媒体のうち1つ以上の媒体に障害が生じた場合であってかつ、前記第1のピクチャの第1の位置のブロックが前記誤り訂正符号によって復元できない場合に、当該第1のピクチャの第1の位置のブロックを前記第2の第2のピクチャの前記第1の位置のブロックによって補完可能である
    情報処理装置。
  5. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記符号化部は、前記ピクチャの1以上のラインを前記ブロックとして符号化可能である
    情報処理装置。
  6. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記符号化部は、前記ピクチャの一部を占める所定形状の1以上の画素領域を前記ブロックとして符号化可能である
    情報処理装置。
  7. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記複数の媒体は複数の記憶媒体であり、
    前記出力部は、前記符号化された複数のブロックを、当該複数のブロックが前記複数の記憶媒体に分散して記憶されるように当該複数の記憶媒体へ出力可能である
    情報処理装置。
  8. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記複数の媒体は複数の伝送媒体であり、
    前記出力部は、前記符号化された複数のブロックを、当該複数のブロックが前記複数の伝送媒体上に分散して伝送されて1つの受信装置によって受信されるように当該複数の伝送媒体上へ出力可能であり、
    前記受信装置は、前記複数の伝送媒体のうち1つ以上の伝送媒体に障害が生じた場合に、前記複数のピクチャのうち、当該障害が生じた伝送媒体上に伝送された、第1のピクチャの第1の位置のブロックを、それ以外の伝送媒体上に伝送されて受信された、前記第1のピクチャに時間的に最も近い第2のピクチャの前記第1の位置のブロックによって補完して前記映像データを再生可能である
    情報処理装置。
  9. 映像データを構成する複数のピクチャを、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化し、
    前記符号化された複数のブロックを、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散させて出力する
    情報処理方法。
  10. 情報処理装置に、
    映像データを構成する複数のピクチャを、各ピクチャの一部をそれぞれ占めるブロック毎に符号化するステップと、
    前記符号化された複数のブロックを、連続する2つのピクチャ間で同一位置に存在する2つのブロックが、複数の媒体のうち異なる媒体上へ出力されるように分散させて出力するステップと
    を実行させるプログラム。
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