JP2014044512A - サーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コミュニケーション相手の詳細なプレゼンス情報を、クライアント装置のユーザに提供するサーバ装置を提供する。
【解決手段】クライアント装置と接続されたサーバ装置であって、クライアント装置のユーザの作業状態を表す作業情報を受信する受信部と、作業情報に応じた状態情報を含むプレゼンス情報を決定するプレゼンス情報決定部と、プレゼンス情報を記憶する記憶部と、クライアント装置から要求されたプレゼンス情報を記憶部から検索するプレゼンス情報検索部と、プレゼンス情報検索部により検索されたプレゼンス情報を、クライアント装置に送信する送信部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、サーバ装置に関する。
近年、電話やFAXの他に、インターネット利用の普及により、電子メール、チャット、ボイスメール、ウェブ会議システム、それらの機能を統合したユニファイドコミュニケーション、及びSNSが、遠隔地にいる相手とのコミュニケーションに利用されている。
遠隔地にいる相手とコミュニケーションを行うにあたり、メールやボイスメールは、相手の状況を気にする必要のないコミュニケーションツールであるが、時間がかかる上、相手の回答を迅速に知りたい場合や相手と議論をする場合には適さない。一方、リアルタイムな双方向のコミュニケーションである電話やウェブ会議システムは、相手との予定を合わせたスケジュール調整が必要である。
そこで、グループウェアやインスタントメッセージでは、自分のステータス(オンライン・オフライン等)を相手に知らせることにより、それを見た相手が必要に応じてコミュニケーションツールを使い分けることができるようにするためのプレゼンス機能が利用されている。
しかしながら、従来のプレゼンス機能は、相手がどのような状況(「在席中」「取り込み中」「外出中」など)にあるのかを表示するが、相手側が選択した数種類のアイコンやステータスによってその状態が表示できる程度であり、より詳細な実際の相手の状況を表現できていない。
一方、相手方のステータスの確認等の代わりに、相手方の様子を画像で確認する技術が知られている。例えば、特許文献1には、通信相手を呼び出す前に、通信相手の状況を、通信相手のプライバシーが配慮された解像度の画像情報で確認する技術が開示されている。しかしながら、この技術では、通信相手の作業状況等の詳細なプレゼンス情報を把握することは難しい。また、様子を伺われている相手は、誰に様子を見られているのか分からない。そのため、この技術では、次のようなコミュニケーション機会を逸失する。ここでは、説明のため、通信相手の様子を伺っている側をAとし、様子を伺われている側をBとする。Aが、Bの様子を伺った結果、コミュニケーションを諦めたとする。しかしながら、Bは、Aに様子を伺われている時に、作業を中断してでも、Aとコミュニケーションしたいと考えている場合がある。この技術では、このような場合についてのAとBとの間のコミュニケーション機会を逸失する。
コミュニケーションを行う相手が近くにいれば、実際に、その状況を目や耳で確認した上で、話しかけることができる。しかし、遠隔地にいる相手とのコミュニケーションでは、従来のプレゼンス機能だけでは、相手の状況が分かりにくい。
そのため、遠隔地にいる相手とのコミュニケーションでは、相手の都合を考慮して、実際には、メール等のリアルタイム性の低いコミュニケーションツールが利用されることが多い。
しかしながら、ユーザが相手の都合を考慮して、メール等の一方的なコミュニケーションツールを多用しなければならない状況では、相手との十分なコミュニケーションが図れないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、クライアント装置のユーザに、より適切なコミュニケーション方法の選択を可能にさせるサーバ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、クライアント装置と接続されたサーバ装置であって、前記クライアント装置のユーザの作業状態を表す作業情報を受信する受信部と、前記作業情報に応じた状態情報を含むプレゼンス情報を決定するプレゼンス情報決定部と、前記プレゼンス情報を記憶する記憶部と、前記クライアント装置から要求されたプレゼンス情報を前記記憶部から検索するプレゼンス情報検索部と、前記プレゼンス情報検索部により検索された前記プレゼンス情報を、前記クライアント装置に送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、クライアント装置のユーザに、より適切なコミュニケーション方法の選択を可能にさせるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかるサーバ装置とクライアント装置の接続関係を示す図である。 図2は、本実施の形態にかかるサーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態にかかるサーバ装置の記憶部に記憶されるプレゼンス情報のテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかるクライアント装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施の形態にかかるプレゼンス情報の更新方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 図6は、本実施の形態にかかるクライアント装置に表示するプレゼンス情報を検索するための検索画面の一例を示す図である。 図7は、本実施の形態にかかるクライアント装置におけるプレゼンス情報の表示の一例を示す図である。 図8は、本実施の形態にかかるクライアント装置における検索機能を備えたプレゼンス情報の画面表示の一例を示す図である。 図9は、本実施の形態にかかるサーバ装置とクライアント装置におけるウェブ会議の開始方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 図10は、本実施の形態にかかるクライアント装置において、映像音声視聴ボタンが押下されたクライアント装置の画面表示の一例を示す図である。 図11は、本実施の形態にかかるクライアント装置において、映像音声視聴の対象となったクライアント装置の画面表示の一例を示す図である。 図12は、本実施の形態にかかるクライアント装置において、映像音声視聴の対象となったクライアント装置の画面表示が更新された場合の一例を示す図である。 図13は、本実施の形態にかかるサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、サーバ装置及びクライアント装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかるサーバ装置1とクライアント装置2a〜2cの接続関係を示す図である。図1に図示されているように、サーバ装置1と、クライアント装置2a、クライアント装置2b及びクライアント装置2cは、ネットワーク3を介して接続される。以下、クライアント装置2a〜2cを、区別する必要がない場合は、単にクライアント装置2と記載する。なお、ネットワーク3に接続されるクライアント装置2の台数は、任意の台数でよい。ネットワーク3は、インターネットや携帯電話網等である。サーバ装置1とクライアント装置2の通信手段は、有線であっても、無線であってもよい。
図2は、本実施の形態にかかるサーバ装置1の構成の一例を示すブロック図である。サーバ装置1は、プレゼンス情報決定部11、記憶部12、プレゼンス情報検索部13、送信部14、受信部15、認証部16及び動画制御部17を備える。
プレゼンス情報決定部11は、クライアント装置2のユーザの作業状態を表す作業情報を、受信部15から受け取る。作業情報は、例えば、クライアント装置2のユーザが操作するアプリケーションを特定するための情報(以下、特定情報という。)や、ユーザの操作量等を含む。ユーザの操作量は、単位時間当たりのキータッチ数や、マウス操作等である。
プレゼンス情報決定部11は、作業情報に基づいて、プレゼンス情報に含まれる状態情報(ステータス)を決定する。すなわち、まず、プレゼンス情報決定部11は、特定情報とユーザの操作量から、ユーザが操作中のアプリケーションを特定する。次に、プレゼンス情報決定部11は、特定されたアプリケーションの用途に基づいて、ユーザの状態情報(ステータス)を決定する。アプリケーションと、当該アプリケーションの用途に関する情報の対応は、例えばサーバ装置1の記憶部12に記憶されている。このように、本実施の形態では、アプリケーションの用途(種類)、および、操作量に応じて異なるステータスを決定できるため、従来と比較して、通信相手のより詳細な状況を提供可能となる。
ここで、プレゼンス情報決定部11が、状態情報(ステータス)を決定する例について説明する。例えば、文書作成用アプリケーションであることを示す特定情報と、1分単位のキータッチ数に関する所定の閾値を超えた操作量が、作業情報に含まれる場合には、プレゼンス情報決定部11は、ユーザが文書作成用アプリケーションを用いて資料を作成していると判断する。プレゼンス情報決定部11は、当該ユーザの状態情報(ステータス)を、「資料作成中」に決定する。
また、Web会議用アプリケーションであることを示す特定情報と、音声の入力又は出力を示す操作量が、作業情報に含まれる場合には、プレゼンス情報決定部11は、ユーザがWeb会議用アプリケーションを用いてWeb会議していると判断する。プレゼンス情報決定部11は、当該ユーザの状態情報(ステータス)を、「Web会議中」に決定する。
なお、特定情報と、ユーザの操作量に基づくユーザの状態情報(ステータス)の決定方法は、これらの方法に限られない。例えば、特定情報により、ユーザのアプリケーションを特定後、更に、ユーザの操作量に基づいて、同一のアプリケーションであっても、異なる状態情報(ステータス)を決定してもよい。
また、作業情報は、特定情報と、ユーザの操作量のうち少なくとも1つを含んでいればよい。例えば、1分単位のキータッチ数に関する所定の閾値を超えた操作量のみから、ユーザの状態情報(ステータス)を、「PC作業中」のように決定してもよい。
また、プレゼンス情報決定部11は、特定情報と操作量の他に、後述するユーザの位置情報に基づいて、ユーザの状態情報(ステータス)を決定してもよい。例えば、プレゼンス情報決定部11は、ユーザの位置情報から、ユーザが会議室にいることを特定し、ユーザの状態情報(ステータス)を、「会議中」に決定してもよい。
また、プレゼンス情報決定部11は、クライアント装置2のユーザのユーザ画像を、受信部15から受け取る。プレゼンス情報決定部11は、ユーザ画像を、当該ユーザ画像に対応するユーザのプレゼンス情報に関連付ける。
また、プレゼンス情報決定部11は、クライアント装置2のユーザの位置情報を受け取る。位置情報の詳細については、クライアント装置2の位置検知部23の説明で後述する。プレゼンス情報決定部11は、位置情報に基づいて、プレゼンス情報に含まれる場所情報を決定する。プレゼンス情報決定部11は、位置情報を、そのまま場所情報に決定してもよい。また、プレゼンス情報決定部11は、更に、位置情報を解析して得られた情報を、場所情報に決定してもよい。例えば、プレゼンス情報決定部11は、位置情報がGPS等の座標データである場合には、座標データを解析して、建物等の名称として場所情報を決定してもよい。
記憶部12は、プレゼンス情報を記憶する。図3は、本実施の形態にかかるサーバ装置1の記憶部12に記憶されるプレゼンス情報のテーブルのデータ構造の一例である。プレゼンス情報は、ID、名前、所属、場所情報、ステータス、及び、映像・画像が含まれる。
IDは、ユーザを識別する情報である。IDには、ユーザが会社員の場合には、社員番号等が利用できる。一人のユーザが、複数のクライアント装置2を利用する場合には、機器種別ID等も合わせて管理する。名前は、ユーザの名前である。所属は、ユーザが所属するグループの名称である。
場所情報には、「本社会議室D」やGPSの座標情報等が設定される。ステータスには、作業状態に応じて、プレゼンス情報決定部11により決定された状態情報が設定される。映像・画像には、静止画像又は動画を関連付けるための情報(静止画像のファイル名、又は動画のファイル名等)が設定される。
プレゼンス情報検索部13は、クライアント装置2の要求に基づいて、クライアント装置2で表示対象となる他のユーザのプレゼンス情報を検索する。例えば、プレゼンス情報検索部13は、「所属=営業部」等の条件を含む要求に従い、この条件を満たすプレゼンス情報を検索する。
送信部14及び受信部15は、クライアント装置2とのデータの送受信に利用される。送信部14及び受信部15のデータ送信手段は、有線であっても、無線であってもよい。
認証部16は、クライアント装置2から送信されたユーザのログイン情報に基づいて、ユーザ認証処理を行う。ログイン情報は、ユーザのIDやパスワード等である。
動画制御部17は、クライアント装置2のユーザ間で、Web会議等のビデオ会議を行う場合に、映像、及び音声等のデータの送受信に関する制御を行う。
本実施の形態のサーバ装置1のプレゼンス情報決定部11、プレゼンス情報検索部13、送信部14、受信部15、認証部16、及び動画制御部17は、CPU(Central Processing Unit)等の制御部にプログラムとして実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよい。また、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。また、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
図4は、本実施の形態にかかるクライアント装置2の構成の一例を示すブロック図である。クライアント装置2は、入出力部21、作業検知部22、位置検知部23、送信部24、受信部25、及び表示部26を備える。
入出力部21は、画像、映像、及び音声の入力及び出力を行う。例えば、入出力部21は、ウェブカメラ、ディスプレー、マイク及びスピーカー等により構成される。入出力部21は、ユーザの静止画及び映像等の取得、並びにウェブ会議等に利用される。
作業検知部22は、クライアント装置2のユーザの作業情報を検知する。作業情報は、クライアント装置2でユーザが操作するアプリケーションを特定するための特定情報や、ユーザの操作量等を含む。
位置検知部23は、クライアント装置2の位置情報を検知する。位置情報の検知方法の具体例について説明する。例えば、クライアント装置2がノートパソコンであり、電源からノートパソコンに電力が供給されている場合には、電力を供給しているコンセントの位置情報から、クライアント装置2の位置情報を検知する。また、クライアント装置2が社員証等のIDカードをリーダ装置にかざして使用するパソコン等の場合には、IDカードをかざしたことにより、ユーザが該当のパソコンの位置にいることを検知する。また、クライアント装置2が、スマートフォンや携帯通信端末等のGPS機能を有する端末である場合には、GPS機能を利用して、クライアント装置2の位置情報を検知する。また、ノートパソコンの位置情報の検知においても、ユーザが所持しているGPS機能を有する端末と、ノートパソコンが近距離通信できる場合には、当該GPS機能の位置情報を利用して、ノートパソコンの傍にユーザがいることを検知してもよい。
送信部24及び受信部25は、サーバ装置1とのデータの送受信に利用される。送信部24及び受信部25のデータ送信手段は、有線であっても、無線であってもよい。
表示部26は、画面に表示するための情報を表示する。例えば、サーバ装置1から送信された他のユーザのプレゼンス情報を表示する。表示部26は、液晶画面等である。
本実施の形態のクライアント装置2の作業検知部22、位置検知部23、送信部24、及び受信部25は、CPU等の制御部にプログラムとして実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよい。また、IC等のハードウェアにより実現してもよい。また、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
クライアント装置2の具体例としては、デスクトップパソコン、ノートパソコン、スマートフォン、携帯通信端末、タブレット型端末、テレビ会議装置、又はポータルボックス等が挙げられる。
ポータルボックスとは、在宅勤務等による場合であっても、ユーザが疎外感を感じずに仕事ができるようにする装置である。ポータルボックスは、内部に机及び椅子が設けられており、内部の360度が有機EL等による表示画面となっている。また、ポータルボックスは、左右、前後に設けられたスピーカーを備えている。以下、ポータルボックスのユーザが、企業の従業員である場合について説明する。企業側には、360度を撮影する複数のカメラ、又は360度を一度に撮影することができる全周カメラが設けられている。また、企業側には、集音を行うマイクが、一つ又は複数個設けられている。企業は、撮影された情報や集音された音声情報を、ポータルボックスに送信する。ポータルボックスは、撮影された情報を、ポータルボックス内の表示画面に合わせて表示を整えて表示する。更に、ポータルボックスは送信された音声情報を、前後、左右に配置されたスピーカーから音声出力を行う。
これにより、ポータルボックスは、会社にいるかのような状況を、家やレンタルオフィス等の会社から離れた場所で、実現することができる。そのため、自宅等でデスクトップ型やノート型のパソコンを操作して、会社等にネットワーク接続して業務を行う場合に比べ、疎外感を生じずに仕事をすることができる。
図5は、本実施の形態にかかるプレゼンス情報の更新方法の一例を説明するためのシーケンス図である。クライアント装置2の送信部24は、ログイン情報をサーバ装置1に送信する(ステップS11)。
なお、クライアント装置2がユーザのログイン情報を取得する方法については、当業者が適宜決定してよい。例えば、クライアント装置2のユーザが、特定の企業の従業員である場合には、当該企業が提供するウェブ上のコミュニケーションポータルサービスサイトのログイン画面から、ユーザのログイン情報を受け付ける。このとき、詳細なプレゼンス情報の提供ができない場合を防ぐため、コミュニケーションポータルサービスへのログインに使用されるクライアント装置2に、入出力部21が具備されていることを確認してもよい。すなわち、クライアント装置2に、入出力部21が具備されていることを確認できた場合のみに、サーバ装置1により詳細なプレゼンス情報が、ユーザに提供される。
サーバ装置1の受信部15は、クライアント装置2からログイン情報を受信する。サーバ装置1の認証部16は、ユーザの認証処理を行う(ステップS12)。ユーザ認証時に、サーバ装置1のプレゼンス情報決定部11は、当該ユーザの自己のプレゼンス情報を更新するため、位置情報、作業情報、又はユーザ画像等のアップロード要求を、クライアント装置2に送信してもよい。
サーバ装置1のプレゼンス情報検索部13は、ステップS12の認証処理の後、どのようなユーザのプレゼンス情報を表示するかを検索するための画面を、クライアント装置2に送信する(ステップS13)。図6は、本実施の形態にかかるクライアント装置2に表示するプレゼンス情報を検索するための検索画面の一例である。図6の例では、検索画面に、名前、所属、専門分野、及びキーワード検索の項目が表示されている。サーバ装置1のプレゼンス情報検索部13は、記憶部12から、検索条件に一致したプレゼンス情報を検索する。
なお、プレゼンス情報の検索は、プレゼンス情報のID等と関連付けられる他のテーブルを同時に参照することにより検索してもよい。例えば、専門分野は、図3に例示されたプレゼンス情報のテーブルのデータ構造の例では存在しない。そのため、まず、プレゼンス情報のID等に関連付けられた別のテーブルから専門分野を検索して、当該専門分野を有するIDを検索する。次に、当該IDを有するプレゼンス情報を、プレゼンス情報のテーブルから検索する。同様に、キーワード検索についても、プレゼンス情報のテーブルに含まれないキーワードを、他のテーブルから検索し、最終的に、プレゼンス情報のテーブルから検索条件に合うプレゼンス情報を検索してもよい。
図5に戻り、クライアント装置2の送信部24は、プレゼンス情報の表示対象となるユーザを指定する検索条件を、サーバ装置1に送信する(ステップS14)。
サーバ装置1のプレゼンス情報検索部13は、ステップS14で送信された検索条件に基づいて、記憶部12に記憶されているプレゼンス情報を検索する。プレゼンス情報決定部11は、プレゼンス情報表示対象となるユーザのクライアント装置2に、ユーザ画像、位置情報、及び作業情報等の送信要求を行う(ステップS15)。
プレゼンス情報表示対象ユーザのクライアント装置2の送信部24は、サーバ装置1に、ユーザ画像、位置情報、及び作業情報等を送信する(ステップS16)。
サーバ装置1のプレゼンス情報決定部11は、ステップS16で送信されたデータを用いて、記憶部12のプレゼンス情報を更新する(ステップS17)。
サーバ装置1の送信部14は、ステップS17で更新されたプレゼンス情報を、クライアント装置2に送信する(ステップS18)。
クライアント装置2の表示部26は、ステップS18で送信されたプレゼンス情報を表示する(ステップS19)。図7は、本実施の形態にかかるクライアント装置2におけるプレゼンス情報の表示の一例である。図7の例では、検索条件に合致したX氏、Y氏の2名のユーザのプレゼンス情報が表示されている。例えば、クライアント装置2のユーザが、Y氏とコミュニケーションを取りたいと考えた場合、表示部26に表示されているY氏のプレゼンス情報を総合的に判断して、コミュニケーション手段を決定することができる。
なお、クライアント装置2の表示部26に表示されているプレゼンス情報は、1分単位で、サーバ装置1のプレゼンス情報決定部11及び送信部14により更新される(ステップS20)。プレゼンス情報が更新されるタイミングについては、1分単位に限らず、当業者が適宜決定することができる。
なお、表示部26のプレゼンス情報の表示の仕方は、図7の例に限られない。図8は、本実施の形態にかかるクライアント装置2における検索機能を備えたプレゼンス情報の画面表示の一例である。図8の例では、所属タブ、名前タブ、場所タブが設けられており、クライアント装置2の表示部26に、ステップS14で送信された検索条件に合致したプレゼンス情報が表示された後でも、更に、同一画面から所属検索等を行うことができる。
また、ユーザがコンタクトをとる回数が多いユーザについては、検索結果により表示されたユーザのプレゼンス情報を、特定のユーザのプレゼンス情報のリスト(コンタクトリスト)として、表示部26に表示できるようにしてもよい。これにより、ユーザは、頻繁にコミュニケーションする相手については、サーバ装置1の記憶部12から検索せずにプレゼンス情報を参照できる。
図7のプレゼンス情報表示の例では、更に、「映像・音声を視聴」ボタンが付与されている。クライアント装置2のユーザは、Y氏とウェブ会議ができるかもしれないと判断した場合には、「映像・音声を視聴」ボタンを押下することにより、更に、現在のY氏の映像、音声を含む動画に基づいて、ウェブ会議を開始するかどうかを判断することができる。この場合の動作方法について、図9を用いて以下に説明する。
図9は、本実施の形態にかかるサーバ装置1とクライアント装置2におけるウェブ会議の開始方法の一例を説明するためのシーケンス図である。ユーザAのクライアント装置2は、表示部26に表示されたY氏のプレゼンス情報の「映像・音声を視聴」ボタンの押下を受け付ける(ステップS21)。
サーバ装置1のプレゼンス情報決定部11は、送信部14を介して、ユーザAのクライアント装置2に、映像・音声の取得要求を送信する。ユーザAのクライアント装置2は、入出力部21を動作させて、映像と音声の取得を開始する。ユーザAのクライアント装置2の送信部24は、サーバ装置1に映像と音声を送信する。同様に、サーバ装置1のプレゼンス情報決定部11は、送信部14を介して、ユーザYのクライアント装置2に、映像・音声の取得要求を送信する。ユーザYのクライアント装置2は、入出力部21を動作させて、映像と音声の取得を開始する。ユーザYのクライアント装置2の送信部24は、サーバ装置1に映像と音声を送信する。(ステップS22)。
サーバ装置1の動画制御部17は、ユーザYのクライアント装置2から取得した映像と音声を、送信部14を介して、ユーザAのクライアント装置2に出力する(ステップS23)。図10は、本実施の形態にかかるクライアント装置2において、映像音声視聴ボタンが押下されたクライアント装置2の画面表示の一例である。図10の例では、ユーザYのクライアント装置2から取得した映像が、画面右下にポップアップウィンドウにより表示されている。また、ユーザYのクライアント装置2から取得した音声は、ユーザAのクライアント装置2のスピーカーから出力される。これにより、ユーザAは、ユーザYのプレゼンス情報として、ユーザYの現在の状態をより詳細に示す動画を視聴することができる。
サーバ装置1の動画制御部17は、ユーザAのクライアント装置2から取得した映像と音声を、送信部14を介して、ユーザYのクライアント装置2に出力する(ステップS24)。図11は、本実施の形態にかかるクライアント装置2において、映像音声視聴の対象となったクライアント装置2の画面表示の一例である。図11の例では、ユーザAのクライアント装置2から取得した映像が、画面右下にポップアップウィンドウにより表示されている。また、「Aさんが近くに来ました」というメッセージが、ポップアップウィンドウ上部に表示されている。これにより、ユーザYは、ユーザAがユーザYとコンタクトを取ろうとしていることを認識することができる。また、ポップアップウィンドウ下部には、チャット機能が表示されており、ユーザAとユーザYの間で、文章によるコミュニケーションも可能となっている。また、ユーザAのクライアント装置2から取得した音声は、ユーザYのクライアント装置2のスピーカーから出力される。
なお、ユーザYのクライアント装置2に表示されるユーザAの映像と音声は、ユーザAがユーザYとコンタクトをとりたいということを、ユーザYが認識できればよいため、ユーザAのユーザ画像のみでもよい。
ユーザAのクライアント装置2は、ウェブ会議の開始を示す入力を待ち受ける(ステップS25)。ユーザAは、ユーザYの表情や会話を映像と音声により判断し、コミュニケーション方法を選択することができる。ユーザAが、ユーザYと会話ができそうだと判断をすれば、ポップアップウィンドウをダブルクリック(ウェブ会議の開始を示す入力)をすることで、すぐにウェブ会議が始められる。
同様に、ユーザYのクライアント装置2は、ウェブ会議の開始を示す入力を待ち受ける(ステップS26)。
サーバ装置1の動画制御部17は、ステップS25、又はステップS26の契機により、ウェブ会議の動作を開始する。サーバ装置1の動画制御部17は、ユーザAのクライアント装置2に既に出力している映像と音声のフレームレート等の品質を、ウェブ会議用に変更する。同様に、サーバ装置1の動画制御部17は、ユーザYのクライアント装置2に既に出力している映像と音声のフレームレート等の品質を、ウェブ会議用に変更する(ステップS27)。
なお、ユーザAが、ユーザYが忙しそうだと判断して、画面右下のポップアップウィンドウを閉じた場合には、ユーザYのクライアント装置2のポップアップウィンドウの表示は、ユーザAがユーザYから離れたことを通知する旨のメッセージに更新される。図12は、本実施の形態にかかるクライアント装置2において、映像音声視聴の対象となったクライアント装置2の画面表示が更新された場合の一例である。図12の例では、「Aさんが離れました」というメッセージに更新されている。これにより、ユーザYは、ユーザAがユーザYとのウェブ会議によるコンタクトを止めた旨を認識できる。
本実施の形態のサーバ装置1によれば、コミュニケーション相手の詳細なプレゼンス情報を、クライアント装置2のユーザに提供することができるため、ユーザは、コミュニケーション相手の状況を容易に判断することができる。そのため、ユーザは、コミュニケーション相手の状況に応じて、ウェブ会議等のリアルタイム性の高いコミュニケーション方法と、メール等のリアルタイム性の低いコミュニケーションを使い分けることができ、より適切なコミュニケーション方法を選択することができる。
図13は、本実施の形態にかかるサーバ装置1のハードウェア構成の一例である。本実施の形態のサーバ装置1は、CPU51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM(Random Access Memory)53等の主記憶装置と、ネットワークに接続するための通信I/F54と、HDD(Hard Disk Drive)55や光学ドライブ56等の外部記憶装置を備えている。CPU51、ROM52、RAM53、通信I/F54、HDD55、及び光学ドライブ56は、バス61を介して、接続されている。
本実施の形態のサーバ装置1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
また、本実施の形態のサーバ装置1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態のサーバ装置1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施の形態のサーバ装置1のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態のサーバ装置1で実行されるプログラムは、上述した各部(プレゼンス情報決定部11、プレゼンス情報検索部13、送信部14、受信部15、認証部16、及び動画制御部17)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、プレゼンス情報決定部11、プレゼンス情報検索部13、送信部14、受信部15、認証部16、及び動画制御部17が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 サーバ装置
2、2a、2b、2c クライアント装置
3 ネットワーク
11 プレゼンス情報決定部
12 記憶部
13 プレゼンス情報検索部
14 送信部
15 受信部
16 認証部
17 動画制御部
21 入出力部
22 作業検知部
23 位置検知部
24 送信部
25 受信部
26 表示部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 通信I/F
55 HDD
56 光学ドライブ
61 バス
特開2003−230116号公報

Claims (6)

  1. クライアント装置と接続されたサーバ装置であって、
    前記クライアント装置のユーザの作業状態を表す作業情報を受信する受信部と、
    前記作業情報に応じた状態情報を含むプレゼンス情報を決定するプレゼンス情報決定部と、
    前記プレゼンス情報を記憶する記憶部と、
    前記クライアント装置から要求された前記プレゼンス情報を前記記憶部から検索するプレゼンス情報検索部と、
    前記プレゼンス情報検索部により検索された前記プレゼンス情報を、前記クライアント装置に送信する送信部と
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記作業情報は、前記ユーザが操作するアプリケーションを特定する特定情報と、前記ユーザの単位時間当たりの操作量と、のうち少なくとも1つを含む
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記プレゼンス情報決定部は、更に、前記クライアント装置から送信された前記ユーザの画像を含む前記プレゼンス情報を決定する、
    請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記プレゼンス情報決定部は、前記クライアント装置に、一定時間毎に前記ユーザの画像を要求する
    請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 前記プレゼンス情報は、更に、ユーザが存在する場所を特定する場所情報を含み、
    前記プレゼンス情報決定部は、更に、前記クライアント装置から送信されたユーザの位置情報に基づいて、前記場所情報を決定する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. 前記クライアント装置から、他のユーザの映像と音声の送信要求を受信すると、前記送信部を介して、前記送信要求を送信した前記クライアント装置に、前記他のユーザの映像と音声を送信し、前記他のユーザのクライアント装置に、前記送信要求を送信したユーザの映像と音声を送信する動画制御部を更に備える、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーバ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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