JP2014039523A

JP2014039523A - ボトル利用の定水位給水具

Info

Publication number: JP2014039523A
Application number: JP2012196618A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Isobe; 茂磯部
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-08-21
Filing date: 2012-08-21
Publication date: 2014-03-06

Abstract

【課題】ペットボトル等をそのまま倒立させる形式では、吐出口にネジ山があるので、うまく立てられない。また、また、口径が大きいので排水量が大きく、水がボッボッと波状的に排出されるので、立てたり引き抜いたりする時に水がこぼれてしまい、屋内での使用は難しい。
【解決手段】先端を筒状として斜め形状またはＶ字形状にカットした専用ボトルキャップと、このキャップを嵌めたボトルを倒立させて自立させるためのキャップ支持台とで構成する。
【選択図】図３

Description

本発明は、ボトルを倒立させて、ボトル内の水を一定水位で供給する用具である。

従来から、ボトルを倒立させて定水位で給水する方法は各種提案されている。特許公開２００４−３２３１０５、特許公開２０１０−１７０９７、実用新案第３０２３２５１号等。また、商品もある。

ペットボトル等をそのまま倒立させる形式では、吐出口にネジ山があるのでうまく立てられない。また、口径が大きいので排水量が大きく、水がボッボッと波状的に排出されるので、立てたり引き抜いたりする時に水が飛び出してしまう。屋外で使用するなら問題ないが、屋内では水飛散防止カバー等がなければ使用が難しい。口径を小さくすると、水が排出されず、最低でも１５ｍｍは必要だ。それでも波状的な排出に変わりはない。また、水位変動幅が大きい。

バルブを設ける形式も提案されているが、構造が複雑だし、商品が無いので主張通りの効果があるかどうかも検証できない。

先端を筒状として斜め形状５又はＶ字形状６にカットした専用ボトルキャップ３と、このキャップを嵌めたボトル４を倒立させて自立させるためのキャップ支持台１とで構成する。

キャップ支持台１は、放射配置の板状としても良く、筒状としても良く、台盤２上に設けるが、外周に囲い８を設け、その蓋７を支持台として利用することもできる。囲いを設ける場合は、内部が水槽となり、囲い８の外周下辺に任意の数のチューブ接続口９を設ければ、チューブ１０による定水位自動給水の水源とできる。なお、蓋を使う時は上部に通気口１３を設ける。

水道や電気が無い環境で、ボトル内の水を使って一定の水位で植木鉢等に自動給水する水源とでき、構造が極めて単純であるから、安価で製造できる。

専用キャップ頭部の筒状口径が小さくても、カットした根元から空気が流入し、水は排出され、そのまま傾けても水は細く滑らかに排出され、水をこぼすこともなく差し込んだり、引き抜いたりできるので、屋内でも使用できる。斜め形状にカットした場合は筒先を指先で押さえることも容易だ。

キャップ支持台を板状とした場合の断面図キャップ支持台を筒状とした場合の断面図囲いを設けた場合の断面図囲いの蓋をキャップ支持台とした場合の断面図

ボトルに水を満たし、専用ボトルキャップ３を嵌めて倒立させてキャップ支持台１に差し込めば、定水位の給水が開始される。ボトルには化粧カバーを被せれば外観も良くなるので、屋内で使用しても違和感が無くなる。また、専用の化粧ボトルを作成しても良い。

水量が不足する時は、複数のボトルを立てれば良く、複数のチューブ接続口９を設けている場合はチューブ１０で連結すれば一体として利用できる。また、給水先との水位微調整には、高さ調整板１１を敷くと簡単だ。なお、チューブ接続口を使用しない場合はゴムキャップを被せておく。

１キャップ支持台
２台盤
３専用ボトルキャップ
４ボトル
５斜め形状
６Ｖ字形状
７蓋
８囲い
９チューブ接続口
１０チューブ
１１高さ調整板
１２定水位面
１３通気口

Claims

先端を筒状として斜め形状又はＶ字形状にカットした専用ボトルキャップと、このキャップを嵌めたボトルを倒立させて自立させるためのキャップ支持台とで構成するボトル利用の定水位給水具。
支持台外周に囲いを設け、下辺に任意数のチューブ接続口を設けた請求項１記載のボトル利用の定水位給水具。
囲いに蓋を設け、この蓋を支持台とした請求項２記載のボトル利用の定水位給水具。