JP2014036822A - しずくキャッチ傘 - Google Patents
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Abstract
【課題】濡れた雨笠を閉じて建物や公共機関や車等に入ると、周囲の人と物と床を濡らしてしまう。濡れた傘の課題を解消する先行技術もあるが、次のような課題がある。
親骨を2つに折って傘布の濡れた面を内側に折り畳む雨傘では、親骨の間の濡れた傘布がかさ張り、取り扱いや持ち運びの点で実用性に欠ける。親骨を折らないで濡れた傘布を内側にして閉じる雨傘では、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えて閉じるため傘布と親骨を傷めやすい。
本発明は、濡れた雨笠の雨水処理と先行技術の雨笠の欠点を解消する。
【解決手段】受け骨端部の回転の動きに連動した親骨先端の露先の上下動で、濡れた傘布と親骨に無理な力を加えないで雨傘の濡れた面を内側にして折りたたみ、露先から流れ落ちる雨水を陣笠で受けて石突内部に溜める。石突内部に溜まった雨水は、石突を上にして傘を開く動作で処理する。
【選択図】図2
親骨を2つに折って傘布の濡れた面を内側に折り畳む雨傘では、親骨の間の濡れた傘布がかさ張り、取り扱いや持ち運びの点で実用性に欠ける。親骨を折らないで濡れた傘布を内側にして閉じる雨傘では、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えて閉じるため傘布と親骨を傷めやすい。
本発明は、濡れた雨笠の雨水処理と先行技術の雨笠の欠点を解消する。
【解決手段】受け骨端部の回転の動きに連動した親骨先端の露先の上下動で、濡れた傘布と親骨に無理な力を加えないで雨傘の濡れた面を内側にして折りたたみ、露先から流れ落ちる雨水を陣笠で受けて石突内部に溜める。石突内部に溜まった雨水は、石突を上にして傘を開く動作で処理する。
【選択図】図2
Description
本発明は、雨を避ける為に頭上に広げて差しかざすしずくキャッチ傘に関するものである。
雨水がついた雨傘を持って車や施設内に入ると、濡れた傘布で周囲の人や物を濡らし、石突や露先から流れ落ちるしずくで床を濡らす弊害がある。
その対策として施設入り口に、濡れた傘の雨水を処理する器具や閉じた傘に袋をかぶせる器具などが設置されている。そのような器具がない場合は、濡れた傘を閉じて備え付けのビニール袋に入れるなどの対策がされる。
石突に取り付けて露先から流れ落ちる雨水を溜める器具や、傘布の濡れた面を内側にして閉じて周りを濡らさない傘などの先行技術が提案されている。
以下に先行技術文献毎の概要を説明する。
特許文献1の雨傘は、石突き方向に露先を反転させ、濡れた傘布を内側にして2つ折にした親骨の間に傘布を挟んで閉じ、手元に装着されている筒状キャップを外して石突に取り付けて、閉じた傘の露先から流れ落ちるしずくを受けている。
傘布の濡れた面を内側にして周囲を濡らさず、手元から石突に付け替えた筒状キャップに傘布の雨水を溜めるので下面の床などを濡らすことはない。
特許文献2の雫防止キャップは、既存の雨傘の石突に取り付けて濡れた傘の石突に集まる雨水のしずくを受ける器具である。
雫防止キャップに雨水のしずくを溜めて下面の床などを濡らさない。
特許文献3の雨傘は、一般的な傘の石突と手元を交換した形状で、傘を開いて雨を避けるときは親骨と支え骨が傘布の上にあり、傘を開いた状態では常に親骨と支え骨が雨に濡れる。
雨水に濡れた傘布面を内側にして閉じるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
特許文献4の雨傘は、石突き方向に露先を反転させ、濡れた傘布を内側にして2つ折にした親骨の間に傘布を挟んで閉じる傘である。
傘布の濡れた面を内側にして閉じるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
特許文献5の反転する洋傘は、濡れた面を内側にして露先を石突きに向けて閉じ、上ロクロと下ロクロを手元側に移動させ、手元を取り外して手元を石突に取り付ける傘であり、一般の傘のように通常の閉じ方もできる。
傘布の濡れた面を内側にして閉じることができるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
特許文献6の改良傘は、石突き方向に露先を反転させ濡れた傘布を内側にして閉じる傘である。傘を開いた使用状態では、親骨の長さ相当分の中棒が傘布から上に突出している。濡れた傘布を内側にして閉じることができるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
その対策として施設入り口に、濡れた傘の雨水を処理する器具や閉じた傘に袋をかぶせる器具などが設置されている。そのような器具がない場合は、濡れた傘を閉じて備え付けのビニール袋に入れるなどの対策がされる。
石突に取り付けて露先から流れ落ちる雨水を溜める器具や、傘布の濡れた面を内側にして閉じて周りを濡らさない傘などの先行技術が提案されている。
以下に先行技術文献毎の概要を説明する。
特許文献1の雨傘は、石突き方向に露先を反転させ、濡れた傘布を内側にして2つ折にした親骨の間に傘布を挟んで閉じ、手元に装着されている筒状キャップを外して石突に取り付けて、閉じた傘の露先から流れ落ちるしずくを受けている。
傘布の濡れた面を内側にして周囲を濡らさず、手元から石突に付け替えた筒状キャップに傘布の雨水を溜めるので下面の床などを濡らすことはない。
特許文献2の雫防止キャップは、既存の雨傘の石突に取り付けて濡れた傘の石突に集まる雨水のしずくを受ける器具である。
雫防止キャップに雨水のしずくを溜めて下面の床などを濡らさない。
特許文献3の雨傘は、一般的な傘の石突と手元を交換した形状で、傘を開いて雨を避けるときは親骨と支え骨が傘布の上にあり、傘を開いた状態では常に親骨と支え骨が雨に濡れる。
雨水に濡れた傘布面を内側にして閉じるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
特許文献4の雨傘は、石突き方向に露先を反転させ、濡れた傘布を内側にして2つ折にした親骨の間に傘布を挟んで閉じる傘である。
傘布の濡れた面を内側にして閉じるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
特許文献5の反転する洋傘は、濡れた面を内側にして露先を石突きに向けて閉じ、上ロクロと下ロクロを手元側に移動させ、手元を取り外して手元を石突に取り付ける傘であり、一般の傘のように通常の閉じ方もできる。
傘布の濡れた面を内側にして閉じることができるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
特許文献6の改良傘は、石突き方向に露先を反転させ濡れた傘布を内側にして閉じる傘である。傘を開いた使用状態では、親骨の長さ相当分の中棒が傘布から上に突出している。濡れた傘布を内側にして閉じることができるので、濡れた傘布で周りの人や物を濡らさない。
特許文献1・特許文献3・特許文献4・特許文献5・特許文献6の傘は、濡れた面を内側にして閉じて濡れた傘布で周囲の人や物を濡らさない。
特許文献2の雫防止キャップは、石突に集まる露先から流れ落ちる雨水を雫防止キャップ内部に溜めて下面の床などを濡らさない。
雨傘の不具合を解消している先行技術の雨傘や雫防止キャップには次のような欠点が残っている。
特許文献1の雨傘の課題として、2つに折ってたたんだ親骨に挟まれた濡れた傘布がかさ張り、かさ張った状態での持ち運びや取り扱いの点で実用性に欠ける。
傘を使用する度に筒状キャップを手元から石突に付け替える点と、筒状キャップ内部が雨水で満ちる度に手を使って雨水の排出処理をする点で実用性に欠ける。
特許文献2の雫防止キャップの課題として、雫防止キャップ内部が雨水で満ちる度に、雫防止キャップ内の雨水を手を使って排出処理しなければならない点が実用性に欠ける。
特許文献3の雨傘の課題として、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えながら反転させて折りたたむため、折りたたみ時に傘布と親骨を傷める欠点がある。傘布面の上にある親骨と受け骨が常に雨に濡れて傷みやすくなる欠点がある。傘を閉じて石突を下に向けて持ち運びするときに、石突に集まった雨水のしずくで床を濡らすなどの不具合が生じる。
特許文献4の雨傘の課題として、2つに折りたたんだ親骨に挟まれた濡れた傘布がかさ張り、かさ張った状態での持ち運びや取り扱いの点で実用性に欠ける。傘を閉じて石突を下に向けて持ち運びするときに、石突方向に集中した雨水で床を濡らす不具合が生じる。
特許文献5の反転する洋傘の課題として、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えながら反転させて折りたたむため、折りたたみ時に傘布と親骨を傷める欠点がある。
傘を構成する部品形状と部品を動かす構造が複雑なため、製作や保守や修理の面で実用性に欠ける。一般の傘に比べて部品数が多く傘が重くなる欠点がある。雨傘を閉じるたびに、手元を取り外して石突に付け替える煩雑な点が実用性に欠ける。傘を閉じ露先を下に向けて持ち運びするときに、露先方向に集まったしずくで床を濡らす不具合が生じる。
特許文献6の改良傘の課題として、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えながら反転させて折りたたむため、折りたたみ時に傘布と親骨を傷める欠点がある。
開いた傘の傘布から上部に突出した親骨の長さ分の中棒が使用時の取り扱いに支障を与える。
傘構造の複雑さと、突出した中棒を加えた傘の長さなどで傘が重たくなる欠点がある。
本発明は、以上の問題点を解決するものである。
特許文献2の雫防止キャップは、石突に集まる露先から流れ落ちる雨水を雫防止キャップ内部に溜めて下面の床などを濡らさない。
雨傘の不具合を解消している先行技術の雨傘や雫防止キャップには次のような欠点が残っている。
特許文献1の雨傘の課題として、2つに折ってたたんだ親骨に挟まれた濡れた傘布がかさ張り、かさ張った状態での持ち運びや取り扱いの点で実用性に欠ける。
傘を使用する度に筒状キャップを手元から石突に付け替える点と、筒状キャップ内部が雨水で満ちる度に手を使って雨水の排出処理をする点で実用性に欠ける。
特許文献2の雫防止キャップの課題として、雫防止キャップ内部が雨水で満ちる度に、雫防止キャップ内の雨水を手を使って排出処理しなければならない点が実用性に欠ける。
特許文献3の雨傘の課題として、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えながら反転させて折りたたむため、折りたたみ時に傘布と親骨を傷める欠点がある。傘布面の上にある親骨と受け骨が常に雨に濡れて傷みやすくなる欠点がある。傘を閉じて石突を下に向けて持ち運びするときに、石突に集まった雨水のしずくで床を濡らすなどの不具合が生じる。
特許文献4の雨傘の課題として、2つに折りたたんだ親骨に挟まれた濡れた傘布がかさ張り、かさ張った状態での持ち運びや取り扱いの点で実用性に欠ける。傘を閉じて石突を下に向けて持ち運びするときに、石突方向に集中した雨水で床を濡らす不具合が生じる。
特許文献5の反転する洋傘の課題として、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えながら反転させて折りたたむため、折りたたみ時に傘布と親骨を傷める欠点がある。
傘を構成する部品形状と部品を動かす構造が複雑なため、製作や保守や修理の面で実用性に欠ける。一般の傘に比べて部品数が多く傘が重くなる欠点がある。雨傘を閉じるたびに、手元を取り外して石突に付け替える煩雑な点が実用性に欠ける。傘を閉じ露先を下に向けて持ち運びするときに、露先方向に集まったしずくで床を濡らす不具合が生じる。
特許文献6の改良傘の課題として、ぴんと張った濡れた傘布と親骨に無理な力を加えながら反転させて折りたたむため、折りたたみ時に傘布と親骨を傷める欠点がある。
開いた傘の傘布から上部に突出した親骨の長さ分の中棒が使用時の取り扱いに支障を与える。
傘構造の複雑さと、突出した中棒を加えた傘の長さなどで傘が重たくなる欠点がある。
本発明は、以上の問題点を解決するものである。
上端に石突を下端に手元を設けた中棒の中間に、親骨Aを連結した上ロクロと受け骨を連結した下ロクロを設け、上ロクロに連結した親骨Aに露先を付けた親骨Bと受け骨を連結し、露先から流れ落ちる雨水のしずくを受けて石突に誘導する陣笠と、内部に雨水を溜める空間を持つ石突と、石突内部に溜まった雨水の排出時に上ロクロ部の雨水の浸入を防ぐ上ロクロ防水板とを設ける。
以上の構成よりなるしずくキャッチ傘。
以上の構成よりなるしずくキャッチ傘。
(イ)本発明は、露先を石突に向けて濡れた傘布を内側にして折りたたむ時に、親骨Aに連結された受け骨先端の回転動で親骨B先端を上下動させ、傘布と親骨への無理な力を解消して傘を閉じる技術で、特許文献3・特許文献5・特許文献6の課題である傘布の濡れ面を内側にして折りたたむときに生じる傘布と親骨にかかる無理な力を解消する。
(ロ)傘布の濡れ面を内側にして閉じるときに、傘布と親骨への無理な力を解消した後は、親骨B先端の露先をもとの位置に戻して、2つの親骨を1つの親骨のように直線状態にして閉じる技術で、特許文献1・特許文献4の課題である濡れた傘布が2つの折たたまれた親骨の間でかさ張り、傘の持ち運びや取り扱いが煩雑になる欠点を解消する。
(ハ)中棒と上ロクロ連結部から浸入する雨水を防ぐ上ロクロ防水板と、雨水を溜める空間を持つ石突と、露先から流れ落ちる雨水を受けて石突に流出する陣笠の技術で、特許文献3・特許文献4・特許文献5の、傘を閉じて露先を下に向けて持ち運びするときに露先から落ちる雨水で床を濡らす欠点を解消する。
(ニ)石突を上に向けて傘を開くときの動作で石突内に溜まった雨水を排出する技術で、特許文献1・特許文献2の石突内部が雨水で満ちる度に、手で雨水処理をしなければならない欠点を解消する。
(ロ)傘布の濡れ面を内側にして閉じるときに、傘布と親骨への無理な力を解消した後は、親骨B先端の露先をもとの位置に戻して、2つの親骨を1つの親骨のように直線状態にして閉じる技術で、特許文献1・特許文献4の課題である濡れた傘布が2つの折たたまれた親骨の間でかさ張り、傘の持ち運びや取り扱いが煩雑になる欠点を解消する。
(ハ)中棒と上ロクロ連結部から浸入する雨水を防ぐ上ロクロ防水板と、雨水を溜める空間を持つ石突と、露先から流れ落ちる雨水を受けて石突に流出する陣笠の技術で、特許文献3・特許文献4・特許文献5の、傘を閉じて露先を下に向けて持ち運びするときに露先から落ちる雨水で床を濡らす欠点を解消する。
(ニ)石突を上に向けて傘を開くときの動作で石突内に溜まった雨水を排出する技術で、特許文献1・特許文献2の石突内部が雨水で満ちる度に、手で雨水処理をしなければならない欠点を解消する。
以下に本発明を実施するための形態を説明する。
(イ)石突(1)と陣笠(3)を連結して中棒(4)の先端に設け、その下に上ロクロ防水板(2)を設ける。(図11参照)(以下図1参照)
(ロ)中棒(4)の上ロクロ防水板(2)の下に上ロクロ(5)を設け、上ロクロ(5)の下に下ロクロ(19)を設ける。
(ハ)親骨A(6)には、親骨A上ロクロ連結部(7)と親骨A受け骨連結部(8)と親骨A親骨B連結部(9)を設ける。
(ニ)親骨B(10)には、親骨B突起連結部(11)と親骨B露先取り付け部(12)を設ける。
(ホ)受け骨(14)には、受け骨下ロクロ連結部(15)と受け骨突起A(17)と受け骨突起B(18)を持つ受け骨親骨A連結部(16)を設ける。
(ヘ)上ロクロ(5)に親骨A上ロクロ連結部(7)を連結し、親骨A親骨B連結部(9)に親骨B突起連結部(11)を連結し、下ロクロ(19)に受け骨下ロクロ連結部(15)を連結し、親骨A受け骨連結部(8)に受け骨親骨A連結部(16)を連結する。
(ト)親骨B露先取り付け部(12)に露先(13)を接続する。
(チ)傘布(22)を上ロクロ(5)と露先(13)と親骨A(6)と親骨B(10)に接続する。
(リ)手元(21)を中棒(4)の下端に設ける。
本発明は以上のような構造である。
開いている傘を「順閉じ」するときは、中ハジキ(24)位置の下ロクロ(19)を手元(21)方向に移動させて下ハジキ(25)位置で止める。(図3・図10参照)
「順閉じ」状態から開くときは、下ハジキ(25)位置にある下ロクロ(19)を上ロクロ(5)方向に移動させて中ハジキ(24)で止める。(図1・図7参照)
開いている傘を「逆閉じ」するときは、下ロクロ(19)を中ハジキ(24)位置から上ハジキ(23)方向に移動させる。
下ロクロ(19)に連結した受け骨(14)が上ロクロ(5)方向に移動すると受け骨親骨A連結部(16)の受け骨突起A(17)が右回り(時計回り)し、親骨B突起連結部(11)を押し下げる。(図8参照)
親骨B突起連結部(11)が押し下げられると親骨B露先取り付け部(12)が上がり傘布(22)の張りが緩む(図4参照)、さらに下ロクロ(19)を上ロクロ(5)に移動させると、受け骨突起A(17)が親骨B突起連結部(11)を下から押して親骨B(10)の上下の動きを止める。(図5・図9参照)
上ロクロ(5)と下ロクロ(19)を下ロクロ連結具(20)で仮連結した後、下ロクロ(19)を手元(21)方向に移動させて下ハジキ(25)位置で止めて、露先(13)を陣笠(3)位置に寄せて傘を閉じる。(図6・図2参照)
傘布(22)の濡れた面を内側にして閉じれば周りの人と物を濡らさない。
「逆閉じ」された傘布(22)の雨水は露先(13)から陣笠(3)に流れ落ちて、陣笠(3)と連結する石突(1)内部に溜まり、雨水のしずくで床などの下面を濡らすことはない。(図12参照)
「逆閉じ」された傘を開くときは、下ロクロ(19)を持って石突(1)方向に移動させて、下ロクロ(19)に仮連結する上ロクロ(5)を上ハジキ(23)位置で止め、下ロクロ連結具(20)を外し上ロクロ(5)と下ロクロ(19)の連結を解除して、下ロクロ(19)を手元(21)側に移動させて中ハジキ(24)位置で止める。
石突(1)を上に向け手元(21)を下にして「逆閉じ」された傘を開いた時に、石突(1)内部の雨水は上ロクロ防水板(2)の端を通って傘布(22)に落ち露先(1)に流れる。
傘を開く動作で、石突(1)内部の雨水は上ロクロ防水板(2)の先端から傘布(22)に流れ落ちるので、中棒(4)と上ロクロ(5)部の隙間から雨水が浸入することはない。(図13参照)
(イ)石突(1)と陣笠(3)を連結して中棒(4)の先端に設け、その下に上ロクロ防水板(2)を設ける。(図11参照)(以下図1参照)
(ロ)中棒(4)の上ロクロ防水板(2)の下に上ロクロ(5)を設け、上ロクロ(5)の下に下ロクロ(19)を設ける。
(ハ)親骨A(6)には、親骨A上ロクロ連結部(7)と親骨A受け骨連結部(8)と親骨A親骨B連結部(9)を設ける。
(ニ)親骨B(10)には、親骨B突起連結部(11)と親骨B露先取り付け部(12)を設ける。
(ホ)受け骨(14)には、受け骨下ロクロ連結部(15)と受け骨突起A(17)と受け骨突起B(18)を持つ受け骨親骨A連結部(16)を設ける。
(ヘ)上ロクロ(5)に親骨A上ロクロ連結部(7)を連結し、親骨A親骨B連結部(9)に親骨B突起連結部(11)を連結し、下ロクロ(19)に受け骨下ロクロ連結部(15)を連結し、親骨A受け骨連結部(8)に受け骨親骨A連結部(16)を連結する。
(ト)親骨B露先取り付け部(12)に露先(13)を接続する。
(チ)傘布(22)を上ロクロ(5)と露先(13)と親骨A(6)と親骨B(10)に接続する。
(リ)手元(21)を中棒(4)の下端に設ける。
本発明は以上のような構造である。
開いている傘を「順閉じ」するときは、中ハジキ(24)位置の下ロクロ(19)を手元(21)方向に移動させて下ハジキ(25)位置で止める。(図3・図10参照)
「順閉じ」状態から開くときは、下ハジキ(25)位置にある下ロクロ(19)を上ロクロ(5)方向に移動させて中ハジキ(24)で止める。(図1・図7参照)
開いている傘を「逆閉じ」するときは、下ロクロ(19)を中ハジキ(24)位置から上ハジキ(23)方向に移動させる。
下ロクロ(19)に連結した受け骨(14)が上ロクロ(5)方向に移動すると受け骨親骨A連結部(16)の受け骨突起A(17)が右回り(時計回り)し、親骨B突起連結部(11)を押し下げる。(図8参照)
親骨B突起連結部(11)が押し下げられると親骨B露先取り付け部(12)が上がり傘布(22)の張りが緩む(図4参照)、さらに下ロクロ(19)を上ロクロ(5)に移動させると、受け骨突起A(17)が親骨B突起連結部(11)を下から押して親骨B(10)の上下の動きを止める。(図5・図9参照)
上ロクロ(5)と下ロクロ(19)を下ロクロ連結具(20)で仮連結した後、下ロクロ(19)を手元(21)方向に移動させて下ハジキ(25)位置で止めて、露先(13)を陣笠(3)位置に寄せて傘を閉じる。(図6・図2参照)
傘布(22)の濡れた面を内側にして閉じれば周りの人と物を濡らさない。
「逆閉じ」された傘布(22)の雨水は露先(13)から陣笠(3)に流れ落ちて、陣笠(3)と連結する石突(1)内部に溜まり、雨水のしずくで床などの下面を濡らすことはない。(図12参照)
「逆閉じ」された傘を開くときは、下ロクロ(19)を持って石突(1)方向に移動させて、下ロクロ(19)に仮連結する上ロクロ(5)を上ハジキ(23)位置で止め、下ロクロ連結具(20)を外し上ロクロ(5)と下ロクロ(19)の連結を解除して、下ロクロ(19)を手元(21)側に移動させて中ハジキ(24)位置で止める。
石突(1)を上に向け手元(21)を下にして「逆閉じ」された傘を開いた時に、石突(1)内部の雨水は上ロクロ防水板(2)の端を通って傘布(22)に落ち露先(1)に流れる。
傘を開く動作で、石突(1)内部の雨水は上ロクロ防水板(2)の先端から傘布(22)に流れ落ちるので、中棒(4)と上ロクロ(5)部の隙間から雨水が浸入することはない。(図13参照)
1 石突
2 上ロクロ防水板
3 陣笠
4 中棒
5 上ロクロ
6 親骨A
7 親骨A上ロクロ連結部
8 親骨A受け骨連結部
9 親骨A親骨B連結部
10 親骨B
11 親骨B突起連結部
12 親骨B露先取付部
13 露先
14 受け骨
15 受け骨下ロクロ連結部
16 受け骨親骨A連結部
17 受け骨突起A
18 受け骨突起B
19 下ロクロ
20 下ロクロ連結具
21 手元
22 傘布
23 上ハジキ
24 中ハジキ
25 下ハジキ
2 上ロクロ防水板
3 陣笠
4 中棒
5 上ロクロ
6 親骨A
7 親骨A上ロクロ連結部
8 親骨A受け骨連結部
9 親骨A親骨B連結部
10 親骨B
11 親骨B突起連結部
12 親骨B露先取付部
13 露先
14 受け骨
15 受け骨下ロクロ連結部
16 受け骨親骨A連結部
17 受け骨突起A
18 受け骨突起B
19 下ロクロ
20 下ロクロ連結具
21 手元
22 傘布
23 上ハジキ
24 中ハジキ
25 下ハジキ
Claims (2)
- 上ロクロに連結した親骨Aに、受け骨端部の動きに連動する親骨Bと、親骨B端部を上下動させる端部形状を持つ受け骨を連結したしずくキャッチ傘。
- 露先から流れ落ちる雨のしずくを受けて石突に流出させる陣笠と内部に雨水を溜める空間を持つ石突と上ロクロ防水板とを設けた請求項1のしずくキャッチ傘。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189243A JP2014036822A (ja) | 2012-08-13 | 2012-08-13 | しずくキャッチ傘 |
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JP2012189243A JP2014036822A (ja) | 2012-08-13 | 2012-08-13 | しずくキャッチ傘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014036822A true JP2014036822A (ja) | 2014-02-27 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012189243A Pending JP2014036822A (ja) | 2012-08-13 | 2012-08-13 | しずくキャッチ傘 |
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---|---|
JP (1) | JP2014036822A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113712353A (zh) * | 2021-09-14 | 2021-11-30 | 李德义 | 一种便于对伞骨及伞布进行收纳的雨伞 |
-
2012
- 2012-08-13 JP JP2012189243A patent/JP2014036822A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113712353A (zh) * | 2021-09-14 | 2021-11-30 | 李德义 | 一种便于对伞骨及伞布进行收纳的雨伞 |
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