JP2014035603A - 情報処理装置、表示処理方法、表示処理制御プログラム、記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、表示処理方法、表示処理制御プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所望するタッチ操作のタッチ操作画面の表示開始と表示終了とを簡便且つ直感的に操作することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】タッチパネル10におけるユーザのタッチ操作に対応するタッチ操作画面を表示部21に表示した状態で、タッチ時間測定部31によるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部21への表示処理を終了する表示処理部12を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルのタッチ操作に応じた操作画面を表示する表示部を備えた情報処理装置に関する。
近年、タッチパネルのタッチ操作に応じた操作画面を表示する表示部を備えた情報処理装置のなかでも、ユーザが同時に複数箇所をタッチ操作した場合もタッチ操作を検出することができる、マルチタッチパネルを搭載した情報処理装置が普及しつつある。マルチタッチパネルは、ピンチイン(2本の指の間隔を縮めていく操作)やピンチアウト(2本の指の間隔を広げる操作)、スワイプ(ページをめくるように指をタッチしたままスライドさせる操作)など、ユーザの様々な指の操作を検出することができる。この検出機能を利用し、指先の所定の操作を1操作とし、情報処理装置の短縮操作に当てはめることが試みられている。
例えば、特許文献1では、ピンチインまたはピンチアウトの操作1回で、グループオブジェクト内のファイルを自動整列および自動ソートさせる技術や、同じくピンチインまたはピンチアウトの操作1回で、グループオブジェクトの結合または分離ができる技術が開示されている。
また、特許文献2では、操作対象を選択する「主タッチ」と、操作対象に対して実行する処理を選択する「副タッチ」とを組み合わせて短縮操作を判定および実行する技術が開示されている。
特開2011−34152号公報(2011年 2月17日公開) 特開2011−28399号公報(2011年 2月10日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、ユーザにとって簡便で直観的な処理が達成されているとは言い難い。
具体的には、特許文献1の場合は、ファイルの整列や閲覧は簡便になるものの、一旦ピンチアウトし拡大すると、グループオブジェクトを閉じる際にユーザが必ず「閉じる」という操作を行わなければならない。
また、特許文献2の場合は、短縮操作を行うためにユーザは「主タッチ」と「副タッチ」、最低でも2回のタッチ操作を行う必要がある。加えて、「主タッチ」に対する「副タッチ」の方向や回数を把握して、上記2種類のタッチを組み合わせて操作する必要があるので、タッチパネルを簡便にかつ直観的に操作できているとは言い難い。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、情報処理装置がユーザの所定の1操作に対応した操作処理または表示処理を実行し、該1操作を終了した際は自動的に操作処理または表示処理を終了することにより、ユーザが簡便かつ直観的に操作できるような情報処理装置を実現することにある。
本発明の情報処理装置は、タッチパネルのタッチ操作に応じた操作画面を表示する表示部を備えた情報処理装置において、
上記タッチパネルにおけるユーザのタッチ位置の座標を取得するタッチ位置座標取得手段と、
上記タッチパネルにユーザが継続的にタッチしているタッチ継続時間を測定するタッチ継続時間測定手段と、
上記タッチ位置座標取得手段によって取得されたタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定手段によって測定されたタッチ継続時間情報とに対応付けられたタッチ操作画面を上記表示部に表示させるとともに、上記タッチ継続時間測定手段によるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部への表示処理を終了する表示処理手段とを備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、表示処理手段により、タッチ位置座標取得手段によって取得されたタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定手段によって測定されたタッチ継続時間情報とに対応付けられたタッチ操作画面が上記表示部に表示されることで、ユーザは、タッチパネルの所望の位置で特定の1操作(例えば、ピンチアウト)を行うと、所望の操作を行うためのタッチ操作画面が表示されることになる。これにより、ユーザは、従来のように、タッチ操作のタッチの組み合わせやタッチ回数を把握する必要がなく、タッチパネルを直感的に簡便に操作することができる。
しかも、表示処理手段は、上記タッチ継続時間測定手段によるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部への表示処理を終了するようになっているので、ユーザがタッチパネルから指を離すだけで自動的にタッチ操作を行っていた画面(タッチ操作画面)を終了させることができる。
したがって、上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが所望するタッチ操作のタッチ操作画面の表示開始と表示終了とを簡便且つ直感的に操作することができるという効果を奏する。
上記表示処理手段は、
上記タッチ位置座標取得手段によって取得されたタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定手段によって測定されたタッチ継続時間情報とからユーザのタッチ操作を決定する操作決定手段を備え、
上記操作決定手段によって決定されたタッチ操作に対応するタッチ操作画面を上記表示部に表示させることが好ましい。
上記構成によれば、表示処理手段は、ユーザのタッチ位置を示すタッチ位置座標情報と、そのユーザのタッチ位置におけるタッチ継続時間情報とからユーザのタッチ操作を決定する操作決定手段を備え、この操作決定手段によって決定されたタッチ操作に対応するタッチ操作画面を上記表示部に表示させることで、ユーザは、従来のように、タッチ操作のタッチの組み合わせやタッチ回数を把握する必要がなく、タッチパネルを直感的に簡便に操作することができる。
上記表示処理手段は、
上記操作決定手段によって決定されたタッチ操作により、上記表示部に表示されている上記タッチ操作画面の画面サイズを変更させてもよい。
上記構成によれば、表示部に表示されているタッチ操作画面を、操作決定手段が決定したタッチ操作により、ユーザの所望する画面サイズに変更することができるので、ユーザがタッチ操作画面の画面サイズの変更を直観的に簡便に行うことができる。
上記操作決定手段は、
上記表示部に上記タッチ操作画面が表示されているときに、
上記タッチ位置座標取得手段によって、上記タッチ操作画面上でユーザがさらに別タッチを行った際の別タッチの位置座標情報が取得され、
上記タッチ継続時間測定手段によって上記タッチ操作画面上でユーザが継続的にタッチしている上記別タッチのタッチ継続時間情報が測定されたとき、
上記別タッチの位置座標情報と、上記別タッチのタッチ継続時間情報とに対応する上記タッチ操作画面上でのタッチ操作を決定し、
上記表示処理手段は、上記操作決定手段によって決定されたタッチ操作に対応する、新たなタッチ操作画面を、上記表示部に表示させることが好ましい。
上記構成によれば、表示部にすでに表示されているタッチ操作画面内に、ユーザの所望する操作に対応する新たなタッチ操作画面を表示させることができるので、ユーザが所望する操作までを簡便に且つ直感的に行うことができる。
例えば最初のタッチ操作画面でフォルダを開いた状態であれば、当該フォルダ内の所望するアイコン上で特定の操作(例えば、ピンチアウト)を行うと、当該アイコンの内容に対応する新たなタッチ操作画面が表示されることになる。
本発明の情報処理装置の表示処理方法は、
タッチパネルのタッチ操作に応じた操作画面を表示する表示部を備えた情報処理装置の表示処理方法において、
上記タッチパネルにおけるユーザのタッチ位置の座標を取得するタッチ位置座標取得ステップと、
上記タッチパネルにユーザが継続的にタッチしているタッチ継続時間を測定するタッチ継続時間測定ステップと、
上記タッチ位置座標取得ステップによって取得したタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定ステップによって測定したタッチ継続時間情報とに対応付けられたタッチ操作画面を上記表示部に表示させるとともに、上記タッチ継続時間測定ステップによるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部への表示処理を終了する表示処理ステップとを含むことを特徴としている。
上記構成によれば、表示処理ステップにおいて、タッチ位置座標取得ステップによって取得したタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定ステップによって測定したタッチ継続時間情報とに対応付けられたタッチ操作画面が上記表示部に表示されることで、ユーザは、タッチパネルの所望の位置をタッチするだけで、所望の操作を行うためのタッチ操作画面が表示されることになる。これにより、ユーザは、従来のように、タッチ操作のタッチの組み合わせやタッチ回数を把握する必要がなく、タッチパネルを直感的に簡便に操作することができる。
しかも、表示処理ステップは、上記タッチ継続時間測定ステップにおけるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部への表示処理を終了するようになっているので、ユーザがタッチパネルから指を離すだけで自動的にタッチ操作を行っていた画面(タッチ操作画面)を終了させることができる。
したがって、上記構成の情報処理装置の表示処理方法によれば、ユーザが所望するタッチ操作のタッチ操作画面の表示開始と表示終了とを簡便且つ直感的に操作することができるという効果を奏する。
なお、上記情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより、上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の情報処理装置は、タッチパネルのタッチ操作に応じた操作画面を表示する表示部を備えた情報処理装置において、上記タッチパネルにおけるユーザのタッチ位置の座標を取得するタッチ位置座標取得手段と、上記タッチパネルにユーザが継続的にタッチしているタッチ継続時間を測定するタッチ継続時間測定手段と、上記タッチ位置座標取得手段によって取得されたタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定手段によって測定されたタッチ継続時間情報とに対応付けられたタッチ操作画面を上記表示部に表示させるとともに、上記タッチ継続時間測定手段によるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部への表示処理を終了する表示処理手段とを備えていることで、ユーザが所望するタッチ操作のタッチ操作画面の表示開始と表示終了とを簡便且つ直感的に操作することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概略構成ブロック図である。 図1に示す情報処理装置を適用したスマートフォンの概略外観図である。 図2に示すスマートフォンにおける表示処理の流れを示すフローチャートである。 図3に示す表示処理に対応するユーザ操作の操作画面の一例を示す図である。 図3に示す表示処理のうち詳細ウィンドウが表示されているときの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図3に示す表示処理のうち詳細ウィンドウが表示されているときの処理の流れの他の例を示すフローチャートである。 図3に示す表示処理のうち詳細ウィンドウが表示されているときの処理の流れのさらに他の例を示すフローチャートである。 図5、6、7の処理に対応するタッチ操作画面の一例を示す図である。 図3に示す表示処理の詳細ウィンドウで表示されているオブジェクトがテキストファイルである場合のタッチ操作画面の一例を示す図である。 図3に示す表示処理の詳細ウィンドウで表示されているオブジェクトが画像ファイルである場合のタッチ操作画面の一例を示す図である。 図3に示す表示処理の詳細ウィンドウで表示されているオブジェクトが動画ファイルである場合のタッチ操作画面の一例を示す図である。 図3に示す表示処理の詳細ウィンドウで表示されているオブジェクトが音楽ファイルである場合のタッチ操作画面の一例を示す図である。 図3に示す表示処理の詳細ウィンドウで表示されているオブジェクトがアプリケーションのアイコンである場合のタッチ操作画面の一例を示す図である。
本発明の一実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発明の情報処理装置をスマートフォンに適用した例について説明する。ただし、本発明の適用の対象はスマートフォンに限定されるものではなく、タブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パソコンなどマルチタッチパネルを搭載したあらゆる機器を含む。
図2は、スマートフォン60の外観を示した図である。
スマートフォン60は、図2に示すように、ユーザインターフェースとしてタッチパネル10を有しており、ユーザはタッチパネル10を指やタッチペンなどでタッチすることにより各種操作することができる。
上記タッチパネル10は、例えば2本指でタッチしてその指をスライドさせるといったような、同時に複数座標にタッチしての操作が可能なマルチタッチパネルである。
また、上記タッチパネル10には、図2に示すように、フォルダ70、テキストファイル71、および音楽ファイル72の他に、画像ファイル、動画ファイル、およびアプリケーションのアイコンなどの様々なアイコンが表示される。
したがって、上記構成のスマートフォン60において、ユーザは、タッチパネル10に表示されているアイコンにタッチすることで、所望の操作を実行するようになっている。つまり、ユーザは、タッチパネル10に表示されている任意のアイコンにタッチすることで、フォルダやファイルを選択し、操作するようになっている。
このようなタッチパネル10に表示されているアイコンを操作する際に実行される処理は、図1に示す情報処理装置1によって実現される。
図1は、情報処理装置1の概略構成を示すブロック図である。
上記情報処理装置1は、図1に示すように、タッチパネル10、入力検出部11、表示処理部12(表示処理手段)、および記憶部13を備えた構成である。
(タッチパネル10)
タッチパネル10は、ユーザのタッチ操作を受け付ける操作受付部20と、アイコン等を表示する表示部21とを含んでいる。
上記タッチパネル10は、上述したように、マルチタッチパネルである。これにより、ユーザは、ピンチアウトやピンチインのように、同時に複数の座標へタッチした場合の操作を検出することができる。なお、タッチパネル10のタッチ検出方式としては、抵抗膜方式、静電容量方式など、任意の検出方式であればよい。
上記操作受付部20は、例えば上記表示部21の表示画面上に設けられた透明電極からなるタッチセンサであり、ユーザのタッチ操作によって生じた信号を、後述の入力検出部11に送信するようになっている。具体的には、操作受付部20は、ユーザのタッチ操作を受け付けて、ユーザのタッチ位置を示す座標情報及びユーザのタッチを検出したことを示すタッチ検出信号を上記入力検出部11に送信する。
上記表示部21は、液晶表示パネルなどのフラットディスプレイパネルからなり、上記表示処理部12からの表示処理信号に応じて、ユーザが表示中のアイコンを操作したときの操作画面等を表示するようになっている。
(入力検出部11)
上記入力検出部11は、ユーザのタッチ操作に係る信号をタッチパネル10から受け取る。ユーザが何の操作を行ったか後述の表示処理部12で判定するため、入力検出部11はタッチパネル上でユーザがタッチした位置座標とユーザのタッチが継続している時間とを表示処理部12に送信するようになっている。
すなわち、上記入力検出部11は、上記タッチパネル10の操作受付部20から送信されたタッチ位置を示す座標情報を取得するタッチ位置取得部30(タッチ位置座標取得手段)と、上記操作受付部20から送信されたタッチ検出信号を受け付け、タッチ継続時間を測定するタッチ時間測定部31(タッチ継続時間測定手段)とを備えている。
上記タッチ位置取得部30は、上記操作受付部20からユーザがタッチした位置を示す座標情報を取得し、当該座標情報を、上記表示処理部12に送信するとともに、上記記憶部13のタッチ属性情報部50(後述)に送信するようになっている。
上記タッチ時間測定部31は、上記操作受付部20からユーザがタッチしたことを検出したタッチ検出信号から、ユーザがタッチパネル10に対するタッチが継続している時間(以下、継続時間と記載する)を測定し、当該継続時間を、上記表示処理部12に送信するとともに、上記記憶部13のタッチ属性情報部50(後述)に送信するようになっている。
(記憶部13)
上記記憶部13は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶部13の例としては、入力検出部11および表示処理部12が操作する時に必要なプログラム、通信制御データなどの固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)と、通信に関するデータ、演算に使用するデータ、および演算結果などを一時的に記憶する、いわゆるワーキングメモリとしてのRAM(Random Access Memory)と、各種の設定データ、電子メールデータなどを記憶する書換え可能な不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)とが挙げられる。
すなわち、上記記憶部13は、上記入力検出部11からの座標情報と継続時間情報とを対応付けてタッチ属性情報として一時的に記憶するタッチ属性情報部50と、上記タッチ属性情報に対応付けられたユーザの操作種別を記憶した操作種別データベース51と、ユーザの操作対象となるファイルやフォルダ等を記憶したファイル・フォルダ情報記憶部52とを含み、必要に応じて各種データが上記表示処理部12に出力される。
(表示処理部12)
上記表示処理部12は、入力検出部11および記憶部13からタッチ属性情報を受け取り、受け取ったタッチ属性情報からユーザのタッチ操作種別を判定するためのデータを記憶部13から読み込み、ユーザが何の操作を行ったかを決定する操作決定部40を備えている。
上記操作決定部40は、上記入力検出部11のタッチ位置取得部20からの座標情報と、タッチ時間測定部21からの継続時間情報と、上記記憶部13のタッチ属性情報部50からのタッチ属性情報とに対応付けられたタッチ操作を、上記操作種別データベース51から読み出して決定するようになっている。
上記表示処理部12は、上記操作決定部40によって決定されたユーザ操作から、当該ユーザ操作に対応するタッチ操作画面を上記表示部21に表示させるようになっている。
なお、記憶部13の詳細については後述する。
(スマートフォンの処理操作)
図3は、上記構成のスマートフォンにおける処理の流れを示すフローチャートである。また、図4は、図3の処理が起こっている時のユーザの操作を表した図である。以下において、図3と図4とを参照しながら本発明の主要な処理について説明する。
スマートフォンは、メニュー画面をはじめ様々な場面において、図4の(A)のようにフォルダやファイルのアイコンが並んだ画面を表示する。ユーザが上記画面のフォルダやファイルのアイコンをクリックすると、一般的なスマートフォンはフォルダまたはファイルを開くという処理を返す。
本発明の一実施形態であるスマートフォン60は、上記操作に加え、ユーザのピンチアウトの操作1回で、フォルダまたはファイルの選択、詳細情報の閲覧、および詳細情報を閲覧していたウィンドウ(タッチ操作画面)を閉じるという操作が可能である。
まず、ユーザは図4の(B)のように、タッチパネル上の1つのフォルダまたはファイルの上に2本の指で同時にタッチする。なお、図4をはじめ後述の図において、片手の2本の指で操作している図が示されているが、必ずしも片手で操作する必要はない。
図4の(B)のようにユーザがタッチ操作を行うと、タッチパネル10の操作受付部20は、ユーザがタッチした2点について、タッチがあったという指示信号を入力検出部11のタッチ位置取得部30とタッチ時間測定部31に送信する。
これにより、図3に示すように、タッチ時間測定部31は上記指示信号のタッチの継続時間の測定を開始し(S100)、タッチ位置取得部30は上記指示信号のタッチ位置座標を検出する。(S102)上記位置座標および上記継続時間は表示処理部12に送られる。
次に、表示処理部12の操作決定部40は、上記2点のタッチ継続時間を比較し、タッチ継続時間が近しいタッチが2点(A)(A)’があるか否かを判定する(S104)。ここでは、2点(A)(A)’の継続時間の差が、操作種別データベース51の設定データ内の、継続時間の誤差許容値(以下、継続時間と同様の方法に操作種別データベース51に規定されている種々の誤差許容値のことを、単に誤差許容値と記載する。)より小さい場合、タッチ継続時間が近しいタッチが2点(A)(A)’があると判定する。つまり、上記2点(A)(A)’のタッチは同時にタッチされたと判定する。ここで、タッチ継続時間が近しいタッチが2点(A)(A)’がないと判定(NO)されれば、処理を終了する。
一方、ステップS104において、タッチ継続時間が近しいタッチが2点(A)(A)’があると判定(YES)されれば、ステップS106に移行して、2点(A)(A)’間の距離が近いか否かを判定する。ここでは、操作決定部40が上記2点(A)(A)’のタッチ位置座標を比較し、それらの位置座標の差が誤差許容値より小さいか否かを判定する。ここで、上記2点(A)(A)’間の距離が誤差許容値以上であると判定(NO)されれば、処理を終了する。
一方、ステップS106において、上記2点(A)(A)’間の距離が近いと判定(YES)されれば、ステップS108に移行し、(A)(A)’の座標にあるオブジェクト(フォルダまたはファイル)を選択状態にする。ここまでが、ユーザが図4の(B)の操作を行った際のスマートフォン60の処理の流れである。
次に、ユーザが図4の(C)のように2本の指の間隔を広げた、すなわち、ピンチアウトした場合の処理について説明する。
上述した、図3のS108までの処理において、フォルダまたはファイルは選択状態となっている。また、入力検出部11のタッチ位置取得部30およびタッチ時間測定部31は一定の間隔で上記2点の位置座標と継続時間を取得している。図4の(C)の操作を行った時、上記2点間の継続時間の差は変わらないが、上記2点間の距離は変わると考えられる。
そこで、上記操作決定部40は、時間経過後、(A)(A)’の距離が遠くなったか否かを判定する(S110)。ここでは、操作決定部40が、上記2点(A)(A)’間の距離と誤差許容値を比べる。そして、上記2点間の距離が誤差許容値を超えて大きくなった場合、操作決定部40は、ユーザの行った操作がピンチアウトであると判定する(S112)。
その後、選択オブジェクトの詳細情報を示すウィンドウ(タッチ操作画面)を表示する(S114)。ここでは、表示処理部12において、操作決定部40が判定した結果により、選択状態になっているフォルダまたはファイルの詳細情報を示すウィンドウ(以下、詳細ウィンドウと記載する。)を表示部21に表示させる。
これにより、ユーザは、上記詳細ウィンドウの表示中に、ユーザは種々の操作を行い、詳細ウィンドウ内の情報を閲覧することができる。つまり、表示処理部12は、ユーザの操作に合った表示処理を行う(S116)。この詳細ウィンドウに対してのユーザの種々の操作については、後述の実施例の中で具体的に説明する。ここまでが、ユーザが図4の(C)の操作を行った際のスマートフォン60の処理の流れである。
最後に、ユーザが図4の(D)のようにタッチしていた2本の指を離した場合の処理について説明する。
入力検出部11は、(A)(A)’両方ともを検知しなくなったか否かを判定する(S108)。ここで、(A)(A)’両方ともを検知しなくなれば(YES)、ステップS120に移行し、ユーザが画面から指を離したと判定する(S120)。つまり、入力検出部11が、ユーザが最初にタッチした上記2点のうち両方ともを検出しなくなった場合、操作決定部40は、ユーザがタッチパネル10から最初にタッチしていた2本の指を離したと判定する。これにより、表示処理部12は、表示部21に対し、詳細ウィンドウの表示を終了する命令を送る。表示部21は表示処理部12の命令に従い、詳細ウィンドウを閉じる(S122)。
以下で、本発明の具体的な実施例における、ユーザの操作とユーザの操作に対するスマートフォン60の内部処理および表示処理の流れを、図5〜図8を参照しながら説明する。
図8は、本発明の一実施例における、ユーザの操作とスマートフォン60の画面表示の動きを示したものである。また、図5〜図7は、ユーザの操作に対応してスマートフォン60の表示処理部12で行われている処理の流れを示している。以下、図8に示している動作図に沿って本発明の実施例の処理の流れを説明する。なお、上述の図3や図4の処理の説明で述べた操作と同じ操作については、詳しい説明を省略する。
まず、ユーザは図8の(1)のようにアイコンが並んだ画面上で、詳細情報を閲覧したいフォルダを2本の指でタッチする。(このタッチを便宜上タッチA、タッチA’とする。)この操作により、該フォルダは選択状態となる。続けて、ユーザが図8の(2)のように上記2本の指でピンチアウト操作を行うと、該フォルダに対する詳細ウィンドウ(最初のタッチ操作画面)が開く。ここまでのスマートフォン60での処理の流れは図3とその説明と同じである。
上記フォルダに対する詳細ウィンドウが開いている状態において、ユーザは、図8の(3)のように、ピンチアウトしている指の幅を変更することにより、該詳細ウィンドウの大きさを変更することができる。
このとき、操作決定部40は(a)タッチ位置取得部30からタッチAとタッチA’、2点の位置座標を受け取り、2点間の距離を算出し、(b)タッチ属性情報部50に記憶されているタッチAとタッチA’の位置座標を読み出し、この2点間の距離を算出する。次に、図5に示すように、ピンチしている2点間の距離が変わったか否かを判定する(S200)。ここでは、操作決定部40は(a)で求めた距離と(b)で求めた距離の差をとり、その値を更に誤差許容値と比較して、ピンチしている2点間の距離が変わったか否かを判定している。(a)で求めた距離と(b)で求めた距離差の方が誤差許容値より大きいと判定(YES)されれば、操作決定部40はユーザがピンチ幅を広げたまたは狭めたと判定する(S202)。そして、表示処理部12は、操作決定部40の判定を受け詳細ウィンドウの大きさを変更する(S204)。具体的には、上記表示処理部12は、ユーザがピンチ幅を広げた場合は詳細ウィンドウのサイズを大きく、ピンチ幅を狭めた場合は詳細ウィンドウのサイズを小さくなるよう表示処理を行う。
また、上記フォルダに対する詳細ウィンドウが開いている状態において、ユーザは図8の(4)のように、該詳細ウィンドウ内に別の指でタッチし(タッチBとする)、スライド操作を行うことにより、該詳細ウィンドウ内をスクロールすることができる。
これらの状態のとき、操作決定部40はタッチ位置取得部30からタッチBの位置座標を受け取り、タッチ時間測定部31からタッチBの継続時間を受け取る。ここで、継続時間は、タッチBとタッチAおよびタッチA’とを区別するために用いられる。
次に、図7に示すように、操作決定部40は、位置座標が詳細ウィンドウ内であるタッチを検知したか否かを判定する(S400)。ここでは、操作決定部40はタッチBの位置座標と詳細ウィンドウの位置を確認する。つまり、タッチBの位置座標が詳細ウィンドウ内であるか否かを判定する。そして、操作決定部40は、タッチBの位置座標が詳細ウィンドウ内でないと判定(NO)すれば、処理を終了する。
一方、タッチBの位置座標が詳細ウィンドウ内にあると判定(YES)すれば、タッチBを「詳細ウィンドウ内を操作するタッチ」と判定する(S402)。
続いて、操作決定部40は、詳細ウィンドウ内のタッチが2点以上あるか否かを判定する(S404)。ここでは、操作決定部40は、「詳細ウィンドウ内を操作するタッチ」が2点以上あるかを判定する。
図8の(4)の場合、「詳細ウィンドウ内を操作するタッチ」が1点であるので、図7に示すステップS404では、詳細ウィンドウ内のタッチが2点以上ないと判定(NO)され、ステップS408に移行し、詳細ウィンドウ内のタッチの一座標が移動したか否かを判定する。ここでは、操作処理部40は更に、一定時間後に、タッチBの現在の位置座標と、タッチ属性情報部50から読み取ったタッチBの過去の位置座標との差をとり、その差が誤差許容値より大きく変わるか否かを判定する。
上記ステップS408において、タッチBの位置座標が誤差許容値以下であると判定(NO)されれば、処理を終了する。
一方、ステップS408において、タッチBの位置座標が誤差許容値より大きく変化しと判定(YES)されれば、操作決定部40はタッチBを詳細ウィンドウ内の表示をスクロールさせる操作と判定する(S410)。そして、操作決定部40の判定を受け、表示処理部12は詳細ウィンドウ内の表示をスクロールさせる(S412)。
また、上記フォルダに対する詳細ウィンドウが開いている状態において、ユーザは図8の(5)のように、ピンチアウトしているタッチ2点をスライドさせることにより、該詳細ウィンドウの位置を移動させることができる。
このとき、図8の(3)の操作を行った時と同じように、図5に示すステップS200において、ピンチしている2点間の距離が変わったか否かを判定する。すなわち、操作決定部40は(a)で求めた距離と(b)で求めた距離との差と上記誤差許容値とを比較している。ここで、図8の(3)の操作と違い、ユーザがピンチしている指をスライドさせただけの場合は、(a)と(b)の差は誤差許容値以上には変わらないと考えられる。つまり、ステップS200のNOの場合となる。このように、(a)で求めた距離と(b)で求めた距離との差が上記誤差許容値より小さければ、操作決定部40は更に、2点の位置座標が両方とも移動したか否かを判定する(S206)。ここでは、操作決定部40は、タッチAとタッチA’、両方の位置座標が誤差許容値より大きく変わっているかどうかを調べる。上記2点の位置座標がどちらも誤差許容値以下(NO)であれば、処理は終了し、どちらも誤差許容値より大きく変わっている場合(YES)は、ピンチ後のドラッグと判定する(S208)。つまり、操作決定部40はユーザが上記2点のタッチをスライドさせたと判定する。そして、表示処理部12は、詳細ウィンドウの表示位置を移動させる(S210)。具体的には、表示処理部12は、操作決定部40の判定を受けて、ユーザのスライド操作に対応した場所に詳細ウィンドウの表示位置を移動させる。
他にも、上記フォルダに対する詳細ウィンドウが開いている状態において、ユーザは図8の(7)のように、図8の(3)に示すピンチアウトしている2本の指のうち1本を画面から離すことにより、該詳細ウィンドウのウィンドウサイズを固定することができる。以下、説明では、タッチAとタッチA’のうち、タッチA’の指を離したと仮定する。
このとき、タッチ位置取得部30が表示処理部12へ送信する位置座標は、タッチA’の1点分減り、タッチ時間測定部31が表示処理部12へ送信する継続時間も、タッチA’の1点分減ることとなる。
次に、図6に示すように、タッチした2点(A)(A)’を検知しなくなったか否かを判定する(S300)。ここでは、操作決定部40は、上記位置座標と上記継続時間の情報が1点分減ったことを検知することで、タッチした2点(A)(A)’を検知しなくなったか否かを判定している。
ステップS300において、タッチした2点(A)(A)’ を検知しなくなったと判定(YES)すれば、ユーザがピンチしていた指を1本離したと判定とする(S302)。ここでは、操作決定部40は、上記継続時間から、減った1点のタッチはタッチA’であると判定する。
次に、表示処理部12は、操作決定部40の上記判定を受け、表示処理部12は詳細ウィンドウのウィンドウサイズを固定にする(S304)。
図8の(7)の状態から更に、図8の(9)のように画面をタッチしている残りの1本の指をスライドさせると、該詳細ウィンドウの位置を移動させることができる。
このとき、図6に示すように、操作決定部40は、(A)の位置座標が移動したか否かを判定する(S306)。ここでは、操作決定部40は、一定時間後に、タッチAの現在の位置座標と、タッチ属性情報部50から読み取ったタッチAの過去の位置座標との差をとり、誤差許容値以上に変化しているかどうかを確認する。誤差許容値以上に変化していれば、操作決定部40は該タッチを「詳細ウィンドウに対するドラッグ」と判定する(S308)。表示処理部12は、操作決定部40の判定を受け、詳細ウィンドウの表示位置を移動させる(S310)。
加えて、ユーザは詳細ウィンドウのウィンドウサイズを固定したまま、図8の(8)のように別の指でスライド動作を行うことにより、該詳細ウィンドウ内をスクロールすることが可能である。このときのスマートフォン60の表示処理は、図5〜図7で示した操作判定の組合せで達成されている。
更には、上記フォルダに対する詳細ウィンドウ(最初のタッチ操作画面)が開いている状態において、ユーザは図8の(11)のように、詳細ウィンドウ内のフォルダやファイルに対し、更に別の指でピンチアウトすることにより、詳細ウィンドウ内にもう一つの詳細ウィンドウ(新たなタッチ操作画面)を開くことができる。
このとき、図7に示すフローチャートにおける、ユーザの操作に対する処理の流れは、操作決定部40のS404の判断までは図8の(4)と同一である。図8の(11)の場合は、「詳細ウィンドウ内を操作するタッチ」が2点以上あるので、操作決定部40は該タッチがピンチアウト操作であるか否かなどを図3の処理の流れと同様に判定し、表示処理を行う(S406)。
なお、いずれの操作を行った場合でも、図8の(6)、(10)、(12)のように、ユーザがピンチしている指を画面上から離した時、表示処理部12は該ピンチによって開かれた詳細ウィンドウを閉じる。このときの処理については、図3とその説明で記述しているので説明は省略する。
なお、詳細ウィンドウを閉じる際、徐々に詳細ウィンドウが小さくなっていき、かつ、対象フォルダに吸い込まれるように消えるような表示処理を行っても良い。
以上のことから、本発明の一実施形態であるスマートフォン60は、ユーザのピンチアウト操作一つでフォルダの選択、詳細情報の閲覧、詳細ウィンドウのサイズ変更や移動など様々な表示処理を行うことができる。ゆえに、ユーザは詳細情報の閲覧のために複雑な操作を必要とせず、情報の閲覧後の「閉じる」という動作を必要としないので、直観的かつ簡便にフォルダやファイルの情報を閲覧することができる。
〔変形例〕
本発明の実施形態において、詳細ウィンドウを表示するための選択対象となるのはフォルダだけでなく、テキストファイル、画像ファイル、動画ファイル、音楽ファイル、およびアプリケーションなど、あらゆるファイルのアイコンであって良い。
図9は、ユーザがテキストファイルをピンチアウトし、詳細ウィンドウを表示するという操作を示した図である。同様に、図10は画像ファイルの、図11は動画ファイルの、図12は音楽ファイルの、そして図13はアプリケーションの詳細ウィンドウを表示する操作を示した図である。
図9で図示しているように、テキストファイルのアイコンに対して詳細ウィンドウを開く場合、表示処理部12は、記憶部13のファイル・フォルダ情報52から該テキストファイルを読み込み、表示部21へ送る。表示部21は該テキストファイルの内容を詳細ウィンドウに表示する。
図10、11のように、画像ファイルまたは動画ファイルのアイコンに対して詳細ウィンドウを開いた場合、表示処理部12は、記憶部13のファイル・フォルダ情報52から該画像ファイルまたは該動画ファイルを読み込み、表示部21へ送る。表示部21は該画像ファイルの画像、または該動画中の一コマの画像を詳細ウィンドウに表示する。
ここで、図11のように、動画ファイルのアイコンに対して詳細ウィンドウを開いた場合は、該詳細ウィンドウ内をタッチしスライド操作をすることにより、表示している動画のコマを進めたり、戻したりしても良い。
図12、13のように、音楽ファイルまたはアプリケーションのアイコンに対して詳細ウィンドウを開いた場合、表示処理部12は、記憶部13のファイル・フォルダ情報52から該音楽ファイルまたは該アプリケーションの詳細情報を読み取り、表示部21へ送る。表示部21は該音楽ファイルまたは該アプリケーションの詳細情報を詳細ウィンドウに表示する。
上記の処理により、ユーザは各種ファイルを開くこと、アプリケーションを起動することなしに、アイコンをピンチアウトするだけで各種ファイルやアプリケーションの情報を確認することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、本発明の情報処理装置の各ブロック、特に、入力検出部11、表示処理部12は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよい。
後者の場合、スマートフォン1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報処理装置の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記情報処理装置に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、情報処理装置を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明の情報処理装置は、マルチタッチが可能なタッチパネルを搭載したスマートフォン、タブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パソコンなどの装置に適用できる。
1 情報処理装置
10 タッチパネル
11 入力検出部
12 表示処理部(表示処理手段)
13 記憶部
20 操作受付部
21 表示部
30 タッチ位置取得部(タッチ位置座標取得手段)
31 タッチ時間測定部(タッチ継続時間測定手段)
40 操作決定部(操作決定手段)
50 タッチ属性情報部
51 操作種別データベース
52 ファイル・フォルダ情報
60 スマートフォン
70 フォルダ
71 テキストファイル
72 音楽ファイル

Claims (7)

  1. タッチパネルのタッチ操作に応じた操作画面を表示する表示部を備えた情報処理装置において、
    上記タッチパネルにおけるユーザのタッチ位置の座標を取得するタッチ位置座標取得手段と、
    上記タッチパネルにユーザが継続的にタッチしているタッチ継続時間を測定するタッチ継続時間測定手段と、
    上記タッチ位置座標取得手段によって取得されたタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定手段によって測定されたタッチ継続時間情報とに対応付けられたタッチ操作画面を上記表示部に表示させるとともに、上記タッチ継続時間測定手段によるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部への表示処理を終了する表示処理手段とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記表示処理手段は、
    上記タッチ位置座標取得手段によって取得されたタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定手段によって測定されたタッチ継続時間情報とからユーザのタッチ操作を決定する操作決定手段を備え、
    上記操作決定手段によって決定されたタッチ操作に対応するタッチ操作画面を上記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記表示処理手段は、
    上記操作決定手段によって決定されたタッチ操作により、上記表示部に表示されている上記タッチ操作画面の画面サイズを変更させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記操作決定手段は、
    上記表示部に上記タッチ操作画面が表示されているときに、
    上記タッチ位置座標取得手段によって、上記タッチ操作画面上でユーザがさらに別タッチを行った際の別タッチの位置座標情報が取得され、
    上記タッチ継続時間測定手段によって上記タッチ操作画面上でユーザが継続的にタッチしている上記別タッチのタッチ継続時間情報が測定されたとき、
    上記別タッチの位置座標情報と、上記別タッチのタッチ継続時間情報とに対応する上記タッチ操作画面上でのタッチ操作を決定し、
    上記表示処理手段は、
    上記操作決定手段によって決定されたタッチ操作に対応する、新たなタッチ操作画面を、上記表示部に表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. タッチパネルのタッチ操作に応じた操作画面を表示する表示部を備えた情報処理装置の表示処理方法において、
    上記タッチパネルにおけるユーザのタッチ位置の座標を取得するタッチ位置座標取得ステップと、
    上記タッチパネルにユーザが継続的にタッチしているタッチ継続時間を測定するタッチ継続時間測定ステップと、
    上記タッチ位置座標取得ステップによって取得したタッチ位置座標情報と、上記タッチ継続時間測定ステップによって測定したタッチ継続時間情報とに対応付けられたタッチ操作画面を上記表示部に表示させるとともに、上記タッチ継続時間測定ステップによるタッチ継続時間の測定が終了すると、上記タッチ操作画面の上記表示部への表示処理を終了する表示処理ステップとを含むことを特徴とする情報処理装置の表示処理方法。
  6. コンピュータに、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段を実行させる表示処理制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の表示処理制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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