JP2014035060A - モータ駆動弁 - Google Patents

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清隆 春日井
Takaaki Ichikawa
貴昭 市川
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Pacific Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】モータの小型化が可能なモータ駆動弁を提供する。
【解決手段】モータ駆動弁10は、弁体31を先端部に備えた直動シャフト50が、ステッピングモータ13からの駆動力を受けて開弁方向及び閉弁方向に駆動される。直動シャフト50は、側方に張り出した側方張出片52を備え、その側方張出片52よりも先端側の部分には、アシストバネ40が挿通されている。アシストバネ40は、開弁状態から閉弁状態に移行するときに、側方張出片52とメインベース21に挟まれて圧縮変形し、閉弁状態で弁体31を開弁方向に付勢する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータによって弁体を開弁方向及び閉弁方向に移動させるモータ駆動弁に関する。
従来、この種のモータ駆動弁として、弁口の上流側に弁体が配置され、弁体が弁座と当接して閉弁状態になると、上流側と下流側の流体の差圧により弁体が弁座に押しつけられるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−10014号公報(段落[0034]、[0035]、図1)
しかしながら、上述した従来のモータ駆動弁では、開弁時に、弁体が流体から受ける力よりも大きな動力がモータに必要となるため、モータの小型化が困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、モータの小型化が可能なモータ駆動弁の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るモータ駆動弁(10)は、流体が一方向に通過可能な弁口(30)に対し、モータ(13)からの動力を受けて直動する弁体(31)を進退させて、弁体(31)が弁口(30)の周囲の弁座(30A)に当接した閉弁状態と、弁体が(31)が弁座(30A)から離間した開弁状態とに変更可能なモータ駆動弁(10)において、開弁状態で弁体(31)を移動する間に弾性変形されて、閉弁状態で弁体(31)が流体から受ける直動方向の流体圧負荷と反対方向に前記弁体(31)を付勢するアシストバネ(40)を備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のモータ駆動弁(10)において、モータ(13)が組み付けられたサブベース(25)と、弁体(31)を先端に有すると共にサブベース(25)に直動可能に支持され、モータ(13)の動力を受けて直動する直動シャフト(50)と、サブベース(25)が取り付けられかつ弁口(30)を有したメインベース(21)と、直動シャフト(50)に挿通された圧縮コイルバネであるアシストバネ(40)と、直動シャフト(50)の外周面に形成されて、メインベース(21)との間でアシストバネ(40)を挟んで圧縮変形させることが可能なバネ当接部(41)とを備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のモータ駆動弁(10V)において、モータ(13)が組みつけられたサブベース(25)と、弁体(31)を先端に有すると共にサブベース(25)に直動可能に支持され、モータ(13)の動力を受けて直動する直動シャフト(50)と、サブベース(25)が取り付けられかつ弁口(30)を有したメインベース(21)と、直動シャフト(50)に挿通された圧縮コイルバネであるアシストバネ(40V)と、直動シャフト(50)の外周面に形成されて、サブベース(25)との間でアシストバネ(40V)を挟んで圧縮変形させることが可能なバネ当接部(41V)とを備えたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載のモータ駆動弁(110)において、モータ(13)が組みつけられたサブベース(25)と、サブベース(25)に直動可能に支持され、モータ(13)の動力を受けて直動する直動シャフト(50)と、サブベース(25)が取り付けられかつ直動シャフト(50)が通過可能な弁口(30)を有したメインベース(21)と、弁口(30)を挟んで直動シャフト(150)と反対側に配置された弁体(131)と、弁体(131)を弁口(30)側に付勢する弁体付勢バネ(132)とを備えたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2乃至4のうち何れか1の請求項に記載のモータ駆動弁(10V)において、ステータ(15)に対してロータ(16)が回転軸方向に直動を許容された状態に組みつけられたモータ(13)と、ロータ(16)の一部として設けられて、その回転軸上に延びた直動シャフト(50)と、直動シャフト(50)の軸方向の中間部に形成されたシャフト螺子部(50N)と、サブベース(25)に形成されて、シャフト螺子部(50N)が螺合した状態で直動シャフト(50)の中間部が貫通したベース螺子孔(25N)と、アシストバネ(40)の一端部に宛がわれたスラストベアリング(42)とを備えたところに特徴を有する。
請求項6の発明に係るモータ駆動弁(110)は、弁口(30)の下流側に配置された弁体(131)をモータ(13)の動力により駆動させて、弁体(131)が弁口(30)の周囲の弁座(30A)に当接した閉弁状態と、弁体(131)が弁座(30A)から離間した開弁状態とに変更可能なモータ駆動弁(110)において、弁口(30)の上流側に配置されて、モータ(13)の動力を受けて直動し、弁体(131)を下流側に押圧可能な直動シャフト(150)と、弁体(131)の弁座(30A)からの距離に応じて弾性変形されて、閉弁状態で弁体(131)が流体から受ける直動方向の流体圧負荷以上の力で弁体(131)を弁口(30)側に付勢する閉弁付勢バネ(132)と、開弁状態で前記直動シャフト(150)を移動する間に弾性変形されて、閉弁状態で閉弁付勢バネ(132)の付勢力と反対方向に直動シャフト(150)を付勢するアシストバネ(40)を備えたところに特徴を有する。
[請求項1,6の発明]
請求項1のモータ駆動弁(10)では、弁体(31)が弁座(30A)と当接して閉弁状態になると、上流側と下流側の流体の差圧によって弁体(31)が閉弁側に流体圧負荷を受ける。ここで、従来のモータ駆動弁のように、弁体(31)が弁口(30)の上流側に配置されている場合には、開弁時に、流体圧負荷より大きな力を弁体(31)に付与する必要がある。ところが、本発明では、弁体(31)がアシストバネ(40)によって弁口(30)と反対側に付勢されるので、開弁時にモータ(13)に必要な動力を小さくすることができ、モータ(13)の小型化が可能になる。
また、本発明では、弁体(31)が弁口(30)の下流側に配置されている場合であってもモータ(13)の小型化が可能になる。即ち、弁体(31)が弁口(30)の下流側に配置されていると、弁体(31)が弁座(30A)と当接したときに流体圧負荷により開弁側に押されるので、閉弁状態を維持するために、弁体(31)を閉弁側に押し返す必要がある。ここで、本発明によれば、アシストバネ(40)により弁体(31)が流体圧負荷と反対側、即ち、閉弁側に付勢されるので、閉弁状態を維持するために必要なモータ(13)の動力を小さくすることができ、モータ(13)の小型化が可能になる。
また、請求項6のモータ駆動弁(110)では、弁口(30)の下流側に配置された弁体(131)が、閉弁状態で流体圧負荷以上の力で閉弁付勢バネ(132)により閉弁側に付勢され、モータ(13)の動力を受けて直動する直動シャフト(150)に上流側から押されて開弁状態となる。そして、アシストバネ(140)が閉弁付勢バネ(132)の付勢力と反対方向に直動シャフト(150)を付勢するので、開弁時にモータ(13)に必要な動力を小さくすることができ、モータ(13)の小型化が可能になる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明の構成によれば、サブベース(25)をメインベース(21)に取り付けるときに、アシストバネ(40)を組み付けることができるので、流体の圧力が変更されても、アシストバネ(40)を変更するだけで、その流体の圧力に応じたモータ駆動弁(10)を提供することが可能になる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、アシストバネ(40V)がサブベース(25)に組み付けられているので、サブベース(25)をメインベース(21)に取り付けるだけでモータ駆動弁(10V)を得ることができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、弁口(30)を閉じた状態でメインベース(25)からサブベース(21)を取り外すことができるので、サブベース(21)の取り外し時にメインベース(25)から流体を抜く手間が省ける。
なお、請求項2〜4の発明では、アシストバネ(40)が、直動シャフト(50)に挿通される圧縮コイルバネであったが、アシストバネとし、環状をなして内側に直動シャフト(50)が挿通される板バネ、中心部に直動シャフト(50)が挿通される貫通孔を有した皿バネ、又はウェーブワッシャーを用いても、請求項2〜4と同様の効果を奏することができる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、直動シャフト(50)がロータ(16)と一体回転しても、アシスト当接部(41V)の回転がアシストバネ(40V)に伝達されないので、ロータ(16)の回転トルクの増大を招くこともなく、アシストバネ(40V)の摩耗を抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係るモータ駆動弁の側断面図 開弁直前のアシストバネ周辺の側断面図 閉弁状態のアシストバネ周辺の側断面図 開弁状態のアシストバネ周辺の側断面図 流体の圧力と直動シャフトにかかる力の関係を表すグラフ 本発明の第2実施形態に係るモータ駆動弁のアシストバネ周辺の側断面図 本発明の第3実施形態に係るモータ駆動弁のアシストバネ周辺の側断面図 本発明の第4実施形態に係るモータ駆動弁の側断面図 本発明の第5実施形態に係るモータ駆動弁の側断面図 図9におけるアシストバネ周辺の拡大図 本発明の第6実施形態に係るモータ駆動弁のアシストバネ周辺の側断面図 変形例に係るモータ駆動弁のアシストバネ周辺の側断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のモータ駆動弁10は、直動シャフト50を直動可能に支持する支持ベース20の一端部に、直動シャフト50を駆動するためのステッピングモータ13(本発明の「モータ」に相当する)を備えた構造になっている。なお、以下では、モータ駆動弁10のうちステッピングモータ13を備えた側を「後側」といい、その反対側を「前側」という。
ステッピングモータ13は、支持ベース20の後端部で直動シャフト50と同軸に配置された円筒ケース14の外側にリング状のステータ側界磁部15を嵌合固定して備える一方、円筒ケース14の内側にロータ側界磁部16(永久磁石)を回転可能に収容している。そして、直動シャフト50がロータ側界磁部16の中心を貫通した状態に固定されている。なお、詳細には、直動シャフト50は、軸方向の中間部にフランジ部50Fを備え、そのフランジ部50Fがロータ側界磁部16に形成された固定孔16Aに嵌合固定されている。
直動シャフト50のうちロータ側界磁部16より後側部分には、線材を螺旋状に巻回してなる螺旋ガイド17が一体回転可能に固定され、その螺旋ガイド17に係合リング18が係合している。その係合リング18は、螺旋ガイド17のうち軸方向で隣り合った線材同士の隙間の一部に収まったリング状をなしかつ側方に当接アーム18Aを張り出して備えている。また、円筒ケース14の後端部を閉塞する後端壁14Aからは、直動シャフト50と平行にストッパーシャフト19が垂下されている。そして、係合リング18の当接アーム18Aがこのストッパーシャフト19に当接した状態で、ロータ側界磁部16が回転することで、係合リング18が螺旋ガイド17に対して相対回転し、直動シャフト50が円筒ケース14に対して前後方向に直動する。
円筒ケース14の前端部には、サブベース25が嵌合固定されている。サブベース25は、前側の外径が後側の外径より大きい筒状をなし、後側の後端筒部25Aが円筒ケース14の内側に突入し、その後端筒部25Aの内側に直動シャフト50が挿通されている。なお、サブベース25の内側面は、サブベース25の外形と同様に前側が拡径され、前後方向の中間部に拡径部25Kを備えている。
また、支持ベース20の前側部分は、ブロック状をなして後端面でシャフト挿通孔22が開口したメインベース21で構成され、そのシャフト挿通孔22にサブベース25が螺合されると共に、前端筒部25Bの外側面とシャフト挿通孔22内の内側面との間の隙間がOリング23にてシールされている。そして、直動シャフト50が、シャフト挿通孔22の内部に突入し、ステッピングモータ13の駆動により支持ベース20内を前進及び後退するようになっている。
詳細には、シャフト挿通孔22は、直動シャフト50の同軸上に配置され、軸方向の中間部より前側が段差状に縮径された構造になっている。そして、シャフト挿通孔22のうち段差部22Dより後側の大径部22Aの内側にサブベース25の前端筒部25Bが螺合され、前端筒部25Bの前端面が段差部22Dに突き当てられている。また、直動シャフト50の外側面のうち軸方向の中間部にはシャフト螺子部50Nが形成され、後端筒部25Aには、直動シャフト50の外側面と螺合するベース螺子孔25Nを有した螺合部54が備えられている。即ち、直動シャフト50は、サブベース25に直動可能に支持され、ロータ側界磁部16と一体回転したときにサブベース25に対して直動するようになっている。なお、直動シャフト50は、可動ストロークの前端位置に配置されたときに、シャフト挿通孔22のうち段差部22Dよりも前側の小径部22B内に突入する。
また、メインベース21には、シャフト挿通孔22を一部に含んで流体が通過可能なベース内流路90が設けられている。具体的には、メインベース21の側面には、ベース内流路90に導入するための流入口26が設けられていて、その流入口26がシャフト挿通孔22の小径部22Bに側方から連通している。また、メインベース21の前面には、ベース内流路90の外側に流体を排出するための流出口27が設けられていて、その流出口27が小径部22Bの前端部に連通している。そして、小径部22Bの前端部が縮径されて、本発明の弁口30が形成されている。
なお、本実施形態では、ステッピングモータ13における円筒ケース14の内部空間とシャフト挿通孔22の大径部22Aとが連通しているが、円筒ケース14は密閉構造になっているので、ステッピングモータ13を通して流体が外部に漏れることはない。
図2に示すように、直動シャフト50の前端部には、弁口30を開閉する弁体31が備えられている。具体的には、直動シャフト50は、上述したロータ側界磁部16に固定された基端シャフト部50Aと、基端シャフト部50Aに直動可能に支持された先端シャフト部50Bと、先端シャフト部50Bを基端シャフト部50Aに対して前方に付勢する弁体付勢バネ53とを備えた構造になっていて、先端シャフト部50Bの前端部にニードル状の弁体31が備えられている。そして、この弁体31が弁口30の弁座30Aと当接したときに、閉弁状態となり、弁体31が弁座30Aから離間したときに、開弁状態となる。
詳細には、基端シャフト部50Aの前端部には、前側から順番に先端シャフト部50Bと弁体付勢バネ53を収容する前端凹部55が設けられ、弁体31が弁口30を閉じた状態から更に直動シャフト50が閉弁方向に駆動されると、図2から図3への変化に示すように、先端シャフト部50Bが弁体付勢バネ53の付勢力に抗して前端凹部55の奥側へ移動するようになっている。なお、基端シャフト部50Aの前端部には、抜止片57が設けられ、先端シャフト部50Bの係止片58と当接して、先端シャフト部50Bを抜け止めしている。また、前端凹部55の奥面と弁体付勢バネ53との間には、ロータ側界磁部16と一体に回転する基端シャフト部50Aの回転を先端シャフト部50Bに伝えないようにするための鉄球56が備えられている。
図2に示すように、直動シャフト50のうちシャフト挿通孔22に収容される部分には、側方に張り出した側方張出片52が設けられている。側方張出部52は、直動シャフト50が任意の直動位置に配置されても、後端筒部25Aの螺合部54とシャフト挿通孔22の段差部22Dとの間に位置するようになっている。
側方張出片52と段差部22Dとの間には、アシストバネ40が備えられている。アシストバネ40は、圧縮コイルバネになっていて、内側に直動シャフト50が挿通されている。そして、アシストバネ40は、側方張出片52と当接して直動シャフト50を後方、即ち、開弁方向に付勢している。ここで、ロータ側界磁部16が回転すると側方張出部52も一体回転するが、側方張出部52は、例えば、Eリングのような止め輪になっていていて、アシストバネ40との摺動抵抗が小さくなっている。なお、本実施形態では、側方張出片52の前面が本発明のアシスト当接部41になっている。
さて、本実施形態のモータ駆動弁10では、図3に示した状態で、流入口26側の流体と流出口27側の流体の差圧によって、弁体31が閉弁方向に押される。この状態から直動シャフト50を開弁方向に移動させると、図3から図2への変化に示すように、基端シャフト部50Aの抜止片57が先端シャフト部50Bの係止片58と当接し、基端シャフト部50Aは、弁体31を介して流体から閉弁方向の力を受ける。また、このとき、アシストバネ40は、側方張出部52のアシスト当接部41により圧縮変形されていて、基端シャフト部50Aがアシストバネ40から開弁方向(図2における上方向)の力を受けている。
そして、図2の状態から、直動シャフト50が更に開弁方向に駆動されると、図2から図4への変化に示すように、先端シャフト部50Bが基端シャフト部50Aと共に開弁方向に移動し、弁体31が弁座30Aから離間して弁口30が開く。
ここで、本実施形態では、図5に示すように、ベース内流路90に圧力P1〜P2の範囲の流体が導入され、アシストバネ40の付勢力は、圧力P1と圧力P2の間の真ん中の圧力P3の流体が流れた場合において、開弁直前の状態で直動シャフト50にかかる力がゼロとなるように設定されている。なお、図5では、アシストバネ40が無かった場合に、直動シャフト50にかかる力が2点鎖線で表されている。
モータ駆動弁10の構成に関する説明は以上である。次に、モータ駆動弁10の作用効果について説明する。本実施形態のモータ駆動弁10では、開弁状態で弁体31を閉弁方向に駆動して弁体31が弁座30Aと当接すると、弁体31が上流側と下流側の流体の差圧による流体圧負荷を受けて弁座30Aに押しつけられる。従って、開弁時には、流体圧負荷より大きな力を弁体31に付与する必要がある。ここで、本実施形態のモータ駆動弁10では、アシストバネ40によって、流体圧負荷と反対側に弁体31が付勢されるので、開弁時にステッピングモータ13に必要とされる動力を小さくすることができ、ステッピングモータ13の小型化が可能になる。
しかも、アシストバネ40の付勢力は、流体の圧力範囲P1〜P2の真ん中の圧力P3の流体が流れたときに弁体31が受ける流体圧負荷を打ち消すように設定されているので、開弁時にステッピングモータ13に必要な動力を最小にすることができる。また、この構成によれば、正逆両方向に同等の動力を発生できるステッピングモータ13の有効利用が図られる。
また、本実施形態のモータ駆動弁10では、直動シャフト50の側方張出部52とメインベース21の間にアシストバネ40を配置したことで、サブベース25にメインベース21を取り付けるときに、アシストバネ40を組み付けることができるので、流体の圧力が変更されても、アシストバネ40を変更するだけで、その流体の圧力に応じたモータ駆動弁10を提供することが可能になる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。図6に示すように、本実施形態のモータ駆動弁10Vでは、直動シャフト50のフランジ部50Fとサブベース25との間にアシストバネ40Vが設けられている。具体的には、直動シャフト50のうちフランジ部50Fの前側にスラストベアリング42が挿通され、そのスラストベアリング42と後端筒部25Aの後面との間にアシストバネ40Vが挟まれている。アシストバネ40Vは、圧縮コイルバネになっていて、フランジ部50Fが、スラストベアリング42を介してアシストバネ40Vから後方、即ち、開弁方向の付勢力を受けている。即ち、本実施形態では、フランジ部50Fの前面がアシスト当接部41Vになっている。
なお、本実施形態のモータ駆動弁10Vでは、直動シャフト50が側方張出部52を備えてない点が第1実施形態と異なっている。モータ駆動弁10Vのその他の構成については、第1実施形態と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。
本実施形態のモータ駆動弁10Vによれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。しかも、直動シャフト50がロータ界磁部16と一体回転しても、スラストベアリング42によって、アシスト当接部41Vの回転がアシストバネ40Vに伝達されないので、ロータ側界磁部16の回転トルクの増大を招くこともなく、アシストバネ40Vの摩耗を抑えることができる。また、アシストバネ40Vがサブベース25に組みつけられているので、メインベース21にサブベース25を取り付けるだけでモータ駆動弁10Vが得られる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態を図7に基づいて説明する。本実施形態は、第1実施形態のモータ駆動弁10を変形したものであり、アシストバネを板バネにした点が大きく異なっている。具体的には、図7に示すように、本実施形態に係るモータ駆動弁10Wでは、サブベース25の前端筒部25Bの内側に内側固定筒65が嵌合固定されている。内側固定筒65は、後端部が段付き状に縮径されていて、その内側固定筒65の段差部65Dが、前端筒部25Bの内側面に形成された段差部25Dに突き当てられている。そして、内側固定筒65の後端面とサブベース25の内側面の拡径部25Kとの間に、アシストバネ40Wが配置されている。
アシストバネ40Wは、筒体の一端が内側にカシメられた形状をなし、そのカシメられた部分が弾性片62になっている。そして、アシストバネ40Wは、内側に直動シャフト50が挿通されて、弾性片62の外側部分がサブベース25の内側面の拡径部25Kと当接し、弾性片62の内側部分が側方張出片52に前側から当接するようになっている。なお、本実施形態では、側方張出片52の前面が本発明のアシスト当接部41Wになっている。
モータ駆動弁10Wのその他の構成については、第1実施形態のモータ駆動弁10と同じになっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。本実施形態のモータ駆動弁10Wによれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態を、図8に基づいて説明する。図8に示すように、本実施形態のモータ駆動弁110では、直動シャフト150が弁口30に対して下流側に配置されている点が、上記第1〜第3実施形態と大きく異なっている。
具体的には、図8に示すように、モータ駆動弁110は、シャフト挿通孔22の前側に弁体収容部133を備えている。また、流入口26及び流出口27は、共に支持ベース20のメインベース21の側面に形成されていて、流入口26が弁体収容部133に側方から連通し、流出口27がシャフト挿通孔22に側方から連通している。
弁体収容部133は、直動シャフト150と同軸に配置されて弁体131を直動可能に収容している。弁体131は、弁口30側の端部が弁口30の開口縁部と当接可能になっている。また、直動シャフト150は、テーパー状に縮径された先端突部151を有し、弁体131の弁口30側の端面の中心には、先端突部151を受容可能な受容凹部131Aが形成されている。
弁体131のうち弁口30と反対側の端部と、弁体収容部133のうち弁口30と対向する対向壁133Hとの間には、弁体付勢バネ132(本発明の「閉弁付勢バネ」に相当する。)が設けられていて、この弁体付勢バネ132により弁体131が弁口30側、即ち、閉弁方向側に付勢されている。なお、弁体付勢バネ132は、弁体131、対向壁133Hそれぞれに突設された位置決め突部131T,133Tによって位置決めされている。
図8に示すように、モータ駆動弁110では、アシストバネ140は、圧縮コイルバネになっていて、直動シャフト50の側方張出部52と後端筒部25Aの螺合部54との間に配置されている。そして、本実施形態では、側方張出部52の後面が本発明のアシスト当接部141になっている。
なお、側方張出部52は、直動シャフト150が任意の直動位置に配置されても、後端筒部25Aの内側に収容されるようになっている。また、本実施形態では、直動シャフト150が1本のシャフトで構成され、上記第1〜第5実施形態の直動シャフト50のように基端シャフト部50Aと先端シャフト部50Bとを備えていない点がそれら実施形態と異なっている。
モータ駆動弁110のその他の構成については、上記第1実施形態と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。本実施形態のモータ駆動弁110によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施形態によれば、弁口30を閉じた状態でメインベース25からサブベース21を取り外すことができるので、例えば、サブベース21を交換する際に、メインベース25から流体を抜く手間が省ける。
[第5実施形態]
以下、本発明の第5実施形態を、図9〜図10に基づいて説明する。図9に示すように、本実施形態のモータ駆動弁10Xは、弁体31が弁口30の下流側に配置されている点が、第1実施形態と大きく異なっている。即ち、本実施形態では、流入口26と流出口27の配置が、第1実施形態と反対になっている。なお、圧縮コイルバネ53の付勢力は、閉弁状態で弁体31が受ける流体圧負荷よりも大きくなっている。
また、図10に示すように、モータ駆動弁10Xでは、アシストバネ40Xが圧縮コイルバネになっていて、側方張出部52と後端筒部25Aの螺合部54との間に配置されている。そして、アシストバネ40Xは、直動シャフト50が開弁方向に移動したときに圧縮変形して、直動シャフト50を閉弁方向に付勢する。なお、本実施形態では、側方張出部52の後端面がアシスト当接面41Xになっている。
本実施形態のモータ駆動弁10Xでは、開弁状態から弁体31を駆動して、弁体31が弁座30Aをと当接すると、弁体31が流体圧負荷により弁座30Aから離れる方向に押され、これに伴って、直動シャフト50が開弁方向に押される。従って、閉弁状態を維持するために、流体圧負荷以上の力で直動シャフト50(弁体31)を閉弁方向に押し返す必要がある。ここで、本実施形態のモータ駆動弁10Xでは、アシストバネ40Xによって、閉弁方向に弁体31が付勢されるので、閉弁状態を維持するためにステッピングモータ13に必要とされる動力を小さくすることができ、ステッピングモータ13の小型化が可能になる。
[第6実施形態]
以下、本発明の第6実施形態を、図11に基づいて説明する。本実施形態は、第5実施形態を変形したものであり、アシストバネの配置が主として異なっている。具体的には、図11に示すように、本実施形態のモータ駆動弁10Yでは、側方張出部52が、基端シャフト部50Aの基端部、即ち、螺旋ガイド17よりも後側の部分に配置されている。また、円筒ケース14の後端壁14Aには、側方張出部52と対向するバネ固定部70が備えられている。そして、バネ固定部70と側方張出部52との間に、アシストバネ40Yが配置されている。このアシストバネ40Yは、圧縮コイルバネになっていて、側方張出部52に前向きの付勢力を付与する。なお、本実施形態では、側方張出部52の後面がアシスト当接部41Yになっている。
なお、詳細には、側方張出部52の後端面の中心部には、位置決め突部52Tが形成されている。また、バネ固定部70は、直動シャフト50の中心軸上に配置され、前端面の中心部から中心突部70Tが突出している。そして、アシストバネ40Yの両端部の内側に側方張出部52の位置決め突部52Tとバネ固定部70の中心突部70Tが挿通されて、アシストバネ40Yが位置決めされている。
モータ駆動弁10Yのその他の構成は、第5実施形態と同じになっている。本実施形態のモータ駆動弁10Yによれば、第5実施形態と同様の効果を奏することができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1〜第4実施形態では、流体の圧力範囲P1〜P2の真ん中の圧力P3(図5参照)の流体が流れたときの流体圧負荷を打ち消すようにアシストバネ40〜40W,140の付勢力が設定されていたが、圧力範囲P1〜P2内の圧力値の流体が流れたときの流体圧負荷を打ち消すようにアシストバネ40〜40W,140の付勢力が設定されていれば、これに限定されるものではない。具体的には、使用頻度の高い圧力値の流体が流れたときの流体圧負荷を打ち消すようにアシストバネ40〜40W,140の付勢力を設定してもよい。このような構成としても、正逆両方向に同等の動力を発生できるステッピングモータ13の有効利用が図られる。
(2)アシストバネとして、皿バネ又はウェーブワッシャーを用いた構成であってもよい。
(3)上記第2実施形態において、スラストベアリング42を設けずに、アシストバネ40Vが直動シャフト50のフランジ部50Fに当接する構成としてもよい。
(4)上記第2実施形態の構成を、上記第3〜6実施形態に適用してもよい。即ち、各実施形態において、アシストバネとアシスト当接部との間にスラストベアリングを備えた構成としてもよい。
(5)上記第4実施形態では、弁体131は、閉弁方向側の面が平坦であったが、図12に示す弁体131Wのように球状であってもよい。なお、図12に示す例では、直動シャフト150Wの前端面が平坦となっている。
(6)上記第1〜第3、第5、第6実施形態では、弁体がニードル状であったが、上記第4実施形態の弁体131(図8参照)のように、閉弁方向側の面が平坦な形状であってもよいし、上記変形例(5)の弁体131W(図12参照)のように球状であってもよい。
(7)上記第1〜第3、第5、第6実施形態において、弁体付勢バネ53を備えない構成としてもよい。また、弁体付勢バネ53の有無にかかわらず、完全閉弁しない構成としてもよい。
(8)上記第4実施形態及び上記変形例(5)において、流体の流れを反転させ、弁体付勢バネ132の付勢力を閉弁状態で弁体131,131Wが受ける流体圧負荷以上の大きさに設定してもよい。この構成では、動シャフト150が弁体付勢バネ132の付勢力に抗して弁体131,131Wを開弁側に押すことになるが、アシストバネ140によってステッピングモータ13に必要な動力を小さくすることができる。なお、この構成では、弁体付勢バネ132が本発明の「閉弁付勢バネ」にも相当する。
10,10V,10W,10X,10Y,110 モータ駆動弁
13 ステッピングモータ(モータ)
15 ステータ側界磁部(ステータ)
16 ロータ側界磁部(ロータ)
21 メインベース
25 サブベース
25N ベース螺旋孔
30 弁口
30A 弁座
31,131,131W 弁体
40,40V,40W,40X,40Y,140 アシストバネ
41,41V,41W,41X,41Y,141 アシスト当接部
42 スラストベアリング
50,150,150W 直動シャフト
50N シャフト螺子部
132 弁体付勢バネ(閉弁付勢バネ)

Claims (6)

  1. 流体が一方向に通過可能な弁口(30)に対し、モータ(13)からの動力を受けて直動する弁体(31)を進退させて、前記弁体(31)が前記弁口(30)の周囲の弁座(30A)に当接した閉弁状態と、前記弁体が(31)が前記弁座(30A)から離間した開弁状態とに変更可能なモータ駆動弁(10)において、
    前記開弁状態で前記弁体(31)を移動する間に弾性変形されて、前記閉弁状態で前記弁体(31)が前記流体から受ける直動方向の流体圧負荷と反対方向に前記弁体(31)を付勢するアシストバネ(40)を備えたことを特徴とするモータ駆動弁(10)。
  2. 前記モータ(13)が組み付けられたサブベース(25)と、
    前記弁体(31)を先端に有すると共に前記サブベース(25)に直動可能に支持され、前記モータ(13)の動力を受けて直動する直動シャフト(50)と、
    前記サブベース(25)が取り付けられかつ前記弁口(30)を有したメインベース(21)と、
    前記直動シャフト(50)に挿通された圧縮コイルバネである前記アシストバネ(40)と、
    前記直動シャフト(50)の外周面に形成されて、前記メインベース(21)との間で前記アシストバネ(40)を挟んで圧縮変形させることが可能なバネ当接部(41)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動弁(10)。
  3. 前記モータ(13)が組みつけられたサブベース(25)と、
    前記弁体(31)を先端に有すると共に前記サブベース(25)に直動可能に支持され、前記モータ(13)の動力を受けて直動する直動シャフト(50)と、
    前記サブベース(25)が取り付けられかつ前記弁口(30)を有したメインベース(21)と、
    前記直動シャフト(50)に挿通された圧縮コイルバネである前記アシストバネ(40V)と、
    前記直動シャフト(50)の外周面に形成されて、前記サブベース(25)との間で前記アシストバネ(40V)を挟んで圧縮変形させることが可能なバネ当接部(41V)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動弁(10V)。
  4. 前記モータ(13)が組みつけられたサブベース(25)と、
    前記サブベース(25)に直動可能に支持され、前記モータ(13)の動力を受けて直動する直動シャフト(150)と、
    前記サブベース(25)が取り付けられかつ前記直動シャフト(150)が通過可能な前記弁口(30)を有したメインベース(21)と、
    前記弁口(30)を挟んで前記直動シャフト(150)と反対側に配置された前記弁体(131)と、
    前記弁体(131)を前記弁口(30)側に付勢する弁体付勢バネ(132)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動弁(110)。
  5. ステータ(15)に対してロータ(16)が回転軸方向に直動を許容された状態に組みつけられた前記モータ(13)と、
    前記ロータ(16)の一部として設けられて、その回転軸上に延びた前記直動シャフト(50)と、
    前記直動シャフト(50)の軸方向の中間部に形成されたシャフト螺子部(50N)と、
    前記サブベース(25)に形成されて、前記シャフト螺子部(50N)が螺合した状態で前記直動シャフト(50)の中間部が貫通したベース螺子孔(25N)と、
    前記アシストバネ(40)の一端部に宛がわれたスラストベアリング(42)とを備えたことを特徴とする請求項2乃至4のうち何れか1の請求項に記載のモータ駆動弁(10V)。
  6. 弁口(30)の下流側に配置された弁体(131)をモータ(13)の動力により駆動させて、前記弁体(131)が前記弁口(30)の周囲の弁座(30A)に当接した閉弁状態と、前記弁体(131)が前記弁座(30A)から離間した開弁状態とに変更可能なモータ駆動弁(110)において、
    前記弁口(30)の上流側に配置されて、前記モータ(13)の動力を受けて直動し、前記弁体(131)を下流側に押圧可能な直動シャフト(150)と、
    前記弁体(131)の前記弁座(30A)からの距離に応じて弾性変形されて、前記閉弁状態で前記弁体(131)が流体から受ける直動方向の流体圧負荷以上の力で前記弁体(131)を前記弁口(30)側に付勢する閉弁付勢バネ(132)と、
    前記開弁状態で前記直動シャフト(150)を移動する間に弾性変形されて、閉弁状態で閉弁付勢バネ(132)の付勢力と反対方向に直動シャフト(150)を付勢するアシストバネ(40)を備えたことを特徴とするもモータ駆動弁(110)。
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