JP2014034912A - 車両用制御装置 - Google Patents

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好弘 池谷
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Abstract

【課題】この発明は、車速情報の異常検出を可能とし、アイドルストップ制御の信頼性を向上させることを目的とする。
【解決手段】この発明は、車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段を備え、車輪速検出手段から得られる検出データを基にした車速情報に基づいてエンジンの自動停止を実行するアイドルストップ制御装置を備える車両用制御装置において、トランスミッションの出力軸の回転速度を検出する出力軸回転速度検出手段を備え、アイドルストップ制御装置は、車輪速検出手段により検出された車輪速に基づいて第1車速を算出し、出力軸回転速度検出手段により検出された出力軸回転速度に基づいて第2車速を算出し、算出された第1車速と第2車速との偏差を求め、偏差の値に基づいて車速情報が正常かどうかを診断する診断部と、診断部により車速情報が正常ではないと診断された場合にはエンジンの自動停止を禁止する判定部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は車両用制御装置に係り、特に、制御に必要な車速情報の確実性を判定して制御の信頼性を高めた車両用制御装置に関する。
車両用制御装置には、エンジンの燃料消費量削減やエミッション低減を目的として、所定条件が成立した場合にエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止中にエンジンを自動停止させた所定条件とは異なる所定条件が成立した場合にエンジンを自動再始動するアイドルストップ制御装置を備えているものがある。アイドルストップ制御装置は、制御パラメータによってエンジンの始動停止、自動再始動を制御しており、適切な制御を行うための重要な制御パラメータの1つに車速情報がある。
車速は、特許文献1に開示されるように、車輪速検出手段から得られる検出データを基に車輪速を算出し、算出した車輪速に基づいて車速を演算する手法が知られている。車両用制御装置においては、CAN通信にてアイドルストップ制御装置やブレーキ制御装置などの複数の制御装置を接続している。アイドルストップ制御装置は、車輪速検出手段の検出する検出データを基に車輪速を算出するブレーキ制御装置からCAN通信にて送信される車輪速を受信し、その値を基に車速を演算することができる。
また、車両用制御装置においては、車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段だけでなく、その他に複数の検出手段を備えている。これら複数の検出手段の故障を診断する技術には、特許文献2に開示されるように、同一対象を複数の検出手段により測定し、各検出手段の検出データを複数の制御装置により監視するシステムにおいて、各制御装置の起動後に各検出手段の相対関係値を取得し、ある制御装置自身の内部診断結果を他の制御装置の内部診断結果に基づいて正常かどうかを診断することで、複数の検出手段について確実に故障診断を可能としたものがある。
特開昭55−159159号公報 特開2006−306166号公報
しかしながら、CAN通信に接続された送信側のブレーキ制御装置に異常が発生した場合、あるいは、CAN通信に異常が発生した場合、受信側のアイドルストップ制御装置は正しく車輪速情報を認識できない。この結果、アイドルストップ制御装置は、車速の演算を誤る恐れがあり、誤った車速情報により適切なアイドルストップ制御を行うことができなくなる。
そこで、この発明は、車速情報の異常検出を可能とし、アイドルストップ制御の信頼性を向上させることを目的とする。
この発明は、車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段を備え、前記車輪速検出手段から得られる検出データを基にした車速情報に基づいてエンジンの自動停止を実行するアイドルストップ制御装置を備える車両用制御装置において、トランスミッションの出力軸の回転速度を検出する出力軸回転速度検出手段を備え、前記アイドルストップ制御装置は、前記車輪速検出手段により検出された車輪速に基づいて第1車速を算出し、前記出力軸回転速度検出手段により検出された出力軸回転速度に基づいて第2車速を算出し、算出された第1車速と第2車速との偏差を求め、前記偏差の値に基づいて前記車速情報が正常かどうかを診断する診断部と、前記診断部により前記車速情報が正常ではないと診断された場合にはエンジンの自動停止を禁止する判定部とを備えることを特徴とする。
この発明は、異なる検出手段から車速の演算に利用可能な情報を取得し、両者に大きな乖離がないか比較することで、車速演算の冗長性を確保しつつ車速情報の異常検出を可能とし、車速情報が異常判定された場合にはアイドルストップ制御によるエンジンの自動停止を禁止するので、アイドルストップ制御の信頼性を向上することができる。
図1は車両用制御装置のシステムブロック図である。(実施例) 図2は車両用制御装置の制御フローチャートである。(実施例)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1、図2は、この発明の実施例を示すものである。図1において、車両1は、駆動源であるエンジン2と、駆動力を変換するトランスミッション3とを搭載している。エンジン2の発生した駆動力は、クランク軸4によりトランスミッション3の入力軸5に入力される。トランスミッション3は、入力軸5に入力した駆動力をギヤ段等の変速機構6により変速して出力軸7に出力する。出力軸7の駆動力は、差動機8により駆動車軸9に伝達され、車輪10を駆動する。車輪10は、ブレーキ11を備えている。
前記車両1は、エンジン2、トランスミッション3、ブレーキ11を制御する車両用制御装置12を備えている。車両用制御装置12は、エンジン制御装置13、トランスミッション制御装置14、ブレーキ制御装置15、アイドルストップ制御装置16、その他の制御装置17などを備え、各制御装置13〜17をCAN通信(車内LAN)18により接続し、相互に通信可能な構成としている。
車両用制御装置12は、出力軸7の回転速度を検出する出力軸回転速度検出手段19を備え、車輪10の回転速度を検出する車輪速検出手段20を備えている。トランスミッション制御装置14は、出力軸回転速度検出手段19から得られる検出データを基に出力軸回転速度を算出し、算出した出力軸回転速度に基づいて車速を演算し、トランスミッション3を変速制御する。また、ブレーキ制御装置15は、車輪速検出手段20から得られる検出データを基に車輪速を算出し、算出した車輪速に基づいて車速を演算し、ブレーキ11を制動制御する。
前記アイドルストップ制御装置16は、車速情報に基づいてエンジン2の自動停止を実行し、自動停止したエンジン2の始動再始動を制御する。このアイドルストップ制御装置16は、診断部21と判定部22とを備え、トランスミッション制御装置14から出力軸回転速度検出手段19により検出された出力軸回転速度を入力し、ブレーキ制御装置15から車輪速検出手段20により検出された車輪速をCAN通信18により入力する。
前記診断部21は、車輪速検出手段20により検出された車輪速に基づいて第1車速を算出し、出力軸回転速度検出手段19により検出された出力軸回転速度に基づいて第2車速を算出し、算出された第1車速と第2車速との偏差を求め、偏差の値に基づいて第1車速、第2車速の車速情報が正常かどうかを診断する。また、診断部21は、偏差の値が閾値越えの状態を一定時間継続した場合には車速情報が異常であると診断する。前記判定部22は、診断部21により車速情報が正常ではないと診断された場合にはエンジン2の自動停止を禁止する。
次に作用を説明する。
図2において、車両用制御装置12は、制御のプログラムがスタートすると(A01)、アイドルストップ制御装置16によって、ブレーキ制御装置15からCAN通信18で受信した車輪速を基に第1車速を演算し(A02)、トランスミッション制御装置14からCAN通信18で受信した出力軸回転速度を基に第2車速を演算し(A03)、演算した第1車速と第2車速との偏差を求める(A04)。
次に、第1車速と第2車速の偏差の絶対値が、車速情報が異常であるかを判断するための閾値を超えているかを判断する(A05)。
偏差が閾値を越えていて、判断(A05)がYESの場合は、トランスミッション制御装置14あるいはブレーキ制御装置15から受信した情報に異常がある、つまり、トランスミッション制御装置14、ブレーキ制御装置15、あるいはCAN通信18に異常の恐れがあるので、車速の偏差が閾値を越えた状態を一定時間を越えて継続したかを判断する(A06)。
継続時間が一定時間よりも長く、判断(A06)がYESの場合は、トランスミッション制御装置14、ブレーキ制御装置15、あるいはCAN通信18に異常の恐れがあるので、フェールセーフ措置としてアイドルストップ制御によるエンジン2の自動停止を禁止し(A07)、処理(A02)にリターンする(A08)。
一方、偏差が閾値以内であり、前記判断(A05)がNOの場合、また、継続時間が一定時間以下で短く、前記判断(A06)がNOの場合は、トランスミッション制御装置14あるいはブレーキ制御装置15から受信した情報が正常であるので、通常制御へ遷移し(A09)、処理(A02)にリターンする(A08)。
する。
このように、車両用制御装置12は、アイドルストップ制御装置16によって、異なる検出手段19、20から車速の演算に利用可能な車輪速、出力軸回転速度の情報を取得し、両者に大きな乖離がないか比較することで、車速演算の冗長性を確保しつつ車速情報の異常検出を可能とし、車速情報が異常判定された場合にはアイドルストップ制御によるエンジン2の自動停止を禁止する。
これにより、車両用制御装置12は、たとえば、誤った車速情報により、まだアイドルストップできる車速ではないのにエンジン2の自動停止を実行することを防止でき、アイドルストップ制御の信頼性を向上することができる。
また、車両用制御装置12は、アイドルストップ制御装置16の診断部21によって、偏差の値が閾値越えの状態を一定時間継続した場合には車速情報が異常であると診断することで、診断部において偏差の値と閾値との比較による車速情報の異常判定に加えて、車速情報の異常判定を確定するまでの時間を設定することにより、車速情報異常の誤判定を防止できる。
この発明は、車速情報に基づくアイドルストップ制御の信頼性を高めることができるものであり、アイドルストップ制御装置に限らず、制御に車速情報を必要とするすべての制御装置に適用が可能である。
1 車両
2 エンジン
3 トランスミッション
7 出力軸
10 車輪
11 ブレーキ
12 車両用制御装置
13 エンジン制御装置
14 トランスミッション制御装置
15 ブレーキ制御装置
16 アイドルストップ制御装置
17 その他の制御装置
18 CAN通信
19 出力軸回転速度検出手段
20 車輪速検出手段
21 診断部
22 判定部

Claims (2)

  1. 車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段を備え、前記車輪速検出手段から得られる検出データを基にした車速情報に基づいてエンジンの自動停止を実行するアイドルストップ制御装置を備える車両用制御装置において、トランスミッションの出力軸の回転速度を検出する出力軸回転速度検出手段を備え、前記アイドルストップ制御装置は、前記車輪速検出手段により検出された車輪速に基づいて第1車速を算出し、前記出力軸回転速度検出手段により検出された出力軸回転速度に基づいて第2車速を算出し、算出された第1車速と第2車速との偏差を求め、前記偏差の値に基づいて前記車速情報が正常かどうかを診断する診断部と、前記診断部により前記車速情報が正常ではないと診断された場合にはエンジンの自動停止を禁止する判定部とを備えることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記診断部は、前記偏差の値が閾値越えの状態を一定時間継続した場合には前記車速情報が異常であると診断することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017066940A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
US9902381B2 (en) 2015-03-19 2018-02-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Abnormality information generating apparatus and vehicle control system

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