JP2014033742A - 靴底、それに用いる加飾用の弾性部材及びこれらを用いた靴 - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾性を付与できる靴底、それに用いる加飾用の弾性部材及びこれらを用いた靴を提供することを目的とする。
【解決手段】本靴底10は、靴1の外底1a側に設けられ、透視性の部材を用いて形成された透視性の本体部11を有し、本体部11は外底側へ開孔するように立設された複数の筒状室13を有し、筒状室13の内部に着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材50を有し、弾性部材は本体部11を通して靴底10の外部から視認可能とされている。本弾性部材50は、本体部11を通して靴底10の外部から視認可能であって、且つ、筒状室13内に着脱可能に挿着できる。本靴1は本靴底10を備える。
【選択図】図11
【解決手段】本靴底10は、靴1の外底1a側に設けられ、透視性の部材を用いて形成された透視性の本体部11を有し、本体部11は外底側へ開孔するように立設された複数の筒状室13を有し、筒状室13の内部に着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材50を有し、弾性部材は本体部11を通して靴底10の外部から視認可能とされている。本弾性部材50は、本体部11を通して靴底10の外部から視認可能であって、且つ、筒状室13内に着脱可能に挿着できる。本靴1は本靴底10を備える。
【選択図】図11
Description
本発明は、靴底、それに用いる加飾用の弾性部材及びこれらを用いた靴に関する。更に詳しくは、装飾性に優れた靴底、それに用いる加飾用の弾性部材及びこれらを用いた靴に関する。
今日、履物には種々の態様が存在し、例えば、旧来からの下駄のように木材のみから形成された履物もあるが、多くは樹脂成形体からなる靴底を有している。
靴底は、足に掛かる負荷を軽減するためのクッション性や、運動性を向上させるための靴底のパターニング等についての検討は多くなされているものの、その装飾性についてはあまり多くの検討はなされていない。近年、靴底も多種多様に進化しており、特に厚底に形成された靴も多く利用されるようになりつつある。しかし、未だ、靴底に装飾性を付与する工夫等は、ほとんど知られてない。尚、透視性のある素材を用いてエアクッションが形成された靴底としては、下記特許文献1及び下記特許文献2が知られている。
靴底は、足に掛かる負荷を軽減するためのクッション性や、運動性を向上させるための靴底のパターニング等についての検討は多くなされているものの、その装飾性についてはあまり多くの検討はなされていない。近年、靴底も多種多様に進化しており、特に厚底に形成された靴も多く利用されるようになりつつある。しかし、未だ、靴底に装飾性を付与する工夫等は、ほとんど知られてない。尚、透視性のある素材を用いてエアクッションが形成された靴底としては、下記特許文献1及び下記特許文献2が知られている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、装飾性を付与できる靴底、それに用いる加飾用の弾性部材及びこれらを用いた靴を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
本発明の靴底10は、靴1の外底1a側に設けられる靴底10であって、
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室13を有し、
前記筒状室13は、その内部に着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材50を有し、
前記弾性部材50は、前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能とされていることを要旨とする。
本発明の靴底10は、靴1の外底1a側に設けられる靴底10であって、
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室13を有し、
前記筒状室13は、その内部に着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材50を有し、
前記弾性部材50は、前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能とされていることを要旨とする。
請求項2に記載の靴底は、請求項1に記載の靴底10において、前記本体部11が、気密に仕切られた複数のエアクッション室17を有することを要旨とする。
請求項3に記載の靴底は、請求項1又は2に記載の靴底において、前記筒状室13が、その内周面13aに、前記弾性部材50と螺合される筒状室内螺子山131を有し、
前記弾性部材50が、その外周面50aに、前記筒状室内螺子山131に螺合される弾性部材側螺子山521を有し、
前記弾性部材50をねじ締めすることによって、前記筒状室13内における前記弾性部材50の長さが調節可能とされていることを要旨とする。
前記弾性部材50が、その外周面50aに、前記筒状室内螺子山131に螺合される弾性部材側螺子山521を有し、
前記弾性部材50をねじ締めすることによって、前記筒状室13内における前記弾性部材50の長さが調節可能とされていることを要旨とする。
請求項4に記載の靴底は、請求項3に記載の靴底10において、前記弾性部材50は、バネ51と、前記バネ51の前記外底1a側の一端に接続された前記弾性部材側螺子山521を備える螺子体52と、を有することを要旨とする。
請求項5に記載の靴底は、請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の靴底10において、前記弾性部材50の少なくとも一部が、識別可能に彩色されていることを要旨とする。
請求項6に記載の靴底10は、請求項1乃至5のうちのいずれかに記載の靴底10において、前記筒状室13の前記外底1a側の開孔135を塞ぐ蓋部材70を有することを要旨とする。
本発明の加飾用の弾性部材50は、靴1の外底1a側に設けられた靴底10に挿着して利用される加飾用の弾性部材であって、
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室13を有し、
前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能であって、且つ、前記筒状室13内に着脱可能に挿着できることを要旨とする。
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室13を有し、
前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能であって、且つ、前記筒状室13内に着脱可能に挿着できることを要旨とする。
請求項8に記載の加飾用の弾性部材は、請求項7に記載の加飾用の弾性部材50において、前記筒状室13は、その内周面13aに、前記弾性部材50と螺合される筒状室内螺子山131を有し、
前記弾性部材50は、その外周面50aに、前記筒状室内螺子山131に螺合される弾性部材側螺子山521を有し、
前記弾性部材50をねじ締めすることによって、前記筒状室13内における前記弾性部材50の長さが調節可能とされていることを要旨とする。
前記弾性部材50は、その外周面50aに、前記筒状室内螺子山131に螺合される弾性部材側螺子山521を有し、
前記弾性部材50をねじ締めすることによって、前記筒状室13内における前記弾性部材50の長さが調節可能とされていることを要旨とする。
請求項9に記載の加飾用の弾性部材は、請求項8に記載の加飾用の弾性部材50において、バネ51と、前記バネ51の前記外底1a側の一端に接続された前記弾性部材側螺子山521を備える螺子体52と、を有することを要旨とする。
請求項10に記載の加飾用の弾性部材は、請求項7乃至9のうちのいずれかに記載の加飾用の弾性部材50において、少なくとも一部が識別可能に彩色されていることを要旨とする。
本発明の靴1は、請求項1乃至6のうちのいずれかに記載の靴底10を備えることを特徴とする。
本発明の靴底10によれば、透視性の本体部11の筒状室13の内部に挿着された弾性部材50を、靴底10の外側から透視でき、優れた装飾性を発揮させることができる。
本体部11が、気密に仕切られた複数のエアクッション室17を有する場合には、軽く且つクッション性に優れた靴とすることができる。
筒状室13が、その内周面13aに、弾性部材50と螺合される筒状室内螺子山131を有し、弾性部材50が、その外周面50aに、筒状室内螺子山131に螺合される弾性部材側螺子山521を有し、弾性部材50をねじ締めすることによって、筒状室13内における弾性部材50の長さが調節可能とされている場合には、個別に設けられた複数の筒状室13内で、各々の筒状室13内に挿着された弾性部材50の見え方を自在に調整することができる。このために、加飾の自由度を著しく大きくすることができる。
弾性部材50が、バネ51と、バネ51の外底1a側の一端に接続された弾性部材側螺子山521を備える螺子体52と、を有する場合には、靴底10の外部から、バネの形状を視認することができる。即ち、バネの形状による装飾性を更に加えることができ、より優れた装飾性を発揮させることができる。
弾性部材50の少なくとも一部が、識別可能に彩色されている場合には、靴底10の外部から、弾性部材50の彩色を視認することができる。即ち、彩色による装飾性を更に加えることができ、より優れた装飾性を発揮させることができる。
筒状室13の外底1a側の開孔135を塞ぐ蓋部材70を有する場合には、靴の使用時に筒状室13内へ異物が入ることを防止できる。
本発明の加飾用の弾性部材によれば、透視性の本体部11の筒状室13の内部に挿着された弾性部材50を、靴底10の外側から透視でき、優れた装飾性を発揮させることができる。
筒状室13が、その内周面13aに、弾性部材50と螺合される筒状室内螺子山131を有し、弾性部材50が、その外周面50aに、筒状室内螺子山131に螺合される弾性部材側螺子山521を有し、弾性部材50をねじ締めすることによって、筒状室13内における弾性部材50の長さが調節可能とされている場合には、靴底10に設けられた複数の筒状室13内で、各々の筒状室13内に挿着された弾性部材50の見え方を自在に調整することができる。このために、加飾の自由度を著しく大きくすることができる。
弾性部材50が、バネ51と、バネ51の外底1a側の一端に接続された弾性部材側螺子山521を備える螺子体52と、を有する場合は、靴底10の外部から、バネの形状を視認することができる。即ち、バネの形状による装飾性を更に加えることができ、より優れた装飾性を発揮させることができる。
弾性部材50の少なくとも一部が、識別可能に彩色されている場合には、靴底10の外部から、弾性部材50の彩色を視認することができる。即ち、彩色による装飾性を更に加えることができ、より優れた装飾性を発揮させることができる。
本発明の靴によれば、透視性の本体部11の筒状室13の内部に挿着された弾性部材50を、靴底10の外側から透視でき、優れた装飾性を有することができる。
以下、図も参照しながら、本発明を詳しく説明する。
本発明の実施形態の靴底10は、靴1の外底1a側に設けられる靴底10であって、
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室13を有し、
前記筒状室13は、その内部に着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材50を有し、
前記弾性部材50は、前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能とされていることを特徴とする(図1及び図11参照)。
本発明の実施形態の靴底10は、靴1の外底1a側に設けられる靴底10であって、
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室13を有し、
前記筒状室13は、その内部に着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材50を有し、
前記弾性部材50は、前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能とされていることを特徴とする(図1及び図11参照)。
靴底10は、透視性の本体部11を有する。この本体部11は、透視性の部材15から構成されている。
透視性の部材15は、透視性を有すればよくどのような材料であってもよい。即ち、例えば、有色透視性であってもよく、無色透視性であってもよい。このような材料としては、通常、樹脂が用いられる。樹脂のなかでも熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂は射出成形できるため、筒状室等を容易に形成することができる。更に、熱可塑性樹脂のなかでも、熱可塑性エラストマーが好ましい。熱可塑性エラストマーは、固化後にも弾力性を発揮できるために、靴底として特に好ましい。熱可塑性エラストマーとしては、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(PU)、スチレン系熱可塑性エラストマー(SBC)、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー(TPVC)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPEE)、アミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
透視性の部材15は、透視性を有すればよくどのような材料であってもよい。即ち、例えば、有色透視性であってもよく、無色透視性であってもよい。このような材料としては、通常、樹脂が用いられる。樹脂のなかでも熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂は射出成形できるため、筒状室等を容易に形成することができる。更に、熱可塑性樹脂のなかでも、熱可塑性エラストマーが好ましい。熱可塑性エラストマーは、固化後にも弾力性を発揮できるために、靴底として特に好ましい。熱可塑性エラストマーとしては、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(PU)、スチレン系熱可塑性エラストマー(SBC)、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー(TPVC)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPEE)、アミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
また、本体部11は、外底1a側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室13を有する。筒状室13は、その内部に弾性部材50を着脱可能に収容できる部位である。この筒状室13は、図11に示されるように、外底1a側と履き口1b側との間に立設されるように複数が配設される。更に、図2に示されるように、開口部135において外底1a側へ開孔されるように隔壁15aによって仕切られる。
更に、筒状室13の他方側、即ち、履き口1b側は、図2に示すように、通常、隔壁13bによって閉じられているが、図15に示すように隔壁13bの一部が開孔されていてもよく、更には、図16に示すように履き口1b側へ完全に開孔されて隔壁13b(筒状室13の天井部分の隔壁)を備えない構造とすることもできる。各々開孔されている場合には、図15及び図16に示すように、筒状室13の履き口1b側の開孔部には後述する固定板90等を配設することができる。
また、図14に示されるように、複数ある筒状室13は、各々離間されてバランス良く配置されることが好ましい。バランス良く配置されることで、靴底10に負荷される荷重をより効果的に分散できる。また、歩行する際により荷重が大きく負荷される部位には、筒状室13をより密に配置することもできる。
各筒状室13は、略筒形状をなせばよく、例えば、図1及び図2等に例示されるように、外底1a側から履き口1b側まで一様の太さの筒形状であってもよい。また、外底1a側から履き口1b側まで一様の太さではない筒形状であってもよい。一様の太さではない筒形状として、例えば、外底1a側又は履き口1b側のいずれかの側において他方側よりも広がった形態や、外底1a側及び履き口1b側が中央部に比べて広がった形態や、内壁面に凹部及び/又は凸部を備えた形態等が挙げられる。このうち、内壁面に凹部及び/又は凸部を備えた形態としては、例えば、図7及び図8に例示されるように、筒状室13内に螺子山131(筒状室内螺子山)を別部材により配設するために、この別部材を係止するための凹部及び/又は凸部(係合部137)等が挙げられる。
更に、筒状室13の内部には、着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材50が配設されている。この弾性部材50は、靴底10の外部から視認可能に配設されており、靴底10に装飾性を付与するとともに、靴1を履いた際に足裏の各部に対してテンションを与えて、より歩き易くする効果を発揮できる。即ち、例えば、足裏のうちの土踏まず部分に対しては、その他の部分よりも弾性力の強い弾性部材50を用いることができる。このように、複数の弾性部材50は、各々同じ弾性力を有してもよく、異なる弾性力を有してもよい。
弾性部材50の構成は特に限定されないが、例えば、図3に示すように、(1)バネ51(螺旋形状バネ)と、バネ51の外底1a側の一端に接続された螺子体52と、から構成できる。更に、図4に示すように、(2)弾性樹脂体54(ゴム、熱可塑性エラストマー等)と、弾性樹脂体54の外底1a側の一端に接続された螺子体52と、から構成できる。このうちでは、図3に示されるバネ51を用いた形態が好ましい。バネ51は、樹脂バネを用いてもよく、金属バネを用いてもよいが、好ましくは金属バネが用いられる。金属バネを用いた場合には、後述するねじ締めによって、足裏へのテンションをより向上させることができる。
更に、筒状室13の内周面13aに、弾性部材50と螺合される筒状室内螺子山131を有するとともに、弾性部材50が、その外周面50aに、筒状室内螺子山131に螺合される弾性部材側螺子山521を有することによって、弾性部材50をねじ締めして、筒状室13内部へ挿着することができる。このようにすれば、靴の動きによっても弾性部材50が脱離することを防止できる。
筒状室13内に配設される筒状室内螺子山131は、筒状室13の内周の全面に形成してもよいが、弾性部材50が備える螺子体52がその全周に弾性部材側螺子山521を備える場合には、筒状室13内部の筒状室内螺子山131は一部のみに形成されていてもよい。筒状室内螺子山131が筒状室13内周の全面に形成されない場合には、これによって外部から弾性部材50をより視認し易くすることができる。
また、筒状室13内に配設される筒状室内螺子山131は、筒状室13の内壁面に直接に螺刻されていてもよいが、図7−図9に例示されるように、筒状室内螺子山131を備える別部材(筒状室螺子部材133)を筒状室13内に配設して設けることもできる。前述のように、本体部11が熱可塑性エラストマー等から構成される場合等には、熱可塑性エラストマーよりも硬質な材料からなる筒状室螺子部材133を用いることで、より確実に弾性部材50を筒状室13内の所望の位置で固定することができる。
具体的には、例えば、図7に例示されるように、筒状室13内には、筒状室螺子部材133が係合されるように、係合部137を適宜設けることによって、筒状室13内において筒状室螺子部材133を固定することができる。特に、図9に例示されるように、筒状室螺子部材133の本体から外側へ放射状に開くように形成されたフラップ状やラッチ状の凸部134を設け、適宜、この凸部134を筒状室13周辺に係合して固定することができる。例えば、図8に例示されるように、凸部134を、本体部11と硬質底部60との層間に潜り込ませるように係合することができる。このように係合した場合には、筒状室螺子部材133が、外底1a側にも履き口1b側にも移動されないよう固定することができる。
筒状室内螺子山131を設けるにあたって、筒状室螺子部材133を用いる場合、この筒状室螺子部材133は、どのような材料から構成してもよい。即ち、例えば、金属、セラミック、硬質樹脂等を用いることができる。また、筒状室螺子部材133は、透視性の樹脂から構成することで、本体部11と同様に透視性であってもよいが、透視性でなくともよい。更には、透視性の本体部11の外から視認可能に彩色されていてもよい。
尚、筒状室螺子部材133に設ける凸部134の形状は特に限定されない。例えば、図9に例示されるように、本体の底部から複数の凸部134が外側へ向かって放射状に形成されてもよい。また、本体底部の外側全周を囲むようにリング状の凸部134が設けられていてもよい。その他、適宜の形態とすることができる。
尚、筒状室螺子部材133に設ける凸部134の形状は特に限定されない。例えば、図9に例示されるように、本体の底部から複数の凸部134が外側へ向かって放射状に形成されてもよい。また、本体底部の外側全周を囲むようにリング状の凸部134が設けられていてもよい。その他、適宜の形態とすることができる。
また、弾性部材50はねじ締めすることによって、筒状室13内における弾性部材50の長さを調節可能にできる。即ち、図5に示すように、弾性部材50が弾性部材側螺子山521を有することによって、弾性部材50のねじ締め具合により、バネ51を伸縮させて適度な位置で維持することができる。例えば、バネ51が長くなるようにねじ締めをした場合には、足裏に負荷されるテンションはほとんど感じられない程にまで低減できる。また、装飾性の観点からは、バネ51の特異な形態(即ち、螺旋形状)を靴底10の外側からより視認し易くすることができる。一方、図6に例示されるように、弾性部材50をより強くねじ締めることによって、バネ51を短く縮めることができる。この場合には、足裏に負荷されるテンションを最大限にまで大きくすることができる。また、装飾性の観点からは、バネ51が螺旋形状であることを目立ち難くして一体的な形状とすることによって、バネ51自体に施された色を強調することができる。更には、螺子体52の外底1a側に空間を形成することができるために、その空間を通して他の弾性部材50を視認させることができる。
更に、複数の筒状室13内に挿着された複数の弾性部材50は、各々使用者が好みの長さに調節して利用できる。これによって、足裏に負荷されるテンションを使用者が好みに合わせて各部位で選択・調整できる。加えて、弾性部材50は、外部から視認可能とされているために、外部から見れば、各々異なる長さで挿着されていることとなり、その装飾性にもより優れる。
また、この弾性部材50は、図3及び図4に示すように、履き口1b側においては、頂部53を備えることができる。頂部をバネ51や弾性樹脂54とは別体に備えることによって、筒状室13内での弾性部材50のズレを防止して、安定して弾性部材50を機能させることができる。
また、この弾性部材50は、図3及び図4に示すように、履き口1b側においては、頂部53を備えることができる。頂部をバネ51や弾性樹脂54とは別体に備えることによって、筒状室13内での弾性部材50のズレを防止して、安定して弾性部材50を機能させることができる。
更に、弾性部材50は、その少なくとも一部が、識別可能に彩色されたものとすることができる。具体的には、バネ51が彩色されたり、弾性樹脂54が彩色されたり、螺子体52が彩色されたり、頂部53が彩色されたり、様々な態様とすることができる。各部位は、同色に彩色されてもよく、グラデーションとして彩色されてもよく、更には、異なる色に彩色されてもよい。また、各部位(バネ51、螺子体52及び頂部53)は、各々使用者が好みの色彩に交換可能とすることができる。尚、バネ51が金属バネである場合等、材質によって彩色が困難である場合には、彩色された樹脂カバーを被せることで彩色することができる。更に、金属バネでは、これをめっき彩色することもできる。めっき彩色した場合には、金属光沢を伴った色彩をすることができるために、更に優れた装飾性を付与することができる。
また、上述のように、弾性部材50をねじ締めし易いように、螺子体52の底面(外底1a側の面)には、ねじ締めする際の工具に対応した工具用溝522(図13参照)を備えることができる。
本発明の靴底10は、本体部11の筒状室13以外の部分には、透視性を確保しながらもクッション性を付与するために、透視性の部材15で形成することができる。この際には、筒状室13が孔設されて、透視性の部材15で一体的に形成された本体部11とすることができる。
また、この本体部11には、気密に仕切られた複数のエアクッション室17を設けることができる。エアクッション室17が形成されることによって、靴底10自体の重量を低減して、優れた装飾性を有しながらも、軽量な靴を実現することができる。更に、エアクッション室17を備えることで、透視性の部材15による隔壁15aの厚みを薄くすることができ、より優れたクッション性(部材15自体が撓むことができる)と筒状室13の視認性を高めることができる。
このエアクッション室17の内部には、どのような気体を封入してもよい。例えば、空気を封入してもよく、窒素ガスを封入してもよい。各々気体が有する機能に応じて利用することができる。また、このエアクッション室17内には、気体に換えて各種の流体を充填することもできる。即ち、例えば、液体やゲル等が挙げられる。
また、このエアクッション室17は、どのように配置されてもよいが、例えば、図14に示すように、各筒状室13同士が互いに隣接しないように、即ち、筒状室13をバランスよく配置できるように、筒状室13の間に配置することができる。更に、図14に示すように、隔壁15b’を配設して、各エアクッション室17の大きさを小さく仕切ることができる。隔壁15b’をによってエアクッション室17を小さく仕切ることによって、各エアクッション室17の強度を向上させることができる。更に、図14に示すように、隔壁15b’が各筒状室13同士を繋ぐように配置した場合には、隔壁15b’によってエアクッション室17を小さく仕切ることができるとともに、筒状室13同士の動きを連携させて運動時における靴底の安定性を向上させることができる。
更に、図10に示されるように、本発明の靴底10は、筒状室13の外底1a側の開孔(開口部135)を塞ぐための蓋部材70を備えることができる。この蓋部材70を備えることにより、開口部135を塞いで、靴の使用時に筒状室13内へ異物が入ることを防止できる。更に、この図6に示されるように弾性部材50が、筒状室13内部で縮んだ状態にある場合には、弾性部材50の下側の空間から、蓋部材70が視認可能となるため、蓋部材70自体も装飾性を有することができる。即ち、例えば、蓋部材70にも彩色を施すことができる。そして、各複数の蓋部材70の各々の色は同じであってもよく、異なっていてもよいことは、弾性部材50におけると同様である。
また、図10に示されるように、本発明の靴底10は、耐摺動性に優れた部材から形成された硬質底部60を、本体部11の外底1a側に備えることができる。硬質底部60を備える場合には、筒状室13及びエアクッション室17を構成する透視性の部材15に、高い耐摺動性を付与する必要がないために、部材15の選択性を大きくすることができるとともに、靴1自体の寿命を向上できる。この硬質部材60としては、通常、靴底の外底に利用されている様々な素材をそのまま利用することができる。即ち、この部分は透視性であってもよいが、通常は、透視性を要しない。また、硬質底部60には、靴に必要な種々の滑り止めパターン等を施すことができる。
更に、本発明の靴底10は、筒状室13及びその内部に挿着される弾性部材50の各々安定性を向上させるために、固定板90を備えることができる(図12参照)。固定板90は、弾性部材50の頂部53のうちの2つ以上を連結させるための板材である。2つ以上の頂部53を固定板90によって連結させることで、頂部53が連結された弾性部材50同士の動きを連動させることができる。これによって弾性部材50を安定化させることができる。特に図12に示されるように、靴の爪先と踵との間において、横の方向に筒状室13を配列し、各々を一例に連動させることによって、横方向への動きに追従し易くすることができ、安定した運動性能を発揮させることができる。この固定板90を構成する材料は特に限定されないが、金属を用いることが好ましい。
また、この固定板90は、どのように配置してもよく、例えば、図15に示すように、筒状室13の履き口1b側の一端を構成する隔壁13bの外側(隔壁13bの履き口1b側)に配置することができる。この場合には、隔壁13bを開口部13cにおいて貫通させてビスを設けて、弾性部材50の頂部53と固定板90とを接続することができる。
更に、図16に示すように、筒状室13の履き口1b側の一端を固定板90によって塞ぐようにして構成することができる。この場合には、弾性部材50の頂部53と固定板90とを直接的に接続することができる。
また、図17に示すように、インサート成形によって、固定板90を本体部11内に予め配設することもできる。
更に、図16に示すように、筒状室13の履き口1b側の一端を固定板90によって塞ぐようにして構成することができる。この場合には、弾性部材50の頂部53と固定板90とを直接的に接続することができる。
また、図17に示すように、インサート成形によって、固定板90を本体部11内に予め配設することもできる。
本発明の実施形態の加飾用の弾性部材50は、靴1の外底1a側に設けられた靴底10に挿着して利用される加飾用の弾性部材であって、
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の筒状室13を有し、
前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能であって、且つ、前記筒状室13内に着脱可能に挿着できることを特徴とする(図1、図3及び図4参照)。
この加飾用の弾性部材50については、前述の本発明の靴底10における弾性部材50の説明がそのまま適用される。
前記靴底10は、透視性の部材15を用いて形成された透視性の本体部11を有し、
前記本体部11は、前記外底1a側へ開孔するように立設された複数の筒状室13を有し、
前記本体部11を通して前記靴底10の外部から視認可能であって、且つ、前記筒状室13内に着脱可能に挿着できることを特徴とする(図1、図3及び図4参照)。
この加飾用の弾性部材50については、前述の本発明の靴底10における弾性部材50の説明がそのまま適用される。
本発明の実施形態の靴1は、本発明の靴底10を備えることを特徴とする(図11参照)。
この靴1の各部位については、前述の本発明の靴底10における各部の説明がそのまま適用される。また、靴1は、それ以外に、靴を履いた場合に足を靴底10に固定するためのアッパー95を備えることができる。このアッパー95は、図11に例示されたような、足の甲を包み込む形態とすることができる他、適宜の様々な形態とすることができる。
即ち、例えば、運動靴(スニーカー、及び、各種スポーツ種目に特化された靴、例えば、ゴルフシューズなど)、スキー靴、スノーボード靴、登山靴、通勤通学用靴、ハイヒールシューズ、ブーツ、スリッパ、サンダル等が挙げられる。尚、靴の外底側の形状は特に限定されず、平坦であってもよく、ヒール部が形成されて段差を有してもよい。
この靴1の各部位については、前述の本発明の靴底10における各部の説明がそのまま適用される。また、靴1は、それ以外に、靴を履いた場合に足を靴底10に固定するためのアッパー95を備えることができる。このアッパー95は、図11に例示されたような、足の甲を包み込む形態とすることができる他、適宜の様々な形態とすることができる。
即ち、例えば、運動靴(スニーカー、及び、各種スポーツ種目に特化された靴、例えば、ゴルフシューズなど)、スキー靴、スノーボード靴、登山靴、通勤通学用靴、ハイヒールシューズ、ブーツ、スリッパ、サンダル等が挙げられる。尚、靴の外底側の形状は特に限定されず、平坦であってもよく、ヒール部が形成されて段差を有してもよい。
尚、本発明においては、上記の具体的実施形態に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施形態とすることができる。
1;靴、1a;外底(靴の外底)、1b;履き口(靴の履き口)、
10;靴底、
11;本体部(靴底の本体部)、
13;筒状室、13a;筒状室の内周面、131;筒状室内螺子山、133;筒状室螺子部材、134;凸部、135;開口部、137;係合部、
15;透視性の部材、15a;筒状室を仕切る隔壁、15b;エアクッション室を仕切る隔壁、
17;エアクッション室、
50;弾性部材、50a;弾性部材の外周面、
51;バネ、
52;螺子体、521;弾性部材側螺子山、522;工具用溝、
60;硬質底部、
70;蓋部材、
90;固定部材、
95;アッパー。
10;靴底、
11;本体部(靴底の本体部)、
13;筒状室、13a;筒状室の内周面、131;筒状室内螺子山、133;筒状室螺子部材、134;凸部、135;開口部、137;係合部、
15;透視性の部材、15a;筒状室を仕切る隔壁、15b;エアクッション室を仕切る隔壁、
17;エアクッション室、
50;弾性部材、50a;弾性部材の外周面、
51;バネ、
52;螺子体、521;弾性部材側螺子山、522;工具用溝、
60;硬質底部、
70;蓋部材、
90;固定部材、
95;アッパー。
Claims (11)
- 靴の外底側に設けられる靴底であって、
前記靴底は、透視性の部材を用いて形成された透視性の本体部を有し、
前記本体部は、前記外底側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室を有し、
前記筒状室は、その内部に着脱可能に挿着された加飾用の弾性部材を有し、
前記弾性部材は、前記本体部を通して前記靴底の外部から視認可能とされていることを特徴とする靴底。 - 前記本体部は、気密に仕切られた複数のエアクッション室を有する請求項1に記載の靴底。
- 前記筒状室は、その内周面に、前記弾性部材と螺合される筒状室内螺子山を有し、
前記弾性部材は、その外周面に、前記筒状室内螺子山に螺合される弾性部材側螺子山を有し、
前記弾性部材をねじ締めすることによって、前記筒状室内における前記弾性部材の長さが調節可能とされている請求項1又は2に記載の靴底。 - 前記弾性部材は、バネと、前記バネの前記外底側の一端に接続された前記弾性部材側螺子山を備える螺子体と、を有する請求項3に記載の靴底。
- 前記弾性部材の少なくとも一部が、識別可能に彩色されている請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の靴底。
- 前記筒状室の前記外底側の開孔を塞ぐ蓋部材を有する請求項1乃至5のうちのいずれかに記載の靴底。
- 靴の外底側に設けられた靴底に挿着して利用される加飾用の弾性部材であって、
前記靴底は、透視性の部材を用いて形成された透視性の本体部を有し、
前記本体部は、前記外底側へ開孔するように立設された複数の略筒形状をなす筒状室を有し、
前記本体部を通して前記靴底の外部から視認可能であって、且つ、前記筒状室内に着脱可能に挿着できることを特徴とする加飾用の弾性部材。 - 前記筒状室は、その内周面に、前記弾性部材と螺合される筒状室内螺子山を有し、
前記弾性部材は、その外周面に、前記筒状室内螺子山に螺合される弾性部材側螺子山を有し、
前記弾性部材をねじ締めすることによって、前記筒状室内における前記弾性部材の長さが調節可能とされている請求項7に記載の加飾用の弾性部材。 - バネと、前記バネの前記外底側の一端に接続された前記弾性部材側螺子山を備える螺子体と、を有する請求項8に記載の加飾用の弾性部材。
- 少なくとも一部が識別可能に彩色されている請求項7乃至9のうちのいずれかに記載の加飾用の弾性部材。
- 請求項1乃至6のうちのいずれかに記載の靴底を備えることを特徴とする靴。
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JP2012175418A JP2014033742A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 靴底、それに用いる加飾用の弾性部材及びこれらを用いた靴 |
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-
2012
- 2012-08-07 JP JP2012175418A patent/JP2014033742A/ja active Pending
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