JP2014033725A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る実施形態は電気掃除機に関する。 Embodiments according to the present invention relate to a vacuum cleaner.
一般に、電気掃除機は吸込負圧を生じさせる電動送風機を備える。この電動送風機は、空気を吸い込む遠心ファンと、遠心ファンを駆動させる整流子電動機と、を備える。つまり、電動送風機は、整流子と、整流子に機械的に接するブラシ(カーボンブラシ)と、を備える。 Generally, a vacuum cleaner is equipped with the electric blower which produces suction negative pressure. The electric blower includes a centrifugal fan that sucks air and a commutator motor that drives the centrifugal fan. That is, the electric blower includes a commutator and a brush (carbon brush) that mechanically contacts the commutator.
電動送風機は、遠心ファンを回転させると整流子とブラシとの摩擦によって火花を発生させる。この整流子とブラシとの火花が過大になると電動送風機が発煙、発火する虞がある。 When the centrifugal fan is rotated, the electric blower generates sparks by friction between the commutator and the brush. If the spark between the commutator and the brush becomes excessive, the electric blower may emit smoke or ignite.
そこで、整流子とブラシとの摩擦によって発生する火花を検知する火花検知部と、火花検知部の検知結果をサンプリングした前回値と今回値との差から予測次回値を算出し、予測次回値と火花検知部の検知結果をサンプリングする実次回値との差の絶対値が予め定める所定値より大きい場合、電動送風機を停止させる制御部と、を備える電気掃除機が知られている。 Therefore, the predicted next value is calculated from the difference between the spark detection unit that detects the spark generated by the friction between the commutator and the brush, the previous value obtained by sampling the detection result of the spark detection unit, and the current value. There is known a vacuum cleaner including a control unit that stops an electric blower when an absolute value of a difference from an actual next value for sampling a detection result of a spark detection unit is larger than a predetermined value.
従来の電気掃除機は、整流子とブラシとの摩擦によって発生する火花の発生量(実次回値)が予測(予測次回値)よりも過大になった場合、電動送風機を停止させる。この火花の過大な発生は、電気掃除機の塵埃蓄積量が満杯に近くなり、吸込風量が低下して真空度が増し、電動送風機の回転数が上昇することによって生じる場合がある。 The conventional vacuum cleaner stops the electric blower when the amount of sparks (actual next value) generated by the friction between the commutator and the brush exceeds the predicted value (predicted next value). This excessive generation of sparks may occur when the dust accumulation amount of the vacuum cleaner is nearly full, the suction air volume decreases, the degree of vacuum increases, and the rotational speed of the electric blower increases.
ところで、整流子とブラシとの摩擦によって発生する火花の発生量は、電動送風機の回転数の変化、つまり整流子電動機の回転数の変化によって変化する。例えば、電動送風機の回転数、つまり整流子電動機の回転数を低減させることによって整流子とブラシとの接触状態が馴染んだり、整流子とブラシとの接触部分の温度が低下したりして火花の発生量が改善する。電動送風機の回転数、つまり整流子電動機の回転数を低減させることによって火花の発生量を低減できれば、電動送風機の停止を回避し、電気掃除機の運転を継続させることができる。 By the way, the amount of sparks generated by the friction between the commutator and the brush varies depending on the change in the rotation speed of the electric blower, that is, the change in the rotation speed of the commutator motor. For example, by reducing the rotation speed of the electric blower, that is, the rotation speed of the commutator motor, the contact state between the commutator and the brush becomes familiar, or the temperature of the contact portion between the commutator and the brush decreases, resulting in sparks. The amount generated is improved. If the amount of sparks generated can be reduced by reducing the rotational speed of the electric blower, that is, the rotational speed of the commutator motor, the electric blower can be stopped and the operation of the vacuum cleaner can be continued.
そこで、本発明は、整流子とブラシとの摩擦に基づく電動送風機の発煙・発火を未然に防ぎつつ運転を継続可能な電気掃除機を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the vacuum cleaner which can continue an operation | movement, preventing the smoke and ignition of an electric blower based on the friction with a commutator and a brush beforehand.
前記の課題を解決するため本発明に係る電気掃除機は、整流子とブラシとを有する電動送風機と、前記整流子と前記ブラシとの摩擦によって発生する火花を検知する火花検知部と、前記火花検知部の検知結果をサンプリングした前回値と今回値との差から予測次回値を算出し、前記予測次回値と前記火花検知部の検知結果をサンプリングする実次回値との差の絶対値が予め定める所定値より大きい場合、前記絶対値が前記所定値以下になるまで前記電動送風機の入力を段階的に低減させる制御部と、を備える。 In order to solve the above problems, an electric vacuum cleaner according to the present invention includes an electric blower having a commutator and a brush, a spark detection unit that detects sparks generated by friction between the commutator and the brush, and the spark. The predicted next value is calculated from the difference between the previous value and the current value obtained by sampling the detection result of the detection unit, and the absolute value of the difference between the predicted next value and the actual next value for sampling the detection result of the spark detection unit is calculated in advance. A control unit that reduces the input of the electric blower in a stepwise manner until the absolute value becomes equal to or less than the predetermined value when larger than a predetermined value to be determined.
本発明に係る電気掃除機の実施形態について、図1から図18を参照して説明する。 An embodiment of a vacuum cleaner according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 18.
図1は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の外観を示す斜視図である。 FIG. 1 is a perspective view showing an external appearance of a vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention.
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。電気掃除機1は、被掃除面上を走行可能な掃除機本体2と、掃除機本体2に着脱自在な管部3と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
掃除機本体2は、本体ケース5と、本体ケース5の両側方にそれぞれ配置される一対の車輪6と、本体ケース5の後半部分に収容される電動送風機7と、本体ケース5の前半部分に配置される着脱自在な塵埃分離集塵装置8と、主に電動送風機7を制御する本体制御部9と、電動送風機7に電力を導く電源コード11と、を備える。
The vacuum cleaner
本体ケース5は、前端部分に本体接続口12を備える。本体接続口12は継手であり、管部3を着脱できる。掃除機本体2の流体的な入口であり、管部3と塵埃分離集塵装置8とを流体的に接続する。
The
電動送風機7は空気を吸い込んで負圧を生じさせる。この負圧は掃除機本体2の内部、塵埃分離集塵装置8を経て管部3に作用する。
The
塵埃分離集塵装置8は、電動送風機7が生じさせる負圧によって流れ込む空気から塵埃を分離し、捕集し、蓄積する。他方、塵埃分離集塵装置8は、塵埃が除去された清浄な空気を電動送風機7へ送り込む。なお、塵埃を含んだ空気を「含塵空気」と呼ぶ。
The dust separating and collecting
また、塵埃分離集塵装置8は、全体として略円筒形状を呈する。塵埃分離集塵装置8は、掃除機本体2に対して底部を前方側へ、頂部を後方側へずらし、若干後傾する姿勢で掃除機本体2に寄り掛かる。塵埃分離集塵装置8は、掃除機本体2に着脱自在に固定される。
In addition, the dust separating and collecting
本体制御部9は、マイクロプロセッサ(図示省略)、マイクロプロセッサが実行する各種演算プログラム、パラメータなどを記憶する記憶装置(図示省略)を備える。記憶装置は予め設定される複数の運転モードを記憶する。予め設定される複数の運転モードは、管部3で受け付けられる使用者の操作に対応する。それぞれの運転モードは相互に異なる入力値(電動送風機7の入力値)を設定される。本体制御部9は、管部3に受け付けられる使用者の操作に応じ、その操作内容に対応する任意の運転モードを予め設定される複数の運転モードから択一的に選択して記憶部から読み出し、読み出した運転モードにしたがって電動送風機7を制御する。
The main body control unit 9 includes a microprocessor (not shown), a storage device (not shown) that stores various arithmetic programs executed by the microprocessor, parameters, and the like. The storage device stores a plurality of operation modes set in advance. The plurality of operation modes set in advance correspond to user operations accepted by the
電源コード11は、配線用差込接続器(図示省略、所謂コンセント)から掃除機本体2へ電力を供給する。電源コード11は自由端部に差込プラグ14を備える。
The
管部3は、掃除機本体2から作用する負圧によって、被掃除面から含塵空気を吸い込んで掃除機本体2へ案内する。管部3は、掃除機本体2の本体接続口12に着脱自在な継手としての接続管19と、接続管19に流体的に接続される集塵ホース21と、集塵ホース21に流体的に接続される手元操作管22と、手元操作管22から突出する把持部23と、把持部23に設けられる操作部24と、手元操作管22に着脱自在な延長管25と、延長管25に着脱自在な吸込口体26と、を備える。
The
接続管19は、本体接続口12を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
The connecting
集塵ホース21は、長尺で可撓な略円筒形状のホースである。集塵ホース21の一方の端部(ここでは、後方の端部)は接続管19に流体的に接続される。集塵ホース21は、接続管19を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
The
手元操作管22は、集塵ホース21と延長管25とを連結させる。手元操作管22の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、集塵ホース21の他方の端部(ここでは、前方の端部)に流体的に接続される。手元操作管22は、集塵ホース21および接続管19を順次に通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
The
把持部23は、電気掃除機1を操作するために使用者が手で把持できる部分である。把持部23は、使用者の手で容易に把持できる適宜の形状を呈して手元操作管22から突出する。
The
操作部24は、それぞれの運転モードに対応付けられるスイッチを備える。具体的には、操作部24は、電動送風機7の運転停止操作に対応付けられる停止スイッチ24aと、電動送風機7の運転開始操作に対応付けられる起動スイッチ24bと、を備える。停止スイッチ24aおよび起動スイッチ24bは、本体制御部9に電気的に接続される。電気掃除機1の使用者は、操作部24を操作して電動送風機7の運転モードを択一的に選択できる。起動スイッチ24bは、電動送風機7の運転中に、運転モードの選択スイッチとしても機能する。この場合、本体制御部9は、起動スイッチ24bから操作信号を受け取る度に運転モードを強→中→弱→強→………の順で切り換える。なお、操作部24は、起動スイッチ24bに代えて、弱運転スイッチ(図示省略)、中運転スイッチ(図示省略)および強運転スイッチ(図示省略)を個別に備えていても良い。
The
延長管25は、伸縮可能な細長略円筒状の管である。延長管25は、複数の筒状体を重ね合わせたテレスコピック構造を有する。延長管25の一方の端部(ここでは、後方の端部)と手元操作管22の他方の端部(ここでは、前方の端部)とは着脱自在な継手構造を備える。延長管25は、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
The
吸込口体26は、木床やカーペットなどの被掃除面上を走行自在あるいは滑走自在な構造を有するとともに、走行状態または滑走状態において被掃除面に対向する底面に吸込口28を有する。また、吸込口体26は、吸込口28に配置される回転自在な回転清掃体29と、回転清掃体29を駆動させる電動機31と、を備える。吸込口体26の一方の端部(ここでは、後方の端部)と延長管25の他方の端部(ここでは、前方の端部)とは着脱自在な継手構造を備える。吸込口体26は、延長管25、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
The
電気掃除機1は、起動スイッチ24bに対する操作を受け付けると電動送風機7を始動させる。例えば、電気掃除機1は、電動送風機7が停止している状態で起動スイッチ24bに対する操作を受け付けると、先ず電動送風機7を強運転モードで運転し、再び起動スイッチ24bに対する操作を受け付けると電動送風機7を中運転モードで運転し、三度、起動スイッチ24bに対する操作を受け付けると電動送風機7を弱運転モードで運転し、以下同様に繰り返す。強運転モード、中運転モードおよび弱運転モードは、予め設定される複数の運転モードであり、強運転モード、中運転モード、弱運転モードの順に電動送風機7に対する入力値が小さい。始動した電動送風機7は、塵埃分離集塵装置8から空気を排気してその内部を負圧(吸込負圧)にする。
The
塵埃分離集塵装置8の負圧は、塵埃分離集塵装置8、本体接続口12、接続管19、集塵ホース21、手元操作管22および延長管25を通じて吸込口体26の吸込口28に作用する。電気掃除機1は、吸込口28に作用する負圧で被掃除面上の塵埃を空気とともに吸い込んで被掃除面を掃除する。塵埃分離集塵装置8は、電気掃除機1に吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離し、蓄積する。他方、塵埃分離集塵装置8は、含塵空気から分離した空気を電動送風機7へ送る。電動送風機7は塵埃分離集塵装置8から吸い込んだ空気を掃除機本体2外へ排気する。
The negative pressure of the dust separation and
図2は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の電動送風機を部分的に切り欠いて示す図である。 FIG. 2 is a partially cutaway view of the electric blower of the electric vacuum cleaner according to the embodiment of the present invention.
図2に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1の電動送風機7は、吸気口35を有する遠心ファン部36と、排気口37を有するモータ部38と、を備える。
As shown in FIG. 2, the
モータ部38は整流子電動機である。モータ部38は、排気口37を有するモータハウジング39と、モータハウジング39の内周面39aに設けられる固定子41と、モータハウジング39内に回転自在に支持される回転子42と、モータハウジング39に設けられて回転子42に電気的に接続される一対のブラシ機構43と、を備える。
The
回転子42は、固定子41の内側に配置される。回転子42は、回転中心線となるロータ軸45と、ロータ軸45に巻き付けられるフィールド巻線46と、ロータ軸45に設けられてフィールド巻線46に電気的に接続される整流子47と、を備える。
The
ブラシ機構43は、ブラシホルダ固定部48を貫いて固定されるブラシホルダ49と、ブラシホルダ49内をスライド自在に収容されるブラシ51と、ブラシ51を整流子47に押さえ付けるコイルバネ52と、を備える。
The
ブラシ51はカーボンブラシである。
The
図3は、本発明の実施形態に係る電気掃除機を示すブロック図である。 FIG. 3 is a block diagram illustrating the electric vacuum cleaner according to the embodiment of the present invention.
図3に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、差込プラグ14を介して商用交流電源Eに電気的に接続される本体制御回路55を備える。
As shown in FIG. 3, the
本体制御回路55は電動送風機7を運転制御する。本体制御回路55は、商用交流電源Eへ直列に接続される電動送風機7と、商用交流電源Eと電動送風機7とを接続する電路を開閉するスイッチング素子56と、商用交流電源Eに接続されて本体制御部9へ動作電力を供給する本体電源部57と、整流子47とブラシ51との摩擦によって発生する火花を検知する火花検知部58と、電動送風機7を運転制御する本体制御部9と、を備える。
The main
スイッチング素子56は本体制御部9に接続されるゲートを備える。スイッチング素子56はゲート電流の変化に応じて電動送風機7の入力を変える。スイッチング素子56は双方向サイリスタや逆阻止3端子サイリスタなどの素子である。
The switching
本体電源部57は本体制御部9の制御電源を発生させる電源回路である。
The main body
火花検知部58は、整流子47とブラシ51との摩擦によって発生する火花を検知する。火花検知部58は、例えばカレントトランスであり、電動送風機7に流れる電流を検知する。火花検知部58は、整流子47とブラシ51との摩擦によって発生する火花の光を検知する光センサでも良い。火花検知部58は検知した電流値を電圧値に変換して本体制御部9へ出力する。火花検知部58の電源は、例えば商用電源定格100Vを用いる。なお、整流子47とブラシ51との摩擦によって火花が発生すると、火花検知部58が検知する電流値が低下する傾向にある。
The
本体制御部9は、マイクロコンピュータからなり、中央処理部(図示省略)、記憶部59、I/O部(図示省略)およびタイマ(図示省略)を備える。記憶部59は、中央処理部が実行する制御プログラムや、制御プログラムの実行に必要な定数などのデータを予め記憶する。このデータは、予め設定された各運転モードに対応する入力値を示す定数を含む。また、記憶部59は、中央処理部の演算データなどを一時記憶しておくデータ記憶領域および作業領域である。
The main body control unit 9 includes a microcomputer, and includes a central processing unit (not shown), a
また、本体制御部9は、操作部24が出力する操作信号と、ゼロクロス検出器(図示省略)が検出する商用交流電源Eのゼロクロスタイミングと、を周期的に読み取り、選択された運転モードにしたがってスイッチング素子56のスイッチング制御(位相制御)を行い電動送風機7の入力を制御する。
Further, the main body control unit 9 periodically reads the operation signal output from the
さらに、本体制御部9は、例えば、弱、中および強からなる3つの運転モードに応じて電動送風機7の入力を制御する。本体制御部9は、起動スイッチ24bから操作信号を受け取る都度、運転モードを順次に切り換えてスイッチング素子56のスイッチング制御を行う。
Furthermore, the main body control part 9 controls the input of the
さらにまた、本体制御部9は、火花検知部58から入力される火花の検知結果に基づいて電動送風機7を制御する。本体制御部9は、火花検知部58の検知結果をサンプリングした前回実測値Ia(前回値)と今回実測値Ib(今回値)との差から予測値Ine(予測次回値)を算出し、この予測値Ineと火花検知部58の検知結果をサンプリングする実測値In(実次回値)との差の絶対値が予め定める所定値Isより大きい場合、この絶対値が所定値Is以下になるまで電動送風機7の入力を段階的に低減させる。
Furthermore, the main body control unit 9 controls the
ここで、先ず、本体制御部9による火花検知について説明する。 Here, first, spark detection by the main body control unit 9 will be described.
(火花検知の第1実施例)
図4は、本実施形態に係る電気掃除機の火花検知の第1実施例を示すフローチャートである。
(First example of spark detection)
FIG. 4 is a flowchart showing a first example of spark detection of the electric vacuum cleaner according to the present embodiment.
図5は、本実施形態に係る電気掃除機の火花検知の第1実施例のサンプリング方法を示す概念図である。 FIG. 5 is a conceptual diagram showing the sampling method of the first example of the spark detection of the electric vacuum cleaner according to the present embodiment.
図4および図5に示すように、本実施形態に係る本体制御部9は、操作部24の起動スイッチ24bが操作されると電動送風機7の運転を開始するとともに火花検知を開始する。
As shown in FIGS. 4 and 5, the main body control unit 9 according to the present embodiment starts the operation of the
本体制御部9は、等時間間隔で継続的に火花検知部58の検知結果(つまり、火花検知部58の出力電圧)をサンプリングする(S1)。このサンプリングは、例えば、50Hzの半周期当たり(10msec当たり)に100ポイントのサンプリング(つまり、0.1msec毎のサンプリング)を行う。位相制御が行われている場合は、電流が流れている間だけ、サンプリングする。 The main body control unit 9 continuously samples the detection result of the spark detection unit 58 (that is, the output voltage of the spark detection unit 58) at equal time intervals (S1). In this sampling, for example, sampling is performed at 100 points per 50 Hz half cycle (per 10 msec) (that is, sampling every 0.1 msec). When phase control is performed, sampling is performed only while a current is flowing.
次いで、本体制御部9は、(n−2)回目のサンプリング結果を前回実測値Ia(前回値)として記憶部59に記憶する(S2)。
Next, the main body control unit 9 stores the (n-2) th sampling result in the
さらに、本体制御部9は、(n−1)回目のサンプリング結果を今回実測値Ib(今回値)として記憶部59に記憶する(S3)。
Further, the main body control unit 9 stores the (n-1) th sampling result in the
次いで、本体制御部9は、予測値Ineを演算する(S4)。予測値Ineは前回実測値Iaと今回実測値Ibとから予測される。具体的には、予測値Ineは前回実測値Iaと今回実測値Ibとの差に今回実測値Ibを加えたもの、Ine=(Ib−Ia)+Ibである。 Next, the main body control unit 9 calculates the predicted value Ine (S4). The predicted value Ine is predicted from the previous measured value Ia and the current measured value Ib. Specifically, the predicted value Ine is obtained by adding the current actual measurement value Ib to the difference between the previous actual measurement value Ia and the current actual measurement value Ib, and is Ine = (Ib−Ia) + Ib.
次いで、本体制御部9は、予測値Ineと実測値Inの差の絶対値|In−Ine|が、予め定める所定値Isより大きいか否か、すなわち、|In−Ine|>Isを判断する(S5)。n回目のサンプリング結果を実測値Inとして使用する。予め定める所定値Isは予め実験によって求められ、ブラシ51が正常な状態の値である。予測値Ineと実測値Inとの差の絶対値|In−Ine|が、所定値Isより大きい場合、本体制御部9は火花の過大発生を判断する。その他の場合、本体制御部9はS1に戻って火花検知制御を繰り返し、継続する。
Next, the main body control unit 9 determines whether or not the absolute value | In−Ine | of the difference between the predicted value Ine and the actually measured value In is greater than a predetermined value Is, that is, | In−Ine |> Is. (S5). The nth sampling result is used as the actual measurement value In. The predetermined value Is determined in advance is obtained by an experiment in advance, and is a value when the
以上のように、火花検知の第1実施例では、本体制御部9は、予測値Ineと実測値Inとの差の絶対値|In−Ine|が、予め定める所定値Isより大きい場合、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を推測する。他方、本体制御部9は、予測値Ineと実測値Inとの差の絶対値|In−Ine|が、所定値Isより大きくない場合、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生がないことを推測して電動送風機7の運転を継続する。
As described above, in the first embodiment of the spark detection, the main body control unit 9 determines that the difference between the predicted value Ine and the actually measured value In is greater than the predetermined value Is when the absolute value | In−Ine | An excessive generation of sparks due to friction between the
(火花検知の第2実施例)
本体制御部9は、第1実施例の火花検知に代えて第2実施例の火花検知を実行することもできる。
(Second example of spark detection)
The main body control unit 9 can execute the spark detection of the second embodiment instead of the spark detection of the first embodiment.
図6は、本実施形態に係る電気掃除機の火花検知の第2実施例を示すフローチャートである。 FIG. 6 is a flowchart showing a second example of the spark detection of the electric vacuum cleaner according to the present embodiment.
図7は、本実施形態に係る電気掃除機の火花検知の第2実施例のサンプリング方法を示す概念図である。 FIG. 7 is a conceptual diagram showing a sampling method of a second example of spark detection of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図6および図7に示すように、本実施形態に係る本体制御部9は、第1実施例のS1からS4を、同じ周波数で複数回(具体的にはn−2回)繰り返す(S11、S1からS4、S12、S13)。整数nは予め定める整数である。 As shown in FIGS. 6 and 7, the main body control unit 9 according to the present embodiment repeats S1 to S4 of the first example a plurality of times (specifically, n-2 times) at the same frequency (S11, S1 to S4, S12, S13). The integer n is a predetermined integer.
本体制御部9は、等時間間隔で継続的に火花検知部58の検知結果のサンプリングを複数回(具体的にはn−2回)繰り返し、実測値Inと予測値Ineの差の絶対値|In−Ine|のn−2回分の絶対値総和Σ|In−Ine|が、所定値Isより大きいか否か、すなわち、Σ|In−Ine|>Isを判断する(S14)。 The main body control unit 9 continuously samples the detection result of the spark detection unit 58 a plurality of times (specifically, n−2 times) at equal time intervals, and the absolute value of the difference between the actual measurement value In and the predicted value Ine | It is determined whether or not the sum of absolute values Σ | In-Ine | of n−2 times of In−Ine | is larger than a predetermined value Is, that is, Σ | In−Ine |> Is (S14).
以上のように、火花検知の第2実施例では、本体制御部9は、予測値Ineと実測値Inとの差の絶対値|In−Ine|のn−2回分の絶対値総和Σ|In−Ine|が、予め定める所定値Isより大きい場合、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を推測する。他方、本体制御部9は、予測値Ineと実測値Inとの差の絶対値|In−Ine|のn−2回分の絶対値総和Σ|In−Ine|が、所定値Isより大きくない場合、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生がないことを推測して電動送風機7の運転を継続する。
As described above, in the second embodiment of the spark detection, the main body control unit 9 determines the absolute value sum Σ | In of the absolute value | In−Ine | of the difference between the predicted value Ine and the measured value In for n−2 times. When -Ine is larger than a predetermined value Is, it is estimated that excessive sparks are generated due to friction between the
(火花検知の第3実施例)
また、本体制御部9は、第1実施例、第2実施例の火花検知に代えて第3実施例の火花検知を実行することもできる。
(Third embodiment of spark detection)
Further, the main body control unit 9 can execute the spark detection of the third embodiment instead of the spark detection of the first embodiment and the second embodiment.
図8は、本実施形態に係る電気掃除機の火花検知の第3実施例を示すフローチャートである。 FIG. 8 is a flowchart showing a third example of the spark detection of the electric vacuum cleaner according to the present embodiment.
図9は、本実施形態に係る電気掃除機の火花検知の第3実施例のサンプリング方法を示す概念図である。 FIG. 9 is a conceptual diagram showing a sampling method of a third example of spark detection of the electric vacuum cleaner according to the present embodiment.
図8および図9に示すように、本実施形態に係る本体制御部9は、第2実施例のS11、S1からS4、S12を、予め定める周期C毎に複数回(具体的にはN回)繰り返す(S21、S22、S11、S1からS4、S12、S13、S14、S24、S25)。予め定める周期Cは電動送風機7の電源周期またはその整数倍である。整数Nは予め定める整数である。各周期Cにおいて、本体制御部9は、等時間間隔で継続的に火花検知部58の検知結果のサンプリングを複数回(具体的にはn−2回)繰り返し、実測値Inと予測値Ineの差の絶対値|In−Ine|のn−2回分の絶対値総和Σ|In−Ine|を求め、記憶部59に一時的に記憶する(S13)。なお、各周期Cにおける絶対値総和Σ|In−Ine|をΣ1、Σ2、…、ΣNと表記する。
As shown in FIG. 8 and FIG. 9, the main body control unit 9 according to the present embodiment performs S11, S1 to S4, S12 of the second example a plurality of times (specifically, N times) every predetermined period C. ) Repeat (S21, S22, S11, S1 to S4, S12, S13, S14, S24, S25). The predetermined cycle C is a power cycle of the
次いで、本体制御部9は、周期C毎の絶対値総和Σ1、Σ2、…、ΣNの総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)を整数Nで平均し(つまり、実測値Inと予測値Ineの差の絶対値|In−Ine|のn−2回分の絶対値総和Σ|In−Ine|に関する平均的な値を求め)、所定値Isより大きいか否か、つまりΣ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/N>Isを判断する(S26)。例えば、周期C=1/50Hz、整数N=50にすれば1秒間の平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nが求められる。 Then, the main control unit 9, the sum of absolute sigma 1 of each cycle C, Σ 2, ..., Σ N sum sigma a (Σ 1 + Σ 2 + ... + Σ N) of averaged integer N (i.e., the actual measurement value In The absolute value of the difference between the absolute value | In−Ine | and the sum of the absolute values of n−2 times Σ | In−Ine |), and whether it is larger than the predetermined value Is, that is, Σ ( Σ 1 + Σ 2 +... + Σ N ) / N> Is is determined (S26). For example, if the cycle C = 1/50 Hz and the integer N = 50, the average absolute value sum Σ (Σ 1 + Σ 2 +... + Σ N ) / N for 1 second is obtained.
以上のように、火花検知の第3実施例では、本体制御部9は、周期C毎に実測値Inと予測値Ineの差の絶対値|In−Ine|のn−2回分の絶対値総和Σ|In−Ine|を求め、平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nが、予め定める所定値Isより大きい場合、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を推測する。他方、本体制御部9は、平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nが、所定値Isより大きくない場合、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生がないことを推測して電動送風機7の運転を継続する。
As described above, in the third embodiment of the spark detection, the main body control unit 9 calculates the absolute value sum of n−2 times of the absolute value | In−Ine | of the difference between the measured value In and the predicted value Ine for each period C. Σ | In−In | is obtained, and when the average absolute value sum Σ (Σ 1 + Σ 2 +... + Σ N ) / N is larger than a predetermined value Is, the
火花検知の第3実施例では、平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nを求めることで、突発的な火花の発生に対する感受性、応答性を抑制し、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生の推測を安定化する。
In the third embodiment of the spark detection, by obtaining the average absolute value sum Σ (Σ 1 + Σ 2 +... + Σ N ) / N, the sensitivity and responsiveness to the occurrence of a sudden spark are suppressed, and the
(火花検知の第4実施例)
火花検知の第4実施例は、火花検知の第1実施例から第3実施例に対し電動送風機7に供給される電源電圧の変化(定格に対する実測)に応じて所定値Isを変える。
(Fourth embodiment of spark detection)
In the fourth embodiment of the spark detection, the predetermined value Is is changed according to the change (measurement with respect to the rating) of the power supply voltage supplied to the
図10は、本実施形態に係る電気掃除機の電動送風機に対する電源電圧・周波数・運転モードによる平均的絶対値総和の違いを示す図表である。 FIG. 10 is a chart showing the difference in the average absolute value sum by the power supply voltage, frequency, and operation mode for the electric blower of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図10(a)は強運転モードの場合を示し、図10(b)は中運転モードの場合を示す。 10A shows the case of the strong operation mode, and FIG. 10B shows the case of the medium operation mode.
図11は、本実施形態に係る電気掃除機の周波数50Hz、強運転モードにおける電源電圧と平均的絶対値総和の相関を示す線図である。 FIG. 11 is a diagram showing the correlation between the power supply voltage and the average absolute value sum in the frequency 50 Hz, strong operation mode of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図12は、本実施形態に係る電気掃除機の周波数50Hz、中運転モードにおける電源電圧と平均的絶対値総和の相関を示す線図である。 FIG. 12 is a diagram showing the correlation between the power supply voltage and the average absolute value sum in the frequency 50 Hz and the middle operation mode of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図13は、本実施形態に係る電気掃除機の周波数60Hz、強運転モードにおける電源電圧と平均的絶対値総和の相関を示す線図である。 FIG. 13 is a diagram showing the correlation between the power supply voltage and the average absolute value sum in the frequency 60 Hz, strong operation mode of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図10から図13に示すように、周波数50Hzと周波数60Hzともに、電源電圧(実測)が増加すると、平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nも増加し、50Hzと60Hzでは、いずれの電源電圧(実測)においても、周波数60Hzが周波数50Hzに比べて平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nが大きいことがわかる。 As shown in FIGS. 10 to 13, when the power supply voltage (actual measurement) increases for both the frequency 50 Hz and the frequency 60 Hz, the average absolute value sum Σ (Σ 1 + Σ 2 +... + Σ N ) / N also increases to 50 Hz. It can be seen that at 60 Hz, the average absolute value sum Σ (Σ 1 + Σ 2 +... + Σ N ) / N is larger at a frequency of 60 Hz than at a frequency of 50 Hz in any power supply voltage (actual measurement).
他方、周波数50Hzにおいて、強運転モードと中運転モードの平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nは、電源電圧(実測)によっては大小関係が反転する。 On the other hand, the average absolute value sum Σ (Σ 1 + Σ 2 +... + Σ N ) / N in the strong operation mode and the medium operation mode is inverted depending on the power supply voltage (actual measurement) at a frequency of 50 Hz.
したがって、電源電圧の変化、周波数の変化に応じて所定値Isを変更する必要が有る。 Therefore, it is necessary to change the predetermined value Is in accordance with a change in power supply voltage and a change in frequency.
例えば、先ず、電動送風機7に供給される電源電圧(実測)毎、運転モード毎に複数の所定値Isを記憶部59に記憶しておく。そして、電動送風機7に供給される電源電圧を検知し、この検知電圧(電源電圧の実測値)を本体制御部9で読み取り、選択中の運転モードと組み合わせて最適な所定値Isを選択する。具体的な一例として、電源電圧が定格100Vの場合、検知電圧と所定値Isの関係は図14のように設定される。
For example, first, a plurality of predetermined values Is are stored in the
図14は、本実施形態に係る電気掃除機において電動送風機の電源電圧が定格100Vの場合の検知電圧と所定値との相関関係を示す図表である。 FIG. 14 is a chart showing a correlation between a detected voltage and a predetermined value when the power supply voltage of the electric blower is 100 V in the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図14に示すように、検知電圧<80Vの場合の所定値IsはA値、80V≦検知電圧<90Vの場合の所定値IsはB値、90V≦検知電圧<100Vの場合の所定値IsはC値、100V≦検知電圧の場合の所定値IsはD値である。このように所定値Isは10V単位で書き換えられる。 As shown in FIG. 14, the predetermined value Is when the detection voltage <80V is A value, the predetermined value Is when 80V ≦ detection voltage <90V is B value, and the predetermined value Is when 90V ≦ detection voltage <100V is The predetermined value Is when the C value is 100 V ≦ the detection voltage is the D value. Thus, the predetermined value Is is rewritten in units of 10V.
火花検知の第4実施例では、火花検知の第1実施例から第3実施例による火花検知に加えて、電源電圧(実測)に応じて所定値Isを変えることで、整流子47とブラシ51との摩擦によって発生する火花を誤検出なく正確に検出できる。
In the fourth embodiment of the spark detection, in addition to the spark detection according to the first to third embodiments of the spark detection, the predetermined value Is is changed according to the power supply voltage (actual measurement), whereby the
さて、次いで、本体制御部9による電動送風機7の段階的な入力低減制御について説明する。
Now, stepwise input reduction control of the
(入力低減の第1実施例)
図15は、本実施形態に係る電気掃除機の入力低減の第1実施例を示すフローチャートである。
(First embodiment of input reduction)
FIG. 15 is a flowchart showing a first example of input reduction of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図15に示すように、本実施形態に係る本体制御部9は、火花検知で電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を推測した場合(S31)、電動送風機7の入力を所定の入力低減量Pdだけ低減させる(S32)。
As shown in FIG. 15, when the main body control unit 9 according to the present embodiment estimates an excessive generation of sparks due to friction between the
本体制御部9は、一旦、電動送風機7の入力を所定の入力低減量Pdだけ低減させたのち、火花検知を繰り返して(S31)、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生がないことを推測できるまで電動送風機7の入力を所定の入力低減量Pdだけ繰り返し低減させる(S32)。
The main body control unit 9 once reduces the input of the
火花検知(S31)には、火花検知の第1実施例から第3実施例のいずれか、または火花検知の第1実施例から第3実施例のいずれかの火花検知に第4実施例を組み合わせた制御が適用される。 In the spark detection (S31), the fourth embodiment is combined with any one of the first to third embodiments of the spark detection or the spark detection of the first to third embodiments of the spark detection. Applied control.
このようにして、本体制御部9は、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生がないことを推測できるまで、電動送風機7の入力を段階的に低減させる。
In this way, the main body control unit 9 reduces the input of the
ここで、「電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生がないことの推測」とは、火花検知の第1実施例から第3実施例のいずれか、または火花検知の第1実施例から第3実施例のいずれかに火花検知の第4実施例を組み合わせた制御において、火花検知の第1実施例における絶対値|In−Ine|、火花検知の第2実施例における絶対値総和Σ|In−Ine|、火花検知の第3実施例における平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nが、予め定める所定値Isより大きくないことである。また、火花検知の第1実施例における絶対値|In−Ine|、火花検知の第2実施例における絶対値総和Σ|In−Ine|、火花検知の第3実施例における平均的絶対値総和Σ(Σ1+Σ2+…+ΣN)/Nを、単に「実測値Inと予測値Ineの差の絶対値」と呼ぶ。
Here, “estimation that there is no excessive generation of sparks due to friction between the
また、所定の入力低減量Pdは電動送風機7への当該時点の入力に対する低減割合(例えば−10%など)で定めても良いし、電動送風機7への当該時点の入力に対する低減絶対量(例えば−150Wなど)で定めても良い。
Further, the predetermined input reduction amount Pd may be determined by a reduction ratio (for example, −10% or the like) with respect to the input at that time to the
さらに、実測値Inと予測値Ineの差の絶対値と電動送風機7の入力低減量Pdとが比例関係にあっても良い。この場合、実測値Inと予測値Ineの差の絶対値が大きいほど入力低減量Pdを大きくし、実測値Inと予測値Ineの差の絶対値が小さいほど入力低減量Pdを小さくする関係にあることが好ましい。
Further, the absolute value of the difference between the actual measurement value In and the predicted value Ine and the input reduction amount Pd of the
図16は、本実施形態に係る電気掃除機の入力低減の第1実施例を示す概念的な入力と風量との関係線図である。 FIG. 16 is a relationship diagram between a conceptual input and an air volume showing a first example of input reduction of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図16に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、未だ塵埃を蓄積していない状態で運転を始めると、入力を初期値(図16中の点a)に設定して電動送風機7を運転制御する。電気掃除機1が掃除に使われて塵埃分離集塵装置8に塵埃が溜まってくると、徐々に吸込風量が低下する(図16中の線分b)。電気掃除機1は吸込風量を維持(一例として約1.3m3/分)するため、電動送風機7の入力を徐々に上げる(図16中鋸歯形状の区間c)。しかし、電動送風機7の入力を定格上限(一例として1000W)近くまで上げても、塵埃分離集塵装置8が蓄積する塵埃量がさらに増加すると、電動送風機7が空転気味になり、回転数が上がり、火花が生じ始める(図16中の線分d)。そこで、電気掃除機1は電動送風機7の火花が過大になった場合、入力低減制御を行い電動送風機7の入力を大幅に下げ(一例として、−150W程度)て電動送風機7の回転状態を変化させ、ひいては火花の過大な発生を抑制する(図16中の線分e、矢印A1)。また、この初回の入力低減制御を行っても電動送風機7の火花の過大な発生が抑制できない場合には、段階的に電動送風機7の回転状態を変化させ、ひいては火花の過大な発生を抑制する(図16中の線分f、矢印A2)。
As shown in FIG. 16, when the
このように、本実施形態に係る電気掃除機1は、電動送風機7の入力を段階的に低減させることで、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を抑制し、安全性を保ちつつ、電動送風機7の停止を回避してその運転を継続させる。つまり、使用者は、電気掃除機1の塵埃蓄積量が満杯に近くになっても電動送風機7の停止を回避して掃除を継続できるため、利便性が高まる。
Thus, the
ところで、整流子47とブラシ51との摩擦による火花は突発的に過大に発生する場合がある。そこで、本実施形態に係る電気掃除機1は、実測値Inと予測値Ineの差の絶対値に電動送風機7の入力低減量Pdを比例させることによって、火花の発生量がさらに過大に発生してブラシ51が大幅に摩耗するような事態を回避し、迅速に火花の発生、ひいてはブラシ51の摩耗を抑制できる。
By the way, sparks caused by friction between the
(入力低減の第2実施例)
また、本体制御部9は、第1実施例の入力低減に代えて第2実施例の入力低減を実行することもできる。
(Second embodiment of input reduction)
Further, the main body control unit 9 can execute the input reduction of the second embodiment instead of the input reduction of the first embodiment.
図17は、本実施形態に係る電気掃除機の入力低減の第2実施例を示すフローチャートである。 FIG. 17 is a flowchart showing a second example of input reduction of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図17に示すように、本体制御部9は、電動送風機7の入力が予め定める入力下限判断値Plowよりも低く、かつ予測値Ineと火花検知部58の検知結果をサンプリングする実測値In(実次回値)との差の絶対値が所定値Isよりも大きい場合、電動送風機7を停止させる。
As shown in FIG. 17, the main body control unit 9 has an input value of the
具体的には、本体制御部9は、第1実施例のS31、S32の後、電動送風機7の入力の実測値Pmと予め定める入力下限判断値Plowとを比較し、電動送風機7の入力(の実測値Pm)が予め定める入力下限判断値Plowよりも低いか否か、すなわち、実測値Pm<入力下限判断値Plowを判断する(S41)。電動送風機7の入力(の実測値Pm)が予め定める入力下限判断値Plowよりも低い場合、本体制御部9は電動送風機7への電力供給を遮断し、電動送風機7を停止させる(S42)。その他の場合、本体制御部9はS31へ戻る。
Specifically, the main body control unit 9 compares the actual input value Pm of the input of the
本実施形態に係る電気掃除機1は、電動送風機7の入力を段階的に低減させることで、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を抑制し、安全性を保ちつつ、電動送風機7の停止を回避してその運転を継続させる。他方、電気掃除機1は、電動送風機7を入力下限判断値Plowまで下げても火花の発生を抑制できない場合には安全を優先させて、電動送風機7の発煙や発火を確実に防ぐことができる。
The
(入力低減後の復帰制御)
本体制御部9は、第1実施例または第2実施例の入力制限制御を行って電動送風機7を停止させた後、電動送風機7の再運転制御に際して、停止前に低減させていた入力を復帰させる。そこで、本体制御部9は、第1実施例または第2実施例の入力制限制御における給電遮断前の入力の最終値Pe、つまり、電動送風機7の停止制御移行前の入力値の最終値Peを記憶部59に記憶させる。
(Return control after input reduction)
The main body control unit 9 performs the input restriction control of the first embodiment or the second embodiment, stops the
そして、本体制御部9は、電動送風機7の入力低減を解除して電動送風機7を再運転させる。この場合、解除された電動送風機7の入力とは、それぞれの運転モードにおける入力の初期値を言う。
And the main body control part 9 cancels | releases the input reduction of the
また、本体制御部9は、電動送風機7の再運転時に記憶部59から最終値Peを読み込んで最終値Peよりも所定分量高い入力値Pnを算出し、電動送風機7を再運転させてもよい。所定分量高い入力値Pnとは、最終値Peに1より大きい係数kを掛けたもの、つまり入力値Pn=係数k×最終値Peである。
Further, the main body control unit 9 may read the final value Pe from the
さらに、本体制御部9は、電動送風機7の再運転までの経過時間に応じて、電動送風機7の入力を変化させても良い。
Furthermore, the main body control unit 9 may change the input of the
図18は、本実施形態に係る電気掃除機の入力低減後の復帰制御の一例を示すフローチャートである。 FIG. 18 is a flowchart illustrating an example of the return control after the input reduction of the vacuum cleaner according to the present embodiment.
図18に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1の本体制御部9は、予め定める所定時間Ts以内に電動送風機7の再運転が開始された場合には記憶部59から最終値Peを読み込んで最終値Peよりも所定分量高い入力値Pnを算出し、電動送風機7を再運転させる一方、予め定める所定時間Ts外に電動送風機7の再運転が開始された場合には電動送風機7の入力低減を解除して電動送風機7を再運転させる。
As shown in FIG. 18, the main body control unit 9 of the
具体的には、本体制御部9は、前運転を終了するとき、入力の最終値Peを記憶部59に記憶し(S51)、電動送風機7への給電を遮断するとともに経過時間tの計時を開始する(S52)。
Specifically, the main body control unit 9 stores the final input value Pe in the
次いで、本体制御部9は、起動スイッチ24bが操作されたか否かを継続的に監視し(S53)、起動スイッチ24bのから操作信号を受け取ると経過時間tの計時を終了する(S54)。
Next, the main body control unit 9 continuously monitors whether or not the
次いで、本体制御部9は、経過時間tが予め定める所定時間Ts以内であれば(S55)、最終値Peを読み込んで最終値Peよりも所定分量(例えば1より大きい係数k2)高い入力値Pnを算出し(S56)、入力値Pnで電動送風機7を再運転させる(S57)。他方、本体制御部9は、経過時間tが予め定める所定時間Ts外であれば(S55)、入力低減を解除して電動送風機7を再運転させる(S58)。
Next, if the elapsed time t is within a predetermined time Ts (S55), the main body control unit 9 reads the final value Pe and inputs an input value Pn that is higher than the final value Pe by a predetermined amount (for example, a coefficient k2 greater than 1). Is calculated (S56), and the
このように、本実施形態に係る電気掃除機1は、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を抑制するために電動送風機7の入力を段階的に低減させた後、入力制限を解除して電動送風機7を再運転させる。これにより、電気掃除機1は、整流子47とブラシ51との接触状態を変化させ、火花の発生を抑制しつつそれぞれの運転モードにおける初期状態で運転を再開し、吸込性能を回復できる。
Thus, the
また、本実施形態に係る電気掃除機1は、電動送風機7の整流子47とブラシ51との摩擦による火花の過大な発生を抑制するために電動送風機7の入力を段階的に低減させた後、前運転時の入力の最終値Peよりも大きい入力値Pnで電動送風機7を再運転させる。これにより、電気掃除機1は、整流子47とブラシ51との接触状態を変化させ、火花の発生を抑制しつつそれぞれの運転モードにおける吸込性能を回復できる。
Moreover, after the
さらに、本実施形態に係る電気掃除機1は、予め定める所定時間Tsを境に前運転時の入力の最終値Peよりも大きい入力値Pn、または入力制限を解除した入力で電動送風機7を再運転させる。これにより、電気掃除機1は、整流子47とブラシ51との接触状態に加えて温度変化を加味して、火花の発生を抑制しつつそれぞれの運転モードにおける吸込性能を回復できる。
Furthermore, the
したがって、本発明に係る電気掃除機1によれば、整流子47とブラシ51との摩擦に基づく電動送風機7の発煙・発火を未然に防ぎつつ運転を継続できる。
Therefore, according to the
なお、本実施形態に係る電気掃除機1は、キャニスタ型のものに限らず、アップライト型、スティック型、あるいはハンディ型などのものであってもよい。
The
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 管部
5 本体ケース
6 車輪
7 電動送風機
8 塵埃分離集塵装置
9 本体制御部
11 電源コード
12 本体接続口
14 差込プラグ
19 接続管
21 集塵ホース
22 手元操作管
23 把持部
24 操作部
24a 停止スイッチ
24b 起動スイッチ
25 延長管
26 吸込口体
28 吸込口
29 回転清掃体
31 電動機
35 吸気口
36 遠心ファン部
37 排気口
38 モータ部
39 モータハウジング
39a 内周面
41 固定子
42 回転子
43 ブラシ機構
45 ロータ軸
46 フィールド巻線
47 整流子
48 ブラシホルダ固定部
49 ブラシホルダ
51 ブラシ
52 コイルバネ
55 本体制御回路
56 スイッチング素子
57 本体電源部
58 火花検知部
59 記憶部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記整流子と前記ブラシとの摩擦によって発生する火花を検知する火花検知部と、
前記火花検知部の検知結果をサンプリングした前回値と今回値との差から予測次回値を算出し、前記予測次回値と前記火花検知部の検知結果をサンプリングする実次回値との差の絶対値が予め定める所定値より大きい場合、前記絶対値が前記所定値以下になるまで前記電動送風機の入力を段階的に低減させる制御部と、を備える電気掃除機。 An electric blower having a commutator and a brush;
A spark detection unit for detecting a spark generated by friction between the commutator and the brush;
Calculate the predicted next value from the difference between the previous value and the current value obtained by sampling the detection result of the spark detection unit, and the absolute value of the difference between the predicted next value and the actual next value for sampling the detection result of the spark detection unit A controller that reduces the input of the electric blower in a stepwise manner until the absolute value becomes equal to or less than the predetermined value.
前記制御部は、前記電動送風機の再運転時に前記記憶部から前記最終値を読み込んで前記最終値よりも所定分量高い入力値を算出し、前記電動送風機を再運転させる請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。 A storage unit for storing a final value of the input value before the stop control of the electric blower;
The said control part reads the said final value from the said memory | storage part at the time of the re-operation of the said electric blower, calculates the input value higher by a predetermined amount than the said final value, and re-operates the said electric blower. A vacuum cleaner according to claim 1.
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