JP2014032166A - 商品の還元作用を判定する方法。 - Google Patents

商品の還元作用を判定する方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】従来においては、食料および飲料そのものの安全性やカロリーなどを判定する手段であり、ヒト、動物、又は家畜が使用する商品を、食糧摂取、又は生活の体験行動において酸化還元電位値(ORP)を指標として、使用する商品の還元作用を判定する手段がないのが実状です。
【解決手段】従来のように測定対象の食糧そのものの液汁や水分の酸化還元電位値(ORP)を測定するのではなく、飲食物の摂取前後および日常生活の衣食住における体験行動の前後のヒト唾液の酸化還元電位値(ORP)を指標とする還元作用を確認して使用する商品の還元作用を判定する方法であり、この判定手段は、ヒトの食糧、又は動物、家畜におよび、食糧だけでなくメンタル面での還元作用の判定対象項目として歌舞伎、落語や漫才のお笑い芸術、絵画、彫刻、文学、映画、新聞・テレビ映像、音楽、娯楽、温泉、スポーツ等、日常生活のあらゆる体験行動に活用し、健康保持に役立てることを目的としているのである。
【選択図】図1

Description

技術
本発明は、食料および飲料を人間が摂取する前と後における体内状態が還元有意な状態に作用するかを確認して、健康保持に役立つ食料、そしてサプリメントの判定手段にかんする。
従来においては、一般者が自分自身で食事やスポーツなどの食生活習慣およびメンタル面の体内状態の経時変化を生体液の酸化還元電位を測定し、リアルタイムに、体内における抗酸化力判定する簡単な方法がなかったのである。
普通はコマーシャルや製造企業名、人からのすすめによる食料および飲料、そしてサプリメントならびに薬剤、漢方を摂取するのが選択基準であり、これらと違う客観的な情報手段で、自分の体に抗酸化力すなわち還元作用をもたらすかを確認できることで食生活習慣、メンタルヘルスケアーの両面が健康生活維持に重要であることに本発明は着眼したものである。
これまでは、栄養バランスに優れた食品及び飲料品は、カロリー、タンパク質、脂肪、炭水化物、糖及び繊維の1日の推奨摂取量に基づき食料又は飲料製品を製造する方法である。
食料および飲料の風味を増強する酵素組成物は、風味の増強をするためにクランベリー、チェリー、リンゴ、トマト、オレンジ、グレープフルーツ、ラズベリー、およびこれらの組合せからなる組成物を提供する([特許文献1])特許第4920684号であり、栄養バランスに優れた食品及び飲料品は、カロリー、タンパク質、脂肪、炭水化物、糖及び繊維の1日の推奨摂取量に基づき食料又は飲料製品を製造を提供する([特許文献2])特許第4981021号であり、一般者が自分自身で食事やスポーツなどの前後の食生活習慣およびメンタル面の体内状態の経時変化を生体液の酸化還元電位を測定し、リアルタイムに、体内における抗酸化力判定する簡単な方法は盛りこめられていないことから、本発明とは技術的意義を全く異にする。
特許第4920684号 特許第4981021号
食料および飲料、そしてサプリメントの安全性が問題とされているが、一般人が食料および飲料を人間が摂取する前と後における体内状態が還元有意な状態に作用するかを確認して、健康保持に役立つ食料および飲料の簡単な判定手段がなかったのである。
発明が解決しようする課題
従来において、一般人は食料および飲料、そしてサプリメントならびに薬剤、漢方を摂取する選択基準としてコマーシャルや製造企業名、人からのすすめによるものであり、これらと違う客観的な情報手段で、自分の体に還元作用をもたらすかを簡単に確認する手段がないのが実状である。
人間の体は、pHの指標から診た場合でも、常に中性を保とうとするバランス機能を持っているのである。極端に酸性、アルカリ側に傾くのは中性を保とうとして体内負荷となることは医学の世界では周知されている。
本発明で述べている抗酸化力とは、酸素が絶対に必要な人間の体内では、この活性酸素の働きを阻止する物質もしっかりと作っていて、これは、すなわち抗酸化物質(スカベンジャー)と呼ばれるもので、この物質の働きのことを抗酸化力と定義している。
本発明の酸化還元電位値で飲食物を抗酸化力判定する方法において、岡沢クリニックでの唾液臨床で飲食物そのものの溶液の酸化還元電位を計測して極端にマイナスの高い電位が出る飲食物を人間が摂取すると体内負荷となり、飲食物摂取前の唾液の酸化還元電位値より飲食物摂取後は体内負荷となり、逆に酸化方向が示唆されることを突き止めたのである。
さらに、岡沢クリニックでの唾液臨床で摂取した飲食物の情報が唾液に反映されるまでには、飲食物が腸に吸収され血液を通して最短で25分かかることから、飲食後30分又は40分経過してから綿棒に唾液採取して酸化還元電位値を計測することが生体内で酸化還元反応した飲食物摂取後の真実値の抗酸化力判定となることを突き止めたのである。
医学の生化学実験では、試薬を用いて唾液に反映する経時変化は、人間が試薬を摂取後において腸に吸収され血液を通して唾液に試薬反映が最短で25分経過後に示唆されることは周知されているのである。
このことから、生体情報が色濃く反映される飲食後30分以上経過してからの唾液採取が、飲食物摂取による酸化還元電位値で飲食物を抗酸化力判定する方法に着眼することができたのである。
岡沢クリニックでの唾液臨床では、抹茶入り生菓子飲食物摂取後における美味しい、心地よい香りと食感などは自律神経である副交感神経に瞬時に反映し、飲食物摂取直後において唾液の酸化還元電位はマイナス方向に還元されることも突き止めたのである。
岡沢クリニックでの唾液臨床では、精神面における、血糖値検査による針先注入においての痛みは、自律神経である交感神経に瞬時に反映し、唾液の酸化還元電位は20mVから至る40mV位まで酸化方向に上がり、瞬時に自律神経に反映することを確認したのである。
このことは、飲食物摂取後における唾液の酸化還元電位が反映される経時変化の確認のみならず、精神面での体内の酸化還元電位の変化を直後の測定、腸に吸収されて血液を通して唾液に反映する25分以上経過後の測定手段を組み合わせて、本発明の酸化還元電位値で飲食物の抗酸化力を判定する方法を確立できたのである。
従来の飲食物の売り手側又は医療従事者側からの情報提供だけでなく、利用する側も自分自身で、自分の体に抗酸化力すなわち還元作用をもたらすかを簡単に確認する手段を提供することが重要と考察できたのである。
課題を解決するための手段
食料および飲料、そしてサプリメントならびに薬剤、漢方などを摂取前後の抗酸化力判定は、人間が健康に生きるために大いに貢献できると考えます。
従来のように測定対象の飲食物そのものの酸化還元電位を測定するのではなく、測定対象の飲食物摂取前後および日常生活の行動体験前後の抗酸化力を判定する方法である。
本発明は、横浜金沢文庫の岡沢クリニックでの飲食物ならびに薬剤および漢方飲用における抗酸化力判定を確立するために、2008年2月8日より至る2012年7月7日までの飲食物摂取前後の唾液臨床を実施し、表1より至る表5に示す飲食物摂取前後および精神面における測定結果を検証することができたのである。
酸化還元電位値で飲食物を抗酸化力判定する方法に用いた測定機器は、本発明者取得の特許第4154884号、酸化還元電位測定装置および方法に基づき開発され、人間の唾液による体内の酸化状態と還元状態を測定する検査機器を用いた検査機器は、すでに発売されている一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化還元確認計「アラ元気」測定計である。
特許公開されている内容は、唾液の酸化還元電位指標における体内状態の酸化と還元の数値限定は、プラス40mVからプラス50mVの範囲を酸化と還元の境界範囲とし、プラス40mV以下からマイナス250mV方向の範囲において、体内が還元されている体調状態であることを示唆する。
そして、プラス50mV以上からプラス250mV方向の範囲において、体内がより酸化されている状態であることを示唆されており、2012年6月30日の時点では、神奈川県横浜で開業されている岡沢クリニック、三渓園クリニック、さつき台診療所に来院された患者ならびに付き添い家族の唾液臨床は述べ10,000症例を超え、この数値限定である度数分布は、大阪大学を名古屋市立大学をはじめとして各大学研究機関で使用され数値限定が確立されている。
その結果は表1から至る表5に示すように、摂取前後の唾液の検体液において明確な酸化還元電位値が示唆されたのである。これにより、生体液である唾液を採取し体内状態の経時変化を観察し、体内における抗酸化力判定する方法が確立できたのである。
表1について説明する。表1は、横浜金沢文庫の岡沢クリニックに患者の付添いで来院された20代および30代の男女12名の協力のもとで、ペットボトルの日本茶および紅茶を試飲して抗酸化判定の検証を唾液の酸化還元電位(単位mV)で試飲前と後の経時変化を観察し、体内における抗酸化力判定を確認したのである。
Figure 2014032166
その結果、表1で示されたように、製造メーカーの製品によって抗酸化力の大きな差値が確認され、日本茶および紅茶は製造工程なのか茶葉によるものなのか、いずれであっても、健康を願って飲用する消費者にとって酸化を抑え還元有意に作用する飲料水の摂取は重要であることが示唆されたのである。
さらに、表2について説明する。表2は、同じく横浜金沢文庫の岡沢クリニックに患者の付添いで来院された30代〜80代の男女8名の協力のもとで、抹茶入りの生菓子を試食して抗酸化判定の検証を唾液の酸化還元電位(単位mV)で試食前と後の経時変化を観察し、体内における抗酸化力判定を確認した。
Figure 2014032166
その結果、表2で示されたように、年代、性別に関係なく、日本茶と同様に抹茶入り生菓子は酸化を抑え還元有意な抗酸化力が確認されたのである。
つぎに、表3について説明する。表3は、同じく一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化還元確認計「アラ元気」測定計を用いて12名による野菜の試食前と後の経時変化を観察し、体内における抗酸化力判定を確認した。
Figure 2014032166
その結果、表3で示されたように、年代、性別に関係なく、酸化を抑え還元有意な抗酸化力が確認された、しかし、農薬散布栽培のイチゴは逆に酸化方向の電位値が確認されたのである。
さらに、表4について説明する。表4は、同じく一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化還元確認計「アラ元気」測定計を用いて15名による果実の試食前と後の経時変化を観察し、体内における抗酸化力判定を確認した。
Figure 2014032166
その結果、表4で示されたように、年代、性別に関係なく、酸化を抑え還元有意な抗酸化力が確認された、しかし、農薬散布栽培のミカンは逆に酸化方向の電位値が確認されたのである
つぎに、表5について説明する。表5は、同じく一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化還元確認計「アラ元気」測定計を用いて12名によるメンタル面での体験前と後の経時変化を観察し、体内における抗酸化力判定を確認した。
Figure 2014032166
その結果、表5で示されたメンタル面での抗酸化力判定では、漫才鑑賞およびクラシック音楽鑑賞、ヨガ体験の前と後での経時変化を観察すると、体験直後には酸化方向に作用する人もあれば30分後には還元方向に作用する経時変化が明確に確認でき、メンタル面においてもリアルタイムに酸化還元電位値で体内における抗酸化力判定ができることを証明したのである。
発明の効果
食生活習慣の重要性が叫ばれる中、食生活習慣と並行して視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚である五感から自律神経に作用し交換神経又は副交感神経に作用するメンタル面も含む総体指標として飲食物および日常生活の行動体験前後の酸化還元電位値で確認する抗酸化力判定の方法は有用となるのである。
よって、表1から至る表5に示すように、岡沢クリニックでの唾液臨床ならびに飲食物摂取前後およびメンタル面での体験前後の生体液である唾液を採取し体内状態の経時変化を観察した結果、体内における抗酸化力判定する方法が確立できたのである。
本発明の抗酸化力を判定する方法のフローチャート。
1 抗酸化力判定
2 測定対象の飲食物摂取
3 日常生活行動体験
4 抗酸化力を判定に一般医療機器の酸化還元確認計アラ元気を用いる
5 測定対象の飲食物摂取前後の経時変化の観察により抗酸化力を判定
6 測定対象の日常生活行動体験前後の経時変化の観察により抗酸化力を判定
7 抗酸化力の測定結果を相互インターフェイスにより活用
本発明は、ヒト唾液を採取し酸化還元電位値(ORP)を指標による体内状態の経時変化を観察し、商品の還元作用の判定方法に用いることで、消費者が安心して食する、又は使用できるものにする商品の還元作用の判定方法にかんする。
従来においては、通常はコマーシャルや製造企業名、人からのすすめによる衣食住における商品選択を基準としているのが現状である。
今日、衣食住における、食糧はカロリー計算や味覚に重点がおかれ、衣類、住宅においても、見た目の美しさや機能効率に重点がおかれ、これらを利用した後の人間や動物、又は家畜の酸化還元電位値(ORP)を指標とする体内への還元作用を判定する方法がないのである。
これまでは、栄養バランスに優れた食品及び飲料品はカロリー、タンパク質、脂肪、炭水化物、糖及び繊維の1日の推奨摂取量に基づき食料又は飲料製品を製造する方法である。
食料および飲料の風味を増強する酵素組成物は、風味の増強をするためにクランベー、チェリー、リンゴ、トマト、オレンジ、グレープフルーツ、ラズベリー、およびこれらの組合せからなる組成物を提供する([特許文献1])特許第4920684号である。
栄養バランスに優れた食品及び飲料品は、カロリー、タンパク質、脂肪、炭水化物、糖及び繊維の1日の推奨摂取量に基づき食料又は飲料製品を製造を提供する([特許文献2])特許第4981021号である。
一般者が自分自身で食事やスポーツなどの前後の食生活習慣およびメンタル面の体内状態の経時変化を生体液の酸化還元電位値(ORP)を測定し、ヒト、動物、又は家畜が使用する商品の還元作用を判定する方法は盛りこめられていないことから、本発明とは技術的意義を全く異にする。
特許第4920684号 特許第4981021号
発明が解決しようする課題
従来においては、一般人は食料および飲料、そしてサプリメントならびに薬剤、漢方を摂取する選択基準としてコマーシャルや製造企業名、人からのすすめによるものであり、客観的な情報手段で、酸化還元電位値(ORP)を指標として自分の体に還元作用をもたらす商品の還元作用を判定する方法を用いていないのである。
従来のように測定対象の飲食物そのものの液汁や水分の酸化還元電位値(ORP)を測定するのではなく、測定対象の飲食物摂取前後および日常生活の衣食住における体験行動の前後の還元作用を判定する方法である。
課題を解決するための手段
本発明の目的は、還元作用の判定を希望する商品の成分分析をした結果として、人体に安全性を確認された商品に限り、複数の男女、又は年代別に酸化還元電位を指標としたヒト唾液の酸化還元電位値(ORP)によるモニターによって、商品の使用の体験前と後の経時変化を観察したのち、体内における還元作用を確認できるものは還元作用商品と判定し、還元作用を確認できないものは還元作用をもたらす商品として判定しないことに徹底する。
上記目的を達成するために、本発明は([請求項1]の構成要件)とで商品の還元作用を判定する方法を構成している。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)([請求項1]の構成要件)とで構成されているので、食生活習慣の重要性が叫ばれる中、食生活習慣と並行して視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚である五感から自律神経に作用し交換神経又は副交感神経に作用するメンタル面も含む総体指標として飲食物および日常生活の体験行動の前と後の酸化還元電位値(ORP)で確認する還元作用を判定する方法は有用となるのである。
(2)前記(1)によって本発明は、横浜金沢文庫の岡沢クリニックの協力のもとに飲食物ならびに薬剤および漢方飲用における還元作用の判定を確立するために、2008年2月8日より至る2012年7月7日までの飲食物摂取前後の唾液臨床を実施し、表1より至る表5に示す飲食物摂取前後および精神面における測定結果を検証することができ、商品の還元作用を判定する目的が達成できた。
(3)請求項2至る請求項10も前記(1)〜(2)と同様な本発明の還元作用を判定する対象はヒトに限定されず、還元作用判定を希望する商品の成分分析をして人体、動物、又は家畜に安全であることを確認した後、動物、家畜の日常生活の食糧摂取および体験行動における前と後において、生体液である動物、又は家畜の唾液を採取し酸化還元電位値(ORP)の体内状態の経時変化を観察して動物、家畜が食する、又は使用する商品の還元作用を判定する効果が得られる。
本発明で述べている還元作用とは、酸素が絶対に必要な人間の体内では、この活性酸素の働きを阻止する物質もしっかりと作っていて、これは、すなわち抗酸化物質(スカベンジャー)と呼ばれるもので、この物質の働きのことを抗酸化力と定義している
さらに、岡沢クリニックでの唾液臨床で摂取した飲食物の情報が唾液に反映されるまでには、飲食物が腸に吸収され血液を通して最短で25分かかることから、飲食後30分又は40分経過してから綿棒に唾液採取して酸化還元電位値(ORP)を計測することが生体内で酸化還元反応した飲食物摂取後の真実値の還元作用の判定となることを突き止めたのである。
医学の生化学実験では、試薬を用いて唾液に反映する経時変化は、人間が試薬を摂取後において腸に吸収され血液を通して唾液に試薬反映が最短で25分経過後に示唆されることは周知されているのである。
このことから、生体情報が色濃く反映される飲食後30分以上経過してからの唾液採取が飲食物摂取、又は日常生活の体験行動による酸化還元電位値(ORP)で還元作用を 判定する方法に着眼することができたのである。
岡沢クリニックでの唾液臨床では、抹茶入り生菓子飲食物摂取後における美味しい、心地よい香りと食感などは自律神経である副交感神経に瞬時に反映し、飲食物摂取直後において唾液のORPはマイナス方向に還元されることも突き止めたのである。
岡沢クリニックの協力のもとでの唾液臨床では、精神面、又は肉体面においても漫才鑑賞、クラシック音楽鑑賞、ヨガ体験など自律神経である交感神経に瞬時に反映し、唾液のORPは、酸化還元反応が瞬時に自律神経に反映することを確認したのである。
このことは、飲食物摂取後のみならず日常生活の体験行動における唾液の酸化還元電位が反映される経時変化の確認が立証され、精神面での体内の酸化還元電位の変化を直後の測定、腸に吸収されて血液を通して唾液に反映する25分以上経過後の測定手段を組合わせて、本発明のヒト唾液の酸化還元電位値(ORP)で飲食物および日常生活における体験行動の前後の酸化還元電位値(ORP)で還元作用を判定する方法は有用となるのである。
図1は、本発明の1は、還元作用の判定を希望する対象商品の成分分析をして、人体に安全であることを確認する、2は、日本の厚生省で認定されている一般医療機器である酸化還元電位値(ORP)を指標とする酸化還元確認計アラ!元気(ARAGENKI)測定器を使って、男女、年齢別に人間のモニターにより、ヒト唾液の酸化還元電位値(ORP)指標により対象商品の使用前と使用後の経時変化を観察して、還元作用を示す商品を確認する。3は、還元作用を確認できるものと還元作用を確認できないものとの明確な識別判定をする。4は、還元作用をもたらす商品として判定できたものは、還元認定シールを発行し、商品にシールを添付することで消費者への安心、安全の指標を提供することにある。5は、還元作用と判定された商品情報を相互インターフェイスにより活用し、商品の判定を希望された企業および一般消費者へ情報発信する。
本発明は、横浜金沢文庫の岡沢クリニックの協力のもとに飲食物ならびに薬剤および漢方飲用における還元作用の判定を確立するために、2008年2月8日より至る2012年7月7日までの飲食物摂取前後の唾液臨床を実施し、表1より至る表5に示す飲食物摂取前後および精神面における測定結果を検証することができたのである。
酸化還元電位値(ORP)で還元作用を判定する方法に用いた測定機器は、本発明者取得の特許第4154884号、酸化還元電位測定装置および方法に基づき開発され、人間の唾液による体内の酸化状態と還元状態を測定する検査機器を用いた検査機器は、日本の厚生省で認可され、すでに発売されている一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化還元確認計「アラ元気」測定計である。
特許公開されている内容は、唾液の酸化還元電位値(ORP)指標における体内状態の酸化と還元の数値限定は、プラス40mVからプラス50mVの範囲を酸化と還元の境界範囲とし、プラス40mV以下からマイナス250mV方向の範囲において、体内が還元されている体調状態であることを示唆する。
そして、プラス50mV以上からプラス250mV方向の範囲において、体内がより酸化されている状態であることを示唆されており、2012年6月30日の時点では、神奈川県横浜で開業されている岡沢クリニック、三渓園クリニック、さつき台診療所に来院された患者ならびに付き添い家族の唾液臨床は述べ12,000症例を超え、この数値限定である度数分布は、国立大阪大学、名古屋市立大学をはじめとして複数の大学、研究機関で使用され数値限定が確立され、数値限定における酸化還元電位は日本、米国において特許取得され、日本の厚生省より医療機器の数値限定が承認されている。
その結果は表1から至る表5に示すように、摂取前後の唾液の検体液において明確な酸化還元電位値が示唆されたのである。これにより、生体液である唾液を採取し体内状態の経時変化を観察して商品の還元作用を判定する方法が確立できたのである。
表1について説明する。表1は、横浜金沢文庫の岡沢クリニックに患者の付添いで来院された20代および30代の男女12名の協力のもとで、ペットボトルの日本茶および紅茶を試飲して抗酸化判定の検証を唾液の酸化還元電位(単位mV)で試飲前と後の経時変化を観察し、体内における還元作用の判定を確認したのである。
Figure 2014032166
その結果、表1で示されたように、製造メーカーの製品によって還元作用の大きな値差が確認され、日本茶および紅茶は製造工程なのか茶葉によるものなのか、いずれであっても、健康を願って飲用する消費者にとって酸化を抑え還元有意に作用する飲料水の摂取は重要であることが示唆されたのである。
さらに、表2について説明する。表2は、同じく横浜金沢文庫の岡沢クリニックに患者の付添いで来院された30代〜80代の男女8名の協力のもとで、抹茶入りの生菓子を試食して抗酸化判定の検証を唾液の酸化還元電位(単位mV)で試食前と後の経時変化を観察し、体内における還元作用を確認した。
Figure 2014032166
その結果、表2で示されたように、年代、性別に関係なく、日本茶と同様に抹茶入り生菓子は酸化を抑え還元有意な還元作用が確認されたのである。
つぎに、表3について説明する。表3は、同じく一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化遷元確認計「アラ元気」測定計を用いて12名による野菜の試食前と後の経時変化を観察し、体内における還元作用を確認した。
Figure 2014032166
[表3]
その結果、表3で示されたように、年代、性別に関係なく、酸化を抑え還元有意な還元作用が確認された、しかし、農薬散布栽培のイチゴは逆に酸化方向の電位値が確認されたのである。
さらに、表4について説明する。表4は、同じく一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化還元確認計「アラ元気」測定計を用いて15名による果実の試食前と後の経時変化を観察し、体内における還元作用を確認した。
Figure 2014032166
その結果、表4で示されたように、年代、性別に関係なく、酸化を抑え還元有意な還元作用が確認された、しかし、農薬散布栽培のミカンは逆に酸化方向の電位値が確認されたのである
つぎに、表5について説明する。表5は、同じく一般医療機器・特定保守管理医療機器の酸化還元電位(mV)を指標とする酸化還元確認計「アラ元気」測定計を用いて12名によるメンタル面での体験前と後の経時変化を観察し、体内における還元作用を確認した。
Figure 2014032166
その結果、表5で示されたメンタル面での抗酸化力判定では、漫才鑑賞およびクラシック音楽鑑賞、ヨガ体験の前と後での経時変化を観察すると、体験直後には酸化方向に作用する人もあれば30分後には還元方向に作用する経時変化が明確に確認でき、メンタル面においてもリアルタイムに酸化還元電位値(ORP)で体内における還元作用の判定ができることを証明したのである。
食生活習慣の重要性が叫ばれる中、食生活習慣と並行して視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚である五感から自律神経に作用し交換神経又は副交感神経に作用するメンタル面も含む総体指標として飲食物および日常生活の行動体験前後の酸化還元電位値(ORP)で確認する還元作用の判定の方法は有用となるのである。
よって、表1から至る表5に示すように、岡沢クリニックでの唾液臨床ならびに飲食物摂取前後およびメンタル面での体験前後の生体液である唾液を採取し体内状態の経時変化を観察した結果、体内における還元作用を判定する方法が確立できたのである。
衣食住における、食糧はカロリー計算や味覚に重点がおかれ、衣類、住宅においても、見た目の美しさや機能効率に重点がおかれ、これらを利用した後の人間や動物、又は家畜の酸化還元電位値(ORP)を指標とする体内への還元作用を判定する方法がないので ある。本発明は、自分で簡単に食生活および日常の生活習慣で取り入れている物が、自分の体内への酸化還元指標で、どのように影響を及ぼしているかを専門知識を持たない一般者でも活用できることで、本発明の商品の還元作用を判定する方法への需要は高まると考える。
本発明の図1は、還元作用を判定する方法の構成図である。
1 還元作用判定を希望する商品の成分分析をして人体に安全であるかを確認する。
2 還元作用の判定機器として厚生省認可の一般医療機器・酸化還元確認計
アラ!元気を使用してモニターによる経時変化で還元作用を判定する。
3 酸化還元電位を指標としたヒト唾液ORPによる商品の使用の体験前と後の体内における還元作用を確認できるものを判定する。
4 還元作用をもたらす商品として判定できたものについては還元認定シールを発行し、商品にシール添付することで消費者への安心、安全の指標を提供する。
5 還元作用と判定された商品情報を相互インターフェイスにより活用し、商品の判定を希望された企業および一般消費者へ情報発信する。
図1
Figure 2014032166

Claims (7)

  1. 食料および飲料ならびにサプリメント飲用における抗酸化力の判定を人間が摂取する前と後において、摂取30分前および摂取直後、30分後、60分後ならびに任意経過観察にて生体液である唾液を採取し酸化還元電位値で体内状態の経時変化を観察し、測定対象の飲食物の抗酸化力を判定する方法。
  2. 薬剤および漢方飲用における抗酸化力の判定を人間が摂取する前と後において、摂取30分前および摂取直後の30分後、60分後ならびに任意経過観察にて生体液である唾液を採取し酸化還元電位値で体内状態の経時変化を観察し、測定対象の飲食物の抗酸化力を判定する方法。
  3. 相互通信インターフェイスにより、飲食物摂取前後における生体液である唾液を採取し酸化還元電位値で体内状態の経時変化を観察し、体内状態をリアルタイムに相互通信することを特徴とする請求項1又は2に記載の測定対象の飲食物および日常生活の行動体験の抗酸化力を判定する方法。
  4. メンタル面での抗酸化力判定対象項目は、歌舞伎、落語や漫才のお笑い芸術、絵画、彫刻、文学、映画、新聞・テレビ映像、音楽、娯楽、温泉、スポーツおよび診察治療などの日常生活の観賞ならびに行動体験に活用されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の測定対象の日常生活の行動体験の抗酸化力を判定する方法。
  5. 抗酸化力を判定する検体の生体液は唾液、汗、血液、尿などであり、測定する検体液は限定しないことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の抗酸化力を判定する方法。
  6. 抗酸化力を判定する生体液を採取する手段を、採取する検体液に溶解しない不活性な保持部を構成する多孔質ポリマーおよび、綿、絹織り布、綿花布、織布、スポンジ等の多孔性物質に含浸させることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の抗酸化力を判定する方法。
  7. 抗酸化力を判定する対象は人間に限定されず、動物、家畜なども活用されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の抗酸化力を判定する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015022300A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 藍花 大友 音楽色聴絵画指導法。
JP7065247B1 (ja) 2021-12-08 2022-05-11 慶孝 大友 ヒト唾液orp値による植物から受ける健康効果の判定方法
JP7168816B1 (ja) * 2022-07-27 2022-11-09 慶孝 大友 体内を還元させる味噌の製造方法

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