JP2014031942A - 加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置 - Google Patents

加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】運転員の監視、調整負担を軽減可能な加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量制御装置100は、負荷指令、燃料流量及び火炉出口酸素濃度に基づき加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量を制御する空燃比マスタ110と、加圧流動床ボイラ10、20の適正燃焼空気量を算出し、燃焼空気量が前記適正燃焼空気量の範囲内か否かを監視する監視装置120と、を含む。空燃比マスタ110は、監視装置120から燃焼空気量異常信号を受信すると、火炉出口酸素濃度を除外し、負荷指令及び燃料流量に基づき燃焼空気量を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置に関する。
加圧流動床複合発電プラントは、加圧流動床ボイラを用い石炭を燃焼させた燃焼熱により蒸気を発生させ、蒸気タービンを駆動するとともに、燃焼ガスでガスタービンを駆動させ発電を行う複合発電プラントである。加圧流動床ボイラは、流動媒体をボイラ内で流動化させ、供給される石炭を流動化させながら燃焼させるため、燃焼温度が約880℃と低い。その結果、窒素酸化物の発生が抑制され、さらに流動媒体に石灰石を使用することで、炉内脱硫も同時に行われるなどの長所を有している。
加圧流動床ボイラの燃焼空気は、ガスタービンに連結された空気圧縮機により製造され、圧力容器を経由して火炉に供給される。燃焼空気量の制御は、負荷指令、燃料流量に基づき、さらに火炉出口酸素濃度が所定の酸素濃度となるように空燃比マスタが、空気圧縮機入口案内羽根、空気供給弁を制御することで行う。
燃焼空気の供給に関しては、これまでに幾つかの課題が指摘されている。例えば、圧力容器の容積が大きいために負荷変化時に火炉に流入する空気量の応答が遅れることが指摘されている。これに対しては、燃料分散空気調節弁及び火炉入口弁により補償し、燃料量に最適な空気量を火炉に提供する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また燃焼空気量は、空燃比マスタが燃料スラリ流量指令値に基づき決定するが、燃料スラリ流量指令値と実際の燃料スラリ流量との間には応答のずれがあるため、適正な空気量指令値が得られないことが指摘されている。これに対しては、供給する空気量指令値を、燃料スラリ指令値ではなく実際の燃料スラリ流量に基づいて求める方法が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−56809号公報 特開平10−332109号公報
燃焼空気の供給に関しては、上記以外にも次のような問題がある。燃焼空気量の制御で使用される火炉出口酸素濃度は、火炉出口に設けられた酸素濃度計で検出される。酸素濃度計の設置場所は、高温高圧でかつダスト(ボイラ煤塵)が多い条件下であるため検出管がダストにより閉塞する場合がある。検出管が閉塞し酸素濃度が誤検出されると燃焼空気量が過剰又は不足状態となる。特に燃焼空気量が過剰となると、ダストが増加しガスタービン翼を摩耗し効率低下に至る。
検出管がダストにより閉塞することを防止するために定期的に、検出管をパージする方法もあるが、パージ中は酸素濃度を測定することができず、またパージ操作が検出管の詰まりを誘発する場合もある。酸素濃度計の設置数を増やし、複数点で測定する方法も考えられるが、高温高圧でかつダストが多い条件下で酸素濃度計を複数設置することは、技術的、経済的に困難である。このため現実的には、燃焼空気量の制御は、完全に自動化することが困難であり運転員が介在せざるを得ず、運転員の監視、調整負担が問題となっている。しかしながらこれまでにこのような指摘はなされておらず、解決策が待たれている。
本発明の目的は、運転員の監視、調整負担を軽減可能な加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置を提供することである。
本発明は、負荷指令、燃料流量及び火炉出口酸素濃度に基づき加圧流動床ボイラの燃焼空気量を制御する空燃比制御手段と、加圧流動床ボイラの適正燃焼空気量を算出し、燃焼空気量が前記適正燃焼空気量の範囲内か否かを監視する監視手段と、を含むことを特徴とする加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置である。
本発明によれば、空燃比制御手段が燃焼空気量を制御し、かつ監視手段が、燃焼空気量が適正燃焼空気量の範囲内か否かを監視するので、基本的に燃焼空気量の制御に運転員が介在する必要はなく、運転員の監視、調整負担が軽減される。
本発明の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置において、前記監視手段は、予め定める燃料流量、石灰石供給量(石灰石L/石炭C)、及び燃料の水分値と空気量との関係式に基づき最適空気量を算出し、該最適空気量に補正空気量を加算し、前記適正燃焼空気量を算出することを特徴とする。
本発明によれば、前記監視手段は、前記適正燃焼空気量として最適空気量ではなく、最適空気量に補正空気量を加算したものを用いる。ここで使用する補正空気量は、マイナスの空気量であっても、一定の幅を持った空気量であってもよいので補正空気量を適正に設定することで加圧流動床ボイラに適した監視、燃焼空気量の制御を行うことができる。特に、加圧流動床ボイラの運転を通じて得られる補正空気量を使用すれば、その加圧流動床ボイラの実態に適合した監視、燃焼空気量の制御を行うことができる。
また本発明の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置において、前記補正空気量は、運転実績から得られた火炉出口部のボイラ煤塵が最も少なくなる過剰空気量であることを特徴とする。
本発明によれば、前記監視手段が前記適正燃焼空気量の算出の際に加算する補正空気量が、運転実績から得られた火炉出口部のボイラ煤塵が最も少なくなる過剰空気量であるので、加圧流動床ボイラが、ボイラ煤塵量が少ない状態で運転されていることを監視することができると共に、火炉出口部のボイラ煤塵量が少ない状態に燃焼空気量を制御することができる。
また本発明の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置において、前記監視手段は、燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲外であると判断すると、警報手段に警報信号を発信することを特徴とする。
本発明によれば、前記監視手段は、一時的な異常でなく、燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲外であるときに警報を発するので、突変のような場合には、警報は発せられず、火炉出口に設置されている酸素濃度計の検出管閉塞に起因したような燃焼空気量の異常を検知することができる。
また本発明の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置において、前記監視手段は、前記警報信号を発信した後、さらに燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲外であると判断すると、警報手段に異常を報知する異常信号を発信すると共に前記空燃比制御手段に異常信号を発信し、前記空燃比制御手段は、前記監視手段から前記異常信号を受信すると、火炉出口酸素濃度を除外し、負荷指令及び燃料流量に基づき燃焼空気量を制御することを特徴とする。
本発明によれば、前記空燃比制御手段は、前記監視手段から燃焼空気量の異常信号を受信すると、火炉出口酸素濃度を除外し、負荷指令及び燃料流量に基づき燃焼空気量を制御するので、燃焼空気量を適正な空気量に戻すことができる。さらに燃焼空気量が異常状態となると監視手段がそれを報知するので、運転員は必要な措置を講じることができる。
また本発明の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置において、前記監視手段は、前記警報信号を発信した後、燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲内であると判断すると警報信号を解除する一方で、前記異常信号を発信した後は、異常信号を自動的に解除しないことを特徴とする。
本発明によれば、前記監視手段は、警報信号を発信した後、燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲内であると判断すると警報信号を解除する。例えば短時間内だけ、火炉出口に設置されている酸素濃度計の検出管が閉塞ぎみでありその後、酸素濃度計の検出管が正常となったような場合には、警報を解除し通常通りの制御を行うので実態にあった運転を行うことができる。一方で、異常信号を発した後は、自動復帰することはないので安全である。
また本発明の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置において、前記監視手段は、前記加圧流動床ボイラの層高変化操作が行われると、層高変化操作開始から層高変化操作終了後所定の時間が経過するまでの間、燃焼空気量が前記適正燃焼空気量の範囲内か否かの監視を停止することを特徴とする。
本発明によれば、火炉の流動状態が変化し火炉内の圧力損失が変化する層高変化操作開始から火炉の流動状態が安定する層高変化操作終了後所定の時間が経過するまでの間は監視操作を停止するので、層高変化操作に起因する警報を回避することができ、加圧流動床ボイラの実態に適合した燃焼空気量の監視、制御を行うことができる。
本発明によれば、加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御時の運転員の監視、調整負担を軽減することができる。また既設の燃焼空気量制御装置にも容易に適用することができる。
本発明の実施の一形態としての加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置100を備える加圧流動床複合発電プラント1の概略構成を示す図である。 図1の加圧流動床複合発電プラント通常運転時の空燃比マスタ110の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の制御要領及び監視装置120の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の監視要領を示すフローチャートである。 図1の加圧流動床複合発電プラント通常運転時の空燃比マスタ110の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の制御要領及び監視装置120の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の監視要領を示すフローチャートである。 図1の監視装置120が適正燃焼空気量を算出する際に使用する最適空気量カーブである。 図1の加圧流動床ボイラ10、20の最適空気量カーブで求められる最適空気量、補正空気量、適正燃焼空気量、正常運転時の燃焼空気量の関係を模式的に示す図である。 図1の監視装置120が異常信号を発するときの燃焼空気量のパターンを模式的に示す図である。
図1は、本発明の実施の一形態としての加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置100を備える加圧流動床複合発電プラント1の概略構成を示す図である。
加圧流動床複合発電(PFBC:Pressurized Fluidized Bed combined Cycle)プラント1は、加圧流動床ボイラ10、20を用い石炭を燃焼させた燃焼熱により蒸気を発生させ、蒸気タービン(図示省略)を駆動するとともに、燃焼ガスでガスタービン71を駆動させ発電する複合発電プラントである。
加圧流動床複合発電プラント1は、2基の加圧流動床ボイラ10、20を備え、2基の加圧流動床ボイラ10、20は、それぞれ圧力容器12、22内に火炉11、21を備える。火炉11、21は、それぞれ流動媒体13(以下BMと記す場合もある)である石灰石を保有し、火炉11、21の底部から燃焼空気が火炉11、21内に送り込まれる。これにより流動媒体が流動化し、火炉11、21内に流動層が形成される。ここでは2つの火炉を区別するために図面向かって左をA火炉、右をB火炉とする。
燃焼空気は、燃焼空気供給管31、32を通じてそれぞれの圧力容器12、22内に供給された後、圧力容器12、22と火炉11、21とを結ぶ燃焼空気供給管16、26を通じて火炉11、21に送り込まれる。燃焼空気供給管16、26には、火炉11、21に供給する空気量を調整する空気流量調整弁17、27、空気量を検知する空気流量計18、28が設けられている。火炉11、21及び圧力容器12、22は、燃焼空気により加圧状態に維持されている。
加圧流動床ボイラ10、20は、流動層の高さ(層高)を調整するための流動媒体13を貯留する流動媒体タンク(BMタンク)19、29を有する。BMタンク19、29の底部には、流動媒体を火炉11、12に供給する供給管14、24が、頂部には、火炉11、21から流動媒体を抜出すための抜出し管15、25が接続する。さらにBMタンク19、29の上部には流動媒体を火炉11、12に供給する際に加圧する加圧空気供給管33、34が接続する。
火炉11、21の底部には、各火炉11、21内に析出した塵芥を含む流動媒体13を排出するための炉底抜出し管(図示省略)が接続し、塵芥を含む流動媒体13は、炉底抜出し管、及び炉底抜出し管に接続する灰処理ライン(図示省略)を通して灰処理装置(図示省略)へ気流搬送される。
燃料は、所定の粒径に調整された石炭、石灰石及び水からなるCWPとして供給される。CWPは、所定の粒径に粗粉砕された石炭、微粉炭スラリー、石灰石及び粘度調整用の水が混練機(図示省略)で混練され製造される。製造されたCWPは、CWPポンプ(図示省略)を介して火炉11、21に圧送される。石炭は、火炉11、21内で流動化しながら燃焼し、燃焼に伴い発生する硫黄酸化物は、石灰石と反応し石膏となる。
水・蒸気管41は、2基の加圧流動床ボイラ10、20に跨って配設され、給水は、B火炉21、A火炉11で加熱され高圧蒸気となり蒸気タービン(図示省略)に送られる。蒸気タービンには同軸上に発電機(図示省略)が連結されており、蒸気タービンが駆動されることで発電が行われる。蒸気タービンを駆動した蒸気は、復水器(図示省略)で復水とされた後、給水加熱器(図示省略)、給水ポンプ(図示省略)等を経由し、昇圧、加熱され給水として火炉21へ送られる。
火炉11、21で石炭が燃焼し発生する高温高圧の燃焼ガスは、火炉11、21の上部に連通接続される燃焼ガス配管50、51及び燃焼ガス配管56を通じてガスタービン71に送られる。燃焼ガス配管50、51の途中には、燃焼ガス中に含まれる煤塵を除去するための1次サイクロン52、53及び2次サイクロン54、55が設けられており、燃焼ガス配管50、51は、2次サイクロン54、55の下流側で合流し、1つの燃焼ガス配管56となる。ガスタービン71には、1次サイクロン52、53及び2次サイクロン54、55で煤塵が除去された燃焼ガスが燃焼ガス配管56を通じて供給される。
燃焼ガス配管50、51には、燃焼ガス中の酸素濃度及び硫黄酸化物(SO)濃度を測定する火炉出口酸素濃度計60、61、火炉出口SO計62、63が、燃焼ガス配管56にはダスト濃度計66が設けられている。火炉出口酸素濃度計60、61及び火炉出口SO計62、63は、1次サイクロン52、53の上流側で火炉11、21に近い位置に、検出管64、65を介して取付けられている。火炉出口酸素濃度計60、61、火炉出口SO計62、63及びダスト濃度計66は、運転制御装置90と接続し、運転制御装置90にデータを送信する。
ガスタービン71は、同軸上に燃焼空気を製造するコンプレッサ72及び発電機74を連結し、燃焼ガスの供給を受け、コンプレッサ72及び発電機74を駆動する。コンプレッサ72は、空気供給管30と接続し、圧縮空気を空気供給管30に接続する燃焼空気供給管31、32、加圧空気供給管33、34に供給する。コンプレッサ72は流量を調整するための入口案内翼IGV73を備え、これを調整することで燃焼空気量が増減する。
ガスタービン71から排気される排ガス(燃焼ガス)は、高温排熱回収ボイラ75に送られ、ここで熱回収された後に脱硝装置76で排ガスに含まれる窒素酸化物が除去される。脱硝装置76の下流にはさらに低温排熱回収ボイラ77が配置されここで熱回収され、バグフィルター集塵装置78で除塵された後、煙突79より大気中へ放散される。
脱硝装置76の上流側には、脱硝装置入口の排ガス中の酸素濃度を測定する脱硝装置入口酸素濃度計81、及び窒素酸化物(NO)濃度を測定する脱硝装置入口NO計82が、同様に脱硝装置76の下流側には、脱硝装置出口の排ガス中の酸素濃度を測定する脱硝装置出口酸素濃度計83、及び窒素酸化物(NO)濃度を測定する脱硝装置出口NO計84が設けられている。さらに煙突79の入口部には、排ガス中の酸素濃度を測定する煙突入口酸素濃度計85、SO濃度を測定する煙突入口SO計86、NO濃度を測定する煙突入口NO計87が設置され、排ガスが環境規制値を満足することが確認される。脱硝装置入口酸素濃度計81等は、運転制御装置90と接続し、運転制御装置90にデータを送信する。
運転制御装置90は、加圧流動床複合発電プラント1の運転を制御する装置であり、火炉出口酸素濃度計60、61、脱硝装置入口酸素濃度計81等のデータ、さらにはA火炉11及びB火炉21、1次サイクロン62、63及び2次サイクロン64、65を含め各所の温度、圧力データが運転制御装置90に送られる。運転制御装置90は、これらデータを含め各検出装置、計測器から送られるデータに基づき予め定める運転手順に従い加圧流動床複合発電プラント1の運転を制御する。
加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の制御は、燃焼空気量制御装置100が行う。燃焼空気量制御装置100は、運転制御装置90内に一体的に組み込まれている。燃焼空気量制御装置100は、加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量を所定の空気量に制御する空燃比マスタ110と、加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量が適正か否かを監視する監視装置120を有する。運転制御装置90と燃焼空気量制御装置100とは互いにデータを送受信可能に構成され、燃焼空気量制御装置100は、燃焼空気量の制御及び監視に必要なデータ、例えば火炉出口酸素濃度等を運転制御装置90から得る。
燃焼空気量制御装置100は、コンピュータを用い、制御、監視要領を予めプログラミング化し、インストールしておくことで実現することができる。空燃比マスタ110が行う燃焼空気量の制御、監視装置120が行う監視手順は、後述の図2及び図3に示す空燃比マスタ110の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の制御手順及び監視装置120の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の監視手順を使用することができる。
通常運転時(負荷固定通常運転時)の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の制御要領を説明する。図2及び図3は、通常運転時の空燃比マスタ110の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の制御要領及び監視装置120の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量の監視要領を示すフローチャートである。
本実施形態の加圧流動床複合発電プラント1では、2基の加圧流動床ボイラ10、20を備えるため空燃比マスタ110及び監視装置120は、2基の加圧流動床ボイラ10、20の燃焼空気量を別々に制御及び監視するが、制御要領及び監視要領は同じである。
空燃比マスタ110は、運転制御装置90から負荷指令、燃料流量及び火炉出口酸素濃度の各データを受け、燃料流量に基づき燃焼空気量を算出し、火炉出口酸素濃度が所定の酸素濃度となるように燃焼空気量を制御する(ステップA1)。燃焼空気量の制御は、コンプレッサ72の入口案内翼IGV73及び燃焼空気供給管16、26に設けられた空気流量調整弁17、27を調整することで行う。
監視装置120は、火炉11、21に供給されている燃焼空気量が適正であるかを判定するための適正燃焼空気量を算出し、該適正燃焼空気量と空気流量計18、28が検出する燃焼空気量とから燃焼空気量が適正か否か判定する。このとき燃焼空気の温度、圧力データを同時に取り込み、空気流量計18、28が検出する燃焼空気量を温度、圧力補正することが好ましい。この点は以降も同様である。適正燃焼空気量は、最適空気量カーブで求められる最適空気量に補正空気量を加算し算出する(ステップB1)。
最適空気量カーブを図4に示す。最適空気量カーブは、CWP燃料流量と空気流量(最適空気量)との関係を、石灰石と石炭との割合L/C(石灰石供給量という)をパラメータとして表したものである。最適空気量は、CWPに含まれる水分量、CWP燃料流量及び石灰石供給量(石灰石L/石炭C)の関数として表され、基本的にはCWP燃料流量に正比例する。
補正空気量は、火炉出口酸素、空気温度、空気圧力の変動等を考慮し、最適空気量カーブから得られる最適空気量に一定の幅を持たせるためのものである。補正空気量は、プラス、マイナスいずれの空気量であってもよく、プラス、マイナス両方の空気量を加算してもよい。補正空気量は、加圧流動床ボイラ10、20の実態に適合した監視、燃焼空気量の制御を行う観点から、加圧流動床ボイラ10、20の運転を通じて得られたものが好ましい。特に運転実績から得られた火炉出口部のボイラ煤塵が最も少なくなる過剰空気量を使用すれば、ガスタービン71の保護の点からもより好ましい。
監視装置120は、算出した適正燃焼空気量と空気流量計18、28が検出する燃焼空気量とを比較し燃焼空気量が適正か否か判定するが、これに先立ち、加圧流動床ボイラ10、20が層高変化に伴う流動状態不安定期間か否か判定する。具体的には、加圧流動床ボイラ10、20の層高変化操作開始から層高変化操作終了後所定の時間Tが経過するまでの間(流動状態不安定期間)に該当しているか否か判定する(ステップB2、ステップB3)。ここで所定の時間Tは、流動状態が安定するに必要な時間である。監視装置120は、加圧流動床ボイラ10、20が流動状態不安定期間であると判断すると、流動状態不安定期間が終了するまで待機する(ステップB3)。
加圧流動床ボイラ10、20では層温を制御するために層高調整(変化)操作が行われる。層高調整は、火炉11、21内の流動媒体13をBMタンク19、29に抜出し、あるいはBMタンク19、29内の流動媒体13を火炉11、21内に投入することで行われる。
層高変化操作が行われると、火炉11、21内の流動状態も変化し、流動状態が不安定となる。流動状態が安定するには、層高変化操作後所定の時間Tを要する。火炉の流動状態が不安的になると、燃焼空気が流動層を通過するときの圧力損失も変化するため供給される燃焼空気量にばらつきが生じ易い。これにより燃焼空気量が適正燃焼空気量の範囲外となることもあるので、流動状態不安定期間は、燃焼空気量が適正か否かの判定を一時的に回避する。
本実施形態のように加圧流動床ボイラ10、20が2基並列に設置され、1基のコンプレッサ72から燃焼空気をそれぞれの加圧流動床ボイラ10、20に供給する場合には、一方の加圧流動床ボイラ10(20)の火炉11(21)の圧力損失が変化すると、その影響を受けて他方の加圧流動床ボイラ20(10)の燃焼空気量が変化する。このため加圧流動床ボイラ10、20が2基並列に設置されている場合には、いずれか一方の加圧流動床ボイラ10(20)の層高変化操作を行った場合、その加圧流動床ボイラ10(20)の流動状態が安定するまで他の流動床ボイラ20(10)の燃焼空気量の監視も中断することが好ましい。
監視装置120は、燃焼空気量が所定時間T継続して適正燃焼空気量を逸脱していると判断すると警報装置(図示省略)に警報信号を発する(ステップB4、ステップB5)。燃焼空気量が適正燃焼空気量を逸脱すると直ちに警報を発するようにしないのは、燃焼空気量の突変を回避するためであり、前記時間Tは、加圧流動床ボイラ10、20の実態に合せ適宜決定すればよい。
図5は、最適空気量カーブで求められる最適空気量、補正空気量、適正燃焼空気量、正常運転時の燃焼空気量の関係を模式的に示す図である。燃焼空気量は、正常運転時においても火炉出口酸素、空気温度、空気圧力の変動に伴い多少変動するが、これに関しては図5に示すように適正燃焼空気量の範囲内に含まれるように予め適正燃焼空気量の範囲を設定しているので、燃焼空気量が一定の時間T継続して適正燃焼空気量を逸脱することは、何らかのトラブルが発生していることを示す。トラブルとしては火炉出口酸素計60、61の異常、特に検出管64、65の閉塞の可能性が高い。
火炉出口酸素計の検出管64、65が閉塞し、火炉出口酸素が実際の酸素濃度よりも低く検出されると、空燃比マスタ110は、火炉出口酸素濃度が目標酸素濃度となるよう燃焼空気量を増加させる。この結果、燃焼空気量が適正燃焼空気量を超えてしまう。一方、火炉出口酸素計の検出管64、65が閉塞し、火炉出口酸素が実際の酸素濃度よりも高く検出されると、空燃比マスタ110は、火炉出口酸素濃度が目標酸素濃度となるよう燃焼空気量を減少させるため燃焼空気量が適正燃焼空気量を下回る。
監視装置120は、警報信号を発した後も引き続き、算出した適正燃焼空気量と空気流量計18、28が検出する燃焼空気量とを比較し、燃焼空気量が適正か否か判定する(ステップB6、ステップB7)。このとき空気流量計18、28が検出する燃焼空気量が所定時間T継続して適正燃焼空気量であると判断すると(ステップB7)、先に発した警報信号を解除する(ステップB8)。
火炉出口酸素計の検出管64、65が何らかの原因で一時的に閉塞したような場合、あるいは検出管64、65が閉塞気味となった場合、時間が経過すると閉塞が解除される場合もある。このような場合には、以降、火炉出口酸素計60、61は正常に機能し、燃焼空気量の制御も正常に行われるので、今まで通りの燃焼空気量の制御を継続させる。
一方、監視装置120は、警報信号を発した後、燃焼空気量がさらに所定の時間T継続して適正燃焼空気量でないと判断すると(ステップB7)、トラブルは一時的なものではないと判断し異常信号を発する(ステップB9)。
燃焼空気量が一定の時間T継続して適正燃焼空気量でないパターンには、図6に示すようなパターンが考えられる。図6(A)は、警報信号を発信した後しばらくの時間T(T<T)は、燃焼空気量が適正燃焼空気量の範囲であったが、その後、燃焼空気量が適正燃焼空気量の範囲外となった場合。図6(B)は、警報信号を発信した後しばらくの時間T(T<T)は、燃焼空気量が適正燃焼空気量の範囲外であったが、その後、燃焼空気量が適正燃焼空気量の範囲内となった場合。図6(C)は、警報信号を発信した後、短時間内に燃焼空気量が適正燃焼空気量の範囲内、範囲外を繰り返す場合。図6(A)〜(C)の場合、いずれもトラブルは一時的なものではないと判断し、異常信号を発する。図6(D)は、警報信号を解除する場合のパターンである。
異常信号は、警報装置(図示省略)に発信されると共に、空燃比マスタ110にも発信される。空燃比マスタ110は、監視装置120から発信される異常信号を受信すると(ステップA2)、火炉出口酸素データを除外し、燃料流量に基づき燃焼空気量を制御する(ステップA3)。これは燃焼空気量の異常原因の殆どが、火炉出口酸素計の検出管64、65の閉塞によるためである。このように燃焼空気量を制御することで、燃焼空気量を適正な空気量に戻すことができる。負荷指令及び燃料流量に基づく燃焼空気量は、最適な空気量とは言い難いが、少なくとも火炉出口部のボイラ煤塵量が異常に多くなるような状態ではなく、適正な空気量での運転継続は問題なく行うことができる。
燃焼空気量が異常状態となると監視手段120がそれを報知するので、運転員は、燃焼空気量制御装置100を手動に切替え、トラブルの原因究明とその対策、例えば火炉出口酸素濃度計の検出管64、65をメンテナンスすればよい。トラブルの原因究明とその対策が終了すれば、以降、所定の操作手順に則り自動運転に復旧させる。
加圧流動床複合発電プラント1には、酸素濃度計が火炉出口以外に脱硝装置76の前後、煙突入口部に設けられている。脱硝装置76の前後、煙突入口部に設けられた酸素濃度計が検出する酸素濃度には、リークエアーが含まれるため火炉出口部の酸素濃度と必ずしも一致しないが、燃焼空気量が正常時の火炉出口部の酸素濃度と脱硝装置76の前後の酸素濃度、異常信号発信時の火炉出口部の酸素濃度と脱硝装置76の前後の酸素濃度とを比較すれば、火炉出口酸素濃度が異常か否か判断することができる。
監視手段120が異常信号を発信した後は、警報信号の場合と異なり、異常信号を自動的に解除しない。異常信号は、原因が取り除かれ、かつ手動でのみ解除可能となる。このように異常信号を発信した後は、空燃比マスタ110及び監視装置120が自動復帰することはないので安全である。
上記の通り、本実施形態に示す加圧流動床ボイラの燃焼空気量は、燃焼空気量制御装置100が、制御のみならず監視も行うので基本的に燃焼空気量の制御に運転員が介在する必要はなく、運転員の監視、調整負担が軽減される。
なお本発明に係る加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で種々変更して使用することができる。例えば、上記実施形態では、燃焼空気量制御装置100が運転制御装置90内に一体的に組み込まれているが、燃焼空気量制御装置100と運転制御装置90とを分離させてもよい。また上記実施形態では、加圧流動床ボイラが2基であったが、加圧流動床ボイラは1基でも3基以上であってもよい。
1 加圧流動床複合発電プラント
10、20 加圧流動床ボイラ
11、21 火炉
12、22 圧力容器
16、26 燃焼空気供給管
17、27 空気流量調整弁
18、28 空気流量計
30 空気供給管
31、32 燃焼空気供給管
50、51 燃焼ガス配管
56 燃焼ガス配管
60、61 火炉出口酸素濃度計
64、65 検出管
71 ガスタービン
72 コンプレッサ
100 燃焼空気量制御装置
110 空燃比マスタ
120 監視装置

Claims (7)

  1. 負荷指令、燃料流量及び火炉出口酸素濃度に基づき加圧流動床ボイラの燃焼空気量を制御する空燃比制御手段と、
    加圧流動床ボイラの適正燃焼空気量を算出し、燃焼空気量が前記適正燃焼空気量の範囲内か否かを監視する監視手段と、
    を含むことを特徴とする加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置。
  2. 前記監視手段は、予め定める燃料流量、石灰石供給量(石灰石L/石炭C)、及び燃料の水分値と空気量との関係式に基づき最適空気量を算出し、該最適空気量に補正空気量を加算し、前記適正燃焼空気量を算出することを特徴とする請求項1に記載の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置。
  3. 前記補正空気量は、運転実績から得られた火炉出口部のボイラ煤塵が最も少なくなる過剰空気量であることを特徴とする請求項2に記載の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置。
  4. 前記監視手段は、燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲外であると判断すると、警報手段に警報信号を発信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置。
  5. 前記監視手段は、前記警報信号を発信した後、さらに燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲外であると判断すると、警報手段に異常を報知する異常信号を発信すると共に前記空燃比制御手段に異常信号を発信し、
    前記空燃比制御手段は、前記監視手段から前記異常信号を受信すると、火炉出口酸素濃度を除外し、負荷指令及び燃料流量に基づき燃焼空気量を制御することを特徴とする請求項4に記載の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置。
  6. 前記監視手段は、前記警報信号を発信した後、燃焼空気量が、所定の時間継続して前記適正燃焼空気量の範囲内であると判断すると警報信号を解除する一方で、前記異常信号を発信した後は、異常信号を自動的に解除しないことを特徴とする請求項5に記載の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置。
  7. 前記監視手段は、前記加圧流動床ボイラの層高変化操作が行われると、層高変化操作開始から層高変化操作終了後所定の時間が経過するまでの間、燃焼空気量が前記適正燃焼空気量の範囲内か否かの監視を停止することを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載の加圧流動床ボイラの燃焼空気量制御装置。
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