JP2014030615A - Robot for soccer game - Google Patents
Robot for soccer game Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014030615A JP2014030615A JP2012173311A JP2012173311A JP2014030615A JP 2014030615 A JP2014030615 A JP 2014030615A JP 2012173311 A JP2012173311 A JP 2012173311A JP 2012173311 A JP2012173311 A JP 2012173311A JP 2014030615 A JP2014030615 A JP 2014030615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kick
- ball holding
- ball
- elastic member
- robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
Description
本発明は、例えば、玩具として用いられるサッカーゲーム用ロボットに係り、特に、ボールを保持して移動するドリブル動作と保持したボールを蹴り出すキック動作を行う機構を単純な構成により実現でき、それによって、サッカーゲームとしての遊戯性を高めることができるように工夫したものに関する。 The present invention relates to, for example, a soccer game robot used as a toy, and in particular, a mechanism for performing a dribbling operation of holding and moving a ball and a kicking operation of kicking out the held ball can be realized with a simple configuration, thereby The present invention relates to a device devised so as to improve playability as a soccer game.
従来のサッカーゲーム用のロボットとしては、例えば、特許文献1に開示されているようなものが存在していた。この特許文献1に記載されたサッカーロボットは、前方に2つの車輪、後方に1つの車輪を備えており、上記前方の2つの車輪の間にボールを蹴り出すためのキック動作を行う機構が設置されている。そして、上記サッカーロボットは、車輪による移動を行うことができるとともに、上記キック動作を行う機構により前方の2つの車輪の間に位置するボールを蹴り出すことができる。
As a conventional robot for a soccer game, for example, a robot disclosed in
しかし、従来の構成では、次のような問題があった。
特許文献1に記載されたサッカーロボットは、キック動作を行う機構のみを備えているため、ボールを前方に保持して移動するドリブル動作を行うことができない。そのため、ゲーム内容が単調になってしまうという問題があった。
また、従来のサッカーロボットにドリブル動作を行わせようとすると、キック動作を行う機構とは別に、ボールを保持するための機構(キック動作を行う機構と略同じ機構)を設ける必要があるが、それでは構成が複雑になってしまう。
これに対しては、幅方向両端にボールを保持する機構を固定的に突出・設置させたものが提案されている。
しかしながら、この場合には、ボールを保持する機構が常時突出された状態になっているので、ゲーム中に双方のボールを保持する機構が頻繁に干渉しあってしまい、ゲームの進行が悪戯に阻害されてしまうという問題があった。
However, the conventional configuration has the following problems.
Since the soccer robot described in
In addition, when trying to perform a dribbling action on a conventional soccer robot, it is necessary to provide a mechanism for holding the ball (substantially the same mechanism as the kicking action) separately from the mechanism that performs the kicking action. This makes the configuration complicated.
In response to this, a mechanism in which a mechanism for holding a ball at both ends in the width direction is fixedly protruded and installed has been proposed.
However, in this case, since the mechanism for holding the ball is always protruded, the mechanism for holding both balls frequently interferes during the game, and the progress of the game is hindered. There was a problem of being.
本発明は、このような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、ボールを保持して移動するドリブル動作と保持したボールを蹴り出すキック動作を行う機構を単純な構成により実現し、それによって、サッカーゲームの遊戯性を高めることが可能なサッカーゲーム用ロボットを提供することにある。 The present invention has been made based on such points, and the object of the present invention is to realize a mechanism for performing a dribbling operation for holding and moving a ball and a kicking operation for kicking the held ball with a simple configuration. Accordingly, an object of the present invention is to provide a soccer game robot capable of improving the playability of a soccer game.
上記課題を解決するべく請求項1に記載されたサッカーゲーム用ロボットは、 ロボット本体と、上記ロボット本体に取り付けられボール保持用弾性部材により動作されボールを保持するボール保持手段と、上記ロボット本体に取り付けられキック用弾性部材により動作されボールを蹴り出すキック手段と、上記ロボット本体に取り付けられ、常時は上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させ、所定量動作することにより上記ボール保持手段についてのみ付勢・待機を解除して上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させ、さらに所定量動作することにより上記キック手段についても付勢・待機を解除して上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量動作することにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させる駆動手段と、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載されたサッカーゲーム用ロボットは、請求項1記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記駆動手段はカム手段であり、上記カム手段は付勢部と解放部と復帰動作部とを備えていて、上記付勢部により上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させ、所定量回転されて上記ボール保持手段についてのみ上記解放部へ移行させて上記付勢部による上記ボール保持手段の付勢・待機を解除してボール保持手段を上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させ、さらに所定量回転されて上記キック手段についても上記解放部に移行させることにより上記キック手段の付勢・待機を解除してキック手段を上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量回転されて復帰動作部を経て付勢部に戻ることにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させるようにしたこと特徴とするものである。
また、請求項3に記載されたサッカーゲーム用ロボットは、請求項2記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記カム手段を回転駆動するモータと、センサスイッチと、センサスイッチ付勢部とが設置されていて、待機位置では上記センサスイッチは上記センサスイッチ付勢部によって付勢されていて、上記モータにより上記カム手段を所定量回転させて上記ボール保持手段についてのみ上記解放部へと移行させ、上記付勢部による上記ボール保持手段の付勢・待機を解除して、ボール保持手段を上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させたときに上記センサスイッチ付勢部による上記センサスイッチの付勢を解除してモータの回転を停止させるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載されたサッカーゲーム用ロボットは、請求項3記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、モータにより上記カム手段を再度所定量回転させて上記キック手段についても上記解放部に移行させることにより上記キック手段の付勢・待機を解除してキック手段を上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量回転させて復帰動作部を経て付勢部に戻ることにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させたときに、上記センサスイッチ付勢部により上記センサスイッチを付勢してモータの回転を停止させるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項5に記載されたサッカーゲーム用ロボットは、請求項4記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記ボール保持手段は、上記ボール保持用弾性部材により付勢される2つのボール保持用アームと、これら2つのボール保持用アームにそれぞれ備えられたボール保持用プレートとからなり、上記ボールは上記ボール保持用プレート間に保持されることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載されたサッカーゲーム用ロボットは、請求項5記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記キック手段は上記ボール保持用プレート間に設置されていて、上記キック用弾性部材により付勢される1つのキック用アームと、このキック用アームに備えられたキック部材とからなることを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problem, a soccer game robot according to
According to a second aspect of the present invention, there is provided the soccer game robot according to the first aspect, wherein the driving means is a cam means, and the cam means includes an urging portion, a release portion, and a return operation portion. The urging portion urges and waits the ball holding means and the kick means to a standby position against the urging force of the ball holding elastic member and the kick elastic member, and is rotated by a predetermined amount. Then, only the ball holding means is moved to the release part, and the biasing / standby of the ball holding means by the biasing part is released, and the ball holding means is operated by the ball holding elastic member to hold the ball. The kick means is further rotated by a predetermined amount, and the kick means is also moved to the release portion to release the urging / standby of the kick means, so that the kick means is The ball holding means and the kick means are moved to a biasing portion by rotating by a predetermined amount and then returning to the urging portion through a return operation portion by operating the member to kick the ball, and the ball holding elastic member and kick elastic member. It is characterized in that it is urged / standby at the standby position against the urging force.
According to a third aspect of the present invention, there is provided the soccer game robot according to the second aspect, wherein the motor for rotating the cam means, a sensor switch, and a sensor switch biasing portion are installed. In the standby position, the sensor switch is urged by the sensor switch urging portion, and the cam means is rotated by a predetermined amount by the motor to shift only the ball holding means to the releasing portion, thereby When the urging / standby of the ball holding means by the urging portion is released and the ball holding means is operated by the ball holding elastic member to hold the ball, the sensor switch urging portion of the sensor switch The biasing is released to stop the rotation of the motor.
The soccer game robot according to claim 4 is the soccer game robot according to
The soccer game robot according to
The soccer game robot according to claim 6 is the soccer game robot according to
以上述べたように、請求項1記載のサッカーゲーム用ロボットによると、ロボット本体と、上記ロボット本体に取り付けられボール保持用弾性部材により動作されボールを保持するボール保持手段と、上記ロボット本体に取り付けられキック用弾性部材により動作されボールを蹴り出すキック手段と、上記ロボット本体に取り付けられ、常時は上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させ、所定量動作することにより上記ボール保持手段についてのみ付勢・待機を解除して上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させ、さらに所定量動作することにより上記キック手段についても付勢・待機を解除して上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量動作することにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させる駆動手段と、を具備したものであるため、上記駆動手段のみによる簡単な構成でボール保持動作やキック動作を行わせることができ、ゲームとしての遊戯性を高めることができる。また、上記ボール保持手段は、使用しない場合は待機位置に待機させることができるため、上記サッカーゲーム用ロボット同士がぶつかった場合に、ボール保持手段が頻繁に干渉し合ってゲームの進行が妨げられてしまうことを防止することができる。
また、請求項2に記載されたサッカーゲーム用ロボットによると、請求項1記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記駆動手段はカム手段であり、上記カム手段は付勢部と解放部と復帰動作部とを備えていて、上記付勢部により上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させ、所定量回転されて上記ボール保持手段についてのみ上記解放部へ移行させて上記付勢部による上記ボール保持手段の付勢・待機を解除してボール保持手段を上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させ、さらに所定量回転されて上記キック手段についても上記解放部に移行させることにより上記キック手段の付勢・待機を解除してキック手段を上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量回転されて復帰動作部を経て付勢部に戻ることにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させるようにしたので、このカム手段を回転させるだけでボール保持動作やキック動作を行わせることができる。
また、請求項3に記載されたサッカーゲーム用ロボットによると、請求項2記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記カム手段を回転駆動するモータと、センサスイッチと、センサスイッチ付勢部とが設置されていて、待機位置では上記センサスイッチは上記センサスイッチ付勢部によって付勢されていて、上記モータにより上記カム手段を所定量回転させて上記ボール保持手段についてのみ上記解放部へと移行させ、上記付勢部による上記ボール保持手段の付勢・待機を解除して、ボール保持手段を上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させたときに上記センサスイッチ付勢部による上記センサスイッチの付勢を解除してモータの回転を停止させるようにしたため、例えば、スイッチを一回押すだけの簡単な操作によって、ドリブル動作を行うためのボール保持状態への移行とボール保持状態の維持を行うことができる。
また、請求項4に記載されたサッカーゲーム用ロボットによると、請求項3記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、モータにより上記カム手段を再度所定量回転させて上記キック手段についても上記解放部に移行させることにより上記キック手段の付勢・待機を解除してキック手段を上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量回転させて復帰動作部を経て付勢部に戻ることにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させたときに、上記センサスイッチ付勢部により上記センサスイッチを付勢してモータの回転を停止させるようにしたため、例えば、スイッチを一回押すだけの簡単な操作によって、キック動作を行ってから待機状態に戻り停止させる動作を行うことができる。
また、請求項5に記載されたサッカーゲーム用ロボットによると、請求項4記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記ボール保持手段は、上記ボール保持用弾性部材により付勢される2つのボール保持用アームと、これら2つのボール保持用アームにそれぞれ備えられたボール保持用プレートとからなり、上記ボールは上記ボール保持用プレート間に保持されるため、ボールを安定して保持することができる。
また、請求項6に記載されたサッカーゲーム用ロボットによると、請求項5記載のサッカーゲーム用ロボットにおいて、上記キック手段は上記ボール保持用プレート間に設置されていて、上記キック用弾性部材により付勢される1つのキック用アームと、このキック用アームに備えられたキック部材とからなるため、ボール保持動作によって保持されたボールは必然的にキック手段によって蹴り出しが可能な位置にあり、上記ボールの蹴り出しを容易に行うことができる。
As described above, according to the soccer game robot of the first aspect, the robot body, the ball holding means attached to the robot body and operated by the ball holding elastic member to hold the ball, and attached to the robot body. A kick means for kicking the ball by being actuated by the kick elastic member, and attached to the robot body, and the ball holding means and the kick means are normally resisted against the urging force of the ball hold elastic member and the kick elastic member. Then, the ball holding means is biased / waited and operated by a predetermined amount to release the bias / standby only for the ball holding means and operated by the ball holding elastic member to hold the ball, and further the predetermined amount As a result, the biasing / standby state of the kick means is released and the kick means is moved by the elastic member for kick. The ball holding means and the kick means are urged to the standby position against the urging force of the ball holding elastic member and the kick elastic member by kicking the ball out and further operating by a predetermined amount. Therefore, the ball holding operation and the kicking operation can be performed with a simple configuration using only the driving unit, and the playability as a game can be enhanced. Further, since the ball holding means can be kept in a standby position when not in use, when the soccer game robots collide with each other, the ball holding means frequently interfere with each other to prevent the game from proceeding. Can be prevented.
According to the soccer game robot described in claim 2, in the soccer game robot according to
According to the soccer game robot of the third aspect, in the soccer game robot of the second aspect, a motor for rotating the cam means, a sensor switch, and a sensor switch urging unit are installed. In the standby position, the sensor switch is urged by the sensor switch urging portion, the cam means is rotated by a predetermined amount by the motor, and only the ball holding means is shifted to the releasing portion. The sensor switch by the sensor switch urging unit when the urging unit releases the urging / standby of the ball holding unit and the ball holding unit is operated by the ball holding elastic member to hold the ball. Since the motor is stopped by releasing the bias, for example, it is easy to press the switch once. The work can be done to maintain the transition and the ball holding state of the ball holding state for performing the dribbling action.
According to the soccer game robot according to claim 4, in the soccer game robot according to
Further, according to the soccer game robot according to
According to the soccer game robot described in claim 6, in the soccer game robot according to
以下、図1乃至図28を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。この実施の形態は、本願発明を玩具としてのサッカーゲーム用ロボットに適用した例を示すものである。
本実施の形態によるサッカーゲーム用ロボットは、図1乃至図3に示すようなストライカーロボット1である。このストライカーロボット1は、サッカーゲーム用ロボットの一種であり、移動、図示しないボールの保持、保持した上記ボールの蹴り出し動作(キック)を行い、サッカーゲームにおいてフィールドプレイヤーとしての役割をもつものである。上記ストライカーロボット1は、図1乃至図4に示すように、ロボット本体3に外装材としての上面カバー5a、5b、上部カバー5c、5d、上部背面カバー5e、5f、側面カバー5g、5h、車輪カバー5i、5j、背面カバー5k、前面カバー5m、下部背面カバー5nが取り付けられて構成されている。上記ロボット本体3と上記上面カバー5a等の外装材との取付構造については後述する。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. This embodiment shows an example in which the present invention is applied to a soccer game robot as a toy.
The soccer game robot according to the present embodiment is a
これらの外装材のうち、上記上部カバー5cにはカラーパネル7aが着脱可能に係合・固定され、上記上部カバー5dにはカラーパネル7bが着脱可能に係合・固定され、上記上部背面カバー5eにはカラーパネル7cが着脱可能に係合・固定され、上記上部背面カバー5fにはカラーパネル7dが着脱可能に係合・固定されている。これらのカラーパネル7a、7b、7c、7dの配置と色の組み合わせによって、上記ストライカーロボット1を識別するためのマーカーが形成される。また、上記マーカーを図示しないカメラで撮像しその撮像データを画像処理することによって、上記ストライカーロボット1の個体識別や位置・向きの判別が行われる。
Of these exterior materials, a
また、上記ロボット本体3の前面側(図4中下側)には、図示しないボールの保持動作、保持した上記ボールの蹴り出し動作(キック)を行うボール保持・キック機構9が設置されている。このボール保持・キック機構9の詳細については後述する。
また、図1や図4に示すように、上記上面カバー5a、5b間には外装材8が介挿されている。この外装材8は前面側(図1中右下側)が外部に露出されている。
また、図2に示すように、上記背面カバー5kにはLEDカバー10が設置されている。このLEDカバー10の内側に、後述する基板19に実装されたLEDが配置されるようになっている。
以上が本実施の形態によるストライカーロボット1の概略の構成である。以下、各部の構成を順次詳細に説明していく。
Further, a ball holding /
Further, as shown in FIGS. 1 and 4, an
Moreover, as shown in FIG. 2, the
The above is the schematic configuration of the
まず、ロボット本体3の構成について詳細に説明する。
上記ロボット本体3は、図5乃至図14に示すように、ロボット構成ユニットとしての車輪ユニット11a、11b、カム駆動ユニット13、電池ボックスユニット15に、上面プレート17a、側面プレート17b、側面プレート17c、中央プレート17d、前面プレート17e、背面プレート17f、底面プレート17gを取り付けて、一体とすることで構成されている。また、上記背面プレート17fには図示しない電子部品及び複数(本実施の形態の場合は、例えば、3つ)のLEDが実装された基板19が取り付けられている。また、上記上面プレート17aには、図示しない無線通信用基板が取り付けられている。また、上記底面プレート17gには、球体保持部材21aによって鋼球21bが回転可能に保持された支持ユニット21、21が取り付けられている。
First, the configuration of the
As shown in FIGS. 5 to 14, the
上記車輪ユニット11aには、図8及び図9に示すように、まず、ギアボックス23がある。このギアボックス23は、ケース25a、25bからなり、図12に示すように、入力側歯車27a、27a、27a、第1中央歯車27b、第2中央歯車27c、第3中央歯車27d、第4中央歯車27e、第5中央歯車27f、第6中央歯車27g、出力側歯車27hが内装されている。
図12に示すように、上記入力側歯車27aには上記第1中央歯車27bが歯合される。上記第1中央歯車27bには上記第2中央歯車27cが同軸上に一体となっており、上記第2中央歯車27cに上記第3中央歯車27dが歯合されている。上記第3中央歯車27dには上記第4中央歯車27eが同軸上に一体となっており、上記第4中央歯車27eに上記第5中央歯車27fが歯合されている。上記第5中央歯車27fには上記第6中央歯車27gが同軸上に一体となっており、上記第6中央歯車27gに上記出力側歯車27hが歯合されている。
また、上記第1中央歯車27b、上記第3中央歯車27d、上記第5中央歯車27fは上記第2中央歯車27c、上記第4中央歯車27e、上記第6中央歯車27gよりも大径の平歯車である。
The
As shown in FIG. 12, the first central gear 27b is engaged with the
The first central gear 27b, the third
また、図8に示すように、上記車輪ユニット11aにはモータ29が設置されている。上記ギアボックス23の入力側歯車27aの何れか一つには、図11や図12に示すように、上記モータ29の出力軸26が圧入により接続されている。上記モータ29は上記入力側歯車27a、27a、27aの位置に対応して上記ケース25bに形成された係合部30に係合・固定されている。また、図12に示すように、上記出力側歯車27hには出力軸28を介して全方向車輪31が接続されている。上記モータ29の出力軸の回転が、上記入力側歯車27a、第1中央歯車27b、第2中央歯車27c、第3中央歯車27d、第4中央歯車27e、第5中央歯車27f、第6中央歯車27g、出力側歯車27hを介して減速して伝達され、上記全方向車輪31が回転されることになる。
Further, as shown in FIG. 8, a
上記ケース25bには凹嵌部としてのナット収納部35が形成されており、このナット収納部35のそれぞれの内部には、ナット37が内装されている。上記ナット収納部35は上記ギアボックス23の外側(図8中上側、紙面垂直方向手前側、下側、紙面垂直方向奥側)に向けて開口されており、この開口部から上記ナット37の雌ネジ部が露出するようになっている。また、上記ナット収納部35は内側よりも開口部側が狭くなっており、これによって上記ナット37が内部に保持されるようになっている。
The
上記全方向車輪31は、ホイール本体39と、このホイール本体39の外周側に回転可能に設けられた複数(本実施の形態の場合は、例えば、18個)の略円板形状のローラ41とから構成されている。このローラ41の外周面の全周にわたって複数の凸部42が形成されている。また、ホイール本体39には、上記ローラ41に対応したローラ用溝43が形成されており、図12に示すように、このローラ用溝43内の両側面にはそれぞれ軸受用穴43aが形成されている。一方、図12に示すように、上記ローラ41の両面には回転軸44、44が突出・形成されており、この回転軸が上記軸受用穴43a内に配置されていて、上記ローラ41が上記回転軸44、44を中心に回転可能となっている。
The
また、上記ホイール本体39は、2つのホイール部材45a、45bとから構成されている。このホイール部材45a、45bは上記ホイール本体39を縦に二分割した形状で、図9や図12に示すように、ホイール部材45a側(図12中右側)から挿入された複数(本実施の形態の場合は、例えば、2つ)の固定用ネジ47aを上記ホイール部材45bに嵌合されたナット47bに螺合させることにより一体にされて上記ホイール本体39が構成されるものである。
また、上記ホイール本体39の反ギアボックス23側(図12中右側)にはホイールキャップ48が係合・固定されている。
The
A
車輪ユニット11bも上記車輪ユニット11aと同様の構成になっている。ただし、上記車輪ユニット11b側のモータ29の取付位置は、上記車輪ユニット11a側のモータ29と干渉しないような位置となっている。
The
次に、カム駆動ユニット13の構成を説明する。カム駆動ユニット13には、図8に示すように、まず、ギアボックス49がある。このギアボックス49は、ケース51a、51bからなり、図14や図15に示すように、入力側歯車53a、第1中央歯車53b、第2中央歯車53c、第3中央歯車53d、第4中央歯車53e、第5中央歯車53f、第6中央歯車53g、第7中央歯車53h、第8中央歯車53i、第9中央歯車53j、第10中央歯車53k、出力側歯車53mが内装されている。
Next, the configuration of the
図15に示すように、上記入力側歯車53aには上記第1中央歯車53bが歯合される。上記第1中央歯車53bには上記第2中央歯車53cが同軸上に一体となっており、上記第2中央歯車53cに上記第3中央歯車53dが歯合されている。上記第3中央歯車53dには上記第4中央歯車53eが同軸上に一体となっており、上記第4中央歯車53eに上記第5中央歯車53fが歯合されている。上記第5中央歯車53fには上記第6中央歯車53gが同軸上に一体となっており、上記第6中央歯車53gに上記第7中央歯車53hが歯合されている。上記第7中央歯車53hには上記第8中央歯車53iが同軸上に一体となっており、上記第8中央歯車53iに上記第9中央歯車53jが歯合されている。上記第9中央歯車53jには上記第10中央歯車53kが同軸上に一体となっており、上記第10中央歯車53kに上記出力側歯車53mが歯合されている。
また、上記第1中央歯車53b、第3中央歯車53d、第5中央歯車53f、第7中央歯車53h、第9中央歯車53jは上記第2中央歯車53c、第4中央歯車53e、第6中央歯車53g、第8中央歯車53i、第10中央歯車53kよりも大径の平歯車である。
As shown in FIG. 15, the first
The first
また、図8や図15に示すように、上記ギアボックス49の前面側(図8中紙面垂直方向手前側)には出力軸57が突出されており、この出力軸57は上記出力側歯車53mに同軸上に接続されている。
また、図8や図14に示すように、上記カム駆動ユニット13にはモータ59が設置されている。図14に示すように、上記ギアボックス49の入力側歯車53にはモータ59の出力軸61が圧入により接続されている。上記モータ59は、上記ケース51bに形成された係合部63に係合・固定されている。
そして、上記モータ59の出力軸61の回転が、上記入力側歯車53a、第1中央歯車53b、第2中央歯車53c、第3中央歯車53d、第4中央歯車53e、第5中央歯車53f、第6中央歯車53g、第7中央歯車53h、第8中央歯車53i、第9中央歯車53j、第10中央歯車53k、出力側歯車53mを介して減速して伝達され、上記出力軸57が回転されることになる。
As shown in FIGS. 8 and 15, an
As shown in FIGS. 8 and 14, the
Then, the rotation of the
また、上記ギアボックス49の上記ケース51bにも、前述したギアボックス23のケース25bと同様に、凹嵌部としてのナット収納部65が形成されており、このナット収納部65のそれぞれの内部には、ナット67が内装されている。
また、上記ギアボックス49の上記ケース51bには、ケース51a側(図8中紙面垂直方向手前側)に突出された図示しない複数(本実施の形態の場合は、例えば、2つ)のナット保持部が形成されている。このナット保持部それぞれの先端面(図8中紙面垂直方向手前側端面)に設けられた凹部内にはナット66が設置されている。また、上記ギアボックス49の上記ケース51aには、上記ナット66に対応した複数(本実施の形態の場合は、例えば、2つ)の貫通孔64が形成されており、上記ナット66の雌ネジ部はこの貫通孔64から外部に露出している。
Also, the
Further, the
次に、図6乃至図8及び図15を参照して、電池ボックスユニット15の構成を説明する。
まず、上記電池ボックスユニット15はケース68a、68bからなり、内部に電池68hが収納されている。上記ケース68bには図示しないナット収納部が形成されており、このナット収納部内には図示しないナットが内装されている。また、この図示しないナットの雌ネジ部は、上記電池ボックスユニット15の背面側(図8中紙面垂直方向奥側)には露出されるようになっている。また、図6や図8に示すように、上記電池ボックスユニット15の背面側には電極68c、68dが突出・配置されており、この電極68c、68dによって上記図示しない電池からの電力を取り出すようにしている。また、図7に示すように、上記電池ボックスユニット15の底面側には開口部68eが設けられており、この開口部68eは蓋68fによって閉鎖されている。この蓋68fは、その一端側(図7中左側)が上記ケース68a、68bに対して回動可能に取り付けられており、その他端側をネジ68gによって固定されている。上記ネジ68gを外し、上記蓋68fを回動させることで、上記開口部68eを開放させて、上記電池68hの取り出し・収納を行うことができる。
Next, the configuration of the
First, the
次に、上面プレート17a、側面プレート17b、側面プレート17c、中央プレート17d、前面プレート17e、背面プレート17f、底面プレート17gの構成を説明する。まず、上面プレート17a、側面プレート17b、側面プレート17c、背面プレート17fは、図16及び図17に示すような装置組立用プレート69を所定の形状・大きさに切断・加工したものである。
図17(b)に示すように、上記装置組立用プレート69には複数個の貫通孔69aが穿孔されている。これら貫通孔69aの一方の面(図17(b)中上側の面)側には複数の表面側凹嵌部69bが形成されている。また、図17(b)に示すように、上記装置組立用プレート69の貫通孔69aの他方の面(図17(b)中下側の面)側には複数の裏面側凹嵌部69cが形成されている。
Next, the configuration of the
As shown in FIG. 17B, the
また、上記装置組立用プレート69の両面には、複数の直線状の溝69eと、この溝69eに直交する複数の直線状の溝69fが全面にわたって形成されており、上記装置組立用プレート69は、上記溝69e、69fによって格子状に区画されている。また、この区画ごとに、上記表面側凹嵌部69b又は上記裏面側凹嵌部69cの何れか一方が形成されるように構成されている。また、上記装置組立用プレート69は、上記溝69e、69fが形成された部分が薄くなっており、上記溝69e、69fに沿って容易に切断できるものである。上記上面プレート17a等は、上記装置組立用プレート69を上記溝69e、69fに沿って切断して加工したものである。
また、上記溝69e、69f内には、等間隔に複数の貫通孔69gが形成されている。この貫通孔69gは、上記溝69e、69fによって形成される格子状の区画の各辺の両端と中点に形成されているものである。
また、上記装置組立用プレート69においては、上記表面側凹嵌部69bや上記裏面側凹嵌部69cの配列は千鳥配列となっている。すなわち、図17(a)に示すように、上記表面側凹嵌部69bの形成された区画と上記裏面側凹嵌部69cの形成された区画が、図17(a)中上下方向においても左右方向においても交互に配置されていることとなる。
Further, a plurality of
A plurality of through
Further, in the
また、中央プレート17d、前面プレート17e、底面プレート17gは、図18及び図19に示すような装置組立用プレート71を所定の形状・大きさに切断・加工したものである。
上記装置組立用プレート71も、前述した装置組立用プレート69と同様に、貫通孔71a、表面側凹嵌部71b、裏面側凹嵌部71c、複数の直線状の溝71e、この溝71eに直交する複数の直線状の溝71f、上記溝71e、71f内の複数の貫通孔71gが形成されている。
しかし、上記装置組立用プレート71は、上記装置組立用プレート69とは、上記表面側凹嵌部71bや上記裏面側凹嵌部71cの配列が異なっており、上記表面側凹嵌部71bや上記裏面側凹嵌部71cが縞状に配列されている。すなわち、上記装置組立用プレート71においては、図19(a)に示すように、上記表面側凹嵌部71bの形成された区画及び上記裏面側凹嵌部71cの形成された区画が図19(a)中上下方向に一列に配列されており、この表面側凹嵌部71bの形成された列と裏面側凹嵌部71cの形成された列とが、図19(a)中左右方向において交互に配置されていることになる。
なお、上記装置組立用プレート69(71)の溝69e(71e)、69f(71f)に沿った切断・加工は、例えば、ニッパーによって行われるものである。
Further, the
Similarly to the
However, the
The cutting / processing along the
次に、図9と図11を参照して、ギアボックス23に対する中央プレート17d、前面プレート17e、背面プレート17f、底面プレート17gの取付構造や、電池ボックスユニット15に対する上記背面プレート17fの取付構造について、車輪ユニット11a側のギアボックス23を例に説明する。
図9や図11に示すように、まず、上記背面プレート17fは、その右端側(図9中右側)を上記ギアボックス23の背面(図11中左側の面)に当接される。このとき、上記背面プレート17fの表面側凹嵌部69b側の面が反ギアボックス23側(図11(a)中左側)となり、裏面側凹嵌部69c側の面がギアボックス23側(図11(a)中右側)となるように指向される。
そして、上記背面プレート17fは、その表面側凹嵌部69bと貫通孔69aを貫通し、上記ギアボックス23のナット収納部35内に内装されたナット37に螺合されるネジ73によって固定される。また、このとき、上記ネジ73の頭部は、上記背面プレート17fの表面側凹嵌部69b内に収納されるようになっている。
Next, referring to FIG. 9 and FIG. 11, the mounting structure of the
As shown in FIG. 9 and FIG. 11, first, the
The
また、図9乃至図11に示すように、上記ギアボックス23の前面(図11中右側の面)には前面プレート17eが同様に取り付けられており、上記ギアボックス23の上面(図11中上側の面)には中央プレート17dが同様に取り付けられており、上記ギアボックス23の底面(図11中下側の面)には底面プレート17gが同様に取り付けられている。
また、同様にして、車輪ユニット11b側のギアボックス23にも中央プレート17d、前面プレート17e、背面プレート17f、底面プレート17gが取り付けられている。
また、同様に、電池ボックスユニット15にも、図示しないナット収納部にナットが内装されており、図示しないネジによって上記背面プレート17fが取り付けられている。
なお、中央プレート17d、前面プレート17e、底面プレート17gの取付構造の場合には、上記ネジ73は上記中央プレート17d等の表面側凹嵌部71bと貫通孔71aを貫通しており、上記ネジ73のネジ頭は上記表面側凹嵌部71b内に収納されることとなる。
Further, as shown in FIGS. 9 to 11, a
Similarly, a
Similarly, the
In the case of the mounting structure of the
次に、図14を参照して、ギアボックス49に対する上面プレート17a、側面プレート17b、側面プレート17c、中央プレート17dの取付構造について説明する。
上記ギアボックス49に対する上面プレート17a、側面プレート17b、側面プレート17cの取付構造も、前述したギアボックス23の場合と同様の取付構造となっている。すなわち、図14に示すように、上記ギアボックス49のケース51bのナット収納部65内にもナット67が内装されており、上記ギアボックス49に当接させた上記上面プレート17a等が、上記上面プレート17a等の表面側凹嵌部69bと貫通孔69aを貫通し上記ナット67に螺合されるネジ75によって固定されるようになっているものである。また、上記ネジ75のネジ頭は上記表面側凹嵌部69b内に収納されるようになっている。
Next, with reference to FIG. 14, the attachment structure of the
The attachment structure of the
なお、上記中央プレート17dは、ギアボックス23に取付けられると共に上記ギアボックス49にも取り付けられているが、この場合は、ネジ75は上記装置組立用プレート17dの裏面側凹嵌部69cと貫通孔69aを貫通しており、上記ネジ75の頭部は上記裏面側凹嵌部69c内に収納されるようになっている。
また、前述したように底面プレート17gには支持ユニット21、21が取り付けられているが、この取付構造は後述するロボット本体3と上面カバー5a等との取付構造と同様のものとなっている。
なお、上記ロボット本体3に使用される各装置組立用プレートは、その表面側凹嵌部69b、71aが上記ロボット本体3の外側に指向されるとともに、その裏面側凹嵌部69c、71cが上記ロボット本体3の内側に指向されるように取り付けられている。
The
Further, as described above, the
Each of the apparatus assembly plates used in the
また、図8や図14に示すように、上記上面プレート17aには、上記装置組立用プレート71を加工したスペーサー86aが取り付けられている。このスペーサー86aは、上記上面プレート17aの表面側凹嵌部69b内に嵌合された図示しないナットに対して螺合されたネジ86bによって固定されており、このネジ86bの頭部は上記スペーサー86aの表面側凹嵌部71b内に収納されている。
また、上記側面プレート17cにも、上記装置組立用プレート71を加工したスペーサー86cが取り付けられている。このスペーサー86cも、上記スペーサー86cの表面側凹嵌部71b内に嵌合されたナット86dに対して螺合されたネジ86eによって固定されており、このネジ86eの頭部は上記側面プレート17cの表面側凹嵌部69b内に収納されている。
以上が、ロボット本体3の構成の説明である。
Further, as shown in FIGS. 8 and 14, a
A
The above is the description of the configuration of the
次に、ロボット本体3に対する外装材の取付構造について、図20乃至図22を参照しながら、上部カバー5cを取り付ける場合を例に説明する。
上記上部カバー5cは、図20乃至図22に示すように、上記ロボット本体3の側面プレート17bに固定されている。上記上部カバー5cには、図22に示すように、複数(本実施の形態の場合は、例えば、2つ)のネジ収納部77が形成されている。このネジ収納部77は、ロボット本体3側(図22(a)中下側)に向けて突出・形成された有底の円筒形状を成しており、外側(図22(a)中上側)に向けて開口されていると共に、底部には貫通孔79が形成されている。一方、上記側面プレート17bの裏面側凹嵌部69cにはナット81が嵌合されている。
そして、このナット81には、上記貫通孔79を貫通するネジ83が螺合されている。上記上部カバー5cは、このネジ83によって上記側面プレート17bに固定されている。また、上記ネジ83の頭部は上記ネジ収納部77内に収納されるようになっている。
Next, an exterior material mounting structure for the
The
The
また、上部カバー5d、側面カバー5g、5h、車輪カバー5i、5j、背面カバー5k、前面カバー5m、下部背面カバー5nも、同様にして、上記ロボット本体3の対応する装置組立用プレートに取り付けられている。また、上記背面プレート17fに対する基板19が取り付けや上記上面プレート17aに対する図示しない無線通信用基板の取り付けも、同様に、裏面側凹嵌部69cに嵌合されたナットに螺合されるネジ83によって行われている。
Similarly, the
また、図1に示すように、上面カバー5a、5bは、外装材8が介挿された状態で一体化され、前述した上記上部カバー5cと同様に上面プレート17aに取り付けられる。図4に示すように、上記上面カバー5aの端部(図4中左側端)及び上記上面カバー5bの端部(図4中右側端)には、それぞれ切欠部85が形成されている。上記上面カバー5a、5bを固定する際に用いられる図示しないネジは、この切欠部85を貫通し、上記上面プレート17aの裏面側凹嵌部69cに嵌合された図示しないナットに螺合される。なお、この図示しないネジの頭部は、上記上部カバー5c、5dによって覆い隠されることになる。
また、図2に示すように、背面カバー5eと背面カバー5fは、係合・一体化されたうえで、ストライカーロボット1の背面側(図2中左下側)にて、上記上部カバー5cと上記上部カバー5dとの間に介挿されて取り付けられている。
Further, as shown in FIG. 1, the upper surface covers 5a and 5b are integrated with the
Also, as shown in FIG. 2, the
次に、ボール保持・キック機構9について、図23乃至図26を参照して説明する。
上記ボール保持・キック機構9は、図23に示すように、カム駆動ユニット13のギアボックス49に取り付けられている。
まず、上記ボール保持・キック機構9には、ベース部材87がある。このベース部材87の下側(図24中下側)には、軸受取付部材係合部87a、87aが形成されている。また、上記ベース部材87には、貫通孔87b、87bが形成されている。上記ベース部材87は、上記貫通孔87bとギアボックス49のケース51aの貫通孔64を貫通して上記ギアボックス49内のナット66に螺合される図示しないネジによって、上記ギアボックス49に固定される。また、上記ベース部材87にはカム収納部87cも設けられている。
Next, the ball holding /
The ball holding /
First, the ball holding /
上記ベース部材87の軸受取付部材係合部87a、87aには、軸受取付部材89が係合・固定されている。この軸受取付部材89の両端側(図24中左下から右上に向かう方向の両側)の上側(図24中上側)には、軸受取付部89a、89aが形成されている。また、上記軸受取付部材89の両端側(図24中左下から右上に向かう方向の両側)の下側(図24中下側)には、係合凸部89b、89bが形成されている。上記軸受取付部材89は、上記ベース部材87の軸受取付部材係合部87a、87aに係合凸部89b、89bが係合されることによって上記ベース部材87に固定されている。
また、上記軸受取付部材89には軸受部材91、91が取り付けられている。この軸受部材91には、軸受部91aが形成されている。また、上記軸受部材91には係合溝91bが形成されている。
上記軸受部材91は、係合溝91bに上記軸受取付部材89の軸受取付部89aが係合されることで上記軸受取付部材89に固定されている。
A
Further, bearing
The bearing
また、上記ボール保持・キック機構9には、図24に示すように、主軸93がある。この主軸93は、両端側(図24中左右方向端側)が略T字型の断面形状を成している軸部93aと、この軸部93aの外周側に突出・形成されたカム付勢部93bやバネ係合部93cとから構成されている。また、上記主軸93は、上記軸受部材91、91の軸受部91aによって回転可能に支持される。
The ball holding /
上記主軸93には、ボール保持用弾性部材としてのボール保持用コイルバネ95が軸部93aに貫通された状態で設置されている。上記ボール保持用コイルバネ95は、上記カム付勢部93bやバネ係合部93cの図24中左側に配置されており、その一端側が上記バネ係合部93cに係合されているとともに、その他端側は、上記軸受取付部材89の上面(図24中上側の面)の前方側(図24中右下側)に当接されている。また、上記主軸93は、上記ボール保持用コイルバネ95によって、図26(b)中時計回り方向に回転されるように常時付勢されている。
A ball holding
また、上記主軸93には、キック用弾性部材としてのキック用コイルバネ97が軸部93aに貫通された状態で設置されている。上記キック用コイルバネ97は上記主軸93の上記カム付勢部93bやバネ係合部93cの図24中右側に配置されている。また、上記主軸93には、キック用アーム99が軸部93aに貫通された状態で、回動可能に設置されている。上記キック用アーム99は、その一端側(図24中上側)には、軸受部99a、カム付勢部99b、バネ係合部99cが形成されていると共に、その他端側(図24中下側)にはキック部材取付部99dが形成されている。また、上記キック用アーム99は上記キック用コイルバネ97の図24中右側に配置されており、上記キック用コイルバネ97は、その一端側が上記キック用アーム99のバネ係合部99cに係合されているとともに、その他端側は、上記軸受取付部材89の上面(図24中上側の面)の前方側(図24中右下側)に当接されている。また、上記キック用アーム99は、上記キック用コイルバネ97によって、図26(b)中時計回り方向に回転されるように常時付勢されている。
また、上記キック用アーム99のキック部材取付部99dには、キック部材101が固着されている。
Further, a
The
また、上記ボール保持用コイルバネ95より外側、及び、上記キック用アーム99より外側に、前述した軸受部材91、91が設置されている。
また、上記主軸93の軸部93aの両端側(図24中左下から右上に向かう方向の両側)には、ボール保持用アーム基部103、103が固着されている。このボール保持用アーム基部103の一端側(図24中上側)は上記軸部93aの両端側(図24中左下から右上に向かう方向の両側)の断面形状に対応した貫通孔103aが形成されており、この貫通孔103a内に上記軸部93aの両端側(図24中左下から右上に向かう方向の両側)が圧入されている。
Further, the bearing
Also, ball holding
また、個々の上記ボール保持用アーム基部103の他端側(図24中下側)は接続部103bとなっており、この接続部103bには、接続ブロック105を介して、ボール保持用アーム先端部107が接続されている。このボール保持用アーム先端部107の一端側(図24中上側)は上記接続ブロック105に接続される接続部107aが形成されていると共に、他端側(図24中下側)からは幅方向(図24中左下から右上に向かう方向)両側に向けて回転軸107b、107bが突出・形成されている。
また、上記ボール保持用アーム基部103、上記接続ブロック105、上記ボール保持用アーム先端部107によって、ボール保持用アーム108が構成されている。
Further, the other end side (the lower side in FIG. 24) of each of the ball holding
The
そして、個々の上記ボール保持用アーム先端部107には、それぞれボール保持用プレート109が回転可能に設けられている。このボール保持用プレート109の内側(図24中中央側)には、回転軸ガイド部110が設けられており、この回転軸ガイド部110に上記ボール保持用アーム先端部107の回転軸107b、107bが上下(図24中上下方向)に摺動可能に係合されている。また、図26(a)に示すように、ボール保持用プレート109、109の後端側(図26(a)中紙面垂直方向手前側)は、車輪カバー5iや車輪カバー5jのそれぞれの内側(図26(a)中中央側)に形成されたボール保持用プレートガイド部111、111に、摺動可能に係合されている。
A
また、上記ベース部材107の背面(図24中左上側の面)にはセンサ基板113が設置されている。このセンサ基板113の下端側(図24中下側)にはセンサスイッチ113aが設置されている。このセンサスイッチ113aはモータ59の回転を停止させるためのものである。詳細は後述する。
A
また、上記ボール保持・キック機構9には、駆動手段であるカム手段としてのカム115が設置されている。このカム113は、前述したカム駆動ユニット13の出力軸57に固着されて、モータ59によって回転されるものである。また、上記カム115は上記ベース部材87のカム収納部87c内に配置されている。
上記カム115は、図25に示すような形状を成している。まず、上記カム115の外周面は図25(b)に示すような形状を成している。すなわち、径が最大となっている付勢部115aと、径が最少となっている解放部115bと、径が最少から最大まで徐々に変化していく復帰動作部115cとが形成されている。また、上記解放部115bと上記復帰動作部115cとの境界には凸部115fが形成されている。また、上記付勢部115aと解放部115bとの境界においては、径が急激に変化している。
なお、上記凸部115fは復帰動作時に復帰方向に力を集中させるためのものである。すなわち、突部115fがない場合には、復帰動作時にキック用アーム99、ボール保持用アーム基部103、103が横方向に滑ることが懸念されるが、凸部115fを設けることにより、一旦、復帰方向に力を集中させることができるので、その後の復帰動作がより円滑なものとなる。
The ball holding /
The
The
また、上記カム部材115の後方側(図25(c)中左側)にはセンサスイッチ付勢部115dが形成されている。このセンサスイッチ付勢部115dは、所定の放射方向(図13(b)中下側)のみに部分的に突出した突出部115d′を備えていて、この突出部115d′によって上記センサ基板113のセンサスイッチ113aを付勢するようになっている。この突出部115d′によってセンサスイッチ113aが付勢されている状態からその付勢が解除されたタイミングでモータ59の回転を停止させ、また、この突出部115d′によるセンサスイッチ113aの付勢が解除されている状態から付勢する状態に移行するタイミングでもモータ59の回転を停止させる構成になっている。
また、上記カム部材115には貫通孔115eが設けられていて、上記カム駆動ユニット13の出力軸57がこの貫通孔115e内に圧入される。
以上が、ストライカーロボット1の構成についての説明である。
A sensor
The
The above is the description of the configuration of the
次に、ストライカーロボット1の作用について説明する。
上記ストライカーロボット1はロボット本体3に設けられた図示しない無線通信用基板によって受信される信号の指示により、移動やボール保持・キック動作を行う。
まず、上記ストライカーロボット1の移動について、図1や図13を参照しながら説明する。なお、図13には、上記ストライカーロボット1から外装材とボール保持・キック機構9を除去したロボット本体3のみが図示されているが、このロボット本体3をストライカーロボット1として説明する。
上記ストライカーロボット1には、1つずつの全方向車輪31を備えた2つの車輪ユニット11a、11bが備えられている。そのため、上記車輪ユニット11a、11bの全方向車輪31を、共に図13中時計回り方向に回転させれば、上記ストライカーロボット1は前進(図1中右下側及び図13中左側に移動)することになる。また、上記車輪ユニット11a、11bの全方向車輪31を、共に図13中反時計回り方向に回転させれば、上記ストライカーロボット1は後退(図1中左上側及び図13中右側に移動)することになる。
Next, the operation of the
The
First, the movement of the
The
また、上記車輪ユニット11a、11bの全方向車輪31を、それぞれ逆向きに回転させれば、上記ストライカーロボット1はその場で旋回動作を行うことになる。すなわち、上記車輪ユニット11aの全方向車輪31を図13中反時計回り方向に回転させ、上記車輪ユニット11bの全方向車輪31を図13中時計回り方向に回転させると、上記ストライカーロボット1は右旋回(図1中時計回り方向の旋回)を行う。また、上記車輪ユニット11aの全方向車輪31を図13中時計回り方向に回転させ、上記車輪ユニット11bの全方向車輪31を図13中反時計回り方向に回転させると、上記ストライカーロボット1は左旋回(図1中反時計回り方向の旋回)を行う。
Further, if the
また、上記旋回動作において、上記車輪ユニット11a、11bの何れか一方のみを回転させれば、前述した旋回動作よりも旋回半径の大きい旋回動作が行われる。また、上記車輪ユニット11a、11bのそれぞれの全方向車輪31、31を共に同方向に回転させつつ、両者の回転数を相対的に増減させることで移動しながらの旋回動作が行われる。
また、上記全方向車輪31、31の回転速度の制御により、上記ストライカーロボット1の移動速度や旋回速度が制御される。
以上が、上記ストライカーロボット1の移動についての説明である。
In the turning operation, if only one of the
The movement speed and turning speed of the
The above is the description of the movement of the
次に、ストライカーロボット1のボール保持・キック動作について、図26乃至図28を参照して説明する。
上記ストライカーロボット1のボール保持・キック機構9は、通常は待機状態にあるが、この通常状態のときに上記ボール保持・キック機構9を動作させる信号を受信するとボール保持状態に移行する。その後、更に上記ボール保持・キック機構9を動作させる信号を受信するとキック動作を行ってから待機状態に戻る動作を行う。
Next, the ball holding / kicking operation of the
The ball holding /
まず、上記ボール保持・キック機構9の待機状態について、図26を参照しながら説明する。この待機状態においては、カム115は、図26(a)に示すように、付勢部115aやセンサスイッチ付勢部115dの突出部を上側(図26(a)中上側)に向けた状態となっている。このとき、上記付勢部115aによって、主軸93のカム付勢部93bやキック用アーム99のカム付勢部99bが上記カム115の付勢部115aによってボール保持用コイルバネ95やキック用コイルバネ97の付勢力に抗して付勢されることで、上記キック用アーム99や上記主軸93が図26(b)中反時計回り方向に回動された状態となっている。
First, the standby state of the ball holding /
また、このとき、上記主軸93に接続されたボール保持用アーム108、108も図26(b)中反時計回り方向に回動された状態となっており、ボール保持用プレート109、109も、ロボット本体3側(図26(b)中右側)に収納された状態となっている。また、上記キック用アーム99に接続されたキック部材101も、ロボット本体3側(図26(b)中右側)に収納された状態となっている。また、このとき、上記カム115のセンサスイッチ付勢部115dは、センサ基板113上のセンサスイッチ113aを付勢した状態となっている。このような状態が、上記ボール保持・キック機構9の待機状態である。
At this time, the
次に、上記ボール保持・キック機構9のボール保持状態について、図27を参照しながら説明する。
前述の待機状態のとき、上記ボール保持・キック機構9を動作させる信号が受信されると、カム駆動ユニット13によって上記カム115が図27(a)中反時計回り方向に回転される。このとき、上記キック用アーム99のカム付勢部99bの下(図27(b)中下側)には上記カム115の付勢部115aが位置しているが、上記主軸93のカム付勢部93bの下(図27(b)中下側)には上記カム115の解放部115bが位置している状態となっている。したがって、上記キック用アーム99は上記カム115によって付勢されているが、上記主軸93は上記カム115による付勢が解除された状態となる。このような状態になる際に上記主軸93とボール保持用アーム108、108は上記ボール保持用コイルバネ95の付勢力によって、図27(b)中時計回り方向に回転され、ボール保持用プレート109、109は車輪カバー5iや車輪カバー5jのボール保持用プレートガイド部111、111によってガイドされながら、ストライカーロボット1の前方側(図27(b)中左側)へ突出される。そして、上記カム115のセンサスイッチ付勢部115dによる上記センサスイッチ113aの付勢が解除された状態となると、上記カム115の回転が停止される。
Next, the ball holding state of the ball holding /
When a signal for operating the ball holding /
そして、次の信号を受信するまでは、上記カム115の回転は停止され、上記ボール保持用プレート109、109が上記ストライカーロボット1の前方側(図27(b)中左側)へ突出されているとともに、上記キック部材101が前述した待機状態と同じくロボット本体3側(図27(b)中右側)に収納されている状態が維持される。また、このとき、ストライカーロボット1は、キック部材101前方(図27(b)中左側)の上記ボール保持用プレート109、109間に、図示しないボールを保持することができる。このような状態が、上記ボール保持・キック機構9のボール保持状態である。この状態でストライカーロボット1が、例えば、前方に移動することによりドリブル動作が実現される。
Until the next signal is received, the rotation of the
次に、上記ボール保持・キック機構9のキック動作について、図28を参照しながら説明する。
前述のボール保持状態のとき、上記ボール保持・キック機構9を動作させる信号が受信されると、カム駆動ユニット13によって上記カム115が図28(a)中反時計回り方向に更に回転され、上記主軸93のカム付勢部93bの下(図28(b)中下側)だけでなく、上記キック用アーム99のカム付勢部99bの下(図28(b)中下側)にも上記カム115の解放部115bが位置している状態となる。このような状態となったときに上記キック用アーム99の上記カム115による付勢が解除され、上記キック用アーム99は上記キック用コイルバネ97の付勢力によって、図28(b)中時計回り方向に回転され、上記キック部材101によって上記図示しないボールが前方(図28(b)中左側)へと蹴り出される。この動作がキック動作である。
Next, the kick operation of the ball holding /
When a signal for operating the ball holding /
そして、その後も上記カム115は回転を続け、復帰動作部115cによって上記主軸93のカム付勢部93bや上記キック用アーム99のカム付勢部99bが付勢され、上記主軸93や上記キック用アーム99を徐々に図28(b)中反時計回り方向へ回転させる。そして、上記主軸93のカム付勢部93bや上記キック用アーム99のカム付勢部99bは、再び上記カム115の付勢部115aによって付勢された状態となる。これによって、ボール保持用プレート109、109やキック部材101が再びロボット本体3側(図26(b)中右側)に収納された状態となる。そして、このような状態になったとき、上記カム115のセンサスイッチ付勢部115dによって、センサ基板113のセンサスイッチ113aが付勢されて、上記カム115の回転が停止される。このような動作を経て、上記ボール保持・キック機構9は、再び図26(a)に示す待機状態に戻る。
以上が、ストライカーロボット1のボール保持・キック動作の説明である。
After that, the
The above is the description of the ball holding / kick operation of the
また、上記ストライカーロボット1のLEDカバー10内側には図示しない複数(本実施の形態の場合は、例えば、3つ)のLEDが設置されている。
これらのLEDは、それぞれ、上記ストライカーロボット1の電源が投入されていること、無線通信が受信されていること、無線通信が受信されていることを表示するものとなっている。また、これらのLEDを無線通信による指示やあらかじめ設定された指示に従って点灯させることもできる。
以上が、ストライカーロボット1の作用についての説明である。
A plurality of (not shown) LEDs (for example, three in the case of the present embodiment) are installed inside the
These LEDs respectively indicate that the power of the
The above is the description of the operation of the
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
最初に、本実施の形態によるストライカーロボット1の効果から説明する。
まず、上記ストライカーロボット1はボール保持・キック機構9を備えており、このボール保持・キック機構9は、一つのモータ59、一つのギヤホホックス49、一つのカム115によって、二つの機構、すなわち、ボール保持用アーム108、108と、キック用アーム99を駆動するように構成されているので、ボール保持・キック機構9の構成がきわめて簡単なものとなっている。つまり、単純な構成により所望のボール保持・キック機構9を実現できるものである。
また、キック動作だけではなく、ホール保持動作を行った上での移動、すなわち、ドリブルをも行うことができるので、サッカーゲームとしての遊戯性を高めることができる。
また、ボールを保持するためのボール保持用プレート109、109は、使用しない場合はロボット本体3側(図26(b)中右側)に収納された状態となっているため、上記ストライカーロボット1同士がぶつかった場合に、頻繁に上記ボール保持用プレート109、109が引っかかってゲームの進行が妨げられてしまうことを防止することができる。
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
First, the effect of the
First, the
Further, not only the kick operation but also the movement after performing the hole holding operation, that is, dribbling can be performed, so that the playability as a soccer game can be improved.
In addition, since the
また、上記モータ59によるカム115の回転のみによって、ボール保持動作とキック動作を順次行なわれ、ボール保持動作を行った直後に上記カム115のセンサスイッチ付勢部115dによるセンサスイッチ113aの付勢が解除されて上記モータ59が停止するようになっているため、例えば、スイッチを一回押すだけの簡単な操作によって、ドリブル動作を行うためのボール保持状態への移行とボール保持状態の維持を行うことができる。
また、ボール保持状態から更に上記カム115が回転され、キック動作が行われた後、待機状態に戻り、上記カム115のセンサスイッチ付勢部115dによりセンサスイッチ113aが付勢されて上記モータ59が停止するようになっているため、例えば、スイッチを一回押すだけの簡単な操作によって、キック動作を行ってから待機状態に戻り停止させる動作を行うことができる。
Further, the ball holding operation and the kicking operation are sequentially performed only by the rotation of the
Further, after the
また、上記ボール保持用プレート109、109の間にボールを保持してドリブル動作を行うため、上記ボールを安定して移動させることができる。
また、キック部材101は上記ボール保持用プレート109、109の間に配置されているため、保持されたボールは必然的にキック部材101による蹴り出しが可能な位置にあり、上記ボールの蹴り出しを容易に行うことができる。
また、上記ストライカーロボット1は、前述の装置組立用プレート69、71や、ナット37を内装されたギアボックス23等を用いて構成されているため、組み立て・分解が容易であり、且つ、組み立て・分解を繰り返し行うことができる。
Further, since the ball is held between the
Further, since the
In addition, the
次に、本実施の形態における装置組立用プレート69、71の効果について説明する。
ギアボックス23のナット収納部35等にナット37等を内装し、上記ギアボックス23の外周面に上記装置組立用プレート69(71)を切断・加工した背面プレート17f等を当接させ、上記背面プレート17f等を貫通し上記ナット37等に螺合されるネジ73等によって上記ギアボックス23等に上記背面プレート17f等を固定するようにしているため、容易に上記ギアボックス23等に対して上記背面プレート17f等を取付けることができる。また、上記ナット37等と上記ネジ73等を用いて固定を行うため、上記ギアボックス23等に対してセルフタッピングにより雌ネジ部を形成することがなく、上記ギアボックス23等に対する上記背面プレート17f等の着脱を容易に、且つ、繰り返し行うことができる。
Next, the effect of the
A
また、上記背面プレート17f等は、装置組立用プレート69(71)を切断・加工したものであり、この装置組立用プレート69(71)には表面側凹嵌部69b(71b)や裏面側凹嵌部69c(71c)が形成されているため、この表面側凹嵌部69b(71b)や裏面側凹嵌部69c(71c)に上記ネジ73等のネジ頭を収納して外部に突出しないようにすることができる。
また、上記装置組立用プレート69(71)は、直線状の溝69e(71e)、69f(71f)によって格子状に区画されており、その区画には表面側凹嵌部69b(71b)や裏面側凹嵌部69c(71c)の何れか一方のみが形成されている。そのため、上記表面側凹嵌部69b(71b)や裏面側凹嵌部69c(71c)の深さを上記ネジ73等のネジ頭やナット81等を収納できる程度に十分に確保しつつ、上記装置組立用プレート69(71)を薄くすることができる。
The
The device assembling plate 69 (71) is partitioned in a lattice pattern by
また、上記溝69e(71e)、69f(71f)が上記装置組立用プレート69(71)の両面に形成されているため、上記装置組立用プレート69(71)を上記溝69e(71e)、69f(71f)に沿って容易に切断・加工することができる。
また、上記溝69e(71e)、69f(71f)に沿って、貫通孔69g(71g)が形成されているため、これによっても上記装置組立用プレート69(71)の切断・加工が容易となっている。
Further, since the
Further, since the through
また、上記装置組立用プレート69(71)の表面側凹嵌部69a(71a)や裏面側凹嵌部69c(71c)内には、ナット81等を嵌合させることができ、このナット81等に対してネジ83等を螺合させることで、上記装置組立用プレート69(71)に対して上部カバー5c等を容易に取り付けることができる。また、この場合もナット81等とネジ83等を使用しているため、上記装置組立用プレート69(71)にセルフタッピングにより雌ネジ部を形成することはなく、上記装置組立用プレート69(71)に対する上記上部カバー5c等の着脱を容易に、且つ、繰り返し行うことができる。
Further, a
また、上記装置組立用プレート69においては、上記表面側凹嵌部69bや上記裏面側凹嵌部69cの配列は千鳥配列となっており、上記装置組立用プレート71においては、上記表面側凹嵌部71b又は上記裏面側凹嵌部71cの何れか一方のみが形成された列が交互に配列(縞状配列)されている。このように表面側凹嵌部69a(71a)や裏面側凹嵌部69c(71c)を配置と、上記装置組立用プレート69(71)の何れの場所にも同じような頻度で上記表面側凹嵌部69bや上記裏面側凹嵌部69cが出現することになり、上記装置組立用プレート69(71)に固定される固定対象物の位置の自由度が高いものとなっている。
Further, in the
また、千鳥配列の装置組立用プレート69と、縞状配列の装置組立用プレート71が使用されているため、固定対象物のネジ収納部(上部カバー5cのネジ収納部77等)やナット収納部(ギアボックス23のナット収納部35等)の配置の自由度や、上記固定対象物の位置の自由度が高いものとなっている。
Further, since the
なお、本発明は、前述の一実施の形態の場合に限定されない。
例えば、前記一実施の形態の場合には、一つのモータに一つのカムを取り付けた構成を例に挙げて説明したが、一つのモータに二つのカムを同軸に取り付けて構成することも考えられる。
また、カムの形状については図示したものに限定されず、様々な形状のものが想定される。
また、前記一実施の形態の場合には、駆動手段としてカム手段を例に挙げて説明したが、それ以外にも、例えば、エアーシリンダ機構、油圧シリンダ機構、ラック・ピニオン機構等を二段階駆動させる構成、その他様々な変形が考えられる。
また、ストライカーロボット1には全方向車輪31が用いられているが、上記全方向車輪31のホイール本体39に上記ローラ41を取り付けず、上記ホイール本体39の外周部に、例えば、ゴム製のタイヤを被せて、通常の車輪を構成する場合も考えられる。
また、上記ストライカーロボット1に、全方向車輪31を備えた車輪ユニットを4つ設けることで、あらゆる方向に移動できるようにすることも考えられる。
The present invention is not limited to the case of the above-described embodiment.
For example, in the case of the above-described embodiment, the configuration in which one cam is attached to one motor has been described as an example. However, it is also conceivable that two motors are coaxially attached to one motor. .
Further, the shape of the cam is not limited to the illustrated shape, and various shapes are assumed.
In the case of the above-described embodiment, the cam means has been described as an example of the drive means. However, for example, an air cylinder mechanism, a hydraulic cylinder mechanism, a rack and pinion mechanism, etc. are driven in two stages. Various configurations can be considered.
Although the
It is also conceivable that the
また、前記一実施の形態の場合には、玩具としてのサッカーゲーム用ロボットを例に挙げて説明したが、装置組立用プレートの適用範囲はそのようなものに限定されず、様々な物体の構成要素として適用可能である。
また、装置組立用プレート61、71の表面側凹嵌部61b、71bや裏面側凹嵌部61c、71cの配置には様々な場合が考えられる。
また、上記装置組立用プレート61、71には、上記表面側凹嵌部61b、71b又は裏面側凹嵌部61c、71cの何れか一方のみが設けられている場合も考えられる。この場合、上記装置組立用プレート61、71の表面又は裏面の全面にわたって、上記表面側凹嵌部61b、71b又は裏面側凹嵌部61c、71cが形成されている場合も考えられる。
また、装置組立用プレートの厚みが増えてしまうが、表面側凹嵌部61b、71bや裏面側凹嵌部61c、71cを同じ区画に形成する場合も考えられる。
その他、本願発明は、図示した構成に限定されず、様々な変形が考えられる。
Further, in the case of the embodiment, the soccer game robot as a toy has been described as an example, but the scope of application of the apparatus assembly plate is not limited to such, and various object configurations are possible. Applicable as an element.
Various arrangements are conceivable for the arrangement of the front-side concave
In addition, the
Moreover, although the thickness of the apparatus assembly plate increases, the case where the front surface side recessed
In addition, the present invention is not limited to the illustrated configuration, and various modifications can be considered.
本発明は、例えば、玩具として用いられるサッカーゲーム用ロボットに係り、特に、ボールを保持して移動するドリブル動作と保持したボールを蹴り出すキック動作を行う機構を単純な構成により実現でき、それによって、サッカーゲームとしての遊戯性を高めることができるように工夫したものに関し、例えば、サッカーゲームのフィールドプレイヤーロボットに好適である。 The present invention relates to, for example, a soccer game robot used as a toy, and in particular, a mechanism for performing a dribbling operation of holding and moving a ball and a kicking operation of kicking out the held ball can be realized with a simple configuration, thereby For example, it is suitable for a field player robot of a soccer game, which is devised so as to improve playability as a soccer game.
1 ストライカーロボット(サッカー用ロボット)
3 ロボット本体
9 ボール保持・キック機構(ボール保持手段、キック手段)
93 主軸(ボール保持手段)
95 ボール保持用コイルバネ(ボール保持用弾性部材)
97 キック用コイルバネ(キック用弾性部材)
99 キック用アーム(キック手段)
101 キック部材(キック手段)
108 ボール保持用アーム(ボール保持手段)
109 ボール保持用プレート(ボール保持手段)
115 カム(カム手段、駆動手段)
1 Striker robot (soccer robot)
3
93 Spindle (ball holding means)
95 Coil spring for ball retention (elastic member for ball retention)
97 Coil spring for kick (elastic member for kick)
99 Kicking arm (kicking means)
101 Kick member (kick means)
108 Ball holding arm (ball holding means)
109 Ball holding plate (ball holding means)
115 cam (cam means, drive means)
Claims (6)
上記ロボット本体に取り付けられボール保持用弾性部材により動作されボールを保持するボール保持手段と、
上記ロボット本体に取り付けられキック用弾性部材により動作されボールを蹴り出すキック手段と、
上記ロボット本体に取り付けられ、常時は上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させ、所定量動作することにより上記ボール保持手段についてのみ付勢・待機を解除して上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させ、さらに所定量動作することにより上記キック手段についても付勢・待機を解除して上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量動作することにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させる駆動手段と、
を具備したことを特徴とするサッカーゲーム用ロボット。 The robot body,
Ball holding means attached to the robot body and operated by a ball holding elastic member to hold the ball;
Kick means attached to the robot body and operated by a kick elastic member to kick the ball;
It is attached to the robot body, and normally operates the ball holding means and the kick means at a standby position against a biasing force of the ball holding elastic member and the kick elastic member to wait for a predetermined amount. To release the biasing / standby only for the ball holding means, operate the ball holding elastic member to hold the ball, and further release the biasing / standby for the kick means by operating a predetermined amount. The ball holding means and the kick means are resisted against the urging force of the ball holding elastic member and the kick elastic member by operating the kick elastic member to kick out the ball and further operating a predetermined amount. Driving means for energizing and waiting at the standby position,
A soccer game robot characterized by comprising:
上記駆動手段はカム手段であり、
上記カム手段は付勢部と解放部と復帰動作部とを備えていて、上記付勢部により上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させ、所定量回転されて上記ボール保持手段についてのみ上記解放部へ移行させて上記付勢部による上記ボール保持手段の付勢・待機を解除してボール保持手段を上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させ、さらに所定量回転されて上記キック手段についても上記解放部に移行させることにより上記キック手段の付勢・待機を解除してキック手段を上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量回転されて復帰動作部を経て付勢部に戻ることにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させるようにしたこと特徴とするサッカーゲーム用ロボット。 The soccer game robot according to claim 1,
The driving means is a cam means;
The cam means includes an urging portion, a releasing portion, and a return operation portion, and the urging portion makes the ball holding means and the kick means resist the urging force of the ball holding elastic member and the kick elastic member. Then, the ball holding means is energized / waited at the standby position, is rotated by a predetermined amount, and only the ball holding means is shifted to the release portion to release the energizing / standby of the ball holding means by the biasing portion, and the ball holding means. Is operated by the ball holding elastic member to hold the ball, and is further rotated by a predetermined amount to move the kick means to the release portion, thereby releasing the urging / standby of the kick means to kick the kick means. Is moved by the kick elastic member to kick out the ball, and further rotated by a predetermined amount to return to the urging portion through the return operation portion, thereby causing the ball holding means and the key to move. Soccer game robots to the click means, wherein it has to be energized, standby at the standby position against the urging force of the ball holding elastic member and the kick elastic member.
上記カム手段を回転駆動するモータと、センサスイッチと、センサスイッチ付勢部とが設置されていて、
待機位置では上記センサスイッチは上記センサスイッチ付勢部によって付勢されていて、
上記モータにより上記カム手段を所定量回転させて上記ボール保持手段についてのみ上記解放部へと移行させ、上記付勢部による上記ボール保持手段の付勢・待機を解除して、ボール保持手段を上記ボール保持用弾性部材により動作させて上記ボールを保持させたときに上記センサスイッチ付勢部による上記センサスイッチの付勢を解除してモータの回転を停止させるようにしたことを特徴とするサッカーゲーム用ロボット。 The soccer game robot according to claim 2,
A motor that rotationally drives the cam means, a sensor switch, and a sensor switch urging unit;
In the standby position, the sensor switch is urged by the sensor switch urging unit,
The motor rotates the cam means by a predetermined amount to move only the ball holding means to the release portion, releases the urging / standby of the ball holding means by the urging portion, and moves the ball holding means to the A soccer game characterized in that when the ball is held by being operated by a ball holding elastic member, the urging of the sensor switch by the sensor switch urging portion is released to stop the rotation of the motor. Robot.
モータにより上記カム手段を再度所定量回転させて上記キック手段についても上記解放部に移行させることにより上記キック手段の付勢・待機を解除してキック手段を上記キック用弾性部材により動作させて上記ボールを蹴り出させ、さらに所定量回転させて復帰動作部を経て付勢部に戻ることにより上記ボール保持手段と上記キック手段を上記ボール保持用弾性部材とキック用弾性部材の付勢力に抗して待機位置に付勢・待機させたときに、上記センサスイッチ付勢部により上記センサスイッチを付勢してモータの回転を停止させるようにしたことを特徴とするサッカーゲーム用ロボット。 The soccer game robot according to claim 3,
The cam means is rotated again by a predetermined amount by a motor and the kick means is also moved to the release portion to release the urging / standby of the kick means, and the kick means is operated by the kick elastic member. The ball is kicked out, further rotated by a predetermined amount, and returned to the urging portion through the return operation portion, thereby resisting the urging force of the ball holding elastic member and the kick elastic member. A soccer game robot characterized in that the sensor switch urging unit urges the sensor switch to stop the rotation of the motor when energized / standby at the standby position.
上記ボール保持手段は、上記ボール保持用弾性部材により付勢される2つのボール保持用アームと、これら2つのボール保持用アームにそれぞれ備えられたボール保持用プレートとからなり、上記ボールは上記ボール保持用プレート間に保持されることを特徴とするサッカーゲーム用ロボット。 The soccer game robot according to claim 4,
The ball holding means includes two ball holding arms urged by the ball holding elastic member, and ball holding plates respectively provided on the two ball holding arms. A soccer game robot which is held between holding plates.
上記キック手段は上記ボール保持用プレート間に設置されていて、上記キック用弾性部材により付勢される1つのキック用アームと、このキック用アームに備えられたキック部材とからなることを特徴とするサッカーゲーム用ロボット。
The soccer game robot according to claim 5,
The kick means is installed between the ball holding plates, and comprises one kick arm biased by the kick elastic member, and a kick member provided in the kick arm. Robot for soccer games.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012173311A JP2014030615A (en) | 2012-08-03 | 2012-08-03 | Robot for soccer game |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012173311A JP2014030615A (en) | 2012-08-03 | 2012-08-03 | Robot for soccer game |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014030615A true JP2014030615A (en) | 2014-02-20 |
Family
ID=50280924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012173311A Pending JP2014030615A (en) | 2012-08-03 | 2012-08-03 | Robot for soccer game |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014030615A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015202762A1 (en) | 2014-02-20 | 2015-08-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | VEHICLE CONTROL DEVICE |
JP6267822B1 (en) * | 2017-07-07 | 2018-01-24 | 株式会社タカラトミー | Ball injection device |
KR20190072753A (en) * | 2017-12-18 | 2019-06-26 | 주식회사 엔티로봇 | Robot for ice sports and game system for the same |
KR102328187B1 (en) * | 2021-06-18 | 2021-11-17 | 주식회사 온프월드 | POWER KICk SOCCER ROBOT SYSTEM |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001038039A (en) * | 1999-07-30 | 2001-02-13 | Bandai Co Ltd | Hitting device |
-
2012
- 2012-08-03 JP JP2012173311A patent/JP2014030615A/en active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001038039A (en) * | 1999-07-30 | 2001-02-13 | Bandai Co Ltd | Hitting device |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015202762A1 (en) | 2014-02-20 | 2015-08-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | VEHICLE CONTROL DEVICE |
JP6267822B1 (en) * | 2017-07-07 | 2018-01-24 | 株式会社タカラトミー | Ball injection device |
KR20190072753A (en) * | 2017-12-18 | 2019-06-26 | 주식회사 엔티로봇 | Robot for ice sports and game system for the same |
KR102016589B1 (en) | 2017-12-18 | 2019-08-30 | 주식회사 엔티로봇 | Robot for ice sports and game system for the same |
KR102328187B1 (en) * | 2021-06-18 | 2021-11-17 | 주식회사 온프월드 | POWER KICk SOCCER ROBOT SYSTEM |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014030615A (en) | Robot for soccer game | |
JP5572787B2 (en) | Game machine | |
JP2010183962A (en) | Movable accessory device | |
JP2007313025A (en) | Display device | |
JP4654254B2 (en) | Decorative body unit, game board, and pachinko machine | |
JP6171335B2 (en) | Game machine | |
JP5737226B2 (en) | Pachinko machine | |
JP2014030613A (en) | Plate for assembling device, device and robot | |
JP2014124374A (en) | Game machine | |
JP2014094144A (en) | Game machine | |
JP2007075459A (en) | Game machine | |
JP5757059B2 (en) | Game machine | |
JP2018089517A5 (en) | ||
JP6171528B2 (en) | Lever unit | |
JP2005102771A5 (en) | ||
JP6322854B2 (en) | Directional device and game machine | |
JP5455052B2 (en) | Game machine equipment | |
JP4248522B2 (en) | Game machine | |
JP6611119B2 (en) | Directional device and game machine | |
JP6327529B2 (en) | Production equipment | |
JP5966219B2 (en) | Game machine | |
JP4713563B2 (en) | Bullet ball machine | |
JP6432787B2 (en) | Directional device and game machine | |
JP2008307324A (en) | Game machine | |
JP6364680B2 (en) | Directional device and game machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160415 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160415 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161013 |