JP2014030417A - 温室用鋼管杭 - Google Patents

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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24TGEOTHERMAL COLLECTORS; GEOTHERMAL SYSTEMS
    • F24T10/00Geothermal collectors
    • F24T10/10Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground
    • F24T10/13Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground using tube assemblies suitable for insertion into boreholes in the ground, e.g. geothermal probes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Abstract

【課題】 軟弱な地盤等でも温室を設置することを可能にする。
【解決手段】本発明の温室用鋼管杭は、温室の内側に打設され、その地表部には温室の土台を支持し沈下を防止する支持部と、台風等の影響を受けて温室が飛ばされたりすることを防ぐ為の浮き上り防止が連結されていて、更に、鋼管杭の内部に伝播された地熱を温室内で有効利用出来る送風装置を備えている。
【選択図】図1

Description

本技術は、地盤中の安定な地熱を鋼管杭より採取し、温室に有効利用されるとともに、温室の支持及び浮き上り防止機能を有する鋼管杭に関するものである。
背景技術としては、特許文献1及び2に示すように、鋼管杭を用いて先端部が閉塞する鋼管製の複数の中空の支持杭210を埋設し、上部を送風装置300の室外吸気口311に連通して接続する第一本管430とそれぞれ連通して連結する装置を例示する(特許文献1)。
支持杭の連結方法としては、埋設した複数の支持杭210の上端部から、軸方向の一端部が中空の支持杭210の下端部近傍で開口し上端部から外部に延設する状態に可撓性の内管420をそれぞれ嵌挿して配設し、内管420の延設する他端部を、送風装置300の室外排気口312に連通して接続する第二本管440とそれぞれ連通して連結する。地中と良好に熱交換した支持杭210内の空気を部屋の空調に直接利用でき、簡単な構成で施工が容易に確実な建造物の支持力を有した基礎を利用し空調を行っている。
次に、建屋12を支持するパイル20を中空状に形成して、地中に埋設する。このパイル20内に外気を導入し、導入した外気を該パイル20内で地熱と熱交換する装置を例示する(特許文献2)。
その地熱と熱交換した外気をパイル20内から空調機38に導入して空調する。ここで、前記地熱の温度変動幅は、一日を通じて小さいので、前記パイル20内で熱交換して得られる外気も温度変動幅が小さい外気が得られるため、空調機38には、温度変動幅が小さくなった外気が導入されるので、空調機38で調整する温度幅も小さくて済み、これにより、大風量を要する建屋12を空調する場合であっても、少能力の空調機38で賄うことができる。
特願2006−281329(P2006−281329)公報 特願平7−348025公報
ところが、前記特許文献1の「空調システム、および、建造物の建造方法」では、支持杭を打設しなければならない位置が、必ず基礎部分の直下になければ支持杭としての役割が果たせず、基礎部分を打設する前にその複雑な空調装置を連結しなければならないため、空調パイプが外れたり、結露等により空調パイプが水没したりした場合は修理が困難となるという課題がある。
また、特許文献2の空調方法では、重量のある建屋を支持するためにパイルが必ず基礎部分の直下に存在するため、温室の様な簡単な構造の建屋の場合、基礎部分が略地表部と近接しているために挿通パイプ等が温室の外側の外気の影響を受けやすく、地熱の利用効率が低くなり易いという課題がある。
上記課題を解決するために、第1の発明の温室用鋼管杭は、
温室の室内側の地盤中に打設される鋼管杭で、
該鋼管の上部に温室の躯体の沈下を防止するための支持板と、
台風等の強風で温室が飛ばされることを防止するための浮き上り防止機能を有する固定具が具備されている。
本書の発明において、前記支持板は1本の鋼管杭に複数の支持板を取付け、1か所以上の土台を支持するようにしても良い。
また、前記浮き上り防止機能も、1本の鋼管杭から複数の固定具が、土台、根太及び柱等に取り付けられていても良い
第2の発明の温室用鋼管杭は、前記第1の発明において、
前記鋼管杭の長さが、地盤中に少なくとも3m以上打設されている態様を例示する。
この構成によれば、3m以上の深度で、より望ましくは5m以上の深度の地盤中の温度は略1年中15℃〜16℃を維持しており、建物内部であったり、地表面や外気の影響を受けにくいような環境であれば、3m以上の深度の鋼管杭であれば、10℃前後の安定した地熱を管内部に取り込むことが可能となるのである。
第3の発明の温室用鋼管杭は、前記第1及び第2の発明において、
前記鋼管杭の底部内面に、外気温等の影響を受け、温室上部や内部で加温もしくは冷却された空気を鋼管杭底部へ送風するための送風管が取り付けられている態様を例示する。
この構成によれば、地熱を用いて外気温の影響を受けにくく、昼夜を問わず温室内の温度を略一定に保つことが出来る。
第4の発明の温室用鋼管杭は、
前記鋼管杭の底部内面に、結露して溜まった水分を蒸発させるための布製のシートが取り付けられている態様を例示する。
この構成によれば、地下5m以上の15℃前後の地熱により鋼管杭内部の空気が15℃に保たれようとするが、そこに温度差のある空気を送風することにより結露が発生し、鋼管杭内部に結露した水が滞留することとなる。
この水をフェルト状の繊維を用いて、その毛細管現象により水分を上昇させ、送風効果と相まって簡単に蒸発させることができる。
第5の発明の温室用鋼管杭は、
前記鋼管杭の底部内面に、加温用のヒーターが取り付けられている態様を例示する。
この構成によれば、そもそも温室と云うものは、冬期において加温が必要な野菜やキノコ類を育成するためのものであり、従来は、灯油や重油等を用いたボイラーを燃焼させて加温していたが、排気ガス等の発生があるため、温室内部の環境を考慮し、特に厳冬期は外部の冷たい空気を利用しなければならず、例えば外気温が摂氏0℃であった場合、摂氏25℃まで加温しようとすると温度差が25℃となるが、鋼管杭の底部内面に取付けられたヒーターの周辺は厳冬期であっても15℃から16℃の地熱の影響を受けた空気であり、その差は10℃であるから、少ないエネルギーで効率の良い加温が可能となる。
さらに、当該温室に取付けられた太陽光発電装置等で発電された電力を用いることで、排気ガス等による換気の問題も解消され、エネルギー効率が更に高まるのである。
本発明に係る温室用鋼管杭によれば、地盤中の安定な地熱を鋼管杭より採取し、温室に有効利用できるという優れた効果を奏する。
本発明の鋼管杭上部の支持板と浮上がり防止具が、温室の土台部を固定している態様の一例を表す断面図である。 本発明の鋼管杭上部に取付けられた支持板及び連結具の態様を表す断面図である。 温室内部で冷却された空気を送風装置を介して鋼管杭の底部に送風し、上昇気流を発生させる態様を示した断面図である。 鋼管杭底部に溜まった水をフェルト状の繊維を用いて蒸発させる態様を示す断面図である。 本発明の鋼管杭にヒーターが取り付けられている態様を示す断面図である。 本発明に用いる送風装置の送風路を表す断面図である。 本発明の根太の転び留め及び送風装置等に用いる電力を供給するための太陽光発電パネルを示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1〜図8は本発明を具体化した温室用鋼管杭の一実施形態を示している。本発明の温室用鋼管杭は、例えば図1に見られるように、温室の室内側の地盤中に打設された鋼管杭1で、底部、つまり杭の先端部は鋭角に閉ざされた形状で水密性を有し、その周囲には支持力と打ち込み性を高めるための翼が取り付けられている。
鋼管杭上部、つまり杭の地表部に近いところには、温室の躯体の沈下を防止するため支持板5により土台2を支持し、台風等の強風で温室が飛ばされることを防止するための浮き上り防止機能を有する浮上がり防止板6がスタッド3へ、杭の打設後に溶接やネジ止めにより取り付けられている。
本例の鋼管杭1には、地熱を効率良く取り込み、利用するための役割もあるため3m以上の深さまで打設することが肝要であるが、より好ましくは、年間を通じて15℃〜16℃がある地下5m以上の深さまで打設することが望ましい。
また、本例の鋼管杭1は地熱を取り込んだり送風用の配管を挿入することを考慮すると内径がφ100以上のもので、支持板等を取付けなければならないので肉厚としては4mm以上の鋼管が好ましい。
更に、鋼管杭は円柱状であり、それに溶接したりボルトにより取付けられる支持板は、1本である必要がなく、温室の角部分等では2か所以上の土台を支持するようにしても良い。
次に、図2について説明する。土台2の下に土嚢11を敷詰め、その土嚢2を支持板5で支持するようにしている。これは、寒冷地等で金属製の支持板が余り地表面近くに近接することで、外気や地表面の温度の影響を受けやすくなる為、温室の躯体を形成する熱伝導性の低い木材以外は、なるべく外気に直接触れないような構造にしておかなければならない。
また、浮上がり防止具6としては、ボルト等での締め込み調整が可能なものを用いても良く、1本の鋼管杭から複数の浮き上り防止具を用い、任意の方向の温室7の木製スタッド数か所に取付けても良い。
次に、図3について説明する。本発明で実施された鋼管杭は外径が216.3mm、肉厚が約8mmのもので、長さ4mのものを2本、溶接により8mにし、杭の先端部にはペンシル状のキャップとその上部に翼を溶接したもので、地表部に300mmの杭頭部を出し、地盤中に約7.8m打込まれたようになっている。
この鋼管杭の内部に、送風装置に連結された、底から約0.5mの位置に直径20mm、先端部が地表方向にU字型に曲げられた送風用のポリエチレン管が挿入されていて、外気の影響を受けて温室内で冷却された、もしくは加温された空気を送風し、年間を通じ一定の地熱の影響を受けた空気を温室内に循環させるようになっている。
次に、図4について説明する。 前記送風装置に連結された送風管から送風される空気は、地熱の影響を受けた鋼管内の温度と大きく気温差が生じることがあり、それは結露となり鋼管内の底に徐々に貯留することとなる。
そのため、フェルト状の繊維テープを用いて杭底部に溜まった水をU字型に曲げられた送風管の吹き出し口より上の位置まで吸い上げ、送風により蒸散させるようになっているので、前記送風用の管に取付けたり、鋼管杭の内面に両面テープ等で貼りつけても良い。
次に、図5について説明する。この図は、本発明の鋼管杭1の内面底部のヒーター17や排気口11などのレイアウトを表すもので、送風用の吸排気口より上側の鋼管杭の内面に加温用のヒーター17が取り付けられている。
地表面から5m以上打設された鋼管杭の場合、杭底内部に対して送風を行わなければ鋼管杭内部の空気は地熱の影響により、摂氏15℃から摂氏16℃を維持し続けるのであるが、送風量によっては地熱の影響を受ける前に段々と冷えて来るためヒーター17により加温してやることで所望の温風を連続的に得ることが可能となる。
次に、図6について説明する。この図は、本発明に用いる送風装置の送風路を表すもので、温室内側に打設された鋼管杭1の略底部分の地熱の影響を受けた空気に対し、鋼管杭の底部分に、送風装置9の送風管12の先端の吹出し口が排気口11となり、そこから吹出される送風により、地熱の影響を受けた空気16を地表部分に送り出すことが出来る。
この地熱の影響を受けた空気16は、深度や地下水の影響も若干あるが、3m以上の深さで摂氏12度前後、5m以上の深さであれば、年間を通じ摂氏15度から摂氏16度の略一定の温度で保たれていて、冬期であれば外気温により温室内部の温度が冷やされているため、地熱の影響を受けた空気16は上昇気流となり、温室内部を加温させながら天井部分の吸気口10により吸気され、送風装置9の管路を経由し、この動作が繰り返されることにより徐々に温室内部の気温を地熱の温度近辺まで上昇させることが出来るのである。
また、夏場においては温室内部の温度が地熱より上回り、外気温が30℃以上になった場合、特に天井部分の気温が最高値となるため、天井部分に設置された吸気口10により吸気し、鋼管杭底部の排気口から吹出させることにより、地熱の影響を受けた空気16を温室内部に送風して温度を下げることが可能となるのであるが、送風装置の送風方向を逆にし、吸気口10と排気口11の役割を逆にして、鋼管杭の底部15の地熱の影響を受けた空気16を吸気し、天井部分の排気口や外気の影響を受けやすい出入り口付近へ送風することで、温室内部の気温をコントロールすることが出来る。
次に、図7について説明する。この図は、本考案に用いる送風装置やヒーター17に用いる電力を供給する装置に太陽光発電を用いる態様を示すもので、ツーバイフォー工法のように等ピッチのスタッド3や屋根の根太4部分に温室内側シート18及び温室外側シート19夫々を貼り2層構造とした上に太陽光発電装置13を取付けたものである。
この太陽光発電装置は、最低二つのスタッド3や根太4を跨いでビスにより固定されているもので、スタッド3や根太4の転び留め防止効果も発現するようになっている。
本図は、太陽光発電装置の取り付け位置を温室の内側に設けた態様を示すもので、スタッド3や根太4の陰になると発電効率が低下してしまうため、角度により効率を高めるために構造材の側面に反射板を設け、発電効率を高めるようにしている。
また、一般的に太陽光発電装置は屋外の太陽光に暴露されるところに設置することが適切な設置場所であるが、海岸地域等の場合、塩害による発電装置の故障やヒートサイクルによる装置の寿命低下を防止する効果もある。
以下に、本発明の温室用鋼管杭を用いた温室の温度調節方法の一例について説明する。
(1)幅6.1m、奥行き3.66m、手前側の軒までの高さ2.4m、奥側の軒の高さが3.2mの温室を建設するにあたり、該温室の土台から内側に50cmの4角及び長手方向の中心部に夫々1本の合計6本の鋼管杭を地表部に30cm杭頭を残すように打設した。本鋼管杭は、外径165.2mm、内径155.2mm長さ8mのものである。
(2)この鋼管杭の杭頭部分の地面を1m掘り下げ、支持板を地表部のGL21の高さと水平になる様に溶接により取付けた(図1参照)。
(3)温室の躯体となる材料は、38mm×89mmのツーバイフォー工法に用いられる松材を用い、407mmピッチで組み上げ、外壁部分及び内側部分に60μのアクリルフイルムに30μのポリエステルフイルム2枚をラミネートしたフイルムと積層したものを用いて覆い、躯体部分に固定した。
(4)鋼管の杭頭に浮上がり防止具を溶接し、反対側を高さ1mの躯体部分にボルトで固定した。
(5)この施工時の外気温は5℃で、温室の内部の気温は7℃、鋼管杭内部の地下6m付近の温度は16℃を示し、鋼管杭の地表部に上昇してくる空気の温度を測定すると同じく16℃を示していた。
以上のように構成された本例の温室用鋼管杭によれば、僅かな風量のものであるが、地熱により加温された鋼管杭内部の温風が少しずつ上昇して来て、24時間後には外気温が4℃であったが温室内部の温度が10℃となった。
また、比較対象用に土台の真下に同じ規格の本鋼管杭を打設し、地表部に上昇してくる空気の温度を測定したところ、外気や風の影響を受け易いため14℃で、土台から50cm外側に打設されたものは12℃という低い値を示した。
また、壁面や屋根部分に太陽光発電パネルを採光に問題の無い範囲で設置し、発電された直流電力を交流に変換することなく、本鋼管杭の内部に設置するヒーターや直流モーターを用いた送風装置を稼働させることにより、地熱や太陽光と云った自然エネルギーを効率良く利用した温室の温度調整が可能となる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
1 土台を支える土嚢の下側にH型鋼等を敷き、複数の土嚢を支えるようにし、それを鋼管杭に取付けた支持板で支持するようにしたもの。
2 温室の角部分の土台2か所以上に、鋼管杭から支持板が取付けられて支持すること。
3 太陽光発電パネルの内側に断熱パネルが取り付けられていること。
4 温室の構造材として用いられる木材に柿渋等の防腐及び抗菌効果のある塗料が塗布されていること。
5 温室をラッピングするシートが、太陽光との反応により、電力を発生させることが可能なものであること。
6 太陽光発電パネルが、温室の屋根根太またはスタッド部分の外側もしくは内側だけでなく、側面部分に取付けられていること。
7 送風装置の吸気及び排気管が温室の外側に延びていて、必要に応じて室外に吸気もしくは排気が出来ること。
8 鋼管杭を構成する鋼管が、内側に熱伝導効率を高める目的のリブが取り付けられていること。
9 温室のラッピングに用いられるシートが、遮熱効果の有る無機物を利用したシートであること。
10 岩盤等の影響で、3m以上の長さの杭の打設が困難な場合であっても、相応の支持力と浮上がり防止効果がある鋼管杭であれば、ヒーターを設置して加温用にのみ利用すること。
1 鋼管杭
2 土台
3 スタッド
4 根太
5 支持板
6 浮き上り防止具
7 温室
8 フェルト
9 送風装置
10 吸気口
11 排気口
12 送風管
13 太陽光発電装置
14 土嚢
15 鋼管杭底部
16 地熱の影響を受けた空気
17 ヒーター
18 温室内側シート
19 温室外側シート
20 反射板
21 GL

Claims (5)

  1. 温室の室内側の地盤中に打設される鋼管杭で、
    該鋼管の上部に温室の躯体の沈下を防止するための支持板と、
    台風等の強風で温室が飛ばされることを防止するための浮き上り防止機能を有する固定具が具備されていることを特徴とする温室用鋼管杭。
  2. 前記請求項1の鋼管杭の長さが、
    地盤中に少なくとも3m以上打設されていることを特徴とする温室用鋼管杭。
  3. 前記鋼管杭の底部内面に、外気温等の影響を受け、温室上部や内部で加温もしくは冷却された空気を鋼管杭底部へ送風するための送風管が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3記載の温室用鋼管杭。
  4. 前記鋼管杭の底部内面に、結露して溜まった水分を蒸発させるための布製のシートが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜2記載の温室用鋼管杭。
  5. 前記鋼管杭の底部内面に、加温用のヒーターが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4記載の温室用鋼管杭。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104737853A (zh) * 2015-03-26 2015-07-01 济南正庄农业科技有限公司 一种果树专用不对称拱轨日光温室系统及其建造方法

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