JP2014026352A - 光センサ付き表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コストアップや画像品位の低下を招くことなく、光センサのS/N比を改善することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】
本発明の光センサ付き表示装置は、表示パネルと、表示パネルの背面側に設けられ、表示パネルの表示光を照射するバックライトと、表示パネルの前面側に設けられた透明カバーと、透明カバーの表面に近接した指示体の反射光を受光し、指示体の位置を検出する光センサとを備え、光センサが透明カバーの裏面に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置に関し、特に表示パネルに複数の光センサを設けた表示装置に関する。
近年、指やペンなどで表示画面にタッチすることにより操作可能な電子機器が普及している。その表示画面内のタッチ位置を検出する方法として、表示パネルに複数の光センサを設け、指などが画面に接近したときにできる影像を光センサで検知する方法が知られている。しかし、影像を検知する方法では、外光の照度が低い(周囲が暗い)ときに、光センサで得られた画像内で影像と背景の区別が困難になり、タッチ位置を正しく検出できないことがある。そこで、バックライトを備えた表示装置については、バックライト光が指に当たったときの反射像を光センサで検知する方法も知られている。
バックライト光の反射像を光センサで検知する表示装置については、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1の表示装置は、図7の断面図に示す通り、液晶パネル121と、液晶パネル121の背面側から表示光を照射するバックライト122を備えている。
液晶パネル121は、光センサ124が形成された透明絶縁基板からなるTFT基板123と、TFT基板123と対向して配置される透明絶縁基板からなる対向基板125と、TFT基板123と対向基板125との間に封入された液晶層126を備えている。
また、TFT基板123の下面には第1偏光板127が形成され、対向基板125の上面には第2偏光板128が形成されている。また、第2偏光板128の上面に位相差板129が形成され、位相差板129の上部には空気層130を介して透明保護カバー131が配置されている。
そして、特許文献1では、第2偏光板128を通過した光が、位相差板129を通過することで例えば右円偏光となり、さらに透明保護カバー131の下面で反射されると左円偏光となる。このため、透明保護カバー131の下面で反射された反射光が再度位相差板129を通過すると、光の偏光方向が90°傾くことにより第2偏光板128に吸収されるので、透明保護カバー131からの反射光が光センサ124に入射することを防止できる。
一方、指等の指示体140で反射された光は、反射面の凹凸等によって偏光が解消され、光の振動方向がほぼランダムになるため、第2偏光板128を通過して光センサ124に入射することができる。したがって、透明保護カバー131からの反射光が取り除かれるため、ノイズによる影響を小さくなり、光センサ124のS/N比を改善することができる。
特開2009−169400号公報
しかしながら、特許文献1の表示装置では、液晶パネル121上の第2偏光板128と透明保護カバー131の間に、透明保護カバー131からの反射光を取り除くために位相差板129を追加するので、コストアップを招くとともに、表示装置の輝度が低下して画像品位が損なわれる問題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、コストアップや画像品位の低下を招くことなく、光センサのS/N比を改善することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の光センサ付き表示装置は、表示パネルと、表示パネルの背面側に設けられ、表示パネルの表示光を照射するバックライトと、表示パネルの前面側に設けられた透明カバーと、透明カバーの表面に近接した指示体の反射光を受光し、指示体の位置を検出する光センサとを備えた表示装置であって、光センサが透明カバーの裏面に設けられていることを特徴とする。
また、バックライトの表示光が赤外光を含むことを特徴とする。
また、光センサの受光面に、赤外光を透過し可視光を遮断するフィルタを設けたことを特徴する。
本発明によれば、コストアップや画像品位の低下を招くことなく、光センサのS/N比を改善することが可能な表示装置を提供することができる。
本発明の実施例1の光センサ付き表示装置の構成を示す概略図である。 光センサ付き表示装置の主要部の分解斜視図である。 光センサ回路の概略図である 光センサ回路の駆動波形である 本発明の実施例2の光センサ付き表示装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施例3の光センサ付き表示装置の構成を示す概略図である。 従来の光センサを備えた表示装置の構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。なお、実施例を説明するための全図面において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施例1の光センサ付き表示装置100の構成を示す概略図である。光センサ付き表示装置100は、表示パネル10と、表示パネル10の背面側に設けられ、表示パネル10の表示光を照射するバックライト20と、表示パネル10の前面側に設けられた透明カバー30と、透明カバー30の表面に近接した指示体1から反射された表示光を受光し、指示体1の位置を検出する光センサ40とを備え、この光センサ40が透明カバー30の裏面に設けられていることを特徴とするものである。
実施例1に係る光センサ付き表示装置100では、図1に示すように、光センサ40が透明カバー30の裏面に設けられることにより、指示体1から光センサ40までの距離が短縮され、指示体1からの反射光をダイレクトに光センサ40に入射させることができるため、透明カバー30の下面で反射された光L2や、表示パネル10の対向基板12等で反射された光L3等が光センサ40に入射されることがなくなる。結果として、指示体1で反射された反射光L1を効率よく光センサ40に入射できるため、光センサ40のS/N比を改善することができる。また、透明カバー30からの反射光を取り除くために、位相差板等を追加する必要もないため、コストアップを招くことなく、かつ表示光の透過率を低下させ画像品位を損なわせる惧れもない。
図1に示すように、表示パネル10は、透明絶縁基板に複数の画素回路が形成されたTFT基板11と、透明絶縁基板に対向電極が形成された対向基板12と、TFT基板11と対向基板12の間に封入された液晶層13により構成されている。また、表示パネル10の背面側(TFT基板11の裏面)と前面側(対向基板12の表面)には図示しない偏光板が形成されている。
表示パネル10の背面側には、表示パネル10に表示光を照射するため、LED等の発光素子21を有するバックライト20が備えられており、また、表示パネル10の前面側には、表示パネル10を保護するための透明カバー30が備えられている。また、透明カバー30の裏面には、透明カバー30の表面に近接した指示体1の反射光を受光して、指示体1の位置を検出するための光センサ40が設けられている。
図2は、光センサ付き表示装置100の主要部を示す分解斜視図である。表示パネル10を構成するTFT基板11及び対向基板12は、例えば、寸法が750×440mm、厚さが2mmのガラス基板が用いられている。表示パネル10の有効表示領域は、710×400mmであり、上記有効表示領域に対応するTFT基板11の領域内に画素回路13がマトリクス状に形成されている。
透明カバー30もTFT基板11や対向基板12と同等の寸法を有するガラス基板が用いられている。透明カバー30の裏面には、TFT基板11の画素回路13に対応して、光センサ40がm×n個のマトリクス状に形成されている。画素回路13と光センサ40は、例えば、画素回路13が10個に対し、光センサ40が1個の割合で設けられている。
バックライト20から出射された表示光は、表示パネル10と透明カバー30を透過して透明カバー30の表面から外部に出る。このとき、指等の指示体1が透明カバー30の表面付近にあると、表示光は指示体1で反射され、反射された表示光L1は透明カバー30を透過して光センサ40に入射する。このようにして、バックライト20の表示光を指示体1で反射させて、反射された表示光L1を光センサ40で検出することにより、指示体1の位置を特定することができる。
図3は、光センサ40の回路構成を示す概略図である。透明カバー30には、図2に示したように、m行×n列の光センサ40からなるアレイが形成されており、これら光センサ40の各々は、図3中に破線で囲む回路構成となっている。光センサ40は、例えば薄膜トランジスタ技術やシリコン・オン・インシュレータ技術を用いて、図示しない光センサ駆動回路と共に透明カバー30上に集積されている。
光センサ40は、光検出素子である薄膜フォトダイオードD1等を含んでいる。フォトダイオードD1のアノードは、同じ行内の全ての光センサ40に共用されるリセット信号線RSiに接続されている。フォトダイオードD1のカソードは、ノード41に接続されており、ノード41は、コンデンサC1の第1の電極に接続されており、コンデンサC1の第2の電極は、読出信号線RWiに接続されている。
また、光センサ40は、半導体増幅素子である薄膜絶縁ゲート電界効果トランジスタM1を含んでおり、トランジスタM1は、ソースフォロワとして構成され、トランジスタM1のゲートは、フォトダイオードD1のカソードおよびコンデンサC1の第1の電極に接続され、トランジスタM1のドレインは、センサ信号線SDjに接続され、トランジスタM1のソースはセンサ信号線SSjに接続されている。フォトダイオードD1のカソードおよびコンデンサC1の第1の電極は、ノード41に接続されると共にトランジスタM1のゲートに接続されている。
センサ信号線SSjの端は、絶縁ゲート電界効果トランジスタM2のドレインに接続されており、トランジスタM2のソースは、基準電圧線VSSに接続されており、トランジスタM2のゲートは、基準電圧線VBに接続されている。トランジスタM2は、読み出し用に現在選択されている列の光センサ40のトランジスタM1のための能動ソース負荷を形成するバイアス用素子として機能する。トランジスタM2のドレインは、列出力VPIXを含み、出力読み取り回路に接続されている。
光センサ40の回路構成は、図3の破線で示すように、1つのトランジスタM1しか必要とせず、それゆえに占有する基板面積が小さくなり、高いイメージセンシング空間分解能とディスプレイ開口比を実現することができる。
図4は、光センサ40の回路を動作させるためのタイミングチャートを示した図である。光センサ40は、リセット期間、センシング期間、および読出期間からなる繰り返しサイクルを実行することにより、指示体1の位置を検出する。上記サイクルは、同じ行内の光センサ40について互いに同期され、異なる行についてのサイクルは、例えば既知のアクティブマトリクスアドレッシング技術に従って、時間的に交互交代とされるか、あるいは時間的にずらされて実行される。
まず、リセット期間について説明する。リセット期間においては、リセット信号線RSiに印加する電圧を、ローレベル(電圧VSSR)からハイレベル(電圧VDDR)へと瞬間的に切り換える。一方、読出信号線RWiに印加する電圧は、ローレベル(電圧VSSR)のままとする。このように、リセット信号線RSiに上記ハイレベルの電圧を印加することにより、フォトダイオードD1の順方向(アノード側からカソード側)に電流が流れ始める。その結果、ノード41の電位である電圧VINTは、以下の式(1)で示す値となる。なお、式(1)では、フォトダイオードD1における順方向の電圧降下量をVfとしている。
VINT=VSSR+VDDR−Vf … (1)
式(1)より、ノード41の電位である電圧VINTは、図4に示すとおり、電圧VDDRよりもVfだけ小さな値となる。
ここで、電圧VINTは、トランジスタM1のゲートをターンオンさせる閾値以下であるため、センサ信号線SSjからの出力はない。このため、電圧VPIXは変化しない。また、コンデンサC1の電極間には、上記電圧VINT分の差が生じる。このため、コンデンサC1には、当該差に応じた電荷が蓄積される。
次に、センシング期間について説明する。リセット期間に続くセンシング期間においては、リセット信号線RSiに印加する電圧は、ハイレベル(電圧VDDR)からローレベル(電圧VSSR)へと瞬間的に切り換わる。一方、読出信号線RWiに印加する電圧は、ローレベル(電圧VSSR)のままとする。
このように、リセット信号線RSiに印加する電圧をローレベルに変化させることにより、ノード41の電位は、リセット信号線RSiの電圧および読出信号線RWiの電圧よりも高くなる。このため、フォトダイオードD1においては、カソード側の電圧がアノード側の電圧よりも高くなる。つまり、フォトダイオードD1は、逆バイアスの状態となる。このような逆バイアスの状態において、光源からの光をフォトダイオードD1が受光すると、フォトダイオードD1のカソード側からアノード側へと電流が流れ始める。その結果、図4に示すとおり、ノード41の電位(電圧VINT)は時間の経過とともに低くなる。
なお、このように電圧VINTが低下し続けるため、トランジスタM1のゲートはターンオンした状態にはならない。それゆえ、センサ信号線SSjからの出力はない。このため、電圧VPIXは変化しない。
次に、読出期間について説明する。センシング期間に続く読出期間においては、リセット信号線RSiに印加する電圧をローレベル(電圧VSSR)のままとする。一方、読出信号線RWiに印加する電圧は、ローレベル(電圧VSSR)からハイレベル(電圧VDD)へと瞬間的に切り換わる。ここで、電圧VDDは、電圧VDDRよりも高い値である。
このように、読出信号線RWiにハイレベルの電圧を瞬間的に印加することにより、図4に示すとおり、コンデンサC1を介してノード41の電位が引き上げられる。なお、ノード41の電位の上昇幅は、読出信号線RWiに印加する電圧に応じた値となる。ここで、ノード41の電位(つまり、電圧VINT)が、トランジスタM1のゲートをターンオンさせる閾値以上まで引き上げられるため、トランジスタM1のゲートがターンオンする。
この際、トランジスタM1のドレイン側に接続されたセンサ信号線SDjに予め一定電圧を印加しておけば、トランジスタM1のソース側に接続されたセンサ信号線SSjからは、図4のVPIXのグラフに示すとおり、ノード41の電位に応じた電圧が出力される。
ここで、フォトダイオードD1が受光する光の量(以下、受光量と称する)が少ない(暗)と、図4のVINTのグラフに示す直線の傾きが緩やかになる。その結果、電圧VPIXは、受光量が多い場合(明)に比べて高くなる。このように、光センサ40は、フォトダイオードD1の受光量に応じて、センサ信号線42に出力する電圧の値を変化させる。
ところで、上記においては、m×n個存在する光センサ回路のうち、1つの光センサ回路40に着目して、その動作を説明した。以下では、光センサ付き表示装置100における各光センサ回路の動作について説明する。
まず、光センサ駆動回路は、n個のセンサ信号線(SD1〜SDn)の全てに対して、予め定められた電圧を印加する。次に、光センサ駆動回路は、リセット信号線RS1に対して、通常よりもハイレベルな電圧VDDRを印加する。なお、他のリセット信号線(RS2〜RSm)および読出信号線(RW1〜RWm)については、ローレベルの電圧を印加したままの状態とする。これにより、図2における1行目のn個の光センサ回路が、上述したリセット期間に入る。その後、1行目のn個の光センサ回路は、センシング期間に入る。さらに、その後、1行目のn個の光センサ回路は、読出期間に入る。
なお、n個のセンサ信号線(SD1〜SDn)の全てに対して予め定められた電圧を印加するタイミングは、上記のタイミングに限定されず、少なくとも読出期間前に印加されるタイミングであればよい。
1行目のn個の光センサ回路の読出期間が終了すると、光センサ駆動回路は、リセット信号線RS2に対して、通常よりもハイレベルな電圧VDDRを印加する。つまり、2行目のn個の光センサ回路のリセット期間に入る。リセット期間が終了すると、2行目のn個の光センサ回路は、センシング期間に入り、その後は、読出期間に入る。
以降は、上述した処理が、順に、3行目のn個の光センサ回路、4行目のn個の光センサ回路、…m行目のn個の光センサ回路に対して行われる。その結果、センサ信号線(SS1〜SSn)からは、1行目のセンシング結果、2行目のセンシング結果、…、m行目のセンシング結果が、この順に出力される。
本発明の光センサ付き表示装置100では、上記の光センサ40を透明カバー30の裏面に形成したので、この透明カバー30を通常の表示装置の前面に取り付けることにより、光センサ付き表示装置として使用することができる。
また、本発明の光センサ付き表示装置100のように、光センサ40を透明カバー30の裏面に形成することにより、光センサ40とTFT基板11を同一基板上で連続して製造する必要がなく、容易に製造することができ、製造工程もそれぞれ短縮できるので、TFT基板11上で光センサ40を画素回路と一体に形成するよりも、製造歩留まりを向上させることができる。
図5は、実施例2の光センサ付き表示装置110の構成を示す概略図である。なお、図5において、実施例1と同一機能を有するものは同一符号を付け、その重複する説明は省略する。
図5に示すように、実施例2の光センサ付き表示装置110は、バックライト20に赤外光を放出する赤外発光素子22を混在させたことを特徴としている。赤外発光素子22としては、850〜960nmの範囲にピーク波長を持つものを用いる。
一般に薄膜フォトダイオードD1のセンサ感度は、受光する光の波長に反比例する。このため、バックライト20から波長の長い赤外光を照射して、指示体1から反射させた赤外光を受光させる方が、光センサ40の受光感度を高くして、高い精度でタッチ位置を検出することができる。
また、表示画像が暗い場合は、表示パネル10を透過した可視光が減少しているので、光センサ40の検出感度が低下するが、赤外光は表示画像の明暗に関わらず一定量が放出されるため、光センサ40が赤外光の反射を受光することにより、常時安定してタッチ位置を検出することができる。
図6は、実施例3の光センサ付き表示装置120の構成を示す概略図である。なお、図6において、実施例2と同一機能を有するものは同一符号を付け、その重複する説明は省略する。
実施例3の光センサ付き表示装置120は、図6に示すように、光センサ40の受光面(透明カバー30側)に、可視光を遮断し、赤外光を透過する赤外光透過フィルタ45を設けたことを特徴としている。
赤外光透過フィルタ45は、光センサ40が形成される透明カバー30の裏面に、遮光用塗料を塗布したものである。遮光用塗料としては、カーボンブラックや金属ナノ粒子等を拡散させた溶液を用いることができる。透明カバー30に光センサ40を形成する前に、上記遮光材料とアクリル系樹脂を混合し、充分に拡散した溶液をインクジェットプリンタで透明カバー30に塗布して、赤外光透過フィルタ45を形成した。
上記金属ナノ粒子及びカーボンブラックの溶液中濃度は、インクジェットプリンタで安定したインク吐出させるため、10wt%から15wt%に調整することが望ましい。カーボンブラック粒子は、上記溶液中濃度で2回塗布を行うことにより、十分な遮光性を得ることができる。溶液中濃度を2倍にすれば、1回の塗布でも遮光性を確保できるが、インクジェットプリンタのノズルへの目詰まりなどインクの吐出安定性が低下する。これに対して、金属ナノ粒子は上記溶液中濃度で1回塗布を行うことにより、十分な遮光性を得ることができるため、生産性を向上することができる。
上記のように形成された赤外光透過フィルタ45は、可視光を遮光する一方で、850〜960nmの波長を有する赤外光を透過させることができる。
実施例3に係る光センサ付き表示装置120では、赤外光を透過し可視光を遮断する赤外光透過フィルタ45が、光センサ40への光入射経路上に設けられているので、光センサ40は外光やバックライト光に含まれる可視光の影響を受けず、バックライト20から出射された赤外光のみを検知することができ、高い精度でタッチ位置を検出することができる。
1 指示体
10 表示パネル
11 TFT基板
12 対向基板
13 液晶層
20 バックライト
21 発光素子
22 赤外発光素子
30 透明カバー
40 光センサ
45 赤外光透過フィルタ
100、110、120 光センサ付き表示装置

Claims (3)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの背面側に設けられ、前記表示パネルの表示光を照射するバックライトと、
    前記表示パネルの前面側に設けられた透明カバーと、
    前記透明カバーの表面に近接した指示体の反射光を受光し、前記指示体の位置を検出する光センサとを備えた表示装置であって、
    前記光センサが前記透明カバーの裏面に設けられていることを特徴とする光センサ付き表示装置。
  2. 前記バックライトの表示光が赤外光を含むことを特徴とする請求項1記載の光センサ付き表示装置。
  3. 前記光センサの受光面に、赤外光を透過し可視光を遮断するフィルタを設けたことを特徴する請求項2記載の光センサ付き表示装置。
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