JP2014026304A - 携帯情報端末、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

携帯情報端末、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行うこと。
【解決手段】カーソルと、カーソルにて選択され得る機能に対応する1以上の機能表示とを含む画面表示の映像を出力するディスプレイ14と、端末の姿勢の変化を検出する加速度センサ11と、加速度センサ11の出力に基づいて、カーソルの動きを制御すると共に、加速度センサ11が衝撃を検出した場合に、その直前にカーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する制御部13とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯情報端末、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体に関する。特に本発明は、端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う携帯情報端末、情報処理方法、当該携帯情報端末としてコンピュータを機能させるプログラム、並びに当該プログラムを記録した記録媒体に関する。
一般に、携帯情報端末は、小さい筐体に複数のボタンを備えている。そのため、このような携帯情報端末は、ボタンの押し間違い等による誤入力が発生し易い。また、ボタンを用いた文字入力の場合、一文字を入力するために何度もボタン操作が必要であり、非常に操作が面倒である。その他、情報入力の際の操作は、例えば筐体上面に設けられたボタンを押下する等の操作のみであり、操作が単一で面白みに欠ける。
このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、特許文献1には、例えば携帯電話端末やPDA等の携帯可能な電子機器に好適な装置が記載されている。より具体的に説明すると、この装置は、装置本体の傾いた方向を検知する。また、この装置は、装置本体の振動を検知する。そして、この装置は、円環状に配列させた複数の所定の情報と、複数の所定の情報の少なくとも1つを選択可能に支持するためのカーソルとを、表示部上に表示させる。そして、この装置は、検知した傾きの方向に基づいて、カーソルを円環状に表示されている情報の配列に沿って移動させる。また、この装置は、検知した傾きの方向の変化と傾きの継続とに基づいて、カーソルの移動速度を設定し、検知した振動に基づいて、カーソルが選択可能に指示している情報を入力すべき情報として確定する。このようにして、この装置によっては、装置本体を傾けたり振動させたりするような、簡単、且つ誤入力の虞が少ない操作により、情報の入力が可能となっている。
また、ポインタの運動特性を多様にし、例えば、端末の傾き加減で、あたかも盆皿上でビー球が転がるように、ポインタを移動させることができると、操作性が向上し、更にゲームソフト等へ利用範囲が拡大する可能性がある。
このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
例えば、特許文献2には、端末自体の傾き加減を感知し、ディスプレイ上のポインタ操作を可能とする端末が記載されている。より具体的に説明すると、この端末は、端末本体の傾きを検出する。そして、この端末は、傾きに応じて端末が有する表示画面上のポインタの傾き方向への移動速度を制御する。このようにして、この端末によっては、画面上でのポインタの動作形態がより多様化され、端末の操作性を増す。
また、携帯電話機では、携帯電話機に対する人の行う運動に関する情報処理機能を付与し、携帯電話機の有用性や応用可能性を拡大することができる。しかしながら、ユーザの行う運動、例えば携帯電話機を振ったり、叩いたりする動作を加速度センサ、又は角度センサで検知して、携帯電話機の操作を制御するだけである。したがって、ボタンをユーザが操作したり、電子ペンによって入力したりするのとは異なり、その動作をどうのように携帯電話機が検出し、またそれが、携帯電話機のある機能を操作するのに必要な動作であったか否か判断する機能がない。そのため、誤動作をしたり、ユーザの意図しない携帯電話機の機能を制御したりしてしまう可能性がある。
また、携帯電話機に対するユーザの行動をユーザが自分で確認するための機能がない。そのため、ユーザが何故意図した携帯電話機の機能が制御されなかったか認識できないので、意図した機能を処理するのに時間が掛かったり、誤動作が繰り返し起こってしまったりする可能性がある。したがって、ユーザの行う行動を検出する加速度センサ、又は角度センサを付与したが、その機能の十分な効果が得られないということがある。
このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
例えば、特許文献3には、操作性の向上を図った装置が記載されている。より具体的に説明すると、この装置には、予め設定された動作量に対応するアプリケーションが記録されている。そして、この装置は、この装置本体に外部からくわえられた動作を検出する。そして、この装置は、検出された動作が検出範囲以上の動作量であるか否か判断する。そして、この装置は、検出範囲以上であると判断された動作量に対応するユーザが体感可能な体感信号を発生する。そして、この装置は、検出範囲以上であると判断された動作量と予め設定された動作量が一致するか否かを判断し、一致すると判断した場合に予め設定された動作量に対応するアプリケーションを起動させる。このようにして、この装置によっては、装置に対するユーザの行う動作による誤動作を軽減することができるという効果が得られる。
また、加速度センサを利用したコマンド入力方法としては、ユーザが筐体を揺する操作を加速度センサからの信号で検知して表示部の照明装置の点灯時間を増長するものが提案されている。また、ユーザが筐体を振る操作を加速度センサからの信号で検知してトップメニューの表示を行うものが提案されている。また、ユーザが筐体を揺する操作を加速度センサからの信号で検知してスピーカからの着信音の出力に換えてバイブレータの振動で着信を報知するようにしたものが提案されている。
しかしながら、これらのものは、筐体を揺すったり振ったりする際に生じる振動を単純に感知して携帯端末の機能を起動させるといった単機能的なものに過ぎず、携帯端末に実装された様々な機能を選択的に機能することができない。そのため、拡張性に乏しいといった問題があり、また、携帯電話等の携帯端末はポケットやバッグに納められて持ち運ばれることが多いため、携帯中の振動によって誤動作を生じる虞もある。
このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献4参照。)。
例えば、特許文献4には、携帯端末の筐体に配備された加速度センサと加速度からの信号出力に基づいて携帯端末の動作を制御する制御部とを備えた装置が記載されている。より具体的に説明すると、この装置は、加速度センサが予め決められた起動信号を検知した場合に限り、予め設定された時間の範囲で加速度センサからの信号を機能選択コマンドとして受け付ける。また、この装置は、携帯端末に実装された各種の機能とその実行を指示する機能選択コマンドとの関係を対応させて記憶する。また、この装置は、携帯端末に実装された各種の機能とその実行を指示する機能選択コマンドとの関係を登録するための教示操作実行コマンドの入力を受け付ける。また、この装置は、受け付けられた機能選択コマンドをその時点で選択されている携帯端末の機能に対応させて記憶する。また、この装置は、新たに記憶された機能選択コマンドと携帯端末の機能との対応関係を携帯端末のディスプレイに可視表示する。また、この装置は、受け付けられた機能選択コマンドに対応する携帯端末の機能を求めてその機能の実行を携帯端末に指示する。このようにして、この装置によっては、携帯端末がポケットやバッグに納められて持ち運ばれる間に加速度センサが筐体の振動や揺れ、又は姿勢変化等を検知して信号を出力した場合であっても、これらの信号が機能選択コマンドとして誤認識されることはない。このようにして、携帯端末の機能が誤って起動されるといった問題が改善される。
また、特許文献3に開示されている携帯情報処理装置の場合、バイブレータの振動パターンで、自分が筐体を振った方向、及び振った回数を認識することができるのは利点である。しかしながら、起動を希望するアプリケーションプログラムを、筐体を振るという操作で指定するようになっているため、大掛かりな指定操作を必要としてします。例えば混雑している車内等では、操作が困難となる問題がある。
このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献5参照。)。
例えば、特許文献5には、筐体を軽打するタップ操作のタップ操作箇所やタップ操作回数に応じて、所望のアプリケーションプログラムを起動し、また、この起動したアプリケーションプログラムの所望の情報処理を指定可能とした装置が記載されている。より具体的に説明すると、この装置は、筐体を軽打するタップ操作における、筐体上のタップ操作箇所、及びタップ操作回数を検出する。また、この装置は、複数のアプリケーションプログラムを記憶する。また、この装置は、筐体上のタップ操作箇所、及びタップ操作回数と、起動するアプリケーションプログラムとを関連付けられて記憶する。そして、この装置は、検出されたタップ操作箇所、及びタップ操作回数に基づいて、タップ操作箇所、及びタップ操作回数に対応するアプリケーションプログラムを検出し、この検出したアプリケーションプログラムを読み出して起動する。このようにして、この装置によっては、タップ操作という、小さな指定操作で所望のアプリケーションプログラムの軌道や情報処理を指定可能とすることができる。
特許第4285740号公報 特開2006−113859号公報 特開2006−333355号公報 特許第4853302号公報 特開2009−278294号公報
しかしながら、特許文献1〜5に記載の技術は、所望の機能を実行しようとするにあたり、携帯情報端末の筐体を振ったり、叩いたりした際に、その振動により、カーソルの位置がずれてしまい、所望の機能を実行することができない虞がある。このような問題は、例えば、アプリケーションを起動させるアイコン同士の距離が狭かったり、Webページのハイパーリンクやボタン同士の距離が狭かったりする場合に、特に深刻な問題となる。
本発明の目的は、上述した課題を解決する携帯情報端末、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う携帯情報端末であって、カーソルと、カーソルにて選択され得る機能に対応する1以上の機能表示とを含む画面表示の映像を出力するディスプレイと、端末の姿勢の変化を検出する加速度センサと、加速度センサの出力に基づいて、カーソルの動きを制御すると共に、加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前にカーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する制御部とを備える。
本発明の第2の形態によると、カーソルと、カーソルにて選択され得る機能に対応する1以上の機能表示とを含む画面表示の映像を出力するディスプレイと、端末の姿勢の変化を検出する加速度センサとを備える携帯情報端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う情報処理方法であって、加速度センサの出力に基づいて、カーソルの動きを制御すると共に、加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前にカーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する。
本発明の第3の形態によると、端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う携帯情報端末として、コンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、端末の姿勢の変化を検出する加速度センサの出力に基づいて、ディスプレイが出力する画面表示の映像の含まれるカーソルの動きを制御すると共に、加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前にカーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する制御部として機能させる。
本発明の第4の形態によると、端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う携帯情報端末として、コンピュータを機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータを、端末の姿勢の変化を検出する加速度センサの出力に基づいて、ディスプレイが出力する画面表示の映像の含まれるカーソルの動きを制御すると共に、加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前にカーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する制御部として機能させるプログラムを記録した。
なおまた、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明によっては、所望の機能を実行しようとするにあたり、携帯情報端末の筐体を振ったり、叩いたりした際に、その振動により、カーソルの位置がずれることを防止することができ、所望の機能を精確に実行することができる。
一実施形態に係る携帯情報端末1の利用方法の一例を示す図である。 発明の構成図である。 クリックモードで機能を実行させる動作のフローである。 クリックモードを終了させる動作のフローである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る携帯情報端末1の利用方法の一例を示す。携帯情報端末1は、端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う装置である。
携帯情報端末1は、ディスプレイ14を備える。より具体的に説明すると、ディスプレイ14は、カーソルCと、カーソルCにて選択され得る機能に対応する1以上のアイコンIa〜d(以下、アイコンIと総称する。)を含む画面表示の映像を出力する装置である。なおまた、アイコンIは、この発明における「機能表示」の一例であってよい。
携帯情報端末1は、端末の姿勢の変化に応じて、カーソルCを移動させる。例えば、携帯情報端末1の上側を下げると共に、携帯情報端末1の下側を上げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを上側へ移動させる。また、携帯情報端末1の上側を上げると共に、携帯情報端末1の下側を下げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを下側へ移動させる。また、携帯情報端末1の左側を下げると共に、携帯情報端末1の右側を上げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを左側へ移動させる。また、携帯情報端末1の右側を下げると共に、携帯情報端末1の左側を上げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを右側へ移動させる。また、携帯情報端末1の左上側を下げると共に、携帯情報端末1の右下側を上げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを左上側へ移動させる。また、携帯情報端末1の右上側を下げると共に、携帯情報端末1の左下側を上げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを右上側へ移動させる。また、携帯情報端末1の右下側を下げると共に、携帯情報端末1の左上側を上げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを右下側へ移動させる。また、携帯情報端末1の左下側を下げると共に、携帯情報端末1の右上側を上げるようにして傾けると、携帯情報端末1は、カーソルCを左下側へ移動させる。また、携帯情報端末1は、端末に振動が加えられると、カーソルCによって指し示されているアイコンIに対応する機能を実行する。以下の説明においては、このような操作に応じてカーソルCを移動させたり、アイコンIに対応する機能を実行させたりする動作モードを、クリックモードと称する。
図2に本発明の構成を示す。携帯情報端末1は、ディスプレイ14の他に、加速度センサ11、メモリ12、制御部13、及びバイブレータ15を備える。
加速度センサ11は、加速度を計測するセンサである。制御部13は、加速度センサ11、メモリ12、ディスプレイ14、及びバイブレータ15を制御する装置である。メモリ12は、データやプログラムを記憶する装置である。バイブレータ15は、振動する装置である。
制御部13は加速度センサ11から出力された信号を受け取ることで現在の端末の傾きと振動を検出する。メモリには振動パターンが登録されている。
振動パターンは3パターンとした。振動パターンAは、クリックモード開始コマンドに対応する。振動パターンBは、クリック(機能選択)コマンドに対応する。振動パターンCは、機能起動時においては機能を停止し、待ち受け画面へ戻るコマンドに対応し、待ち受け画面時においてはクリックモードを終了させるコマンドに対応する。
メモリに登録する振動パターンは登録用のアプリケーションを用意し、ユーザが筐体のどこをどの程度の強さでタップさせればよいか登録させるのが望ましい。本発明では3パターンの振動の登録を想定している。
その際にタップの強さと場所が適切かどうかを判断する機能を盛り込み、タップ動作が所定の条件を満たせば、OK判断を下し、条件を満たせないときはNGとして、ユーザへリトライを促す仕組みとする。
所定の条件としてはタップ動作において、タップの強さと、タップの方向に関する条件を用意する。タップの強さ(振動量)は、min<タップの強さ<maxであることとする。ここで、minは、最低限加速度センサが反応しうる振動以上(設計者が定める)の強さとする。maxは、安全性や加速度センサ動作保証内で設計者が定める強さとする。タップの方向(振動方向)は、タップさせる場所が適切かどうかを判断する。反応できる場所であればどこでもよいが、設計者が推奨箇所を指定することが望ましい。
また、クリックモード起動時において実動作(タップ動作)が有効となるタップの強さと振動方向に関する条件を用意する。登録した動作に対して、実動作のタップバラつきを勘案して下記の条件を満たすときのみ、タップ動作時(加速度センサの振動時)に機能の起動が有効となる。
タップの強さ(振動量)は、登録したタップの強さ−α<実動作のタップの強さ<登録したタップの強さ+αとする。
X軸の振動方向は、登録したタップの方向−x<実動作のタップの方向<登録したタップの方向+xとする。Y軸の振動方向は、登録したタップの方向−y<実動作のタップの方向<登録したタップの方向+yとする。Z軸の振動方向は、登録したタップの方向−z<実動作のタップの方向<登録したタップの方向+zとする。α、x、y、zは設計者またはユーザが規定するパラメータである。
制御部13は端末の傾きを検出した結果をディスプレイ14に出力させ、傾きに合わせてディスプレイ14上のカーソルCを移動させる。また制御部13は、ユーザが筐体をタップした振動を基に信号処理を行い、メモリに登録された振動パターンと照合する。制御部13は照合結果をディスプレイ14し、バイブレータ15を所定の振動をさせるとともに各種機能を実行する。
図3は、携帯情報端末1が待ち受け状態において機能動作させる動作を示すフローチャートであり、制御部13により実行される。
最初、携帯情報端末1は待ち受け状態である(S11)。S12で携帯ユーザが筐体をタップすると(S12)、加速度センサ11は外部からの衝撃を検出し、制御部13がそこから得た振動とメモリ12に登録されている振動パターンAと照合する(S13)。照合した結果、条件が一致すると(S13:YES)、制御部13は信号処理しバイブレータ15へ信号を出力し、所定のパターンで振動させる。また、ディスプレイ14に信号を出力し、カーソルCをディスプレイ14の画面中央へ表示させることでクリックモードを起動させる(S14)。
そして、制御部13は、クリックモードを起動した段階での傾きをデフォルト状態として、メモリ12へ登録する(S15)。
そして、ユーザが端末をある方向に傾けると、加速度センサ11は、角加速度を示すデータを、制御部13へ出力する。そして、制御部13は、加速度センサ11から出力されたデータに基づいて、メモリ12に登録されたデフォルト状態に対する現在の傾きを算出する(S16)。
制御部13は、算出した結果をもとにカーソルCの移動距離を算出し、結果をディスプレイ14へ出力させカーソルCを動かす(S17)。ここで、制御部13は、カーソルCが指し示す座標を示すデータを、バッファに逐次格納する。
そして、カーソルCの移動位置が機能を起動させるアイコンIに対して重複すると(S18:YES)、タップ動作が有効となる(S19)。
この時点でユーザが振動パターンBに合わせて筐体をタップするとS21では加速度センサ11は、外部からの衝撃を検出し(S20)、制御部13がそこから得た振動と登録されている振動パターンBと照合する(S21)。照合した結果、条件が一致すると(S21:YES)、制御部13はバイブレータ15へ信号を出力させ、所定のパターンで振動させるとともに、ステップS18で重複されていた機能を実行する(S22)。より具体的に説明すると、制御部13は、加速度センサ11の出力が振動パターンBの条件と一致すると、バッファに格納されているデータのうち、加速度センサ11が外部からの衝撃を検出する直前のデータを読み出す。そして、制御部13は、そのデータによって示される座標に相当する機能を実行する。
図4は、クリックモードを終了させるフローである。機能起動中に(S31)、ユーザが振動パターンCに合わせて筐体をタップすると(S32)、加速度センサ11は、外部からの衝撃を検出し、制御部13がそこから得た振動とメモリ12に登録されている振動パターンCと照合する(S33)。照合した結果、条件が一致すると(S33:YES)、機能を一時停止または終了し(S34)、待ち受け画面に戻る。
さらに待ち受け画面時においてユーザが振動パターンCに合わせて筐体をタップすると(S35)、加速度センサ11は、外部からの衝撃を検出し、制御部13がそこから得た振動とメモリ12に登録されている振動パターンCと照合する(S36)。照合した結果、条件が一致すると(S36:YES)、クリックモードがオフになり(S37)、通常のタッチ操作のモードへ移行する(S38)。
なおまた、上述した実施形態においては、カーソルCが指し示す座標を示すデータを、バッファに格納することとしたが、カーソルCが指し示す機能を示すデータを、バッファに逐次格納するようにしてもよい。その場合、カーソルCが指し示す機能が存在しない場合には、その旨を示すデータを格納するようにする。そして、制御部13は、加速度センサ11の出力が振動パターンBの条件と一致すると、バッファに格納されているデータのうち、加速度センサ11が外部からの衝撃を検出する直前のデータを読み出して、そのデータによって示される機能を実行する。
このように、本実施形態によっては、筐体を傾けてカーソルCを移動させ、筐体を振動させてカーソルCが指し示す機能を実行する場合に、筐体を振動させたときにカーソルCが移動して、所望の機能が立ち上がらないことを防止することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更、又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更、又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示したシステム、方法、装置、プログラム、及び記録媒体における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示していない。また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 携帯情報端末
11 加速度センサ
12 メモリ
13 制御部
14 ディスプレイ
15 バイブレータ
C カーソル
I アイコン

Claims (6)

  1. 端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う携帯情報端末であって、
    カーソルと、前記カーソルにて選択され得る機能に対応する1以上の機能表示とを含む画面表示の映像を出力するディスプレイと、
    端末の姿勢の変化を検出する加速度センサと、
    前記加速度センサの出力に基づいて、前記カーソルの動きを制御すると共に、前記加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前に前記カーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する制御部と
    を備えることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記制御部は、前記カーソルの動きを制御する度に、前記カーソルによって指し示される座標を示すデータをバッファに格納しておき、前記加速度センサが衝撃を検出した場合に、前記バッファに格納されているデータのうち、前記加速度センサが衝撃を検出する直前に格納されたデータによって示される座標に相当する機能表示に対応する機能を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記制御部は、前記カーソルの動きを制御する度に、前記カーソルによって指し示される機能表示を示すデータをバッファに格納しておき、前記加速度センサが衝撃を検出した場合に、前記バッファに格納されているデータのうち、前記加速度センサが衝撃を検出する直前に格納されたデータによって示される機能表示に対応する機能を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. カーソルと、前記カーソルにて選択され得る機能に対応する1以上の機能表示とを含む画面表示の映像を出力するディスプレイと、端末の姿勢の変化を検出する加速度センサとを備える携帯情報端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う情報処理方法であって、
    前記加速度センサの出力に基づいて、前記カーソルの動きを制御すると共に、前記加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前に前記カーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  5. 端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う携帯情報端末として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末の姿勢の変化を検出する加速度センサの出力に基づいて、ディスプレイが出力する画面表示の映像の含まれるカーソルの動きを制御すると共に、前記加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前に前記カーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する制御部
    として機能させるプログラム。
  6. 端末の姿勢の変化に応じて情報処理を行う携帯情報端末として、コンピュータを機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記コンピュータを、
    端末の姿勢の変化を検出する加速度センサの出力に基づいて、ディスプレイが出力する画面表示の映像の含まれるカーソルの動きを制御すると共に、前記加速度センサが衝撃を検出した場合に、その直前に前記カーソルによって指し示されていた機能表示に対応する機能を実行する制御部
    として機能させるプログラムを記録した記録媒体。
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