JP2014025172A - 三次元造形物用基材 - Google Patents

三次元造形物用基材 Download PDF

Info

Publication number
JP2014025172A
JP2014025172A JP2012167167A JP2012167167A JP2014025172A JP 2014025172 A JP2014025172 A JP 2014025172A JP 2012167167 A JP2012167167 A JP 2012167167A JP 2012167167 A JP2012167167 A JP 2012167167A JP 2014025172 A JP2014025172 A JP 2014025172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bias
net cylinder
expansion
cylinder
contraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012167167A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6086342B2 (ja
Inventor
Kenji Fukuda
健二 福多
Kazuto Shimada
和人 嶋田
Go Funabashi
豪 船橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aerospace Exploration Agency JAXA
Original Assignee
Japan Aerospace Exploration Agency JAXA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aerospace Exploration Agency JAXA filed Critical Japan Aerospace Exploration Agency JAXA
Priority to JP2012167167A priority Critical patent/JP6086342B2/ja
Publication of JP2014025172A publication Critical patent/JP2014025172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6086342B2 publication Critical patent/JP6086342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

【課題】可撓性ある経緯の線条の平織状で経緯の線条をそれぞれ斜めに配向させた筒状にしたバイアス網筒を利用し、簡単な手段で、立体的に加工された被服等を一時的に被着させておくのに適した三次元造形物を得るための基材を提供する。
【解決手段】可撓性ある経緯の線条3の平織、またはそれらの経緯の各等間隔配列の線条3を交点において可撓に接合することにより形成した網体を、経緯の線条3をそれぞれ斜めに配向させた筒状に形成してバイアス網筒2を構成させ、該バイアス網筒2の一部に、網体の変形や伸縮を拘束する変形拘束部材や伸縮拘束部材を付すると共に、その軸線方向への部分的な伸縮により該バイアス網筒2の筒径を部分的に可変にする伸縮機構を付設し、三次元造形物用の基材1とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、量産品ではない任意造形物、例えば、被服の表面加工を行うために、あるいは、被服の仕上がりを立体的に観察するために、当該被服を一時的に被着させておくための特殊形状の三次元人体模型、更に一般的には、任意の三次元形態を有する装飾品、芸術的作品、実用品、工業的試作品、その他の造形物の創作や使用のために、その造形物の基本形態を持つ素材であるが、少なくともその一部の形態を簡易に変形可能にしたところの三次元造形物用基材に関するものであり、特に、立体加工被服の表面の毛羽除去加工等のための被服模型ユニットとして利用するのに適した三次元造形物用基材に関するものである。
本発明者の一人は、先に、特願2011−251088号として、立体加工被服の毛羽除去加工法及びその装置を提案している。この提案は、国際宇宙ステーション内や各種無塵環境での作業従事者の被服が持つダストに起因して作業環境が悪化するのを防止し、あるいは、被服着用者の趣味・趣向によって選ばれたところの被服であって、既に立体的に加工されているものの表面の毛羽を除去することにより、被服環境を高次化するようにした毛羽除去加工技術に関するものである。
上記毛羽除去加工技術の概要について更に具体的に説明すると、当該技術は、立体的に加工された被服に直接毛焼き処理またはシャリング処理を行うものであって、柔軟性を有する素材で内部に流体を圧入可能にした袋状に形成され、その周囲に毛羽除去対象の被服を装着して内圧を負荷することにより、上記被服の立体的形状に近似した被服模型状の輪郭を有する状態に膨らませることが可能な被服模型ユニットを用い、該被服模型ユニットに、毛焼き用加熱源またはシャリング用カッター部を有する毛羽除去加工具のヘッドを対向させ、該被服模型ユニットを、その中心軸線の周りで回転させると共に、上記毛羽除去加工具を上記被服模型ユニットの中心軸線に平行する方向に送る軸方向送り機構に保持させ、そのヘッドを被服模型ユニットに向けて接離方向に駆動する加工具駆動機構に支持させ、該毛羽除去加工具のヘッドを上記被服の立体的形状に倣うように移動させるものである。
しかしながら、上記毛羽除去に際しては、立体的に加工された各種タイプやサイズの被服を現実的な着用時と同様な形態で、しかも、表面の毛羽除去に適した状態で保持する必要があり、上記既提案の技術では、被服の立体的形状に近似した被服模型状に膨らませることが可能な被服模型ユニットを用いているが、例えば、ゴム素材は変形性に優れるものの、その成形時の金型が高価であること、毛焼きによる毛羽除去に対しては防炎性を高めるための可塑化に難点があることなどの問題もあり、多種多様な被服を対象とする場合には、その被服の性状によって、必ずしも常に満足できる状態で処理できるとは限らない。そのため、上記既提案の被服模型ユニットも有効なものではあるが、多種多様な被服に対応できる被服模型ユニットの更なる開発が望まれていた。
かかる問題に対処し、本発明者らは、上記被服の保持に適した保持部材について種々検討したが、以下に詳述するように、可撓性ある経緯の線条の平織、またはそれらの経緯の各等間隔配列の線条を交点において可撓に接合することにより形成した網体を、上記経緯の線条をそれぞれ斜めに配向させた筒状に形成してなるバイアス網筒が、簡易な操作により種々の形態に容易に変形させることができ、しかも、該バイアス網筒の軸線方向の伸縮によりその筒径(サイズ等)を適宜調整できるので、上記被服の保持に適した保持部材を形成するための基材として非常に有効なものであることを知得した。
更に、上述したバイアス網筒からなる保持部材は、上記被服の表面加工を行い、あるいは、被服の仕上がりを立体的に観察する場合などにおいて、当該被服を一時的に被着させておくための特殊形状の三次元人体模型として有効であるのは勿論であるが、量産品ではない任意造形物、例えば、任意の三次元形態を有する装飾品、芸術的作品、実用品、人がくつろぐときに身体の一部を支持させる家具ないし寝具類、工業的試作品、その他の造形物の創作や利用のためにも有効であり、特に、該バイアス網筒の一部の伸縮によりその筒径(形態やサイズ)を簡易に調整できることから、各種造形物の基本形態を持つ素材としても有効であることを確かめた。
本発明は、上述した検討結果に基づいてなされたもので、その技術的課題は、上述したバイアス網筒を利用し、簡単な手段で各種変形を与えることができる変形性に富んだ三次元造形物用基材を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、立体的に加工された被服等に対して毛羽除去等の表面加工を行い、あるいは、被服の仕上がりを立体的に観察する場合などにおいて、当該被服を一時的に被着させておくための特殊形状の三次元人体模型を得るために有効な変形性に富んだ三次元造形物用基材を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、可撓性ある経緯の線条の平織、またはそれらの経緯の各等間隔配列の線条を交点において可撓に接合することにより形成した網体を、上記経緯の線条をそれぞれ斜めに配向させた筒状に形成してバイアス網筒を構成させ、該バイアス網筒に、その軸線方向への部分的な伸縮により該バイアス網筒の筒径を部分的に可変にする伸縮機構を付設したことを特徴とする三次元造形物用基材が提供される。
上記線条は、金属または繊維強化合成樹脂製のロッドにより形成し、該ロッドが、それによって構成される三次元造形物の使用状態においてその形状を保持する強度を有しているものとする必要がある。
上記本発明に係る三次元造形物用基材の好ましい実施形態においては、円筒状に形成した上記バイアス網筒内において、その中心軸線を含む1平面の両面側に位置する該バイアス網筒の対面部分間に、該対面部分間の距離を一定に保持する保持部材を配設することにより、上記バイアス網筒を、その中心軸線に対して直交する断面形状が長円形または楕円形である非円形のバイアス網筒として構成することができる。
また、上記三次元造形物用基材は、上記バイアス網筒の一部分に、三次元形態を変更する変形拘束部材、及び/または、上記伸縮機構による伸縮を拘束する伸縮拘束部材を付設して2次変形網筒とし、この2次変形網筒における部分的な要伸縮部に上記伸縮機構を付設したものとすることもできる。
本発明に係る三次元造形物用基材の他の好ましい実施形態においては、上記バイアス網筒の両端部に、上記変形拘束部材または伸縮拘束部材を構成する支持枠を固定して、それらの支持枠を、上記バイアス網筒の中心軸線上に位置する回転軸に着脱自在に取り付け、該一対の支持枠の軸線方向間隔を、上記回転軸に付設した上記伸縮機構で調節することにより、上記バイアス網筒の筒径を調整可能にし、それによって、被服の毛羽除去や、被服の仕上がりを立体的に観察するために、当該被服を一時的に被着させておくための形状可変の三次元人体模型として構成することもできる。
この場合には、上記バイアス網筒の一端部における支持枠により、該バイアス網筒の一端部において、人体模型の首から肩にかけての形態を模擬させ、上記両支持枠間のバイアス網筒により人体模型の胴部を模擬させることができる。
また、本発明に係る三次元造形物用基材の他の好ましい実施形態においては、上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面に、得ようとする造形物の形態に必要な付属物を構成する補助ユニットを、上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面における網体の線条に係止させることにより着脱自在に付設することができる。
更に具体的には、上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面を、人体の一部の三次元形状を模した人体模型状の輪郭を有する模型ユニットとし、付属物を構成する補助ユニットが人体の腕や足の形態を模擬したものとすることができる。
また、本発明に係る三次元造形物用基材の特に好ましい実施形態においては、上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面を、人体の一部の三次元形状を模した人体模型状の輪郭を有するものとし、それを立体的に加工された被服を装着して該被服の表面加工を行うための被服模型ユニットとして用いるものとして構成される。
更に、本発明に係る三次元造形物用基材の他の好ましい実施形態においては、上記バイアス網筒内に、該バイアス網筒の伸長に伴う小径化を抑止する小径化抑制部材を配設し、バイアス網筒において該小径化抑制部材により小径化が抑制される部分を除く部分を軸線方向に伸縮させる伸縮機構を付設したものとすることができる。
上記構成を有する三次元造形物用基材によれば、バイアス網筒が変形性に富んでいるため、比較的自由にその形態を変形させることができ、しかも、上記伸縮機構の作動による該バイアス網筒の部分的な軸線方向への伸縮により、該バイアス網筒の筒径を部分的に変化させて所期の形態の三次元造形物にタイプやサイズ等の変化を与えることができ、それによって、量産品ではない任意造形物、例えば、被服の表面加工を行うために、あるいは、被服の仕上がりを立体的に観察するために、当該被服を一時的に被着させておくための特殊形状の三次元人体模型や、任意の三次元形態を有する装飾品、芸術的作品、実用品、工業的試作品、その他の造形物の創作や使用のために利用することができる。
以上に詳述した本発明の三次元造形物用基材によれば、上述したバイアス網筒を利用して、簡単な手段で各種変形を与えることができる変形性に富んだ三次元造形物用基材を得ることができ、また、立体的に加工された被服等に対して毛羽除去等の表面加工を行い、あるいは、被服の仕上がりを立体的に観察する場合などにおいて、当該被服を一時的に被着させておくための特殊形状の三次元人体模型を得るために有効な変形性に富んだ三次元造形物用基材を得ることができる。
本発明に係る三次元造形物用基材の基本構造である筒状に形成したバイアス網筒の構成を示す斜視図である。 上記バイアス網筒の一部を伸長させた状態を説明するための該バイアス網筒の斜視図である。 上記バイアス網筒を軸線方向に圧縮したときの変形特性の一例を示すグラフである。 上記バイアス網筒を被服の立体的形状に近似した被服装着用の模型ユニットとしたときの構成を示す斜視図である。 円筒状のバイアス網筒をその内部への保持部材の配設により断面楕円形状に形成した状態を示す断面図である。 図7の模型ユニットの組立態様を説明するための分解斜視図である。 図9の装置に装着するための、表面加工すべき被服を被着する模型ユニットの構成の一例を示す断面図である。 同模型ユニットの他の構成例を示す断面図である。 本発明に係る三次元造形物用基材を、立体的に加工された被服の表面加工を行う装置に適用した状態の概要を示す斜視図である。
図1は、本発明に係る三次元造形物用基材を構成するバイアス網筒2の未変形の構成を示すもので、このバイアス網筒2が変形性に富み、例えば、該バイアス網筒2の三次元形態を変更する図6及び図7の変形拘束部材20や、バイアス網筒2の伸縮機構30による伸縮を拘束する伸縮拘束部材25を付設して、軸線方向への部分的な伸縮を行うことにより、図2及び図4に示すような複雑な形態を保持させ得ることから、既提案の前記特願2011−251088号の毛羽除去加工を行う際に、あるいは、被服の仕上がりを立体的に観察する場合などにおいて、当該被服を一時的に被着させておく特殊形状の模型ユニット(図4参照)を簡単な手段で得るために有効なものであり、更に一般的に、量産品ではない任意の三次元形態を有する造形物、例えば、室内外の装飾品、芸術的作品、実用品、工業的試作品、その他の造形物の創作や使用のために適用できるものである。
上記バイアス網筒2は、図1に示すように可撓性ある経緯の直交する線条3の平織、または可撓性ある経緯の各等間隔配列の線条をそれぞれの交点において可撓に接合することにより形成した網体からなり、その網体を、上記経緯の線条3がそれぞれ斜め45°に配向された筒状に構成したものである。上記線条3は、ステンレスその他の金属、または炭素繊維やガラス繊維等を用いた繊維強化合成樹脂製のロッドにより形成されたものであり、該ロッドが、それによって構成される三次元造形物の使用状態においてその形状を保持する強度を有している必要がある。
更に、上記バイアス網筒2には、図7によって後述するように、少なくともそれを部分的に軸線方向に伸縮させて該バイアス網筒2の筒径を部分的に可変にする伸縮機構30を付設することにより、三次元造形物用基材1を構成させるが、軸線方向以外の方向への部分的な伸縮も行うことにより該バイアス網筒2の形状を可変にする伸縮機構を付設することもできる。
上記網体として、上記可撓性ある経緯の線条3を平織としたものを用いる場合には、それをバイアス方向、つまりバイアス網筒2の軸線方向ないしは該バイアス網筒2の拡径方向に伸縮させると、各線条3の交点における交差角が変わることにより、該線条で形成される各網目形状が菱形に変形し、その網体の伸縮程度に応じて筒径ないしは筒長が変化し、ひいては該バイアス網筒2を比較的複雑な形状にも変化させることができる。
また、図2に示すように、例えば、バイアス網筒2の一部2aにおいて軸線方向に伸長させることなく、他の一部2bにおいて伸長させると、その伸長範囲内においてのみ筒径が縮小し、上記各一部2a,2bの間の中間部2cでは、図7を参照して後述する変形拘束部材20等を用いることにより、任意の形態を採らせることができる。更に、上記バイアス網筒2の任意部分の伸縮を制限すると、それにより伸縮する部分が変化して、単純な筒径や筒長の変化のみでなく、複雑な不定形に形成することができ、これを利用することにより、比較的簡易に各種三次元造形物用基材を得ることができる。
図3に示すバイアス網筒の変形特性は、図1に示したバイアス網筒2と実質的に同様な構成を備えた供試体で、該供試体を構成する網体として、線径が0.43mmのステンレス線によるメッシュ12のものを用い、それを、長さ300mm、直径96mmのバイアス網筒として軸線方向に圧縮したときの該バイアス網筒の長さHと、バイアス網筒の中央部の周長との関係を示すものである。図示の測定結果によれば、バイアス網筒を圧縮したときの長さHと該バイアス網筒の周長との関係は、計算によって求めた値とほぼ一致し、従って、前記バイアス網筒2に付設した伸縮機構30によりその筒径を部分的に可変にする場合に、該筒径の変化量を容易に予測することができる。
なお、図3では、主としてバイアス網筒を軸線方向に圧縮した場合の変形特性を示しているが、該バイアス網筒を軸線方向に伸長させる場合の変形特性も、図3の変形特性を参照すれば計算値に近似することを容易に類推することができる。
上記バイアス網筒2は、上記平織の網体と同様な線条を用いて、可撓性ある経緯の各等間隔配列の線条をそれぞれの交点において接着剤等により可撓に接合した網体によって構成することもできる。但し、この場合には、バイアス網筒2の伸縮により経緯の線条の交点における交差角が変動する範囲において可撓であるような線条の接合手段を用いる必要がある。
上記三次元造形物用基材1を構成するバイアス網筒2は、基本的には円筒状に形成したものであるが、図5に示すように、そのバイアス網筒2内において、中心軸線Lを含む1平面の両面側に位置する該バイアス網筒2の対面部分4,4間に、該対面部分4,4間の距離を一定に保持する複数の保持部材5を配設することにより、上記バイアス網筒2を、その中心軸線Lに対して直交する断面形状が長円形または楕円形である非円形のバイアス網筒2として構成することができる。このような対応において、バイアス網筒2の軸線方向で、所要間隔の各断面において該網面の対面部分4に等しい長さの保持部材5を用いることにより、軸線方向に直角な断面形状が全体的に一様な網筒を形成することができる。これら保持部材5は、図示したように、両端に掛け鉤部5aを形成した金属線条によって形成するのが簡易であるが、その長さを調整可能にしたものや、バイアス網筒2の広範囲を一括して一定形状に保持する保持部材を配設することもできる。
また、図6及び図7は、以下に詳細に説明するように、上記バイアス網筒2の一部分である上下端に、バイアス網筒2の三次元形態を変更する変形拘束部材20、及び上記伸縮機構30による伸縮を拘束する伸縮拘束部材25を付設してバイアス網筒2を変形させることにより2次変形網筒としている。特に、上記変形拘束部材20は、バイアス網筒2の両端を回転軸に取り付ける場合にバイアス網筒2の支持枠を構成させるものである。更に、該2次変形網筒の軸線方向への部分的な伸縮により該網筒の筒径を部分的に可変にする伸縮機構30を付設した構成を示し、それを毛羽除去加工のための装置に装着可能にした状態を示している。図4は、上記2次変形網筒の外表面に、得ようとする造形物の形態に必要な付属物を構成する後述の補助ユニット11,12を着脱自在に付設した被服装着用の模型ユニット10を示しているが、ここでは、まず、上記2次変形網筒を得るための上記変形拘束部材20、上記伸縮拘束部材25、及び上記伸縮機構30について詳細に説明する。
まず、上記変形拘束部材20は、図2に示すバイアス網筒2の小径化した一部2bのように、軸線方向の伸長を含む変形を拘束する必要がある部分を挟んで固定する内外の一対のパイプ状変形拘束部材21a,21bや、該バイアス網筒2の一部2bに連接される中間部2cのように、変形を拘束する必要がある部分を挟んで固定するところの、内外の一対のコーン状の変形拘束部材22a,22b等により構成され、つまり、バイアス網筒2の変形を抑止する部材で挟むなど、その変形を完全に拘束することにより、バイアス網筒2の一部の形態を固定できるようにするものである。上記バイアス網筒2は、可撓性ある経緯の線条3の平織や、経緯の各等間隔配列の線条3を交点において可撓に接合することにより形成したものであるため、図3により説明したように、網体はバイアス網筒2の軸線方向及びそれと直交する方向には、網体を構成する線条3の交点の交差角の変動により容易に伸縮させることができ、上記変形拘束部材20による拘束は、網体をこの伸縮の範囲内で変形させるのが望ましいが、場合によっては、一部の線条3自体を屈曲変形させる変形拘束部材20によりそれを保持させることができる。
上記変形拘束部材20は、その内外の一対のパイプ状変形拘束部材21a,21bと内外の一対のコーン状の変形拘束部材22a,22bとを別体のものとして構成しているが、内側のパイプ状変形拘束部材21aとコーン状の変形拘束部材22aとを一体のものとし、また、外側のパイプ状変形拘束部材21bとコーン状の変形拘束部材22bとをそれぞれ一体のものとして構成することもできる。更に、上記変形拘束部材20は、図示したようなバイアス網筒2の両端あるいは一端に限って配設するものではなく、該バイアス網筒2の任意位置においてその形態を変形拘束するために配設することができ、しかも、図示した変形拘束部材20のようにパイプ状やコーン状の部材で網体の一部を挟持して固定するようなものに限らず、複数の線材の両端部をバイアス網筒2の任意位置の線条3に係止させて、該バイアス網筒2を変形状態に拘束することもできる。
一方、上記伸縮拘束部材25は、それによって、後述の伸縮機構30によるバイアス網筒2の軸線方向の伸縮の一部を抑制し、しかしながら、上記変形拘束部材20のように、バイアス網筒2の伸縮機構30による変形を完全に拘束するものではなく、該伸縮拘束部材25により軸線方向の長さの変動は拘束するが、該伸縮拘束部材25を付設することによりその影響が周辺に及び、伸縮機構30によるバイアス網筒2の伸縮に伴って該伸縮拘束部材25の周辺に筒径の変化や部分的な膨出部あるいは凹陥部を生じさせるために用いるものである。つまり、バイアス網筒2の一部の形態を、変形拘束部材20によって強制的に所期の形態にするのではなく、バイアス網筒2の変形特性を利用して簡易に形成させるために用いるものである。
例えば、図6中においては、バイアス網筒2の軸線方向の一部の長さの伸縮を拘束し、しかしその拘束に伴うその周辺部の変形は許容する伸縮拘束線条26を示しているが、かかる伸縮拘束線条26のように、バイアス網筒2の軸線方向の一部の伸縮を拘束してもその拘束に伴うその周辺部の変形は許容することになり、バイアス網筒2に対して部分的に膨出部や痩せ細り部を形成したりすることもできる。更には、バイアス網筒2の軸線方向の一部において筒径の変化を抑制し、結果的に該部の伸縮を拘束する場合にも、伸縮機構30によるバイアス網筒2の軸線方向の伸縮を行ったときに、その筒径変化の抑制を行った部分の周辺部において、バイアス網筒2の伸縮に伴う筒径や筒長の変化が生じ、結果的にバイアス網筒2の形態に複雑な変化を与えることになり、この場合のバイアス網筒2の筒径の変化を抑制する部材も、上記伸縮拘束部材25を構成するものである。
また、上記バイアス網筒2に対してその軸線方向の部分的な伸縮を与える伸縮機構30は、図7または図8に示す各実施例のように構成することができる。
図7の実施例においては、バイアス網筒2の中心を貫通して、該バイアス網筒2の回転駆動及び上記伸縮機構30の一部を構成する軸31を備え、該軸31の表面には上下の内側のコーン状の変形拘束部材22a,22a間の距離を調整するためのネジを刻設している。このネジは、上下のコーン状変形拘束部材22a,22aを回転できない状態に保持して軸31を回転させることにより、該コーン状変形拘束部材22a,22aと一体的に設けた上下の逆ネジのナット32を上記軸31における上下逆方向に移動させ、それによって上下のコーン状変形拘束部材22a,22a間の距離を調整したうえで、上下の外側のパイプ状の変形拘束部材21bにキャップ33を被着して締め付け、該外側のパイプ状変形拘束部材21bをバイアス網筒2等と共に軸31に固定し、該軸31をカップリングを介して図示しない回転駆動用のモータに連結できるようにしている。
上記実施例においては、上記ナット32を上下のコーン状変形拘束部材20とそれぞれ一体に設けているが、バイアス網筒2の中心を貫通する軸31に刻設したネジに、上下いずれか一方のコーン状変形拘束部材22aと一体に設けたナット32を螺合させ、該コーン状変形拘束部材22aのみを上下方向に移動できるようにして、他方のコーン状変形拘束部材22aは軸31に設けたセットカラーにより軸線方向に移動することなく一定位置で軸31に対して空転するようにし、それにより、上下の変形拘束部材22a間の距離を調整したうえで、上下の外側のパイプ状の変形拘束部材21bにキャップ33を被着して締め付け、該パイプ状の変形拘束部材21bをバイアス網筒2等と共に軸31に固定するようにしてもよい。
更に、図8に示す実施例においては、上記バイアス網筒2に対しその軸線方向に部分的な伸縮を与える伸縮機構30として、図7を参照して説明した実施例の場合と実質的に同様な変形拘束部材20及び伸縮拘束部材25を付設したバイアス網筒2の側方に、該網筒2の中心を貫通する軸35と平行に走行するベルト43を、フレーム40の上下に架設した一対のプーリー41,41間に張設して配置し、フレーム40上において該ベルト43における反対方向に走行する部位に、それぞれガイド杆45により昇降をガイドされた昇降ステージ46,46を取り付け、モータ47による該昇降ステージ46,46の昇降駆動によって、上記軸35に保持させたバイアス網筒2の両端の外側のパイプ状の変形拘束部材21b(図示省略)に被着したキャップ33を締め付けることにより、該パイプ状の変形拘束部材をバイアス網筒2等と共に軸35に固定するようにしている。
上述した軸35の両端の変形拘束部材20に被着したキャップ33は、それを昇降ステージ46,46により相互に近接または離間する方向に駆動でき、それに伴って該変形拘束部材20における外側のコーン状変形拘束部材22bがバイアス網筒2の外面に接離することになるが、バイアス網筒2内にあって上記外側のコーン状変形拘束部材22bに対面する内側のコーン状変形拘束部材22aは、軸35上にその軸線方向に位置調整可能に固定され、または軸35に螺挿されたバネ座48との間にバネ49を介装して、外側のコーン状変形拘束部材22b側に付勢するようにしているので、バネ49によって内側のコーン状変形拘束部材22aを外側のコーン状変形拘束部材22b側に圧接する付勢力は、上記キャップ33の位置により若干相違するが、内外側のコーン状変形拘束部材22a,22bは、上記バネ49により常に圧接状態に保持される。そして、上記軸35に保持させたバイアス網筒2の両端に被着したキャップ33を上記バネ49の付勢力に抗して更に締め付けることにより、図8中に鎖線で示すように、バイアス網筒2に付設した両端の変形拘束部材20を除く該バイアス網筒2の長さ及び筒径を変えることができる。
なお、上記バネ49の付勢力は、軸35上におけるバネ座48の位置の調整により適宜調節することができる。
上記図7及び図8におけるバイアス網筒2に対する両端の変形拘束部材20の取り付けは、図6から理解できるように、バイアス網筒2の両端を絞らない状態において該バイアス網筒2内に内側のコーン状変形拘束部材22aを挿入し、また、それらに軸31あるいは軸35を挿入したうえで他の変形拘束部材を順次取り付ければよく、更に、内側のコーン状変形拘束部材22aの位置を変更する場合には、上記と逆の手順で少なくとも一端の変形拘束部材20を解体することにより、ナット32やバネ座48の位置を調整すればよい。
上述した図7及び図8のバイアス網筒2に付設した伸縮機構30では、その軸31あるいは35を、上記変形拘束部材20の取り付けやバイアス網筒2の回転駆動機構(図9参照)の一部として利用しているが、該伸縮機構30自体は、本来、バイアス網筒2に対しその軸線方向に部分的な伸縮を与えるためのものである。しかるに、該伸縮機構30は、バイアス網筒2の両端に取り付けた変形拘束部材20の両端のキャップ33をその両側から挟んで保持することによりバイアス網筒2を伸縮させるようにし、つまり、バイアス網筒2の全体を伸縮させるかの如く配設されている。しかしながら、それは、バイアス網筒2の両端に、該網筒の変形を拘束した変形拘束部材20が取り付けられていて、その部分は伸縮機構30による変形を受けない部分であるためであり、従って、上記伸縮機構30は、バイアス網筒2の両端に設けた両変形拘束部材20の間に位置するバイアス網筒2をその伸縮により変形させるものである。
もっとも、図7及び図8の例では、図9に示すように、立体的に加工された被服に直接毛焼き処理またはシャリング処理を行うために、被服の立体的形状に近似した模型ユニットを構成するバイアス網筒2に毛羽除去対象の被服を装着し、該模型ユニットを軸31,35の周りにおいて、図8に示すようなモータ50で回転させながら、毛焼き用加熱源またはシャリング用カッター部等の毛羽除去加工具60のヘッド61を対向させるために、上記軸に該模型ユニットを安定的に保持して回転させ、上記毛羽除去加工具60のヘッド61の矢印A及びB方向への移動を制御して毛羽除去作業をする必要があることから、バイアス網筒2の両端に変形拘束部材20を取り付けているのであって、毛羽除去加工の必要がない三次元造形物を得ようとする場合には、バイアス網筒2の両端を絞らない状態で内部に変形拘束部材20及び伸縮拘束部材25等の取り付けを行うようにすることができ、上記バイアス網筒2に対してその軸線方向の部分的な伸縮を与える伸縮機構30は、該バイアス網筒2の一部を伸縮させる極めて簡単な機構として構成することができる。それが手動で操作するものであっても差し支えない。
上記実施例は、主として、バイアス網筒2両端部に、上記変形拘束部材20や伸縮拘束部材25を構成する支持枠を固定して、それらの支持枠を、上記バイアス網筒の中心軸線上に位置する回転軸に着脱自在に取り付けることを前提とし、上記バイアス網筒2の一端部における支持枠により、人体模型の首から肩にかけての形態を模擬させ、上記両支持枠間のバイアス網筒2により筒径を調整可能な人体模型の胴部を模擬させているが、この場合には、更に、図4に示すように、上記バイアス網筒2または2次変形網筒の外表面に、得ようとする造形物の形態に必要な付属物、具体的には、例えば人体の腕が挿入される袖部を構成する補助ユニット11、あるいは、胴長の延長部を構成する補助ユニット12等を、上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面における網体の線条3に係止させることにより着脱自在に付設することができる。
また、上記バイアス網筒2で形成される三次元造形物としては、人体の上半身だけでなく、例えば、人体の下半身部や、足部のみの場合もあり、これらの場合には、上記補助ユニットとしての左右の足部を順次バイアス網筒または2次変形網筒で形成された下半身の胴部の外表面における網体の線条3に係止させることにより着脱自在に付設することになる。
更に、上述したところから明らかなように、本発明によって得られる三次元造形物用基材は、上記人体や被服の模型ユニットを構成するだけのものではなく、量産品ではない任意造形物、例えば、被服の仕上がりを立体的に観察するための人体の各部の形態を模したマネキン状のものや、任意の三次元形態を有する装飾品、芸術的作品、各種実用品、工業的試作品、その他の造形物の創作や使用のために利用することができる。
その一例について説明すると、例えば、非円筒状に形成した上記バイアス網筒2内に、該バイアス網筒2の伸長に伴う小径化を抑止するところの、伸縮拘束部材25としての小径化抑制部材を適宜配設し、また、伸長に伴う小径化を許容する部分は空洞としてバイアス網筒2を伸縮機構で部分的に伸縮させることができるようにして、人がくつろぐときに身体の一部を支持させる家具ないし寝具類の一部を形成させることができる。また、工業的には、風洞実験用の模擬ロケットや模擬列車用基材として活用することができ、この場合には、シリンダー状に形成したバイアス網筒の先端部にコーン状等に形成したノーズを形成する補助ユニットを設けたり、バイアス網筒の中心軸線に直交する断面形状を変えるための保持部材を設けたりすることができる。
更に、上記バイアス網筒2で形成された網目を柔軟性ある樹脂膜で覆って該網筒2の一端側の樹脂膜を閉じ、または、三次元造形物用基材の内側あるいは外側を柔軟性ある袋状の樹脂膜で覆い、内部を閉空間として上述した各種用途に用いることができ、しかも、この場合には、バイアス網筒自体を収納スペースの空間形状に適応可能な形態にして、粉流体の収容等に利用することもでき、また、工業的分野では、バイアス網筒2を伸長させた細い筒状にして収容し、使用時に細径の該網筒を軸線方向に縮め、太い網筒に展開させて利用する展開機能付与の三次元造形物用基材等としても活用することができる。
1 三次元造形物用基材
2 バイアス網筒
3 線条
4 対面部分
5 保持部材
20 変形拘束部材
25 伸縮拘束部材
30 伸縮機構

Claims (10)

  1. 可撓性ある経緯の線条の平織、またはそれらの経緯の各等間隔配列の線条を交点において可撓に接合することにより形成した網体を、上記経緯の線条をそれぞれ斜めに配向させた筒状に形成してバイアス網筒を構成させ、
    該バイアス網筒に、その軸線方向への部分的な伸縮により該バイアス網筒の筒径を部分的に可変にする伸縮機構を付設した、
    ことを特徴とする三次元造形物用基材。
  2. 円筒状に形成した上記バイアス網筒内において、その中心軸線を含む1平面の両面側に位置する該バイアス網筒の対面部分間に、該対面部分間の距離を一定に保持する保持部材を配設することにより、上記バイアス網筒を、その中心軸線に対して直交する断面形状が長円形または楕円形である非円形のバイアス網筒とした、
    ことを特徴とする請求項1に記載の三次元造形物用基材。
  3. 上記バイアス網筒の一部分に、三次元形態を変更する変形拘束部材、及び/または、上記伸縮機構による伸縮を拘束する伸縮拘束部材を付設して2次変形網筒とし、
    この2次変形網筒における部分的な要伸縮部に上記伸縮機構を付設した、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の三次元造形物用基材。
  4. 上記バイアス網筒の両端部に、上記変形拘束部材または伸縮拘束部材を構成する支持枠を固定して、それらの支持枠を、上記バイアス網筒の中心軸線上に位置する回転軸に着脱自在に取り付け、該一対の支持枠の軸線方向間隔を、上記回転軸に付設した上記伸縮機構で調節することにより、上記バイアス網筒の筒径を調整可能にした、
    ことを特徴とする請求項3に記載の三次元造形物用基材。
  5. 上記バイアス網筒の一端部における支持枠により、該バイアス網筒の一端部において、人体模型の首から肩にかけての形態を模擬させ、上記両支持枠間のバイアス網筒により人体模型の胴部を模擬させている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の三次元造形物用基材。
  6. 上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面に、得ようとする造形物の形態に必要な付属物を構成する補助ユニットを、上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面における網体の線条に係止させることにより着脱自在に付設した、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の三次元造形物用基材。
  7. 上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面を、人体の一部の三次元形状を模した人体模型状の輪郭を有する模型ユニットとし、付属物を構成する補助ユニットが人体の腕や足を模擬したものである、
    ことを特徴とする請求項6に記載の三次元造形物用基材。
  8. 上記バイアス網筒または2次変形網筒の外表面を、人体の一部の三次元形状を模した人体模型状の輪郭を有するものとし、それを立体的に加工された被服を装着して該被服の表面加工を行うための被服模型ユニットとした、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の三次元造形物用基材。
  9. 上記バイアス網筒内に、該バイアス網筒の伸長に伴う小径化を抑止する小径化抑制部材を配設し、バイアス網筒において該小径化抑制部材により小径化が抑制される部分を除く部分を軸線方向に伸縮させる伸縮機構を付設した、
    ことを特徴とする請求項1に記載の三次元造形物用基材。
  10. 上記線条が、金属または繊維強化合成樹脂製のロッドにより形成され、該ロッドが、それによって構成される三次元造形物の使用状態においてその形状を保持する強度を有している、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の三次元造形物用基材。
JP2012167167A 2012-07-27 2012-07-27 三次元造形物用基材 Active JP6086342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167167A JP6086342B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 三次元造形物用基材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167167A JP6086342B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 三次元造形物用基材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014025172A true JP2014025172A (ja) 2014-02-06
JP6086342B2 JP6086342B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=50199069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012167167A Active JP6086342B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 三次元造形物用基材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6086342B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526365Y1 (ja) * 1966-03-14 1970-10-14
JPS5065641U (ja) * 1973-10-12 1975-06-13
JPS53124055U (ja) * 1977-03-04 1978-10-03
JPS59173304A (ja) * 1983-03-22 1984-10-01 株式会社オンワード樫山 可変サイズ人台
JPS60167904A (ja) * 1983-10-31 1985-08-31 ビ−トリス ワイ.ニシ 洋裁用人形模型
JPS61180124U (ja) * 1985-04-24 1986-11-10

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526365Y1 (ja) * 1966-03-14 1970-10-14
JPS5065641U (ja) * 1973-10-12 1975-06-13
JPS53124055U (ja) * 1977-03-04 1978-10-03
JPS59173304A (ja) * 1983-03-22 1984-10-01 株式会社オンワード樫山 可変サイズ人台
JPS60167904A (ja) * 1983-10-31 1985-08-31 ビ−トリス ワイ.ニシ 洋裁用人形模型
JPS61180124U (ja) * 1985-04-24 1986-11-10

Also Published As

Publication number Publication date
JP6086342B2 (ja) 2017-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sareen et al. Printflatables: printing human-scale, functional and dynamic inflatable objects
US11446889B2 (en) 3D printed cage structures for apparel
US20190246741A1 (en) 3d printed cage structures for footwear
US9216361B2 (en) Robotic and other skins with a subsurface reinforcement layer at a selectable depth
ES2569706T3 (es) Procedimiento y dispositivo para la fabricación de una preforma tridimensional en el curso de la fabricación de piezas moldeadas reforzadas con fibras
JP2014509953A (ja) 対象物を取り扱うための装置
CN108527326A (zh) 一种硅胶软体机器人
Neuß et al. Interaction between 3D deformation of textile fabrics and imprinted lamellae
JP6086342B2 (ja) 三次元造形物用基材
CN110710832A (zh) 一种服装设计用样衣展示装置
CN211491563U (zh) 一种辅助试衣用机器人
CN209256949U (zh) 一种多功能柔性机械手
CN201713713U (zh) 服装后处理用裤相仪
CN102221555A (zh) 一种用于服装视觉检测的智能衣架
CN207616018U (zh) 一种改进型定位载具
CN202413250U (zh) 链式插接工艺龙
CN207327609U (zh) 一种3d打印服坯气动涨形机
CN107651169A (zh) 一种基于液压气动驱动的仿生变体飞行器头锥装置
US11690422B1 (en) Garment assembly system
CN208668126U (zh) 一种服装定位装置
CN218496063U (zh) 一种衬衫生产用测量装置
CN102764507A (zh) 可调节姿态毛绒玩具
EP3464041A1 (en) Method of manufacturing a bicycle frame and bicycle made through said method
CN207519644U (zh) 一种可调节百褶裙结构
CN208375033U (zh) 一种气动打磨机挂架

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6086342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250