JP2014023162A - 1ビーム当たり複数の給電部を有するマルチビーム送受信アンテナ、複数アンテナのシステム、およびそのようなアンテナを含む衛星通信システム - Google Patents

1ビーム当たり複数の給電部を有するマルチビーム送受信アンテナ、複数アンテナのシステム、およびそのようなアンテナを含む衛星通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】1ビーム当たり複数の給電部を有するマルチビーム送受信アンテナ、複数アンテナのシステム、およびそのようなアンテナを含む衛星通信システムを提供する。
【解決手段】送受信アンテナは、平面の2方向に沿った4つの隣接する給電部のグループによりクラスタリングされた給電部10a〜10dのアレイを含み、各給電部は、直交偏波を有する2つの送信ポートおよび2つの受信ポートを含んでいる。4つの隣接する給電部10a〜10dの各グループG1〜G3毎に、同一周波数および偏波値のペアに対応する第1(T1a〜T1d)または第2(T2a〜T2d)送信ポートの各々、および第1(R1a〜R1d)または第2(R2a〜R2d)受信ポートの各々が方向Xに2×2接続され、次いで方向Yに2×2接続されていて、4つの相互接続された送信ポートが送信ビームを形成し、4つの相互接続された受信ポートが受信ビームを形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、1ビーム当たり複数の給電部を有するマルチビーム送受信アンテナ、連続的なビームの形成を行う送受信アンテナのシステム、およびそのようなアンテナシステムの1つを含む衛星通信システムに関する。本発明は特に衛星通信の領域に、中でもいわゆる4色スキームにおける周波数再利用による衛星リソースの最適化に適用できる。
考察するマルチビームアンテナは少なくとも1つの反射器、例えば「オフセット放物面」として知られる放射ビームに対する給電部のずれを有する非対称放物面、および反射器の焦点に配置された一次給電部のアレイを含んでいる。各々の一次給電部は、例えばホーン型または他の任意の公知の種類の放射素子、および放射素子に給電する無線周波数RFチャネルからなる。
従来、焦点アレイの各給電部には、アンテナから放射された細いビームおよび「スポット」として知られる地上カバレッジ領域が対応している。基本ビームが互いに分離されている場合、マルチビームによるアンテナの放射を得ることが可能であり、この分離は空間的であってよく、あるいは2本の隣接するビーム間の直交偏波または異なる周波数を用いて得られる。幾何学的法則により、所望の地上カバレッジをアンテナの焦点面に射影して、各スポットに対応する各々の一次給電部の位相中心の正確な位置合わせが可能になる。カバレッジが地上で等間隔に配置されたスポットからなる場合、2つの隣接スポット間のオフセットが、焦点面内で2つの隣接する給電部を分離する空間を直接決定する。
多数の連続的な細いビームの形成は、放物面反射器の焦点面に配置された多数の基本放射素子を含むアンテナの製造を示唆する。1ビーム当たり1つの給電部に対応するSFPB(Single Feed Per Beam)構成における従来型アンテナの場合、円形二極化における送受信器能の実行を意図した無線周波数RFチャネルの配置用に割り当てられた体積は、放射素子の放射表面に囲まれている。
無線周波数チャネルに結合された放射素子からなる各給電部がビームを形成する上記構成において、形成された各ビームが例えば基本放射素子を構成する専用ホーンにより伝送され、無線周波数チャネルが各ビーム毎に、ユーザーのニーズに応じて選択された周波数帯域で1つの偏波における送信/受信器能を実行する。スポットに対する良好な放射効率を得るために、放射アレイのホーンは、反射器の縁への照射を充分に低レベルにすることにより溢れ出しに起因する損失を抑制可能にすべく、放射アレイが充分指向性を発揮するのに充分な空間を有していなければならない。スポット同士は交互に配置されているため、アンテナの2つの給電部間の空間は、所望の無線周波数性能を実現するにはホーンの物理的寸法と整合していない場合がある。例えば、スポットサイズが1°未満の場合があてはまる。この問題を解決すべく、各々がカバレッジの3分の1〜4分の1を受け持つ3〜4つの異なるアンテナが一般的に選択される。従って、同一アンテナによりカバレッジの2つの隣接スポットが生じることはない。アンテナアレイのレイアウトに制約が無い場合、この構成により一般に極めて有効なアンテナ性能が得られるようになる。しかし、ビームの直径が小さくなった場合、幾何学的な制約が増大し、3〜4つのアンテナにまたがるカバレッジを共有するもかかわらず、各ホーンを設置するのに充分な空間を用意することができない。サイズが0.2°〜0.4°の範囲にある極めて狭いスポットの場合、焦点アレイの各給電部に割り当てられる空間が極めて小さくなり、焦点アレイの各給電部から見た反射器の位置が所定の角度よりも低いため、溢れ出し損失を回避するのに充分な指向性を給電部が発揮できない。
多数の連続的な細いビームの形成を可能にする第2のアンテナ構成は、1ビーム当たりいくつかの給電部を用いるMFPB(Multiple Feeds Per Beam)構成による2アンテナのシステムを用いる。一般に、第1アンテナTxが送信器として動作し、第2アンテナRxが受信器として動作し、各アンテナ毎に、いくつかの隣接する基本給電部が発した信号を結合することにより各ビームが形成され、これらの給電部のいくつかを再利用して連続的なビームを形成する。給電部を再利用することで満足すべき放射効率が得られ、これはいくつかのビームの形成に寄与し、各ビームに割り当てられる放射表面を拡大すると共に溢れ出し損失の減少を可能にする。同一周波数および偏波を有するいくつかのビーム間で給電部を共有する場合、いわゆる直交則を成立させることにより放射素子を共有するビーム同士が独立している状態を生起することが可能である。直交性は、同一放射素子を共有するビーム形成ネットワークBFNの分配回路を2対2に分離する指向性カプラを用いて実現される。しかし、直交制約は、アンテナの放射パターンの変形および分配回路の複雑さに関係する再結合回路の抵抗損失の増大をもたらす。累積損失は往々にして顕著、すなわち1dBのオーダーである。更に、ビーム形成器の複雑さを、1スポット当たり2放射素子の再利用率に制限することが必要である。これは、2本の隣接するビームの結合回路を2つの隣接する放射素子に対応する距離だけ物理的に分離することにつながる。0.2°〜0.3°の範囲の角度的にずれているスポットの場合、見かけの焦点距離が、極めて大きく、例えば10メートルのオーダーになり得る。最後に、2本の隣接するビームを形成する際の給電部の再利用には、結合回路の寸法、ビーム形成器の重量、および各アンテナ毎に振幅および位相法則を成立させる複雑さに関する重大な短所がある。実際、1偏波当たり2つの給電部を再利用する場合、基本無線周波数RFチャネルの数が、形成されるスポットの数の4倍超に増える。従って、100つのスポットの場合、400つの放射素子を超えるRFチャネルの数が必要となり、500mm×500mmのオーダーの焦点面の表面を必要とする。ビーム形成器の重量と体積は従って扱い難くなる。
仏国特許第2939971号明細書により、不均衡な分岐カプラが関連付けられた2本の分岐を有する非対称OMTを用いて極めて小型の無線周波数チャネルを生成できることが知られている。この無線周波数チャネルは、送信器および受信器として二重偏波で動作し、寸法がホーン直径を上回らない無線周波数要素および結合回路を含んでいる。
本発明の目的は、1ビーム当たり複数の給電部を有するマルチビーム送受信アンテナ、および既存アンテナシステムの短所を克服して連続的なビームの形成を行う送受信アンテナのシステムを提供することにより、隣接するビームの形成に直交BFNを用いる必要をなくすと共に、0.2°〜0.4°の範囲に開口角を有する多数の細い連続的なビームが得られるようにして、各ビームに対応するスポットと呼ばれる地上カバレッジ領域を良好にカバーすると同時に、アンテナの数および寸法を削減することである。
この目的のため、本発明は、少なくとも1つの反射器および反射器を照射するいくつかの給電部のアレイを含んでいて1ビーム当たり複数の給電部を有するマルチビーム送受信アンテナに関し、当該給電部は、平面の2方向X、Yに沿って互いに間隔が空けられたいくつかのグループにクラスタリングされていて、各給電部は無線周波数チャネルに接続された放射素子を含んでいる。各給電部は、同一周波数F1および互いに直交する偏波を有する第1および第2送信ポートと、同一周波数F2および互いに直交する偏波を有する第1および第2受信ポートを含んでいる。これらの給電部は、方向X、Yにおいて4つの隣接する給電部のグループにクラスタリングされている。4つの隣接する給電部の各グループ毎に、同一周波数および偏波値のペアに対応する第1または第2送信ポート、および第1または第2受信ポートが、方向Xに2×2接続され、次いで方向Yに2×2接続されていて、4つの相互接続された送信ポートが送信ビームを形成し、4つの相互接続された受信ポートが受信ビームを形成している。
有利な点として、方向Xにおける2つの連続する隣接グループが方向Xにおいて1つの給電部に対応する第1ピッチL1分の間隔が空けられていて共通の2つの給電部を共有し、方向Yにおける2つの連続する隣接グループが方向Yにおいて2つの給電部に対応する第2ピッチL2分の間隔が空けられていて共通の給電部を共有せず、4つの給電部の各グループが送信ビームおよび受信ビームを形成するようにできる。
代替的に、方向Xにおける2つの連続する隣接グループが方向Xにおいて1つの給電部に対応する第1ピッチL1分の間隔が空けられ、方向Yにおける2つの連続する隣接グループが方向Yにおいて1つの給電部に対応する第2ピッチL2分の間隔が空けられていて、4つの給電部の各グループが送信ビームおよび受信ビームを形成するようにできる。
有利な点として、各ビームの形成に際して、4つの給電部のグループの送信または受信ポート間の接続は分配回路により実現され、当該分配回路は互いに独立した異なるビームの形成専用である。
有利な点として、給電部の2つのグループのうち第1グループにおいて、第1送信ポートの各々と、同一偏波の第1受信ポートの各々とが方向Xに2×2接続され、次いで方向Yに2×2接続され、当該2つのグループのうち第2グループにおいて、第2送信ポートの各々と、同一偏波の第2受信ポートの各々とが方向Xに2×2接続され、次いで方向Yに2×2接続されている。
本発明はまた、2つの送受信アンテナを含む、連続的なビームの形成を行う送受信アンテナのシステムに関し、2つの送受信アンテナは空間内の第1方向Uにおいて同一の整列方向を有し、空間内の第2方向Vにおいて角度的にずれている。
有利な点として、2つの送受信アンテナの整列方向間の角度的なずれは、2つのアンテナにより地上に形成されたスポット列のうち1つのスポットに等しいオフセットに対応する。
本発明はまた、2つの送受信アンテナの少なくとも1つのシステムを含む衛星通信システムにも関する。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら、完全に例示的且つ非限定的な例による記述を精査することにより明らかになろう。
本発明による、送受信給電部の例示的な模式図である。 本発明による、図1aの送受信給電部の4つのポートを示す断面図である。 本発明による、送受信を行う間に二重偏波機能として動作する例示的無線周波数チャネルの模式図である。 本発明による、連続的なビームの形成を行う2つの送受信アンテナシステムを示す例示的な模式図である。 本発明による、連続的なビームの形成を行う2つの送受信アンテナシステムにより生じる地上カバレッジ領域の例を示す模式図である。 本発明による、給電部が六角形メッシュアレイに配置され、且つ方向X、Yが互いに90°とは異なる角度をなす場合において、給電部のアレイの方向Xにおける2つの隣接するグループ間で2つの給電部を共有し、方向Yに沿っては給電部を共有しない、各送受信アンテナの4つの給電部のグループの第1構成例の模式図であって、図を簡素化すべく給電部を省略している。 本発明による、送受信アンテナの給電部のポートを方向Xにおいて2×2接続する第1レベルの分配を示す模式図である。 本発明による、送受信アンテナの給電部のポートを方向Yにおいて2×2接続する第2レベルの分配を示す模式図である。 本発明による、給電部が六角形メッシュに配置され、且つ方向X、Yが互いに90°の角度をなす場合において、方向Xにおける2つの隣接するグループ間および方向Yにおける2つの隣接するグループ間で1つの給電部を共有する、各送受信アンテナの4つの給電部のグループの第2構成例の模式図である。 本発明による、図6aの構成を有する2つのアンテナで得られるカバレッジの例である。 本発明による、給電部が正方形メッシュに配置され、且つ方向X、Yが互いに90°の角度をなす場合において、方向Xにおける2つの隣接するグループ間および方向Yにおける2つの隣接するグループ間で1つの給電部を共有する、各送受信アンテナの4つの給電部のグループの第3の構成例の模式図である。 本発明による、図7aに対応するアンテナの特定のケースの模式図である。 本発明による、図7bの特定のケースに対応する構成を有する1つのアンテナで得られるカバレッジの例である。
図1aに、本発明による送受信給電部の例を示す。送受信給電部10は、例えばホーン型の放射素子11、およびホーン11に接続された無線周波数チャネル12からなる。図1cに断面を示す無線周波数チャネル12は、送受信用に二重偏波で動作する小型化された新世代チャネルである。無線周波数チャネル12は送信用に2つの送信ポートT1をT2を含み、当該無線周波数チャネルは受信用に2つの受信ポートR1、R2を含み、図1bに断面を示す4つのポートT1、T2、R1、R2は無線周波数要素および結合回路13を介して放射素子11に接続されている。同図において給電部10は、図1bの4つのポートを囲む円で示す。無線周波数要素は、断面が円形または正方形をなす小型の励起子14、例えば標準モードトランスデューサ(OMT))を含み、励起子14は、90°の角度で間隔が空けられ、励起子14の長手方向の1または複数の壁に配置された2つの結合スロット16、17を介して分岐カプラ15に結合されている。2つの送信ポートT1、T2が分岐カプラ15の2本の異なる分岐に接続されている。励起子14は、長手軸Zに沿って配置された2つの終端18、19の間で、軸Zに沿って長手方向に延在している。例えばホーン型の放射素子11が励起子14の第1終端18に接続され、2つの受信ポートR1、R2が励起子14の第2終端19に接続されている。OMTは、第1偏波を示す第1電磁モード、または第1偏波に直交する第2偏波を示す第2電磁気のモードのいずれかにより選択的に、(送信を行う間)ホーン11に給電するか、または(受信を行う間)ホーン11により給電される。2つの電場要素が関連付けられた第1および第2偏波は、線形であり、各々水平偏波および垂直偏波として知られる。
2つの送信ポートT1、T2は、2つの受信ポートR1、R2と同様に、互いに直交する2つの偏波、例えば右および左円偏波、または互いに直交する2つの線形偏波において動作する。文献仏国特許第2939971号明細書に記述されているように不均衡分岐カプラ15が関連付けられた2本の分岐を有する非対称OMTを用いることにより、給電部10は極めて小型であって、無線周波数要素および無線周波数チャネル12の結合回路の寸法はホーン11の直径、すなわち約30mmを超えない。等間隔に配置された同一ホーンのアレイを含むアンテナの場合、各ホーン専用の各無線周波数チャネルは、ホーンの直径に対応する約30mmの寸法の六角形メッシュに収まる。
図2aに、本発明による、連続的なビームの形成を行う送受信アンテナのシステムを示す。当該アンテナシステムは、各アンテナが送信器Txおよび受信器Rxとして動作する2つのアンテナ21、22を含み、送信周波数F1は受信周波数F2とは異なる。2つのアンテナ21、22は各々放射アレイ23、24を含み、各放射アレイ23、24は平面の2方向X、Yに編成されたいくつかの給電部を含んでいる。各給電部は、無線周波数チャネル12に接続された放射素子11、2つの送信ポートT1、T2および2つの受信ポートR1、R2を含み、2つの送信ポートT1、T2は、互いに直交する偏波P1、P2を有し、2つの受信ポートR1、R2は互いに直交する偏波P1、P2を有している。送信ポートT1、T2および受信ポートR1、R2の偏波は、例えば線形または円形であってよい。アンテナの異なる光学的構成、例えばグレゴリアン、カスグレン等が可能であり、アンテナは特に放射アレイに関連付けられた1つまたは2つの反射器を含んでいてよい。図2aにおいて、各アンテナ21、22は、対応するアンテナ21、22の放物面反射器の焦点面に配置された放射アレイ23、24により照射される各々の放物面反射器25、26を含んでいる。各アンテナは、地上カバレッジの選択された領域、例えばある地方、国、いくつかの国のグループ、大陸、または他の地域へ向けて、各々の整列方向27、28に整列されている。
カバーされる地域が、例えばチリのように細長い形状であって基本的に空間内の単一方向Uに延在する場合、本発明は、地上でスポットの良好な重なりを得ながら1つの送受信アンテナで送受信を行う間に地域全体をカバーすることが可能になる点で有利である。
カバーされる地域が、地球表面の2方向U、Vに延在する場合、アンテナ給電部の特定の構成において、特に給電部が正方形メッシュに配置されている場合、本発明による1つのアンテナにより準完全なカバレッジを得ることが可能である。他の構成において、特に給電部が六角形メッシュに配置されている場合、送受信を行う間、U、V両方向におけるスポットの良好な重なりを得るために2つの同一寸法の送受信アンテナに依存することが必要な場合もある。完全なカバレッジを得るために2つのアンテナが用いる場合、第1アンテナ21は、送受信を行う間、空間内の第1方向Uにおいて所望のカバレッジ全体を、および空間内の第2方向Vにおいて所望のカバレッジの第1半部をカバーすることを意図されている。第2アンテナ22は、送受信を行う間、所望のカバレッジの第2半部を保証すべく空間内の第2方向Vにおいて、第1アンテナ21のカバレッジの穴を埋めることを意図されている。従って2つのアンテナにより、方向U、Vにおける所望のカバレッジ全体を再構成することが可能になる。
非限定的な例として、図2bに、2つのアンテナ21、22により得られるカバレッジの例を示す。スポット1は第1アンテナ21により得られる地上カバレッジ領域に対応し、スポット2は第2アンテナ22により得られる地上カバレッジ領域に対応している。同図は、方向Uにおいて、第1アンテナ21により得られるスポット1が2つの隣接スポット1同士がわずかに重なり合いながら接触しているのに対し、方向Vにおいてスポット1は接触せず、カバレッジに穴が生じていることを示している。第2アンテナ22により得られるスポット2は、スポット2の追加的な列を構成し、スポット2の各列がスポット1の連続する2列の間に交互に配置されているため、第1アンテナ21のカバレッジの穴を埋めることが可能になる。非限定的な例として、8行8列のマトリクスに配置された64もの放射素子を各々が含む2つのアンテナにおいて、2つのアンテナの128もの放射素子により、空間内の2方向においてスポットの良好な重なりを得ながら、空間内の2方向に42もの連続的なスポットを地上に形成することが可能になる。
各アンテナ21、22毎に、地上のスポットに対応する各送信ビームおよび各受信ビームは、2×2マトリクスに配置された4つの隣接する無線周波数給電部から発せられた信号を結合することにより形成された。2本の隣接するビームは、給電アレイの第1方向Xまたは第2方向Yにおける2つの隣接するグループにより形成された。
図3に、給電部が六角形メッシュのアレイに分布している場合の無線周波数給電部10の4×4グループ化の第1例を示すが、同一構成が例えば正方形メッシュのように他の種類のメッシュでも実現可能である。本例では、X、方向Yは、互いに直交するように選択されておらず、例えば120°または60°の角度であってもよい。4つの給電部の各グループにより、送信ビームおよび受信ビームを形成することが可能になる。ビーム形成装置は、カプラを一切含んでおらず、互いに同一色のポートを接続する導波管で作られた分配回路のみを含んでいる。各ビームは、1ビーム毎に独立した専用の分配回路により形成されている。分配回路は、送信を行う間は信号結合器として動作し、受信を行う間は信号分配器として動作する。送信ビームの形成専用の分配回路は、同一4×4グループの4つの給電部の送信ポートT1またはT2の1つを接続し、4つの相互接続された送信ポート同一色を有している。同様に、受信ビーム形成専用の分配回路は、同一4×4グループの4つの給電部の受信ポートR1またはR2の1つを接続し、4つの相互接続された受信ポートは同一色を有している。送受信を行う間、2本の隣接するビームが、方向Xにおいて隣接する2つのグループG1、G1または方向Yにおいて隣接するG2、G3により形成され、各グループG1、G2、G3、G4...GNは各々4つの給電部10からなり、2つの隣接するグループG1、G2は、アンテナの第1方向Xにおいて給電部の寸法(図3の無線周波数給電部10の直径Dに等しい)に対応する第1ピッチL1分の間隔が空けられ、2つの隣接するグループG1、G3は、アンテナの第2方向Yにおける2つの給電部の寸法(図3の2つの無線周波数給電部の直径2Dに等しい)に対応する第2ピッチL2分の間隔が空けられている。従って、この第1例では、方向Xにおいて、2本の隣接するビームの形成に寄与する4つの無線周波数給電部の2つのグループG1、G2は2つの給電部を共有するのに対し、方向Yにおいて、2本の隣接するビームの形成に寄与する4つの無線周波数給電部の2つのグループG1、G3は給電部を共有しない。2つの隣接するグループ間での無線周波数給電部の共有は従って、アンテナの単一方向Xでしか実現されないため、送信器および受信器として動作する1つのアンテナにより、空間内第1方向Uでは完全であるが、空間内の第2方向Vでは不完全なカバレッジを保証することが可能になる。第2アンテナ22により、送受信を行う間、空間内の第2方向Vにおいて間隔が空けられたスポット2の追加的な列を形成して、送受信を行う間、第1アンテナ21のカバレッジの穴を埋めることが可能になる。
各アンテナにより形成されたビームは、4つの給電部の各グループ毎に、同一色、すなわち同一周波数および同一偏波のポートを接続する2レベルの分配を含んでいるビーム形成器により形成された。従って、本発明によれば、各ビームが、他のビームを形成する分配回路から独立した専用の分配回路により形成された点が有利である。各ビームは、4つの給電部のグループにより専用の分配回路を介して4つの給電部の4つのポートを相互接続することにより形成され、4つの接続されたポートは同一色を有し、各色は周波数と偏波のペア(F1、P1)、(F2、P2)、(F2、P1)、(F2、P2)に対応している。4つの給電部の各グループは従って、相互接続されていて送信ビームの形成を可能にする同一色の4つの送信ポート、および相互接続されていて受信ビームの形成を可能にする同一色の4つの受信ポートを含んでいる。2つの送信ポートおよび2つの受信ポートを含む同一グループの各給電部の各々において、隣接するグループの給電部と共に、送信ポートおよび受信ポートが、各々送受信用に、他の2本のビームの形成に利用可能な状態で残る。
第1レベルの分配の例を図4に示す。本例において、第1分配レベルは、4つの無線周波数給電部の各グループ毎に、方向Xにおいて隣接する2つの無線周波数給電部10a、10bの第1送信ポートT1a、T1bと受信ポートR1a、R1bとを2×2接続する2つの第1分配回路C1、C2、および方向Xにおいて隣接する2つの無線周波数給電部10c、10dの第1送信ポートT1c、T1dと受信ポートR1c、R1dを2×2接続する2つの第1分配回路C3、C4、すなわち、4つの無線周波数給電部10a、10b、10cおよび10dの各グループ毎に4つの第1分配回路C1〜C4を含んでいる。第1分配回路C1、C2は、4つの給電部の同一グループG1の隣接する第1および第2給電部10a、10bの2つの第1送信ポートT1a、T1bの各々と、2つの第1受信ポートR1a、R1bの各々とを方向Xにおいて2×2接続する。接続された2つの第1送信ポートT1a、T1bは、同一偏波P1および同一動作周波数F1を有し、接続された2つの第1受信ポートR1a、R1bは同一偏波P1および同一動作周波数F2を有している。同様に、第1分配回路はC3、C4は、4つの給電部の同一グループG1の2つの第3および第4の隣接する給電部10c、10dの2つの第1送信ポートT1c、T1d、および2つの第1受信ポートR1、R1dを各々方向Xにおいて2×2接続する。接続された2つの第1送信ポートT1c、T1dは同一偏波P1および同一動作周波数F1を有し、接続された2つの第1受信ポートR1c、R1dは同一偏波P1および同一動作周波数F2を有している。
無線周波数給電部10aは4つのポートを含み、その2つの送信ポートT1a、T2aおよび2つの受信ポートR1a、R2aが、第1送信ポートT1a、T1b、および受信ポートR1a、R1bの各々の組み合わせが実行された後で、4つの給電部の第1グループG1の2つの隣接する無線周波数給電部10a、10bに接続され、2つの無線周波数給電部10a、10bは各々、自由で順次各々方向Xにおいて、第1グループG1から1つの給電部に対応するピッチL1分の間隔が空けられた4つの給電部の第2グループG2に属している隣接する給電部の第2送信ポートおよび第2受信ポートに接続可能な第2送信ポートT2a、T2bおよび第2受信ポートR2a、R2bを含んでいる。例えば、図4において、第2グループG2の4つの給電部は、給電部10b、10’a、10d、10’cである。給電部10bの送信T2bおよび受信R2bポートは各々給電部10’aの送信ポートT’2aおよびR’2aに接続され、給電部10dのポートT2dおよびR2dは各々給電部10’cのポートT’2cおよびR’2cに接続されている。2つの隣接する給電部の2つの各ポート間の接続は、放射アレイの縁まで4つの給電部の全てのグループについて同様に実現される。アンテナの放射アレイの縁に配置された給電部は隣接する給電部を1つしか有しておらず、各々は自由なままである各1つの送信ポートT2a、T2cおよび1つの受信ポートR2a、R2cを含んでいる。
第2レベルの分配の例を図5に示す。第2分配レベルは、第2分配回路D1、D2を含み、その各々が、4つの無線周波数給電部10a、10b、10c、10dの各グループG1毎に、方向Xにおいて接続された第3および第4の無線周波数給電部の2つの第1送信ポートT1c、T1dに方向Xにおいて接続された第1および第2給電部10a、10bの2つの第1送信ポートT1a、T1bを一方とし、方向Xにおいて接続された第3および第4の無線周波数給電部10c、10dの2つの第1受信ポートR1c、R1dに方向Xにおいて接続された第1および第2無線周波数給電部10a、10bの2つの第1受信ポートR1a、R1bを他方として、方向Yにおいて2×2接続する。分配回路D1の出力は周波数F1および偏波P1のスポットの送信ポートTxであり、分配回路D2の出力は周波数F2および偏波P1のスポットの受信ポートRxである。同様に、4つの給電部の各グループ毎に、第1分配レベルの第1分配回路により2×2接続された同一周波数および同一偏波の全てのポートが、アンテナの全ての送受信スポットを形成するように第2レベルの分配回路により相互接続される。送信を行う間、分配回路は信号結合器として動作し、受信を行う間、アンテナのビーム形成器の動作は反転して分配回路は信号分配器として動作する。
方向Uにおいて、各スポットは4つの無線周波数給電部のグループにより生成され、給電部1つ分の間隔が空けられているために2つの給電部を共有する2つの隣接するグループにより2つの隣接するスポットが生成される。この構成により、1つのアンテナを用いて、且つ2本の隣接するビームを形成する直交回路を用いることなく、方向Uにおける良好なスポット重なり、および送受信を行う間、当該方向Uにおいて穴が存在しない地上カバレッジ領域を得ることが可能になる。V方向において.各スポットは4つの無線周波数給電部のグループにより生成され、給電部2つ分の間隔が空けられているために給電部を共有しない2つの隣接するグループにより2つの隣接スポットが生成される。1つのアンテナにより得られるスポットは方向Vにおいて重ならず、地上カバレッジ領域には当該方向Vにおいて穴が存在する。しかしこの種の地上カバレッジは、例えばチリのように細長い形状の地域をカバーするには充分である。この場合1つの送受信アンテナ21で充分である。
空間内の2方向U、Vに沿って延在するより大きな地域については、図2a、2bに示すように、完全なカバレッジを得るために2つの送受信アンテナ21、22が必要な場合がある。第1アンテナ21の方向Vにおいて第2アンテナ22がカバレッジの穴を埋めるように、第2アンテナ22の整列方向28は、第1アンテナ21の整列方向27に対して角度的にずれている。2つのアンテナの整列方向における、一方に対する他方の、角度的なずれは、第1アンテナ21により地上で形成されるスポット1の列に対する、第2アンテナ22により形成されたスポット2の列の方向Vにおけるずれに対応しており、2つのアンテナの整列方向27、28は方向Uにおいて同一である。各アンテナは、送受信を行う間、方向Uにおいて全部のスポットを、および方向Vにおいて2列のスポットのうち1列を形成する。第2アンテナ22により形成されたスポットの列のずれは、1つのスポットの直径に概ね対応しているため、方向Vにおいて、第1アンテナ21により形成された2つの連続的なスポット列1の間に追加的なスポット列1を挿入することにより、スポット1、2の間に良好な重なりが得られ、2つの送受信アンテナにより生じるカバレッジの穴を埋めることが可能になる。
図6aに、給電部が六角形メッシュとしてアレイに分配され、2方向X、Yが互いに90°の角度をなす場合の無線周波数給電部10の4×4グループ化の第2の例を示す。当該第2例において、方向Xにおける2つの隣接するグループが1つの無線周波数給電部を共有し、方向Yにおける2つの隣接するグループもまた1つの給電部を共有している。2つの隣接するグループG1、G2は、アンテナの第1方向Xにおける1つの給電部の寸法に対応する第1ピッチL1分の間隔が空けられ、2つの隣接するグループG1、G3は、アンテナの第2方向Yにおける1つの給電部の寸法に対応する第2ピッチL2分の間隔が空けられていて、ピッチL2は従ってピッチL1に等しい。図6aの構成により得られるカバレッジの例を図6bに示す。このカバレッジは、送受信を行う間、完全なカバレッジを得るべく2つの送受信アンテナを用いて得られる。第1および第3の水平線のスポット1が第1アンテナにより生じ、第2水平線のスポット2が第2アンテナにより生じる。
図7aに、給電部が正方形メッシュとしてアレイに分配され、2方向X、Yが互いに90°の角度をなす場合の無線周波数給電部10の4×4グループ化の第3の例を示す。当該第3例において、2つの隣接するグループが1つの無線周波数給電部を共有し、当該共有は、方向Xにおいて隣接するグループと方向Yにおいて隣接するグループとの間で実現される。図6aの場合と同様に、2つの隣接するグループG1、G2は、アンテナの第1方向Xにおける1つの給電部の寸法に対応する第1ピッチL1分の間隔が空けられ、2つの隣接するグループG1、G3は、アンテナの第2方向Yにおける1つの給電部の寸法に対応する第2ピッチL2分の間隔が空けられている。正方形メッシュの場合、放射素子は、六角形メッシュの場合よりも互いに近接して配置できるため、アンテナサイズが同一の場合、給電部の数、従って地上のスポットの数を増やすことができる。従って1つのアンテナにより、送受信を行う間、完全なカバレッジを得ることができる。図7b、7cに、正方形メッシュアレイおよび各4つの給電部からなる5つのグループにグループ化され、各グループが隣接するグループと1つの給電部を共有している16個の給電部を含むアンテナの例を示す。給電部の5つのグループにより、対応するカバレッジを示す図7cに示すように、送信を行う間に5つのスポットを生成し、受信を行う間に5つのスポットを生成することが可能になる。
完全なカバレッジはまた、給電部の隣接するグループが方向X、Yにおいて1つの給電部を共有する六角形メッシュを有する放射アレイを用いて1つのアンテナにより得ることができるが、アンテナ性能の劣化を伴う。
本発明について特定の実施形態との関連で記述しできたが、本発明はこれらに一切限定されず、記述した手段並びに本発明の範囲に含まれるならばそれらの組合せの全ての技術的等価物が含まれることは明らかである。
10 給電部
10a 給電部
10b 給電部
10c 給電部
10d 給電部
10’a 給電部
11 放射素子
12 無線周波数チャネル
13 結合回路
14 励起子
15 分岐カプラ
16 結合スロット
17 結合スロット
18 終端
19 終端
21 アンテナ
22 アンテナ
23 放射アレイ
24 放射アレイ
25 放物面反射器
26 放物面反射器
27 整列方向
28 整列方向
F1 送信周波数
F2 受信周波数
C1 分配回路
C2 分配回路
C3 分配回路
C4 分配回路
D1 分配回路
D2 分配回路
2D 直径
G1 給電部グループ
G2 給電部グループ
G3 給電部グループ
GN 給電部グループ
L1 ピッチ
L2 ピッチ
P1 偏波
P2 偏波
R1 受信ポート
R1a 受信ポート
R1b 受信ポート
R1c 受信ポート
R1d 受信ポート
R’1a 受信ポート
R2 受信ポート
R2a 受信ポート
R2b 受信ポート
R2c 受信ポート
R2d 受信ポート
R’2a 受信ポート
T1 送信ポート
T1a 送信ポート
T1b 送信ポート
T1c 送信ポート
T1d 送信ポート
T’1a 送信ポート
T2 送信ポート
T2a 送信ポート
T2b 送信ポート
T2c 送信ポート
T2d 送信ポート
T’2a 送信ポート
U 方向
V 方向
X 方向
Y 方向

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの反射器および前記反射器を照射する複数の給電部の1つのアレイを含んでいて1ビーム当たり複数の給電部を有するマルチビーム送受信アンテナであって、前記給電部が平面の2方向X、Yにおいて互いに間隔が空けられたいくつかのグループにクラスタリングされていて、各給電部が無線周波数チャネルに接続された放射素子を含み、
    各給電部(10、10a、10b、10c、10d、10’a)が、同一周波数F1および互いに直交する偏波(P1、P2)を有する第1(T1、T1a、T1b、T1c、T1d、T’1a)および第2送信ポート(T2、T2a、T2b、T2c、T2d、T2’a)と、同一周波数F2および互いに直交する偏波(P1、P2)を有する第1(R1、R1a、R1b、R1c、R1d、R’1a)および第2受信ポート(R2、R2a、R2b、R2c、R2d、R’2a)を含み、
    前記給電部(10)が、前記方向X、Yにおいて4つの隣接する給電部(10a、10b、10c、10d)のグループにクラスタリングされ、
    4つの隣接する給電部(10a〜10d)の各グループ(G1〜GN)毎に、同一周波数および偏波値のペア(F1、P1)、(F1、P2)、(F2、P1)、(F2、P2)に対応する前記第1(T1a〜T1d)または前記第2(T2a〜T2d)送信ポートと、前記第1(R1a〜R1d)または前記第2(R2a〜R2d)受信ポートとが、前記方向Xに2×2接続され、次いで前記方向Yに2×2接続されていて、前記4つの相互接続された送信ポートが送信ビームを形成し、前記4つの相互接続された受信ポートが受信ビームを形成することを特徴とするアンテナ。
  2. 前記方向Xにおける2つの連続する隣接グループ(G1、G2)が、前記方向Xにおいて1つの給電部に対応する第1ピッチL1分の間隔が空けられていて2つの給電部を共有し、前記方向Yにおける2つの連続する隣接グループ(G1、G3)が、前記方向Yにおいて2つの給電部に対応する第2ピッチL2分の間隔が空けられていて給電部を共有せず、4つの給電部の各グループ(G1、G2、G3、...、GN)が送信ビームおよび受信ビームを形成することを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記方向Xにおける2つの連続する隣接グループ(G1、G2)が、前記方向Xにおいて1つの給電部に対応する第1ピッチL1分の間隔が空けられ、前記方向Yにおける2つの連続する隣接グループ(G1、G3)が、前記方向Yにおいて1つの給電部に対応する第2ピッチL2分の間隔が空けられていて、4つの給電部(G1、G2、G3、...、GN)の各グループが送信ビームおよび受信ビームを形成することを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ。
  4. 各ビームの形成に際して、4つの給電部のグループの送信または受信ポート間の接続が分配回路(C1、C3、D1)、(C2、C4、D2)により実現され、前記分配回路は互いに独立した異なるビームの形成専用であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンテナ。
  5. 給電部(10a〜10d)の前記2つのグループのうち第1グループ(G1)において、前記第1送信ポート(T1a〜T1d)、および同一偏波の前記第1受信ポート(R1a〜R1d)が各々前記方向Xに2×2接続され、次いで前記方向Yに2×2接続され、給電部(10b、10’a、10d、10’c)の前記2つのグループのうち第2グループ(G2)において、前記第2送信ポート(T2b、T’2a、T2d、T’2c)、および同一偏波の前記第2受信ポート(R2b、R’2a、R2d、R’2c)の各々が前記方向Xに2×2接続され、次いで前記方向Yに2×2接続されていることを特徴とする、請求項2に記載のアンテナ。
  6. 請求項1に記載の2つの送受信アンテナ(21、22)を含み、前記2つの送受信アンテナ(21、22)が空間内の第1方向Uにおいて同一の整列方向(27、28)を有し、空間内の第2方向Vにおいて角度的にずれていることを特徴とする、連続的なビームの形成を行う送受信アンテナのシステム。
  7. 前記2つの送受信アンテナ(21、22)の整列方向(27、28)間の角度的なずれが、前記2つのアンテナ(21、22)により地上に形成されたスポット列(2)のうち1つのスポットに等しいずれに対応することを特徴とする、請求項6に記載の連続的なビームの形成を行う送受信アンテナのシステム。
  8. 請求項6または7に記載の2つの送受信アンテナ(21、22)の少なくとも1つのシステムを含む衛星通信システム。
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