JP2014022904A - 基地局装置および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ランダムアクセスプリアンブルの誤検出を抑制することができる基地局装置およびそれを備える通信システムを提供する。
【解決手段】予め用意される複数のランダムアクセスプリアンブルのうち、移動端末装置が選択可能なランダムアクセスプリアンブルの群を示すプリアンブル情報を、報知部18によって移動端末装置に報知する。このプリアンブル情報に基づいて、検出部16で検出されたランダムアクセスプリアンブルのプリアンブルインデックス(PID)が正しいか否かを判断部17によって判断する。検出部16で検出されたPIDが正しくないと判断部17で判断されると、推定部18によって、正しいPIDを推定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の移動端末装置と相互に無線通信を行う基地局装置、およびそれを備える通信システムに関する。
移動端末装置は、ランダムアクセスプリアンブル(以下、単に「プリアンブル」という場合がある)を基地局装置に送信することによって、ランダムアクセス処理の開始を要求する(たとえば、特許文献1〜3および非特許文献1〜4参照)。
複数のプリアンブルが予め用意されており、移動端末装置は、複数のプリアンブルの中から、1つのプリアンブルを選択し、選択したプリアンブルを基地局装置に送信する。各プリアンブルには、プリアンブルインデックス(Preamble InDex;略称:PID)が付与されている。
基地局装置は、移動端末装置からプリアンブルを受信すると、受信したプリアンブルのPIDを検出する。また基地局装置は、プリアンブルの受信タイミングに基づいて、下り送信タイミングからの遅延量を表すタイミングアドバンス(Timing Advance;略称:TA)の値を算出する。基地局装置は、検出したPIDと、算出したTAの値とを、ランダムアクセス応答メッセージに含めて、移動端末装置に通知する。
移動端末装置は、通知されたTAの値に基づいて送信タイミングを調整し、調整した送信タイミングで、その後の上り信号を送信する。
特表2011−509597号公報 特許第4625079号公報 特許第4897911号公報
3GPP TS36.300 V10.7.0 3GPP TS36.211 V10.4.0 3GPP TS36.213 V10.5.0 3GPP TS36.321 V10.5.0
基地局装置は、複数のプリアンブルのうち、いずれのPIDのプリアンブルを移動端末装置が送信するかを把握していない。したがって、基地局装置は、いずれのPIDの値を検出しても、検出したPIDの値が全て正しいと判断する。換言すれば、基地局装置は、PIDの値を誤って検出していたとしても、誤検出したと判断することができない。
基地局装置がPIDの値を誤って検出すると、TAの値が大きくずれてしまい、その大きくずれたTAの値をそのまま、移動端末装置に通知することになる。
移動端末装置は、間違ったTAの時間情報に基づいて送信タイミングを調整して、次の上り信号を基地局装置に送信することになる。したがって、実際には合っていない送信タイミングで送信することになるので、基地局装置で正しく受信されないおそれがある。
前述の特許文献1〜3および非特許文献1〜4には、基地局装置において、PIDの誤検出を抑制する技術については開示されていない。
本発明の目的は、ランダムアクセスプリアンブルの誤検出を抑制することができる基地局装置およびそれを備える通信システムを提供することである。
本発明の基地局装置は、予め用意される複数のランダムアクセスプリアンブルを複数の群に分け、前記複数の群のうち、いずれか1つの群を、移動端末装置が選択可能なランダムアクセスプリアンブルの群である選択可能プリアンブル群とし、前記選択可能プリアンブル群を示すプリアンブル情報を含む報知情報を移動端末装置に報知する報知手段と、前記ランダムアクセスプリアンブルを前記移動端末装置から受信すると、受信した前記ランダムアクセスプリアンブルについて、前記ランダムアクセスプリアンブルを識別する情報である識別情報を検出する検出手段と、前記プリアンブル情報に基づいて、前記検出手段によって検出された前記識別情報が、正しいか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記検出手段で検出された前記識別情報が正しくないと判断されると、正しい識別情報を推定する推定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の通信システムは、前記本発明の基地局装置と、前記基地局装置と無線通信可能な移動端末装置とを備えることを特徴とする。
本発明の基地局装置によれば、予め用意される複数のランダムアクセスプリアンブルのうち、移動端末装置が選択可能なランダムアクセスプリアンブルの群である選択可能プリアンブル群を示すプリアンブル情報が、報知手段によって移動端末装置に報知される。このプリアンブル情報に基づいて、検出手段で検出されたランダムアクセスプリアンブルの識別情報が正しいか否かが判断手段によって判断される。検出手段で検出された識別情報が正しくないと判断手段で判断されると、推定手段によって、正しい識別情報が推定される。したがって、ランダムアクセスプリアンブルの誤検出を抑制することができる。
本発明の通信システムによれば、前述のようにランダムアクセスプリアンブルの誤検出を抑制することができる基地局装置と、移動端末装置とを備えて、通信システムが構成される。したがって、基地局装置と移動端末装置との間で、正確に信号の送受を行うことができる。
本発明の実施の一形態における基地局装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態における移動端末装置2の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態である通信システム3の構成を模式的に示す図である。 ランダムアクセスプリアンブルの一例を示す図である。 ランダムアクセスプリアンブルの一例を示す図である。 本発明の実施の一形態である通信システム3におけるランダムアクセス処理のシーケンスの一例を示す図である。 ランダムアクセス処理に関する基地局装置1の処理手順を示すフローチャートである。 ランダムアクセス処理に関する移動端末装置2の処理手順を示すフローチャートである。 TAの算出方法を説明するための図である。 正しいPIDを推定する方法を説明するための図である。
図1〜図3は、本発明の実施の一形態である通信システム3、ならびに通信システム3を構成する基地局装置1および移動端末装置2の構成を示す図である。本実施の形態の通信システム3は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution;略称:LTE)またはLTEアドバンスド(LTE-Advanced)に準拠した通信システムである。
図1は、本発明の実施の一形態における基地局装置1の構成を示すブロック図である。基地局装置1は、移動端末装置2との間で無線通信可能に構成される。基地局装置1は、LTEにおけるeNB(Evolved UTRAN NodeB)である。基地局装置1は、基地局側アンテナ11、基地局側送信部12、基地局側受信部13、基地局側制御部14、報知部15、検出部16、判断部17、推定部18および算出部19を備えて構成される。基地局側送信部12、基地局側受信部13、報知部15、検出部16、判断部17、推定部18および算出部19は、基地局側制御部14にそれぞれ接続されている。基地局側送信部12は、送信手段に相当する。報知部15は、報知手段に相当する。検出部16は、検出手段に相当する。判断部17は、判断手段に相当する。推定部18は、推定手段に相当する。算出部19は、取得手段に相当する。
基地局側送信部12は、基地局側アンテナ11および基地局側制御部14に接続されている。基地局側送信部12は、基地局側制御部14から与えられる送信すべき信号に、誤り訂正符号化などのエンコード処理を行う。基地局側送信部12は、エンコード処理が行われた信号を、予め定める変調方式に基づいて変調することによって、ベースバンド送信信号を生成する。基地局側送信部12は、生成したベースバンド送信信号を、アップコンバートおよび増幅する処理を行うことによって、無線周波数信号に変換する。基地局側送信部12は、無線周波数信号を、基地局側アンテナ11を介して移動端末装置2に送信する。
基地局側受信部13は、基地局側アンテナ11および基地局側制御部14に接続されている。基地局側受信部13は、基地局側アンテナ11を介して受信した受信無線周波数信号を増幅およびダウンコンバートする処理を行うことによって、無線周波数信号を取り出す。基地局側受信部13は、取り出した無線周波数信号をベースバンド受信信号に変換する。基地局側受信部13は、ベースバンド受信信号を復調した後、誤り訂正復号化などのデコード処理を行う。基地局側受信部13は、デコード処理が行われたベースバンド受信信号に含まれるデータを取得し、取得したデータを基地局側制御部14に与える。
基地局側制御部14は、たとえば中央演算処理装置(Central Processing Unit;略称:CPU)およびメモリを含んで実現される。基地局側制御部14は、メモリに記憶される制御プログラムに基づいて、基地局装置1を構成する基地局側送信部12、基地局側受信部13、報知部15、検出部16、判断部17、推定部18および算出部19を統括的に制御する。
報知部15は、後述するプリアンブル情報を含む報知情報を、基地局側制御部14、基地局側送信部12および基地局側アンテナ11を介して、移動端末装置2に報知する。検出部16は、移動端末装置2から送信される、後述のランダムアクセスプリアンブル(Random Access Preamble)(以下、単に「プリアンブル」という場合がある)について、プリアンブルを識別する情報である識別情報を検出する。プリアンブルの識別情報は、本実施の形態では、後述する識別番号であるプリアンブルインデックス(Preamble InDex;略称:PID)で表される。
判断部17は、検出部16で検出されたプリアンブルの識別情報、具体的にはPIDが、正しいか否かを判断する。推定部18は、判断部17によって、検出部16で検出されたPIDが正しくないと判断された場合に、検出部16で検出されたPIDと、ステップS11で報知された報知情報に含まれるプリアンブル情報とに基づいて、正しいPIDを推定する。算出部19は、移動端末装置2から受信したプリアンブルの受信タイミングに基づいて、後述するタイミングアドバンス(Timing Advance;略称:TA)の値を算出する。TAは、遅延情報に相当する。
図2は、本発明の実施の一形態における移動端末装置2の構成を示すブロック図である。移動端末装置2は、基地局装置1との間で無線通信可能に構成される。また移動端末装置2は、移動可能に構成される。移動端末装置2は、LTEにおけるユーザ端末(User Equipment;略称:UE)である。
移動端末装置2は、端末側アンテナ21、端末側送信部22、端末側受信部23、端末側制御部24、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel;略称:PRACH)/メッセージ3(Message3;略称:MSG3)生成部25およびタイミング調整部26を備えて構成される。端末側送信部22、端末側受信部23、PRACH/MSG3生成部25およびタイミング調整部26は、端末側制御部24にそれぞれ接続されている。
端末側送信部22は、端末側アンテナ21および端末側制御部24に接続されている。端末側送信部22は、端末側制御部24から与えられる送信すべき信号に、誤り訂正符号化などのエンコード処理を行う。端末側送信部22は、エンコード処理が行われた信号を、予め定める変調方式に基づいて変調することによって、ベースバンド送信信号を生成する。端末側送信部22は、生成したベースバンド送信信号を、アップコンバートおよび増幅する処理を行うことによって、無線周波数信号に変換する。端末側送信部22は、無線周波数信号を、端末側アンテナ21を介して基地局装置1に送信する。
端末側受信部23は、端末側アンテナ21および端末側制御部24に接続されている。端末側受信部23は、端末側アンテナ21を介して受信した受信無線周波数信号を増幅およびダウンコンバートする処理を行うことによって、無線周波数信号を取り出す。端末側受信部23は、取り出した無線周波数信号をベースバンド受信信号に変換する。端末側受信部23は、ベースバンド受信信号を復調した後、誤り訂正復号化などのデコード処理を行う。端末側受信部23は、デコード処理が行われたベースバンド受信信号に含まれるデータを取得し、端末側制御部24に与える。
端末側制御部24は、たとえばCPUおよびメモリを含んで実現される。端末側制御部24は、メモリに記憶される制御プログラムに基づいて、移動端末装置2を構成する端末側送信部22、端末側受信部23、PRACH/MSG3生成部25およびタイミング調整部26を統括的に制御する。
PRACH/MSG3生成部25は、ランダムアクセスプリアンブルを生成し、端末側アンテナ31および端末側送信部32を介して、基地局装置1に送信する。具体的には、PRACH/MSG3生成部25は、予め用意されている複数のプリアンブルの中から1つのプリアンブルを選択し、選択したプリアンブルを、端末側アンテナ21および端末側送信部22を介して、基地局装置1に送信する。またPRACH/MSG3生成部25は、レイヤ3のメッセージであるメッセージ3(MSG3)として、RRC接続要求メッセージを生成し、端末側アンテナ31および端末側送信部32を介して、基地局装置1に送信する。
タイミング調整部26は、基地局装置1から受信したランダムアクセス応答メッセージに含まれるTAに基づいて、無線周波数信号の送信タイミングを調整する。PRACH/MSG3生成部25は、タイミング調整部26によって調整された送信タイミングで、前述のRRC接続要求メッセージを基地局装置1に送信する。
また移動端末装置2は、不図示の操作部を備える。移動端末装置2のユーザは、操作部を操作することによって、通信を開始する指示である通信開始指示を入力することができる。
図3は、本発明の実施の一形態である通信システム3の構成を模式的に示す図である。基地局装置1の通信可能な範囲(以下「カバレッジ」という)10内には、複数の移動端末装置2が存在する。図3では、一例として、基地局装置1のカバレッジ10内に、2つの移動端末装置2a,2bが存在している場合を示している。図3では、2つの移動端末装置2を区別するために、参照符号「2」に添字「a」、「b」を付している。以下の説明において、不特定の移動端末装置2を示す場合には、添字「a」、「b」を省略する。通信システム3は、基地局装置1および移動端末装置2a,2bを備えて構成される。
移動端末装置2は、基地局装置1を介して、他の通信装置、たとえば他の移動端末装置2と通信可能に構成されている。たとえば、第1の移動端末装置2aは、基地局装置1を介して、第2の移動端末装置2bと通信可能である。
移動端末装置2は、基地局装置1を介して他の通信装置と通信するときには、まず、基地局装置1との間で、通信を開始するための処理であるランダムアクセス処理を実行し、基地局装置1との通信を確立する。移動端末装置2は、基地局装置1に対して、ランダムアクセスプリアンブルと呼ばれる識別子を送信することによって、ランダムアクセス処理の開始を要求する。
複数の移動端末装置2が同時にプリアンブルを送信することができるようにするために、複数のプリアンブルが予め用意されている。基地局装置1は、報知情報によって、複数のプリアンブルを事前に各移動端末装置2に報知する。移動端末装置2は、報知された複数のプリアンブルの中から、1つのプリアンブルを選択し、選択したプリアンブルを基地局装置1に送信する。各プリアンブルは、プリアンブルインデックス(PID)と呼ばれる識別番号で識別される。PIDは、整数、具体的にはゼロ(0)以上の整数で表される。
図4は、ランダムアクセスプリアンブルの一例を示す図である。図4において、横軸は時間を示す。プリアンブルは、LTEでは、6ビット分、すなわち64個が用意されている。このうち、32個が、移動端末装置2が選択可能なプリアンブルである。残りの32個は、たとえばハンドオーバ処理において、基地局装置1によって選択されて各移動端末装置2に割り当てられ、移動端末装置2に通知される。図4では、移動端末装置2が選択可能なプリアンブル(以下「相関系列」という場合がある)のみを図示している。相関系列を構成する32個のプリアンブルには、0〜31のPIDが付与されている。
図4の参照符号「w0」は、基地局装置1において、プリアンブルを検出するために時間領域に設定されたサンプリング時間窓の幅を示す。また参照符号「w1」は、サンプリング時間窓のうち、各PIDのプリアンブルを検出するための時間窓(以下「個別時間窓」という場合がある)の幅を示す。各個別時間窓は、基地局装置1において各PIDのプリアンブルの下り送信タイミングとして設定されている時刻t1を開始点とする所定の幅w1に設定されている。
サンプリング時間窓の幅w0は、相関系列の幅を表しており、800μmに定められている。個別時間窓の幅w1は、相関系列をいくつに分割するかによって異なる。移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって定められたリリース8版、9版および10版の規格書では、LTEについての、相関系列の分割数を示すパラメータである「zeroCorrelationZoneConfig」の値が「5」(zeroCorrelationZoneConfig=5)に定義されている。
「zeroCorrelationZoneConfig=5」は、分割パターンを示すパラメータとして3GPPで定義されている「Ncs」の値で「26」(Ncs=26)に相当する。zeroCorrelationZoneConfig=5、すなわちNcs=26の場合、相関系列は、図4に示すように32個に分割される。この場合、各個別時間窓の幅w1は、25μmとなる。
各PIDのランダムアクセスプリアンブルの下り送信タイミングとして設定されている時刻t1から、ランダムアクセスプリアンブルが実際に検出された時刻t2までの遅延量は、タイミングアドバンス(TA)と称される。TAの1単位は、30.72MHz分の1(1/30.72MHz)の16倍、すなわち16×(1/30.72MHz)であり、約16×32.5nsecである。
本実施の形態では、基地局装置1は、移動端末装置2が選択可能な複数のプリアンブルを複数の群に分け、その中の1つの群を、移動端末装置2が選択可能なプリアンブルの群(以下「選択可能プリアンブル群」という場合がある)として、報知情報によって移動端末装置2に報知する。具体的には、基地局装置1は、選択可能プリアンブル群を示すプリアンブル情報を報知情報に含めて、その報知情報を移動端末装置2に報知する。
本実施の形態では、基地局装置1は、移動端末装置2が選択可能な複数のプリアンブルを、偶数のPIDのプリアンブル群と奇数のPIDのプリアンブル群との2つの群に分け、一方の群を、選択可能プリアンブル群として移動端末装置2に報知する。
図4では、奇数のPIDのプリアンブル群を選択可能プリアンブル群として設定される場合の相関系列を示している。図4では、奇数のPIDを、斜線のハッチングを付して示している。奇数のPIDのプリアンブル群が選択可能プリアンブル群として設定される場合、移動端末装置2は、奇数のPIDのうち、いずれか1つのPIDを選択し、選択したPIDのプリアンブルを基地局装置1に送信する。
図5は、ランダムアクセスプリアンブルの一例を示す図である。図5において、横軸は時間を示す。図5では、偶数のPIDのプリアンブル群を選択可能プリアンブル群として設定される場合の相関系列を示している。図5では、偶数のPIDを、斜線のハッチングを付して示している。偶数のPIDのプリアンブル群が選択可能プリアンブル群として設定される場合、移動端末装置2は、偶数のPIDのうち、いずれか1つのPIDを選択し、選択したPIDのプリアンブルを基地局装置1に送信する。
図6は、本発明の実施の一形態である通信システム3におけるランダムアクセス処理のシーケンスの一例を示す図である。図6に示すシーケンスは、基地局装置1および移動端末装置2によって実行される。
ステップS1において、基地局装置1は、選択可能プリアンブル群を示すプリアンブル情報を、移動端末装置2に送信する。移動端末装置2は、ステップS1で送信されたプリアンブル情報を受信すると、ステップS2において、受信したプリアンブル情報に基づいて、ランダムアクセスプリアンブルを選択し、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel;略称:PRACH)を用いて基地局装置1に送信する。
基地局装置1は、ステップS2で送信されたランダムアクセスプリアンブルを受信すると、ランダムアクセスプリアンブルを送信してきた移動端末装置2に、ステップS3において、ランダムアクセス応答(Random Access Response)メッセージを送信する。ランダムアクセス応答メッセージは、移動端末装置2から送信され基地局装置1で受信されたプリアンブルと、TAとを含む。基地局装置1は、物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel;略称:PDCCH)と物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel;略称:PDSCH)とを用いて、ランダムアクセス応答メッセージを移動端末装置2に送信する。ランダムアクセス応答メッセージは、PDSCHに含まれる。PDCCHは、PDSCHの無線リソース割当て情報などを含む。
移動端末装置2は、PDSCHにランダムアクセス応答メッセージが含まれていないかを確認するために、PDCCHおよびPDSCH(以下、まとめて「PDCCH/PDSCH」と記載する場合がある)上のランダムアクセス無線ネットワーク一時的識別子(Random Access-Radio Network Temporary Identifier;略称:RA−RNTI)を用いて、PDCCH/PDSCHを受信する必要がある。RA−RNTIとは、移動端末装置2が、ランダムアクセス応答メッセージを受信するために用いる識別子である。
移動端末装置2は、「3GPP TS36.321 V10.5.0 5.1.4章」に記載のRA−RNTI値の計算方法に基づいて、送信したプリアンブル(Preamble)のタイミングなどからRA−RNTIの値を把握している。移動端末装置2は、受信したPDCCH/PDSCHに重畳されたRNTIが、RA−RNTIの値を有するか否かに基づいて、受信したPDCCH/PDSCHがランダムアクセス応答メッセージを含むか否かを識別する。
移動端末装置2は、このようにしてPDCCH/PDSCHを受信してランダムアクセス応答メッセージを受信すると、ステップS4において、TAに基づいて調整した送信タイミングで、メッセージ3として、RRC接続要求(RRC Connection Request)メッセージを、基地局装置1に送信する。RRC接続要求メッセージは、基地局装置1のレイヤ3のところへのユーザ登録を要求する要求信号を含む。移動端末装置2は、ランダムアクセス応答メッセージで割当てられた物理上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel;略称:PUSCH)を用いて、RRC接続要求メッセージを基地局装置1に送信する。
基地局装置1は、ステップS4で送信されたRRC要求メッセージを受信すると、ステップS5において、メッセージ4として、コンテンションレゾリューション(Contention Resolution)メッセージ、およびRRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージを、移動端末装置2に送信する。
図7は、ランダムアクセス処理に関する基地局装置1の処理手順を示すフローチャートである。図7に示す各処理は、基地局装置1の基地局側制御部14、報知部15、検出部16、判断部17、推定部18および算出部19によって実行される。図7に示すフローチャートの処理は、基地局装置1の電源が投入されると開始され、ステップS11に移行する。
ステップS11において、報知部15は、プリアンブル情報を含む報知情報を、基地局側制御部14、基地局側送信部12および基地局側アンテナ11を介して、移動端末装置2に報知する。報知情報を報知すると、ステップS12に移行する。
ステップS12において、基地局側制御部14は、基地局側アンテナ11および基地局側受信部13を介して、移動端末装置2から、ランダムアクセスプリアンブルを受信したか否かを判断する。ステップS12において、ランダムアクセスプリアンブルを受信したと判断された場合は、ステップS13に移行し、ランダムアクセスプリアンブルを受信していないと判断された場合は、受信するまで待機する。
ステップS13において、検出部16は、受信したランダムアクセスプリアンブルのPIDを検出する。PIDを検出すると、ステップS14に移行する。
ステップS14において、判断部17は、検出部16によってステップS13で検出されたランダムアクセスプリアンブルのPIDが正しいか否かを判断する。ステップS14において、検出されたランダムアクセスプリアンブルのPIDが正しいと判断された場合は、ステップS16に移行し、検出されたランダムアクセスプリアンブルのPIDが正しくないと判断された場合は、ステップS15に移行する。
ステップS15において、推定部18は、ステップS13で検出されたランダムアクセスプリアンブルのPIDと、ステップS11で報知された報知情報に含まれるプリアンブル情報とに基づいて、正しいPIDを推定する。正しいPIDを推定すると、ステップS16に移行する。
ステップS16において、算出部19は、タイミングアドバンス(TA)を算出する。算出部19は、ステップS14から直接ステップS16に移行した場合には、ステップS13で検出されたランダムアクセスプリアンブルのPIDに基づいて、TAを算出する。算出部19は、ステップS14からステップS15を経てステップS16に移行した場合には、ステップS15で推定したPIDに基づいて、TAを算出する。TAを算出すると、ステップS17に移行する。
ステップS17において、基地局側制御部14は、ステップS13で検出されたPIDまたはステップS15で推定されたPIDと、ステップS16で算出されたTAとを含むランダムアクセス応答メッセージを、基地局側アンテナ11および基地局側送信部12を介して移動端末装置2に送信する。ランダムアクセス応答メッセージを送信すると、ステップS18に移行する。
ステップS18において、基地局側制御部14は、基地局側アンテナ11および基地局側受信部13を介して、移動端末装置2からRRC接続要求メッセージを受信したか否かを判断する。ステップS18において、RRC接続要求メッセージを受信したと判断された場合は、ステップS19に移行し、RRC接続要求メッセージを受信していないと判断された場合は、受信するまで待機する。
ステップS19において、基地局側制御部14は、コンテンションレゾリューションメッセージおよびRRC接続セットアップメッセージを、基地局側アンテナ11および基地局側送信部12を介して移動端末装置2に送信する。コンテンションレゾリューションメッセージおよびRRC接続セットアップメッセージを送信すると、全ての処理手順を終了する。
図8は、ランダムアクセス処理に関する移動端末装置2の処理手順を示すフローチャートである。図8に示す各処理は、移動端末装置2の端末側制御部24、PRACH/MSG3生成部25およびタイミング調整部26によって実行される。図8に示すフローチャートの処理は、移動端末装置2のユーザによって、通信開始指示が移動端末装置2に入力されると開始され、ステップS21に移行する。
ステップS21において、端末側制御部24は、端末側アンテナ21および端末側受信部23を介して、基地局装置1から、プリアンブル情報、具体的にはプリアンブル情報を含む報知情報を受信したか否かを判断する。ステップS21において、プリアンブル情報を受信したと判断された場合は、ステップS22に移行し、プリアンブル情報を受信していないと判断された場合は、ステップS23に移行する。
ステップS22において、PRACH/MSG3生成部25は、基地局装置1から受信したプリアンブル情報に基づいて、予め用意されている複数のランダムアクセスプリアンブルのうち、選択可能プリアンブル群のプリアンブルの中から、1つのプリアンブルを選択する。
具体的には、プリアンブル情報が、選択可能プリアンブル群が偶数のPIDのプリアンブル群であることを示す情報である場合には、ステップS22において、PRACH/MSG3生成部25は、予め用意されている複数のプリアンブルのうち、偶数のPIDのプリアンブルの中から、任意のプリアンブルを選択する。
プリアンブル情報が、選択可能プリアンブル群が奇数のPIDのプリアンブル群であることを示す情報である場合には、ステップS22において、PRACH/MSG3生成部25は、予め用意されている複数のプリアンブルのうち、奇数のPIDのプリアンブルの中から、任意のプリアンブルを選択する。ランダムアクセスプリアンブルを選択すると、ステップS24に移行する。
ステップS21からステップS23に移行した場合には、ステップS23において、PRACH/MSG3生成部25は、移動端末装置2が選択可能なプリアンブルとして予め用意されている複数のランダムアクセスプリアンブルの中から、任意のプリアンブルを選択する。任意のランダムアクセスプリアンブルを選択すると、ステップS24に移行する。
ステップS24において、PRACH/MSG3生成部25は、ステップS22またはステップS23で選択したランダムアクセスプリアンブルを、端末側アンテナ21および端末側送信部22を介して基地局装置1に送信する。
ステップS25において、端末側制御部24は、端末側アンテナ21および端末側受信部23を介して、基地局装置1からランダムアクセス応答メッセージを受信したか否かを判断する。ステップS25において、ランダムアクセス応答メッセージを受信したと判断された場合は、ステップS26に移行し、ランダムアクセス応答メッセージを受信していないと判断された場合は、受信するまで待機する。
ステップS26において、タイミング調整部26は、受信したランダムアクセス応答メッセージに含まれるTAに基づいて、端末側送信部22からの無線周波数信号の送信タイミングを調整する。送信タイミングを調整すると、ステップS27に移行する。
ステップS27において、PRACH/MSG3生成部25は、タイミング調整部26によって調整された送信タイミングで、RRC接続要求メッセージを、端末側アンテナ21および端末側送信部22を介して基地局装置1に送信する。
ステップS28において、端末側制御部24は、端末側アンテナ21および端末側受信部23を介して、コンテンションレゾリューションメッセージおよびRRC接続セットアップメッセージを受信したか否かを判断する。ステップS28において、コンテンションレゾリューションメッセージおよびRRC接続セットアップメッセージを受信したと判断された場合は、ステップS29に移行し、コンテンションレゾリューションメッセージおよびRRC接続セットアップメッセージのいずれか、または両方を受信していないと判断された場合は、両方を受信するまで待機する。
ステップS29において、端末側制御部24は、基地局装置1との通信を開始する。基地局装置1との通信を開始すると、全ての処理手順を終了する。
図9は、TAの算出方法を説明するための図である。図9に示すピークは、下り送信タイミングと、ランダムアクセスプリアンブルの検出タイミングとの相関を示す相関ピークである。TAは、各個別時間窓の開始点と相関ピークの位置との時間間隔として求められる。
図10は、正しいPIDを推定する方法を説明するための図である。前述の図7のステップS14において、ステップS13で検出部16によって検出されたプリアンブルのPIDが正しくないと判断された場合、ステップS15において、推定部18によって、正しいPIDが推定される。推定部18は、TAの値を使って、正しいPIDを推定する。
TAの値には、範囲がある。このTAの範囲を、たとえば0〜100とする。この範囲内の整数値が、TAの値となる。選択可能プリアンブル群として、前述の図4に示すように奇数のPIDのプリアンブル群が設定された場合に、たとえば、PID=30のプリアンブルが検出されたとする。
このとき、推定部18は、TAの値が0以上49以下であれば、正しいPIDを「31」と推定し、TAの値が50以上100以下であれば、正しいPIDを「29」と推定する。図10に示す例では、PID=30のプリアンブルのTAの値が20となっているので、推定部18は、正しいPIDを「31」と推定する。
また、選択可能プリアンブル群として、前述の図5に示すように偶数のPIDのプリアンブル群が設定された場合に、たとえば、PID=31のプリアンブルが検出されたとする。このとき、推定部は、TAの値が0以上49以下であれば、正しいPIDを「0」と推定し、TAの値が50以上100以下であれば、正しいPIDを「30」と推定する。図10に示す例では、PID=31のプリアンブルのTAの値が60となっているので、推定部18は、正しいPIDを「30」と推定する。
他のPIDが検出された場合も同様にして、推定部18によって、正しいPIDを推定することができる。TAの値の範囲は、0〜100に限定されるものではなく、任意に設定可能である。推定部18は、TAの値が、TAの値の範囲の半分以下の場合には、検出されたPIDの1つ前のPIDを、正しいPIDとして推定する。推定部18は、TAの値が、TAの値の範囲の半分を超える場合には、検出されたPIDの1つ後のPIDを、正しいPIDとして推定する。
以上のように本実施の形態によれば、予め用意される複数のプリアンブルのうち、移動端末装置2が選択可能なプリアンブルの群である選択可能プリアンブル群を示すプリアンブル情報が、報知部15によって移動端末装置2に報知される。このプリアンブル情報に基づいて、検出部16で検出されたPIDが正しいか否かが判断部17によって判断される。検出部16で検出されたPIDが正しくないと判断部17で判断されると、推定部18によって、正しいPIDが推定される。したがって、プリアンブルの誤検出を抑制することができる。
また本実施の形態では、算出部19は、検出されたPIDが正しい場合には、検出されたPIDに基づいてTAを算出し、検出されたPIDが正しくない場合には、推定部18で推定されたPIDに基づいてTAを算出する。したがって、より正確なTAの値を算出することができる。
また本実施の形態では、プリアンブル情報は、プリアンブルインデックスで表されるので、判断部17によって、プリアンブルが正しいか否かを容易に判断することができる。特に本実施の形態では、偶数の群と奇数の群とに分けて、一方の群を選択可能プリアンブル群として報知するので、判断部17によって、プリアンブルが正しいか否かをより容易に判断することができる。
また本実施の形態の通信システム3は、前述のようにプリアンブルの誤検出を抑制することができる基地局装置1と、移動端末装置2とを備えて構成される。したがって、本実施の形態では、基地局装置1と移動端末装置2との間で、正確に信号の送受を行うことができる。
以上のように本実施の形態の基地局装置1は、予め用意される複数のプリアンブルを、偶数のPIDの群と奇数のPIDの群との2つに分けて、一方の群を選択可能プリアンブル群として報知するように構成されている。基地局装置1は、これに限定されず、予め用意される複数のプリアンブルを3つ以上の群に分けて、そのうちのいずれか1つの群を選択可能プリアンブル群として報知するように構成されてもよい。この場合、判断部17は、検出部16で検出されたPIDが、選択可能プリアンブル群として報知された群に属するか否かを判断し、属すると判断すると、検出部16で検出されたPIDが正しいと判断し、属さないと判断すると、検出部16で検出されたPIDが正しくないと判断するように構成されればよい。
1 基地局装置、2,2a,2b 移動端末装置、3 通信システム、12 基地局側送信部、13 基地局側受信部、14 基地局側制御部、15 報知部、16 検出部、17 判断部、18 推定部、19 算出部、22 端末側送信部、23 端末側受信部、24 端末側制御部、25 PRACH/MSG3生成部、26 タイミング調整部。

Claims (5)

  1. 予め用意される複数のランダムアクセスプリアンブルを複数の群に分け、前記複数の群のうち、いずれか1つの群を、移動端末装置が選択可能なランダムアクセスプリアンブルの群である選択可能プリアンブル群とし、前記選択可能プリアンブル群を示すプリアンブル情報を含む報知情報を移動端末装置に報知する報知手段と、
    前記ランダムアクセスプリアンブルを前記移動端末装置から受信すると、受信した前記ランダムアクセスプリアンブルについて、前記ランダムアクセスプリアンブルを識別する情報である識別情報を検出する検出手段と、
    前記プリアンブル情報に基づいて、前記検出手段によって検出された前記識別情報が、正しいか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記検出手段で検出された前記識別情報が正しくないと判断されると、正しい識別情報を推定する推定手段とを備えることを特徴とする基地局装置。
  2. 前記ランダムアクセスプリアンブルの受信タイミングに基づいて、前記移動端末装置の送信タイミングの遅延量に関する遅延情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記遅延情報を、前記移動端末装置に送信する送信手段とを備え、
    前記取得手段は、
    前記判断手段によって、前記検出手段で検出された前記識別情報が正しいと判断されると、前記検出手段で検出された前記識別情報に基づいて、前記遅延情報を取得し、
    前記判断手段によって、前記検出手段で検出された前記識別情報が正しくないと判断され、前記推定手段によって正しい識別情報が推定されると、前記推定手段によって推定された識別情報に基づいて、前記遅延情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記プリアンブル情報は、前記識別情報を表す識別番号であるプリアンブルインデックスで表されることを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。
  4. 前記プリアンブルインデックスは、整数で表され、
    前記複数の群は、偶数のプリアンブルインデックスのランダムアクセスプリアンブルを含む偶数群と、奇数のプリアンブルインデックスのランダムアクセスプリアンブルを含む奇数群との2つであり、
    前記報知手段は、前記偶数群および前記奇数群のうちの一方の群を示す前記プリアンブル情報を、前記選択可能プリアンブル群を示すプリアンブル情報として報知し、
    前記検出手段は、前記識別情報として、前記プリアンブルインデックスを検出し、
    前記判断手段は、
    前記検出手段によって検出された前記プリアンブルインデックスが、前記一方の群の前記プリアンブルインデックスであると判断すると、前記検出手段によって検出された前記プリアンブルインデックスが正しいと判断し、
    前記検出手段によって検出された前記プリアンブルインデックスが、前記偶数群および前記奇数群のうちの他方の群の前記プリアンブルインデックスであると判断すると、前記検出手段によって検出された前記プリアンブルインデックスが正しくないと判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の基地局装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の基地局装置と、
    前記基地局装置と無線通信可能な移動端末装置とを備えることを特徴とする通信システム。
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