JP2014022782A - アンテナ回路基板およびアンテナ装置 - Google Patents

アンテナ回路基板およびアンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014022782A
JP2014022782A JP2012156827A JP2012156827A JP2014022782A JP 2014022782 A JP2014022782 A JP 2014022782A JP 2012156827 A JP2012156827 A JP 2012156827A JP 2012156827 A JP2012156827 A JP 2012156827A JP 2014022782 A JP2014022782 A JP 2014022782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
planar
antenna circuit
substrate
ground plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012156827A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Yamaguchi
佑一郎 山口
Takeshi Tokura
武 戸倉
Yasushi Kan
寧 官
Hiroiku Tayama
博育 田山
Hiroshi Chiba
洋 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2012156827A priority Critical patent/JP2014022782A/ja
Publication of JP2014022782A publication Critical patent/JP2014022782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】複数のアンテナを備えたアンテナ装置において、意図しない特性変化を防止することが可能な構成を実現する。
【解決手段】第1のアンテナ回路102と、第2のアンテナ回路104と、を備えたアンテナ回路基板100において、第1のアンテナおよび第2のアンテナの各々は、一方の給電点から他方の給電点に至る直流電流路を有しており、第1のアンテナ回路102のグランド板と、第2のアンテナ回路104のグランド板とは、互いに離隔されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナ回路基板およびアンテナ装置に関する。
無線通信の用途拡大に伴い、種々の周波数帯域で動作するアンテナが求められている。例えば、車載用アンテナとしては、FM/AM放送、DAB(Digital Audio Broadcast)等の地上デジタル放送、3G(3rd Generation:第3世代携帯電話)、LTE(Long Term Evolution)、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報通信システム)、ETC(Electronic Toll Collection:電子料金徴収システム)等の周波数帯域で動作するアンテナ等が求められている。
従来、相異なる周波数帯域で動作するアンテナは、別体のアンテナ装置として実現されることが多かった。例えば、FM/AM放送用のアンテナは、ルーフトップに載せ置くホイップアンテナとして実現され、地上デジタル放送用のアンテナは、フロントガラスに貼り付けるフィルムアンテナとして実現されるといった具合である。
しかし、自動車においてアンテナ装置を取り付け可能な部位は限られている。また、取り付けるアンテナ装置の個数が増えると、意匠が損なわれたり、取り付けコストが増大したりするといった問題を生じる。このような問題を回避するためには、統合アンテナ装置の使用が効果的である。ここで、統合アンテナ装置とは、相異なる周波数帯域で動作する複数のアンテナを備えたアンテナ装置のことを指す。
このような統合アンテナ装置としては、例えば、特許文献1〜5に記載のものなどが挙げられる。特許文献1に記載の統合アンテナ装置は、GPS用及びETC用を備えたものである。特許文献2に記載の統合アンテナ装置は、3G用及びGPS用のアンテナを備えたものである。特許文献3に記載の統合アンテナ装置は、ETC用、GPS用、VICS用、電話用メイン、及び電話用サブのアンテナを備えたものである。特許文献4に記載の統合アンテナ装置は、GPS用、ETC用、第1電話用、及び第2電話用のアンテナを備えたものである。特許文献5に記載の統合アンテナ装置は、100kHz以上1GHz以下の帯域(FM/AM放送、DAB等の地上デジタル放送、VICS等)で動作するアンテナと、1GHz以上の帯域(GPS、衛星DAB等)で動作するアンテナとを備えたものである。
特開2007−158957号公報(2007年6月21日公開) 特開2009−17116号公報(2009年1月22日公開) 特開2009−267765号公報(2009年11月12日公開) 特開2010−81500号公報(2010年4月8日公開) 米国特許6、396、447号明細書(2002年5月28日登録)
アンテナ装置において、アンテナを動作させるためのアンテナ回路を設ける場合がある。アンテナ回路の代表的なものとしては、アンテナによって生成された電気信号を増幅する増幅回路が挙げられる。特に、上記したような複数のアンテナを備えた統合アンテナ装置においては、アンテナ毎の、複数のアンテナ回路を設ける場合がある。
このような複数のアンテナ回路の実装方法としては、同一の基板上に複数のアンテナ回路を並べて配置する方法が考えられる。これにより、複数のアンテナ回路を一枚の基板上に集約することができ、アンテナ装置の小型化、取り扱いの容易化、コスト削減等の効果を期待することができる。
しかしながら、複数のアンテナ回路を同一の基板上に配置した場合、或るアンテナの特性を変化させるためにそのアンテナの設計変更を行うと、他のアンテナの特性に意図しない変化が生じてしまうという問題があった。例えば、或るアンテナの共振周波数を所望の周波数に近づけるように設計変更した場合に、他のアンテナに、意図しない共振周波数のシフトが生じる場合があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のアンテナを備えたアンテナ装置において、意図しない特性変化を防止することが可能な構成を実現することにある。
第1のアンテナを動作させるための第1のアンテナ回路と、第2のアンテナを動作させるための第2のアンテナ回路とが共通の基板上に形成されているとき、以下のような場合に上記の問題が生じることを発明者は見出した。すなわち、上記第1のアンテナおよび上記第2のアンテナの各々が、一方の給電点から他方の給電点に到る直流電流路を有する場合に上記の問題が生じることを発明者は見出した。一方の給電点から他方の給電点に到る放射素子を持つループアンテナ、放射素子間が短絡されたダイポールアンテナ、放射素子と地板とが短絡されたモノポールアンテナ(逆Fアンテナ)などは、一方の給電点から他方の給電点に到る直流電流路を有するアンテナの例である。
第1のアンテナおよび第2のアンテナが一方の給電点から他方の給電点に到る直流電流路を有する場合、第1のアンテナのグランド板と第2のアンテナのグランド板とが一体であると、第1のアンテナと第2のアンテナとが1本のループ状電流路によって繋がれることになる。上記の問題が生じる原因は、この点にある。
そこで、上記課題を解決するために、本発明に係るアンテナ回路基板は、基板と、上記基板上に形成され、第1のアンテナを動作させるための第1のアンテナ回路と、上記基板上に形成され、第2のアンテナを動作させるための第2のアンテナ回路と、を備え、上記第1のアンテナおよび上記第2のアンテナの各々は、一方の給電点から他方の給電点に至る直流電流路を有しており、上記第1のアンテナ回路のグランド板と、上記第2のアンテナ回路のグランド板とは、互いに離隔されていることを特徴とする。
本アンテナ回路基板によれば、第1のアンテナ回路と第2のアンテナ回路とが同一基板上に形成されながらも、第1のアンテナの上記直流電流路と、第2のアンテナの上記直流電流路とが、離隔されるため、これら2つの直流電流路が、互いに連結されることによって1本のループ状電流路を形成することはない。したがって、第1のアンテナおよび第2のアンテナが互いにアンテナ特性に影響を及ぼすことを抑制することができる。すなわち、上記両アンテナにおける、意図しない特性変化(例えば、共振周波数のシフト)を防止することができる。
上記アンテナ回路基板において、上記第1のアンテナ回路のグランド板と、上記第2のアンテナ回路のグランド板とは、互いに電気的に切断されていることが好ましい。
この構成によれば、第1のアンテナ回路のグランド板と、第2のアンテナ回路のグランド板が電気的に切断されていることにより、両者間の直流電流路は確実に断たれる。したがって、より確実に、上記両アンテナにおける、意図しない特性変化を防止することができる。
上記アンテナ回路基板において、上記基板上に形成され、上記第1のアンテナおよび上記第2のアンテナの一方のアンテナと積層されることにより、積層された上記一方のアンテナの入力インピーダンスの整合を図るマッチング部、をさらに備え、上記第1のアンテナ回路のグランド板、上記第2のアンテナ回路のグランド板、および、上記マッチング部は、互いに離隔されていることが好ましい。
この構成によれば、上記両アンテナにおいて、上記マッチング部の影響による、意図しない特性変化を防止することができる。
また、本発明に係るアンテナ装置は、上記第1のアンテナと、上記第2のアンテナと、上記アンテナ回路基板とを備えたことを特徴とする。
本アンテナ装置によれば、第1のアンテナおよび第2のアンテナが互いにアンテナ特性に影響を及ぼすことを抑制することができる。すなわち、上記両アンテナにおける、意図しない特性変化を防止することができる。
本発明によれば、複数のアンテナを備えたアンテナ装置において、意図しない特性変化を防止することが可能な構成を実現することができる。
本発明の実施形態に係るアンテナ装置の一部の構成を示す斜視図である。(a)は、アンテナ装置10が分解された状態を示す。(b)は、アンテナ装置10が組み立てられた状態を示す。 本実施形態に係るアンテナ回路基板の表面側の構成を示す平面図である。 本実施形態に係るアンテナ回路基板の裏面側の構成を示す平面図である。 本実施形態の変形例に係るアンテナ回路基板の表面側の構成を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
〔アンテナ装置10の構成〕
まず、図1を参照して、本実施形態に係るアンテナ装置10の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るアンテナ装置10の一部の構成を示す斜視図である。図1(a)は、アンテナ装置10が分解された状態を示す。図1(b)は、アンテナ装置10が組み立てられた状態を示す。
図1に示すように、アンテナ装置10は、その設置面側から順に、アンテナベース110、アンテナ回路基板100、および統合アンテナ120を備えて構成されている。本実施形態のアンテナ装置10は、複数の平面アンテナを備えた、いわゆる統合アンテナ装置である。具体的には、本実施形態のアンテナ装置10は、自動車のルーフへの搭載に適した車載用アンテナ装置である。
ここでは、説明を分かり易くするために、アンテナ装置10の構成要素のうち、アンテナベース110、アンテナ回路基板100、および統合アンテナ120を図示及び説明しているが、実際には、本実施形態のアンテナ装置10は、これ以外にも、アンテナ装置10の全体を覆うレドーム、統合アンテナ120を支持する支持体、各構成部材間の間隔を規定するスペーサ等、その利用に則した他の構成要素を備えている。
(アンテナベース110)
アンテナベース110は、統合アンテナ120の底面(上記設置面との接触面)となる板状の部材である。アンテナベース110は、統合アンテナ120の各構成部材が載置および固定され、これら各構成部材を、統合アンテナ120の設置面側から支持する。アンテナベース110の素材には、アルミニウム等の金属が用いられている。図1に示すように、アンテナベース110の平面の形状は、角丸矩形状をなしている。
(統合アンテナ120)
統合アンテナ120は、アンテナ回路基板100の上方に配置される。具体的には、統合アンテナ120は、アンテナ装置10内において、アンテナ回路基板100に積層された状態で、図示を省略する支持体によって支持される。統合アンテナ120は、共振周波数が互いに異なる複数の平面アンテナを有する。具体的には、統合アンテナ120は、平面アンテナ121、平面アンテナ122、および平面アンテナ123を有している。
平面アンテナ121は、DAB(Digital Audio Broadcast)用である。また、平面アンテナ122は、GPS(Global Positioning System)用である。また、平面アンテナ123は、3G(3rd Generation)/LTE(Long Term Evolution)用である。
例えば、平面アンテナ121(DAB用アンテナ)は、174MHZ以上240MHz以下の周波数帯域で動作するダイポールアンテナである。また、例えば、平面アンテナ122(GPS用アンテナ)は、1575.42MHzで動作するループアンテナである。また、例えば、平面アンテナ123(3G/LTE用アンテナ)は、761MHz以上960MHz以下の周波数帯域と、1710MHz以上2130MHz以下の周波数帯域との両方において動作する逆F型アンテナである。
上記各平面アンテナは、目的の周波数帯域で動作するためのアンテナパターン(例えば、地板、放射素子、給電点等を含んで構成されている)が、基板上に形成されたものである。例えば、上記アンテナパターンの素材には、薄板状の導体箔(例えば、銅箔)が用いられており、上記基板の素材には、薄板状の誘電体フィルム(例えば、ポリイミドフィルム)が用いられている。統合アンテナ120は、このような薄板状の平面アンテナ121,122,123が互いに組み合わされ、図1に示すようなアンテナ構造体をなしている。
特に、注目すべきは、上記平面アンテナ121,122,123は、いずれも、一方の給電点から他方の給電点に至る直流電流路を有する点である。
例えば、平面アンテナ121(DAB用アンテナ)は、ダイポールアンテナである。ここで、「ダイポールアンテナ」とは、第1の放射素子および第2の放射素子を備え、第1の放射素子に一方の給電点が設けられ、第2の放射素子に他方の給電点が設けられたもののことを指す。特に、平面アンテナ121は、VSWRの値が規定値(例えば、2.5)を超える領域が要求帯域内に形成されることを防止するために、第1の放射素子と第2の放射素子とを短絡する短絡部が設けられている。したがって、平面アンテナ122は、上記第1の放射素子に設けられた一方の給電点から、上記第2の放射素子に設けられた他方の給電点に至る、直流電流路を有する。
また、例えば、平面アンテナ122(GPS用アンテナ)は、ループアンテナである。ここで、「ループアンテナ」とは、環状の放射素子の一端に一方の給電点が設けられ、環状の放射素子の他端に他方の給電点が設けられたもののことを指す。したがって、平面アンテナ122は、上記放射素子の一端に設けられた一方の給電点から、上記放射素子の他端に設けられた他方の給電点に至る、直流電流路を有する。
また、例えば、平面アンテナ123(3G/LTE用アンテナ)は、逆F型アンテナである。ここで、「逆Fアンテナ」とは、接地された面状導体である地板と、上記地板から離間した接地されていない線状又は帯状導体である放射素子とを備えた「モノポールアンテナ」のうち、短絡部を更に備え、当該短絡部によって上記地板と上記放射素子とが短絡されているもののことを指す。したがって、平面アンテナ123は、上記放射素子に設けられた一方の給電点から、上記地板に設けられた他方の給電点に至る、直流電流路を有する。
以下、統合アンテナ120における平面アンテナ121,122,123の配置について、具体的に説明する。統合アンテナ120は、基板120−1および基板120−2を備えて構成されている。そして、基板120−1には、平面アンテナ121が形成されており、基板120−2には、平面アンテナ122および123が形成されている。
(基板120−1)
基板120−1は、平面を有する。当該平面は、上記設置面に対して平行となる面である。当該平面には、平面アンテナ121が形成されている。
(基板120−2)
基板120−2は、平面、第1の側面、および第2の側面を有する。平面は、上記設置面に対して平行となる面である。第1の側面は、平面に対して直交する面である。第2の側面は、平面に対して直交し、第1の側面に対しても直交する面である。すなわち、第1の側面および第2の側面は、上記設置面に対して垂直となる面である。上記平面には、平面アンテナ122と、平面アンテナ123の主面123Aとが形成されている。上記第1の側面には、平面アンテナ123の拡張面123Bが形成されている。上記第2の側面には、平面アンテナ123の拡張面123Cが形成されている。
基板120−2は、上記平面、上記第1の側面、および上記第2の側面が、一体的に形成されている。基板120−2は、展開された状態では、上記平面、上記第1の側面、および上記第2の側面が同一平面上に配置された、一枚の平板状となる。そして、基板120−2は、上記各直交部分(互いに隣接する面の境界線部分)において折り曲げられることにより、図1に示す状態に変形する。これにより、平面アンテナ123の拡張面123B,Cは、平面アンテナ123の主面123Aに対して垂直に配置されることとなる。
図1に示すように、統合アンテナ120においては、基板120−1の平面と、基板120−2の平面とが、上記設置面に対して平行するように、且つ、互いに所定の間隔を有するように、基板120−1と基板120−2とが互いに積層される。
これにより、アンテナ装置10における各平面アンテナの配置は、以下(1)〜(3)となる。
(1)平面アンテナ121と平面アンテナ122とが、上記設置面に対して平行に、且つ、互いに所定の間隔を有して、互いに積層されて配置される。
(2)平面アンテナ122と平面アンテナ123の主面123Aとが、同一平面上に並んで配置される。
(3)平面アンテナ123の拡張面123B,Cが、上記設置面に対して垂直に配置される。
このように、本実施形態の統合アンテナ120は、複数の平面アンテナが互いに積層されて配置されているため、少ない設置スペースでの、これら複数の平面アンテナの配置が実現されている。これによって、本実施形態の統合アンテナ120は、アンテナ装置10の小型化に貢献している。
また、本実施形態の平面アンテナ123は、上記設置面に対して垂直な拡張面123B,Cを有しているため、アンテナ装置10の上方からの電磁波を良好に受信することができるだけでなく、アンテナ装置10の側方からの電磁波を良好に受信することもできる。
(アンテナ回路基板100)
アンテナ回路基板100は、アンテナベース110の上面(具体的には、アンテナベース110の上面に形成された台座111)に載置され、アンテナベース110に対してネジ止め等によって固定される、板状の部材である。アンテナ回路基板100には、アンテナ回路102、アンテナ回路104、および、マッチング部106が形成されている。
アンテナ回路102は、平面アンテナ121を動作させるためのものであり、主に、平面アンテナ121によって生成された電気信号を増幅するためのものである。アンテナ回路102は、同軸ケーブルによって、平面アンテナ121と接続される。
アンテナ回路104は、平面アンテナ122を動作させるためのものであり、主に、平面アンテナ122によって生成された電気信号を増幅するためのものである。アンテナ回路104は、同軸ケーブルによって、平面アンテナ122と接続される。
マッチング部106は、平面アンテナ121と重なり合うことで、平面アンテナ121の入力インピーダンスを整合させるために設けられている。
本実施形態のアンテナ装置10は、平面アンテナ123によって生成された電気信号は十分な強度となっているため、この電気信号を増幅する必要がなく、したがって、平面アンテナ123用のアンテナ回路は設けられていない。
〔アンテナ回路基板100の構成〕
次に、図2よび図3を参照して、本実施形態に係るアンテナ回路基板100の具体的な構成について説明する。図2は、本実施形態に係るアンテナ回路基板100の表面側の構成を示す平面図である。図3は、本実施形態に係るアンテナ回路基板100の裏面側の構成を示す平面図である。
アンテナ回路基板100は、基板101、アンテナ回路102、アンテナ回路104、およびマッチング部106を備える。
(基板101)
基板101は、プリント基板であり、具体的には、リジット基板である。基板101には、アンテナ回路102およびアンテナ回路104が形成されている。すなわち、アンテナ回路102およびアンテナ回路104は、同一の基板上に形成されている。特に、基板101においては、アンテナ回路102とアンテナ回路104とが、並んで設けられている。
(アンテナ回路102)
アンテナ回路102は、平面アンテナ121を動作させるためのものであり、主に、平面アンテナ121によって生成された電気信号を増幅するためのものである。アンテナ回路102は、基板101の表面に形成された面状の導体膜102Aと、基板101の裏面に形成された面状の導体膜102Bとを備えている。
導体膜102Aには、アンテナ回路102の機能を実現するための配線パターン102A−1が形成されている。配線パターン102A−1上には、コイル、コンデンサ、抵抗、スイッチ素子等の各種素子が実装されている。導体膜102Aにおいて、配線パターン102A−1の周囲には、グランド板102A−2(接地板)が形成されている。
導体膜102Bは、導体膜102Aと略同一の外形状を有している。導体膜102Bは、基板101を貫通する複数のスルーホールによって、導体膜102Aのグランド板102A−2と電気的に接続されている。すなわち、導体膜102Bは、グランド板102A−2と同様に、アンテナ回路102のグランド板(接地板)として機能する。基板101の裏面にも、アンテナ回路102のグランド板を設けた理由は、平面アンテナ121の入力インピーダンスと、同軸ケーブルの入力インピーダンス(例えば50Ω)との整合をとるためである。
アンテナ回路102における基板101の裏側には、接続端子(図示省略)が設けられている。この接続端子には、アンテナ回路102用の同軸ケーブル(図示省略)の先端部分に取り付けられたコネクタが挿し込まれる。この接続端子の一方の端子は、導体膜102Bに接続されており、他方の端子は、基板101を貫通して、配線パターン102A−1に接続されている。すなわち、当該接続端子に上記コネクタが接続されると、同軸ケーブルの一方の導体(例えば、外側導体)は、アンテナ回路102のグランド板に接続され、同軸ケーブルの他方の導体(例えば、内側導体)は、アンテナ回路102の配線パターン102A−1に接続される。
(アンテナ回路104)
アンテナ回路104は、平面アンテナ122を動作させるためのものであり、主に、平面アンテナ122によって生成された電気信号を増幅するためのものである。アンテナ回路104は、基板101の表面に形成された面状の導体膜104Aと、基板101の裏面に形成された面状の導体膜104Bとを備えている。
導体膜104Aには、アンテナ回路104の機能を実現するための配線パターン104A−1が形成されている。配線パターン104A−1上には、コイル、コンデンサ、抵抗、スイッチ素子等の各種素子が実装されている。導体膜104Aにおいて、配線パターン104A−1の周囲には、グランド板104A−2(接地板)が形成されている。
導体膜104Bは、導体膜104Aと略同一の外形状を有している。導体膜104Bは、基板101を貫通する複数のスルーホールによって、導体膜104Aのグランド板104A−2と電気的に接続されている。すなわち、導体膜104Bは、グランド板104A−2と同様に、アンテナ回路104のグランド板(接地板)として機能する。基板101の裏面にも、アンテナ回路104のグランド板を設けた理由は、平面アンテナ122の入力インピーダンスと、同軸ケーブルの入力インピーダンス(例えば50Ω)との整合をとるためである。
アンテナ回路104における基板101の裏側には、接続端子(図示省略)が設けられている。この接続端子には、アンテナ回路104用の同軸ケーブル(図示省略)の先端部分に取り付けられたコネクタが挿し込まれる。この接続端子の一方の端子は、導体膜104Bに接続されており、他方の端子は、基板101を貫通して、配線パターン104A−1に接続されている。すなわち、当該接続端子に上記コネクタが接続されると、同軸ケーブルの一方の導体(例えば、外側導体)は、アンテナ回路104のグランド板に接続され、同軸ケーブルの他方の導体(例えば、内側導体)は、アンテナ回路104の配線パターン104A−1に接続される。
なお、上記例では、基板と同軸ケーブルとが、コネクタ接続される構成を採用しているが、基板と同軸ケーブルの接続方法は、これに限らない。例えば、基板に対し、同軸ケーブルの内側導体および外側導体を半田付け等によって直接接続する方法を採用してもよい。
(マッチング部106)
マッチング部106は、平面アンテナ121と重なり合うことで、平面アンテナ121の入力インピーダンスを整合させるために設けられている。マッチング部106は、基板101の表面に、平面アンテナ121の入力インピーダンスを整合させるために設計された形状およびサイズを有する面状の導体膜を備える。
この導体膜と平面アンテナ121とが互いに重なり合うことにより、両者の間に電磁結合が生じる。電磁結合の強さは、上記導体膜の形状およびサイズに応じて、変化する。したがって、上記導体膜の形状およびサイズの少なくとも一方を変更すれば、この電磁結合の強さが変化し、その結果、平面アンテナ121の入力インピーダンスが変化する。すなわち、上記導体膜の形状およびサイズを適切に調整することで、平面アンテナ121の入力インピーダンスを整合させることができる。
なお、マッチング部106においては、必要に応じて、基板101の裏面にも導体膜を備え、基板101の表面に形成された導体膜と、基板101の裏面に形成された導体膜とを、基板101を貫通する複数のスルーホールによって、電気的に接続する構成を採用することもできる。
アンテナ回路基板100において、特に注目すべきは、アンテナ回路102のグランド板(グランド板102A−2および導体膜102B)と、アンテナ回路104のグランド板(グランド板104A−2および導体膜104B)とが、互いに離隔されており、特に、互いに電気的に接続されていない点である。
発明者らは、2つのアンテナに対応する2つのアンテナ回路を同一基板上に形成した場合において、一方のアンテナ回路のグランド板が、他方のアンテナ回路のグランド板に対して電気的に接続されていることに起因して、意図しない共振周波数のシフトが、上記2つのアンテナの双方に生じることを見出した。特に、上記2つのアンテナの双方が、一方の給電点から他方の給電点に至る直流電流路を有する場合に、上記シフトの発生が顕著であることを見出した。これは、上記グランド板同士の接続によって、一方のアンテナの上記直流電流路と、他方のアンテナの上記直流電流路とが、互いに接続され、1本のループ状電流路を形成するからであると考えられる。
そこで、本実施形態のアンテナ回路基板100は、平面アンテナ121に対応するアンテナ回路102のグランド板と、平面アンテナ122に対応するアンテナ回路104のグランド板とが、互いに電気的に切断されている構成を採用したのである。
これにより、本実施形態のアンテナ装置10は、平面アンテナ121,122の各々が上記直流電流路を有し、且つ、アンテナ回路102,104が同一基板上に形成されているにも関わらず、上記ループ状電流路が形成されることはないため、平面アンテナ121,122が互いにアンテナ特性に影響を及ぼさないものとなっている。このため、本実施形態のアンテナ装置10は、例えば、一方のアンテナの共振周波数を所望の周波数に近づけるように設計変更した場合に、他方のアンテナに、意図しない共振周波数のシフトが生じることもない。
なお、アンテナ回路基板100は、導体膜102Bおよび導体膜104Bが、アンテナベース110に対して電気的に絶縁された状態で、アンテナベース110の上面(具体的には、アンテナベース110の上面に形成された台座111)に載置される。したがって、アンテナ回路102のグランド板と、アンテナ回路104のグランド板とが、アンテナベース110を通じて電気的に接続することはない。
また、アンテナ回路基板100において、さらに注目すべきは、マッチング部106が、アンテナ回路102のグランド板およびアンテナ回路104のグランド板のいずれとも離隔されており、特に、アンテナ回路102のグランド板およびアンテナ回路104のグランド板のいずれとも電気的に接続されていない点である。
これにより、本実施形態のアンテナ装置10は、アンテナ回路102、アンテナ回路104、およびマッチング部106が同一基板上に形成されているにも関わらず、平面アンテナ121の上記直流電流路、および、平面アンテナ122の上記直流電流路のいずれも、マッチング部106と確実に離隔されるため、平面アンテナ121および平面アンテナ122の各々において、マッチング部106によるアンテナ特性の影響を抑制することができる。
このため、本実施形態のアンテナ装置10は、例えば、平面アンテナ121の入力インピーダンスを整合させるために、マッチング部106が備える導体膜の形状およびサイズの一方または双方を変更した場合であっても、平面アンテナ121および平面アンテナ122のいずれにおいても、意図しない共振周波数のシフトが生じることはない。
以下、本実施形態の変形例について説明する。図4は、本実施形態の変形例に係るアンテナ回路基板100の表面側の構成を示す平面図である。
図4のアンテナ回路基板100は、接続部108A、接続部108B、および接続部108Cを更に備える点で、図1のアンテナ回路基板100と異なる。その他の点については、図1のアンテナ回路基板100と同様である。
接続部108Aは、アンテナ回路102のグランド板と、アンテナ回路102のグランド板とを接続する。接続部108Bは、アンテナ回路102のグランド板と、マッチング部106の導体膜とを接続する。接続部108Cは、アンテナ回路104のグランド板と、マッチング部106の導体膜とを接続する。
接続部108A,B,Cは、平面アンテナ121,122の入力インピーダンスに対して十分に大きいインピーダンスを有する構成となっている。例えば、平面アンテナ121,122の入力インピーダンスが50Ωまたは75Ωの場合、接続部108A,B,Cに10kΩの抵抗器を用いる、といった具合である。
このように接続部108A,B,Cを設けた理由は、次のとおりである。例えば、2つのグランド板同士が近接している場合、両グランド板間に無視できない容量結合が生じる場合がある。そこで、両グランド板を高抵抗で接続し、両グランド板間を高インピーダンスとすることにより、両グランド板間の容量結合の影響を最小限に抑えることができるからである。
この変形例のように、隣接しつつも離隔された2つの回路が互いに電気的に接続されていても、その接続部を高インピーダンスの構成とし、両者の間に電流が流れ難い構成とすることで、実質的に、両者間の不要な電流路を断つことができる。この場合も、平面アンテナ121の直流電流路および平面アンテナ122の直流電流路に、不要な電流が流入する虞はないため、平面アンテナ121,122のアンテナ特性への影響を抑制することができる。
なお、接続部108A,B,Cは、少なくとも、平面アンテナ121,122の要求帯域の高周波に対して高インピーダンスな構成であればよく、例えば、接続部108A,B,Cには、抵抗器の代わりに、平面アンテナ121,122の要求帯域の高周波に対して高インピーダンスとなるように、フェライトなどの素子を組み合わせたものを設けてもよい。
〔実施形態の補足説明〕
(平面アンテナの種類について)
実施形態のアンテナ装置10において、実装されるアンテナの種類は、適宜変更され得るものである。例えば、実施形態のアンテナ装置10においては、3G/LTE用アンテナ、DAB用アンテナ、およびGPS用アンテナが実装された構成を採用しているが、ITS用(700MHz)、Wi−Fi用(2.4GHz、5GHz)、Bluetooth(登録商標)用(2.4GHz)、エンジンスタータ用(800MHz)用アンテナ等の高周波アンテナを実装する構成に変更することも可能である。
(平面アンテナの数について)
実施形態のアンテナ装置10において、実装されるアンテナの数は、適宜変更され得るものである。例えば、実施形態のアンテナ装置10においては、3つのアンテナ(平面アンテナ121,122,123)が実装された構成を採用しているが、2つのアンテナを実装する構成、および、4つ以上のアンテナを実装する構成に変更することも可能である。
(アンテナ回路の数について)
実施形態のアンテナ装置10において、アンテナ回路基板100の基板101に実装されるアンテナ回路の数は、適宜変更され得るものである。例えば、実施形態のアンテナ装置10においては、基板101に2つのアンテナ回路が実装された構成を採用しているが、3つ以上のアンテナ回路を実装する構成に変更することも可能である。この場合でも、複数のアンテナ回路の接地を互いに電気的に分離することにより、3つ以上の平面アンテナが、互いに影響を及ぼすことを防止することができる。
(グランド板の構成について)
なお、本実施形態では、アンテナ回路102のグランド板を、基板101の表面および裏面の双方に形成しているが、基板101の表面にのみ形成してもよく、基板101の裏面にのみ形成してもよい。同様に、本実施形態では、アンテナ回路104のグランド板を、基板101の表面および裏面の双方に形成しているが、基板101の表面にのみ形成してもよく、基板101の裏面にのみ形成してもよい。
(接続端子の設置位置について)
また、本実施形態では、アンテナ回路102用の同軸ケーブルの接続端子を、基板101の裏面に設けているが、基板101の表面に設けてもよい。同様に、本実施形態では、アンテナ回路104用の同軸ケーブルの接続端子を、基板101の裏面に設けているが、基板101の表面に設けてもよい。
〔付記事項〕
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、複数種類の無線通信が可能な無線通信機器に利用可能であり、特に、自動車、鉄道車両、船舶などの移動体に搭載される無線通信機器、および、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistance)、タブレット型PC(Personal Computer)等の移動端末に好適に利用可能である。
10 アンテナ装置
100 アンテナ回路基板
101 基板
102 アンテナ回路(第1のアンテナ回路)
104 アンテナ回路(第2のアンテナ回路)
106 マッチング部
110 アンテナベース
120 統合アンテナ
121 平面アンテナ(第1のアンテナ)
122 平面アンテナ(第2のアンテナ)
123 平面アンテナ(第3のアンテナ)

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、第1のアンテナを動作させるための第1のアンテナ回路と、
    前記基板上に形成され、第2のアンテナを動作させるための第2のアンテナ回路と、
    を備え、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナの各々は、一方の給電点から他方の給電点に至る直流電流路を有しており、
    前記第1のアンテナ回路のグランド板と、前記第2のアンテナ回路のグランド板とは、互いに離隔されている
    ことを特徴とするアンテナ回路基板。
  2. 前記第1のアンテナ回路のグランド板と、前記第2のアンテナ回路のグランド板とは、互いに電気的に切断されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ回路基板。
  3. 前記基板上に形成され、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナの一方のアンテナと積層されることにより、積層された前記一方のアンテナの入力インピーダンスの整合を図るマッチング部、をさらに備え、
    前記第1のアンテナ回路のグランド板、前記第2のアンテナ回路のグランド板、および、前記マッチング部は互いに離隔されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ回路基板。
  4. 前記第1のアンテナと、
    前記第2のアンテナと、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ回路基板と
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
JP2012156827A 2012-07-12 2012-07-12 アンテナ回路基板およびアンテナ装置 Pending JP2014022782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012156827A JP2014022782A (ja) 2012-07-12 2012-07-12 アンテナ回路基板およびアンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012156827A JP2014022782A (ja) 2012-07-12 2012-07-12 アンテナ回路基板およびアンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014022782A true JP2014022782A (ja) 2014-02-03

Family

ID=50197258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012156827A Pending JP2014022782A (ja) 2012-07-12 2012-07-12 アンテナ回路基板およびアンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014022782A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018135400A1 (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ
JP2018117253A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076757A (ja) * 2000-09-01 2002-03-15 Hitachi Ltd スロットアンテナを用いた無線端末
JP2007201598A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置
JP2011109296A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Yokowo Co Ltd 複合アンテナ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076757A (ja) * 2000-09-01 2002-03-15 Hitachi Ltd スロットアンテナを用いた無線端末
JP2007201598A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置
JP2011109296A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Yokowo Co Ltd 複合アンテナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018135400A1 (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ
JP2018117253A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8618990B2 (en) Wideband antenna and methods
US8456366B2 (en) Communications structures including antennas with separate antenna branches coupled to feed and ground conductors
JP2007527657A (ja) 給電結合部と接地面結合部との間に電流値ゼロの部分を含む平面逆f字型アンテナおよび関連する通信装置
WO2006098089A1 (ja) アンテナ装置およびそれを用いた無線通信機
JPWO2004109857A1 (ja) アンテナとそれを用いた電子機器
JP2012518300A (ja) アンテナ構成、プリント回路基板、携帯電子機器、及び変換キット
US8681052B2 (en) Low profile wideband antenna
JP2018121143A (ja) 複合アンテナ装置
EP2664027B1 (en) Dual antenna structure having circular polarisation characteristics
US8319691B2 (en) Multi-band antenna
JP2011119949A (ja) カードデバイス
JP2008177888A (ja) 多周波アンテナ
CN110574233A (zh) 天线装置
WO2018086329A1 (zh) 终端天线组件以及手机
JP2010087752A (ja) マルチバンドアンテナ
US9306274B2 (en) Antenna device and antenna mounting method
JP5644397B2 (ja) 無線装置及びアンテナ装置
SE516482C2 (sv) Patchantenn och en kommunikationsutrustning inkluderande en sådan antenn
JP2014022782A (ja) アンテナ回路基板およびアンテナ装置
JP6865072B2 (ja) アンテナ装置及びアンテナ装置を備えた電子機器
CN111052505A (zh) 天线装置以及倒f天线
US9413071B2 (en) Planar radio-antenna module
JP5985725B1 (ja) 多周波アンテナ
US11855363B2 (en) Antenna device
JP2010171507A (ja) 車載用複合アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170110