JP2014022309A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】膨張あるいは収縮で移動する導光板に起因する導光板の撓みを抑えるとともに、照度の一定化を図る。
【解決手段】導光板11のエッジからLED121,131の光を入光し出光するエッジライト型照明装置にあって、LED121が搭載の光源ユニット12を導光板11の入光面111にネジ15で固定する。LED131が搭載の光源ユニット13を導光板11の入光面112にネジ15で固定する。ネジ15とバックフレームの側面142の間隔、それにネジ15とバックフレーム14の側面143の間隔は、導光板11の熱膨張を考慮してある。導光板11は熱膨張の移動によりバックフレーム14の圧迫を受けず、撓みの発生を防止できる。また、導光板11の移動に伴い、光源ユニット12,13も移動し、導光板11と光源ユニット12,13は、光学的な位置関係を維持することができ、照度を一定に保つことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、光源からの光を、導光板を介して照明を行う照明装置に関する。
従来の導光板を用いた照明では、光の取り出し効率を向上させるために導光板と光源の距離を近づけている。
しかし、導光板と光源の距離を近づけた場合は、光源が発する熱で導光板が膨張してしまう。この導光板の熱膨張は、導光板の枠体を押圧することになり、導光板が撓んでしまい、撓みの状態によって照度が変化する、という課題があった。また、導光板の熱膨張は、光源を枠体に圧迫し光源が破損してしまう、という課題があった。
特開2010−225286号公報
この発明の課題は、膨張あるいは収縮で移動する導光板に起因する導光板の撓みを抑えるとともに、照度の一定化を図った照明装置を提供することにある。
この発明の照明装置は、絶縁基板の配線パターン上に光源を実装した光源ユニットと、少なくとも一側面に前記光源の発光光を入光する入光面および該入光面から入光された光を出光する出光面を備えたほぼ矩形状の導光板と、前記光源を、前記導光板の伸縮に応じて一体的に移動可能に支持した支持手段と、具備したことを特徴とする。
また、この発明の照明装置は、絶縁基板の配線パターン上に光源が実装された光源ユニットと、少なくとも一側面に前記光源の発光光を入光する入光面および該入光面から入光した光を出光する出光面を備えたほぼ矩形状の導光板と、を備えた照明装置であって、前記導光板の一側面に沿って形成した取付溝と、該取付溝に前記光源ユニットを収納したときの前記取付孔の一側面を前記入光面としたことを特徴とする。
さらに、この発明の照明装置は、絶縁基板の配線パターン上に光源が実装された光源ユニットと、前記光源ユニットを一体化し、該光源ユニットが発生した光を出光する出光面を備えたほぼ矩形状の導光板と、を備えたことを特徴とする。
この発明の照明装置に関する第1の実施形態について説明するための斜視図である。 図1の要部を拡大して示す図である。 図1の側面図である。 図3の要部を拡大して示す図である。 図3の状態から光源ユニット点灯時した状態の図を示す。 図5の要部を拡大して示す図である。 この発明の照明装置に関する第2の実施形態について説明するための側面図享である。 図7の状態から光源ユニット点灯時した状態の図を示す。 この発明の照明装置に関する第3の実施形態について説明するための側面図である。 図9の要部を拡大して示す斜視図である。 図9の状態から光源ユニット点灯時した状態の図を示す。 この発明の照明装置に関する第4の実施形態について説明するための側面図である。 図12の状態から光源ユニット点灯時した状態の図を示す。
以下、この発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1はこの発明の照明装置に関する第1の実施形態であるエレベータのかご室の天井に取り付けられるエッジライト型の照明装置を概念的に示す斜視図である。図2は、図1の要部を拡大して示す図である。
図1の照明装置は、中央に配置された導光板11を備えている。この導光板11は、その第1側面を入光面111とし、反対側の第2側面を入光面112とする。導光板11は、例えば透明なアクリル樹脂からなるほぼ矩形状の板体により構成されている。なお、この導光板11は、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、シクロポリオレフィン樹脂などの透明な合成樹脂材料を用いることもできる。導光板11は、背景を透かして見ることができる程度の光透過性を有することが好ましい。
導光板11の入光面111には、例えば細長い基板上に複数のLED121を直線的に配列した光源ユニット12が対向配置されている。入光面112には、同様な構成の光源ユニット13が対向配置されている。
導光板11の下表面には、入光面111,112から入射された光を出射する出光面113が形成されている。導光板11は、バックフレーム14に収容されている。
ところで、LED121,131の通電中のジャンクション温度は、通常120℃程度である。従って、光源ユニット12,13は、LED121,131のジャンクション温度より低くする必要がある。温度を下げることができない場合は、発光効率の低下に加え、LED121,131の破損や寿命の低下につながることが知られている。
このようなことからバックフレーム14は、例えば熱伝導性の高い例えばアルミニウム製で形成されている。バックフレーム14は、出光面113の反対表面の全体を覆う天板141、光源ユニット12,13の背面を覆う側板142,143、さらに出光面113側の光源ユニット12,13の下方の側面を覆う底板144,145から構成されている。
光源ユニット12,13には、例えば商用電源のAC100〜220Vを、AC−DCコンバータで直流変換し、点灯電源として供給されている。また、光源ユニット12,13は、搭載した製品の使用環境温度変化などにより変化する点灯上の対策が講じられている。例えば、周囲温度が変化した場合でもLED121,131には一定の電流が流れるように、DC−DCコンバータを用いた定電流制御が行われている。
光源ユニット12,13は、熱伝導性の高いバックフレーム14に収容していることから、光源ユニット12のLED121や光源ユニット13のLED131が発生する熱を効率的に放熱させることができる。これにより、LED121,131の発光効率が向上するとともに、LED121,131の長寿命化に寄与する。
光源ユニット12,13は、図2にも示すように、耐熱性で絶縁性のLED基板122,132上に、銀導体などを用いた配線パターン122,123が形成されている。配線パターン123,133上には、LED121,131が直線的に実装されている。なお、LED121,131は、パッケージングされたものでも、チップ状態のものでもよい。チップ状態の場合は、チップの表面に透明封止樹脂がモールドされている。LED基板122,132としては、ガラスエポキシ基板やセラミック基板などが考えられる。
光源ユニット12,13のLED基板122,132は、それぞれ6本のネジ15で導光板11の入力面111と112に固定されている。固定後のネジ15の頭とバックフレーム14の側板142との間隔は、少なくとも導光板11の入光面111と112間の熱膨張の1/2とする。また、固定後のネジ15の頭とバックフレーム14の側板143との間隔は、少なくとも導光板11の入光面111と112間の熱膨張の1/2とする。
そして、LED121,131に電力が供給されると、LED121,131は発光する。LED121,131の発光光は、それぞれ導光板11の入光面111,112に入射する。導光板11の入射面111,112からそれぞれ入射された光は、導光板11の側面や上下面などを反射しながら出光面113から出光する。
次に、この実施形態の作用について説明する。
図3は、光源ユニット12,13が消灯時における照明装置の側面図を示し、図4は図3の光源ユニット13側を拡大した図を示している。
図3および図4に示すように、消灯時の、ネジ15の頭とバックフレーム14の側面142,143とのそれぞれの間隔は、導光板11が膨張する前の状態であり、十分な間隔が開いている。
このときの導光板11の入光面111とネジ15で固定されたLED基板122のLED121実装面との間隔は、Saである。また、入光面112とネジ15で固定されたLED基板132のLED131の実装面との間隔は、Sbである。
図5は、光源ユニット12,13が点灯したときにおける図1の側面図を示し、図6は図5の光源ユニット13側を拡大した図を示している。
光源ユニット12,13に電源が供給されると、LED121,131は発光する。LED121,131は光とともに熱も発生し、共に導光板11を伝搬する。導光板11は、温度の上昇に従い、図5の白抜きの矢印で示す方向、すなわち対向する入射面111と112間の距離で膨張する。
このとき、光源ユニット12,13は、導光板11の伸縮に従って移動する。光源ユニット12,13を移動可能に支持するバックフレーム14の天板141とバックフレーム14の側板142,143は支持手段を構成している。この移動に伴うLED基板122のLED121実装面との間隔SaとLED基板132のLED131の実装面との間隔Sbは、導光板11の伸縮による影響を受けない。
このように、ネジ15で導光板11に固定された光源ユニット12,13は、導光板11の伸縮に従って移動する。LED121,131は導光板11の膨張により導光板11の入射面111,112とバックフレーム14の側板142,143との間に挟まれて圧迫されることを避けることができ、LED121,131の破損を防止することができる。
また、LED121とLED基板122との間隔SaとLED131とLED基板132との間隔Sbは、導光板11の膨張、収縮による影響を受けない。このため、発光効率は、LED121,131と導光板との光学的な位置関係が保持されることから,導光板11の膨張、収縮による影響を受けない。
なお、図3の説明では、光源ユニット12,13が消灯として説明したが、実際は点灯後、暫くは温度が高くないことから、消灯時と同じような状態である。従って、点灯状態であっても、導光板11が白抜きの矢印方向に膨張が始まるまでは、図3とほぼ同じ状態にある。この点については、以下に説明する各実施形態についても同様である。
また、光源ユニット12,13の固定は、ネジ以外にも、導光板11の収縮に合わせLED121,131が一体となって移動させることができればよい。従って、接着剤や両面テープなどでもよく、カラーなどのスペーサーを挟みLED121と導光板11、LED131と導光板11とは直接接触しないようにしてもよい。
この実施形態は、導光板が熱などによる膨張あるいは収縮した場合でも、LEDが導光板と一体となって移動するようにした。これにより、LEDと導光板の距離が一定に保たれ、光学的にロスのない結合ができ、安定した点灯状態を維持することができる。
また、光源ユニットの背面とバックフレームの側面は、フリーの状態にある。バックフレームは、熱膨張による導光板の移動を考慮した設計が可能となる。これにより、導光板がバックフレームで圧迫を受けることがなく、導光板の熱膨張時の撓みを防止することができる。
(第2の実施形態)
図7は、この発明の照明装置に関する第2の実施形態について説明するための側面図である。なお、以下の各実施形態において同一の構成部分には同一の符号を付し、異なる部分を中心に説明する。
この実施形態は、図7に示すように、光源ユニット12の背面とバックフレーム14の側板142との間に弾性部材であるコイル状のスプリング71が長手方向に沿った数か所に設けられている。また、光源ユニット12の背面とバックフレーム14の側板142との間にも同じように、弾性部材であるコイル状のスプリング72が数か所に設けられている。
光源ユニット12の幅は、バックフレーム14の天板141と底板144の間隔よりも若干狭い程度の形状をしている。これにより、固定されていない光源ユニット12は天板141と底板144または145の間を移動可能に支持されている。また、光源ユニット13は天板141と底板145の間を移動可能に支持されている。
なお、弾性部材としては、コイル状のスプリング以外に板バネのスプリングでも構わない。また、ゴム、スポンジでも構わない。要は、導光板11の伸縮に対応して伸縮する材料であればよい。
光源ユニット12,13が消灯時のスプリング71,72は、図7に示すように、伸びた状態にある。光源ユニット12,13が点灯すると、導光板11の温度が上昇する。この上昇に伴い、導光板11は図8の白抜きの矢印に示す外側の方向に大きく膨張する。この膨張に伴い、光源ユニット12は導光板11に押されてバックフレーム14の外側に移動し、スプリング71を圧縮する。
光源ユニット12,13を消灯にすると導光板11は、自然に冷却され徐々に収縮する。この収縮に伴い、光源ユニット12はスプリング71に押されて内側に移動し、光源ユニット13はスプリング72に押されて内側に移動し、図7の状態に戻る。
光源ユニット12のLED121および光源ユニット13のLED131は、導光板11の膨張で圧迫されるが、この圧迫力をスプリング71,72が吸収する。従って、導光板11の膨張による圧迫で、LED121,131が破損することを防止することができる。また、スプリング71,72により、導光板11にかかる負荷も軽減でき、導光板11の撓みを防止することができる。
この実施形態では、移動可能に支持された光源ユニットをスプリングで導光板にあてるようにした。導光板が膨張したときは、スプリングが膨張分を吸収し、導光板が収縮した場合は、スプリングで光源ユニットが導光板にあてるようにした。このため光源ユニットは、導光板の伸縮に従って移動することから、LEDと導光板との光学的に結合にロスが少なくなり、発光効率向上に寄与する。また、熱膨張による導光板の移動を考慮したバックフレームを設計することにより、導光板がバックフレームで圧迫を受けることがなく、導光板の熱膨張時の撓みを防止することができる。
(第3の実施形態)
図9は、この発明の照明装置に関する第3の実施形態について説明するための側面図である。図10は図9の片側の光源ユニットを導光板に取り付けた状態を拡大して示す斜視図である。
この実施形態では、バックフレーム14の側板142と対向する導光板11の入光面111,112に沿って、導光板11の上表面から細長い取付溝91,92が形成されている。
取付溝91,92の深さは、LED基板122,132の幅が入る程度に形成されている。取付溝91,92の幅は、少なくともLED基板122,123の厚み、配線パターン123の厚み、それにLED121の高さを加えた寸法に形成されている。
光源ユニット13は、図10に示すように、ただ単に光源ユニット13を取付溝92に収納するだけの作業で導光板11に取り付けることができる。光源ユニット12は、光源ユニット13と同様に、光源ユニット12を取付溝91に挿入するだけの作業で導光板11に取り付けることができる。従って、光源ユニット12,13を固定するネジなどの固着手段も必要としない。
なお、光源ユニット12のLED121と光源ユニット13のLED131は、取付溝91,92にそれぞれ収納された状態で向き合う状態で収納する。このとき、取付溝91のLED121と対向する側面は入光面111とし、取付溝92のLED131と対向する側面は入光面112とする。
ところで、光源ユニット12,13が消灯時は、図9に示すように導光板11の入光面111,112とバックフレーム14の側板142,143は、それぞれ間隔が開いた状態にある。
光源ユニット12,13が点灯すると、導光板11の温度が上昇する。この上昇に伴い、導光板11は図11の白抜きの矢印に示す外側の方向に大きく膨張する。この膨張に伴い、図11に示すように光源ユニット12は導光板11とともにバックフレーム14の側板側に移動し、入射面111と側板142および側板143は接近する。
光源ユニット12,13が消灯すると、導光板11は自然冷却され、徐々に収縮する。この収縮に伴い、取付溝91,92に収納された光源ユニット12,13はバックフレーム14K内側に移動し、図9の状態に戻る。
ここで、点灯時の導光板11は、側面11Lと側板142、それに側面11Rと側板143は接近するとした。側面11L,11Rに導光板11があたった場合でも、導光板11の側面11Lから11Rまでの長さと、膨張率から側板142と143との長さを考慮した設計を行うことで、導光板11やバックフレーム14の撓みを防止することができる。
光源ユニット12,13は、導光板11に形成された取付溝91,92に収納されている。光源ユニット12,13は、点灯の消灯により伸縮する導光板11に従い移動する。これにより、LED121は入光面111から、LED131は入光面112から圧迫されることはなく、LED121,131の破損を防止することができる。また、LED121と入光面111、それにLED131と入光面112の間隔は、導光板11の伸縮に関係なく、良好な光学的な結合を維持することができる。
なお、光源ユニット12,13の背面側と例えばゴムなどの弾性体を介在させてもよい。この場合は、弾性体の弾性によりLED121を入射面111に対して、LED131を入射面112に対して適度に押圧した状態で配置することができる。
この実施形態では、導光板に形成された取付溝に光源ユニットを収納している。このため光源ユニットは、導光板の伸縮に従って移動することから、LEDと導光板との光学的に結合が良好なまま保持でき、発光効率の低下を来さない。また、熱膨張による導光板の移動を考慮したバックフレームを設計することにより、導光板がバックフレームで圧迫を受けることがなく、導光板の熱膨張時の撓みを防止することができる。
(第4の実施形態)
図12は、この発明の照明装置に関する第4の実施形態について説明するための側面図である。
この実施形態は、導光板11の側面11L,11Rのそれぞれ近傍の導光板11内に、光源ユニット12,13を一体的に形成した。
導光板11内に光源ユニット12,13を一体形成する手段としては、例えばキャスト法が考えられる。キャスト法は、予め金型内に光源ユニット12,13を設置しておき、導光板11の材料である、例えばアクリル樹脂を溶解し、この溶湯を金型に射出成型することにより製造することができる。
図12に示すように、光源ユニット12,13の消灯時には、導光板11の側面11Lとバックフレーム14の側板142との間隔は、開いた状態にある。また、側面11Rと側板143の間隔は、開いた状態にある。
光源ユニット12,13が点灯すると、導光板11の温度は上昇する。この上昇に伴い、導光板11は、図13の白抜きの矢印に示すように外側の方向に大きく膨張する。この膨張に伴い、光源ユニット12は導光板11に押されて外側に移動し、側面11Lと側板142は接近する。同様に、光源ユニット13は導光板11に押されて外側に移動し、側面11Rと側板143は接近する。
光源ユニット12,13が消灯すると、導光板11は自然冷却され、徐々に収縮する。この収縮に伴い、取付溝91,92に収納された光源ユニット12,13は内側に移動し、図12の状態に戻る。
このように、導光板11は、光源ユニット12,13の点灯に伴い熱膨張する。この膨張により導光板11に一体形成された光源ユニット12,13も移動する。この移動量を予め考慮し、消灯時の導光板11の側面11Lとバックフレーム14の側板142との間隔、それに反対側の側面11Rと側板143との間隔は設計されている。
従って、膨張あるいは収縮による導光板11の移動に伴う妨げはなく、導光板11の撓みを防止することができる。また、膨張あるいは収縮時においても、光源ユニット12,13と導光板11の光学的な関係は維持されることから、照度の一定化を図ることができる。
この実施形態では、導光板内に、導光板を成型する過程で光源ユニットを一体的したことにより、LEDと導光板との光学的に結合にロスが少なくなり、発光効率向上に寄与する。また、熱膨張による導光板の移動を考慮したバックフレームを設計することにより、導光板がバックフレームで圧迫を受けることがなく、導光板の熱膨張時の撓みを防止することができる。
この発明は、上記した実施形態に限定されるものではない。例えば光源の例としてLEDとしたが、LEDと同様に点灯時高温となる、レーザダイオードから発生された光を、蛍光体の励起光として蛍光体に当てて例えば白色光を得る光源であってもよい。
また、導光板の出光面とは反対面とバックフレームの間に反射板を設けることにより、出光面から出光する光量を増加させることもできる。さらに、光源ユニットは、導光板を挟んで対向して設けたが、何れか一方でも構わない。この場合は、光源ユニットから離れるに従い導光板の厚みを漸次厚くし、導光板の背面側の反射効率を上げて出光面側から出光させるように構成するとよい。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 導光板
111,112 入光面
113 出光面
12,13 光源ユニット
121,131 LED
122,132 LED基板
123,133 配線パターン
14 バックフレーム
141 天板
142,143,11L,11R 側板
144,145 底板
15 ネジ
71,72 スプリング
91,92 取付溝

Claims (8)

  1. 絶縁基板の配線パターン上に光源を実装した光源ユニットと、
    少なくとも一側面に前記光源の発光光を入光する入光面および該入光面から入光された光を出光する出光面を備えたほぼ矩形状の導光板と、
    前記光源を、前記導光板の伸縮に応じて一体的に移動可能に支持した支持手段と、具備したことを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源ユニットは、前記導光板の前記入光面にビスで固定したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記光源ユニットは、前記入光面に前記光源を、弾性部材の弾性力で押しあてたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 絶縁基板の配線パターン上に光源が実装された光源ユニットと、
    少なくとも一側面に前記光源の発光光を入光する入光面および該入光面から入光した光を出光する出光面を備えたほぼ矩形状の導光板と、を備えた照明装置であって、
    前記導光板の一側面に沿って形成した取付溝と、該取付溝に前記光源ユニットを収納したときの前記取付孔の一側面を前記入光面としたことを特徴とする照明装置。
  5. 前記入光面とは反対側の面と前記光源ユニットの間に弾性部材を介在したことを特徴とする請求項4記載の照明装置。
  6. 絶縁基板の配線パターン上に光源が実装された光源ユニットと、
    前記光源ユニットを一体化し、該光源ユニットが発生した光を出光する出光面を備えたほぼ矩形状の導光板と、を備えたことを特徴とする照明装置。
  7. 前記光源は、LEDまたは半導体レーザーであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記導光板は、前記出光面を除きバックフレームに収納していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明装置。
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