JP2014021867A - 情報送信装置、情報送信方法及び情報送信システム - Google Patents

情報送信装置、情報送信方法及び情報送信システム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置の設置位置を表す情報を、情報処理装置の状態情報と関連付けて送信可能にすることを目的とする。
【解決手段】ネットワークを介して取得された一以上の情報処理装置の状態情報を、該一以上の情報処理装置と異なる他の情報処理装置に送信する情報送信装置であって、前記一以上の情報処理装置の状態情報を取得する状態情報取得手段と、前記一以上の情報処理装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記一以上の情報処理装置の位置情報を、前記一以上の情報処理装置の状態情報とともに、前記他の情報処理装置へ通知する情報通知手段と、を有する、情報送信装置を提供する。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報送信装置、情報送信方法及び情報送信システムに関する。
ユーザ環境に設置されるプリンタやコピー機のような情報処理装置を、インターネット等のネットワークを介して管理する、機器管理サービスが提供されている。機器管理サービスにおいて、情報処理装置の機器情報やエラー情報(以下、「状態情報」とする)は、例えば、特許文献1に記載される仲介装置のような装置を介して、状態情報管理サーバへと集約される。情報処理装置を提供するベンダの保守管理担当者(いわゆる、サービスマン)は、状態情報管理サーバによって収集された情報により、エラーの発生した情報処理装置を特定し、管理者(ユーザまたは管理者、管理を代行する企業等の管理者も含む)からの依頼に応じて、ユーザ環境でのエラー修復作業や保守作業等を行うことができる。
また、ユーザ環境において管理対象となっている情報処理装置の物理的な設置位置は、販売管理情報や顧客情報を管理する他のデータベース等によって管理されることが多い。管理者は、データベースに記録された、情報処理装置の設置位置を、保守管理担当者に伝えて、エラー修復作業を依頼する。
上述したように、現在提供される機器管理サービスにおいては、管理対象の情報処理装置の物理的な設置位置を管理していない。そのため、管理者は、エラーの発生した情報処理装置の修理を依頼するとき、別途管理されるデータベースを参照して、その設置位置を確認する必要がある。これは、管理者にとって、手間のかかる作業である。
また、上述したような、情報処理装置の設置位置を管理するデータベースは、管理者による手入力によって、保守管理されていることが多い。そのため、管理者は、情報処理装置の設置位置が変わるごとに、データベースを更新しなければならない。この更新作業は、例えば、情報処理装置の種類と数が多くなるにつれて、多大な労力を要する作業となる可能性がある。
さらに、情報処理装置の意図しない移動がなされた場合には、データベースに記載された情報は、誤った情報となる。このような状況で、上述したような、保守管理担当者への修理依頼が行われたとすると、保守管理担当者は、修理対象の情報処理装置の正しい設置位置を特定することができない。結果として、修理作業に取り掛かる前に、無駄な作業と時間を費やすこととなる。
特許文献2、3、非特許文献1には、屋内の情報処理装置の位置情報を取得する技術が開示されている。しかしながら、これらの文献は、位置情報を取得した情報処理装置の、エラー情報を含む状態情報を通知する方法を開示するものではない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、情報処理装置の設置位置を表す情報を、情報処理装置の状態情報と関連付けて送信可能にすることを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明の一実施形態における情報送信装置は、
ネットワークを介して取得された一以上の情報処理装置の状態情報を、該一以上の情報処理装置と異なる他の情報処理装置に送信する情報送信装置であって、
前記一以上の情報処理装置の状態情報を取得する状態情報取得手段と、
前記一以上の情報処理装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記一以上の情報処理装置の位置情報を、前記一以上の情報処理装置の状態情報とともに、前記他の情報処理装置へ通知する情報通知手段と、
を有する。
また、本発明の一実施形態における情報送信方法は、
ネットワークを介して取得された一以上の情報処理装置の状態情報を、該一以上の情報処理装置と異なる他の情報処理装置に送信する情報送信装置で実行される方法であって、
前記一以上の情報処理装置の状態情報を取得する状態情報取得段階と、
前記一以上の情報処理装置の位置情報を取得する位置情報取得段階と、
前記一以上の情報処理装置の位置情報を、前記一以上の情報処理装置の状態情報とともに、前記他の情報処理装置へ通知する情報通知段階と、
を有する。
また、本発明の一実施形態における情報送信システムは、
一以上の情報処理装置の夫々に付された無線装置と、ネットワークを介して取得された該一以上の情報処理装置の状態情報を、該一以上の情報処理装置と異なる他の情報処理装置に送信する情報送信装置とを有する情報送信システムであって、
前記無線装置は、
前記情報処理装置の位置情報を送信する送信手段
を有し、
前記情報送信装置は、
前記一以上の情報処理装置の状態情報を取得する状態情報取得手段と、
前記無線装置から送信された前記位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記一以上の情報処理装置の位置情報を、前記一以上の情報処理装置の状態情報とともに、前記他の情報処理装置へ通知する情報通知手段と、
を有する。
本発明によれば、情報処理装置の設置位置を表す情報を、情報処理装置の状態情報と関連付けて送信可能にする。
本発明の一実施形態における情報送信システムの概要を表す図。 本発明の一実施形態において用いられるネットワークの構成を説明するための図。 本発明の一実施形態における情報送信装置のハードウェア構成図。 本発明の一実施形態における無線端末のハードウェア構成図。 本発明の一実施形態における通信装置のハードウェア構成図。 本発明の一実施形態におけるゲートウェイのハードウェア構成図。 本発明の一実施形態における情報送信システムを構成する装置の機能ブロック図。 本発明の一実施形態における無線端末の位置情報を格納する位置情報管理テーブルの例を表す図。 本発明の一実施形態における無線端末の付されるアセットの情報を格納するアセット情報管理テーブルの例を表す図。 本発明の一実施形態における情報処理装置の状態情報を格納する状態情報管理テーブルの例を表す図。 本発明の一実施形態における情報処理装置の位置情報と状態情報とを関連付けて格納する装置情報管理テーブルの例を表す図。 本発明の一実施形態における位置情報とエリア情報を関連付けるエリア情報テーブルの例を表す図。 本発明の一実施形態における無線端末の位置情報を取得する処理の例を表すシーケンス図。 本発明の一実施形態における情報処理装置の状態情報を取得する処理の例を表すシーケンス図。 本発明の一実施形態における情報送信装置の処理の流れを表すフローチャート。 本発明の一実施形態における通知を受けた情報処理装置の表示画面の例を表す図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.システムの概要
2.ハードウェア構成
2.1 情報送信装置
2.2 無線端末
2.3 通信装置
2.4 ゲートウェイ
3.機能
3.1 位置情報管理機能
3.2 状態情報管理機能
3.3 情報通知機能
4.動作例
4.1 位置情報取得処理
4.2 状態情報取得処理
4.3 情報通知処理
(1.システムの概要)
図1は、本発明の一実施形態における情報送信システム1の概略図である。図1には、情報処理装置110、112、114、116と、通信装置140、142、144、146と、ゲートウェイ160が設置された、フロア10が示されている。管理対象となる、フロア10が複数あっても良い。情報処理装置110−116には、それぞれ、無線端末120、122、124、126が付されている。情報処理装置110−116は、図示しない有線LAN又は無線LANのハブ、ルータ又はアクセスポイントを介して、LAN182に接続されている。一方、無線端末120−126は、通信装置140−146及びゲートウェイ160と、例えばZigBee(登録商標)のような近距離無線通信ネットワーク180を構成する(図2)。そして、無線端末120−126は、ゲートウェイ160を通じて、LAN182に接続される。LAN182は、ファイアウォール164を介して、例えばインターネットのような外部のネットワーク184と接続されている。ファイアウォール164とは、二つのコンピュータネットワークの間の情報の流れを制御するために設けられるソフトウェア(又はそのソフトウェアを含むハードウェア)であり、予め定められたルールに従う通信のみを通過させる機能を有する。ここでは、例えば、社内LANのような内部のネットワーク182から、インターネットのような外部のネットワーク184へ、不要な通信を流出させないようにするために用いられる。
情報処理装置110−116は、位置情報や状態情報を管理する対象となる資産(ここでは、アセットという)である。情報処理装置110−116は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)、プリンタ、デスクトップPC、ノートブックPC、プロジェクタ、スマートフォンやタブレットPCのようなスマートデバイス等である。図1には、情報処理装置110−116の一例として、MFP、レーザプリンタ、タブレットPC及びノートPCが示されている。情報処理装置110−116は、LAN182に接続された仲介装置162と通信することができる。
仲介装置162は、情報処理装置110−116の状態情報と情報処理装置110−116にそれぞれ付された無線端末120−126の位置情報とを取得して保持する。状態情報は、例えば、MFP110や他の装置112−116の機器情報やエラー情報である。また、位置情報とは、無線端末120−126の所在を表す情報であり、緯度、経度、フロア情報等によって表される。仲介装置162は、外部のネットワーク184に接続された、位置情報管理サーバ102又は状態情報管理サーバ104からの要求に応じて、位置情報又は状態情報を、各サーバへとそれぞれ送信する。このために、仲介装置162は、定期的に各サーバに問合せを行い(ポーリング)、各サーバの要求の有無を確認する。そして、各サーバからの要求がある場合には、位置情報又は状態情報を、各サーバへと送信する。すなわち、ファイアウォール164は、仲介装置162が、位置情報管理サーバ102及び状態情報管理サーバ104へと送信可能なように構成されている。
状態情報管理サーバ104は、仲介装置162から取得した情報処理装置110−116の状態情報を保管し、その状態情報を、後述する情報送信装置100に提供する。例えば、MFP110の状態情報には、累計印刷枚数、累計エラー発生回数等の機器情報や、MFPで現在発生しているエラー情報が含まれる。
一方、無線端末120−126は、管理対象となるアセットに付される端末である。無線端末120−126は、それぞれ、通信装置140−146から送信される測位信号を受信して、自らの位置情報を得ることができる。測位信号は、例えば、IMES(Indoor Messaging System)規格に従って構成され得る。測位信号は、フロアの上部(例えば、天井等)に付された通信装置140−146から、下方(例えば、床方向)に向かって送信される。図1において、通信装置140−146が送信する測位信号の到達範囲の例を、破線で示す。図1で示されるように、通信装置140から送信される測位信号は、MFP110に付された無線端末120により受信され、通信装置142から送信される測位信号は、レーザプリンタ112に付された無線端末122により受信される。以下、同様に、通信装置144からの測位信号は、無線端末124により受信され、通信装置146からの測位信号は、無線端末126により受信される。通信装置140−146から位置情報をそれぞれ受信した無線端末120−126は、自らの識別情報及び受信した位置情報を、例えばZigBee(登録商標)による無線通信を通じて、通信装置140−146へと送信する。上述したように、近距離無線ネットワーク180を構成する通信装置140−146は、無線端末120−126から送信された情報を、ゲートウェイ160に中継する。そして、当該情報は、LAN182に接続された仲介装置162に保持され、その後、仲介装置162によって、外部のネットワーク184に接続された位置情報管理サーバ102に送信される。
通信装置140−146は、上述したように、自らが設置された位置を表す位置情報を含む測位信号を、一定の送信範囲に送信し続ける。位置情報には、例えば、緯度、経度、フロアを表す情報が含まれる。測位信号は、例えば、IMES規格に従って構成され得る。また、通信装置140−146は、ネットワーク180を構成するための中継機能(ルーティング機能)を提供する。例えば、近距離無線通信方式として、ZigBee(登録商標)が用いられる場合には、各通信装置140−146は、ZigBeeルータとして機能する。
ゲートウェイ160は、ネットワーク180と、ネットワーク182とを相互に接続し、ネットワーク180側から送信されたデータを、ネットワーク182に中継する。例えば、ネットワーク180がZigBee(登録商標)による近距離無線通信ネットワークであり、ネットワーク182がIEEE802.3規格に基づくLANである場合には、それらの間での通信方式の変換を行う。また、ゲートウェイ160は、ネットワーク180の構成を管理することができる。
図2は、ネットワーク180の構成を説明するために、その構成要素を抜き出して記載したものである。図2に示されるように、無線端末120−126は、ネットワーク180の末端に接続され、近距離無線通信にZigBee(登録商標)が用いられる場合には、ZigBeeエンドデバイスとして機能する。一方、ネットワーク180を形成して管理するために必要なZigBeeコーディネータ機能は、ゲートウェイ160によって提供される。
位置情報管理サーバ102は、仲介装置162に対して、無線端末120−126の位置情報及び識別情報を要求し、これらの情報を受信して、格納する。仲介装置162に対する要求は、仲介装置162から当該位置情報管理サーバ102に対して行われるポーリングに対する応答として、送信される。
情報送信装置100は、管理対象であるアセット(情報処理装置110−116)の位置情報と状態情報とを関連付けた装置情報を保管し、予め、保守管理担当者によって指定された情報処理装置の装置情報を、保守管理担当者の情報端末106へと通知する。ここで指定される情報処理装置は、典型的には、エラーが発生しており、保守管理担当者にエラー修復作業を依頼する対象となる、情報処理装置である。情報端末106は、携帯電話、スマートフォン及びタブレットPCを含むスマートデバイス、ノートPC等であり、インターネット等のネットワークに接続可能な端末である。以下、その手順の概要を述べる。まず、情報処理装置110−116の位置情報が、それぞれ、無線端末120−126の位置情報として、位置情報管理サーバ102から取得される。このために、情報処理装置110−116と無線端末120−126とが、予め関連付けられている。また、情報処理装置110−116の状態情報が、状態情報管理サーバ104から取得される。上述したように、状態情報には、エラー情報が含まれる。情報送信装置100は、保守管理担当者から指定された、エラー修復作業を行う情報処理装置の、エラー情報、位置情報及びその他の情報を、保守管理担当者の情報端末106へ通知する。このとき、通知に含まれる位置情報は、保守管理担当者が直感的に理解しやすいよう、「A4−Sサイド」のような、エリア名に変換されて通知される。通知を受け取った情報端末106は、通知に含まれる情報を、その画面上に表示する。図16は、その表示画面の例を表す。詳細については後述するが、図16には、エラーの回復作業を行う情報処理端末「カラー複合機01」の、エラー状態、識別情報、型番、累計印刷枚数、累計エラー発生回数、位置情報を表すエリア名が表示されている。保守管理担当者は、このような表示画面を確認し、アセットの状態情報を一目で確認できるだけでなく、その正確な所在を把握することができる。
なお、上述したように、本実施例においては、位置情報管理サーバ102及び状態情報管理サーバ104が、別個のサーバとして構成されているものとして、説明を行う。しかしながら、位置情報管理サーバ102及び状態情報管理サーバ104の機能は、その一部又は全てが、一のサーバによって、提供されてもよい。また、例えば、これらの機能の一部又は全てが、情報送信装置100によって、提供されてもよい。
(2.ハードウェア構成)
次に、図3、図4、図5、図6を用いて、本発明の一実施形態における情報送信装置100、無線端末120、通信装置140、ゲートウェイ160のハードウェア構成について説明する。
(2.1 情報送信装置100)
図3は、本発明の一実施形態における情報送信装置100のハードウェア構成を表す。情報送信装置100は、CPU300、RAM302、ROM304、HDD306、通信部308、表示部310、入力部312及びバス314を有する。
CPU300は、情報送信装置100の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM302は、CPU300のワークエリア等を構成する。ROM304は、情報送信装置100のシステムプログラム等を記憶する。HDD306は、OSやアプリケーションのプログラムや、データ等を保管する。HDD306は、例えば、半導体メモリ、磁気テープ、光学ディスク等を用いる、任意の記憶装置であってもよい。通信部308は、外部の装置と通信するための装置であり、例えば、IEEE802.3規格に基づくLANと接続するためのインターフェースを含む装置である。表示部310は、例えば液晶ディスプレイのように、情報送信装置100の操作画面や処理結果を、ユーザに対して表示する装置である。入力部312は、例えばキーボードや、マウスのように、ユーザからの入力を受け付ける装置である。バス314は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の一実施形態における情報送信装置100は、位置情報管理サーバ102及び状態情報管理サーバ104から取得した情報を用いて、管理対象の情報処理装置についての管理レポートを生成することができる。
なお、表示部310及び入力部312は、任意の構成要素である。例えば、情報送信装置100に対する操作が、管理者又は保守管理担当者のクライアントPCを通じてなされる場合には、表示部310及び入力部312は不要となる。
(2.2 無線端末)
図4は、本発明の一実施形態における無線端末120−126(以下、代表的に無線端末120について説明する)のハードウェア構成を表す。無線端末120は、CPU400、RAM402、ROM404、通信部406、測位信号受信部408及びバス410を有する。
CPU400は、無線端末120の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM402は、CPU400のワークエリア等を構成する。ROM404は、CPU400が実行するプログラムや、プログラムの実行に必要なデータを記憶する。通信部406は、外部の装置と通信するための装置であり、例えば、ZigBee(登録商標)のような、近距離無線通信方式に従って通信を行う装置である。測位信号受信部408は、通信装置140が送信する測位信号を受信するための装置であり、例えば、IMES規格により定義されたフレームフォーマットの測位信号を受信する。バス410は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の一実施形態における無線端末120は、通信装置140から送信された測位信号を用いて、現在位置を取得することができる。また、無線端末120は、取得した位置情報を、近距離無線通信ネットワークを通じて、仲介装置162に送信することができる。
なお、無線端末120は、情報処理装置に内蔵されてもよい。無線端末120が情報処理装置に内蔵される場合には、無線端末120のCPU400、RAM402、ROM404、通信部406は、情報処理装置が備えるCPU、RAM、ROM、通信部と統合され得る。
(2.3 通信装置)
図5は、本発明の一実施形態における通信装置140−146(以下、代表的に通信装置140について説明する)のハードウェア構成例を表す。通信装置140は、CPU500、RAM502、ROM504、通信部506、測位信号送信部508及びバス510を有する。
CPU500は、通信装置140の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM502は、CPU500のワークエリア等を構成する。ROM504は、CPU500が実行するプログラムや、プログラムの実行に必要なデータを記憶する。通信部506は、外部の装置と通信するための装置であり、例えば、ZigBee(登録商標)のような近距離無線通信方式に従って無線通信可能な装置である。測位信号送信部508は、無線端末120が現在位置を取得するために用いる測位信号を送信する装置であり、例えば、IMES規格により定義されたフレームフォーマットで測位信号を送信する。より具体的には、測位信号送信部508は、IMES規格によって定義されるフレーム構造を有するデータを用いて、1.5GHzの搬送波を変調して信号を生成し、これをアンテナより送出する。バス510は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の一実施形態における通信装置140は、無線端末120が測位を行うために必要な、測位信号を送信することができる。また、無線端末120と仲介装置162との間の通信を中継することができる。
(2.4 ゲートウェイ)
図6は、本発明の一実施形態におけるゲートウェイ160のハードウェア構成を表す。ゲートウェイ160は、CPU600、RAM602、ROM604、第一通信部606、第二通信部608及びバス610を有する。
CPU600は、ゲートウェイ160の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM602は、CPU600のワークエリア等を構成する。ROM604は、CPU600が実行するプログラムや、プログラムの実行に必要なデータを記憶する。第一通信部606は、外部の装置と通信するための装置であり、例えば、ZigBee(登録商標)のような近距離無線通信方式に従って無線通信可能な装置である。第二通信部608は、外部の装置と通信するための装置であり、例えば、IEEE802.3規格に基づくLANと接続するためのインターフェースを含む装置である。バス610は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の一実施形態におけるゲートウェイ160は、通信装置140と無線端末120とによりネットワーク180を管理することができ、また、ネットワーク180とLAN182とを相互に接続することができる。
(3.機能)
次に、図7を用いて、本発明の一実施形態における情報送信システム1に含まれ得る装置の機能ブロックの構成について説明する。図7には、これらの装置が備える様々な要素のうち、本実施形態の説明に特に関連する要素が示されている。図7において、各装置の手段を結ぶ矢印は、各手段の間での情報の流れを表している。特に、破線の矢印は、異なる装置間での情報の流れを表している。以下では、情報送信システム1によって提供される機能を、「位置情報管理機能」と、「状態情報管理機能」と、「情報通知機能」に分けて説明する。なお、以下の説明においては、管理対象となるアセットが、情報処理装置110、112、114であり、それぞれに、無線端末120、122、124が付されているものとして説明する。ここで、無線端末120−124と、情報処理装置110−114とは、図9に示される、アセット情報管理テーブルによって、予め関連付けられている。図9に示されるように、情報処理装置110−114は、アセット識別情報によって一意に特定され、無線端末120−124は、無線端末識別情報によって一意に特定される。また、各情報処理装置には、管理者がアセットの種類を容易に把握できるよう、アセット名が付されている。
(3.1 位置情報管理機能)
まず、無線端末120が取得した位置情報を、位置情報管理サーバ102で管理する機能について説明する。
本発明の一実施形態における通信装置140は、位置情報格納手段700と、測位信号送信手段702を有する(中継手段712については後述する)。
位置情報格納手段700は、通信装置140が設置される位置を表す位置情報を格納する。位置情報には、例えば、緯度、経度、フロアを表す情報が含まれ得る。位置情報は、予め、通信装置ごとに、管理者等によって設定される。以下で説明に用いる通信装置140−144に設定される位置情報は、以下の通りである。
−通信装置140:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「4」
−通信装置142:緯度「35.66675」、経度「139.76560」、フロア「4」
−通信装置144:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「5」
測位信号送信手段702は、位置情報格納手段700に格納された位置情報を含む測位信号を生成して、無線端末120に送信する。測位信号は、例えば、IMES規格によって定義されるフレーム構造によって構成され得る。
本発明の一実施形態における無線端末120は、測位信号受信手段704、位置情報取得手段706、識別情報格納手段708、位置情報送信手段710を有する。
測位信号受信手段704は、通信装置140から送信された測位信号を受信する。本実施例では、まず、無線端末120が通信装置140から、無線端末122が通信装置142から、無線端末124が通信装置144から、それぞれ測位信号を受信したものとして説明する。受信した測位信号は、位置情報取得手段706に渡される。
位置情報取得手段706は、測位信号受信手段704が受信した測位信号から、例えばIMES規格に従って、位置情報を取得する。位置情報には、例えば、緯度、経度、フロアを表す情報が含まれ得る。本実施例において、各無線端末が受信した位置情報は、以下の通りとなる。
−無線端末120:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「4」
−無線端末122:緯度「35.66675」、経度「139.76560」、フロア「4」
−無線端末124:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「5」
取得した位置情報は、位置情報送信手段710に渡される。
識別情報格納手段708は、無線端末120の識別情報を格納する。識別情報には、例えば、無線端末120の通信部406のMACアドレスを用いることができる。本実施例において、各無線端末120−124の識別情報(通信部406のMACアドレス)は、以下の通りである。
−無線端末120:「002673abcdef01」
−無線端末122:「002673abcdef02」
−無線端末124:「005001abcdef03」
位置情報送信手段710は、位置情報取得手段706が取得した位置情報と、識別情報格納手段708に格納される識別情報とを、仲介装置162宛に送信する。ここで、これらの情報は、通信装置140と、ゲートウェイ160とにより中継されて(ネットワーク180経由で)、仲介装置162に伝送され得る。本実施例においては、無線端末120から送信される情報は通信装置140により中継され、無線端末122から送信される情報は通信装置142により中継され、無線端末124から送信される情報は通信装置144により中継される。このように、無線端末は、測位信号の送信元である通信装置に対して、位置情報と識別情報とを送信する。通信装置140及びゲートウェイ160における中継処理の詳細については、後述する。位置情報と識別情報は、任意のタイミングで送信され得るが、例えば、所定の時刻、一定間隔、又は無線端末120に備えられた加速度センサ(図示されない)による加速度の変化の検出に応じて、送信されてもよい。
本発明の一実施形態における通信装置140は、さらに、中継手段712を有する。
中継手段712は、無線端末120から送信された仲介装置162宛の情報を中継する。また、本実施例においては、上述したように、無線端末122から送信される情報は通信装置142により中継され、無線端末124から送信される情報は通信装置144により中継される。中継された情報は、ゲートウェイ160を介して、仲介装置162に伝送される。中継手段712は、ネットワーク180がZigBee(登録商標)によって構成される場合には、ZigBeeルータの機能を提供することができる。
本発明の一実施形態におけるゲートウェイ160は、通信変換手段714を有し、ネットワーク180の構成を管理する。ゲートウェイ160は、ネットワーク180がZigBee(登録商標)によって構成される場合には、ZigBeeコーディネータとしての機能を提供することができる。
通信変換手段714は、PAN180に属する通信装置140−144から受信したデータを、他のネットワーク182に適合する形式に変換し、そのデータを、仲介装置162へと送信する。
本発明の一実施形態における仲介装置162は、位置情報受信手段716、位置情報保持手段718及び問合せ手段720を有する(他の手段については後述する)。
位置情報受信手段716は、無線端末120−124から送信された識別情報と位置情報とを受信する。受信した識別情報と位置情報とは、位置情報保持手段718に格納される。
位置情報保持手段718は、無線端末120−124から受信した、識別情報と位置情報とを格納する。
問合せ手段720は、外部のネットワーク184に接続された位置情報管理サーバ102に対して、位置情報送信要求の有無を問合せる。そして、位置情報管理サーバ102から、要求がある旨の返答を受け取った場合に、位置情報保持手段718に保持する位置情報を、位置情報管理サーバ102に対して送信する。
本発明の一実施形態における位置情報管理サーバ102は、位置情報要求手段722及び位置情報格納手段724を有する。
位置情報要求手段722は、仲介装置162に対して、無線端末120−124の識別情報及び位置情報を送信するよう要求する。当該要求は、仲介装置162から受信した問合せへの応答として、仲介装置162へと送信される。当該要求は、位置情報管理サーバ102で予め定められた構成に従って、生じ得る。例えば、一定間隔おきに要求を生ずるか、又は、所定の時刻に要求が生じるよう構成されてもよい。あるいは、後述するレポート作成装置100のような、外部の装置から、位置情報を参照されるタイミングで、要求が生ずるように構成されてもよい。要求に応じて、仲介装置162から受信した識別情報と位置情報とは、位置情報格納手段724に格納される。
位置情報格納手段724は、受信した識別情報と位置情報を、情報端末ごとに分けて格納することができる。図8は、識別情報と位置情報とを格納するテーブル(以下、「位置情報管理テーブル」とする)の例を表している。上述した例において、無線端末120−124から送信された位置情報は、図8(A)〜(C)に示される項目のうち、最上位の項目(「2012/6/11 00:00:00」)として格納されている。図8は、その後に、無線端末120−124から送信された位置情報も格納している。上述したように、無線端末120−124の位置情報は、任意のタイミングで取得され得るが、ここでは、「2012/6/11 00:00:00」の時点から、24時間おきに情報が取得された例を表している。図8(A)に示されるように、識別情報「002673abcdef01」を有する無線端末120は、「2012/6/13 00:00:00」の時点で、4階から5階へと移動され、通信装置144から送信される測位信号により、位置情報を取得したことがわかる。また、図8(C)に示されるように、識別情報「005001abcdef03」を有する無線端末124は、「2012/6/13 00:00:00」の時点までに、2回にわたって移動され、他の通信装置を通じて位置情報を取得したことがわかる。
上記機能によって、本発明の一実施形態における位置情報管理サーバ102は、無線端末120の位置情報を取得することで、該無線端末120の付されるアセットの位置情報を取得することができる。また、位置情報管理サーバ102は、仲介装置162に対して要求を送信することにより、ファイアウォール164の内側にある無線端末120−126の位置情報を取得し管理することができる。
(3.2 状態情報管理機能)
次に、情報処理装置110の状態情報を、状態情報管理サーバ104で管理する機能について説明する。以下の例においても、上記の例と同様に、図9に示された情報処理装置110−114の例を用いて説明する。
本発明の一実施形態における情報処理装置110は、状態情報格納手段730を有し、情報処理装置110が備える機能を提供する。
状態情報格納手段730は、情報処理装置110の状態情報を格納する。状態情報とは、例えば、情報処理装置が、MFPやレーザプリンタのような画像形成装置である場合には、情報処理装置での「累計印刷枚数」、「累計エラー発生回数」等の機器情報や、現在発生中のエラー情報(例えば、「用紙切れ」、「トナー切れ」、「用紙詰まり」等)を含む。
また、例えば、情報処理装置110が、プロジェクタのような画像投影装置である場合には、「総使用時間」、「ランプの使用時間」、「起動後からの連続投影時間」等の機器情報や、「ランプ切れ」、「非対応出力形式」等の、エラー情報を含む。
また、例えば、情報処理装置110が、スマートフォンやタブレットPCのようなスマートデバイスである場合には、「総使用時間」、「空き(又は使用済)メモリ容量」、「残バッテリ容量」、「インストール済アプリケーション数」、「総データ通信量」、「再起動回数」等の機器情報や、「ログイン失敗」、「メモリ不足」、「セキュリティリスク検知」等の、エラー状態情報を含む。本実施例においては、情報処理装置110−114の、それぞれの状態情報格納手段730は、「累計印刷枚数」、「累計エラー発生回数」の機器情報と、「用紙切れ」、「トナー切れ」、「用紙詰まり」のエラー状態を表すエラー情報とが、格納される。また、当初、情報処理装置110−114に格納されている情報は、以下の通りとする。
−情報処理装置110:累計印刷枚数「1521」 累計エラー発生回数「5」 エラー状態「−(エラーなし)」
−情報処理装置112:累計印刷枚数「135」 累計エラー発生回数「1」 エラー「−(エラーなし)」
−情報処理装置114:累計印刷枚数「150」 累計エラー発生回数「2」 エラー「−(エラーなし)」
本発明の一実施形態における仲介装置162は、状態情報収集手段732及び状態情報保持手段734を有する。
状態情報収集手段732は、ネットワーク182に接続された情報処理装置110−114の各状態情報格納手段730に格納される状態情報を監視し、任意のタイミングで、それらの情報を収集する。収集した状態情報は、各情報処理装置110−114の識別情報を用いて区別され、状態情報保持手段734に保持される。
状態情報保持手段734は、状態情報収集手段732によって収集された、情報処理装置110−114の状態情報を保持する。
ここで、問合せ手段720は、外部のネットワーク184に接続された状態情報管理サーバ104に対して、状態情報送信要求の有無を問合せる。そして、状態情報管理サーバ104から、要求がある旨の返答を受け取った場合に、状態情報保持手段734に保持される状態情報を、状態情報管理サーバ104に対して送信する。
本発明の一実施形態における状態情報管理サーバ104は、状態情報要求手段736及び状態情報格納手段738を有する。
状態情報要求手段736は、当該状態管理サーバ104が管理対象とする情報処理装置全ての状態情報を取得するために、その情報処理装置の属するネットワークの仲介装置に対して、その状態情報を送信するよう要求する。当該要求は、仲介装置162から受信した問合せへの応答として、仲介装置162へと送信される。当該要求は、状態情報管理サーバ104で予め定められた構成に従って、生じ得る。例えば、一定間隔おきに要求を生ずるか、又は、所定の時刻に要求が生じるよう構成されてもよい。あるいは、後述するレポート作成装置100のような、外部の装置から、状態情報を参照されるタイミングで、要求が生ずるように構成されてもよい。要求に応じて、仲介装置162から受信した状態情報は、状態情報格納手段738に格納される。
状態情報格納手段738は、仲介装置から受信した、管理対象の情報処理装置の状態情報を格納する。本実施例において、仲介装置162から取得した情報処理装置110−114の状態情報は、例えば、図10に示される状態情報管理テーブルに格納され得る。上述した例において、情報処理装置110−114から取得した状態情報は、図10(A)に示される状態情報管理テーブルに格納されている。また、図10(B)の状態情報管理テーブルは、その後に取得された情報処理装置110−114の状態情報を格納した例を表している。このように、情報処理装置110−114の状態情報は、一定の間隔で繰り返して取得され、状態情報管理テーブルには、最新の状態情報が格納されるよう構成される。
上記機能によって、本発明の一実施形態における状態情報管理サーバ104は、情報処理装置110の最新の状態情報を格納することができる。
(3.3 情報通知機能)
次に、上述した機能によって取得した情報処理装置の位置情報と状態情報とを用いて、情報処理装置の情報を、管理者又は保守管理担当者の情報端末106に通知する機能について説明する。上述したように、管理対象のアセットである情報処理装置110−114に付された、無線端末120−124の位置情報が、位置情報管理サーバ102に格納されている。位置情報を格納するテーブルの例が、図8に示されている。また、情報処理装置110−114の、それぞれの状態情報が、状態情報管理サーバ104に格納されている。状態情報を格納するテーブルの例が、図10に示されている。
本発明の一実施形態における情報送信装置100は、位置情報取得手段750、状態情報取得手段752、装置情報格納手段754、装置選択手段756、エリア情報格納手段758及び情報通知手段760を有する。
位置情報取得手段750は、管理対象のアセットである情報処理装置110−114の位置情報を、位置情報管理サーバ102の位置情報格納手段724から取得する。ここで、位置情報格納手段724に格納されている位置情報は、無線端末120−124の位置情報である。そのため、位置情報取得手段750は、予め定義された、図9に例示されるアセット情報管理テーブルを参照する。そして、位置情報を取得しようとする情報処理装置に対応する無線端末の識別情報を特定し、その位置情報を取得することにより、所望の情報処理装置の位置情報を取得することができる。取得した位置情報は、装置情報格納手段754に格納される。図11は、装置情報格納手段754に格納される情報を、テーブル形式で例示したものである(以下、「装置情報管理テーブル」とする)。このうち、図11(A)は、図8に示される位置情報管理テーブルを用いて説明した、上述の例における無線端末120−124の位置情報を格納する、装置情報管理テーブルの例である。一方、図11(B)は、その後に、さらに取得された無線端末120−124の位置情報を格納する、装置情報管理テーブルの例である。図11(A)(B)に示されるように、装置情報管理テーブルには、取得された位置情報(緯度、経度、フロア)に加えて、情報処理装置のアセット識別情報及びアセット名が格納される。
状態情報取得手段752は、管理対象のアセットである情報処理装置110−114の状態情報を、状態情報管理サーバ104の状態情報格納手段738から取得する。取得した状態情報は、位置情報とともに、装置情報格納手段754に格納される。図11は、先に取得した位置情報とともに、状態情報を格納した、装置情報管理テーブルを示している。図11(A)は、図10Aに示される状態情報管理テーブルを用いて説明した、上述の例における情報処理装置110−114の状態情報を格納する、装置情報管理テーブルの例である。一方、図11(B)は、その後に、さらに取得された情報処理装置110−114の状態情報(図10(B))を格納する、装置情報管理テーブルの例である。本実施例においては、各情報処理装置110−114の「累計印刷枚数」、「累計エラー発生回数」及び「エラー状態」の状態情報が格納されている。
装置情報格納手段754は、上述したように、図11に例示されるような、装置情報管理テーブルを用いて、管理対象のアセットである情報処理装置の位置情報及び状態情報(以下、「装置情報」と総称する)を格納する。ここで、装置情報格納手段754は、図11(A)(B)に示されるように、装置情報の履歴を保持することができる。どの程度の履歴情報を保管するかは、任意に設定することができる。
装置選択手段756は、通知対象となる情報処理装置を選択する。この選択は、予め保守管理担当者によってなされた、情報処理装置の指定に基づいてなされる。保守管理担当者による、情報処理装置の指定のために、例えば、保守管理担当者の情報端末106等からアクセス可能なWebページが提供される。保守管理担当者は、例えば、Webページ上に、チェックボックスとともに表示された、情報処理装置を表すアセット名のリストの中から、情報の通知対象とする、所望の情報処理装置を指定することができる。上述したように、情報処理装置は、識別情報によって特定される。従って、指定された情報処理装置の識別情報が、情報送信装置100の、図示しない記憶手段等に格納され得る。装置選択手段756は、この格納された情報処理装置の識別情報を選択し、その識別情報を、情報通知手段760に渡す。なお、保守管理担当者による情報処理装置の指定方法の他の例として、保守管理担当者が予め用意した、設定ファイルを用いることもできる。この場合には、保守管理担当者は、設定ファイル内に、情報処理装置の識別情報を列挙する。装置選択手段756は、列挙された情報処理装置の識別情報を選択し、その識別情報を、情報通知手段760に渡す。設定ファイルは、情報送信装置100の、図示しない記憶手段等に格納され得る。また、その他の方法によって、保守管理担当者が、情報処理装置を選択されてもよい。本発明は、情報処理装置の選択方法について、制限されない。
エリア情報格納手段758は、緯度、経度、フロアによって表される位置情報を、オフィス内のある領域を表すエリア名と関連付ける、エリア情報テーブルを格納する。図12は、エリア情報テーブルの例を表す。エリア情報テーブルには、エリア名と、エリアの領域を定義する緯度、経度及びフロアの項目が含まれる。図12によれば、例えば、「A4−Sサイド」エリアは、北緯「35.66630」から北緯「35.66660」、東経「139.76520」から東経「139.76570」の範囲に広がる、「4」階の領域であることがわかる。エリア名は、レポートを出力する際に、位置情報とともに、あるいは位置情報の代わりに、用いられ得る。
情報通知手段760は、装置選択手段756から渡された識別情報を有する情報処理装置でのエラー状態を表す情報と、その情報処理装置の位置情報とを、保守管理担当者の情報端末106に通知する。また、情報通知手段760は、選択された情報処理装置の装置情報のうち、任意の情報を、情報端末106に通知してもよい。上述したように、エラー状態を表す情報、位置情報その他の装置情報は、装置情報格納手段754に格納された、装置情報格納テーブルから取得することができる。ここで、情報通知手段760は、エリア情報格納手段758に格納されるエリア情報テーブル(図12)を用いて、位置情報を、エリア名に変換することができる。
情報通知手段760は、例えば、以下のような方法を用いて、情報端末106へ情報を通知することができる。
−情報端末106の端末情報を利用した、電子メール若しくはSMS(Short Message Service)の送信による通知
−情報端末106を使用する保守管理担当者に対する、インスタントメッセージングサービスによるメッセージ送信による通知
−情報端末106に導入された専用アプリケーションを通じた、プッシュ情報配信による通知
具体例を用いて説明すると、例えば、装置選択手段756により、識別情報「#001」の情報処理装置110が選択されているとする。情報通知手段760は、図11(B)に示される、装置情報管理テーブルを参照し、情報処理装置110の装置情報を取得する。情報処理装置110の装置情報のうち、何れの情報を取得するかは、予め保守管理担当者によって、任意に設定され得る。本実施例においては、「アセット名」、「エラー状態」、「累計印刷枚数」、「累計エラー発生回数」、「位置情報(緯度、経度、フロア)」を取得する。情報通知手段760は、ここで取得された情報に基づいて、情報端末106に情報の通知を行う。なお、上述したように、位置情報は、図12に示されるエリア情報テーブルを用いて、エリア名に変換される。このように取得した情報を、電子メール内に記載した例を、図16に示す。図16は、スマートフォンのようなスマートデバイスである情報端末106が、当該電子メールを表示する例を示している。このように、保守管理担当者は、ネットワークを通じて、所望の情報処理装置110のエラー状態を表す情報及び位置情報を含む情報を確認することができる。なお、通知される情報の全てが、電子メール内に記載されなくてもよい。例えば、電子メールにより、エラー状態を表す情報、位置情報等が記載された、WebページへのURI(Uniform Resource Identifier)が通知されてよい。この場合には、通知される情報は、保守管理担当者が、情報端末106を通じて閲覧可能なWebサイト上に格納され得る。
ここで、図16の例では、位置情報の項目として、エリア名「A5−Sサイド」の情報の他に、「(変更有)」の情報が示されている。これは、情報処理装置110の位置情報が、一定の期間内に、変更されたことを表している。変更の有無を検出するために、情報通知手段760は、装置選択手段756から渡された識別情報を有する情報処理装置の、過去の装置情報に含まれる位置情報を参照する。過去の装置情報も、図11に示されるように、装置情報格納テーブルとして格納されている。そして、過去の位置情報と、現時点での位置情報とに、変更がある場合に、「変更有」とする情報を通知することができる。
また、情報通知手段760は、変更の有無を表す情報だけでなく、過去の位置情報を表すエリア名を、現在の位置情報とともに表示してもよい。例えば、情報処理装置110は、図11(A)に示されるように,「2012/6/11 00:00:00」の時点で、緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「4」、すなわちエリア「A4−Sサイド」に属していた。一方、情報処理装置110は、図11(B)に示されるように,「2012/6/13 00:00:00」の時点で、緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「5」、すなわちエリア「A5−Sサイド」に属している。情報通知手段760は、後者の時点において位置情報を通知する場合に、例えば、「A5−Sサイド(A4−Sサイドから移動)」のように、情報を通知してもよい。さらに、過去の位置情報及び現在の位置情報が取得された時刻を、ともに表示してもよい。
上記機能によって、本発明の一実施形態における情報送信装置100は、予め保守管理担当者によって指定された情報処理装置の装置情報を、保守管理担当者の情報端末へ通知することができる。通知される情報には、情報処理装置で発生しているエラー情報と、情報処理装置が現時点で属しているエリア名が含まれる。従って、保守管理担当者は、エラーの発生している情報処理装置の所在を迅速に把握でき、即座にエラーの修復作業に取り掛かることができる。
(4.動作例)
次に、図13−15を用いて、本発明の一実施形態における情報送信システム1の動作例について説明する。以下では、本情報送信システム1の動作を、「位置情報管理処理」と、「状態情報管理処理」と、「情報通知処理」に分けて説明する。なお、以下では、上述した例と同様に、情報処理装置110−114及び無線端末120−124の例を用いて説明する。
(4.1 位置情報取得処理)
まず、図13を用いて、位置情報管理サーバ102が、無線端末120−124の位置情報を、ネットワーク180を通じて、取得する処理について説明する。ここでの説明では、無線端末120−124は、当初、通信装置140−144から測位信号をそれぞれ受信して、位置情報を取得するものとして説明する。通信装置140−144が送信する測位信号に含まれる位置情報は、以下の通りである。
−通信装置140:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「4」
−通信装置142:緯度「35.66675」、経度「139.76560」、フロア「4」
−通信装置144:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「5」
まず、ステップS1300において、仲介装置162の問合せ手段720は、位置情報管理サーバ102に対して、位置情報送信要求の有無を問合せる。
ステップS1302において、位置情報管理サーバ102の位置情報要求手段722は、要求がない旨の応答を、仲介装置162に対して送信する。よって、ここでは、無線端末の位置情報は、位置情報管理サーバ102に対して送信されない。以後、仲介装置162の、位置情報管理サーバ102への要求の有無の問合せは、定期的に行われ得る。
一方、ステップS1310において、各通信装置140−144の測位信号送信手段702は、上記位置情報を含む測位信号を、一定の領域に送信し続ける。
ステップS1320において、各無線端末120−124の測位信号受信手段704は、通信装置140−144の測位信号送信手段702からそれぞれ送信された測位信号を、受信する。
ステップS1322において、各無線端末120−124の位置情報取得手段706は、受信した測位信号から、位置情報を取得する。位置情報は、例えば、IMES規格に従って定義された、測位信号を構成するフレーム内の所定の位置に含まれている。本実施例において、各無線端末が最初に受信した位置情報は、以下の通りとなる。
−無線端末120:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「4」
−無線端末122:緯度「35.66675」、経度「139.76560」、フロア「4」
−無線端末124:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「5」
ステップS1324において、各無線端末120−124の位置情報送信手段710は、識別情報格納手段708に格納された識別情報とともに、上記位置情報を、それぞれ、通信装置140−144に送信する。ここで、各無線端末120−124の識別情報(通信部406のMACアドレス)は、以下の通りである。
−無線端末120:「002673abcdef01」
−無線端末122:「002673abcdef02」
−無線端末124:「005001abcdef03」
ステップS1326において、各通信装置140−144の中継手段712は、無線端末120−124からそれぞれ受信した位置情報と識別情報とを、ゲートウェイ160に中継する。
ステップS1328において、ゲートウェイ160の通信変換手段714は、通信装置140−144の属するネットワーク180から送信された通信データを、社内LANのようなネットワーク182に適合する形式に変換する。
ステップS1330において、仲介装置162の位置情報受信手段716は、通信装置140−144とゲートウェイ160とを介して、無線端末120−124の位置情報と識別情報とを受信する。
ステップS1332において、仲介装置162の位置情報保持手段718は、受信した、各無線端末120−124の位置情報と識別情報とを格納する。位置情報保持手段718は、無線端末ごとに、識別情報と位置情報を格納することができる。図8は、識別情報と位置情報とを格納する、位置情報管理テーブルの例を表している。上述した実施例において、無線端末120−124から送信された位置情報は、図8(A)〜(C)に示された項目のうち、最上位の項目(「2012/6/11 00:00:00」)として格納されている。また、図8に示される位置情報管理テーブルは、その後に、夫々の無線端末120−124から送信された位置情報も格納している。
ステップS1340において、仲介装置162の問合せ手段720は、位置情報管理サーバ102に対して、位置情報送信要求の有無をさらに問合せる。
ステップS1342において、位置情報管理サーバ102の位置情報要求手段722は、要求がある旨の応答を、仲介装置162に対して送信する。
ステップS1344において、仲介装置162の問合せ手段720は、位置情報保持手段718に保持された、無線端末120−124の位置情報と識別情報とを、位置情報管理サーバ102に対して送信する。
上記処理によって、本発明の一実施形態における位置情報管理サーバ102は、管理対象であるアセットに付された無線端末120の位置情報を通じて、そのアセットの位置情報を管理することができる。
(4.2 状態情報取得処理)
次に、図14を用いて、状態情報管理サーバ104が、管理対象のアセットである情報処理装置110−114の状態情報を、仲介装置162を通じて、取得する処理について説明する。以下では、図9に示されるアセット情報管理テーブルに従って、情報処理装置110が、カラー複合機(MFP)であり、情報処理装置112が、モノクロ複合機(MFP)であり、情報処理装置114が、カラー(レーザ)プリンタであるものとして、説明を行う。
まず、ステップS1400において、仲介装置162の問合せ手段720は、状態情報管理サーバ104に対して、状態情報送信要求の有無を問合せる。
ステップS1402において、状態情報管理サーバ104の状態情報要求手段736は、要求がない旨の応答を、仲介装置162に対して送信する。よって、ここでは、情報処理装置の状態情報は、状態情報管理サーバ104に対して送信されない。以後、仲介装置162の、状態情報管理サーバ104への要求の有無の問合せは、定期的に行われ得る。
一方、ステップS1410において、各情報処理装置110−114は、それぞれが備える機能を実現するための情報処理を行う。
ステップS1412において、各情報処理装置110−114は、情報処理の結果を受けて、自らの状態情報を格納(更新)する。例えば、カラー複合機である情報処理装置110は、印刷処理を行うごとに、累計印刷枚数の情報を加算してもよい。また、情報処理装置110は、印刷処理によってエラーが発生するごとに、累計エラー発生回数の情報を加算してもよい。また、エラーが発生していることを表すエラー情報を格納してもよい。どのような状態情報を格納するかは、情報処理装置の種類によって異なり得る。本実施例では、説明のために、上述した状態情報を用いて説明を行うが、本発明においては、このような状態情報に限定されず、あらゆる状態情報を用いることができる。
ステップS1420において、仲介装置162の問合せ手段720は、状態情報管理サーバ104に対して、状態情報送信要求の有無をさらに問合せる。
ステップS1422において、状態情報管理サーバ104の状態情報要求手段736は、要求がある旨の応答を、仲介装置162に対して送信する。
ステップS1424において、仲介装置162の状態情報収集手段732は、ここで、各情報処理装置110−114から、各情報処理装置の状態情報格納手段730に格納された状態情報を収集する。本実施例において、この時点における、各情報処理装置の状態情報は、以下の通りであったものとする。
−情報処理装置110:累計印刷枚数「1972」 累計エラー発生回数「6」 エラー状態「用紙詰まり」
−情報処理装置112:累計印刷枚数「150」 累計エラー発生回数「1」 エラー「−(エラーなし)」
−情報処理装置114:累計印刷枚数「215」 累計エラー発生回数「2」 エラー「−(エラーなし)」
ステップS1426において、収集された各情報処理装置の状態情報が、状態情報保持手段734に保持される。
ステップS1428において、仲介装置162の問合せ手段720は、状態情報保持手段734に保持された、各情報処理装置の状態情報を、状態情報管理サーバ104に送信する。
ステップS1430において、状態情報管理サーバ104の状態情報格納手段738に、受信した各情報処理装置の状態情報が格納される。これらの状態情報を格納する状態情報管理テーブルの例を図10(B)に示す。
上記機能によって、本発明の一実施形態における状態情報管理サーバ104は、情報処理装置110の最新の状態情報を格納することができる。
(4.3 情報通知処理)
次に、図15を用いて、情報送信装置100が、保守管理担当者によって予め選択された情報処理装置の情報を、情報端末106に通知する処理について説明する。本説明においては、時刻「2012/6/13 00:00:00」おいて取得された、情報処理装置110−114の位置情報と状態情報を用いて、説明を行う。この時刻に取得された、無線端末120−124の位置情報は、図8(A)−(C)に示される位置情報管理テーブルの、上から3番目に格納されている。また、この時刻に取得した情報処理装置110−114の状態情報は、図10(B)に示される状態情報管理テーブルに格納されている。以下の例においては、保守管理担当者は、全ての情報処理装置の中から、情報の通知対象とする、情報処理装置110を選択したものとして説明を進める。保守管理担当者による情報処理装置の選択は、上述したように、Webページを通じて行われ得る。このようにして選択された情報処理装置110の識別情報「#001」が、図示しない、情報処理装置100の記憶手段に格納されている。
ステップS1500において、処理が開始される。
ステップS1502において、位置情報取得手段750は、情報処理装置110−114の位置情報を、位置情報管理サーバ102の位置情報格納手段724から取得する。ここで取得される情報処理装置110−114の位置情報は、以下の通りである。
−情報処理装置110:緯度「35.66635」、経度「139.76555」、フロア「5」
−情報処理装置112:緯度「35.66675」、経度「139.76560」、フロア「4」
−情報処理装置114:緯度「35.66645」、経度「139.76555」、フロア「5」
ステップS1504において、状態情報取得手段752は、情報処理装置110−114の状態情報を、状態情報管理サーバ104の状態情報格納手段738から取得する。ここで取得される情報処理装置110−114の状態情報は、図10(B)に示される通りである。
ステップS1506において、ステップS1502で取得された位置情報と、ステップS1504で取得された状態情報が、装置情報として、装置情報管理テーブルに格納される(図11(B))。
ステップS1508において、装置選択手段756は、図示しない記憶手段に格納された情報処理装置の識別情報「#001」を選択し、この識別情報を、情報通知手段760に渡す。
ステップS1510において、情報通知手段760は、装置選択手段756から渡された識別情報「#001」に該当する、情報処理装置110の装置情報を取得する。取得される装置情報は、図11(B)に示される、装置情報管理テーブルに格納されている。
ステップS1512において、情報通知手段760は、例えば、予め登録された保守管理担当者の電子メールアドレスを用いて、ステップS1510で取得した装置情報を記載した電子メールを送信する。ここでメールに記載される情報は、以下の通りである。
−「アセット名」、「エラー状態」、「アセット識別情報」、「累計印刷枚数」、「累計エラー発生回数」、「位置情報」
保守管理担当者は、情報端末106を用いて、上記の情報が記載された電子メールを閲覧することにより、所望の装置情報を得ることができる。図16は、情報端末106上に表示された、装置情報の例を表している。図16に示されるように、位置情報は、図12に示されるエリア情報テーブルにより、エリア名に変換されて、通知される。なお、装置情報のうち、何れの情報を通知するかは、任意に設定可能である。また、情報処理装置の種別によっては、図11に例示されない、他の機器情報又はエラー情報が含まれ得る。
上記処理によって、本発明の一実施形態における情報送信装置100は、保守管理担当者によって指定された情報処理装置のエラー情報等の状態情報を、使用する情報端末に通知させることができる。また、同時に、状態情報と関連付けて管理される、情報処理装置の現時点での位置情報を取得することにより、作業対象となる情報処理装置の物理的な所在を探す手間が削減される。
1 情報送信システム
100 情報送信装置
102 位置情報管理サーバ
104 状態情報管理サーバ
106 情報端末
110、112、114、116 情報処理装置
120、122、124、126 無線端末
140、142、144、146 通信装置
160 ゲートウェイ
162 仲介装置
700 位置情報格納手段
702 測位信号送信手段
704 測位信号受信手段
706 位置情報取得手段
708 識別情報格納手段
710 位置情報送信手段
712 中継手段
714 通信変換手段
716 位置情報受信手段
718 位置情報保持手段
720 問合せ手段
722 位置情報要求手段
724 位置情報格納手段
730 状態情報格納手段
732 状態情報収集手段
734 状態情報保持手段
736 状態情報要求手段
738 状態情報格納手段
750 位置情報取得手段
752 状態情報取得手段
754 装置情報格納手段
756 装置選択手段
758 エリア情報格納手段
760 情報通知手段
特開2009−32277号公報 国際公開第2005/086375号 特許第4296302号公報
"準天頂衛星システムユーザインタフェース仕様書"、IS−QZSS1.4版、宇宙航空研究開発機構

Claims (13)

  1. ネットワークを介して取得された一以上の情報処理装置の状態情報を、該一以上の情報処理装置と異なる他の情報処理装置に送信する情報送信装置であって、
    前記一以上の情報処理装置の状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記一以上の情報処理装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記一以上の情報処理装置の位置情報を、前記一以上の情報処理装置の状態情報とともに、前記他の情報処理装置へ通知する情報通知手段と、
    を有する、情報送信装置。
  2. 前記情報通知手段は、前記一以上の情報処理装置の位置情報が、所定の期間内に変更されたものである場合、その旨を表す情報を送信する、
    請求項1に記載の情報送信装置。
  3. 前記情報通知手段は、前記一以上の情報処理装置の位置情報が、所定の期間内に変更されたものである場合、該変更がなされる前の、前記一以上の情報処理装置の位置情報を送信する、
    請求項1又は2に記載の情報送信装置。
  4. 前記他の情報処理装置へ通知される、前記情報処理装置の位置情報は、エリア名によって表される、
    請求項1乃至3何れか一項に記載の情報送信装置。
  5. 前記一以上の情報処理装置の位置情報は、該情報処理装置の夫々に付された無線装置を通じて取得される、
    請求項1乃至4何れか一項に記載の情報送信装置。
  6. 前記無線装置は、屋内に設置された通信装置から送信される測位信号を受信することにより、位置情報を取得する、
    請求項5に記載の情報送信装置。
  7. 前記測位信号は、地上補完信号(IMES)である、
    請求項6に記載の情報送信装置。
  8. 前記通信装置は、前記一以上の情報処理装置の位置情報を保持する仲介装置と、前記無線装置との間の通信を中継し、
    前記無線装置は、取得した前記位置情報を、自らの識別情報とともに、前記通信装置を介して、前記仲介装置に送信し、
    前記位置情報取得手段は、前記仲介装置を通じて前記一以上の情報処理装置の位置情報を取得する、
    請求項6又は7に記載の情報送信装置。
  9. 前記一以上の情報処理装置の状態情報は、該一以上の情報処理装置と通信可能な前記仲介装置によって、該状態情報を管理する状態情報管理装置に送信され、
    前記一以上の情報処理装置の状態情報は、該状態情報管理装置を通じて取得される、
    請求項8に記載の情報送信装置。
  10. 前記仲介装置は、当該情報送信装置の属するネットワークと異なる、前記情報処理装置の属するローカルエリアネットワークに接続され、
    当該情報送信装置の属するネットワークと前記情報処理装置の属するローカルエリアネットワークとの間にはファイアウォールが設けられる、
    請求項9に記載の情報送信装置。
  11. 前記一以上の情報処理装置は、画像形成装置であり、
    前記他の情報処理装置は、移動通信装置である、
    請求項1乃至10何れか一項に記載の情報送信装置。
  12. ネットワークを介して取得された一以上の情報処理装置の状態情報を、該一以上の情報処理装置と異なる他の情報処理装置に送信する情報送信装置で実行される方法であって、
    前記一以上の情報処理装置の状態情報を取得する状態情報取得段階と、
    前記一以上の情報処理装置の位置情報を取得する位置情報取得段階と、
    前記一以上の情報処理装置の位置情報を、前記一以上の情報処理装置の状態情報とともに、前記他の情報処理装置へ通知する情報通知段階と、
    を有する、情報送信方法。
  13. 一以上の情報処理装置の夫々に付された無線装置と、ネットワークを介して取得された該一以上の情報処理装置の状態情報を、該一以上の情報処理装置と異なる他の情報処理装置に送信する情報送信装置とを有する情報送信システムであって、
    前記無線装置は、
    前記情報処理装置の位置情報を送信する送信手段
    を有し、
    前記情報送信装置は、
    前記一以上の情報処理装置の状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記無線装置から送信された前記位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記一以上の情報処理装置の位置情報を、前記一以上の情報処理装置の状態情報とともに、前記他の情報処理装置へ通知する情報通知手段と、
    を有する、
    情報送信システム。
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