JP2014019418A - Air bag device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両衝突時の衝撃力から乗員を保護するようにした車両用エアバッグ装置に関する。 The present invention relates to a vehicle airbag device that protects an occupant from an impact force at the time of a vehicle collision.
この種のエアバッグ装置では、展開初期においてはエアバッグ本体を瞬時に展開させ、展開中期においてエアバッグ本体に乗員が突入したときには高圧ガスをベントホールを介して外部に排出することで乗員への衝撃力を緩和する構造が採用されている。 In this type of airbag device, the airbag body is instantly deployed at the initial stage of deployment, and when the occupant enters the airbag body during the middle stage of deployment, high-pressure gas is discharged to the outside through the vent hole. A structure that reduces the impact force is adopted.
例えば、特許文献1には、展開初期ではエアバッグ(32)のベントホール(37b)を規制部材(39)で覆うことで閉塞し、展開中期では規制部材が破断してベントホールを開放するようにした構造が開示され、また特許文献2には、展開初期ではエアバッグ(1)のベントホール(5)を布片(4)により縫合することで閉塞し、展開中期では布片が剥がれることでベントホールを開放するようにした構造が開示されている。さらに、特許文献3には、展開初期ではエアバッグ(10)の開閉型ベントホール(22)を蓋(60)により閉塞し、展開中期では蓋に連結した吊紐(80)が弛むことでベントホール(22)を開放するようにした構造が開示されている。
For example, in
ところで、前記従来の各特許文献では、何れの場合も規制部材,布片,蓋を縫製する等によりベントホールを閉塞する必要があることから、作業工数が増えると共に構造が複雑となり、コストアップ及び重量アップにつながるという問題がある。 By the way, in each of the above-mentioned conventional patent documents, since it is necessary to close the vent hole by sewing a regulating member, a piece of cloth, a lid, etc. in any case, the number of work steps increases, the structure becomes complicated, and the cost increases. There is a problem that leads to an increase in weight.
また特許文献1,2のように、展開圧により規制部材を破断させたり、布片を剥がしたりする構造では、破断,剥離荷重の設定が難しく、ベントホールの開放タイミング等にばらつきが生じ易く、安定した乗員の保護性能が得られないという懸念がある。
In addition, as in
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、コスト及び重量アップを招くことなく、簡単な構造でベントホールの開閉タイミングのばらつきをなくすことができ、ひいては安定した乗員の保護性能を得ることができる車両用エアバッグ装置を提供することを課題としている。 The present invention has been made in view of the above-described conventional situation, and it is possible to eliminate variations in opening / closing timing of vent holes with a simple structure without incurring cost and weight increase, and thus stable occupant protection performance. It is an object to provide a vehicle airbag device that can be obtained.
本発明は、車両衝突時に高圧ガスを発生させるインフレータと、該高圧ガスが流入することにより所定の形状に展開するエアバッグ本体とを備えた車両用エアバッグ装置において、
前記エアバッグ本体の互いに対向する対向部に、それぞれベントホールが形成され、前記エアバッグ本体内に、展開規制部材が前記対向部間に架け渡すように配設され、該展開規制部材は、これの両端部が前記各ベントホールの開口縁部に高圧ガス流入側を覆うように結合され、
前記展開規制部材は、前記エアバッグ本体の展開初期には、高圧ガスの付勢力により前記ベントホールを閉じるように変形し、前記エアバッグ本体が略全開状態となる展開中期には、該エアバッグ本体への乗員の押圧力により前記ベントホールを開くように変形することを特徴としている。
The present invention relates to a vehicle airbag device including an inflator that generates high-pressure gas at the time of a vehicle collision, and an airbag body that expands into a predetermined shape when the high-pressure gas flows therein.
Vent holes are formed in opposing portions of the airbag body facing each other, and a deployment regulating member is disposed in the airbag body so as to span between the opposed portions. Are coupled to the opening edge of each vent hole so as to cover the high-pressure gas inflow side,
The deployment regulating member is deformed so as to close the vent hole by an urging force of high-pressure gas at the initial stage of deployment of the airbag body, and during the middle stage of deployment when the airbag body is substantially fully opened. It is characterized by being deformed so as to open the vent hole by the pressing force of the occupant on the main body.
本発明に係るエアバッグ装置によれば、エアバッグ本体内に展開規制部材を対向部間に架け渡して配設し、該展開規制部材の両端部を各ベントホールの開口縁部に高圧ガス流入側を覆うように結合し、前記展開規制部材を、エアバッグ本体の展開初期には高圧ガスの付勢力によりベントホールを閉じるように変形させ、エアバッグ本体が略全開となる展開中期には、該エアバッグ本体に突入した乗員の押圧力によりベントホールを開くように変形させた。 According to the airbag device of the present invention, the deployment regulating member is disposed between the opposing portions in the airbag body, and both ends of the deployment regulating member flow into the opening edge of each vent hole. The deployment regulating member is deformed so as to close the vent hole by the urging force of the high-pressure gas at the initial stage of deployment of the airbag body, and in the middle stage of deployment when the airbag body is substantially fully opened, The vent hole was deformed so as to be opened by the pressing force of the occupant who entered the airbag body.
このように構成したので、展開初期においてはベントホールを閉じることができ、エアバッグ本体の膨張,展開を迅速にかつ瞬時に行うことができる。その結果、膨張,展開に要する時間を短縮することが可能となり、ひいてはエアバッグ本体の必要容量を確保しつつインフレータの出力を低減することが可能となる。 Since it comprised in this way, a vent hole can be closed in the initial stage of expansion | deployment, and the expansion | swelling and expansion | deployment of an airbag main body can be performed rapidly and instantaneously. As a result, the time required for inflation and deployment can be shortened, and as a result, the output of the inflator can be reduced while ensuring the necessary capacity of the airbag body.
また展開中期においては乗員の突入による押圧力が膨張ガスの流れを受け止めることにより、展開規制部材がベントホールを開くこととなる。その結果、エアバッグ本体内の高圧ガスが外部に排出され、乗員への衝撃力を緩和することができ、乗員の拘束力を高めることができる。 Further, in the middle stage of deployment, the deployment control member opens the vent hole by the pressing force caused by the occupant's entry receiving the flow of the expansion gas. As a result, the high-pressure gas in the airbag body is discharged to the outside, the impact force on the occupant can be reduced, and the occupant's restraining force can be increased.
このように本発明では、展開規制部材の両端部を各ベントホールの開口縁部に高圧ガス流入側を覆うように結合するだけの簡単な構造でベントホールの開閉タイミングを精度よく制御でき、コストアップ及び重量アップの問題を招くことなく、安定した乗員の保護性能を得ることができる。 As described above, in the present invention, the opening / closing timing of the vent hole can be accurately controlled with a simple structure in which both ends of the development restricting member are joined to the opening edge of each vent hole so as to cover the high-pressure gas inflow side. Stable occupant protection performance can be obtained without causing problems of ups and weights.
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1ないし図4は、本発明の実施例1による車両用エアバッグ装置を説明するための図である。
1 to 4 are views for explaining a vehicle airbag apparatus according to
図において、1は自動車に搭載されたエアバッグ装置を示している。このエアバッグ装置1は、フロントガラス2の下方に配設されたインストルメントパネル3の助手席側に配設されており、車両衝突時に高圧ガスを発生させるインフレータ4と、該高圧ガスが流入することにより膨張して所定の形状に展開するエアバッグ本体5と、車両衝突時の加速度センサ,車速センサ等からの検出値が設定値を超えたときに前記インフレータ4を作動させるECU6とを備えている。
In the figure,
前記インフレータ4は、上方に開口する収納ボックス9内に配設されており、多数のガス噴出孔10aが形成された上側ケース10と、高圧ガス発生剤(不図示)が装填された下側ケース11とのフランジ部12,12同士を結合した構造を有する。
The
前記収納ボックス9は、前記インストルメントパネル3に形成された開口3a内に格納され、該開口3aの周縁部にフランジ結合されている。また前記開口3aには、前記エアバッグ本体5の膨張,展開圧により開く蓋14が配設されている。
The
前記エアバッグ本体5は、前記収納ボックス9内に折り畳んだ状態で格納されており、前記インフレータ4に通電すると高圧ガス発生剤が点火し、これにより発生した高圧ガスにより所定形状に膨張展開するよう構成されており、詳細には、以下の構造を有する。
The
前記エアバッグ本体5は、織布製のものからなり、展開状態で見たとき大略三角錐形状をなしている。詳細には、車両前後方向に延びる大略長方形状をなす下辺部5a及び上辺部5bと、該上,下辺部5a,5bに縫合された略三角形状の左,右側辺部5c,5cと、該左,右側辺部5c及び上,下辺部5a,5bに縫合された後辺部5dとを有する。
The
前記下辺部5aの前端部にはガス流入口5eが形成されており、該流入口15eの周縁部を前記インフレータ4のフランジ部12,12間に気密に挟持させることにより、前記エアバッグ本体5はインフレータ4に接続固定されている。
A
前記エアバッグ本体5の互いに対向する左,右側辺部(対向部)5cには、それぞれ矩形状をなすベントホール5f,5fが形成されている。この各ベントホール5fは、膨張,展開したエアバッグ本体5に乗員が突入したときに、エアバッグ本体5内の高圧ガスを外部に排出するためのものである。
前記各ベントホール5fは、左,右側辺部5cの前後方向中央部でかつ上下方向中央部に位置するよう形成されている。ここで、ベントホール5fを左,右側辺部5cの中央部から少し乗員側に寄せて形成してもよい。このようにした場合には、後述する展開後期における乗員の倒れ込みによるベントホール5fの閉じ時期を速めることができる。
Each of the
前記エアバッグ本体5内には、展開規制部材16が前記左,右側辺部5c間に架け渡すように配設されている。この展開規制部材16は、エアバッグ本体5と同様に織布製のものであり、エアバッグ本体5の膨張,展開時に左,右側辺部5cを緊張状態に引っ張ることができる長さに設定されている。
A
前記展開規制部材16の長手方向左,右端部16a,16aは、前記左,右のベントホール5fの開口縁部に高圧ガス流入側を覆うように縫製により結合されている。詳細には、展開規制部材16は、前帯体16b及び上,下帯体16c,16dを一体に形成した横断面コ字形状をなしており、該前帯体16b及び上,下帯体16c,16dがベントホール5fの前縁及び上,下縁を囲むように縫合されている。これより、前記展開規制部材16は、ベントホール5fの車両前側開口縁に沿っており、換言すれば前方に膨らむ形状となっている。
The left and
そして、前記展開規制部材16は、前記エアバッグ本体5の展開初期には、高圧ガスの付勢力F1により前記左,右のベントホール5fを閉じるように変形する。詳細には、図4(a)に示すように、エアバッグ本体5に乗員が接触しない展開初期の段階では、インフレータ4からの高圧ガスの付勢力F1により展開規制部材16が車両後方に押されることにより上,下帯16c,16dがそれぞれ上方,下方に引っ張られるように変形し、これによりベントホール5fがスリット状に変形し、開口面積が小さくなり、結果的に塞がれることとなる。
The
またエアバッグ本体5が略全開状態となる展開中期には、該エアバッグ本体5に突入した乗員の押圧力F2によりベントホール5fを開くように変形する。詳細には、図4(b)に示すように、乗員がエアバッグ本体5に突入することにより前方への押圧力F2が作用し、この押圧力F2が展開規制部材16の前帯体16bを前方に押し出すことにより展開規制部材16の周辺部分での展開速度が減少し、元のコ字形状に戻ることでベントホール5fが開放される。これと共に付勢力F1と押圧力F2によりエアバッグ本体5内の圧力が上昇し、エアバッグ本体5と大気圧との圧力差が大きくなり、ベントホール5fからガスの排出がより促進される。
Further, during the middle deployment stage when the airbag
さらに前記展開規制部材16は、エアバッグ本体5の展開後期には、該エアバッグ本体5の収縮とともに乗員の押圧力F2により前記ベントホール5fを閉じるように変形する。詳細には、図4(c)に示すように、エアバッグ本体5の収縮に伴って乗員が倒れ込むことにより展開規制部材16を前方に押圧し、該展開規制部材16の上,下帯体16c,16dが前述と同様に上方,下方に引っ張られるように変形し、これによりベントホール5fが塞がれることとなり、エアバッグ本体5内の圧力が保持される。
Further, the
このように本実施例よれば、展開規制部材16をエアバッグ本体5内の左,右側辺部5c間に架け渡して配設し、該展開規制部材16の左,右端部16aをベントホール5fの開口縁部に高圧ガス流入側を覆うように結合した。
As described above, according to the present embodiment, the
そして、前記展開規制部材16を、エアバッグ本体5の展開初期には高圧ガスの付勢力F1によりベントホール5fを閉じるように変形させ、エアバッグ本体5が略全開状態となる展開中期には、該エアバッグ本体5に突入した乗員の押圧力F2によりベントホール5fを開くように変形させ、さらに展開後期には、前記エアバッグ本体5の収縮とともに乗員の押圧力F2により前記ベントホール5fを閉じるように変形させた。
Then, the
このように構成したので、展開初期においては、ベントホール5fを閉じることができ、エアバッグ本体5の膨張,展開を迅速にかつ瞬時に行うことができる。その結果、膨張,展開に要する時間を短縮することが可能となり、ひいてはエアバッグ本体5の必要容量を確保しつつインフレータ4の出力を低減することが可能となり、エアバッグ装置1全体の軽量化,小型化を図ることができる。
Since it comprised in this way, the
また展開中期においては、乗員の突入による押圧力F2が膨張ガスの流れを受け止めることにより、展開規制部材16が元の断面コ字形状に戻ることでベントホール5fを開くこととなる。その結果、エアバッグ本体5内の高圧ガスが左,右のベントホール5fから外部に排出されることとなり、乗員への衝撃力を緩和することができ、乗員の拘束力を高めることができる。
Further, in the middle of deployment, the pressing force F2 due to the occupant's entry receives the flow of the expansion gas, so that the
さらに展開後期においては、エアバッグ本体5のガス圧の低減による収縮とともに、乗員の押圧力F2により展開規制部材16が上方,下方に引っ張られるように変形し、これによりベントホール5fが塞がれることとなる。これによりエアバッグ本体5内の圧力が保持され、乗員のインストルメントパネル3への2次衝突を防止できる。ここで、前述のようにインフレータ4の出力を低減した場合には、展開後期段階においてエアバッグ本体の反力が極端に小さくなることで乗員の2次衝突による急激な減速度の発生が懸念されるが、本実施例では、展開後期において展開規制部材16でベントホール5fを閉じるので、前記懸念は回避できる。
Further, in the latter stage of deployment, the
本実施例では、エアバッグ本体5内の左,右側辺部5cを展開規制部材16により連結したので、エアバッグ本体5の展開挙動を安定させることができる。この場合、展開規制部材16を前帯体16b,上,下帯体16c,16dを有する断面コ字形状のものとしたので、従来の一般的な短冊状のテザーを設ける場合に比べてエアバッグ本体の展開挙動をより一層安定させることができる。
In the present embodiment, since the left and
以上のように本実施例では、展開規制部材16をエアバッグ本体5の左,右のベントホール5fの開口縁部に高圧ガス流入側を覆うように結合するだけの簡単な構造で左,右のベントホール5fの開閉タイミングを精度よく制御でき、コストアップ及び重量アップの問題を招くことなく、安定した乗員の保護性能を得ることができる。
As described above, in the present embodiment, the left and right structures are simply constructed by simply coupling the
なお、前記実施例では、展開規制部材16を断面コ字形状のものとした場合を説明したが、本発明の展開規制部材は、これに限られるものではなく、例えば半円形状,三角形状あるいは多角形状のものでもよい。要は、ベントホールの上端部から下端部に架けて車両前方側を覆うとともに、前方に膨出する脹らみを有する形状であればよい。この場合、ベントホールは展開規制部材の形状に応じた形状とする。
In the above-described embodiment, the case where the
また前記実施例では、エアバッグ本体5の左,右側辺部5c間に展開規制部材16を架け渡すように配設したが、本発明は、エアバッグ本体5の上,下辺部5b,5aに架け渡すように配設してよく、このようにした場合も前記実施例と同様の効果が得られる。
Moreover, in the said Example, although arrange | positioned so that the expansion |
さらに前記実施例では、エアバッグ装置を助手席側に設けた場合を説明したが、本発明のエアバッグ装置は、運転席側のステアリングホイールに設けてもよく、この場合にも前記実施例と略同様の効果が得られる。 Furthermore, in the above-described embodiment, the case where the airbag device is provided on the passenger seat side has been described. However, the airbag device of the present invention may be provided on the steering wheel on the driver's seat side, and also in this case, A substantially similar effect can be obtained.
1 エアバッグ装置
4 インフレータ
5 エアバッグ本体
5c 左,右側辺部(対向部)
5f ベントホール
16 展開規制部材
16a 左,右端部
F1 付勢力
F2 押圧力
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記エアバッグ本体の互いに対向する対向部に、それぞれベントホールが形成され、
前記エアバッグ本体内に、展開規制部材が前記対向部間に架け渡すように配設され、
該展開規制部材は、これの両端部が前記各ベントホールの開口縁部に高圧ガス流入側を覆うように結合され、
前記展開規制部材は、前記エアバッグ本体の展開初期には、高圧ガスの付勢力により前記ベントホールを閉じるように変形し、前記エアバッグ本体が略全開状態となる展開中期には、該エアバッグ本体への乗員の押圧力により前記ベントホールを開くように変形する
ことを特徴とする車両用エアバッグ装置。 In a vehicle airbag apparatus comprising an inflator that generates high-pressure gas at the time of a vehicle collision, and an airbag body that expands into a predetermined shape when the high-pressure gas flows in,
Vent holes are formed in opposing portions of the airbag body that are opposed to each other,
In the airbag main body, a deployment regulating member is disposed so as to span between the facing portions,
The development restricting member is coupled so that both ends thereof cover the high-pressure gas inflow side at the opening edge of each vent hole,
The deployment regulating member is deformed so as to close the vent hole by an urging force of high-pressure gas at the initial stage of deployment of the airbag body, and during the middle stage of deployment when the airbag body is substantially fully opened. A vehicle airbag device that is deformed so as to open the vent hole by a pressing force of an occupant on the main body.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012163391A JP2014019418A (en) | 2012-07-24 | 2012-07-24 | Air bag device for vehicle |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016022750A (en) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | タカタ株式会社 | Airbag device |
JP2017132325A (en) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 豊田合成株式会社 | Airbag for front passenger seat |
-
2012
- 2012-07-24 JP JP2012163391A patent/JP2014019418A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016022750A (en) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | タカタ株式会社 | Airbag device |
JP2017132325A (en) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 豊田合成株式会社 | Airbag for front passenger seat |
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