JP2014016660A - カメラ付携帯情報端末、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラム、およびカメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】バーコードの誤読み取りが発生した場合に、バーコードの再読み取り、またはコード番号の手入力による対応を携帯情報端末において容易にすることができるプログラムを提供する。
【解決手段】カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムであって、カメラ付携帯情報端末のカメラを通じて商品に付されたバーコードを読み込むことによりバーコードに対応するコード番号を認識し、認識したコード番号を表示部に表示する手順(a)と、手順(a)において表示されたコード番号を、ユーザーにより入力されたデータに基づいて変更する手順(b)と、表示部に表示されているコード番号をユーザーに指示に基づいてサーバーに送信する手段(c)と、をカメラ付携帯情報端末に実行させる。
【選択図】図11
【解決手段】カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムであって、カメラ付携帯情報端末のカメラを通じて商品に付されたバーコードを読み込むことによりバーコードに対応するコード番号を認識し、認識したコード番号を表示部に表示する手順(a)と、手順(a)において表示されたコード番号を、ユーザーにより入力されたデータに基づいて変更する手順(b)と、表示部に表示されているコード番号をユーザーに指示に基づいてサーバーに送信する手段(c)と、をカメラ付携帯情報端末に実行させる。
【選択図】図11
Description
本発明は、カメラ付携帯情報端末、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラム、およびカメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムが記録された記録媒体に関する。
従来、物流におけるピッキングは、現場でハンディーターミナルにより、出荷指示がなされた商品に付されたバーコードを読み取り、読み取ったバーコードに対応するコード番号をサーバーに送信して当該バーコードが付された商品をピッキング済商品としてサーバーに登録することにより行っていた。
しかし、ハンディーターミナルは、メーカーが独自に開発したOS(Operating System)が搭載されているものが多く、汎用性に欠けるため、当該OSを利用できるアプリケーションが限定されていた。このため、バーコードの汚れ等に起因してバーコードの誤読み取りが発生した場合に、アプリケーションの対策により、読み取ったバーコードのコード番号をハンディーターミナルにおいて正しいコード番号に訂正可能とすることが困難であり、バーコードの誤読み取りが発生した場合の対応に多大な労力を要していた。
これに関連する従来技術として次のようなものがある。すなわち、すべての商品にタグが付され、モバイルリーダーは、顧客によるタグへの接近等により顧客が商品情報の確認を希望すると判断した商品に付されたタグから暗号化された商品IDを取得し、取得した商品IDをサーバーに送信してサーバーから当該商品IDに該当するデータを取得する。これにより、情報漏えいによる顧客のプライバシーの侵害を防止するとともに、情報改ざんを防止して顧客に対し信頼性のある商品情報を提供するというものがある(特許文献1)。
しかし、上記従来技術は、タグを用いて商品IDを取得するものであり、バーコードの誤読込みに対応することができない。
また、すべての商品にRF(Radio Frequency)通信用アンテナおよびマイクロコンピュータが実装されたマイクロチップからなるタグを付す必要がある。かつ、モバイルリーダーを構成するためにモバイル機器にRFID(Radio Frequency IDentification)システムのリーダーを内蔵しなければならないためコストが増大する。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものである。すなわち、携帯情報端末のカメラを通じて認識したバーコードに対応するコード番号をユーザーにより変更可能に表示する手順と、表示されたコード番号をユーザーの指示に基づいてサーバーに送信する手順とを実行するアプリケーションを汎用の携帯情報端末に組み込む。これにより、バーコードの誤読み取りが発生した場合であっても、ユーザーは読み取ったバーコードのコード番号を削除して再度読み取りを行い、または手入力によりコード番号を入力することにより、バーコードの誤読み取りに対する対応を携帯情報端末において容易にすることができる。
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムであって、前記カメラ付携帯情報端末のカメラを通じて商品に付されたバーコードを読み込むことにより前記バーコードに対応するコード番号を認識し、認識した前記コード番号を表示部に表示する手順(a)と、前記手順(a)において表示された前記コード番号を、ユーザーにより入力されたデータに基づいて変更する手順(b)と、前記表示部に表示されている前記コード番号をユーザーに指示に基づいてサーバーに送信する手段(c)と、を前記カメラ付携帯情報端末に実行させるプログラム。
(2)前記サーバーから受信した、前記商品についての作業指示を前記表示部に表示する手順(d)をさらに前記カメラ付携帯情報端末に実行させ、前記手順(a)は、前記手順(d)において表示された前記作業指示に基づいて前記バーコードを読み込み、前記作業指示に示された各商品と関連付けて前記バーコードに対応する前記コード番号を前記表示部に表示する上記(1)に記載のプログラム。
(3)前記手順(a)において認識される前記コード番号は、互いに桁数が異なるものを含む上記(1)または(2)に記載のプログラム。
(4)前記手順(b)においてユーザーにより入力された前記データは、ユーザーにより手入力された前記コード番号、およびユーザーにより再度カメラを通じて認識させられた前記コード番号の少なくともいずれかである上記(1)〜(3)のいずれかに記載のプログラム。
(5)前記手順(d)において前記表示部に表示される前記作業指示は、情報処理装置からの指示に基づいて、前記サーバーにより前記情報処理装置から検索可能に登録されたデータである上記(2)〜(4)のいずれかに記載のプログラム。
(6)前記サーバーは、前記手順(a)において前記作業指示と関連付けられ前記(c)において送信された前記コード番号を、前記作業指示と関連付けて前記情報処理装置から検索可能に登録する上記(5)に記載のプログラム。
(7)前記サーバーから受信する前記作業指示にはピッキングすべき商品と前記ピッキングすべき商品の数量とが含まれる上記(1)〜(6)のいずれかに記載のプログラム。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(9)上記(1)〜(7)のいずれかに記載のプログラムが組み込まれたカメラ付携帯情報端末。
携帯情報端末のカメラを通じて認識したバーコードに対応するコード番号をユーザーにより変更可能に表示する手順と、表示されたコード番号をユーザーの指示に基づいてサーバーに送信する手順とを実行するアプリケーションを汎用の携帯情報端末に組み込む。これにより、バーコードの誤読み取りが発生した場合であっても、ユーザーは読み取ったバーコードのコード番号を削除して再度読み取りを行い、または手入力によりコード番号を入力することにより、バーコードの誤読み取りに対する対応を携帯情報端末において容易にすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るカメラ付携帯情報端末、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラム、およびカメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムが記録された記録媒体について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るカメラ付携帯情報端末を含むピッキングシステムを示すブロック図である。ピッキングとは、注文や出荷指示等の要求に対して、対象となる品物を在庫から選び出すことをいう。
図1に示すように、ピッキングシステム1は、カメラ付携帯情報端末(以下、単に「携帯情報端末」と称する)10、サーバー20、および情報処理装置30を有する。
携帯情報端末10と、サーバー20と、情報処理装置30とはネットワーク40を介して相互に通信可能に接続される。携帯情報端末10は、3GやWi−Fi(Wireless−Fidelity)通信等により無線ルーターや基地局と接続されるとともに、無線ルーターや基地局を介して、イーサネット(登録商標)等の規格によるLAN(Local Area Network)、あるいは、LAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等に接続されることでサーバー20と接続される。
サーバー20と情報処理装置30とは、イーサネット(登録商標)等の規格によるLAN、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN等を介して接続されることができる。
携帯情報端末10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末により構成されることができる。サーバーは、例えば、ブレードサーバーやPC(Personal Computer)サーバーにより構成されることができる。情報処理装置30は、例えば、PCやWS(Work Station)により構成されることができる。
図2は、本実施形態に係る携帯情報端末の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、携帯情報端末10は、CPU(Central Processing Unit)100、RAM(Random Access Memory)101、ROM(Read Only Memory)102、操作部103、表示部104、撮像部105、および通信インターフェース部106を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス107を介して相互に接続される。
CPU100は、プログラムに従って上記各部の制御や各種の演算処理を行う。
また、CPU100は、撮像部106により読み込まれたバーコードに基づいて、バーコードに対応するコード番号を認識する。バーコードは、例えば、1次元バーコードまたは2次元バーコードである。
RAM101は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ROM102は、オペレーティングシステムおよびアプリケーションを含む各種プログラムや各種データを格納する。
ROM102には、ピッキングのためのアプリケーションプログラムが記憶される。アプリケーションプログラムを動作させることにより、ピッキングの作業指示(以下、単に「作業指示」と称する)をサーバー20から受信し、作業指示に基づいてピッキングを行い、ピッキングの実績(以下、単に「実績」と称する)をサーバーに送信することが可能となる。
操作部104は、例えば、液晶ディスプレイに実装されたタッチパネルにより構成されることができ、各種の操作、入力を行うために使用される。
表示部105は、例えば液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。
表示部105には、作業指示や、商品に付されたバーコードを読み込むためのバーコード読込画面が表示される。
撮像部106は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラにより構成されることができる。
撮像部106は、商品に付されたバーコードを読み込む。
通信インターフェース107は、外部機器と通信するためのインターフェースであり、3G通信、BLUETOOTH(登録商標)、WiFiを利用することができる。
携帯情報端末10は、通信インターフェース107を介してサーバー20と接続され、サーバー20と相互にデータの送受信を行う。
上記構成を有することにより、携帯情報端末10は、サーバー20から作業指示を受信して表示部105に表示する。これにより、ユーザーは、紙による作業指示書を用いることなく、表示された作業指示に基づいて商品に付されたバーコードを読み込ませることができる。
また、携帯情報端末10は、バーコードを読み込み、バーコードに対応するコード番号を認識して表示部105にユーザーにより変更可能に表示する。これにより、ユーザーは、表示部105に表示されたコード番号が、バーコードに付記されたコード番号と異なる等により誤読み取りが発生したと判断した場合は、操作部104において誤読み取りがされたコード番号を削除して正しいコード番号を手入力するか、再度バーコードを読み込ませるという対応をとることができる。
また、携帯情報端末10は、実績をサーバー20に送信することにより、サーバー20のデータベースに実績を追加する。これにより、ユーザーは情報処理装置30から実績を確認することができる。
図3は、サーバーの構成を示すブロック図である。
サーバー20を構成する各要素は、撮像部、操作部、および表示部を有しないことを除き携帯情報端末10と同様である。サーバー20は、CPU200、RAM201、ROM202、HDD(Hard Disk Drive)203、および通信インターフェース部204を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス205を介して相互に接続される。ここで、サーバー10を構成する各要素の機能は携帯情報端末10と同様であるため、重複する説明を省略する。
サーバー20は、高いデータ処理能力と、高い信頼性を有することが望ましい。従って、例えば、サーバー20を構成するCPU200は、マルチコアプロセッサCPUで構成されることにより演算並列処理能力が拡大されることができる。また、CPU200のキャッシュメモリの容量を、キャッシュDRAMを用いることにより拡大し、処理性能を向上させることができる。
HDD203には、オペレーティングシステムおよびアプリケーションを含む各種プログラムや各種データが格納される。また、HDD203は、データの保存領域を拡張し、冗長性を向上させるためにRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)により構成されることができる。
サーバー20においてはデータベースが構成される。サーバー20は、情報処理装置30から受信した作業指示をデータベースに追加することにより登録する。
また、サーバー20は、携帯情報端末10からの要求に基づいて作業指示を携帯情報端末10に送信するとともに、携帯情報端末10から実績を受信し、受信した実績をデータベースに追加する。
図4は、情報処理装置の構成を示すブロック図である。
情報処理装置30を構成する各要素は、撮像部を有しないことを除き携帯情報端末10やサーバー20と同様であり、CPU300、RAM301、ROM302、HDD303、操作部304、表示部305および通信インターフェース部306を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス307を介して相互に接続される。ここで、情報処理装置30を構成する各要素の機能は携帯情報端末10と同様であるため、重複する説明を省略する。
操作部304は、例えばタッチパネルや、マウスといったポインティングデバイスやキーボードを含み、各種の操作、入力を行うために使用される。
通信インターフェース部306は、外部機器と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)、PCI Express、USB、IEEE1394等の規格によるネットワークインターフェース、BLUETOOTH(登録商標)、IEEE802.11等の無線通信インターフェース、電話回線に接続するための電話回線インターフェース等を利用することができる。
情報処理装置30は、情報処理装置30においてユーザーにより作成された作業指示をサーバー20に送信し、サーバー20のデータベースに作業指示を追加させることにより登録する。
また、情報処理装置30は、サーバー10から実績を受信し、表示部305に表示する。
図5は、ピッキングシステムにおける情報通信の内容を示す説明図である。
図5に示すように、情報処理装置30からサーバー20に対し作業指示の登録が行われる。サーバー20に登録された作業指示は携帯情報端末10に送信され、携帯情報端末10の表示部105に表示される。
携帯情報端末10からサーバー20に対し実績が送信される。サーバー20は、情報処理装置30から検索された作業指示に関する実績を情報処理装置30に送信する。
情報処理装置30、サーバー20、および携帯情報端末10の間で相互に送受信される作業指示および実績のデータは、情報処理装置30、サーバー20、および携帯情報端末10の間で相互に同期をとることにより最新のデータに保たれることが望ましい。これにより、ピッキング作業の作業性を向上させ、工数削減を実現することができる。
図6は、ピッキングシステムにおいて情報処理装置から作業指示および進捗確認をするときのフローチャートを示す図である。本フローチャートは、情報処理装置30に動作させるプログラムにより実施されることができる。
以下、ステップ番号を明示して本フローチャートの各ステップについて説明する。
ユーザーは、ピッキングシステムを利用するために情報処理装置30においてログインを行い(S601)、メニュー画面を表示部305に表示させる(S602)。
メニュー画面は、作業指示、進捗確認、および終了のいずれかを選択するための画面である。
情報処理装置30は、メニュー画面において、ユーザーから作業指示、進捗確認、および終了のいずれかを選択する入力があるまで待機する(S603:NO)。情報処理装置30は、ユーザーから作業指示、進捗確認、および終了のいずれかを選択する入力があったときは(S603:YES)、ユーザーによる入力内容を判断する(S604)。
情報処理装置30は、ユーザーにより入力された内容が作業指示である場合は、表示部305に作業指示作成画面を表示する(S605)。
図7は、作業指示作成画面を示す図である。ユーザーは、作業指示作成画面において作業指示の内容を入力し、入力した作業指示をサーバー20に登録することにより作業指示を行うことができる。作業指示の内容は、例えば、ピッキングをする場所、およびピッキングの対象である商品名と個数である。
図7に示すように、作業指示作成画面において、作業指示の内容として、「検品倉庫」において商品「カラーディスプレー」を「2」個ピッキングすべきことが入力されている。さらに、「検品倉庫」において商品「大画面ディスプレー」を「3」個ピッキングすべきことが入力されている。
ユーザーは、「倉庫」および「Goods」のプルダウンメニューにおいて、ピッキングを行う倉庫および商品を選択するとともに、「数量」の欄にピッキングを行う数量を入力することにより、作業指示を作成することができる。
また、ユーザーは、作成した作業指示を、「登録」ボタンを押すことによりサーバー20に登録することができる。
情報処理装置30は、作業指示作成画面においてユーザーにより「登録」ボタンが押されることにより、ユーザーに入力された作業指示をサーバー20に送信し、登録する(S606)。
情報処理装置30は、ステップS604において、ユーザーにより入力された内容が進捗確認であると判断した場合は、サーバー20から実績を入手し(S607)、表示部305に実績を表示する(S608)。例えば、情報処理装置30は、サーバー20が携帯情報端末10から実績を受信している場合は作業指示ごとに「実績受信済」の表示を行い、作業指示が登録されているが実績を受信していない場合は作業指示ごとに「実績未受信」の表示を行うことにより実績を表示することができる。また、例えば、作業指示が入力されているが作業指示がサーバー20に未送信の場合は「指示未送信」の表示を行うことができる。
情報処理装置30は、ステップS604において、ユーザーにより入力された内容が終了であると判断した場合は、処理を終了する(S607)。
図8は、ピッキングシステムにおいて、携帯情報端末が作業指示の受信、ピッキング作業、および実績送信をするときのフローチャートを示す図である。
本フローチャートは、携帯情報端末10に動作させるアプリケーションプログラムにより実施される。すなわち、本フローチャートは、携帯情報端末10に実装される汎用OSを利用したプログラムにより実施される。
以下、ステップ番号を明示して本フローチャートの各ステップについて説明する。
ユーザーは、ピッキングシステムを利用するために携帯情報端末10においてログインを行い(S801)、イニシャル画面を表示部105に表示させる(S802)。
イニシャル画面は、作業指示受信、ピッキング作業、実績送信および終了のいずれかを選択するための画面である。
携帯情報端末10は、ユーザーからの作業指示の受信、ピッキング作業、実績送信および終了のいずれかを選択する入力があるまで待機する(S803:NO)。携帯情報端末10は、ユーザーから作業指示受信、ピッキング作業、実績送信および終了のいずれかを選択する入力があったときは(S803:YES)、ユーザーによる入力内容を判断する(S804)。
携帯情報端末10は、ユーザーによる入力内容が作業指示の受信であったときは、ステップS805に移行する。
図9は、作業指示の受信のサブルーチンフローチャートを示す図である。
携帯情報端末10は、サーバー20との接続を行い(S901)、サーバー20から作業指示を取得し(S902)、取得した作業指示を内部データベースに格納する(S903)。携帯情報端末10は、内部データベースに格納した作業指示が含まれる作業指示画面を表示する(S904)。
図10は、携帯情報端末に表示される作業指示画面およびバーコード読込画面を示す図である。図10のA及びCは作業指示画面を示しており、図10のBはバーコード読込画面を示している。
図10のAに示すように、本実施形態に係る携帯情報端末10は、作業指示画面において作業指示の内容を表示する。携帯情報端末10の作業指示画面においては、情報処理装置30の作業指示作成画面において入力される作業指示の内容であるピッキングをする場所、およびピッキングの対象である商品名と個数が含まれる。
携帯情報端末10は、ユーザーにより「Request」ボタンが選択されることにより、サーバー20から作業指示を取得することができる。
図10のAに示すように、作業指示画面において、作業指示の内容として、「検品倉庫」において商品「カラーディスプレー」を「2」個ピッキングすべきことが表示される。さらに、「検品倉庫」において商品「大画面ディスプレー」を「3」個ピッキングすべきことが表示される。なお、作業指示画面においてすべての作業指示を同時に表示できない場合は、携帯情報端末10のスクロール機能を利用することで、スクロールによりすべての作業指示を表示させることができる。
作業指示画面においては、例えば、作業指示として商品「カラーディスプレー」を「2」個ピッキングすべきとの指示がある場合は、「カラーディスプレー」の個数に対応した行数の「カラーディスプレー」の欄1001、1002が表示される。すなわち、作業指示画面においては作業指示によりピッキング指示がされた商品の総個数に応じた数の欄1001、1002が表示される。そして、各欄1001、1002には、バーコードの読込みが未だなされていないときは、図10のAに示すように「未読込」の表示がなされ、バーコードの読込みがされたときは、図10のCに示すように、読み込まれたバーコードに対応するコード番号が表示される。図10のCには、コード番号として1111Aが表示されている。
このように、作業指示書の内容を包含する作業指示画面を携帯情報端末10に表示させることにより、紙による作業指示書を用いることなく、ピッキング作業を行うことができる。
ステップS804に戻り、携帯情報端末10は、ユーザーによる入力内容がピッキング作業であったときは、ステップS806に移行する。
図11は、ピッキング作業のサブルーチンフローチャートを示す図である。
携帯情報端末10は、作業指示画面を表示させ(S1101)、バーコード読込画面の表示の要求があるかどうかを判断する(S1102)。ユーザーは、作業指示画面に表示された欄1001、1002のいずれかを選択することにより、ピッキングによりその欄に充当させるべき商品に付されたバーコードを読み込むためのバーコード読込画面の表示を要求することができる。
携帯情報端末10は、バーコード読込画面の表示の要求があるまで待機する(S1102:NO)。
携帯情報端末10は、バーコード読込画面の表示の要求があると判断したときは(S1102:YES)、バーコード読込画面を表示する(S1103)。
図10のBに示すように、バーコード読込画面には、ユーザーにより手入力されるコード番号が表示される「コード」欄と、ユーザーが携帯情報端末10に対しバーコードの読込みを要求するときに選択される「Read」ボタンとが含まれる。
「Read」ボタンが選択されると、ユーザーは、携帯情報端末10の撮像部106からバーコードを読み取らせ、CPU100に読み込んだバーコードに対応するコード番号(以下、「読み取りによるコード番号」と称する)を認識させることによりコード番号を携帯情報端末10に入力することができる。
また、ユーザーは、バーコード読込画面を表示させ、バーコード読込画面の「コード」欄にバーコードに付記されたコード番号を手入力することによっても、コード番号を入力することができる。
また、ユーザーは、撮像部106からバーコードを読み込ませた後に、上述したコード番号の手入力を行うことにより読み取りにより入力されたコード番号を変更することができる。
このように、コード番号の手入力を可能とすることにより、バーコードの誤読み取りや読み取り不能が発生した場合であっても、ユーザーは誤読み取りされたバーコードのコード番号を削除して再度読み取りを行い、または手入力によりコード番号を入力することができる。これにより、ユーザーは、バーコードの誤読み取りや読み取り不能が生じた場合であっても、携帯情報端末において容易に対応することができる。
また、上述したように、図11のフローチャートは、携帯情報端末10に実装される汎用OSを利用したプログラムにより実施される。従って、携帯情報端末10によるピッキング作業においては、コード番号の異なる商品のピッキングにも容易に対応することができる。また、あらゆる桁数のコード番号の商品のピッキングにも容易に対応することができる。
携帯情報端末10は、読み取りによるコード番号、手入力によるコード番号、および作業指示画面へ戻る要求のいずれかの入力があるまで待機する(S1104:NO)。
携帯情報端末10は、読み取りによるコード番号の入力、または手入力によるコード番号の入力があったときは、入力されたコード番号を携帯情報端末10の内部データベースに格納し(S1106)、作業指示画面に入力されたコード番号を表示する(S1107)。
携帯情報端末10は、作業指示画面へ戻る要求の入力があったときは、作業指示画面を表示する(S1107)。
ステップS804に戻り、携帯情報端末10は、ユーザーによる入力内容が実績送信であったときは、ステップS807に移行する。
図12は、実績送信のサブルーチンフローチャートを示す図である。
携帯情報端末10は、サーバー20との接続を行い(S1201)、内部データベースに保存されているコード番号を実績としてサーバー20へ送信する(S1202)。
携帯情報端末10は、作業指示画面の各欄に表示された「未読込」の表示を、実績として送信されたコード番号を表示することにより更新する(S1203)。
ステップS804に戻り、携帯情報端末10は、ユーザーによる入力内容が終了であったときは処理を終了する。
本実施形態に係るカメラ付携帯情報端末、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラム、およびカメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムが記録された記録媒体は以下の効果を奏する。
携帯情報端末のカメラを通じて認識したバーコードに対応するコード番号をユーザーにより変更可能に表示する手順と、表示されたコード番号をユーザーの指示に基づいてサーバーに送信する手順とを実行するアプリケーションを汎用の携帯情報端末に組み込む。これにより、バーコードの誤読み取りが発生した場合であっても、ユーザーは読み取ったバーコードのコード番号を削除して再度読み取りを行い、または手入力によりコード番号を入力することにより、バーコードの誤読み取りに対する対応を携帯情報端末において容易にすることができる。
また、商品についてのピッキング作業の指示を携帯情報端末の表示部に表示させることにより、紙による作業指示書を用いることなく、ピッキング作業を行うことができる。
また、携帯情報端末に実装される汎用OSを利用することにより、携帯情報端末によるピッキング作業において、コード番号の異なる商品のピッキングにも容易に対応することができる。また、あらゆる桁数のコード番号の商品のピッキングにも容易に対応することができる。
本実施形態のステップS1104〜S1107は本発明の手順(a)に、ステップS1104〜S1106は手順(b)に、ステップS807は手順(c)に、ステップS805は手順(d)に、それぞれ相当する。
以上、本発明の実施形態に係るカメラ付携帯情報端末、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラム、およびカメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムが記録された記録媒体について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、バーコードの代わりに文字や数字、画像等コード番号と対応可能なものが使用されてもよい。
また、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるプログラムの一部をハードウェアに置き換えて実施してもよい。
1 ピッキングシステム、
10 カメラ付携帯情報端末、
20 サーバー、
900 情報処理装置。
10 カメラ付携帯情報端末、
20 サーバー、
900 情報処理装置。
Claims (9)
- カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムであって、
前記カメラ付携帯情報端末のカメラを通じて商品に付されたバーコードを読み込むことにより前記バーコードに対応するコード番号を認識し、認識した前記コード番号を表示部に表示する手順(a)と、
前記手順(a)において表示された前記コード番号を、ユーザーにより入力されたデータに基づいて変更する手順(b)と、
前記表示部に表示されている前記コード番号をユーザーに指示に基づいてサーバーに送信する手段(c)と、
を前記カメラ付携帯情報端末に実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記サーバーから受信した、前記商品についての作業指示を前記表示部に表示する手順(d)をさらに前記カメラ付携帯情報端末に実行させ、
前記手順(a)は、前記手順(d)において表示された前記作業指示に基づいて前記バーコードを読み込み、前記作業指示に示された各商品と関連付けて前記バーコードに対応する前記コード番号を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。 - 前記手順(a)において認識される前記コード番号は、互いに桁数が異なるものを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム。
- 前記手順(b)においてユーザーにより入力された前記データは、ユーザーにより手入力された前記コード番号、およびユーザーにより再度カメラを通じて認識させられた前記コード番号の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプログラム。
- 前記手順(d)において前記表示部に表示される前記作業指示は、情報処理装置からの指示に基づいて、前記サーバーにより前記情報処理装置から検索可能に登録されたデータであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のプログラム。
- 前記サーバーは、前記手順(a)において前記作業指示と関連付けられ前記(c)において送信された前記コード番号を、前記作業指示と関連付けて前記情報処理装置から検索可能に登録することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
- 前記サーバーから受信する前記作業指示にはピッキングすべき商品と前記ピッキングすべき商品の数量とが含まれることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のプログラム。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載のプログラムが組み込まれたカメラ付携帯情報端末。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012151643A JP2014016660A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | カメラ付携帯情報端末、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラム、およびカメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムが記録された記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012151643A JP2014016660A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | カメラ付携帯情報端末、カメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラム、およびカメラ付携帯情報端末に組み込まれるためのプログラムが記録された記録媒体 |
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JP5872652B1 (ja) * | 2014-09-08 | 2016-03-01 | 株式会社Ihiエスキューブ | 機器状態確認システム |
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2012
- 2012-07-05 JP JP2012151643A patent/JP2014016660A/ja active Pending
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JP2016128351A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | サトーホールディングス株式会社 | ピッキング作業支援システム、ピッキング作業支援方法、及びピッキング作業支援プログラム |
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