JP2014013680A - Joint terminal - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ジョイント端子に係り、特に、板材を加工することで製造され電線の一端に設置されて使用されるものに関する。 The present invention relates to a joint terminal, and more particularly, to a joint terminal that is manufactured by processing a plate material and is used by being installed at one end of an electric wire.
従来、複数本の電線の端部のそれぞれにジョイント端子を設置し、これらのジョイント端子同士をお互いに接続することで、各電線同士の導通を確保するものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。 Conventionally, it is known that a joint terminal is installed at each of the ends of a plurality of electric wires, and these joint terminals are connected to each other to ensure conduction between the electric wires (for example, Patent Documents). 1).
上記従来のジョイント端子は、矩形な筒状の本体部と、オス接点部(舌片状係合片)とメス接点部(付勢部、係止片)とを備えて構成されている。オス接点部は、本体部から突出しており、メス接点部は本体部内に存在している。 The conventional joint terminal includes a rectangular cylindrical main body portion, a male contact portion (tongue piece-like engagement piece), and a female contact portion (biasing portion, locking piece). The male contact portion protrudes from the main body portion, and the female contact portion exists in the main body portion.
そして、1つのジョイント端子のオス接点部を、他の1つのジョイント端子の本体部内のメス接点部に係合し、各ジョイント端子同士を一体化して導通させている。 And the male contact part of one joint terminal is engaged with the female contact part in the main-body part of another one joint terminal, and each joint terminal is integrated and is made into conduction.
また、従来、図9や図10で示すように、矩形な筒状に形成されている本体部301と、本体部301の側壁部から横方向に突出している板状のオス接点部303と、本体部301の内部に設けられているメス接点部305とを備えて構成されたジョイント端子307が提案されている。
Conventionally, as shown in FIG. 9 and FIG. 10, a
ジョイント端子307は、ジョイント端子収容ハウジング309に対して移動することで、ジョイント端子収容ハウジング309の収容穴への収容や収容穴からの取り出しがなされるようになっている。
The
ジョイント端子収容ハウジング309には、複数のジョイント端子307が同時に設置(収容)されるようになっている。ジョイント端子収容ハウジング309に設置された各ジョイント端子307は、横方向に所定の間隔をあけてならんでいる。そして、1つのジョイント端子307のメス接点部305に、上記1つのジョイント端子307の隣に位置している他の1つのジョイント端子307のオス接点部303が入り込んでメス接点部305に係合し、お互いに隣接しているジョイント端子307同士が導通するようになっている。
A plurality of
ところで、図10等で示すジョイント端子307の本体部301には、スリット311が設けられている。スリット311は、ジョイント端子収容ハウジング309に設置されている1つのジョイント端子(1つ目のジョイント端子)307の隣に他の1つのジョイント端子(2つ目のジョイント端子)307を設置するために必要なものである。
Incidentally, a
1つ目のジョイント端子307の隣に2つ目のジョイント端子307を設置するとき、2つ目のジョイント端子307のオス接点部303が1つ目のジョイント端子307のスリット311を通りぬけ、1つ目のジョイント端子307のメス接点部305に係合するようになっているからである。
When the
しかし、ジョイント端子307では、スリット311が設けられていることで、図10や図11に示すように、本体部301の1つの側壁部313が2つの部位313A,313Bに分割されており、本体部301の外周がつながっていない。そして、ジョイント端子307の強度が低下しているという問題がある。
However, since the
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、スリットが設けられているにもかかわらず、強度の低下が少ない(強度の低下がほとんど発生しない)ジョイント端子を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a joint terminal in which a decrease in strength is small (a decrease in strength hardly occurs) even though a slit is provided. To do.
請求項1に記載の発明は、板状の金属の素材を所定形状に形成し、この所定形状に形成された素材に曲げ加工を施すことで製造されるジョイント端子において、少なくとも4つの側壁部と、これらの側壁部のうちの1つ目の側壁部である第1の側壁部につながっている前壁部と、この前壁部とは反対側で前記第1の側壁部につながっている後壁部とで囲まれて箱状に形成された本体部と、前記前壁部の中間部から前記第1の側壁部を通って前記後壁部の中間部まで延びて、前記本体部に形成されているスリットと、前記各側壁部のうちの2つ目の側壁部であって前記第1の側壁部と対向している第2の側壁部から突出しているオス接点部と、前記本体部の内部に設けられているメス接点部とを有するジョイント端子である。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のジョイント端子において、前記第1の側壁部と前記第2の側壁部とは、前記各側壁部のうちの3つ目の側壁部である第3の側壁部を介してつながっており、前記各側壁部のうちの4つ目の側壁部であって前記第3の側壁部と対向している第4の側壁部は、前記第1の側壁部につながっている第1の側壁構成部と、前記第2の側壁部につながっている第2の側壁構成部とがお互いに重なって形成されているジョイント端子である。 According to a second aspect of the present invention, in the joint terminal according to the first aspect, the first side wall and the second side wall are the third side wall of the side walls. The fourth side wall portion that is connected via the third side wall portion and is the fourth side wall portion of the side wall portions and that faces the third side wall portion is the first side wall portion. It is a joint terminal in which a first side wall constituent part connected to the side wall part and a second side wall constituent part connected to the second side wall part overlap each other.
本発明によれば、スリットが設けられているにもかかわらず、強度の低下が少ない(強度の低下がほとんど発生しない)ジョイント端子を提供することができるという効果を奏する。 According to the present invention, there is an effect that it is possible to provide a joint terminal in which a decrease in strength is small (a decrease in strength hardly occurs) even though the slit is provided.
本発明の実施形態に係るジョイント端子(コネクタ端子)1は、電線の端部に設置されて使用されるものである。そして、複数本の電線(図示せず)のそれぞれに設置された各ジョイント端子1を、従来のものと同様に、複数の収容穴3が設けられているジョイント端子収容ハウジング(ハウジング)5に収容することで(各ジョイント端子1のそれぞれを各収容穴3のそれぞれに挿入して収容することで)、ジョイント端子1を介して上記電線同士が接続(導通)するようになっている(図8、図9参照)。
A joint terminal (connector terminal) 1 according to an embodiment of the present invention is used by being installed at an end of an electric wire. And each
また、ジョイント端子1は、一定の厚さの板状の(たとえば平板状の)金属の素材を所定形状に形成し(図7参照)、この所定形状に形成された1枚の素材2に適宜の曲げ加工を施すことで製造されるものである。なお、図7で示す形成後の素材2は、平板状になっており、厚さ方向から見たときに所定形状になっている。
In addition, the
ここで、説明の便宜のために、ジョイント端子1の長手方向を前後方向(ジョイント端子1のハウジング5への抜き差し方向)とし、長手方向に対して直交する一方向を横方向とし、前後方向と横方向とに対して直交する方向を縦方向とする。
Here, for convenience of explanation, the longitudinal direction of the
ジョイント端子1の外形形状は、図1、図3〜図6等で示すように、概ね四角柱状になっている。ジョイント端子1は、ハウジング5の四角柱状の収容穴3に収容されることで、ハウジング5に一体的に設置されるようになっている。
The outer shape of the
図9等で示すように、ジョイント端子1の長手方向の前側にハウジング(ジョイント端子1から離れ所定の適切な位置で所定の適切な姿勢を保っているハウジング)5が存在している状態から、ジョイント端子1を前方向に移動することで、ジョイント端子1がハウジング5の収容穴(横方向に並んでいる収容穴)に収容されハウジング5に一体的に設置されるようになっている。図9は、従来のジョイント端子307を示してあるが、ジョイント端子1のハウジング5への設置は、従来と同様にしてなされるのである。
As shown in FIG. 9 and the like, from the state in which a housing 5 (a housing that is separated from the
1つのハウジング5には、複数のジョイント端子1が、横方向に並べられて同時に設置されるようになっている。これらの設置された各ジョイント端子1は、お互いに隣接しているもの同士が接触して導通している。
In one
ジョイント端子1は、本体部7とオス接点部(オス端子部)9とメス接点部(メス端子部)11とスリット(サイドスリット)13と電線接続部19とランス係合部21とを備えて構成されている。
The
本体部7は、4つの側壁部(少なくとも4つの側壁部)23A,23B,23C,23Dと、前壁部15と、後壁部17とを備えて構成されている。少なくとも4つの側壁部と記載した理由は、本体部7の外形形状が、正六角柱状等の他の形状になっている場合も想定されるからである。また、本体部7の外形形状が、正三角柱状になっている場合も想定される。
The
前壁部15は、各側壁部23A,23B,23C,23Dのうちの1つ目の側壁部である第1の側壁部23Aにつながって、第1の側壁部23Aから突出している(図2、図7等参照)。
The
後壁部17は、前壁部15が突出している部位とは反対側で第1の側壁部23Aにつながって第1の側壁部23Aから突出している。
The
本体部7は、4つの側壁部23A,23B,23C,23Dと前壁部15と後壁部17とで囲まれて箱状に形成されている(外形形状が概ね四角柱状になっている)。
The
さらに説明すると、第1の側壁部23Aは、本体部7における横方向の一方の側(一端側)に位置している。第2の側壁部23Bは、第1の側壁部23Aと対向しており、本体部7における横方向の他方の側(他端側)に位置している。第3の側壁部23Cは、本体部7における縦方向の一方の側(一端側)に位置している。第4の側壁部23Dは、第3の側壁部23Cと対向しており、本体部7における縦方向の他方の側(他端側)に位置している。
More specifically, the first side wall portion 23 </ b> A is located on one side (one end side) of the
オス接点部9は、板状に形成されており、第2の側壁部23Bから横方向の他方の側に突出している。また、オス接点部9は、たとえば平板状に形成されており、厚さ方向が縦方向になっており、縦方向では、本体部7の中間に位置しており、前後方向では、本体部7の中間に位置している。
The
メス接点部11は、本体部7の内部に設けられている。メス接点部11は、図7、図8で示すように、当接部(図示せず)とバネ部27とを備えて構成されている。当接部は、本体部7における第4の側壁部23Dから内側に突出して形成されている。バネ部27は、本体部7における第3の側壁部23Cから内側に突出して形成されている。当接部は、縦方向の他方の側に位置しており、バネ部27は、縦方向の一方の側に位置している。
The
そして、1つのハウジング5に複数のジョイント端子1を横方向に並べて同時に設置すると、お互いが隣接しているジョイント端子1において、一方のジョイント端子1のオス接点部9が他方のジョイント端子1のメス接点部11に係合し、お互いが隣接しているジョイント端子1同士が導通するようになっている。
When a plurality of
なお、オス接点部9は、収容穴3の間の壁部(図示せず)に形成されている切り欠き(図示せず)を通過して、隣の収容穴3内に入り込み、さらに、隣の収容穴3に収容されているジョイント端子1の本体部7内にスリット13を通過して入り、メス接点部11に係合するようになっている。
The
さらに説明すると、一方のジョイント端子1のオス接点部9が、他方のジョイント端子1のメス接点部11の当接部と板状のバネ部27とでバネ部27による付勢力をもって縦方向で挟まれることで、一方のジョイント端子1のオス接点部9が他方のジョイント端子1のメス接点部11に確実に係合するようになっている。
More specifically, the
なお、1つのハウジング5に複数のジョイント端子1を横方向に並べて同時に設置したときに、横方向の他端に存在している1つのジョイント端子1のオス接点部9は、隣にジョイント端子1が存在していないので、メス接点部11に係合していない。
When a plurality of
また、1つのハウジング5に複数のジョイント端子1を横方向に並べて同時に設置したときに、横方向の一端に存在している1つのジョイント端子1のメス接点部11は、隣にジョイント端子1が存在していないので、オス接点部9に係合していない。
Further, when a plurality of
前壁部15は、図1等で示すように、筒状の各側壁部23A〜23Dの前側の開口部でこの開口部を塞ぐように設けられている。後壁部17は、図3〜図6等で示すように、筒状の各側壁部23A〜23D7の後側の開口部でこの開口部を塞ぐように設けられている。
As shown in FIG. 1 and the like, the
電線接続部19は、図3等で示すように、本体部7の後側で本体部7から後側に突出している。電線接続部19は、被覆が除去されて剥き出しになった導線(電線の導線)を保持する導線保持部29と、電線の被覆の部分を保持する被覆保持部31とを備えて構成されている。導線保持部29と被覆保持部31とは、これらがカシメられることで、電線を保持するようになっている(ジョイント端子1が電線の端部に一体的に設置されるようになっている)。
As shown in FIG. 3 and the like, the
ランス係合部21は、筒状の本体部7の後側で本体部7から後側に突出しており、ジョイント端子1がハウジング5に設置されたときにハウジング5のランス33(図8参照)が係合する部位が角張っている(図8等で示すようにエッジ47になっている;曲げRや面取りがなされていない形態になっている)。
The
なお、ジョイント端子1では、前後方向において、前から後に向かい、本体部7、ランス係合部21、導線保持部29、被覆保持部31がこの順にならんでいる。
In the
ジョイント端子1は、上述したように、ハウジング5に形成されている収容穴3に入り込んでハウジング5に一体的に設置されるようになっている。すなわち、収容穴3内には、図8で示すようにランス33が設けられており、ランス33にランス係合部21が係合することで、ハウジング5に設置されたジョイント端子1が、ハウジング5の収容穴3から抜け出ないようになっている。
As described above, the
さらに説明すると、図8、図9で示すように、収容穴3の壁部(収容穴3よりも縦方向他端部側に存在している肉部)37には、貫通孔39が形成されており、ランス33は、貫通孔39のところに形成されている。ランス33の基端(後端)は、貫通孔39の壁(後側の壁)につながっており、ランス33は、貫通孔39の壁から前側に片持ち梁の態様で突出している。
More specifically, as shown in FIGS. 8 and 9, a through
図8で示すように、ランス33の内側の部位(収容穴3側の部位;縦方向一端側の部位)には傾斜面41が形成されている。また、ランス33の先端(前端)は平面43になっている。さらに、ランス33の前側の部位の一部は、常態(ランス33に何ら外力が加わっていない状態)では四角柱状の収容穴3内に突出している。
As shown in FIG. 8, an
そして、ハウジング5の収容穴3にジョイント端子1を設置する途中の状態では、ランス33の傾斜面41にジョイント端子1の先端が当接することで、ランス33が図8に矢印で示すように弾性変形するようになっている。
In the middle of installing the
ハウジング5の収容穴3にジョイント端子1を設置し終えたときには、ランス33が図8で示すように復元し、ランス33先端の平面43がランス係合部21に当接し、ジョイント端子1が、ハウジング5の収容穴3から抜け出ないようになっている。
When the
なお、ジョイント端子1の前端は、収容穴3の底の当接部45に当接している。これにより、ランス33と当接部45とで、ジョイント端子1が挟み込まれており、ハウジング5の収容穴3に設置されたジョイント端子1が、ハウジング5に対して前後方向で移動しないようになっている。
The front end of the
また、ジョイント端子1の本体部7の縦横寸法が、収容穴3の縦横寸法よりも僅かに小さくなっていることで、ハウジング5の収容穴3に設置されたジョイント端子1が、ハウジング5に対して縦横方向で移動しないようになっている。
In addition, since the vertical and horizontal dimensions of the
スリット13は、前壁部15の中間部から第1の側壁部23Aを通って後壁部17の中間部まで延びて、本体部7に形成されている。メス接点部11は、スリット13を通して本体部7の外部から覗けるようになっている。
The
また、図1、図2、図7等で示すように、第1の側壁部23Aと第2の側壁部23Bとは、各側壁部23A〜23Dのうちの3つ目の側壁部である第3の側壁部(縦方向の一方の側に存在している側壁部)23Cを介してつながっている。
As shown in FIGS. 1, 2, 7, and the like, the first
各側壁部23A〜23Dのうちの4つ目の側壁部であって第3の側壁部23Cと対向している第4の側壁部(縦方向の他方の側に存在している側壁部)23Dは、第1の側壁構成部51と第2の側壁構成部53とがお互いに重なって形成されている。
4th side wall part (side wall part which exists in the other side of the vertical direction) 23D which is the 4th side wall part among each
第1の側壁構成部51は、第1の側壁部23Aにつながって第1の側壁部23Aから突出している。第2の側壁構成部53は、第2の側壁部23Bにつながって第2の側壁部23Bから突出している。
The first side
さらに詳しく説明すると、図1、図2等で示すように、第1の側壁部23Aは、長方形状に形成されており、平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、長方形の長手方向が前後方向になり、幅方向が縦方向になる。
More specifically, as shown in FIG. 1, FIG. 2, etc., the first
第3の側壁部23Cも、第1の側壁部23Aと同様な長方形状に形成されている。平板状の素材2の状態では、第1の側壁部23Aの幅方向の一方の辺(長い辺)の全長と第3の側壁部23Cの幅方向の一方の辺(長い辺)の全長とがお互いに接している(共通になっている)。平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、第3の側壁部23Cの長方形の長手方向が前後方向になり、幅方向が横方向になる。
The third
第2の側壁部23Bも、第1の側壁部23Aと同様な長方形状に形成されている。平板状の素材2の状態では、第3の側壁部23Cの幅方向の他方の辺(長い辺)の全長と第2の側壁部23Bの幅方向の一方の辺(長い辺)の全長とがお互いに接している(共通になっている)。平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、第2の側壁部23Bの長方形の長手方向が前後方向になり、幅方向が縦方向になる。
The second
第4の側壁部23Dの第1の側壁構成部51も、第1の側壁部23Aと同様な長方形状に形成されている。平板状の素材2の状態では、第1の側壁構成部51の幅方向の一方の辺(長い辺)の全長と第1の側壁部23Aの幅方向の他方の辺(長い辺)の全長とがお互いに接している(共通になっている)。平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、第1の側壁構成部51の長方形の長手方向が前後方向になり、幅方向が横方向になる。
The first side
第4の側壁部23Dの第2の側壁構成部53も、第1の側壁部23Aと同様な長方形状に形成されている。平板状の素材2の状態では、第2の側壁構成部53の幅方向の一方の辺(長い辺)の全長と第2の側壁部23Bの幅方向の他方の辺(長い辺)の全長とがお互いに接している(共通になっている)。平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、第2の側壁構成部53の長方形の長手方向が前後方向になり、幅方向が横方向になり、さらに、第2の側壁構成部53は、第1の側壁構成部51の内側で第1の側壁構成部51に重なっている。なお、逆に、第1の側壁構成部51が、第2の側壁構成部53の内側で第2の側壁構成部53に重なっている形態であってもよい。
The second side
また、すでに理解されるように、平板状の素材2の状態では、図2から理解されるように、第1の側壁部23Aと第2の側壁部23Bと第3の側壁部23Cと第1の側壁構成部51と第2の側壁構成部53とで矩形な平板状になっている。
Further, as already understood, in the state of the
また、平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったとき、第1の側壁構成部51と第2の側壁構成部53とがこれらの厚さ方向でお互いに重なっているので、第1の側壁構成部51と第2の側壁構成部53とで形成される第4の側壁部23Dは、この厚さが平板状の素材2の厚さの2倍になっている。
Further, when the flat plate-
なお、第1の側壁構成部51と第2の側壁構成部53とは、隙間がほぼ無い状態で重なっているのであるが、僅かな間隙を隔てて、第1の側壁構成部51と第2の側壁構成部53とが重なっていてもよい。
The first side
前壁部15は、各側壁部23A〜23Dの幅寸法と同程度の長さの4辺を備えた矩形状に形成されている。平板状の素材2の状態では、第1の側壁部23Aの長手方向の一方の辺(短い辺)の全長と前壁部15の1辺(第1の辺)の全長とがお互いに接している(共通になっている)。
The
平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、図1等で示すように、前壁部15の厚さ方向が前後方向になり、前壁部15の第1の辺と対向している第2の辺(前壁部15の第2の辺)55が、第2の側壁部23Aの長手方向の一方の辺(短い辺)の近傍で第2の側壁部23Bの長手方向の一方の辺(短い辺)と平行に延伸している。なお、第2の辺55が、第2の側壁部23Bの長手方向の一方の辺(短い辺)に接していてもよい。
When the flat plate-
また、平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、前壁部15の第1の辺と第2の辺55とに隣接している第3の辺(前壁部の第3の辺)57が、第3の側壁部23Cの長手方向の一方の辺(短い辺)の近傍で第3の側壁部23Cの長手方向の一方の辺(短い辺;図5に示すバネ部27の基端)と平行に延伸している。なお、第3の辺57が、第3の側壁部23Cの長手方向の一方の辺(短い辺)に接していてもよい。
Further, when the flat plate-
また、平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、前壁部15の第3の辺57と対向している第4の辺(前壁部15の第4の辺)59が、第4の側壁部23Dの各側壁構成部51,53の長手方向の一方の辺(短い辺)の近傍で第4の側壁部23Dの長手方向の一方の辺(短い辺)と平行に延伸している。なお、第4の辺59が、第4の側壁部23Dの各側壁構成部51,53の長手方向の一方の辺に接していてもよい。
Further, when the flat plate-
後壁部17は、前壁部15と同様な矩形状に形成されている。平板状の素材2の状態では、第1の側壁部23Aの長手方向の他方の辺(短い辺)の全長と後壁部17の1辺(第1の辺)の全長とがお互いに接している(共通になっている)。
The
平板状の素材2が適宜の曲げ加工によってジョイント端子1になったときには、前壁部15の場合と同様にして、後壁部17の各辺(第2の辺〜第4の辺)が、各側壁構成部(23B〜23D)の長手方向の他方の辺の近傍に位置するか接するようになっている。
When the flat plate-
スリット13は、細長い矩形状(幅の値が素材2の厚さの値よりも僅かに大きい細長い矩形状)に形成されており、平板状の素材2の状態では、長手方向が第1の側壁部23Aの長手方向と一致し、幅方向が第1の側壁部23Aの幅方向と一致するようにして、第1の側壁部23Aと前壁部15と後壁部17とにわたって設けられている。また、スリットは、第1の側壁部23Aと前壁部15と後壁部17とをこの厚さ方向で貫通している(図2等参照)。
The
さらに、スリット13は、この幅方向では、第1の側壁部23Aの中間部に位置しており、その長手方向では、一端が前壁部15の中間部に位置しており、他端が後壁部17の中間部に位置している。
Further, the
ジョイント端子1を前後方向から見ると、スリット13は、縦方向では、ジョイント端子1の中間部(オス接点部9と同じ位置)に位置しており、横方向では、一端から中間部にわたって形成されている。さらに、スリット13は、前後方向で本体部7を貫通している。
When the
ジョイント端子1によれば、スリット13が前壁部15の中間部から第1の側壁部23Aを通って後壁部17の中間部まで延びて本体部7に形成されているので、スリット13が設けられているにもかかわらず本体部7がスリット13で分断されることなく、第1の側壁部23Aが前壁部15と後壁部17との部位(スリット13が形成されていない部位)を介してつながっている。
According to the
したがって、スリット13が設けられているにもかかわらず、ジョイント端子1(特に本体部7)での強度の低下がほぼ無くなっている。たとえば、縦方向や横方向でジョイント端子1を圧縮する力が本体部7に加わっても、ジョイント端子1が従来のものよりもつぶれ難くなっている。また、スリット13を開くような力がジョイント端子1に加わっても、ジョイント端子1のスリット13が従来のものよりも開き難くなっている(スリット13の幅が広がらないようになっている)。
Therefore, although the
また、ジョイント端子1によれば、第4の側壁部23Dが、第1の側壁構成部51と第2の側壁構成部53とがお互いに重なることで形成されているので、第4の側壁部23Dは2重構造になっており、ジョイント端子1の強度が一層高くなっている。
Moreover, according to the
1 ジョイント端子
2 素材
7 本体部
9 オス接点部
11 メス接点部
13 スリット
15 前壁部
17 後壁部
23A 第1の側壁部
23B 第2の側壁部
23C 第3の側壁部
23D 第4の側壁部
51 第1の側壁構成部
53 第2の側壁構成部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
少なくとも4つの側壁部と、これらの側壁部のうちの1つ目の側壁部である第1の側壁部につながっている前壁部と、この前壁部とは反対側で前記第1の側壁部につながっている後壁部とで囲まれて箱状に形成された本体部と、
前記前壁部の中間部から前記第1の側壁部を通って前記後壁部の中間部まで延びて、前記本体部に形成されているスリットと、
前記各側壁部のうちの2つ目の側壁部であって前記第1の側壁部と対向している第2の側壁部から突出しているオス接点部と、
前記本体部の内部に設けられているメス接点部と、
を有することを特徴とするジョイント端子。 In a joint terminal manufactured by forming a plate-shaped metal material into a predetermined shape and bending the material formed in this predetermined shape,
At least four side walls, a front wall connected to the first side wall which is the first of the side walls, and the first side wall opposite to the front wall A body part formed in a box shape surrounded by a rear wall part connected to the part,
A slit formed in the main body portion, extending from the middle portion of the front wall portion to the middle portion of the rear wall portion through the first side wall portion;
A male contact portion protruding from a second side wall portion that is the second side wall portion of each of the side wall portions and faces the first side wall portion;
A female contact provided inside the main body,
A joint terminal characterized by comprising:
前記第1の側壁部と前記第2の側壁部とは、前記各側壁部のうちの3つ目の側壁部である第3の側壁部を介してつながっており、
前記各側壁部のうちの4つ目の側壁部であって前記第3の側壁部と対向している第4の側壁部は、前記第1の側壁部につながっている第1の側壁構成部と、前記第2の側壁部につながっている第2の側壁構成部とがお互いに重なって形成されていることを特徴とするジョイント端子。 The joint terminal according to claim 1,
The first side wall and the second side wall are connected via a third side wall which is a third side wall of the side walls,
A fourth side wall portion that is the fourth side wall portion of each of the side wall portions and faces the third side wall portion is a first side wall configuration portion that is connected to the first side wall portion. And a second side wall constituent part connected to the second side wall part, which are formed to overlap each other.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012150269A JP2014013680A (en) | 2012-07-04 | 2012-07-04 | Joint terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012150269A JP2014013680A (en) | 2012-07-04 | 2012-07-04 | Joint terminal |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014013680A true JP2014013680A (en) | 2014-01-23 |
Family
ID=50109250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012150269A Abandoned JP2014013680A (en) | 2012-07-04 | 2012-07-04 | Joint terminal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014013680A (en) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6168487U (en) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | ||
JPH08293367A (en) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | Mutual connecting terminal |
-
2012
- 2012-07-04 JP JP2012150269A patent/JP2014013680A/en not_active Abandoned
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6168487U (en) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | ||
JPH08293367A (en) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | Mutual connecting terminal |
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