JP2014012248A - フィルタ除塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃除去ローラの磨耗を低減してその寿命を長くできると共に、コストを削減できるフィルタ除塵装置を提供する。
【解決手段】平板状のフィルタと、フィルタが設けられるフレームと、フレームの移動方向の上端部に沿って形成されたスリット状溝と、スリット状溝に沿って一端部が往復動自在に嵌合し、他端部が上端部と対向して所定間隔で設けられた回転機の回転軸に取り付けられたリンクと、フィルタ表面に周面を当接して回転自在に設けられた塵埃除去ローラと、塵埃除去ローラの周面に刷毛部を当接して回転自在に設けられたブラシローラと、刷毛部の刷毛を噛み込む櫛刃状溝を形成した除塵体とを具備してなり、回転機の駆動により、リンクをスリット状溝に沿って移動し、フィルタを所定方向に往復動させると共に、フィルタ表面の塵埃を塵埃除去ローラの周面に吸着させ、ブラシローラ及び除塵体により除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動力伝達機構を有してフィルタの除塵を行うフィルタ除塵装置に関するものである。
医療機器等の機器内部には種々の装置が組み込まれており、これらの装置にきれいな空気を供給することにより、医療機器の高い性能を発揮させるようにしている。すなわち空気と一緒に塵埃が流入するのを防止するために、医療機器等の背面部等にフィルタを設けて塵埃を除去している。
しかしフィルタに塵埃が溜って目詰まりすると、空気供給量が著しく低下し、医療機器等の性能も低下する。そこで、定期的に所定期間に亘ってフィルタの除塵清掃を行っている。このような定期的なフィルタの除塵清掃を、人手により行う手間を省く目的から、従来、自動的に除塵清掃を行う装置が提案されている。
従来の自動除塵装置では、フィルタを上下或いは左右に移動させて、フィルタに付着した塵埃を回転ローラに吸着させる。そして、吸着した塵埃を回転ローラの周面に当接した金属刃から成る除塵体によって剥離除去し、これを集塵箱に溜めて塵埃の除去を行っている。例えば特許文献1は、歯車等により構成された動力伝達機構を介して1個のモ−タによってフィルタの移動と回転ローラの駆動を行うようにしたフィルタ清掃機構が記載されている。
特開2010−51948号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたようなフィルタ清掃機構は、回転ローラに吸着した塵埃に金属刃を押し当てて塵埃を剥ぎ取っているため、モ−タの動力として大きなトルクが必要となって厚型で高重量の高価なものになる。また金属刃から大きな力を受けるため回転ローラが磨耗し易く、その寿命が短くなる課題があった。
回転ローラの表面の塵埃は、金属刃の間をすり抜けて回転ローラ表面に残ったり、波形の金属刃に絡まるため、回転ローラの周面や金属刃に付着した塵埃を人手により定期的に除去するメンテナンスが必要となる課題があった。
また、フィルタと回転ローラにモ−タの動力を伝達する機構を、複数の歯車を横並びに構成しているため、モ−タを除塵装置の外側に配置しなければならず、装置全体が大きくなる課題があった。
さらに、フィルタの上下或いは左右の移動に際して、移動方向に応じてモータの回転方向を切り替える必要があった。このため、フィルタの移動方向の切り替え位置を検知するためのセンサが上下或いは左右に少なくとも2つ必要であった。またモータは回転方向を指定できるものでなければならず、さらに、モ−タの回転方向を制御する制御機構も必要とした。その結果、構成部品が多くなり、使用するモータは回転方向を制御可能な高価なものとなり、除塵装置のコストが高くなる課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、小さなトルクの回転機を動力とするため塵埃除去ローラの磨耗を低減してその寿命を長くでき、塵埃除去ローラおよびこれに当接するブラシローラに塵埃が残りにくく人手によるメンテナンスが不要であり、かつ小型・薄型・軽量で、部品点数を削減すると共に安価な回転機を使用して、コストを削減できるフィルタ除塵装置を提供することを目的とする。
上述した従来の課題を解決するために、本発明のフィルタ除塵装置は、塵埃を除去する平板状の塵埃除去フィルタと、塵埃除去フィルタが着脱自在に設けられるフィルタ保持フレームと、フィルタ保持フレームの移動方向の上端部に沿って形成されたスリット状溝と、スリット状溝に沿って、一端部が往復動自在に嵌合し、かつ、他端部が上端部と対向して所定間隔で設けられた回転機の回転軸に取り付けられたリンク部材と、塵埃除去フィルタの表面に周面を当接するようにして回転自在に設けられた塵埃除去ローラと、塵埃除去ローラの周面に刷毛部を当接するようにして回転自在に設けられたブラシローラと、刷毛部の刷毛を噛み込む櫛刃状溝を形成した除塵体とを具備してなり、回転機の駆動により、リンク部材をスリット状溝に沿って移動し、塵埃除去フィルタを所定方向に往復動させると共に、塵埃除去フィルタに付着した塵埃を塵埃除去ローラの周面に吸着させ、かつ、ブラシローラおよび除塵体により除去するものである。
また、本発明のフィルタ除塵装置は、塵埃を除去する平板状の塵埃除去フィルタと、塵埃除去フィルタの移動方向の上端部に沿って形成されたスリット状溝と、スリット状溝に沿って、一端部が往復動自在に嵌合し、かつ、他端部が上端部と対向して所定間隔で設けられた回転機の回転軸に取り付けられたリンク部材と、塵埃除去フィルタの表面に周面を当接するようにして回転自在に設けられた塵埃除去ローラと、塵埃除去ローラの周面に刷毛部を当接するようにして回転自在に設けられたブラシローラと、刷毛部の刷毛を噛み込む櫛刃状溝を形成した除塵体と、を具備してなり、回転機の駆動により、リンク部材をスリット状溝に沿って移動し、塵埃除去フィルタを所定方向に往復動させると共に、塵埃除去フィルタに付着した塵埃を塵埃除去ローラの周面に吸着させ、かつ、ブラシローラおよび除塵体により除去するものである。
本発明によれば、回転機を小さなトルクで駆動して、塵埃除去ロ−ラの磨耗を低減してその寿命を長くでき、塵埃除去ローラおよびブラシローラに塵埃が残りにくいので人手によるメンテナンスを不要にしたり、メンテナンスの頻度を少なくすることができる。
また、回転機を薄型・軽量にして装置内に配置することにより装置全体を小型にすることができる。また、回転方向が可変で安価な回転機を使用すると共に、回転方向を切り替えるための制御機構を不要とし、またセンサ等の部品点数を削減することにより、コストを削減できる。
この発明の実施の形態1のフィルタ除塵装置の除塵処理中の状態を示す斜視図である。 図1のフィルタ除塵装置の除塵処理の停止時・通常時の状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1のフィルタ除塵装置の除塵部の要部を示す斜視図である。 図3に示す除塵部の平面および側面の状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における除塵処理の際のフィルタ保持フレームの移動方向と塵埃除去ローラおよびブラシローラの回転方向を示す説明図である。 この発明の実施の形態1のフィルタ除塵装置の塵埃除去フィルタの移動距離等を示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1のフィルタ除塵装置の除塵処理中の状態を示す斜視図である。図2は、図1のフィルタ除塵装置の除塵処理の停止時・通常時の状態を示す斜視図である。
図中1は、空気等に含まれる塵埃を除去する平板状の塵埃除去フィルタである。塵埃除去フィルタ1は、フィルタ保持フレーム2に着脱自在に保持されている。フィルタ保持フレーム2は、図1に示す如く、その長手方向(矢印AまたはB)に沿って往復動自在に保持されるようになっている。フィルタ保持フレーム2には、移動方向の上端部に沿ってスリット状溝3が形成されている。
この上端部に対向して所定間隔で、例えば回転方向に規制がないシンクロナスモータからなる回転機4が設けられている。シンクロナスモータは駆動時に回転方向を時計回りあるいは反時計回りにランダムに動作するものである。回転機4の回転軸に一端部が取り付けられ、他端部がスリット状溝3の長手方向に沿って往復動自在に嵌合するように、例えばアームからなるリンク部材5が取り付けられている。
図3は、この発明の実施の形態1のフィルタ除塵装置の除塵部の要部を示す斜視図である。図4(a)は図3に示す除塵部の平面図であり、図4(b)は図3に示す除塵部の側面図である。
図3および図4に示す如く、塵埃除去フィルタ1の表面にその周面が当接するように塵埃除去ローラ6が回転自在に設けられている。塵埃除去ローラ6は、塵埃除去フィルタ1表面の塵埃を吸着するものである。塵埃除去ローラ6には中間歯車7を介してブラシローラ8が回転自在に取り付けられている。中間歯車7により塵埃除去ローラ6およびブラシローラ8は同方向に回転するようになっている。
ブラシローラ8には、塵埃除去ローラ6の周面に当接するように刷毛部が設けられている。刷毛部は、塵埃除去ローラ6の周面に吸着した塵埃を剥がし取るようになっている。ここで、刷毛部は、塵埃除去ローラ6の周面に0.5mm以上の接触幅で接触させることが望ましい。これにより、塵埃除去ローラ6の周面に吸着した塵埃をより効果的に剥がすことができる。
ブラシローラ8の周面近傍には、櫛刃状溝9bを形成した櫛刃状部9aを有する除塵体9が、刷毛部に櫛刃状部9aを斜めに当接して櫛刃状溝9bに刷毛部を噛み込むようにして配置されている。櫛刃状部9aを斜めに配置したことにより、刷毛部の塵埃を櫛刃状部9a側に円滑に効率よく除去することができる。
ブラシローラ8の後方には、除塵体9とブラシローラ8を収容する集塵箱10が設けられている。ブラシローラ8が塵埃除去ローラ6の周面から剥がした塵埃は、除塵体9の櫛刃状部9aによりブラシローラ8の刷毛部から除去され、集塵箱10内に溜まるようになっている。
図2に示す如く、除塵処理の終了時のスリット状溝3の停止位置近傍にフィルタ位置検知センサ11が設けられている。フィルタ位置検知センサ11は、例えばフォトインタラプタ等で構成され、除塵処理の終了時のフィルタ保持フレーム2の位置を検出するものである。フィルタ位置検知センサ11の出力に基づいて、フィルタ保持フレーム2の移動回数を検知して、1回の塵埃除去サイクルにおけるフィルタ保持フレーム2の移動回数を制御するようになっている。
20はフィルタ保持フレーム2、回転機4、リンク部材5、塵埃除去ローラ6、中間歯車7、ブラシローラ8、除塵体9、集塵箱10、フィルタ位置検知センサ11を収容する収容筐体である。このように回転機4が収容筐体20内に収容されているので、回転機4を収容筐体20の側面に設ける場合に比べて、フィルタ除塵装置全体を小型にすることができる。また、回転機4を収容筐体20内に塵埃除去フィルタ1と平行になるように配置できるので、フィルタ除塵装置を薄型なものにすることができる。さらに、回転機4をリンク部材5とともに収容筐体20内に収容したことにより、部品点数を削減してフィルタ除塵装置を軽量にすることができる。
次に、フィルタ除塵装置の除塵処理の動作について説明する。図1に示す如く、回転機4に電圧を印加して駆動する。
回転機4が時計回りあるいは反時計回りに駆動すると、回転軸に取り付けられたリンク部材5の一端部がスリット状溝3に沿って移動する。このリンク部材5の回転移動によりフィルタ保持フレーム2が図2に示す矢印A方向に沿ってスリット状溝3と一体に引き上げられる。
図5は、この発明の実施の形態1における除塵処理の際のフィルタ保持フレーム2の移動方向と塵埃除去ローラ6およびブラシローラ8の回転方向を示す説明図である。図5に示す如く、フィルタ保持フレーム2が矢印A方向に引き上げられると、塵埃除去フィルタ1に当接している塵埃除去ローラ6が、ブラシローラ8側に向かう矢印C方向に回転する。この結果、塵埃除去ローラ6に付着した塵埃はブラシローラ8に転写される。
すなわち、フィルタ保持フレーム2が図1に示す矢印A方向に移動し、塵埃除去ローラ6が当接する塵埃除去フィルタ1の表面から塵埃を吸着・除去する。更に、ブラシローラ8の刷毛部が塵埃除去ローラ6の表面の塵埃を剥がし取る。ブラシローラ8の刷毛部に掻き集められた塵埃は、除塵体9の櫛刃状溝9bを通過する際に、櫛刃状部9aに引っかかって集塵箱10内に落下する。
このように、塵埃除去ローラ6の表面の塵埃をブラシローラ8の刷毛部により除去し、刷毛部に付着した塵埃が櫛刃状部9aに引っかかって集塵箱10内に落下するので、トルクの小さな回転機4でも容易に塵埃除去フィルタ1の表面の塵埃を除去することができる。また、回転機4のトルクが小さいため塵埃除去ローラ6の磨耗を低減してその寿命を長くすることができる。また、塵埃除去ローラ6およびブラシローラ8に塵埃が残りにくいため、塵埃除去ローラ6やブラシローラ8に残った塵埃を除去するための人手によるメンテナンスが不要となり、ユーザは定期的に集塵箱10内に溜まった塵埃を捨てるだけの作業で済ませることができる。
次に、フィルタ保持フレーム2が図2に示す位置に移動すると、フィルタ位置検知センサ11はフィルタ保持フレーム2がこの位置にあることを検知して、回転機4の電源を停止し、除塵処理を終了する。
ここで、フィルタ除塵装置にマイコンやCPU等により構成される制御部を設けることにより、例えば、タイマー機能を用いて所定の周期毎に除塵処理を行ったり、1回の除塵処理中にフィルタ保持フレーム2を所定回数だけ移動させる等の制御を行うことが可能となる。
図6は、この発明の実施の形態1のフィルタ除塵装置の塵埃除去フィルタ1の移動距離等を示す説明図である。図6に示す如く、塵埃除去フィルタ1の移動距離Dとリンク部材5の実質長(スリット状溝3と回転軸間のリンク部材5の長さ)Lは、以下の式(1)に示す関係を有する。塵埃除去フィルタ1の移動距離Dはリンク部材5の実質長(L)の2倍となる。
D=2×L (1)
また、塵埃除去フィルタ1の面と対向する部分に設けた空気取り入れ孔12の幅Zは、塵埃除去フィルタ1の移動距離Dと以下の式(2)の関係を有する。
D≧Z (2)
また、塵埃除去ローラ6の周長Yと塵埃除去フィルタ1の移動距離Dは以下の式(3)に示す関係を有する。ここで周長Yは塵埃除去ローラ6の直径(φX)を用いるとφXπと表される。
Y(=φXπ)≧D (3)
ブラシローラ8には、一方向のみに回転するベアリングを設け、塵埃除去フィルタ1は、図5に示す回転機4側に向かう矢印A方向に移動する時にのみブラシローラ8側に向かう矢印C方向に回転するようになっている。
回転機4が駆動して、塵埃除去フィルタ1が往復動した際、塵埃除去ローラ6が1回転以上するように塵埃除去ローラ6の直径(φX)を設定しているので、塵埃除去フィルタ1の前面に付着した塵埃を塵埃除去ローラ6上に確実に除去できる。
また中間歯車7を設けたことにより、塵埃除去ローラ6とブラシローラ8を除塵処理中は常に同一方向に回転させ、かつ、常にブラシローラ8を一方向のみに回転するようにしたので、塵埃除去ローラ6上に付着した塵埃をブラシローラ8へ転写し、除塵体9の櫛刃状部9aによって塵埃を集塵箱10へ容易に溜めることができる。
また、塵埃除去フィルタ1により塵埃を除去される空気の流れについて説明する。図示しない送風機等により塵埃除去ローラ6側から塵埃除去フィルタ1へ流入した空気は、塵埃除去フィルタ1を通過して塵埃が除去され、きれいな空気となって空気取り入れ穴12へと送り込まれるようにしている。
なお、実施の形態1では、塵埃除去ローラ6とブラシローラ8と除塵体9により構成された除塵部を固定し、回転機4の駆動により塵埃除去フィルタ1を移動させるものについて説明したが、除塵部側を移動させるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、塵埃を除去する平板状の塵埃除去フィルタ1と、塵埃除去フィルタ1が着脱自在に設けられるフィルタ保持フレーム2と、フィルタ保持フレーム2の移動方向の上端部に沿って形成されたスリット状溝3と、スリット状溝3に沿って、一端部が往復動自在に嵌合し、かつ、他端部が上端部と対向して所定間隔で設けられた回転機4の回転軸に取り付けられたリンク部材5と、塵埃除去フィルタ1の表面に周面を当接するようにして回転自在に設けられた塵埃除去ローラ6と、塵埃除去ローラ6の周面に刷毛部を当接するようにして回転自在に設けられたブラシローラ8と、刷毛部の刷毛を噛み込む櫛刃状溝9bを形成した除塵体9とを具備してなり、回転機4の駆動によりリンク部材5をスリット状溝3に沿って移動し、塵埃除去フィルタ1を所定方向に往復動させると共に、塵埃除去フィルタ1に付着した塵埃を塵埃除去ローラ6の周面に吸着させ、かつ、ブラシローラ8および除塵体9により除去するように構成している。この結果、回転機4を小さなトルクで駆動し、塵埃除去ロ−ラ6の磨耗を低減してその寿命を長くすることができる。また、塵埃除去ローラ6およびブラシローラ8に塵埃が残りにくいので、人手によるメンテナンスを不要にすることができる。また、回転機4を収容筐体20内に配置することにより装置全体を小さくすることができる。さらに、回転方向に制約のない安価な回転機4を使用すると共に、回転方向を切り替えるための制御機構を不要とし、またセンサ等の部品点数を削減して、製造コストを低減できる。
また、上記実施の形態では塵埃除去フィルタ1をフィルタ保持フレーム2と別体に設けて塵埃除去フィルタ1を着脱しやすいように構成したものを示したが、塵埃除去フィルタ1とフィルタ保持フレーム2を一体に形成して塵埃除去フィルタとしてもよく、塵埃除去フィルタの着脱は行い難くなるものの、他の効果は同様に得られる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 塵埃除去フィルタ、2 フィルタ保持フレーム、3 スリット状溝、4 回転機、5 リンク部材、6 塵埃除去ローラ、7 中間歯車、8 ブラシローラ、9 除塵体、9a 櫛刃状部、9b 櫛刃状溝、10 集塵箱、11 フィルタ位置検知センサ、
12 空気取り入れ孔、20 収容筐体。

Claims (10)

  1. 塵埃を除去する平板状の塵埃除去フィルタと、
    該塵埃除去フィルタが着脱自在に設けられるフィルタ保持フレームと、
    前記フィルタ保持フレームの移動方向の上端部に沿って形成されたスリット状溝と、
    該スリット状溝に沿って、一端部が往復動自在に嵌合し、かつ、他端部が前記上端部と対向して所定間隔で設けられた回転機の回転軸に取り付けられたリンク部材と、
    前記塵埃除去フィルタの表面に周面を当接するようにして回転自在に設けられた塵埃除去ローラと、
    該塵埃除去ローラの周面に刷毛部を当接するようにして回転自在に設けられたブラシローラと、
    前記刷毛部の刷毛を噛み込む櫛刃状溝を形成した除塵体と、
    を具備してなり、前記回転機の駆動により、前記リンク部材をスリット状溝に沿って移動し、前記塵埃除去フィルタを所定方向に往復動させると共に、塵埃除去フィルタに付着した塵埃を前記塵埃除去ローラの周面に吸着させ、かつ、前記ブラシローラおよび除塵体により除去することを特徴とするフィルタ除塵装置。
  2. 塵埃を除去する平板状の塵埃除去フィルタと、
    該塵埃除去フィルタの移動方向の上端部に沿って形成されたスリット状溝と、
    該スリット状溝に沿って、一端部が往復動自在に嵌合し、かつ、他端部が前記上端部と対向して所定間隔で設けられた回転機の回転軸に取り付けられたリンク部材と、
    前記塵埃除去フィルタの表面に周面を当接するようにして回転自在に設けられた塵埃除去ローラと、
    該塵埃除去ローラの周面に刷毛部を当接するようにして回転自在に設けられたブラシローラと、
    前記刷毛部の刷毛を噛み込む櫛刃状溝を形成した除塵体と、
    を具備してなり、前記回転機の駆動により、前記リンク部材をスリット状溝に沿って移動し、前記塵埃除去フィルタを所定方向に往復動させると共に、塵埃除去フィルタに付着した塵埃を前記塵埃除去ローラの周面に吸着させ、かつ、前記ブラシローラおよび除塵体により除去することを特徴とするフィルタ除塵装置。
  3. 回転機およびリンク部材は、フィルタ保持フレーム、塵埃除去ローラ、ブラシローラおよび除塵体を収容する収容筐体内に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のフィルタ除塵装置。
  4. 塵埃除去ローラとブラシローラは、同方向に回転するように中間歯車を介して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のフィルタ除塵装置。
  5. フィルタ保持フレームの停止位置を検知するフィルタ位置検知センサを備えることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のフィルタ除塵装置。
  6. フィルタ位置検知センサは、フォトインタラプタであることを特徴とする請求項5記載のフィルタ除塵装置。
  7. ブラシローラの刷毛部は、塵埃除去ローラの周面に0.5mm以上の接触幅で接触することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のフィルタ除塵装置。
  8. 除塵体は、ブラシローラの刷毛部に櫛刃状溝を形成した櫛刃状部が該櫛刃状溝に前記刷毛部を噛み込むように斜めに当接して配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のフィルタ除塵装置。
  9. 回転機がシンクロナスモータであることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載のフィルタ除塵装置。
  10. 塵埃除去ローラ、ブラシローラおよび除塵体からなる除塵部がフィルタ保持フレームの移動方向に沿って往復動することを特徴とする請求項1記載のフィルタ除塵装置。
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