JP2014011711A - 通信システム、通信端末装置、サーバ装置、通信サービス利用方法、判定方法、およびプログラム - Google Patents

通信システム、通信端末装置、サーバ装置、通信サービス利用方法、判定方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信サービスを受ける通信端末装置を容易に変更可能な場合でも、通信サービスが不適切な態様にて利用されるおそれを低減可能にする。
【解決手段】通信端末装置100が、通信サービスの利用許可要求と、契約情報と、通信サービス利用態様を示す情報とをサーバ装置400に送信する。そして、サーバ装置400では、サーバ制御部420が、通信端末装置100からの通信サービス利用態様を示す情報が、契約情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると通信サービスの利用を許可する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、通信端末装置、サーバ装置、通信サービス利用方法、判定方法、およびプログラムに関する。
携帯電話機を用いて音声通話や電子メールや情報検索などの通信サービスを利用するために、ユーザは、予め通信事業者と契約を締結して携帯電話サービスに加入しておく必要がある。そして、携帯電話機が通信サービスの提供を受ける際、移動交換局等が、当該携帯電話機に装着されたSIMカード(Subscriber Identity Module Card)に記録されている加入者情報を用いて認証を行うなど、通信サービスの利用可否を判定している。
ここで、SIMカードを他の携帯電話機に差し込んで使用可能にするSIMロック解除サービスが提供されるなど、ある通信端末装置(例えば、携帯電話機やスマートフォンなど)で利用していた通信サービスを他の通信端末装置にて利用可能となってきている。これにより、ユーザは、利用目的に応じた様々な通信端末装置を用いて通信サービスを受けられるようになる。
また、通信サービスの利用に関連して幾つかの技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載のセッション管理装置では、コンテンツサーバは、受信した要求情報に、端末識別情報と契約者情報とが付与されている場合、識別情報記憶制御部により、端末識別情報と契約者情報とを関連付けて識別情報DBに記憶させる。そして、契約者情報付与部により、受信した要求情報に含まれる端末識別情報と契約者情報との少なくともいずれかが識別情報DBに記憶されていることに応じて、コンテンツ取得部により取得したコンテンツに、識別情報DBに記憶されている契約者情報を付与する。
これにより、ユーザに煩雑さを感じさせることなく、かつ、様々な通信状態でもセッションを維持できる、とされている。
特開2011−76499号公報
一方、通信サービスを受ける通信端末装置をユーザが容易に変更可能になると、通信サービスが不適切な態様にて利用されるおそれが生じる。
例えば、ユーザは、正規のメーカが製造した通信端末装置や、通信事業者が推奨する通信端末装置といった、いわば正当な通信端末装置に限らず、様々な通信端末装置を使用し得る。スパイウェアが仕掛けられているなど情報を流出させる仕組みを設けられている通信端末装置をユーザが使用した場合、当該ユーザが情報の流出に気付かず、被害が拡大してしまうおそれがある。このように、不適切な通信端末装置を用いるという不適切な態様にて通信サービスを利用することで、ユーザが、情報漏えい等の被害を受けるおそれがある。
また、通信サービス利用権限のない他者が、加入者情報を不正取得するなど、加入者になりすまして通信サービスを不正利用するおそれがある。このように、通信サービス利用権限を有しないという不適切な態様にて通信サービスを利用することで、本来の加入者や通信事業者が被害を受けるおそれがある。
ここで、特許文献1に記載の技術は、セッションを維持する際のユーザの煩雑さ軽減に関するものであり、通信サービスを受ける通信端末装置を変更しての不適切な態様における通信サービス利用のおそれを低減させることについては記載されていない。
本発明は、上述の課題を解決することのできる通信システム、通信端末装置、サーバ装置、通信サービス利用方法、判定方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による通信システムは、サーバ装置と通信端末装置とを具備し、前記通信端末装置は、通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部と、前記サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部と、前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する端末制御部と、を具備し、通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能であり、前記サーバ装置は、前記通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、前記通信サービス利用態様を示す情報とを前記通信端末装置から受信するサーバ通信部と、前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可するサーバ制御部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様による通信端末装置は、通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部と、サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部と、前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する端末制御部と、を具備し、通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能である、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様によるサーバ装置は、通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを通信端末装置から受信するサーバ通信部と、前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可するサーバ制御部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様による通信サービス利用方法は、通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部を具備し、通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能な通信端末装置が行う、通信サービス利用方法であって、サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部ステップと、前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する機能実行ステップと、を具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様による判定方法は、サーバ装置が行う、通信サービス利用可否の判定方法であって、通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを通信端末装置から受信するサーバ通信ステップと、前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可する通信サービス利用許可ステップと、を具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様によるプログラムは、通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部を具備し、通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能な通信端末装置を制御するコンピュータに、サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部ステップと、前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する機能実行ステップと、を実行させるためのプログラムである。
また、本発明の一態様によるプログラムは、サーバ装置としてのコンピュータに、通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを通信端末装置から受信するサーバ通信ステップと、前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可する通信サービス利用許可ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、通信サービスを受ける通信端末装置を容易に変更可能な場合でも、通信サービスが不適切な態様にて利用されるおそれを低減させることができる。
本発明の一実施形態における通信システムの機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態における通信端末装置が、記憶デバイスの入替にて契約情報を取得する例を示す説明図である。 同実施形態における通信端末装置が、通信にて契約情報を取得する例を示す説明図である。 同実施形態において、契約情報の有効/無効を設定した例を示す説明図である。 同実施形態における端末記憶部が記憶する有効無効フラグの例を示す説明図である。 同実施形態における通信端末装置が、通信にて契約情報を交換する例を示す説明図である。 同実施形態において、有効な契約情報を記憶していない通信端末装置が、有効な契約情報を受信する例を示す説明図である。 同実施形態におけるサーバ記憶部が記憶する参照用情報の例を示す説明図である。 同実施形態におけるサーバ制御部が、通信端末装置に対して通信サービスの利用可否を決定する処理手順を示すフローチャートである。 同実施形態における通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可する際に通信システムが行う処理の例を示すシーケンス図である。 同実施形態における通信端末装置に対して通信サービスの利用を拒否する際に通信システムが行う処理の例を示すシーケンス図である。 同実施形態における、契約情報の有効/無効を設定可能な参照用情報の例を示す説明図である。 同実施形態において、ユーザが複数の通信端末装置を所持している場合の参照用情報の例を示す説明図である。 同実施形態の通信システムのうち、本発明の最小構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態の通信端末装置のうち、本発明の最小構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態のサーバ装置のうち、本発明の最小構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下では、本発明を携帯電話の通信システムに適用した場合を例に説明するが、本発明の適用範囲はこれに限らない。ユーザとの契約に基づいて通信サービスを提供する様々な通信システムに本発明を適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態における通信システムの機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、通信システム1は、通信端末装置100と、基地局装置200と、ネットワーク300と、サーバ装置400とを具備する。通信端末装置100は、端末通信部110と、端末制御部120と、端末記憶部130とを具備する。サーバ装置400は、サーバ通信部410と、サーバ制御部420と、サーバ記憶部430とを具備する。
通信システム1は、携帯電話の通信システムであり、音声通話や電子メールや情報検索など各種通信サービスを提供する。
通信端末装置100は、携帯電話機やスマートフォンなど、通信システム1における端末装置であり、通信サービスを利用して音声通話や電子メールや情報検索など各種機能を実行する。なお、通信システム1が具備する通信端末装置100の数は、2つ以上であればよい。また、これらの通信端末装置100は、互いに異なる機種であってもよい。
端末通信部110は、基地局装置200およびネットワーク300を介してサーバ装置400と通信を行う。特に、端末通信部110は、端末制御部120の制御に従って、通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、前記通信サービス利用態様を示す情報とをサーバ通信部410に送信する。
ここで、通信サービスの利用許可要求とは、例えば呼確立要求など、通信サービスの利用開始にあたってのサービス提供要求である。
また、通信サービス契約を識別可能な情報とは、通信サービスの利用許可を要求する根拠となる通信サービス契約を示す情報である。本実施形態では、端末通信部110は、通信サービス契約を識別可能な情報として、通信サービス契約毎に設定されている識別情報(以下、「契約情報」と称する)を送信する。
ここで、契約情報として様々なものを用いることができる。例えば、端末通信部110が、契約毎に設定されている電話番号、または電話番号に基づく暗号情報を送信するようにしてもよい。あるいは、端末通信部110が、契約毎に提供されるSIMカードが記憶しているIMSI(International Mobile Subscriber Identity、国際移動体加入者識別番号)、またはIMSIに基づく暗号情報を送信するようにしてもよい。
また、通信サービス利用態様とは、例えばサービスを利用するユーザや使用する通信端末装置100など、サービスを利用する際の態様である。本実施形態では、端末通信部110は、通信サービス利用態様を示す情報として、通信端末装置100毎に設定されている識別情報(以下、「端末ID」と称する)を送信する。
後述するように、サーバ装置400は、通信サービスの利用可否を判定するために、通信サービス契約を識別可能な情報や、通信サービス利用態様を示す情報を用いる。
端末制御部120は、通信端末装置100の各部を制御して各種機能を実行する。特に、端末制御部120は、サーバ装置400から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する。
端末制御部120は、例えば、通信端末装置100の具備するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が、通信端末装置100の具備する記憶デバイスの記憶しているプログラムを読み出して実行することで実現される。
端末記憶部130は、契約情報を記憶している。さらに、本実施形態では、端末記憶部130は端末IDを記憶している。
端末記憶部130は、通信端末装置100の具備する記憶デバイスにて実現される。ここで、端末記憶部130は、SIMカードなど着脱可能な記憶デバイスにて契約情報を記憶していてもよいし、内蔵メモリにて契約情報を記憶していてもよい。
また、通信端末装置100は、他の通信端末装置100から契約情報を取得可能である。ここで、通信端末装置100が他の通信端末装置100から契約情報を取得する方法として、様々なものを用いることができる。
例えば、通信端末装置100が他の通信端末装置100から契約情報を取得する方法の1つとして、契約情報を記憶している記憶デバイスを入れ替える方法を用いることができる。
図2は、通信端末装置100が、記憶デバイスの入替にて契約情報を取得する例を示す説明図である。同図では、2つの通信端末装置100に符号100Aと100Bとを付して両者を区別している。また、同図の例では、端末記憶部130は、着脱可能な記憶デバイスにて契約情報を記憶している。
図2(a)は、記憶デバイス入替前の状態を示している。同図(a)の状態では、通信端末装置100Aは、契約情報_Aを記憶している記憶デバイスを具備し、通信端末装置100Bは、契約情報_Bを記憶している記憶デバイスを具備している。
この状態から、通信端末装置100Aの具備する記憶デバイスと通信端末装置100Bの具備する記憶デバイスとを交換することで、同図(b)の状態となる。同図(b)の状態では、通信端末装置100Aが、契約情報_Bを記憶している記憶デバイスを具備し、通信端末装置100Bは、契約情報_Aを記憶している記憶デバイスを具備している。
このように、記憶デバイスの交換にて、通信端末装置100Aは、通信端末装置100Bから契約情報を取得し、通信端末装置100Bは、通信端末装置100Aから契約情報を取得している。
なお、記憶デバイスを入れ替える態様は、2つの通信端末装置100の間で記憶デバイスを交換する態様に限らない。例えば、一方の通信端末装置100にのみ記憶デバイスを装着し、他方の通信端末装置100には記憶デバイスを装着しなくてもよい。また、3つ以上の通信端末装置100の間で記憶デバイスを交換するようにしてもよい。
また、通信端末装置100が他の通信端末装置100から契約情報を取得する方法の1つとして、通信にて契約情報を取得する方法を用いることができる。
図3は、通信端末装置100が、通信にて契約情報を取得する例を示す説明図である。図2の場合と同様、図3では、2つの通信端末装置100に符号100Aと100Bとを付して両者を区別している。
図3(a)は、契約情報の送受信前の状態を示している。同図(a)の状態では、通信端末装置100Aは契約情報_Aを記憶し、通信端末装置100Bは契約情報_Bを記憶している。
この状態から、通信端末装置100Bが、契約情報_Bを通信端末装置100Aに送信することで、同図(b)の状態となる。同図(b)の状態では、通信端末装置100Aは、契約情報_Aと契約情報_Bとを記憶し、通信端末装置100Bは、契約情報_Bを記憶している。
このように、通信端末装置100Aは、通信端末装置100Bが送信した契約情報_Bを受信することで当該契約情報_Bを取得している。
なお、図3は、送信側の通信端末装置100が、自らの記憶している契約情報を残しておくことで、他の通信端末装置100に契約情報をコピーする場合の例を示している。これに限らず、送信側の通信端末装置100が、自らの記憶している契約情報を削除することで、他の通信端末装置100に契約情報を移動させるようにしてもよい。
また、契約情報の有効/無効を設定可能にしてもよい。ここで、契約情報が有効であるとは、通信端末装置100が通信サービスの利用許可を要求する際に、通信サービスの利用許可を要求する根拠となる通信サービス契約を示す情報として、当該契約情報を用いることができることである。以下では、契約情報を有効に設定することを、契約情報の有効化と称する。
一方、契約情報が無効であるとは、通信端末装置100が通信サービスの利用許可を要求する際に、通信サービスの利用許可を要求する根拠となる通信サービス契約を示す情報として、当該契約情報を用いることができないことである。以下では、契約情報を無効に設定することを、契約情報の無効化と称する。
図4は、契約情報の有効/無効を設定した例を示す説明図である。図2の場合と同様、図4では、2つの通信端末装置100に符号100Aと100Bとを付して両者を区別している。
図4(a)は、契約情報の送受信前の状態を示し、図4(b)は、契約情報の送受信後の状態を示している。図3の場合と同様、通信端末装置100Bから通信端末装置100Aへ契約情報_Bを送信している。ここで、実線で囲まれた契約情報は有効化されており、破線で囲まれた契約情報は無効化されている。
図4の例では、通信端末装置100Bは、契約情報_Bを送信する際に、自らの記憶する契約情報_Bを無効化している。このように、契約情報の送信元である通信端末装置100が、自らの記憶する契約情報を無効化または削除することで、1つの契約情報が1つの通信端末装置100においてのみ有効となるようにしてもよい。あるいは、図3(b)における契約情報_Bのように、1つの契約情報を複数の通信端末装置100において有効化可能としてもよい。
また、図4の例では、通信端末装置100Aは、契約情報_Bを受信した際に、自らの記憶する契約情報_Aを無効化している。このように、通信端末装置100が、契約情報を無効化または削除することで、1つの通信端末装置100において有効な契約情報が高々1つとなるようにしてもよい。あるいは、図3(b)における通信端末装置100Aのように、1つの通信端末装置100において複数の契約情報を有効にできるようにしてもよい。
契約情報の有効/無効の設定は、例えばフラグを用いて行うことができる。
図5は、端末記憶部130が記憶する有効無効フラグの例を示す説明図である。同図において、端末記憶部130は、契約情報毎に有効無効フラグを記憶している。
ここで、有効無効フラグは、契約情報の有効/無効の設定を示すフラグである。有効無効フラグの値「1」は、契約情報が有効であることを示し、値「0」は、契約情報が無効であることを示す。但し、端末記憶部130が、契約情報およびその有効性を示す情報を保持する形態は、図5に示した形態に限定されない。
なお、通信端末装置100が、通信にて契約情報を交換するなど、双方向に契約情報を送受信するようにしてもよい。
図6は、通信端末装置100が、通信にて契約情報を交換する例を示す説明図である。図2の場合と同様、図6では、2つの通信端末装置100に符号100Aと100Bとを付して両者を区別している。
図6(a)は、契約情報の送受信前の状態を示している。同図(a)の状態では、通信端末装置100Aは契約情報_Aを記憶し、通信端末装置100Bは契約情報_Bを記憶している。
この状態から、通信端末装置100Aは、通信端末装置100Bに契約情報_Aを送信し、また、通信端末装置100A自らの記憶する契約情報_Aを無効化している。また、通信端末装置100Bは、通信端末装置100Aに契約情報_Bを送信し、また、通信端末装置100B自らの記憶する契約情報_Bを無効化している。
図6(b)は、契約情報の送受信後の状態を示している。通信端末装置100Aにおいて、同図(a)では契約情報_Aが有効となっていたのに対し、同図(b)では、契約情報_Bが有効となっている。また、通信端末装置100Bにおいて、同図(a)では契約情報_Bが有効となっていたのに対し、同図(b)では、契約情報_Aが有効となっている。
このように、通信端末装置100Aと通信端末装置100Bとは、契約情報を双方向に送受信し、また、送信元の通信端末装置100が、送信した契約情報を無効化することで、契約情報の交換を行っている。
なお、有効な契約情報を記憶していない通信端末装置100が、有効な契約情報を受信できるようにしてもよい。
図7は、有効な契約情報を記憶していない通信端末装置100が、有効な契約情報を受信する例を示す説明図である。図2の場合と同様、図7では、2つの通信端末装置100に符号100Aと100Bとを付して両者を区別している。
図7(a)は、契約情報の送受信前の状態を示している。同図(a)の状態では、通信端末装置100Aは無効化された契約情報_Aを記憶しており、通信端末装置100Bは契約情報_Bを記憶している。
この状態から、通信端末装置100Bは、通信端末装置100Aに契約情報_Bを送信し、また、通信端末装置100B自らの記憶する契約情報_Bを無効化している。一方、通信端末装置100Aは、通信端末装置100Bからの契約情報_Bを受信し、有効な契約情報として記憶している。
図7(b)は、契約情報の送受信後の状態を示している。同図(a)の状態では、通信端末装置100Aが有効な契約情報を記憶していなかったのに対し、同図(b)の状態では、通信端末装置100Aは、有効な契約情報_Bを記憶している。従って、通信サービスを受けられなかった通信端末装置100Aが、通信サービスを受けられる状態に復帰している。
ここで、通信端末装置100A(有効な契約情報を記憶していない通信端末装置100)が契約情報を受信できるように、有効な契約情報を記憶していなくても契約情報の受信に限り通信サービスを利用可能としてもよい。あるいは、通信端末装置100Aが、近距離無線通信など、通信システム1の提供する通信サービス以外の方法で契約情報を受信するようにしてもよい。
なお、通信端末装置100Aを、通信サービスを受けられる状態に復帰させる方法は、図7で説明した契約情報を受信し、有効な契約情報として記憶する方法に限らない。例えば、通信端末装置100Aが、自らの記憶している無効化された契約情報_Aを有効化するようにしてもよい。
なお、通信端末装置100が、ユーザ操作を契機として契約情報の移動やコピー等を行うようにしてもよいし、バッテリ残量低下など、ユーザ操作以外の事象を契機として契約情報の移動やコピー等を行うようにしてもよい。
なお、通信端末装置100が、自らの記憶している契約情報を有効化する際、他の通信端末装置100における当該契約情報の削除または無効化を指示するようにしてもよい。
なお、通信端末装置100は、必ずしも契約情報の移動やコピーを行う必要は無く、転送先の通信端末装置100が該当する契約情報を既に記憶している場合は、当該契約情報を有効化するようにしてもよい。
なお、契約情報毎にホームの通信端末装置100を決めておき、ユーザ操作や管理者(通信事業者)による強制制御等を契機として、ホームの通信端末装置100においてのみ契約情報が有効となるようにしてもよい。いわば、当該契機にてホームの通信端末装置100に契約情報が戻ってくるようにしてもよい。
基地局装置200は、通信端末装置100と無線通信を行う。特に、基地局装置200は、通信端末装置100とサーバ装置400との通信を中継する。具体的には、基地局装置200は、通信端末装置100からの通信サービスの利用許可要求を、ネットワーク300を介してサーバ装置400に送信し、また、サーバ装置400からの制御情報を通信端末装置100に送信する。また、基地局装置200は、通信端末装置100が通信サービスを利用する状態において、通信端末装置100の通信を仲介することで通信サービスを提供する。
ネットワーク300は、コア・ネットワーク(Core Network;CN)および無線アクセスネットワーク(Radio Access Network;RAN)を含む通信ネットワークであり、通信システム1の各機器間の通信を中継する。特に、ネットワーク300は、基地局装置200と共に、通信端末装置100とサーバ装置400との通信を中継する。また、基地局装置200は、通信端末装置100が通信サービスを利用する状態において、基地局装置200間の通信や、インターネットなど他のネットワークとの通信を中継することで通信サービスを提供する。
サーバ装置400は、通信端末装置100からの通信サービスの利用許可要求に対して、通信サービス契約や当該通信端末装置100における通信サービス利用態様に基づいて、利用可否を決定する。
サーバ通信部410は、基地局装置200およびネットワーク300を介して通信端末装置100と通信を行う。特に、サーバ通信部410は、通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを端末通信部110から取得する。より具体的には、サーバ通信部410は、通信サービス利用態様を示す情報として、端末通信部110から当該端末通信部110の端末IDを取得する。
サーバ記憶部430は、参照用情報を記憶する。
図8は、サーバ記憶部430が記憶する参照用情報の例を示す説明図である。ここで、参照用情報とは、通信サービス契約を識別可能な情報と、当該通信サービス契約における通信サービス利用条件を示す情報とが対応付けられた情報である。図8の例では、通信サービス契約を識別可能な情報としての契約情報と、通信サービス利用条件として利用可能な端末装置を示す端末IDとが対応付けられている。なお、サーバ記憶部430が、ユーザIDを含まない参照用情報を記憶するようにしてもよい。
具体的には、図8の参照用情報では、端末ID_Aと、契約情報_Aおよび契約情報_Bとが対応付けられている。これにより、端末ID_Aの通信端末装置100(端末ID_Aにて識別される通信端末装置100)にて、契約情報_Aの契約に基づく通信サービスと、契約情報_Bの契約に基づく通信サービスとを利用可能であることを示している。また、図8の参照用情報では、端末ID_Bと、契約情報_Bおよび契約情報_Cとが対応付けられている。これにより、端末ID_Bの通信端末装置100にて、契約情報_Bの契約に基づく通信サービスと、契約情報_Cの契約に基づく通信サービスとを利用可能であることを示している。
ここで、契約情報毎に利用可能な通信サービスが設定されている。例えば、契約情報_Aは、音声通話のみのプランの契約を示す。また、契約情報_Bは、音声通信に加え、定額制のデータ通信も許容するプランの契約を示す。また、契約情報_Cは、音声通信や、定額制のデータ通信に加え、ニュースなどの情報提供サービスを受けられるなど、通信事業者が提供している各種サービスを包括するプランの契約を示す。
なお、参照用情報の設定タイミングは、通信端末装置100が通信サービスの利用許可を要求する前であればよい。例えば、ユーザが、通信端末装置100を購入した際や、通信サービス契約を締結した際や、契約情報の移動またはコピーを行った際などに、通信事業者に対して通信サービスの利用許可設定を要求することが考えられる。そして、サーバ装置400は、通信事業者の操作入力に応じて参照用情報を設定し、サーバ記憶部430に記憶させる。
サーバ制御部420は、サーバ装置400の各部を制御する。特に、サーバ制御部420は、通信端末装置100からの通信サービスの利用許可要求に対して、利用可否の決定を行う。その際、サーバ制御部420は、通信端末装置100からの端末IDが、通信端末装置100からの契約情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定する。より具体的には、サーバ制御部420は、サーバ通信部410が受信した契約情報に参照用情報にて対応付けられている端末IDと、サーバ通信部410が受信した端末IDとが適合するか否か(本実施形態では、一致するものがあるか否か)を判定する。
なお、ここでの通信端末装置100からの端末IDは、通信サービス利用態様を示す情報の一例に該当する。また、参照用情報における端末IDは、通信サービス利用条件として、利用可能な通信端末装置100を示す情報の一例に該当する。
例えば、図8に例示する参照用情報では、端末ID_Aと契約情報_Aおよび契約情報_Bとが対応付けられている。従って、サーバ通信部410が端末ID_Aと契約情報_Bとを受信した場合、参照用情報にて端末ID_Aに対応付けられている契約情報_Bと、サーバ通信部410の受信した契約情報_Bとが一致する。そこで、サーバ制御部420は、端末IDが利用条件に適合すると判定する。
適合すると判定したサーバ制御部420は、要求送信元の通信端末装置100に対して通信サービスの利用を許可する。
一方、サーバ通信部410が端末ID_Aと契約情報_Cとを受信した場合、図8に例示する参照用情報では、端末ID_Aと契約情報_Cとは対応付けられていない。従って、参照用情報にて端末ID_Aに対応付けられている契約情報と、サーバ通信部410の受信した契約情報_Cとは一致しない。そこで、サーバ制御部420は、端末IDが利用条件に適合しないと判定する。この場合、サーバ制御部420は、要求送信元の通信端末装置100に対して通信サービスの利用を許可しない。
なお、サーバ装置400は、ネットワーク300の具備する移動交換局(Mobile Services Switching Center)が行うユーザ認証に加えて通信サービスの利用可否判定を行う。すなわち、サーバ装置400は、移動交換局がユーザ認証に成功した通信端末装置100に対して、さらに、通信サービスの利用を許可するか否かの絞込みを行う。
あるいは、サーバ装置400が、移動交換局の行うユーザ認証に代えて通信サービスの利用可否判定を行うようにしてもよい。この場合、サーバ装置400が、通信サービスの利用可否を決定する際に、ユーザ認証等のセキュリティチェックを行うようにしてもよい。
次に、図9〜11を参照して通信システム1の動作について説明する。
図9は、サーバ制御部420が、通信端末装置100に対して通信サービスの利用可否を決定する処理手順を示すフローチャートである。
同図の処理において、サーバ制御部420は、まず、サーバ通信部410が通信端末装置100からの通信サービスの利用許可要求を受信したか否かを判定する(ステップS101)。受信していないと判定した場合(ステップS101:NO)、ステップS101へ戻る。すなわち、サーバ制御部420は、通信サービスの利用許可要求を待ち受ける。
一方、通信サービスの利用許可要求を受信したと判定した場合(ステップS101:YES)、サーバ制御部420は、当該要求の送信元である通信端末装置100の端末IDと、当該要求の根拠となる契約を示す契約情報とを、当該通信端末装置100に要求する(ステップS102)。
そして、サーバ制御部420は、ステップS102で要求した端末IDおよび契約情報を取得したか否か(サーバ通信部410が受信したか否か)を判定する(ステップS103)。取得していないと判定した場合(ステップS103:NO)、ステップS103へ戻る。すなわち、サーバ制御部420は、当該端末IDおよび契約情報を待ち受ける。
なお、通信端末装置100が、通信サービスの利用可否に端末IDおよび契約情報を含めて送信するようにしてもよい。この場合、サーバ制御部420は、ステップS102およびS103の処理に代えて、当該要求から端末IDおよび契約情報を取得する(読み出す)。
一方、ステップS103において、該当する端末IDおよび契約情報を取得したと判定した場合(ステップS103:YES)、サーバ制御部420は、サーバ通信部410が受信した契約情報に参照用情報にて対応付けられている端末IDと、サーバ通信部410が受信した端末IDとが適合するか否かを判定する(ステップS104)。
適合すると判定した場合(ステップS104:YES)、サーバ制御部420は、要求送信元の通信端末装置100に対して、通信サービスの利用を許可する(ステップS111)。具体的には、サーバ制御部420は、通信サービスの利用許可を、サーバ通信部410を介して当該通信端末装置100に送信する。その後、ステップS101へ戻る。
一方、適合しないと判定した場合(ステップS104:NO)、サーバ制御部420は、要求送信元の通信端末装置100に対して、通信サービスの利用を拒否する(ステップS121)。具体的には、サーバ制御部420は、通信サービスの利用不許可を、サーバ通信部410を介して当該通信端末装置100に送信する。その後、ステップS101へ戻る。
図10は、通信端末装置100に対して通信サービスの利用を許可する際に通信システム1が行う処理の例を示すシーケンス図である。
同図の処理において、まず、通信端末装置100が、基地局装置200およびネットワーク300を介してサーバ装置400に通信サービスの利用要求を送信し、サーバ通信部410は、当該要求を受信してサーバ制御部420に出力する(シーケンスS201)。
当該要求を取得したサーバ制御部420は、サーバ通信部410、ネットワーク300および基地局装置200を介して、端末IDと契約情報とを通信端末装置100に要求する(シーケンスS202)。そして、サーバ制御部420は、通信端末装置100からの端末IDと契約情報とを取得する(シーケンスS203)。
そして、サーバ制御部420は、シーケンスS203で取得した契約情報と参照用情報にて対応付けられている端末IDを検索し(シーケンスS204)、シーケンスS203で取得した端末IDと一致するものが有るか否かを判定する(シーケンスS205)。ここでは、サーバ制御部420は、一致する端末IDあり(すなわち適合)と判定している。
次に、サーバ制御部420は、シーケンスS205での判定結果に基づいて、サーバ通信部410を介してネットワーク300(例えば移動交換局)に、通信サービスの利用許可を送信する(シーケンスS206)。
利用許可を受信したネットワーク300は、呼の確立など通信サービスを提供するための準備を行い(シーケンスS207)、利用許可を通信端末装置100に送信する(シーケンスS208)。
そして、利用許可を受けた通信端末装置100は、通信サービスを利用した機能を実行する(シーケンスS209)。
図11は、通信端末装置100に対して通信サービスの利用を拒否する際に通信システム1が行う処理の例を示すシーケンス図である。
同図の処理において、シーケンスS301〜S304は、図10のシーケンスS201〜S204と同様である。一方、シーケンスS305において、サーバ制御部420は、図10のシーケンスS205とは異なり、一致する端末IDなし(すなわち不適合)と判定している。
次に、サーバ制御部420は、シーケンスS305での判定結果に基づいて、サーバ通信部410、ネットワーク300および基地局装置200を介して通信端末装置100に、利用不可を示す情報を送信する。
この場合、図10の例と異なり、通信端末装置100は通信サービスを利用できない。
以上のように、通信端末装置100が、通信サービスの利用許可要求と、契約情報と、通信サービス利用態様を示す情報とをサーバ装置400に送信する。そして、サーバ装置400では、サーバ制御部420が、通信端末装置100からの通信サービス利用態様を示す情報が、契約情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定する。適合すると判定すると、サーバ制御部420は、通信サービスの利用を許可する。
これにより、通信システム1は、ユーザまたは他者が通信端末装置100間で契約情報を移動またはコピーするなど、通信サービスを受ける通信端末装置100を変更した場合に、契約にて利用を許可されていない不適切な態様での通信サービスの利用を制限できる。従って、通信サービスを受ける通信端末装置を容易に変更可能な場合でも、通信サービスが不適切な態様にて利用されるおそれを低減させることができる。
また、サーバ記憶部430は、参照用情報を記憶する。そして、サーバ制御部420は、通信端末装置100からの契約情報に参照用情報にて対応付けられている通信サービス利用条件を示す情報と、通信端末装置100からの通信サービス利用態様を示す情報とが適合するか否かを判定する。
これにより、サーバ制御部420は、参照用情報にて通信サービス利用条件を示す情報を検索し、通信サービス利用態様を示す情報と適合(例えば一致)するか否かを判定するという簡単な処理にて、契約にて許可されていない不適切な態様での通信サービスの利用を制限できる。
また、サーバ通信部410は、通信サービス利用態様を示す情報として、端末IDを通信端末装置100から受信する。そして、サーバ制御部420は、通信端末装置100からの端末IDが、通信端末装置100からの契約情報の示す通信サービス契約にて利用可能な通信端末装置100に適合するか否かを判定する。
これにより、通信システム1は、契約にて利用を許可されていない不適切な通信端末装置100での通信サービスの利用を制限でき、ユーザが情報漏えい等の被害を受けるおそれを低減させることができる。
また、不適切な通信端末装置100をユーザが購入すると、ユーザが被害を受けるおそれあると共に、正規の通信端末装置100を製造販売するメーカも当該ユーザに対して通信端末装置100を販売する機会を失う点で不利益を受ける。これに対して、サーバ装置400は、端末IDを確認することで、正規のメーカの製造した通信端末装置100または通信事業者が推奨する通信端末装置100など、いわば正当な通信端末装置100か否かを確認して通信サービスの利用を許可し得る。
これにより、ユーザに対しては、より多くの端末の利用機会を増やしつつ、通信事業者やメーカに対しては、健全な市場環境を確保し得る。すなわち、契約情報を他の通信端末装置100の移動またはコピーして利用可能なオープン仕様とすることで、ユーザは、より多くの端末の利用機会を得られる。一方、通信事業者は、不適切な通信端末装置100が用いられて事故が発生することを防止し得る。また、メーカは、ユーザに対して通信端末装置100を販売する機会を確保し得る。
また、通信システム1は、端末IDに基づいてサービス利用態様の適否を判定することで、契約者以外のユーザに対しても適切な態様での通信サービスの利用を許可することができる。
例えば、祖父の所持している簡単操作の通信端末装置100を、父が一時的に借用して試用できるなど、兄弟や身内などで通信端末装置100を共用することができる。
なお、参照用情報にて契約情報の有効/無効を設定できるようにしてもよい。
図12は、契約情報の有効/無効を設定可能な参照用情報の例を示す説明図である。同図において、ユーザIDと契約情報との組み合わせ毎に有効無効フラグが設けられている。図5の場合と同様、この有効無効フラグは、契約情報の有効/無効の設定を示すフラグである。有効無効フラグの値「1」は、契約情報が有効であることを示し、値「0」は、契約情報が無効であることを示す。サーバ制御部420は、有効無効フラグにて無効とされている端末IDと契約情報との組み合わせを、通信サービスの利用可否の判定の際の対象情報から除外する。
但し、サーバ記憶部430が、契約情報およびその有効性を示す情報を保持する形態は、図12に示した形態に限定されない。
この有効無効フラグを用いて、サーバ装置400は、ある通信端末装置100における、ある通信サービスの利用可否を容易に設定することができる。例えば、親が有する通信端末装置100を子供に貸す際にネットワークゲームの利用を禁止するよう通信事業者に要求した場合、サーバ装置400は、通信事業者の操作入力に従って、対応する有効無効フラグの値を「0」にする。これにより、容易にネットワークゲームの利用を禁止できる。
なお、サーバ制御部420が、通信サービスの利用可否を判定するタイミングは、通信端末装置100が通信サービスの利用許可を要求したタイミングに限らない。例えば、通信端末装置100が、他の通信端末装置100から契約情報の移動やコピーを受けるなど契約情報を取得した際に、当該契約情報に基づく通信サービスの利用可否の判定を要求し、サーバ制御部420が判定を行うようにしてもよい。
なお、サーバ制御部420が、通信サービス利用条件として、通信サービスの利用に用いる通信端末装置100に代えて、通信サービスを利用するユーザの判定を行うようにしてもよい。これにより、ユーザは、ある通信端末装置100にて利用していた通信サービスを、容易に他の通信端末装置100でも利用できる。
この場合、サーバ通信部410は、通信サービス利用態様を示す情報として、通信端末装置100のユーザID(ユーザを識別可能な情報)を通信端末装置100から取得する。そして、サーバ制御部420は、通信端末装置100からのユーザIDが、サーバ通信部410の取得した契約情報の示す通信サービス契約にて通信サービスを利用可能なユーザに適合するか否かを判定する。ここで、通信端末装置100が、ユーザIDの入力操作を受けて当該ユーザIDを送信するようにしてもよいし、ユーザ認証を行って成功した場合に、予め記憶しているユーザIDを送信するようにしてもよい。
サーバ記憶部430は、ユーザIDと契約情報とが対応付けられた参照用情報を記憶しておく。そしてサーバ制御部420は、サーバ通信部410が受信した契約情報に参照用情報にて対応付けられているユーザIDと、サーバ通信部410が受信したユーザIDとが適合するか否かを判定する。これについて、図13を参照して説明する。
図13は、ユーザが複数の通信端末装置100を所持している場合の参照用情報の例を示す説明図である。なお、サーバ記憶部430が、端末IDを含まない参照用情報を記憶するようにしてもよい。
例えば、ユーザID_Aの示すユーザが、端末ID_Aの通信端末装置100から端末ID_Bの通信端末装置100へ契約情報_Aをコピーし、端末ID_Bの通信端末装置100にて契約情報_Aの通信サービスの利用許可を要求したとする。ここでは、端末ID_Bの通信端末装置100は、ユーザID_Aと契約情報_Aとをサーバ装置400に送信する。
この場合、図13の参照用情報にて、ユーザID_Aと契約情報_Aとが対応付けられているので、サーバ装置400(サーバ制御部420)は、通信サービスの利用を許可する。
このように、ユーザは、通信事業者への申請等の必要無しに、ある通信端末装置100にて利用していた通信サービスを、容易に他の通信端末装置100でも利用できる。
例えば、ユーザは、音声通信を主目的とした常時携帯用の小型の通信端末装置100と、データ通信を主目的とした居室内で携帯可能な程度の大きさのタブレット型の通信端末装置100とを使い分けることができる。
また、サーバ制御部420がユーザの判定を行うことで、悪意ある他者(ユーザ以外の者)が、ユーザに成りすましてサーバ装置400を不正利用することを防止し得る。
なお、複数の通信端末装置100のいずれにおいて、1つの契約情報に基づいた通信を行うかについては、着信の場合には、通信端末装置100毎に予め設定されている優先順位の高い通信端末装置100に対して着信を発生させるようにしてもよい。あるいは、電源がONになっている通信端末装置100のいずれか(例えばランダムに選択する)に対して着信を発生させるようにしてもよい。
一方、発信の場合は、いずれの通信端末装置100からでも1つの契約者情報に基づいた発信を行えるようにできる。
なお、サーバ制御部420が、通信サービス利用条件として、通信サービスを利用するユーザの判定を行う場合も、参照用情報にて契約情報の有効/無効を設定できるようにしてもよい。
また、サーバ制御部420が、通信サービス利用条件として、通信サービスの利用に用いる通信端末装置100の判定と、通信サービスを利用するユーザの判定とを行うようにしてもよい。
例えば、サーバ制御部420が、通信サービス利用条件として、通信サービスの利用に用いる通信端末装置100の判定と、通信サービスを利用するユーザの判定とを行い、かつ、参照用情報にて契約情報の有効/無効を設定できるようにする。これにより、特定のユーザについてある通信端末装置100の使用を禁止するといった設定を容易に行い得る。
次に、図14〜図16を参照して本発明の最小構成について説明する。
図14は、図1に示される通信システム1のうち、本発明の最小構成を示す概略ブロック図である。図14では、図1の各部のうち、通信端末装置100と、端末通信部110と、端末制御部120と、端末記憶部130と、サーバ装置400と、サーバ通信部410と、サーバ制御部420とが示されている。
かかる構成において、通信端末装置100が、通信サービスの利用許可要求と、契約情報と、通信サービス利用態様を示す情報とをサーバ装置400に送信する。そして、サーバ装置400では、サーバ制御部420が、通信端末装置100からの通信サービス利用態様を示す情報が、契約情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定する。適合すると判定すると、サーバ制御部420は、通信サービスの利用を許可する。
これにより、図1の構成の場合と同様、通信システム1は、ユーザまたは他者が通信端末装置100間で契約情報を移動またはコピー等して通信サービスを受ける通信端末装置100を変更した場合に、契約にて利用を許可されていない不適切な態様での通信サービスの利用を制限できる。従って、通信サービスを受ける通信端末装置を容易に変更可能な場合でも、通信サービスが不適切な態様にて利用されるおそれを低減させることができる。
図15は、本実施形態の通信端末装置のうち、本発明の最小構成を示す概略ブロック図である。図15では、図1の各部のうち、通信端末装置100と、端末通信部110と、端末制御部120と、端末記憶部130とが示されている。
かかる構成において、端末通信部110は、通信サービスの利用許可要求と、契約情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを送信する。そして、端末制御部120は、通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する。
これにより、図1の構成の場合と同様、通信端末装置100が、契約情報と、通信サービス利用態様を示す情報に基づく判定を受けて、通信サービスを利用する機能を実行するようにできる。この判定において、契約にて利用を許可されていない不適切な態様での通信サービスの利用を制限できる。従って、通信サービスを受ける通信端末装置を容易に変更可能な場合でも、通信サービスが不適切な態様にて利用されるおそれを低減させることができる。
図16は、本実施形態のサーバ装置のうち、本発明の最小構成を示す概略ブロック図である。図16では、図1の各部のうち、サーバ装置400と、サーバ通信部410と、サーバ制御部420とが示されている。
かかる構成において、サーバ通信部410が、通信端末装置からの、契約情報と通信サービス利用態様を示す情報とを受信する。そして、サーバ制御部420は、通信サービス利用態様を示す情報が、契約情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると通信サービスの利用を許可する。
これにより、図1の構成の場合と同様、サーバ制御部420は、通信端末装置が通信サービスを利用する態様の適否を判定して通信サービス利用の可否を決定できる。従って、サーバ制御部420は、ユーザまたは他者が通信端末装置間で契約情報を移動またはコピー等して通信サービスを受ける通信端末装置を変更した場合に、契約にて利用を許可されていない不適切な態様での通信サービスの利用を制限できる。従って、通信サービスを受ける通信端末装置を容易に変更可能な場合でも、通信サービスが不適切な態様にて利用されるおそれを低減させることができる。
なお、通信端末装置100またはサーバ装置400の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 通信システム
100 通信端末装置
110 端末通信部
120 端末制御部
130 端末記憶部
200 基地局装置
300 ネットワーク
400 サーバ装置
410 サーバ通信部
420 サーバ制御部
430 サーバ記憶部

Claims (10)

  1. サーバ装置と通信端末装置とを具備し、
    前記通信端末装置は、
    通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部と、
    前記サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部と、
    前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する端末制御部と、
    を具備し、
    通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能であり、
    前記サーバ装置は、
    前記通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、前記通信サービス利用態様を示す情報とを前記通信端末装置から受信するサーバ通信部と、
    前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可するサーバ制御部と、
    を具備することを特徴とする通信システム。
  2. 前記サーバ装置は、通信サービス契約を識別可能な情報と、当該通信サービス契約における通信サービス利用条件を示す情報とが対応付けられた参照用情報を記憶するサーバ記憶部を具備し、
    前記サーバ制御部は、前記サーバ通信部が受信した前記通信サービス契約を識別可能な情報に前記参照用情報にて対応付けられている通信サービス利用条件を示す情報と、前記通信サービス利用態様を示す情報とが適合するか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記サーバ通信部は、前記通信サービス利用態様を示す情報として、前記通信端末装置を識別可能な情報を受信し、
    前記サーバ制御部は、前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かの判定として、前記通信端末装置を識別可能な情報が、前記サーバ通信部の受信した前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約にて利用可能な通信端末装置に適合するか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記サーバ通信部は、前記通信サービス利用態様を示す情報として、前記通信端末装置のユーザを識別可能な情報を受信し、
    前記サーバ制御部は、前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かの判定として、前記通信端末装置のユーザを識別可能な情報が、前記サーバ通信部の受信した前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約にて通信サービスを利用可能なユーザに適合するか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部と、
    サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部と、
    前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する端末制御部と、
    を具備し、
    通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能である、ことを特徴とする通信端末装置。
  6. 通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを通信端末装置から受信するサーバ通信部と、
    前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可するサーバ制御部と、
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
  7. 通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部を具備し、通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能な通信端末装置が行う、通信サービス利用方法であって、
    サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部ステップと、
    前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する機能実行ステップと、
    を具備することを特徴とする通信サービス利用方法。
  8. サーバ装置が行う、通信サービス利用可否の判定方法であって、
    通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを通信端末装置から受信するサーバ通信ステップと、
    前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可する通信サービス利用許可ステップと、
    を具備することを特徴とする判定方法。
  9. 通信サービス契約を識別可能な情報を記憶する端末記憶部を具備し、通信サービス契約を識別可能な情報を他の通信端末装置から取得可能な通信端末装置を制御するコンピュータに、
    サーバ装置と通信を行って、通信サービスの利用許可要求と、前記通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを前記サーバ装置に送信する端末通信部ステップと、
    前記サーバ装置から通信サービスの利用許可を受けると、当該通信サービスを利用する機能を実行する機能実行ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  10. サーバ装置としてのコンピュータに、
    通信サービスの利用許可要求と、通信サービス契約を識別可能な情報と、通信サービス利用態様を示す情報とを通信端末装置から受信するサーバ通信ステップと、
    前記通信サービス利用態様を示す情報が、前記通信サービス契約を識別可能な情報の示す通信サービス契約における通信サービス利用条件に適合するか否かを判定し、適合すると判定すると前記通信端末装置に対して通信サービスの利用を許可する通信サービス利用許可ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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