JP2014011636A - 送信装置、送信方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明にかかる送信装置は、フレームデータを分割したパケットデータを保持する保持部と、保持部に保持されたパケットデータを受信装置に送信する制御を行う送信制御部とを有する。送信制御部は、保持部に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを受信装置に送信しない制御を行う場合に、受信装置に送信した第1のパケットデータにより構成されるフレームデータを構成するパケットデータであって保持部に保持されている第2のパケットデータを受信装置に送信する制御を行う。
【選択図】 図6
Description
本実施例では、カメラ等で撮像した映像のフレームデータを、受信装置にリアルタイムに送信する送信装置について説明する。ここで、フレームデータには、映像データ及びそれに付随するメタデータや音声データが含まれていてもよい。送信装置や受信装置はそれぞれ単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数のコンピュータ装置で構成される場合は、互いに通信可能なようにLAN(Local Area Network)などで接続することとしてもよい。
図6の例では、第1のフレームデータP(2)の先頭のパケットデータ604から、第2のフレームデータの先頭のパケットデータ609の前までのパケットデータを破棄することができる。このようにして、新しくエンキューされたパケットデータを速やかに受信装置に送信することができる。従って、受信装置に配信されるデータのリアルタイム性を高めることができる。
本実施例では、データの復号に際し他のフレームを参照する必要があるか否かの区別がないデータを送信する場合について説明する。例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)による符号化形式を用いて符号化されたデータを送信する場合が含まれる。あるいは、送信される全てのフレームが、他のフレームを参照せずに符号化されたフレーム(例えば、Iフレーム)である場合が含まれる。
本実施例では、段階的にキュー内パケットを破棄して送信しないように制御する例について説明する。本実施例にかかる送信装置の構成は、実施例1において図1及び図2を用いて説明した内容と同じであるため説明を省略する。
図12の例では、H.264/AVCを用いた符号化におけるフレーム間の参照について説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
104 通信部
204 送信制御部
205 保持制御部
206 管理部
Claims (13)
- フレームデータを分割したパケットデータを保持する保持手段と、
前記保持手段に保持されたパケットデータを受信装置に送信する制御を行う送信制御手段とを有し、
前記送信制御手段は、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない制御を行う場合に、前記受信装置に送信した第1のパケットデータにより構成されるフレームデータを構成するパケットデータであって前記保持手段に保持されている第2のパケットデータを前記受信装置に送信する制御を行うことを特徴とする送信装置。 - 前記送信制御手段は、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない制御を行う場合に、前記保持手段に保持されたパケットデータのうち、第1のフレームデータの先頭を構成する第3のパケットデータから前記第3のパケットデータよりも後に前記保持手段に保持され第2のフレームデータの先頭を構成する第4のパケットデータよりも前に前記保持手段に保持されたパケットデータまでのパケットデータを前記受信装置に送信しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- 前記送信制御手段は、フレーム内符号化されたフレームデータの先頭を構成するパケットデータを前記保持手段に保持する場合に、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- 前記送信制御手段は、前記保持手段に保持されたパケットデータのデータ量が所定の閾値を超える場合に、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- 前記送信制御手段は、1つのパケットデータが前記保持手段に保持された時間が所定の閾値を超えた場合に、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- 前記送信制御手段は、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない制御を行う場合に、前記保持手段に保持されたパケットデータのうち、第1のフレームデータの先頭を構成する第3のパケットデータから、フレーム内符号化された第2のフレームデータの先頭を構成する第4のパケットデータよりも前に前記保持手段に保持されたパケットデータまでのパケットデータを前記受信装置に送信しないように制御することを特徴とする請求項1又は3に記載の送信装置。
- 前記送信制御手段は、前記保持手段に保持されたパケットデータのデータ量が第1の閾値より大きく第2の閾値以下である場合に前記受信装置に送信しないように制御するパケットデータのデータ量よりも、前記保持手段に保持されたパケットデータのデータ量が前記第2の閾値より大きい場合に前記受信装置に送信しないように制御するパケットデータのデータ量が大きくなるようにして、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- フレームデータを分割したパケットデータを保持手段に保持する保持ステップと、
前記保持手段に保持されたパケットデータを受信装置に送信する送信ステップとを有し、
前記送信ステップにおいて、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない処理を行う場合に、前記受信装置に送信した第1のパケットデータにより構成されるフレームデータを構成するパケットデータであって前記保持手段に保持されている第2のパケットデータを前記受信装置に送信することを特徴とする送信方法。 - 前記送信ステップにおいて、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない処理を行う場合に、前記保持手段に保持されたパケットデータのうち、第1のフレームデータの先頭を構成する第3のパケットデータから前記第3のパケットデータよりも後に前記保持手段に保持され第2のフレームデータの先頭を構成する第4のパケットデータよりも前に前記保持手段に保持されたパケットデータまでのパケットデータを前記受信装置に送信しないことを特徴とする請求項8に記載の送信方法。
- 前記送信ステップにおいて、フレーム内符号化されたフレームデータの先頭を構成するパケットデータを前記保持手段に保持する場合に、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない処理を行うことを特徴とする請求項8に記載の送信方法。
- コンピュータに、
フレームデータを分割したパケットデータを保持手段に保持する保持工程と、
前記保持手段に保持されたパケットデータを受信装置に送信する送信工程とを実行させ、
前記送信工程において、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない処理を行う場合に、前記受信装置に送信した第1のパケットデータにより構成されるフレームデータを構成するパケットデータであって前記保持手段に保持されている第2のパケットデータを前記受信装置に送信する処理を実行させるためのプログラム。 - 前記送信工程において、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない処理を行う場合に、前記保持手段に保持されたパケットデータのうち、第1のフレームデータの先頭を構成する第3のパケットデータから前記第3のパケットデータよりも後に前記保持手段に保持され第2のフレームデータの先頭を構成する第4のパケットデータよりも前に前記保持手段に保持されたパケットデータまでのパケットデータを前記受信装置に送信しない処理を前記コンピュータに実行させるための請求項11に記載のプログラム。
- 前記送信工程において、フレーム内符号化されたフレームデータの先頭を構成するパケットデータを前記保持手段に保持する場合に、前記保持手段に保持された複数のパケットデータのうち一部のパケットデータを前記受信装置に送信しない処理を前記コンピュータに実行させるための請求項11に記載のプログラム。
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