JP2014011542A - 障害監視装置、および、障害監視方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ネットワーク接続装置2を介してネットワーク接続機器4と接続される障害監視計算機1は、ネットワーク接続機器4に送信する機器状態用信号への応答が未着であるときに、機器状態用信号を中継するネットワーク接続装置2に対して接続状態用信号を送信し、その接続状態用信号の応答に含まれるネットワーク接続装置2内部の複数のインタフェースを接続する接続スイッチ21の状態情報を取得し、接続スイッチ21の状態情報がONであるときには、接続状態用信号を送信したネットワーク接続装置2から別のネットワーク接続装置2へと系切替を実行する。
【選択図】図1
Description
よって、障害発生中の切替処理により、通信サービスを提供できるメリットがあるものの、副作用として、保守作業中の切替処理により、予備通信制御装置に対して不要な通信負荷を与えてしまうデメリットも存在する。
ネットワーク接続装置を介してネットワーク接続機器と接続され、
前記ネットワーク接続機器に送信する機器状態用信号への応答が未着であるときに、前記機器状態用信号を中継する前記ネットワーク接続装置に対して接続状態用信号を送信し、その接続状態用信号の応答に含まれる前記ネットワーク接続装置内部の複数のインタフェースを接続する接続スイッチの状態情報を取得し、
前記接続スイッチの状態情報がONであるときには、前記接続状態用信号を送信した前記ネットワーク接続装置から別のネットワーク接続装置へと系切替を実行することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
障害監視計算機1(障害監視装置)は、基幹LAN(1系基幹LAN31、2系基幹LAN32)を介してネットワーク接続装置2と接続される。ネットワーク接続装置2は、支線LAN(1系支線LAN33、2系支線LAN34)を介して監視対象のネットワーク接続機器4と接続される。
これらの障害監視システムの各装置は、制御部(CPU:Central Processing Unit)、記憶部(メモリ、ハードディスクなど)、および、通信部(ネットワークインタフェース)を備えるコンピュータとして構成される。
機器状態テーブル11は、機器状態用信号により取得した各ネットワーク接続機器4までの通信状態を記憶するためのテーブルである。
機器状態用信号は、障害監視計算機1からネットワーク接続機器4に対して送信される要求信号と、その要求信号への応答信号である。機器状態用信号は、例えば、ping(Packet Internet Groper)が使用される。機器状態用信号の要求信号には、ネットワーク接続機器4のIP(Internet Protocol)アドレスが指定される。
接続状態用信号は、障害監視計算機1からネットワーク接続装置2に対して送信される要求信号と、その要求信号への応答信号である。接続状態用信号は、例えば、UDP(User Datagram Protocol)/IPが使用される。
障害監視計算機1は、機器状態用信号の応答信号が未着であるときに、自身からネットワーク接続機器4までの経路の通信障害を検知する。障害監視計算機1は、通信障害が発生した場合は、ネットワーク接続装置2の系切替により、通信途絶の回復を試みる。ネットワーク接続装置2の系切替とは、現在の現用系のネットワーク接続装置2aを次回の待機系に変更するとともに、現在の待機系のネットワーク接続装置2bを次回の現用系へと変更することである。
接続スイッチ21は、各ネットワーク(1系基幹LAN31、2系基幹LAN32、1系支線LAN33、2系支線LAN34)をネットワーク接続装置2内で接続するためのスイッチであり、この接続スイッチ21がON(接続状態)のときにはデータの中継を行う。
制御線22は、ネットワーク接続装置2aとネットワーク接続装置2bとを接続し、この制御線22を介して、系切替のための制御信号を送受信する。
例えば、機器状態テーブル11の第1行は、1系LAN(1系基幹LAN31、1系支線LAN33)を経由してネットワーク接続機器4aへと送信される機器状態用信号の応答信号が障害監視計算機1に到着(状態=○)したことを示す。
図3(a)は、ネットワーク接続装置2a内の接続スイッチ21aを示す。接続スイッチ21aは、1系用スイッチ(1系基幹LAN31と1系支線LAN33を接続)と、2系用スイッチ(2系基幹LAN32と2系支線LAN34を接続)とから構成される。図3(a)では、2つのスイッチがともにON(状態=○)である。
障害監視計算機1は、通知された接続スイッチ21a内の各スイッチの状態を、接続状態テーブル12へと書き出す。接続状態テーブル12は、接続状態用信号の送信先として指定されるネットワーク接続装置2を示す「装置」と、その装置内の接続スイッチ21のネットワークの系統を示す「LAN」と、スイッチの状態として、「ON=○」または「OFF=×」を示す「状態」とを対応付ける。
なお、ネットワーク接続装置2は、スイッチの状態を変更する(ONからOFFへ、OFFからONへ)手段を、物理的な切替用スイッチや論理的なコマンド入力などにより管理者などに提供する。スイッチをOFFにする要因は、例えば、ネットワーク接続装置2の保守点検である。
S101において、障害監視計算機1は、図2で示したように、機器状態用信号を用いて各ネットワーク接続機器4の状態の収集し、その結果を機器状態テーブル11に格納する。
同じ機器の状態列が全て「○」なら、両系正常であり、そのときには障害対策は不要なので、処理を終了する。
同じ機器の状態列が1つだけ「×」なら、片系異常であり、そのときには障害対策をするため、S106へ進む。
同じ機器の状態列が全て「×」なら、両系異常であり、そのときには保守作業中か、障害発生中かをさらに調査するため、S103へ進む。
このケースでは、所定機器(ネットワーク接続機器4a)の装置障害であるため、その装置へ向かう経路を切り替えても、所定機器との間の通信は復旧しないことが明らかである。つまり、障害発生中であるものの、系切替によってその障害に対処できないので、あきらめる。
S105において、障害監視計算機1は、S104で格納した接続状態テーブル12の状態から、S101の機器状態用信号が通過するネットワーク接続装置2の状態が保守中か否かを判定する。
つまり、ネットワーク接続装置2の状態列が全て「×(スイッチOFF)」であるときには、保守中であるので、S105のYesから、処理を終了する。これにより、保守作業における通信不通を障害と誤検出せず、現用系ネットワーク接続装置2aの切り替え処理(S106)を防止し、保守性の高いネットワークシステムを構築することができる。
この図5では、S102で片系異常と判断され、S106の系切替が実行される。
この図6では、S102で両系異常と判断され、S103で所定機器障害(Yes)と判断されて終了するので、S106の系切替は実行されない。
この図7では、S102で両系異常と判断され、S103で所定機器障害でない(No)と判断される。その後、S105で保守中か否かが判断され、保守中でない(No)ときには、S106の系切替が実行される。
S202において、障害監視計算機1は、S203で未選択の経路がないときには(No)、処理を終了する。
S203において、障害監視計算機1は、S201で収集した機器状態テーブル11の未選択のレコード(経路)を1つ選択する。
S204において、障害監視計算機1は、S203の選択経路の状態が正常(○)であるときには(Yes)、別の選択経路を選択するために、S202に戻る。
S206において、障害監視計算機1は、S205で収集した接続状態が保守中(×)であるネットワーク接続装置2が1台以上存在するか否かを判定する。保守中のネットワーク接続装置2が存在するときには、経路切替が不要なのでS202に戻る。
ここで、経路切替とは、選択経路が通過するネットワーク接続装置2だけでなく、選択経路が通過するネットワークも含めて、その選択経路上の通信路を使用しないようにする制御処理である。例えば、選択経路へのデータ流入が起きないように、各ネットワーク接続装置2の転送テーブル内の選択経路への経路コストを非常に大きな値としたり、転送テーブル内の選択経路を示すエントリを削除したりする処理である。
これにより、保守作業が容易に実施でき、保守性の高いネットワークシステムを提供することができる。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。
また、前記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
11 機器状態テーブル
12 接続状態テーブル
31 1系基幹LAN
32 2系基幹LAN
33 1系支線LAN
34 2系支線LAN
2 ネットワーク接続装置
2a ネットワーク接続装置(現用系)
2b ネットワーク接続装置(待機系)
21 接続スイッチ
21a 接続スイッチ(現用系)
21b 接続スイッチ(待機系)
22 制御線
4 ネットワーク接続機器
4a ネットワーク接続機器
4b ネットワーク接続機器
Claims (6)
- ネットワーク接続装置を介してネットワーク接続機器と接続され、
前記ネットワーク接続機器に送信する機器状態用信号への応答が未着であるときに、前記機器状態用信号を中継する前記ネットワーク接続装置に対して接続状態用信号を送信し、その接続状態用信号の応答に含まれる前記ネットワーク接続装置内部の複数のインタフェースを接続する接続スイッチの状態情報を取得し、
前記接続スイッチの状態情報がONであるときには、前記接続状態用信号を送信した前記ネットワーク接続装置から別のネットワーク接続装置へと系切替を実行することを特徴とする
障害監視装置。 - ネットワーク接続装置を介してネットワーク接続機器と接続され、
前記ネットワーク接続機器に送信する機器状態用信号への応答が未着であるときに、前記機器状態用信号を中継する前記ネットワーク接続装置に対して接続状態用信号を送信し、その接続状態用信号の応答に含まれる前記ネットワーク接続装置内部の複数のインタフェースを接続する接続スイッチの状態情報を取得し、
前記接続スイッチの状態情報がONであるときには、前記機器状態用信号が通過する自身から前記ネットワーク接続機器までの経路上に位置する前記ネットワーク接続装置およびネットワークを使用不可にするように制御することを特徴とする
障害監視装置。 - 前記障害監視装置は、前記機器状態用信号として、前記ネットワーク接続機器のIPアドレスを送信先に指定するping(Packet Internet Groper)を用いることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の障害監視装置。 - 前記障害監視装置は、前記接続状態用信号として、UDP(User Datagram Protocol)/IPを用いることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の障害監視装置。 - ネットワーク接続装置を介してネットワーク接続機器と接続される障害監視装置が、
前記ネットワーク接続機器に送信する機器状態用信号への応答が未着であるときに、前記機器状態用信号を中継する前記ネットワーク接続装置に対して接続状態用信号を送信し、その接続状態用信号の応答に含まれる前記ネットワーク接続装置内部の複数のインタフェースを接続する接続スイッチの状態情報を取得し、
前記接続スイッチの状態情報がONであるときには、前記接続状態用信号を送信した前記ネットワーク接続装置から別のネットワーク接続装置へと系切替を実行することを特徴とする
障害監視方法。 - ネットワーク接続装置を介してネットワーク接続機器と接続される障害監視装置が、
前記ネットワーク接続機器に送信する機器状態用信号への応答が未着であるときに、前記機器状態用信号を中継する前記ネットワーク接続装置に対して接続状態用信号を送信し、その接続状態用信号の応答に含まれる前記ネットワーク接続装置内部の複数のインタフェースを接続する接続スイッチの状態情報を取得し、
前記接続スイッチの状態情報がONであるときには、前記機器状態用信号が通過する自身から前記ネットワーク接続機器までの経路上に位置する前記ネットワーク接続装置およびネットワークを使用不可にするように制御することを特徴とする
障害監視方法。
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CN115229988A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-10-25 | 徐州徐工施维英机械有限公司 | 一种混凝土搅拌机械骨料上料过程的监测方法及系统 |
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