JP2014010925A - 電源装置及び照明装置 - Google Patents

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貴史 前田
Yasunori Ano
康則 阿野
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Abstract

【課題】出力電力に応じた力率改善回路の専用設計をする必要がなく、広い出力電力範囲のLED負荷を接続可能とした点灯装置を提供する。
【解決手段】LED点灯装置1−1は、MOSFET11と、MOSFET11に流れるスイッチング素子電流の大きさを検出する電流検出部37と、MOSFET11にオンとオフとのスイッチングをさせることによって力率を改善すると共に、電流検出部37によって検出されるスイッチング素子電流の大きさが所定の閾値を超えたときにMOSFET11を前記オフにする制御回路12とを有する力率改善回路2と、力率改善回路2が入力する入力電圧の大きさを検出する電源電圧検出50と、電源電圧検出回路50が検出する入力電圧の大きさに応じて、電流検出部37が検出するスイッチング素子電流の大きさを調整する電流値調整部60とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、力率改善回路を有する電源装置及びこの電源装置を備えた照明装置に関する。
点灯回路の前段に力率改善回路を配置することで、力率改善や入力電流ひずみを抑える方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−205778号(段落「0020」〜「0023」、図3参照。)
しかしながら、特許文献1では降圧チョッパ回路の前段に昇圧チョッパ回路が接続されている為、LED負荷で消費する出力電力範囲を広くすると、昇圧チョッパ(力率改善)回路が力率改善できる範囲外となってしまうという課題があった。この為、LED負荷で消費する出力電力に応じた力率改善回路の設計をする必要があった。
本発明では、出力電力に応じた力率改善回路の専用設計をする必要がなく、広い出力電力範囲のLED負荷を接続可能とした点灯装置の提供を目的とする。
この発明の電源装置は、
入力電圧と入力電流とを入力し、前記入力電圧と前記入力電流とから得られる力率を改善する力率改善回路であって、スイッチング素子と、前記スイッチング素子に流れる電流であるスイッチング素子電流の大きさを検出する電流検出部と、前記スイッチング素子にオンとオフとのスイッチングをさせることによって前記力率を改善すると共に、前記電流検出部によって検出される前記スイッチング素子電流の大きさが所定の閾値を超えたときに前記スイッチング素子を前記オフにするスイッチング素子制御部とを有する力率改善回路と、
前記力率改善回路が入力する前記入力電圧の大きさを検出する入力電圧検出部と、
前記入力電圧検出部が検出する前記入力電圧の大きさに応じて、前記電流検出部が検出する前記スイッチング素子電流の大きさを調整する電流値調整部と
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、1種類の点灯装置で、幅広い入力電圧に対する力率改善が可能となり、広い出力電力範囲のLED等の負荷を接続することが可能となる。
実施の形態1のLED点灯装置1−1を示す回路図。 実施の形態2のLED点灯装置1−2を示す回路図。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1を示すLED点灯装置1−1(電源装置)の回路図である。
LED点灯装置1−1は、入力電圧と入力電流と入力し、入力電圧と入力電流とから得られる力率を改善する力率改善回路2と、LEDモジュール27に流れる電流を一定に制御して、LEDを点灯させる点灯回路3と、調光器28からの調光信号を読み取る為の調光信号インターフェース回路4(以下、調光信号I/F回路)と、マイクロコンピュータなどの制御装置5で構成されている。更に、LED点灯装置1−1は、制御装置5からの信号(出力電流の目標値)を受け、出力指令値を生成して、フィードバック部20へ入力する為の出力指令値生成部6を備える。
(点灯回路3)
本実施の形態1の点灯回路3は、スイッチング素子(MOSFET18)が高電位側に配置されたバックコンバータ回路(降圧回路)であるが、スイッチング素子を低電位側に配置した降圧回路でも良いし、フライバック方式の定電流回路でも良い。
(力率改善回路2)
力率改善回路2は、AC電源7を全波整流するダイオードブリッジ8と、それを平滑するコンデンサ9とを備え、全波整流されたコンデンサ9の電圧を昇圧する為に、インダクタ10とMOSFET11(スイッチング素子)等を備える。MOSFET11は制御回路12(スイッチング素子制御部)によって制御されて、ON/OFFのスイッチング動作をする。MOSFET11がONのときは、インダクタ10に電流が流れてエネルギーが蓄えられる。MOSFET11がOFFするとインダクタ10に蓄えられたエネルギーがダイオード14から電解コンデンサ17の経路で放出され、電解コンデンサ17の電圧はコンデンサ9よりも高い電圧に昇圧される。電解コンデンサ17に発生した電圧は抵抗15と抵抗16によって分圧され、フィードバック部13を介して、制御回路12へ入力される。この電圧を基に制御回路12は電解コンデンサ17の電圧を約400V一定となるようにMOSFET11のON/OFFを制御している。
(電流値調整部60)
図1において、力率改善回路2に含まれる、抵抗34、抵抗35、トランジスタ36(スイッチング素子)及び制御装置5は電流値調整部60を構成する。電流値調整部60は、抵抗31,32から構成される電源電圧検出回路30が検出する入力電圧の大きさに応じて、電流検出部37が検出するべきMOSFET11に流れる電流(スイッチング素子電流)の大きさを調整する。なお、図1では電流値調整部60を、力率改善回路2に含まれる、力率改善回路2の一部の回路としているが、力率改善回路2と独立な回路とみることもできる。電源電圧検出回路30も同様である。
(点灯回路3)
点灯回路3は、MOSFET18と、それに直列接続されるダイオード21とを備える。これらは、力率改善回路2の出力側に、力率改善回路2の出力側の電解コンデンサ17と並列に接続される。また、ダイオード21に並列になるように、インダクタ22とコンデンサ23とが直列接続され、コンデンサ23と並列にLEDモジュール27(光源)が接続されている。点灯回路3から電力を供給されるLEDモジュール27は、LED26が基板に実装されている。また、図1ではLED26は直列接続されているが、直列と並列が混在していても良いし、並列接続でも良い。更に、光源にLEDを使用しているが、有機ELでも良い。
MOSFET18は制御回路19によってON/OFF制御されており、MOSFET18がONすると、インダクタ22、コンデンサ23、電流検出抵抗24の経路で電流が流れてコンデンサ23を充電する。更に、インダクタ22にエネルギーが蓄えられる。MOSFET18がOFFしたとき、インダクタ22は蓄えられたエネルギーを放出し、コンデンサ23、電流検出抵抗24、ダイオード21の順に電流が流れ、更にコンデンサ23を充電する。充電された電解コンデンサ23の電圧がLED群の順方向電圧を超えると、LED26に電流が流れる。電流検出抵抗24に電流が流れたときに電圧が発生し、この電圧はフィードバック部20へ入力される。
マイクロコンピュータなどで実現される制御装置5は、LED26へ流す電流の目標値を、出力指令値生成部6へ入力する。この信号はPWM信号でも良いし、直流電圧などでも良い。出力指令値生成部6は、制御装置5から入力された信号からLED26へ流す電流の目標値をフィードバック部20へ入力する。フィードバック部20は、出力指令値生成部6から入力されたLED26へ流す電流の目標値と、実際に流れている電流値を電圧に変換した値(電流検出抵抗24に発生する電圧)を比較して、目標値より実際の電流が少ない場合は、電流を増やすように制御回路19へ伝達する。逆に、目標値よりも実際の電流が多い場合は、電流を減らすように制御する。制御回路19は、フィードバック部20から入力された情報を基に、MOSFET18のON/OFF制御(MOSFET18のON−Dutyを小さくしたり、大きくしたりする制御)し、LED26に流れる電流を一定となるように制御している。
次に本実施の形態1における動作について、図1を用いて説明する。ここで、LED点灯装置1−1における力率改善回路2の動作について説明する。LED点灯装置1−1にAC電源7の電圧が入力されると、ダイオードブリッジ8にて全波整流された電圧がコンデンサ9に発生する。これを抵抗31、及び、抵抗32にて分圧し、抵抗32に発生した電圧を制御装置5で読み取る。抵抗31、抵抗32の直列接続は、AC電源7を判定する電源電圧検出回路30(入力電圧検出部)を構成する。例えば、AC電源7の電圧がAC200Vのとき、DC2Vの電圧が発生し、AC100Vの電圧を入力されると、DC1Vの電圧が発生し、制御装置5がA/D変換などを行い電圧値を読み取り、入力されているAC電源7の電圧を判定する。力率改善回路2は、入力電圧が高いほど、入力電流が少なくなり、力率は低くなる。
ここで、MOSFET11がONのとき、インダクタ10→MOSFET11→電流検出抵抗33(第1の抵抗器)の順に電流(スイッチング素子電流)が流れる。このとき電流検出部37は、電流検出抵抗33に発生する電圧(MOSFET11に流れる電流値に相当する電圧値。以下、検出電圧ともいう)を、抵抗34(第2の抵抗器)を介して検出し、検出結果を制御回路12に出力する。
(1)ここで電流検出部37の検出した検出電圧(スイッチング素子電流に相当する相当値)が制御回路12が内部に保有している閾値を超えると、制御回路12は、MOSFET11をOFFにする。
(2)MOSFET11がOFFすると、インダクタ10に蓄えられたエネルギーが放出され、電解コンデンサ17を充電する。インダクタ10に流れる電流が0になると、制御回路12はMOSFET11をONする。インダクタ10に流れる電流が0になる検出は、例えば次の様である。図示していないが、インダクタ10が二次巻線を有しており、制御回路12は、この二次巻線発生する信号変化によってインダクタ10に流れる電流が0になることを検出できる。力率改善回路2のMOSFET11は、このようにして、ON/OFFを繰り返している。
AC電源7の電圧がAC100Vのときより、AC200Vのときのほうが、入力電流は小さくなる。このため、MOSFET11がONしたときに、電流検出抵抗33に流れる電流はAC200VのほうがAC100Vに比べて少なくなる為、AC200Vのほうが電流検出部37の検出電圧が小さくなる。このような場合、つまり、制御回路12の閾値に比べて電流検出部37の検出電圧が小さくなる場合には力率改善が期待できない場合がある。この場合に、これを改善するには、電流検出抵抗33を大きくする必要(検出電圧を高める必要)がある。従って、AC電源電圧が高いときには、電流検出抵抗33を大きくして電流検出部37による検出電圧を大きくし、これに対してAC電源電圧が低いときには、電流検出抵抗33を小さくして電流検出部37による検出電圧を小さくすると良い。これにより、AC電源7の電圧の影響を受けることなく、力率改善が可能となる。
本実施の形態1では、電流検出抵抗33に発生する電圧を検出する電流検出部37の検出電圧を大きくしたり、小さくしたりして調整することで、上記、電流検出抵抗33を大きくしたり、小さくしたりするのと同じ効果を得る構成を提供する。その構成を以下に記す。
制御装置5は、電源電圧検出回路30によって検出される分圧電圧の値から、LED点灯装置1−1に入力されているAC電源電圧を判定する。この判定したAC電源電圧値に基づき、制御装置5は、力率改善効果が高くなるように、トランジスタ36をON/OFFする。つまり制御装置5は、電源電圧検出回路30で検出したAC電源電圧の大きさに応じて、力率改善回路2の抵抗34への抵抗35(第3の抵抗器)の接続と、抵抗34からの抵抗35の切り離しとの切り替えを行う為に、スイッチング素子であるトランジスタ36をON/OFFする。トランジスタ36のON/OFFにより、抵抗35が抵抗34と接続されたり、接続されなかったりする。これにより、電流検出抵抗33で発生した電圧が分圧され、電流検出部37の検出電圧値を切り替える(調整する)ことが可能となる。よって、高力率を維持する範囲を広くすることが可能となる。
例えば、AC電源電圧がAC200V(後述の、AC100Vよりも高い電圧)のとき、制御装置5は、トランジスタ36をOFFする。このとき、電流検出部37で検出する電圧は、MOSFET11に流れる電流値と電流検出抵抗33の抵抗値との積となる。これに対して、AC電源電圧がAC100Vのとき、制御装置5はトランジスタ36をONするように信号を出力する。トランジスタ36がONすると、電流検出抵抗33と並列に抵抗34と抵抗35が接続される。抵抗34と抵抗35は直列に接続されており、電流検出抵抗33で発生した電圧を分圧する。この分圧され、実際に電流検出抵抗33に発生する電圧より小さくなった電圧が電流検出部37に入力される為、擬似的に電流検出抵抗33の抵抗値が小さくなった効果があり、AC電源電圧の高い、低いに係わらず、力率改善が可能となる。
このように、電流値調整部60は、電流検出抵抗33に並列に接続されて電流検出抵抗33に流れ込んだスイッチング素子電流の一部の残りの残余電流が流れ込む抵抗34と、抵抗34に直列に接続される抵抗35とからなる直列接続部を有する。またトランジスタ36(接続切替部)は、直列接続部における抵抗34への抵抗35の接続と、抵抗34からの抵抗35の切り離しとを、制御を受けることで切り替える。そして、制御装置5は、電源電圧検出回路30が検出する電源電圧の大きさに応じて、トランジスタ36に、抵抗34への抵抗35の接続と、抵抗34からの抵抗35の切り離しとを切り替えさせる。電流検出部37は、抵抗34へ抵抗35が接続しているときは、抵抗34と抵抗35との直列接続部に発生する電圧であって電流検出抵抗33に発生する電圧と略同一の電圧を、抵抗34と抵抗35とで分圧した電圧値をスイッチング素子電流として検出する。また、電流検出部37は、抵抗34から抵抗35が切り離されているときは、抵抗34に発生する電圧値であって電流検出抵抗33に発生する電圧と略同一の電圧値をスイッチング素子電流として検出する。この構成により、1種類の点灯装置で、幅広い入力電圧に対する力率改善が可能となり、広い出力電力範囲のLED等の負荷を接続することが可能となる。
実施の形態2.
図2は、本実施の形態2を示すLED点灯装置1−2(電源装置)の回路図である。
次に本実施の形態2における動作について、図2を用いて説明する。図1と同一の番号を付与しているものについては、図1と等しい動作をする為、説明は省略する。図1と異なる部分についてのみ、説明をする。
LED点灯装置1−1に対するLED点灯装置1−2の相違点は、LED点灯装置1−2が、電圧検出抵抗51と電圧検出抵抗52で構成される出力電圧検出回路50を備え、制御装置5が出力電圧検出回路50が検出した検出電圧の値に応じてトランジスタ36をオンあるいはオフとする点である。その他の構成は実施の形態1と同様である。
出力電圧検出回路50(出力電圧検出部)は、電圧検出抵抗51と電圧検出抵抗52で構成されている。制御装置5は、電圧検出抵抗51と電圧検出抵抗52で分圧された電圧を出力されている電圧を検出する。また、制御装置5は内部に実装されているプログラムに従い、出力電流の目標値(所定の電流値)を出力指令値生成部6に伝達する。出力電流の目標値は、後述の出力電力Wの算出用の算出用電流値として使用される。これらの出力電流値と出力電圧値から、制御装置5は、出力電力Wを算出する。算出された出力電力Wに応じて、制御装置5はトランジスタ36をON/OFFする信号出力する。例えば、出力電力Wが小さいときは、力率改善回路2への入力電流が小さくなる。この為、制御装置5は、電流検出部37で検出する電圧値が大きくなるように、トランジスタ36をOFFする。逆に出力電力Wが大きいときは、制御装置5は、電流検出抵抗33に発生する電圧が小さくなるように、トランジスタ36をONする信号を出力する。このとき、電流検出抵抗33に発生する電圧は、抵抗34と抵抗35にて分圧され、分圧された電圧が電流検出部37に入力される。
このように電流検出抵抗33に発生した電圧を電流検出部37で読み取る構成において、電流検出部37の読み取るべき電圧値をトランジスタ36のON/OFFで変化させることによって、広範囲の出力電力に対応した力率改善が可能となる。
(算出用電流値が調光信号に基づく場合)
図2において、調光器28からの調光信号を調光信号I/F回路4を介して、制御装置5で読み取ることで、光源であるLEDモジュール27を調光できる。調光信号は、調光度の情報(光源の光出力を指示する情報)が付与された信号である。制御装置5は、調光信号が示す調光度に応じた出力電流(所定の電流値)を出力するように出力指令値生成部6へ出力する。このようにして、LED点灯装置1−2は、調光器28からの調光信号により、LEDモジュール27に流れる電流値を増減させて、明るさを変えることが可能となる。このとき、制御装置5は、調光度に応じた出力電流値を算出用電流値として使用して、電圧検出回路の電圧値から判定した出力電圧値との積を算出する。この算出された出力電力に応じて、トランジスタ36をON/OFFすることで、これまで説明したような電流検出部37に発生する電圧を変化させる。これにより、調光度によって変化する出力電力に対応することが可能となり、広範囲の出力電力においても、力率改善効果が得られるような動作が可能となる。
以上、本発明の実施の形態1,2について説明したが、これらの実施の形態1,2のうち、2つを組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つを部分的に組み合わせて実施しても構わない。例えば、図2において、LED点灯装置1−2は、電源電圧検出回路30を持たず、出力電圧検出回路50の検出結果のみに基づいて、制御装置5がトランジスタ36のオンオフを決める構成でもよい。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
以上の実施の形態では、制御装置5が、電源電圧検出回路30あるいは出力電圧検出回路50の検出結果に応じてトランジスタ36をオンオフする構成を示したが、いかなる検出結果の時にトランジスタ36をオンし、またいかなる検出結果の時にトランジスタ36をオフとするかは、制御装置5があらかじめ格納しているものとする。
以上の実施の形態では、電源電圧検出回路30あるいは出力電圧検出回路50の検出結果に応じて電流検出部37の検出するべき電流値の調整は、トランジスタ36のオン、オフに対応する2通りであったが、これは一例である。電源電圧検出回路30あるいは出力電圧検出回路50の検出結果に応じて、3通り以上の中からいずれかの調整手段を選択する構成でも構わない。たとえば、電源電圧検出回路30あるいは出力電圧検出回路50の検出結果に対応して、3通り以上の分圧値が得られる構成としてもよい。
以上の実施の形態1,2のLED点灯装置1−1、1−2は、LED点灯装置1−1あるいはLED点灯装置1−2を備えた照明装置として実現することも、もちろん可能である。
1−1,1−2 LED点灯装置、2 力率改善回路、3 点灯回路、4 調光信号インターフェース回路、5 制御装置、6 出力指令値生成部、7 AC電源、8 ダイオードブリッジ、9 コンデンサ、10 インダクタ、11 MOSFET、12 制御回路、13 フィードバック部、14 ダイオード、15 抵抗、16 抵抗、17 電解コンデンサ、18 MOSFET、19 制御回路、20 フィードバック部、21 ダイオード、22 インダクタ、23 コンデンサ、24 電流検出抵抗、26 LED、27 LEDモジュール、28 調光器、30 電源電圧検出回路、31,32 抵抗、33 電流検出抵抗、34,35 抵抗、36 トランジスタ、37 電流検出部、50 出力電圧検出回路、51,52 電圧検出抵抗、60 電流値調整部。

Claims (8)

  1. 入力電圧と入力電流とを入力し、前記入力電圧と前記入力電流とから得られる力率を改善する力率改善回路であって、スイッチング素子と、前記スイッチング素子に流れる電流であるスイッチング素子電流の大きさを検出する電流検出部と、前記スイッチング素子にオンとオフとのスイッチングをさせることによって前記力率を改善すると共に、前記電流検出部によって検出される前記スイッチング素子電流の大きさが所定の閾値を超えたときに前記スイッチング素子を前記オフにするスイッチング素子制御部とを有する力率改善回路と、
    前記力率改善回路が入力する前記入力電圧の大きさを検出する入力電圧検出部と、
    前記入力電圧検出部が検出する前記入力電圧の大きさに応じて、前記電流検出部が検出する前記スイッチング素子電流の大きさを調整する電流値調整部と
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記電源装置は、さらに、
    前記力率改善回路の出力側に接続される点灯回路あって、光源が接続されると共に、接続された前記光源に電力を供給して点灯させる点灯回路と、
    前記点灯回路が前記光源に出力する出力電圧を検出する出力電圧検出部と
    を備え、
    前記電流値調整部は、
    前記光源へ所定の電流値を前記点灯回路に出力させる制御を実行すると共に、前記所定の電流値と、前記出力電圧検出部が検出する前記点灯回路の前記出力電圧の大きさとから電力値を算出し、算出した前記電力値に応じて、前記電流検出部が検出する前記スイッチング素子電流の大きさを調整することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記電源装置は、さらに、
    前記光源の光出力を指示する調光信号を送信する調光器から前記調光信号を受信する調光信号受信部を備え、
    前記電流値調整部は、
    前記所定の電流値として、前記調光信号受信部が受信した前記調光信号の指示する前記光出力に対応する大きさの電流値を前記点灯回路に出力させる制御を実行することを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 前記電流値調整部は、
    前記スイッチング素子電流の一部が流れ込む第1の抵抗器と、
    前記第1の抵抗器に並列に接続されて前記第1の抵抗器に流れ込んだ前記スイッチング素子電流の一部の残りの電流が流れ込む第2の抵抗器と、前記第2の抵抗器に直列に接続される第3の抵抗器とからなる直列接続部と、
    前記直列接続部における前記第2の抵抗器への前記第3の抵抗器の接続と、前記第2の抵抗器からの前記第3の抵抗器の切り離しとを、制御を受けることで切り替える接続切替部と、
    前記入力電圧検出部が検出する前記入力電圧の大きさに応じて、前記接続切替部に、前記第2の抵抗器への前記第3の抵抗器の接続と、前記第2の抵抗器からの前記第3の抵抗器の切り離しとを切り替えさせる制御部と
    を備え、
    前記電流検出部は、
    前記第2の抵抗器へ前記第3の抵抗器が接続しているときは、前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器との前記直列接続部に発生する電圧であって前記第1の抵抗器に発生する電圧と略同一の電圧を、前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器とで分圧した電圧値を前記スイッチング素子電流として検出し、
    前記第2の抵抗器から前記第3の抵抗器が切り離されているときは、前記第2の抵抗器に発生する電圧値であって前記第1の抵抗器に発生する電圧と略同一の電圧値を前記スイッチング素子電流として検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記電流値調整部は、
    前記スイッチング素子電流の一部が流れ込む第1の抵抗器と、
    前記第1の抵抗器に並列に接続されて前記第1の抵抗器に流れ込んだ前記スイッチング素子電流の一部の残りの電流が流れ込む第2の抵抗器と、前記第2の抵抗器に直列に接続される第3の抵抗器とからなる直列接続部と、
    前記直列接続部における前記第2の抵抗器への前記第3の抵抗器の接続と、前記第2の抵抗器からの前記第3の抵抗器の切り離しとを、制御を受けることで切り替える接続切替部と、
    前記所定の電流値と、前記出力電圧検出部が検出する前記点灯回路の前記出力電圧の大きさとから電力値を算出し、算出した前記電力値に応じて、前記接続切替部に、前記第2の抵抗器への前記第3の抵抗器の接続と、前記第2の抵抗器からの前記第3の抵抗器の切り離しとを切り替えさせる制御部と
    を備え、
    前記電流検出部は、
    前記第2の抵抗器へ前記第3の抵抗器が接続しているときは、前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器との前記直列接続部に発生する電圧であって前記第1の抵抗器に発生する電圧と略同一の電圧を、前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器とで分圧した電圧値を前記スイッチング素子電流として検出し、前記第2の抵抗器から前記第3の抵抗器が切り離されているときは、前記第2の抵抗器に発生する電圧値であって前記第1の抵抗器に発生する電圧と略同一の電圧値を前記スイッチング素子電流として検出することを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  6. 入力電圧と入力電流とを入力し、前記入力電圧と前記入力電流とから得られる力率を改善する力率改善回路であって、スイッチング素子と、前記スイッチング素子に流れる電流であるスイッチング素子電流の大きさを検出する電流検出部と、前記スイッチング素子にオンとオフとのスイッチングをさせることによって前記力率を改善すると共に、前記電流検出部によって検出される前記スイッチング素子電流の大きさが所定の閾値を超えたときに前記スイッチング素子を前記オフにするスイッチング素子制御部とを有する力率改善回路と、
    前記力率改善回路の出力側に接続される点灯回路であって、光源が接続されると共に、接続された前記光源に電力を供給して点灯させる点灯回路と、
    前記点灯回路が前記光源に出力する出力電圧を検出する出力電圧検出部と、
    前記光源へ所定の電流値を前記点灯回路に出力させる制御を実行すると共に、前記所定の電流値と、前記出力電圧検出部が検出する前記点灯回路の前記出力電圧の大きさとから電力値を算出し、算出した前記電力値に応じて、前記電流検出部が検出する前記スイッチング素子電流の大きさを調整する電流値調整部と
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  7. 前記光源は、
    LEDと有機ELとの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項2または3または6のいずれかに記載の電源装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の電源装置を備えた照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016063703A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 東芝ライテック株式会社 電源装置および照明装置
JP2019054573A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 富士電機株式会社 力率改善回路及びこれを使用したスイッチング電源装置

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