JP2014010721A - コマンド入力装置及びコマンド入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末にコマンドを入力する際にボタンやタッチパネルを操作することなく、片手だけで簡便にコマンドを入力することが可能となるコマンド入力装置及びコマンド入力方法を提供する。
【解決手段】コマンド入力装置は、カメラによって撮影した画像の画像情報を取得する画像取得部と、前記画像情報から所定の画像様式を識別する画像識別部と、識別された前記所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを記憶するコマンド記憶部と、前記コマンド記憶部から前記画像識別部によって識別された前記所定の画像様式に対応付けられた前記動作情報と前記コマンドを取得し、前記動作情報と前記コマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置に表示させるコマンド表示部と、前記表示装置に表示された前記画像または前記文字情報に基づいて利用者が入力した前記コマンドを実行するコマンド実行部と、を有する。
【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、コマンド入力装置及びコマンド入力方法に関する。
携帯端末の操作においては、利用者が携帯端末に設けられたボタン(キー)やタッチパネルを指で操作してコマンドを入力することによって、この携帯端末が持つ複数の機能の一つを実行することが一般的である。さらに近年では、音声によるコマンド入力や携帯端末の位置や姿勢の変化によってコマンドを入力する方法が考案されている。
特許第4853302号公報
従来のコマンド入力装置では、携帯端末のカメラ等で認識した画像に対する任意のコマンドを入力する際に、物理的なボタン、またはソフトウェアで実装された画面上のボタンを押す等、従来型のUI(User Interface)を用いて行っていたが、片手だけで安全に簡便に操作することが難しかった。
本発明の目的は、上記したような事情に鑑み成されたものであって、携帯端末にコマンドを入力する際にボタンやタッチパネルを操作することなく、片手だけで簡便にコマンドを入力することが可能となるコマンド入力装置及びコマンド入力方法を提供することである。
上記目的を達成するために、実施形態によれば、コマンド入力装置は、カメラによって撮影した画像の画像情報を取得する画像取得部と、前記画像情報から所定の画像様式を識別する画像識別部と、識別された前記所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを記憶するコマンド記憶部と、前記コマンド記憶部から前記画像識別部によって識別された前記所定の画像様式に対応付けられた前記動作情報と前記コマンドを取得し、前記動作情報と前記コマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置に表示させるコマンド表示部と、前記表示装置に表示された前記画像または前記文字情報に基づいて利用者が入力した前記コマンドを実行するコマンド実行部と、を有する。
第1の実施形態に係る携帯端末1の概観斜視図。 第1の実施形態に係わる携帯端末1の構成を示したブロック図。 携帯端末1おける6方向を示した図。 第1の実施形態に係わるコマンド入力部の機能の構成を示したブロック図。 カメラの撮影対象となった物体Aおよび物体Bの例を示した図。 所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドの関係を示したコマンドテーブルの例を示した図。 動作情報とコマンドの詳細な例を示した図。 画面に動作情報とコマンドの一例が表示された状態を示した図。 画面に動作情報とコマンドの他の一例が表示された状態を示した図。 コマンド入力処理の動作手順を示したフローチャート。 コマンド入力処理の手順を説明するための図。 第2の実施形態に係る携帯端末の構成を示したブロック図。 第2の実施形態に係わるコマンド入力部の機能の構成を示したブロック図。 第3の実施形態に係る携帯端末の構成を示したブロック図。 第3の実施形態に係わるコマンド入力部の機能の構成を示したブロック図。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る携帯端末1の概観斜視図である。コマンド入力装置の一例である携帯端末1は、ネットワークに接続し、ネットワーク上のサーバーと情報の送受信を行うことが可能な、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、小型のタブレット型PC(Personal computer)等の情報端末である。
携帯端末1は、無線LAN通信手段のほかに、携帯電話網による無線通信手段を兼ね備えており、家やオフィス、或いは公衆無線LANが利用できる駅やホテル等では無線LANを通じてデータ通信ができ、無線LAN通信ができない外出先では携帯電話網を利用した無線通信が可能である。なお、携帯端末1は、携帯電話網による無線通信手段が必須ではなく、無線LAN等のネットワークに接続する通信手段だけを具備するものであってもよい。
携帯端末1は、筐体2の前面に液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の画面4を備えた表示装置3と、画面4上にタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせたタッチパネル5を備えており、タッチパネル5上に指やスタイラスペンを接触することで携帯端末1を操作することができる。またタッチパネル5とは別に本体の前面や側面に複数の操作ボタン6を備えている。なお、携帯端末1はタッチパネル5ではなく、表示装置とは別にキーボード等の操作キーを備えていても構わない。
携帯端末1は、携帯電話として利用する時に送話器として機能するマイクロホン7、受話器として機能するスピーカ8を備えている。また、画面4がある前面の反対側の背面にはカメラ(撮影機)9のレンズ10が配置されている。
図2は、第1の実施形態に係わる携帯端末1の構成を示したブロック図である。アンテナ12は、例えば、IEEE802.11シリーズの通信方式を用いた無線LANの信号を送受信するためのアンテナである。携帯端末1は、ネットワーク送受信部13を介してLANあるいは、インターネット等のネットワーク14に接続される。これにより、携帯端末1は、ネットワーク14上にあるサーバー15等の機器とネットワーク送受信部13を介して情報伝送を行なうことができる。
アンテナ16は、携帯電話網を利用した無線通信の信号を基地局17との間で送受信するためのアンテナである。無線送受信部18は、受信においては受信された無線信号を受信中間周波信号に変換し変復調部19へ送信する。また、送信においては変復調部19で変調された信号を無線波周波数にアップコンバートし、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。
変復調部19は、復調においては受信中間周波信号のデジタル復調が行なわれ、これによりデジタル復調信号が再生される。また、変調においては送信中間周波信号をデジタル変調し、この変調した送信中間周波信号を無線送受信部18に入力する。
無線制御部20は、基地局17との間で無線通信を行うための制御を行う機能を有すると共にデジタル復調信号を受信タイムスロット毎に分離する。そして、分離したスロットのデータが音声データであればこの音声データを音声処理部21に入力する。一方、分離したスロットのデータがパケットデータや制御データであれば、これらのデータを制御部24に入力する。
音声処理部21は、無線制御部20から送信された音声信号をデコードし、スピーカ8へ出力する。また音声処理部21は、マイクロホン9からの送信された音声信号をエンコードして無線制御部20へ送信する。
映像処理部22は、制御部24の制御のもとで、表示装置3において利用者に各種情報を通知するための表示出力を制御する。表示装置3は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等によって構成され、映像処理部22の制御のもとで各種情報を画面4に表示する。
携帯端末1は、全ての動作を制御部24によって統括的に制御されている。制御部24はMPU(Micro Processing Unit)25が搭載されており、バス23を介して接続された各構成要素を制御する。RAM(Random Access Memory)26は、MPU25が動作するときにデータの加工等の作業エリアとして利用され、また映像信号、音声信号等を一時的に格納する。ROM(Read Only Memory)27は読出し専用のメモリであり、MPU25が実行する制御のプログラムやデータなどを格納している。
フラッシュメモリ28は、書き換え可能であり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ28は、利用者によって設定された携帯端末1の機能及び動作に関する各種設定値を記憶する機能を有する。また、フラッシュメモリ28は、動作情報と動作情報に対応付けられたたコマンド群を記憶するコマンド記憶部32の機能を有する。
タッチパネル5は、表示装置3の画面4上の表示を指や専用のペンで操作することで携帯端末1を操作する入力装置である。画面4上の触れられた画面位置の情報を感知して制御部24へ情報信号として出力する。制御部24は、画面4上の位置情報に基づいて、利用者が望む適切な動作を行なう。操作ボタン6は、携帯端末1の筐体2に設けられた入力装置であり、利用者による各種の選択、指示が入力される。
カメラ9は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサやCCD(Charge Coupled Device)センサを用いたカメラにより構成され、図1に示したように携帯端末1の背面にレンズ10が設けられている。カメラ9の光軸(レンズ10の中心から垂直方向に伸びる軸)の方向は、携帯端末1の背面の法線方向である。なお、カメラ9を携帯端末1の背面だけでなく、前面にも設けても良い。カメラ9により撮影された画像の画像情報は、フラッシュメモリ28に記録される。あるいは、一旦RAM26に格納して一時的に保持した後でフラッシュメモリ28に転送するようにしてもよい。
加速度センサ29は、筐体2に1個または複数が内蔵されており、携帯端末1の加速度を検出する。加速度の検出方向は、X軸、Y軸、Z軸、及びX軸回りの回動、Y軸周りの回動、Z軸回りの回動の6方向の検出が可能である。図3は、携帯端末1における前記6方向を示した図である。スピーカ8を上側、マイクロホン7を下側として画面4を正面から見た場合に、左右方向がX軸、上下方向がY軸、画面4の法線方向がZ軸である。これら6方向についてはそれぞれプラス方向とマイナス方向がある。これらの方向の加速度の検出情報は制御部24に送信され、制御部24にて演算することによって携帯端末1に加えられた動作を判定することができる。
図2において、制御部24は、コマンド入力部30の機能を有する。この機能は、制御部24のMPU25が実行するアプリケーションであり、通常はROM27に格納されており、使用時にはMPU25によって読み出され実行される。
図4は、第1の実施形態に係わるコマンド入力部30の機能の構成を示したブロック図である。コマンド入力部30は、画像取得部33、画像識別部34、コマンド表示部35、動作検出部36、コマンド実行部37によって構成される。画像取得部33は、カメラ9によって撮影した画像の画像情報を取得する機能を有する。画像取得部33は、カメラ9によって撮影した画像の画像情報をフラッシュメモリ28に記憶させる。一旦RAM26に格納して一時的に保持した後でフラッシュメモリ28に転送するようにしてもよい。
画像識別部34は、画像情報から所定の画像様式を識別する機能を有する。画像識別部34は、既知の画像認識技術を用いて、画像情報の画像内容を分析して、所定の画像様式であることを識別する。所定の画像様式とは、画像識別部33が識別可能な複数の画像様式の中の一つに該当する画像様式のことである。
図5は、カメラ9の撮影対象となった物体A40および物体B41の例を示した図である。カメラ9により撮影された物体Aや物体Bの画像情報が画像取得部33によって取得され、RAM26に格納される。物体Aや物体Bは、それぞれ実際にある物理的な物の他に、一般の新聞、新聞の折込み広告、雑誌、ポスター等に印刷された画像、テレビの画面やPCモニターの画面等に表示される画像でも構わない。画像は記号やAR(Augmented Reality)マーカーであっても構わない。
画像識別部34は、物体A40や物体B41の画像情報から所定の画像様式を識別する。画像情報によって所定の画像様式が識別できる場合もあれば、できない場合もある。画像識別部34は、既知の画像認識用のプログラムによって画像を識別する。画像識別部34は、画像識別するための辞書を備えていてもよい。例えば、ROM27あるいはフラッシュメモリ28に予め多くの画像様式の辞書が記憶されていたり、さらに一つの撮影対象となる物体、印刷画像や表示画像の画像情報が所定の画像様式として識別できるように対処された辞書が予め多数記憶されたりした場合には、容易に短時間で識別されることが可能となる。
コマンド表示部35は、コマンド記憶部32から画像識別部によって識別された所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを取得し、動作情報とコマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置3に表示させる機能を有する。コマンド記憶部32は、画像識別部34で識別された所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドのテーブルを記憶している。
図6は、所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドの関係を示したコマンドテーブル42の例を示した図である。図7は、動作情報とコマンドの詳細な例を示した図である。図7(a)は、動作AとコマンドA、図7(b)は、動作BとコマンドBの例を示す。図7(c)は、矢印が示す形態端末1への動作の入力の方法(携帯端末1の動かし方)の例を示した図である。
例えば、物体A40の画像情報から画像様式Aが所定の画像様式として識別されたとき、動作情報は動作A、コマンドはコマンドAの組合せとなる。動作Aは、携帯端末1を右に振るという入力動作と左に振るという入力動作があることを示し、右に振った場合はNextコマンドが入力され、左に振った場合はGetコマンドが入力されることを示している。
また、例えば、物体B41の画像情報から画像様式Bが所定の画像様式として識別されたとき、動作情報は動作B、コマンドはコマンドBの組合せとなる。動作Bは、携帯端末1を上に振るという入力動作、右に振るという入力動作と下に振るという入力動作の3種類の入力動作がある。上に振った場合は拡大コマンド、右に振った場合はアクセスコマンド、下に振った場合は縮小コマンドが入力されることを示している。動作情報毎に動作の数や種類等の内容とその動作に対応するコマンドが異なる。
図7(c)に示した矢印と入力動作は一例であり、図3で示したX軸、Y軸、Z軸方向の並進動作の他にX軸、Y軸、Z軸回りのプラス方向とマイナス方向の回転動作がある。動作情報の動作の中にこれらの回転動作を含めてもよい。また並進動作と回転動作を組み合わせた動作を含めてもよい。一般的な携帯端末においては、携帯端末に搭載する加速度センサの種類や数によって検出可能な動作の方向に制限がある場合があるため、動作情報における動作の種類は少ない方が多くの携帯端末に対応することができる。
コマンド記憶部32が記憶するコマンドテーブル42は、利用者がコマンドテーブルを管理するネットワーク上のサーバーにアクセスし、最新のコマンドテーブルを受信することによって更新することができる。例えば、第三者が被撮影用の画像と画像様式の情報、画像様式に関連付けられた動作情報と動作情報に対応付けられたコマンドの情報を、コマンドテーブルを管理するネットワーク上のサーバーに新たに登録することが考えられる。利用者は、最新の画像様式の情報やこのコマンドテーブルを受信することによって、新しいコマンドを利用することができる。
図8は、画面4に動作情報とコマンドの一例が表示された状態を示した図である。図6、図7(a)で示した動作AとコマンドAの内容を示す画像または文字情報を表示装置3に表示した状態を示している。コマンド表示部35は、画像識別部34によって所定の画像様式が識別されると、この画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置3の画面4に表示させる。動作情報とコマンドはコマンド記憶部32から取得する。
コマンド表示部35は、画面4に識別画像43と動作情報による動作の入力の方法(携帯端末1の動かし方)を矢印や簡単な図形で表示することによって利用者が容易にコマンドを入力できるようにしている。また、動作方法の図形と共にコマンドの内容を表示する。図8においては、画面4の上部に識別された識別画像43と、左に振る動作画像44、右に振る動作画像45が表示されている。動作画像44は左に向いた矢印で左に振ることを表している。動作画像45は、右に向いた矢印で右に振ることを表している。また、左に振ればGetコマンドを実行でき、右に振ればNextコマンドを実行できるという内容を表示している。また、所定の画像様式が識別されたことを告知する文字情報46が表示されている。利用者は画面4に表示された動作画像44、45を見て、この動作を携帯端末1に付加することにより、動作画像に対応したコマンドを形態端末1に入力することができる。
図9は、画面に動作情報とコマンドの他の一例が表示された状態を示した図である。図6、図7(b)で示した動作BとコマンドBの内容を示す画像または文字情報を表示装置3に表示した状態を示している。図9においては、画面4の上部に識別された識別画像47と上に振る動作画像48、右に振る動作画像49、下に振る動作画像50が表示されている。動作画像48は上に向いた矢印で上に振ることを表わしている。動作画像49は右に向いた矢印で右に振ることを表している。動作画像50は下に向いた矢印で下へ振ることを表わしている。また、上に振れば拡大コマンドを実行でき、右に振ればアクセスコマンドを実行でき、下に振れば縮小コマンドを実行できるという内容を表示している。また、所定の画像様式が識別されたことを告知する文字情報51が表示されている。
動作検出部36は、携帯端末1に加えられた動作を検出する機能を有する。動作検出部36は、加速度センサ29の検出情報を取得し演算することにより、利用者によって画面4に表示された動作情報に基づいて携帯端末1に付加された動作が、コマンド入力に相当する動作であるかを検出する。
コマンド実行部37は、表示装置3に表示された画像または文字情報に基づいて利用者が入力したコマンドを実行する機能を有する。動作検出部36によって動作情報に基づいた動作が検出されたときコマンドを実行する。コマンド実行部37が実行するコマンドは、携帯端末1の音の大きさを変化させたり、画面を切り換えたりするような携帯端末1自体の機能を呼び出す以外に、ネットワークに接続して、撮影対象となった物体や画像に関連したウェブサイトにアクセスし様々な情報の送受信を行うことができる。
図10は、コマンド入力処理の動作手順を示したフローチャートである。動作付加によるコマンド入力処理はカメラを撮影可能な状態にしたときに開始される。また動作付加によるコマンド入力処理を開始する専用の操作ボタンを設けてこれを操作することによって開始できるようにしてもよい。操作ボタンはタッチパネル5によるGUI(Graphical User Interface)表示によるボタンでも構わない。
S11において、画像取得部33はカメラ9によって撮影した画像の画像情報をフラッシュメモリ28に記憶、あるいは一旦RAM26に格納して一時的に保持した後でフラッシュメモリ28に記憶させる。
S12において、画像識別部34はフラッシュメモリ28あるいはRAM26に記憶された画像情報の画像内容を分析して、所定の画像様式と識別できる画像情報であるかどうかを識別する。S13において所定の画像様式と識別された場合にはS14へ移り、識別されなかった場合には、S11へ戻る。
S14において、コマンド表示部35は、画像識別部34によって所定の画像様式が識別されると、コマンド記憶部32から画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを取得し、動作情報とコマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置3の画面4に表示させる。
S15において、動作検出部36は、加速度センサ29の検出情報を取得、演算し、利用者によって携帯端末1に付加された動作が、コマンド入力に相当する動作であるかを検出する。S16において、動作が検出された場合はS17へ移り、検出されなかった場合はS15へ戻る。S17において、コマンド実行部37は、動作情報に対応付けられたコマンドを実行する。コマンドを実行した後はS11に戻る。
図11は、コマンド入力処理の手順を説明するための図である。利用者が携帯端末1を左手に持ってコマンド入力処理を行う様子を順番に示している。図11(b)、図11(c)、図11(d)の携帯端末は前面と背面が説明の便宜上逆になっている。
図11(a)において、利用者は携帯端末1を左片手で持ち、物体あるいは広告等に印刷された画像、テレビの画面等に表示された画像をカメラで撮影する。図11(b)において、利用者は、撮影した画像による動作情報と動作情報に対応したコマンドを、画面4を見て確認する。携帯端末1が画面に動作情報とコマンドを表示するとき、「認識しました」と音声によるアナウンスを発するようにすると利用者が確認し易い。
図11(c)において、利用者は所望のコマンドを、画面4に表示された動作情報に従って携帯端末1に動作を付加することにより入力する。図11(d)において、利用者は、コマンドが実行されたことを確認する。携帯端末1がコマンドを実行したとき、例えば、「登録しました」というような音声によるアナウンスを発するようにすると、利用者はコマンドが実行されたことを確認し易い。
以上のように、携帯端末1を片手で持った状態で、カメラで撮影し、画面4に表示された動作をそのまま片手に持った状態で、携帯端末を掴んでいる指を動かしたりせずに、携帯端末を動かすことでコマンドを入力し実行させることができる。従って携帯端末にコマンドを入力する際に操作ボタンやタッチパネルを操作することなく、片手だけで容易にコマンドを入力することが可能となり、操作を簡便化することができる。
(第2の実施形態)
図12は、第2の実施形態に係る携帯端末60の構成を示したブロック図である。この第2の実施形態の各部について、図2に示す第1の実施形態の各部と同一部分は同一符号である。この第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、コマンド入力部30をコマンド入力部62に代えた構成していることにある。
第2の実施形態においては、第1の実施形態にあった所定の画像様式に関連付けられた動作情報とこの動作情報に対応付けられたコマンドのテーブルを予め記憶しているコマンド記憶部32を持たず、所定の画像様式に関連付けられた動作情報とこの動作情報に対応付けられたコマンドをネットワーク上のサーバー15から取得する。
図13は、第2の実施形態に係わるコマンド入力部62の機能の構成を示したブロック図である。コマンド入力部62は、画像取得部33、画像識別部34、コマンド表示部35、動作検出部36、コマンド実行部37、画像様式送信部63、コマンド受信部64によって構成される。画像取得部33、画像識別部34、コマンド表示部35、動作検出部36、コマンド実行部37については、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
画像様式送信部63は、画像識別部34によって識別された画像様式の情報をネットワーク上のサーバー15に送信する機能を有する。コマンド受信部64は、ネットワーク上のサーバー15から、画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを受信する機能を有する。受信した動作情報とコマンドはフラッシュメモリ28あるいはRAM26に記憶される。
サーバー15は、携帯端末60から送信された所定の画像様式の情報に基づいて、この所定の画像様式に対応付けられた動作情報とこの動作情報に対応付けられたコマンドをサーバー15が保有するコマンド群から抽出し、携帯端末60からの要求に応じて携帯端末60へ送信する。
携帯端末60のコマンド表示部35は、コマンド受信部64が受信した動作情報とコマンドをフラッシュメモリ28あるいはRAM26から取得し、動作情報とコマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置3に表示させる。
携帯端末60は、撮影された物体や画像の画像識別を画像識別部34にて行うが、コマンドのテーブルを予め記憶するコマンド記憶部32の機能を持たず、常にサーバー15から取得する。従ってサーバー15が保有する最新のコマンド群を利用することができる。また、コマンド記憶部32が記憶する情報の更新が不要であり、フラッシュメモリ28の記憶領域も不要となる。
(第3の実施形態)
図14は、第3の実施形態に係る携帯端末70の構成を示したブロック図である。この第3の実施形態の各部について、図12に示す第2の実施形態の各部と同一部分は同一符号である。この第3の実施形態が第2の実施形態と異なる点は、コマンド入力部62をコマンド入力部72に代えた構成していることにある。
第3の実施形態においては、第2の実施形態にあった撮影された画像情報から所定の画像様式を識別する画像識別部34を持たず、画像識別をサーバー15にて行い、所定の画像様式の情報及び所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドをネットワーク上のサーバー15から取得する。
図15は、第3の実施形態に係わるコマンド入力部72の機能の構成を示したブロック図である。コマンド入力部72は、画像取得部33、コマンド受信部64、コマンド表示部35、動作検出部36、コマンド実行部37、画像送信部73によって構成される。画像取得部33、コマンド受信部64、コマンド表示部35、動作検出部36、コマンド実行部37については、第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
画像送信部73は、撮影された画像情報をネットワーク上のサーバー15に送信する機能を有する。サーバー15は、携帯端末70から送信された画像情報に基づいて、画像情報から所定の画像様式を識別する。サーバー15は、既知の画像認識技術を用いて、画像情報の画像内容を分析して、所定の画像様式であることを識別する。
サーバー15にて所定の画像様式が識別された場合は、サーバー15は、この所定の画像様式に対応付けられた動作情報とこの動作情報に対応付けられたコマンドをサーバー15が保有するコマンド群から抽出し、携帯端末70からの要求に応じて携帯端末70へ送信する。
携帯端末70のコマンド表示部35は、コマンド受信部54が受信した動作情報とコマンドをフラッシュメモリ28あるいはRAM26から取得し、この動作情報とコマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置3の画面4に表示させる。
携帯端末70は、撮影された物体や画像の画像情報の識別を行わず、画像情報をサーバー15へ送信し、サーバー15にて画像識別を行うため、画像識別のためのプログラムや画像識別するための辞書の記憶領域が不要となる。さらにコマンドのテーブルを予め記憶するコマンド記憶部32の機能を持たず、コマンドのテーブルの更新が不要であり、フラッシュメモリ28の記憶領域も不要となる。常に最新の所定の画像様式やコマンド群を利用することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 携帯端末
2 筐体
3 表示装置
4 画面
5 タッチパネル
6 操作ボタン
7 マイクロホン
8 スピーカ
9 カメラ
10 レンズ
13 ネットワーク送受信部
21 音声処理部
22 映像処理部
24 制御部
25 MPU
26 RAM
27 ROM
28 フラッシュメモリ
29 加速度センサ
30 コマンド入力部
32 コマンド記憶部
33 画像取得部
34 画像識別部
35 コマンド表示部
36 動作検出部
37 コマンド実行部
40 物体A
41 物体B
42 コマンドテーブル
43 識別画像
44、45 動作画像
46 文字情報
47 識別画像
48、49、50 動作画像
51 文字情報
60 携帯端末
61 制御部
62 コマンド入力部
63 画像様式送信部
64 コマンド受信部
70 携帯端末
71 制御部
72 コマンド入力部
73 画像送信部

Claims (7)

  1. カメラによって撮影した画像の画像情報を取得する画像取得部と、
    前記画像情報から所定の画像様式を識別する画像識別部と、
    識別された前記所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを記憶するコマンド記憶部と、
    前記コマンド記憶部から前記画像識別部によって識別された前記所定の画像様式に対応付けられた前記動作情報と前記コマンドを取得し、前記動作情報と前記コマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置に表示させるコマンド表示部と、
    前記表示装置に表示された前記画像または前記文字情報に基づいて利用者が入力した前記コマンドを実行するコマンド実行部と、
    を有するコマンド入力装置。
  2. 前記コマンド表示部は、前記動作情報の前記画像を矢印や図形で前記表示装置に表示させる請求項1に記載されたコマンド入力装置。
  3. 前記コマンド表示部は、前記動作情報の内容を示す前記画像または前記文字情報の其々の近辺に前記コマンドの内容を示す前記画像または前記文字情報を表示装置に表示させる請求項1に記載されたコマンド入力装置。
  4. 前記コマンド表示部は、前記動作情報と前記コマンドの其々の内容を示す前記画像または前記文字情報を前記表示装置に表示させるとき、前記所定の画像様式が識別されたことを告知する文字情報を表示装置に表示させる請求項1に記載されたコマンド入力装置。
  5. カメラによって撮影した画像の画像情報を取得する画像取得部と、
    前記画像情報から所定の画像様式を識別する画像識別部と、
    識別された前記所定の画像様式の情報をネットワーク上のサーバーに送信する画像様式送信部と、
    前記ネットワーク上の前記サーバーから、前記画像識別部によって識別された前記所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを受信するコマンド受信部と、
    前記コマンド受信部から前記動作情報と前記コマンドを取得し、前記動作情報と前記コマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置に表示させるコマンド表示部と、
    前記表示装置に表示された前記画像または前記文字情報に基づいて利用者が入力した前記コマンドを実行するコマンド実行部と、
    を有するコマンド入力装置。
  6. カメラによって撮影した画像の画像情報を取得する画像取得部と、
    前記画像情報をネットワーク上のサーバーに送信する画像送信部と、
    前記ネットワーク上の前記サーバーから、前記画像情報から識別された所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを受信するコマンド受信部と、
    前記コマンド受信部から前記動作情報と前記コマンドを取得し、前記動作情報と前記コマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置に表示させるコマンド表示部と、
    前記表示装置に表示された前記画像または前記文字情報に基づいて利用者が入力した前記コマンドを実行するコマンド実行部と、
    を有するコマンド入力装置。
  7. カメラによって撮影した画像の画像情報を取得し、
    前記画像情報から所定の画像様式を識別し、
    コマンド記憶部から識別された前記所定の画像様式に対応付けられた動作情報とコマンドを取得し、前記動作情報と前記コマンドの其々の内容を示す画像または文字情報を表示装置に表示させ、
    前記表示装置に表示された前記画像または前記文字情報に基づいて利用者が入力した前記コマンドを実行するコマンド入力方法。
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