JP2014001328A - Polymer compound, and light emitting device using the same - Google Patents

Polymer compound, and light emitting device using the same Download PDF

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JP2014001328A
JP2014001328A JP2012138453A JP2012138453A JP2014001328A JP 2014001328 A JP2014001328 A JP 2014001328A JP 2012138453 A JP2012138453 A JP 2012138453A JP 2012138453 A JP2012138453 A JP 2012138453A JP 2014001328 A JP2014001328 A JP 2014001328A
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茉由 吉岡
Daisuke Fukushima
大介 福島
Shinya Tanaka
慎也 田中
Hiroyasu Yoshida
大泰 吉田
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Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a polymer compound useful for fabrication of a light emitting device having an excellent brightness life.SOLUTION: The polymer compound contains a constitutional unit of the following formula (1), and another specific constitutional unit, where Ar, Arrepresent an arylene group or the like, R, Rrepresent an aryl group or the like, R-Rrepresent a hydrogen atom or the like, and Rrepresents an alkyl group or the like.

Description

本発明は、高分子化合物およびそれを用いた発光素子に関する。   The present invention relates to a polymer compound and a light emitting device using the same.

発光素子に用いるための発光材料として、例えば、アリールアミンから誘導された下記で表される構成単位を含む高分子化合物(特許文献1)、および、フルオレンから誘導された下記で表される構成単位を含む高分子化合物(特許文献2)が検討されている。   As a light emitting material for use in a light emitting device, for example, a polymer compound (Patent Document 1) containing a structural unit represented by the following derived from arylamine, and a structural unit represented by the following derived from fluorene: A high molecular compound (Patent Document 2) containing benzene has been studied.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

特開2004−143419号公報JP 2004-143419 A 特表2004−527628号公報JP-T-2004-527628

しかしながら、上記の高分子化合物を用いて製造される発光素子は、その輝度寿命が必ずしも十分ではない。   However, a light-emitting element manufactured using the above polymer compound does not always have a sufficient luminance life.

そこで、本発明は、輝度寿命に優れる発光素子の製造に有用な高分子化合物を提供することを目的とする。本発明はまた、当該高分子化合物を含む組成物、有機薄膜および発光素子を提供することを目的とする。本発明はさらに、当該高分子化合物の原料化合物を提供することを目的とする。   Then, an object of this invention is to provide a high molecular compound useful for manufacture of the light emitting element which is excellent in a luminance lifetime. Another object of the present invention is to provide a composition, an organic thin film, and a light emitting device containing the polymer compound. Another object of the present invention is to provide a raw material compound of the polymer compound.

本発明は、以下の高分子化合物、高分子化合物を含有する組成物、有機薄膜および発光素子、並びに、高分子化合物の原料化合物を提供する。   The present invention provides the following polymer compound, a composition containing the polymer compound, an organic thin film and a light emitting device, and a raw material compound of the polymer compound.

[1] 下記式(1)で示される構成単位と、
下記式(2)で示される構成単位、下記式(3)で示される構成単位および下記式(4)で示される構成単位からなる群から選ばれる1種以上の構成単位と、を含む高分子化合物。

Figure 2014001328
[式中、
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
およびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
ArとRAは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよく、ArとRBは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
Figure 2014001328
[式中、
aおよびbは、それぞれ独立に、0〜3の整数を示す。
およびRは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
10は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアルコキシ基を示す。
11は、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。]
Figure 2014001328
[式中、
cおよびdは、それぞれ独立に、0〜3の整数を示す。
12、R13、R14およびR15は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
16およびR17は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。R16が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。R17が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
12とR14は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R13とR15は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R12とR13は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R14とR15は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
Figure 2014001328
[式中、
18およびR19は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。但し、R18およびR19の少なくとも一方は、水素原子以外の基を示す。]
[2] 前記ArおよびArが、非置換もしくは置換のアリーレン基である、[1]に記載の高分子化合物。
[3] 前記RおよびRが、非置換もしくは置換のアリール基である、[1]または[2]に記載の高分子化合物。
[4] 更に、下記式(5)で示される構成単位を含む、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
Arは、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
但し、式(5)で示される構成単位は、前記式(2)で示される構成単位、前記式(3)で示される構成単位および前記式(4)で示される構成単位とは異なる。]
[5] 前記式(5)で示される構成単位が、非置換もしくは置換のフルオレンジイル基である、[4]に記載の高分子化合物。
[6] 更に、下記式(6)で示される構成単位を含む、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
pは0〜3の整数を示す。qは0または1を示す。
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基、非置換もしくは置換の2価の複素環基、または、アリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一もしくは異なる2以上の基が連結した2価の基(当該2価の基は、置換基を有していてもよい)を示す。
25、R26およびR27は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
Ar、Ar、ArおよびArはそれぞれ、当該基が結合している窒素原子に結合している当該基以外の基と互いに連結して環構造を形成していてもよい。
但し、式(6)で示される構成単位は、前記式(1)で示される構成単位とは異なる。]
[7] 前記式(6)で示される構成単位が、下記式(7)で示される構成単位である、[6]に記載の高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
28は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
Zは、単結合、酸素原子、硫黄原子または−C(R29−を示す。R29は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基を示す。2個存在するR29は、同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
[8] 前記式(1)で示される構成単位と、
下記式(8)で示される構成単位および/または下記式(8’)で示される構成単位と、を含む高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
naは0〜3の整数を示し、nbは0〜12の整数を示し、nAは0または1であり、nは1または2の整数を示す。
Ar8は、非置換もしくは置換の(2+n)価の芳香族複素環基または非置換もしくは置換の(2+n)価の複素環基を示す。
およびLは、それぞれ独立に、直接結合、非置換もしくは置換のアルキレン基または非置換もしくは置換のフェニレン基を示す。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
は、酸素原子または硫黄原子を示す。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
Xは、1価の架橋性基を示す。Xが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
但し、式(8)で示される構成単位は、前記式(2)で示される構成単位、前記式(3)で示される構成単位、前記式(4)で示される構成単位および前記式(5)で示される構成単位とは異なる。]
Figure 2014001328
[式中、
c’は0または1を示す。
Ar20およびAr40は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
Ar30は、非置換もしくは置換のアリーレン基、非置換もしくは置換の2価の複素環基、または、アリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一又は異なる2以上の基が連結した2価の基(当該2価の基は置換基を有していてもよい)を示す。
Xは、前記と同じ意味を表す。
X’は、1価の架橋性基、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
但し、式(8’)で示される構成単位は、前記式(1)で示される構成単位および前記式(6)で示される構成単位とは異なる。]
[9] 前記式(1)で示される構成単位と、下記式(9)で示される構成単位と、を含む高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
a1およびa2は、それぞれ独立に、0〜4の整数を示し、a3は0〜5の整数を示す。
30、R31およびR32は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。R30が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R31が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R32が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
[10] 高分子化合物に含まれる全構成単位に対する、前記式(1)で示される構成単位の割合が、0.1〜70モル%である、[1]〜[9]のいずれか一項に記載の高分子化合物。
[11] [1]〜[10]のいずれか一項に記載の高分子化合物と、
正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料からなる群より選ばれる一種以上の材料と、を含有する組成物。
[12] 前記発光材料が、三重項発光錯体である、請求項11に記載の組成物。
[13] [1]〜[10]のいずれか一項に記載の高分子化合物を含有する有機薄膜。
[14] [11]または[12]に記載の組成物を含有する有機薄膜。
[15] [13]または[14]に記載の有機薄膜を備える発光素子。
[16] 下記式(1M)で表される化合物。
Figure 2014001328
[式中、
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
およびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
ArとRAは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよく、ArとRBは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよい。
およびZは、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
<置換基A群>
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、
−O−S(=O)33(R33は、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアリール基を示す)で示される基。
<置換基B群>
−B(OR34(R34は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR34は互いに同一でも異なっていてもよい)で示される基、
−BF(Qは、Li、Na、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる1価の陽イオンを示す)で示される基、
−MgY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、
−ZnY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、および、
−Sn(R35(R35は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR35は互いに同一でも異なっていてもよく、互いに連結して、それぞれが結合するスズ原子とともに環構造を形成していてもよい)で示される基。] [1] A structural unit represented by the following formula (1);
A polymer comprising a structural unit represented by the following formula (2), a structural unit represented by the following formula (3), and one or more structural units selected from the group consisting of the structural unit represented by the following formula (4): Compound.
Figure 2014001328
[Where:
Ar 1 and Ar 2 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
R A and R B each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, An unsubstituted or substituted aryloxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 7 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Ar 1 and R A may be connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which Ar 1 and R A are bonded, and Ar 2 and R B are connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which each is bonded. You may do it. ]
Figure 2014001328
[Where:
a and b each independently represent an integer of 0 to 3.
R 8 and R 9 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted 1 A valent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 8 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. When a plurality of R 9 are present, they may be the same or different, and may be bonded together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.
R 10 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, or an unsubstituted or substituted alkoxy group.
R 11 represents an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group. ]
Figure 2014001328
[Where:
c and d each independently represent an integer of 0 to 3.
R 12 , R 13 , R 14 and R 15 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryl An oxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 16 and R 17 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted 1 A valent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 16 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. When a plurality of R 17 are present, they may be the same or different and may be bonded together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.
R 12 and R 14 may be connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded, and R 13 and R 15 are connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded. R 12 and R 13 may be connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded, and R 14 and R 15 are connected to each other to bond to each other. A ring structure may be formed together with the atoms. ]
Figure 2014001328
[Where
R 18 and R 19 each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, an unsubstituted or A substituted monovalent heterocyclic group is shown. However, at least one of R 18 and R 19 represents a group other than a hydrogen atom. ]
[2] The polymer compound according to [1], wherein Ar 1 and Ar 2 are an unsubstituted or substituted arylene group.
[3] The polymer compound according to [1] or [2], wherein R A and R B are an unsubstituted or substituted aryl group.
[4] The polymer compound according to any one of [1] to [3], further including a structural unit represented by the following formula (5).
Figure 2014001328
[Where:
Ar 3 represents an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
However, the structural unit represented by Formula (5) is different from the structural unit represented by Formula (2), the structural unit represented by Formula (3), and the structural unit represented by Formula (4). ]
[5] The polymer compound according to [4], wherein the structural unit represented by the formula (5) is an unsubstituted or substituted fluorenediyl group.
[6] The polymer compound according to any one of [1] to [5], further including a structural unit represented by the following formula (6).
Figure 2014001328
[Where:
p shows the integer of 0-3. q represents 0 or 1;
Ar 4 and Ar 6 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
Ar 5 and Ar 7 are each independently the same or selected from the group consisting of an unsubstituted or substituted arylene group, an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group, or an arylene group and a divalent heterocyclic group; A divalent group in which two or more different groups are linked (the divalent group may have a substituent).
R 25 , R 26 and R 27 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or An unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 and Ar 7 may each be linked to a group other than the group bonded to the nitrogen atom to which the group is bonded to form a ring structure.
However, the structural unit represented by the formula (6) is different from the structural unit represented by the formula (1). ]
[7] The polymer compound according to [6], wherein the structural unit represented by the formula (6) is a structural unit represented by the following formula (7).
Figure 2014001328
[Where:
R 28 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Z represents a single bond, an oxygen atom, a sulfur atom or —C (R 29 ) 2 —. R 29 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, or an unsubstituted or substituted aryl group. Two R 29 may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. ]
[8] The structural unit represented by the formula (1),
A polymer compound comprising a structural unit represented by the following formula (8) and / or a structural unit represented by the following formula (8 ′).
Figure 2014001328
[Where:
na represents an integer of 0 to 3, nb represents an integer of 0 to 12, nA represents 0 or 1, and n represents an integer of 1 or 2.
Ar 8 represents an unsubstituted or substituted (2 + n) -valent aromatic heterocyclic group or an unsubstituted or substituted (2 + n) -valent heterocyclic group.
L a and L b each independently represent a direct bond, an unsubstituted or substituted alkylene group, or an unsubstituted or substituted phenylene group. When a plurality of La are present, they may be the same or different. When a plurality of Lb are present, they may be the same or different.
L A represents an oxygen atom or a sulfur atom. When a plurality of LA are present, they may be the same or different.
X represents a monovalent crosslinkable group. When two or more X exists, they may be the same or different.
However, the structural unit represented by the formula (8) includes the structural unit represented by the formula (2), the structural unit represented by the formula (3), the structural unit represented by the formula (4), and the formula (5). ). ]
Figure 2014001328
[Where:
c ′ represents 0 or 1.
Ar 20 and Ar 40 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
Ar 30 is an unsubstituted or substituted arylene group, an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group, or two or more identical or different groups selected from the group consisting of an arylene group and a divalent heterocyclic group are linked A divalent group (the divalent group may have a substituent).
X represents the same meaning as described above.
X ′ represents a monovalent crosslinkable group, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
However, the structural unit represented by the formula (8 ′) is different from the structural unit represented by the formula (1) and the structural unit represented by the formula (6). ]
[9] A polymer compound comprising a structural unit represented by the formula (1) and a structural unit represented by the following formula (9).
Figure 2014001328
[Where:
a1 and a2 each independently represent an integer of 0 to 4, and a3 represents an integer of 0 to 5.
R 30 , R 31 and R 32 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, A substituted monovalent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 30 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. If there are a plurality of R 31 , they are the same. However, they may be different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded, and when there are a plurality of R 32 , they may be the same or different and A ring structure may be formed together with the carbon atom to which each is bonded. ]
[10] Any one of [1] to [9], wherein the proportion of the structural unit represented by the formula (1) with respect to all the structural units contained in the polymer compound is 0.1 to 70 mol%. The high molecular compound as described in.
[11] The polymer compound according to any one of [1] to [10],
One or more materials selected from the group consisting of a hole transport material, an electron transport material, and a light emitting material.
[12] The composition according to claim 11, wherein the luminescent material is a triplet luminescent complex.
[13] An organic thin film containing the polymer compound according to any one of [1] to [10].
[14] An organic thin film containing the composition according to [11] or [12].
[15] A light emitting device comprising the organic thin film according to [13] or [14].
[16] A compound represented by the following formula (1M).
Figure 2014001328
[Where:
Ar 1 and Ar 2 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
R A and R B each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, An unsubstituted or substituted aryloxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 7 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Ar 1 and R A may be connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which Ar 1 and R A are bonded, and Ar 2 and R B are connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which each is bonded. You may do it.
Z 1 and Z 2 each independently represent a group selected from the following substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B).
<Substituent group A>
Chlorine atom, bromine atom, iodine atom,
A group represented by —O—S (═O) 2 R 33 (R 33 represents an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group).
<Substituent group B>
A group represented by -B (OR 34 ) 2 (R 34 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 34 may be the same or different from each other);
A group represented by -BF 3 Q 1 (Q 1 represents a monovalent cation selected from the group consisting of Li + , Na + , K + , Rb + and Cs + );
A group represented by -MgY 1 (Y 1 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom),
A group represented by -ZnY 2 (Y 2 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom), and
—Sn (R 35 ) 3 (R 35 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 35 s may be the same or different from each other, and are linked to each other to bind to each other. And may form a ring structure together with). ]

本発明によれば、輝度寿命に優れる発光素子の製造に有用な高分子化合物を提供することができる。本発明はまた、当該高分子化合物を含む組成物、有機薄膜および発光素子を提供することができる。本発明はさらに、当該高分子化合物の原料化合物を提供することができる。   ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the high molecular compound useful for manufacture of the light emitting element which is excellent in a luminance lifetime can be provided. The present invention can also provide a composition, an organic thin film, and a light-emitting element containing the polymer compound. The present invention can further provide a raw material compound of the polymer compound.

以下、本明細書において共通して用いられる用語について、必要に応じて例を挙げて説明する。   Hereinafter, terms commonly used in this specification will be described with examples as necessary.

「Me」はメチル基を示し、「Et」はエチル基を示し、「Ph」はフェニル基を示し、「t−Bu」および「tBu」はtert−ブチル基を示す。   “Me” represents a methyl group, “Et” represents an ethyl group, “Ph” represents a phenyl group, and “t-Bu” and “tBu” represent a tert-butyl group.

「構成単位」とは、高分子化合物中に1個以上存在する単位構造を意味する。「構成単位」は、「繰り返し単位」(すなわち、高分子化合物中に2個以上存在する単位構造)として高分子化合物中に含まれることが好ましい。   The “structural unit” means a unit structure existing in one or more polymer compounds. The “structural unit” is preferably contained in the polymer compound as a “repeating unit” (that is, a unit structure existing two or more in the polymer compound).

「非置換もしくは置換の」という用語は、この用語の直後に記載された官能基が置換基を有していても良いことを意味する。例えば、「非置換もしくは置換のアルキル基」は、「非置換のアルキル基もしくは置換基を有するアルキル基」を意味する。   The term “unsubstituted or substituted” means that the functional group described immediately after this term may have a substituent. For example, “an unsubstituted or substituted alkyl group” means “an unsubstituted alkyl group or an alkyl group having a substituent”.

「n価の複素環基」(nは1以上の整数である)とは、複素環式化合物(芳香族性を持つ、芳香族複素環式化合物であることが好ましい)の環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子n個を除いた残りの原子団を意味し、縮合環を持つ基を含む。なお、独立した単環および縮合環からなる群から選ばれる2個以上の環が直接結合した基は含まれない。「複素環式化合物」とは、環式構造をもつ有機化合物のうち、環を構成する元素が炭素原子だけでなく、酸素原子、硫黄原子、窒素原子、燐原子、ホウ素原子等のヘテロ原子を環内に含む化合物を意味する。   The “n-valent heterocyclic group” (n is an integer of 1 or more) is a carbon constituting a ring of a heterocyclic compound (preferably an aromatic heterocyclic compound having aromaticity). The remaining atomic group excluding n hydrogen atoms directly bonded to the atom means a group having a condensed ring. In addition, a group in which two or more rings selected from the group consisting of independent single rings and condensed rings are directly bonded is not included. “Heterocyclic compound” is an organic compound having a cyclic structure in which not only carbon atoms but also heteroatoms such as oxygen atoms, sulfur atoms, nitrogen atoms, phosphorus atoms and boron atoms are included in the ring. This means a compound contained in the ring.

「芳香族複素環」とは、オキサジアゾール、チアジアゾール、チアゾール、オキサゾール、チオフェン、ピロール、ホスホール、フラン、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、トリアジン、ピリダジン、キノリン、イソキノリン、カルバゾール、ジベンゾホスホール等のヘテロ原子を含む複素環式化合物であり、該複素環自体が芳香族性を示すもの、並びに、フェノキサジン、フェノチアジン、ジベンゾボロール、ジベンゾシロール、ベンゾピラン等のヘテロ原子を含む複素環それ自体は芳香族性を示さなくとも、該複素環に芳香環が縮環されているものを意味する。   “Aromatic heterocycle” means heteroatom such as oxadiazole, thiadiazole, thiazole, oxazole, thiophene, pyrrole, phosphole, furan, pyridine, pyrazine, pyrimidine, triazine, pyridazine, quinoline, isoquinoline, carbazole, dibenzophosphole In which the heterocycle itself exhibits aromaticity, as well as heterocycles containing heteroatoms such as phenoxazine, phenothiazine, dibenzoborol, dibenzosilol, and benzopyran themselves are aromatic Means that the heterocyclic ring is condensed with an aromatic ring.

「アリーレン基」とは、芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子2個を取り除いた残りの原子団を意味し、縮合環を持つ基を含む。なお、独立したベンゼン環および縮合環から選ばれる2個以上の環が直接結合した基は含まれない。   The “arylene group” means a remaining atomic group obtained by removing two hydrogen atoms directly bonded to carbon atoms constituting a ring from an aromatic hydrocarbon, and includes a group having a condensed ring. In addition, a group in which two or more rings selected from independent benzene rings and condensed rings are directly bonded is not included.

「アリール基」とは、芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個を取り除いた残りの原子団を意味し、縮合環を持つ基、独立したベンゼン環および縮合環から選ばれる2個以上が直接結合した基を含む。   “Aryl group” means an atomic group obtained by removing one hydrogen atom directly bonded to a carbon atom constituting a ring from an aromatic hydrocarbon, a group having a condensed ring, an independent benzene ring and a condensed ring A group in which two or more selected from are directly bonded.

「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示し、フッ素原子であることが好ましい。   The “halogen atom” refers to a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom, and is preferably a fluorine atom.

[高分子化合物]
以下、本発明の高分子化合物について説明する。
[Polymer compound]
Hereinafter, the polymer compound of the present invention will be described.

本発明の高分子化合物は、下記式(1)で示される構成単位と、下記式(2)で示される構成単位、下記式(3)で示される構成単位および下記式(4)で示される構成単位からなる群から選ばれる1種以上の構成単位と、を含む。   The polymer compound of the present invention is represented by the structural unit represented by the following formula (1), the structural unit represented by the following formula (2), the structural unit represented by the following formula (3), and the following formula (4). One or more structural units selected from the group consisting of structural units.

(式(1)で表される構成単位) (Structural unit represented by Formula (1))

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(1)中、ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
およびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
ArとRAは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよく、ArとRBは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよい。
In formula (1), Ar 1 and Ar 2 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
R A and R B each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, An unsubstituted or substituted aryloxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 7 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Ar 1 and R A may be connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which Ar 1 and R A are bonded, and Ar 2 and R B are connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which each is bonded. You may do it.

ArおよびArは、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアリーレン基が好ましい。 Ar 1 and Ar 2 are preferably unsubstituted or substituted arylene groups, since the luminance lifetime obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device is more excellent.

ArおよびArが示す非置換もしくは置換のアリーレン基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常6〜60、好ましくは6〜30、より好ましくは6〜18である。
ArおよびArが示すアリーレン基としては、例えば、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、1,4−フェニレン基、1,4−ナフタレンジイル基、1,5−ナフタレンジイル基、2,6−ナフタレンジイル基、2,7−ナフタレンジイル基、2,6−アントラセンジイル基、9,10−アントラセンジイル基、2,7−フェナントレンジイル基、2,7−ジヒドロフェナントレンジイル基、5,12−ナフタセンジイル基、2,7−フルオレンジイル基、3,6−フルオレンジイル基、1,6−ピレンジイル基、2,7−ピレンジイル基、3,9−ぺリレンジイル基、3,10−ぺリレンジイル基、6,12−クリセンジイル基、2,8−クリセンジイル基が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、1,4−フェニレン基、2,7−フルオレンジイル基、2,6−ナフタレンジイル基、2,6−アントラセンジイル基、9,10−アントラセンジイル基、2,7−フェナントレンジイル基、2,7−ジヒドロフェナントレンジイル基が好ましく、1,4−フェニレン基、2,7−フルオレンジイル基が好ましく、1,4−フェニレン基がより好ましい。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted arylene group represented by Ar 1 and Ar 2 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 6 to 60, preferably 6 to 30, and more preferably 6 to 18 .
Examples of the arylene group represented by Ar 1 and Ar 2 include a 1,2-phenylene group, a 1,3-phenylene group, a 1,4-phenylene group, a 1,4-naphthalenediyl group, and a 1,5-naphthalenediyl group. 2,6-naphthalenediyl group, 2,7-naphthalenediyl group, 2,6-anthracenediyl group, 9,10-anthracenediyl group, 2,7-phenanthenediyl group, 2,7-dihydrophenanthenediyl group, 5,12-naphthacenediyl group, 2,7-fluorenediyl group, 3,6-fluorenediyl group, 1,6-pyrenediyl group, 2,7-pyrenediyl group, 3,9-perylenediyl group, 3,10 -Perylenediyl group, 6,12-chrysenediyl group, 2,8-chrysenediyl group, and the polymer compound of this embodiment is used for the production of a light emitting device. In this case, since the luminance lifetime obtained is more excellent, 1,4-phenylene group, 2,7-fluorenediyl group, 2,6-naphthalenediyl group, 2,6-anthracenediyl group, 9,10-anthracenediyl group 2,7-phenanthrenediyl group and 2,7-dihydrophenanthrenediyl group are preferable, 1,4-phenylene group and 2,7-fluorenediyl group are preferable, and 1,4-phenylene group is more preferable.

ArおよびArが示す非置換もしくは置換の2価の複素環基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常2〜60、好ましくは3〜30、より好ましくは3〜15である。
ArおよびArが示す2価の複素環基としては、例えば、2,5−チオフェンジイル基、2,5−ピロールジイル基、2,5−フランジイル基、2,5−ピリジンジイル基、2,6−ピリジンジイル基、2,6−キノリンジイル基、1,4−イソキノリンジイル基、1,5−イソキノリンジイル基、5,8−キノキサリンジイルジイル基、2,7−カルバゾールジイル基、3,6−カルバゾールジイル基、3,7−フェノキサジンジイル基、3,7−フェノチアジンジイル基、2,8−フェノチアジンジイル基、4,6−フェノチアジンジイル基、2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4,7−ジイル基、2,7−ジベンゾフランジイル基、2,7−ジベンゾチオフェンジイル基、2,7−ジベンゾシロールジイル基が挙げられる。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group represented by Ar 1 and Ar 2 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 2 to 60, preferably 3 to 30, more preferably 3 ~ 15.
Examples of the divalent heterocyclic group represented by Ar 1 and Ar 2 include 2,5-thiophenediyl group, 2,5-pyrrolediyl group, 2,5-furandiyl group, 2,5-pyridinediyl group, 2 , 6-pyridinediyl group, 2,6-quinolinediyl group, 1,4-isoquinolinediyl group, 1,5-isoquinolinediyl group, 5,8-quinoxalinediyldiyl group, 2,7-carbazolediyl group, 3,6 -Carbazolediyl group, 3,7-phenoxazinediyl group, 3,7-phenothiazinediyl group, 2,8-phenothiazinediyl group, 4,6-phenothiazinediyl group, 2,1,3-benzothiadiazole-4,7 -Diyl group, 2,7-dibenzofurandiyl group, 2,7-dibenzothiophene diyl group, 2,7-dibenzosilol diyl group.

、R、R、R、RおよびRは、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアリール基が好ましく、水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基がより好ましく、水素原子であることがさらに好ましい。 R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are superior in luminance lifetime obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device. Alternatively, a substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group is preferable, a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group is more preferable, and a hydrogen atom is further preferable.

、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基としては、直鎖状、分岐状または環状のいずれでもよく、直鎖状のアルキル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常1〜50であり、好ましくは3〜30であり、より好ましくは4〜20である。分岐状のアルキル基および環状のアルキル基の炭素原子数は、置換の炭素原子を含まないで、通常3〜50であり、好ましくは3〜30であり、より好ましくは4〜20である。
アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソアミル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘキシルメチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、2−n−ヘキシルデシル基が挙げられる。
The unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 may be linear, branched or cyclic, and carbon of the linear alkyl group The number of atoms does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 1 to 50, preferably 3 to 30, and more preferably 4 to 20. The number of carbon atoms of the branched alkyl group and the cyclic alkyl group is usually 3 to 50, preferably 3 to 30 and more preferably 4 to 20 without including a substituted carbon atom.
Examples of the alkyl group include methyl group, ethyl group, n-propyl group, isopropyl group, n-butyl group, isobutyl group, tert-butyl group, n-pentyl group, isoamyl group, n-hexyl group, cyclohexyl group, Examples include n-heptyl group, cyclohexylmethyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group, n-decyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2-ethyloctyl group, and 2-n-hexyldecyl group.

、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルコキシ基は、直鎖状、分岐状または環状のいずれでもよい。直鎖状のアルコキシ基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常1〜40であり、好ましくは3〜20であり、より好ましくは4〜10である。分岐状のアルコキシ基および環状のアルコキシ基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常3〜40であり、好ましくは3〜20であり、より好ましくは4〜10である。
アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、n−ブチルオキシ基、イソブチルオキシ基、tert−ブチルオキシ基、n−ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、n−ヘプチルオキシ基、n−オクチルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基、n−ノニルオキシ基、n−デシルオキシ基、3,7−ジメチルオクチルオキシ基、ラウリルオキシ基が挙げられる。
The unsubstituted or substituted alkoxy group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 may be linear, branched or cyclic. The number of carbon atoms of the linear alkoxy group does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 1 to 40, preferably 3 to 20, and more preferably 4 to 10. The number of carbon atoms of the branched alkoxy group and the cyclic alkoxy group does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 3 to 40, preferably 3 to 20, and more preferably 4 to 10. .
Examples of the alkoxy group include methoxy group, ethoxy group, n-propyloxy group, isopropyloxy group, n-butyloxy group, isobutyloxy group, tert-butyloxy group, n-pentyloxy group, n-hexyloxy group, and cyclohexyl. Examples thereof include an oxy group, an n-heptyloxy group, an n-octyloxy group, a 2-ethylhexyloxy group, an n-nonyloxy group, an n-decyloxy group, a 3,7-dimethyloctyloxy group, and a lauryloxy group.

、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアリール基の炭素原子数は、置換基の炭素原子を含まないで、通常6〜60、好ましくは6〜48、より好ましくは6〜30である。
アリール基としては、例えば、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−アントラセニル基、2−アントラセニル基、9−アントラセニル基、1−ピレニル基、2−ピレニル基、4−ピレニル基、2−フルオレニル基、3−フルオレニル基、4−フルオレニル基、2−フェニルフェニル基、3−フェニルフェニル基、4−フェニルフェニル基が挙げられる。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted aryl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 does not include the carbon atom of the substituent, and is usually 6 to 60, preferably 6 It is -48, More preferably, it is 6-30.
As the aryl group, for example, phenyl group, 1-naphthyl group, 2-naphthyl group, 1-anthracenyl group, 2-anthracenyl group, 9-anthracenyl group, 1-pyrenyl group, 2-pyrenyl group, 4-pyrenyl group, Examples include 2-fluorenyl group, 3-fluorenyl group, 4-fluorenyl group, 2-phenylphenyl group, 3-phenylphenyl group, and 4-phenylphenyl group.

、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアリールオキシ基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常6〜60であり、好ましくは6〜48である。
アリールオキシ基としては、例えば、フェノキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、1−アントラセニルオキシ基、9−アントラセニルオキシ基、1−ピレニルオキシ基が挙げられる。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted aryloxy group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 does not include the number of carbon atoms of the substituent and is usually 6 to 60. , Preferably 6 to 48.
Examples of the aryloxy group include a phenoxy group, 1-naphthyloxy group, 2-naphthyloxy group, 1-anthracenyloxy group, 9-anthracenyloxy group, and 1-pyrenyloxy group.

、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換の1価の複素環基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常2〜60であり、好ましくは3〜20である。
1価の複素環基としては、例えば、チエニル基、ピロリル基、フリル基、ピリジル基、ピペリジル基、キノリル基、イソキノリル基、ピリミジル基、トリアジニル基が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、チエニル基、ピリジル基、キノリル基、イソキノリル基、ピリミジル基、トリアジニル基が好ましい。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 does not include the number of carbon atoms of the substituent and is usually 2 to 2. 60, preferably 3-20.
Examples of the monovalent heterocyclic group include thienyl group, pyrrolyl group, furyl group, pyridyl group, piperidyl group, quinolyl group, isoquinolyl group, pyrimidyl group, and triazinyl group. A thienyl group, a pyridyl group, a quinolyl group, an isoquinolyl group, a pyrimidyl group, and a triazinyl group are preferable because the luminance lifetime obtained when used in the production of an element is more excellent.

は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましい。 R 7 is preferably an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group, since the luminance lifetime obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent.

が示す非置換もしくは置換のアルキル基としては、直鎖状、分岐状または環状のいずれでもよく、直鎖状のアルキル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常1〜50であり、好ましくは1〜30であり、より好ましくは1〜20である。分岐状のアルキル基および環状のアルキル基の炭素原子数は、置換の炭素原子を含まないで、通常3〜50であり、好ましくは3〜30であり、より好ましくは4〜20である。
が示す非置換もしくは置換のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソアミル基、2−エチルブチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘキシルメチル基、シクロヘキシルエチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、3−n−プロピルヘプチル基、n−デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、2−n−ヘキシルデシル基、および、これらの基における水素原子がアリール基、アルコキシ基、フッ素原子等で置換された基が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、イソアミル基、2−エチルブチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘキシルエチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、3−n−プロピルヘプチル基、n−デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、2−n−ヘキシルデシル基が好ましく、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、イソアミル基、2−エチルブチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘキシルエチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、3−n−プロピルヘプチル基、n−デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、2−n−ヘキシルデシル基が更に好ましい。
The unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 7 may be linear, branched or cyclic, and the number of carbon atoms of the linear alkyl group does not include the number of carbon atoms of the substituent. Usually, it is 1-50, Preferably it is 1-30, More preferably, it is 1-20. The number of carbon atoms of the branched alkyl group and the cyclic alkyl group is usually 3 to 50, preferably 3 to 30 and more preferably 4 to 20 without including a substituted carbon atom.
Examples of the unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 7 include a methyl group, an ethyl group, an n-propyl group, an isopropyl group, an n-butyl group, an isobutyl group, a tert-butyl group, an n-pentyl group, and an isoamyl group. 2-ethylbutyl group, n-hexyl group, cyclohexyl group, n-heptyl group, cyclohexylmethyl group, cyclohexylethyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group, 3-n-propylheptyl group, n-decyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2-ethyloctyl group, 2-n-hexyldecyl group, and groups in which hydrogen atoms in these groups are substituted with aryl groups, alkoxy groups, fluorine atoms, etc. Since the luminance life obtained when the polymer compound of the embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent, methyl group, ethyl Group, n-propyl group, n-butyl group, isobutyl group, n-pentyl group, isoamyl group, 2-ethylbutyl group, n-hexyl group, n-heptyl group, cyclohexylethyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group Group, 3-n-propylheptyl group, n-decyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2-ethyloctyl group, 2-n-hexyldecyl group are preferable, n-butyl group, isobutyl group, n-pentyl group Group, isoamyl group, 2-ethylbutyl group, n-hexyl group, n-heptyl group, cyclohexylethyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group, 3-n-propylheptyl group, n-decyl group, 3,7 A dimethyloctyl group, a 2-ethyloctyl group, and a 2-n-hexyldecyl group are more preferable.

が示す非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of the unsubstituted or substituted aryl group represented by R 7 and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group are the unsubstituted represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. Or it is the same as the definition and example of a substituted aryl group and an unsubstituted or substituted monovalent | monohydric heterocyclic group.

およびRは、本実施形態の高分子化合物の安定性が良好になり、かつ、本実施形態の高分子化合物を発送素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基が好ましく、非置換もしくは置換のアリール基がより好ましい。 R A and R B are excellent in the stability of the polymer compound of the present embodiment, and more excellent in the luminance life obtained when the polymer compound of the present embodiment is used for manufacturing a shipping element. An unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is preferred, and an unsubstituted or substituted aryl group is more preferred.

およびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of unsubstituted or substituted alkyl groups, unsubstituted or substituted aryl groups, and unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic groups represented by R A and R B are R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are the same as the definition and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group, the unsubstituted or substituted aryl group, and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

およびRが示す非置換もしくは置換のアリール基としては、本実施形態の高分子化合物の有機溶媒への溶解性と耐熱性とがバランス良く向上するので、フェニル基(特にアルキル基で置換されたフェニル基)が好ましい。
アルキル基で置換されたフェニル基としては、例えば、2,6−ジメチル−4−n−ブチルフェニル基、2,6−ジメチル−4−tert−ブチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、3−n−ブチルフェニル基、4−n−ブチルフェニル基、4−tert−ブチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、3−n−へキシル−5−メチルフェニル基、3,5−ジ−n−へキシルフェニル基が挙げられる。
As the unsubstituted or substituted aryl group represented by R A and R B , the solubility of the polymer compound of the present embodiment in an organic solvent and the heat resistance are improved in a well-balanced manner. A phenyl group).
Examples of the phenyl group substituted with an alkyl group include a 2,6-dimethyl-4-n-butylphenyl group, a 2,6-dimethyl-4-tert-butylphenyl group, and a 2,4,6-trimethylphenyl group. 2-methylphenyl group, 3-methylphenyl group, 4-methylphenyl group, 3-n-butylphenyl group, 4-n-butylphenyl group, 4-tert-butylphenyl group, 3,5-dimethylphenyl group 3-n-hexyl-5-methylphenyl group and 3,5-di-n-hexylphenyl group.

、R、R、R、R、R、R、R、R、ArおよびArで示される基は置換基を有していてもよい。置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基、シアノ基が挙げられ、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましい。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
The groups represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 , R 6 , R 7 , R A , R B , Ar 1 and Ar 2 may have a substituent. Examples of the substituent include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, a halogen atom, an unsubstituted or substituted monovalent complex. Examples thereof include a cyclic group and a cyano group, and an unsubstituted or substituted alkyl group and an unsubstituted or substituted aryl group are preferred.
Definition of a substituted or unsubstituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And examples thereof include an unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or The definition and examples are the same as those of the substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

「ArとRは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよく、、ArとRは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよい」とは、ArとR(またはArとR)とが、単結合、または、−O−、−S−、−C(=O)−、−C(=O)O−、−N(R)−、−C(=O)−N(R)−もしくは−C(R)−で示される基を介して結合し(Rは、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアリール基を示し、Rが複数存在する場合、互いに同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。)、環構造を形成していてもよいことを示す。
Rが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例と同じである。
“Ar 1 and R 1 may be connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atoms to which they are bonded, and Ar 2 and R 4 are connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atoms to which they are bonded. "May be formed" means that Ar 1 and R 1 (or Ar 2 and R 4 ) are a single bond, -O-, -S-, -C (= O)-, -C (═O) O—, —N (R) —, —C (═O) —N (R) — or —C (R) 2 — is bonded via a group (R is unsubstituted or A substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group, and when there are a plurality of Rs, they may be the same or different from each other, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded; May be a ring structure).
Definitions and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group and the unsubstituted or substituted aryl group represented by R are the unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. The same as the definition and examples of the unsubstituted or substituted aryl group.

「RとRは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよく、RとRは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよい」とは、RとR(またはRとR)とが、単結合、または、−O−、−S−、−C(=O)−、−C(=O)O−、−N(R)−、−C(=O)−N(R)−もしくは−C(R)−で示される基を介して結合し(Rは、前記と同じ意味を表す。)、環構造を形成していてもよいことを示す。 “R A and R 5 may be connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which each is bonded, and R B and R 6 are connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which each is bonded. “Optionally formed” means that R A and R 5 (or R B and R 6 ) are a single bond, or —O—, —S—, —C (═O) —, —C ( ═O) O—, —N (R) —, —C (═O) —N (R) — or —C (R) 2 — is bonded via a group (R is as defined above). Represents a ring structure.

式(1)で示される構成単位の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性が優れるので、高分子化合物に含まれる全構成単位に対して、0.1〜70モル%であることが好ましく、1〜60モル%であることがより好ましく、2〜50モル%であることがさらに好ましい。   The proportion of the structural unit represented by the formula (1) is 0.1 to 70 mol% with respect to all the structural units contained in the polymer compound because the stability of the polymer compound of the present embodiment is excellent. Is preferable, it is more preferable that it is 1-60 mol%, and it is further more preferable that it is 2-50 mol%.

式(1)で示される構成単位としては、例えば、下記式(1−1)〜(1−13)で示される構成単位が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、式(1−1)〜式(1−7)で示される構成単位が好ましく、式(1−1)〜(1−5)で示される構成単位がより好ましい。   Examples of the structural unit represented by the formula (1) include structural units represented by the following formulas (1-1) to (1-13), and the polymer compound of the present embodiment is used for the production of a light emitting device. The structural units represented by the formulas (1-1) to (1-7) are preferable, and the structural units represented by the formulas (1-1) to (1-5) are preferable. Is more preferable.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(1)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物中に、一種類のみ含まれていてもよく、二種類以上含まれていてもよい。   One type of structural unit represented by the formula (1) may be contained in the polymer compound of this embodiment, or two or more types may be contained.

((2)で示される構成単位) (Structural unit indicated by (2))

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(2)中、aおよびbは、それぞれ独立に、0〜3の整数を示す。
およびRは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
10は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアルコキシ基を示す。
11は、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
In formula (2), a and b each independently represent an integer of 0 to 3.
R 8 and R 9 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted 1 A valent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 8 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. When a plurality of R 9 are present, they may be the same or different, and may be bonded together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.
R 10 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, or an unsubstituted or substituted alkoxy group.
R 11 represents an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

aおよびbは、本実施形態の高分子化合物の合成の容易さから、0または1であることが好ましく、0であることがより好ましい。   a and b are preferably 0 or 1 and more preferably 0 in view of the ease of synthesis of the polymer compound of the present embodiment.

およびRは、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましい。 R 8 and R 9 are preferably an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group, since the luminance life obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent. .

およびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、それぞれR、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 R 8 and R 9 represent an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic ring The definitions and examples of the groups are the unsubstituted or substituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , respectively. The definition and examples are the same as those of the unsubstituted or substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

10が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group and the unsubstituted or substituted alkoxy group represented by R 10 are the unsubstituted or substituted alkyl represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. The same as the definition and examples of the group, unsubstituted or substituted alkoxy group.

11が示す非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Unsubstituted or substituted aryl group R 11 represents an unsubstituted or substituted aryloxy group, definitions and examples of the monovalent heterocyclic group unsubstituted or substituted, R 1, R 2, R 3, R 4, The definitions and examples of the unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, and unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group represented by R 5 and R 6 are the same.

10は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアルキル基が好ましい。
11は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基が好ましく、非置換もしくは置換のアリール基がより好ましい。
すなわち、R10およびR11の組み合わせは、R10が非置換もしくは置換のアルキル基であり、R11が非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基が好ましく、R10が非置換もしくは置換のアルキル基であり、R11が非置換もしくは置換のアリール基がより好ましい。
R 10 is preferably an unsubstituted or substituted alkyl group, since the luminance life obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent.
R 11 is more excellent in the luminance life obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device. Therefore, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group Preferably, an unsubstituted or substituted aryl group is more preferable.
That is, in the combination of R 10 and R 11 , R 10 is preferably an unsubstituted or substituted alkyl group, and R 11 is preferably an unsubstituted or substituted aryl group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group. 10 is an unsubstituted or substituted alkyl group, and R 11 is more preferably an unsubstituted or substituted aryl group.

式(2)で示される構成単位の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性が優れるので、高分子化合物に含まれる全構成単位に対して、0.1〜99.9モル%であることが好ましく、5〜70モル%であることがより好ましく、10〜60モル%であることがさらに好ましい。   The proportion of the structural unit represented by the formula (2) is 0.1 to 99.9 mol% with respect to all the structural units contained in the polymer compound because the stability of the polymer compound of the present embodiment is excellent. Preferably, it is 5 to 70 mol%, more preferably 10 to 60 mol%.

式(2)で示される構成単位としては、下記式(2−1)〜(2−18)で示される構成単位が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、式(2−1)〜式(2−14)で示される構成単位が好ましく、式(2−1)〜(2−6)で示される構成単位がより好ましい。   Examples of the structural unit represented by the formula (2) include structural units represented by the following formulas (2-1) to (2-18), and the polymer compound of the present embodiment is used for manufacturing a light emitting device. Therefore, the structural units represented by the formulas (2-1) to (2-14) are preferable, and the structural units represented by the formulas (2-1) to (2-6) are more preferable. preferable.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(2)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物中に、一種のみ含まれていてもよく、二種以上含まれていてもよい。   The structural unit represented by the formula (2) may be included in the polymer compound of this embodiment only in one kind, or in two or more kinds.

(式(3)で示される構成単位) (Structural unit represented by Formula (3))

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(3)中、cおよびdは、それぞれ独立に、0〜3の整数を示す。
12、R13、R14およびR15は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
16およびR17は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。R16が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。R17が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
12とR14は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R13とR15は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R12とR13は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R14とR15は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
In formula (3), c and d each independently represent an integer of 0 to 3.
R 12 , R 13 , R 14 and R 15 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryl An oxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 16 and R 17 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted 1 A valent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 16 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. When a plurality of R 17 are present, they may be the same or different and may be bonded together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.
R 12 and R 14 may be connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded, and R 13 and R 15 are connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded. R 12 and R 13 may be connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded, and R 14 and R 15 are connected to each other to bond to each other. A ring structure may be formed together with the atoms.

cおよびdは、本実施形態の高分子化合物の合成の容易さから、0または1であることが好ましく、0であることがより好ましい。   c and d are preferably 0 or 1, and more preferably 0, from the viewpoint of ease of synthesis of the polymer compound of the present embodiment.

16およびR17は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましい。 R 16 and R 17 are preferably an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group, because the luminance life obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent. .

16およびR17が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 R 16 and R 17 represent an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic ring The definition and examples of the group include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 The definition and examples are the same as those of the unsubstituted or substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

12、R13、R14およびR15は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基が好ましく、非置換もしくは置換のアルキル基がより好ましい。 R 12 , R 13 , R 14 and R 15 are more excellent in the luminance life obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device, so that a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, An unsubstituted or substituted alkoxy group is preferred, and an unsubstituted or substituted alkyl group is more preferred.

12、R13、R14およびR15が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、それぞれ、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Unsubstituted or substituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted, represented by R 12 , R 13 , R 14 and R 15 The definition and examples of the monovalent heterocyclic group of R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are the unsubstituted or substituted alkyl groups, unsubstituted or substituted alkoxy groups, respectively, The definition and examples are the same as those of the unsubstituted or substituted aryl group, the unsubstituted or substituted aryloxy group, and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

12およびR14、R13およびR15、R12およびR13、並びに、R14およびR15からなる群から選ばれる少なくとも一組は、互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していることが好ましい。 At least one selected from the group consisting of R 12 and R 14 , R 13 and R 15 , R 12 and R 13 , and R 14 and R 15 is linked to each other, and a ring structure together with the carbon atom to which each is bonded Is preferably formed.

式(3)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる発光効率がより優れるので、下記式(3−A)で示される構成単位であることが好ましい。   The structural unit represented by the formula (3) is a structural unit represented by the following formula (3-A) because the luminous efficiency obtained when the polymer compound of the present embodiment is used for the production of a light emitting device is more excellent. Preferably there is.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(3−A)中、c、d、R16およびR17は前記と同義である。
n1およびn2は、それぞれ独立に、1〜5の整数を示す。
20、R21、R22およびR23は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
20、R21、R22およびR23がそれぞれ複数存在する場合、複数存在するR20、R21、R22およびR23はそれぞれ、互いに同一でも異なっていてもよく、R20、R21、R22およびR23のうち隣接する基同士は、互いに連結してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
In formula (3-A), c, d, R 16 and R 17 are as defined above.
n1 and n2 each independently represent an integer of 1 to 5.
R 20 , R 21 , R 22 and R 23 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryl An oxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
If R 20, R 21, R 22 and R 23 are present in plural, each R 20, R 21, R 22 and R 23 there are a plurality may be the same or different from each other, R 20, R 21, Adjacent groups of R 22 and R 23 may be linked together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.

20、R21、R22およびR23は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましく、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基がより好ましい。 R 20 , R 21 , R 22 and R 23 each have a higher luminance lifetime obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device, so that a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, An unsubstituted or substituted aryl group is preferable, and a hydrogen atom and an unsubstituted or substituted alkyl group are more preferable.

20、R21、R22およびR23が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Unsubstituted or substituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted represented by R 20 , R 21 , R 22 and R 23 The definition and examples of the monovalent heterocyclic group of R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are the unsubstituted or substituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted Or it is the same as the definition and example of a substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, and an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

式(3−A)で示される構造単位の中に、例えば、下記式(3−A1)で示される骨格部分が含まれる場合、その立体異性体の例は、下記式(3−a1)、式(3−b1)、式(3−c1)、式(3−d1)で示される。なお、下記式中、RおよびRは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基を示す。 In the structural unit represented by the formula (3-A), for example, when a skeleton moiety represented by the following formula (3-A1) is included, examples of the stereoisomers include the following formula (3-a1), It is represented by formula (3-b1), formula (3-c1), and formula (3-d1). In the following formulae, R m and R n each independently represent an unsubstituted or substituted alkyl group.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(3−a1)で示される骨格部分、式(3−b1)で示される骨格部分、式(3−c1)で示される骨格部分および式(3−d1)で示される骨格部分は、互いにジアステレオマーの関係にある。   The skeleton part represented by the formula (3-a1), the skeleton part represented by the formula (3-b1), the skeleton part represented by the formula (3-c1) and the skeleton part represented by the formula (3-d1) It is in a diastereomeric relationship.

式(3−A)において、「R20、R21、R22およびR23のうち隣接する基同士は、互いに連結してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい」とは、例えば、同一の炭素原子に結合する基同士が互いに連結してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、n1およびn2が2以上のときに、隣接位の炭素原子に結合する基同士が互いに連結してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよいことを意味する。 In the formula (3-A), “adjacent groups of R 20 , R 21 , R 22 and R 23 may be linked to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded”. For example, groups bonded to the same carbon atom may be linked to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded, and when n1 and n2 are 2 or more, adjacent carbon atoms It means that the groups bonded to each other may be linked together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.

形成された環構造は置換基を有していても良く、置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基、シアノ基が挙げられる。
非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
The formed ring structure may have a substituent, such as an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, a halogen atom, a non-substituted group. Examples thereof include a substituted or substituted monovalent heterocyclic group and a cyano group.
Definitions and examples of unsubstituted or substituted alkyl groups, unsubstituted or substituted alkoxy groups, unsubstituted or substituted aryloxy groups, halogen atoms, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic groups are R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or The definition and examples of the substituted monovalent heterocyclic group are the same.

n1およびn2は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる発光効率がより優れるので、3〜5であることが好ましく、3または4であることが好ましく、3であることがさらに好ましい。n1およびn2は、互いに同一でも異なっていてもよいが、本実施形態の高分子化合物の合成が容易になるので、n1およびn2は互いに同一であることが好ましい。   n1 and n2 are preferably 3 to 5, and preferably 3 or 4, since the light emission efficiency obtained when the polymer compound of the present embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent. More preferably. n1 and n2 may be the same or different from each other, but it is preferable that n1 and n2 are the same because the synthesis of the polymer compound of the present embodiment is facilitated.

式(3)で示される構成単位(式(3−A)で示される構成単位であってもよい)の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性がより優れるので、高分子化合物に含まれる全構成単位に対して、0.1〜99.9モル%であることが好ましく、5〜70モル%であることがより好ましく、10〜60モル%であることがさらに好ましい。   The proportion of the structural unit represented by the formula (3) (which may be the structural unit represented by the formula (3-A)) is more excellent in the stability of the polymer compound of the present embodiment. It is preferable that it is 0.1-99.9 mol% with respect to all the structural units contained, It is more preferable that it is 5-70 mol%, It is further more preferable that it is 10-60 mol%.

式(3)で示される構成単位(式(3−A)で示される構成単位であってもよい)は、本実施形態の高分子化合物中に、1種のみ含まれていてもよく、2種以上含まれていてもよい。   The structural unit represented by the formula (3) (which may be the structural unit represented by the formula (3-A)) may be included in the polymer compound of this embodiment only in one type. More than one species may be included.

式(3)で示される構成単位(式(3−A)で示される構成単位を含む)としては、例えば、下記式(3−1)〜式(3−30)で示される構成単位が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、式(3−1)〜式(3−14)で示される構成単位が好ましく、式(3−1)〜式(3−9)で示される構成単位がさらに好ましい。   Examples of the structural unit represented by the formula (3) (including the structural unit represented by the formula (3-A)) include structural units represented by the following formulas (3-1) to (3-30). And the structural unit represented by the formula (3-1) to the formula (3-14) is preferable because the luminance life obtained when the polymer compound of the present embodiment is used for the production of a light emitting device is more preferable. The structural units represented by (3-1) to formula (3-9) are more preferable.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

(式(4)で示される構成単位) (Structural unit represented by Formula (4))

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(4)中、R18およびR19は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。但し、R18およびR19の少なくとも一方は、水素原子以外の基を示す。 In formula (4), R 18 and R 19 each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryl An oxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown. However, at least one of R 18 and R 19 represents a group other than a hydrogen atom.

18およびR19は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましく、非置換もしくは置換のアルキル基がより好ましい。 R 18 and R 19 are preferably an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group because the luminance life obtained when the polymer compound of the present embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent. An unsubstituted or substituted alkyl group is more preferred.

18およびR19が示す非置換もしくは置換のアルキル基としては、直鎖状、分岐状または環状のいずれでもよく、直鎖状のアルキル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常1〜50であり、好ましくは3〜30であり、より好ましくは4〜20である。分岐状のアルキル基および環状のアルキル基の炭素原子数は、置換の炭素原子を含まないで、通常3〜50であり、好ましくは3〜30であり、より好ましくは4〜20である。
アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソアミル基、2−エチルブチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘキシルメチル基、シクロヘキシルエチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、3−n−プロピルヘプチル基、n−デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、2−n−ヘキシルデシル基、および、これらの基における水素原子がアリール基、アルコキシ基、フッ素原子等で置換された基が挙げられ、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、イソアミル基、2−エチルブチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘキシルエチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、3−n−プロピルヘプチル基、n−デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、2−n−ヘキシルデシル基がより好ましく、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、イソアミル基、2−エチルブチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘキシルエチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、3−n−プロピルヘプチル基、n−デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、2−n−ヘキシルデシル基が更に好ましく、シクロヘキシルエチル基、3−n−プロピルヘプチル基、n−デシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基が特に好ましい。
The unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 18 and R 19 may be linear, branched or cyclic, and the number of carbon atoms of the linear alkyl group includes the number of carbon atoms of the substituent. It is 1-50 normally, Preferably it is 3-30, More preferably, it is 4-20. The number of carbon atoms of the branched alkyl group and the cyclic alkyl group is usually 3 to 50, preferably 3 to 30 and more preferably 4 to 20 without including a substituted carbon atom.
Examples of the alkyl group include methyl group, ethyl group, n-propyl group, isopropyl group, n-butyl group, isobutyl group, tert-butyl group, n-pentyl group, isoamyl group, 2-ethylbutyl group, and n-hexyl. Group, cyclohexyl group, n-heptyl group, cyclohexylmethyl group, cyclohexylethyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group, 3-n-propylheptyl group, n-decyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2 -Ethyloctyl group, 2-n-hexyldecyl group, and groups in which hydrogen atoms in these groups are substituted with aryl groups, alkoxy groups, fluorine atoms, etc., include methyl group, ethyl group, n-propyl group , N-butyl group, isobutyl group, n-pentyl group, isoamyl group, 2-ethylbutyl group, n-hexyl group, n- Ptyl group, cyclohexylethyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group, 3-n-propylheptyl group, n-decyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2-ethyloctyl group, 2-n-hexyldecyl Group is more preferable, n-butyl group, isobutyl group, n-pentyl group, isoamyl group, 2-ethylbutyl group, n-hexyl group, n-heptyl group, cyclohexylethyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group, 3-n-propylheptyl group, n-decyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2-ethyloctyl group, 2-n-hexyldecyl group are more preferable, cyclohexylethyl group, 3-n-propylheptyl group, n-decyl group, n-octyl group, 2-ethylhexyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2-ethyloctyl group Preferred.

18およびR19が示す非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of unsubstituted or substituted alkoxy groups, unsubstituted or substituted aryl groups, unsubstituted or substituted aryloxy groups, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic groups represented by R 18 and R 19 are R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 represent an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, an unsubstituted or substituted monovalent group This is the same as the definition and example of the heterocyclic group of.

式(4)で示される構成単位の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性がより優れるので、高分子化合物に含まれる全構成単位に対して、0.1〜99.9モル%であることが好ましく、5〜95モル%であることがより好ましく、10〜60モル%であることがさらに好ましい。   The proportion of the structural unit represented by formula (4) is 0.1 to 99.9 mol% with respect to the total structural units contained in the polymer compound because the stability of the polymer compound of this embodiment is more excellent. It is preferably 5 to 95 mol%, more preferably 10 to 60 mol%.

式(4)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物中に、1種類のみ含まれていてもよく、2種以上含まれていてもよい。   As for the structural unit represented by the formula (4), only one type may be included in the polymer compound of this embodiment, or two or more types may be included.

式(4)で示される構成単位としては、例えば、下記式(4−1)〜式(4−14)で示される構成単位が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、式(4−1)〜式(4−12)で示される構成単位が好ましく、式(4−1)〜式(4−7)で示される構成単位がさらに好ましい。   Examples of the structural unit represented by the formula (4) include structural units represented by the following formulas (4-1) to (4-14). The polymer compound of the present embodiment is used for the production of a light emitting device. Since the luminance lifetime obtained when used is more excellent, the structural units represented by the formulas (4-1) to (4-12) are preferable, and are represented by the formulas (4-1) to (4-7). More preferred is a structural unit.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

本実施形態の高分子化合物は、発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、式(1)で示される構成単位と式(2)で示される構成単位とを含む高分子化合物、または、式(1)で示される構成単位と式(4)で示される構成単位とを含む高分子化合物、または、式(1)で示される構成単位と式(2)で示される構成単位と式(4)で示される構成単位とを含む高分子化合物であることが好ましく、式(1)で示される構成単位と式(2)で示される構成単位と式(4)で示される構成単位とを含む高分子化合物であることがより好ましい。   Since the polymer compound of this embodiment has a higher luminance lifetime obtained when used in the production of a light-emitting device, the polymer compound includes a structural unit represented by the formula (1) and a structural unit represented by the formula (2). A molecular compound or a polymer compound containing a structural unit represented by formula (1) and a structural unit represented by formula (4), or a structural unit represented by formula (1) and represented by formula (2) It is preferably a polymer compound containing a structural unit and a structural unit represented by formula (4). The structural unit represented by formula (1), the structural unit represented by formula (2), and the formula (4) It is more preferable that the polymer compound contains a structural unit.

(式(5)で示される構成単位)
本実施形態の高分子化合物は、更に、下記式(5)で示される構成単位を含んでいてもよい。
(Structural unit represented by Formula (5))
The polymer compound of this embodiment may further contain a structural unit represented by the following formula (5).

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(5)中、Arは、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
但し、式(5)で示される構成単位は、前記式(2)で示される構成単位、前記式(3)で示される構成単位および前記式(4)で示される構成単位とは異なる。
In Formula (5), Ar 3 represents an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
However, the structural unit represented by Formula (5) is different from the structural unit represented by Formula (2), the structural unit represented by Formula (3), and the structural unit represented by Formula (4).

Arは、本実施形態に係る高分子化合物の安定性が良好となり、かつ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアリーレン基が好ましい。 Ar 3 is excellent in stability of the polymer compound according to the present embodiment, and more excellent in luminance life obtained when the polymer compound of the present embodiment is used for manufacturing a light-emitting device. Substituted arylene groups are preferred.

Arが示す非置換もしくは置換のアリーレン基の炭素原子数は、置換基の炭素原子を含まないで、好ましくは6〜60であり、より好ましくは6〜30であり、さらに好ましくは6〜18である。
アリーレン基としては、例えば、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、1,4−フェニレン基、1,4−ナフタレンジイル基、1,5−ナフタレンジイル基、2,6−ナフタレンジイル基、2,7−フェナントレンジイル基、5,12−ナフタセンジイル基、2,7−フルオレンジイル基、3,6−フルオレンジイル基、2,6−アントラセンジイル基、9,10−アントラセンジイル基、1,6−ピレンジイル基、2,7−ピレンジイル基、3,9−ペリレンジイル基、3,10−ペリレンジイル基、6,12−クリセンジイル基、2,8−クリセンジイル基が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、1,4−フェニレン、2,7−フルオレンジイル、2,7−フェナントレンジイルが好ましい。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted arylene group represented by Ar 3 is preferably 6 to 60, more preferably 6 to 30, and further preferably 6 to 18 without including the carbon atoms of the substituent. It is.
Examples of the arylene group include 1,2-phenylene group, 1,3-phenylene group, 1,4-phenylene group, 1,4-naphthalenediyl group, 1,5-naphthalenediyl group, and 2,6-naphthalenediyl group. Group, 2,7-phenanthrenediyl group, 5,12-naphthacenediyl group, 2,7-fluorenediyl group, 3,6-fluorenediyl group, 2,6-anthracenediyl group, 9,10-anthracenediyl group 1,6-pyrenediyl group, 2,7-pyrenediyl group, 3,9-perylenediyl group, 3,10-perylenediyl group, 6,12-chrysenediyl group, 2,8-chrysenediyl group, Since the luminance life obtained when a polymer compound is used in the production of a light emitting device is more excellent, 1,4-phenylene, 2,7-fluorenediyl, 2,7 Phenanthrenediyl are preferred.

Arが示す非置換もしくは置換の2価の複素環基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常2〜60であり、好ましくは3〜30であり、より好ましくは4〜15である。
2価の複素環基としては、例えば、2,5−チオフェンジイル基、2,5−ピロールジイル基、2,5−フランジイル基、2,5−ピリジンジイル基、2,6−ピリジンジイル基、2,6−キノリンジイル基、1,4−イソキノリンジイル基、1,5−イソキノリンジイル基、5,8−キノキサリンジイル基、2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4,7−ジイル基、2,7−ジベンゾフランジイル基、2,7−ジベンゾチオフェンジイル基、2,7−ジベンゾシロールジイル基が挙げられる。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group represented by Ar 3 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 2 to 60, preferably 3 to 30, more preferably 4-15.
Examples of the divalent heterocyclic group include 2,5-thiophenediyl group, 2,5-pyrrolediyl group, 2,5-furandiyl group, 2,5-pyridinediyl group, 2,6-pyridinediyl group, 2,6-quinolinediyl group, 1,4-isoquinolinediyl group, 1,5-isoquinolinediyl group, 5,8-quinoxalinediyl group, 2,1,3-benzothiadiazole-4,7-diyl group, 2,7 -A dibenzofurandiyl group, a 2,7-dibenzothiophene diyl group, and a 2,7-dibenzosilol diyl group are mentioned.

Arで示される基は置換基を有していてもよく、置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基、シアノ基が挙げられ、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましい。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
The group represented by Ar 3 may have a substituent, and examples of the substituent include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted group An aryloxy group, a halogen atom, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group, and a cyano group, and an unsubstituted or substituted alkyl group and an unsubstituted or substituted aryl group are preferred.
Definition of a substituted or unsubstituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And examples thereof include an unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or The definition and examples are the same as those of the substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

式(5)で示される構成単位の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性がより優れるので、高分子化合物に含まれる全構成単位に対して、0.1〜70モル%であることが好ましく、1〜50モル%であることがより好ましい。   The proportion of the structural unit represented by the formula (5) is 0.1 to 70 mol% with respect to all the structural units contained in the polymer compound because the stability of the polymer compound of this embodiment is more excellent. It is preferable that it is 1 to 50 mol%.

式(5)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物中に、1種類のみ含まれていてもよく、2種以上含まれていてもよい。   One type of structural unit represented by the formula (5) may be contained in the polymer compound of this embodiment, or two or more types may be contained.

式(5)で示される構成単位としては、例えば、下記式(5−1)〜(5−35)で示される構成単位が挙げられる。   Examples of the structural unit represented by the formula (5) include structural units represented by the following formulas (5-1) to (5-35).

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R、R、Ar、ArおよびArで示される基は置換基を有していてもよく、置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基およびシアノ基が挙げられ、非置換もしくは置換のアルキル基および非置換もしくは置換のアリール基が好ましい。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 , R 6 , R 7 , R 8 , R 9 , R 10 , R 11 , R 12 , R 13 , R 14 , R 15 , R 16 , R 17 , R 18 , R 19 , R 20 , R 21 , R 22 , R 23 , R A , R B , Ar 1 , Ar 2 and Ar 3 may have a substituent. As an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, a halogen atom, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And an unsubstituted or substituted alkyl group and an unsubstituted or substituted aryl group are preferable.
Definition of a substituted or unsubstituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And examples thereof include an unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or The definition and examples are the same as those of the substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

(式(6)で示される構成単位)
本実施形態の高分子化合物は、更に、下記式(6)で示される構成単位を含んでいてもよい。
(Structural unit represented by Formula (6))
The polymer compound of this embodiment may further contain a structural unit represented by the following formula (6).

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(6)中、pは0〜3の整数を示す。qは0または1を示す。
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基、非置換もしくは置換の2価の複素環基、または、アリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一もしくは異なる2以上の基が連結した2価の基(当該2価の基は、置換基を有していてもよい)を示す。
25、R26およびR27は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
Ar、Ar、ArおよびArはそれぞれ、当該基が結合している窒素原子に結合している当該基以外の基と互いに連結して環構造を形成していてもよい。
但し、式(6)で示される構成単位は、前記式(1)で示される構成単位とは異なる。
In formula (6), p represents an integer of 0 to 3. q represents 0 or 1;
Ar 4 and Ar 6 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
Ar 5 and Ar 7 are each independently the same or selected from the group consisting of an unsubstituted or substituted arylene group, an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group, or an arylene group and a divalent heterocyclic group; A divalent group in which two or more different groups are linked (the divalent group may have a substituent).
R 25 , R 26 and R 27 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or An unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 and Ar 7 may each be linked to a group other than the group bonded to the nitrogen atom to which the group is bonded to form a ring structure.
However, the structural unit represented by the formula (6) is different from the structural unit represented by the formula (1).

pは、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、1であることがより好ましい。   p is more preferably 1 because the luminance lifetime obtained when the polymer compound of the present embodiment is used in the production of a light emitting device is more excellent.

qは、本実施形態の高分子化合物の製造が容易であり、かつ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、0であることが好ましい。   q is 0 because it is easy to produce the polymer compound of this embodiment and the luminance life obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device is better. preferable.

Ar、Ar、ArおよびArは、本実施形態の高分子化合物の安定性が良好になり、かつ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアリーレン基が好ましい。 Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 and Ar 7 are the luminance obtained when the stability of the polymer compound of this embodiment is improved and the polymer compound of this embodiment is used for the production of a light emitting device. An unsubstituted or substituted arylene group is preferred because of its longer life.

Ar、Ar、ArおよびArが示す非置換もしくは置換のアリーレン基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常6〜60であり、好ましくは6〜30であり、より好ましくは6〜18である。
アリーレン基としては、例えば、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、1,4−フェニレン基、1,4−ナフタレンジイル基、1,5−ナフタレンジイル基、2,6−ナフタレンジイル基、2,7−ナフタレンジイル基、2,6−アントラセンジイル基、9,10−アントラセンジイル基、2,7−フェナントレンジイル基、2,7−ジヒドロフェナントレンジイル基、5,12−ナフタセンジイル基、2,7−フルオレンジイル、3,6−フルオレンジイル基、1,6−ピレンジイル基、2,7−ピレンジイル基、3,9−ペリレンジイル基、3,10−ペリレンジイル基、6,12−クリセンジイル基、2,8−クリセンジイル基が挙げられ、1,4−フェニレン基、2,6−ナフタレンジイル基、2,7−フルオレンジイル、2,6−アントラセンジイル基、9,10−アントラセンジイル基、2,7−フェナントレンジイル基、2,7−ジヒドロフェナントレンジイル基、1,6−ピレンジイル基が好ましく、1,4−フェニレン基、2,7−フルオレンジイルがさらに好ましい。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted arylene group represented by Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 and Ar 7 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 6 to 60, preferably 6 to 30 Yes, more preferably 6-18.
Examples of the arylene group include 1,2-phenylene group, 1,3-phenylene group, 1,4-phenylene group, 1,4-naphthalenediyl group, 1,5-naphthalenediyl group, and 2,6-naphthalenediyl group. Group, 2,7-naphthalenediyl group, 2,6-anthracenediyl group, 9,10-anthracenediyl group, 2,7-phenanthenediyl group, 2,7-dihydrophenanthenediyl group, 5,12-naphthacenediyl group, 2,7-fluorenediyl group, 3,6-fluorenediyl group, 1,6-pyrenediyl group, 2,7-pyrenediyl group, 3,9-perylenediyl group, 3,10-perylenediyl group, 6,12-chrysenediyl Group, 2,8-chrysenediyl group, 1,4-phenylene group, 2,6-naphthalenediyl group, 2,7-fluorenediyl group 2,6-anthracenediyl group, 9,10-anthracenediyl group, 2,7-phenanthrenediyl group, 2,7-dihydrophenanthenediyl group, 1,6-pyrenediyl group are preferable, 1,4-phenylene group, 2 7-Fluorangeyl is more preferred.

Ar、Ar、ArおよびArが示す非置換もしくは置換の2価の複素環基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常2〜60、好ましくは3〜30、より好ましくは4〜15である。
2価の複素環基としては、例えば、2,5−チオフェンジイル基、2,5−ピロールジイル基、2,5−フランジイル基、2,5−ピリジンジイル基、2,6−ピリジンジイル基、2,6−キノリンジイル基、1,4−イソキノリンジイル基、1,5−イソキノリンジイル基、5,8−キノキサリンジイル基、3,7−フェノキサジンジイル基、3,7−フェノチアジンジイル基、2,8−フェノチアジンジイル基、4,6−フェノチアジンジイル基、2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4,7−ジイル基、2,7−ジベンゾフランジイル基、2,7−ジベンゾチオフェンジイル基、2,7−ジベンゾシロールジイル基が挙げられる。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group represented by Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 and Ar 7 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 2 to 60, preferably 3 30, more preferably 4-15.
Examples of the divalent heterocyclic group include 2,5-thiophenediyl group, 2,5-pyrrolediyl group, 2,5-furandiyl group, 2,5-pyridinediyl group, 2,6-pyridinediyl group, 2,6-quinolinediyl group, 1,4-isoquinolinediyl group, 1,5-isoquinolinediyl group, 5,8-quinoxalinediyl group, 3,7-phenoxazinediyl group, 3,7-phenothiazinediyl group, 2, 8-phenothiazinediyl group, 4,6-phenothiazinediyl group, 2,1,3-benzothiadiazole-4,7-diyl group, 2,7-dibenzofurandiyl group, 2,7-dibenzothiophenediyl group, 2,7 -A dibenzosilol diyl group is mentioned.

ArおよびArが示すアリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一もしくは異なる2以上の基が連結した2価の基としては、例えば、下記式(1a−1)〜式(1a−7)が挙げられ、式(1a−1)で示される基が好ましい。 Examples of the divalent group in which two or more identical or different groups selected from the group consisting of an arylene group and a divalent heterocyclic group represented by Ar 5 and Ar 7 are linked include the following formulas (1a-1) to formulas: (1a-7) is mentioned, and the group represented by the formula (1a-1) is preferable.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Ar、Ar、ArおよびArで示される基は置換基を有していてもよい。置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基、シアノ基が挙げられ、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基が好ましい。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
The groups represented by Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 and Ar 7 may have a substituent. Examples of the substituent include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, a halogen atom, an unsubstituted or substituted monovalent complex. Examples thereof include a cyclic group and a cyano group, and an unsubstituted or substituted alkyl group and an unsubstituted or substituted aryl group are preferred.
Definition of a substituted or unsubstituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And examples thereof include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, an unsubstituted group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 Or it is the same as the definition and example of a substituted monovalent heterocyclic group.

25、R26およびR27が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of unsubstituted or substituted alkyl groups, unsubstituted or substituted aryl groups, and unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic groups represented by R 25 , R 26 and R 27 are R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are the same as the definition and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group, the unsubstituted or substituted aryl group, and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

式(6)で示される構成単位の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性がより優れるので、高分子化合物に含まれる全構成単位に対して、0.1〜40モル%であることが好ましく、0.5〜30モル%であることがより好ましく、1〜20モル%であることがさらに好ましい。   The proportion of the structural unit represented by the formula (6) is 0.1 to 40 mol% with respect to all the structural units contained in the polymer compound because the stability of the polymer compound of this embodiment is more excellent. It is preferably 0.5 to 30 mol%, more preferably 1 to 20 mol%.

式(6)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物中に、1種類のみ含まれていてもよく、2種以上含まれていてもよい。   As for the structural unit represented by the formula (6), only one type may be contained in the polymer compound of this embodiment, or two or more types may be contained.

式(6)で示される構成単位としては、例えば、下記式(6−1)〜式(6−6)で示される構成単位が挙げられ、式(6−1)、式(6−2)または式(6−3)で示される構成単位が好ましく、式(6−1)または式(6−2)で示される構成単位がより好ましい。   As a structural unit shown by Formula (6), the structural unit shown by following formula (6-1)-Formula (6-6) is mentioned, for example, Formula (6-1), Formula (6-2) Or the structural unit shown by Formula (6-3) is preferable, and the structural unit shown by Formula (6-1) or Formula (6-2) is more preferable.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(6)で示される構成単位は、下記式(7)で示される構成単位であることが好ましい。   The structural unit represented by the formula (6) is preferably a structural unit represented by the following formula (7).

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(7)中、R28は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
Zは、単結合、酸素原子、硫黄原子または−C(R29−を示す。R29は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基を示す。2個存在するR29は、同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
In the formula (7), R 28 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Z represents a single bond, an oxygen atom, a sulfur atom or —C (R 29 ) 2 —. R 29 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, or an unsubstituted or substituted aryl group. Two R 29 may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.

28は、本実施形態の高分子化合物の安定性がより良好になり、かつ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基であることが好ましく、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアリール基であることがより好ましく、非置換もしくは置換のアリール基であることがさらに好ましい。 R 28 is more stable because the stability of the polymer compound of this embodiment is improved and the luminance life obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device is excellent. Or a substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group, preferably an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group. More preferably, it is an unsubstituted or substituted aryl group.

28が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group, unsubstituted or substituted aryl group, and unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group represented by R 28 are R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are the same as the definitions and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group, the unsubstituted or substituted aryl group, and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

Zは、本実施形態の高分子化合物の発光素子の作製に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、単結合または酸素原子であることが好ましく、酸素原子であることがより好ましい。   Z is preferably a single bond or an oxygen atom, and more preferably an oxygen atom, since the luminance lifetime obtained when used for the production of the light emitting device of the polymer compound of the present embodiment is more excellent.

29が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例と同じである。 The definition and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group and the unsubstituted or substituted aryl group represented by R 29 are the unsubstituted or substituted alkyl represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. The same as the definitions and examples of the group, unsubstituted or substituted aryl group.

式(7)で示される構成単位としては、例えば、下記式(7−1)〜式(7−7)で示される構成単位が挙げられ、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、式(7−1)〜式(7−5)で示される構成単位が好ましく、式(7−4)で示される構成単位がより好ましい。   Examples of the structural unit represented by the formula (7) include structural units represented by the following formulas (7-1) to (7-7). The polymer compound of the present embodiment is used for the production of a light emitting device. Since the luminance lifetime obtained when used is more excellent, the structural units represented by the formulas (7-1) to (7-5) are preferable, and the structural unit represented by the formula (7-4) is more preferable.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

本発明の高分子化合物は、上記式(1)で示される構成単位と、下記式(8)で示される構成単位および/または下記式(8’)で示される構成単位と、を含む。   The polymer compound of the present invention includes a structural unit represented by the above formula (1), a structural unit represented by the following formula (8), and / or a structural unit represented by the following formula (8 ′).

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(8)中、naは0〜3の整数を示し、nbは0〜12の整数を示し、nAは0または1であり、nは1または2の整数を示す。
Ar8は、非置換もしくは置換の(2+n)価の芳香族複素環基または非置換もしくは置換の(2+n)価の複素環基を示す。
およびLは、それぞれ独立に、直接結合、非置換もしくは置換のアルキレン基または非置換もしくは置換のフェニレン基を示す。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
は、酸素原子または硫黄原子を示す。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
Xは、1価の架橋性基を示す。Xが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
但し、式(8)で示される構成単位は、前記式(2)で示される構成単位、前記式(3)で示される構成単位、前記式(4)で示される構成単位および前記式(5)で示される構成単位とは異なる。
In formula (8), na represents an integer of 0 to 3, nb represents an integer of 0 to 12, nA represents 0 or 1, and n represents an integer of 1 or 2.
Ar 8 represents an unsubstituted or substituted (2 + n) -valent aromatic heterocyclic group or an unsubstituted or substituted (2 + n) -valent heterocyclic group.
L a and L b each independently represent a direct bond, an unsubstituted or substituted alkylene group, or an unsubstituted or substituted phenylene group. When a plurality of La are present, they may be the same or different. When a plurality of Lb are present, they may be the same or different.
L A represents an oxygen atom or a sulfur atom. When a plurality of LA are present, they may be the same or different.
X represents a monovalent crosslinkable group. When two or more X exists, they may be the same or different.
However, the structural unit represented by the formula (8) includes the structural unit represented by the formula (2), the structural unit represented by the formula (3), the structural unit represented by the formula (4), and the formula (5). ).

naは、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、0〜2の整数が好ましく、0または1がより好ましく、0がさらに好ましい。   na is preferably an integer of 0 to 2, more preferably 0 or 1, and even more preferably 0, because the production of the polymer compound of the present embodiment becomes easier.

nbは、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、0〜10の整数が好ましく、0〜8の整数がより好ましく、0がさらに好ましい。   nb is preferably an integer of 0 to 10, more preferably an integer of 0 to 8, and even more preferably 0, because the production of the polymer compound of the present embodiment becomes easier.

nは、本実施形態の高分子化合物の架橋性が優れるので、2であることが好ましい。   n is preferably 2 because the crosslinkability of the polymer compound of the present embodiment is excellent.

nAは、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、0であることが好ましい。   nA is preferably 0 because the production of the polymer compound of this embodiment becomes easier.

Arが示す非置換もしくは置換の(2+n)価の芳香族炭化水素基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常6〜60であり、好ましくは6〜30であり、より好ましくは6〜18である。
(2+n)価の芳香族炭化水素基のn個の置換基を除いたアリーレン基部分としては、例えば、1,4−ナフタレンジイル基、1,5−ナフタレンジイル基、2,6−ナフタレンジイル基、2,7−ナフタレンジイル基、2,6−アントラセンジイル基、9,10−アントラセンジイル基、2,7−フェナントレンジイル基、2,7−ジヒドロフェナントレンジイル基、5,12−ナフタセンジイル基、2,7−フルオレンジイル、3,6−フルオレンジイル基、1,6−ピレンジイル基、2,7−ピレンジイル基、3,9−ペリレンジイル基、3,10−ペリレンジイル基、6,12−クリセンジイル基、2,8−クリセンジイル基が挙げられ、2,6−ナフタレンジイル基、2,7−フルオレンジイル基、2,6−アントラセンジイル基、9,10−アントラセンジイル基、2,7−フェナントレンジイル基、2,7−ジヒドロフェナントレンジイル基、1,6−ピレンジイル基が好ましく、2,6−ナフタレンジイル基、2,7−フルオレンジイルがさらに好ましい。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted (2 + n) -valent aromatic hydrocarbon group represented by Ar 8 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 6 to 60, preferably 6 to 30. More preferably, it is 6-18.
Examples of the arylene group portion excluding n substituents of the (2 + n) -valent aromatic hydrocarbon group include a 1,4-naphthalenediyl group, a 1,5-naphthalenediyl group, and a 2,6-naphthalenediyl group. 2,7-naphthalenediyl group, 2,6-anthracenediyl group, 9,10-anthracenediyl group, 2,7-phenanthenediyl group, 2,7-dihydrophenanthenediyl group, 5,12-naphthacenediyl group, 2 , 7-full orangeyl group, 3,6-fluorenediyl group, 1,6-pyrene diyl group, 2,7-pyrene diyl group, 3,9-perylene diyl group, 3,10-perylene diyl group, 6,12-chrysenediyl group 2,8-chrysenediyl group, 2,6-naphthalenediyl group, 2,7-fluorenediyl group, 2,6-anthracenediyl group 9,10-anthracenediyl group, 2,7-phenanthrenediyl group, 2,7-dihydrophenanthrenediyl group and 1,6-pyrenediyl group are preferable, 2,6-naphthalenediyl group and 2,7-fluorenediyl group are preferable. Further preferred.

Arが示す非置換もしくは置換の(2+n)価の複素環基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含まないで、通常2〜60、好ましくは3〜30、より好ましくは3〜15である。
Arが示す(2+n)価の複素環基のn個の置換基を除いた2価の複素環基部分としては、例えば、2,5−チオフェンジイル基、2,5−ピロールジイル基、2,5−フランジイル基、2,5−ピリジンジイル基、2,6−ピリジンジイル基、2,6−キノリンジイル基、1,4−イソキノリンジイル基、1,5−イソキノリンジイル基、5,8−キノキサリンジイル基、2,7−カルバゾールジイル基、3,6−カルバゾールジイル基、3,7−フェノキサジンジイル基、3,7−フェノチアジンジイル基、2,8−フェノチアジンジイル基、4,6−フェノチアジンジイル基、2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4,7−ジイル基、2,7−ジベンゾフランジイル基、2,7−ジベンゾチオフェンジイル基、2,7−ジベンゾシロールジイル基が挙げられる。
The number of carbon atoms of the unsubstituted or substituted (2 + n) -valent heterocyclic group represented by Ar 8 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 2 to 60, preferably 3 to 30, more preferably 3 to 3. 15.
Examples of the divalent heterocyclic group part excluding n substituents of the (2 + n) -valent heterocyclic group represented by Ar 8 include a 2,5-thiophenediyl group, a 2,5-pyrrolediyl group, 5-furandiyl group, 2,5-pyridinediyl group, 2,6-pyridinediyl group, 2,6-quinolinediyl group, 1,4-isoquinolinediyl group, 1,5-isoquinolinediyl group, 5,8-quinoxaline Diyl group, 2,7-carbazolediyl group, 3,6-carbazolediyl group, 3,7-phenoxazinediyl group, 3,7-phenothiazinediyl group, 2,8-phenothiazinediyl group, 4,6-phenothiazinediyl Group, 2,1,3-benzothiadiazole-4,7-diyl group, 2,7-dibenzofurandiyl group, 2,7-dibenzothiophenediyl group, 2,7-dibenzoshiro And urdiyl group.

Arで示される基は置換基を有していてもよく、置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基、シアノ基が挙げられる。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
The group represented by Ar 8 may have a substituent. Examples of the substituent include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted group. Aryloxy groups, halogen atoms, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic groups, and cyano groups.
Definition of a substituted or unsubstituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And examples thereof include an unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or The definition and examples are the same as those of the substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

およびLが示すアルキレン基は、直鎖状、分岐状または環状のいずれでもよく、置換基を有していてもよい。本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、直鎖状のアルキレン基であることが好ましい。直鎖状アルキレン基の炭素原子数は、通常1〜20であり、好ましくは1〜10であり、より好ましくは1〜6である。分岐状アルキレン基および環状アルキレン基の炭素原子数は、通常3〜20であり、好ましくは3〜10であり、より好ましくは3〜6である。
アルキレン基としては、例えば、メチレン基、1,2−エチレン基、1,3−プロピレン基、1,3−ブチレン基、1,3−ペンチレン基、1,4−ペンチレン基、1,5−ペンチレン基、1,4−ヘキシレン基、1,6−ヘキシレン基、1,7−ヘプチレン基、1,6−オクチレン基、1,8−オクチレン基が挙げられる。
The alkylene group represented by L a and L b may be linear, branched or cyclic, and may have a substituent. Since production of the polymer compound of this embodiment becomes easier, a linear alkylene group is preferable. The carbon number of a linear alkylene group is 1-20 normally, Preferably it is 1-10, More preferably, it is 1-6. The number of carbon atoms of the branched alkylene group and the cyclic alkylene group is usually 3 to 20, preferably 3 to 10, and more preferably 3 to 6.
Examples of the alkylene group include a methylene group, 1,2-ethylene group, 1,3-propylene group, 1,3-butylene group, 1,3-pentylene group, 1,4-pentylene group, and 1,5-pentylene. Group, 1,4-hexylene group, 1,6-hexylene group, 1,7-heptylene group, 1,6-octylene group, 1,8-octylene group.

およびLが示すフェニレン基は、置換基を有していてもよい。フェニレン基としては、o−フェニレン、m−フェニレン、p−フェニレンが挙げられる。フェニレン基が有してもよい置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、ハロゲン原子およびシアノ基等が挙げられる。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基の定義や例と同じである。
The phenylene group represented by L a and L b may have a substituent. Examples of the phenylene group include o-phenylene, m-phenylene, and p-phenylene. Examples of the substituent that the phenylene group may have include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, a halogen atom, and a cyano group.
Definitions and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group and the unsubstituted or substituted alkoxy group as the substituent are unsubstituted or substituted alkyl represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. The same as the definition and examples of the group, unsubstituted or substituted alkoxy group.

は、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、直接結合またはフェニレン基であることが好ましい。 L a, since the production of the polymer compound of the present embodiment is easier, it is preferably a direct bond or a phenylene group.

は、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、直接結合またはアルキレン基であることが好ましい。 L b is preferably a direct bond or an alkylene group, because the production of the polymer compound of the present embodiment becomes easier.

は、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、酸素原子であることが好ましい。 L A, since the production of the polymer compound of the present embodiment is easier, is preferably an oxygen atom.

Xが示す1価の架橋性基としては、例えば、アジリジニル基、アゼチジニル基、アジド基、エポキシ基、オキセタニル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロブタンを有する基が挙げられ、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、下記式(X−1)、下記式(X−2)で示される1価の架橋性基が好ましい。   Examples of the monovalent crosslinkable group represented by X include an aziridinyl group, an azetidinyl group, an azide group, an epoxy group, an oxetanyl group, an alkenyl group, an alkynyl group, and a group having cyclobutane. Therefore, monovalent crosslinkable groups represented by the following formula (X-1) and the following formula (X-2) are preferable.

Xが示す1価の架橋性基は置換基を有していてもよい。置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基およびシアノ基が挙げられる。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
The monovalent crosslinkable group represented by X may have a substituent. Examples of the substituent include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, a halogen atom, an unsubstituted or substituted monovalent complex. A cyclic group and a cyano group are mentioned.
Definition of a substituted or unsubstituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And examples thereof include an unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or The definition and examples are the same as those of the substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(X−1)中、ベンゾシクロブタンは置換基を有していてもよい。   In formula (X-1), benzocyclobutane may have a substituent.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(X−2)中、neおよびnfは、それぞれ独立に、0または1を示す。
X1は、酸素原子、硫黄原子、カルボニル基または−O−CO−で表される基を示す。
29、R30、R31、R32およびR33は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基、ハロゲン原子、シアノ基またはニトロ基を示す。なお、波線の存在する二重結合は、E体、Z体、またはE体およびZ体の混合物のいずれでもよいことを意味する。
In formula (X-2), ne and nf each independently represent 0 or 1.
L X1 represents an oxygen atom, a sulfur atom, a carbonyl group or a group represented by —O—CO—.
R 29 , R 30 , R 31 , R 32 and R 33 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or A substituted aryloxy group, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group, a halogen atom, a cyano group or a nitro group is shown. In addition, the double bond in which a wavy line exists means that any of E-form, Z-form, or a mixture of E-form and Z-form may be used.

neおよびnfは、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となるため、0が好ましい。   ne and nf are preferably 0 because the production of the polymer compound of this embodiment becomes easier.

29、R30、R31、R32およびR33は、本実施形態の高分子化合物を発光素子の製造に用いた場合に得られる輝度寿命がより優れるので、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換が好ましく、水素原子であることがより好ましい。 R 29 , R 30 , R 31 , R 32 and R 33 are superior in luminance lifetime obtained when the polymer compound of this embodiment is used in the production of a light-emitting device. An alkyl group and unsubstituted are preferable, and a hydrogen atom is more preferable.

29、R30、R31、R32およびR33が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 R 29 , R 30 , R 31 , R 32 and R 33 represent an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, Definitions and examples of the substituted or substituted monovalent heterocyclic group include an unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkoxy group, The definition and examples are the same as those of the unsubstituted or substituted aryl group, the unsubstituted or substituted aryloxy group, and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

式(8)で示される構成単位の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性がより優れ、かつ、本実施形態の架橋性がより優れるので、高分子化合物の全構成単位の合計に対して、0.5〜40モル%であることが好ましく、3〜30モル%であることがより好ましく、3〜20モル%であることがさらに好ましい。   The proportion of the structural unit represented by the formula (8) is more excellent in the stability of the polymer compound of the present embodiment and the crosslinkability of the present embodiment. On the other hand, it is preferably 0.5 to 40 mol%, more preferably 3 to 30 mol%, and further preferably 3 to 20 mol%.

式(8)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物中に、1種類のみ含まれていてもよく、2種以上含まれていてもよい。   As for the structural unit represented by Formula (8), only one type may be included in the polymer compound of the present embodiment, or two or more types may be included.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(8’)中、c’は0または1を示す。
Ar20およびAr40は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
Ar30は、非置換もしくは置換のアリーレン基、非置換もしくは置換の2価の複素環基、または、アリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一又は異なる2以上の基が連結した2価の基(当該2価の基は置換基を有していてもよい)を示す。
Xは、前記と同じ意味を表す。
X’は、1価の架橋性基、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
但し、式(8’)で示される構成単位は、前記式(1)で示される構成単位および前記式(6)で示される構成単位とは異なる。
In the formula (8 ′), c ′ represents 0 or 1.
Ar 20 and Ar 40 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
Ar 30 is an unsubstituted or substituted arylene group, an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group, or two or more identical or different groups selected from the group consisting of an arylene group and a divalent heterocyclic group are linked A divalent group (the divalent group may have a substituent).
X represents the same meaning as described above.
X ′ represents a monovalent crosslinkable group, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
However, the structural unit represented by the formula (8 ′) is different from the structural unit represented by the formula (1) and the structural unit represented by the formula (6).

c’は、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となり、かつ、本実施形態の高分子化合物を用いて製造される発光素子の正孔輸送性および耐久性より優れるため、0であることが好ましい。   c ′ is 0 because the production of the polymer compound of this embodiment becomes easier and the hole transport property and durability of the light-emitting device produced using the polymer compound of this embodiment are superior. It is preferable.

Ar20、Ar30およびAr40は、本実施形態の高分子化合物を用いて製造される発光素子の正孔輸送性および耐久性が優れるので、非置換もしくは置換のアリーレン基が好ましい。 Ar 20 , Ar 30, and Ar 40 are preferably unsubstituted or substituted arylene groups, because the hole transport property and durability of the light-emitting device produced using the polymer compound of this embodiment are excellent.

Ar20、Ar30およびAr40が示す非置換もしくは置換のアリーレン基の定義や例は、上記式(6)におけるAr、ArおよびArが示す非置換もしくは置換のアリーレン基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of unsubstituted or substituted arylene groups represented by Ar 20 , Ar 30 and Ar 40 are definitions and examples of unsubstituted or substituted arylene groups represented by Ar 4 , Ar 5 and Ar 6 in the above formula (6). Is the same.

Ar20、Ar30およびAr40が示す非置換もしくは置換の2価の複素環基の定義や例は、上記式(6)におけるAr、ArおよびArが示す非置換もしくは置換の2価の複素環基の定義や例と同じである。 The definition and examples of the unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group represented by Ar 20 , Ar 30 and Ar 40 are the unsubstituted or substituted divalent represented by Ar 4 , Ar 5 and Ar 6 in the above formula (6). This is the same as the definition and example of the heterocyclic group of.

Ar30が示すアリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一又は異なる2以上の基が連結した2価の基の定義や例は、上記式(6)におけるArが示すアリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一又は異なる2以上の基が連結した2価の基の定義や例と同じである。 The definition and example of a divalent group in which two or more identical or different groups selected from the group consisting of an arylene group represented by Ar 30 and a divalent heterocyclic group are connected are as follows: Arylene represented by Ar 5 in the above formula (6) This is the same as the definition and examples of a divalent group in which two or more identical or different groups selected from the group consisting of a group and a divalent heterocyclic group are linked.

Ar20、Ar30およびAr40示す基は置換基を有していてもよく、置換基としては、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、ハロゲン原子、非置換もしくは置換の1価の複素環基、シアノ基が挙げられる。
置換基である非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。
The groups represented by Ar 20 , Ar 30 and Ar 40 may have a substituent, and examples of the substituent include an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, Examples thereof include an unsubstituted or substituted aryloxy group, a halogen atom, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group, and a cyano group.
Definition of a substituted or unsubstituted alkyl group, unsubstituted or substituted alkoxy group, unsubstituted or substituted aryl group, unsubstituted or substituted aryloxy group, unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group And examples thereof include an unsubstituted or substituted alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 , an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or The definition and examples are the same as those of the substituted aryloxy group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

XおよびX’が示す1価の架橋性基の定義や例は、式(8)におけるXが示す1価の架橋性基の定義や例と同じである。   The definition and example of the monovalent crosslinkable group represented by X and X ′ are the same as the definition and example of the monovalent crosslinkable group represented by X in Formula (8).

X’示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基の定義や例と同じである。 Definitions and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group, unsubstituted or substituted aryl group, and unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group represented by X ′ are R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5. And R 6 are the same as the definition and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group, the unsubstituted or substituted aryl group, and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.

X’は、本実施形態の高分子化合物の製造がより容易となり、かつ、本実施形態の高分子化合物の架橋性が優れるため、Xと同じ1価の架橋性基であることが好ましい。   X ′ is preferably the same monovalent crosslinkable group as X because the polymer compound of the present embodiment can be produced more easily and the crosslinkability of the polymer compound of the present embodiment is excellent.

式(8’)で示される構成単位の割合は、本実施形態の高分子化合物の安定性がより優れ、かつ、本実施形態の架橋性がより優れるので、高分子化合物の全構成単位の合計に対して、0.5〜40モル%であることが好ましく、3〜30モル%であることがより好ましく、3〜20モル%であることがさらに好ましい。   The proportion of the structural unit represented by the formula (8 ′) is the sum of all the structural units of the polymer compound because the stability of the polymer compound of this embodiment is more excellent and the crosslinkability of this embodiment is more excellent. Is preferably 0.5 to 40 mol%, more preferably 3 to 30 mol%, and still more preferably 3 to 20 mol%.

式(8’)で示される構成単位は、本実施形態の高分子化合物中に、1種類のみ含まれていてもよく、2種以上含まれていてもよい。   As for the structural unit represented by the formula (8 '), only one type of structural unit may be contained in the polymer compound of this embodiment, or two or more types may be contained.

式(8)で示される構成単位としては、例えば、下記式(8−1)〜(8−24)で示される構成単位が挙げられ、式(8’)で示される構成単位としては、例えば、下記式(8’−1)〜(8’−6)で示される構成単位が挙げられる。これらのなかでも、本実施形態の高分子化合物の架橋性が優れるため、式(8−1)〜式(8−20)および式(8’−1)〜式(8’−4)が好ましく、式(8−1)〜式(8−10)および式(8’−1)〜式(8’−3)がより好ましい。なお、波線の存在する二重結合を有する化合物は、E体、Z体、またはE体およびZ体の混合物のいずれでもよいことを意味する。   Examples of the structural unit represented by the formula (8) include structural units represented by the following formulas (8-1) to (8-24). Examples of the structural unit represented by the formula (8 ′) include And structural units represented by the following formulas (8′-1) to (8′-6). Among these, since the crosslinkability of the polymer compound of the present embodiment is excellent, Formula (8-1) to Formula (8-20) and Formula (8′-1) to Formula (8′-4) are preferable. Formula (8-1) to Formula (8-10) and Formula (8′-1) to Formula (8′-3) are more preferable. In addition, the compound which has a double bond in which a wavy line exists means that any of E-form, Z-form, or a mixture of E-form and Z-form may be used.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(9)中、
a1およびa2は、それぞれ独立に、0〜4の整数を示し、a3は0〜5の整数を示す。
30、R31およびR32は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。R30が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R31が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R32が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
In formula (9),
a1 and a2 each independently represent an integer of 0 to 4, and a3 represents an integer of 0 to 5.
R 30 , R 31 and R 32 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, A substituted monovalent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 30 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. If there are a plurality of R 31 , they are the same. However, they may be different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded, and when there are a plurality of R 32 , they may be the same or different and A ring structure may be formed together with the carbon atom to which each is bonded.

式(9)で表される構成単位としては、下記式(9−1)で表される構成単位が好ましい。   As the structural unit represented by the formula (9), a structural unit represented by the following formula (9-1) is preferable.

Figure 2014001328
[式(9−1)中、
32aは、水素原子、アルキル基又はアリール基を表す。複数あるR32aは、それぞれ同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよいが、少なくとも一つのR32aは、水素原子以外の基を表す。]
Figure 2014001328
[In Formula (9-1),
R 32a represents a hydrogen atom, an alkyl group or an aryl group. The plurality of R 32a may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded, but at least one R 32a represents a group other than a hydrogen atom. Represent. ]

式(9−1)で表される構成単位としては、例えば、下記式(9−001)〜(9−008)で表される構成単位が挙げられる。   Examples of the structural unit represented by the formula (9-1) include structural units represented by the following formulas (9-001) to (9-008).

Figure 2014001328
Figure 2014001328

本実施形態の高分子化合物における、上記の構成単位の好ましい組み合わせの例を、以下に示す。なお、Q1〜Q116は、高分子化合物の全構成単位に対する、括弧内の構成単位のモル比を表す。   Examples of preferable combinations of the structural units in the polymer compound of the present embodiment are shown below. In addition, Q1-Q116 represents the molar ratio of the structural unit in a parenthesis with respect to all the structural units of a high molecular compound.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

上記式中、Q1は3〜20の数を示し、Q2は20〜50の数を示し、Q3は40〜60の数を示す。但し、Q1+Q2+Q3=100である。
Q4は3〜20の数を示し、Q5は20〜50の数を示し、Q6は10〜50の数を示し、Q7は20〜50の数を示す。但し、Q4+Q5+Q6+Q7=100である。
Q8は3〜20の数を示し、Q9は10〜50の数を示し、Q10は20〜50の数を示し、Q11は20〜50の数を示す。但し、Q8+Q9+Q10+Q11=100である。
Q12は3〜20の数を示し、Q13は10〜50の数を示し、Q14は40〜80の数を示す。但し、Q12+Q13+Q14=100である。
Q15は3〜20の数を示し、Q16は10〜50の数を示し、Q17は20〜50の数を示す。但し、Q15+Q16+Q17=100である。
Q18は3〜20の数を示し、Q19は20〜50の数を示し、Q20は40〜60の数を示す。但し、Q18+Q19+Q20=100である。
Q21は3〜20の数を示し、Q22は10〜50の数を示し、Q23は10〜50の数を示し、Q24は20〜50の数を示す。但し、Q21+Q22+Q23+Q24=100である。
Q25は3〜20の数を示し、Q26は40〜60の数を示し、Q27は30〜50の数を示し、Q28は1.5〜10の数を示す。但し、Q25+Q26+Q27+Q28=100である。
Q29は3〜20の数を示し、Q30は10〜50の数を示し、Q31は40〜60の数を示し、Q32は1.5〜10の数を示す。但し、Q29+Q30+Q31+Q32=100である。
Q33は20〜40の数を示し、Q34は3〜20の数を示し、Q35は1.5〜10の数を示し、Q36は40〜60の数を示す。但し、Q33+Q34+Q35+Q36=100である。
Q37は3〜20の数を示し、Q38は20〜50の数を示し、Q39は20〜50の数を示し、Q40は1.5〜10の数を示し、Q41は1.5〜10の数を示す。但し、Q37+Q38+Q39+Q40+Q41=100である。
Q42は3〜20の数を示し、Q43は40〜60の数を示し、Q44は10〜50の数を示し、Q45は1.5〜10の数を示す。但し、Q42+Q43+Q44+Q45=100である。
Q46は3〜20の数を示し、Q47は40〜60の数を示し、Q48は10〜50の数を示し、Q49は1.5〜10の数を示す。但し、Q46+Q47+Q48+Q49=100である。
Q50は3〜20の数を示し、Q51は20〜50の数を示し、Q52は40〜60の数を示す。但し、Q50+Q51+Q52=100である。
Q53は3〜20の数を示し、Q54は40〜60の数を示し、Q55は10〜50の数を示し、Q56は10〜50の数を示す。但し、Q53+Q54+Q55+Q56=100である。
Q57は3〜20の数を示し、Q58は40〜60の数を示し、Q59は30〜50の数を示し、Q60は1.5〜10の数を示す。但し、Q57+Q58+Q59+Q60=100である。
Q61は20〜40の数を示し、Q62は10〜50の数を示し、Q63は40〜60の数を示し、Q64は3〜20の数を示す。但し、Q61+Q62+Q63+Q64=100である。
Q65は3〜20の数を示し、Q66は40〜60の数を示し、Q67は10〜50の数を示し、Q68は1.5〜10の数を示し、Q69は1.5〜10の数を示す。但し、Q65+Q66+Q67+Q68+Q69=100である。
Q70は3〜20の数を示し、Q71は40〜60の数を示し、Q72は20〜50の数を示し、Q73は1.5〜10の数を示す。但し、Q70+Q71+Q72+Q73=100である。
Q74は20〜40の数を示し、Q75は3〜20の数を示し、Q76は1.5〜10の数を示し、Q77は40〜60の数を示す。但し、Q74+Q75+Q76+Q77=100である。
Q78は3〜20の数を示し、Q79は20〜50の数を示し、Q80は20〜50の数を示し、Q81は10〜50の数を示す。但し、Q78+Q79+Q80+Q81=100である。
Q82は3〜20の数を示し、Q83は20〜60の数を示し、Q84は20〜60の数を示す。但し、Q82+Q83+Q84=100である。
Q85は3〜20の数を示し、Q86は40〜90の数を示し、Q87は1.5〜10の数を示す。但し、Q85+Q86+Q87=100である。
Q88は3〜20の数を示し、Q89は40〜60の数を示し、Q90は10〜50の数を示し、Q91は10〜50の数を示す。但し、Q88+Q89+Q90+Q91=100である。
Q92は20〜40の数を示し、Q93は3〜20の数を示し、Q94は3〜20の数を示し、Q95は1.5〜10の数を示し、Q96は40〜60の数を示す。但し、Q92+Q93+Q94+Q95+Q96=100である。
Q97は3〜20の数を示し、Q98は40〜60の数を示し、Q99は20〜50の数を示す。但し、Q97+Q98+Q99=100である。
Q100は3〜20の数を示し、Q101は20〜50の数を示し、Q102は40〜60の数を示し、Q103は1.5〜10の数を示す。但し、Q100+Q101+Q102+Q103=100である。
Q104は3〜20の数を示し、Q105は80〜97の数を示す。但し、Q104+Q105=100である。
Q106は3〜20の数を示し、Q107は40〜60の数を示し、Q108は20〜50の数を示し、Q109は1.5〜10の数を示す。但し、Q106+Q107+Q108+Q109=100である。
Q110は20〜40の数を示し、Q111は3〜20の数を示し、Q112は40〜60の数を示し、Q113は1.5〜10の数を示す。但し、Q110+Q111+Q112+Q113=100である。
Q114は3〜20の数を示し、Q115は20〜50の数を示し、Q116は20〜60の数を示す。但し、Q114+Q115+Q116=100である。
In said formula, Q1 shows the number of 3-20, Q2 shows the number of 20-50, Q3 shows the number of 40-60. However, Q1 + Q2 + Q3 = 100.
Q4 represents a number from 3 to 20, Q5 represents a number from 20 to 50, Q6 represents a number from 10 to 50, and Q7 represents a number from 20 to 50. However, Q4 + Q5 + Q6 + Q7 = 100.
Q8 represents a number from 3 to 20, Q9 represents a number from 10 to 50, Q10 represents a number from 20 to 50, and Q11 represents a number from 20 to 50. However, Q8 + Q9 + Q10 + Q11 = 100.
Q12 represents a number of 3 to 20, Q13 represents a number of 10 to 50, and Q14 represents a number of 40 to 80. However, Q12 + Q13 + Q14 = 100.
Q15 represents a number from 3 to 20, Q16 represents a number from 10 to 50, and Q17 represents a number from 20 to 50. However, Q15 + Q16 + Q17 = 100.
Q18 represents a number from 3 to 20, Q19 represents a number from 20 to 50, and Q20 represents a number from 40 to 60. However, Q18 + Q19 + Q20 = 100.
Q21 represents a number from 3 to 20, Q22 represents a number from 10 to 50, Q23 represents a number from 10 to 50, and Q24 represents a number from 20 to 50. However, Q21 + Q22 + Q23 + Q24 = 100.
Q25 represents a number of 3 to 20, Q26 represents a number of 40 to 60, Q27 represents a number of 30 to 50, and Q28 represents a number of 1.5 to 10. However, Q25 + Q26 + Q27 + Q28 = 100.
Q29 shows the number of 3-20, Q30 shows the number of 10-50, Q31 shows the number of 40-60, Q32 shows the number of 1.5-10. However, Q29 + Q30 + Q31 + Q32 = 100.
Q33 represents a number of 20 to 40, Q34 represents a number of 3 to 20, Q35 represents a number of 1.5 to 10, and Q36 represents a number of 40 to 60. However, Q33 + Q34 + Q35 + Q36 = 100.
Q37 represents a number from 3 to 20, Q38 represents a number from 20 to 50, Q39 represents a number from 20 to 50, Q40 represents a number from 1.5 to 10, Q41 represents from 1.5 to 10 Indicates a number. However, Q37 + Q38 + Q39 + Q40 + Q41 = 100.
Q42 represents a number of 3 to 20, Q43 represents a number of 40 to 60, Q44 represents a number of 10 to 50, and Q45 represents a number of 1.5 to 10. However, Q42 + Q43 + Q44 + Q45 = 100.
Q46 represents a number from 3 to 20, Q47 represents a number from 40 to 60, Q48 represents a number from 10 to 50, and Q49 represents a number from 1.5 to 10. However, Q46 + Q47 + Q48 + Q49 = 100.
Q50 represents a number from 3 to 20, Q51 represents a number from 20 to 50, and Q52 represents a number from 40 to 60. However, Q50 + Q51 + Q52 = 100.
Q53 represents a number of 3 to 20, Q54 represents a number of 40 to 60, Q55 represents a number of 10 to 50, and Q56 represents a number of 10 to 50. However, Q53 + Q54 + Q55 + Q56 = 100.
Q57 represents a number from 3 to 20, Q58 represents a number from 40 to 60, Q59 represents a number from 30 to 50, and Q60 represents a number from 1.5 to 10. However, Q57 + Q58 + Q59 + Q60 = 100.
Q61 represents a number of 20 to 40, Q62 represents a number of 10 to 50, Q63 represents a number of 40 to 60, and Q64 represents a number of 3 to 20. However, Q61 + Q62 + Q63 + Q64 = 100.
Q65 represents a number from 3 to 20, Q66 represents a number from 40 to 60, Q67 represents a number from 10 to 50, Q68 represents a number from 1.5 to 10, Q69 represents a number from 1.5 to 10 Indicates a number. However, Q65 + Q66 + Q67 + Q68 + Q69 = 100.
Q70 represents a number from 3 to 20, Q71 represents a number from 40 to 60, Q72 represents a number from 20 to 50, and Q73 represents a number from 1.5 to 10. However, Q70 + Q71 + Q72 + Q73 = 100.
Q74 represents a number of 20 to 40, Q75 represents a number of 3 to 20, Q76 represents a number of 1.5 to 10, and Q77 represents a number of 40 to 60. However, Q74 + Q75 + Q76 + Q77 = 100.
Q78 represents a number from 3 to 20, Q79 represents a number from 20 to 50, Q80 represents a number from 20 to 50, and Q81 represents a number from 10 to 50. However, Q78 + Q79 + Q80 + Q81 = 100.
Q82 represents a number from 3 to 20, Q83 represents a number from 20 to 60, and Q84 represents a number from 20 to 60. However, Q82 + Q83 + Q84 = 100.
Q85 represents a number from 3 to 20, Q86 represents a number from 40 to 90, and Q87 represents a number from 1.5 to 10. However, Q85 + Q86 + Q87 = 100.
Q88 represents a number of 3 to 20, Q89 represents a number of 40 to 60, Q90 represents a number of 10 to 50, and Q91 represents a number of 10 to 50. However, Q88 + Q89 + Q90 + Q91 = 100.
Q92 represents a number of 20 to 40, Q93 represents a number of 3 to 20, Q94 represents a number of 3 to 20, Q95 represents a number of 1.5 to 10, and Q96 represents a number of 40 to 60. Show. However, Q92 + Q93 + Q94 + Q95 + Q96 = 100.
Q97 represents a number from 3 to 20, Q98 represents a number from 40 to 60, and Q99 represents a number from 20 to 50. However, Q97 + Q98 + Q99 = 100.
Q100 represents a number from 3 to 20, Q101 represents a number from 20 to 50, Q102 represents a number from 40 to 60, and Q103 represents a number from 1.5 to 10. However, Q100 + Q101 + Q102 + Q103 = 100.
Q104 represents a number from 3 to 20, and Q105 represents a number from 80 to 97. However, Q104 + Q105 = 100.
Q106 represents a number of 3 to 20, Q107 represents a number of 40 to 60, Q108 represents a number of 20 to 50, and Q109 represents a number of 1.5 to 10. However, Q106 + Q107 + Q108 + Q109 = 100.
Q110 represents a number of 20 to 40, Q111 represents a number of 3 to 20, Q112 represents a number of 40 to 60, and Q113 represents a number of 1.5 to 10. However, Q110 + Q111 + Q112 + Q113 = 100.
Q114 represents a number from 3 to 20, Q115 represents a number from 20 to 50, and Q116 represents a number from 20 to 60. However, Q114 + Q115 + Q116 = 100.

本実施形態の高分子化合物のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、「GPC」と言う。)によるポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)は、通常、1×10〜1×10であり、好ましくは1×10〜1×10である。また、本実施形態の高分子化合物のポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)は、通常、2×10〜2×10であり、成膜性が良好になるので、好ましくは2×10〜2×10であり、より好ましくは3×10〜1×10であり、更に好ましくは5×10〜5×10である。 The number average molecular weight (Mn) in terms of polystyrene by gel permeation chromatography (hereinafter referred to as “GPC”) of the polymer compound of the present embodiment is usually 1 × 10 3 to 1 × 10 8 , preferably Is 1 × 10 4 to 1 × 10 6 . In addition, the weight average molecular weight (Mw) in terms of polystyrene of the polymer compound of the present embodiment is usually 2 × 10 3 to 2 × 10 8 , and the film formability is improved, and preferably 2 × 10 4. It is -2 * 10 < 6 >, More preferably, it is 3 * 10 < 4 > -1 * 10 < 6 >, More preferably, it is 5 * 10 < 4 > -5 * 10 < 5 >.

本実施形態の高分子化合物の末端基は、重合活性基がそのまま残っていると、本実施形態の高分子化合物を発光素子の作製に用いた場合に、発光特性や輝度寿命が低下する可能性があるので、安定な基であることが好ましい。この末端基としては、主鎖と共役結合している基が好ましく、炭素−炭素結合を介してアリール基または1価の複素環基(特に、1価の芳香族複素環基)と結合している基(具体的には、特開平9−45478号公報に記載の置換基等)が挙げられる。   If the polymerization active group remains as it is in the terminal group of the polymer compound of this embodiment, when the polymer compound of this embodiment is used for the production of a light emitting device, the light emission characteristics and the luminance life may be reduced. Therefore, a stable group is preferable. The terminal group is preferably a group conjugated to the main chain, and bonded to an aryl group or a monovalent heterocyclic group (particularly a monovalent aromatic heterocyclic group) via a carbon-carbon bond. Groups (specifically, substituents described in JP-A-9-45478).

本実施形態の高分子化合物は、ブロック共重合体、ランダム共重合体、交互共重合体、グラフト共重合体のいずれであってもよいし、その他の態様であってもよい。   The polymer compound of this embodiment may be any of a block copolymer, a random copolymer, an alternating copolymer, and a graft copolymer, or may be in other modes.

[高分子化合物の製造方法]
次に、本発明の高分子化合物の好ましい製造方法を説明する。
[Method for producing polymer compound]
Next, the preferable manufacturing method of the high molecular compound of this invention is demonstrated.

本実施形態の高分子化合物は、例えば、下記式(1M)で示される化合物と、下記式(2M)で示される化合物、下記式(3M)で示される化合物、下記式(4M)で示される化合物、下記式(8M)で示される化合物および下記式(8’)からなる群から選ばれる1種以上の化合物と、を縮合重合させることにより製造することができる。また、縮合重合させる際には、その他の化合物として、式(5M)で示される化合物、式(6M)で示される化合物および式(7M)で示される化合物からなる群から選ばれる1種以上の化合物をさらに用いてもよい。   The polymer compound of the present embodiment is represented by, for example, a compound represented by the following formula (1M), a compound represented by the following formula (2M), a compound represented by the following formula (3M), and the following formula (4M). It can be produced by subjecting a compound, a compound represented by the following formula (8M), and one or more compounds selected from the group consisting of the following formula (8 ′) to condensation polymerization. In addition, when the condensation polymerization is performed, the other compound is selected from the group consisting of a compound represented by the formula (5M), a compound represented by the formula (6M), and a compound represented by the formula (7M). A compound may be further used.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(1M)中、R、R、R、R、R、R、R、R、R、ArおよびArは、上記と同義であり、ZおよびZは、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(2M)中、R、R、R10、R11、aおよびbは、上記と同義であり、ZおよびZは、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(3M)中、R12、R13、R14、R15、R16、R17、cおよびdは、上記と同義であり、ZおよびZは、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(4M)中、R18およびR19は、上記と同義であり、ZおよびZは、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(5M)中、Arは、上記と同義であり、Z11およびZ12は、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(6M)中、Ar、Ar、Ar、Ar、R25、R26、R27、pおよびqは、上記と同義であり、Z13およびZ14は、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(7M)中、R28およびZは、上記と同義であり、Z15およびZ16は、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(8M)中、Ar、L、L、L、X、nA、na、nbおよびnは、上記と同義であり、Z9およびZ10は、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
式(8’M)中、Ar20、Ar30、Ar40、X、X’及びc’は、上記と同義であり、Z17およびZ18は、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
In formula (1M), R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 , R 6 , R 7 , R A , R B , Ar 1 and Ar 2 are as defined above, and Z 1 and Z 2 independently represents a group selected from the following substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B).
In formula (2M), R 8 , R 9 , R 10 , R 11 , a and b are as defined above, and Z 3 and Z 4 are each independently the following substituent group (substituent group A below) Or a group selected from the following substituent group B).
In the formula (3M), R 12 , R 13 , R 14 , R 15 , R 16 , R 17 , c and d are as defined above, and Z 5 and Z 6 are each independently the following substituent group A group selected from (the following substituent group A or the following substituent group B) is shown.
In the formula (4M), R 18 and R 19 are as defined above, and Z 7 and Z 8 are each independently selected from the following substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B). Indicates a group.
In the formula (5M), Ar 3 is as defined above, and Z 11 and Z 12 each independently represent a group selected from the following substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B). .
In the formula (6M), Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 , Ar 7 , R 25 , R 26 , R 27 , p and q are as defined above, and Z 13 and Z 14 are each independently the following: A group selected from a substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B) is shown.
In formula (7M), R 28 and Z are as defined above, and Z 15 and Z 16 are each independently a group selected from the following substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B). Indicates.
In formula (8M), Ar 8 , L A , L a , L b , X, nA, na, nb and n are as defined above, and Z 9 and Z 10 are each independently the following substituent groups A group selected from (the following substituent group A or the following substituent group B) is shown.
In the formula (8′M), Ar 20 , Ar 30 , Ar 40 , X, X ′ and c ′ have the same meanings as described above, and Z 17 and Z 18 each independently represent the following substituent group (the following substituents) Group selected from group A group or the following substituent group B).

<置換基A群>
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、−O−S(=O)33(R33は、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアリール基を示す)で示される基。
<Substituent group A>
A group represented by a chlorine atom, a bromine atom, an iodine atom, —O—S (═O) 2 R 33 (R 33 represents an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group).

<置換基B群>
−B(OR34(R34は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR34は互いに同一でも異なっていてもよい)で示される基、
−BF(Qは、Li、Na、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる1価の陽イオンを示す)で示される基、
−MgY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、
−ZnY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、および、
−Sn(R35(R35は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR35は互いに同一でも異なっていてもよく、互いに連結して、それぞれが結合するスズ原子とともに環構造を形成していてもよい)で示される基。
<Substituent group B>
A group represented by -B (OR 34 ) 2 (R 34 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 34 may be the same or different from each other);
A group represented by -BF 3 Q 1 (Q 1 represents a monovalent cation selected from the group consisting of Li + , Na + , K + , Rb + and Cs + );
A group represented by -MgY 1 (Y 1 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom),
A group represented by -ZnY 2 (Y 2 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom), and
—Sn (R 35 ) 3 (R 35 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 35 s may be the same or different from each other, and are linked to each other to bind to each other. And may form a ring structure together with).

33が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例と同じである。 The definition and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group and the unsubstituted or substituted aryl group represented by R 33 are the unsubstituted or substituted alkyl represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. The same as the definition and examples of the group, unsubstituted or substituted aryl group.

34が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例と同じである。 The definition and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group and the unsubstituted or substituted aryl group represented by R 34 are the unsubstituted or substituted alkyl represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. The same as the definition and examples of the group, unsubstituted or substituted aryl group.

35が示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基の定義や例と同じである。 The definition and examples of the unsubstituted or substituted alkyl group and the unsubstituted or substituted aryl group represented by R 35 are the unsubstituted or substituted alkyl represented by R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6. The same as the definition and examples of the group, unsubstituted or substituted aryl group.

置換基A群から選ばれる基を有する化合物と置換基B群から選ばれる基を有する化合物とは、公知のカップリング反応により縮合重合して、置換基A群から選ばれる基および置換基B群から選ばれる基と結合する炭素原子同士が結合することが知られている。そのため、置換基A群から選ばれる基を2個有する化合物Aと、置換基B群から選ばれる基を2個有する化合物Bと、を公知のカップリング反応に供すれば、縮合重合により、化合物Aおよび化合物Bの縮合重合体を得ることができる。   The compound having a group selected from the substituent group A and the compound having a group selected from the substituent group B are subjected to condensation polymerization by a known coupling reaction, and the group selected from the substituent group A and the substituent group B It is known that carbon atoms bonded to a group selected from: are bonded to each other. Therefore, if the compound A having two groups selected from the substituent group A and the compound B having two groups selected from the substituent group B are subjected to a known coupling reaction, the compound is obtained by condensation polymerization. A condensation polymer of A and compound B can be obtained.

例えば、化合物1MにおけるZおよびZと化合物2MにおけるZおよびZが置換基A群から選ばれる基である場合、化合物3M(または、化合物4M)におけるZおよびZ(または、ZおよびZ)としては、置換基B群から選ばれる基を選択することができる。また、化合物1MにおけるZおよびZと化合物2MにおけるZおよびZが置換基B群から選ばれる基である場合、化合物3M(または、化合物4M)におけるZおよびZ(または、ZおよびZ)としては、置換基A群から選ばれる基を選択することができる。 For example, when Z 1 and Z 2 in compound 1M and Z 3 and Z 4 in compound 2M are groups selected from the substituent group A, Z 5 and Z 6 (or Z in compound 3M (or compound 4M)) As 7 and Z 8 ), a group selected from the substituent group B can be selected. In addition, when Z 1 and Z 2 in compound 1M and Z 3 and Z 4 in compound 2M are groups selected from the substituent B group, Z 5 and Z 6 (or Z in compound 3M (or compound 4M)) As 7 and Z 8 ), a group selected from the substituent group A can be selected.

式(1M)〜式(8’M)で示される化合物は、予め合成し単離したものを用いてもよいし、反応系中で調製してそのまま用いてもよいが、予め合成し単離したものを用いることが好ましい。   As the compounds represented by the formula (1M) to the formula (8′M), those synthesized and isolated in advance may be used, or prepared in a reaction system and used as they are, but synthesized and isolated in advance. It is preferable to use what was done.

縮合重合の方法としては、式(1M)〜式(8’M)で示される化合物を、適切な触媒や適切な塩基を用いて反応させる方法が挙げられる。   Examples of the condensation polymerization method include a method in which a compound represented by the formula (1M) to the formula (8′M) is reacted using an appropriate catalyst or an appropriate base.

触媒としては、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリス−o‐メトキシフェニルホスフィン)パラジウム、パラジウム[テトラキス(トリフェニルホスフィン)]、[トリス(ジベンジリデンアセトン)]ジパラジウム、パラジウムアセテート等のパラジウム錯体、ニッケル[テトラキス(トリフェニルホスフィン)]、[1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ジクロロニッケル、[ビス(1,4−シクロオクタジエン)]ニッケル等のニッケル錯体等の遷移金属錯体と、必要に応じて、更にトリフェニルホスフィン、トリ(tert−ブチルホスフィン)、トリシクロヘキシルホスフィン、ジフェニルホスフィノプロパン、ビピリジル等の配位子とからなる触媒が挙げられる。触媒は、予め合成したものを用いることもできるし、反応系中で調製したものをそのまま用いることもできる。これらの触媒は、1種単独で用いても2種以上を併用してもよい。   Catalysts include palladium such as dichlorobis (triphenylphosphine) palladium, dichlorobis (tris-o-methoxyphenylphosphine) palladium, palladium [tetrakis (triphenylphosphine)], [tris (dibenzylideneacetone)] dipalladium, and palladium acetate. Transition metal complexes such as nickel complexes such as nickel [tetrakis (triphenylphosphine)], [1,3-bis (diphenylphosphino) propane] dichloronickel, [bis (1,4-cyclooctadiene)] nickel And a catalyst comprising a ligand such as triphenylphosphine, tri (tert-butylphosphine), tricyclohexylphosphine, diphenylphosphinopropane, bipyridyl, etc., if necessary. A catalyst synthesized in advance can be used, or a catalyst prepared in a reaction system can be used as it is. These catalysts may be used alone or in combination of two or more.

触媒を用いる場合には、その使用量は、式(1M)〜式(8’M)で示される化合物のモル数の合計に対する遷移金属の量として、0.00001〜3モル当量が好ましく、0.00005〜0.5モル当量がより好ましく、0.0001〜0.2モル当量が更に好ましい。   When a catalyst is used, the amount used thereof is preferably 0.00001 to 3 molar equivalents as the amount of transition metal with respect to the total number of moles of the compounds represented by formula (1M) to formula (8′M). 0.0005-0.5 molar equivalent is more preferable, and 0.0001-0.2 molar equivalent is still more preferable.

有機溶媒は、式(1M)〜式(8’M)で示される化合物の種類や反応によって異なるが、例えば、トルエン、キシレン、メシチレン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジメトキシエタン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミドである。副反応を抑制するために、これらの溶媒に対して、脱酸素処理を行うことが望ましい。これらの有機溶媒は、1種単独で用いても2種以上を併用してもよい。   The organic solvent varies depending on the type and reaction of the compound represented by the formula (1M) to formula (8′M), but for example, toluene, xylene, mesitylene, tetrahydrofuran, 1,4-dioxane, dimethoxyethane, N, N— Dimethylacetamide, N, N-dimethylformamide. In order to suppress side reactions, it is desirable to perform deoxygenation treatment on these solvents. These organic solvents may be used alone or in combination of two or more.

有機溶媒の使用量は、式(1M)〜式(8’M)で示される化合物の合計濃度が、通常0.1〜90重量%、好ましくは1〜50質量%、より好ましくは2〜30質量%となる量である。   The amount of the organic solvent used is such that the total concentration of the compounds represented by the formulas (1M) to (8′M) is usually 0.1 to 90% by weight, preferably 1 to 50% by weight, more preferably 2 to 30%. It is the amount that becomes mass%.

縮合重合の反応温度は、好ましくは−100〜200℃であり、より好ましくは−80〜150℃であり、更に好ましくは0〜120℃である。反応時間は、反応温度等の条件によるが、通常1時間以上であり、好ましくは2〜500時間である。   The reaction temperature of the condensation polymerization is preferably -100 to 200 ° C, more preferably -80 to 150 ° C, and further preferably 0 to 120 ° C. The reaction time depends on conditions such as reaction temperature, but is usually 1 hour or longer, preferably 2 to 500 hours.

重合反応において、本実施形態の高分子化合物の末端に重合性基(例えば、ZやZ)が残存するのを避けるために、重合停止剤として、下記式(1T)で示される化合物を用いてもよい。これにより、末端がアリール基または1価の複素環基(特に、1価の芳香族複素環基)である高分子化合物を得ることができる。
−Ar (1T)
In the polymerization reaction, a compound represented by the following formula (1T) is used as a polymerization terminator to avoid leaving a polymerizable group (for example, Z 1 or Z 2 ) at the terminal of the polymer compound of the present embodiment. It may be used. As a result, a polymer compound whose terminal is an aryl group or a monovalent heterocyclic group (particularly a monovalent aromatic heterocyclic group) can be obtained.
Z T -Ar T (1T)

式(1T)中、Arは非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基(特に、非置換もしくは置換の1価の芳香族複素環基)を示し、Zは、上記置換基A群および上記置換基B群からなる群から選ばれる基を示す。 In formula (1T), Ar T represents an unsubstituted or substituted aryl group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group (particularly, an unsubstituted or substituted monovalent aromatic heterocyclic group), and Z T Represents a group selected from the group consisting of the substituent group A and the substituent group B.

Arが示す非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基(特に、非置換もしくは置換の1価の芳香族複素環基)は、R、R、R、R、RおよびRが示す非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換の1価の複素環基(特に、非置換もしくは置換の1価の芳香族複素環基)と同様のものが例示できる。 Ar T represents an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group (particularly, an unsubstituted or substituted monovalent aromatic heterocyclic group), R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are the same as the unsubstituted or substituted aryl group and the unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group (particularly, the unsubstituted or substituted monovalent aromatic heterocyclic group). The thing can be illustrated.

重合反応の後処理は、公知の方法で行うことができ、例えば、分液により水溶性不純物を除去する方法や、メタノール等の低級アルコールに重合反応後の反応溶液を加えて、析出させた沈殿を濾過、乾燥させる方法などを単独、または組み合わせて行うことができる。   The post-treatment of the polymerization reaction can be carried out by a known method, for example, a method of removing water-soluble impurities by liquid separation, or a precipitate precipitated by adding the reaction solution after the polymerization reaction to a lower alcohol such as methanol. The method of filtering and drying can be performed alone or in combination.

本実施形態の高分子化合物の純度が低い場合には、再結晶、再沈殿、ソックスレー抽出器による連続抽出、カラムクロマトグラフィー等の通常の方法にて精製すればよいが、本実施形態の高分子化合物を発光素子に用いる場合、その純度が発光効率や輝度寿命等の発光素子の特性に影響を与えるため、縮合重合後、再沈精製、クロマトグラフィーによる分別等の純化処理をすることが好ましい。   When the purity of the polymer compound of this embodiment is low, the polymer compound of this embodiment may be purified by ordinary methods such as recrystallization, reprecipitation, continuous extraction with a Soxhlet extractor, column chromatography, etc. When a compound is used for a light-emitting element, the purity affects the characteristics of the light-emitting element such as luminous efficiency and luminance life, and therefore, it is preferable to perform purification treatment such as reprecipitation purification and fractionation by chromatography after condensation polymerization.

前記縮合重合の方法としては、Suzuki反応により重合する方法(ケミカル レビュー(Chem. Rev.),第95巻,2457頁(1995年))、Grignard反応により重合する方法(共立出版、高分子機能材料シリーズ第2巻、高分子の合成と反応(2)、432〜433頁)、山本重合法により重合する方法(プログレス イン ポリマー サイエンス(Prog. Polym. Sci.),第17巻, 1153〜1205頁, 1992年)が挙げられる。   Examples of the condensation polymerization include polymerization by the Suzuki reaction (Chem. Rev., 95, 2457 (1995)), polymerization by the Grignard reaction (Kyoritsu Shuppan, functional polymer material) Series Volume 2, Polymer Synthesis and Reaction (2), pages 432-433), Method of Polymerization by Yamamoto Polymerization (Prog. Polym. Sci.), Volume 17, pages 1153-1205 1992).

[化合物]
本発明の化合物は、下記式(1M)で示される化合物であり、本発明の高分子化合物の原料化合物として好適に用いることができる。
[Compound]
The compound of the present invention is a compound represented by the following formula (1M), and can be suitably used as a raw material compound of the polymer compound of the present invention.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(1M)中、Ar、Ar、R、R、R、R、R、R、R、RおよびRは、前記と同じ意味を表す。
およびZは、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
<置換基A群>
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、
−O−S(=O)33(R33は、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアリール基を示す)で示される基。
<置換基B群>
−B(OR34(R34は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR34は互いに同一でも異なっていてもよい)で示される基、
−BF(Qは、Li、Na、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる1価の陽イオンを示す)で示される基、
−MgY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、
−ZnY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、および、
−Sn(R35(R35は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR35は互いに同一でも異なっていてもよく、互いに連結して、それぞれが 結合するスズ原子とともに環構造を形成していてもよい)で示される基。
In the formula (1M), Ar 1 , Ar 2 , R A , R B , R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 , R 6 and R 7 represent the same meaning as described above.
Z 1 and Z 2 each independently represent a group selected from the following substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B).
<Substituent group A>
Chlorine atom, bromine atom, iodine atom,
A group represented by —O—S (═O) 2 R 33 (R 33 represents an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group).
<Substituent group B>
A group represented by -B (OR 34 ) 2 (R 34 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 34 may be the same or different from each other);
A group represented by -BF 3 Q 1 (Q 1 represents a monovalent cation selected from the group consisting of Li + , Na + , K + , Rb + and Cs + );
A group represented by -MgY 1 (Y 1 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom),
A group represented by -ZnY 2 (Y 2 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom), and
-Sn (R 35 ) 3 (R 35 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 35 s may be the same or different from each other, and are linked to each other and bonded to each other. And may form a ring structure together with).

式(1M)で示される化合物の製造方法について、式(1MM)で示される化合物を例にして、以下で説明する。式(1MM)で示される化合物は、例えば、下記スキーム1に記載の方法で製造することができる。   The method for producing the compound represented by the formula (1M) will be described below by taking the compound represented by the formula (1MM) as an example. The compound represented by the formula (1MM) can be produced, for example, by the method described in the following scheme 1.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

式(1MM)中、Ar、RおよびZは、前記と同じ意味を表す。複数存在するArは互いに同一でも異なっていてもよく、複数存在するRは互いに同一でも異なっていてもよく、複数存在するZは互いに同一でも異なっていてもよい。 In the formula (1MM), Ar 1 , R A and Z 1 represent the same meaning as described above. A plurality of Ar 1 may be the same or different from each other, a plurality of R A may be the same or different from each other, and a plurality of Z 1 may be the same or different from each other.

Figure 2014001328
スキーム1
Figure 2014001328
Scheme 1

スキーム1中、
XXは臭素原子またはヨウ素原子を示し、ヨウ素原子であることがより好ましい。
は、塩素原子または臭素原子であることが好ましく、臭素原子であることがより好ましい。
は、臭素原子またはヨウ素原子であることが好ましく、ヨウ素原子であることがより好ましい。
In Scheme 1,
XX represents a bromine atom or an iodine atom, and more preferably an iodine atom.
Z 1 is preferably a chlorine atom or a bromine atom, and more preferably a bromine atom.
Z 2 is preferably a bromine atom or an iodine atom, and more preferably an iodine atom.

式(1mm)で示される化合物は、例えば、市販品(東京化成工業株式会社等)を購入し、利用することができる。
式(1mm)で示される化合物は、式(1mm)で示される化合物と所定のハロゲン化物(R−XX)との反応により、合成することができる。
式(1mm)で示される化合物は、式(1mm)で示される化合物と所定のアミン化合物(R−NH)とのカップリング反応により、合成することができる。
式(1MM)で示される化合物は、式(1mm)で示される化合物と所定の化合物(Z−Ar−Z)とのカップリング反応により、合成することができる。また、式(1MM)で示される化合物は、必要に応じて、公知の反応を用いることにより、置換基B群から選ばれる基(または置換基A群から選ばれる基)に変換することができる。
As the compound represented by the formula (1 mm 1 ), for example, a commercial product (Tokyo Chemical Industry Co., Ltd.) can be purchased and used.
The compound represented by the formula (1 mm 2 ) can be synthesized by reacting the compound represented by the formula (1 mm 1 ) with a predetermined halide (R 7 -XX).
The compound represented by the formula (1 mm 3 ) can be synthesized by a coupling reaction between the compound represented by the formula (1 mm 2 ) and a predetermined amine compound (R A —NH 2 ).
The compound represented by the formula (1MM) can be synthesized by a coupling reaction between a compound represented by the formula (1 mm 3 ) and a predetermined compound (Z 2 -Ar 1 -Z 1 ). In addition, the compound represented by the formula (1MM) can be converted into a group selected from the substituent group B (or a group selected from the substituent group A) by using a known reaction, if necessary. .

[組成物]
本発明の組成物は、本発明の高分子化合物と、正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料からなる群から選ばれる1種以上の材料と、を含有する組成物である。この組成物は、例えば、発光材料や電荷輸送材料(正孔輸送材料および電子輸送材料を意味する。)として用いることができる。
[Composition]
The composition of the present invention is a composition containing the polymer compound of the present invention and one or more materials selected from the group consisting of a hole transport material, an electron transport material and a light emitting material. This composition can be used, for example, as a light emitting material or a charge transport material (meaning a hole transport material and an electron transport material).

正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料としては、後述する発光素子が有する有機層が含み得る正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料が挙げられる。   Examples of the hole transport material, the electron transport material, and the light emitting material include a hole transport material, an electron transport material, and a light emitting material that can be included in an organic layer included in a light emitting element described later.

本発明の組成物は、本発明の高分子化合物と、溶媒と、を含有する組成物であってもよい。この組成物は、溶液、インク、インク組成物と呼ぶことがあり、以下、「本発明の溶液」と言う。   The composition of the present invention may be a composition containing the polymer compound of the present invention and a solvent. This composition may be called a solution, an ink, or an ink composition, and is hereinafter referred to as “the solution of the present invention”.

本発明の溶液は、インクジェット印刷法等に代表される印刷法の塗布による発光素子の作製に有用である。また、本発明の溶液は、高分子化合物および溶媒以外に、正孔輸送材料、電子輸送材料、発光材料、安定剤、増粘剤(粘度を高めるための高分子量の化合物や貧溶媒)、粘度を下げるための低分子量の化合物、界面活性剤(表面張力を下げるためのもの)、酸化防止剤等を含んでいてもよい。   The solution of the present invention is useful for production of a light-emitting element by application of a printing method typified by an ink jet printing method. In addition to the polymer compound and the solvent, the solution of the present invention includes a hole transport material, an electron transport material, a light emitting material, a stabilizer, a thickener (a high molecular weight compound or a poor solvent for increasing viscosity), a viscosity. May contain a low molecular weight compound, a surfactant (for lowering the surface tension), an antioxidant and the like.

本発明の溶液における溶媒の含有比率は、本発明の高分子化合物100質量%に対して、通常0.1〜100000質量%であり、好ましくは100〜100000質量%であり、より好ましくは1500〜50000質量%であり、更に好ましくは2000〜20000質量%である。   The content ratio of the solvent in the solution of the present invention is usually 0.1 to 100,000 mass%, preferably 100 to 100,000 mass%, more preferably 1500 to 100 mass% of the polymer compound of the present invention. It is 50000 mass%, More preferably, it is 2000-20000 mass%.

本発明の溶液の粘度は、印刷法の種類によって調整すればよいが、インクジェット印刷法等の溶液が吐出装置を経由するものの場合には、吐出時の目づまりや飛行曲がりを防止するために、25℃において、1〜20mPa・sの範囲であることが好ましい   The viscosity of the solution of the present invention may be adjusted according to the type of printing method, but in the case of a solution such as an ink jet printing method that passes through a discharge device, in order to prevent clogging and flight bending at the time of discharge, It is preferably in the range of 1 to 20 mPa · s at 25 ° C.

増粘剤として用いられる高分子量の化合物は、高分子化合物と同じ溶媒に可溶であり、発光や電荷輸送を阻害しないものであればよい。例えば、高分子量のポリスチレン、高分子量のポリメチルメタクリレートを用いることができる。これらの高分子量の化合物は、ポリスチレン換算の重量平均分子量が50万以上であることが好ましく、100万以上であることがより好ましい。   The high molecular weight compound used as the thickener may be any compound that is soluble in the same solvent as the high molecular compound and does not inhibit light emission or charge transport. For example, high molecular weight polystyrene or high molecular weight polymethyl methacrylate can be used. These high molecular weight compounds preferably have a polystyrene equivalent weight average molecular weight of 500,000 or more, more preferably 1,000,000 or more.

増粘剤として貧溶媒を用いることもできる。本発明の溶液中の固形分に対する貧溶媒を少量添加することで、粘度を高めることができる。この目的で貧溶媒を添加する場合、溶液中の固形分が析出しない範囲で、溶媒の種類と添加量を選択すればよい。保存時の安定性も考慮すると、貧溶媒の量は、溶液全体100質量%に対して、50質量%以下であることが好ましく、30質量%部以下であることが更に好ましい。   A poor solvent can also be used as a thickener. By adding a small amount of a poor solvent for the solid content in the solution of the present invention, the viscosity can be increased. When a poor solvent is added for this purpose, the type and addition amount of the solvent may be selected as long as the solid content in the solution does not precipitate. Considering the stability during storage, the amount of the poor solvent is preferably 50% by mass or less, more preferably 30% by mass or less, with respect to 100% by mass of the whole solution.

酸化防止剤は、本発明の溶液の保存安定性を向上させるためのものである。酸化防止剤は、高分子化合物と同じ溶媒に可溶であり、発光や電荷輸送を阻害しないものであればよい。フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤が例示される。   The antioxidant is for improving the storage stability of the solution of the present invention. The antioxidant is not particularly limited as long as it is soluble in the same solvent as the polymer compound and does not inhibit light emission or charge transport. Examples thereof include phenolic antioxidants and phosphorus antioxidants.

ここで、有機溶媒としては、本発明の高分子化合物が溶解または分散する限り、特に限定されないが、以下の有機溶媒(以下、「溶媒群」ということがある。)が挙げられる。   Here, the organic solvent is not particularly limited as long as the polymer compound of the present invention is dissolved or dispersed, and examples thereof include the following organic solvents (hereinafter sometimes referred to as “solvent group”).

芳香族炭化水素系溶媒:トルエン、キシレン(各異性体またはそれらの混合物)、1,2,3−トリメチルベンゼン、1,2,4−トリメチルベンゼン、メシチレン(1,3,5−トリメチルベンゼン)、エチルベンゼン、プロピルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ブチルベンゼン、イソブチルベンゼン、2−フェニルブタン、tert−ブチルベンゼン、ペンチルベンゼン、ネオペンチルベンゼン、イソアミルベンゼン、ヘキシルベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、ヘプチルベンゼン、オクチルベンゼン、3−プロピルトルエン、4−プロピルトルエン、1−メチル−4−プロピルベンゼン、1,4−ジエチルベンゼン、1,4−ジプロピルベンゼン、1,4−ジ−tert−ブチルベンゼン、インダン、テトラリン(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン)等。   Aromatic hydrocarbon solvents: toluene, xylene (each isomer or a mixture thereof), 1,2,3-trimethylbenzene, 1,2,4-trimethylbenzene, mesitylene (1,3,5-trimethylbenzene), Ethylbenzene, propylbenzene, isopropylbenzene, butylbenzene, isobutylbenzene, 2-phenylbutane, tert-butylbenzene, pentylbenzene, neopentylbenzene, isoamylbenzene, hexylbenzene, cyclohexylbenzene, heptylbenzene, octylbenzene, 3-propyltoluene 4-propyltoluene, 1-methyl-4-propylbenzene, 1,4-diethylbenzene, 1,4-dipropylbenzene, 1,4-di-tert-butylbenzene, indane, tetralin (1,2,3, 4 Tetrahydronaphthalene), and the like.

脂肪族炭化水素系溶媒:n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、n−へプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン、デカリン等。   Aliphatic hydrocarbon solvents: n-pentane, n-hexane, cyclohexane, methylcyclohexane, n-heptane, n-octane, n-nonane, n-decane, decalin and the like.

芳香族系エーテル系溶媒:アニソール、エトキシベンゼン、プロポキシベンゼン、ブチロキシベンゼン、ペンチルオキシベンゼン、シクロペンチルオキシベンゼン、ヘキシルオキシベンゼン、シクロヘキシルオキシベンゼン、ヘプチルオキシベンゼン、オクチルオキシベンゼン、2−メチルアニソール、3−メチルアニソール、4−メチルアニソール、4−エチルアニソール、4−プロピルアニソール、4−ブチルアニソール、4−ペンチルアニソール、4−ヘキシルアニソール、ジフェニルエーテル、4−メチルフェノキシベンゼン、4−エチルフェノキシベンゼン、4−プロピルフェノキシベンゼン、4−ブチルフェノキシベンゼン、4−ペンチルフェノキシベンゼン、4−ヘキシルフェノキシベンゼン、4−フェノキシトルエン、3−フェノキシトルエン、1,3−ジメトキシベンゼン、2,6−ジメチルアニソール、2,5−ジメチルアニソール、2,3−ジメチルアニソール、3,5−ジメチルアニソール等。   Aromatic ether solvents: anisole, ethoxybenzene, propoxybenzene, butoxyoxybenzene, pentyloxybenzene, cyclopentyloxybenzene, hexyloxybenzene, cyclohexyloxybenzene, heptyloxybenzene, octyloxybenzene, 2-methylanisole, 3- Methylanisole, 4-methylanisole, 4-ethylanisole, 4-propylanisole, 4-butylanisole, 4-pentylanisole, 4-hexylanisole, diphenylether, 4-methylphenoxybenzene, 4-ethylphenoxybenzene, 4-propyl Phenoxybenzene, 4-butylphenoxybenzene, 4-pentylphenoxybenzene, 4-hexylphenoxybenzene, 4-phenoxytoluene, 3- Enokishitoruen, 1,3-dimethoxybenzene, 2,6-dimethyl anisole, 2,5-dimethyl anisole, 2,3-dimethyl anisole, 3,5- dimethyl anisole, and the like.

脂肪族エーテル系溶媒:テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等。   Aliphatic ether solvents: tetrahydrofuran, dioxane, dioxolane and the like.

ケトン系溶媒:アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトフェノン等。   Ketone solvents: acetone, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, cyclohexanone, acetophenone, and the like.

エステル系溶媒:酢酸エチル、酢酸ブチル、安息香酸メチル、エチルセルソルブアセテート等。   Ester solvent: ethyl acetate, butyl acetate, methyl benzoate, ethyl cellosolve acetate and the like.

塩素化溶媒:塩化メチレン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等。   Chlorinated solvent: methylene chloride, chloroform, 1,2-dichloroethane, 1,1,2-trichloroethane, chlorobenzene, o-dichlorobenzene and the like.

アルコール系溶媒:メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール、フェノール等。   Alcohol solvents: methanol, ethanol, propanol, isopropanol, cyclohexanol, phenol, etc.

多価アルコールおよびその誘導体:エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジメトキシエタン、プロピレングリコール、ジエトキシメタン、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール等。   Polyhydric alcohol and its derivatives: ethylene glycol, ethylene glycol monobutyl ether, ethylene glycol monoethyl ether, ethylene glycol monomethyl ether, dimethoxyethane, propylene glycol, diethoxymethane, triethylene glycol monoethyl ether, glycerin, 1,2-hexane Diol etc.

非プロトン性極性溶媒:ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等。   Aprotic polar solvents: dimethyl sulfoxide, N-methyl-2-pyrrolidone, N, N-dimethylformamide, N, N-dimethylacetamide and the like.

これらの有機溶媒は、一種単独で用いても二種以上を混合溶媒として使用してもよい。
混合溶媒を用いる場合、上記の溶媒群における溶媒の二種または三種以上を組み合わせることが好ましいが、上記例示の同じ系の溶媒群から複数を組み合わせても、異なる系の溶媒群から1種以上ずつを組み合わせてもよい。その組成比は、各溶媒の物性、および、高分子化合物等の溶解性を考慮して決めることができる。
These organic solvents may be used alone or in combination of two or more.
In the case of using a mixed solvent, it is preferable to combine two or more of the solvents in the above solvent group, but even if a plurality of the same solvent groups in the above examples are combined, one or more from different solvent groups May be combined. The composition ratio can be determined in consideration of the physical properties of each solvent and the solubility of a polymer compound or the like.

同じ系の溶媒群から複数種を選んで組み合わせる場合の好ましい例としては、芳香族炭化水素系溶媒から複数種、芳香族エーテル系溶媒から複数種が挙げられる。
異なる系の溶媒群から1種以上ずつを選んで組み合わせる場合の好ましい例としては、以下の組み合わせが挙げられる。
芳香族炭化水素系溶媒と脂肪族炭化水素系溶媒;芳香族炭化水素系溶媒と芳香族エーテル系溶媒;芳香族炭化水素系溶媒と脂肪族エーテル系溶媒;芳香族炭化水素系溶媒と非プロトン性極性溶媒;芳香族エーテル系溶媒と非プロトン性極性溶媒等。
また、単独溶媒または混合有機溶媒に水を添加することもできる。
Preferable examples in the case of selecting and combining a plurality of types from the same solvent group include a plurality of types from aromatic hydrocarbon solvents and a plurality of types from aromatic ether solvents.
Preferable examples in the case of selecting and combining one or more types from different solvent groups include the following combinations.
Aromatic hydrocarbon solvents and aliphatic hydrocarbon solvents; aromatic hydrocarbon solvents and aromatic ether solvents; aromatic hydrocarbon solvents and aliphatic ether solvents; aromatic hydrocarbon solvents and aprotic Polar solvent; aromatic ether solvent and aprotic polar solvent.
Moreover, water can also be added to a single solvent or a mixed organic solvent.

これらの有機溶媒のうち、ベンゼン環を含む構造を有し、融点が0℃以下であり、かつ、沸点が100℃以上である有機溶媒を一種以上含む単独溶媒または混合溶媒が、粘度および成膜性が良好であるので好ましく、なかでも芳香族炭化水素系溶媒、芳香族エーテル系溶媒を一種以上含む単独溶媒または混合溶媒が特に好ましい。   Among these organic solvents, a single solvent or a mixed solvent containing one or more organic solvents having a structure containing a benzene ring, a melting point of 0 ° C. or less, and a boiling point of 100 ° C. or more has a viscosity and film formation. Among these, a single solvent or a mixed solvent containing at least one aromatic hydrocarbon solvent or aromatic ether solvent is particularly preferable.

溶媒は、成膜性等が良好になるので、2種以上を組み合わせて用いることが好ましく、2〜3種を組み合わせて用いることがより好ましく、2種を組み合わせて用いることが特に好ましい。   Since a film formability etc. become favorable, it is preferable to use 2 or more types in combination, more preferable to use 2 to 3 types in combination, and particularly preferable to use 2 types in combination.

本発明の溶液中に2種の溶媒が含まれる場合、そのうちの1種の溶媒は25℃において固体状態のものでもよい。成膜性等が良好になるので、1種の溶媒は沸点が180℃以上の溶媒であることが好ましく、200℃以上の溶媒であることがより好ましい。また、良好な粘度が得られるので、2種の溶媒のいずれにも60℃において1質量%以上の濃度で高分子化合物が溶解することが好ましく、2種の溶媒のうちの1種の溶媒には、25℃において1質量%以上の濃度で高分子化合物が溶解することが好ましい。
本発明の溶液中に2種以上の溶媒が含まれる場合、粘度および成膜性を良好に得るために、沸点が最も高い溶媒が、溶液中の全溶媒100質量%のうちの40〜90質量%であることが好ましく、50〜90質量%であることがより好ましく、65〜85質量%であることが更に好ましい。
When two kinds of solvents are contained in the solution of the present invention, one of the solvents may be in a solid state at 25 ° C. Since the film formability and the like are improved, the one kind of solvent is preferably a solvent having a boiling point of 180 ° C. or higher, more preferably 200 ° C. or higher. Moreover, since favorable viscosity is obtained, it is preferable that the polymer compound is dissolved at a concentration of 1% by mass or more at 60 ° C. in either of the two solvents. It is preferable that the polymer compound dissolves at a concentration of 1% by mass or more at 25 ° C.
When two or more kinds of solvents are contained in the solution of the present invention, the solvent having the highest boiling point is 40 to 90% by mass of 100% by mass of the total solvent in the solution in order to obtain good viscosity and film formability. %, More preferably 50 to 90% by mass, and still more preferably 65 to 85% by mass.

本発明の溶液に含まれる本発明の高分子化合物は、1種でも2種以上でもよい。また、本発明の高分子化合物以外の高分子量の化合物を含んでいてもよい。   The polymer compound of the present invention contained in the solution of the present invention may be one type or two or more types. Moreover, high molecular weight compounds other than the high molecular compound of this invention may be included.

本発明の溶液には、水、金属およびその塩を重量基準で1〜1000ppmの範囲で含んでいてもよい。金属としては、リチウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、鉄、銅、ニッケル、アルミニウム、亜鉛、クロム、マンガン、コバルト、白金、イリジウム等が挙げられる。また、本発明の溶液は、ケイ素、リン、フッ素、塩素、臭素等を重量基準で1〜1000ppmの範囲で含んでいてもよい。   The solution of the present invention may contain water, metal and a salt thereof in the range of 1 to 1000 ppm by weight. Examples of the metal include lithium, sodium, calcium, potassium, iron, copper, nickel, aluminum, zinc, chromium, manganese, cobalt, platinum, iridium and the like. The solution of the present invention may contain silicon, phosphorus, fluorine, chlorine, bromine and the like in a range of 1 to 1000 ppm on a weight basis.

[有機薄膜]
本発明の有機薄膜は、本発明の高分子化合物を含有するものであり、本発明の組成物を含有するものであってもよい。本実施形態の有機薄膜は、例えば、発光性薄膜、導電性薄膜、有機半導体薄膜である。
[Organic thin film]
The organic thin film of the present invention contains the polymer compound of the present invention, and may contain the composition of the present invention. The organic thin film of this embodiment is a light emitting thin film, a conductive thin film, or an organic semiconductor thin film, for example.

本実施形態の有機薄膜は、上記の本実施形態の溶液から容易に製造することができる。また、本実施形態の第二の有機薄膜は、本実施形態の高分子化合物を架橋により不溶化させた、不溶化有機薄膜であり、通常、加熱または光照射等の外部刺激により架橋させ、硬化したものである。不溶化有機薄膜は、溶媒に難溶のため、発光素子の積層化等に有利である。   The organic thin film of the present embodiment can be easily produced from the solution of the present embodiment. The second organic thin film of the present embodiment is an insolubilized organic thin film obtained by insolubilizing the polymer compound of the present embodiment by crosslinking, and is usually crosslinked and cured by external stimulation such as heating or light irradiation. It is. Since the insolubilized organic thin film is hardly soluble in a solvent, it is advantageous for stacking light emitting elements.

有機薄膜を架橋させるための加熱は、特に限定されることはないが、一般的には室温〜300℃の範囲であり、その上限は発光効率の観点から250℃であることが好ましく、200℃であることがさらに好ましく、180℃であることが特に好ましい。また、下限は不溶化有機薄膜形成の容易さの観点から、50℃が好ましく、70℃がさらに好ましく、100℃が特に好ましい。   The heating for crosslinking the organic thin film is not particularly limited, but is generally in the range of room temperature to 300 ° C., and the upper limit is preferably 250 ° C. from the viewpoint of luminous efficiency, and 200 ° C. More preferably, it is particularly preferably 180 ° C. Further, the lower limit is preferably 50 ° C., more preferably 70 ° C., and particularly preferably 100 ° C. from the viewpoint of easy formation of the insolubilized organic thin film.

有機薄膜を架橋させるための光照射は、特に限定されることはないが、一般的には紫外光、近紫外光、可視光が使用されるが、紫外光、近紫外光が好ましい。   The light irradiation for crosslinking the organic thin film is not particularly limited, but generally, ultraviolet light, near ultraviolet light, and visible light are used, but ultraviolet light and near ultraviolet light are preferable.

本実施形態の有機薄膜および不溶化有機薄膜は、後述する発光素子における発光層、正孔輸送層、正孔注入層またはインターレイヤー層として好適に使用することができる。また、有機トランジスタや有機太陽電池等の有機半導体素子にも好適に使用できる。   The organic thin film and insolubilized organic thin film of the present embodiment can be suitably used as a light emitting layer, a hole transport layer, a hole injection layer, or an interlayer layer in a light emitting device to be described later. Moreover, it can be used conveniently also for organic semiconductor elements, such as an organic transistor and an organic solar cell.

本発明の薄膜は、例えば、スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法、キャピラリ−コート法、ノズルコート法により作製することができる。好ましくは、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法、より好ましくは、インクジェット印刷法により作製することができる。   The thin film of the present invention is, for example, a spin coating method, a casting method, a micro gravure coating method, a gravure coating method, a bar coating method, a roll coating method, a wire bar coating method, a dip coating method, a spray coating method, a screen printing method, a flexographic method. It can be produced by a printing method, an offset printing method, an ink jet printing method, a capillary coating method, or a nozzle coating method. Preferably, it can be produced by a screen printing method, a flexographic printing method, an offset printing method, an ink jet printing method, more preferably an ink jet printing method.

上述した本発明の溶液を用いて本発明の有機薄膜を作製する場合、溶液に含まれる本発明の高分子化合物のガラス転移温度が高いため、100℃以上の温度で加熱することが可能であり、130℃の温度で加熱しても素子特性の低下が小さい。また、高分子化合物の種類によっては、160℃以上の温度で加熱することもできる。   When the organic thin film of the present invention is produced using the above-described solution of the present invention, the polymer compound of the present invention contained in the solution has a high glass transition temperature, so that it can be heated at a temperature of 100 ° C. or higher. Even when heated at a temperature of 130 ° C., the degradation of device characteristics is small. Further, depending on the type of the polymer compound, heating can be performed at a temperature of 160 ° C. or higher.

発光性薄膜は、発光素子の駆動電圧が良好になるため、発光量子収率が30%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましく、60%以上であることが更に好ましく、70%以上であることが特に好ましい。   Since the light emitting thin film has a good driving voltage of the light emitting element, the emission quantum yield is preferably 30% or more, more preferably 50% or more, and further preferably 60% or more, It is especially preferable that it is 70% or more.

導電性薄膜は、表面抵抗が1KΩ/□以下であることが好ましく、100Ω/□以下であることがより好ましく、10Ω/□以下であることが更に好ましい。導電性薄膜に、ルイス酸、イオン性化合物等をドープすることにより、電気伝導度を高めることができる。   The conductive thin film preferably has a surface resistance of 1 KΩ / □ or less, more preferably 100Ω / □ or less, and even more preferably 10Ω / □ or less. The electrical conductivity can be increased by doping the conductive thin film with a Lewis acid, an ionic compound or the like.

有機半導体薄膜は、電子移動度または正孔移動度の大きい方が、1×10−5cm/V・s以上であることが好ましく、1×10−3cm/V・s以上であることがより好ましく、1×10−1cm/V・s以上であることが更に好ましい。SiO等の絶縁膜とゲート電極とを形成したSi基板上に有機半導体薄膜を形成し、Au等でソース電極とドレイン電極を形成することにより、有機トランジスタとすることができる。 The organic semiconductor thin film preferably has a higher electron mobility or hole mobility of 1 × 10 −5 cm 2 / V · s or more, preferably 1 × 10 −3 cm 2 / V · s or more. It is more preferable that it is 1 × 10 −1 cm 2 / V · s or more. An organic transistor can be obtained by forming an organic semiconductor thin film on a Si substrate on which an insulating film such as SiO 2 and a gate electrode are formed, and forming a source electrode and a drain electrode with Au or the like.

[発光素子]
次に、本発明の発光素子について説明する。
[Light emitting element]
Next, the light emitting device of the present invention will be described.

本発明の発光素子は、陽極および陰極からなる電極と、該電極間に設けられた本発明の高分子化合物を含有する層とを、有する発光素子であり、本発明の組成物を含有する層であってもよい。ここで、当該高分子化合物を含有する層は、本発明の有機薄膜または不溶化有機薄膜からなる層であることが好ましい。   The light emitting device of the present invention is a light emitting device having an electrode comprising an anode and a cathode and a layer containing the polymer compound of the present invention provided between the electrodes, and a layer containing the composition of the present invention. It may be. Here, the layer containing the polymer compound is preferably a layer made of the organic thin film or the insolubilized organic thin film of the present invention.

本発明の高分子化合物を含有する層は、発光層、正孔輸送層、正孔注入層、電子輸送層、電子注入層およびインターレイヤー層の1種以上の層であることが好ましく、発光層、正孔輸送層、正孔注入層およびインターレイヤー層の1種以上の層であることがより好ましく、発光層、正孔輸送層およびインターレイヤー層の1種以上の層であることがさらに好ましく、発光層およびインターレイヤー層の1種以上の層であることが特に好ましい。なお、本発明の高分子化合物を含有する層が正孔輸送層、正孔注入層またはインターレイヤー層として機能する場合は、当該層は本発明の不溶化有機薄膜からなる層であることが好ましい。   The layer containing the polymer compound of the present invention is preferably one or more of a light emitting layer, a hole transport layer, a hole injection layer, an electron transport layer, an electron injection layer and an interlayer layer. More preferably, it is one or more layers of a hole transport layer, a hole injection layer and an interlayer layer, and more preferably one or more layers of a light emitting layer, a hole transport layer and an interlayer layer. Particularly preferred is one or more of a light emitting layer and an interlayer layer. In addition, when the layer containing the polymer compound of the present invention functions as a hole transport layer, a hole injection layer, or an interlayer layer, the layer is preferably a layer made of the insolubilized organic thin film of the present invention.

発光層は、発光する機能を有する層を意味する。正孔輸送層は、正孔を輸送する機能を有する層を意味する。電子輸送層は、電子を輸送する機能を有する層を意味する。インターレイヤー層は、発光層と陽極との間で発光層に隣接して存在し、発光層と陽極、または発光層と、正孔注入層もしくは正孔輸送層とを隔離する役割を担う層のことである。なお、電子輸送層と正孔輸送層を総称して電荷輸送層と言い、電子注入層と正孔注入層を総称して電荷注入層と言う。発光層、正孔輸送層、正孔注入層、電子輸送層、電子注入層およびインターレイヤー層は、各々、一層のみからなるものでも二層以上からなるものでもよい。   The light emitting layer means a layer having a function of emitting light. The hole transport layer means a layer having a function of transporting holes. The electron transport layer means a layer having a function of transporting electrons. The interlayer layer is adjacent to the light emitting layer between the light emitting layer and the anode, and is a layer that plays a role of separating the light emitting layer and the anode or the light emitting layer from the hole injection layer or the hole transport layer. That is. The electron transport layer and the hole transport layer are collectively referred to as a charge transport layer, and the electron injection layer and the hole injection layer are collectively referred to as a charge injection layer. Each of the light emitting layer, the hole transport layer, the hole injection layer, the electron transport layer, the electron injection layer and the interlayer layer may be composed of only one layer or two or more layers.

高分子化合物を含有する層が発光層である場合には、発光層が更に正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料からなる群から選ばれる少なくとも一種の材料を含んでいてもよい。ここで、発光材料とは、蛍光および/または燐光を示す材料(但し、本発明の高分子化合物とは異なる。)を意味する。   When the layer containing a polymer compound is a light emitting layer, the light emitting layer may further contain at least one material selected from the group consisting of a hole transport material, an electron transport material and a light emitting material. Here, the light emitting material means a material exhibiting fluorescence and / or phosphorescence (however, different from the polymer compound of the present invention).

高分子化合物を含有する層が、本発明の高分子化合物と正孔輸送材料とを含有する場合には、本発明の高分子化合物100質量部に対して、正孔輸送材料の含有比率は、通常、1〜400質量部であり、好ましくは5〜150質量部である。   When the layer containing the polymer compound contains the polymer compound of the present invention and the hole transport material, the content ratio of the hole transport material with respect to 100 parts by mass of the polymer compound of the present invention is: Usually, it is 1-400 mass parts, Preferably it is 5-150 mass parts.

高分子化合物を含有する層が、本発明の高分子化合物と電子輸送材料とを含有する場合には、本発明の高分子化合物100質量部に対して、電子輸送材料の含有比率は、通常、1〜400質量部であり、好ましくは5〜150質量部である。   When the layer containing the polymer compound contains the polymer compound of the present invention and the electron transport material, the content ratio of the electron transport material is usually 100 parts by mass of the polymer compound of the present invention. 1 to 400 parts by mass, preferably 5 to 150 parts by mass.

高分子化合物を含有する層が、本発明の高分子化合物と発光材料とを含有する場合には、本発明の高分子化合物100質量部に対して、発光材料の含有比率は、通常、1〜400質量部であり、好ましくは5〜150質量部である。   When the layer containing the polymer compound contains the polymer compound of the present invention and the light emitting material, the content ratio of the light emitting material is usually 1 to 100 parts by mass of the polymer compound of the present invention. 400 parts by mass, preferably 5 to 150 parts by mass.

上記の正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料は、公知の低分子量の化合物、三重項発光錯体、高分子量の化合物が使用できる。   As the hole transport material, the electron transport material, and the light emitting material, known low molecular weight compounds, triplet light emitting complexes, and high molecular weight compounds can be used.

高分子量の化合物としては、WO99/13692、WO99/48160、GB2340304A、WO00/53656、WO01/19834、WO00/55927、GB2348316、WO00/46321、WO00/06665、WO99/54943、WO99/54385、US5777070、WO98/06773、WO97/05184、WO00/35987、WO00/53655、WO01/34722、WO99/24526、WO00/22027、WO00/22026、WO98/27136、US573636、WO98/21262、US5741921、WO97/09394、WO96/29356、WO96/10617、EP0707020、WO95/07955、特開2001−181618号公報、特開2001−123156号公報、特開2001−3045号公報、特開2000−351967号公報、特開2000−303066号公報、特開2000−299189号公報、特開2000−252065号公報、特開2000−136379号公報、特開2000−104057号公報、特開2000−80167号公報、特開平10−324870号公報、特開平10−114891号公報、特開平9−111233号公報、特開平9−45478号公報に記載されているフルオレンジイル基を構成単位とする重合体および共重合体(以下、重合体と共重合体をまとめて「(共)重合体」と表記する。)、アリーレン基を構成単位とする(共)重合体、アリーレンビニレン基を構成単位とする(共)重合体、2価の芳香族アミン基を構成単位とする(共)重合体等が挙げられる。   High molecular weight compounds include WO99 / 13692, WO99 / 48160, GB2340304A, WO00 / 53656, WO01 / 19834, WO00 / 55927, GB2348316, WO00 / 46321, WO00 / 06665, WO99 / 54943, WO99 / 54385, US5777070, WO98. / 06773, WO97 / 05184, WO00 / 35987, WO00 / 53655, WO01 / 34722, WO99 / 24526, WO00 / 22027, WO00 / 22026, WO98 / 27136, US573636, WO98 / 21262, US5741921, WO97 / 09394, WO96 / 29356 , WO 96/10617, EP 0707020, WO 95/07955, JP-A-2001-2001. 81618, JP 2001-123156, JP 2001-3045, JP 2000-351967, JP 2000-303066, JP 2000-299189, JP 2000-252065. JP, 2000-136379, JP 2000-104057, JP 2000-80167, JP 10-324870, JP 10-114891, JP 9-111233, Polymers and copolymers having a fluorenediyl group as a constituent unit described in JP-A-9-45478 (hereinafter referred to as “(co) polymer”). ), (Co) polymer having an arylene group as a structural unit, (co) polymer having an arylene vinylene group as a structural unit The divalent aromatic amine group as a constituent unit (co) polymer and the like.

低分子量の化合物としては、ナフタレン誘導体、アントラセンおよびその誘導体、ペリレンおよびその誘導体、ポリメチン系、キサンテン系、クマリン系、シアニン系等の色素類、8−ヒドロキシキノリンおよびその誘導体の金属錯体、芳香族アミン、テトラフェニルシクロペンタジエンおよびその誘導体、テトラフェニルブタジエンおよびその誘導体が挙げられる。具体的には、特開昭57−51781号公報、特開昭59−194393号公報に記載されている化合物が挙げられる。   Examples of the low molecular weight compounds include naphthalene derivatives, anthracene and derivatives thereof, perylene and derivatives thereof, polymethine-based, xanthene-based, coumarin-based, cyanine-based pigments, 8-hydroxyquinoline and its metal complexes, aromatic amines , Tetraphenylcyclopentadiene and derivatives thereof, and tetraphenylbutadiene and derivatives thereof. Specific examples include compounds described in JP-A-57-51781 and JP-A-59-194393.

三重項発光錯体としては、イリジウムを中心金属とするIr(ppy)、BtpIr(acac)、FIrpic、COM−1、COM−2、COM−3、COM−4、COM−5、COM−6、COM−7、COM−8、アメリカンダイソース社から市販されているADS066GE等のイリジウム錯体、白金を中心金属とするPtOEP等の白金錯体、ユーロピウムを中心金属とするEu(TTA)phen等のユーロピウム錯体が好ましい。なお、これらの三重項発光錯体は、以下の化学式に示されるものである。 Examples of triplet light-emitting complexes include Ir (ppy) 3 , Btp 2 Ir (acac), FIrpic, COM-1, COM-2, COM-3, COM-4, COM-5, COM-, which have iridium as a central metal. 6, COM-7, COM-8, iridium complexes such as ADS066GE commercially available from American Dye Source, platinum complexes such as PtOEP with platinum as the central metal, Eu (TTA) 3 phen with europium as the central metal, etc. The europium complex is preferred. In addition, these triplet light emission complexes are shown by the following chemical formula.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Figure 2014001328
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また、三重項発光錯体は、本実施形態の高分子化合物の主鎖、側鎖、末端に結合させて用いることもできる。   The triplet light-emitting complex can also be used by being bonded to the main chain, side chain, and terminal of the polymer compound of the present embodiment.

発光層の厚さは、用いる材料によって最適値が異なり、駆動電圧と発光効率が適度な値となるように選択すればよい。通常、1nm〜1μmであり、好ましくは2nm〜500nmであり、より好ましくは5nm〜200nmであり、更に好ましくは50nm〜150nmである。   The thickness of the light emitting layer has an optimum value depending on the material used, and may be selected so that the driving voltage and the light emission efficiency are appropriate. Usually, it is 1 nm-1 micrometer, Preferably it is 2 nm-500 nm, More preferably, it is 5 nm-200 nm, More preferably, it is 50 nm-150 nm.

発光層の形成方法としては、溶液からの成膜による方法が挙げられる。溶液からの成膜には、スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法、キャピラリ−コート法、ノズルコート法等の塗布法を用いることができる。なかでも、パターン形成や多色の塗分けを容易にできるので、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法等の印刷法が好ましい。   Examples of the method for forming the light emitting layer include a method by film formation from a solution. For film formation from solution, spin coating method, casting method, micro gravure coating method, gravure coating method, bar coating method, roll coating method, wire bar coating method, dip coating method, spray coating method, screen printing method, flexographic method Coating methods such as a printing method, an offset printing method, an ink jet printing method, a capillary coating method, and a nozzle coating method can be used. Among these, a printing method such as a screen printing method, a flexographic printing method, an offset printing method, and an ink jet printing method is preferable because pattern formation and multi-color coating can be easily performed.

溶液からの成膜に用いる溶媒としては、クロロホルム、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等の塩素系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、n−ヘキシルベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、アニソール、4−メチルアニソール等の芳香族炭化水素系溶媒、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−へプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン等の脂肪族炭化水素系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルセルソルブアセテート等のエステル系溶媒、エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジメトキシエタン、プロピレングリコール、ジエトキシメタン、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール等の多価アルコールおよびその誘導体、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール等のアルコール系溶媒、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒が例示される。これらの溶媒は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。   Solvents used for film formation from solution include chlorine solvents such as chloroform, methylene chloride, 1,2-dichloroethane, 1,1,2-trichloroethane, chlorobenzene and o-dichlorobenzene, and ether solvents such as tetrahydrofuran and dioxane. , Toluene, xylene, mesitylene, ethylbenzene, n-hexylbenzene, cyclohexylbenzene, anisole, 4-methylanisole and other aromatic hydrocarbon solvents, cyclohexane, methylcyclohexane, n-pentane, n-hexane, n-heptane, Aliphatic hydrocarbon solvents such as n-octane, n-nonane and n-decane, ketone solvents such as acetone, methyl ethyl ketone and cyclohexanone, ester solvents such as ethyl acetate, butyl acetate and ethyl cellosolve acetate, ethylene glycol Polyhydric alcohols and derivatives thereof such as ethylene glycol monobutyl ether, ethylene glycol monoethyl ether, ethylene glycol monomethyl ether, dimethoxyethane, propylene glycol, diethoxymethane, triethylene glycol monoethyl ether, glycerin, 1,2-hexanediol, Examples include alcohol solvents such as methanol, ethanol, propanol, isopropanol and cyclohexanol, sulfoxide solvents such as dimethyl sulfoxide, and amide solvents such as N-methyl-2-pyrrolidone and N, N-dimethylformamide. These solvents may be used alone or in combination of two or more.

発光素子としては、陰極と発光層との間に電子輸送層を設けた発光素子、陽極と発光層との間に正孔輸送層を設けた発光素子、陰極と発光層との間に電子輸送層を設け、かつ、陽極と発光層との間に正孔輸送層を設けた発光素子が挙げられる。   As a light emitting element, a light emitting element in which an electron transport layer is provided between the cathode and the light emitting layer, a light emitting element in which a hole transport layer is provided between the anode and the light emitting layer, and an electron transport between the cathode and the light emitting layer. A light emitting element in which a layer is provided and a hole transport layer is provided between the anode and the light emitting layer can be given.

このような発光素子の構造としては、以下のa)〜d)の構造が例示される。
a)陽極/発光層/陰極
b)陽極/正孔輸送層/発光層/陰極
c)陽極/発光層/電子輸送層/陰極
d)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
(ここで、/は各層が隣接して積層されていることを示す。以下同じ。)
Examples of the structure of such a light emitting device include the following structures a) to d).
a) Anode / light emitting layer / cathode b) Anode / hole transport layer / light emitting layer / cathode c) Anode / light emitting layer / electron transport layer / cathode d) Anode / hole transport layer / light emitting layer / electron transport layer / cathode (Here, / indicates that each layer is laminated adjacently. The same shall apply hereinafter.)

また、これら構造の各々について、発光層と陽極との間に、発光層に隣接してインターレイヤー層を設けてもよい。このような発光素子の構造としては、以下のa’)〜d’)の構造が例示される。
a’)陽極/インターレイヤー層/発光層/陰極
b’)陽極/正孔輸送層/インターレイヤー層/発光層/陰極
c’)陽極/インターレイヤー層/発光層/電子輸送層/陰極
d’)陽極/正孔輸送層/インターレイヤー層/発光層/電子輸送層/陰極
For each of these structures, an interlayer layer may be provided adjacent to the light emitting layer between the light emitting layer and the anode. Examples of the structure of such a light emitting device include the following structures a ′) to d ′).
a ′) Anode / interlayer layer / light emitting layer / cathode b ′) Anode / hole transport layer / interlayer layer / light emitting layer / cathode c ′) Anode / interlayer layer / light emitting layer / electron transport layer / cathode d ′ ) Anode / hole transport layer / interlayer layer / light emitting layer / electron transport layer / cathode

発光素子が正孔輸送層を有する場合、正孔輸送層には、通常、正孔輸送材料(高分子量の化合物、低分子量の化合物)が含まれる。正孔輸送材料としては、ポリビニルカルバゾールおよびその誘導体、ポリシランおよびその誘導体、側鎖または主鎖に芳香族アミンを有するポリシロキサン誘導体、ピラゾリン誘導体、アリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、トリフェニルジアミン誘導体、ポリアニリンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体、ポリピロールおよびその誘導体、ポリ(p−フェニレンビニレン)およびその誘導体、ポリ(2,5−チエニレンビニレン)およびその誘導体や、特開昭63−70257号公報、同63−175860号公報、特開平2−135359号公報、同2−135361号公報、同2−209988号公報、同3−37992号公報、同3−152184号公報に記載されているものが例示される。   When the light emitting element has a hole transport layer, the hole transport layer usually contains a hole transport material (a high molecular weight compound, a low molecular weight compound). Examples of hole transport materials include polyvinylcarbazole and derivatives thereof, polysilane and derivatives thereof, polysiloxane derivatives having aromatic amines in the side chain or main chain, pyrazoline derivatives, arylamine derivatives, stilbene derivatives, triphenyldiamine derivatives, polyanilines and Derivatives thereof, polythiophene and derivatives thereof, polypyrrole and derivatives thereof, poly (p-phenylene vinylene) and derivatives thereof, poly (2,5-thienylene vinylene) and derivatives thereof, and JP-A 63-70257, 63 Examples described in JP-A-175860, JP-A-2-135359, JP-A-2-135361, JP-A-2-209988, JP-A-3-37992, and JP-A-3-152184 are exemplified. .

これらの中でも、高分子量の化合物としては、ポリビニルカルバゾールおよびその誘導体、ポリシランおよびその誘導体、側鎖または主鎖に芳香族アミン化合物基を有するポリシロキサン誘導体、ポリアニリンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体、ポリ(p−フェニレンビニレン)およびその誘導体、ポリ(2,5−チエニレンビニレン)およびその誘導体が好ましく、ポリビニルカルバゾールおよびその誘導体、ポリシランおよびその誘導体、側鎖または主鎖に芳香族アミンを有するポリシロキサン誘導体がより好ましい。   Among these, high molecular weight compounds include polyvinyl carbazole and derivatives thereof, polysilane and derivatives thereof, polysiloxane derivatives having an aromatic amine compound group in the side chain or main chain, polyaniline and derivatives thereof, polythiophene and derivatives thereof, poly (P-phenylene vinylene) and derivatives thereof, poly (2,5-thienylene vinylene) and derivatives thereof are preferred, polyvinyl carbazole and derivatives thereof, polysilane and derivatives thereof, polysiloxane having an aromatic amine in the side chain or main chain Derivatives are more preferred.

また、低分子量の化合物としては、ピラゾリン誘導体、アリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、トリフェニルジアミン誘導体が好ましい。これらの低分子量の化合物は、高分子バインダーに分散させて用いることが好ましい。   Moreover, as a low molecular weight compound, a pyrazoline derivative, an arylamine derivative, a stilbene derivative, and a triphenyldiamine derivative are preferable. These low molecular weight compounds are preferably used by being dispersed in a polymer binder.

高分子バインダーとしては、電荷輸送を極度に阻害せず、可視光に対する吸収が強くない化合物が好ましい。例えば、ポリ(N−ビニルカルバゾール)、ポリアニリンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体、ポリ(p−フェニレンビニレン)およびその誘導体、ポリ(2,5−チエニレンビニレン)およびその誘導体、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリメチルアクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリシロキサンが挙げられる。   As the polymer binder, a compound that does not extremely inhibit charge transport and does not strongly absorb visible light is preferable. For example, poly (N-vinylcarbazole), polyaniline and derivatives thereof, polythiophene and derivatives thereof, poly (p-phenylene vinylene) and derivatives thereof, poly (2,5-thienylene vinylene) and derivatives thereof, polycarbonate, polyacrylate, Examples include polymethyl acrylate, polymethyl methacrylate, polystyrene, polyvinyl chloride, and polysiloxane.

ポリビニルカルバゾールおよびその誘導体は、例えば、ビニルモノマーをカチオン重合またはラジカル重合することによって得られる。   Polyvinylcarbazole and derivatives thereof can be obtained, for example, by cationic polymerization or radical polymerization of a vinyl monomer.

ポリシランおよびその誘導体としては、ケミカル・レビュー(Chem.Rev.)第89巻、1359頁(1989年)、英国特許GB2300196号公開明細書に記載の化合物が例示される。その合成方法も、これらに記載の方法を用いることができるが、特にキッピング法が好適に用いられる。   Examples of the polysilane and derivatives thereof include the compounds described in Chem. Rev. 89, 1359 (1989), GB 2300196 published specification. As the synthesis method, methods described in these can be used, but the Kipping method is particularly preferably used.

ポリシロキサンおよびその誘導体としては、シロキサンに由来する構造には正孔輸送性がほとんどないので、側鎖または主鎖に低分子量の正孔輸送材料の構造を有する化合物が好ましく、正孔輸送性の芳香族アミンに由来する構造を側鎖または主鎖に有する化合物がより好ましい。   As the polysiloxane and derivatives thereof, since the structure derived from siloxane has almost no hole transporting property, a compound having a structure of a low molecular weight hole transporting material in the side chain or main chain is preferable, and the hole transporting property is preferable. A compound having a structure derived from an aromatic amine in the side chain or main chain is more preferred.

正孔輸送層の成膜の方法としては、低分子量の化合物を用いる場合には、高分子バインダーとの混合溶液からの成膜による方法が例示される。高分子量の化合物を用いる場合には、溶液からの成膜による方法が例示される。   As a method of forming the hole transport layer, when a low molecular weight compound is used, a method of forming a film from a mixed solution with a polymer binder is exemplified. In the case of using a high molecular weight compound, a method by film formation from a solution is exemplified.

溶液からの成膜に用いる溶媒としては、正孔輸送材料を溶解または均一に分散できるものが好ましい。溶媒としては、クロロホルム、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等の塩素系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、n−ヘキシルベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、アニソール、4−メチルアニソール等の芳香族炭化水素系溶媒、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−へプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン等の脂肪族炭化水素系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルセルソルブアセテート等のエステル系溶媒、エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジメトキシエタン、プロピレングリコール、ジエトキシメタン、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール等の多価アルコールおよびその誘導体、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール等のアルコール系溶媒、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒が例示される。これらの溶媒は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。   As a solvent used for film formation from a solution, a solvent capable of dissolving or uniformly dispersing the hole transport material is preferable. Solvents include chloroform, methylene chloride, 1,2-dichloroethane, 1,1,2-trichloroethane, chlorinated solvents such as chlorobenzene and o-dichlorobenzene, ether solvents such as tetrahydrofuran and dioxane, toluene, xylene, mesitylene, Aromatic hydrocarbon solvents such as ethylbenzene, n-hexylbenzene, cyclohexylbenzene, anisole, 4-methylanisole, cyclohexane, methylcyclohexane, n-pentane, n-hexane, n-heptane, n-octane, n-nonane Aliphatic hydrocarbon solvents such as n-decane, ketone solvents such as acetone, methyl ethyl ketone and cyclohexanone, ester solvents such as ethyl acetate, butyl acetate and ethyl cellosolve acetate, ethylene glycol, ethylene glycol Polyhydric alcohols such as butyl ether, ethylene glycol monoethyl ether, ethylene glycol monomethyl ether, dimethoxyethane, propylene glycol, diethoxymethane, triethylene glycol monoethyl ether, glycerin, 1,2-hexanediol and derivatives thereof, methanol, ethanol And alcohol solvents such as propanol, isopropanol and cyclohexanol, sulfoxide solvents such as dimethyl sulfoxide, and amide solvents such as N-methyl-2-pyrrolidone and N, N-dimethylformamide. These solvents may be used alone or in combination of two or more.

溶液からの成膜には、スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイアーバーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェットプリント法、キャピラリ−コート法、ノズルコート法等の塗布法を用いることができる。   For film formation from solution, spin coating method, casting method, micro gravure coating method, gravure coating method, bar coating method, roll coating method, wire bar coating method, dip coating method, spray coating method, screen printing method, flexographic method Coating methods such as a printing method, an offset printing method, an ink jet printing method, a capillary coating method, and a nozzle coating method can be used.

正孔輸送層の厚さは、用いる材料によって最適値が異なり、駆動電圧と発光効率が適切な値となるように選択すればよいが、ピンホールが発生しないような厚さが必要であるので、通常、1nm〜1μmであり、好ましくは2〜500nmであり、より好ましくは5〜200nmである。   The thickness of the hole transport layer differs depending on the material used and may be selected so that the drive voltage and luminous efficiency are appropriate. However, the thickness should be such that pinholes do not occur. Usually, it is 1 nm to 1 μm, preferably 2 to 500 nm, more preferably 5 to 200 nm.

発光素子が電子輸送層を有する場合、電子輸送層には、通常、電子輸送材料(高分子量の化合物、低分子量の化合物)が含まれる。電子輸送材料としては、公知のものが使用できる。例えば、オキサジアゾール誘導体、アントラキノジメタンおよびその誘導体、ベンゾキノンおよびその誘導体、ナフトキノンおよびその誘導体、アントラキノンおよびその誘導体、テトラシアノアントラキノジメタンおよびその誘導体、フルオレノン誘導体、ジフェニルジシアノエチレンおよびその誘導体、ジフェノキノン誘導体、8−ヒドロキシキノリンおよびその誘導体の金属錯体、ポリキノリンおよびその誘導体、ポリキノキサリンおよびその誘導体、ポリフルオレンおよびその誘導体や、特開昭63−70257号公報、特開昭63−175860号公報、特開平2−135359号公報、特開平2−135361号公報、特開平2−209988号公報、特開平3−37992号公報、特開平3−152184号公報に記載されている化合物が例示される。なかでも、オキサジアゾール誘導体、ベンゾキノンおよびその誘導体、アントラキノンおよびその誘導体、8−ヒドロキシキノリンおよびその誘導体の金属錯体、ポリキノリンおよびその誘導体、ポリキノキサリンおよびその誘導体、ポリフルオレンおよびその誘導体が好ましく、2−(4−ビフェニリル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、ベンゾキノン、アントラキノン、トリス(8−キノリノール)アルミニウム、ポリキノリンが更に好ましい。   When the light emitting element has an electron transport layer, the electron transport layer usually contains an electron transport material (a high molecular weight compound, a low molecular weight compound). A well-known thing can be used as an electron transport material. For example, oxadiazole derivatives, anthraquinodimethane and its derivatives, benzoquinone and its derivatives, naphthoquinone and its derivatives, anthraquinone and its derivatives, tetracyanoanthraquinodimethane and its derivatives, fluorenone derivatives, diphenyldicyanoethylene and its derivatives, Diphenoquinone derivatives, metal complexes of 8-hydroxyquinoline and derivatives thereof, polyquinoline and derivatives thereof, polyquinoxaline and derivatives thereof, polyfluorene and derivatives thereof, JP-A 63-70257, JP-A 63-175860, As described in JP-A-2-135359, JP-A-2-135361, JP-A-2-209998, JP-A-3-37992, and JP-A-3-152184. That compounds. Of these, oxadiazole derivatives, benzoquinone and derivatives thereof, anthraquinone and derivatives thereof, metal complexes of 8-hydroxyquinoline and derivatives thereof, polyquinoline and derivatives thereof, polyquinoxaline and derivatives thereof, polyfluorene and derivatives thereof are preferable. More preferred are (4-biphenylyl) -5- (4-tert-butylphenyl) -1,3,4-oxadiazole, benzoquinone, anthraquinone, tris (8-quinolinol) aluminum, and polyquinoline.

電子輸送層の成膜法としては、低分子量の化合物を用いる場合には、粉末からの真空蒸着法、または溶液もしくは溶融状態からの成膜による方法が例示される。高分子量の化合物を用いる場合には、溶液または溶融状態からの成膜による方法が例示される。溶液または溶融状態からの成膜による方法では、上記高分子バインダーを併用してもよい。   Examples of the film forming method for the electron transport layer include a vacuum deposition method from a powder or a film forming method from a solution or a molten state when a low molecular weight compound is used. In the case of using a high molecular weight compound, a method of film formation from a solution or a molten state is exemplified. In the method by film formation from a solution or a molten state, the above polymer binder may be used in combination.

溶液からの成膜に用いる溶媒は、電子輸送材料および/または高分子バインダーを溶解または均一に分散できる溶媒が好ましい。溶媒としては、クロロホルム、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等の塩素系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、n−ヘキシルベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、アニソール、4−メチルアニソール等の芳香族炭化水素系溶媒、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−へプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン等の脂肪族炭化水素系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルセルソルブアセテート等のエステル系溶媒、エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジメトキシエタン、プロピレングリコール、ジエトキシメタン、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール等の多価アルコールおよびその誘導体、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール等のアルコール系溶媒、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒が例示される。これらの溶媒は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。   The solvent used for film formation from a solution is preferably a solvent that can dissolve or uniformly disperse the electron transport material and / or the polymer binder. Solvents include chloroform, methylene chloride, 1,2-dichloroethane, 1,1,2-trichloroethane, chlorinated solvents such as chlorobenzene and o-dichlorobenzene, ether solvents such as tetrahydrofuran and dioxane, toluene, xylene, mesitylene, Aromatic hydrocarbon solvents such as ethylbenzene, n-hexylbenzene, cyclohexylbenzene, anisole, 4-methylanisole, cyclohexane, methylcyclohexane, n-pentane, n-hexane, n-heptane, n-octane, n-nonane Aliphatic hydrocarbon solvents such as n-decane, ketone solvents such as acetone, methyl ethyl ketone and cyclohexanone, ester solvents such as ethyl acetate, butyl acetate and ethyl cellosolve acetate, ethylene glycol, ethylene glycol Polyhydric alcohols such as butyl ether, ethylene glycol monoethyl ether, ethylene glycol monomethyl ether, dimethoxyethane, propylene glycol, diethoxymethane, triethylene glycol monoethyl ether, glycerin, 1,2-hexanediol and derivatives thereof, methanol, ethanol And alcohol solvents such as propanol, isopropanol and cyclohexanol, sulfoxide solvents such as dimethyl sulfoxide, and amide solvents such as N-methyl-2-pyrrolidone and N, N-dimethylformamide. These solvents may be used alone or in combination of two or more.

溶液または溶融状態からの成膜には、スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法、キャピラリ−コート法、ノズルコート法等の塗布法を用いることができる。   For film formation from solution or molten state, spin coating method, casting method, micro gravure coating method, gravure coating method, bar coating method, roll coating method, wire bar coating method, dip coating method, spray coating method, screen printing A coating method such as a method, a flexographic printing method, an offset printing method, an ink jet printing method, a capillary coating method, or a nozzle coating method can be used.

電子輸送層の厚さは、用いる材料によって最適値が異なり、駆動電圧と発光効率が適切な値となるように選択すればよいが、ピンホールが発生しないような厚さが必要であるので、通常、1nm〜1μmであり、好ましくは2〜500nmであり、より好ましくは5〜200nmである。   The thickness of the electron transport layer varies depending on the material used and may be selected so that the drive voltage and the light emission efficiency are appropriate values. Usually, it is 1 nm-1 micrometer, Preferably it is 2-500 nm, More preferably, it is 5-200 nm.

正孔注入層、電子注入層は、電極に隣接して設けた電荷輸送層のうち、電極からの電荷注入効率を改善する機能を有し、発光素子の駆動電圧を下げる効果を有するものである。   The hole injection layer and the electron injection layer have a function of improving the charge injection efficiency from the electrode among the charge transport layers provided adjacent to the electrode, and have the effect of lowering the driving voltage of the light emitting element. .

電極との密着性向上や電極からの電荷注入の改善のために、電極に隣接して電荷注入層または絶縁層(通常、平均厚さで0.5〜4.0nmであり、以下、同じである)を設けてもよい。また、界面の密着性向上や混合の防止のために、電荷輸送層や発光層の界面に薄いバッファー層を挿入してもよい。   In order to improve adhesion with the electrode and charge injection from the electrode, a charge injection layer or an insulating layer adjacent to the electrode (usually 0.5 to 4.0 nm in average thickness, hereinafter the same) May be provided). In addition, a thin buffer layer may be inserted at the interface between the charge transport layer and the light emitting layer in order to improve adhesion at the interface and prevent mixing.

積層する層の順番や数および各層の厚さは、発光効率や素子寿命を勘案して調整すればよい。   The order and number of layers to be stacked and the thickness of each layer may be adjusted in consideration of light emission efficiency and element lifetime.

本実施形態において、電荷注入層を設けた発光素子としては、陰極に隣接して電荷注入層を設けた発光素子、陽極に隣接して電荷注入層を設けた発光素子が挙げられる。このような発光素子の構造としては、以下のe)〜p)の構造が挙げられる。
e)陽極/電荷注入層/発光層/陰極
f)陽極/発光層/電荷注入層/陰極
g)陽極/電荷注入層/発光層/電荷注入層/陰極
h)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/陰極
i)陽極/正孔輸送層/発光層/電荷注入層/陰極
j)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/電荷注入層/陰極
k)陽極/電荷注入層/発光層/電子輸送層/陰極
l)陽極/発光層/電子輸送層/電荷注入層/陰極
m)陽極/電荷注入層/発光層/電子輸送層/電荷注入層/陰極
n)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
o)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電荷注入層/陰極
p)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電荷注入層/陰極
In this embodiment, examples of the light emitting element provided with the charge injection layer include a light emitting element provided with the charge injection layer adjacent to the cathode and a light emitting element provided with the charge injection layer adjacent to the anode. Examples of the structure of such a light emitting device include the following structures e) to p).
e) Anode / charge injection layer / light emitting layer / cathode f) Anode / light emitting layer / charge injection layer / cathode g) Anode / charge injection layer / light emitting layer / charge injection layer / cathode h) Anode / charge injection layer / hole Transport layer / light emitting layer / cathode i) anode / hole transport layer / light emitting layer / charge injection layer / cathode j) anode / charge injection layer / hole transport layer / light emitting layer / charge injection layer / cathode k) anode / charge Injection layer / light emitting layer / electron transport layer / cathode l) anode / light emitting layer / electron transport layer / charge injection layer / cathode m) anode / charge injection layer / light emitting layer / electron transport layer / charge injection layer / cathode n) anode / Charge injection layer / hole transport layer / light emitting layer / electron transport layer / cathode o) anode / hole transport layer / light emitting layer / electron transport layer / charge injection layer / cathode p) anode / charge injection layer / hole transport Layer / light emitting layer / electron transport layer / charge injection layer / cathode

これらの構造の各々について、発光層と陽極との間に、発光層に隣接してインターレイヤー層を設ける構造も例示される。なお、この場合、インターレイヤー層が正孔注入層および/または正孔輸送層を兼ねてもよい。   For each of these structures, a structure in which an interlayer layer is provided adjacent to the light emitting layer between the light emitting layer and the anode is also exemplified. In this case, the interlayer layer may also serve as a hole injection layer and / or a hole transport layer.

電荷注入層としては、導電性高分子を含む層、陽極と正孔輸送層との間に設けられ、陽極材料と正孔輸送層に含まれる正孔輸送材料との中間の値のイオン化ポテンシャルを有する材料を含む層、陰極と電子輸送層との間に設けられ、陰極材料と電子輸送層に含まれる電子輸送材料との中間の値の電子親和力を有する材料を含む層等が挙げられる。   The charge injection layer is a layer containing a conductive polymer, provided between the anode and the hole transport layer, and has an ionization potential of an intermediate value between the anode material and the hole transport material contained in the hole transport layer. Examples thereof include a layer including a material having a material, a layer including a material provided between the cathode and the electron transport layer, and having a material having an intermediate electron affinity between the cathode material and the electron transport material included in the electron transport layer.

電荷注入層が導電性高分子を含む層の場合、導電性高分子の電気伝導度は、1×10−5〜1×10S/cmであることが好ましく、さらに発光画素間のリーク電流を小さくできるので、1×10−5〜1×10S/cmがより好ましく、1×10−5〜1×10S/cmが更に好ましい。通常、導電性高分子の電気伝導度をかかる範囲とするために、導電性高分子に適量のイオンをドープする。 When the charge injection layer is a layer containing a conductive polymer, the electrical conductivity of the conductive polymer is preferably 1 × 10 −5 to 1 × 10 3 S / cm, and further a leakage current between the light emitting pixels. 1 × 10 −5 to 1 × 10 2 S / cm is more preferable, and 1 × 10 −5 to 1 × 10 1 S / cm is even more preferable. Usually, in order to make the electric conductivity of the conductive polymer within such a range, the conductive polymer is doped with an appropriate amount of ions.

ドープするイオンの種類は、正孔注入層であればアニオン、電子注入層であればカチオンである。アニオンとしては、ポリスチレンスルホン酸イオン、アルキルベンゼンスルホン酸イオン、樟脳スルホン酸イオンが例示される。カチオンとしては、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、テトラブチルアンモニウムイオンが例示される。   The type of ions to be doped is an anion for the hole injection layer and a cation for the electron injection layer. Examples of the anion include polystyrene sulfonate ion, alkylbenzene sulfonate ion, and camphor sulfonate ion. Examples of the cation include lithium ion, sodium ion, potassium ion, and tetrabutylammonium ion.

電荷注入層に用いる材料は、電極や隣接する層の材料との関係で選択すればよい。電荷注入層に用いる材料としては、例えば、ポリアニリンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体、ポリピロールおよびその誘導体、ポリフェニレンビニレンおよびその誘導体、ポリチエニレンビニレンおよびその誘導体、ポリキノリンおよびその誘導体、ポリキノキサリンおよびその誘導体、芳香族アミン構造を主鎖または側鎖に含む重合体等の導電性高分子、金属フタロシアニン(銅フタロシアニン等)、カーボンが例示される。   The material used for the charge injection layer may be selected in relation to the electrode and the material of the adjacent layer. Examples of materials used for the charge injection layer include polyaniline and derivatives thereof, polythiophene and derivatives thereof, polypyrrole and derivatives thereof, polyphenylene vinylene and derivatives thereof, polythienylene vinylene and derivatives thereof, polyquinoline and derivatives thereof, and polyquinoxaline and derivatives thereof. Examples thereof include conductive polymers such as polymers containing an aromatic amine structure in the main chain or side chain, metal phthalocyanines (such as copper phthalocyanine), and carbon.

絶縁層の材料としては、金属フッ化物、金属酸化物、有機絶縁材料等が挙げられる。絶縁層を設けた発光素子としては、陰極に隣接して絶縁層を設けた発光素子、陽極に隣接して絶縁層を設けた発光素子が挙げられる。   Examples of the material for the insulating layer include metal fluorides, metal oxides, and organic insulating materials. Examples of the light emitting element provided with an insulating layer include a light emitting element provided with an insulating layer adjacent to the cathode and a light emitting element provided with an insulating layer adjacent to the anode.

このような発光素子の構造としては、以下のq)〜ab)の構造が挙げられる。
q)陽極/絶縁層/発光層/陰極
r)陽極/発光層/絶縁層/陰極
s)陽極/絶縁層/発光層/絶縁層/陰極
t)陽極/絶縁層/正孔輸送層/発光層/陰極
u)陽極/正孔輸送層/発光層/絶縁層/陰極
v)陽極/絶縁層/正孔輸送層/発光層/絶縁層/陰極
w)陽極/絶縁層/発光層/電子輸送層/陰極
x)陽極/発光層/電子輸送層/絶縁層/陰極
y)陽極/絶縁層/発光層/電子輸送層/絶縁層/陰極
z)陽極/絶縁層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
aa)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/絶縁層/陰極
ab)陽極/絶縁層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/絶縁層/陰極
Examples of the structure of such a light emitting element include the following structures q) to ab).
q) anode / insulating layer / light emitting layer / cathode r) anode / light emitting layer / insulating layer / cathode s) anode / insulating layer / light emitting layer / insulating layer / cathode t) anode / insulating layer / hole transport layer / light emitting layer / Cathode u) anode / hole transport layer / light emitting layer / insulating layer / cathode v) anode / insulating layer / hole transport layer / light emitting layer / insulating layer / cathode w) anode / insulating layer / light emitting layer / electron transport layer / Cathode x) anode / light emitting layer / electron transport layer / insulating layer / cathode y) anode / insulating layer / light emitting layer / electron transport layer / insulating layer / cathode z) anode / insulating layer / hole transport layer / light emitting layer / Electron transport layer / cathode aa) anode / hole transport layer / light emitting layer / electron transport layer / insulating layer / cathode ab) anode / insulating layer / hole transport layer / light emitting layer / electron transport layer / insulating layer / cathode

これらの構造の各々について、発光層と陽極との間に、発光層に隣接してインターレイヤー層を設ける構造も例示される。なお、この場合、インターレイヤー層が正孔注入層および/または正孔輸送層を兼ねてもよい。   For each of these structures, a structure in which an interlayer layer is provided adjacent to the light emitting layer between the light emitting layer and the anode is also exemplified. In this case, the interlayer layer may also serve as a hole injection layer and / or a hole transport layer.

上述した構造a)〜ab)にインターレイヤー層を適用する場合、インターレイヤー層は、陽極と発光層との間に設けられ、陽極または正孔注入層もしくは正孔輸送層と、発光層を構成する高分子化合物との中間のイオン化ポテンシャルを有する材料で構成されることが好ましい。   When the interlayer layer is applied to the structures a) to ab) described above, the interlayer layer is provided between the anode and the light emitting layer, and constitutes the light emitting layer with the anode or the hole injection layer or the hole transport layer. It is preferably made of a material having an ionization potential intermediate to that of the polymer compound.

インターレイヤー層に用いる材料としては、本発明の高分子化合物、ポリビニルカルバゾールおよびその誘導体、側鎖または主鎖に芳香族アミンを有するポリアリーレン誘導体、アリールアミン誘導体、トリフェニルジアミン誘導体等の芳香族アミンを含むポリマーが例示される。本発明の高分子化合物をインターレイヤー層に用いる場合、上記の本発明の有機薄膜または不溶化有機薄膜からなる層であることが好ましく、本発明の不溶化有機薄膜からなる層であることがより好ましい。   Materials used for the interlayer layer include aromatic compounds such as the polymer compound of the present invention, polyvinylcarbazole and derivatives thereof, polyarylene derivatives having aromatic amines in the side chain or main chain, arylamine derivatives, and triphenyldiamine derivatives. Are exemplified. When the polymer compound of the present invention is used for an interlayer layer, it is preferably a layer composed of the above-described organic thin film or insolubilized organic thin film of the present invention, and more preferably a layer composed of the insolubilized organic thin film of the present invention.

インターレイヤー層の成膜方法としては、高分子量の材料を用いる場合には、溶液からの成膜による方法が挙げられる。   As a method for forming the interlayer layer, when a high molecular weight material is used, a method of forming a film from a solution can be used.

溶液からの成膜に用いる溶媒としては、インターレイヤー層に用いる材料を溶解または均一に分散できるものが好ましい。溶媒としては、クロロホルム、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等の塩素系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、n−ヘキシルベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、アニソール、4−メチルアニソール等の芳香族炭化水素系溶媒、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−へプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン等の脂肪族炭化水素系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルセルソルブアセテート等のエステル系溶媒、エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジメトキシエタン、プロピレングリコール、ジエトキシメタン、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール等の多価アルコールおよびその誘導体、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール等のアルコール系溶媒、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒が例示される。これらの溶媒は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。   As a solvent used for film formation from a solution, a solvent capable of dissolving or uniformly dispersing a material used for an interlayer layer is preferable. Solvents include chloroform, methylene chloride, 1,2-dichloroethane, 1,1,2-trichloroethane, chlorinated solvents such as chlorobenzene and o-dichlorobenzene, ether solvents such as tetrahydrofuran and dioxane, toluene, xylene, mesitylene, Aromatic hydrocarbon solvents such as ethylbenzene, n-hexylbenzene, cyclohexylbenzene, anisole, 4-methylanisole, cyclohexane, methylcyclohexane, n-pentane, n-hexane, n-heptane, n-octane, n-nonane Aliphatic hydrocarbon solvents such as n-decane, ketone solvents such as acetone, methyl ethyl ketone and cyclohexanone, ester solvents such as ethyl acetate, butyl acetate and ethyl cellosolve acetate, ethylene glycol, ethylene glycol Polyhydric alcohols such as butyl ether, ethylene glycol monoethyl ether, ethylene glycol monomethyl ether, dimethoxyethane, propylene glycol, diethoxymethane, triethylene glycol monoethyl ether, glycerin, 1,2-hexanediol and derivatives thereof, methanol, ethanol And alcohol solvents such as propanol, isopropanol and cyclohexanol, sulfoxide solvents such as dimethyl sulfoxide, and amide solvents such as N-methyl-2-pyrrolidone and N, N-dimethylformamide. These solvents may be used alone or in combination of two or more.

溶液からの成膜には、スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェットプリント法、キャピラリ−コート法、ノズルコート法等の塗布法を用いることができる。   For film formation from solution, spin coating method, casting method, micro gravure coating method, gravure coating method, bar coating method, roll coating method, wire bar coating method, dip coating method, spray coating method, screen printing method, flexographic method Coating methods such as a printing method, an offset printing method, an ink jet printing method, a capillary coating method, and a nozzle coating method can be used.

インターレイヤー層の厚さは、用いる材料によって最適値が異なり、駆動電圧と発光効率が適度な値となるように選択すればよい。通常、1nm〜1μmであり、好ましくは2〜500nmであり、より好ましくは5〜200nmである。   The thickness of the interlayer layer varies depending on the material used, and may be selected so that the drive voltage and the light emission efficiency are appropriate values. Usually, it is 1 nm-1 micrometer, Preferably it is 2-500 nm, More preferably, it is 5-200 nm.

インターレイヤー層を発光層に隣接して設ける場合、特に両方の層を塗布法により形成する場合には、2層の材料が混合して素子の特性等に対して好ましくない影響を与えることがある。インターレイヤー層を塗布法で形成した後、発光層を塗布法で形成する場合、2層の材料の混合を少なくする方法としては、インターレイヤー層を塗布法で形成し、このインターレイヤー層を加熱して発光層作製に用いる有機溶媒に対して不溶化した後、発光層を形成する方法が挙げられる。加熱の温度は、通常、150〜300℃である。加熱の時間は、通常、1分〜1時間である。この場合、加熱により溶媒不溶化しなかった成分を除くため、加熱後、発光層を形成する前に、インターレイヤー層を発光層形成に用いる溶媒でリンスすればよい。加熱による溶媒不溶化が十分に行われた場合は、リンスを省略できる。加熱による溶媒不溶化が十分に行われるためには、インターレイヤー層に用いる高分子量の化合物として分子内に重合可能な基を含むものを用いることが好ましく、分子内に重合可能な基を含む本実施形態の高分子化合物であることがより好ましい。更に、重合可能な基の数が、分子内の構成単位の数に対して5モル%以上であることが好ましい。   When the interlayer is provided adjacent to the light-emitting layer, particularly when both layers are formed by a coating method, the two layers of materials may be mixed to adversely affect the characteristics of the device. . When the light emitting layer is formed by the coating method after the interlayer layer is formed by the coating method, as a method of reducing the mixing of the two layers of materials, the interlayer layer is formed by the coating method, and this interlayer layer is heated. A method of forming a light emitting layer after insolubilization in an organic solvent used for preparing the light emitting layer is mentioned. The heating temperature is usually 150 to 300 ° C. The heating time is usually 1 minute to 1 hour. In this case, in order to remove components that have not been insolubilized by heating, the interlayer layer may be rinsed with a solvent used for forming the light emitting layer after heating and before forming the light emitting layer. When the solvent is insolubilized sufficiently by heating, rinsing can be omitted. In order to sufficiently insolubilize the solvent by heating, it is preferable to use a compound having a polymerizable group in the molecule as the high molecular weight compound used in the interlayer layer. More preferably, the polymer compound is in the form. Furthermore, the number of polymerizable groups is preferably 5 mol% or more based on the number of structural units in the molecule.

発光素子における基板は、電極を形成することができ、有機物の層を形成する際に変化しないものであればよい。例えば、ガラス、プラスチック、高分子フィルム、シリコン等の材料からなるものが例示される。不透明な基板の場合には、反対の電極が透明または半透明であることが好ましい。   The substrate in the light-emitting element may be any substrate that can form an electrode and does not change when an organic layer is formed. For example, what consists of materials, such as glass, a plastics, a polymer film, a silicon | silicone, is illustrated. In the case of an opaque substrate, the opposite electrode is preferably transparent or translucent.

発光素子が有する陽極および陰極の少なくとも一方は、通常、透明または半透明であるが、陽極側が透明または半透明であることが好ましい。   At least one of the anode and the cathode of the light emitting element is usually transparent or translucent, but the anode side is preferably transparent or translucent.

陽極の材料としては、導電性の金属酸化物膜、半透明の金属薄膜等が挙げられる。具体的には、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化スズ、および、それらの複合体であるインジウム・スズ・オキサイド(ITO)、インジウム・亜鉛・オキサイド等からなる導電性化合物を用いて作製された膜、NESA、金、白金、銀、銅等が用いられる。なかでも、ITO、インジウム・亜鉛・オキサイド、酸化スズが好ましい。作製方法としては、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、メッキ法等が挙げられる。陽極として、ポリアニリンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体等の有機の透明導電膜を用いてもよい。また、陽極を2層以上の積層構造としてもよい。   Examples of the material for the anode include a conductive metal oxide film and a translucent metal thin film. Specifically, indium oxide, zinc oxide, tin oxide, and their composites, indium-tin-oxide (ITO), a film made using a conductive compound made of indium-zinc-oxide, etc., NESA, gold, platinum, silver, copper and the like are used. Of these, ITO, indium / zinc / oxide, and tin oxide are preferable. Examples of the production method include a vacuum deposition method, a sputtering method, an ion plating method, a plating method, and the like. As the anode, an organic transparent conductive film such as polyaniline and a derivative thereof, polythiophene and a derivative thereof may be used. Further, the anode may have a laminated structure of two or more layers.

陽極の厚さは、光の透過性と電気伝導度とを考慮して選択することができる。例えば、10nm〜10μmであり、好ましくは20nm〜1μmであり、より好ましくは40〜500nmである。   The thickness of the anode can be selected in consideration of light transmittance and electric conductivity. For example, it is 10 nm to 10 μm, preferably 20 nm to 1 μm, and more preferably 40 to 500 nm.

陽極上に、電荷注入を容易にするために、フタロシアニン誘導体、導電性高分子、カーボン等からなる層や、金属酸化物、金属フッ化物、有機絶縁材料等からなる絶縁層を設けてもよい。   In order to facilitate charge injection, a layer made of a phthalocyanine derivative, a conductive polymer, carbon, or the like, or an insulating layer made of a metal oxide, a metal fluoride, an organic insulating material, or the like may be provided on the anode.

陰極の材料としては、仕事関数の小さい材料が好ましく、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、アルミニウム、スカンジウム、バナジウム、亜鉛、イットリウム、インジウム、セリウム、サマリウム、ユーロピウム、テルビウム、イッテルビウム等の金属、またはそれらのうち2種以上の合金、またはそれらのうち1種以上と、金、銀、白金、銅、マンガン、チタン、コバルト、ニッケル、タングステン、錫のうち1種以上との合金、並びにグラファイトおよびグラファイト層間化合物等が用いられる。合金の例としては、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−インジウム合金、マグネシウム−アルミニウム合金、インジウム−銀合金、リチウム−アルミニウム合金、リチウム−マグネシウム合金、リチウム−インジウム合金、カルシウム−アルミニウム合金が挙げられる。陰極を2層以上の積層構造としてもよい。   As a material for the cathode, a material having a small work function is preferable, lithium, sodium, potassium, rubidium, cesium, beryllium, magnesium, calcium, strontium, barium, aluminum, scandium, vanadium, zinc, yttrium, indium, cerium, samarium, Europium, terbium, ytterbium and other metals, or two or more of them, or one or more of them, and one of gold, silver, platinum, copper, manganese, titanium, cobalt, nickel, tungsten, tin Alloys with more than seeds, and graphite and graphite intercalation compounds are used. Examples of the alloy include magnesium-silver alloy, magnesium-indium alloy, magnesium-aluminum alloy, indium-silver alloy, lithium-aluminum alloy, lithium-magnesium alloy, lithium-indium alloy, and calcium-aluminum alloy. The cathode may have a laminated structure of two or more layers.

陰極の厚さは、電気伝導度や耐久性を考慮して調整すればよい。通常、10nm〜10μmであり、好ましくは20nm〜1μmであり、より好ましくは50〜500nmである。   The thickness of the cathode may be adjusted in consideration of electric conductivity and durability. Usually, the thickness is 10 nm to 10 μm, preferably 20 nm to 1 μm, more preferably 50 to 500 nm.

陰極の作製方法としては、真空蒸着法、スパッタリング法、または金属薄膜を熱圧着するラミネート法等が用いられる。また、陰極と有機層(即ち、本発明の高分子化合物を含むいずれかの層)との間に、導電性高分子からなる層、または金属酸化物、金属フッ化物、有機絶縁材料等からなる平均厚さ2nm以下の層を設けてもよく、陰極作製後、発光素子を保護する保護層を装着していてもよい。発光素子を長期安定的に用いるためには、素子を外部から保護するために、保護層および/または保護カバーを装着することが好ましい。   As a method for producing the cathode, a vacuum deposition method, a sputtering method, a laminating method in which a metal thin film is thermocompression-bonded, or the like is used. Further, a layer made of a conductive polymer, or a metal oxide, a metal fluoride, an organic insulating material, or the like between the cathode and the organic layer (that is, any layer containing the polymer compound of the present invention). A layer having an average thickness of 2 nm or less may be provided, and a protective layer for protecting the light-emitting element may be attached after the cathode is manufactured. In order to use the light emitting element stably for a long period of time, it is preferable to attach a protective layer and / or a protective cover in order to protect the element from the outside.

保護層としては、高分子量の化合物、金属酸化物、金属フッ化物、金属ホウ化物等を用いることができる。保護カバーとしては、金属板、ガラス板、表面に低透水率処理を施したプラスチック板等を用いることができる。例えば、保護カバーを熱硬化樹脂や光硬化樹脂で素子基板と貼り合わせて密閉する方法が好適に用いられる。スペーサーを用いて空間を維持すれば、素子の損傷を防ぐことが容易である。この空間に窒素やアルゴンのような不活性ガスを封入すれば、陰極の酸化を防止することができる。更に、酸化バリウム等の乾燥剤をこの空間内に設置することにより、製造工程で吸着した水分または硬化樹脂を通り抜けて浸入する微量の水分が素子に損傷を与えるのを抑制することが容易となる。これらのうち、1種以上の方策を採ることが好ましい。   As the protective layer, high molecular weight compounds, metal oxides, metal fluorides, metal borides and the like can be used. As the protective cover, a metal plate, a glass plate, a plastic plate having a surface subjected to low water permeability treatment, or the like can be used. For example, a method in which the protective cover is bonded to the element substrate with a thermosetting resin or a photocurable resin and sealed is preferably used. If a space is maintained using a spacer, it is easy to prevent damage to the element. If an inert gas such as nitrogen or argon is sealed in this space, the oxidation of the cathode can be prevented. Furthermore, by installing a desiccant such as barium oxide in this space, it becomes easy to suppress the moisture absorbed in the manufacturing process or the minute amount of moisture entering through the cured resin from damaging the device. . Among these, it is preferable to take one or more measures.

発光素子は、面状光源、セグメント表示装置、ドットマトリックス表示装置、液晶表示装置のバックライト等に有用である。   The light-emitting element is useful for a planar light source, a segment display device, a dot matrix display device, a backlight of a liquid crystal display device, and the like.

発光素子を用いて面状の発光を得るためには、面状の陽極と陰極が重なり合うように配置すればよい。また、パターン状の発光を得るためには、面状の発光素子の表面にパターン状の窓を設けたマスクを設置する方法、非発光部にしたい層を極端に厚く形成し実質的に非発光とする方法、陽極もしくは陰極、または両方の電極をパターン状に形成する方法がある。これらのいずれかの方法でパターンを形成し、いくつかの電極を独立にON/OFFできるように配置することにより、数字や文字、簡単な記号等を表示できるセグメントタイプの表示装置が得られる。更に、ドットマトリックス表示装置とするためには、陽極と陰極を共にストライプ状に形成して直交するように配置すればよい。複数の種類の発光色の異なる高分子化合物を塗り分ける方法や、カラーフィルターまたは蛍光変換フィルターを用いる方法により、部分カラー表示、マルチカラー表示が可能となる。ドットマトリックス表示装置は、パッシブ駆動も可能であるし、TFT等と組み合わせてアクティブ駆動してもよい。これらの表示装置は、コンピュータ、テレビ、携帯端末、携帯電話、カーナビゲーション、ビデオカメラのビューファインダー等に用いることができる。   In order to obtain planar light emission using the light emitting element, the planar anode and the cathode may be arranged so as to overlap each other. In addition, in order to obtain patterned light emission, a method of installing a mask having a patterned window on the surface of a planar light emitting element, a layer that is desired to be a non-light emitting portion is formed extremely thick and substantially non-light emitting And a method of forming an anode or a cathode, or both electrodes in a pattern. By forming a pattern by any of these methods and arranging several electrodes so that they can be turned on and off independently, a segment type display device capable of displaying numbers, letters, simple symbols, and the like can be obtained. Furthermore, in order to obtain a dot matrix display device, both the anode and the cathode may be formed in stripes and arranged so as to be orthogonal to each other. Partial color display and multicolor display are possible by a method of separately coating a plurality of types of polymer compounds having different emission colors or a method using a color filter or a fluorescence conversion filter. The dot matrix display device can be driven passively or may be driven actively in combination with a TFT or the like. These display devices can be used in computers, televisions, mobile terminals, mobile phones, car navigation systems, video camera viewfinders, and the like.

更に、面状の発光素子は、自発光薄型であり、液晶表示装置のバックライト用の面状光源、または、面状の照明用光源として好適に用いることができる。また、フレキシブルな基板を用いれば、曲面状の光源や表示装置としても使用できる。   Further, the planar light-emitting element is a self-luminous thin type, and can be suitably used as a planar light source for a backlight of a liquid crystal display device or a planar illumination light source. If a flexible substrate is used, it can be used as a curved light source or display device.

以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。   EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not limited to these Examples.

[数平均分子量および重量平均分子量の測定方法]
本実施例において、ポリスチレン換算の数平均分子量および重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、「GPC」と言う。)(島津製作所製、商品名:LC−10Avp)により求めた。測定する高分子化合物は、約0.5重量%の濃度になるようテトラヒドロフラン(以下、「THF」と言うことがある。)に溶解させ、GPCに30μL注入した。GPCの移動相にはテトラヒドロフランを用い、0.6mL/分の流速で流した。カラムは、TSKgel SuperHM−H(東ソー製)2本とTSKgel SuperH2000(東ソー製)1本を直列に繋げた。検出器には示差屈折率検出器(島津製作所製、商品名:RID−10A)を用いた。
[Method for measuring number average molecular weight and weight average molecular weight]
In this example, the polystyrene-equivalent number average molecular weight and weight average molecular weight were determined by gel permeation chromatography (hereinafter referred to as “GPC”) (manufactured by Shimadzu Corporation, trade name: LC-10Avp). The polymer compound to be measured was dissolved in tetrahydrofuran (hereinafter sometimes referred to as “THF”) to a concentration of about 0.5% by weight, and 30 μL was injected into GPC. Tetrahydrofuran was used for the mobile phase of GPC, and flowed at a flow rate of 0.6 mL / min. As for the column, two TSKgel SuperHM-H (manufactured by Tosoh) and one TSKgel SuperH2000 (manufactured by Tosoh) were connected in series. A differential refractive index detector (manufactured by Shimadzu Corporation, trade name: RID-10A) was used as the detector.

[LC−MSの測定方法]
本実施例において、LC−MSの測定は、下記の方法で行った。測定試料を約2mg/mLの濃度になるようにクロロホルムまたはテトラヒドロフランに溶解させて、LC−MS(アジレント・テクノロジー製、商品名:1100LCMSD)に約1μL注入した。LC−MSの移動相には、特に断りのない限り、アセトニトリルとテトラヒドロフランとを比率を変化させながら用い、0.2mL/分の流量で流した。カラムは、L−column 2 ODS(3μm)(化学物質評価研究機構製、内径:2.1mm、長さ:100mm、粒径3μm)を用いた。
[Measurement method of LC-MS]
In this example, the LC-MS measurement was performed by the following method. The measurement sample was dissolved in chloroform or tetrahydrofuran to a concentration of about 2 mg / mL, and about 1 μL was injected into LC-MS (manufactured by Agilent Technologies, trade name: 1100LCMSD). For the mobile phase of LC-MS, unless otherwise specified, acetonitrile and tetrahydrofuran were used while changing the ratio, and flowed at a flow rate of 0.2 mL / min. The column used was L-column 2 ODS (3 μm) (manufactured by Chemicals Evaluation and Research Institute, inner diameter: 2.1 mm, length: 100 mm, particle size: 3 μm).

[NMRの測定方法]
本実施例において、NMRの測定は、下記の方法で行った。測定試料5〜10mgを約0.5mLの重クロロホルムまたは重テトラヒドロフランに溶解させて、NMR(バリアン(Varian)製、商品名:MERCURY 300、またはブルカー(Bruker)製、商品名:AVANCE600 TCI cryoprobe)を用いて測定した。
[Measurement method of NMR]
In this example, NMR measurement was performed by the following method. 5 to 10 mg of a measurement sample is dissolved in about 0.5 mL of deuterated chloroform or deuterated tetrahydrofuran, and NMR (Varian, trade name: MERCURY 300, or Bruker, trade name: AVANCE 600 TCI cryoprobe) is prepared. And measured.

<合成例1:化合物1の合成> <Synthesis Example 1: Synthesis of Compound 1>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内の気体を窒素ガス雰囲気とした後、2,7−ジブロモカルバゾール(37.54g)をジメチルスルホキシド(75mL)に溶解させ、テトラエチルアンモニウムクロライド(46.20g)、水酸化ナトリウム(46.2g)および水(40mL)を順次加えた。その後、2−エチルへキシルブロマイド(55.80g)をゆっくり滴下し、90℃で4.5時間攪拌した。得られた溶液を室温まで冷却後、トルエン(100mL)および水(100mL)を加えて分液した。その後、さらに、トリクロロメタンおよびメタノールを用いた再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:へキサン)、テトラヒドロフランに溶解させてメタノールの中に滴下することにより、純度99.9%の化合物1を18g得た。収率は36%であった。   After making the gas in the reaction vessel a nitrogen gas atmosphere, 2,7-dibromocarbazole (37.54 g) was dissolved in dimethyl sulfoxide (75 mL), tetraethylammonium chloride (46.20 g), sodium hydroxide (46.2 g). ) And water (40 mL) were added sequentially. Thereafter, 2-ethylhexyl bromide (55.80 g) was slowly added dropwise and stirred at 90 ° C. for 4.5 hours. After cooling the obtained solution to room temperature, toluene (100 mL) and water (100 mL) were added and liquid-separated. Thereafter, recrystallization using trichloromethane and methanol, silica gel column chromatography (developing solvent: hexane), dissolving in tetrahydrofuran and dropping into methanol, 18 g of compound 1 having a purity of 99.9% was obtained. Obtained. The yield was 36%.

LC−MS(APCI、positive):[M+H]+438
1H−NMR(CDCl、600MHz):δ(ppm)=0.85〜0.94(6H,m),1.26〜1.40(8H,m),2.00(1H,m),4.06(2H,d),7.35(2H,d),7.50(2H,s),7.89(2H,d).
LC-MS (APCI, positive): [M + H] +438
1H-NMR (CDCl 3 , 600 MHz): δ (ppm) = 0.85 to 0.94 (6H, m), 1.26 to 1.40 (8H, m), 2.00 (1H, m), 4.06 (2H, d), 7.35 (2H, d), 7.50 (2H, s), 7.89 (2H, d).

<合成例2:化合物2の合成> <Synthesis Example 2: Synthesis of Compound 2>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内の気体を窒素ガス雰囲気とした後、4−tert−ブチル−2,6−ジメチルアニリン(9.57g)をトルエン(150ml)に溶解させ、tert−ソジウムブトキシド(5.19g)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0.82g)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(1.42g)を順次加えた。その後、90℃に昇温し、化合物1(7.87g)を加え、105℃で3時間、加熱しながら攪拌した。得られた溶液を室温まで冷却後、セライト濾過を行い、トルエンで洗浄を行い、次いで、得られた溶液を減圧下にて濃縮した。得られた残留物に、メタノール(150ml)を加えて結晶を分散させることで得られた結晶を、ろ取し、メタノールで洗浄し、乾燥させ、純度97.6%の化合物2を6.5g得た。収率は57%であった。   After making the gas in the reaction vessel a nitrogen gas atmosphere, 4-tert-butyl-2,6-dimethylaniline (9.57 g) was dissolved in toluene (150 ml), tert-sodium butoxide (5.19 g), Tris (dibenzylideneacetone) dipalladium (0.82 g) and 2-dicyclohexylphosphino-2 ′-(N, N-dimethylamino) biphenyl (1.42 g) were sequentially added. Then, it heated up at 90 degreeC, the compound 1 (7.87g) was added, and it stirred, heating at 105 degreeC for 3 hours. The resulting solution was cooled to room temperature, filtered through celite, washed with toluene, and then the obtained solution was concentrated under reduced pressure. Crystals obtained by adding methanol (150 ml) to the obtained residue to disperse the crystals are collected by filtration, washed with methanol, and dried to obtain 6.5 g of Compound 2 having a purity of 97.6%. Obtained. The yield was 57%.

<合成例3:化合物3の合成> <Synthesis Example 3: Synthesis of Compound 3>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内の気体を窒素ガス雰囲気とした後、化合物2(9.0g)をo−キシレン(120ml)に溶解させ、tert−ソジウムブトキシド(5.49g)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0.26g)およびジフェニルホスフィノフェロセン(0.63g)を順次加え、100℃に昇温した。その後、ジブロモブロモベンゼン(33.69g)を加え、135℃で4時間撹拌した。得られた溶液を室温まで冷却後、セライト濾過を行い、トルエンで洗浄を行い、次いで、得られた溶液を減圧下にて濃縮した。得られた残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン→トルエン/ヘキサン(1/20)の混合液)により分離した。得れらた残留物を、トルエン(100ml)およびヘキサン(100ml)の混合液に溶解させ、次いで、活性炭(10g)を加え、60℃で0.5時間撹拌した後、ろ過し、濃縮した。得られた残留物をテトラヒドロフラン(以下、「THF」ということがある。)(40ml)およびメタノール(15ml)の混合液に溶解させ、次いで、活性炭(5.5g)を加え、室温で1時間攪拌した後、ろ過し、濃縮した。得られた残留物をトルエン(5ml)およびメタノール(50ml)の混合液にて洗浄した後、乾燥して、純度99.6%の化合物3を5.21g得た。収率は39%であった。   After making the gas in the reaction vessel a nitrogen gas atmosphere, Compound 2 (9.0 g) was dissolved in o-xylene (120 ml), tert-sodium butoxide (5.49 g), tris (dibenzylideneacetone) dipalladium. (0.26 g) and diphenylphosphinoferrocene (0.63 g) were sequentially added, and the temperature was raised to 100 ° C. Thereafter, dibromobromobenzene (33.69 g) was added, and the mixture was stirred at 135 ° C. for 4 hours. The resulting solution was cooled to room temperature, filtered through celite, washed with toluene, and then the obtained solution was concentrated under reduced pressure. The obtained residue was separated by silica gel column chromatography (mixture of hexane → toluene / hexane (1/20)). The obtained residue was dissolved in a mixed solution of toluene (100 ml) and hexane (100 ml), activated carbon (10 g) was added, and the mixture was stirred at 60 ° C. for 0.5 hr, filtered and concentrated. The obtained residue was dissolved in a mixed solution of tetrahydrofuran (hereinafter sometimes referred to as “THF”) (40 ml) and methanol (15 ml), then activated carbon (5.5 g) was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. Then filtered and concentrated. The obtained residue was washed with a mixed solution of toluene (5 ml) and methanol (50 ml) and then dried to obtain 5.21 g of Compound 3 having a purity of 99.6%. The yield was 39%.

LC−MS(ESI、positive):[M]937
H−NMR(300MHz、CDCl):δ(ppm)=0.68(3H,t),0.80(3H,t),1.05−1.20(18H,m),1.32(8H,s),1.54(6H,s),1.62(1H,br),2.02(6H,s),3.73(2H,d),6.75−6.95(6H,m),7.05−7.26(10H,m),7.70(2H,m).
LC-MS (ESI, positive): [M + ] 937
1 H-NMR (300 MHz, CDCl 3 ): δ (ppm) = 0.68 (3H, t), 0.80 (3H, t), 1.05-1.20 (18H, m), 1.32 (8H, s), 1.54 (6H, s), 1.62 (1H, br), 2.02 (6H, s), 3.73 (2H, d), 6.75-6.95 ( 6H, m), 7.05-7.26 (10H, m), 7.70 (2H, m).

<合成例4:化合物4の合成> <Synthesis Example 4: Synthesis of Compound 4>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内をアルゴンガス雰囲気とした後、1−ブロモ−3,5−ジ−n−ヘキシルベンゼン(58.4g)およびテトラヒドロフランを加え、均一溶液を調製し、−75℃まで冷却した。得られた溶液に、2.5Mのn−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(1−ブロモ−3,5−ジ−n−ヘキシルベンゼンに対して1モル当量)(71.2ml)を−75℃で1.5時間かけて滴下し、得られた溶液をさらに−70℃で1.5時間撹拌した。その後、2,7−ジブロモフルオレノン(55.2g)およびテトラヒドロフランからなる溶液を−75℃で1時間かけて滴下し、得られた反応溶液を室温まで昇温させた後、4時間撹拌した。その後、得られた溶液を0℃まで冷却し、アセトンおよび2mol%塩酸水をゆっくり加え撹拌した後、室温まで昇温し、室温にて静置した。その後、得られた反応混合物をろ過し、得られたろ液を濃縮し、ヘキサンおよび水を加え撹拌し、分液を行った。得られた油層に飽和食塩水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に硫酸マグネシウムを加え撹拌し、ろ過し、得られたろ液を濃縮し、化合物4を30.2g得た。   After making the inside of the reaction vessel an argon gas atmosphere, 1-bromo-3,5-di-n-hexylbenzene (58.4 g) and tetrahydrofuran were added to prepare a homogeneous solution and cooled to -75 ° C. To the resulting solution was added 2.5M n-butyllithium / hexane solution (1 molar equivalent to 1-bromo-3,5-di-n-hexylbenzene) (71.2 ml) at -75 ° C. The solution was added dropwise over 5 hours, and the resulting solution was further stirred at -70 ° C for 1.5 hours. Thereafter, a solution consisting of 2,7-dibromofluorenone (55.2 g) and tetrahydrofuran was added dropwise at −75 ° C. over 1 hour, and the resulting reaction solution was warmed to room temperature and stirred for 4 hours. Thereafter, the resulting solution was cooled to 0 ° C., slowly added with acetone and 2 mol% aqueous hydrochloric acid and stirred, then warmed to room temperature and allowed to stand at room temperature. Then, the obtained reaction mixture was filtered, the obtained filtrate was concentrated, hexane and water were added and stirred, and liquid separation was performed. Saturated saline was added to the obtained oil layer and the mixture was stirred and separated again. Magnesium sulfate was added to the obtained oil layer, stirred and filtered, and the obtained filtrate was concentrated to obtain 30.2 g of Compound 4.

<合成例5:化合物5の合成> <Synthesis Example 5: Synthesis of Compound 5>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内をアルゴンガス気流下とし、化合物4(27.7g)およびトリフルオロ酢酸(36ml)を加えた。得られた溶液に対して、トリメチルシラン(8.4ml)およびヘキサン(25ml)の混合溶液を30分間かけて滴下し、室温にて一晩撹拌した。その後、得られた反応溶液を10℃に冷却し、ヘキサンと蒸留水を加え、1時間撹拌した後、分液を行った。その後、水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に飽和食塩水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に硫酸マグネシウムを加え撹拌し、ろ過し、得られたろ液を濃縮した。その後、ヘキサンおよびジクロロメタンの混合溶媒を展開溶媒としてシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、濃縮することで溶媒を除去した。その後、得られた残渣メタノールで洗浄することにより、目的とする化合物5を12.1g得た。   The reaction vessel was placed under an argon gas stream, and compound 4 (27.7 g) and trifluoroacetic acid (36 ml) were added. To the resulting solution, a mixed solution of trimethylsilane (8.4 ml) and hexane (25 ml) was added dropwise over 30 minutes and stirred overnight at room temperature. Thereafter, the obtained reaction solution was cooled to 10 ° C., hexane and distilled water were added, and the mixture was stirred for 1 hour, followed by liquid separation. Then, water was added and stirred, and liquid separation was performed again. Saturated saline was added to the obtained oil layer and the mixture was stirred and separated again. Magnesium sulfate was added to the obtained oil layer, stirred and filtered, and the obtained filtrate was concentrated. Thereafter, the mixture was purified by silica gel column chromatography using a mixed solvent of hexane and dichloromethane as a developing solvent, and concentrated to remove the solvent. Then, 12.1g of target compounds 5 were obtained by wash | cleaning with the obtained residual methanol.

<合成例6:化合物6の合成> <Synthesis Example 6: Synthesis of Compound 6>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内をアルゴンガス気流下とし、化合物5(12.0g)、ジメチルスルホキシド(60ml)、水(2ml)および水酸化カリウム(4.85g)を加えた。得られた溶液にヨウ化メチル(4.1ml)を滴下し、室温にて一晩撹拌した。その後、得られた反応溶液に対して、室温においてヘキサンおよび蒸留水を加え、1時間撹拌した後、分液を行った。その後、得られた油層に水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に飽和食塩水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に硫酸マグネシウムを加え撹拌し、ろ過し、得られたろ液を濃縮した。その後、得られた残渣をメタノールおよび酢酸ブチルを用いて再結晶することにより、目的とする化合物6を4.3g得た。   The reaction vessel was placed in an argon gas stream, and compound 5 (12.0 g), dimethyl sulfoxide (60 ml), water (2 ml) and potassium hydroxide (4.85 g) were added. Methyl iodide (4.1 ml) was added dropwise to the resulting solution and stirred overnight at room temperature. Thereafter, hexane and distilled water were added to the obtained reaction solution at room temperature, and the mixture was stirred for 1 hour, followed by liquid separation. Then, water was added to the obtained oil layer and stirred, and liquid separation was performed again. Saturated saline was added to the obtained oil layer and the mixture was stirred and separated again. Magnesium sulfate was added to the obtained oil layer, stirred and filtered, and the obtained filtrate was concentrated. Then, 4.3 g of the target compound 6 was obtained by recrystallizing the obtained residue using methanol and butyl acetate.

<合成例7:化合物7の合成> <Synthesis Example 7: Synthesis of Compound 7>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内をアルゴンガス雰囲気とし、化合物6(4.2g)、ビス(ピナコラート)ジボロン(4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ−1,3,2−ジオキサボロラン)(4.0g)、1,4−ジオキサン(45ml)、酢酸カリウム(4.2g)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(dppf、59mg)および1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体(PdCl(dppf)・CHCl、88mg)を加え、100℃で20時間撹拌した。その後、得られた反応液を室温まで冷却した後、セライトおよびシリカゲルを敷き詰めたろ過器でろ過し、得られたろ液を濃縮してジオキサンを除去した。その後、ヘキサンを加えて調製した溶液に、活性炭を加え、ヘキサンが還流する温度にて1時間撹拌した。得られた反応液を室温まで冷却後、セライトを敷き詰めたろ過器でろ過し、得られたろ液を濃縮してヘキサンを除去した。その後、得られた残渣をトルエンおよびメタノールを用いて再結晶することにより、目的とする化合物7を3.9g得た。 The reaction vessel was filled with an argon gas atmosphere, and compound 6 (4.2 g), bis (pinacolato) diboron (4,4,4 ′, 4 ′, 5,5,5 ′, 5′-octamethyl-2,2′- Bi-1,3,2-dioxaborolane) (4.0 g), 1,4-dioxane (45 ml), potassium acetate (4.2 g), 1,1′-bis (diphenylphosphino) ferrocene (dppf, 59 mg) Then, 1,1′-bis (diphenylphosphino) ferrocenedichloropalladium (II) methylene chloride complex (PdCl 2 (dppf) · CH 2 Cl 2 , 88 mg) was added, and the mixture was stirred at 100 ° C. for 20 hours. Then, after cooling the obtained reaction liquid to room temperature, it filtered with the filter which spread celite and the silica gel, and the obtained filtrate was concentrated and the dioxane was removed. Thereafter, activated carbon was added to the solution prepared by adding hexane, and the mixture was stirred at a temperature at which hexane was refluxed for 1 hour. The obtained reaction solution was cooled to room temperature, filtered through a filter packed with celite, and the obtained filtrate was concentrated to remove hexane. Then, 3.9g of target compounds 7 were obtained by recrystallizing the obtained residue using toluene and methanol.

<合成例8:化合物8の合成> <Synthesis Example 8: Synthesis of Compound 8>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内をアルゴンガス雰囲気とし、3−n−ヘキシルブロモベンゼン(111.1g)およびテトラヒドロフランを加え、均一溶液を調製し、−75℃まで冷却した。得られた溶液に2.5Mのn−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(1−ブロモ−3,5−ジ−n−ヘキシルベンゼンに対して1モル当量)(176ml)を−75℃で1.5時間かけて滴下し、得られた溶液をさらに−70℃で1.5時間撹拌した。その後、2,7−ジブロモフルオレノン(142g)およびテトラヒドロフランからなる溶液を−75℃で1時間かけて滴下し、得られた反応溶液を室温まで昇温させた後、4時間撹拌した。その後、得られた溶液を0℃まで冷却し、アセトンおよび2mol%塩酸水をゆっくり加え撹拌した後、室温まで昇温し、室温にて静置した。その後、得られた反応液をろ過し、ろ液を濃縮し、ヘキサンおよび水を加え撹拌し、分液を行った。得られた油層に飽和食塩水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に硫酸マグネシウムを加え撹拌し、ろ過し、得られたろ液を濃縮した。その後、ヘキサンおよびジクロロメタンの混合溶媒を展開溶媒としてシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、化合物8を162g得た。   The reaction vessel was filled with an argon gas atmosphere, and 3-n-hexyl bromobenzene (111.1 g) and tetrahydrofuran were added to prepare a homogeneous solution and cooled to -75 ° C. To the resulting solution was added 2.5M n-butyllithium / hexane solution (1 molar equivalent to 1-bromo-3,5-di-n-hexylbenzene) (176 ml) at -75 ° C for 1.5 hours. The resulting solution was further stirred at -70 ° C for 1.5 hours. Thereafter, a solution consisting of 2,7-dibromofluorenone (142 g) and tetrahydrofuran was added dropwise at −75 ° C. over 1 hour, and the resulting reaction solution was warmed to room temperature and stirred for 4 hours. Thereafter, the resulting solution was cooled to 0 ° C., slowly added with acetone and 2 mol% aqueous hydrochloric acid and stirred, then warmed to room temperature and allowed to stand at room temperature. Then, the obtained reaction liquid was filtered, the filtrate was concentrated, hexane and water were added and stirred, and liquid separation was performed. Saturated saline was added to the obtained oil layer and the mixture was stirred and separated again. Magnesium sulfate was added to the obtained oil layer, stirred and filtered, and the obtained filtrate was concentrated. Thereafter, the mixture was purified by silica gel column chromatography using a mixed solvent of hexane and dichloromethane as a developing solvent to obtain 162 g of Compound 8.

<合成例9:化合物9の合成> <Synthesis Example 9: Synthesis of Compound 9>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内をアルゴンガス気流下とし、化合物8(162g)およびトリフルオロ酢酸(245ml)を加えた。得られた溶液にトリメチルシラン(115ml)を30分間かけて滴下し、室温にて一晩撹拌した。その後、得られた反応溶液を10℃に冷却し、ヘキサンおよび蒸留水を加え、1時間撹拌した後、分液を行った。その後、得られた油層に水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に飽和食塩水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に硫酸マグネシウムを加え撹拌し、ろ過し、得られたろ液を濃縮した。その後、ヘキサンおよびジクロロメタンの混合溶媒を展開溶媒としてシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、濃縮して溶媒を除去した。得られた残渣をメタノールで洗浄することにより、目的とする化合物9を138g得た。   The inside of the reaction vessel was under an argon gas stream, and Compound 8 (162 g) and trifluoroacetic acid (245 ml) were added. Trimethylsilane (115 ml) was added dropwise to the resulting solution over 30 minutes and stirred overnight at room temperature. Thereafter, the obtained reaction solution was cooled to 10 ° C., hexane and distilled water were added, and the mixture was stirred for 1 hour, followed by liquid separation. Then, water was added to the obtained oil layer and stirred, and liquid separation was performed again. Saturated saline was added to the obtained oil layer and the mixture was stirred and separated again. Magnesium sulfate was added to the obtained oil layer, stirred and filtered, and the obtained filtrate was concentrated. Thereafter, the mixture was purified by silica gel column chromatography using a mixed solvent of hexane and dichloromethane as a developing solvent, and concentrated to remove the solvent. The obtained residue was washed with methanol to obtain 138 g of the intended compound 9.

<合成例10:化合物10の合成> <Synthesis Example 10: Synthesis of Compound 10>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内をアルゴンガス気流下とし、化合物9(138g)、1−ブロモオクタン(75.4ml)、メチルトリオクチルアンモニウムクロライド(商品名:Aliquat(登録商標)336、アルドリッチ社製)(1.2g)および40%水酸化カリウム(60ml)を加え、85℃にて一晩撹拌した。その後、得られた反応溶液を室温まで冷却し、ジクロロメタンおよび蒸留水を加え、1時間撹拌した後、分液を行った。その後、得られた油層に水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に飽和食塩水を加え撹拌し、再度分液を行った。得られた油層に硫酸マグネシウムを加え撹拌し、ろ過し、得られたろ液を濃縮した。その後、ヘキサンおよびジクロロメタンの混合溶媒を展開溶媒としてシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、濃縮して溶媒を除去した。その後、得られた残渣に対して、メタノールおよびジクロロメタンを用いた再沈殿を行うことにより、目的とする化合物10を145g得た。   The inside of the reaction vessel was placed in an argon gas stream, and compound 9 (138 g), 1-bromooctane (75.4 ml), methyltrioctylammonium chloride (trade name: Aliquat® 336, manufactured by Aldrich) (1.2 g) ) And 40% potassium hydroxide (60 ml) were added and stirred at 85 ° C. overnight. Then, the obtained reaction solution was cooled to room temperature, dichloromethane and distilled water were added, and after stirring for 1 hour, liquid separation was performed. Then, water was added to the obtained oil layer and stirred, and liquid separation was performed again. Saturated saline was added to the obtained oil layer and the mixture was stirred and separated again. Magnesium sulfate was added to the obtained oil layer, stirred and filtered, and the obtained filtrate was concentrated. Thereafter, the mixture was purified by silica gel column chromatography using a mixed solvent of hexane and dichloromethane as a developing solvent, and concentrated to remove the solvent. Then, 145g of the target compounds 10 were obtained by performing reprecipitation using methanol and a dichloromethane with respect to the obtained residue.

<合成例11:化合物11の合成> <Synthesis Example 11: Synthesis of Compound 11>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内を窒素ガス雰囲気とした後、1,5−ナフチルビス(トリフルオロメタンスルフォネート)(化合物4、25.0g)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメチレン付加体(0.24g)およびtert−ブチルメチルエーテル(410ml)を混合し、次いで、10℃以下で2−エチルヘキシルマグネシウムブロマイド(1mol/Lジエチルエーテル溶液)(173ml)を滴下し、室温にて4時間攪拌した。その後、水(500ml)と2N塩酸(100ml)の混合液に対して、上記で得られた反応液を全量注加し、酢酸エチルにより抽出し、塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、有機層を硫酸マグネシウで乾燥後、減圧下において溶媒を留去した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン)にて精製し、化合物11を淡黄色油状物として21.3g得た。   After making the inside of the reaction vessel a nitrogen gas atmosphere, 1,5-naphthylbis (trifluoromethanesulfonate) (compound 4, 25.0 g), [1,1′-bis (diphenylphosphino) ferrocene] dichloropalladium (II ) Dichloromethylene adduct (0.24 g) and tert-butyl methyl ether (410 ml) were mixed, and then 2-ethylhexylmagnesium bromide (1 mol / L diethyl ether solution) (173 ml) was added dropwise at 10 ° C. or lower at room temperature. For 4 hours. Thereafter, the entire amount of the reaction solution obtained above was poured into a mixture of water (500 ml) and 2N hydrochloric acid (100 ml), extracted with ethyl acetate, washed with an aqueous sodium chloride solution, and the organic layer was washed with magnesium sulfate. After drying, the solvent was distilled off under reduced pressure. The obtained residue was purified by silica gel column chromatography (developing solvent: hexane) to obtain 21.3 g of Compound 11 as a pale yellow oil.

MS(ESI、positive):[M]353
H−NMR(300MHz、CDCl):δ(ppm)=0.75−1.00(12H,m),1.10−1.50(16H,m),1.69−1.85(2H,m),2.90−3.05(4H,m),7.24−7.38(3H,m),7.35−7.44(3H,m),7.90−7.95(3H,m).
MS (ESI, positive): [M + ] 353
1 H-NMR (300 MHz, CDCl 3 ): δ (ppm) = 0.75-1.00 (12H, m), 1.10-1.50 (16H, m), 1.69-1.85 ( 2H, m), 2.90-3.05 (4H, m), 7.24-7.38 (3H, m), 7.35-7.44 (3H, m), 7.90-7. 95 (3H, m).

<合成例12:化合物12の合成> <Synthesis Example 12: Synthesis of Compound 12>

Figure 2014001328
Figure 2014001328

反応容器内を窒素ガス雰囲気とした後、化合物11(21.3g)、ビス(ピナコラート)ジボロン(4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ−1,3,2−ジオキサボロラン)(46.0g)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ジ−μ−メトキシジイリジウム(I)(0.24g)(アルドリッチ社製。合成方法は、例えば、Journal of Molecular Catalysis A:Chemical 187 (2002) 169に記載されている。)、4,4’−ジtert−ブチル−2,2’−ジピリジル(0.19g)およびジオキサン(140ml)を混合し、100℃で3時間攪拌した。その後、室温まで冷却し、ジオキサンを減圧下において留去し、得られた残留物にメタノール(200ml)を加えることで析出した固体をろ取し、乾燥させた。得られた固体をトルエン(250ml)に溶解させ、活性白土(20g)を加え、60℃で30分撹拌後、シリカゲルをプレコートした濾過機にて熱時ろ過し、得られたろ液を減圧下で濃縮した。得られた残渣にメタノール(250ml)を加えることで析出した固体をろ取し、乾燥して、化合物12を白色粉末固体として28.0g得た。   The reaction vessel was filled with a nitrogen gas atmosphere, and then compound 11 (21.3 g), bis (pinacolato) diboron (4,4,4 ′, 4 ′, 5,5,5 ′, 5′-octamethyl-2,2 '-Bi-1,3,2-dioxaborolane) (46.0 g), bis (1,5-cyclooctadiene) di-μ-methoxydiiridium (I) (0.24 g) (manufactured by Aldrich, synthesis method). Are described, for example, in Journal of Molecular Catalysis A: Chemical 187 (2002) 169), 4,4′-ditert-butyl-2,2′-dipyridyl (0.19 g) and dioxane (140 ml). Were mixed and stirred at 100 ° C. for 3 hours. Then, it cooled to room temperature, the dioxane was distilled off under reduced pressure, the solid which precipitated by adding methanol (200 ml) to the obtained residue was filtered and dried. The obtained solid was dissolved in toluene (250 ml), activated clay (20 g) was added, and the mixture was stirred at 60 ° C. for 30 minutes, followed by hot filtration with a filter pre-coated with silica gel. The obtained filtrate was reduced under reduced pressure. Concentrated. Methanol (250 ml) was added to the resulting residue, and the precipitated solid was collected by filtration and dried to obtain 28.0 g of Compound 12 as a white powder solid.

LC−MS(ESI、positive):[M]605
H−NMR(300MHz、CDCl):δ(ppm)=0.85−0.95(12H,m), 1.24−1.50(16H,m),1.66−1.85(2H,m),2.90−3.18(4H,m),7.60(2H,s),8.47(2H,s).
LC-MS (ESI, positive): [M + ] 605
1 H-NMR (300 MHz, CDCl 3 ): δ (ppm) = 0.85-0.95 (12H, m), 1.24-1.50 (16H, m), 1.6-1.85 ( 2H, m), 2.90-3.18 (4H, m), 7.60 (2H, s), 8.47 (2H, s).

<実施例1:高分子化合物1の合成> <Example 1: Synthesis of polymer compound 1>

反応容器内の気体を不活性ガス雰囲気とした後、化合物12(1.1969g、2.00mmol)、化合物10(1.0808g、1.80mmol)、化合物3(0.1894g、0.20mmol)、ジクロロビス(オルトメトキシフェニルホスフィン)パラジウム(1.8mg)およびトルエン(50mL)を混合し、105℃に加熱した。
得られた反応液に、20重量%水酸化テトラエチルアンモニウム水溶液(7mL)を滴下し、4.5時間還流させた。その後、そこに、フェニルボロン酸(24.4mg)およびジクロロビス(オルトメトキシフェニルホスフィン)パラジウム(1.8mg)を加え、17時間還流させた。その後、そこに、ジエチルジチアカルバミン酸ナトリウム水溶液を加え、80℃で2時間撹拌した。得られた混合物を冷却後、水で2回、3重量%酢酸水溶液で2回、水で2回洗浄し、得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈澱が生じた。この沈澱をろ取することで沈殿物を得た。
得られた沈殿物をトルエンに溶解させ、アルミナカラム、シリカゲルカラムを順番に通すことにより精製した。得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈殿が生じた。この沈殿をろ取し、乾燥させることにより、高分子化合物1を1.26g得た。高分子化合物1のポリスチレン換算の数平均分子量は9.1×10であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量は2.5×10であった。
After making the gas in the reaction vessel an inert gas atmosphere, Compound 12 (1.1969 g, 2.00 mmol), Compound 10 (1.0808 g, 1.80 mmol), Compound 3 (0.1894 g, 0.20 mmol), Dichlorobis (orthomethoxyphenylphosphine) palladium (1.8 mg) and toluene (50 mL) were mixed and heated to 105 ° C.
A 20 wt% tetraethylammonium hydroxide aqueous solution (7 mL) was added dropwise to the resulting reaction solution and refluxed for 4.5 hours. Thereafter, phenylboronic acid (24.4 mg) and dichlorobis (orthomethoxyphenylphosphine) palladium (1.8 mg) were added thereto, and the mixture was refluxed for 17 hours. Thereafter, a sodium diethyldithiacarbamate aqueous solution was added thereto, followed by stirring at 80 ° C. for 2 hours. The obtained mixture was cooled, then washed twice with water, twice with a 3% by weight aqueous acetic acid solution and twice with water, and the resulting solution was added dropwise to methanol, resulting in precipitation. The precipitate was collected by filtration to obtain a precipitate.
The obtained precipitate was dissolved in toluene and purified by passing through an alumina column and a silica gel column in this order. When the obtained solution was added dropwise to methanol, precipitation occurred. The precipitate was collected by filtration and dried to obtain 1.26 g of polymer compound 1. The number average molecular weight of polystyrene conversion of the high molecular compound 1 was 9.1 * 10 < 4 >, and the weight average molecular weight of polystyrene conversion was 2.5 * 10 < 5 >.

高分子化合物1は、仕込み原料から求めた理論値では、下記式(J1):   The polymer compound 1 has the following formula (J1) as a theoretical value obtained from the charged raw materials:

Figure 2014001328
で示される構成単位と、下記式(J2):
Figure 2014001328
And the following formula (J2):

Figure 2014001328
で示される構成単位と、下記式(J3):
Figure 2014001328
And the following formula (J3):

Figure 2014001328
で示される構成単位とが、50:45:5のモル比で構成されてなる共重合体である。
Figure 2014001328
Is a copolymer having a molar ratio of 50: 45: 5.

<実施例2:高分子化合物2の合成> <Example 2: Synthesis of polymer compound 2>

反応容器内の気体を不活性ガス雰囲気とした後、化合物7(1.340g、2.00mmol)、化合物10(1.0808g、1.80mmol)、化合物3(0.1894g、0.2mmol)、ジクロロビス(オルトメトキシフェニルホスフィン)パラジウム(1.8mg)およびトルエン(50mL)を混合し、105℃に加熱した。
得られた反応液に、20重量%水酸化テトラエチルアンモニウム水溶液(7mL)を滴下し、3時間還流させた。その後、そこに、フェニルボロン酸(24.4mg)およびジクロロビス(オルトメトキシフェニルホスフィン)パラジウム(1.8mg)を加え、16時間還流させた。その後、そこに、ジエチルジチアカルバミン酸ナトリウム水溶液を加え、80℃で2時間撹拌した。得られた混合物を冷却後、水で2回、3重量%酢酸水溶液で2回、水で2回洗浄し、得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈澱が生じた。この沈澱をろ取することで沈殿物を得た。
得られた沈殿物をトルエンに溶解させ、アルミナカラム、シリカゲルカラムを順番に通すことにより精製した。得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈殿が生じた。この沈殿をろ取し、乾燥させることにより、高分子化合物2を1.12g得た。高分子化合物2のポリスチレン換算の数平均分子量は1.0×10であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量は2.5×10であった。
After making the gas in the reaction vessel an inert gas atmosphere, Compound 7 (1.340 g, 2.00 mmol), Compound 10 (1.0808 g, 1.80 mmol), Compound 3 (0.1894 g, 0.2 mmol), Dichlorobis (orthomethoxyphenylphosphine) palladium (1.8 mg) and toluene (50 mL) were mixed and heated to 105 ° C.
A 20 wt% tetraethylammonium hydroxide aqueous solution (7 mL) was added dropwise to the resulting reaction solution, and the mixture was refluxed for 3 hours. Thereafter, phenylboronic acid (24.4 mg) and dichlorobis (orthomethoxyphenylphosphine) palladium (1.8 mg) were added thereto and refluxed for 16 hours. Thereafter, a sodium diethyldithiacarbamate aqueous solution was added thereto, followed by stirring at 80 ° C. for 2 hours. The obtained mixture was cooled, then washed twice with water, twice with a 3% by weight aqueous acetic acid solution and twice with water, and the resulting solution was added dropwise to methanol, resulting in precipitation. The precipitate was collected by filtration to obtain a precipitate.
The obtained precipitate was dissolved in toluene and purified by passing through an alumina column and a silica gel column in this order. When the obtained solution was added dropwise to methanol, precipitation occurred. The precipitate was collected by filtration and dried to obtain 1.12 g of polymer compound 2. The number average molecular weight in terms of polystyrene of the polymer compound 2 was 1.0 × 10 5 , and the weight average molecular weight in terms of polystyrene was 2.5 × 10 5 .

高分子化合物2は、仕込み原料から求めた理論値では、下記式(J4):   The polymer compound 2 is represented by the following formula (J4) in terms of theoretical values obtained from the charged raw materials:

Figure 2014001328
で示される構成単位と、下記式(J2):
Figure 2014001328
And the following formula (J2):

Figure 2014001328
で示される構成単位と、下記式(J3):
Figure 2014001328
And the following formula (J3):

Figure 2014001328
で示される構成単位とが、50:45:5のモル比で構成されてなる共重合体である。
Figure 2014001328
Is a copolymer having a molar ratio of 50: 45: 5.

<合成例13:高分子化合物3の合成> <Synthesis Example 13: Synthesis of Polymer Compound 3>

反応容器の気体を不活性ガス雰囲気とした後、下記式:   After making the gas in the reaction vessel an inert gas atmosphere, the following formula:

Figure 2014001328
で示される化合物I3(1.8469g、2.00mmol)、下記式:
Figure 2014001328
Compound I3 (1.8469 g, 2.00 mmol) represented by the following formula:

Figure 2014001328
で示される化合物T1(0.6430g、2.00mmol)、ジクロロビストリフェニルホスフィンパラジウム(1.4mg)およびトルエン(50mL)を混合し、105℃に加熱した。
Figure 2014001328
Embedded image Compound T1 (0.6430 g, 2.00 mmol), dichlorobistriphenylphosphine palladium (1.4 mg) and toluene (50 mL) were mixed and heated to 105 ° C.

得られた反応液に、20重量%水酸化テトラエチルアンモニウム水溶液(7mL)を滴下し、3時間還流させた。その後、そこに、フェニルボロン酸(24.4mg)およびジクロロビストリフェニルホスフィンパラジウム(1.4mg)を加え、3時間還流させた。その後、そこに、ジエチルジチアカルバミン酸ナトリウム水溶液を加え、80℃で16時間撹拌した。得られた混合物を冷却後、水で2回、3重量%酢酸水溶液で2回、水で2回洗浄し、得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈澱が生じた。この沈澱をろ取することで沈殿物を得た。
得られた沈殿物をトルエンに溶解させ、アルミナカラム、シリカゲルカラムを順番に通すことにより精製した。得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈殿が生じた。得られた沈殿をろ取し、乾燥させることにより、高分子化合物3を1.227g得た。高分子化合物3のポリスチレン換算の数平均分子量は1.1×105であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量は2.6×106であった。
A 20 wt% tetraethylammonium hydroxide aqueous solution (7 mL) was added dropwise to the resulting reaction solution, and the mixture was refluxed for 3 hours. Thereafter, phenylboronic acid (24.4 mg) and dichlorobistriphenylphosphine palladium (1.4 mg) were added thereto and refluxed for 3 hours. Thereafter, a sodium diethyldithiacarbamate aqueous solution was added thereto, followed by stirring at 80 ° C. for 16 hours. The obtained mixture was cooled, then washed twice with water, twice with a 3% by weight aqueous acetic acid solution and twice with water, and the resulting solution was added dropwise to methanol, resulting in precipitation. The precipitate was collected by filtration to obtain a precipitate.
The obtained precipitate was dissolved in toluene and purified by passing through an alumina column and a silica gel column in this order. When the obtained solution was added dropwise to methanol, precipitation occurred. The obtained precipitate was collected by filtration and dried to obtain 1.227 g of polymer compound 3. The polymer compound 3 had a polystyrene-equivalent number average molecular weight of 1.1 × 10 5 and a polystyrene-equivalent weight average molecular weight of 2.6 × 10 6 .

高分子化合物3は、仕込み原料から求めた理論値では、下記式(J7):   The polymer compound 3 is represented by the following formula (J7) in terms of theoretical values determined from the charged raw materials:

Figure 2014001328
で示される構成単位と、下記式(J8):
Figure 2014001328
And the following formula (J8):

Figure 2014001328
で示される構成単位とが、50:50のモル比で構成されてなる交互共重合体である。
Figure 2014001328
Is an alternating copolymer formed by a molar ratio of 50:50.

<合成例14:高分子化合物4の合成> <Synthesis Example 14: Synthesis of Polymer Compound 4>

反応容器内の気体を不活性ガス雰囲気とした後、下記式:   After making the gas in the reaction vessel an inert gas atmosphere, the following formula:

Figure 2014001328
で示される化合物I1(1.549g、1.70mmol)、下記式:
Figure 2014001328
Compound I1 (1.549 g, 1.70 mmol) represented by the following formula:

Figure 2014001328
で示される化合物I2(0.158g、0.30mmol)、化合物I3(1.814g、2.00mmol)、ジクロロビス(オルトメトキシフェニルホスフィン)パラジウム(1.8mg)およびトルエン(40mL)を混合し、105℃に加熱した。
得られた反応液に、20重量%水酸化テトラエチルアンモニウム水溶液(7mL)を滴下し、3時間還流させた。その後、そこに、フェニルボロン酸(24.4mg)およびジクロロビス(オルトメトキシフェニルホスフィン)パラジウム(1.8mg)を加え、3時間還流させた。その後、そこに、ジエチルジチアカルバミン酸ナトリウム水溶液を加え、80℃で2時間撹拌した。得られた混合物を冷却後、水で2回、3重量%酢酸水溶液で2回、水で2回洗浄し、得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈澱が生じた。この沈澱をろ取することで沈殿物を得た。
得られた沈殿物をトルエンに溶解させ、アルミナカラム、シリカゲルカラムを順番に通すことにより精製した。得られた溶液をメタノールに滴下したところ、沈殿が生じた。この沈殿をろ取し、乾燥させることにより、高分子化合物4を2.2g得た。高分子化合物2のポリスチレン換算の数平均分子量は5.4×10であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量は3.1×10であった。
Figure 2014001328
Compound I2 (0.158 g, 0.30 mmol), Compound I3 (1.814 g, 2.00 mmol), dichlorobis (orthomethoxyphenylphosphine) palladium (1.8 mg) and toluene (40 mL) represented by Heated to ° C.
A 20 wt% tetraethylammonium hydroxide aqueous solution (7 mL) was added dropwise to the resulting reaction solution, and the mixture was refluxed for 3 hours. Thereafter, phenylboronic acid (24.4 mg) and dichlorobis (orthomethoxyphenylphosphine) palladium (1.8 mg) were added thereto and refluxed for 3 hours. Thereafter, a sodium diethyldithiacarbamate aqueous solution was added thereto, followed by stirring at 80 ° C. for 2 hours. The obtained mixture was cooled, then washed twice with water, twice with a 3% by weight aqueous acetic acid solution and twice with water, and the resulting solution was added dropwise to methanol, resulting in precipitation. The precipitate was collected by filtration to obtain a precipitate.
The obtained precipitate was dissolved in toluene and purified by passing through an alumina column and a silica gel column in this order. When the obtained solution was added dropwise to methanol, precipitation occurred. The precipitate was collected by filtration and dried to obtain 2.2 g of polymer compound 4. The polymer compound 2 had a polystyrene-equivalent number average molecular weight of 5.4 × 10 4 and a polystyrene-equivalent weight average molecular weight of 3.1 × 10 5 .

高分子化合物4は、仕込み原料から求めた理論値では、下記式(J5):   The polymer compound 4 has the following formula (J5) as a theoretical value obtained from the charged raw materials:

Figure 2014001328
で示される構成単位と、下記式(J6):
Figure 2014001328
And the following formula (J6):

Figure 2014001328
で示される構成単位と、下記式(J7):
Figure 2014001328
And the following formula (J7):

Figure 2014001328
で示される構成単位とが、42.5:7.5:50のモル比で構成されてなる共重合体である。
Figure 2014001328
Is a copolymer composed of a molar ratio of 42.5: 7.5: 50.

<実施例D1:発光素子D1の作製と評価>
スパッタ法により45nmの厚さでITO膜を付けたガラス基板に、正孔注入剤であるPlexcore AQ−1200(プレクトロニクス社製)を用いてスピンコートにより、正孔注入層を35nmの厚さで成膜し、大気雰囲気中において、ホットプレート上で170℃、15分間加熱して乾燥させた。
次に、高分子化合物4をキシレン(溶媒)に溶解させ、0.7質量%のキシレン溶液を調製した。このキシレン溶液を用いて、正孔注入層上にスピンコートすることにより、正孔輸送層を20nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気中において、ホットプレート上で180℃、60分間加熱した。
次に、高分子化合物1をクロロベンゼン(溶媒)に溶解させ、0.9質量%のクロロベンゼン溶液Aを調整した。このクロロベンゼン溶液Aを用いて、正孔輸送層上にスピンコートすることにより、発光層を60nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気中において、ホットプレート上で150℃、10分加熱した。
次に、発光層上に、陰極としてフッ化ナトリウムを5nm、次いでアルミニウムを120nm蒸着して、発光素子D1を作製した。なお、真空度が、1×10−4Pa以下に到達した後に金属の蒸着を開始した。
上記で得られた発光素子D1に電圧を印加したところ、この素子から455nmにピークを有するEL発光が得られ、最大発光効率は7.6cd/Aであった。発光素子D1に対して、初期輝度が5000cd/mとなるように電流値を設定後、定電流で駆動させ、輝度の時間変化を測定した。その結果、輝度は84時間後に半減した。結果を表1に示す。
<Example D1: Production and evaluation of light-emitting element D1>
A hole injection layer with a thickness of 35 nm is formed on a glass substrate with an ITO film having a thickness of 45 nm by sputtering using spin coating using Plexcore AQ-1200 (manufactured by Plextronics), which is a hole injection agent. A film was formed and dried by heating at 170 ° C. for 15 minutes on a hot plate in an air atmosphere.
Next, the polymer compound 4 was dissolved in xylene (solvent) to prepare a 0.7% by mass xylene solution. By spin coating on the hole injection layer using this xylene solution, a hole transport layer was formed to a thickness of 20 nm and heated on a hot plate at 180 ° C. for 60 minutes in a nitrogen gas atmosphere. .
Next, the high molecular compound 1 was dissolved in chlorobenzene (solvent), and 0.9 mass% chlorobenzene solution A was prepared. Using this chlorobenzene solution A, a light emitting layer was formed to a thickness of 60 nm by spin coating on the hole transport layer, and heated at 150 ° C. for 10 minutes on a hot plate in a nitrogen gas atmosphere.
Next, 5 nm of sodium fluoride and then 120 nm of aluminum were vapor-deposited as a cathode on the light emitting layer, and the light emitting element D1 was produced. In addition, after the degree of vacuum reached 1 × 10 −4 Pa or less, metal deposition was started.
When voltage was applied to the light-emitting element D1 obtained above, EL light emission having a peak at 455 nm was obtained from this element, and the maximum light-emitting efficiency was 7.6 cd / A. The current value was set so that the initial luminance of the light emitting element D1 was 5000 cd / m 2 , the device was then driven at a constant current, and the change in luminance with time was measured. As a result, the luminance was reduced by half after 84 hours. The results are shown in Table 1.

<実施例D2:発光素子D2の作製と評価>
高分子化合物3をクロロベンゼン(溶媒)に溶解させ、0.9質量%のクロロベンゼン溶液Bを調整した。次に、実施例D1で使用したクロロベンゼン溶液Aと、クロロベンゼン溶液Bを、高分子化合物1と高分子化合物3との固形分比が90:10となるように混合し、クロロベンゼン溶液Cを調整した。
実施例D1におけるクロロベンゼン溶液Aに代えて、このクロロベンゼン溶液Cを用いたこと以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D2を作製した。
上記で得られた発光素子D2に電圧を印加したところ、この素子から455nmにピークを有するEL発光が得られ、最大発光効率は8.6cd/Aであった。発光素子D2に対して、初期輝度が5000cd/mとなるように電流値を設定後、定電流で駆動させ、輝度の時間変化を測定した。その結果、輝度は207時間後に半減した。結果を表1に示す。
<Example D2: Production and Evaluation of Light-Emitting Element D2>
Polymer compound 3 was dissolved in chlorobenzene (solvent) to prepare 0.9 mass% chlorobenzene solution B. Next, the chlorobenzene solution A used in Example D1 and the chlorobenzene solution B were mixed so that the solid content ratio of the polymer compound 1 and the polymer compound 3 was 90:10 to prepare the chlorobenzene solution C. .
A light emitting device D2 was produced in the same manner as in Example D1, except that this chlorobenzene solution C was used instead of the chlorobenzene solution A in Example D1.
When voltage was applied to the light-emitting element D2 obtained above, EL light emission having a peak at 455 nm was obtained from this element, and the maximum light-emitting efficiency was 8.6 cd / A. The current value was set so that the initial luminance of the light-emitting element D2 was 5000 cd / m 2 , the device was then driven at a constant current, and the change in luminance with time was measured. As a result, the luminance was reduced by half after 207 hours. The results are shown in Table 1.

<実施例D3:発光素子D3>
高分子化合物2をクロロベンゼン(溶媒)に溶解させ、0.9重量%のクロロベンゼン溶液Dを調整した。
実施例D1におけるクロロベンゼン溶液Aに代えて、このクロロベンゼン溶液Dを用いたこと以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D3を作製した。
上記で得られた発光素子D3に電圧を印加したところ、この素子から450nmにピークを有するEL発光が得られ、最大発光効率は6.7cd/Aであった。発光素子D3に対して、初期輝度が5000cd/mとなるように電流値を設定後、定電流で駆動させ、輝度の時間変化を測定した。その結果、輝度は48時間後に半減した。結果を表1に示す。
<Example D3: Light emitting element D3>
Polymer compound 2 was dissolved in chlorobenzene (solvent) to prepare 0.9 wt% chlorobenzene solution D.
A light emitting device D3 was produced in the same manner as in Example D1, except that this chlorobenzene solution D was used instead of the chlorobenzene solution A in Example D1.
When voltage was applied to the light-emitting element D3 obtained above, EL light emission having a peak at 450 nm was obtained from this element, and the maximum light-emitting efficiency was 6.7 cd / A. A current value was set so that the initial luminance of the light-emitting element D3 was 5000 cd / m 2 , the device was then driven at a constant current, and a change in luminance with time was measured. As a result, the luminance was reduced by half after 48 hours. The results are shown in Table 1.

<実施例D4:発光素子D4>
スパッタ法により45nmの厚さでITO膜を付けたガラス基板に、正孔注入剤であるPlexcore AQ−1200(プレクトロニクス社製)を用いてスピンコートにより、正孔注入層を65nmの厚さで成膜し、大気雰囲気中において、ホットプレート上で170℃、15分間加熱して乾燥させた。
次に、高分子化合物4をキシレン(溶媒)に溶解させ、0.7質量%のキシレン溶液を調製した。このキシレン溶液を用いて、正孔注入層上にスピンコートすることにより、正孔輸送層を20nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気中において、ホットプレート上で180℃、60分間加熱した。
次に、下記で示される発光材料P:
<Example D4: Light-emitting element D4>
A hole injection layer with a thickness of 65 nm is formed on a glass substrate with an ITO film having a thickness of 45 nm by sputtering using spin coating using Plexcore AQ-1200 (manufactured by Plextronics), which is a hole injection agent. A film was formed and dried by heating at 170 ° C. for 15 minutes on a hot plate in an air atmosphere.
Next, the polymer compound 4 was dissolved in xylene (solvent) to prepare a 0.7% by mass xylene solution. By spin coating on the hole injection layer using this xylene solution, a hole transport layer was formed to a thickness of 20 nm and heated on a hot plate at 180 ° C. for 60 minutes in a nitrogen gas atmosphere. .
Next, the light emitting material P shown below:

Figure 2014001328
をクロロベンゼンに溶解させ、0.9質量%のクロロベンゼン溶液Eを調製した。次に、実施例D3で使用したクロロベンゼン溶液Dと、このクロロベンゼン溶液Eを、高分子化合物2と発光材料Pとの固形分比が92.5:7.5となるように混合し、クロロベンゼン溶液Fを調整した。
このクロロベンゼン溶液Fを用いて、正孔輸送層上にスピンコートすることにより、発光層を80nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気中において、ホットプレート上で150℃、10分加熱した。
次に、発光層上に、陰極としてフッ化ナトリウムを5nm、次いでアルミニウムを120nm蒸着して、発光素子D4を作製した。なお、真空度が、1×10−4Pa以下に到達した後に金属の蒸着を開始した。
上記で得られた発光素子D4に電圧を印加したところ、この素子から625nmにピークを有するEL発光が得られ、最大発光効率は8.8cd/Aであった。発光素子D4に対して、初期輝度が10000cd/mとなるように電流値を設定後、定電流で駆動させ、輝度の時間変化を測定した。その結果、輝度は410時間後に半減した。結果を表1に示す。
Figure 2014001328
Was dissolved in chlorobenzene to prepare 0.9 mass% chlorobenzene solution E. Next, the chlorobenzene solution D used in Example D3 and the chlorobenzene solution E were mixed so that the solid content ratio of the polymer compound 2 and the luminescent material P was 92.5: 7.5, and the chlorobenzene solution F was adjusted.
Using this chlorobenzene solution F, a light emitting layer was formed to a thickness of 80 nm by spin coating on the hole transport layer, and heated at 150 ° C. for 10 minutes on a hot plate in a nitrogen gas atmosphere.
Next, 5 nm of sodium fluoride and then 120 nm of aluminum were vapor-deposited as a cathode on the light-emitting layer, thereby manufacturing a light-emitting element D4. In addition, after the degree of vacuum reached 1 × 10 −4 Pa or less, metal deposition was started.
When voltage was applied to the light-emitting element D4 obtained above, EL light emission having a peak at 625 nm was obtained from this element, and the maximum light-emitting efficiency was 8.8 cd / A. A current value was set so that the initial luminance of the light-emitting element D4 was 10,000 cd / m 2 , the device was then driven at a constant current, and a change in luminance with time was measured. As a result, the luminance was reduced by half after 410 hours. The results are shown in Table 1.

Figure 2014001328
Figure 2014001328

Claims (16)

下記式(1)で示される構成単位と、
下記式(2)で示される構成単位、下記式(3)で示される構成単位および下記式(4)で示される構成単位からなる群から選ばれる1種以上の構成単位と、を含む高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
およびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
ArとRAは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよく、ArとRBは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
Figure 2014001328
[式中、
aおよびbは、それぞれ独立に、0〜3の整数を示す。
およびRは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
10は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアルコキシ基を示す。
11は、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。]
Figure 2014001328
[式中、
cおよびdは、それぞれ独立に、0〜3の整数を示す。
12、R13、R14およびR15は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
16およびR17は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。R16が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。R17が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。
12とR14は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R13とR15は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R12とR13は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R14とR15は互いに連結して、それぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
Figure 2014001328
[式中、
18およびR19は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。但し、R18およびR19の少なくとも一方は、水素原子以外の基を示す。]
A structural unit represented by the following formula (1);
A polymer comprising a structural unit represented by the following formula (2), a structural unit represented by the following formula (3), and one or more structural units selected from the group consisting of the structural unit represented by the following formula (4): Compound.
Figure 2014001328
[Where:
Ar 1 and Ar 2 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
R A and R B each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, An unsubstituted or substituted aryloxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 7 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Ar 1 and R A may be connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which Ar 1 and R A are bonded, and Ar 2 and R B are connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which each is bonded. You may do it. ]
Figure 2014001328
[Where:
a and b each independently represent an integer of 0 to 3.
R 8 and R 9 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted 1 A valent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 8 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. When a plurality of R 9 are present, they may be the same or different, and may be bonded together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.
R 10 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, or an unsubstituted or substituted alkoxy group.
R 11 represents an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group. ]
Figure 2014001328
[Where:
c and d each independently represent an integer of 0 to 3.
R 12 , R 13 , R 14 and R 15 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryl An oxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 16 and R 17 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or an unsubstituted or substituted 1 A valent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 16 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. When a plurality of R 17 are present, they may be the same or different and may be bonded together to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded.
R 12 and R 14 may be connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded, and R 13 and R 15 are connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded. R 12 and R 13 may be connected to each other to form a ring structure with the carbon atoms to which they are bonded, and R 14 and R 15 are connected to each other to bond to each other. A ring structure may be formed together with the atoms. ]
Figure 2014001328
[Where
R 18 and R 19 each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, an unsubstituted or A substituted monovalent heterocyclic group is shown. However, at least one of R 18 and R 19 represents a group other than a hydrogen atom. ]
前記ArおよびArが、非置換もしくは置換のアリーレン基である、請求項1に記載の高分子化合物。 The polymer compound according to claim 1, wherein Ar 1 and Ar 2 are unsubstituted or substituted arylene groups. 前記RおよびRが、非置換もしくは置換のアリール基である、請求項1または2に記載の高分子化合物。 The polymer compound according to claim 1, wherein R A and R B are an unsubstituted or substituted aryl group. 更に、下記式(5)で示される構成単位を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
Arは、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
但し、式(5)で示される構成単位は、前記式(2)で示される構成単位、前記式(3)で示される構成単位および前記式(4)で示される構成単位とは異なる。]
Furthermore, the high molecular compound as described in any one of Claims 1-3 containing the structural unit shown by following formula (5).
Figure 2014001328
[Where:
Ar 3 represents an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
However, the structural unit represented by Formula (5) is different from the structural unit represented by Formula (2), the structural unit represented by Formula (3), and the structural unit represented by Formula (4). ]
前記式(5)で示される構成単位が、非置換もしくは置換のフルオレンジイル基である、請求項4に記載の高分子化合物。   The polymer compound according to claim 4, wherein the structural unit represented by the formula (5) is an unsubstituted or substituted fluorenediyl group. 更に、下記式(6)で示される構成単位を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
pは0〜3の整数を示す。qは0または1を示す。
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基、非置換もしくは置換の2価の複素環基、または、アリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一もしくは異なる2以上の基が連結した2価の基(当該2価の基は、置換基を有していてもよい)を示す。
25、R26およびR27は、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
Ar、Ar、ArおよびArはそれぞれ、当該基が結合している窒素原子に結合している当該基以外の基と互いに連結して環構造を形成していてもよい。
但し、式(6)で示される構成単位は、前記式(1)で示される構成単位とは異なる。]
Furthermore, the high molecular compound as described in any one of Claims 1-5 containing the structural unit shown by following formula (6).
Figure 2014001328
[Where:
p shows the integer of 0-3. q represents 0 or 1;
Ar 4 and Ar 6 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
Ar 5 and Ar 7 are each independently the same or selected from the group consisting of an unsubstituted or substituted arylene group, an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group, or an arylene group and a divalent heterocyclic group; A divalent group in which two or more different groups are linked (the divalent group may have a substituent).
R 25 , R 26 and R 27 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, or An unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
Ar 4 , Ar 5 , Ar 6 and Ar 7 may each be linked to a group other than the group bonded to the nitrogen atom to which the group is bonded to form a ring structure.
However, the structural unit represented by the formula (6) is different from the structural unit represented by the formula (1). ]
前記式(6)で示される構成単位が、下記式(7)で示される構成単位である、請求項6に記載の高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
28は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
Zは、単結合、酸素原子、硫黄原子または−C(R29−を示す。R29は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基を示す。2個存在するR29は、同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
The polymer compound according to claim 6, wherein the structural unit represented by the formula (6) is a structural unit represented by the following formula (7).
Figure 2014001328
[Where:
R 28 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Z represents a single bond, an oxygen atom, a sulfur atom or —C (R 29 ) 2 —. R 29 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, or an unsubstituted or substituted aryl group. Two R 29 may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. ]
前記式(1)で示される構成単位と、
下記式(8)で示される構成単位および/または下記式(8’)で示される構成単位と、を含む高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
naは0〜3の整数を示し、nbは0〜12の整数を示し、nAは0または1であり、nは1または2の整数を示す。
Ar8は、非置換もしくは置換の(2+n)価の芳香族複素環基または非置換もしくは置換の(2+n)価の複素環基を示す。
およびLは、それぞれ独立に、直接結合、非置換もしくは置換のアルキレン基または非置換もしくは置換のフェニレン基を示す。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
は、酸素原子または硫黄原子を示す。Lが複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
Xは、1価の架橋性基を示す。Xが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
但し、式(8)で示される構成単位は、前記式(2)で示される構成単位、前記式(3)で示される構成単位、前記式(4)で示される構成単位および前記式(5)で示される構成単位とは異なる。]
Figure 2014001328
[式中、
c’は0または1を示す。
Ar20およびAr40は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
Ar30は、非置換もしくは置換のアリーレン基、非置換もしくは置換の2価の複素環基、または、アリーレン基および2価の複素環基からなる群から選ばれる同一又は異なる2以上の基が連結した2価の基(当該2価の基は置換基を有していてもよい)を示す。
Xは、前記と同じ意味を表す。
X’は、1価の架橋性基、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
但し、式(8’)で示される構成単位は、前記式(1)で示される構成単位および前記式(6)で示される構成単位とは異なる。]
A structural unit represented by the formula (1);
A polymer compound comprising a structural unit represented by the following formula (8) and / or a structural unit represented by the following formula (8 ′).
Figure 2014001328
[Where:
na represents an integer of 0 to 3, nb represents an integer of 0 to 12, nA represents 0 or 1, and n represents an integer of 1 or 2.
Ar 8 represents an unsubstituted or substituted (2 + n) -valent aromatic heterocyclic group or an unsubstituted or substituted (2 + n) -valent heterocyclic group.
L a and L b each independently represent a direct bond, an unsubstituted or substituted alkylene group, or an unsubstituted or substituted phenylene group. When a plurality of La are present, they may be the same or different. When a plurality of Lb are present, they may be the same or different.
L A represents an oxygen atom or a sulfur atom. When a plurality of LA are present, they may be the same or different.
X represents a monovalent crosslinkable group. When two or more X exists, they may be the same or different.
However, the structural unit represented by the formula (8) includes the structural unit represented by the formula (2), the structural unit represented by the formula (3), the structural unit represented by the formula (4), and the formula (5). ). ]
Figure 2014001328
[Where:
c ′ represents 0 or 1.
Ar 20 and Ar 40 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
Ar 30 is an unsubstituted or substituted arylene group, an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group, or two or more identical or different groups selected from the group consisting of an arylene group and a divalent heterocyclic group are linked A divalent group (the divalent group may have a substituent).
X represents the same meaning as described above.
X ′ represents a monovalent crosslinkable group, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
However, the structural unit represented by the formula (8 ′) is different from the structural unit represented by the formula (1) and the structural unit represented by the formula (6). ]
前記式(1)で示される構成単位と、下記式(9)で示される構成単位と、を含む高分子化合物。
Figure 2014001328
[式中、
a1およびa2は、それぞれ独立に、0〜4の整数を示し、a3は0〜5の整数を示す。
30、R31およびR32は、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。R30が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R31が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよく、R32が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合してそれぞれが結合する炭素原子とともに環構造を形成していてもよい。]
A polymer compound comprising a structural unit represented by the formula (1) and a structural unit represented by the following formula (9).
Figure 2014001328
[Where:
a1 and a2 each independently represent an integer of 0 to 4, and a3 represents an integer of 0 to 5.
R 30 , R 31 and R 32 are each independently an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, an unsubstituted or substituted aryloxy group, A substituted monovalent heterocyclic group is shown. When a plurality of R 30 are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded. If there are a plurality of R 31 , they are the same. However, they may be different, and may be bonded to each other to form a ring structure together with the carbon atoms to which they are bonded, and when there are a plurality of R 32 , they may be the same or different and A ring structure may be formed together with the carbon atom to which each is bonded. ]
高分子化合物に含まれる全構成単位に対する、前記式(1)で示される構成単位の割合が、0.1〜70モル%である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の高分子化合物。   The polymer according to any one of claims 1 to 9, wherein a proportion of the structural unit represented by the formula (1) with respect to all structural units contained in the polymer compound is 0.1 to 70 mol%. Compound. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の高分子化合物と、
正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料からなる群より選ばれる一種以上の材料と、を含有する組成物。
The polymer compound according to any one of claims 1 to 10,
One or more materials selected from the group consisting of a hole transport material, an electron transport material, and a light emitting material.
前記発光材料が、三重項発光錯体である、請求項11に記載の組成物。   The composition according to claim 11, wherein the luminescent material is a triplet luminescent complex. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の高分子化合物を含有する有機薄膜。   The organic thin film containing the high molecular compound as described in any one of Claims 1-10. 請求項11または12に記載の組成物を含有する有機薄膜。   The organic thin film containing the composition of Claim 11 or 12. 請求項13または14に記載の有機薄膜を備える発光素子。   A light emitting element provided with the organic thin film of Claim 13 or 14. 下記式(1M)で表される化合物。
Figure 2014001328
[式中、
ArおよびArは、それぞれ独立に、非置換もしくは置換のアリーレン基または非置換もしくは置換の2価の複素環基を示す。
およびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立に、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアルコキシ基、非置換もしくは置換のアリール基、非置換もしくは置換のアリールオキシ基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
は、水素原子、非置換もしくは置換のアルキル基、非置換もしくは置換のアリール基または非置換もしくは置換の1価の複素環基を示す。
ArとRAは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよく、ArとRBは互いに連結して、それぞれが結合する窒素原子とともに環構造を形成していてもよい。
およびZは、それぞれ独立に、下記置換基群(下記置換基A群または下記置換基B群)から選ばれる基を示す。
<置換基A群>
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、
−O−S(=O)33(R33は、非置換もしくは置換のアルキル基または非置換もしくは置換のアリール基を示す)で示される基。
<置換基B群>
−B(OR34(R34は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR34は互いに同一でも異なっていてもよい)で示される基、
−BF(Qは、Li、Na、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる1価の陽イオンを示す)で示される基、
−MgY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、
−ZnY(Yは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を示す)で示される基、および、
−Sn(R35(R35は水素原子または非置換もしくは置換のアルキル基を示し、複数存在するR35は互いに同一でも異なっていてもよく、互いに連結して、それぞれが結合するスズ原子とともに環構造を形成していてもよい)で示される基。]
A compound represented by the following formula (1M).
Figure 2014001328
[Where:
Ar 1 and Ar 2 each independently represent an unsubstituted or substituted arylene group or an unsubstituted or substituted divalent heterocyclic group.
R A and R B each independently represent a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
R 1 , R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are each independently a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted alkoxy group, an unsubstituted or substituted aryl group, An unsubstituted or substituted aryloxy group or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group is shown.
R 7 represents a hydrogen atom, an unsubstituted or substituted alkyl group, an unsubstituted or substituted aryl group, or an unsubstituted or substituted monovalent heterocyclic group.
Ar 1 and R A may be connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which Ar 1 and R A are bonded, and Ar 2 and R B are connected to each other to form a ring structure with the nitrogen atom to which each is bonded. You may do it.
Z 1 and Z 2 each independently represent a group selected from the following substituent group (the following substituent group A or the following substituent group B).
<Substituent group A>
Chlorine atom, bromine atom, iodine atom,
A group represented by —O—S (═O) 2 R 33 (R 33 represents an unsubstituted or substituted alkyl group or an unsubstituted or substituted aryl group).
<Substituent group B>
A group represented by -B (OR 34 ) 2 (R 34 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 34 may be the same or different from each other);
A group represented by -BF 3 Q 1 (Q 1 represents a monovalent cation selected from the group consisting of Li + , Na + , K + , Rb + and Cs + );
A group represented by -MgY 1 (Y 1 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom),
A group represented by -ZnY 2 (Y 2 represents a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom), and
—Sn (R 35 ) 3 (R 35 represents a hydrogen atom or an unsubstituted or substituted alkyl group, and a plurality of R 35 s may be the same or different from each other, and are linked to each other to bind to each other. And may form a ring structure together with). ]
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