JP2013546258A - ユーザ装置の最大出力パワーを設定し、パワー・ヘッドルームを報告する方法、およびユーザ装置 - Google Patents

ユーザ装置の最大出力パワーを設定し、パワー・ヘッドルームを報告する方法、およびユーザ装置 Download PDF

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Abstract

本方法の一実施形態は、ユーザ装置(130)において、最大出力パワーの範囲を規定するステップ(S310)を含んでいる。その範囲は、最大値と最小値とを含む。最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいている。本方法は、ユーザ装置において、規定された範囲の中で最大出力パワーを設定するステップ(S320)をさらに含んでいる。

Description

優先権情報
本出願は、その内容全体が、参照により本明細書に組み込まれている2010年11月2日に出願した仮出願第61/409,343号の米国特許法第119条に基づく優先権を主張するものである。
ユーザ装置(UE:user equipment)は、それぞれ異なる無線アクセス技術(RAT:radio access technology)を使用した、単一の伝送がサポートされるか、それともデュアル/多重伝送がサポートされるかどうかにかかわらず、全体の地域的な比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)送信パワー要件を満たすことが必要とされる。地域的なSAR要件は、UEに近い最大RFパワー密度に対して制約条件を課す。デュアル/多重伝送のUEの場合には、送信パワーに対するこの制約条件の意味合いは、アンテナの数およびロケーション(2つのアンテナが使用されるかどうか、それらの間の距離など)やUEのフォーム・ファクタなど、様々な要因に依存している。いくつかの状況では、これは、1つまたは複数のエア・インターフェースが同時に動作しているとき、それらのエア・インターフェースの伝送パワーに追加の制限を課す可能性がある。
さらに、それぞれ異なるRATの上の多重伝送が存在するときに、隣接するキャリアに対して干渉を引き起こす相互変調積が、発生することもある。それらが同時に動作しているときに、これは、同様に、1つまたは複数のRATの上の伝送パワーに対する制約条件を課す可能性がある。
そのようなパワー低下から生ずる問題は、デュアル/多重伝送に起因した伝送パワーの低下についてネットワーク(スケジューラ)に通知する標準のメカニズムが存在していないことである。UEにおいて使用可能な伝送パワーについての最新の情報を知らずに、ネットワークは、UEが配信に失敗する可能性があるより高い伝送パワーについてUEをスケジュールすることがあり、したがって、システム性能に影響を及ぼすことがある。さらに、パワー制御についてのネットワークとUEとの間で不一致が生じる可能性があり、また、これによって、ネットワークにおけるチャネル推定が不正確になる。これはまた、スケジューリングの不正確さを、したがって、システム性能の低下をもたらす。
さらなる問題は、伝送パワーの許容された低下を指定する、規定された方法が存在しておらず、その結果、UEは、それらの伝送パワーを任意の量だけ低下させることを選択する可能性があり、予測不可能な性能がもたらされることである。
デュアル/多重伝送に起因したパワー低下を考慮に入れるネットワーク(スケジューラ)に対して伝送パワー情報を提供するための標準に準拠したメカニズムは存在しない。
ネットワークに対するパワー・ヘッドルーム報告(PHR:power headroom reporting)の伝送をトリガする従来のメカニズムが存在する。しかしながら、PHRは、公称UE最大送信パワー、PCMAXと、UL伝送の推定されたパワーとの間の差についての情報を提供するだけである。それゆえに、PHRは、例えば、デュアル/多重伝送に起因したパワー低下の原因、またはパワー低下の量についての情報をネットワークに対して搬送しない。UEの最大出力パワー、PCMAXは、現在のLTE仕様(Rel−8/9 LTE)において値の範囲として規定される。UEは、PCMAXをその値の範囲の中のある値に設定する。値の範囲は、UEパワー・クラス(UE power class)と、ネットワークによって信号で伝えられる最大送信パワー、PEMAXと、変調および送信帯域幅構成に基づいて許容される最大パワー低下、MPRと、ネットワーク(例えば、eNodeB)に対するアップリンク伝送についての追加要件に基づいて許容される追加の最大パワー低下、A−MPRと、伝送帯域幅に依存する低減項、ΔT.PCMAXとに依存しており、その値の範囲と、上記で論じられたパラメータは、TS 36.101 V10.0.0において規定される。
UEは、その最大出力パワーPCMAXを設定することが許可される。構成された最大出力パワーPCMAXは、以下の範囲、すなわち、
CMAX_L≦PCMAX≦PCMAX_H (1)
の中で設定され、ここで、
−PCMAX_L=MIN{PEMAX−ΔT
PowerClass−MPR−A−MPR−ΔT} (2)
−PCMAX_H=MIN{PEMAX,PPowerClass} (3)
である。
−PEMAXは、システム情報の形でネットワークによってブロードキャストされる値である。PEMAXは、セル間の干渉調整を考慮に入れる。
−PPowerClassは、規格の中で指定される最大UEパワーであり、またUEに記憶されるテーブルからUEに対して使用可能である。
−MPRおよびA−MPRは、規格の中で指定され、またUEに記憶されるテーブルから使用可能である。MPRは、変調と送信帯域幅構成とに依存するが、A−MPRは、ネットワーク(例えば、eNodeB)に対するアップリンク伝送についての追加要件に依存する。例えば、A−MPRは、eNodeBに対するUL伝送について割り付けられる周波数帯域およびリソース領域に依存する。
−ΔTは、規格において規定され、またアップリンク伝送についての周波数帯域に依存する。
無線リソース制御(RRC:Radio resource control)は、2つのタイマ、定期的PHR−タイマ(periodicPHR−Timer)と禁止PHR−タイマ(prohibitPHR−Timer)とを構成することにより、またしきい値dl−経路損失変更(dl−PathlossChanage)を信号で伝えることによりパワー・ヘッドルーム報告を制御する。PHRは、以下の判断基準、すなわち、
−UEが新しい伝送についてのアップリンク(UL:up link)リソースを有するときにPHRの最後の伝送以来、禁止PHR−タイマが期限切れになり、または期限切れになっており、また経路損失が、dl−経路損失変更dBよりも多く変化しており、
−定期的PHR−タイマが期限切れになり、
−機能のディセーブルには使用されない、上位レイヤによるパワー・ヘッドルーム報告機能が構成または再構成された後
という判断基準が満たされる場合に、トリガされる。
Rel−8/9 LTE TS 36.101 V10.0.0 EIA/TIA IS−95
少なくとも1つの例の実施形態は、ユーザ装置の最大出力パワーを設定する方法に関する。
本方法の一実施形態は、ユーザ装置において、最大出力パワーの範囲を規定するステップを含んでいる。範囲は、最大値と、最小値とを含む。最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいている。本方法は、ユーザ装置において、規定された範囲の中の最大出力パワーを設定するステップをさらに含んでいる。
一実施形態においては、許容される最大パワー低下は、変調および送信帯域幅構成に基づいており、また許容される追加の最大パワー低下は、基地局に対するアップリンク伝送についての追加要件に基づいている。一実施形態においては、パワー管理項は、ユーザ装置による、それぞれ異なる無線アクセス技術に基づく伝送に起因したパワー低下を表す。
別の実施形態においては、パワー管理項は、ユーザ装置による、それぞれ異なる無線アクセス技術に基づく伝送に起因したパワー低下を表す。
さらなる一実施形態においては、最小値は、
EMAX−ΔT
PowerClass−MPR−A−MPR−ΔT
PowerClass−P−ΔT
のうちの最小の値として選択され、ここで、PEMAXは、基地局によって信号で伝えられる最大パワーであり、PPowerClassは、ユーザ装置のパワー・クラスであり、MPRは、許容される最大パワー低下であり、A−MPRは、許容される追加の最大パワー低下であり、ΔTは、伝送帯域幅に依存する低減項であり、またPは、パワー管理項である。
別の実施形態は、パワー・ヘッドルームを報告する方法に関する。
一実施形態においては、本方法は、ユーザ装置において、規定された範囲の中で最大出力パワーを設定するステップを含んでいる。規定された範囲は、最大値と最小値とを含む。最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいている。本方法は、トリガするイベントが起こる場合に、ユーザ装置により、パワー・ヘッドルーム報告を送信するステップをさらに含んでいる。パワー・ヘッドルーム報告は、設定された最大出力パワーに関連した情報を含んでいる。
一実施形態においては、許容される最大パワー低下は、変調および送信帯域幅構成に基づいており、また許容される追加の最大パワー低下は、基地局に対するアップリンク伝送についての追加要件に基づいている。
別の実施形態においては、パワー管理項は、ユーザ装置による、それぞれ異なる無線アクセス技術に基づく伝送に起因したパワー低下を表す。
さらなる一実施形態においては、パワー管理項は、ユーザ装置による、それぞれ異なる無線アクセス技術に基づく伝送に起因したパワー低下を表す。
一実施形態においては、最小値は、
EMAX−ΔT
PowerClass−MPR−A−MPR−ΔT
PowerClass−P−ΔT
のうちの最小の値として選択され、ここで、PEMAXは、基地局によって信号で伝えられる最大パワーであり、PPowerClassは、ユーザ装置のパワー・クラスであり、MPRは、許容される最大パワー低下であり、A−MPRは、許容される追加の最大パワー低下であり、ΔTは、伝送帯域幅に依存する低減項であり、またPは、パワー管理項である。
別の実施形態においては、少なくとも1つのトリガ・イベントは、タイマの期限切れの状態を含んでおり、また管理項の値は、以前のパワー・ヘッドルーム報告が、送信されたので、しきい値よりも大きい値だけ変化している。一実施形態においては、本方法は、パワー・ヘッドルーム報告を送信した後にタイマをリセットするステップをさらに含むことができる。
さらなる一実施形態においては、少なくとも1つのトリガ・イベントは、タイマの期限切れの状態を含んでおり、また設定された最大出力パワーの値は、以前のパワー・ヘッドルーム報告が、管理項における変更のために送信されたので、しきい値よりも大きい値だけ変化している。一実施形態においては、本方法は、パワー・ヘッドルーム報告を送信した後にタイマをリセットするステップをさらに含むことができる。一実施形態においては、送信するステップは、設定された最大パワー出力を送信する。
一実施形態においては、送信するステップは、パワー管理項を送信する。
一実施形態においては、送信するステップは、パワー管理項に起因した実際のパワー低下の量を送信する。
一実施形態においては、送信するステップは、ユーザ装置におけるパワー低下についての理由の表示を送信する。
少なくとも1つの実施形態は、1つまたは複数の上記で説明された方法を使用するユーザ装置に関連している。
少なくとも1つの実施形態は、アップリンク伝送をスケジュールする方法に関連している。
一実施形態においては、本方法は、基地局において、ユーザ装置からパワー・ヘッドルーム報告を受信するステップを含んでいる。パワー・ヘッドルーム報告は、ユーザ装置において設定される最大出力パワーに関連した情報を含んでいる。最大出力パワーは、規定された範囲の中で設定される。規定された範囲は、最大値と最小値とを含む。最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいている。本方法は、受信されたパワー・ヘッドルーム報告に基づいてユーザ装置によるアップリンク伝送をスケジュールするステップをさらに含んでいる。一実施形態においては、受信するステップは、設定された最大出力パワーと、パワー管理項と、パワー管理項に起因した実際のパワー低下の量とのうちの少なくとも1つを受信する。
別の実施形態においては、受信するステップは、ユーザ装置におけるパワー低下についての理由の表示を受信する。
少なくとも1つの実施形態は、上記で説明された実施形態のうちの1つを使用した基地局に関連している。
例示の実施形態は、以下の本明細書において与えられる詳細な説明と、添付の図面とから、より完全に理解されるようになり、そこでは、同様な要素は、同様な参照番号によって表され、これらの要素は、例証としてのみ与えられ、またそれゆえに本発明を限定するものではない。
一実施形態によるワイヤレス通信システムの一部分を示す図である。 ワイヤレス・デバイスの一構造例を示す図である。 最大出力パワーを設定する一方法のフロー・チャートである。 パワー・ヘッドルームを報告する一方法のフロー・チャートである。 基地局におけるアップリンク伝送をスケジュールする一方法のフロー・チャートである。
様々な実施形態の例は、次に、いくつかの実施形態の例が示される添付図面を参照してより十分に説明されるであろう。
実施形態の例は、様々な修正形態および代替的形態とすることができるが、それらの実施形態は、図面の中では例として示されており、また本明細書において詳細に説明されるであろう。しかしながら、実施形態の例を開示される特定の形態だけに限定する意図はないことを理解すべきである。それとは反対に、実施形態の例は、本開示の範囲内に含まれるすべての修正形態、同等形態、および代替形態を対象として含むものである。同様な番号は、図面の説明全体を通して、同様な要素を意味している。
第1の、第2のなどという用語を本明細書において使用して、様々な要素を説明することができるが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語を使用して、1つの要素を別の要素から区別するだけである。例えば、第1の要素は、第2の要素と名付けられる可能性もあり、また同様に第2の要素は、本開示の範囲を逸脱することなく、第1の要素と名付けられる可能性もある。本明細書において使用される場合に、用語「および/または(and/or)」は、1つまたは複数の関連するリストアップされた項目のうちの任意のもの、およびすべての組合せを含む。
ある要素が、別の要素に「接続される(connected)」または「結合される(coupled)」と称されるときに、その要素は、他の要素に直接に接続され、または結合される可能性もあり、あるいは介在する要素が存在していてもよい。対照的に、ある要素が、別の要素に「直接に(directly)接続される」、または「直接に結合される」と称されるときには、介在する要素は存在していない。要素の間の関係を説明するために使用される他の言葉も、同様にして(例えば、「間に(between)」に対して「直接に間に」、「隣接する(adjacent)」に対して「直接に隣接する」など)解釈されるべきである。
本明細書において使用される専門用語は、特定の実施形態を説明する目的のためだけであり、限定することを意図してはいない。本明細書において使用される場合、単数形の形式「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が、明らかにそうでない場合を示していない限り、同様に複数形の形式も含むことが意図される。用語「備える/含む(comprises)」、「備えている/含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」は、本明細書において使用されるときに、述べられた機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在または追加を除外するものではないことが、さらに理解されるであろう。
いくつかの代替的な実装形態においては、言及される機能/動作は、図面の中で言及される順序と異なる順序で起こり得ることにも注意すべきである。例えば、連続して示される2つの図面は、実際には、関与する機能/動作に応じて、実質的に同時に実行されることもあり、または時として逆の順序で実行されることもある。
別の方法で規定されない限り、本明細書において使用される(技術的用語および科学的用語を含む)すべての用語は、実施形態の例が属する技術分野の当業者によって普通に理解されるものと同じ意味を持つ。用語は、例えば、普通に使用される辞書において規定される用語は、関連のある技術の文脈におけるそれらの意味と整合している意味を有するものと解釈されるべきであり、また本明細書において明示的にそのように規定されない限り、理想化された、またはあまりにも形式的な意味では解釈されないことが、さらに理解されるであろう。
実施形態の例と、対応する詳細な説明との一部分は、コントローラによって実行されるアルゴリズムの観点から提示される。用語がここで使用される場合、またその用語が一般に使用される場合、アルゴリズムは、望ましい結果をもたらすステップの自己矛盾のないシーケンスであるように考えられる。それらのステップは、物理量の物理的操作を必要とするこれらのステップである。通常、必ずしもそうであるとは限らないが、これらの量は、記憶され、転送され、結合され、比較され、またそれ以外の方法で操作され得る光学的信号、電気信号、または磁気信号の形態を取る。時には、主として一般的な使用のために、これらの信号をビット、値、要素、シンボル、キャラクタ、用語、番号などと称することは、便利であることが分かっている。
特定の詳細は、以下の説明において提供されて、実施形態の例の完全な理解を提供している。しかしながら、実施形態の例がこれらの特定の詳細なしに実行され得ることが、当業者によって理解されるであろう。例えば、システムは、不必要な詳細で実施形態の例をあいまいにすることのないように、ブロック図の形で示されることもある。他の例では、よく知られているプロセス、構造および技法は、実施形態の例をあいまいにすることを回避するために、不必要な詳細なしで示されることもある。
以下の説明においては、例示の実施形態は、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実装し、また既存のネットワーク要素、既存のエンド・ユーザ・デバイス、および/または後処理ツール(例えば、モバイル・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータなど)を使用して実装され得るルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含めて、プログラム・モジュールまたは機能プロセスとして実装され得る動作、およびオペレーションのシンボリック表現(例えば、フロー・チャート、流れ図、データ・フロー図、構造図、ブロック図などの形式の)を参照して説明されるであろう。そのような既存のハードウェアは、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:field programmable gate array)コンピュータなどを含むことができる。
具体的に別の方法で述べられていない限り、または考察から明らかなように、「処理すること」、「計算すること」、「算出すること」、「決定すること」または「表示すること」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部の物理的な、電子的量として表されるデータをコンピュータ・システムのメモリ、レジスタ、あるいは他のそのような情報の記憶、伝送、または表示のデバイスの内部の物理量として同様に表される他のデータへと操作し、また変換するコンピュータ・システム、または類似した電子的コンピューティング・デバイスのアクションおよびプロセスを意味している。
フロー・チャートは、逐次的プロセスとしてオペレーションを説明することができるが、オペレーションの多くは、並列に、並行して、または同時に実行されることもある。さらに、オペレーションの順序は、再配置されることもある。プロセスは、そのオペレーションが、完了されるときに終了され得るが、図の中に含まれていない追加のステップを有することもできる。プロセスは、方法、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応することもある。プロセスが、関数に対応するとき、その終了は、呼び出し関数またはメイン関数(main function)に対する、関数のリターンに対応することができる。
実施形態の例のソフトウェアにより実装された態様は、一般的に、何らかの形態の有形の(または記録する)ストレージ媒体の上で符号化され、または何らかのタイプの伝送媒体の上で実装されることにも注意されたい。本明細書において開示される場合、用語「ストレージ媒体」は、リード・オンリー・メモリ(ROM:read only memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)、磁気RAM、磁気ディスク・ストレージ媒体、光学式ストレージ媒体、フラッシュ・メモリ・デバイス、および/または情報を記憶するための他の有形のマシン読取り可能媒体を含めて、データを記憶するための1つまたは複数のデバイスを表すことができる。用語「コンピュータ読取り可能媒体」は、それだけには限定されないが、命令(単数または複数)および/またはデータを記憶し、包含し、または搬送することができる携帯式または固定式のストレージ・デバイスと、光学式ストレージ・デバイスと、様々な他の媒体とを含むことができる。
さらに、実施形態の例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組合せによって実装されることもある。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードの形で実装されるときに、必要なタスクを実行するプログラム・コードまたはコード・セグメントは、コンピュータ読取り可能ストレージ媒体など、マシンまたはコンピュータによる読取り可能媒体に記憶されることもある。ソフトウェアの形で実装されるときに、1つまたは複数のプロセッサは、必要なタスクを実行することになる。
コード・セグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラム・ステートメントの任意の組合せを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引き数、パラメータ、またはメモリ内容を渡すこと、および/または受け取ることにより、別のコード・セグメントまたはハードウェア回路に結合されることもある。情報、引き数、パラメータ、データなどは、メモリ共有化、メッセージ・パッシング、トークン・パッシング、ネットワーク伝送などを含む適切な任意の手段を経由して、渡され、転送され、または送信されることもある。
本明細書において使用される場合、用語「ユーザ装置」または「UE」は、モバイル・ユーザ、移動局、モバイル端末、ユーザ、加入者、ワイヤレス端末、端末、および/またはリモート局に対する同義語とすることができ、またワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス・リソースのリモート・ユーザを説明することができる。したがって、UEは、ワイヤレス電話、ワイヤレス装備のラップトップ、ワイヤレス装備の電気器具などとすることができる。
用語「基地局」は、1つまたは複数のセル・サイト、基地局、ノードB、機能強化されたノードB(eNodeB)、アクセス・ポイント、および/または無線周波数通信の任意の端末(terminus)として理解されることもある。現在のネットワーク・アーキテクチャは、モバイル/ユーザ・デバイスと、アクセス・ポイント/セル・サイトとの間の差異を考慮することができるが、以下で説明される実施形態の例は、一般に、その差異が、例えば、アドホック・アーキテクチャおよび/またはメッシュ・ネットワーク・アーキテクチャなど、それほど明確でない場合のアーキテクチャに対しても適用可能とすることができる。
基地局からUEへの通信は、一般的に、ダウンリンク通信または順方向リンク通信と呼ばれる。UEから基地局への通信は、一般的に、アップリンク通信または逆方向リンク通信と呼ばれる。
アーキテクチャ
図1は、一実施形態によるワイヤレス通信システムの一部分を示すものである。示されるように、本システムは、異なる無線アクセス技術(RAT)に関連する、基地局110や120などの基地局を含むことができる。例えば、基地局110は、基地局120が関連づけられるRATとは異なるRATに関連づけられることもある。RATの例は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)と、移動通信用グローバル・システム(GSM:Global System for Mobile communications)と、高度移動電話サービス(AMPS:Advance Mobile Phone Service)システムと、狭帯域AMPSシステム(NAMPS:Narrowband AMPS system)と、総アクセス通信システム(TACS:Total Access Communications System)と、パーソナル・デジタル・セルラー(PDC:Personal Digital Cellular)システムと、米国デジタル・セルラー(USDC:United States Digital Cellular)システムと、EIA/TIA IS−95において説明される符号分割多元接続(CDMA:code division multiple access)システムと、高レート・パケット・データ(HRPD:High Rate Packet Data)システム、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)と、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB:ultra mobile broadband)と、第3世代パートナーシップ・プロジェクト・ロング・ターム・エボリューション(3GPP LTE:3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)とを含む。
さらにまた、基地局110と、120とは、同じカバレッジ・エリア、またはオーバーラップしたカバレッジ・エリアを有することができる。UE130などのUEは、基地局110、120のうちの一方または両方と通信することができる。図1は、2つのRATを伴う状況を表すが、実施形態は、2つのRATだけには限定されず、また任意の数のRATに対して適用可能である。図2は、図1に示されるUE130などのユーザ装置の1つの例の構造を示す図である。UE130は、例えば、送信ユニット210と、受信ユニット220と、メモリ・ユニット230と、処理ユニット240と、データ・バス250とを含むことができる。
送信ユニット210と、受信ユニット220と、メモリ・ユニット230と、処理ユニット240とは、データ・バス250を使用して、互いにデータを送信し、かつ/またはデータを受信することができる。送信ユニット210は、他のワイヤレス・デバイス(例えば、基地局)に対する1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して、例えば、データ信号と、制御信号と、信号の強度/品質情報とを含むワイヤレス信号を送信するためのハードウェアと、必要な任意のソフトウェアとを含むデバイスである。
受信ユニット220は、他のワイヤレス・デバイス(例えば、基地局)からの1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して、例えば、データ信号と、制御信号と、信号の強度/品質情報とを含むワイヤレス信号を受信するためのハードウェアと、必要な任意のソフトウェアとを含むデバイスである。
メモリ・ユニット230は、磁気ストレージ、フラッシュ・ストレージなどを含めて、データを記憶することができる任意のストレージ媒体とすることができる。
処理ユニット240は、例えば、入力データに基づいて特定のオペレーションを実行するように構成され、またはコンピュータ読取り可能コードの中に含まれる命令を実行することができるマイクロプロセッサを含めて、データを処理することができる任意のデバイスとすることができる。
例えば、処理ユニット240は、以下で詳細に説明される方法を実装することができる。
オペレーション
ユーザ装置の最大出力パワーを設定するための、またパワー・ヘッドルームを報告するための実施形態が、次に説明される。図3は、最大出力パワーを設定する方法のフロー・チャートを示すものである。示されるように、ステップS310において、UE130(例えば、処理ユニット240)は、最大出力パワーPCMAXの範囲を規定する。範囲は、以下、すなわち、
CMAX_L≦PCMAX≦PCMAX_H (4)
のように表すこともでき、ここで、PCMAX_Lは、最大出力パワーPCMAXについての最小値であり、またPCMAX_Hは、最大出力パワーPCMAXについての最大値である。最小値と最大値とは、
−PCMAX_L=MIN{PEMAX−ΔT
PowerClass−MPR−A−MPR−ΔT
PowerClass−P−ΔT} (5)
−PCMAX_H=MIN{PEMAX,PPowerClass} (6)
として規定され、ここで
−PEMAXは、システム情報の形でネットワークによってブロードキャストされる値である。PEMAXは、セル間の干渉調整を考慮に入れる。
−PPowerClassは、規格の中で指定される最大UEパワーであり、またUEに記憶されるテーブルからUEに対して使用可能である。
−MPRおよびA−MPRは、規格の中で指定され、またUEに記憶されるテーブルから使用可能である。MPRは、変調と送信帯域幅構成とに依存するが、A−MPRは、ネットワーク(例えば、eNodeB)に対するアップリンク伝送についての追加要件に依存する。例えば、A−MPRは、eNodeBに対するアップリンク(UL)伝送について割り付けられる周波数帯域およびリソース領域に依存する。
−ΔTは、規格において規定され、またアップリンク伝送についての周波数帯域に依存する。
−Pは、パワー管理項である。
一実施形態においては、パワー管理項Pは、デュアル/多重伝送に起因した最大の許容されたパワー低下を規定することができ、またリソース割付けの帯域幅に対して独立している。Pについての値は、デュアル/多重伝送、動作する周波数帯域の異なる組合せについて規定されることもある。したがって、Pについての値は、実験的に決定され、メモリ・ユニット230に記憶されるテーブルからアクセス可能である可能性がある。
別の代替形態は、RRC信号方式を経由してネットワークによりパワー管理項Pの値をUEに対して信号で伝えることである。
別の実施形態によれば、PCMAXについての最小値は、以下、すなわち、
CMAX_L=MIN{PEMAX−ΔT
PowerClass−MPR−A−MPR−P−ΔT} (7)
のように設定されることもある。
この場合に、デュアル/多重伝送に起因したパワー低下は、一般的にMPRおよびA−MPRについて必要とされるパワー低下に対して累積的なものではないので、Pは、一般的に、MPRおよび/またはA−MPRに依存することになる。
図3に戻ると、最大出力パワーの範囲を規定した後に、UE130は、規定された範囲の中で最大出力パワーを設定する。その設定は、UEにおけるどのような実装特有の方法に従っても実行され得る。例えば、UEは、その範囲の中間点に対して最大出力パワーを設定することができる。
理解されるように、上記で説明された実施形態は、非キャリア・アグリゲーション・シナリオと、キャリア・アグリゲーション・シナリオとの両方に対して適用される。キャリア・アグリゲーション・シナリオにおいては、式(4)〜(7)が各キャリアに対して適用される。
図4は、パワー・ヘッドルームを報告する方法のフロー・チャートを示すものである。示されるように、ステップS410において、UE130(例えば、処理ユニット240)は、トリガするイベントが起こっているかどうかを決定する。トリガするイベントは、以下のうちの1つまたは複数とすることができる。
−デュアル/多重伝送に起因したしきい値、configPcmaxChangeによるPcmaxの低下。
−タイマ、prohibitPHRPcmax−タイマは、期限切れし、または期限切れになっており、またPCMAXは、パワー・ヘッドルーム報告(PHR)の最後の伝送以来、パワー管理項Pにおける変化に起因してconfigPcmaxChangeよりも多く変化する。
−タイマ、prohibitPHRPdmax−タイマは、期限切れし、または期限切れになっており、またパワー管理項Pは、PHRの最後の伝送以来、しきい値、configPdmaxChangeよりも多く変化する。
−パワー管理項Pは、変化する。
次に、ステップS420において、UE130は、基地局110および120のうちの少なくとも1つに対してPHRを送信する。PHRは、ステップS320において設定される最大出力パワーに関連した情報を含んでいる。例えば、PHRは、公称UE最大送信パワー、PCMAXと、UL伝送の推定されたパワーとの間の差についての情報を含んでいる。さらに、UE130は、管理項Pおよび/またはPCMAXを送信することもできる。MAC信号方式を使用して、PCMAXまたはPをネットワークに対して信号で伝えることができる。UL伝送についての対応するPHR、対応するPCMAX、および/または対応する管理項Pは、次の使用可能なUL伝送においてネットワークに対して信号で伝えられる。また、PHRおよび/またはパワー管理項Pを送信した後に、タイマ、prohibitPHRPdmax−タイマは、リセットされることもある。
この実施形態の特別な場合には、しきい値configPdmaxChangeは、ゼロに設定されることもあり、その結果、Pが変化するときはいつでも、PHR、P、および/またはPCMAXの信号は、トリガされる。類似した実施形態においては、Pが変化するときはいつでも、PHRおよび/またはP、および/またはPCMAXの信号は、トリガされる。UL伝送についての対応するPHRと、対応するPとは、次の使用可能なUL伝送において、ネットワークに対して信号で伝えられる。
別の実施形態においては、パワー管理項Pを送信する代わりに、またはデュアル/多重伝送に起因した実際のパワー低下に追加して、PD−actualそれ自体は、ネットワークに対して信号で伝えられる(ここでPD−actual≦P)。また、パワー管理項Pに関して上記で説明されるトリガするイベントのうちの任意のものは、実際の低下PD−actualに基づいている可能性もある。
理解されるように、上記で説明された実施形態は、非キャリア・アグリゲーション・シナリオと、キャリア・アグリゲーション・シナリオとの両方に適用される。キャリア・アグリゲーション・シナリオにおいて、トリガするイベントは、キャリアごとに基づいたものとすることができる。さらにまた、キャリア・アグリゲーション・シナリオにおいて、UEについての全体の最大送信パワー、PUMAXは、各キャリアの最大出力パワー、PCMAX,Cの合計として規定されることもある。パワー管理項における変化、PD,CSに起因してしきい値、configPumaxChangeによるPUMAXの低下のすぐ後に、PHRおよびPCMAX,Cの伝送は、対応するアクティブにされたキャリアについてトリガされる。パワー管理項PD,CSを結果としてもたらすパワーの低下に起因した頻繁なPHR/PCMAX,C伝送は、構成されたタイマ、prohibitPHRPumax−タイマによって制御される。prohibitPHRPumax−タイマが、期限切れし、または期限切れしており、またPUMAXが、PHRの最後の伝送以来、パワー管理項PD,CSに起因してconfigPumaxChangeよりも多く変化するときに、PHR/PCMAX,C伝送は、トリガされる。UL伝送についての対応するPHRと、対応するPCMAX,Cとは、次の使用可能なUL伝送においてネットワークに対して信号で伝えられる。prohibitPHRPumax−タイマは、PHR/PCMAX,Cの伝送の後に再スタートされる。
別の実施形態によれば、UEについての全体の最大送信パワーPUMAXは、PDUだけ低減される。PDUおよび/またはPDU−actualの値の信号は、PDUおよび/またはPDU−ctualにおける変化によってトリガされ得る。この場合に、PCMAX,Cは、PDU−actualによる影響を受けないことになり、またPDU−actualは、PCMAX,CSの合計をPUMAX−PDU以下に保持するように低減するときに、考慮に入れられるだけである。
管理項Pが、デュアル/多重伝送に起因したパワーの低下を表し、また管理項Pまたは実際のパワー低下PD−actualが、基地局に対して送信される場合の上記実施形態においては、基地局は、パワー低下の原因を提供される。すなわち、基地局は、パワー低下が、UEにおけるデュアル/多重伝送のために起こったことを通知される。
次に、基地局においてアップリンク伝送をスケジュールする一方法が、説明されることになる。図5は、基地局においてアップリンク伝送をスケジュールする一方法のフロー・チャートを示すものである。示されるように、ステップS510において、基地局(例えば、基地局110)は、UEからPHRを受信する。基地局は、PCMAXおよび/またはP、および/またはPD−actualを受信することもできる。基地局は、基地局に関連するいくつかのUEからこの情報を受信することができることも、理解されるであろう。次いで、ステップS520において、基地局は、ステップS510において受信される情報を使用してアップリンク伝送をスケジュールする。基地局は、よく知られている任意の方法で、このスケジューリングを実行することができる。
説明された実施形態は、例えば、デュアル/多重伝送に起因した、伝送パワーの低下についてネットワーク(スケジューラ)に通知するためのメカニズムを提供している。UEにおける使用可能な伝送パワーの最新の情報を提供することにより、ネットワークは、適切な伝送パワーのためにUEをスケジュールすることができ、このようにしてシステム性能を改善している。さらに、ネットワークにおけるチャネル推定における不正確さをもたらす、パワー制御についてのネットワークとUEとの間の不一致を、低減させ、または防止することができる。
実施形態の例が、このようにして説明されており、これら同じ実施形態の例は、多くのやり方で変更され得ることが、明らかであろう。そのような変形形態は、本発明を逸脱するものと見なされるべきではなく、またすべてのそのような修正形態は、本発明の範囲内に含まれるように意図される。

Claims (14)

  1. ユーザ装置(130)の最大出力パワーを設定する方法であって、
    前記ユーザ装置において、前記最大出力パワーの範囲を規定するステップ(S310)であって、前記範囲は、最大値と最小値とを含んでおり、前記最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、前記ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいている、規定するステップと、
    前記ユーザ装置において、前記規定された範囲の中で前記最大出力パワーを設定するステップ(S320)と
    を含む方法。
  2. パワー・ヘッドルームを報告する方法であって、
    ユーザ装置(130)において、規定された範囲の中で最大出力パワーを設定するステップ(S320)であって、前記規定された範囲は最大値と最小値とを含んでおり、前記最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、前記ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいている、設定するステップと、
    前記ユーザ装置により、トリガするイベントが起こる場合に、前記設定された最大出力パワーに関連した情報を含むパワー・ヘッドルーム報告を送信するステップ(S410、S420)と
    を含む方法。
  3. 前記許容される最大パワー低下は、変調および送信帯域幅構成に基づいており、また前記許容される追加の最大パワー低下は、前記基地局に対するアップリンク伝送についての追加要件に基づいている、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記パワー管理項は、前記ユーザ装置によるそれぞれ異なる無線アクセス技術に基づく伝送に起因したパワー低下を表す、請求項1、2または3に記載の方法。
  5. 前記最小値は、
    EMAX − ΔT
    PowerClass − MPR − A−MPR − ΔT
    PowerClass − P − ΔT
    のうちの最小の値として選択され、
    ここで、PEMAXは、基地局によって信号で伝えられる前記最大パワーであり、PPowerClassは、前記ユーザ装置の前記パワー・クラスであり、MPRは、前記許容される最大パワー低下であり、A−MPRは、前記許容される追加の最大パワー低下であり、ΔTは、伝送帯域幅に依存する前記低減項であり、またPは、前記パワー管理項である、請求項1または2に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのトリガ・イベントは、
    タイマの期限切れの状態と、
    前記管理項の値が、以前のパワー・ヘッドルーム報告が送信されて以来、しきい値よりも大きく変化しているという状態と
    を含む、請求項2に記載の方法。
  7. 少なくとも1つのトリガ・イベントは、
    タイマの期限切れの状態と、
    前記設定された最大出力パワーの値が、前記管理項における変化のために以前のパワー・ヘッドルーム報告が送信されて以来、しきい値よりも大きく変化しているという状態と
    を含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記パワー・ヘッドルーム報告を送信した後に前記タイマをリセットするステップをさらに含む、請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記送信するステップは、前記設定された最大パワー出力と、前記パワー管理項と、前記パワー管理項に起因した実際のパワー低下の量と、前記ユーザ装置におけるパワー低下のための理由の表示とのうちの少なくとも1つを送信する、請求項6に記載の方法。
  10. アップリンク伝送をスケジュールする方法であって、
    基地局(110、120)において、ユーザ装置からパワー・ヘッドルーム報告を受信するステップ(S570)であって、前記パワー・ヘッドルーム報告は、前記ユーザ装置において設定される最大出力パワーに関連した情報を含んでおり、前記最大出力パワーは、規定された範囲の中で設定され、前記規定された範囲は最大値と最小値とを含んでおり、前記最小値は、前記基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、前記ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいている、受信するステップと、
    前記基地局において、前記受信されたパワー・ヘッドルーム報告に基づいて前記ユーザ装置により、アップリンク伝送をスケジュールするステップ(S520)と
    を含む方法。
  11. 前記受信するステップは、前記設定された最大出力パワーと、前記パワー管理項と、前記パワー管理項に起因した実際のパワー低下の量とのうちの少なくとも1つを受信する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記受信するステップは、前記ユーザ装置におけるパワー低下のための理由の表示を受信する、請求項11に記載の方法。
  13. データを受信するように構成された受信ユニット(220)と、
    データを送信するように構成された送信ユニット(210)と、
    情報を記憶するように構成されたメモリ・ユニット(S230)と、
    前記送信ユニット、前記受信ユニット、および前記メモリ・ユニットに結合された処理ユニット(S240)と
    を備え、前記処理ユニットは、最大出力パワーの範囲を規定する(S310)ように構成されており、前記範囲は最大値と最小値とを含んでおり、前記最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、前記ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいており、また前記処理ユニットは、前記規定された範囲の中で前記最大出力パワーを設定する(S320)ように構成されている、ユーザ装置(130)。
  14. データを受信するように構成された受信ユニット(220)と、
    データを送信するように構成された送信ユニット(210)と、
    情報を記憶するように構成されたメモリ・ユニット(230)と、
    前記送信ユニット、前記受信ユニット、および前記メモリ・ユニットに結合された処理ユニット(240)と
    を備え、前記処理ユニットは、規定された範囲の中で最大出力パワーを設定する(S320)ように構成されており、前記規定された範囲は最大値と最小値とを含んでおり、前記最小値は、基地局によって信号で伝えられる最大パワーと、前記ユーザ装置のパワー・クラスと、許容される最大パワー低下と、許容される追加の最大パワー低下と、伝送帯域幅に依存する低減項と、パワー管理項とに基づいており、また前記処理ユニットは、トリガするイベントが起こる場合に、前記設定された最大出力パワーに関連した情報を含むパワー・ヘッドルーム報告を送信する(S410、S420)ように構成されている、ユーザ装置(130)。
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