JP2013546252A - セル・サイト・モデム・アプリケーション・メッセージ・インタフェース - Google Patents

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Abstract

本開示のある態様は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)無線システムのセル・サイトのためのセル・サイト・モデム・アプリケーション・メッセージ・インタフェース(CSM API)を実現するための技術に関連する。

Description

本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)無線システムのためのセル・サイト・モデム・アプリケーション・メッセージ・インタフェース(CSM API)の実施に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナシップ計画(3GPP)ロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。順方向通信リンクおよび逆方向通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
無線多元通信システムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数デュプレクス(FDD)システムをサポートしうる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
3GPP LTE無線通信システムでは、セル・サイト・モデム・アプリケーション・メッセージ・インタフェース(CSM API)は、LTE基地局(セル・サイト)の物理レイヤ(PHY)と媒体アクセス制御(MAC)レイヤとの間のメッセージ・インタフェースおよび動作シナリオを定義しうる。CSM APIは、低レベルのハードウェア/ファームウェア詳細からのアブストラクションのレイヤを提供し、セル・サイト・モデム(CSM)とソフトウェアとの間の通信を可能にし、MACレイヤ機能および上部レイヤ機能を実現する。
本開示のある態様は、通信のための方法を提供する。この方法は一般に、装置の下部レイヤと装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、下部レイヤと、上部レイヤとをインタフェースすることと、この装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、下部レイヤと上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化することと、この装置と、複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含めることと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、装置の下部レイヤと装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、下部レイヤと、上部レイヤとをインタフェースするように構成されたインタフェース回路を含み、ここで、インタフェース回路は、この装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、下部レイヤと上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化するように構成され、インタフェース回路はさらに、この装置と、複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含めるように構成される。を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、装置の下部レイヤと装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、下部レイヤと、上部レイヤとをインタフェースする手段と、装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、下部レイヤと上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化する手段と、この装置と、複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含める手段と、を含む。
本開示のある実施形態は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、装置の下部レイヤと装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、下部レイヤと、上部レイヤとをインタフェースすることと、装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、下部レイヤと上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化することと、この装置と、複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含めることと、のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、下部レイヤと上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、装置の下部レイヤと、装置の上部レイヤとをインタフェースし、装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、下部レイヤと上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化し、この装置と、複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含める、ように構成される。
本開示の上述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された上記具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、この範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムの例を例示する。 図2は、本開示の態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末の例のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがう無線デバイスの例のブロック図を例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがうセル・サイト・モデム・アプリケーション・メッセージ・インタフェース(CSM API)の例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがう、セル初期化に関連するCSM API動作シナリオの例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがう、ダウンリンク・データ・フローに関連するCSM API動作シナリオの例を例示する。 図7は、本開示のある態様にしたがう、再送信の無いアップリンク・データ・フローに関連するCSM API動作シナリオの例を例示する。 図8は、本開示のある態様にしたがう、再送信の有るアップリンク・データ・フローに関連するCSM API動作シナリオの例を例示する。 図9は、本開示のある態様にしたがってセル・サイトにおいて実行されうるブロックの例を概念的に例示する機能ブロック図である。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示されたどのような具体的な構成または機能にも限定されるとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
アクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、eノードB(“eNB”)、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
例えば、アクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器(“UE”)、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、または、実現されうるか、または、備えうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
図1に示すように、1つの態様にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つのグループはアンテナ104,106を含み、別のグループはアンテナ108,110を含み、さらに別のグループはアンテナ112,114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、2本より多いまたは少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112,114と通信している。ここで、アンテナ112,114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122(AT)はアンテナ106,108と通信している。ここで、アンテナ106,108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
アンテナの各グループ、および/または、これらが通信するように設計された領域は、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。本開示の1つの態様では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末へ通信するように設計される。
順方向リンク120,126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116,124のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用しうる。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
図2は、複数入力複数出力(MIMO)システム200における(アクセス・ポイントとしても知られている)送信機システム210および(アクセス端末としても知られている)受信機システム250の態様のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
本開示の1つの態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信されうる。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。本開示のある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供されうる。受信機254はおのおの、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、および、ダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。さらに、これらサンプルを処理して、対応する「受信」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、その後、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定する。これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、図1の無線通信システム内で適用されうる無線デバイス302内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、図1からのアクセス・ポイント100でありうるか、または、アクセス端末116、122のうちの何れかでありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含むことができるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含むことができる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素を、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム322によってともに結合することができる。
本開示の態様では、論理無線通信チャネルが、制御チャネルおよびトラフィック・チャネルに分類されうる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を備えうる。ページング制御チャネル(PCCH)は、ページング情報を転送するDL論理制御チャネルである。マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、1またはいくつかのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)のための、マルチメディア・ブロードキャストおよびマルチメディア・サービス(MBMS)スケジューリングと、制御情報とを送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDL論理制御チャネルである。一般に、ラジオ・リソース制御(RRC)接続を確立した後、MBMSを受信したユーザ端末によってのみMCCHが使用されうる。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向論理制御チャネルであり、RRC接続を有するユーザ端末によって使用される。論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために、1つのユーザ端末に特化されたポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備えうる。さらに、論理トラフィック・チャネルは、トラフィック・データを送信するポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)を備えうる。
伝送チャネルは、DLチャネルとULチャネルとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備えうる。PCHは、ユーザ端末における節電をサポートするために利用され(すなわち、不連続受信(DRX)サイクルが、ネットワークによってユーザ端末へ示されうる)、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうる物理レイヤ(PHY)リソースにマップされうる。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備えうる。
PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルのセットを備えうる。DL PHYチャネルは以下を備えうる。共通パイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、DL物理共有チャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、および負荷インジケータ・チャネル(LICH)。UL PHYチャネルは以下を備えうる。物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、およびブロードバンド・パイロット・チャネル(BPICH)。
(ロング・ターム・イボリューション無線システムのためのセル・サイト・モデム・アプリケーション・メッセージ・インタフェース)
本開示は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)リリース8(Rel−8)無線システムのセル・サイト・モデム(CSM)において適用されうるインタフェース・メッセージング・プロトコル動作シナリオおよび別の動作シナリオを提案する。例えば、CSMは、図1からの基地局100、図2からの基地局210、および/または、図3からの無線デバイス302の必須の部分でありうる。態様では、提案されたインタフェース・メッセージング・プロトコルは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)/インターネット・プロトコル(IP)にしたがって、メッセージング・プロトコルとして実施され、LTE基地局内の物理レイヤの管理をサポートしうる。
上部レイヤ・ソフトウェア(SW)とCSMとの間のインタフェースは、「セル・サイト・モデム・アプリケーション・メッセージ・インタフェース」(CSM API)と称されうる。CSM APIは、ハードウェア/ファームウェア詳細のLTE物理レイヤからのアブストラクションのレイヤを提供し、CSMとSWとの間の通信を可能にし、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ機能および上部レイヤ機能を実現する。
図4は、本開示のある態様にしたがうCSM AMI400の例を例示する。態様では、情報はすべて、インタフェース404を介して上部レイヤSW402から下部レイヤCSM406へフローしうる。CSM API400はさらに、CSM SW API408およびCSMハードウェア(HW)API410として特徴付けられうる。図4に例示されるように、CSM SW API408は、CSM SW412とのインタフェースを備え、CSM HW API410は、CSM HW414とのインタフェースを備えうる。CSM API400は、LTE Rel−8無線システムの周波数分割デュプレクス(FDD)モードと時分割デュプレクス(TDD)モードとの両方をサポートしうる。
本開示において提案されたCSM APIは、LTEセル・サイト(基地局)の下部レイヤ(例えば、レイヤ1(L1))と上部レイヤ(例えば、レイヤ2(L2))との間に機能を分配しうる。CSM APIは、各インタフェース側における機能の重複を最小化または低減するように実施されうる。CSM APIは、LTE Rel−8無線システムによってサポートされている複数のユーザ機器(UE)に関連する1つのメッセージ情報へバンドルすることによって、2つのレイヤ・エンティティ間で交換されるメッセージの数を低減しうる。さらに、CSM APIは、L1とL2との間で交換されるメッセージの数を低減できるように実施されうる。これは、メッセージ内の情報が、メッセージが最後に送信されたときから変わっていない場合、メッセージを再送信するのをスキップすることによって達成されうる。
本開示のある態様は、「列挙」タイプおよびレンジ・チェックによって、不法な入力を除去することによって、エラー・プルーフAPI属性を設計することをサポートする。態様では、これら属性は、共通の機能に基づいてグループ化されうる。
図4に例示されるように、メッセージ・ベースの分散型アーキテクチャが、セル・サイトにおいて展開されうる。L1 SW412、L1 HW414、および上位レイヤSW 402はすべて、IPベースのメッセージング・プロトコルによって通信しうる。CSM API400は、インタフェースを通過する情報の量を最小化しうる。態様では、CSM API400は、ソース・エンティティから宛先エンティティへ情報を転送するための最短の通信経路を選択することができうる。
態様では、提案されたCSM APIは、セル・サイトにおいて格納されるUEデータベース内のUEエントリ数を最小化しうる。これは、接続識別子の値の小さな範囲を導入することによって、および、CSM APIの同じメッセージに属するラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)と接続識別子との間の1対1のマッピングを確立することによって、達成されうる。典型的な場合では、RNTIは、16ビットを備え、UEデータベースのサイズは、およそ1Kビットでありうる。
態様では、提案されたCSM APIは、eNB毎に1つのセルのみならず、eNB毎に複数のセルをもサポートしうる。態様では、CSM APIは、同期されたeNBと、同期されていないeNBとをサポートしうる。さらに、提案されたCSM APIは、1または複数のシステム・パラメータと、1または複数のセル・レベル・パラメータとを設定するためのインタフェースを提供しうる。ここで、設定されたシステム・パラメータおよびセル・レベル・パラメータは、ダウンリンク(DL)信号、DL共通チャネル、アップリンク(UL)信号、またはUL制御チャネルのうちの少なくとも1つに関連しうる。
態様では、CSM APIは、最適化されたUL HARQ(ハイブリッド自動反復要求)手順を実行するためのみならず、最適化されたDL HARQ手順を実行するためのインタフェースを提供しうる。例えば、物理ダウンリンク共有チャネル・コマンド(PDSCH_CMD)は、新たな送信と再送信との両方のために、インタフェースを介して送信されうる。なぜなら、PDSCHは、非同期HARQを利用しうるからである。PDSCH_CMDは、PDSCHでオーバ・ザ・エアによって伝送ブロックを送信するためにL1によって必要とされうるリソース情報とともに、伝送ブリック記述を伝送しうる。PDSCHデータは、新たな送信の間、一度のみ、L2からL1へ移動しうる。再送信の場合、同じデータが再使用されうる。
物理アップリンク共有チャネル・コマンド(PUSCH_CMD)が、すべての新たな送信のために、インタフェースを介して送信されうる。PUSCH_CMDは、PUSCHでオーバ・ザ・エアによって送信された伝送ブロックを復号するためにL1によって必要とされうるリソース情報とともに、変調符号化スキーム(MCS)情報を伝送しうる。PUSCHに関して同期されたHARQによって、パラメータ変更がない場合には、L2は、再送信のためにPUSCH_CMDを送信することを要求されない。一方、L1は、自動再送信処理を内部的に取り扱いうる。さらに、巡回冗長検査(CRC)が合格した場合に限り、PUSCHデータが、L1からL2へ転送されうる。
(CSM APIメッセージ・タイプおよび動作シナリオ)
図4に例示されている提案されたCSM APIは、プロビジョニング・メッセージおよびMACメッセージを備えうる。プロビジョニング・メッセージは、システム停止中に一度だけ実施されうる。これは、eNB特有またはセル特有でありうる。MACメッセージは、UE特有メッセージおよびDL/UL MACメッセージに分類されうる。UE特有メッセージは、コール・セットアップおよびディアダウンによってトリガされうる。DL MACメッセージおよびUL MACメッセージは、オーバヘッド・メッセージおよび制御メッセージとして使用されうる。そして、HARQ動作のために利用されうる。
プロビジョニング・メッセージ・タイプは、以下の要求(REQ)メッセージのうちの少なくとも1つを備えうる。CSM_CONFIG_REQ、CELL_CONFIG_REQ、PCFICH_CONFIG_REQ、PHICH_CONFIG_REQ、PUCCH_CONFIG_REQ、PRACH_CONFIG_REQ、SRS_CONFIG_REQ、CSM_TUNEABLE_CONFIG_REQ、CELL_ENABLE_REQ、またはCSM_TERMINATE_REQ。CSM_CONFIG_REQメッセージは、eNBシステム・パラメータを設定するための要求メッセージを表しうる。CELL_CONFIG_REQメッセージは、DL共通基準信号(RS)、一次同期信号(SSS)、および二次同期信号(PSS)と同様、セル・パラメータを設定するために使用されうる。PCFICH_CONFIG_REQメッセージは、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)のパラメータを設定するために利用され、PHICH_CONFIG_REQメッセージは、物理ハイブリッド−ARQインジケータ・チャネル(PHICH)のパラメータを設定し、PUCCH_CONFIG_REQメッセージは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)パラメータを設定するために使用され、PRACH_CONFIG_REQメッセージは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)パラメータを設定しうる。
さらに、SRS_CONFIG_REQメッセージは、サウンディング基準信号(SRS)セル・パラメータを設定しうる一方、CSM_TUNEABLE_CONFIG_REQは、内部システム・パフォーマンス・チューニングのために設計された要求メッセージを表しうる。CELL_ENABLE_REQメッセージは、システム時間を設定し、かつeNB動作を可能にするために利用され、CSM_TERMINATE_REQメッセージは、電力サイクルの代わりに、システムのスムースな停止を要求しうる。
UE特有MACメッセージ・タイプは、ADD_UE_REQメッセージ、CFG_UE_REQメッセージ、またはDELETE_UE_REQメッセージのうちの少なくとも1つを備えうる。ADD_UE_REQメッセージは、RNTIフィールドと接続IDフィールドとの間の1対1のマッピングを構築するために利用されうる。ADD_UE_REQは、UEが、DELETE_UE_REQコマンドによって、モニタリング・セットから取り除かれるまで、CSMによって利用されるUE設定値を伝送しうる。ADD_UE_REQは、システムにおける通信のために追加されたUEのL1のためのインジケーションとして動作しうる。
ADD_UE_REQのRNTIフィールドは、テンポラリRNTIまたはセル・ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(CRNTI)を備え、セル内のユニークなUE識別子を表しうる。アクティブなUEについて、ADD_UE_REQの接続IDフィールドが、ユニークなCRNTIに関連付けられうる。接続IDは、すべてのMACインタフェース・メッセージにおいて、アクティブなUEをタグ付けするために使用されうる。したがって、UEがアクティブになった場合、ADD_UE_REQメッセージが、送信されるべき最初のメッセージでありうる。態様では、接続IDフィールドの8(最下位)ビットのみが利用されうる。このように、接続IDの値の範囲が低減され、もって、UEデータベース内のエントリ数が低減されうる。
すべてのUE特有パラメータ設定を完了させるために、CFG_UE_REQメッセージが、ADD_UE_REQと共に送信されうる。ADD_UE_REQにおけるパラメータは、通話の継続中変わらないかもしれない一方、CFG_UE_REQにおけるパラメータは、通話の継続中に更新されることを許可されうる。
DELETE_UE_REQメッセージは、このメッセージのボディで伝送された接続IDに関連付けられたUEインスタンスを削除するようにL1に指示しうる。このメッセージで伝送された接続IDを用いてタグ付けされたあらゆる将来のメッセージは、ADD_UE_REQによって接続IDが再び追加されるまで無視されうる。
DL MACメッセージ・タイプは、PBCH_CMDメッセージ、PCFICH_CMDメッセージ、PHICH_CMDメッセージ、PDCCH_CMDメッセージ、PDSCH_CMDメッセージ、またはPDSCH_DATAメッセージのうちの少なくとも1つを備えうる。PBCH_CMDメッセージは、マスタ情報ブロック(MIB)情報を伝送する物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)送信を表しうる。PCFICH_CMDメッセージは、制御フォーマット・インジケータ(CFI)送信を表しうる一方、PHICH_CMDメッセージは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のためのアクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)を伝送するPHICH送信を表しうる。
さらに、PDCCH_CMDメッセージは、すべてのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットを伝送する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信を表しうる。そして、PDSCH_CMDメッセージは、物理ダウリンク共有チャネル(PDSCH)でオーバ・ザ・エアによって伝送ブロックを送信するためにL1によって必要とされうるリソース情報とともに、伝送ブロック記述を伝送するメッセージを表しうる。態様では、PDSCH_DATAメッセージは、送信されるべき伝送ブロックのコンテンツを提供するために、PDSCH_CMDメッセージが伴われうる。
UL MACメッセージ・タイプは、以下のメッセージのうちの少なくとも1を備えうる。PUSCH_CMD、PUSCH_DATA、PUSCH_DEASSIGN_CMD、PRACH_DATA、UL_ACK_DATA、SR_DATA、UL_CTRL_DATA、TRACK_LOOP_DATA、またはIOT_DATA。PUSCH_CMDは、PUSCHで送信された伝送ブロックを復号するためにL1によって要求されうるリソース情報とともにMCSを伝送しうる。PUSCH_DATAメッセージは、PUSCHのために、復号された(例えば、L1のターボ・デコーダによって復号された)ヘッダ、および復号されたビット・ストリームを伝送しうる一方、PUSCH_DEASSIGN_CMDは、HARQ処理を終了させ、L1リソースを解放するために利用されうる。
さらに、PRACH_DATAメッセージは、検出されたプリアンブルおよび初期タイミング・オフセットを伝送し、UL_ACK_DATAメッセージは、PDSCH送信に関するACK/NAKを伝送しうる一方、SR_DATAメッセージは、肯定的なスケジューリング要求(SR)を伝送しうる。態様では、UL_CTRL_DATAメッセージは、CQI/PMI(チャネル品質インジケータ/プリコーディング行列情報)と、周期的PUCCHレポートと非周期的PUCCHレポートとの両方からのランク・インジケータ(RI)データを伝送しうる一方、TRACK_LOOP_DATAメッセージは、PUCCH、PUSCH、またはSRSのうちの少なくとも1つの信号対雑音比(SNR)、送信電力制御(TPC)、およびドップラ情報を伝送しうる。態様では、IOT_DATAメッセージは、各リソース・ブロック(RB)、各アンテナ、および各送信スロットの「干渉対熱雑音」(IOT)データを伝送しうる。
図5は、本開示のある態様にしたがう、eNB(セル・サイト)の初期化に関連するCSM API動作シナリオ500の例を例示する。eNBのMACホスト502は、eNBのCSM 504にCSM_CONFIG_REQメッセージに508を送信することにより、システム・パラメータを設定しうる。ラジオ周波数(RF)フロントエンド506は、秒境界およびフレーム境界を備えた周期的なタイム・スタンプ更新版(例えば、図5に例示されるような、秒インジケータおよびフレーム・インジケータを備えたベースバンドIサンプルおよびQサンプル500)をCSM504へ送信しうる。これに続いて、時間インスタント512では、MACホスト502が、前述したさまざまな設定コマンド514−524をCSM504へ送信することによって、セル・パラメータおよびチャネル・パラメータを設定しうる。
時間インスタント526では、MACホスト502は、システム時間を設定し、eNB動作(またはセル動作)を可能にしうる。MACホスト502は、無効な秒カウンタ値を持つCSMラジオ・フレーム・タイミング・メッセージ526を受信した後、ネットワーク時間プロトコル(NTP)サーバから、リアルタイムの秒カウンタ値を取得しうる。その後、MACホスト502は、有効なシステム時間を持つCELL_ENABLE_REQメッセージ530を、CSM504へ送信しうる。2秒間待った後、図5に例示されるように、CSM504は、有効な秒カウンタ値を持つCSMラジオ・フレーム・タイミング・メッセージ532を送信しうる。534では、システム時間が確立され、システム(eNB)が動作可能になりうる。
これに続いて、図5に例示されるように、MACホスト502は、DL MACコマンド536−542を送信することによって、CSM504に対して、DLシステム情報を送信するように指示しうる。PBCH_CMDメッセージ536を送信することによって、マスタ情報ブロック(MIB)情報が伝送されうる一方、PCFICH_CMDメッセージ538、PDCCH_CMDメッセージ540、およびPDSCH_CMDメッセージ542を送信することによって、システム情報ブロック(SIB)情報が伝送されうる。CSM504は、MACホスト502にPRACH_DATAメッセージ544を送信しうる。ここで、PRACH_DATAは、ULおよび初期タイミング・オフセットで送信された、検出されたプリアンブルを伝送しうる。MACホスト502は、PRACH_DATAを受信した後、CSM504に対して、通常動作を開始するように指示しうる。
図6は、本開示のある態様にしたがう、eNB(セル・サイト)のDLデータ・フローに関連するCSM API動作シナリオ600の例を例示する。新たなDL送信の場合、パケットは、準備完了となると、PDSCH_DATAメッセージ606内で、MACホスト602からCSM604へダイレクトに送信されうる。時間インスタント608では、L2が、サブフレームnについてDLスケジューラを実行しうる。この後、MACホスト602は、サブフレームnに関連付けられたPDCCH_CMDメッセージを送信しうる。PDCCH_CMDメッセージは、DL許可を伝送しうるが、これらは、CSM604によって分析されないことがありうる。その後、MACホスト602は、サブフレームnに関連付けられたPDSCH_CMDメッセージ612をCSM604へ送信しうる。PDSCH_CMDメッセージ612は、MACパケット・データ・ユニット(PDU)を記述するタイプ長さ値(TLV)と、符号化および変調のためにL1によって使用されるべき許可情報を伝送しうる。
時間インスタント614では、サブフレームnにおいて、L1(すなわち、CSM HW)は、PDSCHでデータを送信しうる。616では、L1が、PUCCH/PUSCHで送信されたACK/NACKを復号しうる。復号後、サブフレームn+4において、CSM604は、UL_ACK_DATAメッセージ618を送信しうる。これは、PDSCH送信に関連するACKまたはNACKを伝送しうる。前述した動作608−618は、新たなDL送信と再送信との両方のために適用されうることが注目されるべきである。
図7は、本開示のある態様にしたがう、再送信コマンドの無いeNB8(セル・サイト)のULデータ・フローに関連するCSM API動作シナリオ700の例を例示する。時間インスタント706では、eNBのMACホスト702が、ULスケジューラを実行しうる。そして、適切なサブフレーム番号(SFN)/サブフレームにタグ付けされたPDCCH_CMDおよびPUSCH_CMDを生成しうる。その後、MACホスト702は、SFN/サブフレームn−4に関連付けられたPDCCH_CMDメッセージ708を、eNBのCSM704へ送信しうる。PDCCH_CMDメッセージ708は、PDCCHペイロードを伝送しうる一方、CSM704は、PDCCHペイロードのコンテンツを分析しない場合がありうる。その後、MACホスト702は、SFN/サブフレームnに関連付けられたPUSCH_CMDメッセージ710を、CSM704へ送信しうる。PUSCH_CMDメッセージ710は、ULリソース割当およびMCSに関する情報を伝送しうる。この情報は、PUSCHで送信された伝送ブロックを復号するために、L1によって必要とされうる。
712では、CSM704が、SFN/サブフレームnから始まって、PUSCHデータを復号することを試みうる。714では、SFN/サブフレームnのペイロードおよび復号された(例えば、CSM HMのターボ・デコーダによって復号された)ヘッダが、PUSCH_DATAメッセージ716で、CSM HMからMACホスト704へダイレクトに送信されうる。PUSCH_DATAメッセージ716はさらに、CRCがCSM HMにおいて合格したか失格したかを示すインジケーションを伝送しうる。SFN/サブフレームn+4では、MACホスト702が、PUSCHのためのACK/NACKを伝送するPHICH_CMDメッセージ718を、CSM704に送信しうる。態様では、このコマンドは、CSM704によって分析される必要がない場合がありうる。予め定められた最大数の再送信に達する前にCRCが合格した場合、MACホスト702は、動作708−718によって定義されるHARQ処理を終了させ、L1リソースを解放するために、SFN/サブフレームn+8のPUSCH_DEASSIGN_CMDメッセージ720を送信しうる。
図8は、本開示のある態様にしたがう、再送信コマンドの有るeNB(セル・サイト)のULデータ・フローに関連するCSM API動作シナリオ800の例を例示する。806では、eNBのMACホスト802が、ULスケジューラを実行しうる。そして、適切なSFN/サブフレームにタグ付けされたPDCCH_CMDおよびPUSCH_CMDを生成しうる。その後、MACホスト802は、SFN/サブフレームn−4に関連付けられたPDCCH_CMDメッセージ808を、CSM804へ送信しうる。PDCCH_CMDメッセージ808はPDCCHペイロード伝送しうる一方、CSM804は、PDCCHペイロードのコンテンツを分析しない場合がありうる。その後、MACホスト802は、SFN/サブフレームnに関連付けられたPUSCH_CMDメッセージ810を、CSM804に送信しうる。PUSCH_CMDメッセージ810は、ULリソース割当およびMCSに関する情報を伝送しうる。これは、PUSCHで送信された伝送ブロックを復号するためにL1によって必要とされうる。
812では、CSM804が、SFN/サブフレームnから始まって、PUSCHデータを復調することを試みうる。814では、SFN/サブフレームnのペイロードおよび復号された(例えば、CSM HMのターボ・デコーダによって復号された)ヘッダが、PUSCH_DATAメッセージ816で、CSM HMからMACホスト804へダイレクトに送信されうる。PUSCH_DATAメッセージ816はさらに、CRCがCSM HMにおいて合格したか失格したかを示すインジケーションを伝送しうる。SFN/サブフレームn+4では、MACホスト802が、PUSCHのためのACK/NACKを伝送するPHICH_CMDメッセージ818を、CSM804に送信しうる。態様では、このコマンドは、CSM804によって解析される必要がない場合がありうる。
予め定義された最大数の再送信に達せず、HARQ早期終了が生じない間に、CRCが失格した場合、PUSCH_DEASSIGN_CMDは起動されず、L1は、以下の2つの態様のうちの1つにしたがって、再送信を継続しうる。1つの態様では、CSM804は、PUSCH_DEASSIGN_CMDが受信されるまで、冗長バージョン(RV)以外の同じパラメータを用いて、同じHARQにおける復号の試みを継続しうる。PUSCH_DEASSIGN_CMDがCSM804において受信されると、PUSCHリソースが解放されうる。別の態様では、新たなPUSCH_CMDメッセージがCSM804において受信されると、新たなPUSCH_CMDメッセージによって伝送された新たな復号パラメータが、オリジナルの復号パラメータを上書きしうる。
図9は、本開示のある態様にしたがって、アクセス・ポイントにおいて実行されるブロック900の例を概念的に例示する機能ブロック図である。ブロック900によって例示された動作は、例えば、図2からのアクセス・ポイント210のプロセッサ230において、および/または、図4からの回路402,404,406において実行されうる。
この動作は、ブロック902において、下部レイヤと上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、アクセス・ポイントの下部レイヤと、アクセス・ポイントの上部レイヤとをインタフェースすることによって始まりうる。ブロック904では、アクセス・ポイントと通信している複数のユーザ機器のうちの少なくとも2つのユーザ機器に関連する情報が、下部レイヤと上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化されうる。ブロック906では、アクセス・ポイントと、複数のユーザ機器のうちの1または複数との間の接続を設定することに関連する複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子が含められうる。
態様では、接続識別子のおのおのが、複数のユーザ機器のうちのユニークな装置(ユーザ機器)の接続に関連付けられうる。態様では、インタフェースすることは、アクセス・ポイントと、複数のユーザ機器のうちの少なくとも1つとの間の通信に応じて、下部レイヤと上部レイヤとの間で、複数のメッセージのうちの1または複数のアクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)メッセージを転送することを備えうる。
1つの構成では、無線通信のための装置210は、装置の下部レイヤと装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、下部レイヤと、上部レイヤとをインタフェースする手段と、装置と通信している別の複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、下部レイヤと上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化する手段と、この装置210と、別の複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含める手段と、を含む。1つの態様では、前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成されたプロセッサ230でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記載された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
CSM APIの提案された実施は、いくつかの利点を有する。これは、LTE基地局モデム技術移転プロセスを促進しうる。さらに、これは、第4世代(4G)フェムト・チップセット製品へ採用されうる。提案されたCSM APIは、分散型メッセージング・アーキテクチャのために最適化されたソリューションを提供しうる。そして、従来式の共有メモリ/バス/割込ベースのアーキテクチャに容易に適応されうる。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述された説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または前述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサがそこから情報を読み取り、および/または、そこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本明細書に記載されるように、項目のリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれら項目のうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (55)

  1. 通信のための方法であって、
    装置の下部レイヤと前記装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、前記下部レイヤと、前記上部レイヤとをインタフェースすることと、
    前記装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化することと、
    前記装置と、前記複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する前記複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含めることと、
    を備える方法。
  2. 前記1または複数の接続識別子のおのおのが、前記複数の装置のうちのユニークな装置の接続に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記インタフェースすることは、前記装置と、前記複数の装置のうちの少なくとも1つの装置との間の通信に応じて、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で、前記複数のメッセージのうちの1または複数のアクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)メッセージを転送することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記インタフェースすることは、前記下部レイヤと前記上部レイヤとにおける機能の重複を低減することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記インタフェースすることは、前記複数のメッセージのうちのメッセージに関連付けられた情報が、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信された最後の時から変わっていない場合、前記複数のメッセージのうちのメッセージを再送信することをスキップすることを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間でメッセージを交換することは、インターネット・プロトコル(IP)にしたがうメッセージング・プロトコルに基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記インタフェースすることは、前記複数のメッセージのうちのメッセージで情報を転送するために、前記下部レイヤおよび前記上部レイヤのうち最短の通信経路を選択することを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記1または複数の接続識別子の値の範囲は、前記複数の装置に関連付けられたデータベース内のエントリ数を低減するために選択され、
    前記方法はさらに、
    前記1または複数の接続識別子のうちの1つの接続識別子と、ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)との間の1対1のマッピングを確立することを備え、
    この接続識別子とRNTIとは、前記複数のメッセージのうちの1つのメッセージに格納される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記インタフェースすることは、
    前記装置に関連付けられた1または複数のシステム・パラメータと、前記装置のセルに関連付けられた1または複数のセル・レベル・パラメータとを設定することと、
    前記設定されたシステム・パラメータおよびセル・レベル・パラメータを、前記装置のダウンリンク(DL)信号、DL共通チャネル、アップリンク(UL)信号、またはUL制御チャネルのうちの少なくとも1つに関連する前記複数のメッセージのうちの少なくとも1つのメッセージに含めることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記インタフェースすることは、前記装置と前記複数の装置のうちの少なくとも1つの装置との間の通信のためにハイブリッド自動反復要求(HARQ)手順を実行することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記下部レイヤは、前記装置の物理レイヤ(PHY)を備え、前記上部レイヤは、前記装置の媒体アクセス制御(MAC)レイヤを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 無線通信のための装置であって、
    前記装置の下部レイヤと前記装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、前記下部レイヤと、前記上部レイヤとをインタフェースするように構成されたインタフェース回路を備え、
    前記インタフェース回路は、前記装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信されるべき前記複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化するように構成され、
    前記インタフェース回路はさらに、前記装置と、前記複数の装置のうちの1または複数の装置と間の接続を設定することに関連する前記複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含めるように構成される、装置。
  13. 前記1または複数の接続識別子のおのおのが、前記複数の装置のうちのユニークな装置の接続に関連付けられる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記インタフェース回路はまた、前記装置と、前記複数の装置のうちの少なくとも1つの装置との間の通信に応じて、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で、前記複数のメッセージのうちの1または複数のアクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)メッセージを転送するように構成される、請求項12に記載の装置。
  15. 前記インタフェース回路はまた、前記下部レイヤと前記上部レイヤとにおける機能の重複を低減するように構成される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記インタフェース回路はまた、前記複数のメッセージのうちのメッセージに関連付けられた情報が、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信された最後の時から変わっていない場合、前記複数のメッセージのうちのメッセージを再送信することをスキップするように構成される、請求項12に記載の装置。
  17. 前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間でメッセージを交換することは、インターネット・プロトコル(IP)にしたがうメッセージング・プロトコルに基づく、請求項12に記載の装置。
  18. 前記インタフェース回路はまた、前記複数のメッセージのうちのメッセージで情報を転送するために、前記下部レイヤおよび前記上部レイヤのうち最短の通信経路を選択するように構成される、請求項12に記載の装置。
  19. 前記1または複数の接続識別子の値の範囲は、前記複数の装置に関連付けられたデータベース内のエントリ数を低減するために選択され、
    前記装置はさらに、
    前記1または複数の接続識別子のうちの1つの接続識別子と、ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)との間の1対1のマッピングを確立するように構成された回路を備え、
    この接続識別子とRNTIとは、前記複数のメッセージのうちの1つのメッセージに格納される、請求項12に記載の装置。
  20. 前記インタフェース回路はまた、
    前記装置に関連付けられた1または複数のシステム・パラメータと、前記装置のセルに関連付けられた1または複数のセル・レベル・パラメータとを設定し、
    前記設定されたシステム・パラメータおよびセル・レベル・パラメータを、前記装置のダウンリンク(DL)信号、DL共通チャネル、アップリンク(UL)信号、またはUL制御チャネルのうちの少なくとも1つに関連する前記複数のメッセージのうちの少なくとも1つのメッセージに含める、
    ように構成された、請求項12に記載の装置。
  21. 前記インタフェース回路はまた、前記装置と前記複数の装置との間の通信のためにハイブリッド自動反復要求(HARQ)手順を実行するように構成された、請求項12に記載の装置。
  22. 前記下部レイヤは、前記装置の物理レイヤ(PHY)を備え、前記上部レイヤは、前記装置の媒体アクセス制御(MAC)レイヤを備える、請求項12に記載の装置。
  23. 無線通信のための装置であって、
    前記装置の下部レイヤと前記装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、前記下部レイヤと、前記上部レイヤとをインタフェースする手段と、
    前記装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化する手段と、
    前記装置と、前記複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する前記複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含める手段と、
    を備える装置。
  24. 前記1または複数の接続識別子のおのおのが、前記複数の装置のうちのユニークな装置の接続に関連付けられる、請求項23に記載の装置。
  25. 前記インタフェースする手段は、前記装置と、前記複数の装置のうちの少なくとも1つの装置との間の通信に応じて、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で、前記複数のメッセージのうちの1または複数のアクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)メッセージを転送する手段を備える、請求項23に記載の装置。
  26. 前記インタフェースする手段は、前記下部レイヤと前記上部レイヤとにおける機能の重複を低減する手段を備える、請求項23に記載の装置。
  27. 前記インタフェースする手段は、前記複数のメッセージのうちのメッセージに関連付けられた情報が、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信された最後の時から変わっていない場合、前記複数のメッセージのうちのメッセージを再送信することをスキップする手段を備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間でメッセージを交換することは、インターネット・プロトコル(IP)にしたがうメッセージング・プロトコルに基づく、請求項23に記載の装置。
  29. 前記インタフェースする手段は、前記複数のメッセージのうちのメッセージで情報を転送するために、前記下部レイヤおよび前記上部レイヤのうち最短の通信経路を選択する手段を備える、請求項23に記載の装置。
  30. 前記1または複数の接続識別子の値の範囲は、前記複数の装置に関連付けられたデータベース内のエントリ数を低減するために選択され、
    前記装置はさらに、
    前記1または複数の接続識別子のうちの1つの接続識別子と、ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)との間の1対1のマッピングを確立する手段を備え、
    この接続識別子とRNTIとは、前記複数のメッセージのうちの1つのメッセージに格納される、請求項23に記載の装置。
  31. 前記インタフェースする手段は、
    前記装置に関連付けられた1または複数のシステム・パラメータと、前記装置のセルに関連付けられた1または複数のセル・レベル・パラメータとを設定する手段と、
    前記設定されたシステム・パラメータおよびセル・レベル・パラメータを、前記装置のダウンリンク(DL)信号、DL共通チャネル、アップリンク(UL)信号、またはUL制御チャネルのうちの少なくとも1つに関連する前記複数のメッセージのうちの少なくとも1つのメッセージに含める手段と
    を備える、請求項23に記載の装置。
  32. 前記インタフェースする手段は、前記装置と前記複数の装置との間の通信のためにハイブリッド自動反復要求(HARQ)手順を実行する手段を備える、請求項23に記載の装置。
  33. 前記下部レイヤは、前記装置の物理レイヤ(PHY)を備え、前記上部レイヤは、前記装置の媒体アクセス制御(MAC)レイヤを備える、請求項23に記載の装置。
  34. コンピュータ・プログラム製品であって、
    装置の下部レイヤと前記装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、前記下部レイヤと、前記上部レイヤとをインタフェースすることと、
    前記装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化することと、
    前記装置と、前記複数の装置のうちの1または複数の装置との間の接続を設定することに関連する前記複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含めることと、
    のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  35. 前記1または複数の接続識別子のおのおのが、前記複数の装置のうちのユニークな装置の接続に関連付けられる、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  36. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記装置と、前記複数の装置のうちの少なくとも1つの装置との間の通信に応じて、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で、前記複数のメッセージのうちの1または複数のアクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)メッセージを転送するためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  37. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記下部レイヤと前記上部レイヤとにおける機能の重複を低減するためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  38. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記複数のメッセージのうちのメッセージに関連付けられた情報が、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信された最後の時から変わっていない場合、前記複数のメッセージのうちのメッセージを再送信することをスキップするためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  39. 前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間でメッセージを交換することは、インターネット・プロトコル(IP)にしたがうメッセージング・プロトコルに基づく、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  40. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記複数のメッセージのうちのメッセージで情報を転送するために、前記下部レイヤおよび前記上部レイヤのうち最短の通信経路を選択するためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  41. 前記1または複数の接続識別子の値の範囲は、前記複数の装置に関連付けられたデータベース内のエントリ数を低減するために選択され、
    前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、
    前記1または複数の接続識別子のうちの1つの接続識別子と、ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)との間の1対1のマッピングを確立するのためのコードを備え、
    この接続識別子とRNTIとは、前記複数のメッセージのうちの1つのメッセージに格納される、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  42. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、
    前記装置に関連付けられた1または複数のシステム・パラメータと、前記装置のセルに関連付けられた1または複数のセル・レベル・パラメータとを設定することと、
    前記設定されたシステム・パラメータおよびセル・レベル・パラメータを、前記装置のダウンリンク(DL)信号、DL共通チャネル、アップリンク(UL)信号、またはUL制御チャネルのうちの少なくとも1つに関連する前記複数のメッセージのうちの少なくとも1つのメッセージに含めることと
    のためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  43. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記装置と前記複数の装置との間の通信のためにハイブリッド自動反復要求(HARQ)手順を実行するためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  44. 前記下部レイヤは、前記装置の物理レイヤ(PHY)を備え、前記上部レイヤは、前記装置の媒体アクセス制御(MAC)レイヤを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  45. 通信のための装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記装置の下部レイヤと前記装置の上部レイヤとの間で複数のメッセージを交換することに基づいて、前記下部レイヤと、前記上部レイヤとをインタフェースし、
    前記装置と通信している複数の装置のうちの少なくとも2つの装置に関連する情報を、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信されるべき複数のメッセージのうちの1つのメッセージにグループ化し、
    前記装置と、前記複数の装置のうちの1または複数との間の接続を設定することに関連する前記複数のメッセージのうちの1または複数のメッセージ内に、1または複数の接続識別子を含める
    ように構成された、装置。
  46. 前記1または複数の接続識別子のおのおのが、前記複数の装置のうちのユニークな装置の接続に関連付けられる、請求項45に記載の装置。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサはまた、前記装置と、前記複数の装置のうちの少なくとも1つの装置との間の通信に応じて、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で、前記複数のメッセージのうちの1または複数のアクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)メッセージを転送するように構成される、請求項45に記載の装置。
  48. 前記少なくとも1つのプロセッサはまた、前記下部レイヤと前記上部レイヤとにおける機能の重複を低減するように構成される、請求項45に記載の装置。
  49. 前記少なくとも1つのプロセッサはまた、前記複数のメッセージのうちのメッセージに関連付けられた情報が、前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間で送信された最後の時から変わっていない場合、前記複数のメッセージのうちのメッセージを再送信することをスキップするように構成される、請求項45に記載の装置。
  50. 前記下部レイヤと前記上部レイヤとの間でメッセージを交換することは、インターネット・プロトコル(IP)にしたがうメッセージング・プロトコルに基づく、請求項45に記載の装置。
  51. 前記少なくとも1つのプロセッサはまた、前記複数のメッセージのうちのメッセージで情報を転送するために、前記下部レイヤおよび前記上部レイヤのうち最短の通信経路を選択するように構成された、請求項45に記載の装置。
  52. 前記1または複数の接続識別子の値の範囲は、前記複数の装置に関連付けられたデータベース内のエントリ数を低減するために選択され、
    前記少なくとも1つのプロセッサはまた、前記1または複数の接続識別子のうちの1つの接続識別子と、ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)との間の1対1のマッピングを確立するように構成され、
    この接続識別子とRNTIとは、前記複数のメッセージのうちの1つのメッセージに格納される、請求項45に記載の装置。
  53. 前記少なくとも1つのプロセッサはまた、
    前記装置に関連付けられた1または複数のシステム・パラメータと、前記装置のセルに関連付けられた1または複数のセル・レベル・パラメータとを設定し、
    前記設定されたシステム・パラメータおよびセル・レベル・パラメータを、前記装置のダウンリンク(DL)信号、DL共通チャネル、アップリンク(UL)信号、またはUL制御チャネルのうちの少なくとも1つに関連する前記複数のメッセージのうちの少なくとも1つのメッセージに含める
    ように構成された、請求項45に記載の装置。
  54. 前記少なくとも1つのプロセッサはまた、前記装置と前記複数の装置のうちの少なくとも1つの装置との間の通信のためにハイブリッド自動反復要求(HARQ)手順を実行するように構成された、請求項45に記載の装置。
  55. 前記下部レイヤは、前記装置の物理レイヤ(PHY)を備え、前記上部レイヤは、前記装置の媒体アクセス制御(MAC)レイヤを備える、請求項45に記載の装置。
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