JP2013544453A - オフセットを用いてインバンド制御チャネルを提供する疑似ワイヤ - Google Patents

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Abstract

第1のPE(provider equipment)デバイスによって実装される、第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤ(PW)上のOAM(operations, administration and management)機能性を可能とする方法であって、PWは、パケット交換ネットワークを横断し、制御チャネルメッセージ及びデータパケットのフローを搬送し、パケット交換ネットワークは、マルチパスルーティングを判定するためにデータパケットの疑似ワイヤラベルスタック外の情報を使用するノードを含み、方法は、第1のPEにおいて、疑似ワイヤ上を第2のPEへ転送されるべき制御チャネルメッセージを受信することと、制御チャネルメッセージに、パケット交換ネットワークのノードによってフローのデータパケットと同じルート上を制御チャネルメッセージが転送されることを保証するものである疑似フローヘッダをプレフィクシングすることと、それにより、OAM機能性が疑似ワイヤのために正確に実行されることを可能にすることと、を含む。
【選択図】図2

Description

[関連出願への相互参照]
本出願は、2010年9月23日に提出された米国仮特許出願第61/385,630号からの優先権を主張する。
[発明の分野]
本発明の実施形態は、疑似ワイヤ(pseudo-wire)上でインバンド制御チャネルを提供するためのシステムに関する。具体的には、本発明の実施形態は、VCCV(virtual circuit connectivity verification)及び同様のOAM(operations, administration and management)機能がインバンド制御チャネル上で実行されることのできる一方で、中間ノードがマルチパスの意思決定において非疑似ワイヤラベルスタック情報を利用するシステムに関する。
疑似ワイヤは、多様なパケット交換ネットワーク(PSN:Packet Switched Network)のタイプの上で通信サービス(T1リース回線又はフレームリレーなど)の本質的な属性をエミュレートするメカニズムである。疑似ワイヤは、所与のサービス定義のために要求される忠実度でサービスをエミュレートする必要最小限の機能性のみを提供することを意図される。疑似ワイヤの要求される機能は、ネットワーキングデバイスの入力ポート(ingress port)に到着するサービス固有のビットストリーム、セル、又はプロトコルデータユニット(PDU)のカプセル化と、IP(Internet Protocol)パス又はMPLS(Multi Protocol Label Switching)トンネルを介するそれらの転送とを含む。いくつかのケースでは、データ送信のタイミング及び順序の管理などの疑似ワイヤ内の他の動作を実行し、要求される忠実度でサービスの振る舞い及び特性をエミュレートすることが必要とされる。
CE(Customer Equipment)デバイスから見ると、疑似ワイヤは、選択されるサービスの非共有リンク又は回路として特徴付けられる。いくつかのケースでは、疑似ワイヤエミュレーションに疑似ワイヤ上で搬送されるトラフィックに影響を及ぼす欠陥がある。これらの欠陥はこの技術の適用性を制限する。これらの制限は、適切なサービス固有の文書に十分に記述されなければならず、疑似ワイヤをあるサービス又は顧客にとって不適切とする可能性がある。
疑似ワイヤ上で影響を受ける可能性のある1つのサービスがOAM(operations administration and management)機能性である。いくつかのOAM機能性は、OAMデータが疑似ワイヤ上で他のデータと同様に扱われることを要求する。VCCV(virtual circuit connectivity verification)は、PSNにおけるマルチパスの意思決定によって影響されるOAM機能である。現在の疑似ワイヤには、制限された又は限定的なVCCVのサポートしかない。というのは、OAMアラートラベルVCCV(タイプ2)やTTL(time−to−live:活動時間)満了VCCV(タイプ3)といったOAMメッセージはインバンドではなく、よって、疑似ワイヤにおいてPSNを横切る他のトラフィックと同様にルーティングされることが保証されない。制御ワードを用いるVCCV(タイプ1)はインバンドであるが、マルチパスルーティングを、疑似ワイヤラベルスタックの情報の使用だけに制限する。
第1のPE(provider equipment)デバイスによって実装される、第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤ(PW)上のOAM機能性を可能とする方法であって、PWは、パケット交換ネットワークを横断し、制御チャネルメッセージ及びデータパケットのフローを搬送し、パケット交換ネットワークは、マルチパスルーティングを判定するためにデータパケットの疑似ワイヤラベルスタック外の情報を使用する、疑似ワイヤにより横断されるノードを含み、この方法は、第1のPEにおいて、疑似ワイヤ上を第2のPEへ転送されるべき制御チャネルメッセージを受信するステップと、疑似ワイヤがオフセットベースの制御チャネルをサポートするように取り決められたかを判定するステップと、制御チャネルメッセージに疑似フローヘッダをプレフィクシングするステップと、疑似フローヘッダは、フローのデータパケットの一部でもあるヘッダに適合することと、当該ヘッダは、データパケットの疑似ワイヤラベルスタック外であることと、当該ヘッダは、データパケットのマルチパスルーティングを判定するために上記ノードにより使用されることと、制御チャネルメッセージの疑似フローヘッダは、パケット交換ネットワークのノードによってフローのデータパケットと同じルート上を制御チャネルメッセージが転送されることを保証するものであることと、それにより、制御チャネルメッセージにより特定されるOAM機能性が疑似ワイヤのために正確に実行されることが可能となることと、疑似ワイヤ上で、疑似フローヘッダを伴う制御チャネルメッセージを第2のPEへ転送するステップと、を含む。
第1のPEデバイスによって実装される、第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤ(PW)上のOAM機能性を可能とする方法であって、PWは、パケット交換ネットワークを横断し、制御チャネルメッセージ及びデータパケットのフローを搬送し、パケット交換ネットワークは、マルチパスルーティングを判定するためにデータパケットの疑似ワイヤラベルスタック外の情報を使用する、疑似ワイヤにより横断されるノードを含み、上記方法は、第2のPEから疑似ワイヤ上で制御チャネルメッセージを受信するステップと、制御チャネルメッセージがオフセットベースの制御チャネルメッセージであるかを判定するステップと、制御チャネルメッセージがオフセットベースの制御チャネルメッセージであると判定したことに応答して、疑似ヘッダの後のパケットオフセットにおいて制御チャネルメッセージを処理するステップと、オフセットベースの制御チャネルメッセージは、疑似フローヘッダを含むことと、疑似フローヘッダは、フローのデータパケットの一部でもあるヘッダに適合することと、当該ヘッダは、データパケットの疑似ワイヤラベルスタック外であることと、当該ヘッダは、データパケットのマルチパスルーティングを判定するために上記ノードにより使用されることと、制御チャネルメッセージの疑似フローヘッダは、パケット交換ネットワークのノードによってフローのデータパケットと同じルート上を制御チャネルメッセージが転送されることを保証するものであることと、それにより、制御チャネルメッセージにより特定されるOAM機能性が疑似ワイヤのために正確に実行されることが可能となることと、を含む。
第1のPEデバイスとして機能するように構成される、第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤ(PW)上のOAM機能性を可能とするネットワーク要素であって、PWは、パケット交換ネットワークを横断し、制御チャネルメッセージ及びデータパケットのフローを搬送し、パケット交換ネットワークは、マルチパスルーティングを判定するためにデータパケットの疑似ワイヤラベルスタック外の情報を使用する、疑似ワイヤにより横断されるノードを含み、上記方法は、のステップを含み、上記ネットワーク要素は、第1のPEとパケット交換ネットワークとの間のネットワーク接続上でデータパケットを受信するように構成される入力(ingress)モジュールと、ネットワーク接続上でデータパケットを送信するように構成される出力(egress)モジュールと、入力モジュールと出力モジュールとに通信可能に結合され、疑似ワイヤ管理モジュール、制御チャネル管理モジュール及びOAMモジュールを実行するように構成されるネットワークプロセッサと、疑似ワイヤ管理モジュールは、パケット交換ネットワーク上で第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤを確立し、維持するように構成されることと、制御チャネル管理モジュールは、疑似ワイヤ管理モジュールに通信可能に結合され、疑似ワイヤ上で送信されるべきオフセットベースの制御チャネルメッセージにプレフィックスを付加するように構成されることと、オフセットベースの制御チャネルメッセージは、疑似フローヘッダを含むことと、疑似フローヘッダは、フローのデータパケットの一部でもあるヘッダに適合することと、当該ヘッダは、データパケットの疑似ワイヤラベルスタック外であることと、当該ヘッダは、データパケットのマルチパスルーティングを判定するために上記ノードにより使用されることと、制御チャネルメッセージの疑似フローヘッダは、パケット交換ネットワークのノードによってフローのデータパケットと同じルート上を制御チャネルメッセージが転送されることを保証するものであることと、それにより、制御チャネルメッセージにより特定されるOAM機能性が疑似ワイヤのために正確に実行されることが可能となることと、制御チャネル管理モジュールは、オフセットベースの制御チャネルメッセージを識別し、疑似フローヘッダに続くメッセージの内容に関するオフセットベースの制御チャネルメッセージの処理を開始するように構成されることと、OAMモジュールは、オフセットベースの制御チャネルメッセージで定義されたOAM機能性を処理するように構成されることと、を含む。
本発明を、限定としてではなく例として、添付の図面の各図に示す。図面において類似の参照は類似の要素を示す。本開示の別々の箇所において「ある(an)」実施形態又は「一(one)」実施形態という場合、それらは必ずしも同じ実施形態を指すものであるとは限らず、そのような言及は少なくとも1つを意味することに留意されたい。さらに、ある実施形態と関連して特定の特徴、構造、又は特性が記述されるときには、明示されているか否かにかかわらず、そのような特徴、構造、又は特性を他の実施形態と関連して実施することが当業者の知識の範囲内であることが提示されるものである。
疑似ワイヤを利用したネットワークの一実施形態を示す図である。 オフセットを用いてインバンド制御チャネルをサポートする疑似ワイヤを実装するネットワーク要素の一実施形態を示す図である。 アウトゴーイングの制御チャネルメッセージを扱うためのプロセスの一実施形態を示すフローチャートである。 インバンド制御チャネルメッセージを扱うためのプロセスの一実施形態を示すフローチャートである。
以下の説明では、多数の具体的詳細が示される。しかし、本発明の実施形態はこれらの具体的詳細なしでも実施され得ることが理解されるものである。例によっては、本明細書の理解を不明確にすることのないように、周知の回路、構造及び技法が詳細に示されてはいない。しかし、本発明がそのような具体的詳細なしでも実施され得ることは、当業者には理解されるであろう。当業者は、本明細書に記載される説明を読めば、過度の実験をせずとも適切な機能性を実装することができるであろう。
フローチャートの動作は、図1及び図2の例示的実施形態を参照して説明される。しかし、フローチャートの動作は、図1及び図2を参照して述べられる実施形態以外の本発明の実施形態によっても実行することができ、図1及び図2を参照して述べられる実施形態は、図3及び図4のフローチャートを参照して述べられる実施形態とは異なる動作を実行することができることを理解すべきである。
各図に示される技法は、1つ又は複数の電子デバイス(例えば端局、ネットワーク要素など)上で記憶され、実行されるコード及びデータを用いて実装することができる。そのような電子デバイスは、非一時的な機械読取可能な、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体(例えば、磁気ディスク、光ディスク、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリ、フラッシュメモリデバイス、相変化メモリなど)といった非一時的な機械読取可能な、又はコンピュータ読取可能な媒体を用いて(内部で、並びに/又はネットワーク上の他の電子デバイスと)コード及びデータを記憶し、通信する。加えて、そのような電子デバイスは、通常、1つ又は複数の記憶デバイス、ユーザ入力/出力デバイス(キーボード、タッチスクリーン、及び/又はディスプレイなど)、ネットワーク接続といった、1つ又は複数の他の構成要素に結合された1つ又は複数のプロセッサのセットも含む。プロセッサのセットと他の構成要素との結合は、通常、1つ又は複数のバス及びブリッジ(バスコントローラともいう)を介したものである。記憶デバイスは、1つ又は複数の非一時的な機械読取可能又はコンピュータ読取可能な記憶媒体及び非一時的な機械読取可能又はコンピュータ読取可能な通信媒体を表す。よって、所与の電子デバイスの記憶デバイスは、通常、当該電子デバイスの1つ又は複数のプロセッサのセット上で実行するためのコード及び/又はデータを記憶する。当然ながら、本発明の実施形態の1つ又は複数の部分が、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はハードウェアの様々な組み合わせを用いて実装されてもよい。
本明細書で使用する場合、ネットワーク要素(例えばルータ、スイッチ、ブリッジなど)とは、ネットワーク上の他の機器(例えば他のネットワーク要素、端局など)と通信可能に相互接続するハードウェア及びソフトウェアを含む、ネットワーク接続機器である。いくつかのネットワーク要素は、複数のネットワーク接続機能(例えば、ルーティング、ブリッジング、スイッチング、レイヤ2集約、セッションボーダ制御、マルチキャスト、及び/若しくは加入者管理など)のサポートを提供し、並びに/又は複数のアプリケーションサービス(例えばデータ、音声、及び映像など)を提供する「マルチサービスネットワーク要素」である。加入者端局(例えば、サーバ、ワークステーション、ラップトップ、パームトップ、携帯電話、スマートフォン、マルチメディア電話、VOIP(Voice Over Internet Protocol)電話、携帯用メディアプレーヤ、GPSユニット、ゲームシステム、セットトップボックス(STB)など)は、インターネット上で提供されるコンテンツ/サービス及び/又はインターネット上でオーバーレイされたVPN(virtual private network)上で提供されるコンテンツ/サービスにアクセスする。コンテンツ及び/若しくはサービスは、通常、サービス若しくはコンテンツ提供者に属する1つ若しくは複数の端局(サーバ端局など)によって、又はピアツーピアサービスに参加している端局によって提供され、公開ウェブページ(無料コンテンツ、店頭、検索サービスなど)、専用ウェブページ(例えば電子メールサービスを提供するユーザ名/パスワードでアクセスされるウェブページなど)、VPN上の企業ネットワーク、IPTVなどを含んでいてよい。通常、加入者端局は、(例えば、(有線又は無線で)アクセスネットワークへ結合された顧客構内機器を介して)エッジネットワークへ結合されており、エッジネットワークは、(例えば、他のエッジネットワーク要素への1つ又は複数のコアネットワーク要素を介して)他の端局(サーバ端局など)へ結合されている。
本発明の実施形態は、従来技術の欠点を回避するためのシステム、ネットワーク及び方法を提供する。その従来技術は、データトラフィックと同じネットワーク上のパスを伝わることを意味する非インバンドの制御チャネル、又は中間ノードがマルチパスの意思決定の際にデータパケットの疑似ワイヤラベルスタック以外のものを見ることを許容せずよって疑似ワイヤのためのマルチパスの意思決定のオプションが制限される、例えばTTL(time-to-live)満了制御チャネル(タイプ3制御チャネル)などの、疑似ワイヤのための既存の制御チャネルを含む。具体的には、VCCVについて定義されるインバンド制御チャネルは、制御ワードが疑似ワイヤのために有効化されることを要する。しかし、制御ワードが疑似ワイヤのために有効化される場合、中間ノード、例えばラベルスイッチルータ(LSR:label switch router)などは、FAT疑似ワイヤ(FAT−PW)といった別個のメカニズムを使用しなければ、マルチパスの意思決定のために、エンドツーエンドフローに基づくマルチパス負荷共有(load sharing)のために一般に使用される、IPリーダ(reader)内のラベルスタック以外のものを見ることができない。
本発明の実施形態は、疑似ワイヤラベルスタックの後方に固定的なオフセットを使用するインバンド制御チャネルを提供することによって先行技術の欠点を克服し、このインバンド制御チャネルは、VCCV制御チャネルの一部として使用することができ、TTL満了VCCV制御チャネルの拡張とすることができる。疑似ワイヤラベルスタックと関連付けられるチャネルの開始との間の一定数のバイトが、フローヘッダ情報を擬態する(mimic)するために使用され、OAMデータがマルチパス負荷共有を用いてパケット交換ネットワークを介する他のデータと同じルートをたどることを保証する疑似フローヘッダとして機能する。
図1は、オフセット用いて疑似ワイヤのためのインバンド制御チャネルを実装するネットワークの一実施形態の図である。一実施形態では、ネットワークは、疑似ワイヤ105上で相互に通信するCEデバイス101、109のセットと、PEデバイス103、107のセットとを含む。「セット」とは、本明細書で使用する場合、1項目を含む任意の正の整数の項目である。疑似ワイヤ105はパケット交換ネットワーク111を横断する。CEデバイス103、107は、接続回路を介してPEデバイス103、107へ結合されている。
本明細書で使用する場合、「接続回路」とは、CEデバイスをPEデバイスへ接続する物理回路又は仮想回路である。接続回路は、例えば、フレームリレーDLCI、ATM VPI/VCI、イーサネットポート、VLAN、物理インターフェース上のPPP接続、L2TPトンネルからのPPPセッション、MPLS LSPなどとすることができる。物理接続回路及び仮想接続回路が双方とも同じ技術(例えば双方ともATM、双方ともイーサネット、双方ともフレームリレーなど)である場合には疑似ワイヤは「同種の(homogeneous)トランスポート」を提供すると言われ、そうでない場合には疑似ワイヤは「異種の(heterogeneous)トランスポート」を提供すると言われる。
CE101、109は、任意の種類のネットワーク接続要素とすることができる。任意の顧客ネットワーク内の任意のユーザデバイスに接続性を提供するために、CEデバイス101、109をさらに顧客ネットワーク及びユーザデバイスに接続することができ、その場合、顧客ネットワーク内でCEデバイス101、109はそれぞれ動作する。同様に、PEデバイス103、107も、インターネットや同様のパケット交換ネットワーク111といった広域ネットワークへのアクセスを提供する任意の種類のネットワーク接続要素とすることができる。パケット交換ネットワーク111は、インターネットプロトコルといったパケットベースの伝送プロトコルを使用するインターネットを含む任意の種類の広域ネットワークとすることができる。CE101、109、PEデバイス103、107及びパケット交換ネットワーク111内の中間デバイスは、任意の種類の有線又は無線通信媒体を用いて接続することができる。
疑似ワイヤ105は、2つの顧客ネットワークを相互に接続し、パケット交換ネットワーク111及びPE103、107によって隔てられているのではなく、あたかも直接接続されているかのように2つのネットワーク間でサービスをサポートすることができる。疑似ワイヤ105は、パケット交換ネットワーク111内の任意の数の中間ノードを横断することができ、疑似ワイヤ105は、MPLS又は同様の技術を用いて実装することができる。疑似ワイヤトラフィックは、マルチパス(MPLS)及び同様の技術が使用されるときには、パケット交換ネットワークを介して複数のパスを横断することができる。マルチパストポロジを介した特定のデータパケットのパスを決定する際に、中間ノードは、負荷共有及びマルチパスの意思決定を実行するためにパケットの任意の部分を調べることができる。
図2は、PEデバイスとして機能するネットワーク要素の一実施形態の図である。ネットワーク要素200は、入力モジュール201と、出力モジュール205と、ネットワークプロセッサ203とを含む。入力モジュール201は、物理リンク及びデータリンクレベルでネットワーク要素200によって受信されるデータパケットの処理を扱うことができる。出力モジュール205は、物理リンク及びデータリンクレベルでネットワーク要素200によって送信されるデータパケットの処理を扱う。ネットワークプロセッサ203は、データトラフィックのルーティング、転送及び上位レベルの処理を扱う。プロセッサ203は、疑似ワイヤ管理モジュール207と、制御チャネル管理モジュール209と、OAMモジュール211とを実行し、又は含むことができる。ネットワークプロセッサ203は、中央処理装置といった汎用プロセッサや専用のネットワークプロセッサとすることができる。ネットワーク要素200は任意の種類のコンピューティングデバイスとすることができ、メモリデバイス、永続的ストレージ、バス及び同様の標準的なコンピューティングアーキテクチャを含むはずであることを当業者は理解するであろう。これらの要素は簡明さのために省かれている。
疑似ワイヤ管理モジュール207は、ネットワーク要素200と他のネットワーク要素又は他のコンピューティングデバイスとの間の疑似ワイヤの確立及び運用を扱う。疑似ワイヤ管理モジュール207は、オフセットを用いたインバンド制御チャネルの使用を含むサポートされる制御チャネルの種類を、他のネットワーク要素と取り決める(negotiate)。
制御チャネル管理モジュール209は、疑似ワイヤ管理モジュール207によって確立される疑似ワイヤの制御チャネルを管理する。制御チャネル管理モジュール209は、疑似ワイヤの制御チャネル上でメッセージを送受信することを含む、図2及び図3に関連して以下で説明するプロセスを実行することができる。
OAMモジュール211は、OAMメッセージ及びVCCVといった機能を扱う。OAMメッセージは、個々の疑似ワイヤの制御チャネルを介して他のネットワークから受信され、又は他のネットワークへ送信され得る。VCCVといったいくつかのOAM機能は、下層の(underlying)パケット交換ネットワークを介したデータパケットのルーティングによる影響を受けるが、インバンド制御チャネルは、これらのOAMメッセージが疑似ワイヤ内の他のデータトラフィックと同じパスを横断することを保証する。
図3は、第1のPEデバイスにおいて、疑似ワイヤ上を第2のPEデバイスへ転送されるアウトゴーイングの制御チャネルメッセージを扱うためのプロセスの一実施形態のフローチャートである。疑似ワイヤは、PEデバイス間で取り決められ、確立される。取り決めは、どの種類の制御チャネルがデバイス間でサポートされるかを定義する。一実施形態において、疑似ワイヤは、インバンド制御チャネルであるオフセットベースの制御チャネルをサポートし、当該制御チャネルは、宛先PEデバイスにてさらなる処理に先立って適用されるべきオフセットを要する疑似ヘッダを使用する。このオフセット型の制御チャネルは、PEデバイスによって疑似ワイヤの各端において実装される。PEデバイスは、制御チャネルメッセージを送信し、又は開始する際に、図示のプロセスを実行する。PEデバイスは、内部で制御チャネルメッセージを生成してもよく、外部デバイスから制御チャネルメッセージを開始するよう求めるコマンドを受け取ってもよい。
制御チャネルメッセージ及び制御チャネルは、一般に、諸機能、並びにOAM機能をセットアップし、解消(tear down)するために利用することができる。制御チャネルメッセージは、疑似ワイヤの他端で実行されるべき機能をカプセル化する。これらの制御チャネルは、疑似ワイヤ管理モジュールと制御管理モジュールとの組み合わせによって処理することができ、OAM機能性を実装するためにOAMモジュール211との組合せにおいて動作してもよい。
一実施形態では、プロセスは、第1のPEデバイスとして動作するネットワーク要素の制御チャネル管理モジュールによって制御チャネルメッセージが受信されるときに開始され、その場合、制御チャネルメッセージは疑似ワイヤ上を第2のPEデバイスへ転送される(ブロック301)。制御チャネル管理モジュールは、制御チャネルメッセージがその上を転送されるべきである疑似ワイヤについての構成情報に基づき、どのタイプの制御チャネルがサポートされているか判定する(ブロック303)。言い換えると、制御チャネル管理モジュールは、疑似ワイヤがオフセットベースの制御チャネルタイプをサポートするように取り決められたかどうか判定するために検査を行う。関連付けられた疑似ワイヤがオフセットベースの制御チャネルをサポートしていない場合には、標準的な制御チャネルメッセージのハンドリングが適用される(ブロック305)。参考のために、標準的な疑似ワイヤ及び制御チャネルのハンドリングを記載しているRFC3895及びRFC5085を参照されたい。
疑似ワイヤがオフセットベースの制御チャネルをサポートしている場合には、制御チャネルメッセージに、OAM機能性が実行されるべきフローのヘッダに適合する疑似フローヘッダがプレフィクシングされる(ブロック307)。疑似フローヘッダの内容は、制御チャネルメッセージが関連付けられているフロー内のパケットのヘッダ情報から内容をコピーすることにより決定することができる。疑似フローヘッダは、対応するデータフローヘッダの任意の部分に適合する任意のサイズとすることができる。疑似フローヘッダのサイズは、疑似ワイヤがセットアップされるときに取り決めることができる。1つの例示的な実施形態では、標準的な疑似ワイヤのフローのための典型的な64バイトフローヘッダに適合するように64バイト疑似フローヘッダが利用される。加えて、制御チャネルメッセージには、1である疑似ワイヤヘッダ満了TTL値も与えられる。この値は、インカミングの制御チャネルメッセージがオフセットベースの制御チャネルタイプのメッセージとして扱われるべきであると指示することによって、第2の疑似ワイヤPEデバイスが、プレフィクシングされた疑似フローヘッダデータが正規のヘッダではないと判定するのに役立つ。
疑似フローヘッダが制御チャネルメッセージに付加された後で、制御チャネルメッセージは、次いで、当該制御チャネルメッセージと関連付けられた疑似ワイヤ上を第2のPEデバイスへ転送される(ブロック309)。各疑似ワイヤは、各疑似ワイヤと関連付けられた物理的又は仮想的な出力ポートを有する。制御チャネルメッセージは、他のデータと同じルートに沿って、下層のパケット交換ネットワークを横断する。というのは、ルーティングアルゴリズムにおいて役割を果たすことのできるヘッダ情報の類似により、制御チャネルメッセージについて同じマルチパスルーティングの意思決定が行われるからである。
図4は、疑似ワイヤ上で受信される制御チャネルメッセージを扱うプロセスの一実施形態のフローチャートである。一実施形態では、プロセスは、第2のPEデバイスから疑似ワイヤ上で制御チャネルメッセージを受信したことに応答して開始される(ブロック401)。制御チャネルメッセージは、明示的なヘッダ情報によって、又は疑似ワイヤのラベルスタック内の疑似ワイヤ満了TTL値が1であることを識別することによって、又はこれらの任意の組み合わせによって識別することができる。
受信データパケットが制御チャネルメッセージであると判定され次第、そのメッセージは、それがオフセットベースの制御チャネルタイプのメッセージであるかどうか判定するために解析される(ブロック403)。制御チャネルメッセージの特定のタイプは、疑似フローヘッダ情報を調べることによって、又はオフセットの後のヘッダ情報を調べることによって識別することができる。疑似フローラベルヘッダが1の満了TTL値を有すると識別することは、制御チャネルメッセージタイプを識別する際にも役割を果たすことができる。制御チャネルメッセージがオフセットベースの制御チャネルメッセージでない場合には、標準的な制御チャネルメッセージの処理が適用される(ブロック405)。参考のために、標準的な疑似ワイヤ及び制御チャネルメッセージの処理を記載しているRFC3895及びRFC5085を参照されたい。
しかし、インバンド制御チャネルメッセージがオフセットベースの制御チャネルメッセージである場合には、インカミングの制御チャネルメッセージは、疑似フローヘッダを無視するようにインバンド制御チャネルメッセージの処理点をオフセットすることによって、又は疑似フローヘッダを除去することによって処理することができる。オフセット識別を含む制御チャネルメッセージの処理は、制御チャネル管理モジュールによって実行されることができる。カプセル化されたOAMメッセージは、やはり制御チャネル管理モジュールによって取得されることができ、処理のためにOAMモジュールへ渡されてもよい。一実施形態では、制御チャネルメッセージで定義されるOAM機能性は、VCCV機能である。このOAM機能の正確性は、制御チャネルメッセージの関連付けが行われるフローのヘッダの特徴と適合する疑似フローヘッダを使用することにより可能となり、それにより、制御チャネルメッセージについて下層のパケット交換ネットワーク内の中間ノードのマルチパス意思決定が、他のデータフロー、特に疑似フローヘッダに適合するヘッダ情報を有するデータフロー内の他のメッセージについてのものと同じになることが保証される。
よって、疑似ワイヤラベルスタック以外のものに着目するマルチパスの意思決定アルゴリズムを用いて、パケット交換ネットワーク上で疑似ワイヤのためのオフセットベースの制御チャネル及びVCCVといったOAM機能性を可能とするための方法、システム及び装置を説明した。以上の説明は、限定ではなく例示のためのものであることを理解すべきである。以上の説明を読み、理解すれば、当業者には多くの他の実施形態が明らかになるであろう。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に付与される均等物の全ての範囲と共に、当該特許請求の範囲を参照することによって決定されるべきである。

Claims (10)

  1. 第1のPE(provider equipment)デバイスによって実装される、前記第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤ(PW)上のOAM(operations administration and management)機能性を可能とする方法であって、
    前記PWは、パケット交換ネットワークを横断し、制御チャネルメッセージ及びデータパケットのフローを搬送し、
    前記パケット交換ネットワークは、マルチパスルーティングを判定するために前記データパケットの疑似ワイヤラベルスタック外の情報を使用する、前記疑似ワイヤにより横断されるノードを含み、
    前記方法は、
    前記第1のPEにおいて、前記疑似ワイヤ上を前記第2のPEへ転送されるべき制御チャネルメッセージを受信するステップと、
    前記疑似ワイヤがオフセットベースの制御チャネルをサポートするように取り決められたかを判定するステップと、
    前記制御チャネルメッセージに疑似フローヘッダをプレフィクシングするステップと、
    前記疑似フローヘッダは、前記フローの前記データパケットの一部でもあるヘッダに適合することと、当該ヘッダは、前記データパケットの前記疑似ワイヤラベルスタック外であることと、当該ヘッダは、前記データパケットのマルチパスルーティングを判定するために前記ノードにより使用されることと、
    前記制御チャネルメッセージの前記疑似フローヘッダは、前記パケット交換ネットワークの前記ノードによって前記フローの前記データパケットと同じルート上を前記制御チャネルメッセージが転送されることを保証するものであることと、
    それにより、前記制御チャネルメッセージにより特定されるOAM機能性が前記疑似ワイヤのために正確に実行されることが可能となることと、
    前記疑似ワイヤ上で、前記疑似フローヘッダを伴う前記制御チャネルメッセージを前記第2のPEへ転送するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記OAM機能性は、VCCV(virtual circuit connectivity verification)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プレフィックスは、64バイトフローヘッダである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記制御チャネルメッセージは、1という疑似ワイヤラベルTTL(time−to−live)値を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 第1のPE(provider equipment)デバイスによって実装される、前記第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤ(PW)上のOAM(operations administration and management)機能性を可能とする方法であって、
    前記PWは、パケット交換ネットワークを横断し、制御チャネルメッセージ及びデータパケットのフローを搬送し、
    前記パケット交換ネットワークは、マルチパスルーティングを判定するために前記データパケットの疑似ワイヤラベルスタック外の情報を使用する、前記疑似ワイヤにより横断されるノードを含み、
    前記方法は、
    前記第2のPEから前記疑似ワイヤ上で制御チャネルメッセージを受信するステップと、
    前記制御チャネルメッセージがオフセットベースの制御チャネルメッセージであることを判定するステップと、
    前記制御チャネルメッセージが前記オフセットベースの制御チャネルメッセージであると判定したことに応答して、疑似ヘッダの後のパケットオフセットにおいて前記制御チャネルメッセージを処理するステップと、
    前記オフセットベースの制御チャネルメッセージは、疑似フローヘッダを含むことと、前記疑似フローヘッダは、前記フローの前記データパケットの一部でもあるヘッダに適合することと、当該ヘッダは、前記データパケットの前記疑似ワイヤラベルスタック外であることと、当該ヘッダは、前記データパケットのマルチパスルーティングを判定するために前記ノードにより使用されることと、
    前記制御チャネルメッセージの前記疑似フローヘッダは、前記パケット交換ネットワークの前記ノードによって前記フローの前記データパケットと同じルート上を前記制御チャネルメッセージが転送されることを保証するものであることと、
    それにより、前記制御チャネルメッセージにより特定されるOAM機能性が前記疑似ワイヤのために正確に実行されることが可能となることと、
    を含む方法。
  6. 前記制御チャネルメッセージがオフセットベースの制御メッセージであるかを判定する前記ステップは、
    前記疑似ワイヤのラベルのTTL値が1であるかを判定するステップ、
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記パケットオフセット及び疑似フローヘッダのサイズは64バイトである、請求項5に記載の方法。
  8. 第1のPE(provider equipment)デバイスとして機能するように構成される、前記第1のPEデバイスと第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤ(PW)上のOAM(operations administration and management)機能性を可能とするネットワーク要素であって、
    前記PWは、パケット交換ネットワークを横断し、制御チャネルメッセージ及びデータパケットのフローを搬送し、
    前記パケット交換ネットワークは、マルチパスルーティングを判定するために前記データパケットの疑似ワイヤラベルスタック外の情報を使用する、前記疑似ワイヤにより横断されるノードを含み、
    前記方法は、のステップを含み、前記ネットワーク要素は、
    前記第1のPEと前記パケット交換ネットワークとの間のネットワーク接続上でデータパケットを受信するように構成される入力モジュールと、
    前記ネットワーク接続上でデータパケットを送信するように構成される出力モジュールと、
    前記入力モジュールと前記出力モジュールとに通信可能に結合され、疑似ワイヤ管理モジュール、制御チャネル管理モジュール及びOAMモジュールを実行するように構成されるネットワークプロセッサと、
    前記疑似ワイヤ管理モジュールは、前記パケット交換ネットワーク上で前記第1のPEデバイスと前記第2のPEデバイスとの間の疑似ワイヤを確立し、維持するように構成されることと、
    前記制御チャネル管理モジュールは、前記疑似ワイヤ管理モジュールに通信可能に結合され、前記疑似ワイヤ上で送信されるべきオフセットベースの制御チャネルメッセージにプレフィックスを付加するように構成されることと、
    前記オフセットベースの制御チャネルメッセージは、疑似フローヘッダを含むことと、
    前記疑似フローヘッダは、前記フローの前記データパケットの一部でもあるヘッダに適合することと、当該ヘッダは、前記データパケットの前記疑似ワイヤラベルスタック外であることと、当該ヘッダは、前記データパケットのマルチパスルーティングを判定するために前記ノードにより使用されることと、
    前記制御チャネルメッセージの前記疑似フローヘッダは、前記パケット交換ネットワークの前記ノードによって前記フローの前記データパケットと同じルート上を前記制御チャネルメッセージが転送されることを保証するものであることと、
    それにより、前記制御チャネルメッセージにより特定されるOAM機能性が前記疑似ワイヤのために正確に実行されることが可能となることと、
    前記制御チャネル管理モジュールは、前記オフセットベースの制御チャネルメッセージを識別し、前記疑似フローヘッダに続く前記メッセージの内容に関する前記オフセットベースの制御チャネルメッセージの処理を開始するように構成されることと、
    前記OAMモジュールは、前記オフセットベースの制御チャネルメッセージにおいて定義されたOAM機能性を処理するように構成されることと、
    を含むネットワーク要素。
  9. 前記制御チャネル管理モジュールは、前記オフセットベースの制御チャネルメッセージへ64バイト分オフセット処理するように構成される、請求項8に記載のネットワーク要素。
  10. 前記制御チャネル管理モジュールは、1であるTTL値を有する疑似ワイヤのラベルを識別することによって、前記オフセットベースの制御チャネルメッセージを識別するように構成される、請求項8に記載のネットワーク要素。
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