JP2013543821A - 液体濃縮物から飲料を注出するための方法および装置 - Google Patents

液体濃縮物から飲料を注出するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

マルチフレーバー飲料ディスペンサーとともに使用するためのノズルシステムは、そこからの流体出口部を有する混合チャンバーと、混合チャンバーの外部から内部へ混合流体を移送するように構成されている希釈液インジェクターと、混合チャンバーの外部から内部へ流体濃縮物を独立して移送するように構成されている多数の濃縮物インジェクターとを含む。濃縮物インジェクターは、それぞれ、混合チャンバーの外部から混合チャンバーの内部へ、そのそれぞれの濃縮物インジェクターを通る流体の流れを実質的に制限するように構成された、それと関連するセルフシール式の注出弁を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲料ディスペンサーに関し、より詳細には、限定する目的ではないが、内蔵型であり、マルチフレーバー機能および自動クリーニング機構を有する、液体濃縮物から飲料を注出するための方法および装置に関する。
人気のある飲料には、コーヒー、カプチーノ、およびホットチョコレートが含まれ、その全ては、フレーバー添加物とともに楽しまれている。伝統的な抽出方法では、満足のいかないことが多く、飲料サービス産業の傾向は、飲料ディスペンサーの中で組み合わされて飲料ディスペンサーから注出される濃縮物および混合流体から、そのような飲料を生成することである。典型的な飲料ディスペンサーは、濃縮物供給部および水などのような混合流体供給部に連結されたホイッパーと、出口部とを含む。飲料ディスペンサーに提供されるホイッパーおよび出口部の数は、注出することが望まれる飲料の数に対応する。運転中、濃縮物および混合流体が、ホイッパーに移送され、ホイッパーは、対応する出口部から飲料が注出される前に、濃縮物および混合流体を組み合わせて、所望の飲料を形成する。典型的な飲料ディスペンサーは、粉末状濃縮物または液体濃縮物のいずれかを使用しており、粉末状濃縮物は、飲料ディスペンサー内の表面を被覆する傾向があり、結果として、非衛生的な状態を生じるので、液体濃縮物が好ましい。
典型的な飲料ディスペンサーは、所望の飲料を注出する際に満足のいくように作動するが、これらの飲料ディスペンサーは実に欠点がある。任意の飲料サービス産業の設置についての空間は、限られている。結果的に、任意の飲料ディスペンサーは、許容できるサイズ内に維持されなければならない。残念ながら、それぞれのホイッパーおよび出口部は、飲料ディスペンサーのサイズを増大させるので、この制約が、注出可能な飲料の数を制限し、結果として、飲料の数および種類が望むものより少ないという状況を生じさせる。そのうえ、それぞれの追加的なホイッパーおよび出口部は、飲料ディスペンサーのコストを増加させる。加えて、任意の飲料ディスペンサーの清掃は、解決が難しく、定期的に実施されなければならない。しかし、ホイッパーおよびホイッパーチャンバーをクリーニングすることは、結果的に、クリーニング溶液が濃縮物または混合流体の供給ストリームの中へ移送されることが多く、したがって、濃縮物および混合流体の損失を引き起こす。加えて、多くの飲料ディスペンサーは、一般的に、クリーニング運転の間に、および/または、任意にクリーニング運転を引き起こす結果として、混合流体を浪費する。混合流体は、通常、水道で利用可能なものよりも高品質の水を含むことが多いので、混合流体のそのような廃棄は、そのようなディスペンサーのコスト的な欠点である。
したがって、コストを低減しながら飲料の選択肢を増加させるマルチフレーバー機能と、濃縮物または混合流体の廃棄を防止する自動クリーニング機構とを有する、飲料ディスペンサーが、既存の飲料ディスペンサーより優れた改善点を提供することとなる。
したがって、本発明の目的は、コストを低減しながら飲料の選択肢を増加させるマルチフレーバー機能を有する飲料ディスペンサーを提供することである。
本発明の別の目的は、濃縮物および混合流体の廃棄を最小化する自動クリーニング機構を有する飲料ディスペンサーを提供することである。
本発明のさらなる他の目的、特徴、および利点は、以下を参照して、当業者には明らかになるであろう。
本発明によれば、マルチフレーバー飲料ディスペンサーとともに使用するためのノズルシステムは、概して、流体出口部を有する混合チャンバーと、混合チャンバーの外部から内部へ混合流体を移送するように構成された希釈液インジェクターと、混合チャンバーの外部から内部へ流体濃縮物を独立して移送するように構成された複数の濃縮物インジェクターとを含み、それぞれの濃縮物インジェクターは、セルフシール式の注出弁を含んでおり、それぞれの注出弁は、そのそれぞれの濃縮物インジェクターを通る流体の流れが混合チャンバーの外部から混合チャンバーの内部へ流れることを実質的に制限するように構成される。
好適な実施形態による飲料ディスペンサーを図示する斜視図である。 好適な実施形態による飲料ディスペンサーのハウジングの中に含まれた構成要素を図示する正面図である。 好適な実施形態による飲料ディスペンサーのマルチフレーバーノズルおよびホイッパーを図示する斜視断面図である。 好適な実施形態による飲料ディスペンサーのマルチフレーバーノズルおよびホイッパーを図示する側断面図である。 好適な実施形態による飲料ディスペンサーのマルチフレーバーノズルのためのインジェクターを図示する部分斜視断面図である。 好適な実施形態によるマルチフレーバーノズルの代替的な実施を図示する分解斜視図である。 好適な実施形態による飲料ディスペンサーのマルチフレーバーノズルの代替的な実施のためのインジェクターの態様を図示する図6に示された詳細6Aに対応する部分的に切り欠いた詳細の斜視図である。 好適な実施形態による飲料ディスペンサーのマルチフレーバーノズルの代替的な実施のためのインジェクターを図示する部分斜視断面図である。 使用のために組み立てられた、好適な実施形態のマルチフレーバーノズルの代替的な実施を図示する上面図である。 使用のために組み立てられた、好適な実施形態のマルチフレーバーノズルの代替的な実施を図示する斜視図である。
要求されるように、本発明の詳細な実施形態が、本明細書で開示されている。しかし、開示されている実施形態は、単に本発明の例示であり、本発明は、様々な形態で具現化され得ることが理解されるべきである。図面は必ずしも正確な縮尺ではなく、いくつかの特徴は、特定の構成要素または工程の詳細を示すために誇張されている場合があることがさらに理解されるべきである。好適な実施形態が説明されているが、本発明から逸脱することなく、詳細が変更されることが可能であり、本発明は、特許請求の範囲によって定められる。
図1および図2は、液体飲料濃縮物を混合流体と組み合わせて、注出される飲料を生成する飲料ディスペンサー10を図示している。この好適な実施形態では、例示の液体飲料濃縮物は、それに限定されないが、コーヒー、カプチーノ、およびホットチョコレートを含み、一方、例示の混合流体は、水を含む。しかし、飲料ディスペンサー10は、コーヒーのためのミルク、シナモン、バニラなどのような飲料風味付け用濃縮物を、注出される飲料の中に導入する機能を含むということが理解されるべきである。さらに、好適な実施形態による飲料ディスペンサー10は、液体飲料濃縮物を混合流体と組み合わせるが、当業者は、飲料ディスペンサー10は、レモン、サクランボ、イチゴなどのような風味付きの水などのような最終製品を注出することが可能であるということを認識するであろう。
飲料ディスペンサー10は、ドリップトレイ13と、取り外し可能な前面パネル14、上部パネル15、後面パネル16、および側面パネル17,18と、を支持するフレーム12を有するハウジング11を含む。前面パネル14は、当業者に周知である機械スイッチ、RF技術スイッチ、または容量性スイッチなどのような使用者入力デバイスから構成される使用者入力部19を含む。
ハウジング11の内部に、および、フレーム12に支持されて、飲料ディスペンサー10は、液体飲料濃縮物を、混合流体および好みに応じて飲料風味付け用濃縮物と組み合わせるマルチフレーバーノズルシステム20を含む。例として、混合流体は、公営水道水源から飲料ディスペンサー10へ、および、ハウジング11の内部からライン21を介してマルチフレーバーノズルシステム20へ移送される水であることが可能である。飲料ディスペンサー10は、ハウジング11の内部に、当業者に周知の種類の熱湯加熱器を含むことが可能であり、熱湯加熱器は、ライン21を介してマルチフレーバーノズルシステム20へ熱湯を移送する。
好適な実施形態に記載されている例では、マルチフレーバーノズルシステム20は、4つの濃縮物を注出する機能を含む。そのようなものとして、フレーム11は、濃縮物パッケージ22〜25を支持するための空間を含む。フレーム11は、さらに、ポンプ26〜29を支持しており、ポンプ26〜29は、好適な実施形態では、当業者に周知の蠕動ポンプである。ライン30は、ポンプ26を通して、濃縮物パッケージ22をマルチフレーバーノズルシステム20に接続することとなる。ライン31は、ポンプ27を通して、濃縮物パッケージ23をマルチフレーバーノズルシステム20に接続することとなる。ライン32は、ポンプ28を通して、濃縮物パッケージ24をマルチフレーバーノズルシステム20に接続することとなる。ライン33は、ポンプ29を通して、濃縮物パッケージ25をマルチフレーバーノズルシステム20に接続することとなる。飲料ディスペンサー10のための例示の濃縮物は、それに限定されないが、濃縮物パッケージ22の中のミルク濃縮物、濃縮物パッケージ23の中のチョコレート濃縮物、濃縮物パッケージ24の中のバニラ濃縮物、および、濃縮物パッケージ25の中のコーヒー濃縮物を含む。したがって、飲料ディスペンサー10は、ミルクおよび/またはバニラを入れて、または入れずに、コーヒーを注出すること、ならびに、バニラを入れて、または入れずに、ホットチョコレートを注出することが可能である。好適な実施形態による飲料ディスペンサー10は、4つの濃縮物を注出する機能を備えるように説明されてきたが、当業者であれば、マルチフレーバーノズルシステム20は、より多くの、もしくは、より少ない機能を含むことが可能であり、または、飲料ディスペンサー10は、より多くのマルチフレーバーノズルシステム20を含むことが可能であるということを認識するであろう。
いずれの場合でも、好適な実施形態に記載された例のマルチフレーバーノズルシステム20は、好ましくは一体的に形成されたノズル本体38を含み、ノズル本体38は、インジェクターハウジング39、混合チャンバー44、およびノズル出口部49を含む。図3および図4にとりわけ示されているように、好適な実施形態の混合チャンバー44は、複数のホイッパー羽根46を有するホイッパー45を提供しており、それぞれのホイッパー羽根46には、好ましくは革新的に、結果として生じる飲料の泡および/または泡沫を増大するための孔部が設けられている。ホイッパー45は、シャフト48によって、依存した状態で支持されており、シャフト48は、備え付けられたホイッパーモーター47によって選択的に回転可能であり、そうでなければ、当業者に周知であるようなものである。混合チャンバー44の特定のサイズ、形状、および構成が、一般的に、任意の特定の実施の要求にしたがって図示されている例から大きく変形されることが可能であるが、混合チャンバー44を通る流体の流路は、全ての実施において、混合チャンバー44の内部からノズル出口部49を通って混合チャンバー44の外部へ、流体の重力流を可能にすべきであり、そうでなければ、促進するべきであるということが留意される。
加えて、好適な実施形態に記載された例のマルチフレーバーノズルシステム20は、ノズル本体38のインジェクターハウジング39の中に受け入れられるように寸法決めおよび形状決めされたインジェクター本体40を含む。インジェクターハウジング39の中の密封適合性を確実にするために、インジェクター本体40には、好ましくは、1つまたは複数の円周方向に配設された溝部36が設けられており、溝部36のそれぞれの中には、Oリング37が設けられている。さらに本明細書でより良く理解されることとなるように、インジェクター本体40は、少なくとも1つの希釈液インジェクター50と、複数の濃縮物インジェクター58〜61と、をその中に付属的に(dependently)受け入れて支持するために形成された複数のインジェクターポート41を含み、それぞれのインジェクターは、さらに本明細書で、より詳細に説明される。いずれの場合でも、希釈液インジェクター50に関連するインジェクターポート41は、インジェクター本体40の上部から、下方へ、インジェクター本体40の下側部分のまわりに円周方向に形成された環状の希釈液マニホールド42の中へ導くオリフィスとして形成されており、環状の希釈液マニホールド42は、その周辺に下向きに配設された複数の希釈液インジェクターポート43をさらに含む。当業者には、容易に明らかとなるように、説明されている配置は、希釈液インジェクター50から混合チャンバー44に混合流体を移送するのに適合されており、それによって移送された混合流体は、インジェクターハウジング39の外側の下側部分の周辺に実質的に均一に分配される。
先に述べられているように、マルチフレーバーノズルシステム20は、少なくとも1つの希釈液インジェクター50と、複数の濃縮物インジェクター58〜61とを含む。図3および図4にとりわけ示されているように、希釈液インジェクター50は、好ましくは返しを有する(barbed)第1の端部51に設けられた入口ポート52と、そのベース部53に設けられた開口オリフィス54とを含む。希釈液インジェクター50の外側表面55は、備え付けられたインジェクターポート41のうちの1つの中にぴったり合うように寸法決めされており、インジェクターポート41の中に希釈液インジェクター50が密封係合することを確実にするために、希釈液インジェクター50の外側表面55には、好ましくは、円周方向に配設された1つまたは複数の溝部56が設けられ、溝部56のそれぞれの中には、Oリング57が設けられる。同様に、また、図3および図4にとりわけ示されているように、それぞれの備え付けられた濃縮物インジェクター58〜61は、そのそれぞれの、好ましくは返しを有する第1の端部62に設けられた入口ポート63を含む。しかし、さらに本明細書でより良く理解されることとなるように、それぞれの濃縮物インジェクター58〜61には、本発明の重要な態様では、そのそれぞれのベース部64において、セルフシール式の注出弁72が設けられており、注出弁72のそれぞれは、同様にさらに本明細書でより良く理解されることとなるように、そのそれぞれの濃縮物インジェクター58〜61を通って、混合チャンバー44の外部から混合チャンバー44の内部へ流れる流体を実質的に制限するように適合されている。いずれの場合でも、希釈液インジェクター50と同様に、それぞれの濃縮物インジェクター58〜61は、備え付けられたインジェクターポート41のうちの1つの中にぴったり合うように寸法決めされており、そのそれぞれのインジェクターポート41の中にそれぞれの濃縮物インジェクター58〜61が密封係合することを確実にするために、それぞれの濃縮物インジェクター58〜61の外側表面67には、好ましくは、円周方向に配設された1つまたは複数の溝部68が設けられ、溝部68のそれぞれの中には、Oリング69が設けられる。
最後に、図3にとりわけ示されているように、インジェクター50、58〜61のそれぞれには、追加的に、最上流の円周方向溝部70が設けられることが可能であり、これによって、インジェクター50、58〜61は、備え付けられたインジェクター保持クリップ71などによって、インジェクター本体40の中に、それらの第1の端部51、58から所定の位置に固定されることが可能であるようになっている。いずれの場合でも、インジェクター50、58〜61がインジェクター本体40の中の所定の位置にある状態で、流体連通が、備え付けられた様々な濃縮物パッケージ22〜25とそれぞれの濃縮物インジェクター58〜61との間に、および、混合流体の供給源と希釈液インジェクター50との間に、確立されることが可能である。とりわけ、混合流体入口ライン21の自由端部を、希釈液インジェクター50の第1の端部51に、その入口ポート52のまわりで接続することによって、混合流体の連通が確立される。同様に、第1の濃縮物入口ライン30の自由端部を、第1の濃縮物インジェクター58の第1の端部62に、その入口ポート63のまわりで接続することによって、第1の濃縮物パッケージ22と第1の濃縮物インジェクター58との間に、流体連通が確立される。第2の濃縮物入口ライン31の自由端部を、第2の濃縮物インジェクター59の第1の端部62に、その入口ポート63のまわりで接続することによって、第2の濃縮物パッケージ23と第2の濃縮物インジェクター59との間に、流体連通が確立される。第3の濃縮物入口ライン32の自由端部を、第3の濃縮物インジェクター60の第1の端部62に、その入口ポート63のまわりで接続することによって、第3の濃縮物パッケージ24と第3の濃縮物インジェクター60との間に、流体連通が確立される。第4の濃縮物入口ライン33の自由端部を、第4の濃縮物インジェクター61の第1の端部62に、その入口ポート63のまわりで接続することによって、第4の濃縮物パッケージ25と第4の濃縮物インジェクター61との間に、流体連通が確立される。
また、先に述べられているように、本発明の重要な態様は、それぞれの濃縮物インジェクター58〜61のそれぞれのベース端部64において、セルフシール式の注出弁72を提供することを含む。本発明の好適な実施形態では、それぞれのセルフシール式の注出弁72は、Brownらに対して1995年8月8日に発行された米国特許第5,439,149号(「Brown’149」)に実質的に説明されているように実施されており、それは、この参照により、その全体がここで記載されているものとして本明細書に組み込まれる。とりわけ、濃縮物インジェクター58(互いに、インジェクター59〜61には、実質的に同一の構造が設けられている)のうちの第1のインジェクターに関して図5に示されているように、セルフシール式の注出弁は、周縁フランジ73と、吐出オリフィス75をその中に備えた弁頭74と、弁フランジ73に接続された1つの端部、および、その周縁エッジに近接する弁頭74に接続された反対側端部を有するコネクタースリーブ79と、を含む。Brownの’149特許に説明されているように、吐出オリフィスは、複数のスリット76などを備えて形成されており、内部表面77および外部表面78は、濃縮物インジェクター58の内部66の中からの圧力下で弁72をスナップ式に開けさせ、そのような圧力がないときに弁72をスナップ式に閉めさせるように、アーチ形状に形成されている。濃縮物インジェクター58のベース部64において、所定の位置に注出弁72を固定するために、環状の溝部65が、濃縮物インジェクター58のベース部64のまわりに、弁72の周縁フランジ73に略対応するサイズおよび形状を備えて形成されている。そして、マルチリング弁保持クリップ80が、スナップ式に嵌合し、第1の濃縮物インジェクター58(および、残りの濃縮物インジェクター59〜61)のベース部64と係合し、作動可能な位置に弁72を締め付けて保持する。
Brownの’149特許に詳細に説明されているように、コネクタースリーブ79は、弾性を有する可撓性の構造を有しており、濃縮物インジェクター58の内部空間66の中の圧力が所定の量を超えて上昇した場合、弁頭74が、コネクタースリーブ79を二つに折り曲げて反り返って拡張(extend rollingly)させる方式で、外側に移動し、吐出オリフィス75を開けさせ、濃縮物インジェクター58の内部空間66から混合チャンバー44へ流体が流れることを可能にするようになっている。しかし、加えて、濃縮物インジェクター58の内部空間66の中の圧力が所定の量よりも低くなると、コネクタースリーブ79は、弁頭74が完全に後退させられた位置に自動的に戻るのに十分な弾力性を提供するように構成されており、弁72の閉鎖を引き起こすために、濃縮物インジェクター58からの吸引または負圧は必要とされない。
本明細書で説明されているように実施されると、備え付けられたセルフシール式の注出弁72は、濃縮物の供給源の流体を清潔にすることによって、汚染および/または希釈を防止するので、本発明のマルチフレーバーノズルシステム20は、混合チャンバー44が毎回の注出サイクルの間の度に清潔にされることを可能にする。とりわけ、本発明は、クリーニングサイクル(それは、単に、ホイッパー45の撹拌の下で、希釈液インジェクター50から混合チャンバー44を通して熱湯を注出することを含むことが可能である)を、(a)手動で引き起こされたときはいつでも、(b)所定の長さの時間が経過したときに、または、設定されたスケジュールにしたがって、自動的に、(c)フレーバーに関して、以前に注出された飲料の組み合わせと両立しないと思われる、選択された飲料の組み合わせを注出する前に、(d)前述の事象の任意の組み合わせが生じたときに、または、(e)他の引き金となる任意の所定の事象の発生が生じたときに、行うことを考えている。
本発明のマルチフレーバーノズルシステム20の使用の方法を例示する一例では、第1の濃縮物パッケージ22は、例示目的のために、ミルクを含有するとされ、第2の濃縮物パッケージ23は、例示目的のために、チョコレートを含有するとされ、第3の濃縮物パッケージ24は、例示目的のために、バニラ風味料を含有するとされ、および、第4の濃縮物パッケージ25は、例示目的のために、コーヒーを含有するとされ、一方、混合流体は、例示目的のために、水であると仮定されている。加えて、例示目的のために、本発明のマルチフレーバーノズルシステム20を組み込んでいる飲料ディスペンサー10の使用者は、以下の飲料(コーヒー、ミルク入りコーヒー、長期間何もなし、ミルク入りコーヒー、バニラフレーバーコーヒー、次いで、ホットチョコレート)を、記載する順序で要求するということが仮定されている。
そして、最初に、飲料ディスペンサー10の制御装置は、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター50の第1の端部51における入口ポート52の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、当然、従来通り加熱されることとなる)を可能にすることによって、最初に要求されたコーヒーを注出するように作動する。特に、前述の議論に照らして、当業者によって認識されることとなるように、加熱水が、希釈液インジェクター50のベース端部53における開口オリフィス54を通って、ならびに、希釈液マニホールド42の中へおよび希釈液マニホールド42の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート43を通って、混合チャンバー44の外側の下側部分の中へ噴射され始め、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー44の中に噴射され始めると、第4のポンプ29が作動し、コーヒー製品を、第4の濃縮物パッケージ25から、第4の濃縮物ライン33を通って、第4の濃縮物インジェクター61の第1の端部62における入口ポート63へ流通させる。コーヒー製品の圧力が、第4の濃縮物インジェクター61の内部66の中で高まると、第4の濃縮物インジェクター61のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁72を通って混合チャンバー44の中へ至るコーヒー製品の流れを可能にし、混合チャンバー44において、コーヒー製品は、流れる加熱水と一緒になり、それは、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたコーヒー飲料が、使用者の楽しみのために、ノズル出口部49を通って、カップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたコーヒー飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第4のポンプ29が、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第4の濃縮物インジェクター61の内部66の中のコーヒー製品の圧力の低下を引き起こす。第4の濃縮物インジェクター61の内部66の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第4の濃縮物インジェクター61のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。混合チャンバー44へのコーヒー製品の流れが、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、コーヒー飲料の所望の注出を完了する。
例を続けると、要求されると仮定されている次の飲料は、ミルク入りコーヒーであり、それは、さらに、先に要求された飲料に続いて、大幅に遅れることなく要求されると仮定されているということが留意される。現在要求されるミルク入りコーヒー飲料は、先に要求されたコーヒー飲料(それは、特別な処理を指示する原料を何も含有しなかった)の中に存在するそれぞれの風味料成分を含有し、かつ、前の注出に続いて適当な時間内に要求されるので、現在要求される飲料は、クリーニングサイクルを行う必要なく、注出されることが可能であるということが仮定され得る。結果として、現在要求されるミルク入りコーヒー飲料は、以下のように注出される。
先に注出されたコーヒー飲料と同様に、飲料ディスペンサー10の制御装置は、最初に、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター50の第1の端部51における入口ポート52の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、前の場合のように、そうでなければ従来通り加熱されることとなる)を可能にするように作動する。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター50のベース端部53における開口オリフィス54を通って、ならびに、希釈液マニホールド42の中へおよび希釈液マニホールド42の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート43を通って、混合チャンバー44の外側の下側部分の中へ噴射され、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー44の中に噴射され始めると、第4のポンプ29が作動し、コーヒー製品を、第4の濃縮物パッケージ25から、第4の濃縮物ライン33を通って、第4の濃縮物インジェクター61の第1の端部62における入口ポート63へ流通させる。コーヒー製品の圧力が、第4の濃縮物インジェクター61の内部66の中で高まると、第4の濃縮物インジェクター61のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁72を通って混合チャンバー44の中へ至るコーヒー製品の流れを可能にし、混合チャンバー44において、コーヒー製品は、流れる加熱水と一緒になる。
コーヒー製品の加熱水の導入と実質的に同時に、第1のポンプ26が作動し、ミルク製品を、第1の濃縮物パッケージ22から、第1の濃縮物ライン30を通って、第1の濃縮物インジェクター58の第1の端部62における入口ポート63へ流通させる。ミルク製品の圧力が、第1の濃縮物インジェクター58の内部66の中で高まると、第1の濃縮物インジェクター58のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁72を通って混合チャンバー44の中へ至るミルク製品の流れを可能にし、混合チャンバー44において、ミルク製品も、コーヒー製品および流れる加熱水と一緒になり、その3つ全てが、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたミルク入りコーヒー飲料が、使用者の楽しみのために、ノズル出口部49を通って、カップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたミルク入りコーヒー飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第1のポンプ26および第4のポンプ29が、それぞれ、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第1の濃縮物インジェクター58の内部66の中のミルク製品の圧力の低下、および、第4の濃縮物インジェクター61の内部の中のコーヒー製品の圧力の低下を引き起こす。第1の濃縮物インジェクター58の内部66の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第1の濃縮物インジェクター58のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。同様に、第4の濃縮物インジェクター61の内部66の中の圧力が、閾値より下に低下するとすぐに、第4の濃縮物インジェクター61のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、スナップ式に閉められる。混合チャンバー44へのコーヒー製品の流れと、混合チャンバー44の中へのミルク製品の流れの両方が、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、ミルク入りコーヒー飲料の所望の注出を完了する。
先に確立された例をさらに続けると、次に要求される飲料も、ミルク入りコーヒーであるが、飲料の要求の前に、長期間が経過することになると仮定されているということが留意される。結果として、本発明の少なくとも1つの好適な実施は、飲料ディスペンサー10のための制御装置は、所定の期間が過ぎると、クリーニングサイクルを引き起こすこととなるということを考えている。しかし、加えて、先に注出された飲料は、ミルクを含有しており、ミルクは、一般的に、他の製品よりも細菌の増殖を起こしやすいものとして知られているということが留意される。結果として、飲料ディスペンサーの制御装置は、ミルクまたは類似の製品が注出されたときに、クリーニングサイクルを引き起こすことを指示する所定の期間の閾値を短くするように実施されることが可能である。
いずれの場合でも、クリーニングサイクルは、最初に、飲料ディスペンサー10の制御装置が、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター50の第1の端部51における入口ポート52の中へ至る、水の流れ(従来から、非常に高い温度に加熱される)を可能にするように作動することから始まる。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター50のベース端部53における開口オリフィス54を通って、ならびに、希釈液マニホールド42の中へおよび希釈液マニホールド42の間にわたって流れ、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート43を通って、混合チャンバー44の中へおよび混合チャンバー44の全周囲に噴射される。上記の例には記載されていないが、濃縮物タイプのインジェクターは、必要に応じて、濃縮物製品の導入に関して先に説明されているのと同様の方式で、クリーニング流体を加熱水の流れの中に導入する目的で、設けられることが可能であるということが留意されるべきである。
いずれの場合でも、クリーニング水または溶液は、必要に応じて、ホイッパー45を利用してさらに分配されることが可能であり、ノズル出口部49を通って、トレイ13の中へ排出され、トレイ13において、それは、トレイ13の中へこぼれたものについての従来の方式で順次処理される。しかし、重要なことには、クリーニング水または溶液は、濃縮物インジェクター58〜61のうちのいずれの中へも進入せず、濃縮物インジェクター58〜61のそれぞれは、それぞれに備え付けられたセルフシール式の注出弁72によって、混合チャンバー44から隔離されているということが留意される。最後に、混合チャンバー44が、「清浄」であるとみなされると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れが、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、所望のクリーニングサイクルを完了する。飲料ディスペンサー10のノズルシステム20は、このようにクリーニングされ、任意のさらなる使用のために準備されるので、所望のミルク入りコーヒー飲料は、概して先に説明されているように、要求されたときに注出される。
例を続けると、次に所望される飲料は、バニラフレーバーコーヒーである。この場合、バニラフレーバーコーヒーは、フレーバーの観点から、先のミルク入りコーヒーの注出とは両立できないと考えられることが可能であり、コーヒーとバニラとの組み合わせは、一般的に、先の注出の結果として混合チャンバー44の中に存在し得るようなミルクの任意の残留物に対して、フレーバーを圧倒するということが最初に留意される。しかし、任意の理由により望まれる場合、それが、安全性もしくは、他の特別な処理の問題であっても、またはそれとは異なるものであっても、省略される成分を含有する任意の先の注出に続いて、任意の成分を含有しない製品の組み合わせの任意の注出の前に、クリーニングサイクルが引き起こされるように、本発明は実施されることが可能である。そのような場合、クリーニングサイクルが、先に説明されているように作動し得るように、使用者は、自分のカップを設置することを遅らせるように命じられ、その後、使用者は、所望の飲料を受け入れるために、自分のカップを設置するよう命じられる。当業者によって認識されることとなるように、飲料ディスペンサー10のための制御装置は、必要に応じて、そのような命令の使用者確認を必要とするようにプログラムされることが可能であり、それは、当然、飲料ディスペンサー10の前面パネル14上に設けられた使用者入力部19を通して行われることが可能である。いずれの場合でも、実施されるクリーニングサイクルに続いて、飲料ディスペンサー10は、バニラ入りコーヒー飲料を注出するように作動する。
バニラ入りコーヒー飲料を注出するために、飲料ディスペンサー10の制御装置は、最初に、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター50の第1の端部51における入口ポート52の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、前の場合のように、そうでなければ従来通り加熱されることとなる)を可能にするように作動する。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター50のベース端部53における開口オリフィス54を通って、ならびに、希釈液マニホールド42の中へおよび希釈液マニホールド42の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート43を通って、混合チャンバー44の外側の下側部分の中へ噴射され、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー44の中に噴射され始めると、第4のポンプ29が作動し、コーヒー製品を、第4の濃縮物パッケージ25から、第4の濃縮物ライン33を通って、第4の濃縮物インジェクター61の第1の端部62における入口ポート63へ流通させる。コーヒー製品の圧力が、第4の濃縮物インジェクター61の内部66の中で高まると、第4の濃縮物インジェクター61のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁72を通って混合チャンバー44の中へ至るコーヒー製品の流れを可能にし、混合チャンバー44において、コーヒー製品は、流れる加熱水と一緒になる。
コーヒー製品の加熱水の導入と実質的に同時に、第3のポンプ28が作動し、バニラ製品を、第3の濃縮物パッケージ24から、第3の濃縮物ライン32を通って、第3の濃縮物インジェクター60の第1の端部62における入口ポート63へ流通させる。バニラ製品の圧力が、第3の濃縮物インジェクター60の内部66の中で高まると、第3の濃縮物インジェクター60のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁72を通って混合チャンバー44の中へ至るバニラ製品の流れを可能にし、混合チャンバー44において、バニラ製品も、コーヒー製品および流れる加熱水と一緒になり、その3つ全てが、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたバニラ入りコーヒー飲料が、ノズル出口部49を通って、先に説明されているような命令にしたがって使用者によって設置されるようなカップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたバニラ入りコーヒー飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第3のポンプ28および第4のポンプ29が、それぞれ、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第3の濃縮物インジェクター60の内部66の中のバニラ製品の圧力の低下、および、第4の濃縮物インジェクター61の内部の中のコーヒー製品の圧力の低下を引き起こす。第3の濃縮物インジェクター60の内部66の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第3の濃縮物インジェクター60のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。同様に、第4の濃縮物インジェクター61の内部66の中の圧力が、閾値より下に低下するとすぐに、第4の濃縮物インジェクター61のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、スナップ式に閉められる。混合チャンバー44へのコーヒー製品の流れと、混合チャンバー44の中へのバニラ製品の流れの両方が、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、バニラ入りコーヒー飲料の所望の注出を完了する。
最後に、先に確立された例は、バニラ入りコーヒー飲料の注出の直後に、ホットチョコレート飲料を注出することを要求する。この例に関して、先に利用されたバニラ製品は、ミルク製品への適用において先に説明されたような特別な処理を必要としない風味料を含んでいたということが仮定されている。しかし、この場合、バニラ入りコーヒー飲料の強烈な風味は、ここで所望されるホットチョコレート飲料のより微妙な風味とは両立しないということが決定されることが可能である。したがって、結果として、飲料ディスペンサー10の制御装置は、好ましくは、要求されるホットチョコレート飲料を注出する前に、クリーニングサイクルを引き起こすようにプログラムされる。
クリーニングサイクルが特別な処理の問題として引き起こされた、先に説明された場合のように、この場合では、クリーニングサイクルが、先に説明されているように作動し得るように、使用者は、また、自分のカップを設置することを遅らせるように命じられ、その後、使用者は、所望の飲料を受け入れるために、自分のカップを設置するよう命じられる。実施されたクリーニングサイクルに続いて、次いで、飲料ディスペンサー10が、ホットチョコレート飲料を注出するように作動する。ホットチョコレート飲料を注出するために、飲料ディスペンサー10の制御装置は、最初に、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター50の第1の端部51における入口ポート52の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、前の場合のように、そうでなければ従来通り加熱されることとなる)を可能にするように作動する。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター50のベース端部53における開口オリフィス54を通って、ならびに、希釈液マニホールド42の中へおよび希釈液マニホールド42の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート43を通って、混合チャンバー44の外側の下側部分の中へ噴射され、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー44の中に噴射され始めると、第2のポンプ27が作動し、チョコレート製品を、第2の濃縮物パッケージ23から、第2の濃縮物ライン31を通って、第2の濃縮物インジェクター59の第1の端部62における入口ポート63へ流通させる。チョコレート製品の圧力が、第2の濃縮物インジェクター59の内部66の中で高まると、第2の濃縮物インジェクター59のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁72を通って混合チャンバー44の中へ至るチョコレート製品の流れを可能にし、混合チャンバー44において、チョコレート製品は、流れる加熱水と一緒になり、それは、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたホットチョコレート飲料が、ノズル出口部49を通って、先に説明されているような命令にしたがって使用者によって設置されるようなカップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたホットチョコレート飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第2のポンプ27が、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第2の濃縮物インジェクター59の内部66の中のチョコレート製品の圧力の低下を引き起こす。第2の濃縮物インジェクター59の内部66の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第2の濃縮物インジェクター59のベース端部64に設けられたセルフシール式の注出弁72が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。混合チャンバー44へのチョコレート製品の流れが、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、ホットチョコレート飲料の所望の注出を完了し、この例を終結する。
次いで、図6〜図9を見てみると、好適な実施形態の中に記載された例のマルチフレーバーノズルシステム100の代替的に好適な実施は、先に説明された実施のように、好ましくは一体的に形成されたノズル本体101を含み、ノズル本体101は、インジェクターハウジング102、混合チャンバー103、およびノズル出口部104を含む。図面には示されていないが、代替的に好適な実施の混合チャンバー103も、複数のホイッパー羽根46を有するホイッパー45をその中に備えており、ホイッパー45は、シャフト48によって、依存した状態で支持されており、シャフト48は、備え付けられたホイッパーモーター47によって選択的に回転可能であり、そうでなければ、当業者に周知であるようなものである。先に説明された実施と同様に、混合チャンバー103を通る流体の流路が、この実施では、混合チャンバー103の内部からノズル出口部104を通って混合チャンバー103の外部へ、流体の重力流を可能にすべきであり、そうでなければ促進するべきであるということが留意される。
加えて、マルチフレーバーノズルシステム100は、ノズル本体101のインジェクターハウジング102の中に受け入れられるように寸法決めおよび形状決めされたインジェクター本体105を含む。インジェクターハウジング102の中の密封適合性を確実にするために、インジェクター本体105には、好ましくは、円周方向に配設された1つまたは複数の溝部139が設けられ、溝部139のそれぞれの中には、Oリング140が設けられる。さらに本明細書でより良く理解されることとなるように、インジェクター本体105は、少なくとも1つの希釈液インジェクター111と、複数の濃縮物インジェクター120〜123と、をその中に付属的に受け入れて支持するために形成された複数のインジェクターポート106を含み、それぞれのインジェクターは、さらに本明細書で、より詳細に説明される。いずれの場合でも、希釈液インジェクター111に関連するインジェクターポート106は、インジェクター本体105の上部から、下方へ、インジェクター本体105の下側部分のまわりに円周方向に形成された環状の希釈液マニホールド107の中へ導くオリフィスとして形成されており、環状の希釈液マニホールド107は、その周辺に下向きに配設された複数の希釈液インジェクターポート108をさらに含む。当業者には、容易に明らかとなるように、説明されている配置は、希釈液インジェクター111から混合チャンバー103に混合流体を移送するように適合されており、それによって移送された混合流体は、インジェクターハウジング102の外側の下側部分の周辺に実質的に均一に分配される。
先に述べられているように、マルチフレーバーノズルシステム100は、少なくとも1つの希釈液インジェクター111と、複数の濃縮物インジェクター120〜123とを含む。図6および図7にとりわけ示されているように、希釈液インジェクター111は、好ましくは返しを有する第1の端部112に設けられた入口ポート113と、そのベース部114に設けられた開口オリフィス115とを含む。希釈液インジェクター111の外側表面116は、備え付けられたインジェクターポート106のうちの1つの中にぴったり合うように寸法決めされており、インジェクターポート106の中に希釈液インジェクター111が密封係合することを確実にするために、希釈液インジェクター111の外側表面116には、好ましくは、円周方向に配設された1つまたは複数の溝部117が設けられ、溝部117のそれぞれの中には、Oリング118が設けられる。同様に、また、図6および図7にとりわけ示されているように、それぞれの備え付けられた濃縮物インジェクター120〜123は、そのそれぞれの好ましくは返しを有する第1の端部124に設けられた入口ポート125を含む。しかし、さらに本明細書でより良く理解されることとなるように、それぞれの濃縮物インジェクター120〜123には、本発明の重要な態様では、そのそれぞれのベース部127において、セルフシール式の注出弁130が設けられており、注出弁130のそれぞれは、また、さらに本明細書でより良く理解されることとなるように、そのそれぞれの濃縮物インジェクター120〜123を通って、混合チャンバー103の外部から混合チャンバー103の内部へ流れる流体を実質的に制限するように構成されている。
しかし、先に説明されている実施から離れて、および、さらに本明細書でより理解されることとなるように、現在説明されている実施にしたがって形成されたそれぞれの濃縮物インジェクター120〜123は、Oリングなどを必要とすることなく、備え付けられたインジェクターポート106のうちの1つの中に密封して装着されるように構成されている。とりわけ、図6および図7に示されているように、この実施のインジェクター111、120〜123のそれぞれには、円周方向のショルダー部119、126がそれぞれ形成されているか、または、そうでなければ、備え付けられており、インジェクター111、120〜123が、それらのベース端部114、127から、備え付けられたインジェクター保持プレート109などによって、インジェクター本体105の中の所定の位置に固定されることが可能であるようになっており、図面に示されているように、プレート109は、備え付けられたプレート保持ねじ110などによって、インジェクター本体105上の所定の位置にしっかりと保持されることが可能である。
いずれの場合でも、インジェクター111、120〜123がインジェクター本体105の中の所定の位置にある状態で、備え付けられた様々な濃縮物パッケージ22〜25とそれぞれの濃縮物インジェクター120〜123との間に、および、混合流体の供給源と希釈液インジェクター111との間に、流体連通が、確立されることが可能である。とりわけ、混合流体入口ライン21の自由端部を、希釈液インジェクター111の第1の端部112に、その入口ポート113のまわりで接続することによって、混合流体の連通が確立される。同様に、第1の濃縮物入口ライン30の自由端部を、第1の濃縮物インジェクター120の第1の端部124に、その入口ポート125のまわりで接続することによって、第1の濃縮物パッケージ22と第1の濃縮物インジェクター120との間に、流体連通が確立される。第2の濃縮物入口ライン31の自由端部を、第2の濃縮物インジェクター121の第1の端部124に、その入口ポート125のまわりで接続することによって、第2の濃縮物パッケージ23と第2の濃縮物インジェクター121との間に、流体連通が確立される。第3の濃縮物入口ライン32の自由端部を、第3の濃縮物インジェクター122の第1の端部124に、その入口ポート125のまわりで接続することによって、第3の濃縮物パッケージ24と第3の濃縮物インジェクター122との間に、流体連通が確立される。第4の濃縮物入口ライン33の自由端部を、第4の濃縮物インジェクター123の第1の端部124に、その入口ポート125のまわりで接続することによって、第4の濃縮物パッケージ25と第4の濃縮物インジェクター123との間に、流体連通が確立される。
また、先に述べられているように、本発明の重要な態様は、それぞれの濃縮物インジェクター120〜123のそれぞれのベース端部64において、セルフシール式の注出弁130を設けることを含み、それぞれのセルフシール式の注出弁130は、Brownの’149特許に実質的に説明されているように実施されており、それは、この参照により、その全体がここで記載されているものとして、本明細書に組み込まれる。とりわけ、濃縮物インジェクター120、123(互いに、インジェクター121、122には、実質的に同一の構造が設けられている)のうちの第1および第4のものに関して図6、図6A、および図7に示されているように、セルフシール式の注出弁は、周縁フランジ131と、吐出オリフィス133をその中に備えた弁頭132と、弁フランジ131に接続された一端部、および、その周縁エッジに近接する弁頭132に接続された反対側端部を有するコネクタースリーブ137とを含む。Brownの’149特許に説明されているように、吐出オリフィスは、複数のスリット134などを備えて形成されており、内部表面135および外部表面136は、濃縮物インジェクター120〜123の内部129の中からの圧力下で弁130をスナップ式に開けさせ、そのような圧力がないときに弁130をスナップ式に閉めさせるように、アーチ形状に形成されている。濃縮物インジェクター120〜123のベース部127において、所定の位置に注出弁130を固定するために、環状の溝部128が、濃縮物インジェクター120〜123のベース部127のまわりに、弁130の周縁フランジ131に略対応するサイズおよび形状を備えて形成されており、濃縮物インジェクター120〜123および弁130は、図6Aに示されているように嵌合されることが可能であるようになっている。濃縮物インジェクター120〜123および弁130がそのように組み立てられると、濃縮物インジェクター120〜123は、上方からインジェクターポート106の中に設置され、その後、弁130の周縁フランジ131が、インジェクターポート106の下側部分に形成されたリング形状の弁保持リップ138の上に載ることとなる。当業者によって認識されることとなるように、次いで、先に説明されているインジェクター保持プレート109の設置は、インジェクターポート106と密封係合して作動可能な位置に弁130を締め付けて保持する役目を果たすこととなる。
いずれの場合でも、Brownの’149特許に詳細に説明されているように、コネクタースリーブ137は、弾性を有する可撓性の構造を有しており、濃縮物インジェクター120〜123の内部空間129の中の圧力が所定の量を超えて上昇した場合、弁頭132が、コネクタースリーブ137を二つに折り曲げて反り返って拡張させる方式で、外側に移動し、吐出オリフィス133を開けさせ、濃縮物インジェクター120〜123の内部空間129から混合チャンバー103へ流体が流れることを可能にするようになっている。しかし、加えて、濃縮物インジェクター120〜123の内部空間129の中の圧力が所定の量よりも下に低下されると、コネクタースリーブ137は、弁頭132が完全に後退させられた位置に自動的に戻るのに十分な弾力性を提供するように構成されており、弁130の閉鎖を引き起こすための、濃縮物インジェクター120〜123からの吸引または負圧は必要とされない。
本明細書で説明されているように実施されると、備え付けられたセルフシール式の注出弁130は、濃縮物の供給源の流体を清潔にすることによって、汚染および/または希釈を防止するので、本発明のマルチフレーバーノズルシステム100は、混合チャンバー103が毎回の注出サイクルの間の度に清潔にされることを可能にする。とりわけ、本発明は、クリーニングサイクル(それは、単に、ホイッパー45の撹拌の下で、希釈液インジェクター111から混合チャンバー103を通して熱湯を注出することを含むことが可能である)を、(a)手動で引き起こされたときはいつでも、(b)所定の長さの時間が経過したときに、または、設定されたスケジュールにしたがって、自動的に、(c)フレーバーに関して以前に注出された飲料の組み合わせと両立しないと思われる、選択された飲料の組み合わせを注出する前に、(d)前述の出来事の任意の組み合わせが生じたときに、または、(e)他の引き金となる任意の所定の事象の発生が生じたときに、行うことを考えている。
(マルチフレーバーノズルシステム20の第1の実施に関して先に説明されている例に対応して、)本発明のマルチフレーバーノズルシステム100の使用の方法を例示する一例では、第1の濃縮物パッケージ22は、例示目的のために、ミルクを含有するとされ、第2の濃縮物パッケージ23は、例示目的のために、チョコレートを含有するとされ、第3の濃縮物パッケージ24は、例示目的のために、バニラ風味料を含有するとされ、および、第4の濃縮物パッケージ25は、例示目的のために、コーヒーを含有するとされ、一方、混合流体は、例示目的のために、水であると仮定されている。加えて、例示目的のために、本発明のマルチフレーバーノズルシステム100を組み込んでいる飲料ディスペンサー10の使用者は、以下の飲料(コーヒー、ミルク入りコーヒー、長期間何もなし、ミルク入りコーヒー、バニラフレーバーコーヒー、次いで、ホットチョコレート)を、記載する順序で要求するということが仮定されている。
そして、最初に、飲料ディスペンサー10の制御装置は、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター111の第1の端部112における入口ポート113の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、当然、従来通り加熱されることとなる)を可能にすることによって、最初に要求されたコーヒーを注出するように作動する。特に、前述の議論に照らして、当業者によって認識されることとなるように、加熱水が、希釈液インジェクター111のベース端部114における開口オリフィス115を通って、ならびに、希釈液マニホールド107の中へおよび希釈液マニホールド107の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート108を通って、混合チャンバー103の外側の下側部分の中へ噴射され始めることとなり、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー103の中に噴射され始めると、第4のポンプ29が作動し、コーヒー製品を、第4の濃縮物パッケージ25から、第4の濃縮物ライン33を通って、第4の濃縮物インジェクター123の第1の端部124における入口ポート125へ流通させる。コーヒー製品の圧力が、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中で高まると、第4の濃縮物インジェクター123のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁130を通って混合チャンバー103の中へ至るコーヒー製品の流れを可能にし、混合チャンバー103において、コーヒー製品は、流れる加熱水と一緒になり、それは、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたコーヒー飲料が、使用者の楽しみのために、ノズル出口部104を通って、カップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたコーヒー飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第4のポンプ29が、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中のコーヒー製品の圧力の低下を引き起こす。第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第4の濃縮物インジェクター123のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。混合チャンバー103へのコーヒー製品の流れが、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、コーヒー飲料の所望の注出を完了する。
例を続けると、要求されると仮定されている次の飲料は、ミルク入りコーヒーであり、それは、さらに、先に要求された飲料に続いて、大幅に遅れることなく要求されると仮定されているということが留意される。現在要求されるミルク入りコーヒー飲料は、先に要求されたコーヒー飲料(それは、特別な処理を指示する原料を何も含有しなかった)の中に存在するそれぞれの風味料成分を含有し、かつ、前の注出に続いて適当な時間内に要求されるので、現在要求される飲料は、クリーニングサイクルを行う必要なく、注出されることが可能であるということが仮定され得る。結果として、現在要求されるミルク入りコーヒー飲料は、以下のように注出される。
先に注出されたコーヒー飲料と同様に、飲料ディスペンサー10の制御装置は、最初に、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター111の第1の端部112における入口ポート113の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、前の場合のように、そうでなければ従来通り加熱されることとなる)を可能にするように作動する。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター111のベース端部114における開口オリフィス115を通って、ならびに、希釈液マニホールド107の中へおよび希釈液マニホールド107の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート108を通って、混合チャンバー103の外側の下側部分の中へ噴射され、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー103の中に噴射され始めると、第4のポンプ29が作動し、コーヒー製品を、第4の濃縮物パッケージ25から、第4の濃縮物ライン33を通って、第4の濃縮物インジェクター123の第1の端部124における入口ポート125へ流通させる。コーヒー製品の圧力が、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中で高まると、第4の濃縮物インジェクター123のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁130を通って混合チャンバー103の中へ至るコーヒー製品の流れを可能にし、混合チャンバー103において、コーヒー製品は、流れる加熱水と一緒になる。
コーヒー製品の加熱水の導入と実質的に同時に、第1のポンプ26が作動し、ミルク製品を、第1の濃縮物パッケージ22から、第1の濃縮物ライン30を通って、第1の濃縮物インジェクター120の第1の端部124における入口ポート125へ流通させる。ミルク製品の圧力が、第1の濃縮物インジェクター120の内部129の中で高まると、第1の濃縮物インジェクター120のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁130を通って混合チャンバー103の中へ至るミルク製品の流れを可能にし、混合チャンバー103において、ミルク製品も、コーヒー製品および流れる加熱水と一緒になり、その3つ全てが、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたミルク入りコーヒー飲料が、使用者の楽しみのために、ノズル出口部104を通って、カップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたミルク入りコーヒー飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第1のポンプ26および第4のポンプ29が、それぞれ、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第1の濃縮物インジェクター120の内部129の中のミルク製品の圧力の低下、および、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中のコーヒー製品の圧力の低下を引き起こす。第1の濃縮物インジェクター120の内部129の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第1の濃縮物インジェクター120のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。同様に、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中の圧力が、閾値より下に低下するとすぐに、第4の濃縮物インジェクター123のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、スナップ式に閉められる。混合チャンバー103へのコーヒー製品の流れと、混合チャンバー103の中へのミルク製品の流れの両方が、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、ミルク入りコーヒー飲料の所望の注出を完了する。
先に確立された例をさらに続けると、次に要求される飲料も、ミルク入りコーヒーであるが、飲料の要求の前に、長期間が経過することになると仮定されているということが留意される。結果として、本発明の少なくとも1つの好適な実施は、飲料ディスペンサー10のための制御装置は、所定の期間が過ぎると、クリーニングサイクルを引き起こすこととなるということを考えている。しかし、加えて、先に注出された飲料は、ミルクを含有しており、ミルクは、一般的に、他の製品よりも細菌の増殖を起こしやすいものとして知られているということが留意される。結果として、飲料ディスペンサーの制御装置は、ミルクまたは類似の製品が注出されたとき、クリーニングサイクルを引き起こすことを指示する所定の期間の閾値を短くするように実施されることが可能である。
いずれの場合でも、クリーニングサイクルは、最初に、飲料ディスペンサー10の制御装置が、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター111の第1の端部112における入口ポート113の中へ至る、水の流れ(従来から、非常に高い温度に加熱される)を可能にするように作動することから始まる。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター111のベース端部114における開口オリフィス115を通って、ならびに、希釈液マニホールド107の中へおよび希釈液マニホールド107の間にわたって流れ、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート108を通って、混合チャンバー103の中へおよび混合チャンバー103の全周囲に噴射される。上記の例には記載されていないが、濃縮物タイプのインジェクターは、必要に応じて、濃縮物製品の導入に関して先に説明されているのと同様の方式で、クリーニング流体を加熱水の流れの中に導入する目的で、設けられることが可能であるということが留意されるべきである。
いずれの場合でも、クリーニング水または溶液は、必要に応じて、ホイッパー45を利用してさらに分配されることが可能であり、ノズル出口部104を通って、トレイ13の中へ排出され、トレイ13において、それは、トレイ13の中へこぼれたものについての従来の方式で順次処理される。しかし、重要なことには、クリーニング水または溶液は、濃縮物インジェクター120〜123のうちのいずれの中へも進入せず、濃縮物インジェクター120〜123のそれぞれは、それぞれに備え付けられたセルフシール式の注出弁130によって、混合チャンバー103から隔離されているということが留意される。最後に、混合チャンバー103が、「清浄」であるとみなされると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れが、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、所望のクリーニングサイクルを完了する。飲料ディスペンサー10のノズルシステム100は、このようにクリーニングされ、任意のさらなる使用のために準備されるので、所望のミルク入りコーヒー飲料は、一般的に先に説明されているように、要求されたときに注出される。
例を続けると、次に所望される飲料は、バニラフレーバーコーヒーである。この場合、バニラフレーバーコーヒーは、フレーバーの観点から、先のミルク入りコーヒーの注出とは両立できないと考えられることが可能であり、コーヒーとバニラとの組み合わせは、一般的に、先の注出の結果として混合チャンバー103の中に存在し得るようなミルクの任意の残留物に対して、フレーバーを圧倒するということが最初に留意される。しかし、任意の理由により望まれる場合、それが、安全であるならば、または、他の特別な処理の心配もしくは別のことがあるならば、省略される成分を含有する任意の先の注出に続いて、任意の成分を含有しない製品の組み合わせの任意の注出の前に、クリーニングサイクルが引き起こされるように、本発明は実施されることが可能である。そのような場合、クリーニングサイクルが、先に説明されているように作動し得るように、使用者は、自分のカップを設置することを遅らせるように命じられ、その後、使用者は、所望の飲料を受け入れるために、自分のカップを設置するよう命じられる。当業者によって認識されることとなるように、飲料ディスペンサー10のための制御装置は、必要に応じて、そのような命令の使用者確認を必要とするようにプログラムされることが可能であり、それは、当然、飲料ディスペンサー10の前面パネル14上に設けられた使用者入力部19を通して行われることが可能である。いずれの場合でも、実施されるクリーニングサイクルに続いて、飲料ディスペンサー10は、バニラ入りコーヒー飲料を注出するように作動する。
バニラ入りコーヒー飲料を注出するために、飲料ディスペンサー10の制御装置は、最初に、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター111の第1の端部112における入口ポート113の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、前の場合のように、そうでなければ従来通り加熱されることとなる)を可能にするように作動する。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター111のベース端部114における開口オリフィス115を通って、ならびに、希釈液マニホールド107の中へおよび希釈液マニホールド107の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート108を通って、混合チャンバー103の外側の下側部分の中へ噴射され、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー103の中に噴射され始めると、第4のポンプ29が作動し、コーヒー製品を、第4の濃縮物パッケージ25から、第4の濃縮物ライン33を通って、第4の濃縮物インジェクター123の第1の端部124における入口ポート125へ流通させる。コーヒー製品の圧力が、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中で高まると、第4の濃縮物インジェクター123のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁130を通って混合チャンバー103の中へ至るコーヒー製品の流れを可能にし、混合チャンバー130において、コーヒー製品は、流れる加熱水と一緒になる。
コーヒー製品の加熱水の導入と実質的に同時に、第3のポンプ28が作動し、第3の濃縮物パッケージ24から、第3の濃縮物ライン32を通って、第3の濃縮物インジェクター122の第1の端部124における入口ポート125へ、バニラ製品が流れることが強いられる。バニラ製品の圧力が、第3の濃縮物インジェクター122の内部129の中で高まると、第3の濃縮物インジェクター122のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁130を通って混合チャンバー103の中へ至るバニラ製品の流れを可能にし、混合チャンバー103において、バニラ製品も、コーヒー製品および流れる加熱水と一緒になり、その3つ全てが、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたバニラ入りコーヒー飲料が、ノズル出口部104を通って、先に説明されているような命令にしたがって使用者によって設置されるようなカップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたバニラ入りコーヒー飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第3のポンプ28および第4のポンプ29が、それぞれ、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第3の濃縮物インジェクター122の内部129の中のバニラ製品の圧力の低下、および、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中のコーヒー製品の圧力の低下を引き起こす。第3の濃縮物インジェクター122の内部129の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第3の濃縮物インジェクター122のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。同様に、第4の濃縮物インジェクター123の内部129の中の圧力が、閾値より下に低下するとすぐに、第4の濃縮物インジェクター123のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、スナップ式に閉められる。混合チャンバー103へのコーヒー製品の流れと、混合チャンバー103の中へのバニラ製品の流れの両方が、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、バニラ入りコーヒー飲料の所望の注出を完了する。
最後に、先に確立された例は、バニラ入りコーヒー飲料の注出の直後に、ホットチョコレート飲料を注出することを要求する。この例に関して、先に利用されたバニラ製品は、ミルク製品への適用において先に説明されたような特別な処理を必要としない風味料を含んでいたということが仮定されている。しかし、この場合、バニラ入りコーヒー飲料の強烈な風味は、ここで所望されるホットチョコレート飲料のより微妙な風味とは両立しないということが決定されることが可能である。したがって、結果として、飲料ディスペンサー10の制御装置は、好ましくは、要求されるホットチョコレート飲料を注出する前に、クリーニングサイクルを引き起こすようにプログラムされる。
クリーニングサイクルが特別な処理の問題として引き起こされた、先に説明された場合のように、この場合では、クリーニングサイクルが、先に説明されているように作動し得るように、使用者は、また、自分のカップを設置することを遅らせるように命じられ、その後、使用者は、所望の飲料を受け入れるために、自分のカップを設置するよう命じられる。実施されたクリーニングサイクルに続いて、次いで、飲料ディスペンサー10が、ホットチョコレート飲料を注出するように作動する。ホットチョコレート飲料を注出するために、飲料ディスペンサー10の制御装置は、最初に、混合流体入口ライン21を通って、希釈液インジェクター111の第1の端部112における入口ポート113の中へ至る、通常の流量の水の流れ(それは、この場合、前の場合のように、そうでなければ従来通り加熱されることとなる)を可能にするように作動する。次いで、加熱水が、希釈液インジェクター111のベース端部114における開口オリフィス115を通って、ならびに、希釈液マニホールド107の中へおよび希釈液マニホールド107の間にわたり、自由に流れることとなり、その後、加熱水は、備え付けられた希釈液インジェクターポート108を通って、混合チャンバー103の外側の下側部分の中へ噴射され、その周辺に実質的に均一に分配される。
加熱水が、混合チャンバー103の中に噴射され始めると、第2のポンプ27が作動し、チョコレート製品を、第2の濃縮物パッケージ23から、第2の濃縮物ライン31を通って、第2の濃縮物インジェクター121の第1の端部124における入口ポート125へ流通させる。チョコレート製品の圧力が、第2の濃縮物インジェクター121の内部129の中で高まると、第2の濃縮物インジェクター121のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、先に説明されているように、スナップ式に開けられ、それによって、弁130を通って混合チャンバー103の中へ至るチョコレート製品の流れを可能にし、混合チャンバー103において、チョコレート製品は、流れる加熱水と一緒になり、それは、一緒に流れて、ホイッパー45の羽根46に接触し、ホイッパー45は、飲料ディスペンサー制御装置の制御の下、ホイッパーモーター47によって作動される。次いで、十分に混合されたホットチョコレート飲料が、ノズル出口部104を通って、先に説明されているような命令にしたがって使用者によって設置されるようなカップまたは他の飲料容器の中へ自由に流れる。
生成されたホットチョコレート飲料の量が、特定のカップまたは他の飲料容器に必要とされる量に到達すると、第2のポンプ27が、飲料ディスペンサー制御装置によって作動停止され、それによって、第2の濃縮物インジェクター121の内部129の中のチョコレート製品の圧力の低下を引き起こす。第2の濃縮物インジェクター121の内部129の中の圧力が、先に説明されているように、閾値より下に低下するとすぐに、第2の濃縮物インジェクター121のベース端部127に設けられたセルフシール式の注出弁130が、また、先に説明されているように、スナップ式に閉められる。混合チャンバー103へのチョコレート製品の流れが、このように終了させられると、混合流体入口ライン21を通る加熱水の流れも、飲料ディスペンサー制御装置の他の普通の制御の下で終了させられ、ホットチョコレート飲料の所望の注出を完了し、この例を終結する。
前述の実施形態に関して、本発明が説明されてきたが、そのような説明は、単に例示目的のためであり、当業者には明らかであるように、多くの代替例、均等物、および、様々な程度の変形例が、本発明の範囲に入ることとなる。例えば、任意の注出サイクルの前に、本発明のマルチフレーバーノズルアッセンブリ20、100の中から残留物風味などを容易に清潔にする機能によって、本発明は、とりわけ、加熱されていようと冷やされていようと、また、それに風味料の添加があろうとなかろうと、水を注出することを可能とするように構成されているということを、当業者は理解することとなる。いずれの場合でも、本発明の範囲は、任意の点において、前述の説明によって限定されておらず、むしろ、以下に続く特許請求の範囲によって定められる。
10…飲料ディスペンサー
11…ハウジング
12…フレーム
13…ドリップトレイ
14…前面パネル
15…上部パネル
16…後面パネル
17…側面パネル
19…使用者入力部
20…マルチフレーバーノズルシステム
21…混合流体入口ライン
22,23,24,25…濃縮物パッケージ
26,27,28,29…ポンプ
30,31,32,33…濃縮物入口ライン
36…溝部
37…Oリング
38…ノズル本体
39…インジェクターハウジング
40…インジェクター本体
41…インジェクターポート
42…希釈液マニホールド
43…希釈液インジェクターポート
44…混合チャンバー
45…ホイッパー
46…羽根
47…ホイッパーモーター
48…シャフト
49…ノズル出口部
50…インジェクター
50…希釈液インジェクター
51…第1の端部
52…入口ポート
53…ベース端部
54…開口オリフィス
55…外側表面
56…溝部
57…Oリング
58,59,60,61…濃縮物インジェクター
62…第1の端部
63…入口ポート
64…ベース端部
65…溝部
66…内部空間
67…外側表面
68…溝部
69…Oリング
70…円周方向溝部
71…インジェクター保持クリップ
72…注出弁
73…弁フランジ
74…弁頭
75…吐出オリフィス
76…スリット
77…内部表面
78…外部表面
79…コネクタースリーブ
80…マルチリング弁保持クリップ
100…マルチフレーバーノズルシステム
101…ノズル本体
102…インジェクターハウジング
103…混合チャンバー
104…ノズル出口部
105…インジェクター本体
106…インジェクターポート
107…希釈液マニホールド
108…希釈液インジェクターポート
109…インジェクター保持プレート
111…希釈液インジェクター
112…第1の端部
113…入口ポート
114…ベース端部
115…開口オリフィス
116…外側表面
117…溝部
118…Oリング
119…ショルダー部
120,121,122,123…濃縮物インジェクター
124…第1の端部
125…入口ポート
127…ベース端部
128…溝部
129…内部空間
130…注出弁
131…弁フランジ
131…周縁フランジ
132…弁頭
133…吐出オリフィス
134…スリット
135…内部表面
136…外部表面
137…コネクタースリーブ
138…弁保持リップ
139…溝部
140…Oリング

Claims (6)

  1. マルチフレーバー飲料ディスペンサーとともに使用するためのノズルシステムであって、
    混合チャンバーであって、該混合チャンバーからの流体出口部を有する混合チャンバーと、
    前記混合チャンバーの外部から内部へ混合流体を移送するように構成された希釈液インジェクターと、
    前記混合チャンバーの外部から内部へ流体濃縮物を独立して移送するように構成された複数の濃縮物インジェクターと
    を備え、
    前記濃縮物インジェクターの各々は、セルフシール式の注出弁を備え、
    前記注出弁の各々は、前記混合チャンバーの外部から前記混合チャンバーの内部に至る、対応するそれぞれの前記濃縮物インジェクターを通る流体の流れを実質的に制限するように構成された
    ノズルシステム。
  2. マルチフレーバー飲料ディスペンサーとともに使用するためのノズルシステムであって、
    インジェクターハウジングと、混合チャンバーと、前記混合チャンバーからの出口部と、を形成するノズル本体と、
    前記インジェクターハウジング内に配設されたインジェクター本体であって、
    前記混合チャンバーと連通する第1の濃縮物インジェクターポートと、
    前記混合チャンバーと連通する第2の濃縮物インジェクターポートと、
    前記インジェクター本体の下側部分のまわりに円周方向に形成された希釈液マニホールドであって、前記混合チャンバーと連通する希釈液マニホールドと、
    前記希釈液マニホールドと連通する希釈液インジェクターポートと
    を形成するインジェクター本体と、
    前記第1の濃縮物インジェクターポート内に配設される第1の濃縮物インジェクターであって、前記混合チャンバーへ濃縮物を移送するために第1の濃縮物供給源に連結される第1の濃縮物インジェクターと、
    前記第2の濃縮物インジェクターポート内に配設される第2の濃縮物インジェクターであって、前記混合チャンバーへ濃縮物を移送するために第2の濃縮物供給源に連結される第2の濃縮物インジェクターと、
    前記希釈液インジェクターポート内に配設される希釈液インジェクターであって、前記希釈液マニホールドへ希釈液を移送するために希釈液供給源に連結される希釈液インジェクターと
    を備え、
    前記希釈液マニホールドは、前記希釈液を前記混合チャンバーの中へ円周方向に移送する
    ノズルシステム。
  3. 飲料ディスペンサーであって、
    第1の濃縮物製品の供給源、および、前記第1の濃縮物製品の風味と風味的に両立しない第2の濃縮物製品の供給源と、
    前記濃縮物製品のうちの1つを含む飲料を選択的に生成するためのノズルシステムと
    を備え、
    前記ノズルシステムは、
    混合チャンバーであって、該混合チャンバーからの流体出口部を有する混合チャンバーと、
    前記混合チャンバーの外部から内部へ混合流体を移送するように構成された希釈液インジェクターと、
    前記混合チャンバーの外部から内部へ所定量の前記第1の濃縮物製品を独立して移送するように構成された第1の濃縮物インジェクターと、
    前記混合チャンバーの外部から内部へ所定量の前記第2の濃縮物製品を独立して移送するように構成された第2の濃縮物インジェクターと
    を備え、
    前記濃縮物インジェクターの各々は、セルフシール式の注出弁を備え、
    前記注出弁の各々は、前記混合チャンバーの外部から前記混合チャンバーの内部へ至る、対応するそれぞれの前記濃縮物インジェクターを通る流体の流れを実質的に制限するように構成された
    飲料ディスペンサー。
  4. 両立しない風味が付けられた飲料を単一のノズルシステムから注出するための方法であって、
    混合チャンバーへ混合流体を導入する工程と、
    第1の濃縮物インジェクターを通して前記混合チャンバーに第1の濃縮物製品を導入する工程と、
    第2の濃縮物インジェクターを用いて第2の濃縮物製品を前記混合チャンバーから遮断する工程と
    を備え、
    前記遮断する工程は、第1の濃縮物製品を導入する前記工程と同時に発生するとともに、混合流体を導入する前記工程と同時に発生する
    方法。
  5. 請求項4に記載の、両立しない風味が付けられた飲料を単一のノズルシステムから注出するための方法であって、
    前記第2の濃縮物インジェクターを通して前記混合チャンバーへ前記第2の濃縮物製品を導入する工程と、
    前記第1の濃縮物インジェクターを用いて前記第1の濃縮物製品を前記混合チャンバーから遮断する工程と
    をさらに備え、
    前記第1の濃縮物製品を遮断する工程は、前記第2の濃縮物製品を導入する前記工程と同時に発生するとともに、混合流体を導入する前記工程と同時に発生する
    方法。
  6. 請求項4に記載の、両立しない風味が付けられた飲料を単一のノズルシステムから注出するための方法であって、
    前記混合流体を前記第1の濃縮物インジェクターから遮断する工程と、
    前記混合流体を前記第2の濃縮物インジェクターから遮断する工程と
    をさらに備え、
    前記第1の濃縮物インジェクターから遮断する前記工程と、前記第2の濃縮物インジェクターから遮断する前記工程とは、混合流体を導入する前記工程と同時に発生する
    方法。
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