JP2013541606A - アルコキシ芳香族ジオールインクから誘導されるポリウレタン添加剤を有するインクジェットインク - Google Patents
アルコキシ芳香族ジオールインクから誘導されるポリウレタン添加剤を有するインクジェットインク Download PDFInfo
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Abstract
Description
本出願は、米国特許法第119条の下、2011年9月1日出願の米国仮特許出願第61/379055号に基づく優先権を主張する。
(a)着色剤、
(b)水性溶媒、および
(c)アルコキシ芳香族ジオールと、イオン基で置換されたジオールと、イソシアネートとを含む第1のポリウレタン添加剤
を含み、
アルコキシ芳香族ジオールが、Z1
n、m、pおよびqは整数であり、
n、mは同一であるか、または異なって、2〜12であり、
pは1〜15であり、
qは0〜15であり、
R1、R2は同一であるか、または異なって、それぞれ独立して、水素、メチル、エチルおよび式CtH2t+1のより高級アルキルからなる群から選択され、tは整数であって、3〜36である)であり、
Z2は、イオン基で置換されたジオールであり、そして
少なくとも1種のZ1および少なくとも1種のZ2が、第1のポリウレタン添加剤に存在しなければならない、水性インクジェットインク組成物を提供する。
(a)着色剤、
(b)水性溶媒、および
(c)アルコキシ芳香族ジオールと、イオン基で置換されたジオールと、イソシアネートとを含む第2のポリウレタン添加剤
を含み、
アルコキシ芳香族ジオールが、Z1
n、m、pおよびqは整数であり、
n、mは同一であるか、または異なって、2〜12であり、
pは1〜15であり、
qは0〜15であり、
R1、R2は同一であるか、または異なって、それぞれ独立して、水素、メチル、エチルおよび式CtH2t+1のより高級アルキルからなる群から選択され、tは整数であって、3〜36である)であり、
そして第2のポリウレタン添加剤は、構造II
R4は、Z1またはZ2であり、
R5は、アミン末端基からの水素、アルキル、分枝状アルキルまたは置換アルキルであり、
R6は、アミン末端基からのアルキル、分枝状アルキルまたは置換アルキルであり、
sは、2〜30の整数である)を有し、
Z1またはZ2は、アルコキシ芳香族ジオールとして、そしてZ2は、イオン基で置換されたジオールとして上記で定義される、水性インクジェットインク組成物を提供する。
(a)着色剤、
(b)水性溶媒、および
(c)上記で明示されるアルコキシ芳香族ジオールと、イオン基で置換されたジオールと、イソシアネートとから誘導される第1または第2のポリウレタン添加剤
を含む水性インクジェットインクである。
(a)デジタルデータ信号に感応するインクジェット印刷機を提供する工程と、
(b)印刷される基板を印刷機に装填する工程と、
(c)水性インク溶媒、着色剤、ならびに上記のアルコキシ芳香族ジオール、イオン基で置換されたジオールおよびイソシアネートから誘導される第1または第2のポリウレタン添加剤を含む水性インクジェットインクを印刷機に装填する工程と、
(d)基板上に印刷画像を形成するためにデジタルデータ信号に応じて、水性インクジェットインクを使用して基板上へ印刷する工程と
を含む基板上にインクジェット印刷する方法を提供する。
(a)デジタルデータ信号に感応するインクジェット印刷機を提供する工程と、
(b)印刷される基板を印刷機に装填する工程と、
(c)インクセット中のインクの少なくとも1種が、水性インク溶媒、着色剤、ならびに上記のアルコキシ芳香族ジオール、イオン基で置換されたジオールおよびイソシアネートから誘導される第1または第2のポリウレタン添加剤を含む、インクジェットインクセットを印刷機に装填する工程と、
(d)基板上に印刷画像を形成するためにデジタルデータ信号に応じて、水性インクジェットインクを使用して基板上へ印刷する工程と
を含む基板上にインクジェット印刷する方法を提供する。
本発明のインクのために好適な着色剤は、染料などの可溶性着色剤、ならびに分散顔料(顔料に分散剤を加えたもの)および自己分散顔料などの不溶性着色剤を含む。
−CO2Y (A) −SO3Y (B)
(式中、Yは、有機ベースの共役酸、アルカリ金属イオン、アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホニウムイオンなどの「オニウム」イオン、ならびにテトラアルキルアンモニウム、テトラアルキルホスホニウムおよびトリアルキルスルホニウムイオンなどの置換「オニウム」イオン、または他のいずれかの好適なカチオン性対イオンからなる群から選択される)の化合物(A)または(B)である。有用なアニオン性部分としては、ホスフェートおよびホスホネートが挙げられる。タイプA(「カルボキシレート」)アニオン性部分がより好適であり、例えば、米国特許第5,571,311号明細書、米国特許第5,609,671号明細書および米国特許第6,852,156号明細書に記載されている。あるいは、スルホン化自己分散顔料が使用されてもよく、例えば、米国特許第5,571,331号明細書、米国特許第5,928,419号明細書および欧州特許第146090A1号明細書に記載されている。
ポリウレタンインク添加剤は、アルコキシアリールジオール、イオン基で置換されたジオールおよびイソシアネートから誘導され、
上記アルコキシ芳香族ジオールがZ1
n、m、pおよびqは整数であり、
n、mは同一であるか、または異なって、2〜12であり、
pは1〜15であり、
qは0〜15であり、
R1、R2は同一であるか、または異なって、それぞれ独立して、水素、メチル、エチルおよび式CtH2t+1のより高級アルキルからなる群から選択され、tは整数であって、3〜36である)であり、
Z2は、イオン基で置換されたジオールであり、そして
少なくとも1種のZ1および少なくとも1種のZ2が、第1のポリウレタン添加剤に存在しなければならない。
(a)(i)ジオールを含む少なくとも1種のアルコキシ芳香族ジオールZ1成分、(ii)ジイソシアネートを含む少なくとも1種のポリイソシアネート成分、および(iii)イオン基を含有する少なくとも1種のイソシアネート反応性成分Z2を含む少なくとも1種の親水性反応物を含む反応物を提供する工程と、
(b)水混和性有機溶媒の存在下で(i)、(ii)および(iii)を反応させ、ポリウレタンプレポリマーを形成する工程と、
(c)水を添加して、水性分散系を形成する工程と、
(d)水の添加の前、間または後に、連鎖停止剤を任意選択的に添加する工程と
を含む。
アルコキシ芳香族ジオールZ1は、芳香環上で置換された少なくとも2個の酸素を有する芳香族化合物をベースとする。pおよびqが少なくとも1である場合、各酸素は、アルキル、またはアルコキシおよびヒドロキシル基置換基を含む置換アルキル基によって置換され得る。pが少なくとも1であり、そしてqが0である場合、酸素の1個は、アルキル基または置換基によって置換され、そして1個は水素原子に結合する。酸素置換基は、芳香環上のいずれの位置に存在することも可能である。芳香族基は、他のアルキル置換基を有してもよい。
イオン基で置換されたジオールは、イオン基および/またはイオン性基を含有する。好ましくは、これらの反応物は、1個または2個、より好ましくは2個のイソシアネート反応基、ならびに少なくとも1個のイオン基またはイオン性基を含有する。本明細書に記載されるアルコキシ芳香族ジオールを有するポリウレタンの構造の説明においては、イオン基を含有する反応物はZ2として示される。
で表される。最も一般に使用されるジオール化合物はアルファ,アルファ−ジメチロールプロピオン酸であり、すなわち、上記式中でQ’がメチルである。
上記のアルコキシ芳香族ジオールから誘導されるポリウレタンインク添加剤は、ポリウレタン合成の間に、他の多官能性イソシアネート反応性成分、最も特にオリゴマーおよび/またはポリマーポリオールとブレンドされてもよい。これらの他の多官能性基は、アルコキシ芳香族ジオール成分Z1の30重量パーセント以下に限定される。これらの他のイソシアネート反応性成分は、それらの加水分解に対する安定性のために選択される。
好適なポリイソシアネートは、イソシアネート基に結合した芳香族、脂環式または脂肪族基のいずれかを含有するものである。これらの化合物の混合物が使用されてもよい。脂環式または脂肪族部分に結合したイソシアネートを有する化合物が好ましい。芳香族イソシアネートが使用される場合、脂環式または脂肪族イソシアネートも同様に好ましくは存在する。
上記の第1および第2のポリウレタン添加剤の両方に関して、イソシアネート対イソシアネート反応基の比率は、約1.3:1〜約1.0:1であり、そして好適には約1.25〜:1〜約1.05:1である。イソシアネート基がイソシアネート反応基より多い場合、しばしば連鎖停止基が使用される。このような連鎖停止基は、アルコールおよびアミンを含むことができる。
R4は、Z1またはZ2であり、
R5は、アミン末端基からの水素、アルキル、分枝状アルキルまたは置換アルキルであり、
R6は、アミン末端基からのアルキル、分枝状アルキルまたは置換アルキルであり、
sは、2〜30の整数であり、
Z1またはZ2は、アルコキシ芳香族ジオールとして上記で定義され、そしてZ2は、イオン基で置換されたジオールとして定義される)を有する。
好適な水性溶媒混合物の選択は、所望の表面張力および粘度、選択された着色剤、インクの乾燥時間、そしてインクが印刷される基板の種類などの特定の用途の必要条件次第である。本発明で利用されてもよい水溶性有機溶媒の代表的な例は、米国特許第5,085,698号明細書に開示されるものである。
他の成分は、そのような他の成分が、通常の実験によって容易に決定され得るインクの安定性および噴射性を妨害しない範囲でインクジェットインクに配合されてもよい。他の成分は、一般的な意味で、周知の技術である。
本インクで使用される着色剤濃度は、印刷画像に所望の色密度を与えるために通常必要な濃度である。典型的には、着色剤濃度は、インクの約0.05〜約10重量%の範囲である。アルコキシ芳香族ジオールから誘導されるポリウレタンインク添加剤は、インクが配合される時にインクに別々の添加剤として添加される。アルコキシ芳香族ジオールから誘導されるポリウレタンインク添加剤を含む様々なインク成分を、任意の都合のよい順番で添加することができる。着色剤が顔料である場合、インク中に2つの分散系、顔料分散系およびポリウレタン分散系が存在する。
噴射速度、液滴の分離長さ、滴径および流れ安定性は、表面張力およびインクの粘度に非常に影響を受ける。着色インクジェットインクは、典型的に、25℃で約20ダイン/cm〜約70ダイン/cmの範囲の表面張力を有する。粘度は25℃で30cP程度まで高いことが可能であるが、典型的にいくらかより低い。インクは、広範囲にわたる射出条件、すなわち、ドロップ−オン−デマンドデバイスまたは連続デバイスの圧電性要素の駆動周波数または熱ヘッドの放出条件、ならびにノズルの形状および径に適応性のある物理的特性を有する。インクは、インクジェット装置において有意な範囲まで詰まりを生じないように、長期間優れた貯蔵安定性を有するべきである。さらに、インクは、接触するインクジェット印刷装置の部品を腐食せず、そして本質的に無臭かつ非中毒性であるべきである。
本発明は、一般的な電子写真コピー用紙および写真用紙などの普通紙、光沢紙およびインクジェット印刷機で使用される同様の用紙を印刷するために特に有利である。布地をこれらのインクで使用することもできる。
ポリウレタン反応の範囲は、ウレタン化学の一般的な方法であるジブチルアミン滴定によってNCO%を検出することによって決定した。この方法において、NCO含有プレポリマーの試料を既知の量のジブチルアミン溶液と反応させて、そして残留するアミンをHClで逆滴定する。ジブチルアミン装填量と滴定量との差がNCOの当量であり、そしてこの値は重量%のNCOに変換される。
ポリウレタン分散系、顔料およびインクの粒径は、Honeywell/Microtrac(Montgomeryville PA)からのMICROTRAC UPA 150を使用して動的光散乱によって決定した。
溶剤を含まないポリウレタン分散系の固体含有量は、SartoriusからのモデルMA50の湿度分析器によって測定した。NMP、テトラエチレングリコールジメチルエーテルなどの高沸点の溶媒を含有するポリウレタン分散系に関して、固体含有量は、180分間150℃のオーブンでの焼成の前後の重量差によって決定された。使用された他の溶媒は、Dow ChemicalからのProglyde DMM(ジプロピレングリコールジメチルエーテル)およびスルホランであった。
全ての分子量は、溶離剤としてテトラヒドロフランを用いて、ポリ(メタクリル酸メチル)基準を使用するGPCによって決定された。フローリによって誘導される静力学を使用して、ポリウレタンの分子量は、NCO/OH比およびモノマーの分子量に基づき、算出または予測され得る。分子量は、ポリウレタンを定義するために使用することができるポリウレタンの特徴でもある。分子量は、数平均分子量(Mn)として通常報告される。ポリウレタン添加剤は、分子量のガウス分布に限定されないが、バイモーダル分布のような他の分布を有し得る。
2Lの反応器に、73.9gのPoly−G HQEE(OH # 555、Arch Chemicalから商業的に入手可能)、99.5gのスルホラン、および27.0gのジメチロールプロピオン酸を装填した。反応を72℃まで加熱した。反応温度を80℃に保持し、最高83.6℃に達する間、60分かけて139.3gのイソホロンジイソシアネートを反応器に添加し、続いて11.5gのスルホランを添加した。NCO%は1.9%未満であり、15.20gのビス(2−メトキシエチル)アミンを5分かけて添加した。反応を1時間80℃で保持した。粘度を調節するため、51gのスルホランを添加し、そして温度を90℃まで高めた。45%のKOH(22.5g)および324.2gの水の混合物を添加し、続いて、追加的な287.8gの水を添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、41.2cPsの粘度、26.27%の固体、およびpH7.51、d50=9.4nmおよびd95=16.2nmの粒径を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、5.95%と算出された。
2Lの反応器に、66.8gのPoly−G HQEE(OH # 555、Arch Chemicalから商業的に入手可能)、157.3gのスルホラン、および39.5gのジメチロールプロピオン酸を装填した。反応を69℃まで加熱した。反応温度を80℃に保持し、最高83.9℃に達する間、60分かけて153.85gのイソホロンジイソシアネートを反応器に添加し、続いて13.4gのスルホランを添加した。2.5時間後、NCO%は1.6%未満であり、16.8gのビス(2−メトキシエチル)アミンを10分かけて添加した。反応を1時間80℃で保持した。45%のKOH(33.1g)および467.5gの水の混合物を添加し、続いて、追加的な159.4gの水を添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、27.56%の固体、pH7.53、および1.96の多分散度によるMn6655のGPCによる分子量を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、6.08%と算出された。
2Lの反応器に、137.4gのPoly−G HQEE(OH # 555、Arch Chemicalから商業的に入手可能)、199.9gのテトラエチレングリコールジメチルエーテル、および49.7gのジメチロールプロピオン酸を装填した。反応を75℃まで加熱し、次いで、0.21gのジブチルスズジラウレートを添加した。反応温度を85℃に保持し、最高91.2℃に達する間、60分かけて194.3gのイソホロンジイソシアネートを添加し、続いて25.2gのテトラエチレングリコールジメチルエーテルを添加した。2.5時間後、NCO%は3.6%未満であり、70.5gのビス(2−メトキシエチル)アミンを10分かけて添加した。反応を1時間80℃で保持した。45%のKOH(41.6g)および583.4gの水の混合物を添加し、続いて、追加的な602.4gの水を添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、61.6cPsの粘度、28.04%の固体、pH8.1、および1.68の多分散度によるMn4443のGPCによる分子量、ならびにd50=12.4nmおよびd95=22nmの粒径を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、15.6%と算出された。
2Lの反応器に、105.4gのPoly−G HQEE(OH # 555、Arch Chemicalから商業的に入手可能)、116.5gのテトラエチレングリコールジメチルエーテル、および0.5gのジブチルスズジラウレートを装填した。反応を75℃まで加熱し、次いで、反応温度を80℃に保持し、60分かけて293.5gのイソホロンジイソシアネートを添加し、続いて48.3gのテトラエチレングリコールジメチルエーテルを添加した。3時間後、NCO%は12.1%、70.9gのジメチロールプロピオン酸を47.2gのテトラエチレングリコールジメチルエーテルと一緒に添加した。4時間後、NCO%は1%未満であった。45%のKOH(59.3g)および831.2gの水の混合物を添加し、続いて、417.6gの水中の13.3gのエチレンジアミンを添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、20.2cPsの粘度、21.23%の固体、pH8.92、および2.22の多分散度によるMn14315のGPCによる分子量、ならびにd50=8.85nmおよびd95=22.3nmの粒径を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、2.75%と算出された。
2Lの反応器に、116.5gのPoly−G HQEE(OH # 555、Arch Chemicalから商業的に入手可能)、208.7gのテトラエチレングリコールジメチルエーテル、および78.3gのジメチロールプロピオン酸を装填した。N2パージをしながら、混合物を74℃まで加熱し、次いで、0.2gのジブチルスズジラウレートを添加した。60分かけて275.8gのイソホロンジイソシアネートを添加し、続いて22.7gのテトラエチレングリコールジメチルエーテルを添加した。反応を80℃で2時間保持した段階で、NCO%は1.2%であった。次いで、19.5gのビス(2−メトキシエチル)アミンを10分かけて添加し、1時間加熱を続けた。45%のKOH(65.5g)および924.6gの水の混合物を添加し、続いて、追加的な302.4gの水を添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、26.9cPsの粘度、27.22%の固体、pH7.20、ならびにd50=10.2nmおよびd95=16.6nmの粒径、ならびにMn7691のGPCによる分子量およびPD2.06を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、3.98%と算出された。
2Lの反応器に、90.2gのPoly−G HQEE(OH # 555、Arch Chemicalから商業的に入手可能)、107.7gのProglyde DMM、および0.2gのジブチルスズジラウレートを装填した。反応を86℃まで加熱し、次いで、反応温度を80℃に保持し、60分かけて164.2gのイソホロンジイソシアネートを添加し、続いて40.5gのProglyde DMMを添加した。1時間後、NCO%は6.3%であり、32.7gのジメチロールプロピオン酸を26.2gのProglyde DMMと一緒に添加した。4時間後、NCO%は1%未満であり、そして100gのProglyde DMMを添加しながら、反応器を50oCまで冷却した。45%のKOH(27.3g)および387.1gの水の混合物を添加し、続いて、334.5gの水中の2.6gのエチレンジアミンを添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、107.8cPsの粘度、22.43%の固体、pH8.82、および1.79の多分散度によるMn27235のGPCによる分子量、ならびにd50=22.1nmおよびd95=37.2nmの粒径を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、0.90%と算出された。
2Lの反応器に、178.5gのMacol RD 209 E(BASFからの619MWビスフェノールAエトキシレート)、182.2gのスルホランおよび40.3gのジメチロールプロピオン酸を装填した。反応を1時間115℃まで加熱し、次いで71℃まで冷却し、そして0.23gのジブチルスズジラウレートを添加した。反応温度を81℃に保持し、60分かけて141.0gのイソホロンジイソシアネートを添加し、続いて28.2gのスルホランを添加した。200分後、NCO%は1.1%.であり、そして32.7gの酸を26.2gのスルホランと一緒に添加した。4時間後、NCO%は1%未満であり、次いで、12.1gのビス(2−メトキシエチル)アミンを10分かけて添加した。反応を1時間80℃に保持した。45%のKOH(33.7g)および472.3gの水の混合物を添加し、続いて、追加の413.2gの水および1gのProxel GXLを添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、pH7.86、24.5%の固体、および2.5の多分散による7403のGPCによる分子量、ならびに46.62ダイン/cmの表面張力を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、3.25%と算出された。
2Lの反応器に、134.9gのビス[4−(エトキシ2−ヒドロキシ)フェニル]スルホン(Aldrichからの338MWビスフェノールSビス(2−ヒドロキシエチル)エーテル)、202.5gのスルホラン、および44.7gのジメチロールプロピオン酸を装填した。反応を1時間115℃まで加熱し、次いで71℃まで冷却し、そして0.32gのジブチルスズジラウレートを添加した。反応温度を80℃に保持し、最高92℃に達する間、60分かけて178.8gのイソホロンジイソシアネートを添加し、続いて34gのスルホランを添加した。粘度を低下させるために、スルホラン(101g)を反応に添加した。3.5時間後、NCO%は1.23%であり、次いで、19.5gのビス(2−メトキシエチル)アミンを10分かけて添加した。反応を1時間80℃に保持した。45%のKOH(37.4g)および522.6gの水の混合物を添加し、続いて、追加の327.1gの水および3gのProxel GXLを添加することによって、ポリウレタン溶液を高速混合下で転回した。ポリウレタン分散系は、130cPsの粘度、27.6%の固体、pH7.54、およびに1.71の多分散によるMn5312のGPCによる分子量、および45.82ダイン/cmの表面張力を有した。このポリウレタンの尿素含有量は、5.16%と算出された。
3リットルのフラスコに、メカニカルスターラー、温度計、N2インレット、乾燥管アウトレット、および滴下ロートを装備した。テトラヒドロフランTHF、291.3グラムをフラスコに装填した。次いで、触媒であるテトラブチルアンモニウムm−クロロベンゾエート、アセトニトリル中1.0Mの溶液0.44mlを添加した。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシロキシ)−2−メチルプロペン20.46グラム(0.0882モル)を注入した。供給I[テトラブチルアンモニウムm−クロロベンゾエート、アセトニトリル中1.0M溶液0.33ml、およびTHF、16.92グラム]を開始し、185分かけて添加した。供給II[トリメチルシリルメタクリレート、152.00グラム(0.962モル)]を0.0分に開始し、そして45分かけて添加した。180分後に供給IIは完了し(モノマーの99%以上が反応した)、供給III[ベンジルメタクリレート、211.63グラム(1.20モル)を開始し、そして30分かけて添加した。40分後に供給IIIは完了し(モノマーの99%以上が反応した)、供給IV[エトキシトリエチレングリコールメタクリレート、78.9グラム(0.321モル)を開始し、そして30分かけて添加した。
窒素パージ下、3リットルの丸底フラスコをヒートガンで乾燥させ、そしてメカニカルスターラー、温度計、N2インレット、乾燥管アウトレット、および滴下ロートを装備した。テトラヒドロフラン(THF)2423gをフラスコにカニューレ挿入した。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシリルオキシ)−2−メチルプロペン98.82g(0.426モル)を注入し、続いて触媒(テトラブチルアンモニウムm−クロロベンゾアート、アセトニトリル中1.0M溶液2.6ml)を注入した。両モノマー供給の間、触媒溶液(テトラブチルアンモニウムm−クロロベンゾエート、アセトニトリル中1.0M溶液2.1ml、およびTHF16.1g)をシリンジでポンプ輸送した。モノマー供給1(トリメチルシリルメタクリレート728.7g(4.61モル)およびブチルメタクリレート1790.9g(12.61モル))を、反応が65℃まで発熱する間、60分かけて添加した。1時間保持後、HPLCは95%を超えるモノマー変換を示し、次いで、モノマー供給II(エチルトリエチレングリコールメタクリレート825.3g(3.35モル))を15分かけて添加した。
この比較ポリマーは、HQEEジオールがTerathane 650に置き換えられ、そしてDMPAが、60の酸価を有するポリウレタンを得るように調節されたことを除き、ポリウレタンインク添加剤実施例2と同様の方法で調製された。
この比較ポリマーは、HQEEジオールがTerathane 650に置き換えられ、そしてDMPAが、45の酸価を有するポリウレタンを得るように調節されたことを除き、ポリウレタンインク添加剤実施例1と同様の方法で調製された。
自己分散顔料は、上記で参照された米国特許第6,852,156号明細書の実施例3に記載される方法によって調製された。
下記の成分を組み合わせることによって、ポリウレタンインク添加剤および比較ポリマーを使用して、インクを調製した。パーセントは活性固体を指す。示される全ての量は重量パーセントによる。
着色剤は、分散剤ポリマー1によって分散されたカーボンブラック、Nipex 160であった。インク1はポリウレタンインク添加剤1を有し、そしてインク2はポリウレタンインク添加剤2を有し、比較インク1はポリマー添加剤を含まなかった。
ポリマー添加剤 2%
ピロリドン 10%
エトキシル化グリセロール 4%
界面活性剤 0.2%
殺生物剤 0.25%
水 100%まで
Claims (24)
- (a)着色剤、
(b)水性溶媒、および
(c)アルコキシ芳香族ジオールと、イオン基で置換されたジオールと、イソシアネートとを含む第1のポリウレタン添加剤
を含み、
前記アルコキシ芳香族ジオールが、Z1
n、m、pおよびqは整数であり、
n、mは同一であるか、または異なって、2〜12であり、
pは1〜15であり、
qは0〜15であり、
R1、R2は同一であるか、または異なって、それぞれ独立して、水素、メチル、エチルおよび式CtH2t+1のより高級アルキルからなる群から選択され、tは整数であって、3〜36である)であり、
Z2は、イオン基で置換されたジオールであり、そして
少なくとも1種のZ1および少なくとも1種のZ2が、前記第1のポリウレタン添加剤に存在しなければならない、水性インクジェットインク組成物。 - 前記ポリウレタン添加剤が、全インク組成物の重量に基づき0.05〜10%重量である、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記ポリウレタン添加剤が、全インク組成物の重量に基づき0.2〜7重量%である、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記インクの全重量に基づき0.1〜10重量%の着色剤、25℃で20ダイン/cm〜70ダイン/cmの範囲の表面張力、および25℃で30cP未満の粘度を有する、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記ポリウレタン添加剤が、少なくとも10および多くとも100の酸価(固体ポリマー1グラムあたりのKOHのmg)を有する、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記アルコキシ芳香族ジオールZ1に関して、pが、1、2、3および4からなる群から選択され、そしてqが、1、2、3および4からなる群から選択される、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記芳香族基がヒドロキノンである、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記芳香族基がビスフェノールである、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記着色剤が顔料および分散染料から選択される、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記着色剤が自己分散顔料である、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記自己分散カーボンブラック顔料上のアニオン性親水性化学基が、カルボキシル基を含む、請求項10に記載のインク。
- 前記自己分散顔料が、カルボニル、カルボキシル、ヒドロキシルおよびスルホンからなる群から選択される少なくとも1種の官能基を前記顔料の表面上に結合させるため、次亜塩素酸、スルホン酸またはオゾンによって、その表面上で酸化処理された顔料を含む、請求項10に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記自己分散顔料が、オゾンによってその表面上で酸化処理された顔料を含む、請求項10に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記水性溶媒が、水と少なくとも1種の水混和性溶媒との混合物である、請求項1に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 任意の実行可能な順番で、
デジタルデータ信号に感応するインクジェット印刷機を提供する工程と、
(a)印刷される基板を前記印刷機に装填する工程と、
(b)請求項1に記載の水性インクジェットインクを前記印刷機に装填する工程と、
(c)前記基板上に印刷画像を形成するために前記デジタルデータ信号に応じて、前記水性インクジェットインクを使用して前記基板上へ印刷する工程と
を含んでなる基板上にインクジェット印刷する方法。 - インクジェットインクセットであって、
前記インクジェットインクセット中のインクの少なくとも1種が、
(a)着色剤、
(b)水性溶媒、および
(c)アルコキシ芳香族ジオールと、イオン基で置換されたジオールと、イソシアネートとを含むポリウレタン第1添加剤
を含み、
前記アルコキシ芳香族ジオールが、Z1
n、m、pおよびqは整数であり、
n、mは同一であるか、または異なって、2〜12であり、
pは1〜15であり、
qは0〜15であり、
R1、R2は同一であるか、または異なって、それぞれ独立して、水素、メチル、エチルおよび式CtH2t+1のより高級アルキルからなる群から選択され、tは整数であって、3〜36である)であり、
Z2は、イオン基で置換されたジオールであり、そして
少なくとも1種のZ1および少なくとも1種のZ2が、前記第1のポリウレタン添加剤に存在しなければならない、水性インクジェットインク組成物である、インクジェットインクセット。 - 任意の実行可能な順番で、
a.デジタルデータ信号に感応するインクジェット印刷機を提供する工程と、
b.印刷される基板を前記印刷機に装填する工程と、
c.請求項16に記載の水性インクジェットインクを前記印刷機に装填する工程と、
d.前記基板上に印刷画像を形成するために前記デジタルデータ信号に応じて、前記水性インクジェットインクを使用して前記基板上へ印刷する工程と
を含んでなる基板上にインクジェット印刷する方法。 - (a)着色剤、
(b)水性溶媒、および
(c)アルコキシ芳香族ジオールと、イオン基で置換されたジオールと、イソシアネートとを含む第2のポリウレタン添加剤
を含み、
前記アルコキシ芳香族ジオールが、Z1
n、m、pおよびqは整数であり、
n、mは同一であるか、または異なって、2〜12であり、
pは1〜15であり、
qは0〜15であり、
R1、R2は同一であるか、または異なって、それぞれ独立して、水素、メチル、エチルおよび式CtH2t+1のより高級アルキルからなる群から選択され、tは整数であって、3〜36である)であり、
そして前記第2のポリウレタン添加剤は、構造II
R4は、Z1またはZ2であり、
R5は、アミン末端基からの水素、アルキル、分枝状アルキルまたは置換アルキルであり、
R6は、アミン末端基からのアルキル、分枝状アルキルまたは置換アルキルであり、
sは、2〜30の整数である)を有し、
Z1またはZ2は、アルコキシ芳香族ジオールとして、そしてZ2は、イオン基で置換されたジオールとして前記で定義される、水性インクジェットインク組成物。 - 前記インクの全重量に基づき0.05〜10%重量の第2のポリウレタン添加剤を有し、前記インクの全重量に基づき0.1〜10重量%の着色剤、25℃で20ダイン/cm〜70ダイン/cmの範囲の表面張力、および25℃で30cP未満の粘度を有する、請求項18に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記アルコキシ芳香族ジオールZ1に関して、pが、1、2、3および4からなる群から選択され、そしてqが、1、2、3および4からなる群から選択される、請求項18に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記着色剤が顔料および分散染料から選択される、請求項18に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記着色剤が自己分散顔料である、請求項18に記載の水性インクジェットインク組成物。
- 前記自己分散カーボンブラック顔料上のアニオン性親水性化学基が、カルボキシル基を含む、請求項22に記載のインク。
- 前記自己分散顔料が、カルボニル、カルボキシル、ヒドロキシルおよびスルホンからなる群から選択される少なくとも1種の官能基を前記顔料の表面上に結合させるため、次亜塩素酸、スルホン酸またはオゾンによって、その表面上で酸化処理された顔料を含む、請求項22に記載の水性インクジェットインク組成物。
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