JP2013538089A - 強膜センサ - Google Patents

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Abstract

眼球強膜(2)表面での眼内圧測定用の植込み可能な測定装置(1、100)について、眼球強膜と生体適合性のある接触を行うための圧力伝達性ハウジング(6)内に包埋され好ましくは実質的に平坦な少なくとも1つの圧力センサ面(7)を有する圧力センサ手段(5、7)を備えたものとし、できるだけ取り付けやすく、かつ眼内圧の測定を高信頼度で行えるようにするため、ハウジング(6)を寸法的に安定して弾性的に形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、好ましくは実質的に平坦な少なくとも1つの圧力センサ面を有しており、眼球強膜と生体適合性のある接触を行うための圧力伝達性ハウジング内に包埋されている圧力センサ手段を備えた、眼球強膜における眼内圧測定のための植込み可能な測定装置に関する。
この種の測定装置は、特許文献1から知られている。この測定装置は、目のうちの扱いやすい箇所、すなわち強膜外部から眼内圧を測定することを可能とするものであり、つまりは眼球強膜に配置されることで眼内圧を測定することができるものである。眼球の内部において眼内圧を測定する装置とは異なり、この測定装置は結膜の下、眼球強膜上に配置される。このような、眼球の外での眼内圧測定用の測定装置を使用すると、眼球内部での測定手法に比べて、測定装置の植込みによる侵襲性がより小さく、そのため日常的な医療処置の範疇で、測定装置を植込むだけの処置を施すこともできるという利点を有している。これに対し、眼球内部への植込みは、通例、白内障の外科処置に代表されるような、いずれ目の手術を行う必要がある場合にしか用いられない。
特許文献1に記載の、眼球の外部にて眼内圧を測定するための、既知の植込み可能な測定装置では、圧力測定に用いられる測定原理については、適当な電子部品および容量方式の圧力センサを含みシリコンベースのゲルまたはオイルで満たされた柔軟なケースに覆われるマイクロチップに依拠している。前述の従来技術においては、既知の測定装置は、2つの眼筋の間の毛様体扁平部領域における眼球強膜の外面部に固定された、例えばアクリル板として形成された板を用いており、この板は圧力測定の際に支台として働く。既知の測定装置において問題なのは、支台としてのアクリル板を用いて既知の測定装置を眼球強膜上に固定する際に、流動体で満たされオイルまたはゲル中に圧力センサを内包し寸法的に安定ではないケースが、具体的な固定状態に左右される力、つまりは不定の力でアクリル板によって眼球強膜上に押しつけられることである。このため、2点あるいは多数点での手間のかかる較正をしてからでないと圧力測定ができないという難点がある。なぜなら、オイルまたはゲルで満たされたケース内の圧力は、眼球強膜を介して柔軟なケースの中身に作用する、眼内圧の指標として測定されるべき力と、ケースを眼球強膜上に押しつける力と、から成るものとなっているためである。
さらに、既知の測定装置は基本的に、流動体を内包した柔軟な緩衝材の形態をとっているという構造であるため、この緩衝材と眼球強膜の間の接触面、すなわち緩衝材へと圧力を伝達してその内部に包埋されている圧力センサへと圧力を伝える働きをする接触面も、具体的な固定の様式および固定によって発生する押圧力に左右されて不定となっている。それに伴い、既述のどのような圧力測定においても、相応に手間のかかる測定値の較正をしてからでないと実行できないという問題がある。加えて厄介なことに、眼球強膜上にて眼内圧測定をするために植え込まねばならない機器は、全般的に比較的複雑である。
独国特許出願公開第102004056757号明細書
前述の背景に鑑み、本発明の課題は、冒頭に示した種類の、眼内圧測定用の植込み可能な測定装置について、従来技術の問題点を回避した上で信頼性の高い眼内圧の測定を可能とし、かつできるだけ簡単な処置により使用できるものを提示することである。
この課題は、本発明において、冒頭に示した種類の植込み可能な測定装置が、寸法的に安定して弾性的に形成されたハウジングを備えることにより解決される。本発明によれば、ハウジングは眼球強膜との接触をなす所定の外形を備えることができ、眼内圧の測定に際して眼球強膜上に生じる押圧と力が通例通りの条件であっても、この外形は実質的に維持されるという利点がある。ここで、弾性的なハウジングを選択することは、従来技術において知られている流動体やゲルで充填された緩衝材の形態をとる柔軟なハウジングとは区別される。好ましいことに、眼球強膜から圧力伝達性ハウジングへと眼内圧を伝達するための所定の基準面が、予め定められたハウジングの外形に基づくものとなることを実現できるのであれば、測定の較正を大幅に容易にすることができるのである。ここで、弾性的なハウジングの利点としては、眼内圧が眼球強膜から圧力伝達性ハウジングへと伝達される際に、ハウジング内に包埋された圧力センサへ眼内圧が伝達される一方で、ハウジングの外形は実質的に維持されるということがある。当然ではあるが、測定を実施するためには、本発明に係る測定装置を強膜上へ適度に固定することが重要である。
本発明の好ましい形態においては、ハウジングのうち眼球強膜と接触するために設けられた接触面が、眼球強膜と形状的に嵌り合うよう実質的に調整された、凹面状の面構造を有している。ハウジングの、眼球強膜との接触面をこのように形成することで、本発明に係る測定装置を眼球強膜上にて固定することを可能とし、原理的には固定のために押圧力を必要としない。このため本発明によれば、本発明に係る植込み可能な測定装置の固定については、原理的には、圧力測定に誤差を生じさせる押圧力なしで行うことができる。
本発明の特に好ましい形態では、接触面の外形が、この測定装置を用いるべき患者群の平均的な眼球強膜と形状的に嵌り合うよう調整されている。この形態では、特定の患者群における眼球強膜表面の外形のバラつきは小さいということを活用できる。したがって本発明においては、成人患者用の形態と小児患者用の形態を想定すればそれで十分とすることができる。いずれの場合にしても、本発明に係る測定装置を、個別の調整をすることなく、或る患者集団のために大量生産で製造できることが本発明による利点となる。
測定の外乱を排除するため、本発明の好ましい形態により、接触面の曲率を、接触領域内の眼球強膜の曲率より小さく形成するとよい。つまり球形とみなした場合に、接触面の半径は、接触領域内の眼球強膜の半径より大きい。本発明のこの形態によれば、本発明に係る測定装置は小さな押圧力で眼球強膜上に押しつけられる。ただし本発明においては、眼球強膜は植込み物の外形に沿うので、この押圧力は測定装置周りの構造部に捉えられる。測定装置を手術用縫合糸で強膜表面に固定することにより強膜に掛かる押圧力も、植込み物の凹面状の構造部の半径を、目の表面において接触すべき面の半径よりいくらか大きく形成することで低減される。
本発明に係る測定装置のさらに好ましい形態では、圧力センサ手段の周囲において接触面が測定面区域を有するようにし、その面構造を実質的に平坦としておくことで、単に力を測定するのではなく正確な圧力測定を執り行うために必要な、精密に決められた圧力測定用の感圧面が得られる。この格別の形態による本発明の測定装置を眼球強膜上に配置する場合、本発明において所定の力を掛けることにより、測定面区域に限っては眼球強膜の張りつめが緩和され、眼内圧はこの測定面区域を介してハウジングに伝達され、その中に包埋された圧力センサ手段へと伝達されるようになる。本発明のこの形態によると、とりわけハウジングの接触面が、基本的には強膜に沿っており測定面区域の領域内に限って平坦な面構造を有するので、本発明による植込み可能な測定装置を使用する場合は、常に決まった具合で測定面区域を配置して、眼球強膜について張りつめが緩和された所定の区画が設けられるようにできる。なぜならば、平坦な測定面区域が眼球強膜上に押しつけられるのは、その平坦な測定面区域に隣接していてかつ眼球強膜表面に沿って形状的に嵌り合っているハウジングの接触面の区域の手前までだからである。本発明によれば、こうした幾何形状により、一方では、眼球強膜が緩和される、決まった緩和区画が得られるようにできる。もう一方では、圧力を伝達する面区域が常に、平坦な測定面区域に限定されることで、測定の評価をしやすくする、所定の、再現可能な状況が保証される。測定面区域を強膜上に押しつける押圧力は、当然ながら、測定原理に即して、強膜内の眼内圧に依存している。
本発明のさらなる好ましい形態の一例では、測定面区域の面法線を、圧力センサ面の面法線に対して実質的に平行に配置している。つまり、例えば圧力センサ手段を含むマイクロチップは、圧力センサ面がハウジングの接触面領域内の測定面区域の面に平行に位置合わせされるように、本発明による弾性ハウジング内に包埋されるのが好ましい。こうすることで、特に圧力センサ手段が圧力ダイアフラムとして形成される場合、測定面区域を介する眼球強膜からハウジング内への眼内圧の伝達により、圧力センサ手段の線形変位が生じるという利点がある。本発明に関連して、圧力センサは、特に容量方式またはピエゾ抵抗方式で形成することができ、測定の線形性のためには圧力ダイアフラムを用いることが重要である。
本発明において、測定面区域の広さは、実質的に圧力センサ面の広さに相当するものとするのがよい。こうすることで、圧力測定の際の外乱および境界効果を効果的に最小化できるという利点がある。
本発明の実施形態に関連して、特に好ましくは、接触面が、測定面区域に隣接して測定面区域を環状に取り囲み、実質的に平坦な面領域を有する中立化面区域を備えるとよい。ここで、環状に取り囲んでいる、とは、任意形態の閉領域を意味している。中立化面区域をとりわけ円形状に限定するものではない。この中立化面区域の有意な効果としては、平坦になっている領域から眼球強膜の外形に嵌り合っている領域への移行領域における外乱および境界効果を、最小化または完全除去するということがある。
本発明において、ハウジングがゴム弾性的に形成される場合が特に有用である。本発明に関連するハウジングの製造については、シリコンゴムが特に適性を示す。ハウジングのための材料選択にあたっては、ハウジング内に包埋された圧力センサへの圧力伝達についての適性が重要なのと同様に、ハウジングの生体適合性を考慮することが重要であり、本発明においては、弾性に加えて寸法安定性が得られるようにすることについても考慮される必要がある。
本発明の好ましい実施形態の一例では、眼球強膜上に測定装置を固定するための固定手段が設けられる。こうすることで、先述の従来技術のように、別体の部材であり、かつ圧力測定のための支台として働くアクリル板の形態の部材を、強膜表面での固定のために要することなく、強膜表面での固定が例えば縫合によって実現できるという利点がある。
本発明の特別の形態においては、固定手段が鉤状部を含むとよい。
固定手段が、強膜とつながった糸またはその類似物を通すための通し穴状の開口部を含むと、特に有用である。これに関して、通し穴状の開口部の複数対、特に2つまたは4つの開口部が、互いに対として対称的に配置されている場合が特に有用である。この形態によれば、本発明に係る装置を、接触面と眼球強膜との形状的な嵌り合いが成されるように固定力を調整して、眼球強膜上に固定できるという利点がある。
特に、本発明に係る測定装置においては、手術用の糸のための縫合用通し穴を設けるとよい。
本発明の変形形態の一例においては、接触面が、眼球強膜と接着結合するための接着剤を備えており、かつ/または眼球強膜上に自己接着する物質から製造されている。
本発明の好ましい変形例として、固定手段が、ハウジングとは別体であって、ハウジングと連結する、特に機械的手段によって連結する固定モジュールとして形成されており、この固定モジュールが、特に中空円筒状に形成されており、かつ/または、好ましくはハウジングより低い弾性の材料から製造されている、という場合には、製造を簡易化することができる。なぜなら、固定モジュールを様々な、例えばハウジングより硬質の材料から製造できるからである。本発明のこうした変形例においては、眼球強膜表面に固定するための固定手段をハウジング自体に備えなくともよいので、ハウジングを、前述のような、外乱を排除した実態的な眼内圧測定を行うための要件に適う構造に最適化することができる。
本発明の発展形態では、圧力伝達性の被覆材内に、特に誘導コイルを含む遠隔測定手段が包埋されている。特に、圧力センサも含めて同じチップ内に組み込まれた電気式の遠隔測定装置を使用することができる。遠隔測定手段の電子部品は、誘導コイルと接続されて電子的に直接通信できるようになっていることが好ましい。ここで、扁平なマイクロチップ体の一方の面に少なくとも1つの圧力センサを配置し、もう一方の面に誘導コイルを配置するとよい。本発明に係る別形態として、圧力センサおよび誘導コイルをマイクロチップ体の同じ側の面に設けてもよい。コイルは平面コイルとして形成することもできるし、あるいは変形可能な巻きコイルとして形成することもできる。このコイルはマイクロシステム技術において特有の方法、例えばマイクロガルバーニ法、特にフォトリソグラフィを用いて製造することができる。本発明に係る測定装置により検知された圧力測定値の照会は、測定装置の遠隔測定手段と通信する遠隔照会手段により実施することができる。遠隔照会手段は、一般的には眼球強膜や目の外、特に体外に配置されるのがよい。
好ましい実施形態の例について図面を参照しながら、以下に、本発明を例示的に説明する。さらなる好ましい詳細事項は図面から読み取ることができる。
ここで、機能的に同様な部分には同じ符号を付けている。
本発明の第1の実施形態における、眼球強膜上で水平的に固定された植込み可能な測定装置の概略側面図である。 図1における領域IIの部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態において眼球強膜に面していない側を斜め上から見た斜視図である。 図3において測定装置の眼球強膜に面した側を矢印IVの方向に見た部分平面図である。
図1は、強膜2の表面の、毛様体扁平部の付近または後ろで水平的に固定されている植込み可能な測定装置1を概略的に示している。この図はさらに、眼球4の角膜3を概略的に示している。強膜2内に広がる眼内圧は矢印により概略的に示されている。
図2は、植え込まれた測定装置1の構造をより詳しく説明するために、図1の領域IIの部分拡大図を示している。図2からわかるように、この植込み可能な測定装置は実質的にASIC5から構成されており、このASICはハウジング6内に包埋されている。ハウジング6は、例えばシリコンゴムまたはその他の生体適合性のあるゴム弾性材料から作られる。
ASIC5自体は既知のものである。ASICの構造は、例えば特許文献1に記載されているようなものと同様である。特に、図2に示したASIC5は、従来技術から知られているような、例えば容量方式の測定方法に係る、変位が圧力測定値に変換される圧力ダイアフラム7を備えている。さらにASIC5には、従来技術で知られているような、圧力測定値を無線で体外の遠隔照会装置に送るための、遠隔測定装置および誘導コイルが含まれている。本発明の範囲内において、圧力センサは、遠隔測定装置および/または他の電子機器部品とは別体として、別の基板上に配置することもできる。つまりASICは必ずしも圧力センサを含まなくてよい。これに代えて、本発明の範囲内においては、圧力センサをASICとは別体として設け、ASICと例えばケーブル接続により接続したり、その他の既知の方法により分離して設けたりしてもよい。
ハウジング6の接触面8は眼球4の強膜2上に配置される。ここで、ハウジング6は概ね寸法的に安定で、かつ弾性的である。接触面8の基本形状は、凹面状になっていて強膜2の形状に沿っており、したがって図に示した配置状態では接触面8は眼球強膜2と形状的に嵌り合っている。ただし本発明において接触面8は、測定面区域9の領域内では実質的に平坦に形成されている。平坦な測定面区域9の向きは、圧力ダイアフラム7の向きに平行になるよう選択されている。
シリコンゴムから製造されたハウジング6の接触面8は平坦な中立化面区域10を、側面図であるこれらの図においては測定面区域9の左右に隣接して有している。中立化面区域10は、測定面区域9を環状に取り囲んでおり、測定面区域9と、眼球強膜2の外形に嵌まり合う接触面8との移行部を形成している。測定面区域9の広さは、ASIC5の圧力ダイアフラム7を含む領域の広さに対応している。
測定装置1は、ゴム弾性ハウジング6において、ハウジング6のうち接触面8と反対側の外面12に位置決めされた縫合用通し穴11を有している。
図において概略的にのみ示すように、測定装置1は外科手術用の糸13により、ハウジング6の外面12にある縫合用通し穴11を用いて眼球強膜2に固定されている。手術用の糸13を通すための縫合用通し穴11は、眼球強膜上でのハウジング6の均一な固定が保証されるように、対称的に配置されており、接触面8の領域内では、ハウジングと強膜2との形状的な嵌まり合いが実質的に成されている。
測定面区域9および測定面区域9を環状に取り囲む中立化面区域10の平坦にされた領域内でのみ、眼球強膜2の変位が発生する。眼球強膜2のこのような変位により、圧力に誘起される眼球強膜2上の張力は除去され、眼球強膜2は張りつめた状態ではなくなる。これに伴い、圧力ダイアフラム7は、圧力が緩和された眼球強膜2を介して伝達され眼球4内に広がっている眼内圧を、しっかりと規定された測定面区域9を考慮して、眼球4の接線に対して直角に測定することができる。
本発明により、測定装置は、例えば特許文献1で述べられているような別体の支台を用いることなく使用されるので、高さ14に極端な制限がない。したがって好ましいことに、特許文献1に係る既知のASICの構造とは違い、ASIC5の構造は例えば0.7mmより高くてもよい。
測定面区域9の直径は、好ましいことに、例えば約2mmしかなくてもよい。眼球強膜2の圧平が測定面区域9の領域でしか行われないので、手術用の糸13に掛かる引張力を低く保つことができて、本発明に係る測定装置1が眼球強膜2から剥がれるのを回避できる、あるいはその可能性を比較的低くできるという利点がある。
これに対し、測定面区域9と中立化面区域10とからなる圧平された領域の全体直径は、本発明のこの例示的実施形態によれば、好ましくは約3mmである。
図3は、本発明による植込み可能な測定装置100の別形態を、眼球強膜に面していない側への視線方向における斜視図で示している。図3からわかるように、眼内圧測定のための測定装置100は、図1および図2に示した実施形態とは異なり、2つの部分から形成されている。具体的には、測定装置100が、一方では測定モジュール101を含み、他方では測定モジュール101とは別体に形成された固定モジュール102を含んでいる。測定モジュール101は、実装される機能および本質的な特性に関しては、図1および図2について上記にて詳細に説明した測定装置1に対応して形成されている。
特に、図3における測定モジュール101の眼球強膜に面した側への矢印IVの視線方向での平面図を示す図4により、下面が接触面108を有することがわかる。ここで説明している形態における測定装置100の、測定モジュール101の接触面108の基本形状は、図1および図2に記載されている本発明の実施形態に係る接触面8と同様に、凹面状になっていて、眼球強膜の形状に沿うようになっており、したがって眼球強膜上に配置された状態では、接触面108は眼球強膜と形状的に嵌まり合うようになっている。
ただし本発明の接触面108は、上述の第1の実施形態例における接触面8と同様に、実質的に平坦に形成された測定面区域109を有している。平坦な測定面区域109の向きは、図示しない圧力ダイアフラムの向きに平行である。測定面区域109は、図4からわかるように、同様に平坦に形成された中立化面区域110に取り囲まれている。
測定モジュール101は、例えばシリコンゴムまたはその他の生体適合性のあるゴム弾性材料から製造されている。材料選択の際に重要なのは、接触面と測定面区域109、そして中立化面区域110の成形具合が確実なものとなるように、測定モジュール101が寸法的に安定して弾性的なものとなることである。測定モジュール101のうち眼球強膜の曲面に沿う接触面108の形状は、図3で特に良く示されている。固定モジュール102は中空円筒の形状を有している。図3および図4に示すように、固定モジュール102は、測定モジュール101の強膜に面していない側に取り付けられ、測定モジュール上に広がっている。ここで、中空円筒形の固定モジュール102は測定モジュール101より張り出しており、この測定モジュールは、ここで説明している実施例においては、垂直投影では部分円となる形状を有している。好ましい形態においては、固定モジュール102が、測定モジュール101より硬質の材料から製造される。特に、本発明においては、固定モジュール102をアクリルから製造することができる。
測定モジュール101上に固定モジュール102が配置されている領域では、詳しくは図示しない機械的な連結が行われている。同様に、固定モジュール102と測定モジュール101との連結は、本発明の範囲を越えない他の方法、例えば貼付けやそれに類する方法により実施してもよい。
図3および図4に示す形態に即した本発明に係る測定装置100を植え込む場合、固定モジュール102のうち測定モジュール101より張り出している区域を、当業者の知る適切な方法で強膜表面に固定することで、眼球強膜表面での固定を行うことができる。固定モジュール102を眼球強膜上に固定すると、図1および図2に示す実施例に関して概略的に示した様態と同様に、眼球強膜上で測定モジュール101の規定された押圧が行われる。ここでも同様に、測定面区域109および測定面区域109を取り囲む中立化面区域110を有する接触面108の特別の形状が、上述の本発明に係る利点を有する、規定の平坦な領域が生じることを保証する。
図3および図4に係る、2つの部分から成る測定装置100の形態は、測定モジュール101の眼球強膜上での固定と、眼内圧測定に関する技術的要件とを機能的に切り離せるという利点がある。これに伴い、前述のように、固定モジュール102を測定モジュール101より硬質の材料から構成することができる。この場合でもなお、測定モジュール101のうち眼球強膜に接触する接触面108の成形具合により、可能な限り外乱を排除した圧力測定ができるという利点がある。
以上のように、構造が単純であり、かつ従来技術では発生するようなシステム的な測定誤差を排除して強膜外部での眼内圧の測定ができる、本発明に係る植込み可能な測定装置の2つの実施形態が提案される。
1 測定装置
2 眼球強膜
3 角膜
4 眼球
5 ASIC
6 ハウジング
7 圧力ダイアフラム
8 接触面
9 測定面区域
10 中立化面区域
11 縫合用通し穴
12 外面
13 手術用の糸
14 高さ
100 測定装置
101 測定モジュール
102 固定モジュール
108 接触面
109 測定面区域
110 中立化面区域

Claims (16)

  1. 眼球強膜(2)での眼内圧測定用の植込み可能な測定装置(1、100)であって、眼球強膜と生体適合性のある接触を行うための圧力伝達性ハウジング(6)内に包埋され平坦な少なくとも1つの圧力センサ面(7)を有する圧力センサ手段(5、7)を備えた測定装置において、ハウジング(6)が寸法的に安定して弾性的に形成されていることを特徴とする測定装置(1、100)。
  2. 眼球強膜(2)と接触するために設けられたハウジング(6)の接触面(8、108)が、眼球強膜(2)との形状的な嵌り合いを成すよう調整された凹面状の外形を有することを特徴とする請求項1に記載の測定装置(1、100)。
  3. 接触面(8、108)の外形が、測定装置(1)を用いるべき患者群の平均的な眼球強膜(2)と形状的に嵌り合うよう形成されていることを特徴とする請求項2に記載の測定装置(1、100)。
  4. 接触面(8、108)の曲率が、接触領域内の眼球強膜(2)の曲率より小さく形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測定装置(1、100)。
  5. 圧力センサ手段(7)周囲の接触面(8、108)が、平坦な面構造を有する測定面区域(9、109)を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の測定装置(1、100)。
  6. 測定面区域(9、109)の面法線が、圧力センサ面(7)の面法線に対して平行に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の測定装置(1、100)。
  7. 測定面区域(9、109)の広さが、圧力センサ面(7)の広さに相当することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の測定装置(1、100)。
  8. 接触面(8、108)が、測定面区域(9、109)に隣接してこれを環状に取り囲み平坦な面領域のある中立化面区域(10、110)を備えたことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の測定装置(1、100)。
  9. ハウジング(6)がゴム弾性的に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の測定装置(1、100)。
  10. 眼球強膜(2)に固定するための固定手段(11、13、102)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の測定装置(1、100)。
  11. 固定手段が鉤状部を含むことを特徴とする請求項10に記載の測定装置(1)。
  12. 固定手段が、眼球強膜(2)とつながった糸(13)を通すための通し穴状の開口部を含むことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の測定装置(1)。
  13. 互いに対称的に配置され対となっている通し穴状の開口部が設けられており、2つまたは4つ設けられていることを特徴とする請求項10ないし請求項12のいずれか1項に記載の測定装置(1)。
  14. 固定手段が、ハウジング(6)とは別体の、ハウジングと機械的に連結する固定モジュール(102)として形成されており、固定モジュール(102)が、中空円筒状に形成されており、かつ/またはハウジング(6)より低い弾性の材料から製造されていることを特徴とする請求項10ないし請求項13のいずれか1項に記載の測定装置(100)。
  15. 接触面(8、108)が、眼球強膜(2)と接着結合するための接着剤を備えており、かつ/または強膜上に自己接着する物質から製造されていることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の測定装置(1、100)。
  16. 圧力伝達性のハウジング(6)内に、誘導コイルを含む遠隔測定手段が包埋されていることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の測定装置(1、100)。
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