JP2013537725A - HeNBインバウンド・モビリティのためのアクセス制御失敗のハンドリング - Google Patents
HeNBインバウンド・モビリティのためのアクセス制御失敗のハンドリング Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013537725A JP2013537725A JP2013505014A JP2013505014A JP2013537725A JP 2013537725 A JP2013537725 A JP 2013537725A JP 2013505014 A JP2013505014 A JP 2013505014A JP 2013505014 A JP2013505014 A JP 2013505014A JP 2013537725 A JP2013537725 A JP 2013537725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subscriber data
- csg
- csg cell
- node
- request
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/04—Reselecting a cell layer in multi-layered cells
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/16—Discovering, processing access restriction or access information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/0005—Control or signalling for completing the hand-off
- H04W36/0055—Transmission or use of information for re-establishing the radio link
- H04W36/0061—Transmission or use of information for re-establishing the radio link of neighbour cell information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/34—Reselection control
- H04W36/38—Reselection control by fixed network equipment
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/02—Access restriction performed under specific conditions
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/04—Large scale networks; Deep hierarchical networks
- H04W84/042—Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
- H04W84/045—Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
Abstract
MMEは、ソースeNB/HeNBからCSG IDを含むHandover requiredを受信した場合、自身で記憶しているCSG加入者データが新しいか又は期限切れであるかを検証する。期限切れであるか又はMMEがUEのための関連データを有していない場合、MMEは、HSSから最新のCSG加入者データを検索する。両データが異なる場合、MMEは、自身で記憶しているCSG加入者データをHSSから検索したもので更新する。MMEは、Handover requiredにて受信したCSG ID及び自身のCSG加入者データに従って、UEに対するアクセス制御を行う。アクセス制御に失敗した場合、新たなメッセージList Update IndicationをソースeNB/HeNBからUEへ伝送することを提案する。何が失敗を引き起こしたのか示すために、このメッセージに適切な要因を含めることを提案する。このメッセージを受信した際、UEは、自身で記憶しているホワイトリストを、UE及びMMEにおけるCSG加入者データが同期するように更新する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
UE(User Equipment)がLTE(Long Term Evolution)におけるHeNB(Home evolved Node B)へハンドオーバする間のアクセス制御失敗を扱うための方法及びシステムが提供される。これらの方法及びシステムは、もはやアクセスが許されていないUEが繰り返しターゲットHeNBへハンドオーバすることを防止するであろう。また、UEとネットワークとの間でCSG(Closed Subscriber Group)管理を同期させるための解決策が提供される。
SAE(System Architecture Evolution)/LTEにおいて、MME(Mobility Management Entity)は、UEがアッタッチしているソースeNB/HeNBからhandover requiredがあった場合に、ターゲットCSG HeNBに対するアクセス制御を行う。MMEは、handover requiredメッセージにて受信したCSG IDとUE用に記憶されたCSG加入者データとに基づいて、UEがターゲットCSG HeNBへアクセス可能か否かを判定する。アクセス制御に失敗した場合、MMEは、ソースeNB/HeNBに対して、Handover preparation failureを送信する(非特許文献1を参照)。この時、ソースeNB/HeNBはHandover commandをUEへ送信しないだろうから、ハンドオーバ手順は継続されないであろう。
しかしながら、放棄されたハンドオーバは、MME及び/又はUEにおける期限切れのCSG加入者データに起因し得るアクセス制御失敗によって引き起こされている。第1に、MMEは、自身のCSG加入者データが記憶に新しいか検証すべきである。記憶に新しくなければ、MMEは、HSS(Home Subscriber Server)から新たなCSG加入者データを検索すると共に、検索したCSG加入者データに従ってアクセス制御を行うべきである。アクセス制御に失敗した場合、ソースeNB/HeNBは、UEが自身のホワイトリストを更新可能なように、UEに対しアクセス制御失敗について示すべきである。
3GPP TS 36.300、"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN);Overall description;Stage 2 (Release 9)"、V9.4.0、2010年6月、10.5章、69〜72頁
本発明は、インバウンド・モビリティ手順におけるアクセス制御失敗及びCSG管理を考慮する。MMEは、ソースeNB/HeNBからCSG IDを含むHandover requiredを受信した場合、自身で記憶しているCSG加入者データが新しいか又は期限切れであるかを検証するであろう。CSG加入者データが期限切れであるか、或いはMMEが当該UEのための関連データを何ら有していない場合、MMEは、HSSから最新のCSG加入者データを検索するであろう。MMEは、自身で記憶しているCSG加入者データとHSSから検索したCSG加入者データとが異なる場合、自身で記憶しているCSG加入者データをHSSから検索したもので上書きするであろう。
MMEは、Handover requiredメッセージにて受信したCSG IDと自身のCSG加入者データとに従って、UEに対するアクセス制御を行うであろう。アクセス制御に失敗した場合には、新たなメッセージであるList Update IndicationをソースeNB/HeNBからUEへ伝送することを提案する。何が失敗を引き起こしたのか示すために、メッセージに適切な要因を含めることを提案する。List Update Indicationメッセージを受信した際、UEは、自身で記憶しているホワイトリストを、UE及びMMEにおけるCSG加入者データが同期するように更新する。
MMEは、自身のCSG加入者データが期限切れであるか或いはCSG加入者データを有していない場合に、HSSから最新のCSG加入者データをダウンロードする。これにより、MMEは、自身を最新の状態に保つことが可能である。このことは、不正なアクセス制御を防止し、以て効率を改善する。
UEには、アクセス制御失敗について知らされる。これにより、ハンドオーバ手順を完了でき、UEは、自身のホワイトリストを更新して最新の状態に保つことが可能である。
アクセス制御を通過できないCSGの除去は、ハンドオーバ手順が繰り返し開始されてしまうことを防止する。この結果、シグナリングを低減可能であり、オペレータによってより良いサービスを提供することが可能である。
UE及びMMEの両者が、許可されたCSG IDのデータを更新でき、以てCSG管理及びCSGホワイトリストの同期を完結する。
以下、本発明に係るノード、基地局及びUE、並びにこれらを適用するネットワークシステムの実施の形態を、図1〜図5を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
本発明の目的は、MMEが、自身で記憶しているCSG加入者情報を検証すると共に、UEに対し新たな要因を含む新たなメッセージを用いてアクセス制御失敗を示すことによって達成される。アクセス制御失敗の際にリストの更新を知らせるメッセージを、List Update Indicationと呼称する。このメッセージに基づいて、UEは、自身のCSGホワイトリストを更新してデータをMMEと同期させることができる。
図2に示すように、本実施の形態に係るネットワークシステムは、UE 10と、eNB 20_1と、HeNB 20_2と、MME 30と、HeNB GW(Gateway) 40と、HeNB 50と、HSS 60とを含む。なお、eNB 20_1及びHeNB 20_2を符号20で総称することがある。UE 10は、eNB/HeNB 20が形成するセル、及びHeNB 50が形成するCSGセルにアクセスする能力を有する。MME 30は、少なくともUE 10からCSGセルへのアクセスを制御し、必要に応じて、HSS 60からCSGセルに関する加入者データを検索する。HeNB GW 40は、MME 30と、HeNB 20_2及び50各々との間でトラヒックを中継する。
次に、本実施の形態の動作例を、図1を参照して詳細に説明する。この動作例は、UE 10によるeNB/HeNB 20からHeNB 50へのハンドオーバを行うケースを想定している。なお、UE 10、eNB/HeNB 20及びMME 30の構成例は、図3〜図5を参照して後述する。
HeNB 50へのハンドオーバにおいて、ソースeNB/HeNB 20は、MME 30に対し、CSG IDを含むHandover requiredメッセージを送信するであろう(図1に示すステップS101)。MME 30は、受信したCSG ID及び自身で記憶しているCSG加入者データに基づいて、HeNB 50に対するアクセス制御を行う責任を負う。
MME 30は、自身のCSG加入者データが期限切れであるか否かを、例えば前回にCSG加入者データを更新した際に設定したタイマを用いて検証する(ステップS102)。CSG加入者データが期限切れである場合、MME 30は、HSS 60へ要求を送信して、最新のCSG加入者データをダウンロードする(ステップS103)。MME 30は、自身のCSG加入者データとダウンロードしたCSG加入者データとが異なる場合に、自身のCSG加入者データを更新するであろう(ステップS104)。
MME 30は、アクセス制御を行い、これに失敗した場合(ステップS105)には、ソースeNB/HeNB 20に対して、Handover Preparation Failureメッセージを送信するであろう(ステップS106)。UE 10がアタッチしているソースeNB/HeNB 20は、Handover Preparation Failureメッセージを受信した後、UE 10に対して、適切な要因を含むList Update Indicationメッセージを送信する(ステップS107)。そして、UE 10は、自身のホワイトリストから、ターゲットHeNBのCSG IDを削除する(ステップS108)。
3GPP TS 33.320の従属節8.2及び節10に対する変更要求(Change Request)が、以下の通りに提案されるであろう。
8.2 H(e)NBのためのアクセス制御メカニズム
8.2.1 非CSG方式
[12、28]において、HNBへアクセスするCSG非対応のUE、又はCSG非対応のHNBへアクセスするUEのためのACL(Access Control List)準拠のアクセス制御メカニズムが扱われる。HNBがアクセス制御を行う場合、ACLは、HNBにて、安全に記憶され且つその完全性が保護されるべきである。
8.2.1 非CSG方式
[12、28]において、HNBへアクセスするCSG非対応のUE、又はCSG非対応のHNBへアクセスするUEのためのACL(Access Control List)準拠のアクセス制御メカニズムが扱われる。HNBがアクセス制御を行う場合、ACLは、HNBにて、安全に記憶され且つその完全性が保護されるべきである。
8.2.2 CSG方式
[12]において、CSG対応のH(e)NBへアクセスするCSG対応のUEのためのCSG準拠のアクセス制御メカニズムが扱われる。
[12]において、CSG対応のH(e)NBへアクセスするCSG対応のUEのためのCSG準拠のアクセス制御メカニズムが扱われる。
HSSは、MME/SGSN/MSCに対し、最新のCSGリスト(許可されたCSGリスト及びオペレータのCSGリスト)をプッシュ可能であるべきである。MME/SGSN/MSCは、HSSから更新されたリストを受信した際、CSGリストを更新すべきである。MME/SGSN/MSCは、CSGリストが期限切れであるか又はMMEが特定のUE用のCSGリストを有していない場合、HSSに最新のCSGリストを要求すべきである。
10 セキュリティ面
10.1 インバウンド・モビリティ
[12]に記載される如く、マクロNB又はHNBからHNB CSG/hybridへのモビリティにおいて、CSG対応のUE及びCSG非対応のUEに対するアクセス制御又はメンバーシップ検証が行われるべきである。
10.1 インバウンド・モビリティ
[12]に記載される如く、マクロNB又はHNBからHNB CSG/hybridへのモビリティにおいて、CSG対応のUE及びCSG非対応のUEに対するアクセス制御又はメンバーシップ検証が行われるべきである。
[20]に記載される如く、キー管理はコアネットワークにて行われる。
マクロeNB又はHeNBからHeNB CSG/hybridへのモビリティにおけるUEに対するアクセス制御又はメンバーシップ検証は、[27]のモビリティ・シナリオにおいて扱われる。
キーハンドリングは、[21]に従うべきである。
CSG H(e)NBへのハンドオーバにてUEのアクセス制御に失敗した場合、MME/SGSNは、ソース(e)NB/H(e)NBに対してアクセス制御失敗の要因を示すべきであり、ソース(e)NB/H(e)NBは、UEに対して当該要因を知らせるべきである。UEは、自身のCSGリストから、特定のセルIDを削除すべきである。
10.2 アウトバンド・モビリティ
HNBからのモビリティのために、通常の手順が[28]に記載される如く適用され得る。キーハンドリングは、マクロ・モビリティ手順に従うべきである。
HNBからのモビリティのために、通常の手順が[28]に記載される如く適用され得る。キーハンドリングは、マクロ・モビリティ手順に従うべきである。
HeNBからのモビリティのためには、通常の手順が[27]に記載される如く適用され得る。キーハンドリングは、マクロ・モビリティ手順に従うべきである。
また、上記の従属節8.2及び節10を変更する理由、変更の概要、及び変更が承認されない場合の結果は、以下の通りである。
従属節8.2の変更理由
CSGリスト(オペレータのCSGリスト及び許可されたCSGリスト)の管理に関する記述は、幾つかの欠点を残す他の仕様において展開されている。このような欠点の一つは、CSGリストが変更される場合、HSSとMME/SGSNとの間でCSGリストの同期が欠如することである。これは、受け付けられるべきで無いにも関わらずCSGセルにてUEが受け付けられてしまうこと、又はその逆のことも同様に招く。このため、CSGリストがHSSにおいて実現される又はMME/SGSNにおいて期限切れとなる場合に、MME/SGSNにてCSGリストを同期させるための解決策が求められる。
CSGリスト(オペレータのCSGリスト及び許可されたCSGリスト)の管理に関する記述は、幾つかの欠点を残す他の仕様において展開されている。このような欠点の一つは、CSGリストが変更される場合、HSSとMME/SGSNとの間でCSGリストの同期が欠如することである。これは、受け付けられるべきで無いにも関わらずCSGセルにてUEが受け付けられてしまうこと、又はその逆のことも同様に招く。このため、CSGリストがHSSにおいて実現される又はMME/SGSNにおいて期限切れとなる場合に、MME/SGSNにてCSGリストを同期させるための解決策が求められる。
従属節8.2の変更概要
MME/SGSNにおけるCSGリスト実現化に関する文章が追加される。
MME/SGSNにおけるCSGリスト実現化に関する文章が追加される。
承認されない場合の結果
不正確なアクセス制御が発生し、オペレータに対するビジネス・インパクトを招くであろう。
不正確なアクセス制御が発生し、オペレータに対するビジネス・インパクトを招くであろう。
節10の変更理由
TS 24.301におけるNASメッセージ用に、要因#25(Not authorized for this CSG)が定義される。
TS 24.301におけるNASメッセージ用に、要因#25(Not authorized for this CSG)が定義される。
UEにおけるNASメッセージ中の要因#25の受信の際、特定のセルのCSG IDが、UEにおけるCSGリスト(許可されたCSGリスト及びオペレータのCSGリスト)から削除される。しかしながら、ハンドオーバのケース、すなわちASのためには、このようなメカニズムは存在しない。これは、許可されないにも関わらずUEが特定のセルへのアクセスを繰り返し試行することを招き得る。そのシナリオを以下に更に詳述する。
ところで、CSG対応のUEが特定のセルのCSG IDを含むCSGリストを有する一方、MME/SGSNは、自身のCSGリスト中に当該CSG IDを有していない。UEがこのようなセルへのハンドオーバを実施した場合、UEは失敗メッセージを受信するであろう。ハンドオーバ失敗の要因がアクセス制御失敗であるとは知らないため、UEは、特定セルへのアクセスを再び試行する。それ故に、アクセス制御失敗の要因がUEへ示されるべきであり、これがUEのCSGリストからCSG IDを削除することに繋がるであろう。
節10の変更概要
ハンドオーバの間、UEにはアクセス制御失敗について示され、UEは自身のCSGリストを更新する。
ハンドオーバの間、UEにはアクセス制御失敗について示され、UEは自身のCSGリストを更新する。
承認されない場合の結果
最終的に、UEは、許可されないにも関わらず、特定のセルへのアクセスを際限無く試行し得る。
最終的に、UEは、許可されないにも関わらず、特定のセルへのアクセスを際限無く試行し得る。
次に、UE 10、eNB/HeNB 20及びMME 30の構成例を、図3〜図5を参照して説明する。
図3に示すように、MME 30は、検証部31と、検索部32と、実行部33と、通知部34とを含む。検証部31は、Handover requiredメッセージを受信した際、CSGセルに関する加入者データの鮮度を検証する。加入者データが期限切れであると検証された場合、検索部32は、HSS 60から最新の加入者データを検索する。実行部33は、検索された加入者データに基づき、CSGセルに対するアクセス制御を行う。アクセス制御に失敗した場合、通知部34は、eNB/HeNB 20に対して、Handover Preparation Failureメッセージを通知する。
これらのユニット31〜34は、例えば、HSS 60及びeNB/HeNB 20との通信をそれぞれ行うトランシーバと、これらのトランシーバを制御して、図1に示した処理或いはこれと同等の処理を実行するコントローラとで構成できる。なお、図示を省略するが、上記のSGSNも同様にして構成できる。
図4に示すように、eNB/HeNB 20は、送信部21と、受信部22と、通知部23とを含む。送信部21は、MME 30に対して、Handover requiredメッセージを送信する。受信部22は、MME 30から、Handover Preparation Failureメッセージを受信する。通知部23は、List Updating Indicationメッセージを通知し、以てUE 10に、UE 10にて記憶される加入者データを更新させる。
これらのユニット21〜23は、例えば、MME 30との通信を行うトランシーバと、UE 10との無線通信を行うトランシーバと、これらのトランシーバを制御して、図1に示した処理或いはこれと同等の処理を実行するコントローラとで構成できる。なお、図示を省略するが、上記のNB/HNBも同様にして構成できる。
図5に示すように、UE 10は、受信部11と、更新部12とを含む。受信部11は、eNB/HeNB 20から、List Updating Indicationメッセージを受信する。List Updating Indicationメッセージの受信に際し、更新部12は、UE 10にて記憶している加入者データを更新する。
これらのユニット11及び12は、例えば、eNB/HeNB 20との無線通信を行うトランシーバと、このトランシーバを制御して、図1に示した処理或いはこれと同等の処理を実行するコントローラとで構成できる。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
この出願は、2010年8月17日に出願された日本出願特願2010−182383及び2010年9月16日に出願された日本出願特願2010−207581を基礎とする優先権を主張し、それらの開示の全てをここに取り込む。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
MMEは、ハンドオーバ手順において、自身のCSG加入者データを検証する。
MMEは、CSG加入者データの鮮度を示すタイマを記憶する。MMEは、このタイマをチェックして、鮮度を検証する。タイマがCSG加入者データの期限切れを示す場合、MMEは、HSSに対し、最新バージョンのダウンロードを要求するであろう。このことは、MMEがCSG加入者データを有していない場合にも適用される。
MMEは、ハンドオーバ手順において、自身のCSG加入者データを検証する。
MMEは、CSG加入者データの鮮度を示すタイマを記憶する。MMEは、このタイマをチェックして、鮮度を検証する。タイマがCSG加入者データの期限切れを示す場合、MMEは、HSSに対し、最新バージョンのダウンロードを要求するであろう。このことは、MMEがCSG加入者データを有していない場合にも適用される。
(付記2)
List Update Indicationという新たなメッセージ。
このメッセージは、ソースeNB/HeNBから送信されて、UEに対し、UEがmeasurement reportにて送ったCSG IDがMMEにおけるアクセス制御を通過できない旨、すなわち、UEが期限切れのホワイトリストを有していること、或いは他の予期せぬ理由を知らせる。このメッセージは、失敗を示す適切な要因を伴って送信される。
List Update Indicationという新たなメッセージ。
このメッセージは、ソースeNB/HeNBから送信されて、UEに対し、UEがmeasurement reportにて送ったCSG IDがMMEにおけるアクセス制御を通過できない旨、すなわち、UEが期限切れのホワイトリストを有していること、或いは他の予期せぬ理由を知らせる。このメッセージは、失敗を示す適切な要因を伴って送信される。
(付記3)
アクセス制御失敗に因る新たな要因。
List Updating Indicationメッセージと共に、適切な要因を送信することを提案する。さらに、CSG HeNB/hybridセルへのハンドオーバの場合、新たな要因は、Handover failureメッセージがターゲットCSG HeNBでの検証に因る適切な要因を伴って再利用されることを提案する。
アクセス制御失敗に因る新たな要因。
List Updating Indicationメッセージと共に、適切な要因を送信することを提案する。さらに、CSG HeNB/hybridセルへのハンドオーバの場合、新たな要因は、Handover failureメッセージがターゲットCSG HeNBでの検証に因る適切な要因を伴って再利用されることを提案する。
(付記4)
UE及びMMEにおけるCSG管理の同期。
アクセス制御が失敗した旨の要因を含むList Updating Indicationメッセージの受信の後、UE及びMMEの両者がCSGのデータを更新して、最新且つ同期された状態に保つべきである。
UE及びMMEにおけるCSG管理の同期。
アクセス制御が失敗した旨の要因を含むList Updating Indicationメッセージの受信の後、UE及びMMEの両者がCSGのデータを更新して、最新且つ同期された状態に保つべきである。
10 UE
11, 22 受信部
20 eNB/HeNB
20_1 eNB
20_2, 50 HeNB
21 送信部
23, 34 通知部
30 MME
31 検証部
32 検索部
33 実行部
40 HeNB GW
60 HSS
11, 22 受信部
20 eNB/HeNB
20_1 eNB
20_2, 50 HeNB
21 送信部
23, 34 通知部
30 MME
31 検証部
32 検索部
33 実行部
40 HeNB GW
60 HSS
Claims (14)
- UE(User Equipment)からCSG(Closed Subscriber GROUP)セルへのアクセスを制御するノードであって、
前記アクセスの要求に際して、前記CSGセルに関する加入者データの鮮度を検証する第1の手段と、
前記加入者データが期限切れであると検証された場合、サーバから最新の加入者データを検索する第2の手段と、
検索された加入者データに基づき、前記CSGセルに対するアクセス制御を行う第3の手段と、
を備えたノード。 - 請求項1において、
前記アクセス制御に失敗した場合、前記失敗の要因を前記要求の送信元へ通知する第4の手段を、
さらに備えたノード。 - 請求項2において、
前記要求は、前記UEがアタッチしている基地局から送信される、前記UEによる前記CSGセルへのハンドオーバのための要求であり、
前記第4の手段は、前記要因を、前記基地局へ通知すべき応答中に含める、
ことを特徴としたノード。 - 請求項1〜3のいずれか一項において、
前記第1の手段は、前記加入者データが期限切れであるか否かを、前記加入者データを前回更新してから経過した時間に基づいて検証する、
ことを特徴としたノード。 - 請求項1〜4のいずれか一項において、
前記第2の手段は、自ノードが加入者データを有していない場合に、前記サーバから最新の加入者データを検索する、
ことを特徴としたノード。 - UEとの無線通信を行う基地局であって、
前記UEによるCSGセルへのハンドオーバのための要求を、前記UEから前記CSGセルへのアクセスを制御するノードに対して送信する第1の手段と、
前記ノードから、前記要求への応答であって、前記ノードにより前記CSGセルに対して行われたアクセス制御の失敗の要因を含む応答を受信する第2の手段と、
前記要因を前記UEへ通知して、前記UEに、前記UEにて記憶される加入者データを更新させる第3の手段と、
を備えた基地局。 - CSGセルへアクセス可能なUEであって、
自UEがアッタッチしている基地局から、自UEから前記CSGセルへのアクセスを制御するノードにより前記CSGセルに対して行われたアクセス制御の失敗の要因を受信する第1の手段と、
前記要因が受信された際、自UEにて記憶している加入者データを更新する第2の手段と、
を備えたUE。 - UEからCSGセルへのアクセスを制御するノードの制御方法であって、
前記アクセスの要求に際して、前記CSGセルに関する加入者データの鮮度を検証し、
前記加入者データが期限切れであると検証した場合、サーバから最新の加入者データを検索し、
検索した加入者データに基づき、前記CSGセルに対するアクセス制御を行う、
ことを含む制御方法。 - 請求項8において、
前記アクセス制御に失敗した場合、前記失敗の要因を前記要求の送信元へ通知する、
ことをさらに含む制御方法。 - 請求項9において、
前記要求は、前記UEがアタッチしている基地局から送信される、前記UEによる前記CSGセルへのハンドオーバのための要求であり、
前記要因を、前記基地局へ通知すべき応答中に含める、
ことを特徴とした制御方法。 - 請求項8〜10のいずれか一項において、
前記検証を、前記加入者データを前回更新してから経過した時間に基づいて行う、
ことを特徴とした制御方法。 - 請求項8〜11のいずれか一項において、
前記ノードが加入者データを有していない場合に、前記サーバから最新の加入者データを検索する、
ことをさらに含む制御方法。 - UEとの無線通信を行う基地局の制御方法であって、
前記UEによるCSGセルへのハンドオーバのための要求を、前記UEから前記CSGセルへのアクセスを制御するノードに対して送信し、
前記ノードから、前記要求への応答であって、前記ノードにより前記CSGセルに対して行われたアクセス制御の失敗の要因を含む応答を受信し、
前記要因を前記UEへ通知して、前記UEに、前記UEにて記憶される加入者データを更新させる、
ことを含む制御方法。 - CSGセルへアクセス可能なUEの制御方法であって、
前記UEがアッタッチしている基地局から、前記UEから前記CSGセルへのアクセスを制御するノードにより前記CSGセルに対して行われたアクセス制御の失敗の要因を受信し、
前記要因を受信した際、前記UEにて記憶している加入者データを更新する、
ことを含む制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013505014A JP5429428B2 (ja) | 2010-08-17 | 2011-06-08 | HeNBインバウンド・モビリティのためのアクセス制御失敗のハンドリング |
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010182383 | 2010-08-17 | ||
JP2010182383 | 2010-08-17 | ||
JP2010207581 | 2010-09-16 | ||
JP2010207581 | 2010-09-16 | ||
JP2013505014A JP5429428B2 (ja) | 2010-08-17 | 2011-06-08 | HeNBインバウンド・モビリティのためのアクセス制御失敗のハンドリング |
PCT/JP2011/063748 WO2012023336A1 (en) | 2010-08-17 | 2011-06-08 | ACCESS CONTROL FAILURE HANDLING FOR HeNB INBOUND MOBILITY |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013537725A true JP2013537725A (ja) | 2013-10-03 |
JP5429428B2 JP5429428B2 (ja) | 2014-02-26 |
Family
ID=44534558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013505014A Active JP5429428B2 (ja) | 2010-08-17 | 2011-06-08 | HeNBインバウンド・モビリティのためのアクセス制御失敗のハンドリング |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9398521B2 (ja) |
EP (1) | EP2606679A1 (ja) |
JP (1) | JP5429428B2 (ja) |
KR (1) | KR101433541B1 (ja) |
CN (1) | CN103053203A (ja) |
WO (1) | WO2012023336A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018529239A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-10-04 | アップル インコーポレイテッドApple Inc. | ネットワークスライス選択 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103947249B (zh) * | 2011-09-30 | 2018-04-27 | 英特尔公司 | 通过多个无线网络同时地传送因特网业务的方法 |
CN104039023B (zh) * | 2013-03-05 | 2018-05-22 | 电信科学技术研究院 | 一种进行rrc连接重建的方法及用户设备 |
US11696250B2 (en) * | 2016-11-09 | 2023-07-04 | Intel Corporation | UE and devices for detach handling |
CN113316167A (zh) * | 2017-03-24 | 2021-08-27 | 华为技术有限公司 | 信息指示的方法和装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010050140A1 (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | パナソニック株式会社 | 無線送受信装置および方法、ならびに、端末装置、基地局装置および無線通信システム |
WO2010085191A1 (en) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and arrangement in a communication network |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8265033B2 (en) | 2007-08-13 | 2012-09-11 | Telefonakatiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Closed subscriber group cell handover |
KR101472749B1 (ko) * | 2008-09-25 | 2014-12-16 | 삼성전자주식회사 | Home eNB에서 단말의 수락제어 방법 및 장치. |
CN101742614B (zh) * | 2008-11-27 | 2014-07-09 | 华为技术有限公司 | 一种控制用户接入的方法和网络设备 |
US8942204B2 (en) | 2008-12-23 | 2015-01-27 | Qualcomm Incorporated | Access point handover control based on closed subscriber group subscription information |
JP2010182383A (ja) | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Alphana Technology Co Ltd | ディスク駆動装置 |
-
2011
- 2011-06-08 EP EP11730769.4A patent/EP2606679A1/en not_active Withdrawn
- 2011-06-08 KR KR1020137001428A patent/KR101433541B1/ko active IP Right Grant
- 2011-06-08 JP JP2013505014A patent/JP5429428B2/ja active Active
- 2011-06-08 CN CN2011800375420A patent/CN103053203A/zh active Pending
- 2011-06-08 US US13/808,805 patent/US9398521B2/en active Active
- 2011-06-08 WO PCT/JP2011/063748 patent/WO2012023336A1/en active Application Filing
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010050140A1 (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | パナソニック株式会社 | 無線送受信装置および方法、ならびに、端末装置、基地局装置および無線通信システム |
WO2010085191A1 (en) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and arrangement in a communication network |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6013054627; 3GPP TR 23.830 V9.0.0 , 200909, 3GPP * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018529239A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-10-04 | アップル インコーポレイテッドApple Inc. | ネットワークスライス選択 |
US10278123B2 (en) | 2016-07-04 | 2019-04-30 | Apple Inc. | Network slice selection |
US10798647B2 (en) | 2016-07-04 | 2020-10-06 | Apple Inc. | Network slice selection |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20130054319A (ko) | 2013-05-24 |
US20130137429A1 (en) | 2013-05-30 |
CN103053203A (zh) | 2013-04-17 |
EP2606679A1 (en) | 2013-06-26 |
JP5429428B2 (ja) | 2014-02-26 |
KR101433541B1 (ko) | 2014-08-22 |
WO2012023336A1 (en) | 2012-02-23 |
US9398521B2 (en) | 2016-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2575391B1 (en) | Neighbor cell selection based on cell access mode for X2 based handover in a E-UTRAN | |
EP2469924B1 (en) | Handover in a mobile communication method and system | |
KR101871090B1 (ko) | Dc (이중 접속성) 를 위한 장치, 시스템 및 방법 | |
US20130005340A1 (en) | Handover Between Different Closed Subscriber Groups | |
US20120122422A1 (en) | Access Network Discovery and Selection Function, ANDSF, Node Distributing Closed Subscriber Group, CSG, Information | |
US20100039991A1 (en) | Method for automatically configuring addresses and/or security data between enbs of an lte access network, and associated mme and enb | |
CN111601315B (zh) | 一种支持对家用基站进行验证的方法 | |
KR101493624B1 (ko) | X2 핸드오버 절차 중에 타겟 셀의 가입자 액세스 그룹을 코어 네트워크에 통지하기 위한 기지국 장치, 이동 관리 엔티티, 시스템, 방법 및 컴퓨터 프로그램 제품 | |
CN103563443A (zh) | 用于控制到封闭用户组小区的公共陆地移动网络间切换的方法及装置 | |
CN107295515B (zh) | 一种支持基站间用户设备ue上下文恢复的方法及装置 | |
JP5429428B2 (ja) | HeNBインバウンド・モビリティのためのアクセス制御失敗のハンドリング | |
JP2015146654A (ja) | 移動元基地局、移動先基地局、移動局、通信方法 | |
JP5851585B2 (ja) | 通信制御方法、ユーザ端末、基地局、及びホーム基地局 | |
JP5818047B2 (ja) | 通信システム | |
WO2011013178A1 (en) | A method and apparatus for inbound handover preparation control in a mobile communications system | |
JP2013509816A (ja) | 自動隣接関係を提供するWiMAXフェムト自己組織型ネットワークを最適化するシステム及び方法 | |
US8428597B2 (en) | RAN node and method thereof | |
US8452283B2 (en) | Femtocell base station and method thereof | |
KR20160055540A (ko) | 무선통신 시스템에서 셀 재선택을 위한 방법 및 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5429428 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |