JP2013535236A - 律動相関診断測定 - Google Patents
律動相関診断測定 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013535236A JP2013535236A JP2013518479A JP2013518479A JP2013535236A JP 2013535236 A JP2013535236 A JP 2013535236A JP 2013518479 A JP2013518479 A JP 2013518479A JP 2013518479 A JP2013518479 A JP 2013518479A JP 2013535236 A JP2013535236 A JP 2013535236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correlation
- index
- cardiac
- depolarization
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
- A61N1/362—Heart stimulators
- A61N1/37—Monitoring; Protecting
- A61N1/3702—Physiological parameters
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/24—Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
- A61B5/316—Modalities, i.e. specific diagnostic methods
- A61B5/318—Heart-related electrical modalities, e.g. electrocardiography [ECG]
- A61B5/346—Analysis of electrocardiograms
- A61B5/349—Detecting specific parameters of the electrocardiograph cycle
- A61B5/35—Detecting specific parameters of the electrocardiograph cycle by template matching
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/24—Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
- A61B5/316—Modalities, i.e. specific diagnostic methods
- A61B5/318—Heart-related electrical modalities, e.g. electrocardiography [ECG]
- A61B5/346—Analysis of electrocardiograms
- A61B5/349—Detecting specific parameters of the electrocardiograph cycle
- A61B5/363—Detecting tachycardia or bradycardia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/72—Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
- A61B5/7235—Details of waveform analysis
- A61B5/7246—Details of waveform analysis using correlation, e.g. template matching or determination of similarity
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/74—Details of notification to user or communication with user or patient ; user input means
- A61B5/742—Details of notification to user or communication with user or patient ; user input means using visual displays
- A61B5/7445—Display arrangements, e.g. multiple display units
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
- A61N1/372—Arrangements in connection with the implantation of stimulators
- A61N1/37211—Means for communicating with stimulators
- A61N1/37235—Aspects of the external programmer
- A61N1/37247—User interfaces, e.g. input or presentation means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/38—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for producing shock effects
- A61N1/39—Heart defibrillators
- A61N1/3956—Implantable devices for applying electric shocks to the heart, e.g. for cardioversion
- A61N1/3962—Implantable devices for applying electric shocks to the heart, e.g. for cardioversion in combination with another heart therapy
- A61N1/39622—Pacing therapy
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/38—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for producing shock effects
- A61N1/39—Heart defibrillators
- A61N1/3993—User interfaces for automatic external defibrillators
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Pathology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Physiology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Psychiatry (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
Abstract
携帯医療装置は、心臓活動検知回路と処理回路を有する。処理回路は、相関回路と律動識別回路とを有する。相関回路は、各々の心臓脱分極のうちの少なくとも1部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成する。律動識別回路は、相関指標を指定相関閾値と比較し、比較を用いて心臓活動を表わす情報を特定心律動として分類し、さらに分類を決定する少なくとも1つの相関指標を同定するように構成される。処理回路は、同定相関指標をユーザもしくはプロセスに提供する。
Description
本発明は主として心律動を分類するシステム、デバイス、および方法に関する。
心臓除細動器は、不整脈を終結させるべく、電極を介して心臓に電気ショックを送達する医療装置である。装置は、患者内で心臓電気活動度を監視すべく同じか互いに異なる電極セットを用い得る。
自動体外式除細動器(AED)は、救急医療隊員または他の熟練職員によって患者に適用される体表面電極を有する。装着心臓除細動器(WCD)は、患者によって装着されるとともに体表面電極を有する個人用外部モニタである。体表面電極は、体表面心電図(ECG)の監視と、心臓除細動器ショック療法の送達とのうちの一方か両方を提供するように配置される。
植込心臓除細動器(ICD)は、植込電極を有する。電極は、患者の状態の内部監視を提供すべくセンス増幅器に接続される。植込心臓除細動器は、1つあるいは複数の他の内部患者パラメータを監視する1つあるいは複数のセンサを有し得る。他の実施例において植込心臓除細動器は、たとえばペースメーカ療法および心臓再同期療法(CRT)などのデバイス能力を組合せたものを提供する心臓機能管理装置(CFM)に含められる。
さらにいくつかの医療装置は、心臓電気活動信号を監視することでイベントを検出する。これらのイベントは、心腔電気脱分極と次の拡張および収縮を含むことが可能である。拡張または収縮を示す心臓信号を監視することで医療装置は、たとえば頻脈性不整脈などの異常に速い心拍を検出することが可能である。頻脈性不整脈は、心室を起源とする心室性頻脈(VT)を含む。頻脈性不整脈は、急速で不規則な心拍、または心室細動(VF)などの細動も含む。異常に速い心拍は、上室性頻脈(SVT)による可能性もある。上室性頻脈は、心室性頻脈または心室細動よりも患者にとって危険性が低い。上室性頻脈は、たとえば心房性頻脈、心房粗動、および心房細動などの不整脈を含む。速い心拍は、たとえば運動または興奮状態に対する正常な反応である洞頻脈による可能性もある。
一般に心臓除細動器は、まず速い心拍を検出することで頻脈性不整脈を検出する。検出されると心室頻脈性不整脈は、高エネルギ電気的除細動/除細動ショック療法を用いることで終結させることが可能である。不適切なショックの発生を減らすべく、頻拍検出に加えて他の検出方法が用いられる。検知律動または不整脈を速やかにかつ正確に分類し、さらに適当な治療を送達することは、心臓除細動器にとって重要である。
本書は、主に心律動を分類するシステム、デバイス、および方法に関する。システム実施例は、携帯医療装置を有する。携帯医療装置は、心臓活動検知回路と処理回路を有する
。プロセッサ回路は、相関回路と律動識別回路を有する。相関回路は、各々の心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成する。律動識別回路は、相関指標を指定相関閾値と比較し、その比較を用いて心臓活動を表わす情報を特定心臓律動として分類し、さらに分類を決定する少なくとも1つの相関指標を同定するように構成される。処理回路は、ユーザもしくはプロセスに同定相関指標を提供する。
。プロセッサ回路は、相関回路と律動識別回路を有する。相関回路は、各々の心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成する。律動識別回路は、相関指標を指定相関閾値と比較し、その比較を用いて心臓活動を表わす情報を特定心臓律動として分類し、さらに分類を決定する少なくとも1つの相関指標を同定するように構成される。処理回路は、ユーザもしくはプロセスに同定相関指標を提供する。
この概要は、本特許出願の主題の概要を提供するよう意図される。本発明の包括的または排他的説明を提供するよう意図されない。詳細な説明は、本特許出願に関するさらなる情報を提供すべく含められる。
必ずしも縮尺通りに描かれていない図面において同種の数字は、様々な観点において類似する成分を説明し得る。互いに異なる接尾辞を有する同種の数字は、類似の成分の互いに異なる例を表わし得る。図面は、全般的に限定としてではなく、例として本書において論じられる様々な実施形態を例示する。
医療装置は、本明細書において記載される特徴、構造、方法、またはそれらの組合せのうちの1つあるいは複数を有し得る。たとえば心臓モニタまたは心臓刺激装置は、下記の有益な特徴またはプロセスのうちの1つあるいは複数を有するように実装され得る。そのようなモニタ、刺激装置、あるいは他の植込、部分植込、携帯型、あるいは装着式デバイスは、本明細書において記載される特徴のうちの全てを有する必要はないが、独自の構造または機能性を提供する選択された特徴を有するように実装され得るよう意図される。そのようなデバイスは、様々な治療または診断機能を提供するように実装され得る。
本書は、中でも心律動を識別するシステム、デバイス、および方法を論じる。携帯医療装置は、装着、植込、または部分的に植込まれ得る医療装置を有する。図1は、植込医療装置(IMD)110を用いるシステムのうちの一部の図である。植込医療装置110の実施例は、限定ではなく、心臓除細動器、ペースメーカ、心臓再同期療法(CRT)装置、あるいはそのようなデバイスの組合せを有する。システムは一般に、たとえば無線周波数(RF)または他の遠隔測定信号を用いることで、植込医療装置110と無線信号190とを通信させる植込医療装置プログラマか他の外部装置170も有する。
植込医療装置110は、1つあるいは複数のリード108A〜Cによって心臓110に連結される。心リード108A〜Cは、植込医療装置110に連結される近位端と、電気的接触または「電極」によって心臓105のうちの1つあるいは複数部分に連結される遠位端とを有する。電極は通常、心臓105のうちの少なくとも1つの心室腔に電気的除細
動、除細動、ペーシング、または再同期療法、あるいはそれらの組合せを送達する。電極は、心臓電気信号を検知すべく、センス増幅器に電気的連結され得る。
動、除細動、ペーシング、または再同期療法、あるいはそれらの組合せを送達する。電極は、心臓電気信号を検知すべく、センス増幅器に電気的連結され得る。
心臓105は、右心房100A、左心房100B、右心室105A、左心室105B、および右心房100Aから延びる冠状静脈洞120を有する。右心房(RA)リード108Aは、信号の検知か心房100Aへのペーシング療法の送達、あるいはその両方を行うべく、心臓105の心房100Aに配置された電極(たとえばリング電極125とチップ電極130の電気的接触)を有する。
右心室(RV)リード108Bは、信号の検知、ペーシング療法の送達、あるいは信号の検知とペーシング療法の送達の両方を行うべく、たとえばチップ電極135とリング電極140の1つあるいは複数の電極を有する。リード108Bは、たとえば心房電気的除細動、心房除細動、心室電気的除細動、心室除細動、あるいはそれらの組合せを心臓105に送達すべく、さらに別の電極も任意に有する。そのような電極は通常、除細動に関与するよりも大きなエネルギ、電圧、および電流を扱うため、ペーシング電極よりも大きな表面積を有する。リード108Bは、任意に再同期療法を心臓105に提供する。再同期療法は通常、心室間の脱分極のタイミングをより同期化させるため、心室に送達される。
植込医療装置110は、ヘッダ155を通じて植込医療装置110に取付けられた第3心リード108Cを有し得る。第3心リード108Cは、冠状静脈を介して左心室(LV)105B上の心外膜に存在する冠状静脈に設置されるリング電極160および165を有する。第3心リード108Cは、冠状静脈洞(CS)120付近に位置付けられたリング電極185を有し得る。
リード108Bは、右心室に配置すべくチップおよびリング電極135,140の近くに位置する第1除細動コイル電極175と、上大静脈(SVC)に配置すべく、第1除細動コイル175、チップ電極135、およびリング電極140の近くに位置する第2除細動コイル電極180を有し得る。いくつかの実施例において高エネルギショック療法は、第1または右心室コイル175から第2または上大静脈コイル180に送達される。実施例によっては上大静脈コイル180は、密閉された植込医療装置ハウジングまたは缶150上に形成された電極に電気的結合される。これは心室筋を通じてより均質に右心室コイル175から電流を送達することで除細動を改善する。いくつかの実施例において治療は、右心室コイル175から植込医療装置缶150上に形成された電極にのみ送達される。
注目すべきは、リードと電極の特定配列が、図に示されているが、本方法およびシステムは、様々な構成において様々な電極とともに動作し得ることである。他の形態の電極は、植込医療装置110によって生成される電流の「誘導」を助けるべく、心臓105のうちの一部に適用され得るか、身体の他の領域に植込まれ得るメッシュとパッチを有する。植込医療装置は、経静脈、心内膜、または外心膜電極(たとえば胸腔内電極)、あるいはたとえば缶、ヘッダの皮下、非胸腔内電極、あるいは不関電極、または皮下配列かリード電極(たとえば非胸腔内電極)を有する様々な種類の電極配列で構成され得る。装着心臓除細動器とAEDは、体表面心電図(ECG)の監視と、電気的除細動と除細動器ショック療法の送達とのうちの1つか両方を行う体表面電極配列を有し得る。心腔内か付近に植込まれた電極を用いる植込電極配列は、内部電位図(egram)の監視を提供する。
内部電位図は、電気ペーシング療法を送達する電極を用いることで検知され得る。そのような電極の配列は、レートチャネルと呼ばれることもある(たとえば図1の電極140と135)。内部電位図はまた、たとえば電気的除細動か除細動ショック療法の比較的高いエネルギショック療法を送達する電極を用いることで検知され得る。この電極配列は、ショックチャネル(たとえば電極180と植込医療装置缶150上に形成される電極)と
呼ばれることもある。体表面心電図は、心臓活動性を検知する電極を用いる装着型デバイス(レートチャネル)、あるいはショック療法を送達する電極(ショックチャネル)によって検知されることが可能である。心臓活動に関する電気信号の監視は、心臓病の診断を直ちにとまではいかなくても早期に提供し得る。
呼ばれることもある。体表面心電図は、心臓活動性を検知する電極を用いる装着型デバイス(レートチャネル)、あるいはショック療法を送達する電極(ショックチャネル)によって検知されることが可能である。心臓活動に関する電気信号の監視は、心臓病の診断を直ちにとまではいかなくても早期に提供し得る。
検知された心律動が、特定タイプであるか、そうでないかを知ることは、介護者にとって有用であり得る。心律動を同定すべく、医療装置は、検知された内因性心臓信号をテンプレート信号波形かテンプレート波形セグメントと比較し得る。テンプレートは、被験者の心臓信号のスナップショット(たとえば正常洞律動のスナップショット)であると考えられ得る。医療装置は、心律動を同定すべく、テンプレートとの検知波形の類似性を計算し得る。次に医療装置は、算出に基づきデバイス療法または診断決定(たとえば複数の内部電位図の保存の開始)を行い得る。デバイスの意思決定の詳細を知ることは、介護者にとって有用であり得る。このようにして介護者は、医療装置の動作を最適化すべく、医療装置の意思決定則を調整することが可能である。
図2は、検知心律動を同定する方法200の実施例のフローチャートである。ブロック205において被験者の心臓電気活動を表わす情報が、携帯医療装置を用いることで得られる。情報は、複数の心臓脱分極を有する。実施例によっては情報は、たとえば心室または心房内か付近で検知された心臓信号の検知心臓信号を有する。
ブロック210において相関指標が、各々の心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間で生成される。いくつかの実施例において相関指標は、心臓情報と保存テンプレートとの間の類似性の尺度の計算である。テンプレートは、目的の律動(たとえば被験者の正常洞律動)を表現したものであり得る。
ブロック215において生成された相関指標は、指定相関閾値と比較される。相関閾値は、携帯医療装置内にプログラムされることが可能である。ブロック220において心臓活動を表わす情報は、相関指標と指定相関閾値との比較を用いることで特定心律動として分類される。
ブロック225において分類を判定する少なくとも1つの相関指標が、同定される。この同定相関指標は、検知律動に関して装置が意思決定するように導く相関指標であり得る。
実施例によっては相関指標は、検知心臓信号のうちの複数のセグメントに関して生成され、さらに閾値相関値と比較される。セグメントは、重複し得るかもしれないし、しないかもしれない。デバイスは、各々のセグメントに関して意思決定を行い得る。この場合には相関指標は、各々のセグメントに対して同定され得る。いくつかの実施例において指標の中心傾向(たとえば中央値か平均値)が、計算される。
ブロック230において同定相関指標は、ユーザもしくはプロセスに提供される。同定相関指標は、テンプレートとの比較が、医療装置に特定方法で動作させた理由を介護者が理解するために有用になり得る。
図3は、検知または検出内因性心律動を分類するシステム300の実施例のうちの一部のブロック線図である。システム300は、携帯医療装置305を有する。実施例によっては携帯医療装置305は、植込医療装置である。いくつかの実施例において携帯医療装置305は、部分的植込装置である。実施例によっては携帯医療装置305は、装着式装置である。
携帯医療装置305は、心臓活動検知回路310を有する。心臓活動検知回路310は、被験者の心臓電気活動を表わす情報を得る。いくつかの実施例において心臓活動検知回路310は、電極に通信可能に連結されると、内因性心臓信号を検知する。たとえば心臓活動検知回路310は、心室内か付近に設置すべく電極に通信可能に連結されると、内因性心室心臓信号を検知することが可能である。いくつかの実施例において心臓活動検知回路310は、心臓信号をサンプリングする抽出回路を有する。抽出回路は、検知心臓信号を離散デジタル値に変換するアナログ・デジタル変換装置(ADC)を有し得る。心臓活動情報は、抽出された内因性心臓活動信号を有し得る。実施例によっては情報は、複数の心臓脱分極を有する。脱分極のうちの少なくとも一部は、心臓脱分極が表わす律動を判定すべく、テンプレートと比較され得る。
携帯医療装置305は、心臓活動検知回路310に通信可能に連結された処理回路315も有する。通信性連結は、介在する回路系が存在し得るとしても、心臓活動検知回路310と処理回路315との間で電気信号を通信できるようにする。処理回路315は、たとえばマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサ、またはソフトウエアかファームウエアの命令を解釈または実行する他の種類のプロセッサなどのプロセッサを有し得る。処理回路315は、記載の機能を実行する他の回路かサブ回路を有し得る。これらの回路は、ソフトウエア、ハードウエア、ファームウエアかそれらの任意の組合せを有し得る。複数の機能は、必要に応じて回路のうちの1つあるいは複数で実行されることが可能である。
処理回路315は、各々の心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、指定心律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成する相関回路320を有する。テンプレートは、処理回路315に統合されているか通信可能に連結されたメモリ回路325内に保存され得る。実施例によってはテンプレートは、正常洞律動(NSR)を表わす。いくつかの実施例において複数のテンプレートが、複数のタイプの心律動に対してメモリ内に保存される。
実施例によっては処理回路315は、被験者から検知された心臓信号の1つあるいは複数のテンプレートを生成するように構成されるテンプレート回路を有する。被験者の伝導心臓拍動のスナップショットを用いる心臓電気信号テンプレートを生成する方法は、2001年4月30日に出願されたKimらの「正常心律動テンプレート生成システムと方法(Normal Cardiac Rhythm Template Generati
on System and Method)」という表題の特許文献1に記載される。
この特許は、その全体が本明細書において参考文献によって盛込まれている。
on System and Method)」という表題の特許文献1に記載される。
この特許は、その全体が本明細書において参考文献によって盛込まれている。
いくつかの実施例において相関指標は、心臓活動情報における各々の脱分極または脱分極のうちの一部に対して計算される。実施例によっては相関指標は、指定数の心臓脱分極を有する時間窓または指定期間に関して平均化される抽出心臓信号で計算される。
被験者の不整脈は、脈の結滞を有し得る。この場合には脱分極なしの心臓活動情報における時間間隔の延長であり得る。これは携帯医療装置305の補充収縮間隔タイマ回路が、検知内因性脱分極なしにタイムアウトする状況に対応し得る。特定実施例においてそのような間隔またはタイムアウトは、「ノーセンスイベント」として相関計算に含められる。特定実施例においてノーセンスイベントは、相関計算から除外される。
特定実施例において相関指標は、算出相関係数(CC)、または属性相関係数(FCC)を有する。相関回路320によって算出された算出相関係数は、特定位置に存在する心臓属性を有する心臓信号のセグメントの形状と、テンプレートセグメントの形状との間の類似度を示す。相関係数を計算する実施例は、先に述べた特許文献1において論じられて
いる。
いる。
図4は、概念化された心臓信号セグメント405(すなわち実際のデータではない)およびテンプレート信号セグメント410を示す。実施例によっては相関回路は、心臓信号における基準属性を同定する。いくつかの実施例において基準属性は、心臓活動情報におけるR−波ピークを有する。R−波は、体表面心電図か内部電位図のQRS群における典型的な第1陽性波を指す。
相関回路320は、心臓信号セグメント405の基準属性を、テンプレートセグメント410における対応属性に整列させる。実施例によっては相関回路320は、次に算出相関係数を計算すべくN比較点(x1,x2,...,xN:y1,y2,...,yN)を用いる。特定実施例においてN=8であり、算出相関係数は、「数1」によって計算される。
相関回路320は、基準属性を同定すべく1つの信号セグメントを用い得るとともに算出相関係数を計算すべく互いに異なる信号セグメントを用い得る。実施例によっては心臓活動検知回路310は、たとえば第1心臓信号を提供するように構成される第1検知チャネル、および第2検知チャネルを提供するように構成される第2検知チャネルといった複数の検知チャネルを有する。たとえばショックチャネルで検知された心臓信号は、レートチャネルを用いて検知される心臓信号よりも多い形態情報を提供し得る。相関回路320は、第1心臓信号(たとえばレートチャネル由来)を用いて基準属性を同定し得るとともに、第2心臓信号(たとえばショックチャネル由来)を用いて算出相関係数を計算し得る。
これは図5Aと図5Bにおいて図示される。信号505A,505Bは、ショックチャネルを用いて検知された信号を表わし、テンプレート510A,510Bは、ショックチャネル比較用である。信号515A,515Bは、レートチャネルを用いて検知された心臓信号を表わし、テンプレート520A,520Bは、レートチャネル比較用である。レートチャネル信号は、ショックチャネル信号との公知の関係で検知される(たとえば同時に検知される)。相関回路320は、レートチャネル信号515A,515Bにおける基準属性を、レートチャネルテンプレート520A,520Bにおける対応基準属性に整列させる。ショックチャネルとのタイミング関係は公知なので、相関回路320は、ショックチャネル信号505A,505Bおよびショックチャネルテンプレート510A,510Bを基準属性に整列させることができる。相関回路320は、次にショックチャネルの相関指標(たとえば算出相関係数)を計算する。
図3に戻ると、処理回路315は、相関指標を指定相関閾値と比較する律動識別回路330も有する。図5Aは、テンプレートに良好に相関する抽出心臓信号セグメント505Aを表現したものである。図5Bは、相関が良くない場合を表現したものである。いくつかの実施例において90%の相関閾値は、携帯医療装置305に定められている。相関閾値は、プログラム可能パラメータであり得る。算出相関が>90%の場合には、検知信号はテンプレートに相関すると見なされる。相関が90%以下の場合には、検知信号は相関
しないと見なされる。
しないと見なされる。
律動識別回路330は、相関指標の比較を用いることで心臓活動を表わす情報を特定心律動として分類する。相関回路320は、複数の心臓脱分極の相関指標を計算し得る。これらの心臓脱分極は、検知心臓信号セグメントにおける一連の脱分極であり得る。律動識別回路330は、律動を同定すべく複数の相関指標を用いる。たとえば律動識別回路330は、Y個のうちのX個の心臓脱分極が、指定相関閾値を満たす場合には心臓活動情報を正常洞律動として分類し得る。XとYは整数であり、XはYよりも小さい(たとえばXが3であり得ると、Yは10であり得る)。実施例によっては数XとYは、プログラム可能である。いくつかの実施例において相関回路320は、複数の心臓信号セグメントのうちの複数の心臓脱分極に対して相関指標を計算する。たとえば相関回路320は、Y個の心臓脱分極のうちの複数の信号セグメントに対して相関指標を計算し得る。
律動識別回路330は、分類を決定する相関指標を表示するか、フラグを付けるか、でなければ同定する。先の実施例において律動識別回路330は、X番目に高い相関指標を同定する。これは律動識別回路330に、検知律動に関して意思決定をさせた指標である。なぜならこの相関指標は、分類基準を満たしたからである。いくつかの実施例において相関回路320が、Y個の心臓脱分極のうちの複数のセグメントに対して相関指標を計算する場合には、律動識別回路330は、セグメントの同定相関指標の中心傾向(たとえば平均値か中央値)を用い得る。
処理回路315は、ユーザもしくはプロセスに同定相関指標を提供する。いくつかの実施例においてプロセスは、携帯医療装置305か別の第2デバイスで実行され得る。実施例によっては携帯医療装置305は、第2デバイスに情報を無線通信すべく、通信回路335を有する。医療装置を用いる通信方法は、2005年4月27日に出願された特許文献2「植込医療装置との通信を可能にするシステムと方法(System and Method for Enabling Communications with Implantable Medical Devices)」において認められることが可能であり、その全体は、本明細書において参照文献によって盛込まれている。いくつかの実施例において第2デバイスは、ディスプレイを有し、同定相関指標は、ユーザに表示すべく第2デバイスに伝達されることが可能である。
第2デバイスは、植込医療装置プログラマを有する遠隔装置であり得る。いくつかの実施例において携帯医療装置305は、第3デバイス(たとえばリピータ)を介して遠隔装置に通信する。実施例によっては遠隔装置は、高度な患者管理(APM)システムのうちの一部であり、たとえばインターネットのコンピュータネットワークに接続されるサーバを有する。
記載の方法とデバイスは、特に頻脈性不整脈の分類に有用である。心室性頻脈が検出されると、医療装置は、患者に治療を提供するように設計される。電気的除細動器(たとえば装着または植込式)は、心臓に高エネルギショック療法を送達することで心室性頻脈を治療する。頻脈性不整脈の別の療法は、抗頻脈ペーシング(ATP)である。抗頻脈ペーシングは、植込か部分的植込ペースメーカによって、または植込心臓除細動器によって送達され得る。抗頻脈ペーシングは、心臓の規則的な律動を確立すべくより低いエネルギペーシング療法を用いる。これは患者にとって苦痛であり得る高エネルギ電気的除細動/除細動療法に患者を曝すことなく頻脈を正常心律動に変換できるようにする。たとえば抗頻脈ペーシング療法の無痛療法の提供は、患者の植込医療装置体験を改善するとともにデバイスのバッテリ寿命を増やす。
いくつかのタイプの頻脈性不整脈は、ショック療法の即時送達を正当化するのに十分重
篤であると考えられる(たとえば心室細動かfast心室性頻脈)。他のタイプの頻脈性不整脈は、緊急性が比較的低いと考えられ得るので(たとえばslow心室性頻脈、あるいは上室性頻脈)、医療装置は、たとえば抗頻脈ペーシングの攻撃性の少ない治療法を用いてまず頻脈性不整脈の変換を試みるように構成され得る。いくつかの不整脈(たとえば上室性頻脈)では医療装置は、どの治療も提供しないようにプログラムされ得る。
篤であると考えられる(たとえば心室細動かfast心室性頻脈)。他のタイプの頻脈性不整脈は、緊急性が比較的低いと考えられ得るので(たとえばslow心室性頻脈、あるいは上室性頻脈)、医療装置は、たとえば抗頻脈ペーシングの攻撃性の少ない治療法を用いてまず頻脈性不整脈の変換を試みるように構成され得る。いくつかの不整脈(たとえば上室性頻脈)では医療装置は、どの治療も提供しないようにプログラムされ得る。
医療装置が検出不整脈を間違って解釈すると、デバイスは、ショック療法または他の治療を不適切に送達し得る。通常、大多数の不適切なショックは、装置が心臓不整脈を上室性頻脈であると正確に識別しない場合に送達される。したがって医療装置が正確に認識し、ショック療法の不適切な送達を防ぐことが望ましい。
いくつかの実施例にしたがって律動識別回路330は、心臓活動を表わす情報を用いて頻脈性不整脈を検出することが可能である。たとえば律動識別回路330は、心臓活動情報の脱分極間の間隔が最低頻脈性不整脈検出閾値よりも低い場合に、頻脈性不整脈を検出し得る。律動識別回路330が、頻脈性不整脈を示し得る異常に速い心拍を検出すると、デバイスは、不整脈をさらに分類すべく検出強化を用い得る。
実施例によっては律動識別回路330は、反復的な平均心室収縮間隔(V−V間隔)の更新と、平均心室収縮レートが平均心房収縮レートを指定レート閾値(たとえば10拍/分)よりも多く超える(V>A)という判定とを有する律動識別プロセスを実行する。選択された心房と心室間隔から算出された平均心房および心室レートに基づき検出された頻脈を分類するシステムと方法の説明は、2005年2月10日に出願されたエラヒ(Elahi)らの「心室性頻脈検出におけるレート精度強化の方法と装置(Method and Apparatus for Rate Accuracy Enhancement in Ventricular Tachycardia Detection)」という表題の同時係属の米国特許出願第11/054,726号において認められ、その全体は、本明細書において参照文献によって盛込まれている。
いくつかの実施例において律動識別回路330は、心室律動の安定性の評価を有する律動識別方法を実行する。実施例において安定性は、頻脈発作中のR−R間隔の変動率を測定することで評価される。R−R間隔間の現行平均差は、プログラム安定性閾値および「不安定な場合のショック」閾値と比較される。平均差がプログラム閾値よりも大きい場合には、「律動は不安定である」と宣言される。異常な心律動の検出と心室律動の安定性の評価を行う方法とシステムの説明は、1999年8月20日に出願されたギルカーソン(Gilkerson)らの「検出強化プログラミングのシステムと方法(System and Method for Detection Enhancement Programming)」という表題の特許文献3において認められる。これは本明細書において参照文献によってその全体が盛込まれている。
いくつかの実施例において律動識別回路330は、不整脈を分類すべく心臓活動情報の形態を用いる。実施例によっては律動識別回路330は、検出不整脈を分類すべく、V>A、レート安定性、および形態分析の任意の組合せを用いる。検出不整脈の形態を分類すべく、相関指標が生成され、律動識別回路330は、指標を用いて不整脈を分類する。
いくつかの実施例において相関回路320は、心臓活動情報の心臓脱分極と正常洞律動を表わすテンプレート間の相関指標を生成する。律動識別回路330は、Y個のうちのX個の心臓脱分極の最小値が、指定相関閾値を満たす場合には不整脈を上室性頻脈(SVT)として分類する。この場合にはXとYは整数であり、XはYよりも小さい(たとえばXが3であり得ると、Yは10であり得る)。律動識別回路330は、分類を決定する指標としてユーザもしくはプロセスに対してX番目に高い相関指標を同定する。X番目に高い
相関指標は、デバイスに不整脈を上室性頻脈として同定させた指標である。Y個のうちの指定数よりも多くの拍が、ペーシングイベントかノーセンスイベント(たとえば10拍のうちの2拍)である場合には律動識別回路330は、分類を決定する相関指標を同定できないかもしれない。
相関指標は、デバイスに不整脈を上室性頻脈として同定させた指標である。Y個のうちの指定数よりも多くの拍が、ペーシングイベントかノーセンスイベント(たとえば10拍のうちの2拍)である場合には律動識別回路330は、分類を決定する相関指標を同定できないかもしれない。
いくつかの実施例において律動識別回路330は、Y個のうちのZ個の心臓脱分極の最小値が指定相関閾値を満たさない場合には、不整脈を心室性頻脈として分類する。ZおよびYは整数であり、ZはYよりも小さい(たとえばZが8であり得ると、Yは10であり得る)。律動識別回路330は、分類を決定する指標としてユーザもしくはプロセスに対してZ番目に低い相関指標を同定する。Z番目に低い相関指標は、装置に不整脈を心室性頻脈として同定させた指標である。
いくつかの実施例において不整脈は、律動識別回路が、不整脈を心室性頻脈として同定する前に、指定時間分閾値も満たさなければならない。Y個のうちのZ個よりも多くの心臓拍動が、速過ぎる場合(たとえば拍動が、指定心室細動検出間隔閾値を満たすか、速い拍動の間隔が、たとえば260msの指定間隔閾値以下である)、律動識別回路330は、分類を決定する相関指標を同定できないかもしれない。
実施例によっては携帯医療装置305は、処理回路315に通信可能に連結された治療回路340を有し得る。治療回路340は、抗頻脈性不整脈ペーシング(ATP)療法または抗頻脈性不整脈高エネルギ除細動/電気的除細動ショック療法のうち1つあるいは複数を被験者に提供することが可能である。抗頻脈性不整脈療法は、知覚される不快感をもたらし得るか、患者による認容性が低いより高いレートへの頻脈性不整脈の加速が生じ得る。このため処理回路315は、分類が上室性頻脈であるなら、治療の送達を阻止し得る。分類が、心室性頻脈の場合には心室性頻脈が、ショック療法を行使する前に比較的遅い頻脈性不整脈レートを有するなら、処理回路315は、抗頻脈ペーシング療法の送達を開始し得る。
不整脈の分類をもたらした相関指標を知ることは、介護者にとって重要になり得る。分類は、たとえば送達する治療または治療を阻止するかどうかを決定するため、携帯医療装置305にその動作を変更させることが可能である。相関指標を用いることで介護者は、デバイスの意思決定基準を決定し得るとともに、指定相関閾値を変えることで、デバイスの動作の変更を選択することが可能である。
図6は、同定された相関指標をユーザに提示するディスプレイのダイアログ画面600の実施例を示す。ディスプレイにおいて用語「RhythmMatch」は、律動識別回路330に律動の分類を決定させた同定相関指標を示す。実施例において示されるように同定相関指標605は、算出相関係数であることが可能である。不整脈発作では、ダイアログ画面600は、検出心臓活動が、正常洞律動のテンプレートに相関したことと(「RhythmID Correlated:True」)、処理回路315が治療の送達を阻止したこととを示す。ダイアログ画面600は、たとえば律動安定性およびV>Aの律動検出強化の結果も示す。実施例において指定相関閾値は、95%であった。律動識別回路330は、心臓活動の10個のうちの少なくとも3個の心臓脱分極が、正常洞律動のテンプレートに相関した場合には不整脈を上室性頻脈として分類するようにプログラムされた。したがって同定相関指標(96%の)は、生成された3番目に高い相関指標であった。実施例は、検出基準が満たされることがなくても、不整脈発作で治療が阻止される場合には同定相関指標が、記録され得ることを示す。
ダイアログ画面600はまた、発作後期に不整脈が心室性頻脈であると分類されたことを示す。律動識別回路330は、心臓活動の10個のうちの少なくとも8個の心臓脱分極
が、正常洞律動のテンプレートに相関しなかった場合には、不整脈を心室性頻脈であると分類するようにプログラムされた。したがって同定相関指標(93%の)は、生成された8番目に低い相関指標であった。ダイアログ画面はまた、処理回路315が、心室性頻脈発作を抗頻脈ペーシングで変換しようと試みたことを示す。
が、正常洞律動のテンプレートに相関しなかった場合には、不整脈を心室性頻脈であると分類するようにプログラムされた。したがって同定相関指標(93%の)は、生成された8番目に低い相関指標であった。ダイアログ画面はまた、処理回路315が、心室性頻脈発作を抗頻脈ペーシングで変換しようと試みたことを示す。
同定相関指標を参照することで介護者は、適当な心室性頻脈分類に対して被験者の算出された相関値より十分上回るが、上室性頻脈分類に対して算出された相関値をなお下回る相関閾値を決定し得る。相関閾値の再プログラミングは、介護者が形態検出基準を調整できるようにし、さらに携帯医療装置305の律動識別回路330が、心室性頻脈と上室性頻脈との間をより正確に区別できるようにすることで、不適当な治療の送達を潜在的に減らす。不適当な治療が、送達されると、同定相関指標の記録は、適切な治療パラメータの決定に役立つさらなる情報を提供する。
いくつかの実施例において携帯医療装置305は、通信回路335と、第2デバイス350から更新された相関閾値を受信する携帯医療装置305とを有する。相関回路320は、次の相関決定の指定相関閾値として更新相関閾値を用いるように構成される。テンプレートが、正常洞律動を表現するものなら、相関閾値の増加は、律動識別回路330の心室性頻脈の検出に対する感度をより高く、上室性頻脈の検出に対しては特異的に低くさせ、相関閾値の低下は、律動識別回路330の感度を心室性頻脈の検出に対して低く、上室性頻脈の検出に対して特異的に高くさせる。
図7は、同定相関指標をユーザに提示するディスプレイのダイアログ画面700の別の実施例を示す。図示される発作では、律動識別回路330は、検出心拍に基づき不整脈を心室細動であると分類した。心室細動では、処理回路315は、電気的除細動ショック療法を開始し、通常、律動識別回路330による形態分析を考慮に入れない。ダイアログ画面700は、律動識別回路330が、なお分析を実行し得ることと;検出がレートのみによってか、レート安定性検出強化とレートによる場合には同定相関指標705が、なお記録され得ることとを示す。
同定相関指標705を介護者に提示することで介護者は、律動識別回路330の検出パラメータを再プログラムするよう選択し得る。たとえば介護者は、心室細動検出レート閾値を上昇させ得る。これは上室性頻脈の治療をより高いレートで阻止すべく携帯医療装置305が形態分析を使用できるようにし得る。別の実施例において介護者は、洞頻脈(ST)の不適切な療法を防ぐべく、用いられる検出強化を切り換えることに決め得る。
同定相関指標は、不整脈の検出がデバイスにおいて不可能な場合に算出および記録されることが可能である。テンプレートが保存される限り、デバイスは、検知律動の相関を決定することが可能である。
先に説明されるように相関回路320は、複数の心臓脱分極の相関指標を計算し得る。ユーザは、分類を決定した指標を見るだけよりはむしろ脱分極の一連の算出相関指標を見ることを望み得る。
いくつかの実施例にしたがって相関回路320は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関指標を生成し、さらに第2心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第2相関指標を生成する。
処理回路315は、第1相関指標と第2相関指標と、第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報とをユーザもしくはプロセスに提供する。処理回路315は、第1指標と第2指標をそれぞれ第1心臓脱分極と第2心臓脱分極に関連付ける情報も提供する。この
ように指標は、ディスプレイにおいて心臓イベントに関連し得る。実施例によっては第1相関指標と第2相関指標とおよび第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを関連付ける情報は、相関指標とその対応脱分極とのうちの1つか両方について保存されたタイムスタンプを有する。
ように指標は、ディスプレイにおいて心臓イベントに関連し得る。実施例によっては第1相関指標と第2相関指標とおよび第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを関連付ける情報は、相関指標とその対応脱分極とのうちの1つか両方について保存されたタイムスタンプを有する。
実施例によっては携帯医療装置305(たとえばデバイスが装着式の場合)は、第1指標と第2指標とおよび第1脱分極と第2脱分極とを表示するディスプレイを有する。いくつかの実施例においてシステム300は、携帯医療装置305に通信する別の第2デバイスを有し、第2デバイス350は、ディスプレイ355を有する。特定実施例においてデバイスは、無線インターフェースを有し、通信は、たとえば近接場誘導遠隔測定によるか、遠距離場無線周波数(RF)通信による無線である。特定実施例においてデバイスは、有線インターフェース(たとえばシリアル(USB)ポートを備えた装着携帯医療装置)を有する。
第1指標と第2指標とは、第1指標をディスプレイ上で第1心臓脱分極の表示に実質的に整列させることと;第2指標をディスプレイ上で第2心臓脱分極の表示に実質的に整列させることとを有する、脱分極とともに表示されることが可能である。
いくつかの実施例において相関指標は、リアルタイムで計算および表示される。ディスプレイが、第2デバイス350上に存在する場合には処理回路315は、第1相関指標と第2相関指標とおよび第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報を表示用第2デバイスに伝達する。相関指標の計算において有意なラグが存在し得るので、算出指標は、第1指標と第2指標を第1心臓脱分極と第2心臓脱分極に関連付ける情報(たとえばタイムスタンプ)と一緒にバッファ内に保存され得る。この情報は、心臓イベントと正確に整列させた相関指標でディスプレイを正確に構築できるようにする。
実施例によっては相関指標は、後に表示すべく計算および保存される。メモリ回路325は、次の表示用に第1相関指標と第2相関指標と;第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報と;および第1指標と第2指標とを第1心臓脱分極と第2脱心臓脱分極とにそれぞれ関連付ける情報とを保存する。
図8は、検知心臓信号のうちのセグメントに関する相関指標を表示する実施例を示す。方法は、第1脱分極と第2脱分極とのみについて論じられてきたが、図は、指標がそれらのイベントに関連して一連の検知心臓イベントに対して表示され得ることを示す。図示される実施例において指定相関閾値は、74%に設定される。指標は「マーカ」と称されることが可能であり、心房センスチャネル、心室センスチャネル、およびショックチャネルのうちの1つあるいは複数の内部電位図とともに表示され得る。図9は、相関指標が、関連する複数の内部電位図なしでマーカとしてのみ表示される場合の実施例を示す。
いくつかの実施例において相関指標は、実質的に全ての検知拍動に利用可能である。相関指標を表示することで介護者は、律動識別回路330が検知律動の分類に用いる意思決定プロセスについてより理解し得る。マーカと内部電位図波形とのうちの1あるいは両方を参照することで、不適当な治療の送達を減らすべく、介護者が不整脈検出強化をプログラムまたは再プログラムするのを助け得る。心拍間隔の相関指標は、心室性頻脈と上室性頻脈の正確な分類を行うべく、被験者の閾値相関値を適切に設定するのを助け得る。
さらに心拍間隔の相関指標の表示は、心室細動検出ゾーン内に存在する高い相関値で上室性頻脈拍動を同定するのを助け得るとともに、心室細動レートまたは間隔検出閾値が低く設定されすぎる場合を介護者が判定するのを助け得る。しかし、実施例によっては律動識別回路330による形態分析に相関指標の計算は、不整脈検出強化を有効にすることな
く可能になり得る。
く可能になり得る。
いくつかの実施例においてコマンドは、複数の指標または決定指標のみのいずれかとして相関指標を表示するモードを設定すべく、ユーザインターフェースを介して第2デバイス350に入力される。携帯医療装置305のうちの少なくとも一部が、外部に存在する場合(たとえば装着または部分植込式)、コマンドは、そのデバイス上に表示すべく携帯医療装置305のユーザインターフェース内に入力され得る。
実施例によっては相関指標は、算出相関尺度(たとえば算出相関係数)を有する。相関回路320は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関尺度の計算と、第2脱分極と保存テンプレートとの間の第2相関尺度の計算とを行うように構成される。第1相関指標と第2相関指標とは、それぞれ第1測定相関と第2測定相関を有する。相関指標が、テンプレートとの相関率である算出相関係数を有する実施例は、図8と図9において示される。
いくつかの実施例において相関指標は、比較結果を有する。相関回路320は、第1相関尺度と第2相関尺度とを指定相関閾値と比較する。第1指標と第2指標とは、それぞれ第1測定相関の比較結果と第2測定相関の比較結果を有する。相関指標(たとえば「C」)または非相関指標(たとえば「U」)としての実施例は、図8と図9において示される。相関指標は、相関尺度と相関比較結果とのうちの一方または両方を有し得る。
[結論]
頻脈性不整脈発作データと同定相関指標とのうちの少なくとも一方との波形相関マーカの表示は、頻脈性不整脈検出強化の安全性と有効性を促進し得る。波形相関マーカと同定相関はまた、個々の患者に対して心室性頻脈と上室性頻脈との間を識別すべく、携帯医療装置を適切にプログラムする必要がある介護者に情報を提供し得る。これは不適当な治療の送達を潜在的に減らし得る。
頻脈性不整脈発作データと同定相関指標とのうちの少なくとも一方との波形相関マーカの表示は、頻脈性不整脈検出強化の安全性と有効性を促進し得る。波形相関マーカと同定相関はまた、個々の患者に対して心室性頻脈と上室性頻脈との間を識別すべく、携帯医療装置を適切にプログラムする必要がある介護者に情報を提供し得る。これは不適当な治療の送達を潜在的に減らし得る。
実施例1においてシステムは、携帯医療装置を有する。携帯医療装置は、被験者の心臓電気活動を表わす情報を得るように構成された心臓活動検知回路を任意に有する。情報は、複数の心臓脱分極を任意に有する。携帯医療装置は、心臓活動検知回路に通信可能に連結された処理回路を有する。処理回路は、各々の心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成するように構成された相関回路を有する。処理回路はまた、相関指数を指定相関閾値と比較し、比較を用いて心臓活動を表わす情報を特定心臓律動として分類し、さらに分類を決定する少なくとも一つの相関指標を同定するように構成される律動識別回路も有する。処理回路は、同定相関指標をユーザもしくはプロセスに提供するように構成される。
実施例2において実施例1の律動識別回路は、心臓活動を表わす情報を用いて不整脈を検出し、Y個のうちのX個の心臓脱分極の最小値が、指定相関閾値を満たす場合には不整脈を上室性頻脈(SVT)として分類し、さらに分類を決定する指標としてX番目に高い相関指標を同定するよう任意に構成されることが可能である。XとYは整数であり、XはYよりも小さい。
実施例3において実施例1と2のうちの一つあるいは任意の組合せの律動識別回路は、心臓活動を表わす情報を用いて不整脈を検出し、Y個のうちのZ個の心臓脱分極の最小値が、指定相関閾値を満たさない場合には不整脈を心室性頻脈として分類し、さらに分類を決定する指標としてZ番目に低い相関指標を同定するよう任意に構成されることが可能である。ZとYは、整数であり、ZはYよりも小さい。
実施例4において実施例1〜3のうちの一つあるいは任意の組合せの相関回路は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関指標を生成し、さらに第2心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第2相関指標を生成するよう任意に構成されることが可能である。処理回路は、ユーザもしくはプロセスに第1相関指標と第2相関指標と;第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報と;および第1指標と第2指標とを第1心臓分極と第2心臓分極とにそれぞれ関連付ける情報とを提供するように任意に構成されることが可能である。
実施例5において実施例1〜4のうちの一つあるいは任意の組合せの携帯医療装置は、処理回路に統合されるか通信可能に連結されるメモリ回路を任意に有することが可能である。メモリ回路は、第1相関指標と第2相関指標と;第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報と;および第1指標と第2指標とを第1心臓分極と第2心臓分極とにそれぞれ関連付ける情報とを次の表示用に保存するように構成される。
実施例6において実施例1〜5のうちの一つあるいは任意の組合せの携帯医療装置は、処理回路に通信可能に連結される通信回路を任意に有することが可能であり、通信回路は、第2デバイスに情報を通信するように構成される。処理回路は、表示用第2デバイスに第1相関指標と第2相関指標と;第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報と;および第1指標と第2指標とを第1心臓分極と第2心臓分極とにそれぞれ関連付ける情報とを伝達するように任意に構成されることが可能である。
実施例7において実施例1〜6のうちの一つあるいは任意の組合せの主題は、携帯医療装置に通信するように構成された、ディスプレイを有する第2デバイスを任意に有することが可能である。第2デバイスは、第1指標をディスプレイ上で第1心臓脱分極の表示に実質的に整列させ、さらに第2指標をディスプレイ上で第2心臓脱分極の表示に実質的に整列させることを有し、第1指標と第2指標とを表示するように任意に構成されることが可能である。
実施例8において実施例1〜7のうちの一つあるいは任意の組合せの相関回路は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関尺度の計算と、第2脱分極と保存テンプレートとの間の第2相関尺度の計算とを行うように任意に構成されることが可能であり、第1相関指標と第2相関指標とは、それぞれ第1測定相関と第2測定相関を有する。
実施例9において実施例1〜8のうちの一つあるいは任意の組合せの相関回路は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関尺度の計算と、第2心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第2相関尺度の計算と、第1相関尺度と第2相関尺度と指定相関閾値との比較とを行うように任意に構成されることが可能である。第1指標と第2指標とは、それぞれ第1測定相関の比較結果と第2測定相関の比較結果を有する。
実施例10において実施例1〜9のうちの一つあるいは任意の組合せの主題は、携帯医療装置に通信するように構成された、ディスプレイを有する第2デバイスを任意に有することが可能である。律動識別回路は、律動を分類すべく少なくとも1つの律動検出強化方法を適用するように任意に構成されることが可能である。第2デバイスは、律動分類のうちの1つあるいは複数と、律動検出強化方法の結果との同定相関指標を表示するように任意に構成されることが可能である。
実施例11において実施例1〜10のうちの一つあるいは任意の組合せの携帯医療装置は、処理回路に通信可能に連結される通信回路を任意に有する。通信回路は、第2デバイスから更新相関閾値を受信するように任意に構成され、相関回路は、次の相関測定用の指定相関閾値として、更新相関閾値を用いるように任意に構成される。
実施例12は、携帯医療装置を用いて被験者の心臓電気活動を表わす情報を獲得することと(情報は、複数の心臓脱分極を有する)、各々の心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成することと;相関指標を指定相関閾値と比較することと;携帯医療装置を用いることで、相関指標と指定相関閾値との比較を用いて心臓活動を表わす情報を特定心律動として分類することと;分類を決定する少なくとも1つの相関指標を同定することと;同定相関指標をユーザもしくはプロセスに提供することとを有する主題(たとえば方法、動作を実行する手段、あるいは機械によって実行される場合に機械に動作を実行させる命令を有する機械可読媒体)を有し得るか、含めるべく実施例1〜11のうちの一つあるいは任意の組合せの主題と任意に組合わされることが可能である。
実施例13において実施例12の主題は、携帯医療装置で心臓活動を表わす情報を用いて不整脈を検出することを任意に有することが可能である。律動の分類は、Y個のうちのX個の心臓脱分極の最小値が、指定相関閾値を満たす場合には不整脈を上室性頻脈(SVT)として分類することを任意に有することが可能であり、XとYは整数であり、XはYよりも小さく、分類を決定する相関指標の同定は、ユーザもしくはプロセスに対してX番目に高い相関指標を同定することを有する。
実施例14において請求項12と13のうちの一つあるいは任意の組合せの主題は、携帯医療装置で心臓活動を表わす情報を用いて不整脈を検出することを任意に有することが可能である。不整脈の分類は、Y個のうちのZ個の心臓脱分極の最小値が、指定相関閾値を満たさない場合には不整脈を心室性頻脈として分類することを任意に有し、ZとYは整数であり、ZはYよりも小さく、分類を決定する相関指標の同定は、ユーザもしくはプロセスに対してZ番目に低い相関指標を同定することを任意に有する。
実施例15において請求項12〜14のうちの一つあるいは任意の組合せの相関指標の生成は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関指標を生成することと;第2心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第2相関指標を生成することとを任意に有することが可能である。本主題は、ユーザもしくはプロセスに第1相関指標と第2相関指標と;第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報と;および第1指標と第2指標とをそれぞれ第1心臓分極と第2心臓分極とに関連付ける情報とを提供することを任意に有することが可能である。
実施例16において実施例12〜15のうちの一つあるいは任意の組合せのユーザもしくはプロセスへの提供は、次の表示用に第1相関指標と第2相関指標と;第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報と;および第1指標と第2指標とを第1心臓分極と第2心臓分極とにそれぞれ関連付ける情報とを保存することを任意に有することが可能である。
実施例17において実施例12〜16のうちの一つあるいは任意の組合せのユーザもしくはプロセスへの提供は、表示用第2デバイスに、第1相関指標と第2相関指標と;第1心臓脱分極と第2心臓脱分極とを表わす情報と;および第1指標と第2指標とを第1心臓分極と第2心臓分極とにそれぞれ関連付ける情報とを伝達することを任意に有することが可能である。
実施例18において実施例12〜17のうちの一つあるいは任意の組合せの主題は、第2デバイスを用いて第1指標と第2指標とを表示することを任意に有することが可能であり、表示は、第1指標をディスプレイ上で第1心臓脱分極の表示に実質的に整列させることと;第2指標をディスプレイ上で第2心臓脱分極の表示に実質的に整列させることとを
有する。
有する。
実施例19において実施例12〜18のうちの一つあるいは任意の組合せの第1相関指標と第2相関指標との生成は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関尺度を計算することと;第2心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第2相関尺度を計算することとを任意に有することが可能であり、第1相関指標と第2相関指標とは、それぞれ第1測定相関と第2測定相関を有する。
実施例20において実施例12〜19のうちの一つあるいは任意の組合せの第1相関指標と第2相関指標との生成は、第1心臓脱分極と保存テンプレートとの間の第1相関尺度を計算することと;第2心臓分極と保存テンプレートとの間の第2相関尺度を計算することとを任意に有する。比較は、第1相関尺度と第2相関尺度とを指定相関閾値と比較することを任意に有する。第1指標と第2指標とは、それぞれ第1測定相関の比較結果と第2測定相関の比較結果を任意に有する。
[補注]
上記の詳細な説明は、詳細な説明のうちの一部を形成する添付図面への言及を有する。図面は、本発明が実践され得る特定実施形態を例として示す。これらの実施形態は、本明細書において「実施例」とも称される。そのような実施例は、図示または記載されたものに加えて要素を有することが可能である。しかし、本発明者は、図示または記載されるそれらの要素のみが提供される実施例も考えている。しかも、本発明者は、本明細書において図示または記載される特定実施例に関して(またはその1つあるいは複数の特徴)か、他の実施例に関して(またはその1つあるいは複数の特徴)のいずれかに関して、図示または記載されるそれらの要素(またはその1つあるいは複数の特徴)の任意の組合せか置換えを用いる実施例も検討する。
上記の詳細な説明は、詳細な説明のうちの一部を形成する添付図面への言及を有する。図面は、本発明が実践され得る特定実施形態を例として示す。これらの実施形態は、本明細書において「実施例」とも称される。そのような実施例は、図示または記載されたものに加えて要素を有することが可能である。しかし、本発明者は、図示または記載されるそれらの要素のみが提供される実施例も考えている。しかも、本発明者は、本明細書において図示または記載される特定実施例に関して(またはその1つあるいは複数の特徴)か、他の実施例に関して(またはその1つあるいは複数の特徴)のいずれかに関して、図示または記載されるそれらの要素(またはその1つあるいは複数の特徴)の任意の組合せか置換えを用いる実施例も検討する。
本書に言及された全ての出版物、特許、および特許文書は、参照文献によって個々に盛込まれるように、その全体が本明細書において参照文献によって盛込まれている。この文書と参照文献によって盛込まれるそれらの文書間の使用が一致しない場合には援用参照文献における使用は、本書の使用の補足とみなされるべきである。つまり相容れない矛盾に対しては、本書における使用に規制される。
本書において任意の他の事例または「少なくとも1つ」か「1つあるいは複数」の使用法に関係なく、1つ以上を含めるべく、特許文書においてよく見られるように用語「a」または「an」が用いられる。本書において用語「or」は、特に明記されなければ、非排他的であることを指すように用いられるか、「AまたはB」が、「BではなくA」、「AではなくB」および「AとB」を有するように用いられる。添付請求項において用語「including」および「in which」は、それぞれの用語「comprising」および「wherein」に当たる分かり易い英語として用いられる。また以下の特許請求の範囲において用語「including」および「comprising」は、制約がなく、つまり特許請求の範囲におけるそのような用語の後に列挙されるものに加えて要素を有するシステム、デバイス、物品、あるいはプロセスは、それでもその特許請求の範囲内に存在すると見なされる。しかも、以下の特許請求の範囲において用語「第1」、「第2」および「第3」などは、単なるラベルとして用いられ、それらの対象に数的条件を課すものではない。
本明細書において記載される方法実施例は、少なくとも部分的に機械またはコンピュータで実行されることが可能である。いくつかの実施例は、上記の実施例において記載されるような方法を実行すべく電子装置を構成するよう機能する命令で符号化されたコンピュータ可読媒体または機械可読媒体を有することが可能である。そのような方法の実施は、
たとえばマイクロコード、アセンブリ言語コード、高水準言語コード、その他のコードを有することが可能である。そのようなコードは、様々な方法を実行するためのコンピュータ可読命令を有することが可能である。コードは、コンピュータプログラム製品のうちの一部を形成し得る。さらにコードは、たとえば実行中か他の時に1つあるいは複数の揮発性か非揮発性の有形コンピュータ可読媒体に有形物として保存されることが可能である。これらの有形コンピュータ可読媒体の実施例には、限定されないが、ハードディスク、取外可能な磁気ディスク、取外可能な光ディスク(たとえばコンパクトディスクおよびデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリカードかスティック、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、その他が包含され得る。
たとえばマイクロコード、アセンブリ言語コード、高水準言語コード、その他のコードを有することが可能である。そのようなコードは、様々な方法を実行するためのコンピュータ可読命令を有することが可能である。コードは、コンピュータプログラム製品のうちの一部を形成し得る。さらにコードは、たとえば実行中か他の時に1つあるいは複数の揮発性か非揮発性の有形コンピュータ可読媒体に有形物として保存されることが可能である。これらの有形コンピュータ可読媒体の実施例には、限定されないが、ハードディスク、取外可能な磁気ディスク、取外可能な光ディスク(たとえばコンパクトディスクおよびデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリカードかスティック、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、その他が包含され得る。
上記の説明は、限定ではなく例示を意図する。たとえば上記の実施例(またはその1つあるいは複数の特徴)は、互いに組合わせて用いられ得る。他の実施例は、たとえば上記の説明を参照して当業者によって使用されることが可能である。読み手が技術的な開示の性質を即座に理解できるように37C.F.R.§1.72(b)にしたがって要約書が提供される。要約書は、特許請求の範囲または意味を解釈または限定すべく用いられ得ないという了解の下で提示される。また上記の詳細な説明において様々な特徴は、開示を簡素化する目的において1つにまとめられ得る。これは、請求されない開示特徴が、任意の請求項に不可欠であることを意図するものとして解釈されるべきではない。むしろ、発明の主題は、開示された特定実施形態の全ての特徴よりも少なくてもよい。したがって以下の特許請求の範囲は、本明細書によって詳細な説明に組込まれ、各々の請求項は、個別の実施形態として独自に成立し、さらにそのような実施形態は、様々な組合せまたは置換えで互いに組合わされ得ると考えられる。本発明の範囲は、このような請求項が権利を付与される等価物の全ての範囲とともに、添付の特許請求項の範囲に基づき決定されるべきである。
Claims (21)
- 携帯医療装置を用いて被験者の心臓電気活動を表わす情報を得る手段であって、前記情報は、複数の心臓脱分極を有することと;
個々の1つの前記心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成する手段と;
1つあるいは複数の相関指標を、指定相関閾値と比較する比較手段と;
前記携帯医療装置を用いることで、前記相関指標と前記指定相関閾値との比較を用いて心臓活動を表わす前記情報を、特定心臓律動として分類する分類手段と;
前記分類を決定する少なくとも1つの相関指標を、同定相関指標として同定する同定手段と;
前記同定相関指標を、ユーザもしくはプロセスに提供する手段と
を有する、システム。 - 前記心臓電気活動を表わす情報を得る前記手段は、植込医療装置の心臓活動検知回路を有し、
前記心臓活動検知回路は、被験者の心臓電気活動を表わす情報を得るように構成され、前記情報は、複数の心臓脱分極を有し;
相関指標を生成する前記手段は、前記植込医療装置のプロセッサの相関回路を有し、
前記相関回路は、各々の前記心臓脱分極のうちの少なくとも一部と、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成するように構成され;
前記比較手段、前記分類手段、および前記同定手段は、前記プロセッサの律動識別回路を有し、前記律動識別回路は、
前記相関指標と指定相関閾値とを比較することと;
前記比較を用いることで心臓活動を表わす前記情報を、特定心臓律動として分類することと;
前記分類を決定する少なくとも1つの相関指標を、同定することと
を行うように構成され、
前記同定相関指標をユーザもしくはプロセスに提供する前記手段は、処理回路を有する、
請求項1記載のシステム。 - 前記律動識別回路は、
心臓活動を表わす前記情報を用いて不整脈を検出することと;
Y個のうちのX個の心臓脱分極の最小値が指定相関閾値を満たす場合には、前記不整脈を上室性頻脈(SVT)として分類することであって、XとYは整数であり、XはYよりも小さいことと;
前記分類を決定する前記指標として、X番目に高い相関指標を同定することと
を行うように構成される、
請求項2記載のシステム。 - 前記律動識別回路は、
心臓活動を表わす前記情報を用いて、不整脈を検出することと;
Y個のうちのZ個の心臓脱分極の最小値が前記指定相関閾値を満たさない場合には、前記不整脈を心室性頻脈として分類することであって、ZとYは整数であり、ZはYよりも小さいことと;
前記分類を決定する前記指標として、Z番目に低い相関指標を同定することと
を行うように構成される、
請求項2または3記載のシステム。 - 前記相関回路は、
第1心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第1相関指標を生成することと;
第2心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第2相関指標を生成することと
を行うように構成され、
前記処理回路は、
前記第1相関指標と前記第2相関指標と;
前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とを表わす情報と;および
前記第1指標と前記第2指標とを前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とにそれぞれ関連付ける情報と
を、ユーザもしくはプロセスに提供するように構成される、
請求項2〜4何れか一項記載のシステム。 - 前記携帯医療装置は、処理回路に統合されるか通信可能に連結されたメモリ回路を有し、
前記メモリ回路は、次の表示用に、
前記第1相関指標と前記第2相関指標と;
前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とを表わす情報と;および
前記第1指標と前記第2指標とを前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とにそれぞれ関連付ける情報と
を保存するように構成される、
請求項5記載のシステム。 - 前記携帯医療装置は、
前記処理回路に通信可能に連結された通信回路を有し、前記通信回路は、第2デバイスに情報を通信するように構成され、
前記処理回路は、表示用の前記第2デバイスに、
前記第1相関指標と前記第2相関指標と;
前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とを表わす情報と;および
前記第1指標と前記第2指標とを前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とにそれぞれ関連付ける情報と
を伝達するように構成される、
請求項5または6記載のシステム。 - 前記システムは、携帯医療装置に通信するように構成される、ディスプレイを有する第2デバイスを有し、
前記第2デバイスは、
前記第1指標を、前記ディスプレイ上で前記第1心臓脱分極の表示に整列させることと;
前記第2指標を、前記ディスプレイ上で前記第2心臓脱分極の表示に整列させることとを有し、前記第1指標と前記第2指標とを表示するように構成される、
請求項5〜7何れか一項記載のシステム。 - 前記相関回路は、
前記第1心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第1相関尺度を計算することと;
前記第2心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第2相関尺度を計算することと
を行うように構成され、
前記第1相関指標と前記第2相関指標とは、第1測定相関と第2測定相関とをそれぞれ有する、
請求項5〜8何れか一項記載のシステム。 - 前記相関回路は、
前記第1心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第1相関尺度を計算することと;
前記第2心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第2相関尺度を計算することと;
前記第1相関尺度と前記第2相関尺度とを指定相関閾値と比較することと
を行うように構成され、
前記第1指標と前記第2指標とは、第1測定相関の比較結果と第2測定相関の比較結果とをそれぞれ有する、
請求項5〜9何れか一項記載のシステム。 - 前記同定相関指標をユーザもしくはプロセスに提供する前記手段は、前記携帯医療装置に通信するように構成される、ディスプレイを有する第2デバイスを有し、
前記律動識別回路は、前記律動を分類すべく少なくとも1つの律動検出強化方法を適用するように構成され、
前記第2デバイスは、律動分類のうちの1つあるいは複数と、律動検出強化方法の結果との前記同定相関指標を表示するように構成される、
請求項2〜10何れか一項記載のシステム。 - 前記携帯医療装置は、前記処理回路に通信可能に連結された通信回路を有し、前記通信回路は、第2デバイスから更新相関閾値を受信するように構成され、
前記相関回路は、次の相関決定のための前記指定相関閾値として、前記更新相関閾値を用いるように構成される、
請求項2〜11何れか一項記載のシステム。 - 機械によって実行される場合には前記機械に方法を実行させる命令を有する機械可読媒体であって、前記方法は、
携帯医療装置を用いて被験者の心臓電気活動を表わす情報を得ることであって、前記情報は、複数の心臓脱分極を有することと;
個々の1つの心臓脱分極のうちの少なくとも1つと、正常洞律動を表わす保存テンプレートとの間の相関指標を生成することと;
1つあるいは複数の相関指標を、指定相関閾値と比較することと;
前記携帯医療装置を用いることで、前記相関指標と前記指定相関閾値との前記比較を用いて、心臓活動を表わす前記情報を特定心臓律動として分類することと;
前記分類を決定する少なくとも1つの相関指標を、同定相関指標として同定することと;
前記同定相関指標を、ユーザもしくはプロセスに提供することと
を有する、機械可読媒体。 - 前記機械可読媒体は、前記携帯医療装置で心臓活動を表わす前記情報を用いることで不整脈を検出するための命令を有し、
前記律動を分類する前記命令は、Y個のうちのX個の心臓脱分極の最小値が、前記指定相関閾値を満たす場合には、前記不整脈を上室性頻脈(SVT)として分類する命令を有し、XとYは整数であり、XはYよりも小さく、
前記分類を決定する相関指標を同定する前記命令は、前記ユーザもしくはプロセスに対してX番目に高い相関指標を同定する命令を有する、
請求項13記載の機械可読媒体。 - 前記機械可読媒体は、前記携帯医療装置で心臓活動を表わす前記情報を用いて不整脈を検出することを有し、
前記不整脈を分類する前記命令は、Y個のうちのZ個の心臓脱分極の最小値が、前記指定相関閾値を満たさない場合には、前記不整脈を心室性頻脈として分類する命令を有し、
ZとYは整数であり、ZはYよりも小さく、
前記分類を決定する相関指標を同定する前記命令は、前記ユーザもしくはプロセスに対してZ番目に低い相関指標を同定する命令を有する、
請求項13または14記載の機械可読媒体。 - 相関指標を生成する前記命令は、
第1心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第1相関指標を生成することと;
第2心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第2相関指標を生成することと
を行う命令を有し、
前記機械可読媒体は、
前記第1相関指標と前記第2相関指標と;
前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とを表わす情報と;および
前記第1指標と前記第2指標とを前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とにそれぞれ関連付ける情報と
を、ユーザもしくはプロセスに提供する命令を有する、
請求項13〜15何れか一項記載の機械可読媒体。 - 前記指標をユーザもしくはプロセスに提供する前記命令は、次の表示用に、
前記第1相関指標と前記第2相関指標と;
前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とを表わす情報と;および
前記第1指標と前記第2指標とを前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とにそれぞれ関連付ける情報と
を、保存する命令を有する、
請求項16記載の機械可読媒体。 - 前記指標をユーザもしくはプロセスに提供する前記命令は、表示用第2デバイスに、
前記第1相関指標と前記第2相関指標と;
前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とを表わす情報と;および
前記第1指標と前記第2指標とを前記第1心臓脱分極と前記第2心臓脱分極とにそれぞれ関連付ける情報と
を伝達する命令を有する、
請求項16または17記載の機械可読媒体。 - 前記機械可読媒体は、第2デバイスを用いて前記第1指標と前記第2指標とを表示する命令を有し、
前記表示は、前記第1指標を、ディスプレイ上で第1心臓分極の表示に整列させ、
前記第2指標を、前記ディスプレイ上で第2心臓分極の表示に整列させることを有する、
請求項16〜18何れか一項記載の機械可読媒体。 - 前記第1相関指標と前記第2相関指標とを生成する前記命令は、
前記第1心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第1相関尺度を計算し、さらに
前記第2脱分極と前記保存テンプレートとの間の第2相関尺度を計算する命令を有し、
前記第1相関指標と前記第2相関指標とは、それぞれ第1測定相関と第2測定相関とを有する、
請求項16〜19何れか一項記載の機械可読媒体。 - 前記第1相関指標と前記第2相関指標とを生成する前記命令は、
前記第1心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第1相関尺度を計算することと;
前記第2心臓脱分極と前記保存テンプレートとの間の第2相関尺度を計算することと
を行う命令を有し、
比較命令は、前記第1相関尺度と前記第2相関尺度とを、前記指定相関閾値と比較する命令を有し、
前記第1指標と前記第2指標とは、それぞれ第1測定相関の前記比較の結果と、第2測定相関の前記比較の結果とを有する、
請求項16〜20何れか一項記載の機械可読媒体。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US36074010P | 2010-07-01 | 2010-07-01 | |
US61/360,740 | 2010-07-01 | ||
PCT/US2011/041381 WO2012003122A1 (en) | 2010-07-01 | 2011-06-22 | Rhythm correlation diagnostic measurement |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013535236A true JP2013535236A (ja) | 2013-09-12 |
Family
ID=44533521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013518479A Pending JP2013535236A (ja) | 2010-07-01 | 2011-06-22 | 律動相関診断測定 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20120004567A1 (ja) |
EP (1) | EP2588190A1 (ja) |
JP (1) | JP2013535236A (ja) |
AU (1) | AU2011271588A1 (ja) |
WO (1) | WO2012003122A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018511400A (ja) * | 2015-04-02 | 2018-04-26 | カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド | 心房細動検出 |
US10485442B2 (en) | 2015-11-06 | 2019-11-26 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for enhancing ventricular based atrial fibrillation detection using atrial activity |
JP2020121107A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-08-13 | ソーリン シーアールエム エス ア エスSorin Crm S.A.S. | 機械的振動の検出による心臓の除細動のためのインプラント型医療装置 |
US10881317B2 (en) | 2017-03-07 | 2021-01-05 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Post-hoc atrial fibrillation detection |
US11051746B2 (en) | 2014-08-14 | 2021-07-06 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Atrial fibrillation detection using ventricular rate variability |
US11207536B2 (en) | 2019-01-09 | 2021-12-28 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for enhancing atrial fibrillation detection |
Families Citing this family (46)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2533853A4 (en) | 2010-02-12 | 2013-11-06 | Brigham & Womens Hospital | SYSTEM AND METHOD FOR THE AUTOMATED SETTING OF CONTROL PARAMETERS FOR CARDIAL RESYNCHRONIZATION THERAPY |
US8972228B2 (en) | 2011-05-03 | 2015-03-03 | Medtronic, Inc. | Assessing intra-cardiac activation patterns |
US8942793B2 (en) | 2012-11-29 | 2015-01-27 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and system for arrhythmia discrimination |
US9278219B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-03-08 | Medtronic, Inc. | Closed loop optimization of control parameters during cardiac pacing |
US9931048B2 (en) * | 2013-04-30 | 2018-04-03 | Medtronic, Inc. | Systems, methods, and interfaces for identifying effective electrodes |
US10064567B2 (en) | 2013-04-30 | 2018-09-04 | Medtronic, Inc. | Systems, methods, and interfaces for identifying optimal electrical vectors |
US10251555B2 (en) | 2013-06-12 | 2019-04-09 | Medtronic, Inc. | Implantable electrode location selection |
US9474457B2 (en) | 2013-06-12 | 2016-10-25 | Medtronic, Inc. | Metrics of electrical dyssynchrony and electrical activation patterns from surface ECG electrodes |
US9877789B2 (en) | 2013-06-12 | 2018-01-30 | Medtronic, Inc. | Implantable electrode location selection |
US9278220B2 (en) | 2013-07-23 | 2016-03-08 | Medtronic, Inc. | Identification of healthy versus unhealthy substrate for pacing from a multipolar lead |
US9282907B2 (en) | 2013-07-23 | 2016-03-15 | Medtronic, Inc. | Identification of healthy versus unhealthy substrate for pacing from a multipolar lead |
US9265955B2 (en) | 2013-07-26 | 2016-02-23 | Medtronic, Inc. | Method and system for improved estimation of time of left ventricular pacing with respect to intrinsic right ventricular activation in cardiac resynchronization therapy |
US9265954B2 (en) | 2013-07-26 | 2016-02-23 | Medtronic, Inc. | Method and system for improved estimation of time of left ventricular pacing with respect to intrinsic right ventricular activation in cardiac resynchronization therapy |
US9320446B2 (en) | 2013-12-09 | 2016-04-26 | Medtronic, Inc. | Bioelectric sensor device and methods |
US9986928B2 (en) | 2013-12-09 | 2018-06-05 | Medtronic, Inc. | Noninvasive cardiac therapy evaluation |
US9776009B2 (en) | 2014-03-20 | 2017-10-03 | Medtronic, Inc. | Non-invasive detection of phrenic nerve stimulation |
US9591982B2 (en) | 2014-07-31 | 2017-03-14 | Medtronic, Inc. | Systems and methods for evaluating cardiac therapy |
US9764143B2 (en) | 2014-08-15 | 2017-09-19 | Medtronic, Inc. | Systems and methods for configuration of interventricular interval |
US9707400B2 (en) | 2014-08-15 | 2017-07-18 | Medtronic, Inc. | Systems, methods, and interfaces for configuring cardiac therapy |
US9586052B2 (en) | 2014-08-15 | 2017-03-07 | Medtronic, Inc. | Systems and methods for evaluating cardiac therapy |
US9586050B2 (en) | 2014-08-15 | 2017-03-07 | Medtronic, Inc. | Systems and methods for configuration of atrioventricular interval |
US11253178B2 (en) | 2015-01-29 | 2022-02-22 | Medtronic, Inc. | Noninvasive assessment of cardiac resynchronization therapy |
US10780279B2 (en) | 2016-02-26 | 2020-09-22 | Medtronic, Inc. | Methods and systems of optimizing right ventricular only pacing for patients with respect to an atrial event and left ventricular event |
US11219769B2 (en) | 2016-02-26 | 2022-01-11 | Medtronic, Inc. | Noninvasive methods and systems of determining the extent of tissue capture from cardiac pacing |
US10532213B2 (en) | 2017-03-03 | 2020-01-14 | Medtronic, Inc. | Criteria for determination of local tissue latency near pacing electrode |
US10987517B2 (en) | 2017-03-15 | 2021-04-27 | Medtronic, Inc. | Detection of noise signals in cardiac signals |
WO2019023478A1 (en) | 2017-07-28 | 2019-01-31 | Medtronic, Inc. | SELECTION OF CARDIAC REVOLUTION |
WO2019023472A1 (en) | 2017-07-28 | 2019-01-31 | Medtronic, Inc. | GENERATION OF ACTIVATION TIME |
US11419539B2 (en) | 2017-12-22 | 2022-08-23 | Regents Of The University Of Minnesota | QRS onset and offset times and cycle selection using anterior and posterior electrode signals |
US10433746B2 (en) | 2017-12-22 | 2019-10-08 | Regents Of The University Of Minnesota | Systems and methods for anterior and posterior electrode signal analysis |
US10492705B2 (en) | 2017-12-22 | 2019-12-03 | Regents Of The University Of Minnesota | Anterior and posterior electrode signals |
US10799703B2 (en) | 2017-12-22 | 2020-10-13 | Medtronic, Inc. | Evaluation of his bundle pacing therapy |
US10786167B2 (en) | 2017-12-22 | 2020-09-29 | Medtronic, Inc. | Ectopic beat-compensated electrical heterogeneity information |
US10617318B2 (en) | 2018-02-27 | 2020-04-14 | Medtronic, Inc. | Mapping electrical activity on a model heart |
US10668290B2 (en) | 2018-03-01 | 2020-06-02 | Medtronic, Inc. | Delivery of pacing therapy by a cardiac pacing device |
US10918870B2 (en) | 2018-03-07 | 2021-02-16 | Medtronic, Inc. | Atrial lead placement for treatment of atrial dyssynchrony |
US10780281B2 (en) | 2018-03-23 | 2020-09-22 | Medtronic, Inc. | Evaluation of ventricle from atrium pacing therapy |
US11285312B2 (en) | 2018-03-29 | 2022-03-29 | Medtronic, Inc. | Left ventricular assist device adjustment and evaluation |
US11304641B2 (en) | 2018-06-01 | 2022-04-19 | Medtronic, Inc. | Systems, methods, and interfaces for use in cardiac evaluation |
US10940321B2 (en) | 2018-06-01 | 2021-03-09 | Medtronic, Inc. | Systems, methods, and interfaces for use in cardiac evaluation |
US11697025B2 (en) | 2019-03-29 | 2023-07-11 | Medtronic, Inc. | Cardiac conduction system capture |
US11547858B2 (en) | 2019-03-29 | 2023-01-10 | Medtronic, Inc. | Systems, methods, and devices for adaptive cardiac therapy |
US11497431B2 (en) | 2019-10-09 | 2022-11-15 | Medtronic, Inc. | Systems and methods for configuring cardiac therapy |
US11642533B2 (en) | 2019-11-04 | 2023-05-09 | Medtronic, Inc. | Systems and methods for evaluating cardiac therapy |
WO2021148954A1 (en) * | 2020-01-20 | 2021-07-29 | Newpace Ltd. | Automated cardiac defibrillator pacer with integrated cardiac assist device |
US11813464B2 (en) | 2020-07-31 | 2023-11-14 | Medtronic, Inc. | Cardiac conduction system evaluation |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040019287A1 (en) * | 2002-07-26 | 2004-01-29 | Harley White | Similarity recovery post shock |
JP2006025836A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | C R Bard Inc | 重ね焼きされた複合性を有する心電図信号を処理するための方法 |
JP2007501099A (ja) * | 2003-05-29 | 2007-01-25 | キャメロン ヘルス、 インコーポレイテッド | 心室性と上室性の不整脈を識別する方法 |
JP2008515486A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-05-15 | カーディアック ペースメーカーズ,インコーポレイテッド | 不整脈分類および療法選択 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5472605A (en) | 1994-03-10 | 1995-12-05 | Hemasure, Inc. | Filtration device useable for removal of leukocytes and other blood components |
US6493579B1 (en) | 1999-08-20 | 2002-12-10 | Cardiac Pacemakers, Inc. | System and method for detection enhancement programming |
US6535763B1 (en) * | 1999-08-22 | 2003-03-18 | Cardia Pacemakers, Inc. | Event marker alignment by inclusion of event marker transmission latency in the real-time data stream |
US6633776B2 (en) * | 2001-03-30 | 2003-10-14 | Pacesetter, Inc. | Method and apparatus for generating and displaying location-specific diagnostic information using an implantable cardiac stimulation device and an external programmer |
US6708058B2 (en) | 2001-04-30 | 2004-03-16 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Normal cardiac rhythm template generation system and method |
US7308311B2 (en) * | 2002-11-22 | 2007-12-11 | Pacesetter, Inc. | Physician programmer system with telemetered sensor waveform |
JP4336712B2 (ja) * | 2003-07-11 | 2009-09-30 | シー・アール・バード・インコーポレーテッド | 密接した複数の心信号を表示する方法及び電子生理学的電算機システム |
US7242978B2 (en) * | 2003-12-03 | 2007-07-10 | Medtronic, Inc. | Method and apparatus for generating a template for arrhythmia detection and electrogram morphology classification |
US7430446B2 (en) * | 2005-01-20 | 2008-09-30 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Methods and apparatuses for cardiac arrhythmia classification using morphology stability |
US7664553B2 (en) | 2005-04-27 | 2010-02-16 | Cardiac Pacemakers, Inc. | System and method for enabling communications with implantable medical devices |
EP2103253B1 (en) * | 2008-03-18 | 2011-03-30 | Biotronik CRM Patent AG | Device and computer-readable storage medium for SVT and VT Classification |
-
2011
- 2011-06-22 JP JP2013518479A patent/JP2013535236A/ja active Pending
- 2011-06-22 US US13/166,124 patent/US20120004567A1/en not_active Abandoned
- 2011-06-22 AU AU2011271588A patent/AU2011271588A1/en not_active Abandoned
- 2011-06-22 EP EP11728742.5A patent/EP2588190A1/en not_active Withdrawn
- 2011-06-22 WO PCT/US2011/041381 patent/WO2012003122A1/en active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040019287A1 (en) * | 2002-07-26 | 2004-01-29 | Harley White | Similarity recovery post shock |
JP2007501099A (ja) * | 2003-05-29 | 2007-01-25 | キャメロン ヘルス、 インコーポレイテッド | 心室性と上室性の不整脈を識別する方法 |
JP2006025836A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | C R Bard Inc | 重ね焼きされた複合性を有する心電図信号を処理するための方法 |
JP2008515486A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-05-15 | カーディアック ペースメーカーズ,インコーポレイテッド | 不整脈分類および療法選択 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11051746B2 (en) | 2014-08-14 | 2021-07-06 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Atrial fibrillation detection using ventricular rate variability |
JP2018511400A (ja) * | 2015-04-02 | 2018-04-26 | カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド | 心房細動検出 |
US10542902B2 (en) | 2015-04-02 | 2020-01-28 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Atrial fibrillation detection |
US10485442B2 (en) | 2015-11-06 | 2019-11-26 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for enhancing ventricular based atrial fibrillation detection using atrial activity |
US10881317B2 (en) | 2017-03-07 | 2021-01-05 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Post-hoc atrial fibrillation detection |
JP2020121107A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-08-13 | ソーリン シーアールエム エス ア エスSorin Crm S.A.S. | 機械的振動の検出による心臓の除細動のためのインプラント型医療装置 |
US11666770B2 (en) | 2018-12-20 | 2023-06-06 | Sorin Crm Sas | Implantable medical device for defibrillation of the heart based on the detection of mechanical vibrations |
US11207536B2 (en) | 2019-01-09 | 2021-12-28 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for enhancing atrial fibrillation detection |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2012003122A1 (en) | 2012-01-05 |
AU2011271588A1 (en) | 2013-02-07 |
US20120004567A1 (en) | 2012-01-05 |
EP2588190A1 (en) | 2013-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013535236A (ja) | 律動相関診断測定 | |
EP2750759B1 (en) | Algorithm for narrative generation | |
JP6454729B2 (ja) | 心不全悪化の自動鑑別診断のための医療デバイスシステム | |
EP2925220B1 (en) | Method and system for arrhythmia discrimination | |
EP3277372B1 (en) | Atrial fibrillation detection | |
US9730604B2 (en) | Methods for detecting atrial tachyarrhythmia in implantable devices without dedicated atrial sensing | |
US8428697B2 (en) | “Blurred template” approach for arrhythmia detection | |
CN106687029B (zh) | 用于在姿势变化期间从室性心动过速准确分离室上性心动过速的方法和装置 | |
US8744556B2 (en) | Noise detection in implantable medical devices | |
JP6946448B2 (ja) | 不整脈検出回路を備える装置および携帯型医療デバイスの作動方法 | |
JP5342066B2 (ja) | 不整脈を検出するアルゴリズムの動的選択 | |
US8639324B2 (en) | Respiratory parameters for arrhythmia detection and therapy | |
US8369938B2 (en) | Rhythm discrimination enhancement—chamber of tachy origination | |
CN107847746B (zh) | 在可植入装置中触发心房纤颤电极 | |
CN114847966A (zh) | 用于识别室性期前收缩的系统 | |
US20160310029A1 (en) | Method and apparatus for determining a premature ventricular contraction in a medical monitoring device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140708 |