JP2013532573A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 個人に対応する心拍間隔情報に基づいて、前記個人に対応するパラメータの個人特有の値を処理するためのプロセッサ手段
   を具備する装置において、
   前記個人特有の値は、第１の軸及び第２の軸を含む座標系上での前記心拍間隔情報の２次元表現に基づいた、第１及び第２の係数値の商に基づいており、
   前記第１の係数値は、前記第１の軸の第１の軸間隔内の点に基づいており、前記第２の係数値は、前記第２の軸の第２の軸間隔内の点に基づいており、
   前記個人特有の値は、少なくとも１つの医学的状態に対応した、少なくとも１つの予め規定された基準値に対して比較されるように構成されており、前記個人特有の値及び、前記基準値の間の関係は、前記医学的状態に罹患している前記個人のリスクを表すためのものである、装置。
2. 前記パラメータは、ｄｙ／ｄｘパラメータを含み、前記個人特有の値は、個人特有のｄｙ／ｄｘ表示値を含み、前記基準値は、基準ｄｙ／ｄｘ値を含む、請求項１記載の装置。
3. 前記第１及び第２の係数のうちの１つの係数はｄｘ係数を含み、前記第１及び第２の係数のうちのもう１つの係数はｄｙ係数を含み、前記ｄｘ係数は、デカルト座標系のｘ軸に対応し、前記ｄｙ係数は、デカルト座標系のｙ軸に対応する、請求項２記載の装置。
4. 前記ｄｘ係数は、前記第１の軸間隔内の第１の数の点に基づいており、前記第１の軸間隔は、前記ｘ軸に沿った、他の軸間隔に比して、最大数の点を有している前記ｘ軸に沿った間隔を含み、前記ｄｙ係数は、前記第２の軸間隔内の第２の数の点に基づいており、前記第２の軸間隔は、前記ｙ軸に沿った、他の軸間隔に比して、最大数の点を有している前記ｙ軸に沿った間隔を含む、請求項３記載の装置。
5. 前記基準ｄｙ／ｄｘ値は、２．３より小さい、請求項３または４記載の装置。
6. 前記基準ｄｙ／ｄｘ値は、前記医学的状態を診断するために、前記個人特有のｄｙ／ｄｘ表示値に比較されるように構成された診断ｄｙ／ｄｘ値を含む、請求項３ないし５のいずれか１項記載の装置。
7. 前記基準ｄｙ／ｄｘ値は、前記医学的状態の予後を提供するために、前記個人特有のｄｙ／ｄｘ表示値に比較されるように構成された予後ｄｙ／ｄｘ値を含む、請求項３ないし５のいずれか１項記載の装置。
8. 前記個人特有の値は、前記第１及び第２の係数値の前記商に等しい、請求項１ないし７のいずれか１項記載の装置。
9. 前記医学的状態は、自律神経系により影響される医学的状態を含む、請求項１ないし８のいずれか１項記載の装置。
10. 前記医学的状態は、心臓の状態を含む、請求項１ないし９のいずれか１項記載の装置。
11. 前記医学的状態は、鬱血性心不全または心室性頻拍（ＶＴ）を含む、請求項１０記載の装置。
12. 前記医学的状態は、パーキンソン病、糖尿病性ニューロパシー、及びアルツハイマー病を含むグループから選択される医学的状態を含む、請求項１ないし１１のいずれか１項記載の装置。
13. 心拍変動（ＨＲＶ）を測定するためのシステムにおいて、
    前記システムは、
    個人の心拍情報を受け取るためのデータ生成手段と、
    前記複数のデータ点から、２つのサブセットのデータ点を識別するためのデータ分析手段と、
    前記第１のサブセットのデータ点に基づいている第１の係数値を、前記第２のサブセットのデータ点に基づいている第２の係数値によって除算することによって、個人特有の心拍変動（ＨＲＶ）値を計算するためのプロセッサ手段と、
    前記個人特有のＨＲＶ値を出力するための出力手段と
    を具備し、
    前記心拍情報は、データ収集機によって記録され、前記心拍情報は、前記個人に対応する一連の心拍間隔を表しており、前記データ生成手段は、第１の軸及び第２の軸を含む座標系を有する２次元表現の形態での前記心拍情報に基づいて、複数のデータポイントをさらに生成し、
    前記２つのサブセットは、前記第１の軸の第１の軸間隔内の第１のサブセットのデータ点と、前記第２の軸の第２の軸間隔内の第２のサブセットのデータ点とを含む、システム。
14. 前記出力手段は、前記個人特有のＨＲＶ値を表示するためのスクリーン、前記個人特有のＨＲＶ値を印刷するためのプリンタ、可聴音声を発生させるアラーム、及び、患者に対して注入を届けるための注入器を含むグループから選択される少なくとも１つの装置である、請求項１３記載のシステム。
15. 前記個人特有のＨＲＶ値は、前記医学的状態に対応する少なくとも１つの予め規定された基準値に比較されるように構成されており、前記個人特有のＨＲＶ値と、前記基準値との間の関係は、前記医学的状態に罹患している前記個人のリスクを表す、請求項１３または１４記載のシステム。
16. 前記個人特有のＨＲＶ値は、個人特有のｄｙ／ｄｘ表示値を含み、前記基準値は、基準ｄｙ／ｄｘ値を含む、請求項１５記載のシステム。
17. 前記第１及び第２の係数のうちの１つの係数はｄｘ係数を含み、前記第１及び第２の係数のうちのもう１つの係数はｄｙ係数を含み、前記ｄｘ係数は、デカルト座標系のｘ軸に対応し、前記ｄｙ係数は、デカルト座標系のｙ軸に対応する、請求項１３ないし１６のいずれか１項記載のシステム。
18. 前記ｄｘ係数は、前記第１の軸間隔内の第１の数の点に基づいており、前記第１の軸間隔は、前記ｘ軸に沿った、他の軸間隔に比して、最大数の点を有している前記ｘ軸に沿った間隔を含み、前記ｄｙ係数は、前記第２の軸間隔内の第２の数の点に基づいており、前記第２の軸間隔は、前記ｙ軸に沿った、他の軸間隔に比して、最大数の点を有している前記ｙ軸に沿った間隔を含む、請求項１７記載のシステム。
19. コンピューティングデバイスによって、個人に対応する心拍間隔情報に基づいて、前記個人に対応する個人特有の値のパラメータを処理することと、
    前記個人特有の値は、第１の軸及び第２の軸を含む座標系上での前記心拍間隔情報の２次元表現に基づいた、第１及び第２の係数値の商に基づいており、
    前記第１の係数値は、前記第１の軸の第１の軸間隔内の点に基づいており、前記第２の係数値は、前記第２の軸の第２の軸間隔内の点に基づいており、
    前記個人特有の値は、少なくとも１つの医学的状態に対応した、少なくとも１つの予め規定された基準値に対して比較されるように構成されており、前記個人特有の値及び、前記基準値の間の関係は、前記医学的状態に罹患している前記個人の表示をもたらすためのものである、
    コンピュータベースの方法。
20. 前記パラメータは、ｄｙ／ｄｘパラメータを含み、前記個人特有の値は、個人特有のｄｙ／ｄｘ表示値を含み、前記基準値は、基準ｄｙ／ｄｘ値を含む、請求項１９記載の方法。
21. 請求項１９または２０記載の方法を実行するための手段を具備する装置。