JP2013530612A - プリコーディング情報を送受信するための方法および装置 - Google Patents

プリコーディング情報を送受信するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明により、プリコーディング情報を送受信するための方法および装置が開示される。プリコーディング情報を送信する方法は、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されてあらゆるBPが少なくとも1つのサブバンドを含む状況に、適用される。この方法は、事前設定済みの基準または事前合意規則に従って第1BPからサブバンドを選択すること、および、第1BPから選択されたサブバンドのプリコーディング情報を取得して送信することを含む。本発明の実施形態では、サブバンドがBPから選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得される。したがって、サブバンドプリコーディングの性能がさらに向上する。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、プリコーディング情報を送受信するための方法および装置に関する。
通信技術の発達に伴い、データ送信性能を向上させるために、NodeB(ノードB)やBS(Base Station、基地局)などのデータ送信端は、プリコーディング情報(端末(UE(User Equipment、ユーザ機器)やMS(Mobile Station、移動局)など)によってフィードバックされたPMI(Precoding Matrix Indicator、プリコーディング行列インジケータ)など)およびローカルに事前記憶されたコードブックに従って、送るべきデータに対して前処理を実施してから、端末にデータを送信することがある。このようにして、データ送信プロセスは、チャネル状態の変化に対して適応性を有することができ、それにより、データ送信の性能が向上する。したがって、どのようにプリコーディング情報を送受信するかが、非常に重要である。
既存の3GPP LTE R8(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution Release 8、第3世代パートナーシッププロジェクトロングタームエボリューションリリース8)システムは、単一のコードブックを使用し、そのプリコーディング行列は、単一のPMI(Precoding Matrix Indicator、プリコーディング行列インジケータ)によってインデクシングされ、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上でそれぞれ周期的にまたは非周期的に報告されうる。
既存のLTEシステムは、種々の周波数領域粒度に従ってプリコーディング情報をフィードバックする。システム帯域幅は、N個のサブバンドに分割される。PUCCHは、ワイドバンドPMIのみをフィードバックすることができる(システム帯域幅全体が単一のPMIを使用し、したがって各サブバンドが同じPMIを使用する)。
本発明を開発するプロセスにおいて、発明者は、少なくとも以下の欠点を従来技術に見出した。
既存のLTE-R8システムは、PUCCHの周期的報告モードを利用するが、これは、オーバヘッドは低いが容量は限られているということを特徴とする。ワイドバンドPMI情報だけしか送信することができない。したがって、報告モードおよび使用される報告タイプをさらに研究してシステム性能を向上させる必要がある。
本発明の実施形態は、プリコーディング情報を送受信するための方法および装置を提供して、プリコーディング性能を向上させる。
一形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を送信する方法が提供される。この方法では、
システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPが少なくとも1つのサブバンドを含み、この方法は、
事前設定済みの基準(preset criterion)または事前定義(predefined rule)済み規則に従って第1BP内でサブバンドを選択すること、および、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を取得して送信することを含む。
一形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を受信する方法が提供される。この方法では、
システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPが少なくとも1つのサブバンドを含み、この方法は、
端末によって送信された、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信することを含み、
第1BP内で選択されたサブバンドは、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って、端末によって選択される。
別の形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を送信するための装置が提供される。この装置は、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシナリオに、適用可能である。この装置は、
事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って第1BP内でサブバンドを選択するように構成されたサブバンド選択ユニットと、
サブバンド選択ユニットによって第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を取得するように構成された情報取得ユニットと、
情報取得ユニットによって取得された、第1BP中で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するように構成された情報送信ユニットと、を備える。
別の形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を受信するための装置が提供される。この装置は、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシナリオに、適用可能である。この装置は、
端末によって送信された、第1BP中で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信するように構成された情報受信ユニットを備え、
第1BP中で選択されたサブバンドは、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って、端末によって選択される。
本発明の実施形態で提供される技術的解決法では、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、BP中でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得される。これによってさらに、サブバンドのプリコーディング性能が向上し、システムの性能全体が向上する。
本発明の第1の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第4の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第5の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第6の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第7の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第8の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第9の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第10の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第11の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第13の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第14の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第15の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第16の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第17の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第18の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第19の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第20の実施形態による、プリコーディング情報を送受信する方法のフローチャートである。 本発明の第21の実施形態による、プリコーディング情報を送信するための装置の構造図である。 本発明の第22の実施形態による、プリコーディング情報を受信するための装置の構造図である。
本発明の技術的解決法、目的、および利点をより明確にするために、以下、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態についてより詳細に述べる。
<実施形態1>
図1を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPは少なくとも1つのサブバンドを含む。この方法は以下を含む。
101: 端末が、事前設定済みの基準に従って第1BP中でサブバンドを選択し、サブバンドのプリコーディング情報を取得する。選択される第1BPは、事前定義済み規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。
具体的には、サブフレームを介して報告される対応する帯域幅部分がBPjであり、この帯域幅部分がNj個のサブバンドを含むと仮定する。端末は、式(1)で表されるように、事前設定済みの基準1に基づいてサブバンド識別子i0を計算する。
上式で、C(i)は、事前設定済みの基準1に対応する、サブバンドiの目的関数を表す。事前設定済みの基準1に従って第1BP内でサブバンドを選択するステップは、第1BP内で最も大きい容量またはスループットを有するサブバンドを選択することを含むことに留意されたい。例えば、事前設定済みの基準1は、スループット最大化基準である。基準に対応する目的関数は、スループット最大化関数とすることができる。スループット最大化関数は、情報容量に基づいて、または、相互情報量もしくは相互情報量の変動(相互情報量の重み付けなど)に基づいて計算することができる。事前設定済みの基準が容量最大化基準である実施形態は、前述したのと同様であり、ここで重複して述べることはしない。
さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドに関するプリコーディング情報が、基準2に従って計算される(ここで、サブバンド識別子i0に対応するサブバンドのプリコーディング情報は、プリコーディング行列インジケータj0とすることができる)。
上式で、Wjは、プリコーディング行列セットW中のコードワードを表す。f(i0, Wj)は、事前設定済みの基準2に対応する、サブバンドi0のプリコーディング行列Wjの目的関数を表す。事前設定済みの基準2はスループット最大化基準とすることができることに留意されたい。基準に対応する目的関数は、スループット最大化関数とすることができる。スループット最大化関数は、情報容量に基づいて、または、相互情報量もしくは相互情報量の変動(相互情報量の重み付けなど)に基づいて計算することができる。事前設定済みの基準2が容量最大化基準である実施形態は、前述したのと同様であり、ここで重複して述べることはしない。
別法として、サブバンドは、事前設定済みの基準3に従って、第1BP内で選択することもできる。一方、サブバンドのプリコーディング情報は、事前設定済みの基準3に従って取得される。具体的には、式(3)に示されるように、式(3)に基づく結合選択を通して、サブバンドの識別子i0およびプリコーディング行列インジケータj0を取得することができる。
さらに、式(2)または(3)中のWjは、単一のコードブックCから選択することができる。この場合、PMI = j0が、サブバンド識別子i0に対応するサブバンドのプリコーディング情報である。また、式(2)または(3)中のWjは、2つの行列
および
の関数とすることができ、
は、ワイドバンドプリコーディング行列を表し、コードブックC1から来るものである。
は、周波数選択性プリコーディング行列を表し、コードブックC2から来るものである。j1およびj2は、それぞれコードブックC1およびコードブックC2のインデックスに従って行列
および
を得るように構成される。この場合、j0に対応するワイドバンドプリコーディング行列インジケータおよび周波数選択性プリコーディング行列インジケータは、それぞれj0,1およびj0,2である。この場合、j0,2が、サブバンド識別子i0に対応するサブバンドのプリコーディング情報である。
さらに、式(4)を通して、事前設定済みの基準4に従ってワイドバンドプリコーディング情報j0,1を別個に選択することができる。
上式で、Wk,1は、ワイドバンドプリコーディング行列セットC1中のコードワードを表し、g(Wk,1)は、事前設定済みの基準に対応する、ワイドバンドプリコーディング行列Wjの目的関数を表す。事前設定済みの基準4はスループット最大化基準とすることができることに留意されたい。基準に対応する目的関数は、スループット最大化関数とすることができる。スループット最大化関数は、情報容量に基づいて、または、相互情報量もしくは相互情報量の変動(相互情報量の重み付けなど)に基づいて計算することができる。事前設定済みの基準4が容量最大化基準である実施形態は、前述したのと同様であり、ここで重複して述べることはしない。
また、ワイドバンドプリコーディング情報に対するプリコーディング行列の依存性を考慮し、送信プロセスにおいてワイドバンドプリコーディング情報を保護して、ワイドバンドプリコーディング情報の信頼性を向上させることができる。詳細については、実施形態11における記述を参照されたい。
さらに、図1を参照すると、第1BP内でサブバンドが選択されて第1BP内のサブバンドのプリコーディング情報が取得された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
102: 端末が、第1BP中で選択されたサブバンドの識別子、およびサブバンドのプリコーディング情報を、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ101で取得された、サブバンド識別子i0、およびプリコーディング行列インジケータj0(単一のコードブックが適用される場合)、またはj0に対応する周波数選択性プリコーディング行列インジケータj0,2(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このシナリオでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)に対して結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドの識別子およびプリコーディング情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
103: データ送信端が、第1BP内のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報を受信する。
異なるBP中のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報を、異なるサブフレーム中で送信できることに留意されたい。ワイドバンドプリコーディング情報(ワイドバンドプリコーディング行列インジケータj0,1など)と、周波数選択性プリコーディング行列インジケータ(周波数選択性プリコーディング行列インジケータj0,2など)とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。
<実施形態2>
図2を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPは少なくとも1つのサブバンドを含む。この方法は以下を含む。
201: データ送信端と共に事前定義された規則に従って、端末が、第1BP内で選択されたサブバンドを決定し、サブバンドのプリコーディング情報を取得する。
具体的には、データ送信端と共に事前定義された規則に従って、端末が、第1BP内で選択されたサブバンドを決定することは、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して第1BPを取得すること、および、周波数の低い順に連続的に走査することを通して第1BP内でサブバンドを取得するか、または周波数の高い順に連続的に走査することを通して第1BP内でサブバンドを取得するか、または事前定義済みランダム化関数に従って対応するサブバンドを取得することを含んでよい。
さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドに関するプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。
さらに、図2を参照すると、第1BP内のサブバンド、およびサブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
202: 端末が、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報をデータ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ201で取得された、プリコーディング情報j0(単一のコードブックが適用される場合)、またはj0に対応する周波数選択性部分のプリコーディング情報j0,2(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)の符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドプリコーディング情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
203: データ送信端が、第1BP内のサブバンドのプリコーディング情報を受信する。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。サブバンドおよびBPを選択するための規則は、データ送信端および端末によって事前定義することができる。したがって、サブバンド識別子を送信する必要はなく、オーバヘッドが節約される。
<実施形態3>
図3を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は、少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割される。この方法は以下を含む。
301: UEが、事前設定済みの基準に従って、第1BPおよび第2BP内でそれぞれサブバンドを選択し、2つのサブバンドのプリコーディング情報をそれぞれ取得する。選択される第1BPおよび第2BPは、事前定義済み規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。具体的には、以下のようにして、各BPjにつき、対応するサブバンドおよびそのプリコーディング情報を取得することができる。
BPjがNj個のサブバンドを含むと仮定する。端末は、式(1)で表されるように、事前設定済みの基準1に基づいてサブバンド識別子i0を計算する。さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドのプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。別法として、端末は、事前設定済みの基準3に従って、かつ特に式(3)に基づく結合選択を通して、サブバンド識別子i0およびプリコーディング行列インジケータj0を取得する。端末は、事前設定済みの基準4に従って、かつ特に式(4)に基づく計算を通して、ワイドバンドプリコーディング情報を取得する。
本明細書における表現「第1BP」および「第2BP」は、BPを区別することのみを意図しており、BPの位置、順序、または数を制限するものではない。
302: 端末が、第1BP内で選択されたサブバンドの識別子およびプリコーディング情報、ならびに第2BP内で選択されたサブバンドの識別子およびプリコーディング情報を、データ送信端にフィードバックする。
サブバンドのプリコーディング情報は、サブバンドのプリコーディング行列インジケータ(PMI)(単一のコードブックが適用される場合)、または、プリコーディング情報の周波数選択性部分(プリコーディング行列がワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報との2つの部分からなる場合)とすることができることに留意されたい。
具体的には、端末は、ステップ301で取得された、サブバンド識別子、およびサブバンドプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)に対して結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドの識別子およびプリコーディング情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
303: データ送信端が、第1BP内のサブバンドの識別子および対応するプリコーディング情報、ならびに第2BP内のサブバンドの識別子および対応するプリコーディング情報を受信する。
第1BPと第2BP内のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報は、同じサブフレーム中で送信できることに留意されたい。他のBP中のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報を送信するのに使用されるサブフレームが、第1BPおよび第2BP内のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報を送信するのに使用されるサブフレームと同じであってもよく、異なってもよい。
ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよいことに留意されたい。ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、結合符号化してもよく、別々に符号化してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。
<実施形態4>
図4を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPは少なくとも1つのサブバンドを含む。この方法は以下を含む。
401: データ送信端と共に事前定義された第2の規則に従って、端末が、第1BPおよび第2BP内でそれぞれサブバンドを選択し、2つのサブバンドのプリコーディング情報をそれぞれ取得する。第1BPおよび第2BPは、事前定義済みの第1の規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。
具体的には、以下のようにして、各BPjにつき、対応するサブバンドおよびそのプリコーディング情報を取得することができる。
具体的には、端末およびデータ送信端によって事前定義された第2の規則は、周波数の低い順に連続的に走査することを通してBP中でサブバンドを取得すること、または、周波数の高い順に連続的に走査することを通してBP中でサブバンドを取得すること、または、事前定義済み関数に従って対応するサブバンドを取得することであってよい。
さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドに関するプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。
さらに、図4を参照すると、第1BPおよび第2BP中のサブバンドが決定されてサブバンドのプリコーディング情報もまた決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
402: 端末が、第1BPおよび第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報をデータ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ401で取得された第1BPおよび第2BPのサブバンドプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性部分プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)に対して結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドプリコーディング情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
403: データ送信端が、第1BPおよび第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信する。
第1BPと第2BP中で選択されたサブバンドのプリコーディング情報が、同じサブフレーム中で送信されることに、特に留意されたい。他のBP中のサブバンドのプリコーディング情報を送信するのに使用されるサブフレームが、第1BPおよび第2BP中のサブバンドのプリコーディング情報を送信するのに使用されるサブフレームと同じであってもよく、異なってもよい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、結合符号化してもよく、別々に符号化してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、データ送信端および端末によって事前定義される。したがって、サブバンド識別子を送信する必要はなく、オーバヘッドが節約される。
<実施形態5>
図5を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPは少なくとも1つのサブバンドを含む。この方法は以下を含む。
501: 端末が、事前設定済みの基準に従って第1BP内でサブバンドを選択し、サブバンドのプリコーディング情報を取得する。第1BPは、事前定義済み規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。
具体的には、サブフレームを介して報告される対応する帯域幅部分がBPjであり、この帯域幅部分がNj個のサブバンドを含むと仮定する。端末は、式(1)で表されるように、事前設定済みの基準1に基づいてサブバンド識別子i0を計算する。
さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドに関するプリコーディング情報が、基準2に従って計算される。別法として、端末は、式(3)に示されるように、事前設定済みの基準3に基づいて、サブバンド識別子i0およびプリコーディング行列インジケータj0を計算する。さらに、式(4)を通して、事前設定済みの基準4に従ってワイドバンドプリコーディング情報j0,1も計算することができる。
さらに、第1BP内でサブバンドが選択されてサブバンドのプリコーディング情報が取得された後、この方法はさらに、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、サブバンドのチャネル品質インジケータ(CQI)を計算することを含んでよい。
さらに、図5を参照すると、第1BP内でサブバンドが選択されてプリコーディング情報およびCQIが決定された後、この方法は以下を含んでよい。
502: 端末が、第1BP内で選択されたサブバンドの識別子、ならびにサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ501で取得されたサブバンド識別子i0およびサブバンドプリコーディング情報j0(単一のコードブックが適用される場合)、またはj0に対応する周波数選択性プリコーディング情報j0,2(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)、ならびにCQIの結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIは、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
503: データ送信端が、第1BP中のサブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIを受信する。
異なるBP中のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報が、異なるサブフレーム中で送信されることに、特に留意されたい。さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。CQIとプリコーディング情報とを同時に送信して、周波数スケジューリング利得を向上させ、変調符号化モードの正確な選択を容易にすることができる。
<実施形態6>
図6を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPは少なくとも1つのサブバンドを含む。この方法は以下を含む。
601: データ送信端と共に事前定義された第2の規則に従って、端末が、第1BP内で選択されたサブバンドを決定し、サブバンドのプリコーディング情報を取得する。第1BPは、事前定義済みの第1の規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得される。
具体的には、端末およびデータ送信端によって事前定義された第2の規則は、周波数の低い順に連続的に走査することを通してBP内でサブバンドを取得すること、または、周波数の高い順に連続的に走査することを通してBP内でサブバンドを取得すること、または、事前定義済みランダム化関数に従って対応するサブバンドを取得することであってよい。
さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドに関するプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。
さらに、第1BP内でサブバンドが選択されてサブバンドのプリコーディング情報が取得された後、この方法はさらに、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、サブバンドのチャネル品質インジケータ(CQI)を計算することを含んでよい。
さらに、図6を参照すると、第1BP中のサブバンド、ならびにサブバンドのプリコーディング情報およびCQIが決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
602: 端末が、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ601で取得されたプリコーディング情報j0(単一のコードブックが適用される場合)、またはj0に対応する周波数選択性プリコーディング情報j0,2(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)、およびCQIの結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。
603: データ送信端が、第1BP内のサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを受信する。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、データ送信端および端末によって事前定義される。したがって、サブバンド識別子を送信する必要はなく、オーバヘッドが節約される。CQIとプリコーディング情報とを同時に送信して、周波数スケジューリング利得を向上させ、変調符号化モードの正確な選択を容易にすることができる。
<実施形態7>
図7を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は、少なくとも2つのBPに分割される。この方法は以下を含む。
701: UEが、事前設定済みの基準に従って、第1BPおよび第2BP中でそれぞれサブバンドを選択し、2つのサブバンドのプリコーディング情報をそれぞれ取得する。第1BPおよび第2BPは、事前定義済み規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。具体的には、以下のようにして、各BPjにつき、対応するサブバンド、およびサブバンドのプリコーディング情報を取得することができる。
BPjがNj個のサブバンドを含むと仮定する。端末は、式(1)で表されるように、事前設定済みの基準1に基づいてサブバンド識別子i0を計算する。さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドのプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。別法として、端末は、式(3)に基づく結合選択を通して、サブバンド識別子i0およびプリコーディング行列インジケータj0を取得することができ、式(4)に基づいてワイドバンドプリコーディング情報を計算することができる。
さらに、第1BPおよび第2BP内でサブバンドが選択されてサブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、サブバンドのチャネル品質インジケータ(CQI)を計算すること、および、第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、サブバンドのチャネル品質インジケータ(CQI)を計算することを含んでよい。
702: 端末が、第1BP内で選択されたサブバンドの識別子と、対応するサブバンドのプリコーディング情報およびCQIと、第2BP内で選択されたサブバンドの識別子と、対応するサブバンドのプリコーディング情報およびCQIとを、データ送信端にフィードバックする。
単一コードブックの場合は、サブバンドのプリコーディング情報は、サブバンドのプリコーディング行列インジケータ(PMI)とすることができ、デュアルコードブックの場合(すなわちプリコーディング行列がワイドバンドプリコーディング行列と周波数選択性プリコーディング行列との2つの部分からなる)は、サブバンドのプリコーディング情報は、プリコーディング情報の周波数選択性部分とすることができることに留意されたい。
具体的には、端末は、ステップ701で取得された、サブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIに対して結合符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドの識別子およびプリコーディング情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
703: データ送信端が、第1BP中のサブバンドの識別子と、このサブバンドのプリコーディング情報およびCQIと、第2BP中のサブバンドの識別子と、このサブバンドのプリコーディング情報およびCQIとを受信する。
第1BPと第2BP中のサブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIは、同じサブフレーム中で送信できることに特に留意されたい。他のBP中のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報を送信するのに使用されるサブフレームが、第1BPおよび第2BP中のサブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIを送信するのに使用されるサブフレームと同じであってもよく、異なってもよい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、結合符号化してもよく、別々に符号化してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、各BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。CQIとプリコーディング情報とを同時に送信して、周波数スケジューリング利得を向上させ、変調符号化モードの正確な選択を容易にすることができる。
<実施形態8>
図8を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPは少なくとも1つのサブバンドを含む。この方法は以下を含む。
801: データ送信端と共に事前定義された第2の規則に従って、端末が、第1BPおよび第2BP内でそれぞれサブバンドを選択し、2つのサブバンドのプリコーディング情報をそれぞれ取得する。第1BPおよび第2BPは、事前定義済みの第1の規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。
具体的には、以下のようにして、各BPjにつき、対応するサブバンドおよびそのプリコーディング情報を取得することができる。
具体的には、端末およびデータ送信端によって事前定義された第2の規則は、周波数の低い順に連続的に走査することを通してBP中でサブバンドを取得すること、または、周波数の高い順に連続的に走査することを通してBP中でサブバンドを取得すること、または、事前定義済み関数に従って対応するサブバンドを取得することであってよい。
さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドに関するプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。
さらに、第1BPおよび第2BP中でサブバンドが選択されてサブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、サブバンドのチャネル品質インジケータ(CQI)を計算すること、および、第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、サブバンドのチャネル品質インジケータ(CQI)を計算することを含んでよい。
さらに、図8を参照すると、第1BPおよび第2BP内のサブバンド、ならびにサブバンドのプリコーディング情報およびCQIが決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
802: 端末が、第1BPおよび第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ801で取得された第1BPおよび第2BPのサブバンドプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)、ならびにCQIの結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドのプリコーディング情報およびCQIは、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
803: データ送信端が、第1BPおよび第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを受信する。
第1BPと第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報およびCQIは、同じサブフレーム中で送信されることに特に留意されたい。他のBP中のサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを送信するのに使用されるサブフレームが、第1BPおよび第2BP中のサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを送信するのに使用されるサブフレームと同じであってもよく、異なってもよい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、結合符号化してもよく、別々に符号化してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、データ送信端および端末によって事前定義される。したがって、サブバンド識別子を送信する必要はなく、オーバヘッドが節約される。CQIとプリコーディング情報とを同時に送信して、周波数スケジューリング利得を向上させ、変調符号化モードの正確な選択を容易にすることができる。
<実施形態9>
図9を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は、少なくとも2つのBPに分割される。この方法は以下を含む。
901: UEが、事前設定済みの基準に従って、第1BPおよび第2BP内でそれぞれサブバンドを選択し、2つのサブバンドのプリコーディング情報をそれぞれ取得する。第1BPおよび第2BPは、事前定義済み規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。具体的には、以下のようにして、各BPjにつき、対応するサブバンドおよびそのプリコーディング情報を取得することができる。
BPjがNj個のサブバンドを含むと仮定する。端末は、式(1)で表されるように、事前設定済みの基準1に基づいてサブバンド識別子i0を計算する。さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドのプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。別法として、端末は、式(3)で表されるように、事前設定済みの基準3に基づいて、サブバンド識別子i0およびプリコーディング行列インジケータj0を計算する。さらに、式(4)を通して、事前設定済みの基準4に従ってワイドバンドプリコーディング情報j0,1も計算することができる。
さらに、第1BPおよび第2BP内でサブバンドが選択されてサブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに、第1BPおよび第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、選択された全てのサブバンドのCQIを計算することを含んでよい。実施形態7では、選択された各サブバンドのCQIがそれぞれ計算されるという点で、実施形態7は以下の点でこの実施形態とは異なることに特に留意されたい。
902: 端末が、第1BP内および第2BP中で選択された全てのサブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIを、データ送信端にフィードバックする。
サブバンドのプリコーディング情報は、サブバンドのプリコーディング行列インジケータ(PMI)とすることができ(単一のコードブックが適用される場合)、または、プリコーディング情報の周波数選択性部分とすることができる(プリコーディング行列がワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報との2つの部分からなる場合)に留意されたい。
具体的には、端末は、ステップ901で取得されたサブバンド識別子およびサブバンドプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)、ならびにCQIの結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドの識別子およびプリコーディング情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
903: データ送信端が、第1BPおよび第2BP中で選択された全てのサブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIを受信する。
第1BPと第2BP中のサブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIは、同じサブフレーム中で送信できることに特に留意されたい。他のBP中のサブバンドの識別子およびプリコーディング情報を送信するのに使用されるサブフレームが、第1BPおよび第2BP中のサブバンドの識別子、プリコーディング情報、およびCQIを送信するのに使用されるサブフレームと同じであってもよく、異なってもよい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、結合符号化してもよく、別々に符号化してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。CQIとプリコーディング情報とを同時に送信して、周波数スケジューリング利得を向上させ、変調符号化モードの正確な選択を容易にすることができる。
<実施形態10>
図10を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPは少なくとも1つのサブバンドを含む。この方法は以下を含む。
1001: データ送信端と共に事前定義された第2の規則に従って、端末が、第1BPおよび第2BP内でそれぞれサブバンドを選択し、2つのサブバンドのプリコーディング情報をそれぞれ取得する。第1BPは、事前定義済みの第1の規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得される。
具体的には、以下のようにして、各BPjにつき、対応するサブバンドおよびそのプリコーディング情報を取得することができる。
具体的には、端末およびデータ送信端によって事前定義された第2の規則は、周波数の低い順に連続的に走査することを通してBP内でサブバンドを取得すること、または、周波数の高い順に連続的に走査することを通してBP内でサブバンドを取得すること、または、事前定義済み関数に従って対応するサブバンドを取得することであってよい。
さらに、選択されたサブバンドが取得された後、式(2)で表されるように、サブバンドに関するプリコーディング情報が、事前設定済みの基準2に従って計算される。
さらに、第1BPおよび第2BP内でそれぞれサブバンドが選択されてサブバンドのプリコーディング情報が取得された後、この方法はさらに、第1BPおよび第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいて、選択された全てのサブバンドのCQIを計算することを含んでよい。実施形態8は、選択された各サブバンドのCQIを、選択されたサブバンドのプリコーディング情報に基づいてそれぞれ計算するという点で、この実施形態とは異なることに特に留意されたい。
さらに、図10を参照すると、第1BPおよび第2BP中のサブバンド、ならびに選択された全てのサブバンドのプリコーディング情報およびCQIが決定された後、この方法は以下を含んでよい。
1002: 端末が、第1BPおよび第2BP内で選択された全てのサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1001で取得された第1BPおよび第2BPのサブバンドプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)、ならびにCQIの結合符号化を実施し、結合符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、サブバンドのプリコーディング情報およびCQIは、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1003: データ送信端が、第1BPおよび第2BP内で選択された全てのサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを受信する。
第1BPと第2BP内のサブバンドのプリコーディング情報およびCQIは、同じサブフレーム中で送信されることに特に留意されたい。他のBP中のサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを送信するのに使用されるサブフレームが、第1BPおよび第2BP中のサブバンドのプリコーディング情報およびCQIを送信するのに使用されるサブフレームと同じであってもよく、異なってもよい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、結合符号化してもよく、別々に符号化してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、データ送信端および端末によって事前定義される。したがって、サブバンド識別子を送信する必要はなく、オーバヘッドが節約される。CQIとプリコーディング情報とを同時に送信して、周波数スケジューリング利得を向上させ、変調符号化モードの正確な選択を容易にすることができる。
<実施形態11>
ワイドバンドプリコーディング情報に対するプリコーディング行列の依存性を考慮し、送信プロセスにおいてワイドバンドプリコーディング情報を保護して、ワイドバンドプリコーディング情報の信頼性を向上させることができる。この実施形態は、ワイドバンドプリコーディング情報をフィードバックする方法を提供する。
図11を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。この方法は以下を含む。
1101: 端末が、事前設定済みの基準に従って、システム帯域幅全体に関するプリコーディング情報(「ワイドバンドプリコーディング情報」と呼ばれる)を計算する。
具体的には、端末は、式(4)を通して、事前設定済みの基準4に従ってワイドバンドプリコーディング情報を計算することができる。
さらに、図11を参照すると、ワイドバンドプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1102: 端末が、ワイドバンドプリコーディング情報をデータ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ワイドバンドプリコーディング情報を符号化して、これを、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、ワイドバンドプリコーディング情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。ワイドバンドプリコーディング情報は、CQIやRI(Rank Indicator、ランクインジケータ)情報などの、他の情報と共に結合符号化にかけられることはないことに特に留意されたい。
1103: データ送信端が、ワイドバンドプリコーディング情報を受信する。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と周波数選択性プリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、ワイドバンドプリコーディング情報が別個に送受信され、これにより、ワイドバンドプリコーディング情報の信頼性が向上し、ワイドバンドプリコーディング情報がサブバンドプリコーディング情報と共に使用されるときに引き起こされるエラー伝搬が低減される。
<実施形態12>
この実施形態は、以下の点で実施形態1〜6とは異なることに留意されたい。すなわち、この実施形態では、上位レイヤの構成に応じて、サブバンドプリコーディング情報とCQIとを別個に送信するか、または同時に送受信することができる。
具体的には、上位レイヤの構成によりCQIを別個に送信することが必要とされるとき、最後に報告されたサブバンドプリコーディング情報がすでに存在する場合は、最後に報告されたサブバンドプリコーディング情報に従ってCQIが計算される。そうでない場合は、最後に報告されたワイドバンドプリコーディング情報に従ってCQIが計算される。
上位レイヤの構成によりプリコーディング情報を別個に送信することが必要とされるときは、実施形態1〜4のいずれか1つを適用することができる。上位レイヤの構成によりプリコーディング情報とCQIとを同時に送信することが必要とされるときは、実施形態5〜6のいずれか1つを適用することができる。
この実施形態における、プリコーディング情報およびCQIを送受信する方法を通して、システム構成のフレキシビリティが向上する。
<実施形態13>
図12を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は、少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1201: 端末が、事前設定済みの基準に従って、第1サブバンドすなわち第1BPのプリコーディング情報を取得する。第1BPは、事前定義済み規則に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。
具体的には、選択された第1サブバンドが取得された後、式(5)で表されるように、第1サブバンドのプリコーディング情報が、事前設定済みの基準5に従って計算される。
上式で、Wjは、プリコーディング行列セットW中のコードワードを表す。BP_indexは、BPのインデックスである。この場合、第1サブバンドの識別子は、BPインデックスBP_indexに等しい。h(BP_index,Wj)は、事前設定済みの基準5およびプリコーディング行列Wjに対応する第1サブバンドBP_indexの目的関数を表す。事前設定済みの基準5はスループット最大化基準とすることができることに留意されたい。基準に対応する目的関数は、スループット最大化関数とすることができる。スループット最大化関数は、情報容量に基づいて、または、相互情報量もしくは相互情報量の変動(相互情報量の重み付けなど)に基づいて計算することができる。
さらに、式(5)中のWjは、単一のコードブックCから選択することができる。この場合、PMI = j0が、対応する第1サブバンドのプリコーディング情報である。また、式(5)中のWjは、2つの行列
および
の関数とすることができ、
は、ワイドバンドプリコーディング行列を表し、コードブックC1から来るものである。
は、周波数選択性プリコーディング行列を表し、コードブックC2から来るものである。j1およびj2は、それぞれコードブックC1およびコードブックC2のインデックスに従って行列
および
を得るように構成される。この場合、j0に対応するワイドバンドプリコーディング行列インジケータおよび周波数選択性プリコーディング行列インジケータは、それぞれj0,1およびj0,2である。この場合、j0,2が、第1サブバンドBP_indexに対応するプリコーディング情報である。さらに、式(4)を通して、ワイドバンドプリコーディング情報j0,1を別個に選択することができる。
さらに、図12を参照すると、第1サブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1202: 端末が第1サブバンドのプリコーディング情報をデータ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1201で取得された第1サブバンドのプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)の符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1203: データ送信端が、第1サブバンドのプリコーディング情報を受信する。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と、第1サブバンドのプリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、サブバンドのプリコーディング情報が取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上する。
<実施形態14>
図13を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は、少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1301: 端末が、事前設定済みの基準に従って、第1サブバンドすなわち第1BPのプリコーディング情報を取得し第1サブバンドのプリコーディング情報に基づいて、第1サブバンドのCQIを計算する。第1BPは、事前定義済み基準に従って、例えば、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、取得することができる。
具体的には、第1サブバンドが取得された後、式(5)で表されるように、第1サブバンドのプリコーディング情報が、事前設定済みの基準5に従って計算される。さらに、第1サブバンドのプリコーディング情報に基づいて、第1サブバンドのCQIが計算される。すなわち、CQIの計算は、第1サブバンドが第1サブバンドのプリコーディング情報を使用するという仮定に基づく。
さらに、図13を参照すると、第1サブバンドのプリコーディング情報およびCQIが決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1302: 端末が第1サブバンドのプリコーディング情報およびCQIをデータ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1301で取得された第1サブバンドのプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)、およびCQIの符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1303: データ送信端が、第1サブバンドのプリコーディング情報およびCQIを受信する。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と、第1サブバンドのプリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、サブバンドのプリコーディング情報およびCQIが取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上し、周波数領域スケジューリングおよび変調符号化モード選択が容易になる。
<実施形態15>
図14を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は、少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1401: 端末が、事前設定済みの基準に従って、システム中の各サブバンドすなわち各BPのプリコーディング情報を取得し、各サブバンドのプリコーディング情報に基づいて、システム帯域幅のワイドバンドCQIを計算する。
具体的には、式(5)で表されるように、各サブバンドのプリコーディング情報が、事前設定済みの基準5に従って計算される。さらに、ワイドバンドCQIが、各サブバンドのプリコーディング情報に従って計算される。すなわち、CQI計算は、各サブバンドが各サブバンドのプリコーディング情報をそれぞれ使用するという仮定に基づく。
さらに、図14に示すように、各サブバンドのプリコーディング情報、およびワイドバンドCQIが決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1402: 端末が、各サブバンドのプリコーディング情報、およびワイドバンドCQIを、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1401で取得された各サブバンドのプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)、およびワイドバンドCQIの符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1403: データ送信端が、各サブバンドのプリコーディング情報、およびワイドバンドCQIを受信する。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と、BPのプリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、プリコーディング情報およびワイドバンドCQIが取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上し、周波数領域スケジューリングおよび変調符号化モード選択が容易になる。
<実施形態16>
図15を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は、少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1501: 端末が、事前設定済みの基準に従って、第1サブバンド(すなわち第1BP)および第2サブバンド(すなわち第2BP)のプリコーディング情報を取得する。第1BPおよび第2BPは、種々の報告サブフレームに従って周波数の低い順に連続的に走査することを通して、または別の事前定義済み規則に従って取得することができる。
具体的には、選択された第1サブバンドおよび第2サブバンドが取得された後、式(5)で表されるように、第1サブバンドおよび第2サブバンドのプリコーディング情報が、事前設定済みの基準5に従って計算される。
さらに、図15を参照すると、第1サブバンドおよび第2サブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1502: 端末が第1サブバンドおよび第2サブバンドのプリコーディング情報をデータ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1501で取得された第1サブバンドおよび第2サブバンドのプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)の符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1503: データ送信端が、第1サブバンドおよび第2サブバンドのプリコーディング情報を受信する。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と、サブバンドのプリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、BPのプリコーディング情報が取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上する。
<実施形態17>
図16を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、全てのBPは少なくとも1つのグループに分類される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1601: 端末が、事前設定済みの基準に従って、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報を取得する。第1サブバンドグループ中の各サブバンドは、それぞれBPと等価である。第1サブバンドグループに対応するBPは、周波数の低い順に連続的に走査することを通して取得するか、または別の事前定義済み規則に従って取得することができる。具体的には、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報は、式(5)で表されるように、事前設定済みの基準5に従って計算される。
さらに、図16に示すように、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1602: 端末が第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報を、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1601で取得される、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)の符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1603: データ送信端が、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報を受信する。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、サブバンドのプリコーディング情報がグループで取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上する。
<実施形態18>
図17を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割され、全てのBPは少なくとも2つのグループに分類される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1701: 端末が、事前設定済みの基準に従って、第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報を取得する。第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドは、それぞれBPと等価である。第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループに対応するBPは、周波数の低い順に連続的に走査することを通して取得するか、または別の事前定義済み規則に従って取得することができる。具体的には、第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報は、式(5)で表されるように、事前設定済みの基準5に従って計算される。
さらに、図17を参照すると、第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1702: 端末が第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報を、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1701で取得される、第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)の符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1703: データ送信端が、第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報を受信する。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と、第1サブバンドグループおよび第2サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、サブバンドのプリコーディング情報がグループで取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上する。
<実施形態19>
図18を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、全てのBPは少なくとも1つのグループに分類される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1801: 端末が、事前設定済みの基準に従って、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報を取得する。第1サブバンドグループ中の各サブバンドは、それぞれBPと等価である。第1サブバンドグループに対応するBPは、周波数の低い順に連続的に走査することを通して取得するか、または別の事前定義済み規則に従って取得することができる。具体的には、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報は、式(5)で表されるように、事前設定済みの基準5に従って計算される。
さらに、この方法は第1サブバンドグループのCQIを計算することを含む。CQIは、第1サブバンドグループ中の各サブバンドのプリコーディング情報に従って計算され、第1サブバンドグループのCQIと呼ばれる。
さらに、図18を参照すると、第1サブバンドグループのCQI、および各サブバンドのプリコーディング情報が決定された後、この方法はさらに以下を含んでよい。
1802: 端末が第1サブバンドグループのCQI、および各サブバンドのプリコーディング情報を、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1801で取得される、第1サブバンドグループのCQI、および各サブバンドのプリコーディング情報(単一のコードブックが適用される場合)、または対応する周波数選択性プリコーディング情報(デュアルコードブック構造が適用される場合、かつ、このケースでワイドバンドプリコーディング情報を別個にフィードバックできる場合)の符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1803: データ送信端が、第1サブバンドグループのCQI、および各サブバンドのプリコーディング情報を受信する。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
さらに、ワイドバンドプリコーディング情報と、第1BPグループのCQIおよび各BPのプリコーディング情報とは、同じサブフレーム中で報告してもよく、異なるサブフレーム中で報告してもよい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、サブバンドのプリコーディング情報がグループで取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上する。さらに、BPグループのCQIが提供され、これによって周波数領域スケジューリングおよび変調符号化モード選択が容易になる。
<実施形態20>
図19を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送受信する方法が提供される。システム帯域幅は少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、全てのBPは少なくとも1つのグループに分類される。この実施形態におけるサブバンドは仮想サブバンドであり、仮想サブバンドはBPと同じサイズであり、仮想サブバンドのサイズは、実際のシステム中で定義されるサブバンドのサイズと同じであってもよく、異なってもよい。この方法は以下を含む。
1901: 端末が、実施形態17〜18のいずれか1つに従って、システム中の全てのサブバンドグループのプリコーディング情報を、同じサブフレームまたは異なるサブフレームを介して送信する。
さらに、端末がシステム中の全てのサブバンドグループのプリコーディング情報を送信した後、この方法はさらに以下を含む。
1902: 端末が、ステップ1901で述べた各サブバンドのプリコーディング情報に従って、ワイドバンドCQIを計算する。具体的には、ワイドバンドCQIの計算は、各サブバンドグループがそれぞれのプリコーディング情報を使用するという仮定に基づく。
さらに、この方法は以下を含んでよい。
1903: 端末が、事前設定済みの基準に従って、ワイドバンドプリコーディング情報を取得する。具体的には、端末は、式(4)を通して、事前設定済みの基準4に従ってワイドバンドプリコーディング情報を計算することができる。
さらに、この方法は以下を含んでよい。
1904: 端末が、ステップ1902で取得されたCQI、およびステップ1903で取得されたワイドバンドプリコーディング情報を、データ送信端にフィードバックする。
具体的には、端末は、ステップ1902で取得されたCQI、およびステップ1903で取得されたワイドバンドプリコーディング情報の符号化を実施し、符号化された情報を、PUCCHを介してデータ送信端にフィードバックする。しかし、符号化された情報は、代わりにPUSCHを介してデータ送信端にフィードバックしてもよい。
1905: データ送信端が、システム中の全てのサブバンドグループのプリコーディング情報を受信する。プリコーディング情報は、端末によって、同じサブフレームまたは異なるサブフレームを介して送信される。
ステップ1905で同じサブフレームまたは異なるサブフレームを介して送信される各サブバンドグループのプリコーディング情報は、ステップ1901で同じサブフレームまたは異なるサブフレームを介して送信される各サブバンドグループのプリコーディング情報と整合することに留意されたい。
1906: データ送信端が、端末によって送信されたワイドバンドCQIおよびワイドバンドプリコーディング情報を受信する。
ステップ1906で述べたワイドバンドCQIおよびワイドバンドプリコーディング情報は、ステップ1902で述べたワイドバンドCQI、およびステップ1903で述べたワイドバンドプリコーディング情報と整合することに留意されたい。
さらに、ステップ1903で端末によって取得されるワイドバンドプリコーディング情報は、後でサブバンドのプリコーディング情報を取得するために端末によって使用されることになるプリコーディング情報のワイドバンドプリコーディング情報部分としてのみ使用される。ステップ1901における各サブバンドグループのプリコーディング情報は、各サブバンドグループのプリコーディング情報の取得時に端末によって報告できる最後のワイドバンドプリコーディング情報としてのみ使用される。
さらに、ワイドバンドCQIおよびワイドバンドプリコーディング情報を報告するためのサブフレームは、各サブバンドグループのプリコーディング情報を報告するためのサブフレームと同じであってもよく、異なってもよい。
BPは、実際のシステム中で定義される1つまたは複数のサブバンドを含んでよいことに留意されたい。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信する方法を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、サブバンドのプリコーディング情報がグループで取得されてフィードバックされ、これによってさらにシステムのプリコーディング性能が向上する。さらに、各サブバンドグループのプリコーディング情報に従ってワイドバンドCQIがフィードバックされ、これによって変調符号化モードのより正確な選択が容易になる。ワイドバンドプリコーディング情報は、ワイドバンドCQIの提供時に提供され、公用のワイドバンドプリコーディング情報が各サブバンドグループにつき提供される。
<実施形態21>
前述の方法実施形態に対応する図20を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を送信するための装置が提供される。この装置は、帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシステムに、適用可能である。この装置は、
事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って第1BP内でサブバンドを選択するように構成されたサブバンド選択ユニット2001と、
サブバンド選択ユニットによって第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を取得するように構成された情報取得ユニット2002と、
情報取得ユニットによって取得された、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するように構成された情報送信ユニット2003と、を備える。
システム帯域幅が少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割されるシナリオに適応するために、
サブバンド選択ユニット2001はさらに、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って第2BP内でサブバンドを選択するように構成され、
情報取得ユニット2002はさらに、サブバンド選択ユニットによって第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を取得するように構成され、
情報送信ユニット2003はさらに、情報取得ユニットによって取得された、第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するように構成される。
さらに、情報送信ユニット2003は特に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信し、PUCCHを介して、第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するように構成され、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するためのサブフレームは、第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じであるかまたは異なる。
さらに、サブバンド選択ユニット2001は特に、第1BP内で最も大きい容量またはスループットを有するサブバンドを選択するか、または事前設定済み報告順序に従って第1BP中でサブバンドを選択するように構成される。
情報取得ユニット2002はさらに、第1BP中で選択されたサブバンドのプリコーディング情報に従って、第1BP内で選択されたサブバンドのCQIを取得するように構成される。
情報送信ユニット2003はさらに、PUCCHを介して、第1BP内で選択されたサブバンドのCQIを送信するように構成され、CQIを送信するためのサブフレームは、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じである。
さらに、情報送信ユニット2003は、第1BP内で選択されたサブバンドのCQIと、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報との結合符号化を実施して、結合符号化された情報を取得し、結合符号化された情報を、PUCCHを介して同じサブフレーム中で送信するように構成され、または、第1BP内で選択されたサブバンドのCQIと、第1BP中で選択されたサブバンドのプリコーディング情報と、第1BP内で選択されたサブバンドの識別子との結合符号化を実施して、結合符号化された情報を取得し、結合符号化された情報を、PUCCHを介して同じサブフレーム中で送信するように構成される。
実施形態21における装置は、端末とすることができる。
この実施形態における、プリコーディング情報を送信するための装置を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。
<実施形態22>
前述の方法実施形態に対応する図21を参照すると、この実施形態では、プリコーディング情報を受信するための装置が提供される。この装置は、帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシステムに、適用可能である。この装置は、
端末によって送信された、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信するように構成された情報受信ユニット2100を備え、
第1BP内で選択されたサブバンドは、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って、端末によって選択される。
この実施形態における、プリコーディング情報を受信するための装置を通して、システム帯域幅が少なくとも1つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が受信され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。
以上の実施形態におけるデータ送信端は、NodeB(ノードB)、BS(Base Station、基地局)、ホームeNodeB、または中継局とすることができる。以上の実施形態における端末は、UE(User Equipment、ユーザ機器)またはMS(Mobile Station、移動局)とすることができる。
この実施形態における、プリコーディング情報を送受信するための装置を通して、システム帯域幅が少なくとも2つのBPに分割され、BP内でサブバンドが選択され、サブバンドのプリコーディング情報が取得され、これによってさらにサブバンドのプリコーディング性能が向上する。選択されるサブバンドは、UEに対してスケジュールされる確率がより高く、これによってシステムの性能全体が向上する。
前述の実施形態で提供した技術的解決法における内容の全部または一部は、ソフトウェアプログラムを介して実現することができ、ソフトウェアプログラムは、コンピュータハードディスク、CD-ROM、またはフロッピー(登録商標)ディスクなどの可読記憶媒体に記憶される。
以上の実施形態は、本発明の好ましい実施形態に過ぎず、本発明の範囲を限定するものとはしない。本発明の趣旨および原理を逸脱することなく当業者によって容易に導出できるどんな修正、変形、または置換も、本発明の保護範囲に含まれるはずである。
2001 サブバンド選択ユニット
2002 情報取得ユニット
2003 情報送信ユニット
2100 情報受信ユニット
第1の形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を送信する方法が提供される。この方法では、
システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPが少なくとも1つのサブバンドを含み、この方法は、
事前設定済みの基準(preset criterion)または事前定義(predefined rule)済み規則に従って第1BP内でサブバンドを選択すること、および、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を取得して送信することを含む。
第2の形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を受信する方法が提供される。この方法では、
システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPが少なくとも1つのサブバンドを含み、この方法は、
端末によって送信された、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信することを含み、
第1BP内で選択されたサブバンドは、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って、端末によって選択される。
第3の形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を送信するための装置が提供される。この装置は、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシナリオに、適用可能である。この装置は、
事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って第1BP内でサブバンドを選択するように構成されたサブバンド選択ユニットと、
サブバンド選択ユニットによって第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を取得するように構成された情報取得ユニットと、
情報取得ユニットによって取得された、第1BP中で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を送信するように構成された情報送信ユニットと、を備える。
第4の形態において、本発明の一実施形態における、プリコーディング情報を受信するための装置が提供される。この装置は、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシナリオに、適用可能である。この装置は、
端末によって送信された、第1BP中で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信するように構成された情報受信ユニットを備え、
第1BP中で選択されたサブバンドは、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って、端末によって選択される。

Claims (18)

  1. プリコーディング情報を送信する方法であって、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割され、各BPが少なくとも1つのサブバンドを含み、前記方法は、
    事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って第1BP内でサブバンドを選択する段階と、
    前記第1BP内で選択された前記サブバンドのプリコーディング情報を取得して送信する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記システム帯域幅が少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割され、
    前記事前設定済みの基準または前記事前定義済み規則に従って第2BP内でサブバンドを選択する段階と、
    前記第2BP内で選択された前記サブバンドのプリコーディング情報を取得して送信する段階と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信する前記段階が、
    物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信する段階を含み、
    前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信する前記段階が、
    前記PUCCHを介して、前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信する段階を含み、前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームが、前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じであるかまたは異なることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記事前設定済みの基準に従って前記第1BP内で前記サブバンドを選択する前記段階が、
    前記第1BP内で最も大きい容量またはスループットを有する前記サブバンドを選択する段階を含み、
    前記事前定義済み規則に従って前記第1BP内で前記サブバンドを選択する前記段階が、
    事前設定済み報告順序に従って前記第1BP内で前記サブバンドを選択する段階を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信する前記段階が、
    PUCCHを介して、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信する段階を含み、
    前記方法がさらに、
    前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報に従って、前記第1BP内で選択された前記サブバンドのCQIを取得する段階と、
    前記PUCCHを介して、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記CQIを送信する段階と、
    を含み、
    前記CQIを送信するためのサブフレームは、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記PUCCHを介して、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信する前記段階、および、前記PUCCHを介して、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記CQIを送信する前記段階であって、前記プリコーディング情報を送信するための前記サブフレームが前記CQIを送信するための前記サブフレームと同じである前記段階が、
    前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記CQIと、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報との結合符号化を実施して、結合符号化された情報を取得する段階と、
    前記結合符号化された情報を、前記PUCCHを介して同じサブフレーム中で送信する段階と、
    を含むか、または、
    前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記CQIと、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報と、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの識別子情報との結合符号化を実施して、結合符号化された情報を取得する段階と、
    前記結合符号化された情報を、前記PUCCHを介して同じサブフレーム中で送信する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. プリコーディング情報を受信する方法であって、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されるとともに、各BPが少なくとも1つのサブバンドを含み、
    前記方法は、端末によって送信された、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信する段階を含み、
    前記第1BP内で選択された前記サブバンドは、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って前記端末によって選択されることを特徴とする方法。
  8. 前記システム帯域幅は、少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割され、
    前記方法は、前記端末によって送信された、第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信する段階をさらに含み、
    前記第2BP内で選択された前記サブバンドは、前記事前設定済みの基準または前記事前定義済み規則に従って前記端末によって選択されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記端末によって送信された、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を受信する前記段階が、
    物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して前記端末によって送信された、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を受信する段階を含み、
    前記端末によって送信された、前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を受信する前記段階が、
    前記PUCCHを介して前記端末によって送信された、前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を受信する段階を含み、
    前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームは、前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じであるかまたは異なることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. プリコーディング情報を送信するための装置であって、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシナリオに適用可能であり、前記装置は、
    事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って第1BP内でサブバンドを選択するように構成されたサブバンド選択ユニットと、
    前記サブバンド選択ユニットによって前記第1BP内で選択された前記サブバンドのプリコーディング情報を取得するように構成された情報取得ユニットと、
    前記情報取得ユニットによって取得された、前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するように構成された情報送信ユニットと、
    を備えることを特徴とする装置。
  11. システム帯域幅が少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割されるシナリオに適用可能であり、
    前記サブバンド選択ユニットがさらに、前記事前設定済みの基準または前記事前定義済み規則に従って第2BP内でサブバンドを選択するように構成され、
    前記情報取得ユニットがさらに、前記サブバンド選択ユニットによって前記第2BP内で選択された前記サブバンドのプリコーディング情報を取得するように構成され、
    前記情報送信ユニットがさらに、前記情報取得ユニットによって取得された、前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記情報送信ユニットが特に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して、前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信し、前記PUCCHを介して、前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するように構成され、
    前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームは、前記第2BP中で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じであるかまたは異なることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記サブバンド選択ユニットが特に、前記第1BP内で最も大きい容量またはスループットを有する前記サブバンドを選択するか、または、
    事前設定済み報告順序に従って前記第1BP内でサブバンドを選択するように構成されていることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記情報取得ユニットがさらに、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報に従って、前記第1BP中で選択された前記サブバンドのCQIを取得するように構成され、
    前記情報送信ユニットがさらに、PUCCHを介して、前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記CQIを送信するように構成されており、
    前記CQIを送信するためのサブフレームは、前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じであることを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記情報送信ユニットが、前記第1BP中で選択された前記サブバンドの前記CQIと、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報との結合符号化を実施して、結合符号化された情報を取得し、前記結合符号化された情報を、前記PUCCHを介して同じサブフレーム中で送信するように構成され、または、
    前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記CQIと、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報と、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの識別子との結合符号化を実施して、結合符号化された情報を取得し、前記結合符号化された情報を、前記PUCCHを介して同じサブフレーム中で送信するように構成されることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. プリコーディング情報を受信するための装置であって、システム帯域幅が少なくとも1つの帯域幅部分(BP)に分割されて各BPが少なくとも1つのサブバンドを含むシナリオに適用可能であり、
    端末によって送信された、第1BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信するように構成された情報受信ユニットを備えており、
    前記第1BP内で選択された前記サブバンドは、事前設定済みの基準または事前定義済み規則に従って前記端末によって選択されることを特徴とする装置。
  17. システム帯域幅が少なくとも2つの帯域幅部分(BP)に分割されるシナリオに適用可能であり、
    前記端末によって送信された、第2BP内で選択されたサブバンドのプリコーディング情報を受信するようにさらに構成された前記情報受信ユニットを備えており、
    前記第2BP内で選択された前記サブバンドは、事前設定済みの基準に従って前記端末によって選択されることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記情報受信ユニットがさらに、前記PUCCHを介して前記端末によって送信された、前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報、および前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を受信するように構成されており、
    前記第2BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームが、前記第1BP内で選択された前記サブバンドの前記プリコーディング情報を送信するためのサブフレームと同じであるかまたは異なることを特徴とする請求項17に記載の装置。
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