JP2013529365A - ポータブルデバイス用の電力モジュール - Google Patents

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    • H02J7/342The other DC source being a battery actively interacting with the first one, i.e. battery to battery charging

Abstract

汎用電力管理システムについて記載する。前記システムは、交換可能であり取り外しが容易でありかつ接続可能である汎用電力モジュール(UPM)と、スマートホンスキンおよびドアと、複数のデバイスの充電を自動管理するためのアプリケーションとからなる。前記システムは、多様なポータブル電子デバイスと適合する。
【選択図】図26

Description

本出願は、米国仮出願第61/349635号(出願日:2010年5月28日)、第61/383878号(出願日:2010年9月17日)、第61/385509号(出願日:2010年9月22日)、および第61/411283号(出願日:2010年11月8日)に対する優先権を主張する。本明細書中、同文献のそれぞれの内容全体を参考のため援用する。
本明細書中に記載の発明の時点における当業者に公知のような技術水準をより詳細に説明するために、本明細書中引用される全ての特許、特許出願および公開文献の全体を参考のため援用する。
ポータブル家電(CE)(例えば、携帯電話(従来のセル式携帯電話およびスマートホン)、MP3プレーヤ、ハンドヘルドゲームおよびeブックリーダ)はますます普及しており、ますます要求電力の高い用途および能力への電力供給のために電池電力が用いられている。しかし、ポータブルCEデバイスの主要技術は発展しているにもかかわらず、電池技術は沈滞気味であるため、OEMにおける高電力機能の追加は不可能となっており、またユーザのデバイス利用可能様態も制限されている。
汎用電力管理システムについて記載する。前記汎用電力管理システムは、交換可能でありかつ取り外しが容易でありかつ接続可能な汎用電力モジュール(UPM)、スマートホンスキンおよびドアと、複数のデバイスへの給電を自動管理するためのアプリケーションとからなる。前記システムは、多様なポータブル電子デバイスに適合する。
UPMを挙げると、通信および電力入力/出力ポート(例えば、USBポート(例えば、多数のスマートホンへの充電およびインターフェースのために現在用いられている「マイクロUSB」ポート))がある。UPMを特定のスキンまたはドアを通じてデバイスに接続することにより、当該デバイスの電池寿命を延ばすことができる。一局面において、前記UPMが同一または適合するフォームファクターを持つ場合、モジュールをリエンジニアリングする必要無く前記UPMを多様なシステムに容易に用いることが可能となる。他の局面において、前記フォームファクターは変化し得る。適切なスキン/電池ドアを変更して各独自のデバイスに適合させることにより、異なるデバイスに対応することが可能となる。さらに、各UPMは、モジュール間相互接続(IMI)バスを含む。前記モジュール間相互接続(IMI)バスにより、UPM間の接続性、管理およびモジュール間電力転送ならびに/またはUPMおよびデバイス間の接続性、管理およびモジュール間電力転送が可能となる。各UPMはまた、充電回路も含む。前記充電回路は、外部源から電力を受容し、電池への電力転送の管理を安全かつ有効な様態で行う。UPMは、プロセッサも含む。前記プロセッサは、UPMとポータブルデバイスとの間の充電の転送を管理する。これらのプロセッサは、前記IMIバスを介して通信し、コンピュータで読み出し可能なメモリ中に保存されたファームウェア命令を実行する。
1つ以上の実施形態において、前記UPMは、単一の配線の自己構成可能なバスを含む。例えば、前記単一の配線はBUS3である。前記自己構成は、プロトコル定義の結果得られる。前記プロトコルは、例えば多様なアイテム(例えば、ケーブル、UPM)を差し込む/引き抜く際または電池がフル充電状態である場合に前記バスが自己構成するための1つの方法である。
1つ以上の実施形態において、前記UPMは、DC/DC変換に合わせて構成される。前記DC/DC変換器において、USB電力(典型的には5V+/−0.25V)が、標準的またはマイクロUSBコネクタおよび他の非標準的コネクタ(例えば、Apple30ピンコネクタ)を用いて提供される。充電などの目的のための局所的な低電圧電力を提供するための標準化されたマイクロUSBコネクタがグローバルトレンドとなっているため、前記UPMを一定範囲のデバイスのための電力プラットフォームとして用いることができ、また、柔軟性および相互接続性をユーザに提供することができる。
本発明について、以下の図面を参照して説明する。図面はひとえに例示目的のために示すものであり、制限的なものではない。
1つ以上の実施形態による3つのUPMを含む電力管理システムを示す。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの斜視図である。前記ツーピースハウジングは、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態による、ケースおよび取り付けられたUPMの斜視図である。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの前側の斜視図である。 本明細書中に記載の特定の実施形態によるUPMの上面図および側端面図である。 1つ以上の実施形態による、フックおよびフックレシーバを用いた機構を用いて2つのUPMをスタックするプロセスを示す。 1つ以上の実施形態による、3つのUPMのスタックをIMIバスを介してスマートホンへと接続することで電力ハブを形成する様子を示す機能図である。 1つ以上の実施形態による、2つのUPMから得られた電力ハブを示す。前記2つのUPMは、多様な源(例えば、(左)壁コンセント、(上)別のUPMまたは(右)ラップトップ)から給電(充電)される。 1つ以上の実施形態による独立型電力ハブを示す。前記独立型電力ハブを用いて、(左)単一のデバイスを充電することができ、(右)2つのポータブルデバイスを同時に充電することもできる。 1つ以上の実施形態によるUPMスタックを示す。前記UPMスタックは、AC電力源から充電することができ、複数のポータブル電子デバイスを充電することができる。 1つ以上の実施形態による一体型UPMのケースを示す。前記ケースも、電力ハブとして機能することができる。 1つ以上の実施形態によるUPMを示す。前記UPMは、前記デバイスの後ドアと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの背面図である。前記ツーピースハウジングは、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの側面図である。前記ツーピースハウジングは、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの背面図である。前記ツーピースハウジングは、UPMが取り付けられたポータブルデバイスと一体化される。前記UPMには、周辺デバイスおよび壁コンセントが取り付けられる。 1つ以上の実施形態による交換用電池ドア1401を示す。交換用電池ドア1401は、デバイスの内蔵された電池ドア用コネクタによって前記デバイスへと取り付けられる。 1つ以上の実施形態による、交換用電池ドアに接続されたUPMと、前記UPMに接続された周辺デバイスおよび壁コンセントとを示す。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの背面図である。このツーピースハウジングは、UPM無しでポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの側面図である。このツーピースハウジングは、UPM無しでポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるUPMが取り付けられたハウジングの背面図である。前記UPMは、周辺デバイスおよび壁コンセントへと接続される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの背面図である。前記ツーピースハウジングは、UPMが取り付けられ、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの側面図である。前記ツーピースハウジングは、UPMおよび壁コンセントが取り付けられ、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの背面図である。前記ツーピースハウジングは、UPMが取り付けられ、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの側面図である。前記ツーピースハウジングは、UPMが取り付けられ、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態による交換用電池ドアを示す。前記交換用電池ドアは、デバイスの内蔵された電池ドア用コネクタを用いて前記デバイスへと取り付けられる。 1つ以上の実施形態による、交換用電池ドアを有するデバイスの正面図である。 1つ以上の実施形態による交換用電池ドアを示す。前記交換用電池ドアは、デバイスの内蔵された電池ドア用コネクタを用いて前記デバイスへと取り付けられる。前記電池ドアには、UPMが取り付けられる。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの正面図である。前記ツーピースハウジングは、UPMが取り付けられ、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるツーピースハウジングの上面図である。前記ツーピースハウジングは、UPMが取り付けられ、ポータブルデバイスと一体化される。 1つ以上の実施形態によるハウジングを示す。前記ハウジングには、2つのUPMのスタックが取り付けられる。 1つ以上の実施形態によるUPMの側端面図である。 1つ以上の実施形態による交換用電池ドアの側面図である。前記交換用電池ドアは、デバイスの内蔵された電池ドア用コネクタを用いて前記デバイスへと取り付けられる。前記電池ドアには、UPMが取り付けられる。 1つ以上の実施形態による、ブルートゥースヘッドセットと、ポータブルデバイスに取り付けられたUPMとの一体化を示す。 1つ以上の実施形態による、ブルートゥースヘッドセットと、ポータブルデバイスに取り付けられたUPMとの一体化を示す。 1つ以上の実施形態による、ブルートゥースヘッドセットと、ポータブルデバイスに取り付けられたUPMとの一体化を示す。 1つ以上の実施形態によるUPMの正面図であり、一体型音声スピーカを用いている。 1つ以上の実施形態によるUPMの側面図であり、一体型音声スピーカを用いている。 1つ以上の実施形態による、UPMとの一体化のためのフックを備えたブルートゥースヘッドセットを示す。
本明細書中、汎用電力モジュールシステムの特徴について、スマートホンを参照して説明する。しかし、前記システムは、任意のポータブルデバイス(例を非限定的に挙げると、ハンドヘルド電子ゲーム、mp3音楽プレーヤ、eブックリーダおよび類似のデバイス)とも用いることが可能である。
図1は、本明細書中に記載の一実施形態を示す。(UPM10a、UPM10bおよびUPM10cを含む)UPM10のスタックが、ポータブルデバイス(例えば、スマートホン11(ここではiPhoneを図示しているが、本明細書中に記載の発明は、任意のスマートホンまたはポータブルコンピューティングデバイス(例を非限定的に挙げると、上記のデバイス)を意図している))へと接続される。本電力管理システムの特徴として、UPMを相互に接続するかまたはUPMを多様な他のエネルギー源および/または電子デバイスへと接続することが可能な点があり、これにより、エネルギー容量の増加およびデバイス動作時間の増加と、多様な電子デバイスおよびUPM間での汎用送電とが可能となる。図1に示す電力管理システムは、3つのUPMを含む。これら3つのUPMは、IMIバス(図示せず)を介して接続され、これによりUPMスタックを形成する。しかし、前記システムは、任意の数のUPMを作動させることができる。一例として、単一のUPMを用いてもよいし、あるいは2つ以上のUPMを組み合わせてもよい。スタック可能なUPMの数は、制限されない。しかし、体積および重量などを考慮した場合、スタック可能なUPMの数が実際には制限される場合がある。
各UPMは、充電を保存することが可能な電池と、この電池とインターフェースをとる充電回路とを含む。前記充電回路は、前記電池への充電に用いられる電圧および電流を調整し、前記電池の電圧を監視することで、充電の開始および停止を行うタイミングを決定する。再充電可能な電池を用いたデバイスにおいて利用することが可能な市販の充電回路が多数存在する(例えば、Texas InstrumentsBQ24150AおよびFreescale SemiconductorMC34673(同製品のデータシートを本出願において援用し、別表Aおよび別表Bとしてそれぞれ記載する))。本発明は、任意の特定のモデルまたは多様な充電回路に限定されない。
上述したように、前記充電回路は、外部源からの電力を受容し、UPMの電池への電力転送を安全かつ有効な様態で管理する。このような動作には、いくつかのタスクが含まれる。前記タスクは、以下のステップのうち1つ以上であり得る:前記UPMの電池の現在の充電状態を決定するステップと、前記充電の電流を監視するステップと、前記充電の転送の制御を電流制御型または電圧制御型の様態で行うステップと、前記充電の転送を終了するタイミングを決定するステップ(危険な充電条件に起因する終了を含む)。
取り外し可能な電池を用いたポータブルデバイスは一般的には、前記デバイスの筐体内または別個の充電モジュール内に充電回路を収容する。前記充電回路を前記デバイスそのものの内部に設けた場合、前記電池の充電を前記電池を前記デバイスに挿入したときにしか行うことができず、前記電池を別個に充電することはできない。従来技術のように前記充電回路を専用充電モジュール内に設けた場合、前記電池を別個に充電することが可能になるものの、ユーザが別個の充電器を持ち歩く必要が出てくるため、携帯性および利便性が低減する。
これとは対照的に、UPMは、充電回路および電池をひとまとめに扱う。UPMのハウジング内に充電回路を設けた場合、いくつかの目的が得られる。すなわち、ユーザが別個の充電器を持ち歩く必要が無くなるため、携帯性が向上する。前記UPMの充電を標準的マイクロ/USB電力ケーブルおよび電力源(例えば、ラップトップまたは壁コンセント)だけで行うことが可能となる。また、任意の数のUPMをスタックする(例えば、UPMだけをスタックするまたはケース上にスタックする)ことが可能となり、UPM内に充電回路を内臓させることにより、専用充電回路によって各電池を確実に管理することが可能となる。その結果、特に各電池の充電レベルを個々に制御および監視することが可能となり、以下に記載する「スマートな」充電アルゴリズムが促進される。この「スマートな」充電アルゴリズムは、UPMスタック内の特定の電池を選択的に充電することを含む。
UPM10のスタックは、デバイス専用ケーブル12によってポータブルデバイス11へと接続され得る。デバイス専用ケーブル12を通じて、充電および/またはデータをUPM10のスタックからスマートホン11へと転送することができる。デバイス専用ケーブル12はまた、充電および/またはデータを双方向に搬送することができる。デバイス専用ケーブル12の一端は、UPM13のうちの1つの充電出力ポートへと取り付けられる。デバイス専用ケーブル12の他端14は、スマートホン11そのものへと取り付けられる。汎用ケーブルを用いて、UPM10のスタックをポータブルデバイス11へと接続することも可能である。
UPM10のスタックをデバイス専用ケーブルによってスマートホン11へと取り付けた場合、前記UPMは、スマートホン11用の電力源として機能する(すなわち、スマートホン11を壁電力源へと差し込んだ場合または別のデバイス(例えば、デスクトップまたはラップトップコンピュータ)を介してスマートホン11を充電した場合と機能的に同等である)。UPM10のスタックは、スマートホン11の内部電池状態を定期的に問い合わせる。前記スマートホンの内部電池の充電レベルが100%である場合、前記UPMは、前記スマートホンへの充電の転送を実質的にオフにしている。前記内部電池充電状態が閾値(例えば、97%)に到達した場合、前記UPMは、前記内部スマートホン電池への充電を開始する。前記閾値は、100%未満から0%を越える範囲であれば、任意の値でよい。しかし、前記スマートホンの内部電池を実質的にフル充電状態で保つために前記閾値は典型的には高く(例えば、90〜99%)設定されることが多い。さらに、前記UPMのハウジングは、ボタン(図示せず)を含み得る。前記ボタンは、前記スマートホンの内部電池の前記UPMによる充電をオン/オフするように動作することができる。前記UPMから前記スマートホンへの充電転送を実質的にオフにしかつ必要な場合にのみ前記UPMを充電転送に利用することにより、保存された充電を前記UPMが浪費することが無くなり、よって、前記外部デバイスへの電力提供をより長時間にわたって行うことが可能となる。
UPM10のスタックを電力源(例えば、壁差し込み口あるいはラップトップまたはデスクトップコンピュータ)へ接続することも可能である。電力入力ケーブル16により、スタック10内のUPMのうち1つの充電入力ポートへと電力源が接続される。UPMのスタック(例えば、スタック10)が電力入力ケーブルによって電力源へと接続されると、UPMのスタックが以下のようにして集合的に充電される。適切な電力入力ケーブルを非限定的に挙げると、USB電力ケーブルおよびA/Cプラグケーブルがある。前記UPMスタックは、ポータブルデバイスおよび外部電力源へと同時に接続することができる。そのため、ポータブルデバイス11およびUPM10を同時に充電することが可能となる。
特定の実施形態において、前記UPMは、ポータブルデバイスと一体化されたハウジング、ケースまたはパネルに挿入することができる。図2は、本明細書中に記載されるいくつかの実施形態による例示的なケース20を示す。ケース20は、ポータブルデバイス(例えば、セル式携帯電話)を収容することを意図する。前記ケースを斜視図において示し、前記ケーシングの背面(例えば、前記ケースのうちデバイスから離隔する方向を向く側)が視認可能となっている。前記ケースは、上部24および下部25に分割可能であり、これにより、前記デバイスを前記ケース内に適合させることが可能となる。前記ケースのこれら2つの部分は、多様な機構を用いて接続させることが可能である。図2に示すように、下部25のリブ26を、上部24の溝部27内へとスライドさせて取り付ける。
別の実施形態において、前記ケースは、図13A〜図13Cに示すように水平方向に分割することが可能である。図13A〜図13Cに示すケースは、左部1310および右部1311に分割可能である。上部および下部へと分割可能なケースの場合と同等に、水平方向に分割可能なケースにより、多様な機構(例えば、図2に示すリブおよび溝部を用いた方法)を用いて右部および左部を接続させることが可能である。図13Aは、水平方向に分割可能なケースの背面図1301であり、図13Bは、水平方向に分割可能なケースの側面図1302である。図13Cは、UPMが取り付けられたケースを示す。さらに、UPMを電源(例えば、壁コンセント1305)へと接続することにより、UPMの電池またはデバイスの内部電池を直接充電することが可能である。また、前記UPMを用いて、外部デバイス(例えば、ブルートゥース音声デバイス1304)を充電することが可能である。前記UPMは、スマートホンおよび/または外部デバイスを(壁コンセントまたは他の電源に接続せずに)充電することができる。図13A〜図13Cに示すケースは、機械溝部1321を含む。これらの機械溝部1321を用いて、UPMのフックを受容する。溝部1321は、図13Aの左上の拡大図に示すように、上側の幅広部1321aおよび下側の幅狭部1321bを含む。図27に示すように、前記UPMの下部には、「フック」2710が設けられる。フック2710を用いて、前記UPMをポータブルデバイスまたは別のUPMへと取り付けることができる。UPMを前記ケースへ取り付けるには、前記UPMのフック2710を溝部1321の上側の幅広部1321aへと挿入する。上側の幅広部1321aは、前記フックを受容することができる。すなわち、前記フックは、上側の溝部1321aよりも幅狭である。その後、前記UPMアセンブリを下方に移動させて、フックシャンクと溝部1321の下側の幅狭部1321bとを係合させ、これによりケースへの接続を確実にする。フック2710は、フランジまたはリムまたはリップを有する。前記フランジまたはリムまたはリップは、溝部1321の幅狭部1321bよりも幅広であり、前記UPMを前記ケースへと固定するために用いられる。前記シャフトの長さは異なり得るが、典型的にはケース内面を越えたフック延長部を最小化させる長さである。前記フックの深さは、クリアランスが得られるだけの深さであり、前記デバイスから間隔を空けて配置されることが望ましい。
別の実施形態において、前記ケースは、可撓性材料からなる1つのピースによって構成され、ポータブル電話のケースの後部上に適合しかつ「パチリ」と嵌められる。
前記ケースは、前記UPMを前記ケースへと取り付けるための機構を含む。図2を参照して、前記ケースの後部は、UPMを受容するUPM接続アセンブリ21を含む。前記接続アセンブリは、前記ケース背面上の空間または領域を含む。前記空間または領域は、UPMを受容するように適合される。前記空間は、前記ケース背面中の中空部または窪みであってもよいし、あるいは、前記ケース背面の残り部分と同一面上であってもよい。前記空間は、図2に示すように1つ以上の隆起側部を備えた区画であり得る。あるいは、前記空間は、前記ケース背面上の実質的な平坦領域であってもよく、前記UPMを前記ケースへと固定するためのコネクタを含む。前記UPM接続アセンブリは、IMI接点28を含む。IMI接点28は、UPMの相補型IMIコネクタを接続させる(IMI接点およびIMIコネクタについて、以下により詳細に説明する)。ケースは、硬質材料で構成してもよいし、あるいは可撓性材料で構成してもよい。デバイスを収容する際に1つの部分のみを必要とするさらに他の設計も企図される(例えば、上記したスナップオンケース)。
図2を参照して、UPMを接続アセンブリに挿入するには、ユーザは、レール22とキャッチ23との間のUPM区画内へとUPMをスライドさせる(レール2611とキャッチ2612との間の空間に挿入されたUPM2610aを示す図26も参照されたい。さらなるUPM2610bがUPM2610aへと取り付けられる)。前記UPMが前記区画内へと完全に挿入されると、前記UPMは保持ラッチ23によって所定位置に保持される。図3に示すケース20において、UPM30がUPM区画21へと挿入される。UPMを前記接続アセンブリから取り外すには、ユーザは、保持ラッチ23を取り外す。図2に示すケースにおいては接続アセンブリ21内へのUPMの固定のためにレール22を用いているが、前記接続アセンブリは、同じ目的のために多様な広範囲のコネクタを含み得る(例を非限定的に挙げると、磁気接続、ベルクロ(商標)コネクタ、フック、スタッド、ラッチ、ダブテール、スナップ、ゴム)。前記接続方法において、以下に図14、図15および図16A〜図16Cを参照して説明するような機械溝部およびフックも利用可能である。図27に示すように、前記UPMの下部には「フック」2710が設けられる。フック2710を用いて、前記UPMをポータブルデバイスまたは別のUPMへと取り付けることができる。
いくつかの実施形態によれば、UPMのフック2710を用いて、前記UPMを取り外し可能なケースまたは取り外し可能な電池パネルへと固定することができる。図16A〜図16Cに示すケースは、UPMを取り付けるための溝部1621を含む。溝部1621は、図16Aの左上拡大図に示すように、上側の幅広部1621aと、下側の幅狭部1621bとを含む。UPMを前記ケースへと取り付けるには、UPMのフック2710(図27を参照)を溝部1621の上側の幅広部1621aへと挿入する。上側の幅広部1621aは、フックを受容することができる。すなわち、前記フックは、上側の溝部1621aよりも幅狭である。その後、前記UPMアセンブリを下方に移動させて、前記フックシャンクを溝部1621の下側の幅狭部1621bと係合させて、前記ケースへの接続を確実にする。フック2710は、フランジまたはリムまたはリップを有する。前記フランジまたはリムまたはリップは、溝部1621の幅狭部1621bよりも幅広であり、UPMをケースへと固定するために用いられる。前記シャフトの長さは変更可能であるが、典型的にはケース内面を越えたフック延長部を最小化させる長さである。前記フックの深さは、クリアランスが得られるだけの深さであり、前記デバイスから間隔を空けて配置されることが望ましい。
図16Aは、ケース1601の背面図であり、UPMは挿入されていない。図16Bは、ケースの側面図1602であり、UPMは用いていない。図17、図18、および図25はそれぞれ、UPMが挿入されたケース1603の背面図、側面図および上面図である。図16Cは、ケース1603を示し、前記挿入されたUPMに周辺デバイスが取り付けられている。UPMが挿入されると、前記UPMの電池を用いて前記デバイスの内部電池へ充電を提供することが可能となる。さらに、前記UPMを電源(例えば、壁コンセント1605またはPC、MAC、または他のパーソナルコンピューティングデバイス)へと接続することにより、前記UPMの電池または前記デバイスの内部電池を直接充電することも可能となる。また、前記ケースは、同期/充電ポートを有する。前記同期/充電ポートにより、ポータブルデバイス、UPMおよび前記UPMへ接続された任意の外部デバイスへの充電が可能となる。また、前記同期/充電ポートにより、データ転送(例えば、iTunesへの同期)も可能となる。また、前記UPMは、前記ポータブルデバイス、UPMおよび前記UPMへ接続された任意の外部デバイスへの充電を可能にする同期/充電ポートを有する。また、前記同期/充電ポートにより、データ転送(例えば、iTunesへの同期)も可能となる。一般的に、前記UPM上の充電ポートを用いて充電することが可能な任意のデバイスも、ケース上の同期/充電ポートを用いて充電することが可能であり、その逆も成り立つ。また、前記UPMを用いて、外部デバイス(例えば、ブルートゥース音声デバイス1604)へと充電することができる。
図16A〜図16Cに示す実施形態の場合、UPMがケース背面上の溝部に取り付けられていない場合において、流線形状を維持できるという利点がある。側面図1602に示すように、ケース背面は実質的に平坦である。そのため、UPMが取り付けられていない場合、ハンドヘルドデバイスの使用、保持または持ち運びにおいて邪魔になる突起部または大型穴部は存在しない。UPMをケース背面に取り付けるには、前記UPMのフックを前記ケース背面上の溝部内にスライドさせることで、接続を形成する。取り付けられたUPMは、前記ケース背面と同一面上にある。
図13A、図13Bおよび図24はそれぞれ、別の「実質的に平坦な」実施形態(例えば、図16A〜図16Cを参照して記載した実施形態)の背面図、側面図および正面図であり、UPMは取り付けられていない。図19および図20はそれぞれ、この実施形態の背面図および側面図であり、UPMが取り付けられている。図13Cは、この実施形態の背面図であり、UPMおよび周辺デバイスが取り付けられている。
フックおよび機械溝部を用いて、図14および図21に示すようにUPMを取り外し可能な電池パネルへと取り付けることが可能である。デバイスの内蔵された電池ドア用コネクタ(図示せず)を用いて、交換用電池ドア1401を前記デバイスへと取り付ける。前記電池ドア用コネクタ(図示せず)は、デバイス内に設けられた電池ドアの接続のために用いられる。交換用電池ドア1401は、充電用接点1402を含む。充電用接点1402は、前記デバイスの内部電池と電気接触するように構成され、かつ、UPMを用いて前記デバイスの内部電池へ充電するために用いられ得る。多様なデバイス専用方法(例えば、多数のRIMBlackBerryデバイスの場合、前記デバイスをドッキングクレードルに配置すれば、外部充電インターフェースを用いて内部電池を充電することができる。このインターフェースも、UPMを用いて内部電池を充電することができる)に従って、充電用接点1402が前記デバイスの内部電池へと接続される。充電用インターフェースは一般的にはデバイス専用であり、複数の公知の充電方法(例を非限定的に挙げると、USBケーブル、誘導充電、外部充電用接点による充電)のうち1つを用いることができる。
前記交換用ドアは、機械溝部1411を含む。これらの機械溝部1411は、UPMのフックを受容するために用いられる。溝部1411は、図14の左上拡大図に示すように、上側の幅広部1411aと、下側の幅狭部141lbとを含む。UPMを交換用ドアへと取り付けるには、前記UPMのフック2710を溝部1411の上側の幅広部1411aへと挿入する。上側の幅広部1411aは、フックも受容することができる。すなわち、前記フックは、上側の溝部1411aよりも幅狭である。その後、前記UPMアセンブリを下方へと移動させて、フックシャンクと溝部1411の下側の幅狭部1411bとを係合させて、前記ケースへの接続を確実にする。フック2710は、フランジまたはリムまたはリップを有する。前記フランジまたはリムまたはリップは、溝部1411の幅狭部1411bよりも幅広であり、前記UPMを交換用ドアへと固定するために用いられる。前記シャフトの長さは変更可能であるが、典型的にはケース内面を越えたフック延長部を最小化させる長さである。前記フックの深さは、クリアランスが得られるだけの深さであり、前記デバイスから間隔を空けて配置されることが望ましい(前記幅広部および幅狭部の位置は任意であり、逆にすることも可能である)。前記フックが機械溝部1411へと挿入されると、前記UPMは下方に移動して、前記UPMと電池ドア1401との間の接続が確実になる。前記UPMが取り付けられると、前記UPMは充電用接点1402を用いて、前記内部電池へ充電を提供する。
図15および図23は、交換用電池ドアへと接続されたUPM1501を示す。前記ドアへ取り付けられると、前記UPMの電池を用いて、前記デバイスの内部電池へ充電を提供することが可能となる。さらに、前記UPMを電源(例えば、壁コンセント1502)へと接続することにより、前記UPMの電池および/または前記デバイスの内部電池を直接充電することも可能である。また、前記UPMを用いて外部デバイス(例えば、ブルートゥース音声デバイス1503)を充電することも可能である。この実施形態の正面図を図22に示す。
あるいは、溝部を含むドアまたはUPMおよび充電用接点への他の接続手段または他のUPMを充電する手段が既にポータブルデバイスの製造業者によって提供されており、その場合交換用電池ドアは不要である。同様に、製造業者は、電池ドア無しにポータブルデバイスを提供することができるが、その場合、表面に含まれる溝部または他のUPM接続手段および充電用接点または他のUPM充電手段が用いられる。これらの2つのシナリオにおいて、交換用電池ドアまたは外部ケース無しでUPMを直接ポータブルデバイスに取り付けることができる。
上記した場合と同様に、図14および図15に示す交換用電池ドアの場合も、UPMがケース背面上の溝部に取り付けられていない場合において、流線形状を維持できるという利点がある。図28に示すように、交換用電池ドアの背面は実質的に平坦である。そのため、UPMが取り付けられていない場合、ハンドヘルドデバイスの使用、保持または持ち運びにおいて邪魔になる突起部または大型穴部は存在しない。UPMを交換用電池パネルの背面に取り付けるには、前記UPMのフックを前記パネル背面上の溝部内にスライドさせることで、接続を形成する。
図4は、図2に示すケース20の前側を示す。図示のように、前記ケースは、1つ以上の「パススルー」ポート41(例えば、図示のようなマイクロUSBポート)を含み得、これにより、ケース外部からスマートホンの通信および電力I/Oポートへアクセスすることが可能となる。これらのパススルー溝部により、前記スマートホンへのデータ転送および前記スマートホンからのデータ転送が可能となり、また、ユーザが前記スマートホンの内部電池を直接充電することも可能となる。特定の実施形態によれば、パススルーポート41により、ユーザは、前記スマートホンの内部電池への充電を行うことができるだけでなく、ケースに取り付けられた任意のUPMまたは外部ケーブルを介して取り付けられた任意のUPMも充電することができ、また、ケースに取り付けられたかまたは外部ケーブルを介して取り付けられた任意の外部デバイスも充電することができる。
さらに、前記ケースをポータブルデバイスのデータ/電力入力ポートに直接接続することもでき、これにより、前記ポータブルデバイスが接続アセンブリに挿入された際、前記ポータブルデバイスに対してUPMが確実に自動的に接続される。また、ケースは、UPMから電話への電力転送を制御するためのオン/オフスイッチも任意選択的に含み得る。図4に示す場合において、この接続は、コネクタ42を介して達成される。この実施形態において、前記ケースは、上記したデバイス専用ケーブル12の機能を組み込む。他の種類の接続も利用可能である(例えば、標準的ポートまたはマイクロ−USBポート、または3接点の電池充電コネクタ)。なぜならば、図4に示す30ピンiPhoneコネクタを備えていないスマートホンもあるからである。
いくつかのポータブル電子デバイス(例えば、Blackberryポータブルデバイス)は、ハウジング外部の内部電池へ充電を行うための接点を含む。このような場合、ケースは、ポータブルデバイスのハウジング上の接点と接続するための充電用接点を含み得る。あるいは、スマートホンの既存の電池ドアと、UPMを受容するように設計されたカスタムドアとを交換してもよい。このような配置構成は、図2、図3および図4に示すケースの機能的特徴全てを含み得る。他のポータブル電子デバイスは、USBポート、円形電力/データポートおよび充電用の電力源への他の接続手段を含む。いくつかの局面によれば、ケースは、これらの相互接続とインターフェースをとるように設計される。
前記ケースにより、スマートホンデバイスの側部/背面上に既に存在している多様なボタン/ポートへユーザがアクセスすることが可能となる。スマートホンにカメラが含まれる場合、ケース内にカメラレンズ用の開口部を設けることができ、これにより、前記スマートホンをケース20内に収容した場合においても、前記カメラを利用することが可能となる。例えば、図4は、音量調整43、音声出力差し込み口44、カメラレンズ45およびオン/オフスイッチ46のための開口部を示す。
前記ケースは、UPM電源の「ホットスワップ可能な」交換を可能にすることを意図している。換言すれば、UPMを開放および取り外して別のUPMと交換する際、ポータブルデバイスの機能の干渉は発生しない。また、ケース上のUPMの存在またはポータブル電子デバイスの機能の干渉に関係無く、新規UPMをケースUSBポートに差し込むことができる。前記UPMのプロセッサおよびIMIバスは、デバイスが接続されたのを自動的に検出し、必要であれば、前記UPMに命令して充電転送を開始させる。この機能の実行のために、ポータブルデバイスを変更することは不要である。なぜならば、上述したように、UPMを取り付けることは、スマートホン11を壁電力源に差し込むことまたは別のデバイス(例えば、デスクトップまたはラップトップコンピュータ)を介して充電することと機能的に等しいからである。
図5は、本明細書中に記載の特定の実施形態によるUPMの上面図(左)および側端面図(右)である。UPMは、ハウジング50の内側に電池電力源を含む。前記電池内に含まれる充電レベルを通知するために、LEDインジケータ51が前記ハウジングの外部に設けられる。あるいは、他の種類のインジケータも利用可能である(例えば、LCD、OLED)。これらのインジケータ51から、前記UPMのおおよその充電レベルを知ることができる(例えば、5個のうち3個が点灯している場合、残り充電量が60%である旨を示すことができる)。さらに、これらのLEDを用いて、他のイベントを通知することもできる(例えば、スタックまたはケースからのUPMの引き抜き/取り外し、スタックまたはケース内へのUPMの差し込み/取り付け、UPM内への充電器の差し込み、UPM内またはUPMからの充電の転送)。これらのLEDはUPMの上側および側部から視認可能となるように配置されているため、ユーザは、前記UPMがUPMスタックの一部を形成している場合においても、前記UPM中のおおよその残りの充電量を視認することができる。このような構成は、例えば、LEDインジケータ51を角度付き面(例えば、前記UPMの斜角縁部)上に配置するかまたは前記LEDを直角レセプタクル内に配置することにより、達成することができる。他のLEDの配置構成を用いて、前記UPMの上面および下面からの視認性を得ることも可能である。LEDインジケータ51は、連続的に点灯させてもよいし、あるいは、前記UPMの外側ケーシング上のボタン58が押圧された際にLEDインジケータ51を起動させてもよい。あるいは、前記LEDを定期的に点滅させてもよい。ボタン押圧の後に前記LEDの起動を一定時間にわたって行った場合、電力節減に繋がる。LEDはまた、情報伝達のために異なる色を用いてもよい(例えば、前記UPMの内部電池がフル充電状態である場合に緑色LEDを用い、前記内部電池が空である場合に赤色LEDを用いてもよく、あるいは、複数のUPMのグループ間の相対的充電レベルを通知するためにLEDを用いてもよい)。LED(例えば、英数字LED)を用いて、多様な情報をユーザに伝達することも可能である(例えば、残りの電池充電レベルのパーセンテージ)。
前記UPMはまた、複数のポート52を含む(図5中、マイクロUSBポートとして図示する)。これらのポートは、充電および/またはデータを取り扱うことができ、また、入力または出力専用ポートあるいは入力/出力用双方向ポートであり得る。これらのポートは、ポータブルデバイスへの電力提供のために、前記ポータブルデバイス(例えば、スマートホンまたは他のUPM)に接続することができ、また、UPMを充電するために電力源(例えば、壁コンセントまたはラップトップ/デスクトップコンピュータ)にも接続することができる。前記UPMはマイクロUSBコネクタの利用に限定されず、2ポートのみにも限定されない点に留意されたい。充電またはデータの転送に適した任意の種類の電気コネクタを用いて、UPMをポータブルデバイス(例えば、「ポゴ型」コネクタ)へ接続することが可能である。これらのコネクタは、入力のみとして機能することもできるし、出力のみとして機能することもできるし、あるいは双方向コネクタとして機能することもできる。
上述したように、いくつかのUPMをスタックすることにより、前記UPMを単一の電源ユニットとして機能させることができる。機械的には、このスタッキングはフック53およびフックレシーバ54を用いて行われるが、この目的のために任意の種類の機械コネクタが利用可能である。
図5に示す実施形態においては、「ドロップアンドスライド型」フックが用いられる。この実施形態において、ユーザは、1つのUPMを別のUPM上にスタックする。このスタック動作は、1つのUPMのフックを別のUPMのフックレシーバに挿入した後、横方向にスライドし、前記2つのUPMを所定位置にロックすることにより、行われる。図6は、2つのUPMをスタッキングするプロセスを示す。左図において、上側UPMのフック53を下側UPMのフックレシーバ54に挿入する。右図において、上側UPMを下側UPMに相対して前方に移動させて、前記フックを所定位置に固定する。フック53はフックレシーバ54のリップと係合し、これにより、前記UPMをロック位置に保持する。しかし、スタッキングはこの特定の種類の機械的接続に限定されない。広範な多様な物理的コネクタ(例えば、磁気接続、ベルクロコネクタ、フック、スタッド、ラッチ、ダブテール、スナップ、ゴム)を用いて、1つのUPMを別のUPMに物理的に接続させることが可能である。電気接続転送においては、機械的接続は不要である。
電気的には、UPMのスタッキングは、電気接点を用いて行われる。しかし、この目的のために任意の種類の電気コネクタが利用可能である。2つのUPMを(図6に示すように)相互にスタックした場合、1つのUPMのIMI接点55が、他方のUPMのIMIコネクタ56と電気的に接触する。各UPMは、IMI接点55およびIMIコネクタ56双方を含み、これにより、相互接続させることが可能であり(すなわち、UPMのスタックの「中間」において接続させることが可能であり)、あるいは、スマートホンケース内の適切なIMIに接続させることも可能である。図5に示す特定の実施形態において、IMIコネクタ56はバネ付勢された「ポゴ」型コネクタであり、これにより、隣接UPMのIMI接点55との確実な電子的接続が可能となる。しかし、本明細書中に開示される発明は、この特定の種類のコネクタに限定されない。広範な多様な電気接点、接続、ソケットなどを用いて、IMI接続を実行することが可能である(例えば、データおよび/または電力転送のための非物理的接点(例えば、RFまたは誘導充電))。スタッキング方向は、UPM筐体上の充電用接点の位置に依存する。例えば、充電用接点が側部に設けられたUPMモジュールの場合、水平方向にスタックされる。
図5および図6はまた、レール溝部57を示す。これらのレール溝部57は、UPMをケース(例えば、図2〜図4に示すケース)に挿入した際に前記UPMを固定するために用いられる。UPMをケースまたは電池ドアへと取り付けるための別の方法(例えば、上記した機械溝部およびフックを用いた方法)も利用可能である。上述したように、広範な多様な物理的コネクタ(例えば、磁気接続、ベルクロコネクタ、フック、スタッド、ラッチ、ダブテール、スナップ、ゴム)を用いて、UPMをケースまたは電池ドアへと物理的に接続することができる。
複数のUPMをスタックする場合、前記複数のUPMは、上記した電子IMI接続を用いて充電および/またはデータを通信し得る。各UPMは、ファームウェア命令を含むメモリおよびこれらのファームウェア命令を実行するプロセッサを含む。前記プロセッサおよびファームウェアにより、UPMがイベントを認識することが可能となる(前記イベントの例を非限定的に挙げると、当該UPMが他のUPMとスタックされたこと、当該UPMが外部電力源に接続されたこと、および当該UPMがポータブルデバイスに接続されたこと(これらの状態は、相互に排他的ではない))。さらに、スタック中のUPMは、前記スタック内のその他のUPMについての充電情報をIMI接続を介して得ることもできる。これらの状態それぞれにおいて、前記UPMの挙動は、適切なファームウェア命令によって決定される。前記IMIバスは、UPMを他のUPMに接続しているが、UPMをポータブルデバイス(例えば、スマートホン)にも接続させる点に留意されたい。このようにして、(UPMそのものを含む)UPMスタックに接続された全デバイスを、単一のIMIバスに接続されたものとしてみなすことが可能となる。
複数のUPMをスタックして、電力ハブを形成することができる。例えば、図7は、3つのUPM70、71および72のスタックがIMIバス74を介してスマートホン73へと接続されている様子を示す機能図である。このシナリオにおいて、前記3つのUPMのスタックを用いて、充電があと10%しか残っていないスマートホンに給電する。前記スタック内のUPMはそれぞれ、部分的にしか充電されていない。UPM70の充電残量は30%であり、UPM71の充電残量は23%であり、UPM72の充電残量は25%である。
本発明のいくつかの実施形態によれば、ファームウェア命令によって指定された様態に基づいて、充電残量が最小(非ゼロ)となっている前記スタック内のUPMから電力が前記スマートホンへと流れる。この場合、最も充電残量が低いUPMはUPM71であり、容量のうち23%しか残っていない。UPM71中の電力が枯渇した場合、UPM72が最も非ゼロの充電残量が低い前記スタック中のUPMとなり、UPM72からスマートホン73へ電力が流れ始める。前記スマートホンがフル充電されるかまたは前記スタック中の全UPM中の残り電力が枯渇するまで、このプロセスを継続する。スタックされたUPMからの充電出力挙動は、前記UPMのプロセッサによって実行されるファームウェア命令によって決定される。
UPMのスタックが外部電力源(例えば、壁コンセントまたはラップトップ/デスクトップコンピュータ)へと接続された場合、逆の規則が適用可能となる。これらの場合、ファームウェア命令によって指定された様態で電力が自動的に前記外部電力源から、充電レベルが100%に近い前記スタック中のUPMへと流れる。例えば、3つのUPMからなるスタックがそれぞれ40%、80%、および60%容量まで充電されている場合、第2のUPM(100%容量に近いもの)を先ず前記外部源からの電力を用いて100%容量まで充電する、第2のUPMをフル充電した後、充電レベルが60%である第3のUPMを100%近くまで充電し、第3のUPMがフル充電になるまで、前記外部電力源からの電力によって給電する。前記スタック中の全UPM中の電力がフル充電されるまで、このプロセスを継続する。あるいは、スタック中の全UPMへ電力を同時にまたは逆の順序で(例えば、最低レベルの充電部から最高レベルの充電部へ)流してもよい。スタックされたUPMの充電入力挙動は、前記UPMのプロセッサによって実行されるファームウェア命令によって決定される。
UPMスタック内の多様なUPM間において充電を転送することも可能である。例えば、本明細書中に開示される発明のいくつかの実施形態によれば、単一のフル充電されたUPMをスタックから取り外してケース(例えば、図2に示すもの)に挿入する目的のために、スタックのうち最低充電レベルの部材から最高充電レベルの部材へと充電を転送することができる。UPMまたはUPMスタックがポータブルデバイス(例えば、スマートホン)を現在充電していない場合、UPM間において電力転送を上記した様態で自動的に開始することができる。スタックされたUPMの充電転送挙動は、前記UPMのプロセッサによって実行されるファームウェア命令によって決定される。フル充電UPMをできるだけ多く得るために、UPM間において充電転送を行う。
UPMまたはUPMスタックを用いて、複数のデバイスの充電を同時に行うことが可能である点に留意されたい。この「電力ハブ」型アプローチは、1つよりも多くのデバイスをポート52を用いてUPM/UPMスタックへと取り付けるだけで、達成することができる。前記UPMは充電ハブとして機能することができ、前記スタック中の各UPMポートを多様な電力源から充電することができる。例えば、図8に示す電力ハブ800は2つのUPMから得られたものであり、そのうち1つのUPMが他方のUPMを充電する。UPMの充電は、外部AC電力源820からまたはさらにはポータブル電子デバイス810から行うことができる。前記UPMは、他のデバイスを充電するための独立型電力ハブとして用いることができる。例えば、図9に示す独立型電力ハブ900は、単一のデバイスを充電するために用いられ、電力ハブ910は、2つのポータブルデバイスを同時に充電するために用いられる。複数のUPMのスタックは、ポータブルデバイスの充電のための単一差し込み電力ステーションとして機能することができるとともに、AC電力源への接続によって充電する(または充電状態を維持する)ことが可能である。例えば、図10に示すUPMスタック1000は、AC電力源1010から充電することができる。前記UPMスタックは、複数のポータブル電子デバイス1020を充電することができる。UPMと一体化されたケースも、図11に示すように電力ハブとして機能することができる。図11において、一体型UPM1000を有するケースを備えたスマートホンは、別のポータブル電子デバイス1110を充電することができる。
また、外部デバイスをIMI接点を用いて直接充電することも可能である。図29A〜図29Cを参照して、外部デバイス(例えば、ブルートゥースヘッドセット2910)は、IMI接点2911を用い得る。ブルートゥースヘッドセット2910および2913は、フック(図31に示す3110)によって前記UPMへと物理的に取り付けられ得る。このフックは、溝部2914内にスライドして、図29Cに示すような確実な物理的接続を形成する。このようにしてUPMへと取り付けられると、前記ブルートゥースヘッドセット上のIMI接点2911は、前記UPM上のIMI接点2912と接触する。接点2911と接点2912との間の接続を用いて、充電および/またはデータを前記UPMからブルートゥースヘッドセット2910へと転送することができる。ブルートゥースヘッドセット2910は、このようにして充電することが可能な外部デバイスの一例に過ぎない。UPMへの取り付けのためのIMI接点およびコネクタを用いた任意の再充電可能なポータブルデバイスを前記UPM上のIMI接点2912を通じて、直接充電することが可能である。任意の確実な取り付け機構、(例を非限定的に挙げると、図29A〜図29Cに示すフックおよび溝部による接続機構、磁気接続、ベルクロ(商標)コネクタ、フック、スタッド、ラッチ、ダブテール、スナップ、ゴム)を用いて、ポータブルな外部デバイスを前記UPMへ接続することが可能である。
図30A〜図30Bに示す一実施形態において、UPM3010は、上記した多様な他のUPMコンポーネントに加えて、音声スピーカ3011を含み得る。UPM3010は、音声信号を無線によってスピーカ3011へと送るためのブルートゥースインターフェースを含む。UPM3010はまた、音量調整3012と、ブルートゥースインジケータ光3014と、オン/オフボタン3013とを含む。音量調整3012により、音量が制御される。UPM3010とブルートゥースイネーブル型音声源との間にブルートゥース接続が確立した際にブルートゥースインジケータ光3014が点灯される。オン/オフボタン3013を用いて、スピーカ3011を選択的にイネーブル/ディセーブルすることができる。上記した多様な実施形態と同様に、UPM3010は、ケース、交換用電池ドアまたは別のUPMに固定してもよいし、あるいは直接ポータブルデバイスに固定してもよく、これにより、UPM3010の内部電池がIMI接点を介して充電および/またはデータを送信/受信することが可能となる。
IMIバスは、充電だけでなくデータも伝送することができる。このデータを用いて、例えばUPM間の通信を行って、上記した充電入力挙動、充電出力挙動および充電転送挙動を行うことができる。電気コネクタを用いた充電およびデータ双方の伝送は当該分野において周知であり、広範な多様な方法によって達成することができる。例えば、図5および図6に示すIMIコネクタを参照して、3つのコネクタ要素のうち2つを用いて充電を転送し、残りのコネクタ要素を用いてデータを転送することができる。しかし、本発明は、この特定のスキームに限定されない。
ハンドヘルド電子デバイスとのインターフェースをとる例示的なUPMについて説明する。本記載の目的のため、この設計は、2つの基準製品からなる(例えば、矩形ハウジング(UPM)内の電池および制御盤と、ケース(またはスキン)(例えば、iPhone3GS用のスキン)とからなる電力モジュール)。
前記UPMは、ポータブルデバイスのために余分な電力を保存および提供する。前記UPMは、3ピンIMIバスコネクタと接触し得る。さらに、前記UPMからマイクロUSBコネクタを介して充電を転送して、前記UPMまたは外部デバイスを充電することも可能である。
例示的UPMは、以下の特徴を有する(下記リストは特定の実施形態のみに適用され、網羅的なものではない点に留意されたい):
−形態は矩形(7x44x81mm)
−エネルギー容量は、1100(またはこれ以上)mAh再充電可能なリチウムポリマー電池
−充電受容のために、マイクロUSB Bレセプタクルが設けられる
−前記デバイスの電池充電状態に問い合わせを行うことで、電池充電の利用状態を最大化する
−充電提供のため、マイクロUSB ABレセプタクルが設けられる
−前記スキンまたは他のUPMと、(1個の)雄コネクタおよび(1個の)雌IMIコネクタとに接続する
−5個のLEDを用いて、電池充電レベルのLEDディスプレイを提供する。前記LEDは、前記UPMの端部および上部から視認可能である
−前記LED上に電池状態を一時的に強制表示させるためのボタンが設けられる
−ポータブルデバイスプラットフォームの範囲にわたって、同一フォームファクターが用いられる
−転送時におけるエネルギー損失を最小化するために、高効率DC/DC変換器および電池充電器が用いられる。
例示的スキンは、以下の特徴を有する(下記リストは特定の実施形態のみに適用され、網羅的なものではない点に留意されたい):
−前記ハンドヘルドデバイスのための保護ケースを提供する
−雌IMIコネクタを提供する
−ハンドヘルドデバイスと、PC、MACまたは他のパーソナルコンピューティングデバイスとの間の同期を可能にするためのマイクロUSBコネクタが提供される。このコネクタにより、ハンドヘルドデバイスおよび/またはUPMの充電も可能となる。
−前記デバイスの電池充電状態に問い合わせを行うことで、電池充電の利用状態を最大化する
−前記ハンドヘルドデバイスへの接続のために、雄30ピンコネクタを提供する
−基準電話のアンテナ性能に対する影響を最小に抑える
−ケース/スキン上にオン/オフスイッチを提供する
−内部デバイス電池がフル充電である場合にハンドヘルドデバイスが充電電流を引き出す事態を回避するために、無効化機能を提供する
これらの成果は、以下のようにして用いることが可能である(下記リストは特定の実施形態のみに適用され、網羅的なものではない点に留意されたい):
−UPMをスキン内に「スナップ」するかまたは別の接続機構(例えば、上記したもの)を用いて取り付けることが可能である
−1つよりも多くのUPMを、スキンに取り付けられたIMIを介して別のUPM上にスナップすることができる。
−1つよりも多くのUPMをスキンを用いずに共にスナップすることができる。
−UPMを外部デバイスおよび/または外部電力源へ接続することができる
1つ以上の実施形態において、前記UPMは、電力源、ハンドヘルドデバイスおよび他のUPMとのインターフェースをIMIバスを通じてとる。
例示的実施形態において、前記IMIバスは、3つの電力/信号ピンを含み得る(例えば、BUS1、5V電力バス、BUS2、電力および信号用接地、およびBUS3、制御経路)。例示的実施形態において、前記UPMは、2つのIMIインターフェース(すなわち、「左端」インターフェース(雌コネクタ)および「右端」インターフェース(雄コネクタ))を含み、前記BUS1およびBUS2は、左端インターフェースと右端インターフェースとの間でハード接続され、前記BUS3は、ローカルマイクロプロセッサを通過する。いくつかの実施形態において、スキンは、「左端」インターフェースのみを有する。
前記UPMへの給電は、多様な源から行うことが可能である(例えば、ローカル電池(ただし、存在する場合)、充電器コネクタまたはBUS1)。充電用プロトコルは、前記プロトコルによって消費される電流ができるだけ通常の電池消費に近くなるように(例えば、<<lma)、定義および実行される。
1つ以上の実施形態において、前記UPMBUSは、自己構成可能である。すなわち、前記UPMは、前記BUSに接続されたコンポーネントを特定し、接続の特性および優先順位を特定することができる。UPMとスキンとの間の「接続状態」が変化するたびに、前記IMIバス上のデバイスが通信し、前記システム中の電流の流れについて決定を下す。これを決定するための規則は、基準モデルに基づく。この基準モデルにおいて、0以上のUPMが0または1スキンへ接続される。デバイスは、UPMまたはスキンとして定義される。「左端」のデバイスは、前記スキンから最も離隔した位置にあるUPMとしてまたは雌コネクタが露出しているUPMとして定義される。「右端」のデバイスは、前記スキン(ただし、存在する場合)としてまたは雄コネクタが露出しているUPMとして定義される。接続状態が変化した場合、任意のUPMまたはスキンに差し込まれた充電器があるかについて決定を下す。
前記デバイスは、充電を供給するデバイスを以下のようにして決定する:
−充電器が存在する場合:左端充電器を用いる。
−充電器が存在しない場合:全てのデバイスが現在の電池状態に「入札する」ことが可能となる。
充電レベルが最も低いUPMが選択される。UPMの電池充電の精度はユニットごとに制約があるため、比較のための公差帯が存在する。2つ以上のデバイスの充電レベルが同じである場合、「左端の」UPMが選択される。
前記デバイスは、充電を行うUPMを優先順位を付けて決定する:
−1つ以上のマイクロUSB AケーブルがマイクロUSB ABコネクタに差し込まれている場合、最も右側のUPMに接続されたデバイスを優先させる。この優先順位は、当該UPMが全て充電されるまで継続する。
−スキン(ただし、存在する場合)がデバイスの充電が必要であるとみなした場合、前記デバイスの電池の充電の優先順位を第2位とする。
−最終の優先順位において、全デバイスが現在の電池状態に「入札する」ことが可能となる。最も充電レベルの高いUPMが選択される。精度における制約に起因して、比較のための公差帯が存在する。2つ以上のデバイスの充電レベルが同じである場合、「右端の」UPMが選択される。
前記デバイスは、以下のイベントについても、上記の決定を行う。これらのアクションも、接続状態の変化としてみなされる:
−利用中の充電器が差し込まれていないかまたはオフになっている。
−充電を受けているデバイスが、(例えば、前記デバイスがフルになったため)充電停止を決定する。
−充電を供給しているUPM中の電力が枯渇した。
1つ以上の実施形態において、上記した命令を達成するための信号送信は、信号配線上において行われる(例えば、BUSは、単一の配線BUSである)。また、さらなる配線を用いて信号送信してもよいことが企図される。他の実施形態において、電力転送を別個の配線において行う。他の実施形態において、信号送信は、電力配線上に付加される。
前記デバイスは、多様な情報を提供するユーザと多様なインターフェースをとり得る。例えば、LED光をケースおよび/またはUPM上に設けることができる。LEDが表示されると、前記LEDは、以下のように電池の現在の充電状態を通知する。
−オフ(充電無し)
−1個の緑色LED(<20%充電)
−2個の緑色LED(<40%充電)
−3個の緑色LED(<60%充電)
−4個の緑色LED(<80%充電)
−5個の緑色LED(<100%充電)
前記ボタンが押圧されると、現在の充電状態が前記LED上に5秒間だけ表示される。以下のような他のイベントに起因して前記LEDを一時的に表示させることも可能である:
−UPMの引き抜き
−別のUPMまたはスキンへのUPMの差し込み
−UPMへの充電器の差し込み
−UPMから充電を得るために、ケーブルが差し込まれた際
説明目的のために特定の順序のステップについて図示および記載してきたが、これらの順序は特定の点において変更可能であり、あるいは、所望の構成を入手しつつ、前記ステップを組み合わせることも可能であることが理解される。さらに、特徴付けられるように記載のような開示の実施形態および本発明の変形が、本発明の範囲内において可能である。

Claims (54)

  1. ポータブル電子デバイスを充電するためのシステムであって、
    a.電池モジュールであって、
    i.充電を保存する電池と、
    ii.充電回路と、
    iii.第1の電気ポートと、
    を含む、電池モジュールと、
    b.電子デバイスを少なくとも部分的に収容するような構造にされたケースであって、
    i.前記電池モジュールを取り外し可能な様態で前記ケースへと固定するように適合されたコネクタと、
    ii.収容された電子デバイスへと接続するように適合された第2の電気ポートと、
    を含む、ケースと、
    c.前記第1の電気ポートを前記第2の電気ポートへと接続させる電気導線であって、前記導線は、前記電池中に保存された充電を前記第2の電気ポートへと転送するように適合される、電気導線と、
    を含む、システム。
  2. 前記電気導線は、前記第1の電気ポートと前記第2の電気ポートとの間でデータを転送するようにさらに適合される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の電気ポートはUSBポートである、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第2の電気ポートはUSBポートである、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第2の電気ポートは、30ピンの多機能電気コネクタである、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記電池モジュールは、外部電力源から充電を受容するように適合された電気入力ポートをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記電池モジュールは、前記受容された充電を前記電池中に保存するように適合される、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記電池モジュールは、前記受容された充電を前記第2の電気ポートに転送するように適合される、請求項6に記載のシステム。
  9. 前記電池モジュールは物理的コネクタをさらに含み、前記物理的コネクタは、さらなる電池モジュールを取り外し可能な様態で前記電池モジュールへと固定するように適合される、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記電池モジュールは電子コネクタをさらに含み、前記電子コネクタは、さらなる電池モジュール中に保存された充電を受容するように適合される、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記電池モジュールは電子コネクタをさらに含み、前記電子コネクタは、前記電池モジュール中に保存された充電をさらなる電池モジュールへと転送するように適合される、請求項9に記載のシステム。
  12. 前記電池モジュールは物理的コネクタをさらに含み、前記物理的コネクタは、外部デバイスを取り外し可能な様態で前記電池モジュールへと固定するように適合される、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記電池モジュールは電子コネクタをさらに含み、前記電子コネクタは、モジュール中に保存された充電を前記外部デバイスへと転送するように適合される、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記電池モジュールは、単一の配線の自己構成可能なバスを含む、請求項1に記載のシステム。
  15. 前記電池モジュールは、DC/DC変換のために構成される、請求項1に記載のシステム。
  16. 電池モジュールが取り付けられていないとき、前記ケースの後部は実質的に平坦である、請求項1に記載のシステム。
  17. 前記電池モジュールは、音声を生成する音声アクチュエータデバイスを含む、請求項1に記載のシステム。
  18. 前記コネクタはフックおよび溝部を含み、前記溝部は、前記電池モジュールを取り外し可能な様態で前記ケースへ固定するように前記フックを受容する、請求項1に記載のシステム。
  19. ポータブル電子デバイスを充電するためのシステムであって、
    a.電池モジュールであって、
    i.充電を保存する電池と、
    ii.充電回路と、
    iii.第1の電気ポートと、
    を含む、電池モジュールと、
    b.電子デバイスへ取り付けられるような構造にされたパネルであって、前記パネルは、
    i.前記電池モジュールを取り外し可能な様態で前記パネルへと固定するように適合されたコネクタと、
    ii.取り付けられた電子デバイスへと接続するように適合された第2の電気ポートと、
    を含む、パネルと、
    c.前記第1の電気ポートを前記第2の電気ポートへと接続させる電気導線であって、前記導線は、前記電池中に保存された充電を前記第2の電気ポートへと転送するように適合される、電気導線と、
    を含む、システム。
  20. 前記電気導線は、前記第1の電気ポートと前記第2の電気ポートとの間でデータを転送するようにさらに適合される、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記第1の電気ポートはUSBポートである、請求項19に記載のシステム。
  22. 前記第2の電気ポートはUSBポートである、請求項19に記載のシステム。
  23. 前記第2の電気ポートは、30ピンの多機能電気コネクタである、請求項19に記載のシステム。
  24. 前記電池モジュールは、外部電力源から充電を受容するように適合された電気入力ポートをさらに含む、請求項19に記載のシステム。
  25. 前記電池モジュールは、前記受容された充電を前記電池中に保存するように適合される、請求項19に記載のシステム。
  26. 前記電池モジュールは、前記受容された充電を前記第2の電気ポートへと転送するように適合される、請求項25に記載のシステム。
  27. 前記電池モジュールは物理的コネクタをさらに含み、前記物理的コネクタは、さらなる電池モジュールを取り外し可能な様態で前記電池モジュールへと固定するように適合される、請求項19に記載のシステム。
  28. 前記電池モジュールは電子コネクタをさらに含み、前記電子コネクタは、さらなる電池モジュール中に保存された充電を受容するように適合される、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記電池モジュールは電子コネクタをさらに含み、前記電子コネクタは、前記電池モジュール中に保存された充電をさらなる電池モジュールへと転送するように適合される、請求項27に記載のシステム。
  30. 前記電池モジュールは、単一の配線の自己構成可能なバスを含む、請求項19に記載のシステム。
  31. 前記電池モジュールは、DC/DC変換のために構成される、請求項19に記載のシステム。
  32. 電池モジュールが取り付けられていないとき、前記ケースの後部は実質的に平坦である、請求項19に記載のシステム。
  33. 前記コネクタはフックおよび溝部を含み、前記溝部は、前記電池モジュールを取り外し可能な様態で前記パネルへ固定するように前記フックを受容する、請求項19に記載のシステム。
  34. 前記パネルを電池パネルとして電子デバイスに固定することができる、請求項19に記載のシステム。
  35. 前記電池モジュールは、音声を生成する音声アクチュエータデバイスを含む、請求項19に記載のシステム。
  36. ポータブル電子デバイスを充電するためのシステムであって、
    a.電池モジュールであって、
    i.充電を保存する電池と、
    ii.第1の電気ポートと、
    を含む、電池モジュールと、
    b.電子デバイスを少なくとも部分的に収容するような構造にされたケースであって、
    i.前記電池モジュールを取り外し可能な様態で前記ケースへと固定するように適合されたコネクタであって、前記コネクタはフックおよび溝部を含む、コネクタと、
    ii.収容された電子デバイスへと接続するように適合された第2の電気ポートと、
    を含む、ケースと、
    c.前記第1の電気ポートを前記第2の電気ポートへと接続させる電気導線であって、前記導線は、前記電池中に保存された充電を前記第2の電気ポートへと転送するように適合される、電気導線と、
    を含む、システム。
  37. 電池モジュールが取り付けられていないとき、前記ケースの後部は実質的に平坦である、請求項36に記載のシステム。
  38. ポータブル電子デバイスを充電するためのシステムであって、
    a.電池モジュールであって、
    i.充電を保存する電池と、
    ii.第1の電気ポートと、
    を含む、電池モジュールと、
    b.電子デバイスへ取り付けられるような構造にされたパネルであって、
    i.前記電池モジュールを取り外し可能な様態で前記パネルへと固定するように適合されたコネクタであって、前記コネクタはフックおよび溝部を含み、
    ii.取り付けられた電子デバイスへと接続するように適合された第2の電気ポートと、
    を含む、パネルと、
    c.前記第1の電気ポートを前記第2の電気ポートへと接続させる電気導線であって、前記導線は、前記電池中に保存された充電を前記第2の電気ポートへと転送するように適合される、電気導線と、
    を含む、システム。
  39. 電池モジュールが取り付けられていないとき、前記ケースの後部は実質的に平坦でありかつ前記電子デバイスの表面と同一面にある、請求項38に記載のシステム。
  40. 前記電池モジュールは、音声を生成する音声アクチュエータデバイスを含む、請求項38に記載のシステム。
  41. ポータブルデバイスの充電に用いられるスタック可能な電力モジュールであって、
    a.充電を保存する充電可能な電池と、
    b.前記スタック可能な電力モジュールと、他のスタック可能な電力モジュールとを物理的に接続するために用いられる機械コネクタと、
    c.前記スタック可能な電力モジュールと、他のスタック可能な電力モジュールとを電子的に接続するために用いられる電子コネクタと、
    d.1つ以上のI/Oコネクタと、
    e.コンピュータで実行可能な命令を含むメモリであって、前記命令は、プロセッサによって実行される、メモリと、
    を含む、電力モジュール。
  42. 前記電子コネクタは、スタック可能な電力モジュール間において充電およびデータ双方を転送するために用いられる、請求項41に記載の電力モジュール。
  43. 前記I/Oコネクタのうち少なくとも1つを用いて、外部電力源を用いた前記電池の充電を行うことができる、請求項41に記載の電力モジュール。
  44. 前記I/Oコネクタのうち少なくとも1つを用いて、前記電池中に保存された充電を用いたポータブルデバイスの充電を行うことができる、請求項41に記載の電力モジュール。
  45. 前記I/Oコネクタのうち少なくとも1つを用いて、ポータブルデバイスへのデータ送信および前記ポータブルデバイスからのデータ受信を行うことができる、請求項41に記載の電力モジュール。
  46. 前記電力モジュールは、複数のポータブルデバイスを充電しかつ前記複数のポータブルデバイスから充電を受容するように動作することが可能である、請求項41に記載の電力モジュール。
  47. 検出器と、オン/オフ機構とをさらに含み、前記検出器は、前記ポータブルデバイスが実質的にフル充電状態であるかを決定するように動作することができ、前記オン/オフ機構は、前記検出器に応答して、前記電力モジュールからの転送をオンおよびオフするように動作可能である、請求項41に記載の電力モジュール。
  48. モバイルデバイスに取り付けられるように設計されたハウジングであって、
    a.汎用電力モジュール(UPM)を受容するようにされた接続アセンブリと、
    b.前記接続アセンブリに挿入されたUPMと、モバイルデバイスの電池充電用接点とを接続させるように動作することが可能なコネクタと、
    を含む、ハウジング。
  49. 前記ハウジングはケースを含み、前記ケースは、前記モバイルデバイスを受容するように適合される、請求項48に記載のハウジング。
  50. 前記ハウジングは、前記モバイルデバイスの標準的電池カバーと代替される、請求項48に記載のハウジング。
  51. 前記接続アセンブリは、UPMを受容するための領域を前記ハウジング上に含む、請求項48に記載のハウジング。
  52. 前記領域は、UPMと係合する少なくとも1つの隆起縁部を有する窪みまたは区画から選択される、請求項51に記載のハウジング。
  53. 前記ケース内に収容されたポータブルデバイスとの充電およびデータ通信を可能にするコネクタをさらに含む、請求項48に記載のハウジング。
  54. 無線音声デバイスであって、
    a.前記デバイスを物理的に電池モジュールへと固定するために用いられる機械コネクタと、
    b.前記デバイスを電子的に電池モジュールへと接続するために用いられる電気ポートと、
    c.前記電気ポートを介して充電されるように前記電気ポートへと接続された電池と、
    を含む、無線音声デバイス。
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