JP2013527692A - ネットワーク管理システムにおいてエネルギー節約を管理するための方法、デバイス、およびシステム - Google Patents

ネットワーク管理システムにおいてエネルギー節約を管理するための方法、デバイス、およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2013527692A
JP2013527692A JP2013506479A JP2013506479A JP2013527692A JP 2013527692 A JP2013527692 A JP 2013527692A JP 2013506479 A JP2013506479 A JP 2013506479A JP 2013506479 A JP2013506479 A JP 2013506479A JP 2013527692 A JP2013527692 A JP 2013527692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy saving
energy
invalidation
policy
identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013506479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5656271B2 (ja
Inventor
海▲タオ▼ 夏
▲東▼ ▲ジャオ▼
▲蘭▼ ▲鄒▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2013527692A publication Critical patent/JP2013527692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5656271B2 publication Critical patent/JP5656271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0203Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks
    • H04W52/0206Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks in access points, e.g. base stations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/025Services making use of location information using location based information parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • H04W88/10Access point devices adapted for operation in multiple networks, e.g. multi-mode access points
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

ネットワーク管理システムにおいてエネルギー節約を管理するための方法、デバイス、およびシステムが提供される。エネルギー節約を管理するための方法は、統合化基準ポイントマネージャ(IRPManager)により、エネルギー節約ポリシーが設定される段階(201)と、IRPManagerにより、統合化基準ポイントエージェント(IRPAgent)にエネルギー節約ポリシーが送信される段階(202)とを有する。エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約カバレッジバックアップエンティティの識別子と、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報とを含む。エネルギー節約ポリシーは、基地局のエネルギー節約を管理するために使用される。この技術的解決策は、IRPManagerからIRPAgentへ、基地局におけるエネルギー節約管理のための情報を提供することによって、様々なネットワーク展開シナリオにおけるエネルギー節約管理要件を満たす。

Description

本出願は、2010年4月30日に中国特許庁に出願した「METHOD, APPARATUS, AND SYSTEM FOR ENERGY SAVING MANAGEMENT IN NETWORK MANAGEMENT SYSTEM」と題する中国特許出願第201010169426.1号の優先権を主張するものである。引用により、上記中国特許出願の全内容が本明細書に組み込まれる。
本発明は、モバイル通信の分野に関し、詳細には、ネットワーク管理システムにおけるエネルギー節約管理技術に関する。
今日、従来のリソースは、ますます不足しており、かつエネルギー価格は、絶えず上昇し続けている。したがって、事業者は、通信デバイスのエネルギー節約や通信量削減によって事業者の運営費用を低減する必要がある。基地局に関する既存のエネルギー節約方法は、主に、以下の動作モードを使用することである。すなわち、基地局が、基地局のエネルギー節約アルゴリズムに従ってセルターンオフをトリガし、隣接する基地局が、X2インターフェースを介してセルターンオンをトリガする。エネルギー節約ステータス変更通知が、X2インターフェース上で送信される。
しかしながら、従来のエネルギー節約動作モードには、統一されたエネルギー節約ポリシーによる運用が欠けている。したがって、基地局内のエネルギー節約アルゴリズムは、動作実行の孤立した島となる可能性があり、必要な実行環境(またはコンテキスト)およびアルゴリズム入力を欠くとともに、様々なネットワーク展開シナリオにおけるエネルギー節約管理要件が満たされない可能性がある。
3GPP TS32.762 3GPP TS36.314
一態様において、本発明は、ネットワーク管理システムにおけるエネルギー節約管理のための方法を提供する。この方法は、統合化基準ポイントマネージャ(IRPManager)により、エネルギー節約ポリシーを構成するステップであって、エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含む、ステップと、IRPManagerにより、統合化基準ポイントエージェント(IRPAgent)にエネルギー節約ポリシーを送信するステップであって、エネルギー節約ポリシーは、基地局上でエネルギー節約管理を実行するのに使用される、ステップとを有する。
別の態様において、本発明は、ネットワーク管理システムにおけるエネルギー節約管理のための方法を提供する。この方法は、集中エネルギー節約管理において、統合化基準ポイントマネージャIRPManagerにより、統合化基準ポイントエージェントIRPAgentに、エネルギーを節約する1つまたは複数のエンティティ上でエネルギー節約有効化プロセスを開始するようIRPAgentに要求するエネルギー節約有効化コマンドを送信するステップであって、エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約するエンティティの識別子を含み、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化の遅延、運用・管理・メンテナンス(Operation Administration and Maintenance)リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数をさらに含む、ステップと、IRPManagerにより、IRPAgentによって送信されたエネルギー節約有効化結果を受信するステップとを有する。
さらに別の態様において、本発明は、統合化基準ポイントマネージャ(IRPManager)を提供する。このIRPManagerは、構成ユニットと、送信ユニットとを具備する。構成ユニットは、エネルギー節約ポリシーを構成する。エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含む。送信ユニットは、エネルギー節約ポリシーを統合化基準ポイントエージェント(IRPAgent)に送信する。エネルギー節約ポリシーは、基地局上でエネルギー節約管理を実行するのに使用される。さらに別の態様において、本発明は、上記のエネルギー節約基準ポイントマネージャIRPManagerと、統合化基準ポイントエージェントIRPAgentとを具備するエネルギー節約管理のためのシステムを提供する。
さらに別の態様において、本発明は、統合化基準ポイントマネージャ(IRPManager)を提供する。このIRPManagerは、送信ユニットと、受信ユニットとを具備する。集中エネルギー節約管理において、送信ユニットは、統合化基準ポイントエージェント(IRPAgent)に、エネルギーを節約する1つまたは複数のエンティティ上でエネルギー節約有効化プロセスを開始するようIRPAgentに要求するエネルギー節約有効化コマンドを送信する。エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約するエンティティの識別子を含み、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化の遅延、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数をさらに含む。受信ユニットは、IRPAgentによって送信されたエネルギー節約有効化結果を受信する。さらに別の態様において、本発明は、上記のエネルギー節約基準ポイントマネージャIRPManagerと、統合化基準ポイントエージェントIRPAgentとを具備するエネルギー節約管理のためのシステムを提供する。
上記の技術的解決策において、IRPManagerは、基地局上で実行されるエネルギー節約管理に必要とされる情報をIRPMAgentに提供して、様々なネットワーク展開シナリオにおけるエネルギー節約管理要件を満たすようにする。
本発明の一実施形態によるシステムを示す概略構造図である。 本発明の一実施形態によるエネルギー節約管理のための方法を示す概略図である。 本発明の別の実施形態によるエネルギー節約管理のための方法を示す概略図である。 本発明の一実施形態によるエネルギー節約管理のためのシステムを示す概略構造図である。 本発明の一実施形態による統合化基準ポイントマネージャを示す概略構造図である。 本発明の別の実施形態による統合化基準ポイントマネージャを示す概略構造図である。
本発明の実施形態が、添付の図面を参照して以下に説明される。
最初に、動作・管理・メンテナンス(Operations Administration and Maintenance, OAM)システムの関連する内容を説明する。図1に示されるとおり、OAMシステムにおいて、統合化基準ポイントマネージャ(Integrated Reference Point Manager, IRPManager)と統合化基準ポイントエージェント(Integrated Reference Point Agent, IRPAgent)が、ノースバウンドインターフェースItf-Nを介して接続される。IRPManagerは、ネットワークマネージャの均等物であり、ネットワーク全体の運用、メンテナンス、および管理を担い、IRPAgentは、ネットワーク要素マネージャの均等物であり、ネットワークにおける所定タイプのデバイス(例えば、基地局)の運用、メンテナンス、および管理を担う。本発明の一実施形態において、IRPManagerは、IRPAgentに関するエネルギー節約ポリシーを構成し、エネルギー節約ポリシーは、IRPAgentの範囲内の指定された基地局のエネルギー節約機能管理プロセスを制御するのに使用される。特定の実施形態において、IRPAgentは、受信したエネルギー節約ポリシーを基地局に送信する。例えば、IRPAgentは、そのポリシーをトランスペアレントに送信する。本発明の実施形態におけるエネルギー節約無効化は、エネルギー節約回復とも称され、換言すれば、エネルギーを節約するエンティティ(基地局またはセル)が、エネルギー節約状態を終了させ、エネルギー節約状態から非エネルギー節約状態に回復することを指す。
図2に示されるとおり、一実施形態によるエネルギー節約管理のための方法は、以下の内容を含む。
ステップ201: IRPManagerが、エネルギー節約ポリシー(Energy Saving Policy, ESPolicy)を構成する。エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子(esOverlaidBackupEntityID)を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含む。
ステップ202: IRPManagerが、IRPAgentにエネルギー節約ポリシーを送信する。エネルギー節約ポリシーは、基地局上でエネルギー節約管理を実行するのに使用される。特定の実施形態において、IRPAgentは、エネルギー節約ポリシーを受信した後、IRPAgentの範囲内の指定された基地局のエネルギー節約機能管理を制御する。
具体的には、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティのカバレッジ識別子(esOverlaidBackupEntityID)は、エネルギーを節約するエンティティ(基地局またはセル)にカバレッジバックアップを提供するエンティティの識別子である。エネルギーを節約するエンティティが基地局である場合、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティは、その基地局にカバレッジバックアップを提供する基地局であり、エネルギーを節約するエンティティがセルである場合、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティは、そのセルにカバレッジバックアップを提供するセルである。オプションとして、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、エネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供する複数の基地局または複数のセルのグループ識別子であることも可能である。特定の実施形態において、IRPAgentは、受信したグループ識別子を解析して、エネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供する基地局またはセルの識別子を獲得する。例えば、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティは、セルA1、セルA2、およびセルA3であり、IRPManagerは、IRPAgentに、セル識別子A1、A2、およびA3を直接に提供しても、セルA1、セルA2、およびセルA3のグループ識別子としてAという印を付けて、Aを提供してもよく、その場合、IRPAgentは、グループ識別子Aを解析して、エネルギー節約のための特定のカバレッジバックアップセルA1、セルA2、およびセルA3を獲得する。オプションとして、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、地理的区域識別子、追跡区域識別子、複数の地理的区域のグループ識別子、または複数の追跡区域のグループ識別子をさらに含んでもよい。
オプションとして、エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約目標値の情報をさらに含み得る。エネルギー節約目標値は、エネルギー消費量を削減することの効果であり、この効果は、エネルギーを節約するエンティティ(基地局またはセル)がエネルギー節約プロセス(エネルギー節約有効化またはエネルギー節約無効化)を適用した後に得られる。IRPManagerが、IRPAgentのために、エネルギーを節約するエンティティ(基地局またはセル)のエネルギー節約目標値の評価期間(例えば、週当り、または月当りで計算される)と、エネルギー消費量削減のパーセンテージ(エネルギー節約効果の相対値)またはエネルギー消費量削減の絶対値とを構成して、エネルギー節約プロセスを適用することによって得られたエネルギー節約効果を算出するようにする。
この実施形態によって提供されるエネルギー節約管理方法において、IRPManagerは、IRPAgentのためのエネルギー節約ポリシーを構成し、IRPAgentに、基地局上のエネルギー節約管理のために必要とされる制御方法情報を提供する。制御方法情報は、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含む。それにより、様々なネットワーク展開シナリオにおけるエネルギー節約管理要件を満たすようになる。
限定的でない特定の実施形態によれば、エネルギー節約ポリシーは、集中エネルギー節約ポリシー(CentralizedESPolicies)と、ハイブリッドエネルギー節約ポリシー(HybridESPolicies)とに分類され得る。
表1は、エネルギー節約ポリシーの属性および関連する内容、例えば、集中エネルギー節約ポリシー(CentralizedESPolicies)の属性、を示す。集中エネルギー節約ポリシーは、集中管理アーキテクチャにおけるエネルギー節約管理のために使用されることが可能であり、換言すれば、基地局のエネルギー節約動作は、運用・管理・メンテナンスシステムによってトリガされる。集中エネルギー節約アーキテクチャにおいて、エネルギー節約動作は、セルレベルまたは基地局レベルで実行され得る。したがって、この実施形態におけるエネルギーを節約するエンティティは、エネルギー節約セルまたはエネルギー節約基地局である。エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含む。エネルギー節約有効化のポリシー情報は、エネルギー節約の動作タイプおよびエネルギー節約有効化の遅延を含み、エネルギー節約有効化の時間およびエネルギー節約有効化のイネーブラ情報をさらに含む。エネルギー節約無効化のポリシー情報は、エネルギー節約無効化のイネーブラ情報および/またはエネルギー節約無効化の時間を含み、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントをさらに含む。
表1において、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化のイネーブラタイプ、エネルギー節約有効化の遅延、およびエネルギー節約有効化の時間はすべて、エネルギー節約有効化(esActivation)と関係するポリシー情報であり、ひとまとめにして、エネルギー節約有効化のポリシー情報と称することが可能であり、エネルギー節約無効化のイネーブラ情報、エネルギー節約無効化の時間、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントはすべて、エネルギー節約無効化(esDeactivation)と関係するポリシー情報であり、ひとまとめにして、エネルギー節約無効化のポリシー情報と称することが可能である。
以下に、IRPManagerが表1に示されるとおりに構成する集中エネルギー節約ポリシー(CentralizedESPolicies)の関連する内容を具体的に説明する。
(1)エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子(esOverlaidBackupEntityID): IRPManagerが、IRPAgentに、エネルギーを節約する基地局またはセルに基本的なカバレッジバックアップを提供する、隣接する基地局またはセルの識別子を送信して、IRPAgentによって管理される基地局が、エネルギー節約有効化動作を実行する前に、エネルギーを節約する基地局またはセルにおけるアクティブユーザをカバレッジバックアップの基地局またはセルにハンドオーバするようにする。
(2)エネルギー節約の動作タイプ(esOperationType): IRPManagerが、基地局のエネルギー節約の動作タイプを構成し、エネルギー節約有効化動作の際に基地局によって実行される特定のエネルギー節約動作のタイプをIRPAgentに送信する。ネットワーク管理ノースバウンドインターフェースItf-N上で、IRPManagerによって構成されるエネルギー節約の動作タイプは、基地局オン/オフ、またはセルオン/オフを含む。ポリシー属性の値は、拡張可能であり、例えば、動作タイプは、セル電力増幅器の電圧の動的調整に構成されることも可能である。
(3)エネルギー節約有効化の遅延(esActivationDelay): エネルギー節約有効化をトリガするための条件が満たされると、IRPManagerは、IRPAgentのためにエネルギー節約有効化の遅延、すなわち、IRPAgentが、基地局がエネルギー節約有効化プロセスにおいて非同期で応答するのを待つ場合に存在する遅延を構成する。IRPAgentが、IRPManagerによって構成されたエネルギー節約有効化の遅延を基地局に送信した後、エネルギーを節約する基地局またはセル(すなわち、エネルギー節約状態に入ることになる基地局またはセル)におけるアクティブユーザが、その遅延時間内に、カバレッジバックアップを提供する基地局またはセルに移され、その後、基地局は、エネルギー節約動作を実行する、換言すれば、エネルギー節約有効化に対する応答が、非同期で行われる。ポリシー属性の目的は、エネルギー節約動作が、ネットワークパフォーマンスおよびサービス品質に対して強いジッタの影響を生じさせることを防止すること、ならびにピンポンエネルギー節約効果を回避することである。エネルギー節約有効化の遅延が終了し(例えば、タイマが満了し)、かつエネルギーを節約する基地局またはセルにおけるアクティブユーザが、依然として、カバレッジバックアップを提供する基地局またはセルにハンドオーバされていない場合、換言すれば、IRPManagerが、指定された非同期の応答待機遅延内にIRPAgentの動作応答を受信しない場合、IRPManagerは、そのエネルギー節約有効化動作の実行が失敗したとみなす。esActivationDelayポリシー属性が0に構成されている場合、このことは、エネルギー節約有効化動作が即時に実行される必要があること、換言すれば、エネルギーを節約する基地局またはセルにおけるアクティブユーザがハンドオーバされなくてもよいことを示す。
(4)OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延(esOAMLossDeactivationDelay): IRPManagerが、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化待機遅延を構成する。IRPManagerが、IRPAgentのために或る基地局の1つのエネルギー節約無効化待機遅延を構成し(例えば、タイマを構成し)、IRPAgentが、この遅延をその基地局にトランスペアレントに送信する。OAMリンク障害が生じた場合、基地局とOAMシステムとの間のリンクが切れるとともに、通信が実行され得ない。基地局は、待機遅延が終了する(例えば、タイマが満了する)まで待ち、その後、例外事例においてエネルギー節約無効化プロセスを開始して、OAMリンク切断に起因する間断的なアラームによってもたらされる無効なエネルギー節約無効化動作が回避され得るようにする。ポリシー属性の値が0である場合、このことは、エネルギー節約無効化動作が即時に実行されることを示す。
(5)OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウント(esOAMConnectionRetries): IRPManagerが、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントを構成する。具体的には、IRPManagerが、IRPAgentのために、或る基地局によるOAM接続再確立の再試行カウントを構成し、IRPAgentが、この再試行カウントを、エネルギー節約動作を実行する基地局にトランスペアレントに送信する。OAMリンク障害が生じた場合、基地局とOAMシステムとの間のリンクが切れるとともに、通信が実行され得ない。エネルギー節約無効化より前に、基地局は、OAMリンクを確立するプロセスを実行することが可能であり、再試行カウントに達した後、基地局によるOAMリンクを再確立することが依然として失敗した場合、基地局は、エネルギー節約無効化プロセスを直接に実行する。
(6)エネルギー節約有効化のイネーブラ情報(esActivationEnabler): IRPManagerが、IRPAgentのために、ノースバウンドインターフェースItf-N上のエネルギー節約有効化機能(Energy Saving Activation function)がイネーブルにされる(enabled)かどうかを示すポリシー属性を構成する。ポリシー属性の値は、ブーリアン{はい,いいえ}に構成され得る。
(7)エネルギー節約無効化のイネーブラ情報(esDeactivationEnabler): IRPManagerが、IRPAgentのために、ノースバウンドインターフェースItf-N上のエネルギー節約無効化機能(Energy Saving Deactivation function)がイネーブルにされる(enabled)かどうかを示すポリシー属性を構成する。ポリシー属性の値は、ブーリアン{はい,いいえ}に構成され得る。
(8)エネルギー節約無効化の時間(esDeactivationTime): IRPManagerが、IRPAgentのための、エネルギー節約無効化を実行するための時間を示すポリシー属性を構成する。このポリシー属性の値は、或る特定の時点であり得る。
(9)エネルギー節約有効化の時間(esActivationTime): IRPManagerが、IRPAgentのための、エネルギー節約有効化を実行するための時間を示すポリシー属性を構成する。このポリシー属性の値は、或る特定の時点であり得る。
表2は、別のエネルギー節約ポリシーの、例えば、ハイブリッドエネルギー節約ポリシー(HybridESPolicies)の属性、および関連する内容を示す。ハイブリッドエネルギー節約ポリシーは、ハイブリッド管理アーキテクチャにおけるエネルギー節約管理のために使用されることが可能であり、換言すれば、基地局のエネルギー節約動作は、基地局自体によってだけでなく、OAMシステムによってもトリガされることが可能である。ただし、基地局のトリガ条件は、OAMシステムと基地局との間で交換されるトリガ条件情報によって決定される。ハイブリッドエネルギー節約アーキテクチャにおいて、エネルギー節約動作は、セルレベルで行われる。したがって、この実施形態におけるエネルギーを節約するエンティティは、エネルギーを節約するセルである。エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報、および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報は、エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値を含む、またはエネルギー節約有効化に関する負荷しきい値と、エネルギー節約の動作タイプとを含む(このポリシー属性の特定の内容については、表1の内容を参照することができる)。エネルギー節約無効化のポリシー情報は、以下の情報、すなわち、エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値、X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびX2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのX2接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数を含む。
表2において、エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値(エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値、およびエネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値を含む)は、エネルギー節約有効化(esActivation)と関係するポリシー情報であり、エネルギー節約有効化のポリシー情報と称することも可能であり、エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値(例えば、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値)、X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびX2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのX2接続再確立の再試行カウントはすべて、エネルギー節約無効化(esDeactivation)と関係するポリシー情報であり、エネルギー節約無効化のポリシー情報と称することも可能である。
以下に、IRPManagerが表2に示されるとおり構成するハイブリッドエネルギー節約ポリシー(HybridESPolicies)の関連する内容を具体的に説明する。
(1)エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子(esOverlaidBackupEntityID)。IRPManagerが、エネルギーを節約するセルに基本的なカバレッジバックアップを提供する、隣接するセルの識別子をIRPAgentに送信して、IRPAgentによって管理される基地局(すなわち、エネルギーを節約するセルが属する基地局)が、エネルギー節約有効化動作を実行する前に、エネルギーを節約するセルにおけるアクティブユーザをカバレッジバックアップセルにハンドオーバするようにする。
(2)IRPManagerが、負荷しきい値ポリシー属性を構成する。換言すれば、エネルギー節約有効化をトリガするために使用される負荷しきい値(すなわち、エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値)と、エネルギー節約無効化をトリガするために使用される負荷しきい値(すなわち、エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値)とを構成する。
具体的には、エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値(esActivationLocalLoadThreshold)と、エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値(esActivationBackupLoadThreshold)とを含む。エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値(esActivationLocalLoadThreshold)は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するローカルエンティティの負荷しきい値であり、エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値(esActivationBackupLoadThreshold)は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティ(セル)の負荷しきい値である。エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値(esDeactivationBackupLoadThreshold)を含み、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値は、エネルギー節約無効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティの負荷しきい値である。
IRPAgentが、負荷しきい値ポリシー属性を、エネルギー節約セルが属する基地局に転送した後、基地局は、エネルギー節約有効化プロセスにおいてエネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値(esActivationLocalLoadThreshold)と、エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値(esActivationBackupLoadThreshold)とを使用することによって、基地局自らのエネルギー節約アルゴリズムに従ってエネルギー節約有効化判定を行う。例えば、基地局が、エネルギー節約セルのローカル負荷が、ローカル負荷しきい値より低く、かつエネルギー節約のためのカバレッジバックアップセルの負荷もやはり、エネルギー節約カバレッジに関するバックアップ負荷しきい値より低いと判定した場合、基地局は、エネルギーを節約するセルの負荷を、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップセルにハンドオーバして、エネルギー節約有効化を実行することが可能である。エネルギー節約無効化プロセスにおいて、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値(esDeactivationBackupLoadThreshold)が、エネルギー節約無効化判定を行うのに使用される。さらに、IRPManagerによって構成されたエネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値に応じて、IRPAgentが、エネルギーを節約するセルのローカル負荷をリアルタイムで監視して、エネルギーを節約するセルの低負荷周期(Low-Load Period)を計算し、この低負荷周期(Low-Load Period)をIRPManagerに定期的に報告することが可能である。IRPManagerは、エネルギーを節約するセルの低負荷周期に応じて、エネルギーを節約するセルのエネルギー節約有効周期を構成することが可能であり、換言すれば、この周期中に、エネルギーを節約する基地局は、エネルギーを節約するセル上でエネルギー節約動作を実行することを許される。
(3)X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延(esX2LossDeactivationDelay)。IRPManagerが、X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化待機遅延を構成する。具体的には、IRPManagerが、IRPAgentのためにX2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延を構成し(例えば、タイマを構成し)、IRPAgentが、この遅延を、エネルギー節約を実行する基地局(すなわち、エネルギーを節約するセルが属する基地局)にトランスペアレントに送信する。X2リンク障害が生じた場合、X2インターフェースに最初に接続されていた基地局は、通信することができない。エネルギー節約ポリシーを受信した基地局は、この遅延が終了する(例えば、タイマが満了する)まで待ち、その後、基地局は、例外事例においてエネルギー節約無効化プロセスを開始して、X2リンクのリンク切断に起因する間断的なアラームによってもたらされる無効なエネルギー節約無効化動作が回避され得るようにする。ポリシー属性の値が0である場合、このことは、即時の実行を示す。
(4)X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのX2接続再確立の再試行カウント(esX2ConnectionRetries)。IRPManagerが、X2リンク障害が生じた場合のエネルギー節約無効化までのX2接続再確立の再試行カウントを構成する。具体的には、IRPManagerが、IRPAgentのためのX2接続再確立の再試行カウントを構成し、IRPAgentが、この再試行カウントを、エネルギー節約動作を実行する基地局にトランスペアレントに送信する。X2リンク障害が生じた場合、その基地局と、X2インターフェースに最初に接続されていた基地局は切断され、通信は実施され得ない。この場合、エネルギー節約無効化より前に、基地局は、X2リンク再確立プロセスを実行することが可能である。X2リンク再確立が、再試行カウントに達した後にもまだ成功しなかった場合、エネルギー節約を実行している基地局は、エネルギー節約無効化プロセスを直接に実行する。
エネルギー節約ポリシーの内容を、以上に詳細に説明した。以下に、IRPManagerが上記のエネルギー節約ポリシーを構成する具体的な方法を詳細に説明する。
一実施形態によれば、エネルギー節約ポリシーは、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスのエネルギー節約ポリシーの専用のサブクラスの中に含められる。具体的には、IRPManagerが、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスのエネルギー節約ポリシーの専用のサブクラスの中に入るようにエネルギー節約ポリシーを構成することが可能である。具体的な実施方法は、既存のネットワークリソース管理オブジェクトクラスに新たなサブクラスを追加することであることが可能であり、この新たなサブクラスは、エネルギー節約ポリシーを構成するために特別に使用される。例えば、既存のE-UTRANのネットワークリソースモデルにおいて、新たなエネルギー節約ポリシーサブクラス(ESPolicies)が、基地局機能クラス(eNBFunction)および一般的なセルクラス(EUtranGenericCell)に追加される。表1または表2の中のポリシー属性は、エネルギー節約ポリシーサブクラスの中で構成される。
別の実施形態によれば、エネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの属性の中に含められ、エネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報は、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの専用のサブクラスの中に含められる。具体的には、IRPManagerが、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの属性の中に入るようにエネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を構成し、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの専用のサブクラスの中に入るようにエネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約有効化のポリシー情報、および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報を構成することが可能である。具体的な実施方法は、既存の基地局機能クラス(eNBFunction)、および一般的なセルクラス(EUtranGenericCell)の属性の中に入るように表1または表2の中のエネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を直接に構成すること、既存の基地局機能クラス(eNBFunction)、および一般的なセルクラス(EUtranGenericCell)の中で新たなサブクラスを構成すること、およびこの新たな構成されたサブクラスの中に入るように表1または表2の中の他のポリシー属性を構成することであり得る。
この実施形態は、集中エネルギー節約管理アーキテクチャにおいて使用されるエネルギー節約管理方法、およびハイブリッドエネルギー節約管理アーキテクチャにおいて使用されるエネルギー節約管理方法を提供し、IRPManagerが、IRPAgentのための集中エネルギー節約ポリシーまたはハイブリッドエネルギー節約ポリシーを構成することによって、基地局上でエネルギー節約管理を実行するために必要とされる情報をIRPAgentに提供して、様々なネットワーク展開シナリオにおけるエネルギー節約管理要件を満たすようにする。さらに、IRPAgentは、エネルギー節約ポリシーを基地局にトランスペアレントに送信することが可能であるため、基地局のエネルギー節約アルゴリズムの有効な入力が強化される。
IRPManagerによりエネルギー節約ポリシーを構成することによって実施されるエネルギー節約管理を以上に説明した。以下に、明示的なコマンドを使用することによってIRPManagerによって実行されるエネルギー節約管理を説明する。
集中管理アーキテクチャにおけるエネルギー節約管理は、IRPManagerにより、IRPAgentに明示的なエネルギー節約有効化コマンドを送信することによって実施され得る。
エネルギー節約有効化の、このプロセスが、図3に示され、以下の内容を含む。
ステップ301: IRPManagerが、IRPAgentに、エネルギーを節約する1つまたは複数のエンティティ(基地局またはセル)上でエネルギー節約有効化プロセスを開始するようIRPAgentに要求するエネルギー節約有効化コマンドを送信する。エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約するエンティティの識別子を含み、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化の遅延、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数をさらに含む。具体的には、エネルギーを節約するエンティティの識別子は、エネルギーを節約する基地局の識別子もしくはエネルギーを節約するセルの識別子、または、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子もしくはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を含む。エネルギーを節約するエンティティの識別子が、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子である場合、IRPAgentは、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子を解析して、それらのエネルギーを節約する基地局の識別子を獲得するか、またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を解析して、それらのエネルギーを節約するセルの識別子を獲得する。オプションとして、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、地理的区域識別子、追跡区域識別子、複数の地理的区域のグループ識別子、または複数の追跡区域のグループ識別子をさらに含んでもよい。
表3が、エネルギー節約有効化コマンド、activateESの具体的な内容を示す。
エネルギー節約有効化コマンドの中でエネルギー節約有効化の遅延を構成することにより、エネルギー節約動作が、ネットワークパフォーマンスおよびサービス品質に対して強いジッタの影響を生じさせることが防止されること、ならびにピンポンエネルギー節約効果が回避されることが可能である。エネルギー節約有効化コマンドの中でOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延を構成することにより、OAMリンク切断に起因する間断的なアラームによってもたらされる無効なエネルギー節約無効化動作が回避され得る。
ステップ302: IRPManagerが、IRPAgentによって送信されたエネルギー節約有効化結果を受信する。エネルギー節約有効化結果は、エネルギーを節約するエンティティの識別子と、エネルギー節約有効化の実行結果とを含む。具体的な内容が、表4に示される。
この実施形態によって提供されるアプリケーションでは、IRPManagerが、IRPAgentにエネルギー節約有効化コマンドを送信するとともに、コマンドパラメータの中でエネルギー節約ポリシー情報を伝送して、集中アーキテクチャにおいてエネルギー節約管理を実施し、このことが、エネルギー節約管理プロセスをより直接的で、より単純にする。
図4に示されるとおり、本発明の一実施形態は、エネルギー節約管理システムを提供し、エネルギー節約管理システム40は、統合化基準ポイントマネージャIRPManager400と、統合化基準ポイントエージェントIRPAgent500とを含む。特定の実施プロセスにおいて、このエネルギー節約管理システムは、運用・管理・メンテナンスシステム(例えば、OAMシステム)であることが可能である。
図5に示される一実施形態によれば、IRPManager400は、具体的には、構成ユニット410と、送信ユニット420とを含むIRPManager400'であることが可能である。
具体的には、構成ユニット410は、エネルギー節約ポリシーを構成し、エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含み、送信ユニット420は、エネルギー節約ポリシーを統合化基準ポイントエージェントIRPAgent500に送信し、エネルギー節約ポリシーは、基地局上でエネルギー節約管理を実行するのに使用される。
エネルギー節約ポリシーの中で、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、エネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供するエンティティの識別子、またはエネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供する複数の基地局もしくは複数のセルのグループ識別子を含む。例えば、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティが、基地局B1および基地局B2であり、IRPManager400(またはIRPManager400')が、IRPAgent500に、セル識別子B1およびB2を直接に提供しても、基地局B1および基地局B2のグループ識別子としてBという印を付けて、Bを提供してもよく、その場合、IRPAgent500は、グループ識別子Bを解析して、グループ識別子Aによるエネルギー節約のための特定のカバレッジバックアップ基地局B1およびB2を獲得する。エネルギーを節約するエンティティの識別子が、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子である場合、IRPAgent500は、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子を解析して、それらのエネルギーを節約する基地局の識別子を獲得するか、またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を解析して、エネルギーを節約する複数のセルの識別子を獲得する。
具体的には、エネルギー節約有効化のポリシー情報は、エネルギー節約の動作タイプおよびエネルギー節約有効化の遅延を含み、エネルギー節約有効化の時間およびエネルギー節約有効化のイネーブラ情報をさらに含む。エネルギー節約無効化のポリシー情報は、エネルギー節約無効化のイネーブラ情報および/またはエネルギー節約無効化の時間を含み、オプションとして、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延および/またはOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントをさらに含んでもよい。具体的なポリシー属性の内容については、表1を参照することができる。
別の実施形態によれば、エネルギー節約有効化のポリシー情報は、エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値を含む。オプションとして、エネルギー節約有効化のポリシー情報は、エネルギー節約動作タイプをさらに含んでもよい。エネルギー節約無効化のポリシー情報は、エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値、X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびX2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのX2接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数を含む。エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値およびエネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値を含み、エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するローカルエンティティの負荷しきい値であり、エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティの負荷しきい値であり、エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値を含み、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値は、エネルギー節約無効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティの負荷しきい値である。具体的なポリシー属性の内容については、表2を参照することができる。
オプションとして、構成ユニット410は、エネルギー節約ポリシーの中でエネルギー節約目標値の情報を構成するようにさらに構成される。
特定の実施形態において、エネルギー節約ポリシーは、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスのエネルギー節約ポリシーの専用のサブクラスの中に含められることが可能であり、例えば、構成ユニット410が、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスのエネルギー節約ポリシーの専用のサブクラスの中に入るようにエネルギー節約ポリシーを構成することが可能である。代替として、エネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの属性の中に含められ、エネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報は、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの専用のサブクラスの中に含められる。例えば、構成ユニット410が、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの属性の中に入るようにエネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティのカバレッジ識別子を構成し、ネットワークリソース管理オブジェクトクラスの専用のサブクラスの中に入るようにエネルギー節約ポリシーの中のエネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報を構成する。
図6に示される別の実施形態によれば、IRPManager400は、具体的には、送信ユニット610と、受信ユニット620とを含むIRPManager400"であることが可能である。
集中エネルギー節約管理において、送信ユニット610は、IRPAgent500に、エネルギーを節約する1つまたは複数のエンティティ上でエネルギー節約有効化プロセスを開始するようIRPAgent500に要求するエネルギー節約有効化コマンドを送信し、エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約するエンティティの識別子を含み、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化の遅延、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数をさらに含み、受信ユニット620は、IRPAgent500によって送信されたエネルギー節約有効化結果を受信する。具体的なポリシー属性の内容については、表3を参照することができる。
エネルギーを節約するエンティティの識別子は、エネルギーを節約する基地局の識別子もしくはエネルギーを節約するセルの識別子、または、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子もしくはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を含む。エネルギーを節約するエンティティの識別子が、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子、またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子である場合、IRPAgent500は、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子を解析して、それらのエネルギーを節約する基地局の識別子を獲得するか、またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を解析して、エネルギーを節約する複数のセルの識別子を獲得する。
本発明の任意の実施形態において規定される方法のステップのすべてまたは一部が、適切なハードウェアに命令するプログラムによって実施され得るということが当業者には理解されよう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納され得る。プログラムは、実行されたとき、上記の任意の実施形態において規定される方法のステップを実行する。記録媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、またはCD-ROMなどの、プログラムコードを格納することができる任意の媒体であり得る。
上記の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するために提供されているに過ぎず、本発明を限定的に解釈することを意図していないことに留意されたい。本発明は、例示的な実施形態に関連して詳細に説明されるものの、本発明の技術的解決策の範囲を逸脱することなく、本発明の技術的解決策に変形または均等な置換が行われ得るということが当業者には理解されよう。
40 エネルギー節約管理システム
400,400',400" 統合化基準ポイントマネージャIRPManager
410 構成ユニット
420 送信ユニット
500 統合化基準ポイントエージェントIRPAgent
610 送信ユニット
620 受信ユニット
さらに別の態様において、本発明は、統合化基準ポイントマネージャ(IRPManager)を提供する。このIRPManagerは、構成ユニットと、送信ユニットとを具備する。構成ユニットは、エネルギー節約ポリシーを構成する。エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含む。送信ユニットは、エネルギー節約ポリシーを統合化基準ポイントエージェント(IRPAgent)に送信する。エネルギー節約ポリシーは、基地局上でエネルギー節約管理を実行するのに使用される。さらに別の態様において、本発明は、上記の統合化基準ポイントマネージャIRPManagerと、統合化基準ポイントエージェントIRPAgentとを具備するエネルギー節約管理のためのシステムを提供する。
さらに別の態様において、本発明は、統合化基準ポイントマネージャ(IRPManager)を提供する。このIRPManagerは、送信ユニットと、受信ユニットとを具備する。集中エネルギー節約管理において、送信ユニットは、統合化基準ポイントエージェント(IRPAgent)に、エネルギーを節約する1つまたは複数のエンティティ上でエネルギー節約有効化プロセスを開始するようIRPAgentに要求するエネルギー節約有効化コマンドを送信する。エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約するエンティティの識別子を含み、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化の遅延、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数をさらに含む。受信ユニットは、IRPAgentによって送信されたエネルギー節約有効化結果を受信する。さらに別の態様において、本発明は、上記の統合化基準ポイントマネージャIRPManagerと、統合化基準ポイントエージェントIRPAgentとを具備するエネルギー節約管理のためのシステムを提供する。
上記の技術的解決策において、IRPManagerは、基地局上で実行されるエネルギー節約管理に必要とされる情報をIRPAgentに提供して、様々なネットワーク展開シナリオにおけるエネルギー節約管理要件を満たすようにする。
エネルギー節約ポリシーの中で、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、エネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供するエンティティの識別子、またはエネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供する複数の基地局もしくは複数のセルのグループ識別子を含む。例えば、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティが、基地局B1および基地局B2であり、IRPManager400(またはIRPManager400')が、IRPAgent500に、基地局識別子B1およびB2を直接に提供しても、基地局B1および基地局B2のグループ識別子としてBという印を付けて、Bを提供してもよく、その場合、IRPAgent500は、グループ識別子Bを解析して、グループ識別子Bによるエネルギー節約のための特定のカバレッジバックアップ基地局B1およびB2を獲得する。エネルギーを節約するエンティティの識別子が、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子である場合、IRPAgent500は、エネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子を解析して、それらのエネルギーを節約する基地局の識別子を獲得するか、またはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を解析して、エネルギーを節約する複数のセルの識別子を獲得する。

Claims (30)

  1. ネットワーク管理システムにおけるエネルギー節約管理のための方法であって、
    統合化基準ポイントマネージャにより、エネルギー節約ポリシーを構成する段階と、
    前記統合化基準ポイントマネージャにより、前記エネルギー節約ポリシーを、統合化基準ポイントエージェントに送信する段階と
    を有し、
    前記エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含み、
    前記エネルギー節約ポリシーは、基地局上でエネルギー節約管理を実行するために使用されることを特徴とする方法。
  2. 前記エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、
    エネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供するセルまたは基地局の識別子、またはエネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供する複数のセルまたは複数の基地局のグループ識別子を含むか、または、
    地理的区域識別子、追跡区域識別子、複数の地理的区域のグループ識別子、または複数の追跡区域のグループ識別子を含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  3. 前記エネルギー節約有効化のポリシー情報は、エネルギー節約の動作タイプおよびエネルギー節約有効化の遅延を含み、エネルギー節約有効化の時間またはエネルギー節約有効化のイネーブラ情報をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  4. 前記エネルギー節約無効化のポリシー情報は、エネルギー節約無効化のイネーブラ情報および/またはエネルギー節約無効化の時間を含み、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延および/またはOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  5. 前記エネルギー節約有効化のポリシー情報は、
    エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値を含むか、または、
    エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値と、エネルギー節約の動作タイプとを含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  6. 前記エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値と、エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値とを含み、
    前記エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するローカルエンティティの負荷しきい値であり、
    前記エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティの負荷しきい値であることを特徴とする請求項5に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  7. 前記エネルギー節約無効化のポリシー情報は、エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値、X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびX2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのX2接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  8. 前記エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値を含み、
    前記エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値は、エネルギー節約無効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティの負荷しきい値であることを特徴とする請求項7に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  9. 前記エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約目標値の情報をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  10. 前記エネルギー節約ポリシーは、ネットワークリソース管理のオブジェクトクラスのエネルギー節約ポリシーの専用のサブクラスの中に含まれることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  11. 前記エネルギー節約ポリシー中の前記エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、ネットワークリソース管理のオブジェクトクラスの属性の中に含まれることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  12. 前記エネルギー節約ポリシー中の前記エネルギー節約有効化のポリシー情報および/または前記エネルギー節約無効化のポリシー情報は、前記ネットワークリソース管理のオブジェクトクラスの専用のサブクラスの中に含まれることを特徴とする請求項11に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  13. ネットワーク管理システムにおけるエネルギー節約管理のための方法であって、
    集中エネルギー節約管理モードにおいて、統合化基準ポイントマネージャにより、統合化基準ポイントエージェントにエネルギー節約有効化コマンドを送信する段階と、
    前記統合化基準ポイントマネージャにより、前記統合化基準ポイントエージェントから送信されたエネルギー節約有効化結果を受信する段階と
    を有し、
    前記エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約する1つまたは複数のエンティティ上でエネルギー節約有効化プロセスを開始するよう前記統合化基準ポイントエージェントに要求するために使用され、
    前記エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約するエンティティの識別子を含み、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化の遅延、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数をさらに含むことを特徴とする方法。
  14. 前記エネルギーを節約するエンティティの識別子は、エネルギーを節約する基地局の識別子もしくはエネルギーを節約するセルの識別子、またはエネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子もしくはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を含むことを特徴とする請求項13に記載のエネルギー節約管理のための方法。
  15. エネルギー節約ポリシーを構成するように構成された構成ユニットと、
    前記エネルギー節約ポリシーを統合化基準ポイントエージェントに送信するように構成された送信ユニットと
    を具備し、
    前記エネルギー節約ポリシーは、エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子を含み、エネルギー節約有効化のポリシー情報および/またはエネルギー節約無効化のポリシー情報をさらに含み、
    前記エネルギー節約ポリシーは、基地局上でエネルギー節約管理を実行するために使用されることを特徴とする統合化基準ポイントマネージャ。
  16. 前記エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、
    エネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供するセルまたは基地局の識別子、またはエネルギーを節約するエンティティにカバレッジバックアップを提供する複数のセルまたは複数の基地局のグループ識別子を含むか、または、
    地理的区域識別子、追跡区域識別子、複数の地理的区域のグループ識別子、または複数の追跡区域のグループ識別子を含むことを特徴とする請求項15に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  17. 前記エネルギー節約有効化のポリシー情報は、エネルギー節約の動作タイプおよびエネルギー節約有効化の遅延を含み、エネルギー節約有効化の時間またはエネルギー節約有効化のイネーブラ情報をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  18. 前記エネルギー節約無効化のポリシー情報は、エネルギー節約無効化のイネーブラ情報および/またはエネルギー節約無効化の時間を含み、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延および/またはOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  19. 前記エネルギー節約有効化のポリシー情報は、
    エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値を含むか、または、
    エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値と、エネルギー節約の動作タイプとを含むことを特徴とする請求項15に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  20. 前記エネルギー節約有効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値と、エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値とを含み、
    前記エネルギー節約有効化に関するローカル負荷しきい値は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するローカルエンティティの負荷しきい値であり、
    前記エネルギー節約有効化に関するバックアップ負荷しきい値は、エネルギー節約有効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティの負荷しきい値であることを特徴とする請求項19に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  21. 前記エネルギー節約無効化のポリシー情報は、エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値、X2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびX2リンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのX2接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項15に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  22. 前記エネルギー節約無効化に関する負荷しきい値は、エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値を含み、
    前記エネルギー節約無効化に関するバックアップ負荷しきい値は、エネルギー節約無効化をトリガすることに関するカバレッジバックアップエンティティの負荷しきい値であることを特徴とする請求項21に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  23. 前記構成ユニットは、前記エネルギー節約ポリシー中でエネルギー節約目標値の情報を構成するようにさらに構成されることを特徴とする請求項15に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  24. 前記エネルギー節約ポリシーは、ネットワークリソース管理のオブジェクトクラスのエネルギー節約ポリシーの専用のサブクラスの中に含まれることを特徴とする請求項15ないし23のいずれか1項に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  25. 前記エネルギー節約ポリシー中の前記エネルギー節約のためのカバレッジバックアップエンティティの識別子は、ネットワークリソース管理のオブジェクトクラスの属性の中に含まれることを特徴とする請求項15ないし23のいずれか1項に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  26. 前記エネルギー節約ポリシー中の前記エネルギー節約有効化のポリシー情報および/または前記エネルギー節約無効化のポリシー情報は、前記ネットワークリソース管理のオブジェクトクラスの専用のサブクラスの中に含まれることを特徴とする請求項25に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  27. 請求項15ないし26のいずれか1項に記載の統合化基準ポイントマネージャを具備し、
    統合化基準ポイントエージェントをさらに具備することを特徴とするエネルギー節約管理のためのシステム。
  28. 集中エネルギー節約管理モードにおいて統合化基準ポイントエージェントに、エネルギーを節約する1つまたは複数のエンティティ上でエネルギー節約有効化プロセスを開始するよう前記統合化基準ポイントエージェントに要求するエネルギー節約有効化コマンドを送信するように構成された送信ユニットと、
    前記統合化基準ポイントエージェントによって送信されたエネルギー節約有効化結果を受信するように構成された受信ユニットと
    を具備し、
    前記エネルギー節約有効化コマンドは、エネルギーを節約するエンティティの識別子を含み、エネルギー節約動作タイプ、エネルギー節約有効化の遅延、OAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化の遅延、およびOAMリンク切断が生じた場合のエネルギー節約無効化までのOAM接続再確立の再試行カウントのうちの1つまたは複数をさらに含むことを特徴とする統合化基準ポイントマネージャ。
  29. 前記エネルギーを節約するエンティティの識別子は、エネルギーを節約する基地局の識別子もしくはエネルギーを節約するセルの識別子、またはエネルギーを節約する複数の基地局のグループ識別子もしくはエネルギーを節約する複数のセルのグループ識別子を含むことを特徴とする請求項28に記載の統合化基準ポイントマネージャ。
  30. 請求項28または29に記載の統合化基準ポイントマネージャを具備し、
    統合化基準ポイントエージェントをさらに具備することを特徴とするエネルギー節約管理のためのシステム。
JP2013506479A 2010-04-30 2011-04-29 ネットワーク管理システムにおいてエネルギー節約を管理するための方法、デバイス、およびシステム Active JP5656271B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201010169426.1 2010-04-30
CN201010169426.1A CN102238586B (zh) 2010-04-30 2010-04-30 网管系统中的节能管理方法、装置及系统
PCT/CN2011/073497 WO2011134419A1 (zh) 2010-04-30 2011-04-29 网管系统中的节能管理方法、装置及系统

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013527692A true JP2013527692A (ja) 2013-06-27
JP5656271B2 JP5656271B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=44860882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013506479A Active JP5656271B2 (ja) 2010-04-30 2011-04-29 ネットワーク管理システムにおいてエネルギー節約を管理するための方法、デバイス、およびシステム

Country Status (6)

Country Link
US (2) US9220060B2 (ja)
EP (2) EP2809113B1 (ja)
JP (1) JP5656271B2 (ja)
CN (1) CN102238586B (ja)
ES (1) ES2530018T3 (ja)
WO (1) WO2011134419A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103857024B (zh) * 2010-04-30 2017-08-04 华为技术有限公司 网管系统中的节能管理方法、装置及系统
CN102238586B (zh) 2010-04-30 2014-02-26 华为技术有限公司 网管系统中的节能管理方法、装置及系统
CN105517023B (zh) * 2012-01-19 2020-06-26 华为技术有限公司 评估网络性能的方法和装置
CN103220695B (zh) * 2012-01-20 2017-04-12 华为技术有限公司 网元状态的处理方法及装置
US8805384B2 (en) 2012-04-27 2014-08-12 Intel Corporation Inter-rat coverage determination for energy saving management
CN102724739A (zh) * 2012-05-28 2012-10-10 中兴通讯股份有限公司 一种基站节能控制方法及设备
CN102905229B (zh) * 2012-10-23 2018-05-04 中兴通讯股份有限公司 网络管理方法及装置
JP6157980B2 (ja) * 2013-08-08 2017-07-05 京セラ株式会社 基地局及び通信制御方法
US9934099B1 (en) * 2014-05-29 2018-04-03 EMC IP Holding Company LLC Dynamically pausing large backups
EP3542573A4 (en) * 2016-11-21 2020-06-24 Nokia Solutions and Networks Oy SELF-ORGANIZED NETWORK ENERGY SAVING MANAGEMENT DISTRIBUTED IN HETEROGENEOUS NETWORKS
US10536921B1 (en) * 2017-04-04 2020-01-14 Mbit Wireless, Inc. Method and apparatus for providing location information
CN111065114B (zh) * 2018-10-17 2021-12-28 华为技术有限公司 节能管理方法、装置及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07170566A (ja) * 1993-12-16 1995-07-04 Nec Corp 無線電話システムの通信制御方式
JPH10145842A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Nec Corp 無線基地局パワーセーブ移動通信システム
JP2009124461A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Panasonic Corp 無線基地局および無線通信システム
WO2010035577A1 (ja) * 2008-09-24 2010-04-01 日本電気株式会社 通信システム、呼処理装置、通信方法、及びプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0947108A2 (de) 1996-12-09 1999-10-06 Siemens Aktiengesellschaft Basisstation für ein funk-kommunikationssystem
CN100344090C (zh) * 2004-08-08 2007-10-17 华为技术有限公司 第三代移动通信网络中实现安全管理的系统及方法
CN100584063C (zh) * 2007-06-22 2010-01-20 清华大学 一种应用于gsm基站的节能方法
WO2009031955A1 (en) 2007-09-05 2009-03-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method for power saving in a base station
US7924757B2 (en) * 2007-10-15 2011-04-12 Intel Corporation Method for improving power efficiency of subscriber stations
CN101179814A (zh) * 2007-11-28 2008-05-14 上海华为技术有限公司 基站节能方法及装置
EP2117279A1 (en) 2008-05-05 2009-11-11 Nokia Siemens Networks Oy Method and device for providing system information and communication system comprising such device
CN101369839A (zh) * 2008-09-23 2009-02-18 华为技术有限公司 通信设备节能方法、基站及通信系统
CN101400125A (zh) * 2008-10-15 2009-04-01 中兴通讯股份有限公司 一种基站控制器控制基站节能的方法和装置
KR101629966B1 (ko) * 2010-01-13 2016-06-21 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 에너지 절약 기능을 지원하는 방법 및 장치
US8554224B2 (en) * 2010-03-24 2013-10-08 Qualcomm Incorporated Cellular network energy saving
CN102238586B (zh) 2010-04-30 2014-02-26 华为技术有限公司 网管系统中的节能管理方法、装置及系统

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07170566A (ja) * 1993-12-16 1995-07-04 Nec Corp 無線電話システムの通信制御方式
JPH10145842A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Nec Corp 無線基地局パワーセーブ移動通信システム
JP2009124461A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Panasonic Corp 無線基地局および無線通信システム
WO2010035577A1 (ja) * 2008-09-24 2010-04-01 日本電気株式会社 通信システム、呼処理装置、通信方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20160081016A1 (en) 2016-03-17
ES2530018T3 (es) 2015-02-25
EP2809113B1 (en) 2016-02-03
US9220060B2 (en) 2015-12-22
US9629079B2 (en) 2017-04-18
EP2566256B1 (en) 2014-11-12
EP2809113A1 (en) 2014-12-03
EP2566256A4 (en) 2013-07-17
EP2566256A1 (en) 2013-03-06
US20130058269A1 (en) 2013-03-07
WO2011134419A1 (zh) 2011-11-03
CN102238586B (zh) 2014-02-26
CN102238586A (zh) 2011-11-09
JP5656271B2 (ja) 2015-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013527692A (ja) ネットワーク管理システムにおいてエネルギー節約を管理するための方法、デバイス、およびシステム
US10659979B2 (en) Method and device for handling cell outage
US20230345312A1 (en) User mobility method and device
KR102164013B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 small data를 효율적으로 전송하는 방법 및 장치
US20220217801A1 (en) Dual Connectivity Management Method and Communications Apparatus
JP5585970B2 (ja) 基地局のエネルギー節約を管理するための方法およびそのシステム、ならびに基地局のエネルギーを節約するための方法およびその装置
JP5878918B2 (ja) キャリア・アグリゲーションシステムにおける測定タスクの処理方法及び処理システム
WO2016179832A1 (zh) 中继选择或重选方法、装置和系统
WO2012019547A1 (zh) 一种节能小区的控制处理方法及基站
US20140073311A1 (en) Energy saving method, system and device for base station
WO2015143636A1 (zh) 一种对基站进行控制的方法、装置及设备
US9686726B2 (en) Method and device for making decision about interoperation with wireless local area network in cell handover of terminal
EP3409052B1 (en) Consumption reporting for energy-saving mode of access node
JP2023552907A (ja) ビジー指示の伝送方法及び装置
WO2019095257A1 (zh) 通信方法和通信设备
WO2022083612A1 (zh) 用户信息的发送方法、装置及终端
WO2023198100A1 (zh) 双连接功能控制方法、装置、终端及网络侧设备
WO2022017377A1 (zh) 一种移动性参数配置方法及相关设备
WO2016000173A1 (zh) 一种管理网络的方法、mme及基站设备
WO2012142964A1 (zh) 传输日志的方法和设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5656271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250