JP2013524689A - ユーザ機器能力をシグナリングするための方法および装置 - Google Patents

ユーザ機器能力をシグナリングするための方法および装置 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信を可能にする装置および方法であって、ワイヤレス通信のための方法は、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードBにおいて受信することを含み、第1のビットセットは、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して、UEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する。この方法は、各帯域向けのキャリアセットに対するサポートを示す第1のビットセットを送信することであって、この情報は、その帯域向けにサポートされる最大チャネル帯域幅に関連した情報を含むこと、および複数のアップリンクがサポートされるキャリアセットに対する構成を示す第2のビットセットを送信することも含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2010年4月5日に出願した、「UE CAPABILITY SIGNALING IN 4C-HSDPA」と題する米国特許仮出願第61/321,048号、および2010年5月3日に出願した、「UE CAPABILITY SIGNALING IN 4C-HSDPA」と題する米国特許仮出願第61/330,793号の利益を主張する。上述した出願の全体が、参照によって本明細書に組み込まれている。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ユーザ機器(UE)能力をシグナリングするための方法および装置に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは広範囲に配置されて、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供している。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされるUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)、第3世代(3G)モバイルフォン技術である。UMTSは、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)と呼ばれる、無線アクセスネットワーク(RAN)のための定義を含む。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるのに従って、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信を用いたユーザ経験を進化させ強化させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。たとえば、UMTSは、対応するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のようなEnhanced 3Gデータ通信プロトコルもサポートする。HSPAは、2つのモバイルテレフォニープロトコル、すなわち高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)の融合であり、この融合により、モバイルセルラーネットワークにおける高速データ転送のための既存のWCDMAプロトコルの性能を拡張させ向上させる。デュアルセル(DC)HSDPAとして知られるバージョンでは、UEは、最大2つのダウンリンクキャリアを検出することができる。4C-HSDPAでは、UEは、最大4つのダウンリンクキャリアを検出することができ、それらのキャリアを使うように構成され得る。DC-HSUPAでは、UEは、基地局へのデータ送信に2つのアップリンクキャリアを使うように構成され得る。
UEが、様々なキャリアおよび帯域にわたるデータ受信および送信のためのUEの能力を基地局にシグナリングすることを可能にする機構を提供することが望ましいであろう。
以下は、ユーザ機器(UE)能力をシグナリングするための方法および装置の1つまたは複数の態様の簡略化した要約を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
様々な態様によると、本発明は、ワイヤレス通信を可能にする装置および方法に関し、ワイヤレス通信のための方法は、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードBにおいて受信することを含み、第1のビットセットは、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して、UEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する。
別の態様では、ワイヤレス通信のための方法は、各帯域向けのキャリアセットに対するサポートを示す第1のビットセットを送信することであって、第1のビットセットが、その帯域向けにサポートされる最大チャネル帯域幅に関連した情報を含むこと、および複数のアップリンクがサポートされるキャリアセットに対する構成を示すビットセットを送信することを含む。
さらに別の態様では、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットを、ノードBにおいて受信するように構成された受信機であって、第1のビットセットが、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して、UEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する受信機と、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して特定の数のキャリアをサポートするよう、UEにシグナリングするように構成された送信機とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードBに送信するように構成された送信機であって、第1のビットセットが、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する送信機と、UEによってサポートされるべきキャリアの構成をノードBから受信するように構成された受信機とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、HSPAに従って、複数のキャリア上でダウンリンク送信を受信するように構成された受信機と、少なくとも1つのサポートされる周波数帯域それぞれに対してサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをノードBにシグナリングするように構成された送信機とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、HSPAに従って、複数のキャリア上でダウンリンク送信を受信するように構成された受信機と、UEによってサポートされるアップリンクおよびダウンリンク周波数帯域の許可される組合せをノードBにシグナリングするように構成された送信機であって、周波数帯域の間の複数のキャリア割振りそれぞれがUEによってサポートされるか否かを示す第1のビットセットをシグナリングするようにさらに構成された送信機とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットを、ノードBにおいて受信するための手段であって、第1のビットセットが、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する手段を含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、各帯域向けのキャリアセットに対するサポートを示す第1のビットセットを送信するための手段であって、第1のビットセットが、その帯域向けにサポートされる最大チャネル帯域幅に関連した情報を含む手段と、複数のアップリンクがサポートされるキャリアセットに対する構成を示すビットセットを送信するための手段とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットを、ノードBにおいて受信するために実行可能な命令であって、第1のビットセットが、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する命令を含む機械可読媒体を含む、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が提供される。
さらに別の態様では、各帯域向けのキャリアセットに対するサポートを示す第1のビットセットを送信するために実行可能な命令であって、第1のビットセットが、その帯域向けにサポートされる最大チャネル帯域幅に関連した情報を含む命令と、複数のアップリンクがサポートされるキャリアセットに対する構成を示すビットセットを送信するために実行可能な命令とを含む機械可読媒体を含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、アンテナと、アンテナに結合され、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットを、ノードBにおいて受信するように構成された受信機であって、第1のビットセットが、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して、UEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する受信機と、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して特定の数のキャリアをサポートするよう、UEにシグナリングするように構成された送信機とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、アンテナと、アンテナに結合され、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードBに送信するように構成された送信機であって、第1のビットセットが、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する送信機と、UEによってサポートされるべきキャリアの構成をノードBから受信するように構成された受信機とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対して、ユーザ機器(UE)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをシグナリングするように構成された送信機を含む、ワイヤレス通信のための装置が提供され、送信機は、UEがマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするようにさらに構成される。
さらに別の態様では、ユーザ機器(UE)によってサポートされるアップリンクおよびダウンリンク周波数帯域の許可される組合せをシグナリングするように構成された送信機を含む、ワイヤレス通信のための装置が提供され、送信機は、周波数帯域の間の複数のキャリア割振りそれぞれがUEによってサポートされるか否かを示す第1のフラグセットをシグナリングするようにさらに構成される。
さらに別の態様では、サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対して、ユーザ機器(UE)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをシグナリングするための手段と、UEがマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするための手段とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、ユーザ機器(UE)によってサポートされるアップリンクおよびダウンリンク周波数帯域の許可される組合せをシグナリングするための手段と、周波数帯域の間の複数のキャリア割振りそれぞれがUEによってサポートされるか否かを示す第1のフラグセットをシグナリングするための手段とを含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対して、ユーザ機器(UE)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをシグナリングするために実行可能な命令と、UEがマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするために実行可能な命令とを含む機械可読媒体を含む、ワイヤレス通信のための装置が提供される。
さらに別の態様では、ユーザ機器(UE)によってサポートされるアップリンクおよびダウンリンク周波数帯域の許可される組合せをシグナリングするために実行可能な命令と、周波数帯域の間の複数のキャリア割振りそれぞれがUEによってサポートされるか否かを示す第1のフラグセットをシグナリングするために実行可能な命令とを含む機械可読媒体を含む、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が提供される。
さらに別の態様では、アンテナと、サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対して、ユーザ機器(UE)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットを、アンテナを介してシグナリングするように構成された送信機を含む、ワイヤレス通信のための装置が提供され、送信機は、UEがマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするようにさらに構成される。
さらに別の態様では、アンテナと、ユーザ機器(UE)によってサポートされるアップリンクおよびダウンリンク周波数帯域の許可される組合せを、アンテナを介してシグナリングするように構成された送信機を含む、ワイヤレス通信のための装置が提供され、送信機は、周波数帯域の間の複数のキャリア割振りそれぞれがUEによってサポートされるか否かを示す第1のフラグセットをシグナリングするようにさらに構成される。
上記のおよび関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特許請求の範囲で具体的に指摘する特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの態様は、様々な態様の原理が使用され得る様々な方法のうちのほんのいくつかしか示しておらず、説明する態様は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むものとする。
本明細書で説明する本開示の上述の特徴を詳細に理解することができるように、添付の図面にその一部を示す態様を参照することによって、上記で簡単に要約したより具体的な説明が得られ得る。ただし、その説明は他の等しく有効な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、その範囲を限定するものと見なすべきではないことに留意されたい。
本開示の別の態様による、シングルバンドサポートに関するUEシグナリングを伴うUE能力シグナリングプロセスを示すフロー図である。 本開示の別の態様による、デュアルバンドサポートに関するUEシグナリングを伴うUE能力シグナリングプロセスを示すフロー図である。 本開示の態様による、ノードBを伴うユーザ機器(UE)能力シグナリングプロセスを示すフロー図である。 本開示の態様による、UEを伴うUE能力シグナリングプロセスを示すフロー図である。 本明細書に記載するシステム用のワイヤレスノードを実装するのに使うことができる例示的装置を示すブロック図である。 本明細書に記載する、システム内のコアネットワークとの、UEの動作を示すブロック図である。 本明細書に記載するUE能力シグナリング手法が実装され得る通信ネットワークの、選択された構成要素を示すブロック図である。 図4の通信ネットワークの様々な構成要素を示すブロック図である。 本明細書に記載するシステム内で使うことができるUEを示すブロック図である。 本明細書に記載するシステムを実装するのに使われ得る送信機構造および/またはプロセスを示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の説明として意図されており、本発明が実施され得る唯一の実施形態を表すように意図されているわけではない。本説明全体にわたって使われる「例示的」という用語は、「一実施例、実例、または例示として役立つ」ことを意味し、必ずしも、他の例示的な実施形態よりも好ましいまたは有利なものと企図されるべきではない。詳細な説明は、本発明の例示的実施形態の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。本発明の例示的実施形態はこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、本明細書に提示する例示的実施形態の新規性を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造およびデバイスがブロック図の形式で示されている。
4C-HSDPAでは、UEは、1つまたは2つの周波数帯域中の3つまたは4つのダウンリンクキャリアにおけるデータ受信用に構成され得る。データ送信を適切に設定するために、ネットワークは、UEの帯域幅能力についての特定の情報にアクセスできるべきである。
第1に、ネットワークは、2つの帯域にわたる、ある特定のUEへのダウンリンクデータ送信用に設定され得る総キャリア数を意識するべきである。総キャリア数は、いくつかの要因によって決定され得ることが諒解されよう。たとえば、UEのベースバンド処理容量が、サポートされるキャリア数を規定し得る。UE能力シグナリングの一態様では、UEが、UEが属すUEカテゴリを送信することにより、UEの能力をネットワークに知らせることができる。
第2に、ネットワークは、各帯域におけるUE帯域幅能力を知るべきであり、この能力は、UEがシングルバンド動作向けに各帯域中でサポートし得る最大キャリア数でもある。UEが、そのような情報をネットワークにシグナリングするための例示的な機構について、本明細書において後でさらに記載する。
第3に、ネットワークは、UEがデュアルバンド動作用に同時にサポートし得る各帯域中のキャリアの数を知るべきである。ある特定の帯域幅能力をもつUEは、それにも関わらず、可能なすべてのキャリア組合せすべてが試されているわけではないので、そのような帯域幅にわたって、そのような組合せを同時にサポートしない場合があることが諒解されよう。たとえば、各帯域中で4つのキャリアをサポートし、20MHzの帯域幅能力をもつUEは、ネットワークによって、(1,3)、(3,1)、(2,2)、(1,2)、(2,1)などのキャリア組合せをもって構成されてよく、各順序対の第1の数は、UEがアンカ帯域用にサポートし得る最大キャリア数を表し、各順序対の第2の数は、UEが非アンカまたは「二次」帯域においてサポートし得る最大キャリア数を表す。ただし、そのようなキャリア組合せのサブセットのみが、UEによって試されている可能性がある。したがって、UEは、実際のシステム動作中にUEがサポートし得るキャリア組合せの好ましいサブセットをネットワークにシグナリングする必要がある。この情報をシグナリングするための機構については、本明細書において後でさらに記載する。
第4に、UEが、DC-HSUPAを全般的にサポートすることが可能であるとき、ネットワークは依然として、UEが、複数の帯域にわたって、各可能ダウンリンクキャリア組合せに対してDC-HSUPAをサポートすることが可能か否かを知る必要がある。アップリンクからダウンリンクまでの周波数分離は、ダウンリンクまたはアップリンク上に構成されたより多くのキャリアにより削減されるので、DC-HSUPAをサポートするUE能力は、ダウンリンク上に構成されたキャリアの数に依存することが諒解されよう。たとえば、UEは、(2,1)というダウンリンクキャリア組合せをもつ、第1の帯域中のDC-HSUPAをサポートすることができるが、その同じUEが、(2,2)という組合せをもつDC-HSUPAをサポートするわけではない。この情報をシグナリングするための機構については、本明細書において後でさらに記載する。
マルチキャリアHSPAが、リリース8から、DC-HSDPAとして導入されている。リリース9では、DC-HSDPAは、MIMO、DB-DC-(デュアルバンドデュアルキャリア)HSDPAおよびDC-HSUPAを組み込むように拡張されている。UEが同時にサポートし得るキャリアの数は、リリース8およびリリース9において入手可能な機構を通してシグナリングされるUEカテゴリによって常に示される。
UEは、UEがサポートする帯域をすべて、「UE無線アクセス能力拡張」という情報要素(IE)に入れてシグナリングするが、この要素は、リリース99以降で規定されている。このサポート性は、シングルバンド動作に基づく。リリース8では、UEは、UEがサポートするどの帯域中でもデュアルキャリア動作をサポートすることができる。
サポートされる帯域組合せは、「UE無線アクセス能力」というIEに入れてシグナリングされる。25.101リリース9における以下のテーブルは、これまでにDB-DC-HSDPAにおいて許可されている帯域組合せをすべて列挙する。
合計で2つより多いキャリアがUEによってサポート可能なとき、構成されたキャリアすべてがその帯域中にある場合、ネットワークは、サポートされるあらゆる帯域それぞれに対してUEがサポートするキャリアの数について具体的情報を必要とする。2つの隣接、3つの隣接または4つの隣接キャリアなど、シングルバンド中の多重キャリア構成の場合、以下の例示的なシグナリング機構を採用すればよい。第1に、UMTSの帯域単位サポートのための既存のRRCシグナリングが使われ続けてよい。第2に、UEによってサポートされる各帯域ごとに、UEは、その帯域用にサポートされる最大チャネル帯域幅を示すための第1のビットセット、およびUEによってDC-HSUPAがさらにサポートされる予定の最大帯域幅を示すための第2のビットセットをさらにシグナリングすることができる。
図1Aは、シングルバンド中でのUE能力シグナリングのためのUE能力シグナリングプロセス1100を示し、ブロック1102で、UMTSの帯域単位サポートが、RRCシグナリングを使ってシグナリングされる。
ブロック1104で、UEによってサポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対してサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットが、ノードBにシグナリングされる。ある実施例では、第1のビットセットは、4つの値、たとえば、5、10、15、または20MHzの1つを指定する2ビットを含み得る。第1のビットセットによって示される帯域幅は、シングルバンド用にUEによってサポートされる最大帯域幅に対応し得る。
ブロック1106で、UEがDC-HSUPAをさらに適応させる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第2のビットセットが、ノードBにシグナリングされる。この実施例を続けると、第2のビットセットは、3つの値、たとえば、10、15、または20MHzの1つを指定する2ビットを含み得る。第2のビットセットによって示される帯域幅は、指定された帯域幅がダウンリンク上に構成されると、UEがDC-HSUPAをサポートすることを示し得る。
たとえば、UEは、UEが、第1のビットセットを使って、帯域A中の4つの隣接キャリア(20MHz)の最大チャネル帯域幅をサポートするが、第2のビットセットを使って、その帯域中の最大15MHzのダウンリンク構成キャリアでDC-HSUPAをサポートするだけであることをシグナリングしてもよい。言い換えると、この実施例では、UEは、ダウンリンク上の4つの隣接キャリアで構成されている場合、デュアルアップリンクで構成することはできないが、ダウンリンク上の2または3つの隣接キャリアで構成された場合は、DC-HSUPAをサポートすることができる。
そのような区別の必要性は、特定の帯域中での、第2のアップリンクからダウンリンクへの干渉によるものであることが諒解されよう。
デュアルバンド動作の場合、2つの帯域中に構成された、最大3つまたは4つのキャリアがあってよく、以下の例示的なシグナリング機構を採用することができる。
第1に、既存のリリース9の帯域組合せテーブル(上記Table 1(表1)を参照)が、シグナリングに採用され続けてよい。このテーブルは、新規エントリがダウンリンク周波数帯域に関して異なるときのみ、新規エントリを追加することによって修正され得る。言い換えると、このテーブルでは、各帯域中でサポートされるダウンリンクキャリアの数をそれ以上見分けてはならない。
第2に、帯域組合せテーブルの各エントリ用に、拡張テーブルを導入すればよい。この拡張テーブルは、複数の帯域にわたる複数の特定のダウンリンクキャリア割振りそれぞれがUEによってサポートされるか否かをシグナリングするための第1のビットセット、およびUEが、複数の帯域にわたる複数の特定のダウンリンクキャリア割振りそれぞれに対してDC-HSUPAをサポートするか否かをシグナリングするための第2のビットセットを含み得る。
図1Bは、デュアルバンドでのUE能力シグナリングのためのUE能力シグナリングプロセス1200を示し、ブロック1202で、UEによってサポートされるアップリンクおよびダウンリンク周波数帯域の許可される組合せが、ノードBにシグナリングされる。
ブロック1204で、周波数帯域の間の複数のキャリア割振りそれぞれがサポートされるか否かを示す第1のビットセットがシグナリングされる。ある実施例では、拡張テーブルの第1のビットセットは、特定のダウンリンクキャリア割振り、すなわち(1,1)、(2,1)、(1,2)、(3,1)、(1,3)、および(2,2)それぞれのサポートをシグナリングするための6ビットを含み得る。たとえば、111000という6ビットシーケンスは、キャリア割振り(1,1)、(2,1)、(1,2)はサポートされるが、キャリア割振り(3,1)、(1,3)、および(2,2)はサポートされないことを示し得る。さらに、割振り(3,0)、(0,3)、(4,0)、(0,4)のサポートは、この情報は元から存在するシングルバンドシグナリング機構を使ってシグナリングされ得るので、拡張テーブルにおいて別々に提供される必要はないことに留意されたい。
ブロック1206で、周波数帯域の間の複数のキャリア割振りそれぞれに対するDC-HSUPAのサポートを示す第2のビットセットがシグナリングされる。この実施例を続けると、DC-HSUPA可能UEの場合、拡張テーブルの第2のビットセットは、ダウンリンクキャリア割振り、すなわち(2,1)、(1,2)、(3,1)、(1,3)、および(2,2)それぞれに対するDC-HSUPAのサポートをシグナリングするための6ビットを含み得る。これら6ビットのうち2ビットは、(2,2)というキャリア割振り用に予約されるべきであることに留意されたい。というのは、2つの帯域それぞれにおけるDC-HSUPAのサポートをシグナリングするのに、1ビットが必要とされるからである。残りの4つのキャリア割振り用には、1つのキャリアが帯域の1つにおいてサポートされるので、DC-HSUPAサポートが、もう一方の帯域にも自動的に適用される。さらに、(1,3)および(3,1)というキャリア割振りの場合、DC-HSUPAのサポートは、3つのキャリアのうち隣接するどの2つも、DC-HSUPAにおいて構成され得ることを意味する。
たとえば、UEは、第1のビットセットを使って、2つの帯域に対してキャリア組合せ(2,2)をUEがサポートするが、第2のビットセットを使って、他方の帯域ではただ1つのダウンリンクキャリアが構成される場合は第1の帯域ではDC-HSUPAをサポートするだけであることをシグナリングすることができる。言い換えると、UEは、2つの帯域において(2,2)で構成された場合、デュアルアップリンクで構成することはできないが、2つの帯域において(2,1)で構成された場合は、第1の帯域ではDC-HSUPAをサポートすることができる。
本明細書において前述したように、そのような区別の必要性は、特定の帯域中での、第2のアップリンクからダウンリンクへの干渉によるものである。
本明細書に記載する拡張テーブルの使用は有利には、UEによるDC-HSUPAサポート性について完全な情報を伝えることが諒解されよう。さらに、テーブルサイズのスケーラビリティおよびフィードバックの長さについての問題はない。
代替手法では、UEは、Table 2(表3)に示すような、帯域とキャリアの特定の組合せをUEがサポートすることをシグナリングすることができる。具体的には、UEは、Table 2(表3)に示すある特定の「シナリオ」をUEがサポートすることをシグナリングすることができ、各シナリオは、帯域組合せ(すなわち、帯域Aと帯域Bの帯域番号の組合せ)を、各帯域中のサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数とともに指定する。特定のシナリオは、たとえば、第1のビットセットを使ってシグナリングすることができる。
上記テーブルは、例示目的でのみ示されており、本開示の範囲を、可能なシナリオのどの特定のリストに限定することも意図していないことを理解されたい。代替帯域とキャリア組合せならびにサポート可能キャリアは、本明細に記載する開示に従って、テーブル形式に容易にカプセル化され、シグナリング用識別子を割り当てられ得ることが当業者には諒解されよう。
上記テーブルにおける「シナリオ」のシグナリングに基づくシグナリング機構の1つの限定として、テーブルに対する将来の拡張のために、各新規帯域組合せを指定するのに必要とされるエントリの数、ならびにUEがノードBにシグナリングしなければならないエントリの数は、急速に増加し得ることが諒解されよう。たとえば、4C可能UEの場合、可能性として5つのエントリが、各帯域組合せ(2,1)、(1,2)、(3,1)、(1,3)および(2,2)用に必要とされる。UEが、所与の帯域組合せに対してこれらのキャリア組合せすべてをサポートすることができる場合、UEは、UEの能力についての情報の全体を各帯域組合せごとにノードBに完全に伝えるために、たとえば、5つの別個のコードワードを使って、5つのエントリを別々にシグナリングしなければならない。さらに、UEが、UEのキャリア組合せ能力に関してノードBにシグナリングすることを許可されるエントリの総数には上限があり得る。たとえば、規格のあるバージョンが、UEはテーブルの最大16個のエントリのみをノードBにシグナリングしてよいと指定する場合がある。したがって、UEに、その能力をノードBに全体的にシグナリングさせるのに必要とされるシグナリング機構を単純化することが望ましいであろう。
UE能力シグナリングの一態様では、UEがその能力を伝えるためにシグナリングしなければならない別個のエントリの数を削減するために、暗示されるサポート性のためのいくつかの規則が、シグナリング機構に導入され得る。たとえば、帯域Aと帯域Bという帯域組合せなどに対する、より高い(たとえば、(3,1))キャリア組合せに対する、UEによるサポートのシグナリングは、UEが、帯域Aおよび帯域Bにおいて、より低い(たとえば、(2,1))キャリア組合せもサポートすることを含意するために行われ得る。このように、UEによってサポートされるすべてのキャリア組合せが、ノードBに別々にシグナリングされる必要があるわけではない。
UEによって使われるテーブルは、適切なシグナリングが起こるためには、ノードBによって使われるテーブルと同期されなければならないことが諒解されよう。たとえば、UEは、(3,1)をサポートすることをシグナリングし、そうすることによって、(2,1)をサポートすることも示すことができる。ただし、ノードBが、UEとは異なるバージョンのテーブルを使っている場合、ノードBは、(3,1)ならびに(2,1)のサポートをシグナリングするというUEの意図を適切に認識することができない可能性がある。この場合、ノードBは、UEの信号を誤解し、またはUEの信号を全く認識できない可能性がある。
UE能力シグナリングの一態様では、UEとノードBのテーブルが確実に同期されるようにするために、テーブルが拡張される度に、連続するバージョン番号を割り当てればよい。この場合、ノードBは、そのテーブルバージョンを、テーブルバージョン番号としてシステム情報ブロック(SIB)に入れてブロードキャストすればよく、UEは、このブロードキャストされたテーブルバージョン番号をリッスンすればよい。ネットワークによってブロードキャストされたテーブルバージョン番号の受信に応答して、UEは、ネットワークバージョンのテーブルにも存在するエントリのみをシグナリングするように設定すればよい。
たとえば、ノードBに格納されているテーブルは、バージョン番号1で識別され、たとえば、20個の帯域に対するキャリア組合せに対応するエントリを含むと仮定する。一方、UEは、テーブルバージョン番号1、ならびに25個の帯域に対するキャリア組合せに対応するエントリを含む、バージョン番号2で識別されるより新しいテーブルにアクセスすることができる。この場合、ノードBは、そのテーブルバージョンを、バージョン番号1としてブロードキャストする。このブロードキャストをリッスンすることによって、UEは、ブロードキャスト側ノードBと通信するとき、テーブルバージョン番号2ではなくテーブルバージョン番号1を使うべきであると知ることになる。このようにして、UEのテーブルとノードBのテーブルとの間の通信が同期される。
図1Cは、本開示手法の一態様に従って構成されたノードBに関するUE能力シグナリングプロセス1300を示し、ブロック1302で、ノードBは、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットを受信する。第1のビットセットは、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する。第1のビットセットは、UEが、第1の帯域用に第1の複数のキャリアを、第2の帯域用に第2の複数のキャリアをサポートすることを示す。
ブロック1304で、ノードBは、第1のビットセットから、UEが、第1の帯域用に第3の複数のキャリアをさらにサポートすることを暗示する。第3の複数のキャリアの数は、第2の複数のキャリアの数より少ない。
ブロック1306で、ノードBは、第1の帯域用に第3の複数のキャリアをサポートするようにUEを構成する。第3の複数のキャリアの数は、第2の複数のキャリアの数より少ない。
ブロック1308で、ノードBは、キャリア組合せに第1のビットセットを割り当てるために使われるテーブルのバージョンを示すバージョン番号と、サポート可能ダウンリンクキャリアの数とをUEに送信する。
図1Dは、本開示の一態様に従って構成されたUEに関するUEシグナリングプロセス1400を示し、ブロック1402で、この方法は、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードBに送信することを含む。第1のビットセットは、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する。第1のビットセットは、UEが、第1の帯域用に第1の複数のキャリアを、第2の帯域用に第2の複数のキャリアをサポートすることを示す。
ブロック1404で、この方法は、キャリア組合せに第1のビットセットを割り当てるためにノードBによって使われるテーブルのバージョンを示すバージョン番号と、サポート可能ダウンリンクキャリアの数とをノードBから受信することを含む。
ブロック1406で、UEは、ノードBから受信したバージョン番号によって指定されるテーブルのバージョンに従って、第1のビットセットを送信する。
図2は、本開示による装置の例示的な実施形態200を示す。装置200は、たとえば、本明細書に記載する原理に従って動作するUEまたはノードBのいずれかでよい。図2において、装置200は、ワイヤレス信号を送信(TX)および受信(RX)するためのアンテナ230に結合される。
ノードBの例示的な実施形態において、装置200は、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードBにおいて受信するように構成された受信機210を含み、第1のビットセットは、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する。装置200は、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して特定の数のキャリアをサポートするよう、UEにシグナリングするように構成された送信機220をさらに含む。
UEの例示的な実施形態において、装置200は、HSDPAのためのUEによってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードBに送信するように構成された送信機220を含み、第1のビットセットは、少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対してUEによってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する。装置200は、UEによってサポートされるべきキャリアの構成をノードBから受信するように構成された受信機210をさらに含む。
図3〜図6を参照して本明細書にさらに記載するのは、本開示の原理が適用され得る、UMTSに従って動作する無線ネットワークの一実施例である。ノードB110、111、114および無線ネットワークコントローラ141〜144は、「無線ネットワーク」、「RN」、「アクセスネットワーク(AN)」と呼ばれるネットワークの一部である。無線ネットワークは、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)でよい。UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、ノードB(または基地局)と、UMTS無線アクセスネットワークを作り上げる、ネットワークが含むノードB用の制御機器(または無線ネットワークコントローラ(RNC))とに対する集合語である。これは、リアルタイム回路交換トラフィックタイプと、IPベースのパケット交換トラフィックタイプの両方を搬送することができる3G通信ネットワークである。UTRANは、ユーザ機器(UE)123〜127にエアインターフェースアクセス方法を提供する。UTRANによって、UE(ユーザ機器)とコアネットワークとの間が接続可能になる。無線ネットワークは、複数のユーザ機器デバイス123〜127の間でデータパケットを移送することができる。
UTRANは、4つのインターフェース、すなわちIu、Uu、IubおよびIurによって、他の機能エンティティに内部的または外部的に接続される。UTRANは、Iuと呼ばれる外部インターフェースを介して、GSM(登録商標)コアネットワーク121に付加される。無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144(図4に示す)のうち、141、142を図3に示すが、これらのRNCは、このインターフェースをサポートする。さらに、RNC141〜144は、Iubと標示されるインターフェースを介して、ノードBと呼ばれる1組の基地局を管理する。Iurインターフェースは、2つのRNC141〜142を互いに接続させる。RNC141〜144は、Iurインターフェースによって相互接続されるので、UTRANは、コアネットワーク121からはほぼ独立している。図3は、RNC、ノードBならびにIuおよびUuインターフェースを使う通信システムを開示している。Uuも外部にあり、ノードB110、111、114をUE123〜127と接続し、Iubは、RNC142〜144をノードB110、111、114と接続する内部インターフェースである。
無線ネットワークは、上で述べたように企業イントラネット、インターネット、または従来の公衆交換電話網など、無線ネットワークの外側の追加ネットワークにさらに接続することができ、各ユーザ機器デバイス123〜127と、そのような外側ネットワークとの間でデータパケットを移送することができる。
図4は、通信ネットワーク100の、選択された構成要素を示し、ネットワーク100は、ノードB(または基地局もしくはワイヤレス送受信基地局)110、111、114に結合された無線ネットワークコントローラ(RNC)(または基地局コントローラ(BSC))141〜144を含む。ノードB110、111、114はユーザ機器(またはリモート局)123〜127と、対応するワイヤレス接続155、167、182、192、193、194を介して通信する。通信チャネルは、ノードB110、111、114からユーザ機器(UE123〜127)への送信用の順方向リンク(FL)(ダウンリンクとしても知られる)、およびUE123〜127からノードB110、111、114への送信用の逆方向リンク(RL)(アップリンクとしても知られる)を含む。RNC141〜144は、1つまたは複数のノードBに制御機能を提供する。無線ネットワークコントローラ141〜144は、モバイル交換センター(MSC)151、152を通して公衆交換電話網(PSTN)148に結合される。別の実施例では、無線ネットワークコントローラ141〜144は、パケットデータサーバノード(PDSN)(図示せず)を通してパケット交換ネットワーク(PSN)(図示せず)に結合される。無線ネットワークコントローラ141〜144およびパケットデータサーバノードのような様々なネットワーク要素間のデータ交換は、任意の数のプロトコル、たとえばインターネットプロトコル(IP)、非同期転送モード(ATM)プロトコル、T1、E1、フレームリレーまたは他のプロトコルを使用して実施できる。
各RNCは、複数の役割を果たす。第1に、ノードBを使うことを試みる新規携帯またはサービスの承認を制御することができる。第2に、ノードB、または基地局の観点から、RNCは制御側RNCである。承認を制御することにより、携帯には、ネットワークが用意できる限度まで、無線資源(帯域幅および信号/ノイズ比)が確実に割り振られるようになる。RNCは、ノードBのIubインターフェースが終端する所である。UEまたは携帯の観点から、RNCは、UEまたは携帯が携帯のリンク層通信を終了させる所であるサービングRNCとして作用する。コアネットワークの観点から、サービングRNCは、UEに対してIuを終了させる。サービングRNCは、そのIuインターフェースを介してコアネットワークを使うことを試みる新規携帯またはサービスの承認も制御する。
エアインターフェース用に、UMTSは、最も一般的には、広帯域符号分割多元接続(またはW-CDMA)として知られる広帯域スペクトラム拡散モバイルエアインターフェースを使う。W-CDMAは、別個のユーザへの直接シーケンス符号分割多元接続シグナリング方法(またはCDMA)を使う。W-CDMA(広帯域符号分割多元接続)は、モバイル通信のための第3世代規格である。GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)/GPRSから発展したW-CDMAは、第2世代標準であり、データ能力が限られた音声通信に順応している。W-CDMAの第1の商業展開は、W-CDMAリリース99と呼ばれる規格のバージョンに基づく。
リリース99仕様は、アップリンクパケットデータを可能にするための2つの技法を定義している。最も一般的には、専用チャネル(DCH)またはランダムアクセスチャネル(RACH)のいずれかを使うデータ送信がサポートされる。ただし、DCHは、パケットデータサービスのサポート用の1次チャネルである。各リモート局123〜127は、直交可変拡散率(OVSF)符号を使う。OVSF符号とは、個々の通信チャネルを一意に識別しやすくする直交符号である。さらに、ソフトハンドオーバを使ってマイクロダイバーシチがサポートされ、閉ループ電力制御がDCHとともに利用される。
擬似ランダムノイズ(PN)シーケンスが、送信パイロット信号を含む送信データを拡散するために、CDMAシステムにおいて一般に使われる。PNシーケンスの単一値を送信するのに必要な時間は、チップとして知られ、チップが変化するレートは、チップレートとして知られる。直接シーケンスCDMAシステムの設計において固有なのは、そのPNシーケンスを、ノードB110、111、114のシーケンスに合わせて整列させる受信機である。W-CDMA規格によって定義されるシステムなど、いくつかのシステムは、基地局110、111、114を、プライマリスクランブリングコードとして知られる、それぞれに対する一意のPNコードを使って区別する。W-CDMA規格は、ダウンリンクをスクランブルするための2つのゴールドコードシーケンス、すなわち同相構成要素(I)用に1つ、直角位相(Q)用に1つを定義している。IおよびQ PNシーケンスはまとめて、データ変調なしでセル全体にわたってブロードキャストされる。このブロードキャストは、共通パイロットチャネル(CPICH)と呼ばれる。生成されたPNシーケンスは、38,400チップの長さに短縮される。38,400チップの期間は、無線フレームと呼ばれる。各無線フレームは、スロットと呼ばれる15等分セクションに分割される。W-CDMAノードB110、111、114は、互いに対して非同期に動作するので、ある基地局110、111、114のフレームタイミングを知っているからといって、他のいずれかのノードB110、111、114のフレームタイミングを知っていることにはならない。このタイミングを知るために、W-CDMAシステムは、同期チャネルおよびセルサーチ技法を用いる。
3GPPリリース5以降は、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)をサポートする。3GPPリリース6以降は、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)をサポートする。HSDPAおよびHSUPAは、それぞれ、ダウンリンクおよびアップリンクでの高速パケットデータ送信を可能にするチャネルおよび手順のセットである。リリース7のHSPA+は、3つの改善を用いて、データレートを向上させる。第1に、ダウンリンクにおける2×2MIMOに対するサポートを導入した。MIMOを用いると、ダウンリンク上でサポートされるピークデータレートは28Mbpsになる。第2に、より高次の変調が、ダウンリンク上で導入される。ダウンリンクにおいて64QAMを使用することにより、ピークデータレートが21Mbpsになる。第3に、より高次の変調が、アップリンク上で導入される。アップリンクにおいて16QAMを使用することにより、ピークデータレートが11Mbpsになる。
HSUPAでは、ノードB110、111、114は、いくつかのユーザ機器デバイス123〜127が、一定の電力レベルを同時に送信することを認める。これらの許可は、短期間で(数十msごとに)資源を割り振る高速スケジューリングアルゴリズムを使って、ユーザに割り当てられる。HSUPAの素早いスケジューリングは、パケットデータのバースト性にとって好適である。活動度が高い期間中、ユーザは、利用可能資源のうちより大きい割合を得ることができるが、活動度が低い期間中は、帯域幅をほとんどまたは全く得ることができない。
3GPPリリース5のHSDPAでは、アクセスネットワークの送受信基地局110、111、114は、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)上では、ユーザ機器デバイス123〜127にダウンリンクペイロードデータを、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)上では、ダウンリンクデータに関連づけられた制御情報を送る。データ送信に使われる、256個の直交可変拡散率(OVSFまたはウォルシュ)符号がある。HSDPAシステムでは、これらの符号は、セルラーテレフォニー(音声)用に通常は使われるリリース1999(レガシーシステム)符号と、データサービス用に使われるHSDPA符号とに区分される。各送信時間間隔(TTI)ごとに、HSDPA可能ユーザ機器デバイス123〜127に送られる専用制御情報は、符号空間内のどの符号が、デバイスにダウンリンクペイロードデータを送るのに使われることになるか、およびダウンリンクペイロードデータの送信に使われることになる変調をデバイスに示す。
HSDPA動作を用いると、ユーザ機器デバイス123〜127へのダウンリンク送信を、15個の利用可能HSDPA OVSF符号を使って、異なる送信時間間隔にスケジュールすることができる。所与のTTIに、各ユーザ機器デバイス123〜127は、TTI中にデバイスに割り振られたダウンリンク帯域幅に依存して、15個のHSDPA符号の1つまたは複数を使っている場合がある。
MIMOシステムでは、送信および受信アンテナから、N(送信機アンテナの数)×M(受信機アンテナの数)個の信号パスがあり、これらのパス上の信号は同一ではない。MIMOは、複数のデータ送信パイプを作成する。パイプは、空間時間領域内で直交である。パイプの数は、システムのランクに等しい。これらのパイプは、空間時間領域内で直交なので、ほとんど互いに干渉を生じない。データパイプは、N×M個のパス上で信号を適切に組み合わせることによって、適切なデジタル信号処理で実現される。送信パイプは、アンテナ送信チェーンにも、どの特定の送信経路にも対応しないことに留意されたい。
通信システムは、単一のキャリア周波数も複数のキャリア周波数も使うことができる。各リンクは、異なる数のキャリア周波数を組み込むことができる。さらに、アクセス端末123〜127は、ワイヤレスチャネルを介して、または、たとえば、光ファイバもしくは同軸ケーブルを使用するワイヤードチャネルを介して通信する任意のデータデバイスであり得る。アクセス端末123〜127は、限定はしないが、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部または内部モデム、あるいはワイヤレス電話または有線電話を含む、いくつかのタイプのデバイスのいずれかであり得る。アクセス端末123〜127は、ユーザ機器(UE)、リモート局、移動局または加入者局としても知られる。また、UE123〜127は、移動しても静止してもよい。
1つまたは複数のノードB110、111、114とのアクティブトラフィックチャネル接続を確立したユーザ機器123〜127は、アクティブユーザ機器123〜127と呼ばれ、トラフィック状態にあると言われる。1つまたは複数のノードB110、111、114とのアクティブトラフィックチャネル接続を確立するプロセスの最中であるユーザ機器123〜127は、接続セットアップ状態にあると言われる。ユーザ機器123〜127がノードB110、111、114に信号を送る際に経由する通信リンクは、アップリンクと呼ばれる。ノードB110、111、114がユーザ機器123〜127に信号を送る際に経由する通信リンクは、ダウンリンクと呼ばれる。
図5についてこれ以降で詳述するが、具体的には、ノードB110、111、114および無線ネットワークコントローラ141〜144が、パケットネットワークインターフェース146とインターフェースをとる。(図5では、簡潔にするために、ノードB110、111、114のただ1つおよびRNC141〜144のただ1つが示されていることに留意されたい。)ノードB110、111、114および無線ネットワークコントローラ141〜144は、図3および図5に、1つまたは複数のノードB110、111、114および無線ネットワークコントローラ141〜144を囲む点線で示す無線ネットワークサーバ(RNS)66の一部でよい。送信されるべき、関連するデータ量は、ノードB110、111、114内のデータキュー172から取得され、データキュー172に関連づけられたユーザ機器123〜127に送信するために、チャネル要素168に与えられる。
無線ネットワークコントローラ141〜144は、モバイル交換センター151、152を介して公衆交換電話網(PSTN)148とインターフェースをとる。また、無線ネットワークコントローラ141〜144は、通信システム100内のノードB110、111、114とインターフェースをとる(簡潔にするために、ただ1つのノードB110、111、114を図5に示してある)。さらに、無線ネットワークコントローラ141〜144は、パケットネットワークインターフェース146とインターフェースをとる。無線ネットワークコントローラ141〜144は、通信システム内のユーザ機器123〜127と、パケットネットワークインターフェース146およびPSTN148に接続された他のユーザとの間の通信を調整する。PSTN148は、標準電話網(図5には示さず)を介してユーザとインターフェースをとる。
無線ネットワークコントローラ141〜144は、多くのセレクタ要素136を含むが、簡潔にするために、ただ1つを図5に示してある。各セレクタ要素136は、1つまたは複数のノードB110、111、114と1つのリモート局123〜127(図示せず)との間の通信を制御するために割り当てられる。セレクタ要素136が、所与のユーザ機器123〜127に割り当てられていない場合、呼制御プロセッサ140は、ユーザ機器123〜127をページングしたいという希望を知らされる。呼制御プロセッサ140は次いで、ノードB110、111、114に、ユーザ機器123〜127をページングするよう指令する。
データソース122は、所与のユーザ機器123〜127に送信されるべき、一定量のデータを含む。データソース122は、このデータを、パケットネットワークインターフェース146に与える。パケットネットワークインターフェース146は、データを受信し、セレクタ要素136にデータをルーティングする。セレクタ要素136は次いで、目標ユーザ機器123〜127と通信するノードB110、111、114にデータを送信する。一実施例では、各ノードB110、111、114は、ユーザ機器123〜127に送信されるべきデータを格納するデータキュー172を維持する。
データパケットごとに、チャネル要素168が、必要な制御フィールドを挿入する。一実施例では、チャネル要素168は、巡回冗長検査、すなわちCRC、データパケットおよび制御フィールドのエンコードを実施し、コードテールビットのセットを挿入する。データパケット、制御フィールド、CRCパリティビット、およびコードテールビットは、フォーマットされたパケットを含む。チャネル要素168は次いで、フォーマットされたパケットをエンコードし、エンコードされたパケット中のシンボルをインターリーブする(または並べ替える)。インターリーブされたパケットは、ウォルシュ符号で覆われ、短いPNIおよびPNQコードで拡散される。拡散データは、RFユニット170に与えられ、ユニット170は、信号を直交変調し、フィルタリングし、増幅する。ダウンリンク信号は、アンテナを介してダウンリンクに無線で送信される。
ユーザ機器123〜127において、ダウンリンク信号がアンテナによって受信され、受信機にルーティングされる。受信機は、信号のフィルタ処理、増幅、直交復調および量子化を行う。デジタル化された信号が復調器(DEMOD)に提供され、デジタル化された信号は、短いPNIおよびPNQコードで逆拡散され、ウォルシュカバーでデカバーされる。復調データは復号器に提供され、復号器はノードB110、111、114で行われた信号処理機能の逆、具体的にはデインターリーブ、復号およびCRCチェック機能を実行する。復号データはデータシンクに提供される。
図6は、ユーザ機器(UE)123〜127の一実施例を示し、ここでUE123〜127は、送信回路構成164(PA108を含む)と、受信回路構成109と、電力コントローラ107と、復号プロセッサ158と、信号の処理において使用するための処理ユニット103と、メモリ116とを含む。送信回路構成164および受信回路構成109は、UE123〜127と離れた場所との間のオーディオ通信など、データの送信および受信を可能にする。送信回路構成164および受信回路構成109は、アンテナ118に結合され得る。
処理ユニット103は、UE123〜127の動作を制御する。処理ユニット103は、CPUと呼ばれることもある。メモリ116は、読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができ、命令およびデータを処理ユニット103に提供する。また、メモリ116の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むことができる。
UE123〜127の様々な構成要素は、バスシステム130によって互いに結合されており、バスシステム130には、データバスに加えて電力バス、制御信号バス、ステータス信号バスがある。明快にするために、様々なバスを図6ではバスシステム130として示している。
論じる方法のステップは、図5に示すように、ノードB110、111、114内のメモリ116中に置かれたソフトウェアまたはファームウェア43の形の命令として記憶されてもよい。これらの命令は、図5のノードB110、111、114の制御ユニット162によって実行することができる。代替として、または連携して、論じる方法のステップは、UE123〜127内のメモリ116中に置かれたソフトウェアまたはファームウェア42の形の命令として記憶されてもよい。これらの命令は、図6のUE123〜127の処理ユニット103によって実行することができる。
図7は、たとえばユーザ機器123〜127において実装され得る送信機構造および/またはプロセスの一実施例を示す。図7に示す機能および構成要素は、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアおよびハードウェアの組合せで実装することができる。図5に示す機能に加えて、または当該機能の代わりに、他の機能が追加されてもよい。
図7では、データソース200がデータd(t)すなわち200aをFQI/符号器202に提供する。FQI/符号器202は、巡回冗長検査(CRC)などのフレーム品質インジケータ(FQI)をデータd(t)に付加することができる。FQI/符号器202は、1つまたは複数の符号化方式を用いてデータおよびFQIをさらに符号化して、符号化されたシンボル202aを提供することができる。各符号化方式には、1つまたは複数の種類の符号化、たとえば畳み込み符号化、ターボ符号化、ブロック符号化、反復符号化、他の種類の符号化があり、全く符号化しない場合もある。他の符号化方式には、自動再送要求(ARQ)、ハイブリッドARQ(H-ARQ)およびインクリメンタルリダンダンシ反復技法が含まれ得る。様々なタイプのデータを様々な符号化方式で符号化することができる。
インターリーバ204は、符号化されたデータシンボル202aを時間的にインターリーブしてフェージングを除去し、シンボル204aを生成する。インターリーブされた信号シンボル204aは、フレームフォーマットブロック205によって所定のフレームフォーマットにマップされて、フレーム205aを生成することができる。一実施例では、フレームフォーマットは、複数のサブセグメントから構成されるものとしてフレームを指定することができる。サブセグメントは、所与の次元、たとえば時間、周波数、コードまたはその他の次元に沿ったフレームの任意の連続部分であり得る。フレームは固定の複数のそのようなサブセグメントから構成可能であり、各サブセグメントはフレームに割り当てられたシンボルの総数の部分を含む。たとえば、W-CDMA規格によれば、サブセグメントはスロットと定義できる。CDMA2000規格によれば、サブセグメントは電力制御グループ(PCG)と定義できる。一実施例では、インターリーブされたシンボル204aは、フレーム205aを構成する複数(S個)のサブセグメントにセグメント化される。
フレームフォーマットは、インターリーブされたシンボル204aとともにたとえば制御シンボル(不図示)を含めることをさらに指定することができる。そのような制御シンボルには、たとえば電力制御シンボル、フレームフォーマット情報シンボルなどがある。
変調器206はフレーム205aを変調して、変調データ206aを生成する。変調技法の例として、2位相シフトキーイング(BPSK)および4位相シフトキーイング(QPSK)がある。変調器206はまた、一連の変調データを反復することができる。
ベースバンド-無線周波(RF)変換ブロック208は、1つまたは複数のノードB局受信機へワイヤレス通信リンクにより信号210aとしてアンテナ210を介して送信するために、変調信号206aをRF信号に変換することができる。
多種多様な技術および技法のうちのいずれかを使用して情報および信号を表すことができる。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書で開示する実施例に関して説明する、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得る。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能に関して上記で全体的に説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよび全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。記載した機能は、特定の適用例ごとに様々な方法で実装され得るが、そのような実装の決定は、本開示および請求項の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施例に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する実施例に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICは、ユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的実施例では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装することができる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、またはたとえば赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義内に含まれる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
上記の説明は、開示した方法および装置を当業者が作成または使用できるようにするために提供される。これらの方法および装置への様々な修正が当業者には容易に明らかになることになり、本明細書に定義する一般原理は、本説明または請求項の趣旨や範囲を逸脱することなしに他の実施例に適用され得る。したがって、請求項は、本明細書に示す実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最大の範囲を与えられるものである。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、またはたとえば赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義内に含まれる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。したがって、一部の態様において、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含み得る。さらに、一部の態様において、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を含み得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
したがって、本開示は、添付の請求項以外によって限定されるものではない。
200 装置、データソース
202 FQI/符号器
202a データシンボル
204 インターリーバ
204a 信号シンボル
205 フレームフォーマットブロック
205a フレーム
206 変調器
206a 変調信号
208 ベースバンド-無線周波(RF)変換ブロック
210 受信機、アンテナ
210a 信号
220 送信機
230 アンテナ

Claims (34)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    各帯域向けのキャリアセットに対するサポートを示す第1のビットセットを送信するステップ(1402)であって、前記第1のビットセットが、その帯域向けにサポートされる最大チャネル帯域幅に関連した情報を含むステップと、
    複数のアップリンクがサポートされる、前記キャリアセットに対する構成を示す第2のビットセットを送信するステップ(1406)とを含む方法。
  2. UE(123)が、第1の帯域用に第1の複数のキャリアを、第2の帯域用に第2の複数のキャリアをサポートすることを、前記第1のビットセットが示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のビットセットが、テーブルに従って、キャリア組合せと、サポート可能ダウンリンクキャリアの数とに割り当てられ、前記方法が、ノードB(110)によって使われる前記テーブルのバージョンを示すバージョン番号を、前記ノードB(110)から受信するステップ(1404)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UE(123)が、前記ノードB(110)から受信した前記バージョン番号によって指定されるテーブルのバージョンに従って、前記第1のビットセットを送信する、請求項3に記載の方法。
  5. ワイヤレス通信のための装置であって、
    HSDPAのためのUE(123)によってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードB(110)に送信するように構成された送信機(220)であって、前記第1のビットセットが、前記少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して前記UE(123)によってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する送信機(220)と、
    前記UE(123)によってサポートされるべきキャリアの構成を前記ノードB(110)から受信するように構成された受信機(210)とをさらに備える装置。
  6. 前記UE(123)が、第1の帯域用に第1の複数のキャリアを、第2の帯域用に第2の複数のキャリアをサポートすることを、前記第1のビットセットが示す、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1のビットセットが、テーブルに従って、キャリア組合せと、サポート可能ダウンリンクキャリアの数とに割り当てられ、前記受信機が、前記ノードB(110)によって使われる前記テーブルのバージョンを示すバージョン番号を、前記ノードB(110)から受信するようにさらに構成された、請求項5に記載の装置。
  8. 前記送信機(220)が、前記ノードB(110)から受信した前記バージョン番号によって指定されるテーブルのバージョンに従って、前記第1のビットセットを送信するようにさらに構成される、請求項7に記載の装置。
  9. ワイヤレス通信のための装置であって、
    各帯域向けのキャリアセットに対するサポートを示す第1のビットセットを送信するための手段(220)であって、情報が、その帯域向けにサポートされる最大チャネル帯域幅に関連した情報を含む手段と、
    複数のアップリンクがサポートされる、前記キャリアセットに対する構成を示す第2のビットセットを送信するための手段(220)とを備える装置。
  10. 前記UE(123)が、第1の帯域用に第1の複数のキャリアを、第2の帯域用に第2の複数のキャリアをサポートすることを、前記第1のビットセットが示す、請求項9に記載の装置。
  11. 前記第1のビットセットが、テーブルに従って、キャリア組合せと、サポート可能ダウンリンクキャリアの数とに割り当てられ、前記装置が、ノードB(110)によって使われる前記テーブルのバージョンを示すバージョン番号を、前記ノードB(110)から受信するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  12. 前記第1のビットセットを送信するための前記手段(220)が、前記ノードB(110)から受信した前記バージョン番号によって指定されるテーブルのバージョンに従って前記第1のビットセットを送信するための手段(220)を備える、請求項11に記載の装置。
  13. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムであって、
    各帯域向けのキャリアセットに対するサポートを示す第1のビットセットを送信する(1104)ために実行可能な命令であって、情報が、その帯域向けにサポートされる最大チャネル帯域幅に関連した情報を含む命令と、
    複数のアップリンクがサポートされる、前記キャリアセットに対する構成を示す第2のビットセットを送信する(1106)ために実行可能な命令とを含む機械可読媒体(116)を備えるコンピュータプログラム。
  14. 前記UE(123)が、第1の帯域用に第1の複数のキャリアを、第2の帯域用に第2の複数のキャリアをサポートすることを、前記第1のビットセットが示す、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記第1のビットセットが、テーブルに従って、キャリア組合せと、サポート可能ダウンリンクキャリアの数とに割り当てられ、前記機械可読媒体が、ノードB(110)によって使われる前記テーブルのバージョンを示すバージョン番号を、前記ノードB(110)から受信するために実行可能な命令をさらに含む、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  16. 前記UE(123)が、前記ノードB(110)から受信した前記バージョン番号によって指定されるテーブルのバージョンに従って、前記第1のビットセットを送信する、請求項15に記載のコンピュータプログラム。
  17. ワイヤレス通信のための装置であって、
    アンテナ(230)と、
    前記アンテナ(230)に結合され、HSDPAのためのUE(123)によってサポートされる少なくとも2つの周波数帯域を示す第1のビットセットをノードB(110)に送信するように構成された送信機(220)であって、前記第1のビットセットが、前記少なくとも2つの周波数帯域それぞれに対して前記UE(123)によってサポートされるダウンリンク隣接キャリアの数をさらに指定する送信機(220)と、
    前記UE(123)によってサポートされるべきキャリアの構成を前記ノードB(110)から受信するように構成された受信機(210)とを備える装置。
  18. ワイヤレス通信のための方法であって、
    サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対してUE(123)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをシグナリングするステップ(1104)と、
    前記UE(123)がマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするステップ(1106)とを含む方法。
  19. 前記第1のビットセットが、4つの可能帯域幅、すなわち5、10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2のビットセットが、3つの可能帯域幅、すなわち10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項18に記載の方法。
  21. RRCシグナリングを使ってUMTSの帯域単位サポートをシグナリングするステップ(1102)をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  22. ワイヤレス通信のための装置であって、
    サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対してUE(123)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをシグナリングするように構成された送信機(220)を備え、前記送信機(220)が、前記UE(123)がマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするようにさらに構成される装置。
  23. 前記第1のビットセットが、4つの可能帯域幅、すなわち5、10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項22に記載の装置。
  24. 前記第2のビットセットが、3つの可能帯域幅、すなわち10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項22に記載の装置。
  25. 前記送信機(220)が、RRCシグナリングを使ってUMTSの帯域単位サポートをシグナリングするようにさらに構成される、請求項22に記載の装置。
  26. ワイヤレス通信のための装置であって、
    サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対してUE(123)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをシグナリングするための手段と、
    前記UE(123)がマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするための手段とを備える装置。
  27. 前記第1のビットセットが、4つの可能帯域幅、すなわち5、10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項26に記載の装置。
  28. 前記第2のビットセットが、3つの可能帯域幅、すなわち10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項26に記載の装置。
  29. RRCシグナリングを使ってUMTSの帯域単位サポートをシグナリングするための手段をさらに含む、請求項26に記載の装置。
  30. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムであって、
    サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対してUE(123)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットをシグナリングする(1104)ために実行可能な命令と、
    前記UE(123)がマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングする(1106)ために実行可能な命令とを含む機械可読媒体(116)を備えるコンピュータプログラム。
  31. 前記第1のビットセットが、4つの可能帯域幅、すなわち5、10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項31に記載のコンピュータプログラム。
  32. 前記第2のビットセットが、3つの可能帯域幅、すなわち10、15、または20MHzの1つを指定する、請求項31に記載のコンピュータプログラム。
  33. 前記機械可読媒体(116)が、RRCシグナリングを使ってUMTSの帯域単位サポートをシグナリングする(1102)ために実行可能な命令をさらに含む、請求項31に記載のコンピュータプログラム。
  34. ワイヤレス通信のための装置であって、
    アンテナ(230)と、
    サポートされる少なくとも1つの周波数帯域それぞれに対してUE(123)によってサポートされる最大ダウンリンクチャネル帯域幅を示す第1のビットセットを、前記アンテナ(230)を介してシグナリングするように構成された送信機(220)を備え、前記送信機(220)が、前記UE(123)がマルチキャリアアップリンク送信をさらに適応させるダウンリンクチャネル帯域幅の最大構成を示す第2のビットセットをシグナリングするようにさらに構成される装置。
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