JP2013522973A - 高データレートのアップリンク操作を拡張するための方法および装置 - Google Patents

高データレートのアップリンク操作を拡張するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

CDMAシステムにおいてアップリンク操作を拡張するための方法および装置が提供される。この方法は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信するステップであり、レート制御値がノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値が、信号対干渉雑音(SINR)メトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、ノードBによって選択される、ステップと、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信するステップと、第1の平均電力追跡ユニットを使用して、第1の選択された送信電力を生成し、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するステップとを含むことができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照により全文が本明細書に明確に組み込まれる、2010年3月15日に出願された「APPARATUS AND METHOD FOR ENHANCING HIGH DATA RATE UPLINK OPERATIONS」という名称の米国仮特許出願第61/314080号の利益を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、CDMAシステムにおける拡張アップリンク操作を可能にすることに関する。
音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、ワイヤレス通信システムが広く配置されている。これらのシステムは、使用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP Long Term Evolution (LTE)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、および高速パケットアクセス(HSPA)システムなどがある。
一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末の通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向および逆方向のリンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局までの通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力、または多入力多出力(MIMO)システム、デジタル回転子を介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ送信のための複数(NT)の送信アンテナおよび複数(NR)の受信アンテナを使用する。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルを、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解することができ、この場合、NS≦min{NT, NR}である。NS個の独立チャネルの各々は、次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作成される追加の次元が使用される場合、MIMOシステムは、性能を向上させる(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼度)ことができる。
さらに、CDMAシステムでは、ダウンリンクとアップリンクの両方において、高データレートが提供され得る。たとえば、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)は、QPSK変調に基づいて、初期ピーク5.7MbpsでWCDMAリリース6に導入された。リリース7では、16QAM変調により、ピークレートが11.4Mbpsに増加された。そのような高データレートでは、受信された信号対干渉雑音比(SINR)は、複数のパス間の干渉がもはや無視することができないほど高い可能性がある。この新しい操作領域における最適な性能のために、電力制御を含むいくつかの操作が拡張され得る。
Radio Resource Control (RRC) Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0
したがって、セルラーワイヤレス通信システムにおける高データレートのアップリンク操作を拡張するための改良された装置および方法が望まれる。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1つまたは複数の態様およびその対応する開示に従って、高データレートのアップリンク操作の拡張を提供する際の様々な態様について説明する。一態様によれば、高データレートのアップリンク操作を拡張するための方法が提供される。この方法は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信するステップを含むことができ、レート制御値は、ノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値は、信号対干渉雑音(SINR)メトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、ノードBによって選択される。さらに、方法は、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信するステップを含むことができる。さらに、方法は、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するステップを含むことができる。
別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。このコンピュータ可読媒体は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信するように実行可能なコードを含み、レート制御値は、ノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値は、SINRメトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、ノードBによって選択される。さらに、コンピュータ可読媒体は、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信するように実行可能なコードを含む。さらに、コンピュータ可読媒体は、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するように実行可能なコードを含む。
さらに別の一態様は、装置に関する。この装置は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信するための手段を含み、レート制御値は、ノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値は、SINRメトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、ノードBによって選択される。さらに、装置は、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信するための手段を含むことができる。さらに、装置は、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するための手段を含むことができる。
別の態様は、装置に関する。この装置は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信し、レート制御値がノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値が、SINRメトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、ノードBによって選択され、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信し、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するように構成されたプロセッサを含むことができる。さらに、この装置は、データを記憶するためのプロセッサに結合されたメモリを含むことができる。
さらに別の態様は、装置に関する。この装置は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信するために使用可能な受信機を含むことができ、レート制御値は、ノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値は、SINRメトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、ノードBによって選択される。さらに、装置は、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信し、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するために使用可能な送信機を含むことができる。
上記のおよび関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特許請求の範囲で具体的に指摘する特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が使用され得る様々な方法のうちのほんのいくつかしか示しておらず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むものとする。
本開示の特徴、性質、および利点は、下記の詳細な説明を図面と併せ読めばより明らかになる。図中、同様の参照符号は、全体を通じて同じ部分を表す。
一実施形態による多元接続ワイヤレス通信システムを示す図である。 通信システムを示すブロック図である。 処理システムを使用する装置のためのハードウェア実装の一例を示す図である。 電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 一態様によるワイヤレス通信システムにおいて通信を構築し、行うためのシステムを示すブロック図である。 一態様による1つまたは複数のビームフォーミング方式を使用したアップリンク送信ダイバーシティを可能にする方法を示す流れ図の一例である。 一態様による拡張アップリンク操作のためのブロック図の一例である。 一態様による拡張アップリンク操作のためのブロック図の一例である。 一態様による拡張アップリンク操作のためのブロック図の一例である。 一態様による拡張アップリンク操作のためのブロック図の一例である。 一態様による拡張アップリンク操作を可能にすることができるワイヤレス通信デバイスの一例を示すブロック図である。 本明細書で説明する別の態様による拡張アップリンク操作を可能にするように構成された基地局のアーキテクチャを示すブロック図である。 一態様による例示的なシミュレーション結果を示すチャートである。 別の態様による例示的なシミュレーション結果を示すチャートである。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークなどの様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W-CDMA)および低チップレート(LCR)を含む。cdma2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E-UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRA、E-UTRA、およびGSM(登録商標)は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)の一部である。Long Term Evolution (LTE)は、E-UTRAを使用するUMTSの来るべきリリースである。UTRA、E-UTRA、GSM(登録商標)、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は、当技術分野で知られている。明快のために、技法のいくつかの態様で、LTEについて以下に説明し、下記の説明の多くにおいてLTE用語が使用される。
シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)は、シングルキャリア変調および周波数領域等化を使用し、一技法である。SC-FDMAは、類似の性能、および本質的にOFDMAシステムのものと同じ全体的な複雑さを有する。SC-FDMA信号は、その固有のシングルキャリア構造のために、ピーク対平均電力比(PAPR)が低い。SC-FDMAは、特に、より低いPAPRが送信電力効率に関してモバイル端末に大幅に利益を与えるアップリンク通信で、大きな関心をひいた。これは現在、3GPP Long Term Evolution (LTE)または進化型UTRAでのアップリンク多元接続方式の作業仮説である。
図1を参照すると、一実施形態による多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。アクセスポイント100(AP)は、複数のアンテナグループを含み、あるグループは104および106を含み、別のグループは108および110を含み、さらに別のグループは112および114を含む。図1では、アンテナグループごとにアンテナが2つしか示されていないが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが使用されてもよい。アクセス端末116(AT)は、アンテナ112および114と通信し、アンテナ112および114は、順方向リンク120を介してアクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク118を介してアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106および108と通信し、アンテナ106および108は、順方向リンク126を介してアクセス端末122に情報を送信し、逆方向リンク124を介してアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムにおいて、通信リンク118、120、124、および126は、通信に異なる周波数を使用することができる。たとえば、順方向リンク120は、次いで逆方向リンク118によって使用される異なる周波数を使用することができる。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように設計されているエリアは、しばしばアクセスポイントのセクタと呼ばれる。本実施形態では、アンテナグループは各々、アクセスポイント100によってカバーされるエリアの、あるセクタにおけるアクセス端末と通信するように設計されている。
順方向リンク120および126上の通信において、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および124の順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを使用する。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージを介してランダムに分散されたアクセス端末に送信することによって、アクセス端末が単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するより、隣接セルにおけるアクセス端末への干渉がより少なくなる。
アクセスポイントは、端末と通信するために使用される固定局でもよく、アクセスポイント、ノードB、またはいくつかの他の用語で呼ばれ得る。また、アクセス端末は、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、アクセス端末、またはいくつかの他の用語で呼ばれ得る。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセスポイントとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末としても知られている)の一実施形態のブロック図である。一態様では、システム200は、1つまたは複数のモバイル送信ダイバーシティ方式を実施するために使用され得る。送信機システム210では、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。
一実施形態において、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを通じて送信される。TXデータプロセッサ214は、符号化されたデータを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定の符号化方式に基づいて、各データストリームのためのトラフィックデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブする。
各データストリームの符号化されたデータは、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、一般的には、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために、受信機システムで使用され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M-PSK、またはM-QAM)に基づいて変調される(すなわち、シンボルマップされる)。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定され得る。
すべてのデータストリームの変調シンボルは、次いで、(たとえば、OFDMについて)変調シンボルをさらに処理できるTX MIMOプロセッサ220に提供される。次いで、TX MIMOプロセッサ220は、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。いくつかの実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボル、およびシンボルがそこから送信されるアンテナに、ビームフォーミング重みを適用する。
各送信機222は、それぞれのシンボルストリームを受信し、1つまたは複数のアナログ信号を提供するように処理し、MIMOチャネルを通じた送信に適した変調信号を提供するためにアナログ信号をさらに調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)する。次いで、送信機222a〜222tのNT個の変調信号が、それぞれNT個のアンテナ224a〜224tから送信される。
受信機システム250において、送信された変調信号は、NR個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rに提供される。各受信機254は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、対応する「受信された」シンボルストリームを提供するようにサンプルをさらに処理する。
次いで、RXデータプロセッサ260は、NT個の「検出された」シンボルストリームを提供するために、特定の受信機処理技法に基づいて、NR個の受信機254からNR個の受信されたシンボルストリームを受信し、処理する。次いで、RXデータプロセッサ260は、データストリームのトラフィックデータを回復するために、検出された各シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210においてTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって実行されるものと相補関係にある。
プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを定期的に決定する(後述する)。プロセッサ270は、行列インデックス部分およびランク値部分を含む逆方向リンクメッセージを編成する。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を含むことができる。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース236からいくつかのデータストリームのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、送信機システム210に送り返される。
送信機システム210において、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出するようにRXデータプロセッサ242によって処理される。次いで、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
一態様では、論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィックチャネルに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を含む。ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)。マルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)スケジューリングならびに1つまたは複数のMTCHに関する制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)。一般に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:古いMCCH+MSCH)を受信するUEによって使用されるだけである。専用制御チャネル(DCCH)は、専用の制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。一態様では、論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報の転送のための、1つのUEに専用の、ポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH)を含む。また、トラフィックデータを送信するポイントツーマルチポイントDLチャネルのためのマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)。
一態様では、トランスポートチャネルは、DLおよびULに分類される。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ダウンリンク共有データチャネル(DL-SDCH)、およびページングチャネル(PCH)を含んでおり、UE省電力化のサポートのためのPCH(DRXサイクルはUEへのネットワークによって示される)は、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィックチャネルに使用することができるPHYリソースにマップされる。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL-SDCH)、および複数のPHYチャネルを含む。PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルの組を含む。
DL PHYチャネルは、以下を含む。
共通パイロットチャネル(CPICH)
同期チャネル(SCH)
共通制御チャネル(CCCH)
共有DL制御チャネル(SDCCH)
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)
共有UL割当てチャネル(SUACH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
DL物理共有データチャネル(DL-PSDCH)
UL電力制御チャネル(UPCCH)
ページングインジケータチャネル(PICH)
負荷インジケータチャネル(LICH)
UL PHYチャネルは、以下を含む。
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)
共有要求チャネル(SREQCH)
UL物理共有データチャネル(UL-PSDCH)
ブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)
一態様において、シングルキャリア波形のPAR特性を低く(所与の時点に、チャネルが周波数において連続するまたは一様に離間する)保つチャネル構造が提供される。
本文書では、以下の略語が適用される。
AM 確認型モード
AMD 確認型モードデータ
ARQ 自動再送要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
C- 制御-
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH コード化複合トランスポートチャネル
CP サイクリックプレフィックス
CRC 巡回冗長検査
CTCH 共通トラフィックチャネル
DCCH 専用制御チャネル
DCH 専用チャネル
DL ダウンリンク
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 専用トラフィックチャネル
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割複信
L1 レイヤ1(物理層)
L2 レイヤ2(データリンク層)
L3 レイヤ3(ネットワーク層)
LI 長さインジケータ
LSB 最下位ビット
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MCCH MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル
MRW 動き受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイントツーマルチポイントスケジューリングチャネル
MTCH MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページングチャネル
PDU プロトコルデータ単位
PHY 物理層
PhyCH 物理チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
SAP サービスアクセスポイント
SDU サービスデータ単位
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SN シーケンス番号
SUFI スーパーフィールド
TCH トラフィックチャネル
TDD 時分割複信
TFI 伝送形式インジケータ
TM 透過モード
TMD 透過モードデータ
TTI 送信時間間隔
U- ユーザ-
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UM 非確認型モード
UMD 非確認型モードデータ
UMTS ユニバーサルモバイル通信システム
UTRA UMTS地上無線アクセス
UTRAN UMTS地上無線アクセスネットワーク
MBSFN マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE MBMS調整エンティティ
MCH マルチキャストチャネル
DL-SCH ダウンリンク共有チャネル
MSCH MBMS制御チャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
図3は、処理システム314を使用する装置300のハードウェア実装の一例を示す概念図である。この例では、処理システム314は、バス302によって概略的に表されるバスアーキテクチャで実施することができる。バス302は、処理システム314の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含むことができる。バス302は、プロセッサ304によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体306によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス302は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野で知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース308は、バス302とトランシーバ310との間にインターフェースを提供する。トランシーバ310は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース312(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられていてもよい。
プロセッサ304は、バス302の管理、およびコンピュータ可読媒体306に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般の処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ304によって実行されると、任意の特定の装置の以下に記載される様々な機能を処理システム314に実行させる。コンピュータ可読媒体306は、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ304によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
さらに、プロセッサ304は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信するための手段であり、レート制御値がノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値が、SINRメトリックを閾値内に維持するように、ノードBによって選択される、手段と、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信する手段と、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するための手段とを提供することができる。一態様では、プロセッサ304は、ノードBから送信電力増加コマンドを受信するための手段と、第3の電力レベルで制御チャネル情報を送信するための手段であり、第3の電力レベルが、送信電力増加コマンドで提供された量だけ第1の電力レベルよりも大きい、手段とをさらに提供することができる。別の態様では、プロセッサ304は、ノードBから送信電力低下コマンドを受信するための手段と、第4の電力レベルで制御チャネル情報を送信するための手段であり、第4の電力レベルが、送信電力低下コマンドで提供された量だけ第1の電力レベルよりも小さい、手段と、第5の電力レベルでデータチャネル情報を送信するための手段であり、第5の電力レベルが、送信電力低下コマンドで提供された量だけ第2の電力レベルよりも小さい、手段とをさらに提供することができる。別の態様では、プロセッサ304は、ノードBからパケット失敗応答を受信するための手段と、第6の電力レベルでデータチャネル情報を送信するための手段であり、第6の電力レベルが、マージン値によって提供された量だけ第2の電力レベルよりも大きく、マージン値が第2のレート制御値に含まれる、手段とをさらに提供することができる。別の態様では、プロセッサ304は、ノードBからパケット成功応答を受信するための手段と、第7の電力レベルでデータチャネル情報を送信するための手段であり、第7の電力レベルが、マージン値によって提供された量だけ第2の電力レベルよりも小さい、手段とをさらに提供することができる。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実現することができる。限定されるものではないが、例として、図4に示される本開示の態様は、W-CDMAエアインターフェースを使用するUMTSシステム400を参照して示される。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)404、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)402、およびユーザ機器(UE)410の3つの相互作用する領域を含む。この例では、UTRAN402は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々な無線サービスを提供する。UTRAN402は、RNC406などの無線ネットワークコントローラ(RNC)をそれぞれ含むRNS407などの複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)を含むことができる。ここで、UTRAN402は、本明細書で説明するRNC406およびRNS407に加えて、任意の数のRNC406およびRNS407を含むことができる。RNC406は、特に、RNS407内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを受け持つ装置である。RNC406は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介してUTRAN402の他のRNC(図示せず)に相互接続することができる。
UE410とノードB408との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのノードB408によるUE410とRNC406との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、レイヤ1と見なされ、MAC層は、レイヤ2と見なされ、RRC層は、レイヤ3と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRadio Resource Control (RRC) Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0に述べられている用語を使用する。
RNS407によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分けることができ、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS適用例でノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。さらに、いくつかの適用例は、ホームノードB(HNB)、ホーム拡張ノードB(HeNB)、フェムトアクセスポイント(FAP)、アクセスポイント基地局などによってサービスされるフェムトセルを利用することができる。明快のために、図示の例では、各RNS407に3つのノードB408が示されているが、RNS407は、任意の数のワイヤレスノードBを含むことができる。ノードB408は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN404に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE410は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)411をさらに含むことができる。説明のために、1つのUE410がいくつかのノードB408と通信しているように示されている。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、ノードB408からUE410までの通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UE410からノードB408への通信リンクを指す。
CN領域404は、UTRAN402など1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、コアネットワーク404は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者であれば認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのコアネットワークへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実施することができる。
コアネットワーク404は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センタ(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、コアネットワーク404は、MSC412およびGMSC414により回線交換サービスをサポートする。いくつかの適用例では、GMSC414は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC406など1つまたは複数のRNCは、MSC412に接続され得る。MSC412は、呼設定、コールルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC412は、UEがMSC412のカバレージエリア内にある持続時間の間の加入者関連の情報を含むビジターロケーションレジスタ(VLR)も含む。GMSC414は、UEが回路交換ネットワーク416にアクセスするためのMSC412を介したゲートウェイを提供する。GMSC414は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータなど、加入者データを含むホームロケーションレジスタ(HLR)415を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを含む認証センタ(AuC)にも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC414は、UEの位置を決定するためにHLR415に問い合わせ、その位置にサービスする特定のMSCに呼を転送する。
また、コアネットワーク404は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)418およびGGSN420によりパケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線システムを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで使用可能なものより速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN420は、UTRAN402のパケットベースネットワーク422への接続を提供する。パケットベースネットワーク422は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークでもよい。GGSN420の主要機能は、UE410にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC412が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN418を介してGGSN420とUE410との間に転送され得る。
UMTSエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムである。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSのW-CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB408とUE410との間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)に異なる搬送周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明する様々な例は、W-CDMAエアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であることを当業者であれば認識されよう。
一般に、CDMAシステムでは、アップリンク電力制御が使用され得る。電力制御は、受信電力が所望のレベルで維持されるように、モバイル送信電力を調整するために使用され得る。さらに、電力制御は、モバイル送信電力が適切に調整されない場合、セル端のユーザが近くのユーザによって圧倒される可能性がある「遠近」問題を解決するために使用され得る。モバイル送信電力調整は、電力制御ステップサイズと呼ばれる割合だけその電力を「上に」または「下に」調整するようモバイル(たとえばUE)に命令する、基地局(たとえばノードB)からの調整期間当たり1ビットのフィードバックに基づき得る。専用パイロットがアップリンク上に導入されると、電力制御は、同じ機構に従って送信パイロット電力を調整することができる。さらに、他のチャネルの送信電力は、パイロット電力からのいくつかのオフセットで設定することができる。さらに、「トラフィック対パイロット比」、またはT2Pと定義される、パイロットに対するデータトラフィックチャネルのオフセットは、データレートに依存する可能性があり、データレート制御によって制御され得る。HSUPA用語では、パイロットは、DPCCH(専用物理制御チャネル)の一部であり、データは、E-DPDCH(拡張専用物理データチャネル)で運ばれる。結局、これらの用語は、交換可能に使用される。
アップリンクデータレートが低いとき、基地局のSINRも低い可能性がある。したがって、各ユーザの総受信電力が総受信電力のほんの一部だけであるので、マルチパス干渉は、無視できる場合がある。さらに、チャネル変動を無視して、モバイル送信電力が調整されると、基地局受信電力は、同じ比率で変化する。低SINR領域において、受信機のSINRは、総受信電力に比例する。したがって、SINRの増加および低下も同じ割合である。したがって、電力制御は、送信電力を調整することによって、SINRを効果的に制御することができる。
しかし、受信SINRが高いとき、効率は損なわれ得る。ここで、受信電力が増加または低下するとき、パス間の干渉も増加または低下し得る。範囲内で、各パスの送信電力、およびしたがって受信電力が無限になるとき、最大比合成またはイコライザ後の総受信SINRは、送信電力の変動にかかわらず、一定のままであり得る。したがって、電力制御は、SINRを制御するその機能を失う可能性がある。UEの自己干渉は、フェージングチャネルに対する送信電力における動的応答にも影響を与え得る。たとえば、チャネルがフェードダウンするとき、電力は、主に自己干渉の増加のせいで、チャネルよりも急速に増加する。この増加は、過剰な電力使用につながる可能性があり、チャネルがフェードダウンするとき、UEが低下するのに時間がかかり得る。
さらに、任意のモバイルの受信SINRが高いとき、その受信電力の増加によって、すべての他のモバイルがそれらの電力を増加させ、より多くの干渉を引き起こす場合がある。これは、別の形態の干渉ととらえることができる。さらに、複数のパス間の干渉について上記で説明した例を、ユーザ間の干渉のケースにも適用することができる。
かなりの自己干渉の存在下で、電力制御方式は、その効率を保持するために拡張され得る。一態様では、電力制御方式は、トラフィックチャネルおよびパイロット(たとえば制御)チャネルの電力を分離することができる。高データレートで、トラフィックチャネルは、T2Pで送ることができ、したがって、トラフィックチャネルの電力は、総電力において優位な構成要素であり得る。さらに、T2Pは、データレート制御によって定期的に調整することができる。そのような態様では、各レート制御期間内に、モバイルがパワー「アップ」コマンドを取得したとき、データチャネル電力の電力が増加しない場合、自己干渉は著しくは増加せず、したがって、受信パイロットSINRは、送信パイロット電力に関してほぼ線形的に増加し、それによって、ダウンフェージング中の過剰な電力を回避することができる。さらに、モバイルが「ダウン」コマンドを受信したとき、すべてのチャネル(たとえばデータおよび制御)の電力が低下し得る。
次に図5を参照すると、1つまたは複数のビームフォーミングを使用してアップリンク送信ダイバーシティを可能にするためのワイヤレス通信システム500のブロック図が示されている。システム500は、1つまたは複数の基地局520および1つまたは複数のワイヤレス通信デバイス(たとえば、端末、UE)510を含むことができ、これらは、それぞれのアンテナ526および516を介して通信することができる。一態様では、基地局520は、E-ノードBとして機能することができる。
さらに、基地局520は、アップリンク操作を拡張するように動作可能であり得る電力制御モジュール522を含み得る。電力制御モジュール522は、スケジューリンググラントを送信するように動作可能であり得るアップリンクスケジューリングモジュール524をさらに含み得る。一態様では、HSUPAシステムで、アップリンク送信は、パケット交換され、全体的にスケジュールされる。送信時間は、0.667msのスロットに分割され、これらはハイブリッドARQ操作を容易にするために、インターレースによる送信時間間隔(TTI)に分類することができる。データ送信を要求するために、ユーザは、サポート可能な最大データレートに変換することができる、たとえば待ち行列の長さおよび電力ヘッドルームなどの情報を含むスケジューリング情報(SI)メッセージを送ることができる。アップリンクスケジューリングモジュール524は、物理チャネルを介してユーザにスケジューリンググラントを送ることができる。前記スケジューリンググラントを使用して、アップリンクサービングノードBは、ユーザデータレートを迅速に変えることができ、ユーザのアクティブセットにおける非サービングセルは、ユーザデータレートを保持する、または漸進的に低下させるためにコマンドを送ることができる。さらに、電力制御モジュール522は、レイク受信機、イコライザなどを使用して、適切なスケジューリングレートを決定することができる。一態様では、レイクアーキテクチャは、HSUPAにおける高データレートの最初の提供のために使用することができるが、イコライザは、より高い複雑さでより大きいスペクトル効率を提供することができる。
一態様では、アップリンクスケジューリングモジュール524は、適切なデータレートを決定することができる。たとえば、送信電力をρと示し、チャネル利得をg、熱雑音および他のユーザからの総干渉をNtotalと示す。ここで、gは、レイク合成の後、またはイコライザを介して取得され得る。たとえば、2つの等しく強いパスがそれぞれ受信電力Ecを有し、熱雑音がN0と示されると仮定すると、レイク合成後の合成された
は、
である。低SINRの範囲では、Ec <<N0,
である。Ecの変化は、同じ比率での合成された
の変化をもたらし得る。しかしながら、EcおよびN0が同等であるとき、
の範囲では、Ecの増加では、合成された
は増加しない。さらに、フェージング環境においてチャネル品質が変化するとき、そのような自己干渉は、電力がフェードダウンするとき、急速な過剰な電力増加を引き起こす場合がある。チャネルがフェードアップするとき、そのような過剰な電力が通常のレベルまで低下するには時間がかかり得る。
さらに、gおよびNtotalが与えられると仮定して、達成可能なデータレートは、R(γ)によって与えられ、ここでは、
はSINRを示す。さらに、R(γ)がγの単調増加の凹関数であり得ると仮定する。瞬間のチャネル利得gが基地局520に知られていると仮定する。HSUPAでは、gは、報告されたモバイルヘッドルーム情報から基地局520によって推測することができる。チャネル利得gが与えられれば、レート制御はρを選択する。したがって、式(1)を使用して、平均電力制約下で平均データレートを最大にすることができる。
ほとんどのHSUPAモバイルの電力は、特にセルサイズが小さいとき、スケジューリンググラントによって制限されるので、式(1)では、最大送信電力の制限は無視され得る。したがって、(1)を最大にする電力/レート適応が式(2)に示される。
式中、(R')-1(・)は、R'の逆関数である。さらに、γに関するRの導関数およびυ*は、式(3)の制約を介して計算することができる。
最適解は、ウォーターフィリング構造を有する。最適解は、以下の特性を有する。R(γ)の凹形によってわかるように、gが低下すると、受信SINR
は低下し、gが低下すると、
は増加し、
は低下する。この特性は、同じ平均電力でスループットを最大にする際に、従来の電力制御のチャネル反転が最適でない可能性があることを含意する。したがって、別々のレート制御が正当であり得る。
一態様では、レート制御は、レイク受信機から決定することができ、この場合、各マルチパスは、基地局受信機におけるフィンガーによって捕捉され得る。そのような態様では、
を時間nにおけるユーザkのフィンガーiの総受信電力とする。さらに、N0を熱雑音、
を総干渉とする。さらに、ライズオーバサーマル(RoT)は、形式的に
と定義される。これはしばしば、アップリンク上の総干渉レベルを示すために使用される。RoTをユーザSINRとリンクするために、
を、タイムスロットn間のユーザkのフィンガーiのチップレベルパイロットSINRとする。
とし、式(4)に示される。
式中、T2Pk(n)およびGainoverhead,kはそれぞれ、ユーザkのトラフィックチャネルおよびオーバーヘッドチャネルの電力オフセットである。さらに、T2Pk(n)、Gainoverhead,k、および
は、スケジューラに知られていると仮定され、ユーザkのフィンガーiからの負荷は、式(5)を使用して定義され得る。
別の態様では、レート制御は、イコライザ受信機から決定することができ、この場合、マルチパスが規則正しく離間した遅延タップによって捕捉される。一態様では、サンプリングレートは、最高の性能のための信号帯域幅よりも高くてもよい。
を、時間nにおけるユーザkのタップiの総受信電力とする。N0を熱雑音、および
を総干渉とする。RoTは、
と定義される。したがって、
は、式(6)と同じように定義され得る。
したがって、ユーザkのタップiからの負荷は、式(7)を使用して定義することができる。
要約すれば、アップリンクスケジューリングモジュール524は、総干渉プラス熱雑音と熱雑音自体との間の比率として定義されるライズオーバサーマル(RoT)のターゲットレベルを維持しようとし得る。RoTの維持は、セル端のユーザのための最小限の性能を確実にするために使用され得る。RoTは、W-CDMAシステムで正確に測定することができる。この基地局520によってサービスされるユーザの各々からの受信電力は、アップリンクスケジューリングモジュール524によって決定され得る。ユーザkについて、要求データレートrsupport(k)では、そのスケジューリングの優先順位は、式(8)の比例公平原理によって決定され得る。
式中、
は、平均サーブスループットである。時間変動するチャネルで、それらのチャネル品質がその平均を上回るとき、ユーザがサーブされる傾向にあるので、マルチユーザダイバーシティも達成され得る。
一態様では、UE510は、UE510による自己干渉の事実上の制御によって、高データレート通信中に、拡張アップリンク操作を可能にするように動作可能であり得る電力制御モジュール512を含むことができる。一態様では、電力制御モジュール512は、リリース99で、基本的なアップリンク電力制御ループ機能を使用することができ、この場合、電力制御において、内部ループおよび外部ループの2つのループがある。内部ループ電力制御は、受信SINRをターゲットレベルに維持し、ターゲットレベルは、あるパケット誤り率(PER)がHARQ終了ターゲットで達成されるように、外部ループ電力制御によって設定することができる。指定されたPERを維持するために、SINRターゲットは、たとえば式(9)に示されるように、パケット失敗に応答して、stepupだけ増加され、パケット成功に応答して、stepdownだけ低下される。
HSUPAにおいて、電力制御およびレート制御は、以下のようにして対話することができる。ターゲットパイロットSINRが外部ループ電力制御によって設定される閾値ぐらいに維持されるように、内部ループ電力制御は、スロットフィードバック当たり1ビットによってモバイル送信電力を調整する。一態様では、閾値は、動的とすることができる。そのような態様では、閾値は、パケット受信失敗の検出に応答して増加され得る。別の態様では、閾値は、パケット受信成功の検出に応答して低下され得る。別の態様では、オーバーヘッドチャネル電力は、パイロットチャネル電力に対する固定のオフセットであり得る。パイロット電力に対するトラフィックチャネル電力の比率は、レート制御、すなわち、受信されたスケジューリングによって決定され得る。そのような機構は、トラフィックチャネルの低パケットエラーレートを可能にし、同時に、妥当なチャネル推定品質を可能にする。
さらに、電力制御モジュール512は、受信された送信電力値から制御チャネル送信電力を設定するように動作可能であり得るパイロット電力モジュール513を含むことができる。
さらに、電力制御モジュール512は、スケジューリングによって選択されたT2Pの範囲を適用するように動作可能とすることができるデータ電力モジュール514を含むことができ、この場合、その最初のT2PがT2Pパケット形式マッピングに従う、適切なパケット形式が選択される。さらに、データ電力モジュール514は、送信電力を低減するための「ダウン」コマンドのみに従うことができる。
一態様では、T2P値は、追加のマージンを含むことができる。そのような態様では、外部ループ電力制御は、パケット形式に対するT2Pからのマッピングにおいて、マージンループによって置き換えることができる。マージンは、パケット形式ごとに公称T2Pに追加することができる。さらに、UEがマージンを使用するとき、ノードBは、対照の送信電力を維持することができる。指定されたPERを維持するために、式(10)に示されるように、このマージンは、パケット失敗に応答して、marginupだけ増加され、パケット成功に応答して、margindownだけ低下される。
そのような態様は、チャネルがフェードダウンするとき、過剰な電力増加を低減することができる。受信パイロットSINRの設定点を固定することによって、外部ループ電力制御の場合でさえ、パイロットチャネルおよびデータチャネルを分離する。しかしながら、マージンループは、各パケットの開始時に公称T2Pを修正する。
一態様では、基地局520は、トランシーバおよびアンテナ526を介して端末510へのダウンリンク(DL)通信を行うことができる。UE510で、DL通信は、アンテナ516およびトランシーバを介して受信され得る。一態様では、DL通信情報は、アップリンクスケジューリング割当てを含むことができる。
拡張アップリンク操作のための様々な操作図について、図7A〜図7Dを参照しながら説明する。
一動作例において、バースト的なデータトラフィックを有する実際のシステムに似ているシングルセルシングルユーザのシナリオ下の様々な方式の性能について説明する。ほとんどのデータアプリケーションが本質的にバースト的であり、同時にアクティブなユーザの数が少ない、部分的に負荷がかかるシステム(partially loaded system)での、アップリンク上の高データレートについての主な使用事例であるので、バースト的なデータトラフィック環境が使用される。さらに、動作シミュレーションで、UEは、ランダムな位置に配置されてもよく、シミュレーションは、3GPPと3GPP2の両方の評価方法に従うことができる。一般のシミュレーションパラメータをTable I(表1)にまとめる。
さらに、第1の送信がそれぞれ10%および1%のBLERをターゲットとすると仮定する。BLERターゲットは、CRC復号結果に基づいて、一般の方式(たとえば方式1)およびマージン方式(たとえば方式2)における電力制御ループの設定点を更新することによって、制御され得る。より詳細には、E-DPDCH復号が失敗すると、stepup (marginup)だけ設定点が増加される。一方、E-DPDCHが正常に復号された場合、設定点は、stepdown (margindown)だけ低下され得る。一般に、stepup (marginup)は0.5dBであると仮定することができる。第1の送信が10%のBLERをターゲットとするとき、0.05dBによって与えられるstepup (marginup)のケースをさらに調査することができ、これによって、1%のBLERターゲットおよび0.5dBのステップサイズの場合と同じスルーレートが提供され、類似の動的な設定点がもたらされ得る。
レイク受信機と線形最小平均2乗誤差(LMMSE)チップレベルイコライザ受信機の両方について、さらに以下で説明する。一態様では、LMMSEイコライザは、1/2チップ離間し、イコライザは40タップ(すなわち、20のチップ)[15]を有することができる。LMMSEイコライザ受信機が適用されるとき、パイロットチャネルにおける内部ループ電力制御を駆動するために、ポストイコライザ
を使用することができる。これらのシミュレーションにおけるシングルユーザの性質のために、異なるケースにわたるRoTを、平均モバイル送信電力と整合することができる。RoT結果は、Table II(表2)およびTable III(表3)には示されない。
開示された方式で、マルチパスフェージングチャネル下で、平均スループットは増加し、平均送信電力は同時に低下し得る。便宜上、合成された電力利得は、式(11)で以下の通り定義される。
この場合、ΔPavgおよびΔTavgはそれぞれ、提案された方式およびベースライン方式の平均UE送信電力の差(dB)、および平均UEスループットの比率である。(11)の定義はスループットと電力との間に線形関係を仮定することに留意されたい。この仮定は、低SNR(たとえば、低データレート)のシナリオで成り立ち得る。しかしながら、高データレートのシナリオでは、スループット電力は、ほとんど線形であり得る。たとえば、ポイントツーポイントリンクの能力は、
bits/sによって与えられ得る。実際には、ノイズの多いチャネル推定、量子化ノイズなどは、極めて非線形のスループット-電力関係を呈する、達成可能な最大スループットを効果的に制限することができる。一態様では、提案された方式は、より少ない電力でより高いスループットを達成することができる。したがって、非線形のスループット-電力関係によって、パフォーマンスメトリックΔPは、控えめであり、測定された性能利得の下限を提供することができる。Table II(表2)およびTable III(表3)から、sである様々なケースについての合成された電力利得が導出され、Table IV(表4)にまとめられ得る。Table IV(表4)は、マルチパスチャネル(PBチャネルおよびTUチャネル)について、レイク受信機が考慮されるとき、提案された方式は、1.3dBよりも大きい合成された電力利得を有することを示す。一態様では、電力の1dBの節約は、バッテリー寿命における20%よりも大きい拡張に変換され得る。PAチャネルでは、利得は、マルチパスチャネルと比較してより小さい可能性がある。LMMSEイコライザのケースでは、観察された利得は、すべてのケースについて、約0.6dBとすることができる。
他のシナリオ(異なるBLERターゲットおよび/または異なるステップサイズを有する)では、方式1と比較して、方式2(たとえば、分離されたデータチャネル)および方式3(マージンの追加)の合成された電力利得が、レイク受信機については図10に、LMMSEイコライザ受信機については図11にまとめられる。レイク受信機が適用されるとき、マルチパスチャネルでは1.0dBよりも大きく、PA3チャネルでは約0.5dBの合成された利益を観察することができる。イコライザが適用されるとき、利得は約0.5〜0.6dBであり得る。
動作シミュレーションの概要において、レイク受信機が仮定されるとき、様々な提案された方式は、PA3チャネルでは、ベースライン方式に比べて0.5〜0.6dBの利得を示し、マルチパスチャネルでは、1.0dBよりも大きい利得を示す。イコライザ受信機が適用されるとき、自己干渉が部分的に緩和され、利得は、レイク受信機のケースのものよりも小さくなり得る。それにもかかわらず、0.5〜0.6dBの利得が達成可能であり得る。
図6は、提示した主題の様々な態様による様々な方法を示す。説明を簡単にするために、方法は、一連の行為として図示および説明しているが、いくつかの行為は、本明細書で図示および説明したものと異なる順序で、および/または他の行為と同時に行うことができるため、請求する主題は、行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、たとえば状態図においてなど、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表すことができることを、当業者であれば理解し、諒解されよう。さらに、請求された主題に従って方法を実施するために、示したすべての行為が必要とされ得るわけではない。さらに、以下および本明細書の全体にわたって開示される方法を製造物品に記憶して、そのような方法をコンピュータにトランスポートし、伝達するのを容易にすることができることをさらに諒解されたい。製造物品の用語は、本明細書で使用する場合、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むものとする。
次に図6を参照すると、拡張アップリンク操作を可能にするための例示的な方法600が示される。参照番号602で、アップリンクスケジューリングメッセージが、ノードBから受信され得る。一態様では、アップリンクスケジューリングメッセージは、ノードBからのレート制御値および送信電力値を含むことができ、レート制御値は、ノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値は、信号対干渉雑音(SINR)メトリックを閾値内に維持するように、ノードBによって選択される。一態様では、レート制御値は、レイク合成を使用してノードBによって決定される。別の態様では、レート制御値は、LMMSEチップレベルイコライザを使用してノードBによって決定される。参照番号604で、データチャネル電力制御値が決定され得る。一態様では、電力制御値は、ノードBで受信されたレート制御値から決定され得る。別の態様では、電力制御値は、ノードBで受信されたレート制御値と送信電力値の両方から決定され得る。一態様では、データチャネルは、E-DPDCHを使用して送信され得る。
さらに、一態様では、参照番号606で、マージンが決定され、データ電力値に追加され得る。そのような態様では、マージン値は、パケット形式ごとに公称T2Pに追加され得る。さらに、そのような態様では、参照番号608で、指定されたPERを維持するために、このマージンは、式(10)に示されるように、パケット失敗に応答して、marginupだけ増加され、パケット成功に応答して、margindownだけ低下される。
参照番号610で、制御チャネル電力が決定され得る。一態様では、制御チャネル電力は、受信された送信電力値から決定され得る。さらに、一態様では、制御チャネルは、拡張専用物理制御チャネル(E-DPCCH)を使用して送信され得る。UEは、データチャネルと制御チャネルの両方をノードBに送信することができ、その後、参照番号612で、UEは、パワー「ダウン」コマンドを受信することができる。参照番号614で、パワーダウンコマンドに応答して、データチャネルと制御チャネルの両方は、定義された量だけ、それらの送信電力値を低減することができる。対照的に、パワーアップコマンドが受信された場合、制御チャネル電力値のみが増加し得る。
次に、図7A、図7B、図7C、および図7Dを参照すると、拡張アップリンク操作を可能にするための例示的なブロック図が、たとえばCDMAシステム、HSUPAシステムなど、通信システム700に示される。一般に、各TTIが複数のタイムスロット704を含む状態で、通信は、TTI702に配列され得る。図7A、図7B、図7C、および図7Dに示すように、各TTI702は、3つのタイムスロット704を含み得る。さらに、TTIの期間中に、たとえばUE800などのUEが、送信電力に関連付けられたパラメータを修正するようUEを促すことができる情報を取得することができる。限定ではなく、例として、パイロットチャネル電力レベル706およびデータチャネル電力レベル708は、TTI702の間、スロット704ごとに示される。一態様では、パイロットチャネル電力レベル706は、受信された送信電力値から決定され得る。さらに、一態様では、パイロットチャネルは、E-DPCCHを含むことができる。別の態様においては、データチャネル電力レベルは、アップリンクスケジューリングコマンドから導出され得る。さらに、一態様では、データチャネルは、E-DPCCHを含むことができる。拡張アップリンク操作のための様々な操作図について、図7A〜図7Dを参照しながら説明する。ここでは、UEは、パワーアップおよび/またはパワーダウンコマンドを受信する。
図7A、図7B、図7C、および図7Dは、高データレート通信の間、自己干渉を低減することによってアップリンク操作を向上させるために使用することができる1つまたは複数の拡張電力制御方式を示す。
図7Aを参照すると、示されたTTI702の間、UEは、各スロット704で、パワーアップコマンドを受信した可能性がある。したがって、パイロットチャネル電力レベルは増加し、一方、データチャネル電力レベルは一定のままである。
図7Bを参照すると、示されたTTI702の間、UEは、第1のスロット704の後、パワーアップコマンドを受信し、第2のスロット704の後、パワーダウンコマンドを受信した可能性がある。したがって、パイロットチャネル電力レベルは、第1のスロットの後に増加し、第2のスロットの後に低下し、一方、データチャネル電力レベルは、第1のスロットの後は一定のままであり、第2のスロットの後に低下する。
図7Cを参照すると、示されたTTI702の間、UEは、第1のスロット704の後、パワーダウンコマンドを受信し、第2のスロット704の後、パワーアップコマンドを受信した可能性がある。したがって、パイロットチャネル電力レベルは、第1のスロットの後に低下し、第2のスロットの後に増加し、一方、データチャネル電力レベルは、第1のスロットの後に低下し、第2のスロットの後は一定のままである。
図7Dを参照すると、示されたTTI702の間、UEは、第1のスロット704の後、パワーダウンコマンドを受信し、第2のスロット704の後、別のパワーダウンコマンドを受信した可能性がある。したがって、パイロットチャネル電力レベルは、第1のスロットの後に低下し、第2のスロットの後に再度低下し、データチャネル電力レベルも、第1のスロットの後に低下し、第2のスロットの後に再度低下する。
次に図8を参照すると、アップリンク操作を拡張したユーザ機器(UE)800(たとえばワイヤレス通信デバイス(WCD)、クライアント装置など)の図が示されている。UE800は、たとえば、1つまたは複数の受信アンテナ(図示せず)から1つまたは複数の信号を受信し、受信信号に典型的なアクション(たとえばフィルタ処理、増幅、ダウンコンバートなど)を実行し、条件付きの信号をデジタル化してサンプルを取得する受信機802を含む。受信機802は、受信された信号の復調のための搬送周波数を提供することができる発振器、および受信されたシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためにプロセッサ806に提供することができる復調器を含むことができる。一態様では、UE800は、セカンダリ受信機852をさらに含み、情報の追加チャネルを受信することができる。
プロセッサ806は、受信機802によって受信される情報を分析し、および/または1つもしくは複数の送信機820(説明を簡単にするために、送信機820およびオプションのセカンダリ送信機822のみが示される)による送信のための情報を生成する専用のプロセッサ、UE800の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサ、ならびに/あるいは受信機802および/またはセカンダリ受信機852によって受信される情報を分析し、1つまたは複数の送信アンテナ(図示せず)上での送信のために送信機820によって送信するための情報を生成し、UE800の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサとすることができる。一態様では、UE800は、セカンダリ送信機822をさらに含み、情報の追加チャネルを送信することができる。
ユーザ機器800は、プロセッサ806に動作可能に結合され、送信すべきデータ、受信されたデータ、使用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネル、電力、レートなどに関連する情報、ならびにチャネルを推定し、チャネルを介して通信するための任意の他の適切な情報を記憶することができるメモリ808をさらに含むことができる。メモリ808は、(たとえば、性能ベース、容量ベースなど)チャネルを推定し、および/または使用することに関連付けられたプロトコルおよび/またはアルゴリズムをさらに記憶することができる。
本明細書で説明するデータストア(たとえば、メモリ808)は、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリのいずれかとすることができる、または揮発性と不揮発性の両方のメモリを含むことができることは諒解されよう。限定ではなく例として、不揮発性メモリには、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリなどがあり得る。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができ、これは外部キャッシュメモリとして働く。限定ではなく例として、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトRambus RAM(DRRAM)など、多くの形で使用可能である。対象のシステムおよび方法のメモリ808は、それだけに限定されないが、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むものとする。
ユーザ機器800は、拡張アップリンク操作を可能にするために、電力制御モジュール812をさらに含むことができる。電力制御モジュール812は、アップリンク通信の間使用するためのパイロットチャネル電力レベルを決定するためのパイロット電力モジュール814をさらに含むことができる。さらに、電力制御モジュール812は、アップリンク通信の間使用するための1つまたは複数のデータチャネル電力レベルを決定するためのデータチャネル電力モジュール816をさらに含むことができる。さらに、プロセッサ806は、ノードBからレート制御値および送信電力値を受信し、レート制御値がノードBによってアップリンクスケジューリングを介して決定され、送信電力値が、信号対干渉雑音(SINR)メトリックを閾値内に維持するように、ノードBによって選択され、送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報を送信し、レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報を送信するための電力制御モジュールを可能にするための手段を提供することができる。
さらに、モバイルデバイス800は、ユーザインターフェース840を含むことができる。ユーザインターフェース840は、ワイヤレスデバイス800への入力を生成するための入力機構842、およびワイヤレスデバイス800のユーザによる消費のための情報を生成するための出力機構844を含むことができる。たとえば、入力機構842は、たとえばキーまたはキーボード、マウス、タッチスクリーンディスプレイ、マイクロフォンなどの機構を含むことができる。さらに、たとえば、出力機構844は、ディスプレイ、オーディオスピーカー、触覚フィードバック機構、パーソナルエリアネットワーク(PAN)トランシーバなどを含むことができる。図示された態様では、出力機構844は、画像またはビデオ形式のメディアコンテンツを提示するように動作可能なディスプレイ、またはオーディオ形式のメディアコンテンツを提示するオーディオスピーカーを含むことができる。
図9を参照すると、例示的なシステム900は、複数の受信アンテナ906を介して1つまたは複数のユーザデバイス800から信号を受信する受信機910、および複数の送信アンテナ908を介して1つまたは複数のユーザデバイス800に送信する送信機920を含むノードB902を含む。受信機910は、受信アンテナ906から情報を受信することができる。シンボルは、上記のプロセッサと類似した、ワイヤレスデータ処理に関連した情報を記憶するメモリ914に結合されるプロセッサ912によって分析され得る。プロセッサ912は、ユーザデバイス800からの拡張アップリンク操作を可能にする電力制御モジュール916にさらに結合される。
一態様では、電力制御モジュール916は、アップリンクスケジューリングモジュール918を含むことができる。一態様では、アップリンクスケジューリングモジュール918は、UE800のスケジューリンググラントを決定するように動作可能であり得る。信号は、送信機920によって1つまたは複数の送信アンテナ908を介してユーザデバイス800に送信するために、多重化され、および/または準備され得る。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が、構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/もしくは実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素が1つのコンピュータ上に配置され得、ならびに/または2つ以上のコンピュータ間に分散され得る。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、ローカルシステム、分散システム、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別の構成要素と信号を介して対話する1つの構成要素からのデータなど、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信し得る。
開示されるプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、本開示の範囲内のままでありながら、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層が再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、サンプルの順序における様々なステップの要素を提示しており、提示される特定の順序または階層に限定されるものではない。
情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者であれば理解されよう。たとえば、上記説明の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは粒子、光場もしくは粒子、またはその任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能に関して上記で全体的に説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよび全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に常駐し得る。ASICは、ユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
開示される実施形態の上記の説明は、当業者が本開示を作成または使用できるようにするために提供される。これらの実施形態への様々な修正が当業者には容易に明らかになることになり、本明細書に定義する一般原理は、本開示の趣旨や範囲を逸脱することなしに他の実施形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示す実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最大の範囲を与えられるものである。
100 アクセスポイント
112 アンテナ
114 アンテナ
116 アクセス端末
118 逆方向リンク
120 順方向リンク
122 アクセス端末
124 逆方向リンク
126 順方向リンク
200 MIMOシステム
210 送信機システム
212 データソース
214 TXデータプロセッサ
220 TX MIMOプロセッサ
222 送信機
224 アンテナ
230 プロセッサ
236 データソース
238 TXデータプロセッサ
240 復調器
242 RXデータプロセッサ
250 受信機システム
252 アンテナ
254 受信機、送信機
260 RXデータプロセッサ
270 プロセッサ
280 変調器
300 装置
302 バス
304 プロセッサ
306 コンピュータ可読媒体
308 バスインターフェース
310 トランシーバ
312 ユーザインターフェース
314 処理システム
400 UMTSシステム
402 UMTS地上無線アクセスネットワーク
404 コアネットワーク
406 RNC
407 RNS
408 ノードB
410 ユーザ機器
411 汎用加入者識別モジュール
412 MSC
414 GMSC
415 HLR
416 回路交換ネットワーク
418 SGSN
420 GGSN
422 パケットベースネットワーク
500 ワイヤレス通信システム
510 UE
512 電力制御モジュール
513 パイロット電力モジュール
514 データ電力モジュール
516 アンテナ
520 基地局
522 電力制御モジュール
524 アップリンクスケジューリングモジュール
526 アンテナ
700 通信システム
702 TTI
704 タイムスロット
706 パイロットチャネル電力レベル
708 データチャネル電力レベル
800 UE
802 受信機
806 プロセッサ
808 メモリ
812 電力制御モジュール
814 パイロット電力モジュール
816 データチャネル電力モジュール
820 送信機
822 セカンダリ送信機
840 ユーザインターフェース
842 入力機構
844 出力機構
852 セカンダリ受信機
900 システム
902 ノードB
906 受信アンテナ
908 送信アンテナ
910 受信機
912 プロセッサ
914 メモリ
916 電力制御モジュール
918 アップリンクスケジューリングモジュール
920 送信機

Claims (15)

  1. ノードB(902)からレート制御値および送信電力値を受信するステップ(602)であり、前記レート制御値が、前記ノードB(902)によってアップリンクスケジューリング(918)を介して決定され、前記送信電力値が、信号対干渉雑音(SINR)メトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、前記ノードB(902)によって選択される、ステップと、
    前記送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報(814)を送信するステップ(610)と、
    前記レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報(816)を送信するステップ(604)と
    を含む拡張アップリンク操作の方法。
  2. 前記ノードB(902)から送信電力増加コマンドを受信するステップと、
    第3の電力レベルで前記制御チャネル情報を送信するステップ(820、822)であり、前記第3の電力レベルが、前記送信電力増加コマンドで提供された量だけ前記第1の電力レベルよりも大きい、ステップと、
    前記第2の電力レベルで前記データチャネル情報を送信するステップ(820、822)と
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ノードB(902)から送信電力低下コマンドを受信するステップ(612)と、
    第4の電力レベルで前記制御チャネル情報を送信するステップ(614)であり、前記第4の電力レベルが、前記送信電力低下コマンドで提供された量だけ前記第1の電力レベルよりも小さい、ステップと、
    第5の電力レベルで前記データチャネル情報を送信するステップ(614)であり、前記第5の電力レベルが、前記送信電力低下コマンドで提供された量だけ前記第2の電力レベルよりも小さい、ステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記閾値が、動的であり、前記ノードB(902)が1つまたは複数のパケットの成功または失敗を受信することに応答して変更される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2の電力レベルがマージン値を含み(606)、
    前記ノードB(902)からパケット失敗応答を受信するステップと、
    第6の電力レベルで前記データチャネル情報を送信するステップ(610)であり、前記第6の電力レベルが、前記マージン値によって提供された量だけ前記第2の電力レベルよりも大きい(608)、ステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の電力レベルがマージン値を含み(606)、
    前記ノードBからパケット成功応答を受信するステップと、
    第7の電力レベルで前記データチャネル情報を送信するステップ(610)であり、前記第7の電力レベルが、前記マージン値によって提供された量だけ前記第2の電力レベルよりも小さい(608)、ステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記レート制御値が、レイク合成を使用して前記ノードB(902)によって決定される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記レート制御値が、線形最小平均2乗誤差(LMMSE)チップレベルイコライザを使用して前記ノードB(902)によって決定される、請求項1に記載の方法。
  9. ノードB(902)からレート制御値および送信電力値を受信する(602)ための手段であり、前記レート制御値が、前記ノードB(902)によってアップリンクスケジューリング(918)を介して決定され、前記送信電力値が、信号対干渉雑音(SINR)メトリックをパイロットチャネルの閾値内に維持するように、前記ノードB(902)によって選択される、手段と、
    前記送信電力値から決定された第1の電力レベルで制御チャネル情報(814)を送信する(610)ための手段と、
    前記レート制御値と電力制御値の両方から決定された第2の電力レベルでデータチャネル情報(816)を送信する(604)ための手段と
    を含む装置。
  10. 前記ノードB(902)から送信電力増加コマンドを受信するための手段と、
    第3の電力レベルで前記制御チャネル情報を送信する(820、822)ための手段であり、前記第3の電力レベルが、前記送信電力増加コマンドで提供された量だけ前記第1の電力レベルよりも大きい、手段と、
    前記第2の電力レベルで前記データチャネル情報を送信する(820、822)ための手段と
    をさらに含む、請求項9記載の装置。
  11. 前記ノードB(902)から送信電力低下コマンドを受信する(612)ための手段と、
    第4の電力レベルで前記制御チャネル情報を送信する(614)ための手段であり、前記第4の電力レベルが、前記送信電力低下コマンドで提供された量だけ前記第1の電力レベルよりも小さい、手段と、
    第5の電力レベルで前記データチャネル情報を送信する(614)ための手段であり、前記第5の電力レベルが、前記送信電力低下コマンドで提供された量だけ前記第2の電力レベルよりも小さい、手段と
    をさらに含む、請求項9記載の装置。
  12. 前記閾値が、動的であり、前記ノードB(902)が1つまたは複数のパケットの成功または失敗を受信することに応答して変更される、請求項9に記載の装置。
  13. 前記第2の電力レベルがマージン値を含み(606)、
    前記ノードB(902)からパケット失敗応答を受信するための手段と、
    第6の電力レベルで前記データチャネル情報を送信する(610)ための手段であり、前記第6の電力レベルが、前記マージン値によって提供された量だけ前記第2の電力レベルよりも大きい(608)、手段と
    をさらに含む、請求項9に記載の装置。
  14. 前記第2の電力レベルがマージン値を含み(606)、
    前記ノードB(902)からパケット成功応答を受信するための手段と、
    第7の電力レベルで前記データチャネル情報を送信する(610)ための手段であり、前記第7の電力レベルが、前記マージン値によって提供された量だけ前記第2の電力レベルよりも小さい(608)、手段と
    をさらに含む、請求項9に記載の装置。
  15. 前記レート制御値が、レイク合成またはLMMSEチップレベルイコライザのうちの少なくとも1つを使用して前記ノードB(902)によって決定される、請求項14に記載の装置。
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