JP2013520137A - パケットネットワークにおけるクロック分配のためのレート変動型マルチキャスト伝送 - Google Patents

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Abstract

少なくともいくつかの実施形態では、本開示は、複数のパケットをマルチキャストするパケットベースネットワークにおけるルートノードを含む装置を含む。本装置はまた、ルートノードに結合された中間ノード、および中間ノードに結合された複数のリーフノードを含む。ルートノード、中間ノードおよび複数のリーフノードは、ツリートポロジで構成される。パケットは、最大データレートを有するリーフノードのデータレートに等しいデータレートで、ルートノードから中間ノードにおいて受信される。パケットは、複数の様々なデータレートで、中間ノードから複数のリーフノードの各々へマルチキャストされ、それにより、複数のリーフノードのうちの各々の特定の1つは、複数のリーフノードのうちの特定の1つにおけるデータレートに対応するデータレートでパケットを受信する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、Michel Ouelletteらによって2010年2月16日に出願され、「Rate-Varying Multicast Transmission for Clock Distribution in Packet Networks」と題し、完全に再生されたかのように参照により本明細書に組み込まれる米国仮特許出願第61/304,983号の利益を主張する。
連邦政府による資金提供を受けた研究または開発に関する記述
該当しない。
マイクロフィッシュアペンディクスの参照
該当しない。
現代の通信およびデータのネットワークは、ネットワークを介してデータを移送するノードからなる。ノードは、ネットワークを介して個々のデータパケットまたはフレームを移送するルータ、スイッチ、ブリッジ、またはそれらの組合せを含むことができる。一部のネットワークは、中間ノードに通じる事前設定されたルートを使用することなく、ネットワークを通じてあるノードから別のノードへデータフレームまたはパケットを転送するデータサービスを提供することができる。他のネットワークは、事前設定された、またはあらかじめ決められた経路に沿って、ネットワークを通じてあるノードから別のノードへデータフレームまたはパケットを転送することができる。ネットワーク内で転送されるパケットは、複数の対応するポイントツーポイント(P2P)リンクを介して複数のノードに送信されるユニキャストパケットでありうる。あるいは、ネットワーク内で転送されるパケットは、ポイントツーマルチポイント(P2MP)リンクまたはツリーを介して複数のノードに送信されるマルチキャストパケットでありうる。
一実施形態では、本開示は、複数のパケットをマルチキャストするパケットベースネットワークにおけるルートノードを備える装置を含む。本装置はさらに、ルートノードに結合された1つまた複数の中間ノード、および各々が中間ノードの1つに結合された複数のリーフノードを含む。ルートノード、中間ノードおよび複数のリーフノードは、ツリートポロジで構成される。パケットは、最大データレートを有するリーフノードのデータレートに等しいデータレートで、ルートノードから中間ノードにおいて受信される。パケットは、複数の様々なデータレートで、中間ノードから複数のリーフノードの各々へマルチキャストされ、それにより、複数のリーフノードのうちの各々の特定の1つは、複数のリーフノードのうちの特定の1つにおけるデータレートに対応するデータレートでパケットを受信する。
別の実施形態では、本開示は、入口リンクに結合され、上流データレートで入口リンクにより受信された複数のパケットを複製するように構成されたパケット複製ブロックを備えるネットワーク構成要素を含む。ネットワーク構成要素はまた、パケット複製ブロックおよび複数の出口リンクに結合され、出口リンクに関連する複数の下流データレートと合致するように受信パケットの一部を通過させるか減らすように構成された複数のパケット処分ブロックを含む。
第3の態様では、本開示は1つの方法を含む。本方法は、複数の下流ノードから複数の出口リンクを介して複数の通知下流データレートを受信するステップを含む。本方法はまた、入口リンクに対し、受信下流データレートの最大値に対応する上流データレートを割り当てるステップを含む。本方法は、上流ノードに対して入口リンクを介して上流データレートを通知するステップを含む。
これらおよび他の特徴は、添付の図面および特許請求と併せて以下の詳細な説明からより明確に理解されよう。
本開示のより完全な理解のために、ここで、添付の図面および詳細な説明と併せて、以下の簡単な説明を参照する。同じ参照番号は同じ部分を表す。
パケットマルチキャスト方式の一実施形態の概略図である。 パケットユニキャスト方式の一実施形態の概略図である。 クロック分配方式の一実施形態の概略図である。 マルチキャストクロック分配方式の一実施形態の概略図である。 ユニキャストクロック分配方式の一実施形態の概略図である。 レート変動型マルチキャスト方式の一実施形態の概略図である。 レート変動型マルチキャストクロック分配方式の別の実施形態の概略図である。 マルチキャスト転送および処分方式の一実施形態の概略図である。 レート変動型マルチキャスト方法の一実施形態の流れ図である。 送信機/受信機装置の一実施形態の概略図である。 汎用コンピュータシステムの一実施形態の概略図である。
1つまたは複数の実施形態の例示的な実施態様について以下に示すが、開示されるシステムおよび/または方法は、現在知られているか、存在するかを問わず、任意の数の技法を使用して実施できることを最初に理解されたい。本開示は、本明細書で示し説明する例示的な設計および実施態様を含め、以下に示す例示的な実施態様、図面および技法に限定されることは決してなく、添付の特許請求の範囲内および同等物の全範囲内で変更可能である。
本明細書で開示されるのは、パケットベースネットワークにおけるクロック分配のためのレート変動型マルチキャスト伝送をもたらすシステムおよび方法である。レート変動型マルチキャスト伝送は、マルチキャストソースから複数のマルチキャスト受信機にもたらされうる。受信機は、様々なレートでソースからマルチキャストパケットの形式で同様のマルチキャスト伝送を受信することができる。マルチキャストパケットを使用して、たとえばソースのクロックと、受信機におけるクロックの周波数および/または時間を同期させることができる。マルチキャストパケットを、たとえば、様々なリンク帯域幅および/または受信機の処理能力に従い、受信機の様々なクロックレートと合致しうる様々なレートで受信機に配信することができる。
図1は、パケットベースネットワークでパケットを送信するために使用できる典型的なパケットマルチキャスト方式100を示している。パケットマルチキャスト方式100は、ソースまたはルートノード110と複数のリーフノード120との間で実施でき、これらのノードはすべてパケットベースネットワーク130に結合されうる。たとえば、パケットベースネットワーク130は、イーサネット(登録商標)ネットワーク、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク、Multi-Protocol Label Switching(MPLS)ネットワーク、または任意の他のパケット交換ネットワーク(PSN)でありうる。
ルートノード110および同様にリーフノード120は、パケットベースネットワーク130に関連するパケットを受信、送信および/または転送するように構成された任意のノード、デバイスまたは構成要素であってよい。詳細には、パケットマルチキャスト方式100では、ルートノード110は複数のパケットの送信機であってよく、リーフノード120はパケットの受信機であってよい。同一または同様のパケットを複製し、ツリートポロジにおける複数のリンク、たとえばP2MPリンクを介して各リーフノード120に送信することができる。たとえばパケットを、イーサネット(登録商標)ツリー(E-Tree)サービスのようなマルチキャストツリー分配ツリートポロジ(multicast tree distribution tree topology)を介してリーフノード120に配信することができる。一実施形態では、ツリートポロジは、参照により本明細書に組み込まれる米国電気電子技術者協会(IEEE)規格802.1aqで説明されるように生成されうる。
ツリーまたはP2MPリンクは、たとえばパケットベースネットワーク130内に、各リーフノード120をルートノード110に結合できる複数のリンクまたは経路を含むことができる。リンクまたは経路は、パケットベースネットワーク130内の複数の内部ノード(不図示)に結合できる。内部ノードは、必要に応じて、リーフノード120にパケットを転送する前にパケットを受信および複製することができる。典型的には、パケットはルートノード110からP2MPリンクを介して送信され、ほぼ同じデータレートでリーフノード120によって受信されうる。これは、リーフノード120の各々に向けた同じ実線矢印によって示されている。内部ノードに到着し複製されるパケットはまた、ルートノード110およびリーフノード120とほぼ同じデータレートを有してよい。ルートノード自体が(各リーフ向けの)パケットをリーフノードに到達するように内部ノードに送ることができる前に複製しなければならないパケットユニキャスト方式と比較して、パケットマルチキャスト方式100は、ルートノードからリーフに送られるパケットを内部ノードに複製させることによって、ネットワーク帯域幅を効果的に使用することができる。マルチキャストは、中間ノードによって転送されるパケットの数を最小限に抑えつつ、ルートノードの処理およびトラフィックを減らす。
図2は、パケットベースネットワークでパケットを送信するために使用できる典型的なパケットユニキャスト方式200を示している。パケットユニキャスト方式200は、ソースまたはルートノード210と複数のリーフノード220との間で実施でき、これらのノードはすべてパケットベースネットワークに結合されうる。パケットベースネットワーク230、ルートノード210、およびリーフノード220は、それぞれパケットベースネットワーク130、ルートノード110、およびリーフノード120と同様であってよい。
しかし、ルートノード210は、複数の同様のまたは異なるパケットをリーフノード220に送信することができる。パケットは中間ノード(不図示)によって複数の対応するリンク、たとえばP2Pリンクを介してリーフノード220に転送されうる。ルートノードと1つのリーフノード220との間で関連する各リンクは、他のリーフノード220向けの他のリンクから離れてまたは独立して確立されうる。各P2Pリンクは、他のリンクからの同様のまたは異なるパケットを同様のまたは異なるレートで移送することができる。これは、リーフノード220向けの異なる実線および点線の矢印タイプによって示されている。リンクはパケットベースネットワーク230内の複数の内部ノード(不図示)に結合されうる。内部ノードは、パケットを受信し、たとえば複製なしにリーフノード220に転送することができる。
パケットユニキャスト方式200は、パケットマルチキャスト方式100と比較して、より高いデータレートを使用することができ、ネットワーク帯域幅の利用を減らしていることがある。たとえば、パケットマルチキャスト方式100における総移送データレートは、リーフノード120の各々における受信データレートにほぼ等しいことがあり、パケットユニキャスト方式200における総移送データレートは、すべてのリーフノード220における受信データレートの合計にほぼ等しいことがある。したがって、データ処理、帯域幅消費、および/または移送トラフィック量の点で、パケットマルチキャスト方式100は、パケットユニキャスト方式200ほど厳しくないことがある。
図3は、マスタクロックと複数のスレーブクロックとの間でクロック/タイミングを同期または同調させるために使用できるクロック分配方式300を示している。クロック分配方式300は、ソースまたはルートノード310と複数のリーフノード320との間で実施でき、これらのノードはすべてパケットベースネットワークに結合されうる。パケットベースネットワーク330、ルートノード310、およびリーフノード320は、それぞれパケットベースネットワーク130、ルートノード110、およびリーフノード120と実質的に同様に構成されうる。
詳細には、ルートノード310は、マスタクロック(不図示)を備えてよく、またはかかるマスタクロックに結合されてよく、リーフノード320は、複数の対応するスレーブクロック(不図示)を備えてよく、またはかかるスレーブクロックに結合されてよい。マスタおよびスレーブを使用して、ソースノード310およびリーフノード320の伝送および/または処理時間を制御することができる。クロック分配方式300を使用して、マスタクロックとスレーブクロックの周波数および/または時間を同期させる、たとえば、ルートノード310とリーフノード320との間の通信を同期させることができる。個々のスレーブクロックにおける周波数/時間は、ルートノード310とリーフノード320との間の複数の移送パケットで送られうる複数のタイムスタンプまたは同期情報を使用して、マスタクロックの周波数/時間と同調することができる。同じタイムスタンプまたは同期情報が、ルートノード310からリーフノード320の各々へ送信されうる。
同期情報はルートノード310からリーフノード320へ単方向で、たとえば下流方向のみで送られうる。あるいは、ルートノード310およびリーフノード320は、同期情報を双方向で、たとえば下流および上流の両方向で交換することができる。単方向および双方向の周波数/時間分配方式の例は、IEEE1588で説明されており、これは参照により本明細書に組み込まれる。さらに、各リーフノード320は、対応するスレーブクロックレートで同期情報を受信するように構成されうる。リーフノード320のレートは、マイクロ波ファイバリンクなどの様々なネットワーク状態、様々な適応クロック回復の実施態様、様々なパケット遅延変動許容度、および/または様々な振動品質によって異なることがある。
たとえば、ルートノード310は、単方向方式、双方向方式または両方式により、マスタクロックレートrmで複数のパケットにおいて周波数および/または時間情報を送信するように構成されうる。パケットは、同じ時間および周波数情報を含むことができる。リーフノード320からの第1リーフノード320は、単方向方式により第1スレーブレートrs1でパケットにおいて周波数情報を受信するように構成されうる。また、第2リーフノード320は、第2スレーブレートrs2でパケットにおいて周波数情報を受信するように構成可能であり、双方向方式によりルートノード310と周波数情報を交換することができる。また、第3リーフノード320は、第3スレーブレートrs3でパケットにおいて時間情報を受信するように構成可能であり、双方向方式によりルートノード310と時間情報を交換することができる。図3では異なるパターンを使用して、リーフノード320へ異なるレートで送信されるパケットが示されている。1つの実線矢印を使用して単方向方式が示され、2つの反対方向の実線矢印を使用して双方向方式が示されている。
図4は、パケットマルチキャスト方式を用いてクロック(たとえば、時間/周波数)分配方式を実施できるマルチキャストクロック分配方式400の一実施形態を示している。たとえば、マルチキャストクロック分配方式400は、パケットマルチキャスト方式100を用いてクロック分配方式300を実施することができる。マルチキャストクロック分配方式400は、ソースまたはルートノード410と複数のリーフノード420との間で実施可能であり、これらのノードはすべてパケットベースネットワーク430に結合されうる。パケットベースネットワーク430はまた、複数の内部ノード432を含むことができる。パケットベースネットワーク430、ルートノード410、およびリーフノード420は、それぞれパケットベースネットワーク130、ルートノード110、およびリーフノード120と実質的に同様に構成されうる。内部ノード432は、パケットベースネットワーク430内でパケットを受信、送信および/または転送するように構成された任意のノード、デバイスまたは構成要素であってよい。
ルートノード410は、たとえば単方向および/または双方向方式でリーフノード420に対し、マスタクロックレートrmで複数のパケットにおいて周波数および/または時間情報を送信することができる。パケットは、ほぼ同じデータレートで内部ノード432によって受信、複製され、リーフノード420に転送されうる。たとえば、第1内部ノード432(n1)はルートノード410からパケットを受信し、パケットを複製し、第1データレート(rd11)で第1リンクを介して第2内部ノード432(n2)にパケットの第1コピーを転送し、第2データレート(rd12)で第2リンクを介して第3内部ノード432(n3)にパケットの第2コピーを転送することができる。第2内部ノード432は第1内部ノード432からパケットを受信し、パケットを複製し、第3データレート(rd21)で第3リンクを介して第1リーフノード420にパケットの第1コピーを転送し、第4データレート(rd22)で第4リンクを介して第2リーフノード420にパケットの第2コピーを転送することができる。同様に、第3内部ノード432は、第1内部ノード432からパケットを受信し、第5データレート(rd31)で第5リンクを介して第3リーフノード420にパケットを転送することができる。
このパケットマルチキャスト方式を用いた場合、内部ノード432および対応するリンクのデータレートは実質的に等しいことがあり、それによりパケットベースネットワーク430内の帯域幅消費が改善しうる。したがって、rd11、rd12、rd21、rd22およびrd31はすべてrmにほぼ等しくなりうる。たとえば、データレートの各々は、1秒当たり約20メッセージに等しくなりうる。図4には同じパターンを使用して、ほぼ同じレートで送信される同じパケットが示されている。しかし、リーフノード420における受信データレートは、リーフノード420の異なるデータレート要件を効果的に満たすことはできない。たとえば、第1リーフノード420、第2リーフノード420および第3リーフノード420は、それぞれ第1スレーブレートrs1、第2スレーブレートrs2および第3スレーブレートrs3を有することがあり、これらはネットワーク状態の違いによって異なりうる。3つのリーフノード420は、パケットベースネットワーク430からほぼ同じデータレートを受信することがあり、かかるデータレートは、個々の対応するスレーブレートより大きいことや小さいことがある。
図5は、パケットユニキャスト方式を用いてクロック(たとえば、時間/周波数)分配方式を実施できるユニキャストクロック分配方式500の一実施形態を示している。たとえば、ユニキャストクロック分配方式500は、パケットユニキャスト方式200を用いてクロック分配方式300を実施することができる。ユニキャストクロック分配方式500は、ソースまたはルートノード510と複数のリーフノード520との間で実施可能であり、これらのノードはすべてパケットベースネットワーク530に結合されうる。パケットベースネットワーク530はまた、複数の内部ノード532を含むことができる。パケットベースネットワーク530、ルートノード510、およびリーフノード520は、それぞれパケットベースネットワーク230、ルートノード210、およびリーフノード220と実質的に同様に構成されうる。内部ノード532は、パケットベースネットワーク530内でパケットを受信、送信および/または転送するように構成された任意のノード、デバイスまたは構成要素であってよい。
ルートノード510は、たとえば単方向および/または双方向方式でリーフノード520に対し、マスタクロックレートrmで複数のパケットにおいて周波数および/または時間情報を送信することができる。マルチキャストクロック分配方式400とは異なり、ルートノード510は、(図5で異なるパターンによって示される)リーフノード520の異なるデータレートで異なるパケットセットを送信することによって、リーフノード420におけるスレーブクロックの異なるデータレート要件を満たすことができる。詳細には、ソースノード510からの総送信データレートは、すべてのスレーブレートの合計にほぼ等しくなりうる(たとえばrm=Σrsiであって、iはリーフノード520の数量)。パケットは、内部ノード532によって受信され、指定されたリーフノード520へ適切に転送されうる。内部ノード532はパケットを複数のリンクにより、対応するデータレートrdij(iは内部ノード532を示し、jはそのリンクのうちの1つを示す)で転送することができる。リンクデータレートrdijは、リンクで転送されるすべてのスレーブレートのおおよその合計に等しくなりうる。
たとえば、3つのリーフノード520の場合、ソースノード510からの総送信データレートはrm=rs1+rs2+rs3(rs1、rs2およびrs3は、3つのリーフノード520のスレーブレート)となりうる。たとえば、rs1および同様にrs2が1秒当たり約10メッセージに等しく、rs3が1秒当たり約20メッセージに等しい場合、rmは1秒当たり約40メッセージに等しくなりうる。詳細には、第1内部ノード532(n1)はルートノード510から総データレートrmですべてのパケットを受信することができる。次いで第1内部ノード532は、第1リーフノード520および第2リーフノード520向けに指定されたパケットを、第1データレート(rd11)で第2内部ノード532(n2)に対し第1リンクで転送することができ、第3リーフノード520向けに指定されたパケットを、第2データレート(rd12)で第3内部ノード532(n3)に対し第2リンクで転送することができる。第1データレートは、第1リーフノード520の第1スレーブレートと第2リーフノード520の第2スレーブレートとのおおよその合計に等しくなりうる(たとえば、rd11=rs1+rs2)。たとえば、rs1および同様にrs2が1秒当たり約10メッセージに等しく、rs3が1秒当たり約20メッセージに等しい場合、rd11は1秒当たり約20メッセージに等しく、r12は1秒当たり約20メッセージに等しくなりうる。第2データレートは、第3リーフノード520の第3スレーブレートにほぼ等しくなりうる(たとえば、rd12=rs3)。
第2内部ノード532は、第1リーフノード520向けに指定されたパケットを、第3データレート(rd21)で第3リンクにより転送し、第2リーフノード520向けに指定されたパケットを、第4データレート(rd22)で第4リンクにより転送することができる。第3データレートは、第1リーフノード520の第1スレーブレートにほぼ等しくなることが可能で(たとえば、rd21=rs1)、第4データレートは、第2リーフノード520の第2スレーブレートにほぼ等しくなることが可能である(たとえば、rd22=rs2)。同様に、第3内部ノード532は、第3リーフノード520向けに指定されたパケットを、第5データレート(rd31)で第5リンクを介して転送することができる。第5データレートは、第3リーフノード520の第3スレーブレートにほぼ等しくなりうる(たとえば、rd31=rs3)。
このパケットユニキャスト方式を使用した場合、個々のリーフノード520のデータレートに合わせることができ、各リーフノード520は、対応するスレーブレートにほぼ等しいレートで、指定されたパケットを受信することができる。しかし、これは、リーフノード520のすべてのデータレートでパケットベースネットワーク530内においてパケットを送信することを必要とすることがある。これは、トラフィックを増やすことがあり、たとえば上記のパケットマルチキャスト方式と比較して、一層のトラフィックエンジニアリングおよび/またはネットワーク容量計画を必要とすることがあり、マスタノードおよびスレーブノードにおいて追加的設定を必要とすることもある。この方式を使用して生成されうる高プライオリティネットワーク帯域幅の総量は、フェムトセルモバイルバックホール(femtocell mobile backhaul)のように、多くの(たとえば、数万個程度の)スレーブクロックが1つのマスタクロックに結合される場合などに、かなり大きくなることがある。加えて、このパケットユニキャスト方式は、参照により本明細書に組み込まれるIEEE1588プロトコルのような、パケットマルチキャスト方式向けに指定されうる一部のネットワークプロトコルにふさわしくないか、適合しないことがある。
図6は、パケットベースネットワークでパケットを送信するために使用できるレート変動型マルチキャスト方式600の一実施形態を示している。レート変動型マルチキャスト方式600は、ソースまたはルートノード610と複数のリーフノード620との間で実施でき、これらのノードはすべてパケットベースネットワーク630に結合されうる。パケットベースネットワーク630、ルートノード610およびリーフノード620は、それぞれパケットベースネットワーク130、ルートノード110およびリーフノード120と実質的に同様に構成されうる。レート変動型マルチキャスト方式600は、たとえばパケットユニキャスト方式と比較して低減されたデータレートを使用することによって、ネットワーク帯域幅利用を効果的に使用することができ、典型的なパケットマルチキャスト方式とは異なり、リーフノード420の様々なデータレート要件を満たすこともできる。
ルートノード610は、リーフノード620の最高データレートにほぼ等しくなりうる最初のデータレートで、複数のパケットを送信することができる。パケットベースネットワーク630内の複数の内部ノード(不図示)は、同一または同様のパケットを受信し、複製し、同一のまたは低減されたレートで下流方向へ転送して、リーフノード620の様々なデータレートに合わせることができる。以下で詳述するように、リーフノード620のデータレートを上流内部ノードに通知することができ、次いですべてのデータレートをルートノード610に通知することができる。各内部ノードは、すべての出口リンクで次のホップまたは内部ノードによって通知される最大データレートに等しくなりうるデータレートを受信することができる。次いで各内部ノードは、最終的に各リーフノード620がリーフノードの通知データレートでパケットを受信するまで、次のホップによって通知されるように、各出口リンクで同一のデータレートまたは低減されたデータレートを転送することができる。ツリーにおける各サブリンク(またはP2MPリンク)は、同様のまたは異なるレートで、他のサブリンクと同一または同様のパケットを移送することができる。これは、リーフノード620向けの異なる実線、破線および点線の矢印タイプによって示されている。
レート変動型マルチキャスト方式600は、マルチキャストネットワークの要素が同じ情報を異なるレートで要求しうるネットワークアプリケーションにふさわしいものでありうるが、これはパケットマルチキャスト方式100のような典型的なパケットマルチキャスト方式を使用して達成するのは難しいことがある。一方、レート変動型マルチキャスト方式600は、様々なレートを有する受信機のためにマルチキャストトラフィックをサポートすることができる。たとえば、レート変動型マルチキャスト方式600を使用して、ビデオソースまたはルートノードは、比較的高いレートのビデオコンテンツを高レートまたは大容量の受信機セットに送信し、より低いレートのビデオコンテンツを低レートまたは小容量の別の受信機セットに送信することができる。レート変動型マルチキャスト方式600が使用されうる別の例は、モバイルバックホールにおけるもので、この場合、スレーブクロックを含むワイヤレス基地局が、パケットベースネットワークに結合可能であり、ネットワーク内のマスタクロックからタイミング基準信号を受信することができる。
典型的には、スレーブまたはリーフノードがパフォーマンスメトリック(たとえば、ネットワーク徘徊上限(network wander limits)、分数周波数オフセット(fractional frequency offsets)など)を満たすのに必要としうる同期情報のレート(rsi)が、パケットネットワーク特性および対応するスレーブクロック設計に関係することがある。レートは、様々なパケットネットワーク障害(たとえば、待ち時間、遅延変動、媒体の種類など)、パケット選択およびフィルタリングアルゴリズム、ならびに/またはスレーブノードで使用される発振器によって決定されうる。たとえば、スレーブノードで要求される同期情報のレートは、光ファイバ環境と比較してマイクロ波環境の場合に、より高くなることがある。同期情報のレートは、スレーブノードの動作状態に依存することもある。たとえば、要求されるレートは、定常段階と比較してウォームアップ段階において、より高くなることがある。これは、ネットワーク再構成後の期間に該当しうる。ウォームアップ期間は、数分/数時間続くことがあり、再構成は数秒続くことがある。そのようなシナリオにおいて、レート変動型マルチキャスト方式600を使用して、マルチキャストアドレス指定をサポートし、マスタからスレーブへ情報の独立レートを提供することができる。そのようなシステムは、ユニキャストシステムの特性の一部をエミュレートしながらも、マルチキャストシステムの利点を提供することができる。
図7は、レート変動型マルチキャスト方式600を用いて実施できるレート変動型マルチキャストクロック分配方式700の一実施形態を示している。レート変動型マルチキャストクロック分配方式700は、ソースまたはルートノード710と複数のリーフノード720との間で実施可能であり、これらのノードはすべてパケットベースネットワーク730に結合されうる。パケットベースネットワーク730はまた、複数の内部ノード732を含むことができる。パケットベースネットワーク730、ルートノード710、およびリーフノード720は、それぞれパケットベースネットワーク130、ルートノード110、およびリーフノード120と実質的に同様に構成されうる。内部ノード732は、パケットベースネットワーク730内でパケットを受信、送信および/または転送するように構成された任意のノード、デバイスまたは構成要素であってよい。
たとえばIEEE802.1agのようなマルチキャストプロトコルを使用してルートノード710とリーフノード720との間にツリートポロジ(またはP2MPリンク)が確立されると、リーフノード720は、スレーブレートrsiをパケットベースネットワーク730およびルートノード710に通知することができる。各リーフノード720はスレーブレートを、下流リンクを介してリーフノード720に直接結合されうる次の上流内部ノード732(ni)に通知することができる。内部ノード732は、下流リンクですべての受信データレートrdijを収集し、テーブルでデータレートを維持することができる。レートは、たとえば通知トラフィックの規模を縮小するために2の累乗で表されうる。たとえば、通知レートは1秒当たり約1/64メッセージから1秒当たり約256メッセージまで変動しうる。次いで内部ノード732は、最大受信データレートruijを判断し、最大データレートを次の上流内部ノード732に通知することができる。このプロセスは、ルートノード710が下流リンクからすべての受信通知データレートを収集するまで繰り返し、テーブルでデータレートを維持し、リーフノード720のすべてのデータレートについて最大データレートrmを判断することができる。
たとえば、第1リーフノード720は、第1スレーブレートrs1=rを、第1リーフノード720に直接結合されうる第1上流内部ノード732(n2)に通知することができる。同様に、同じく第1上流内部ノード732(n2)に直接結合されうる第2リーフノード720および第3リーフノード720の両方は、それぞれ第2スレーブレートrs2=r/2および第3スレーブレートrs3=r/4を第1上流内部ノード732(n2)に通知することができる。スレーブレートrs1、rs2およびrs3は、第1上流内部ノード732(n2)の、それぞれ第1下流リンク、第2下流リンクおよび第3下流リンクを介して送られうる。第1上流内部ノード732(n2)は、受信スレーブレートを収集し、各スレーブレートを、対応するテーブル791において、たとえば下流レート欄において、対応する下流リンクに割り当てることができる。たとえば、第1下流データレートrd21をrs1またはrに設定することができ、第2下流データレートrd22をrs2またはr/2に設定することができ、第3下流データレートrd23をrs3またはr/4に設定することができる。次いで第1上流内部ノード732(n2)は、最大下流データレートを判断し、最大下流データレートを、対応するテーブル791において、たとえば上流レート欄において、対応する上流リンクに割り当てることができる。たとえば、上流データレートru21は、max{rd21, rd22, rd23}=rに設定されうる。テーブル791は、第1上流内部ノード732(n2)に、またはパケットベースネットワーク730に保存可能であり、第1上流内部ノード732のノード識別子(ID)、たとえばn2を含むこともできる。
加えて、同じ第2上流内部ノード732(n3)に直接結合されうる第4リーフノード720および第5リーフノード720は、それぞれ第4スレーブレートrs4=r/4および第5スレーブレートrs5=r/2を第2上流内部ノード732(n3)に通知することができる。スレーブレートrs4およびrs5は、第2上流内部ノード732(n3)の、それぞれ第1下流リンクおよび第2下流リンクを介して送られうる。第2上流内部ノード732(n3)は、受信スレーブレートを収集し、各スレーブレートを、対応するテーブル792において、たとえば下流レート欄において、対応する下流リンクに割り当てることができる。たとえば、第1下流データレートrd31をrs4またはr/4に設定することができ、第2下流データレートrd32をrs5またはr/2に設定することができる。次いで第2上流内部ノード732(n3)は最大下流データレートを判断し、最大下流データレートを、対応するテーブル792において、たとえば上流レート欄において、対応する上流リンクに割り当てることができる。たとえば、上流データレートru31は、max{rd31, rd32}=r/2に設定されうる。テーブル792は、第2上流内部ノード732(n3)に、またはパケットベースネットワーク730に保存可能であり、第2上流内部ノード732のノードID、たとえばn3を含むこともできる。
第1上流内部ノード732は、上流データレートru21=rを、第1上流内部ノード732(n2)に直接結合されうる第3上流内部ノード732(n1)に通知することができる。同様に、同じく第3上流内部ノード732(n1)に直接結合されうる第2上流内部ノード732(n3)は、上流データレートru31=r/2を第3上流内部ノード732(n1)に通知することができる。上流データレートru21およびru31は、第3上流内部ノード732(n1)の、それぞれ第1下流リンクおよび第2下流リンクを介して送られうる。第3上流内部ノード732(n1)は、受信データレートを収集し、各データレートを、対応するテーブル793において、たとえば下流レート欄において、対応する下流リンクに割り当てることができる。たとえば、第1下流データレートrd11をru21またはrに設定することができ、第2下流データレートrd12をr31またはr/2に設定することができる。次いで第3上流内部ノード732(n1)は最大下流データレートを判断し、最大下流データレートを、対応するテーブル793において、たとえば上流レート欄において、対応する上流リンクに割り当てることができる。たとえば、上流データレートru11は、max{rd11, rd12}=rに設定されうる。テーブル793は、第3上流内部ノード732(n1)に、またはパケットベースネットワーク730に保存可能であり、第3上流内部ノード732のノードID、たとえばn1を含むこともできる。
次いで第3上流内部ノード732(n1)は、上流データレートru11=rを、第3上流内部ノード732(n1)に直接結合されうるルートノード710に通知することができる。上流データレートru11を、ルートノード710の下流リンクを介して送ることができ、ルートノード710はマスタレートを、対応するテーブル794において、たとえば下流レート欄において、受信データレートに設定することができる。たとえば、マスタレートrmは、ru11またはrに設定されうる。マスタレートはまた、リーフノード720のスレーブレートの最大データレートに対応しうる。テーブル794は、ルートノード710に、またはパケットベースネットワーク730に保存可能で、マスタまたはソースノードを示すルートノード710のノードIDを含むこともできる。
マスタレートまたはスレーブレートの最大データレートを判断した後、ルートノード710は、内部ノード732を介してリーフノード720に対し、周波数/時間同期情報を含みうる複数のパケットをマスタレートで送信することができる。次いで各内部ノード732は、対応するテーブルにおける上流データレートと合致するレートで上流リンクによりパケットを受信し、パケットのコピーを各下流リンクにより、テーブルにおける対応する下流データレートで転送することができる。内部ノード732は必要な場合に、たとえば適切な順序でパケットの一部を除外することにより、下流データレートと合致するように上流データレートを低減させることができる。たとえば、内部ノード732は、ruij/rdij個のメッセージから1つずつ処分し、残りのメッセージを送信することができる。したがって、各リーフノード720はその後、対応する内部ノード732から上流リンクにより、対応するリーフノード720のスレーブレートにほぼ等しいレートで、パケットのコピーを受信することができる。
たとえば、ルートノード710は、第1下流内部ノード732(n1)へマスタレートrmでパケットを送信することができる。第1下流内部ノード732(n1)は、テーブル793における上流データレートru11と合致するレートでパケットを受信することができる。次いで第1下流内部ノード732(n1)は、テーブル793に示すように、ほぼ等しい第1下流データレートrd11で第2下流内部ノード732(n2)へ、低減された第2下流データレートrd12で第3下流内部ノード732(n3)へパケットを送信することができる。第2下流内部ノード732(n2)は、テーブル791における上流データレートru21と合致するレートでパケットを受信することができる。次いで第2下流内部ノード732(n2)は、テーブル791に示すように、ほぼ等しい第1下流データレートrd21で第1リーフノード720へ、低減された第2下流データレートrd22で第2リーフノード720へ、さらに低減された第3下流データレートrd23で第3リーフノード720へ、パケットを送信することができる。下流データレートrd21、rd22およびrd23は、それぞれ第1、第2および第3リーフノード720のスレーブレートrs1、rs2およびrs3と合致しうる。同様に、第3下流内部ノード732(n3)は、テーブル792における上流データレートru31と合致するレートでパケットを受信し、テーブル792に示すように、低減された第1下流データレートrd31で第4リーフノード720へ、さほど低減されていない第2下流データレートrd32で第5リーフノード720へ、パケットを送信することができる。下流データレートrd31およびrd32は、それぞれ第4および第5リーフノード720のスレーブレートrs4およびrs5と合致しうる。
レート変動型マルチキャストクロック分配方式700およびレート変動型マルチキャスト方式600は、ネットワーク帯域幅を効果的に使用し、タイミングループを回避しつつ、リーフノード720および620に対し、対応するスレーブレートでパケットまたは同期情報を提供することができる。対応するネットワーク、たとえばパケットベースネットワーク730および630は、ネットワークノード、たとえば内部ノード732および632の着信(上流)および発信(下流)レートの判断、処理およびフィルタ処理に大きく寄与することができる。上記の方式における内部ノード732および632は、1つの上流リンクを介して1つの上流ノードに各々結合されているが、他の実施形態では、ネットワーク内の1つまたは複数の内部ノードが、複数の対応する上流リンクを介して複数の上流ノードに結合されうる。たとえば、内部ノードは、複数のツリーの一部であってよく、異なるツリーに関連する複数のルートノードまたはマスタノードからパケットを受信することができる。さらに、内部ノードに関連するテーブルは、たとえば機動的に、リーフノードまたはスレーブノードがより高いレートもしくはより低いレートを更新もしくは要求し、ツリーもしくはネットワークから切り離され、かつ/またはツリーもしくはネットワークに参加するのに応じて、継続的に更新されうる。
図8は、たとえば、下流パケットのデータレートを調整するために、レート変動型マルチキャストクロック分配方式700またはレート変動型マルチキャスト方式600の内部ノードによって実施されうるマルチキャスト転送および処分方式800の一実施形態を示している。マルチキャスト転送および処分方式800は、各々の関連する下流リンクで、対応する下流ノードによって通知されたデータレートでパケットを送信するために、ルートノードと複数のリーフノードの間に位置するパケットベースネットワーク内の内部ノード810によって実施されうる。たとえば、内部ノード810は、パケットベースネットワーク630内の内部ノード632またはパケットベースネットワーク730内の内部ノード732に対応しうる。
内部ノード810は、各上流または入口リンク向けのパケット複製機能(ブロック812)および各下流または出口リンク向けの1つまたは複数のパケット処分機能(ブロック814)を含むことができる。パケット複製機能(ブロック812)は複数のパケットを、関連する上流または入口リンクを介して、着信上流データレート、たとえばru11で受信することができる。たとえば、ru11は1秒当たり約40メッセージに等しくなりうる。各パケット処分機能またはブロック814において、パケットの上流データレートが、対応する下流データレートと比較されうる。下流データレートは、各出口リンクを下流データレートに関連付ける下流データレートのテーブル824から取得されうる。同様に、パケットの上流データレートは、各入口リンクを上流データレートに関連付ける上流データレートのテーブル826から取得されうる。下流データレートのテーブル824および上流データレートのテーブル826は、内部ノード810またはパケットベースネットワークに保存されうる。
下流データレートが上流データレートと合致する場合、パケットは変更なく通過できる。たとえば、第1出口リンク(リンク1)についてrd11=ru11、または第2出口リンク(リンク2)についてrd12=ru11である場合、パケットは対応する出口リンクにより、ほぼ同じ受信レートで、たとえば1秒当たり約40メッセージで送られうる。あるいは、下流データレートが上流データレートを下回る場合、パケットのデータレートを適切に低減させるためにパケットの一部が処分されうる。たとえば、rd11 < ru11またはrd12 < ru11である場合、それぞれ、ru11/rd11個のメッセージから1個ずつ、またはru11/rd12個のメッセージから1個ずつ送信し、残りは処分することができる。残りの処分されていないメッセージは、対応する出口リンクで送られうる。たとえば、対応する下流データレートが上流データレートの約半分に等しい場合、1秒当たり約20メッセージのみ、第2出口リンクで送られうる。
図9は、レート変動型マルチキャスト方式600またはレート変動型マルチキャストクロック分配方式700で実施できるレート変動型マルチキャスト方法900の一実施形態を示している。詳細には、レート変動型マルチキャスト方法900は、パケットベースネットワーク630内の内部ノード632またはパケットベースネットワーク730内の内部ノード732によって実施できる。本方法は、ブロック910で開始することができ、1つまたは複数の通知下流データレートが、下流内部ノードまたはリーフノードから、1つまたは複数の下流または出口リンクを介して受信されうる。下流データレートは、内部ノードまたは内部ノードのパケットベースネットワークにおいて、テーブル内で維持されうる。ブロック920では、受信下流データレートの最大値に対応する上流データレートが、上流または入口リンクに割り当てられうる。上流データレートも、テーブル内で維持されうる。ブロック930では、上流データレートが、入口リンクを介して上流内部ノードまたはルートノードに送られうる。ブロック910、920および930は、レート変動型マルチキャストクロック分配方式700で説明したデータレート通知方式に対応しうる。
ブロック940では、複数のパケットを、入口リンクを介して対応する上流データレートで受信することができる。ブロック950では、パケットのデータレートを、各出口リンクに関連する下流データレートに合わせることができる。たとえば、上流データレートと下流データレートとがほぼ等しい場合、パケットは変更なしに維持可能であり、または、下流データレートが上流データレートを下回る場合、たとえばマルチキャスト転送および処分方式800を使用して、パケットの一部を処分することができる。ブロック960では、パケットは各出口リンクによって、対応する下流データレートで送られうる。ブロック940、950および960は、レート変動型マルチキャストクロック分配方式700の下流マルチキャスト方式に対応しうる。次いで方法900を終了させることができる。
図10は送信機/受信機装置1000の一実施形態を示しており、これはネットワークを介してパケットを移送する任意のデバイスであってよい。たとえば、送信機/受信機装置1000は、上述の方式のルートノード、内部ノード、またはリーフノードに位置しうる。送信機/受信機装置1000は、他のネットワーク構成要素からパケット、オブジェクトまたは型-長さ-値(TLV)を受信するための1つまたは複数の入口ポートまたは装置1010、どのネットワーク構成要素にパケットを送るかを判断する論理回路1020、および他のネットワーク構成要素にフレームを送信するための1つまたは複数の出口ポートまたは装置1030を含むことができる。論理回路1020はまた、下流または出口リンクを介してパケットを送信するための適切なデータレートを判断することができる。
上述のネットワーク構成要素は、課せられた必要な作業負荷に対処する十分な処理能力、メモリリソースおよびネットワーク処理能力を有するコンピュータまたはネットワーク構成要素など、任意の汎用ネットワーク構成要素で実施できる。図11は、本明細書で開示する構成要素の1つまたは複数の実施形態を実施するのにふさわしい典型的な汎用ネットワーク構成要素1100を示している。ネットワーク構成要素1100は、二次記憶装置1104、読取り専用メモリ(ROM)1106、ランダムアクセスメモリ(RAM)1108、入力/出力(I/O)デバイス1110を含むメモリデバイスおよびネットワーク接続デバイス1112と通信するプロセッサ1102(中央処理装置またはCPUと呼ばれることがある)を含む。プロセッサ1102は、1つもしくは複数のCPUチップとして実施可能であり、または1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)の一部であってよい。
二次記憶装置1104は、典型的には1つまたは複数のディスクドライブまたはテープドライブからなり、RAM1108が全作業データを保持できるほど十分に大きくない場合に、データの不揮発性記憶装置として、かつオーバーフローデータ記憶デバイスとして使用される。二次記憶装置1104は、RAM1108にロードされるプログラムが実行のために選択されるときに、そのようなプログラムを保存するために使用されうる。ROM1106は、プログラム実行中に読み取られる命令および場合によってはデータを保存するために使用される。ROM1106は、典型的には二次記憶装置1104の相対的に大きな記憶容量と比較して小さな記憶容量を有する不揮発性メモリデバイスである。RAM1108は、揮発性データを保存するために、かつ場合によっては命令を保存するために使用される。ROM1106およびRAM1108の両方へのアクセスは、通常は二次記憶装置1104へのアクセスより速い。
少なくとも1つの実施形態が開示され、当業者が行う実施形態および/または実施形態の特徴の変形、組合せ、および/または変更は、本開示の範囲内にある。実施形態の特徴の組合せ、統合および/または省略から生じる代替実施形態も、本開示の範囲内にある。数値の範囲または制限が明示されている場合、そのような明示的な範囲または制限は、明示された範囲または制限内の同規模の反復範囲または制限(iterative ranges or limitations)を含む(たとえば、約1から約10までは、2、3、4などを含み、0.10よりも大きいことは、0.11、0.12、0.13などを含む)ものと理解されたい。たとえば、下限がRlで上限がRuである数値範囲が開示される場合は常に、この範囲内にある任意の数値が具体的に開示される。特に、この範囲内にある以下の数値が具体的に開示される。R=Rl+k*(Ru-Rl)において、kは1パーセントから100パーセントまでの変数であり、増分が1パーセント、すなわち、kは1パーセント、2パーセント、3パーセント、4パーセント、5パーセント、...、70パーセント、71パーセント、72パーセント、...、96パーセント、97パーセント、98パーセント、99パーセントまたは100パーセントである。また、上で定義したように、2つのRの数値によって定義される任意の数値範囲も、具体的に開示される。特許請求の範囲の任意の要素に関する「随意に」という語の使用は、かかる要素が必要とされる、あるいはかかる要素が必要とされないことであって、いずれの選択肢も特許請求の範囲内に入ることを意味する。備える、含む、有する、のような上位語の使用は、からなる、から基本的になる、から実質的になる、などの下位語をサポートすることを理解されたい。したがって、保護範囲は、上記の説明によって限定されず、以下の特許請求の範囲によって定められ、その範囲は、すべての特許請求の範囲の主題のすべての同等物を含む。あらゆる特許請求の範囲が本明細書に追加開示として組み込まれ、特許請求は本開示の実施形態である。本開示における参照物の説明は、それが従来技術であることを認めるものではなく、特に参照物の公開日が本出願の優先日よりも後である場合はなおさらである。すべての特許の開示、特許出願、および本開示で引用される公開物は、それ
らが本開示を補足する例示的、手続き的または他の詳細である限り、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示ではいくつかの実施形態を提示してきたが、開示されたシステムおよび方法は、本開示の趣旨または範囲から離れることなく、多くの他の固有の形態で具現化されうることを理解されたい。本明細書における例は、例示的であって制限的ではないと考えるべきであり、その意図は、本明細書で与えられる詳細に限定されるものではない。たとえば、様々な要素または構成要素を組み合わせること、または別のシステムに統合することができ、特定の特徴を省略してよく、実施しなくてもよい。
加えて、離散したものまたは個別のものとして様々な実施形態で説明し示した技法、システム、サブシステムおよび方法を、本開示の範囲から離れることなく、組み合わせること、または他のシステム、モジュール、技法または方法に統合することができる。互いに結合または直接的に結合または通信されるものとして提示または説明した他のアイテムは、電気的であるか、機械的であるか、その他の方法であるかを問わず、いくつかのインターフェース、デバイスまたは中間構成要素を通じて間接的に結合または通信できる。変更、置換および改変の他の例は、当業者によって確認可能であり、本明細書で開示した趣旨および範囲から離れることなく実行できる。
100 パケットマルチキャスト方式
110 ルートノード
120 リーフノード
130 パケットベースネットワーク
200 パケットユニキャスト方式
210 ルートノード
220 リーフノード
230 パケットベースネットワーク
300 クロック分配方式
310 ルートノード、ソースノード
320 リーフノード
330 パケットベースネットワーク
400 マルチキャストクロック分配方式
410 ルートノード
420 リーフノード
430 パケットベースネットワーク
432 内部ノード
500 ユニキャストクロック分配方式
510 ルートノード、ソースノード
520 リーフノード
530 パケットベースネットワーク
532 内部ノード
600 レート変動型マルチキャスト方式
610 ルートノード
620 リーフノード
630 パケットベースネットワーク
632 内部ノード
本発明は、パケットネットワークにおけるクロック分配のためのレート変動型マルチキャスト伝送に関する。

Claims (20)

  1. 複数のパケットをマルチキャストするパケットベースネットワークにおけるルートノードと、
    前記ルートノードに結合された中間ノードと、
    前記中間ノードに結合された複数のリーフノードと
    を備え、
    前記ルートノード、前記中間ノードおよび前記複数のリーフノードは、ツリートポロジで構成され、
    前記パケットは、最大データレートを有する前記リーフノードのデータレートに等しいデータレートで、前記ルートノードから前記中間ノードにおいて受信され、
    前記パケットは、複数の様々なデータレートで、前記中間ノードから前記複数のリーフノードの各々へマルチキャストされ、それにより、前記複数のリーフノードのうちの各々の特定の1つは、前記複数のリーフノードのうちの前記特定の1つにおけるデータレートに対応するデータレートで前記パケットを受信する、
    装置。
  2. 前記ルートノードは、前記最大データレートに関連するマスタクロックに結合され、前記リーフノードは、前記リーフノードの前記様々なデータレートに関連する複数の対応するスレーブクロックに結合され、前記パケットは、前記マスタクロックおよび前記スレーブクロックに関するタイムスタンプまたは周波数/時間同期情報を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記マスタクロックおよび前記スレーブクロックは単方向または双方向で同期する、請求項2に記載の装置。
  4. タイミングループを回避しつつ、パケットベースネットワークの帯域幅を効果的に使用し、ルートノードの処理およびトラフィック負荷を減らすために、同じ周波数/時間同期情報が前記様々なデータレートで前記リーフノードに提供される、請求項2に記載の装置。
  5. 前記ツリートポロジは、前記パケットベースネットワーク内で利用される様々なネットワーキング技術に基づいて生成される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記中間ノードは、複数の出口リンクに関連する複数の下流データレートおよび入口リンクに関連する上流データレートを含む1つまたは複数のテーブルを備え、前記上流データレートは、前記下流データレートの最大値に対応する、請求項1に記載の装置。
  7. 同じパケットが、前記様々なデータレートで前記ルートノードから前記リーフノードへマルチキャストされる、請求項1に記載の装置。
  8. 前記中間ノードは、複数のルートノードを複数のリーフノードに結合する複数のツリートポロジの一部であり、前記中間ノードは各ツリートポロジに、対応する上流リンクを介して結合される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記リーフノードの前記様々なデータレートは、前記リーフノードの様々なパフォーマンスメトリック、対応するスレーブクロック設計の特性、様々なパケットネットワーク障害、パケット選択およびフィルタリングアルゴリズム、前記リーフノードで使用される発振器、前記リーフノードの動作状態またはこれらの組合せに依存する、請求項1に記載の装置。
  10. 前記ルートノードはビデオコンテンツ送信機であり、前記リーフノードはビデオコンテンツ受信機であり、前記リーフノードの第1セットは、大容量の受信機を含み、前記リーフノードの第2セットは、より小さな容量の受信機を含む、請求項1に記載の装置。
  11. 入口リンクに結合され、上流データレートで前記入口リンクにより受信された複数のパケットを複製するように構成されたパケット複製ブロックと、
    前記パケット複製ブロックおよび複数の出口リンクに結合され、前記出口リンクに関連する複数の下流データレートと合致するように前記受信パケットの一部を通過させるか減らすように構成された複数のパケット処分ブロックと
    を備えるネットワーク構成要素。
  12. 前記パケット複製ブロックは、同じ量のパケットを前記パケット処分ブロックの各々に転送する、請求項11に記載のネットワーク構成要素。
  13. 前記パケット処分ブロックの各々は、上流データレートのテーブルにおける前記入口リンクに関連する前記上流データレートを、下流データレートのテーブルにおける対応する出口リンクに関連する下流データレートと比較する、請求項11に記載のネットワーク構成要素。
  14. 前記入口リンクの前記上流データレートが、前記対応する出口リンクの前記下流データレートにほぼ等しい場合に、前記パケット処分ブロックの各々は、さらに処理することなく、前記受信パケットを通過させる、請求項13に記載のネットワーク構成要素。
  15. 前記下流データレートが前記上流データレートを下回る場合に、処分されるパケットに対する送信されるパケットの比率が、前記対応する出口リンクの前記下流データレートに対する前記上流データレートの比率にほぼ等しくなるように、ある量のパケットでのいくつかのパケットを前記パケット処分ブロックの各々は処分する、請求項13に記載のネットワーク構成要素。
  16. 複数の下流ノードから複数の出口リンクを介して複数の通知下流データレートを受信するステップと、
    入口リンクに対し、前記受信下流データレートの最大値に対応する上流データレートを割り当てるステップと、
    上流ノードに対して前記入口リンクを介して前記上流データレートを通知するステップと
    を含む方法。
  17. 前記下流ノードは、パケットベースネットワーク内の複数の内部ノード、または前記パケットベースネットワークに結合された複数のリーフノードを含み、前記上流ノードは、前記パケットベースネットワーク内の上流内部ノードに、または前記パケットベースネットワークに結合されたルートノードに対応する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記下流データレートおよび前記上流データレートは、1秒当たりの送信されるメッセージの量を決定し、前記パケットベースネットワークによって保存または維持される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記下流データレートおよび前記上流データレートは、機動的に、前記下流ノードがより高いデータレートもしくはより低いデータレートを要求し、前記パケットベースネットワークから切り離され、かつ/または前記パケットベースネットワークに参加するのに応じて、継続的に通知され、更新される、請求項17に記載の方法。
  20. 前記下流データレートおよび前記上流データレートは、2の累乗で通知され表される、請求項16に記載の方法。
JP2012553985A 2010-02-16 2011-02-16 パケットネットワークにおけるクロック分配のためのレート変動型マルチキャスト伝送 Pending JP2013520137A (ja)

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