JP2013516134A - トラフィックに課金するためのモバイルネットワーク運用方法および対応するモバイルネットワーク - Google Patents

トラフィックに課金するためのモバイルネットワーク運用方法および対応するモバイルネットワーク Download PDF

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Abstract

ブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの確実で容易な課金を可能とするため、モバイルネットワークの運用方法、特に、モバイルネットワークにおけるトラフィックに課金する方法を提供する。モバイルノードとの間のトラフィックに関する課金可能イベントの監視が、課金データを収集する課金ファンクションによって実行される。本方法によれば、課金ファンクションのサブファンクションとして、データフローレベルまたはIP(Internet Protocol)フローレベルで課金可能イベントを監視するサブファンクションが、少なくとも1つの別のネットワーク要素に追加サブファンクションD−CEMF(Delegated Chargeable Event Monitoring Function)として追加的に配置される。前記別のネットワーク要素は、課金ファンクションとは異なり、モバイルノードのブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックを通過させる。課金ファンクションおよび前記別のネットワーク要素はそれぞれこのようなサブファンクションを有する。追加サブファンクションD−CEMFは、監視された課金可能イベントに関する情報を課金ファンクションに報告する。また、好ましくは上記方法を実行する、対応するモバイルネットワークが提供される。

Description

本発明は、モバイルネットワークまたはモバイル通信ネットワークの運用方法、特に、モバイルネットワークまたはモバイル通信ネットワークにおけるトラフィックに課金する方法に関する。モバイルノードとの間のトラフィックに関する課金可能イベントの監視が、課金データを収集する課金ファンクションによって実行される。また、本発明は、モバイルネットワークまたはモバイル通信ネットワークに関する。モバイルネットワークまたはモバイル通信ネットワークは、課金ファンクションを備える。モバイルノードとの間のトラフィックに関する課金可能イベントの監視が、課金データを収集する課金ファンクションによって実行される。
モバイルネットワークまたはモバイル通信ネットワークの運用方法、特に、モバイルネットワークにおけるトラフィックに課金する方法、および対応するモバイルネットワークまたは通信ネットワークは、すでに実現されているさまざまなネットワークで既知である。例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)によって規定されているような、モバイル通信システムにおける課金アーキテクチャは、オンライン課金とオフライン課金とを区別する。オフライン課金は課金可能情報、すなわちデータ量、セッション開始/終了、ハンドオーバーイベント等を収集し、収集した情報をリアルタイムでなく(場合により、サービスが利用された後のいつか)料金請求ドメインに報告するのに対して、オンライン課金は、サービス利用前および利用中に課金システムとのリアルタイムインタラクションを必要とする。オンライン課金は、プリペイドサービスで使用されるように、サービスおよびリソース利用の認可を必要とする。したがって、サービスが利用され課金されることが可能となる前に、コアネットワークは、オンライン課金システム(Online Charging System, OCS)に対して認可を要求し、OCSからの肯定フィードバックの後にのみ、ユーザにサービスを許可しなければならない。OCSは、リソースまたは限度枠を割り当てる。これは、関連するゲートウェイにおける課金ファンクションによって管理されなければならない。リソース使用がOCSによって停止されるか、限度枠が使い尽くされた場合に、ゲートウェイは、サービスを停止する手段を有していなければならない。したがって、オンライン課金は、コアネットワーク(ゲートウェイ等)における課金ファンクションとOCSとの間で必要なインタラクションがずっと多くなる。
図1は、3GPPによるオンラインおよびオフライン課金アーキテクチャのモデルを示している(非特許文献1参照)。共通のコンポーネントとして、課金トリガファンクション(Charging Trigger Function, CTF)の低レベル機能がある。これは、モバイル端末へのモビリティアンカーとして作用するパケットデータネットワーク(Packet Data Network, PDN)ゲートウェイに配置される。CTFは、コアネットワーク(Core Network, CN)ドメイン(PDNゲートウェイでのベアラレベル)、サービスレベル(メッセージング)およびサブシステムレベル(IPマルチメディアサブシステム)等のさまざまなレベルで課金可能イベントを監視する。オフライン課金は、CTFから報告されるこれらのイベントを課金データファンクション(Charging Data Function, CDF)で収集することを考慮する。そして、作成された課金データ記録は、課金ゲートウェイファンクション(Charging Gateway Function, CGF)を通じて料金請求ドメインへ配信される。オンライン課金は、リソース使用認可手続き、限度枠管理等のリアルタイム制御のために、CTFとオンライン課金システムとの間の直接シグナリングを考慮する。OCSはサービスの終了を引き起こす可能性があるので、CTFは、例えばプリペイド料金が使い尽くされたときに特定のユーザに対するリソースの使用を終了するために、例えばアドミッション制御等の外部ファンクションと相互作用する手段を有していなければならない。
現在のモバイル通信システムは、2つのモビリティゲートウェイを有する。これらは、外部ネットワーク(例えばインターネット)とモバイルノードの位置との間でトラフィックを転送する。例えば第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、モバイルノードのモビリティアンカー(これを通じてすべてのトラフィックがルーティングされる)に対するPDNゲートウェイという用語と、ルータ(これはモバイルノードの近くに位置する)に対するサービングゲートウェイという用語を規定している。サービングゲートウェイ(Serving Gateway, SGW)はモバイルノードの位置とともに変わるが、PDNゲートウェイ(PDN GW)は、モバイルノードのモビリティアンカーであるので、一定のままである。CTFは、課金可能イベントを収集し、オンライン課金のためにOCSに対して、あるいはオフライン課金のためにCDFに対して報告することを担当する。CTFは、PDN GWと共同配置される。というのは、アーキテクチャは、モバイルノードとの間のすべてのトラフィックがPDN GWを通ると仮定しているからである。モバイル通信アーキテクチャにおける課金に対する現在の仮定を図2に示す。
3GPPによって規定されるようなモバイル通信システムは、ベアラの概念を利用する。モバイルノードがネットワークにアタッチし、リソースを使用しようとするときには、ベアラを確立する。各ベアラは、所定のリソースおよび品質パラメータと結びついている。複数のIPデータフローが単一のベアラを共有することができる。
課金に関して、PDN GWは、各データフローの精度によりトラフィックを区別することができる。というのは、PDN GWは、ポリシー・課金施行ファンクションを実施しているからである。SGWは、フローレベルではトラフィックの監視を実行せず、ベアラレベルでのみ実行する。SGWでのこのような監視は、SGWがPDN GWとは異なるプロバイダネットワークに配置されているような一部のローミングの場合にのみ必要とされる。
このようなローミングの場合、3GPPは、SGWでの課金情報の監視を考慮する。しかし、この機能は、ベアラレベルで、オフライン課金のみに対する情報に制限される。図3は、SGWが、オフライン課金のためにCDFへベアラ使用に関する限定されたイベントを報告するようなアーキテクチャを示している。
オンライン課金は、PDN GWとは異なるノードにおけるデータフローレベルでの課金イベントの監視とともに、現在の課金アーキテクチャでは不可能である。
Internet Engineering Task Force(IETF)および3GPPにおける現在の活動では、PDN GWからのブレイクアウトトラフィック(例えば、経路最適化およびローカライズされたトラフィック転送)に対するモバイル通信アーキテクチャおよび関連するプロトコルへの拡張を規定している。このようなトラフィックはもはやPDN GWを通らないので、ブレイクアウトトラフィックフローへの課金は、従来のアーキテクチャでは不可能である。このようなトラフィックオフロード(負荷軽減)状況では、IPフローレベルで課金可能イベントを監視することが特に重要である。モバイルノードとの間の一部のデータフローは、例えばSGWでブレイクアウトしてインターネットへルーティングされる可能性がある一方、同じモバイルノードとの間の他のデータフローは、異なるパスを通って異なる宛先へルーティングされるかもしれない。同じモバイルノードとの間の残りのフローの一部は、オフロードされずにPDN GWを通ってルーティングされるかもしれない。このような状況は、IPフローレベルでPDN GWおよびSGWでの課金を必要とする。また、課金は、PDN GWからオフロードされた後、データセッション中に再びPDN GWを通ってルーティングされるように戻されるデータフローに対して可能でなければならない。オフロードトラフィックの課金に関する問題を、ブレイクアウトフローおよびあるモバイルノードから別のモバイルノードへのローカライズされたフロールーティングについて、例示的に図4に示す。
3GPPで考慮されているもう1つの技術として、トラフィックオフロードファンクション(Traffic Offload Function, TOF)でトラフィックをブレイクアウトすることがある。TOFは、モビリティゲートウェイに配置されるのではなく、モバイルノードのモビリティゲートウェイ間のトラフィック転送トンネルのパス上に配置される。ブレイクアウトのためのTOFの使用は、例えば、3GPPのGeneral Packet Radio Service(GPRS)で考慮される。GPRSでは、カプセル化およびトンネリングを用いて、モバイルノードのトラフィックがゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node, GGSN)とサービングGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node, SGSN)との間で転送される。TOFは、モバイルノードのアップリンクトラフィックを検査し、ブレイクアウトのために、関連するフローのデータパケットを捕捉する。モバイルノードへ送信されるダウンリンクパケットに対しては、TOFは、モバイルノードへさらに転送するために、これらのパケットをトンネルに注入する。トラフィックブレイクアウトは、SGSNおよびGGSNに対して透過的のまま保持される。モバイルノードのハンドオーバーによりSGSNが変わるとき、トンネルエンドポイントおよび関連するトラフィックパスも変わる。モバイルノードのTOFが、更新されたトンネルパス上にもはや存在しない場合、SGSNとGGSNとの間の更新されたトンネルパス上で、新たなTOFを選択しなければならない。TOFを用いたトラフィックオフロードはGGSNおよびSGSNに対する変更を必要としないので、TOFは、オフロードトラフィックの課金をサポートしなければならない。モバイルノードのハンドオーバーおよび担当TOFの変更の場合、担当する課金コンポーネントの動的変更がサポートされなければならない。
課金のアーキテクチャおよび原理に関してさらに詳細には、以下の文書から入手可能である。
・非特許文献2
・非特許文献3
・非特許文献4
次のリストに、オフロードトラフィックおよびローカライズされたルーティングの状況でのモバイル通信システムにおける現在の課金アーキテクチャの問題点を要約する。
・PDN GWのようなモバイルノードのモビリティアンカーではないSGWまたは他のブレイクアウトゲートウェイ(例えばeNodeB)でのIPデータフローの監視。
・動的状況での課金。この場合、トラフィックルーティングはセッション中に、例えばブレイクアウトとPDN GW経由のルーティングとの間で、動的に変化する。
・ブレイクアウトゲートウェイ(例えばSGWまたはeNodeB)で課金ファンクションを複製することには以下の問題点がある。
○トラフィックルーティングにおける動的変更をサポートしない。というのは、ブレイクアウトゲートウェイに配置される専用のCTFは、モバイルノードに対して設定されるからである。動的にCTFを変更することはサポートされない。
○ブレイクアウトゲートウェイとOCS/CDFとの間の新規なインタフェースは、事業者ポリシーと衝突し、複雑さを増大させるおそれがある。
・トラフィックオフロードファンクションは、モビリティゲートウェイに配置されるのではなく、そのようなゲートウェイ間のトンネルのパス上に(例えばルータに)配置され、モバイルノードのハンドオーバー中に変わる可能性がある。このようなトラフィックオフロードファンクションは、完全なCTFを実現することができない。というのは、モバイルノードのトラフィックオフロードファンクションが変わる場合には、CTFおよびモバイルノードの関連する課金状態もまた再配置されなければならないからである。
3rd Generation Partnership Project. Charging architecture and principles (Release9). 3GPP TS 32.240, V9.0.0, December 2009 Marco Liebsch, Sangjin Jeong, and Qin Wu. PMIPv6 Localized Routing Problem Statement, draft-ietf-netext-pmip6-lr-ps.txt, October 2009 3rd Generation Partnership Project. Packet Switched Domain Charging (Release 9). 3GPP TS 32.251, V9.2.0, December 2009 3rd Generation Partnership Project. Diameter Charging Applications (Release 9)
本発明の目的は、モバイルネットワーク運用方法および対応するモバイルネットワークにおいて、ブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの確実で容易な課金を可能とするような改良およびさらなる展開を行うことである。
本発明によれば、上記の目的は、請求項1の構成を備えた方法および請求項16の構成を備えたモバイルネットワークによって達成される。
請求項1に記載の通り、本方法は、以下のことを特徴とする。すなわち、課金ファンクションのサブファンクションとして、データフローレベルまたはIP(Internet Protocol)フローレベルで課金可能イベントを監視するサブファンクションが、少なくとも1つの別のネットワーク要素に追加サブファンクションD−CEMF(Delegated Chargeable Event Monitoring Function, 委任された課金可能イベント監視ファンクション)として追加的に配置される。前記別のネットワーク要素は、課金ファンクションとは異なり、モバイルノードのブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの通過を保証する。課金ファンクションおよび前記別のネットワーク要素はそれぞれこのようなサブファンクションを有し、追加サブファンクションD−CEMFは、監視された課金可能イベントに関する情報を課金ファンクションに報告する。
請求項16に記載の通り、本モバイルネットワークは、以下のことを特徴とする。すなわち、課金ファンクションのサブファンクションとして、データフローレベルまたはIP(Internet Protocol)フローレベルで課金可能イベントを監視するサブファンクションが、少なくとも1つの別のネットワーク要素に追加サブファンクションD−CEMF(Delegated Chargeable Event Monitoring Function)として追加的に配置される。前記別のネットワーク要素は、課金ファンクションとは異なり、モバイルノードのブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの通過を保証する。課金ファンクションおよび前記別のネットワーク要素はそれぞれこのようなサブファンクションを有し、追加サブファンクションD−CEMFは、監視された課金可能イベントに関する情報を課金ファンクションに報告する手段を有する。
本発明によって認識されたこととして、通常の課金ファンクションの機能を相異なるネットワーク要素上に分割することによって、ブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの確実な課金が可能となる。具体的には、課金ファンクションのサブファンクションとして、データフローレベルまたはIPフローレベルで課金可能イベントを監視するサブファンクションが、少なくとも1つの別のネットワーク要素に追加的に配置される。これにより、課金ファンクションには、対応するサブファンクションが依然として配置され、前記少なくとも1つの別のネットワーク要素には、別のサブファンクションが配置される。当該別のネットワーク要素は、課金ファンクションとは異なり、あるいは、課金ファンクションが配置されるネットワーク要素とは異なる。また、このような少なくとも1つの別のネットワーク要素は、モバイルノードのブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックを通過させる。すなわち、課金ファンクションのサブファンクションとして、課金可能イベントを監視するサブファンクションが複製される。これにより、課金ファンクションおよび前記別のネットワーク要素はそれぞれこのようなサブファンクションを有する。データフローレベルまたはIPフローレベルで課金可能イベントを認識した後、追加サブファンクションは、モバイルノードのトラフィックの確実な課金を行うために、監視された課金可能イベントに関する情報を課金ファンクションに報告する。追加サブファンクションはD−CEMF(Delegated Chargeable Event Monitoring Function)と呼ばれる。
元の課金ファンクション内および少なくとも1つの適当な別のネットワーク要素上にこのようなサブファンクションを実現することによって、ブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの確実で容易な課金が可能となる。
好ましい実施形態において、課金ファンクションは、CTF(Charging Trigger Function)であってもよい。CTFは、別のネットワーク要素にサブファンクションが追加的に配置されるにもかかわらず、不変のまま維持されてもよい。
しかし、効果的な課金手続きに関して、課金ファンクションは、D−CEMFと協調する機能を有してもよい。特に、D−CEMFから報告される情報を受信するための受信ユニットまたは受信機能が課金ファンクションに提供されてもよい。課金ファンクションから、委任された課金可能イベント監視のためのコマンドを受信するための受信ユニットまたは受信機能がD−CEMFに提供されてもよい。
具体的には、協調は、D−CEMFでのコンフィグレーションを設定および削除すること、および/または、監視された課金可能イベントに関する報告された情報を受信することを含んでもよい。
具体的実施形態において、課金ファンクションは、ネットワークのPDN GWに配置されてもよい。このようなPDN GW上の配置は好ましい。というのは、大部分のトラフィックがPDN GWを通るからである。
さらに好ましい実施形態において、前記別のネットワーク要素は、モバイルノードのトラフィックのブレイクアウトを可能にするSGW(Serving Gateway)もしくは他のいずれかのゲートウェイまたはルータであってもよい。これにより、ブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの非常に確実な課金が可能である。というのは、このようなトラフィックは、前記SGWもしくはゲートウェイまたはルータを通るからである。
さらに別の好ましい実施形態において、前記別のネットワーク要素は、eNodeB(Evolved NodeB)であってもよい。トラフィックのブレイクアウトは、このようなeNodeBからも可能である。したがって、D−CEMFは、確実な課金のために、このようなeNodeBに配置されてもよい。この場合、D−CEMFは、別のD−CEMFと通信してもよく、当該別のD−CEMFは、SGWに配置されてもよい。その場合、eNodeBで監視された課金可能イベントに関する情報は、eNodeBのD−CEMFからSGWのeNodeBに、さらに課金ファンクションに報告される。
ブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの非常に確実で容易な課金を実現するため、報告される情報は、監視された課金可能イベント、セッションまたはトラフィックのデータ量および/またはセッション開始/終了および/またはハンドオーバーイベントを含んでもよい。
個々の状況に応じて、情報の報告は、既存のインタフェースを通じて実行されても、新たに提供されるインタフェースを通じて実行されてもよい。既存のインタフェースを使用する場合、本発明の方法を実現するために、追加的なネットワーク要素を提供する必要はない。
非常に簡便で容易な課金手続きを実現するため、ローカライズされたトラフィック経路の設定またはトラフィックブレイクアウトの設定が前記別のネットワーク要素に存在するときには必ず、課金ファンクションは、前記別のネットワーク要素におけるD−CEMFに課金可能イベントの監視を委任してもよい。さらに好ましい実施形態において、ローカライズされたトラフィック経路の設定またはトラフィックブレイクアウトの設定が他のネットワーク要素で生じた場合、前記別のネットワーク要素は、当該他のネットワーク要素にD−CEMFを委任してもよい。このように、相異なる別のネットワーク要素間で階層構造を実現してもよい。
別のネットワーク要素の階層構造の場合、他のネットワーク要素のD−CEMFは、監視された課金可能イベントに関する情報を前記別のネットワーク要素に報告してもよく、前記別のネットワーク要素は、この情報を課金ファンクションに報告してもよい。これにより、課金ファンクションへ情報を切れ目なく報告および転送することが可能である。
非常に高度で簡便な課金手続きに関して、課金ファンクションは、イベントがそのサブファンクションから報告されたか、それとも前記少なくとも1つの別のネットワーク要素上のD−CEMFから報告されたか、それとも他のネットワーク要素のD−CEMFから報告されたかを区別することが可能であってもよい。
オンライン課金の場合、課金ファンクションは、課金データを報告するために、オンライン課金システムへ、または、料金請求ドメインへの既存のインタフェースを使用してもよい。オフライン課金の場合、課金ファンクションは、課金データを報告するために、CDF(Charging Data Function)へ、または、料金請求ドメインへの既存のインタフェースを使用してもよい。いずれの場合も、トラフィックの非常に確実で容易な課金が可能である。
本発明の実施形態は、ブレイクアウトトラフィックの課金のための分散課金アーキテクチャを実現するために、特定の課金関連ファンクション(3GPP課金アーキテクチャを参照アーキテクチャとして)をサブコンポーネントに機能的に分割し、いくつかのサブコンポーネントの複製および分散配置を行うことを含んでもよい。従来のアーキテクチャにおける最低レベルの課金ファンクションである課金トリガファンクション(CTF)をサブファンクションに分割してもよい。その場合、課金可能イベント(例えば、データ量、セッション開始/終了等)を監視するための関連サブファンクションが複製され、ブレイクアウトトラフィックが通る異なるネットワークコンポーネントに配置されてもよい。3GPPでは、これはSGWもしくは他のいずれかのゲートウェイまたはルータであってもよい。これにより、モバイルノードのトラフィックのブレイクアウトが可能となる。SGW上の複製されたサブファンクションは「委任された課金可能イベント監視ファンクション(D−CEMF)」と呼ばれ、測定されたデータ量を元のCTFに報告してもよい。元のCTFは、依然としてPDN GWに存在してもよい。これにより、課金アーキテクチャと外部課金システムとの間の既存のインタフェースを維持することが可能となる。課金ファンクションの最小限のセットのみがPDN GWおよびSGW上に複製されるので、通常のトラフィックおよびブレイクアウトトラフィックに対して、PDN GW上およびSGW上で計測が実行可能である。外部料金請求ドメインへの課金記録の報告は、依然としてPDN GW内の元のCTFおよび関連する追加課金ファンクションによって実行されてもよい。さらに、eNodeBのような、アクセスネットワークにさらに近いネットワーク要素への委任を実行することが可能である。その場合、この複製されたファンクションは、SGWへ階層的に報告をしてもよい。そして、SGWは、PDN GWに報告を返してもよい。
本発明において、主要な状態は依然として元の課金ファンクションに維持されてもよい。必要なファンクションの最小限のセットのみが複製され、D−CEMFファンクションに分散配置されてもよい。
既存のインタフェースが使用可能であるため、ブレイクアウトゲートウェイ/ルータから料金請求ドメインへの新たなインタフェースは不要である。したがって、ローミングの場合のセキュリティの問題はなくなる。
本発明の好ましい実施形態の重要な特徴は、以下のように要約することができる。
1.本発明は、CTF上にイベント監視ファンクションを複製する方法ということができる。このファンクションは、CTFから分離されたD−CEMFというファンクションである。
2.D−CEMFは、CTFとは異なる物理ネットワーク要素に分散配置される。
3.D−CEMFの分散配置は、例えば、SGWまたはeNodeBに対して実行可能である。
4.課金の主要な状態はCTFに保持される。
5.監視関連状態は、CTF上およびD−CEMF上の両方の監視サブファンクションで確立され維持される。
6.D−CEMFは、ブレイクアウトトラフィック/ローカライズされたトラフィックが通るネットワークエンティティに配置されることが可能である。
7.D−CEMFは、階層的に、アクセスおよび報告イベントにより近いネットワーク要素にさらに委任されることが可能である。
8.D−CEMFは、CTFからの委任によりブレイクアウトトラフィックを監視する。
9.D−CEMFで監視されたイベントはCTFに報告される。
10.CTFは、報告されたイベントが、ローカルな監視サブファンクションから報告されたかリモートのD−CEMFから報告されたかにかかわらず、報告されたイベントを同じように処理してもよい。
11.CTFは、イベントがローカルな監視ファンクションから報告されたか、それともリモートのD−CEMFから報告されたかを区別することが可能であってもよい。
12.CTFは、報告されたイベントが、CTFのローカルな監視ファンクションから来たか、それともリモートのD−CEMFから来たかに応じて、報告されたイベントを別様に扱ってもよい。
13.CTFは、従来の標準に従って、報告されたイベントを処理し、料金請求システムへの外部インタフェースを使用してもよい。
14.オンライン課金のため、CTFは、オンライン課金システムへの既存のインタフェースを使用してもよい。
15.オフライン課金のため、CTFは、CDFへの既存のインタフェースを使用してもよい。
本発明によれば、追加的なインタフェースや機能エンティティを追加することを必要とせずに、ブレイクアウトトラフィックの確実な課金が可能となる。
本発明を好ましい態様で実施するにはいくつもの可能性がある。このためには、一方で請求項1に従属する諸請求項を参照しつつ、他方で図面により例示された本発明の好ましい実施形態についての以下の説明を参照されたい。図面を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する際には、本発明の教示による好ましい実施形態一般およびその変形例について説明する。
オンラインおよびオフライン課金のための課金アーキテクチャモデルの模式図である。 PDN GWで課金可能イベントを監視するための3GPP課金アーキテクチャを例示する図である。 ローミングの場合におけるPDNゲートウェイでのIPフロー監視およびSGWでのベアラ監視を示す図である。 トラフィックオフロードおよびローカライズされたルーティングの状況に対してデータフローの課金を実行するための現在の課金アーキテクチャに伴う問題を示す模式図である。 D−CEMFとCTFとの間の相互作用を用いた、本発明によるモバイルネットワークの運用方法の第1実施形態を例示する図である。 本発明によるさまざまな課金機能の配備の模式図である。 本発明による階層的アプローチを用いて分散配置されたさまざまなファンクションの配備の模式図である。
本発明の好ましい実施形態によれば、ブレイクアウトトラフィックの課金のための分散課金アーキテクチャを実現するために、課金トリガファンクションをサブファンクションに機能的に分割し、サブファンクションの複製および分散配置が実現される。これを図5に示す。データパケット測定およびトラフィックデータの収集のための最低レベルの課金ファンクションである課金トリガファンクション(CTF)がサブファンクションに分割される。そして、IPフローレベルで課金可能イベントを監視するための関連サブファンクションが複製され、SGWもしくは他のいずれかのゲートウェイまたはルータに配置される。これにより、モバイルノードのトラフィックのブレイクアウトが可能となる。例えばSGWに配置されることが可能な新たな外部サポートファンクションは「委任された課金可能イベント監視ファンクション(D−CEMF)」と呼ばれ、イベントを「CTF」に報告する。このCTFは、依然としてPDN GWにある。この(マスタ)CTFは元のCTFであり、D−CEMFアダプタのようなリモートのD−CEMFと相互作用するための追加機能を実現する。仮想的には、CTFのローカルな課金可能イベント監視ファンクション(マスタ)と、D−CEMFにおけるリモートの課金可能イベント監視ファンクションは、CTFの残りのファンクションにとって、単一の監視ファンクションのように見えるかもしれない。しかし、報告されたイベントにより、CTFは、ローカルに報告されたイベントとリモートから報告されたイベントとを区別することが可能であってもよい。
本発明の重要な特性として、IPフローに対する課金可能イベントの監視は、一度に同じイベントに対して、CTFおよびD−CEMFで実行可能である。これは、課金ファンクションの状態における変更および更新なしで、ブレイクアウトトラフィック、ローカライズされたトラフィック、あるいはPDNゲートウェイ経由のトラフィックの間での経路の動的変更をサポートする。また、本発明が提案する拡張によれば、ネットワークプロバイダのポリシーと衝突する可能性のある追加的なインタフェースを導入することを必要とせずに、課金アーキテクチャと外部課金システムとの間の既存のインタフェースを維持することが可能となる。本発明が提案する拡張は、在圏事業者ネットワーク内のSGWとホームプロバイダネットワークに関連するOCSとの間等に新たなインタフェースは不要である。課金ファンクションの最小限のセットのみがPDN GWおよびSGW上に複製されるので、通常のトラフィックおよびブレイクアウトトラフィックに対して、IPフローレベルに基づく課金可能イベントの監視が、PDN GW上およびSGW上で実行可能である。OCSおよびCDFのような外部課金コンポーネントへの課金情報の報告は、依然としてCTFによって実行される。CTFは、本明細書に記載の例においては、PDN GWに配置される。
可能な配備の例を図6に示す。ローカライズされた経路の設定またはブレイクアウトトラフィックの設定がSGWに存在するときには必ず、与えられたフローに対して、PDN GWにおけるCTFは、(SGWにおける)D−CEMFに課金可能イベントの監視を委任する。これ以降は、D−CEMFが、監視されたイベントをPDN GWにおけるCTFに報告する。そして、このイベントは、オフライン課金のためにCDFへ、またはオンライン課金のためにOCSへ送信されることが可能である。
図7は、トラフィックブレイクアウトが起こる他のネットワークエンティティにD−CEMFがさらに委任される場合を示している。この動作モードでは、SGWは、課金可能イベントの計測を、インターネットトラフィックがブレイクアウトされるeNodeBにさらに委任する。これ以降は、計測報告はSGWへ送信される。そして、SGWはその報告を、PDN GWにおけるメインCTFへ転送する。
上記の説明および添付図面の記載に基づいて、当業者は本発明の多くの変形例および他の実施形態に想到し得るであろう。したがって、本発明は、開示した具体的実施形態に限定されるものではなく、変形例および他の実施形態も、添付の特許請求の範囲内に含まれるものと解すべきである。本明細書では特定の用語を用いているが、それらは総称的・説明的意味でのみ用いられており、限定を目的としたものではない。

Claims (16)

  1. モバイルネットワークの運用方法、特に、モバイルネットワークにおけるトラフィックに課金する方法において、モバイルノードとの間のトラフィックに関する課金可能イベントの監視が、課金データを収集する課金ファンクションによって実行され、
    課金ファンクションのサブファンクションとして、データフローレベルまたはIP(Internet Protocol)フローレベルで課金可能イベントを監視するサブファンクションが、少なくとも1つの別のネットワーク要素に追加サブファンクションD−CEMF(Delegated Chargeable Event Monitoring Function)として追加的に配置され、前記別のネットワーク要素は、課金ファンクションとは異なり、モバイルノードのブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの通過を保証し、課金ファンクションおよび前記別のネットワーク要素はそれぞれこのようなサブファンクションを有し、追加サブファンクションD−CEMFは、監視された課金可能イベントに関する情報を課金ファンクションに報告することを特徴とする、モバイルネットワークの運用方法。
  2. 課金ファンクションが、CTF(Charging Trigger Function)であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 課金ファンクションが、D−CEMFと協調する機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 協調が、D−CEMFでのコンフィグレーションを設定および削除すること、および/または、監視された課金可能イベントに関する報告された情報を受信することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 課金ファンクションが、ネットワークのPDN GW(Packet Data Network Gateway)に配置されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記別のネットワーク要素が、モバイルノードのトラフィックのブレイクアウトを可能にするSGW(Serving Gateway)もしくは他のいずれかのゲートウェイまたはルータであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記別のネットワーク要素が、eNodeB(evolved NodeB)であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 報告される情報が、監視された課金可能イベント、セッションまたはトラフィックのデータ量および/またはセッション開始/終了および/またはハンドオーバーイベントを含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 情報の報告が、既存のインタフェースを通じて、または、新たに提供されるインタフェースを通じて実行されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. ローカライズされたトラフィック経路の設定またはトラフィックブレイクアウトの設定が前記別のネットワーク要素に存在するときには必ず、課金ファンクションが、該ネットワーク要素におけるD−CEMFに課金可能イベントの監視を委任することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. ローカライズされたトラフィック経路の設定またはトラフィックブレイクアウトの設定が他のネットワーク要素で生じた場合、前記別のネットワーク要素が、該他のネットワーク要素にD−CEMFを委任することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 他のネットワーク要素のD−CEMFが、監視された課金可能イベントに関する情報を前記別のネットワーク要素に報告し、前記別のネットワーク要素が、この情報を課金ファンクションに報告することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 課金ファンクションは、イベントがそのサブファンクションから報告されたか、それとも前記少なくとも1つの別のネットワーク要素上のD−CEMFから報告されたか、それとも他のネットワーク要素のD−CEMFから報告されたかを区別することができることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 課金ファンクションが、オンライン課金の場合に課金データを報告するために、オンライン課金システムへ、または、料金請求ドメインへの既存のインタフェースを使用することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 課金ファンクションが、オフライン課金の場合に課金データを報告するために、CDF(Charging Data Function)へ、または、料金請求ドメインへの既存のインタフェースを使用することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法。
  16. モバイルネットワーク、好ましくは請求項1ないし15のいずれか1項に記載のモバイルネットワークの運用方法、特に、モバイルネットワークにおけるトラフィックに課金する方法を実行するモバイルネットワークにおいて、該モバイルネットワークは課金ファンクションを備え、モバイルノードとの間のトラフィックに関する課金可能イベントの監視が、課金データを収集する課金ファンクションによって実行され、
    課金ファンクションのサブファンクションとして、データフローレベルまたはIP(Internet Protocol)フローレベルで課金可能イベントを監視するサブファンクションが、少なくとも1つの別のネットワーク要素に追加サブファンクションD−CEMF(Delegated Chargeable Event Monitoring Function)として追加的に配置され、前記別のネットワーク要素は、課金ファンクションとは異なり、モバイルノードのブレイクアウトトラフィックおよび/またはローカライズされたトラフィックの通過を保証し、課金ファンクションおよび前記別のネットワーク要素はそれぞれこのようなサブファンクションを有し、追加サブファンクションD−CEMFは、監視された課金可能イベントに関する情報を課金ファンクションに報告する手段を有することを特徴とするモバイルネットワーク。
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