JP2013513181A - 量子カルノー図 - Google Patents

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Abstract

量子回路を複数のサブ回路に分解することを通して、量子カルノー図を決定するための技法と、量子カルノー図を決定するように構成されたコンピューティングデバイスが提供される。また、量子カルノー図に対応する可能な量子回路の中で最小数のゲートを含む量子回路を獲得するための技法と、獲得するように構成されたコンピューティングデバイスも提供される。

Description

本発明は、カルノー図に関し、より詳細には、本発明は、量子カルノー図に関する。
量子情報科学は、物理学の量子効果に依存する情報科学に関係する。量子情報科学は、計算モデルにおける理論的問題のほかに、量子情報で何が行え、何が行えないかを含む、量子物理学におけるより実験的なトピックも含む。そのような量子情報科学では、量子ビットおよび量子回路の様々な物理的実施に大きな努力が払われてきた。
量子回路は、量子計算のためのモデルであり、量子計算では、計算は、nビットレジスタの量子力学的類似物における一連の可逆的な変換である。カルノー図は、論理設計のための効率的な方法として使用されてきた。しかし、古典ブール代数によるヒルベルト空間における量子状態展開(quantum state evolution)の表現は、あまり簡単ではなく、したがって、万能量子回路の効率的な設計は、一般的なカルノー図を用いた場合、容易化されないことがある。
一実施形態では、量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成されたコンピューティングデバイスが提供される。コンピューティングデバイスは、量子回路を複数のサブ回路に分解するように構成された分解器と、各サブ回路の可能な入力を受け取り、受け取った可能な入力に応答して各サブ回路の対応する出力を決定して、各サブ回路の入力/出力関係を獲得するように構成された第1の論理ユニットと、各サブ回路の入力/出力関係に基づいて、各サブ回路に対応するサブ量子カルノー図を構成するように構成された第2の論理ユニットと、各サブ量子カルノー図の同じ位置にあるエントリの積を獲得して、量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成された第3の論理ユニットとを含む。
複数のサブ回路の各々は、1キュービットゲートと、C−NOTゲートとを含むことができる。
別の実施形態では、量子回路を設計するように構成されたコンピューティングデバイスが提供される。コンピューティングデバイスは、量子カルノー図における恒等(I)エントリ(identity (I) entries)以外のエントリを1つまたは複数の長方形グループにグループ化し、複数組の長方形グループを決定するように構成された第1のモジュールと、複数組の長方形グループに基づいて、量子カルノー図に対応する複数の量子回路を決定するように構成された第2のモジュールと、複数の量子回路の各々のために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの数を決定するように構成された第3のモジュールと、複数の量子回路の中で最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを有する量子回路を選択するように構成された選択器とを含む。長方形グループの各々は、近隣エントリから成り、各長方形グループの近隣エントリの数は、2(nは0以上の整数)である。
第1のモジュールは、量子カルノー図の制御キュービットの各シーケンスに対して、複数組の長方形グループを決定するようにさらに構成することができる。
1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数は、以下の式に基づいて決定することができる。
Figure 2013513181
ここで、mは、制御キュービットの数であり、Q(m/2)は、m/2の商であり、R(m/2)は、m/2の余りであり、Nは、1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数である。
コンピューティングデバイスは、フォームファクタの小さいポータブル電子デバイスまたはパーソナルコンピュータの一部として実施することができる。
また別の実施形態では、コンピューティングデバイス上で実施される量子回路を設計するための方法が提供される。方法は、量子カルノー図における恒等(I)エントリ以外のエントリを受け取って、1つまたは複数の長方形グループにグループ化し、複数組の長方形グループを決定すること、複数組の長方形グループに基づいて、量子カルノー図に対応する複数の量子回路を決定すること、複数の量子回路の各々のために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの数を決定すること、および複数の量子回路の中で最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを有する量子回路を選択することを含む。各長方形グループは、近隣エントリから成り、各長方形グループの近隣エントリの数は、2(nは0以上の整数)である。
複数組の長方形グループは、量子カルノー図の制御キュービットの各シーケンスに対して決定することができる。
1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数は、以下の式に基づいて決定することができる。
Figure 2013513181
ここで、mは、制御キュービットの数であり、Q(m/2)は、m/2の商であり、R(m/2)は、m/2の余りであり、Nは、ゲートの最小数である。
また別の実施形態では、コンピュータ可読命令を含む記憶媒体デバイスが提供される。コンピュータ可読命令は、コンピューティングデバイス上で実行された場合、コンピューティングデバイスに上述の方法を実行させる。
量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成されたコンピューティングデバイスの例示的な一実施形態のうちの選択されたコンポーネントの概略図である。 図1に示されたコンピューティングデバイスによる、1つの例示的な量子回路の処理の例示的な一実施形態の概略図である。 量子カルノー図に基づいて量子回路を設計するように構成されたコンピューティングデバイスの例示的な一実施形態のうちの選択されたコンポーネントの概略図である。 図3に示された量子カルノー図の例の概略図である。 (X)ゲートと、それが分解された構造との概略図である。 (X)ゲートと、それが分解された構造との概略図である。 図3のコンピューティングデバイスを使用してC(X)ゲートの場合の量子回路を構成するために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数を示すグラフである。 本開示に従って構成された例示的なコンピューティングデバイスを示すブロック図である。
以下の詳細な説明では、詳細な説明の一部を形成する添付の図面を参照する。図面では、同様の記号は一般に、同様の構成要素を識別するが、前後の脈絡から別の指示がなされる場合はこの限りではない。詳細な説明、図面、および特許請求の範囲において説明される例示的な実施形態は、限定的であることは意図されていない。本明細書で提示される主題の主旨または範囲から逸脱することなく、他の実施形態も利用することができ、他の変更も行うことができる。一般的なものとして本明細書で説明され、図に示された本開示の態様は、多種多様な異なる構成を取るように配置し、置き換え、組み合わせ、分離し、および設計することができ、本明細書ではそれらのすべてが明示的に企図されていることは容易に理解されよう。
一実施形態では、量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成されたコンピューティングデバイスが提供される。コンピューティングデバイスは、量子回路を複数のサブ回路に分解するように構成された分解器と、各サブ回路の可能な入力を受け取り、受け取った可能な入力に応答して各サブ回路の対応する出力を決定して、各サブ回路の入力/出力関係を獲得するように構成された第1の論理ユニットと、各サブ回路の入力/出力関係に基づいて、各サブ回路に対応するサブ量子カルノー図を構成するように構成された第2の論理ユニットと、各サブ量子カルノー図の同じ位置にあるエントリの積を獲得して、量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成された第3の論理ユニットとを含む。
複数のサブ回路の各々は、1キュービットゲートと、C−NOTゲートとを含むことができる。
別の実施形態では、量子回路を設計するように構成されたコンピューティングデバイスが提供される。コンピューティングデバイスは、量子カルノー図における恒等(I)エントリ以外のエントリを1つまたは複数の長方形グループにグループ化し、複数組の長方形グループを決定するように構成された第1のモジュールと、複数組の長方形グループに基づいて、量子カルノー図に対応する複数の量子回路を決定するように構成された第2のモジュールと、複数の量子回路の各々のために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの数を決定するように構成された第3のモジュールと、複数の量子回路の中で最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを有する量子回路を選択するように構成された選択器とを含む。長方形グループの各々は、近隣エントリから成り、各長方形グループの近隣エントリの数は、2(nは0以上の整数)である。
第1のモジュールは、量子カルノー図の制御キュービットの各シーケンスに対して、複数組の長方形グループを決定するようにさらに構成することができる。
1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数は、以下の式に基づいて決定することができる。
Figure 2013513181
ここで、mは、制御キュービットの数であり、Q(m/2)は、m/2の商であり、R(m/2)は、m/2の余りであり、Nは、1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数である。
コンピューティングデバイスは、フォームファクタの小さいポータブル電子デバイスまたはパーソナルコンピュータの一部として実施することができる。
また別の実施形態では、コンピューティングデバイス上で実施される量子回路を設計するための方法が提供される。方法は、量子カルノー図における恒等(I)エントリ以外のエントリを受け取って、1つまたは複数の長方形グループにグループ化し、複数組の長方形グループを決定すること、複数組の長方形グループに基づいて、量子カルノー図に対応する複数の量子回路を決定すること、複数の量子回路の各々のために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの数を決定すること、および複数の量子回路の中で最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを有する量子回路を選択することを含む。各長方形グループは、近隣エントリから成り、各長方形グループの近隣エントリの数は、2(nは0以上の整数)である。
複数組の長方形グループは、量子カルノー図の制御キュービットの各シーケンスに対して決定することができる。
1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数は、以下の式に基づいて決定することができる。
Figure 2013513181
ここで、mは、制御キュービットの数であり、Q(m/2)は、m/2の商であり、R(m/2)は、m/2の余りであり、Nは、ゲートの最小数である。
また別の実施形態では、コンピュータ可読命令を含む記憶媒体デバイスが提供される。コンピュータ可読命令は、コンピューティングデバイス上で実行された場合、コンピューティングデバイスに上述の方法を実行させる。
図1は、量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成されたコンピューティングデバイス100の例示的な一実施形態のうちの選択されたコンポーネントの概略図を示している。示されるように、コンピューティングデバイス100は、分解器110と、第1の論理ユニット120と、第2の論理ユニット130と、第3の論理ユニット140とを含む。動作中、分解器110は、量子回路150を入力として受け取る。本明細書で使用される場合、量子回路150は、ヒルベルト空間における回路の量子状態展開の表現のこととすることができる。例えば、量子回路150は、量子ビットのすべての2進状態の線形重ね合わせである、ヒルベルト空間状態におけるベクトルによって表すことができる。量子回路150は、図2に関連して、以下でさらに説明される。分解器110は、受け取った量子回路150を複数のサブ回路150−1から150−nに分解する。例を挙げると、量子回路150は、各サブ回路150−1から150−nが、少なくとも1つのユニタリ論理演算子(U)を含むように、分解することができる。各サブ回路150−1から150−nの可能な入力値が、第1の論理ユニット120に入力される。第1の論理ユニット120は、各サブ回路150−1から150−nの可能な入力値に応答して、各サブ回路150−1から150−nの対応する出力値を決定して、各サブ回路150−1から150−nの入力/出力関係を獲得する。本明細書で使用される場合、「入力/出力関係」という用語は、各サブ回路150−1から150−nの可能な入力値と各サブ回路150−1から150−nの出力値の対応する関係を意味する。例を挙げると、入力/出力関係は、マッチング表(例えば、以下の表1および表2)によって表現される。例を挙げると、第1の論理ユニット120は、第1のサブ回路150−1の論理構造に基づいて、第1のサブ回路150−1の可能な入力値に対応する出力値を決定することによって、第1のサブ回路150−1の入力/出力関係を獲得することができる。残りのサブ回路150−2から150−nに対して第1の論理ユニット120の上記の操作を繰り返すことによって、サブ回路150−1から150−nの入力/出力関係を決定することができる。
第2の論理ユニット130は、各サブ回路の入力/出力関係を入力として受け取り、各サブ回路の入力/出力関係に基づいて、各サブ回路150−1から150−nに対応するサブ量子カルノー図を構成する。例を挙げると、2つの制御キュービット、すなわち、第1の制御キュービットと第2の制御キュービットを有するサブ回路が、サブ回路の入力値が「|1>」である場合は、値「A」を出力し、それ以外の場合は、値「B」を出力すると仮定すると、サブ回路に対応する以下のようなサブ量子カルノー図を獲得することができる。
Figure 2013513181
第3の論理ユニット140は、第2の論理ユニット130によって構成された複数(n)のサブ量子カルノー図を入力として受け取り、複数(n)のサブ量子カルノー図の同じ位置にあるエントリの積を取って、量子回路150に対応する量子カルノー図160を生成する。具体的には、第3の論理ユニット140は、各サブ量子カルノー図の第1行、第1列にあるエントリの積を取って、量子カルノー図160の第1行、第1列のエントリを獲得する。同様に、第3の論理ユニット140は、各サブ量子カルノー図の第i行、第j列にあるエントリの積を取って、量子カルノー図160の第i行、第j列のエントリを獲得する。
図2は、図1に示されたコンピューティングデバイス100による、1つの例示的な量子回路210の処理の例示的な一実施形態の概略図を示している。例示的な例では、量子回路210は、2つの制御キュービット「|C1>」および「|C2>」と、1つのターゲットキュービット「|T>」とを有する、3キュービット量子回路である。量子回路210は、2つのユニタリ演算子(「U」)と、2つの排他的OR演算子(「
Figure 2013513181

」)とを含む。量子回路210の左側の第1のユニタリ演算子210−1は、|C1>が|1>である場合に、オンになり、量子回路210の右側の第2のユニタリ演算子210−2は、|C1>が|1>かつ|C2>が|0>、または|C1>が|0>かつ|C2>が|1>である場合に、オンになる。第1のユニタリ演算子および第2のユニタリ演算子がオフになった場合、それらは、恒等演算子(「I」)として動作する。したがって、ターゲットキュービット|Tout>は、|C1>および|C2>が|0>である場合は、Iを、|C1>が|0>かつ|C2>が|1>、または|C1>が|1>かつ|C2>が|1>である場合は、Uを、|C1>が|1>かつ|C2>が|0>である場合は、U2を表すことが理解される。ここで、|Tin>は、ターゲットキュービットの任意の入力値とすることができる。
図2に示されるように、3キュービット量子回路210は、(図1に示された)分解器110によって、2つのサブ量子回路G(U)およびH(U)に分解することができる。図2では、H(U)は、第1のユニタリ演算子(U)を含む、第1のサブ量子回路であり、G(U)は、第2のユニタリ演算子(U)と2つの排他的OR演算子(
Figure 2013513181

)を含む、第2のサブ量子回路である。図2は、第1および第2のサブ量子回路H(U)およびG(U)を有する、3キュービット量子回路210を示しているが、量子回路の構成は、3キュービット量子回路210に限定されない。さらに、3キュービット量子回路210の分解は、例示的な例に限定されない。例えば、3キュービット量子回路210は、各々が1つのユニタリ演算子(U)と1つの排他的OR演算子(
Figure 2013513181

)を含む、第1および第2のサブ量子回路に分解することができる。
第1の論理ユニット120は、G(U)およびH(U)の可能な入力を処理し、2つのサブ量子回路G(U)およびH(U)の出力を決定して、各サブ量子回路G(U)およびH(U)の入力/出力関係を獲得する。例えば、第1のサブ量子回路H(U)は、|C1>が|1>である場合に、ユニタリ演算子Uを実行する。それ以外の場合は、第1のサブ量子回路H(U)は、恒等演算子Iを実行する。第2のサブ量子回路G(U)は、2つの入力の一方が|1>である場合に、ユニタリ演算子Uを実行する。それ以外の場合は、第2のサブ量子回路G(U)は、恒等演算子Iを実行する。結果として、第1および第2のサブ量子回路H(U)およびG(U)は、以下の入力/出力関係を有する。
表1
[表1]
[表]
Figure 2013513181

表1. G(U)の入力/出力関係
表2
[表2]
[表]
Figure 2013513181

表2. H(U)の入力/出力関係
第2の論理ユニット130は、上記の表1および表2に示されるようなG(U)およびH(U)の入力/出力関係に基づいて、サブ量子回路G(U)およびH(U)についてのサブ量子カルノー図220および230を構成する。ここで、
Figure 2013513181

における「〜」表記は、C2の拡張キュービットバージョンを表す。例えば、
Figure 2013513181
ここで、IおよびOは、それぞれ、2次元ヒルベルト空間における恒等行列および零行列を表す。「〜」表記を使用することによって、量子回路を、以下に示すようなカルノー図の簡略化バージョンで表現することができる。
Figure 2013513181
第3の論理ユニット140は、サブ量子カルノー図220および230の間で演算
Figure 2013513181

を実行して、量子カルノー図240を生成する。ここで、「
Figure 2013513181

」演算は、
Figure 2013513181

の量子カルノー図240の第i行、第j列におけるエントリが、それぞれサブ量子カルノー図220および230の第i行、第j列のエントリ[G]ijと[H]ijの積から獲得されるように定義される。したがって、量子カルノー図240は、サブ量子カルノー図220および230の間の演算
Figure 2013513181

から生成することができる。例えば、量子カルノー図240の第1行、第1列におけるエントリは、サブ量子カルノー図220の第1行、第1列におけるエントリ「I」とサブ量子カルノー図230の第1行、第1列におけるエントリ「I」との積から獲得される。したがって、量子カルノー図240の第1行、第1列におけるエントリは、「I」(I×I=I=I)になる。量子カルノー図240の第1行、第2列における、第2行、第1列における、および第2行、第2列におけるエントリも、上で説明されたのと同様の方法で、獲得することができる。
したがって、量子回路210の量子カルノー図240は、「
Figure 2013513181

」演算と、簡略化されたサブ量子カルノー図とを使用して、容易に決定することができる。したがって、量子回路が、多くの複素回路要素を用いて構成されているとしても、量子回路をより単純なサブ回路に分解し、サブ回路のカルノー図を獲得し、サブ回路の獲得されたカルノー図において「
Figure 2013513181

」演算を実行することによって、量子回路に対応するカルノー図を効率的に獲得することができる。
図3は、量子カルノー図に基づいて量子回路を設計するように構成されたコンピューティングデバイスの例示的な一実施形態のうちの選択されたコンポーネントの概略図である。
図3を参照すると、コンピューティングデバイス300は、第1のモジュール310と、第2のモジュール320と、第3のモジュール330と、選択器340とを含む。第1のモジュール310は、量子カルノー図350を受け取り、量子カルノー図350における恒等(I)エントリ以外のエントリを、1つまたは複数の長方形グループにグループ化し、グループ化にあたっては、各長方形グループが、近隣エントリから成り、各長方形グループの近隣エントリの数が、2(nは0以上の整数)になるようにする。量子カルノー図350に対して、長方形グループの様々な組を決定することができる。加えて、長方形グループの組を決定する際、量子カルノー図350の制御キュービットの各シーケンスを使用することができる。例えば、量子カルノー図が2つの制御キュービットCおよびCを有すると仮定すると、長方形グループの様々な組は、1つのエントリから次のエントリに移るときに1ビットしか変化しない2個の2進数の順序付けである、グレイコードシーケンスをなす制御キュービットCおよびCを使用して、獲得することができる。例を挙げると、制御キュービットCおよびCのグレイコードシーケンスは、|00>、|01>、|11>、|10>とすることができる。グレイコードシーケンスに加えて、「|00>、|11>、|01>、|10>」、「|00>,|01>,|10>、|11>」、「|00>、|10>、|11>、|01>」、「|01>,|00>,|01>、|10>」、および「|01>、|11>、|01>、|10>」などの、他のシーケンスを使用することもできる。
第2のモジュール320は、第1のモジュール310から、決定された複数組の長方形グループを受け取り、長方形グループの組に基づいて、量子カルノー図350に対応する複数の量子回路を決定する。例えば、量子回路は、各長方形グループが依存するキュービットによって各キュービットゲートが制御される、長方形グループに対応するキュービットゲートを獲得し、各キュービットゲートをC−NOTゲートと1キュービットゲートとに分解することによって、決定することができる。C−NOTゲートおよび1キュービットゲートについての詳細は、後で説明される。
第3のモジュール330は、第2のモジュール320によって決定された複数の量子回路を受け取り、複数組の長方形グループに基づいて決定された各量子回路のために必要とされるC−NOTゲートおよび1キュービットゲートの数を決定する。選択器340は、第2のモジュール320からは、複数の量子回路を、第3のモジュール330からは、各量子回路のために必要とされるC−NOTゲートおよび1キュービットゲートの数を受け取り、第3のモジュール330において決定された、各量子回路のために必要とされるC−NOTゲートおよび1キュービットゲートの数に基づいて、最小数のC−NOTゲートおよび1キュービットゲートを必要とする量子回路360を選択する。その後、選択器340は、選択された量子回路(例えば、量子回路360)を出力する。
図4は、図3の量子カルノー図の例の概略図を示している。1つの例は、2つの制御キュービットC1および
Figure 2013513181

によって制御される量子回路に対応する、量子カルノー図410である。量子カルノー図410は、2つの長方形グループ411、412を含み、各長方形グループは、恒等(I)エントリ以外の「X」エントリを含む。量子カルノー図410は、長方形グループ411が、制御キュービット
Figure 2013513181

に関係なく、制御キュービットC1に依存し、長方形グループ412が、制御キュービットC1に関係なく、制御キュービット
Figure 2013513181

に依存することを示している。したがって、長方形グループ411、412に対応する量子ゲートは、それぞれ、制御キュービットC1によって制御される1キュービットゲートと、
Figure 2013513181

によって制御される1キュービットゲートである。
別の例は、3つの制御キュービットC1、C2、および
Figure 2013513181

によって制御される量子回路に対応する、量子カルノー図420である。量子カルノー図420は、2つの長方形グループ421、422を含み、各長方形グループは、恒等(I)エントリ以外の「X」エントリを含む。量子カルノー図420は、長方形グループ421が、制御キュービット
Figure 2013513181

に関係なく、制御キュービットC1およびC2に依存し、長方形グループ422が、制御キュービットC1に関係なく、制御キュービットC2および
Figure 2013513181

に依存することを示している。したがって、長方形グループ421、422に対応する量子ゲートは、それぞれ、制御キュービットC1およびC2によって制御される2キュービットゲートと、制御キュービットC2および
Figure 2013513181

によって制御される2キュービットゲートである。
さらなる例は、3つの制御キュービットC1、C2、および
Figure 2013513181

によって制御される量子回路に対応する、量子カルノー図430である。量子カルノー図430は、2つの長方形グループ431、432を含み、各長方形グループは、恒等(I)エントリ以外の「X」エントリを含む。量子カルノー図430は、長方形グループ431が、制御キュービットC1およびC2に依存し、長方形グループ432が、
Figure 2013513181

に依存することを示している。したがって、長方形グループ431に対応する量子ゲートは、制御キュービット
Figure 2013513181

に関係なく、制御キュービットC1およびC2によって制御される2キュービットゲートであり、長方形グループ432に対応する量子ゲートは、制御キュービットC1およびC2に関係なく、制御キュービット
Figure 2013513181

によって制御される1キュービットゲートである。
このようにして、演算子「X」のタイプと、各長方形グループのための制御キュービットの数を決定することができる。したがって、各長方形グループに対してm個の制御キュービットを有するC(X)を獲得することができる。ここで、mは、0以上の整数である。
図5aおよび図5bは、C(X)ゲートと、それが分解された構造との概略図を示している。図5aおよび図5bを参照すると、量子カルノー図の長方形グループから獲得された各ゲートは、量子計算における基本構成要素である、1キュービットゲートとC−NOTゲートとに分解できることが説明されている。図5aは、2キュービットC(X)ゲートの一例の分解された構造を表している。図5aにおけるC(X)ゲート510は、図5aにおけるC(X)ゲート510の1キュービットゲートH、S、T、
Figure 2013513181

で構成された構造を使用して、任意の精度でシミュレートすることができ、「?」演算を使用して、したがって、
Figure 2013513181

である量子回路を使用して表現することができ、C−NOTゲートは、排他的OR演算
Figure 2013513181

を表すことが分かっている。
図5(a)におけるC(X)ゲート510を分解した構造の第1のブロック520は、2つのHゲートと、2つのTゲートと、2つの
Figure 2013513181

ゲートと、Cによって制御される2つのC−NOTゲートと、Cによって制御される2つのC−NOTゲートとを含む。図5(a)におけるC(X)ゲート510を分解した構造の第2のブロック530は、1つのTゲートと、2つの
Figure 2013513181

ゲートと、1つのSゲートと、Cによって制御される2つのC−NOTゲートとを含む。加えて、第2のブロック530は、
Figure 2013513181

ゲート530−1を使用して表現することができ、ゲート530−1は、図5(b)に示されるように、CおよびCによって制御される「iI」ゲート530−2と等価である。したがって、図5(a)におけるC(X)ゲート510を分解した構造は、「?」演算を使用して表現することができ、したがって、1キュービットゲートおよびC−NOTゲートに対応する量子カルノー図は、以下のようになる、
Figure 2013513181

式(1)
式(1)において、
Figure 2013513181

および
Figure 2013513181

は、それぞれ、1キュービットゲート
Figure 2013513181

および
Figure 2013513181

の対応する量子カルノー図を表す。さらに、
Figure 2013513181

は、C−NOTゲートの対応する量子カルノー図を表し、添え字「C1」および「C2」は、それぞれ、制御キュービット|C1>および|C2>が状態|1>にあるときに、各1キュービットゲートの量子カルノー図
Figure 2013513181

におけるエントリがユニタリ演算子である場合を表す。
式(1)に基づいて、mキュービットC(X)ゲートは、「?」演算を使用して表現することができ、したがって、1キュービットゲートおよびC−NOTゲートに対応する量子カルノー図は、以下のようになる。
Figure 2013513181

式(2)
式(2)は、式(1)におけるC(X)の
Figure 2013513181

および
Figure 2013513181

を、それぞれ、
Figure 2013513181

および
Figure 2013513181

で置き換えることによって、導出することができる。加えて、j=m−i(j、m、およびjの各々は0以上)と仮定すると、
Figure 2013513181

および
Figure 2013513181

は、それぞれ、C(X)およびC(X)によって置き換えることができる。したがって、C(X)は、以下のようにも表現することができる。
Figure 2013513181

式(3)
(X)およびC(X)を使用してC(X)を獲得するための手順を、iおよびjが2になるまで、再帰的に実行することによって、C(X)を1キュービットゲートおよびC−NOTゲートに分解することができる。量子カルノー図350の長方形グループの各組に対して、式(1)、式(2)、および式(3)を使用して、量子カルノー図350に対応する複数の量子回路を決定することができる。
複数の量子回路が決定された後、各量子回路が含むゲートの数を第3のモジュール330でカウントすることができる。コンピュータシミュレーションは、C(X)ゲートを構成するために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数Nを、以下の式(4)によって表すことができることを示す。
Figure 2013513181

式(4)
式(4)では、Q(m/2)は、m/2の商であり、R(m/2)は、m/2の余りである。例えば、図5(a)に示されたC(X)を構成するために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの数は、式(4)に基づいて、16であると決定することができる。
図6は、図3のコンピューティングデバイス300を使用してC(X)ゲートの場合の量子回路を構成するために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの最小数を示すグラフを示している。図6では、棒グラフ(a)は、各キュービットシーケンスに基づいて、図3のコンピューティングデバイス300を使用して量子回路を構成するために必要とされるゲートの最小数を表し、棒グラフ(b)は、グレイコードシーケンスに基づいて、量子回路を構成するために必要とされるゲートの数を表している。図6は、図3のコンピューティングデバイス300を使用して設計された量子回路のゲートの数が、キュービット数mが増加するにつれて、グレイコードシーケンスに基づいて、量子カルノー図を使用して設計された量子回路のゲートの数よりも著しく少なくなることを示している。
上で説明したように、量子回路は、最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを用いて設計することができる。したがって、量子カルノー図が与えられた場合、最小数のゲートを有する量子回路は、量子カルノー図のエントリをグループ化し、グループ化結果に基づいて量子回路を決定し、最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを有する量子回路を選択することを通して、決定することができる。
図7は、本開示に従って量子カルノー図を処理するために構成された例示的なコンピューティングデバイス700を示すブロック図である。非常に基本的な構成702においては、コンピューティングデバイス700は一般に、1つまたは複数のプロセッサ704と、システムメモリ706とを含む。メモリバス708は、プロセッサ704とシステムメモリ706の間で通信するために使用することができる。
所望の構成に応じて、プロセッサ704は、マイクロプロセッサ(μP)、マイクロコントローラ(μC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、またはそれらの任意の組合せを含むが、それらに限定されない、任意のタイプを取ることができる。プロセッサ704は、レベル1キャッシュ710およびレベル2キャッシュ712などの1つまたは複数のレベルのキャッシングと、プロセッサコア714と、レジスタ716とを含むことができる。例示的なプロセッサコア714は、算術論理演算ユニット(ALU)、浮動小数点ユニット(FPU)、デジタル信号処理コア(DSPコア)、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。例示的なメモリコントローラ718も、プロセッサ704とともに使用することができ、またはいくつかの実施では、メモリコントローラ718は、プロセッサ704の内部部品とすることができる。
所望の構成に応じて、システムメモリ706は、(RAMなどの)揮発性メモリ、(ROM、フラッシュメモリなどの)不揮発性メモリ、またはそれらの任意の組合せを含むが、それらに限定されない、任意のタイプを取ることができる。システムメモリ706は、オペレーティングシステム720と、1つまたは複数のアプリケーション722と、プログラムデータ724とを含むことができる。アプリケーション722は、量子カルノー図を決定し、および/または量子カルノー図から量子回路を生成するように構成された、量子カルノー図処理プロセス726(例えば、図1の分解器110、第1の論理ユニット120、第2の論理ユニット130、および第3の論理ユニット140に関連して上で説明された量子カルノー図生成プロセス、ならびに/または図3の第1のモジュール310、第2のモジュール320、第3のモジュール330、および選択器340に関連して上で説明された量子回路設計プロセス)を含むことができる。プログラムデータ724は、本明細書で説明されたように、量子カルノー図を決定するのに、および/または量子カルノー図から量子回路を生成するのに役立ち得る量子データ728を含むことができる。いくつかの実施形態では、アプリケーション722は、量子回路に対応したカルノー図を効率的に獲得できるように、および/または量子回路を効率的に設計できるように、オペレーティングシステム720上でプログラムデータ724を用いて動作するように構成することができる。この説明された基本的な構成702は、図7においては、内側の点線内のそれらのコンポーネントによって示されている。
コンピューティングデバイス700は、追加の特徴または機能、ならびに基本的な構成702と任意の必要なデバイスおよびインタフェースの間の通信を円滑化するための追加のインタフェースを有することができる。例えば、バス/インタフェースコントローラ730は、ストレージインタフェースバス734を介する、基本的な構成702と1つまたは複数のデータ記憶装置732の間の通信を円滑化するために使用することができる。データ記憶装置732は、取外し式記憶装置736、非取外し式記憶装置738、またはそれらの組合せとすることができる。取外し式記憶装置および非取外し式記憶装置の例は、いくつかの名前を挙げると、フレキシブルディスクドライブおよびハードディスクドライブ(HDD)などの磁気ディスクデバイス、コンパクトディスク(CD)ドライブまたはデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブなどの光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブ(SSD)、ならびにテープドライブを含む。例示的なコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法または技術で実施された、揮発性および不揮発性の取外し式および非取外し式な媒体を含むことができる。
システムメモリ706、取外し式記憶装置736、および非取外し式記憶装置738は、コンピュータ記憶媒体の例である。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、もしくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、もしくは他の光記憶、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶、もしくは他の磁気記憶装置、または所望の情報を記憶するのに使用でき、コンピューティングデバイス700によってアクセスできる他の任意の媒体を含むが、それらに限定されない。そのようなコンピュータ記憶媒体はいずれも、コンピューティングデバイス700の一部とすることができる。
コンピューティングデバイス700は、バス/インタフェースコントローラ730を介する、様々なインタフェースデバイス(例えば、出力デバイス742、周辺インタフェース744、および通信デバイス746)から基本的な構成702への通信を円滑化するための、インタフェースバス740も含むことができる。例示的な出力デバイス742は、1つまたは複数のA/Vポート752を介してディスプレイまたはスピーカなどの様々な外部デバイスと通信するように構成できる、グラフィックス処理ユニット748およびオーディオ処理ユニット750を含む。例示的な周辺インタフェース744は、1つまたは複数のI/Oポート758を介して入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイスなど)または他の周辺デバイス(例えば、プリンタ、スキャナなど)などの外部デバイスと通信するように構成できる、シリアルインタフェースコントローラ754またはパラレルインタフェースコントローラ756を含む。例示的な通信デバイス746は、1つまたは複数の通信ポート764を介する、通信ネットワークを通じた、1つまたは複数の他のコンピューティングデバイス762とのネットワーク通信を円滑化するように構成できる、ネットワークコントローラ760を含む。
ネットワーク通信リンクは、通信媒体の一例とすることができる。通信媒体は、搬送波または他のトランスポートメカニズムなどの変調データ信号内のコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータによって一般に実施することができ、任意の情報配送媒体を含むことができる。「変調データ信号」は、情報を信号内に符号化するようにその特性の1つまたは複数が設定または変更された信号とすることができる。限定することなく、例を挙げると、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接配線接続などの有線媒体、ならびに音響、無線周波(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、および他の無線媒体などの無線媒体を含むことができる。コンピュータ可読媒体という用語は、本明細書で使用される場合、記憶媒体と通信媒体の両方を含むことができる。
コンピューティングデバイス700は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、パーソナルメディアプレーヤデバイス、ワイヤレスウェブウォッチデバイス、パーソナルヘッドセットデバイス、アプリケーション固有デバイス、または上記の機能のいずれかを含むハイブリッドデバイスなど、フォームファクタが小さいポータブル(またはモバイル)電子デバイスの一部として実施することができる。コンピューティングデバイス700は、ラップトップコンピュータ構成と非ラップトップコンピュータ構成の両方を含むパーソナルコンピュータとしても実施することができる。
コンピュータ可読命令を含む記憶媒体デバイスが提供される。コンピュータ可読命令は、コンピューティングデバイス700上で実行された場合、コンピューティングデバイス700に、本明細書で説明されたような、量子カルノー図を決定し、および/または量子カルノー図から量子回路を生成する方法を実行させる。
本開示は、様々な態様の例示として意図された、本出願で説明された特定の実施形態の観点から限定されるべきではない。当業者には明らかなように、本開示の主旨および範囲から逸脱することなく、多くの変更および変形を施すことができる。本明細書で列挙された方法および装置に加えて、本開示の範囲内にある機能的に等価な方法および装置も、上記の説明から当業者には明らかであろう。そのような変更および変形も、添付の特許請求の範囲内に包含されることが意図されている。本開示は、添付の特許請求の用語、ならびにそのような特許請求の範囲に妥当する均等物の全範囲によってのみ限定されるべきである。本開示は、当然のこととして様々であり得る、特定の方法、試薬、化合物、合成物、または生体系に限定されないことを理解されたい。本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、限定的であることは意図していないことも理解されたい。
本明細書における実質的にすべての複数形および/または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および/または用途に適切なように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に変換することができる。様々な単数形/複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本体部)において使用される用語は、全体を通じて「オープンな(open)」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう(例えば、用語「含む(including)」は、「含むがそれに限定されない(including but not limited to)」と解釈されるべきであり、用語「有する(having)」は、「少なくとも有する(having at least)」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むがそれに限定されない(includes but is not limited to)」と解釈されるべきである、など)。導入される請求項で具体的な数の記載が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも1つの(at least one)」および「1つまたは複数の(one or more)」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」および「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に1つのそのような記載を含む実施形態に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない(例えば、「a」および/または「an」は、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう(例えば、他の修飾語なしでの「2つの記載(two recitations)」の単なる記載は、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、BおよびC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(例えば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。「A、B、またはC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(例えば、「A、B、またはCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および/または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方(one of the terms)、当該用語のいずれか(either of the terms)、または両方の用語(both terms)を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、句「AまたはB」は、「A」または「B」あるいは「AおよびB」の可能性を含むことが理解されよう。
加えて、本開示の特徴または態様がマーカッシュグループに関して説明される場合、本開示が、それによって、マーカッシュグループの個々の要素またはマーカッシュグループの要素から成る部分群に関しても説明されていることが当業者には理解されよう。
当業者であれば理解されるように、文書による説明を提供することなどに関するありとあらゆる目的のため、本明細書で開示されたすべての範囲は、すべての範囲のありとあらゆる可能な部分範囲および部分範囲の組合せも包含する。いずれの列挙された範囲も、当該範囲を十分に説明しており、また当該範囲を少なくとも等分に2分割、3分割、4分割、5分割、10分割などすることが可能であることを容易に認識することができる。非限定的な一例として、本明細書で説明された各範囲は、下位3分の1、中間3分の1、および上位3分の1などに容易に分割することができる。やはり当業者であれば理解されるように、「最大で」、「少なくとも」などのすべての言葉は、挙げられた数を含み、上で説明されたように後で部分範囲に分割できる範囲に言及している。最後に、当業者であれば理解されるように、範囲は、各個別要素を含む。したがって、例えば、1つ〜3つのセルを有する群は、1つ、2つ、または3つのセルを有する群に言及している。同様に、1つ〜5つのセルを有する群は、1つ、2つ、3つ、4つ、または5つのセルを有する群に言及しており、その他についても同様である。
上記のことから、本開示の様々な実施形態は、本明細書では説明の目的で説明されたこと、本開示の範囲および主旨から逸脱することなく、様々な変更を施すことができることが理解されよう。したがって、本明細書で開示された様々な実施形態は、限定的であることは意図しておらず、真の範囲および主旨は、以下の特許請求の範囲によって示されている。

Claims (10)

  1. 量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成されたコンピューティングデバイスであって、
    量子回路を複数のサブ回路に分解するように構成された分解器と、
    各サブ回路の可能な入力を受け取り、前記受け取った可能な入力に応答して各サブ回路の対応する出力を決定して、各サブ回路の入力/出力関係を獲得するように構成された第1の論理ユニットと、
    各サブ回路の前記入力/出力関係に基づいて、各サブ回路に対応するサブ量子カルノー図を構成するように構成された第2の論理ユニットと、
    各サブ量子カルノー図の同じ位置にあるエントリの積を獲得して、前記量子回路に対応する量子カルノー図を決定するように構成された第3の論理ユニットと
    を含むコンピューティングデバイス。
  2. 前記複数のサブ回路の各々が、1キュービットゲートと、C−NOTゲートとを含む、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。
  3. 量子回路を設計するように構成されたコンピューティングデバイスであって、
    量子カルノー図における恒等(I)エントリ以外のエントリを1つまたは複数の長方形グループにグループ化し、複数組の長方形グループを決定するように構成された第1のモジュールであって、各長方形グループが、近隣エントリから成り、各長方形グループの前記近隣エントリの数が、2(nは0以上の整数)である、第1のモジュールと、
    前記複数組の長方形グループに基づいて、前記量子カルノー図に対応する複数の量子回路を決定するように構成された第2のモジュールと、
    前記複数の量子回路の各々のために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの数を決定するように構成された第3のモジュールと、
    前記複数の量子回路の中で最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを有する量子回路を選択するように構成された選択器と
    を含むコンピューティングデバイス。
  4. 前記第1のモジュールが、前記量子カルノー図の制御キュービットの各シーケンスに対して、前記複数組の長方形グループを決定するようにさらに構成される、請求項3に記載のコンピューティングデバイス。
  5. 1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの前記最小数が、以下の式に基づいて決定され、
    Figure 2013513181

    ここで、m(m≧0)は、制御キュービットの数であり、Q(m/2)は、m/2の商であり、R(m/2)は、m/2の余りであり、Nは、1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの前記最小数である、請求項4に記載のコンピューティングデバイス。
  6. コンピューティングデバイス上で実施される量子回路を設計するための方法であって、
    量子カルノー図における恒等(I)エントリ以外のエントリを受け取って、1つまたは複数の長方形グループにグループ化し、複数組の前記長方形グループを決定することであって、各長方形グループが、近隣エントリから成り、各長方形グループの前記近隣エントリの数が、2(nは0以上の整数)である、こと、
    前記複数組の長方形グループに基づいて、前記量子カルノー図に対応する複数の量子回路を決定すること、
    前記複数の量子回路の各々のために必要とされる1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの数を決定すること、および
    前記複数の量子回路の中で最小数の1キュービットゲートおよびC−NOTゲートを有する量子回路を選択すること
    を含む方法。
  7. 前記複数組の長方形グループが、前記量子カルノー図の制御キュービットの各シーケンスに対して決定される、請求項6に記載の方法。
  8. 1キュービットゲートおよびC−NOTゲートの前記最小数が、以下の式に基づいて、決定され、
    Figure 2013513181

    ここで、m(m≧0)は、制御キュービットの数であり、Q(m/2)は、m/2の商であり、R(m/2)は、m/2の余りであり、Nは、ゲートの前記最小数である、請求項7に記載の方法。
  9. コンピュータ可読命令を含む記憶媒体デバイスであって、前記コンピュータ可読命令は、コンピューティングデバイス上で実行された場合、前記コンピューティングデバイスに請求項6に記載の方法を実行させる、記憶媒体デバイス。
  10. 前記コンピューティングデバイスが、フォームファクタの小さいポータブル電子デバイスまたはパーソナルコンピュータの一部として実施される、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。
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